JP2015015543A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信チャネルのスキャン処理を実行するために通信端末とコントローラとの通信を停止することがなく、さらには通信チャネルの変更に要する時間を短時間に抑えることができる無線通信システムを提供する。【解決手段】通信端末2は、コントローラ1との通信が行われない空き時間に通信チャネルのそれぞれの受信品質を検出するスキャン部2bと、スキャン部2bの検出結果に基づいて、通信チャネルのそれぞれを通信に用いる可否を判断する判断部2cと、判断部2cの判断結果をコントローラ1に送信する通信部2aとを備える。コントローラ1は、通信端末2との間で無線信号の授受を行う通信部1aと、通信端末2から受信した判断部2cの判断結果を記憶する記憶部1bと、記憶部1bに記憶した判断部2cの判断結果に基づいて、通信端末2との通信に用いる1つの通信チャネルを複数の通信チャネルから選択するチャネル選択部1cとを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、コントローラと通信端末とが無線通信を行う無線通信システムに関するものである。
従来、コントローラと通信端末とが、複数の通信チャネルから択一的に選択したいずれか1つの通信チャネルを用いて互いに無線通信を行う無線通信システムがある。
そして、特許文献1に開示されている従来技術において、通信端末は、無線チャネルをスキャンし、チャネル状態を検出して、空きチャネルか使用チャネルかを認識する。そして、通信端末は、この認識結果をコントローラ(基地局)に送信して登録する。コントローラは、その登録情報に基づいて、通信チャネルの設定を通信端末に指示する。
特開2007−88940号公報
従来の無線通信システムでは、通信端末によるスキャン処理のタイミングが、通信端末とコントローラとの通信期間に一致すると、通信端末とコントローラとの通信を停止する必要があった。また、通信チャネルの変更時にスキャン処理を行うと、通信チャネルの変更に時間がかかりすぎるという問題もあった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、通信チャネルのスキャン処理を実行するために通信端末とコントローラとの通信を停止することがなく、さらには通信チャネルの変更に要する時間を短時間に抑えることができる無線通信システムを提供することにある。
本発明の無線通信システムは、コントローラと通信端末とが、複数の通信チャネルから択一的に選択したいずれか1つの通信チャネルを用いて互いに無線通信を行う無線通信システムにおいて、前記通信端末は、前記コントローラとの通信が行われない空き時間に前記通信チャネルのそれぞれの受信品質を検出する第1のスキャン部と、前記第1のスキャン部の検出結果に基づいて、前記通信チャネルのそれぞれを通信に用いる可否を判断する判断部と、前記コントローラとの間で無線信号の授受を行い、前記判断部の判断結果を前記コントローラに送信する第1の通信部とを備え、前記コントローラは、前記通信端末との間で無線信号の授受を行う第2の通信部と、前記通信端末から受信した前記判断部の判断結果を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶した前記判断部の判断結果に基づいて、前記通信端末との通信に用いる1つの前記通信チャネルを複数の前記通信チャネルから選択するチャネル選択部とを備えることを特徴とする。
本発明の無線通信システムは、コントローラと通信端末とが、複数の通信チャネルから択一的に選択したいずれか1つの通信チャネルを用いて互いに無線通信を行う無線通信システムにおいて、前記通信端末は、前記コントローラとの通信が行われない空き時間に前記通信チャネルのそれぞれの受信品質を検出する第1のスキャン部と、前記コントローラとの間で無線信号の授受を行い、前記第1のスキャン部の検出結果を前記コントローラに送信する第1の通信部とを備え、前記コントローラは、前記通信端末との間で無線信号の授受を行う第2の通信部と、前記通信端末から受信した前記第1のスキャン部の検出結果に基づいて、前記通信チャネルのそれぞれを通信に用いる可否を判断する判断部と、前記判断部の判断結果を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶した前記判断部の判断結果に基づいて、前記通信端末との通信に用いる1つの前記通信チャネルを複数の前記通信チャネルから選択するチャネル選択部とを備えることを特徴とする。
この発明において、前記コントローラは、前記通信チャネルのそれぞれの受信品質を検出する第2のスキャン部を備え、前記チャネル選択部は、前記第2のスキャン部の検出結果も併せて用いて、前記通信端末との通信に用いる1つの前記通信チャネルを複数の前記通信チャネルから選択することが好ましい。
この発明において、前記通信端末を複数備え、前記チャネル選択部は、複数の前記通信端末のそれぞれに対応して前記記憶部に記憶した前記判断部の判断結果に基づいて、複数の前記通信端末との通信に用いる1つの前記通信チャネルを複数の前記通信チャネルから選択することが好ましい。
この発明において、前記コントローラは、前記通信端末との通信状態を検知する検知部を備えて、前記第2の通信部は、前記検知部の検知結果に基づいて前記通信端末との通信状態が悪化したと判断した場合に、前記チャネル選択部が選択した1つの前記通信チャネルの情報を前記通信端末へ送信し、前記通信端末は、前記コントローラから受信した前記通信チャネルの情報に基づいて、前記コントローラとの通信に用いる前記通信チャネルを、前記チャネル選択部が選択した前記通信チャネルに変更することが好ましい。
以上説明したように、本発明の無線通信システムにおいて、コントローラと通信端末との間の通信が行われない空き時間に、通信チャネルのスキャンを実行するので、通信チャネルのスキャン処理を実行するために通信端末とコントローラとの通信を停止することがなく、さらには通信チャネルの変更に要する時間を短時間に抑えることができるという効果がある。
実施形態の無線通信システムの構成を示すブロック図である。 同上のポーリングの処理を示すシーケンス図である。 同上の通信端末の動作を示すフローチャート図である。 同上の通信チャネルの判断結果を格納したテーブル構成の一例を示すテーブル図である。 同上のチャネル変更指示の送信処理を示すシーケンス図である。 同上の通信端末の動作を示す別のフローチャート図である。 同上の通信端末の動作を示す別のフローチャート図である。 同上の無線通信システムの構成を示す別のブロック図である。 同上の無線通信システムの構成を示す別のブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態の無線通信システムの構成を示しており、複数の通信端末2が、1台のコントローラ1との間で無線通信を行う。コントローラ1は、複数の通信端末2のそれぞれに対して順次アクセスするポーリングを行うことによって、通信端末2との間で通信を行う。例えば、通信端末2がセンサ機器である場合、コントローラ1は、各通信端末2に対して要求信号を定期的に順次送信する。要求信号を受信した通信端末2は、計測値、監視結果、状態変化等のデータを含む応答信号をコントローラ1へ送信する。なお、複数の通信端末2を区別する場合、通信端末21,22,23,...と称す。
上述のようにコントローラ1は、各通信端末2をポーリングすることによって、通信端末2からデータを取得する。このコントローラ1は、配下の全通信端末2との間で、複数の通信チャネルから択一的に選択したいずれか1つの通信チャネルを用いて無線通信を行う。通信端末2は、コントローラ1から通知された通信チャネルを用いて、コントローラ1との間で無線通信を行う。
以下、本無線通信システムにおける通信チャネルの設定方法について説明する。
コントローラ1は、図1に示すように、通信部1a(第2の通信部)と、記憶部1bと、チャネル選択部1cと、検知部1dとで構成される。通信部1aは、複数の通信チャネルCH1〜CHnから択一的に選択されたいずれか1つの通信チャネルを用いて、通信端末2との間で無線信号の送受信を行う。記憶部1bは、通信端末2から受信した各情報等を記憶する。チャネル選択部1cは、通信に用いる1つの通信チャネルを通信チャネルCH1〜CHnから選択する。検知部1dは、通信端末2との通信状態を検知する。
通信端末2は、通信部2a(第1の通信部)と、スキャン部2b(第1のスキャン部)と、判断部2cとで構成される。通信部2aは、複数の通信チャネルCH1〜CHnから択一的に選択されたいずれか1つの通信チャネルを用いて、コントローラ1との間で無線信号の送受信を行う。スキャン部2bは、通信チャネルCH1〜CHnの各受信電界強度を測定することによって、通信チャネルCH1〜CHnのそれぞれの受信品質を検出する。判断部2cは、スキャン部2bの検出結果に基づいて、通信チャネルCH1〜CHnのそれぞれを通信に用いる可否を判断する。
コントローラ1と通信端末21,22,23との間の通信シーケンスを図2に示す。
コントローラ1は、通信端末21,22,23のそれぞれの電源オン時(起動時)に、通信端末21,22,23との間でチャネルネゴシエーションを行う。このチャネルネゴシエーションによって、コントローラ1は、通信端末21,22,23に対して、通信に用いる通信チャネルを通知する。ここでは、コントローラ1−通信端末21,22,23間の通信に、通信チャネルCH1を用いるものとする。
コントローラ1の通信部1aは、通信端末21,22,23に対して、時間T1間隔で要求信号Yaを順次送信する。すなわち、全ての通信端末21,22,23に要求信号Yaが送信されるポーリング周期T2=T1×3となる。通信端末21,22,23の通信部2aは、ポーリング周期T2で自端末宛の要求信号Yaを受信し、要求信号Yaに対する返信として、計測値、監視結果、状態変化等のデータを含む応答信号Ybをコントローラ1へ送信する。
通信端末2のスキャン部2bは、通信部2aが応答信号Ybを送信してから自端末宛の次の要求信号Yaを受信するまでのスキャン期間Tsにスキャン処理を実行する。このスキャン期間Tsは、コントローラ1と各通信端末2との間の通信が行われない空き時間である。各通信端末2のスキャン部2bは、このスキャン期間Tsにおいて、現在使用している通信チャネルCH1以外の通信チャネルCH2〜CHnのそれぞれの受信品質を検出する。
図3に、通信端末2の通信処理のフローチャートを示す。
通信端末2の通信部2aは、電源オンされると(S1)、コントローラ1との間でチャネルネゴシエーションを行う(S2)。このチャネルネゴシエーションによって、コントローラ1は、通信端末2に対して、ポーリングに用いる通信チャネル(ここでは、通信チャネルCH1とする)を通知する。なお、通信端末2は、コントローラ1のネットワークに参入するときに通知された通信チャネルを不揮発性メモリに記憶しておけば、電源オン毎に行うステップS2でのチャネルネゴシエーションは不要となる。
そして、コントローラ1と通信端末2との間では、要求信号Yaおよび応答信号Ybを用いたポーリング処理が開始される(S3)。通信端末2のスキャン部2bは、コントローラ1との間で実行するポーリングの1サイクルが終了したか否かを判断する(S4)。要求信号Yaに対する応答信号Ybの返信が完了すれば、スキャン部2bは、ポーリングの1サイクルが終了したとして、ステップS5に進む。スキャン部2bは、要求信号Yaに対する応答信号Ybの返信が完了していなければ、ポーリングの1サイクルが終了していないとして、ステップS3に戻る。
ポーリングの1サイクルが終了した場合、スキャン部2bは、スキャン対象となる通信チャネルの番号をインクリメントする。ここで、スキャン部2bは、電源オン後の最初のスキャン処理であるので、ポーリングで使用している通信チャネルCH1の番号「1」をインクリメントして「2」とし、通信部2aの通信チャネルを「CH1」から「CH2」に切り替える(S5)。
そして、スキャン部2bは、通信チャネルCH2の受信電界強度を測定することによって、通信チャネルCH2の受信品質を検出する(S6)。ここで、ポーリングで用いられている現在の通信チャネルはCH1であり、通信チャネルCH2はポーリングに用いられていないので、通信チャネルCH2の受信電界強度は、通信チャネルCH2の雑音レベルであるとみなすことができる。
判断部2cは、スキャン部2bの検出結果に基づいて、スキャン対象の通信チャネルCHm(この場合、通信チャネルCH2)を通信に用いることの可否を判断する(S7)。
例えば、スキャン部2bは、スキャン対象である通信チャネルCHmの受信電界強度を一定時間計測し、判断部2cは、受信電界強度の最大値または平均値を求める。そして、判断部2cは、受信電界強度の最大値または平均値が、予め決められた閾値未満であれば「可」、閾値以上であれば「否」と判断する。
あるいは、スキャン部2bは、スキャン対象である通信チャネルCHmの受信強度を複数回測定し、判断部2cは、受信電界強度の最大値または平均値が、予め決められた閾値以上となった回数をカウントする。そして、判断部2cは、受信信号強度の最大値または平均値が閾値以上となった回数が所定回数未満であれば「可」、受信信号強度の最大値または平均値が閾値以上となった回数が所定回数以上であれば「否」と判断する。
そして、判断部2cは、スキャン対象の通信チャネルCHm(この場合、通信チャネルCH2)の判断結果を記憶する(S8)。
通信部2aは、通信チャネルをスキャン対象の「CH2」からポーリングに用いる「CH1」に戻して(S9)、ステップS3に戻る。
そして、ステップS3,S4においてポーリングの1サイクルが終了した場合、スキャン部2bは、スキャン対象となる通信チャネルの番号をインクリメントする。ここで、スキャン部2bは、2回目のスキャン処理であるので、前回のスキャン対象であった通信チャネルCH2の番号「2」をインクリメントして「3」とし、通信部2aの通信チャネルを「CH1」から「CH3」に切り替える(S5)。
そして、スキャン部2bは、通信チャネルCH3の受信電界強度を測定することによって、通信チャネルCH3の受信品質を検出する(S6)。判断部2cは、スキャン部2bの検出結果に基づいて、スキャン対象の通信チャネルCH3を通信に用いる可否を判断する(S7)。そして、判断部2cは、スキャン対象の通信チャネルCH3の判断結果を記憶する(S8)。通信部2aは、通信チャネルをスキャン対象の「CH3」からポーリングに用いる「CH1」に戻して(S9)、ステップS3に戻る。
そして、ステップS3,S4においてポーリングの1サイクルが終了した場合、スキャン部2bは、スキャン対象となる通信チャネルの番号をインクリメントする。ここで、スキャン部2bは、3回目のスキャン処理であるので、前回のスキャン対象であった通信チャネルCH3の番号「3」をインクリメントして「4」とし、通信部2aの通信チャネルを「CH1」から「CH4」に切り替える(S5)。
以降、スキャン部2bは、ステップS3,S4においてポーリングの1サイクルが終了する度に、スキャン対象の通信チャネルを切り替えて、通信チャネルCH2〜CHnのスキャン処理を順次実行する。そして、判断部2cは、スキャン対象の通信チャネルCH2〜CHnの各判断結果を記憶する。
すなわち、通信端末2は、ポーリングの1サイクルが終了する度に、1回のスキャン期間Tsが発生し、この1回のスキャン期間Tsにおいて、1つの通信チャネルに対してのみスキャン処理を実行する。
なお、ステップS5において、前回のスキャン対象が通信チャネルCHnであった場合、通信部2aの通信チャネルを「CHn」から「CH2」に切り替える。通信チャネルCH1をポーリングに用いている場合、通信チャネルCHnの次のスキャン対象は、通信チャネルCH2となる。すなわち、ステップS5において、スキャン部2bは、ポーリングに用いている通信チャネル以外の通信チャネルをサイクリックに切り替えることによって、スキャン対象の通信チャネルを順次設定する。
そして、通信部2aは、判断部2cが記憶している通信チャネルCH2〜CHnの各判断結果を、ポーリングの応答信号Ybに付加して、コントローラ1へ送信する。なお、通信部2aは、ステップS5〜S8のスキャン処理の判断結果を1回毎に(1つの通信チャネルの判断結果を)、次のポーリングの応答信号Ybに付加して送信してもよい。あるいは、通信部2aは、複数のスキャン対象の通信チャネルの判断結果を、1回のポーリングの応答信号Ybに付加して送信してもよい。あるいは、通信部2aは、全てのスキャン対象の通信チャネルの判断結果を、1回のポーリングの応答信号Ybに付加して送信してもよい。
コントローラ1は、通信端末2から送信された通信チャネルの判断結果を受信部1aが受信して、記憶部1bに格納する。図4は、記憶部1bに通信チャネルの判断結果を格納したテーブル構成の一例を示しており、記憶部1bは、通信端末2(図4では、通信端末21〜25)のそれぞれに対応させて、スキャン対象の通信チャネルCH2〜CH6の各判断結果を格納している。図4中の「○」は、通信に用いることができる「可」であり、「−」は、通信に用いることができない「否」である。
チャネル選択部1cは、記憶部1bに記憶した判断結果に基づいて、通信状態の悪化時に通信端末2との通信に用いる1つの通信チャネルを通信チャネルCH2〜CH6から選択する。この場合、チャネル選択部1cは、通信端末21〜25の全てにおいて判断部2cの判断結果が「可」である通信チャネルCH4,CH5を候補として、通信チャネルCH4,CH5のうちチャネル番号が小さい通信チャネルCH4を選択する。
そして、検知部1dは、通信端末2との通信状態を検知している。検知部1dは、通信端末2との通信状態として、例えば現在の通信チャネルCH1におけるポーリングの失敗割合を検知する。そして、通信部1aは、ポーリングの失敗割合が閾値以上になった場合、通信端末2との通信状態が悪化したと判断する。通信端末2との通信状態が悪化したと判断した通信部1aは、チャネル選択部1cが選択した通信チャネルCH4への切替を要求するチャネル変更指示Ycを、配下の全ての通信端末2へ送信する(図5参照)。
また、検知部1dは、通信端末2との通信状態として、例えば現在の通信チャネルCH1におけるS/N比を検知してもよい。この場合、通信部1aは、現在の通信チャネルCH1におけるS/N比が閾値以下になった場合、通信端末2との通信状態が悪化したと判断する。
チャネル変更指示Ycを受信した通信端末2は、チャネル変更指示Ycを参照して、コントローラ1との通信に用いる通信チャネルを、現在の通信チャネルCH1から通信チャネルCH3に変更する。
上述のように、本無線通信システムは、コントローラ1と通信端末2との間の通信が行われない空き時間であるポーリングの合間(スキャン期間Ts)に、通信チャネルのスキャンを実行する。したがって、本無線通信システムは、通信チャネルのスキャン処理を実行するためにコントローラ1と通信端末2との通信を停止することがなく、さらには通信チャネルの変更に要する時間を短時間に抑えることができる。
また、チャネル選択部1cは、複数の通信端末2の受信品質を基にして通信チャネルを選択するので、システム全体で通信状況が良好な通信チャネルを選択することができる。
また、コントローラ1は、通信端末2との通信状態が悪化した場合に、通信端末2に対してチャネル変更指示Ycを送信するので、コントローラ1−通信端末2間の通信不能状態の発生を抑制できる。
上述の無線通信システムは、コントローラ1と通信端末2とが、複数の通信チャネルから択一的に選択したいずれか1つの通信チャネルを用いて互いに無線通信を行う無線通信システムである。そして、通信端末2は、コントローラ1との通信が行われない空き時間に通信チャネルのそれぞれの受信品質を検出するスキャン部2b(第1のスキャン部)を備える。さらに、通信端末2は、スキャン部2bの検出結果に基づいて、通信チャネルのそれぞれを通信に用いる可否を判断する判断部2cを備える。さらに、通信端末2は、コントローラ1との間で無線信号の授受を行い、判断部2cの判断結果をコントローラ1に送信する通信部2a(第1の通信部)を備える。コントローラ1は、通信端末2との間で無線信号の授受を行う通信部1a(第2の通信部)を備える。さらに、コントローラ1は、通信端末2から受信した判断部2cの判断結果を記憶する記憶部1bを備える。さらに、コントローラ1は、記憶部1bに記憶した判断部2cの判断結果に基づいて、通信端末2との通信に用いる1つの通信チャネルを複数の通信チャネルから選択するチャネル選択部1cを備える。
また、通信端末2のスキャン部2bは、図6のフローチャートに示す通信処理を実行してもよい。
通信端末2の通信部2aは、電源オンされると(S11)、コントローラ1との間でチャネルネゴシエーションを行う(S12)。このチャネルネゴシエーションによって、コントローラ1は、通信端末2に対して、ポーリングに用いる通信チャネルを通知する(ここでは、通信チャネルCH1とする)。なお、通信端末2は、コントローラ1のネットワークに参入するときに通知された通信チャネルを不揮発性メモリに記憶しておけば、電源オン毎に行うステップS12でのチャネルネゴシエーションは不要となる。
そして、コントローラ1と通信端末2との間では、要求信号Yaおよび応答信号Ybを用いたポーリング処理が開始される(S13)。通信端末2のスキャン部2bは、コントローラ1との間で実行するポーリングの1サイクルが終了したか否かを判断する(S14)。要求信号Yaに対する応答信号Ybの返信が完了すれば、スキャン部2bは、ポーリングの1サイクルが終了したとして、ステップS15に進む。スキャン部2bは、要求信号Yaに対する応答信号Ybの返信が完了していなければ、ポーリングの1サイクルが終了していないとして、ステップS13に戻る。
ここで、ポーリング周期T2は予め決まっており、通信端末2は、スキャン処理が可能なスキャン期間Tsの時間長さを予め記憶している。そこで、通信端末2のスキャン部2bは、ポーリングの1サイクルが終了したと判断した後、スキャン期間Tsの時間長を計時するタイマ処理を開始する(S15)。
そして、スキャン部2bは、スキャン対象となる通信チャネルの番号をインクリメントする。ここで、スキャン部2bは、電源オン後の最初のスキャン処理であるので、ポーリングで使用している通信チャネルCH1の番号「1」をインクリメントして「2」とし、通信部2aの通信チャネルを「CH1」から「CH2」に切り替える(S16)。
そして、スキャン部2bは、通信チャネルCH2の受信電界強度を測定することによって、通信チャネルCH2の受信品質を検出する(S17)。ここで、ポーリングで用いられている現在の通信チャネルはCH1であり、通信チャネルCH2はポーリングに用いられていないので、通信チャネルCH2の受信電界強度は、通信チャネルCH2の雑音レベルであるとみなすことができる。
判断部2cは、スキャン部2bの検出結果に基づいて、スキャン対象の通信チャネルCHm(この場合、通信チャネルCH2)を通信に用いることの可否を判断する(S18)。
例えば、スキャン部2bは、スキャン対象である通信チャネルCHmの受信電界強度を一定時間計測し、判断部2cは、受信電界強度の最大値または平均値を求める。そして、判断部2cは、受信電界強度の最大値または平均値が、予め決められた閾値未満であれば「可」、閾値以上であれば「否」と判断する。
あるいは、スキャン部2bは、スキャン対象である通信チャネルCHmの受信強度を複数回測定し、判断部2cは、受信電界強度の最大値または平均値が、予め決められた閾値以上となった回数をカウントする。そして、判断部2cは、受信信号強度の最大値または平均値が閾値以上となった回数が所定回数未満であれば「可」、受信信号強度の最大値または平均値が閾値以上となった回数が所定回数以上であれば「否」と判断する。
そして、判断部2cは、スキャン対象の通信チャネルCHm(この場合、通信チャネルCH2)の判断結果を記憶する(S19)。
スキャン部2bは、スキャン期間Tsの時間長を計時するタイマ処理がカウントアップしたか否かを判断する(S20)。スキャン部2bは、タイマ処理の残時間が1つの通信チャネルのスキャン処理に要する時間(ステップS16〜S19の処理に要する平均時間または最大時間)より長ければ、タイマ処理はカウントアップしていないと判断する。
スキャン部2bは、ステップS20においてタイマ処理がカウントアップしていないと判断した場合、通信部2aの通信チャネルを「CH2」から「CH3」に切り替えて(S16)、ステップS17〜S19のスキャン処理を実行する。そしてステップS20において、スキャン部2bは、タイマ処理の残時間が1つの通信チャネルのスキャン処理に要する時間より長ければ、タイマ処理はカウントアップしていないと判断して、通信部2aの通信チャネルを「CH3」から「CH4」に切り替えて(S16)、ステップS17〜S19のスキャン処理を実行する。
すなわち、スキャン部2bは、スキャン期間Tsを予め把握していることによって、1回のスキャン期間Ts内で、可能な限り多くの通信チャネルに対するスキャン処理を繰り返し実行する。したがって、スキャン部2bは、スキャン処理の効率を向上させることができる。
そして、スキャン部2bは、ステップS20においてタイマ処理の残時間が1つの通信チャネルのスキャン処理に要する時間より短くなれば、タイマ処理はカウントアップしたと判断して、スキャン処理を終了する。通信部2aは、通信チャネルをスキャン対象の通信チャネルからポーリングに用いる「CH1」に戻して(S21)、ステップS13に戻る。
そして、ステップS13,S14においてポーリングの1サイクルが終了した場合、スキャン部2bは、スキャン期間Tsのタイマ処理を開始する(S15)。スキャン部2bは、前回のスキャン対象であった通信チャネルの番号をインクリメントして、通信部2aの通信チャネルを切り替える(S16)。
以降、上述と同様に、スキャン部2bは、1回のスキャン期間Ts内で、可能な限り多くの通信チャネルに対するスキャン処理を繰り返し実行する。そして、通信部2aは、判断部2cが記憶している通信チャネルCH2〜CHnの各判断結果を、ポーリングの応答信号Ybに付加して、コントローラ1へ送信する。
また、通信端末2のスキャン部2bは、図7のフローチャートに示す通信処理を実行してもよい。
通信端末2の通信部2aは、電源オンされると(S31)、コントローラ1との間でチャネルネゴシエーションを行う(S32)。このチャネルネゴシエーションによって、コントローラ1は、通信端末2に対して、ポーリングに用いる通信チャネルを通知する(ここでは、通信チャネルCH1とする)。なお、通信端末2は、コントローラ1のネットワークに参入するときに通知された通信チャネルを不揮発性メモリに記憶しておけば、電源オン毎に行うステップS32でのチャネルネゴシエーションは不要となる。
そして、通信部2aは、後述するポーリング待ちタイマのタイマ処理(S42)を開始していないので、タイマ処理がカウントアップしたとみなして(S33)、ステップS37に進む。
そして、スキャン部2bは、スキャン対象となる通信チャネルの番号をインクリメントする。ここで、スキャン部2bは、電源オン後の最初のスキャン処理であるので、ポーリングで使用している通信チャネルCH1の番号「1」をインクリメントして「2」とし、通信部2aの通信チャネルを「CH1」から「CH2」に切り替える(S37)。
そして、スキャン部2bは、通信チャネルCH2の受信電界強度を測定することによって、通信チャネルCH2の受信品質を検出する(S38)。ここで、ポーリングで用いられている現在の通信チャネルはCH1であり、通信チャネルCH2はポーリングに用いられていないので、通信チャネルCH2の受信電界強度は、通信チャネルCH2の雑音レベルであるとみなすことができる。
判断部2cは、スキャン部2bの検出結果に基づいて、スキャン対象の通信チャネルCHm(この場合、通信チャネルCH2)を通信に用いることの可否を判断する(S39)。
例えば、スキャン部2bは、スキャン対象である通信チャネルCHmの受信電界強度を一定時間計測し、判断部2cは、受信電界強度の最大値または平均値を求める。そして、判断部2cは、受信電界強度の最大値または平均値が、予め決められた閾値未満であれば「可」、閾値以上であれば「否」と判断する。
あるいは、スキャン部2bは、スキャン対象である通信チャネルCHmの受信強度を複数回測定し、判断部2cは、受信電界強度の最大値または平均値が、予め決められた閾値以上となった回数をカウントする。そして、判断部2cは、受信信号強度の最大値または平均値が閾値以上となった回数が所定回数未満であれば「可」、受信信号強度の最大値または平均値が閾値以上となった回数が所定回数以上であれば「否」と判断する。
そして、判断部2cは、スキャン対象の通信チャネルCHm(この場合、通信チャネルCH2)の判断結果を記憶する(S40)。
通信部2aは、通信チャネルをスキャン対象の「CH2」からポーリングに用いる「CH1」に戻し(S41)、ポーリング待ち時間を計時するタイマ処理を開始して(S42)、ステップS33に戻る。
通信部2aは、ポーリング待ち時間を計時するタイマ処理がカウントアップしたか否かを判断する(S33)。通信部2aは、ポーリング待ち時間のタイマ処理がカウントアップしていなければ、コントローラ1から要求信号Yaを受信したか否かを判断する(S34)。通信部2aは、コントローラ1から要求信号Yaを受信していなければ、ステップS33に戻る。通信部2aは、コントローラ1から要求信号Yaを受信していれば、応答信号Ybを送信して、ポーリング処理が実行される(S35)。
そして、通信端末2のスキャン部2bは、コントローラ1との間で実行するポーリングの1サイクルが終了したか否かを判断する(S36)。要求信号Yaに対する応答信号Ybの返信が完了すれば、スキャン部2bは、ポーリングの1サイクルが終了したとして、ステップS37に進む。スキャン部2bは、要求信号Yaに対する応答信号Ybの返信が完了していなければ、ポーリングの1サイクルが終了していないとして、ステップS35に戻る。
また、通信端末2は、ステップS33においてポーリング待ち時間のタイマ処理がカウントアップしていれば、ステップS37に進んで、スキャン部2bによるスキャン処理を実行する。すなわち、通信端末2は、ポーリング待ち時間が経過するまでに要求信号Yaを受信していなければ、コントローラ1は他の通信端末2とポーリングを行っているものとみなして、ポーリングよりもスキャン処理を優先して実行する。
ステップS37において、スキャン部2bは、通信部2aの通信チャネルを「CH2」から「CH3」に切り替えて(S37)、ステップS38〜S40のスキャン処理を実行する。スキャン終了後、通信部2aは、通信チャネルをスキャン対象の「CH2」からポーリングに用いる「CH1」に戻し(S41)、ポーリング待ち時間を計時するタイマ処理を開始して(S42)、ステップS33に戻る。
以降、上述と同様に、ポーリング待ち時間のタイマ処理を行いながら、スキャン部2bは、通信チャネルに対するスキャン処理を実行する。そして、通信部2aは、判断部2cが記憶している通信チャネルCH2〜CHnの各判断結果を、ポーリングの応答信号Ybに付加して、コントローラ1へ送信する。
上述のように、スキャン部2bは、コントローラ1と通信端末2との間のポーリング周期Tsが変動して、通信端末2が要求信号Yaの受信タイミングを予測できない場合でも、スキャン処理を、ポーリング処理と両立させて効率よく実行することができる。
また、コントローラ1は、図8に示すように、スキャン部1e(第2のスキャン部)と、判断部1fとを備えてもよい。この場合、スキャン部1eは、通信チャネルCH1〜CHnのうち、現在使用している通信チャネルCH1以外の通信チャネルCH2〜CHnのそれぞれの各受信電界強度を測定することによって、受信品質を検出する。そして、判断部1fは、スキャン部1eの検出結果に基づいて、通信チャネルCH2〜CHnのそれぞれを通信に用いる可否を判断し、この判断結果を記憶部1bに格納する。すなわち、記憶部1bには、通信端末2の判断部2cによる判断結果(通信端末2側における通信チャネルの使用可否)と、判断部1fによる判断結果(コントローラ1側における通信チャネルの使用可否)の両方が格納されている。
そして、チャネル選択部1cは、判断部2cによる判断結果および判断部1fによる判断結果の両方に基づいて、通信端末2との通信に用いる1つの通信チャネルを全通信チャネルから選択する。したがって、チャネル選択部1cは、コントローラ1側と通信端末2側との両方の受信品質に基づいて、使用する通信チャネルを選択するので、より通信状況のよい通信チャネルを用いることができる。
また、図9に示すように、通信端末2が判断部2cを備えておらず、コントローラ1が判断部1gを備える構成でもよい。
この場合、通信端末2の通信部2aは、スキャン部2bの検出結果(スキャン対象である通信チャネルの受信強度)をコントローラ1に送信する。そして、コントローラ1の判断部1gは、スキャン部2bの検出結果に基づいて、通信チャネルのそれぞれを通信に用いる可否を判断し、この判断結果を記憶部1dに格納する。チャネル選択部1cは、記憶部1dに記憶した判断部1gの判断結果に基づいて、通信端末2との通信に用いる1つの通信チャネルを全通信チャネルから選択する。
上述の無線通信システムは、コントローラ1と通信端末2とが、複数の通信チャネルから択一的に選択したいずれか1つの通信チャネルを用いて互いに無線通信を行う無線通信システムである。そして、通信端末2は、コントローラ1との通信が行われない空き時間に通信チャネルのそれぞれの受信品質を検出するスキャン部2b(第1のスキャン部)を備える。さらに、通信端末2は、コントローラ1との間で無線信号の授受を行い、スキャン部2bの検出結果をコントローラ1に送信する通信部2a(第1の通信部)を備える。コントローラ1は、通信端末2との間で無線信号の授受を行う通信部1a(第2の通信部)を備える。さらに、コントローラ1は、スキャン部2bの検出結果に基づいて、通信チャネルのそれぞれを通信に用いる可否を判断する判断部1gを備える。さらに、コントローラ1は、判断部1gの判断結果を記憶する記憶部1bを備える。さらに、コントローラ1は、記憶部1bに記憶した判断部1gの判断結果に基づいて、通信端末2との通信に用いる1つの通信チャネルを複数の通信チャネルから選択するチャネル選択部1cを備える。
1 コントローラ
1a 通信部(第2の通信部)
1b 記憶部
1c チャネル選択部
1d 検知部
2 通信端末
2a 通信部(第1の通信部)
2b スキャン部(第1のスキャン部)
2c 判断部

Claims (5)

  1. コントローラと通信端末とが、複数の通信チャネルから択一的に選択したいずれか1つの通信チャネルを用いて互いに無線通信を行う無線通信システムにおいて、
    前記通信端末は、前記コントローラとの通信が行われない空き時間に前記通信チャネルのそれぞれの受信品質を検出する第1のスキャン部と、前記第1のスキャン部の検出結果に基づいて、前記通信チャネルのそれぞれを通信に用いる可否を判断する判断部と、前記コントローラとの間で無線信号の授受を行い、前記判断部の判断結果を前記コントローラに送信する第1の通信部とを備え、
    前記コントローラは、前記通信端末との間で無線信号の授受を行う第2の通信部と、前記通信端末から受信した前記判断部の判断結果を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶した前記判断部の判断結果に基づいて、前記通信端末との通信に用いる1つの前記通信チャネルを複数の前記通信チャネルから選択するチャネル選択部とを備える
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. コントローラと通信端末とが、複数の通信チャネルから択一的に選択したいずれか1つの通信チャネルを用いて互いに無線通信を行う無線通信システムにおいて、
    前記通信端末は、前記コントローラとの通信が行われない空き時間に前記通信チャネルのそれぞれの受信品質を検出する第1のスキャン部と、前記コントローラとの間で無線信号の授受を行い、前記第1のスキャン部の検出結果を前記コントローラに送信する第1の通信部とを備え、
    前記コントローラは、前記通信端末との間で無線信号の授受を行う第2の通信部と、前記通信端末から受信した前記第1のスキャン部の検出結果に基づいて、前記通信チャネルのそれぞれを通信に用いる可否を判断する判断部と、前記判断部の判断結果を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶した前記判断部の判断結果に基づいて、前記通信端末との通信に用いる1つの前記通信チャネルを複数の前記通信チャネルから選択するチャネル選択部とを備える
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 前記コントローラは、前記通信チャネルのそれぞれの受信品質を検出する第2のスキャン部を備え、
    前記チャネル選択部は、前記第2のスキャン部の検出結果も併せて用いて、前記通信端末との通信に用いる1つの前記通信チャネルを複数の前記通信チャネルから選択する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の無線通信システム。
  4. 前記通信端末を複数備え、前記チャネル選択部は、複数の前記通信端末のそれぞれに対応して前記記憶部に記憶した前記判断部の判断結果に基づいて、複数の前記通信端末との通信に用いる1つの前記通信チャネルを複数の前記通信チャネルから選択することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の無線通信システム。
  5. 前記コントローラは、前記通信端末との通信状態を検知する検知部を備えて、前記第2の通信部は、前記検知部の検知結果に基づいて前記通信端末との通信状態が悪化したと判断した場合に、前記チャネル選択部が選択した1つの前記通信チャネルの情報を前記通信端末へ送信し、
    前記通信端末は、前記コントローラから受信した前記通信チャネルの情報に基づいて、前記コントローラとの通信に用いる前記通信チャネルを、前記チャネル選択部が選択した前記通信チャネルに変更する
    ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の無線通信システム。
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