JP2015014816A - 電子機器、表示制御方法、および表示制御プログラム - Google Patents

電子機器、表示制御方法、および表示制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】オブジェクトの移動とレイヤ順序の変更を容易に行うことができる電子機器等を提供する。【解決手段】本電子機器は、複数のレイヤにそれぞれ配置された複数のオブジェクトを表示部17の画面18に表示する電子機器1であって、第1のオブジェクトへの入力操作を受け付ける座標入力部11と、入力操作を受け付けた第1のオブジェクトの領域の一部である入力操作領域と、第2のオブジェクトと第1のオブジェクトとが重複した領域である重複領域と、の位置関係に基づいて、第1のオブジェクトが配置される第1のレイヤと第2のオブジェクトが配置される第2のレイヤとの順序を制御するレイヤ順管理部15と、制御された第1のレイヤおよび第2のレイヤにそれぞれ配置された第1のオブジェクトおよび第2のオブジェクトを表示部17の画面18に表示させる表示制御部16と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器、表示制御方法、および表示制御プログラムに関する。特に、複数のレイヤにそれぞれ配置された複数のオブジェクトを表示部の画面に表示する電子機器等に関する。
従来、電子機器の表示画面上で、複数のオブジェクトが重ねて配置されることがある。この重なりによる階層(レイヤ)の順序を変更するためには、対象オブジェクトを1段階前面に移動したり最前面に移動したりすることが考えられる。
しかし、複数のレイヤが存在する場合には、所望の順序に並び替えるために、何度も移動操作を行う必要があり、手間がかかることがある。
この種の従来技術として、例えば、重なることなく対象オブジェクトから離れているオブジェクトについてはレイヤ順序の変更対象外として、重なりのあるオブジェクトとの間のみでレイヤ順序を変更する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。これにより、重なりのあるオブジェクトのみを対象として簡単にレイヤ順序を入れ替えることができる。
特開平7−152356号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、重なりのあるオブジェクト間でレイヤ順序の入れ替えは、1回の操作で可能であるが、オブジェクトの移動を同時に行う場合、少なくとも2回の操作が必要であった。
このように、レイヤ順序の変更とオブジェクトの移動を別々に操作しなければならず、操作に手間がかかることがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、オブジェクトの移動とレイヤ順序の変更を容易に行うことができる電子機器、表示制御方法、および表示制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、複数のレイヤにそれぞれ配置された複数のオブジェクトを表示部の画面に表示する電子機器であって、前記複数のオブジェクトの1つである第1のオブジェクトへの入力操作を受け付ける入力部と、前記入力部により入力操作を受け付けた前記第1のオブジェクトの領域の一部である入力操作領域と、前記複数のオブジェクトの1つである第2のオブジェクトと前記第1のオブジェクトとが重複した領域である重複領域と、の位置関係に基づいて、前記第1のオブジェクトが配置される第1のレイヤと前記第2のオブジェクトが配置される第2のレイヤとの順序を制御するレイヤ制御部と、前記レイヤ制御部によって制御された前記第1のレイヤおよび前記第2のレイヤにそれぞれ配置された前記第1のオブジェクトおよび前記第2のオブジェクトを前記表示部の画面に表示させる表示制御部と、を備える。
この構成により、第1のオブジェクトを移動させて第2のオブジェクトに重ねることで、第1オブジェクトの移動とレイヤ順序の変更をスムーズに行うことができる。すなわち、オブジェクトの移動とレイヤ順序の変更を容易に行うことができる。
また、本発明の表示制御方法は、複数のレイヤにそれぞれ配置された複数のオブジェクトを表示部の画面に表示する電子機器の表示制御方法であって、前記複数のオブジェクトの1つである第1のオブジェクトへの入力操作を受け付けるステップと、前記入力操作を受け付けた前記第1のオブジェクトの領域の一部である入力操作領域と、前記複数のオブジェクトの1つである第2のオブジェクトと前記第1のオブジェクトとが重複した領域である重複領域と、の位置関係に基づいて、前記第1のオブジェクトが配置される第1のレイヤと前記第2のオブジェクトが配置される第2のレイヤとの順序を制御するステップと、前記制御された前記第1のレイヤおよび前記第2のレイヤにそれぞれ配置された前記第1のオブジェクトおよび前記第2のオブジェクトを前記表示部の画面に表示させるステップと、を有する。
この方法により、第1のオブジェクトを移動させて第2のオブジェクトに重ねることで、第1オブジェクトの移動とレイヤ順序の変更をスムーズに行うことができる。すなわち、オブジェクトの移動とレイヤ順序の変更を容易に行うことができる。
また、本発明の表示制御プログラムは、上記表示制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
このプログラムにより、第1のオブジェクトを移動させて第2のオブジェクトに重ねることで、第1オブジェクトの移動とレイヤ順序の変更をスムーズに行うことができる。すなわち、オブジェクトの移動とレイヤ順序の変更を容易に行うことができる。
本発明によれば、オブジェクトの移動とレイヤ順序の変更を容易に行うことができる。
本発明の実施形態における電子機器の構成例を示すブロック図 (A)〜(E)本発明の実施形態における操作対象のオブジェクトの操作例を説明するための図 本発明の実施形態における操作のイメージを示す図 (A)、(B)本発明の実施形態における基本的な操作例を示す図 本発明の実施形態における電子機器の表示制御手順の一例を示すフローチャート (A)〜(D)本発明の実施形態における操作対象のオブジェクトに対し、レイヤ順を変更することなく移動だけ行う場合の操作例を示す図 (A)〜(F)本発明の実施形態におけるエフェクトのかけ方が異なる種々の操作例を示す図 本発明の実施形態における操作対象のオブジェクトが指より小さい場合の操作例を示す図 (A)〜(C)本発明の実施形態における他のオブジェクトが四角形でない場合の操作例を示す図 (A)、(B)本発明の実施形態における操作対象のオブジェクトが他のオブジェクトに隠れている場合の操作例を示す図 (A)〜(C)本発明の実施形態における操作対象のオブジェクトが四角形でない場合のエフェクトのかけ方の一例を示す図 図5のステップS2における操作対象のオブジェクトにエフェクトをかけるエフェクト処理手順の一例を示すフローチャート (A)〜(C)本発明の実施形態における種々のエフェクトのかけ方の一例を示す図
本発明の実施形態について、図面を用いて以下に説明する。
本実施形態の電子機器は、複数のオブジェクトを画面に表示・編集可能な電子機器に適用される。
図1は本発明の実施形態における電子機器1の構成例を示すブロック図である。図1には、電子機器1における表示制御に係わる部分の構成が主に示されている。電子機器1は、座標入力部11、表示位置判定部12、エフェクト判定部13、レイヤ順判定部14、レイヤ順管理部15、表示制御部16、および表示部17を有して構成される。
座標入力部11は、例えば表示部17の画面18に設けられたタッチパネルからなり、使用者の指などの接触(タッチ)位置を座標として検知する。座標入力部11は、検知結果を含む座標位置の情報を表示位置判定部12へ出力する。座標入力部11は、例えば、複数のオブジェクトの1つである第1のオブジェクト(例えば、図2の操作対象のオブジェクト21)への入力操作を受け付ける入力部としての機能を有する。
表示位置判定部12は、座標入力部11により入力された指などの接触位置をもとに、操作対象のオブジェクトの表示位置を判定する。表示位置判定部12は、判定結果を含むオブジェクトの表示位置の情報をエフェクト判定部13へ出力する。
エフェクト判定部13は、操作対象のオブジェクトに対し、エフェクト(効果)をかける位置を判断する。エフェクト判定部13は、判断結果を含むエフェクト表示内容の情報をレイヤ順判定部14および表示制御部16へ出力する。なお、エフェクトとしては、対象箇所に色をつけたり、影をつけたりするなど、視覚的な何らかの効果を与えることが考えられる。エフェクトの内容は、あらかじめ決められていてもよいし、ユーザが任意に選択できるようにしてもよい。このエフェクトの内容も、エフェクト表示内容の情報に含まれる。
レイヤ順判定部14は、指が接触した操作対象のオブジェクトの一部である操作領域と、他のオブジェクトと操作対象のオブジェクトとの接触位置(重複領域)と、に基づいて、レイヤ順序(単にレイヤ順ともいう)を変更するか否かを判定する。また、レイヤ順判定部14は、レイヤ順序を変更すると判定した場合、レイヤ順管理部15にレイヤ順序を変更するためのレイヤ順序変更命令を送出する。
レイヤ順管理部15は、各オブジェクトのレイヤ順を管理する。例えば、レイヤ順管理部15は、複数のオブジェクトがそれぞれ配置されたレイヤの順序を含むレイヤ情報を内部のメモリに保持する。また、レイヤ順管理部15は、レイヤ順判定部14からのレイヤ情報変更命令に従って、オブジェクトのレイヤ順序などのレイヤ情報を変更する。
表示制御部16は、レイヤ順管理部15に記憶されたレイヤ情報に従って、表示データを生成し、この表示データを表示部17に出力する。例えば、表示制御部16は、レイヤ順判定部14によって変更された第1のレイヤおよび第2のレイヤにそれぞれ配置された第1のオブジェクトおよび第2のオブジェクトを表示部17の画面18に表示させる。また、表示制御部16は、エフェクト判定部13からのエフェクト表示内容に従って、第1のオブジェクトおよび第2のオブジェクトにエフェクトをかける(エフェクト処理を実行する)。また、表示制御部16は、各オブジェクトが配置されるレイヤの情報をレイヤ順管理部15へ出力する。
表示部17は、電子機器1の例えば筺体前面に設けられ、表示制御部16からの表示データに基づく複数のオブジェクトを画面18に表示する。つまり、電子機器1は、複数のレイヤにそれぞれ配置された複数のオブジェクトを表示部17の画面18に表示する。
なお、表示位置判定部12、エフェクト判定部13、レイヤ順判定部14、レイヤ順管理部15、および表示制御部16は、電子機器1内のROMに格納された表示制御プログラムを、CPUが実行することによって機能として実現される。これらは、ハードウェア(論理回路)で実現されてもよい。
図2(A)〜(E)は操作対象のオブジェクトの操作例を説明するための図である。図2(A)に示すように、電子機器1の表示部17の画面18には、操作対象のオブジェクト21が表示されている。操作対象のオブジェクト21は、図2(A)における左右方向(横方向)および上下方向(縦方向)の各中央線22、23によって4つに分割された操作領域(図中のA、B、C、D)に区分される。操作領域A〜Dは、入力操作領域の1つである。
図2(B)、(C)に示すように、いずれか1つの操作領域に指31を接触させると、表示制御部16は、この指と対向する側の辺および指側の辺にそれぞれエフェクト25、27をかける。
例えば、図2(B)に示すように、操作領域Dに指31が接触すると、オブジェクト21の対向側の上辺21a、左辺21bにエフェクト25として例えば黄色のライン(図中、網点)が付加される。さらに、オブジェクト21の指側の下辺21c、右辺21dにエフェクト27として例えば青色のライン(図中、斜線)が付加される。
また、図2(C)に示すように、操作領域Cに指31が接触すると、オブジェクト21の対向側の上辺21a、右辺21dにエフェクト25として例えば黄色のライン(図中、網点)が付加される。さらに、オブジェクト21の指側の下辺21c、左辺21bにエフェクト27として例えば青色のライン(図中、斜線)が付加される。
図2(D)に示すように、操作領域Dに指31が接触した状態で、操作対象のオブジェクト21をドラッグし、対向側(入力操作領域と反対側)の上辺21a、左辺21bから他のオブジェクト(画像)40に重ねる。この結果、操作対象のオブジェクト21は、他のオブジェクト40の上位レイヤに配置される。この場合、例えば、操作対象のオブジェクト21は、他のオブジェクト40の一段階上位のレイヤに配置される。
また、図2(E)に示すように、操作領域Dに指31が接触した状態で、操作対象のオブジェクト21をドラッグし、指側(入力操作領域側)の下辺21c、右辺21dから他のオブジェクト(画像)40に重ねる。この結果、操作対象のオブジェクト21は、他のオブジェクト40の下位レイヤに配置される。この場合、例えば、操作対象のオブジェクト21は、他のオブジェクト40の一段階下位のレイヤに配置される。
このように、操作対象のオブジェクト21を移動させ、他のオブジェクト40に重ねることで、レイヤ順序が変更される。
図3は操作のイメージを示す図である。操作対象のオブジェクト21内の1つの操作領域に指31を接触させると、オブジェクト21の指側の端部が沈み、オブジェクト21の対向側の端部が浮き上がるようなイメージが想定される。
そして、そのまま操作対象のオブジェクト21を移動させ、浮き上がった対向側の端部から他のオブジェクト40に重ねると、操作対象のオブジェクト21が他のオブジェクト40の上に重なるようなイメージが想定される。
逆に、沈んだ指側の端部から他のオブジェクト40に重ねると、操作対象のオブジェクト21が他のオブジェクト40の下に重なるようなイメージが想定される。
このように、本実施形態の電子機器1を利用すると、使用者にとって操作のイメージが直観的で分かり易くなる。
図4(A)、(B)は基本的な操作例を示す図である。図4(A)では、オブジェクト42がオブジェクト43の上位レイヤに配置されており、操作対象のオブジェクト21をオブジェクト42、43の間に配置する場合を示す。なお、オブジェクト42、43に記されている「1」、「2」はそれぞれレイヤ順を示す。
指31が操作領域Dに接触した状態で、操作対象のオブジェクト21を対向側の端部からオブジェクト43に重ね、さらに、指側の端部からオブジェクト42に重ねると、操作対象のオブジェクト21はオブジェクト42、43の間に配置される。
図4(B)では、オブジェクト44、45が重なっておらず、レイヤの順番が不明な場合であって、操作対象のオブジェクト21をオブジェクト44、45の間に配置する場合を示す。
このような場合も、指31が操作領域Dに接触した状態で、操作対象のオブジェクト21を対向側の端部からオブジェクト44に重ね、さらに、指側の端部からオブジェクト45に重ねると、操作対象のオブジェクト21はオブジェクト44、45の間に配置される。
上記構成を有する電子機器1の表示制御動作例を示す。図5は電子機器1の表示制御手順の一例を示すフローチャートである。この表示制御プログラムは、電子機器1内のROMに格納されており、電子機器1内のCPUによって実行される。なお、図2を参照しながら説明する。
表示位置判定部12は、座標入力部11からの座標位置の情報を参照して、操作対象のオブジェクト21が押下されるまで待つ(ステップS1)。
操作対象のオブジェクト21が押下されると、エフェクト判定部13は、押下された指の位置が4分割された操作領域のいずれにあるかを判定する。そして、表示制御部16は、エフェクト判定部13の判定結果をもとに、操作対象のオブジェクト21の指側および対向側の端部にエフェクトをかける(ステップS2)。
座標入力部11を介して操作対象のオブジェクト21が画面上でドラッグ操作されると、表示制御部16は、この操作に従って、操作対象のオブジェクト21を移動させる(ステップS3)。
レイヤ順判定部14は、操作対象のオブジェクト21の移動の結果、操作対象のオブジェクト21が他のオブジェクト40と接触したか否かを判別する(ステップS4)。他のオブジェクト40と接触していない場合、電子機器1は、ステップS8の処理に進む。
一方、他のオブジェクト40と接触した場合、レイヤ順判定部14は、接触場所は対向側であるか否かを判別する(ステップS5)。
ステップS5で接触場所が対向側である場合、レイヤ順管理部15は、操作対象のオブジェクト21を他のオブジェクト40の上位レイヤに配置する(ステップS6)。
一方、ステップS5で接触場所が指側である場合、レイヤ順管理部15は、操作対象のオブジェクト21を他のオブジェクト40の下位レイヤに配置する(ステップS7)。
ステップS6、S7の処理後、表示位置判定部12は、操作対象のオブジェクト21から指31が離され(リリースされ)、操作対象のオブジェクト21の移動を終了するか否かを判別する(ステップS8)。移動を終了しない場合、電子機器1はステップS3の処理に戻る。
一方、操作対象のオブジェクト21から指31が離され、操作対象のオブジェクト21の移動を終了する場合、表示制御部16は、ステップS2で操作対象のオブジェクト21にかけたエフェクト25、27を消去する(ステップS9)。この後、電子機器1は本動作を終了する。
なお、表示制御部16は、移動途中で指31の押下位置が他の操作領域に変更された場合、この変更に伴い、エフェクトのかけ方を変更してもよい。具体的には、ステップS8でNOの場合、ステップS2の処理に戻るようにすることで、この変更は実現される。
また、電子機器1では、操作対象のオブジェクト21に対する操作として、上記基本的な操作の他に、種々の応用的な操作が用意されている。以下に、応用的な操作について説明する。
図6(A)〜(D)は操作対象のオブジェクト21に対し、レイヤ順を変更することなく移動だけ行う場合の操作例を示す図である。図6(A)に示すように、左右方向(横方向)および上下方向(縦方向)の各中央線22、23の交点を含む中心部を指31で接触(タッチ)することで、エフェクト判定部13は、エフェクトがかからないようにする。
あるいは、図6(B)に示すように、いずれか1箇所の操作領域を2本の指31、32でタッチすること(1箇所ダブルタッチ)で、エフェクト判定部13は、エフェクトがかからないようにする。
このように、特定の操作を行うことで、移動だけを行うことができ、操作性が損なわれることはなくなる。
図6(C)に示すように、複数のオブジェクト46、47、48、49が複雑に配置されている場合、中心部21gを指31でタッチしてドラッグさせると、表示制御部16は、エフェクトをかけずに操作対象のオブジェクト21を移動させる。このとき、他のオブジェクト46、47と接触しても、レイヤ順は変更されない。
図6(D)に示すように、操作対象のオブジェクト21の中心部が他のオブジェクト50に隠れてタッチできない場合、2本の指31、32で1つの操作領域(例えば操作領域D)をタッチしてドラッグさせることで、図6(C)の場合と同様に、表示制御部16は、エフェクトがかからずに操作対象のオブジェクト21が移動する。
図7(A)〜(F)はエフェクトのかけ方が異なる種々の操作例を示す図である。操作対象のオブジェクト21を常に他のオブジェクトの下に潜り込ませたい場合、図7(A)に示すように、2本の指31、32を、それぞれ対角の位置にある操作領域(例えば操作領域A、D)にタッチする。操作対象のオブジェクト21の上下左右の4辺には、全体に沈んだようなイメージとなる、エフェクト27として例えば青色のライン(図中、斜線)が付加される。
また、エフェクトをかける箇所を変更したい場合、種々の操作が挙げられる。図7(B)に示すように、縦方向の中央線23上に指31を接触させる操作を行う。この操作により、横方向の中央線22を挟んで、操作対象のオブジェクト21の上側の端部に浮き上がるようなエフェクト25(第2のエフェクトの一例)をかけ、下側の端部に沈み込むようなエフェクト27(第1のエフェクトの一例)をかけるエフェクト処理が行われる。このような入力操作に対応するエフェクトのかけ方は、棒状の図形を移動させたり、レイヤ順を変更したりする際、操作しやすくなり、有効である。
また、図7(C)に示すように、操作領域C、Dにそれぞれ隣り合うように指31、32を接触させた場合、操作対象のオブジェクト21の上辺21aに浮き上がるようなエフェクト25をかけ、その他の3辺に沈み込むようなエフェクト27をかける。
また、上記実施形態では、4つの操作領域に分割した場合を示したが、より細かく分割してもよい。例えば、図7(D)、(E)、(F)に示すように、4×4の16区画に分割し、周囲の操作領域にあるいは操作領域を仕切る線に指を接触させることで、エフェクト25、27のかかり方が変わるようにしてもよい。
図7(D)に示すように、操作領域J、Kを仕切る線上に指31を接触させた場合、この接触位置に基づいて、表示制御部16は、エフェクト25、27のかかり方を微調整する。
図7(E)に示すように、操作領域Kを強く押し込むように指で接触させた場合、表示制御部16は、沈み込み量が多くなるようにエフェクト25、27をかける。
図7(F)に示すように、操作領域Kを弱く押し込むように指で接触させた場合、表示制御部16は、浮き上がり量が多くなるようにエフェクト25、27をかける。
なお、この場合、座標入力部11として押圧力を検知可能なタッチパネルには、抵抗膜式あるいは静電容量方式のものが用いられる。このように、さまざまなタッチ操作でエフェクト25、27のかかり方を変更することができる。
図8は操作対象のオブジェクト71が指31より小さい場合の操作例を示す図である。操作対象のオブジェクト71が指31より小さい場合、エフェクトが見えず、どの方向から他のオブジェクトに接触させればよいのか分からない。しかし、一般的に操作対象のオブジェクト71が指31より小さい場合、他のオブジェクト75の上に配置されることが多い。
そこで、本実施形態では、操作対象のオブジェクト71が一定サイズ以下である場合、あるいは、操作対象のオブジェクトの面積に対する指31による接触面積の比率が一定値以上である場合、常に操作対象のオブジェクト71が上位レイヤに配置されるようにする。
図8に示すように、指31で操作対象のオブジェクト71に接触した場合、操作対象のオブジェクト71の全ての辺に浮き上がるようなエフェクト25が付加される。これにより、操作対象のオブジェクト71が指31より小さくても、操作性が損なわれることは回避される。
図9(A)〜(C)は他のオブジェクト81が四角形でない場合の操作例を示す図である。他のオブジェクト81が四角形でなく丸形等の形状を有する場合、操作対象のオブジェクト21を移動させても、他のオブジェクト81との接触が分かりにくく、レイヤ順が変更されたのか判別しにくかった。
本実施形態では、他のオブジェクト81が四角形でなくても、図9(A)に示すように、他のオブジェクト81を囲む四角枠(図中、点線枠)83が他のオブジェクト81として扱われる。ただし、この四角枠83は非表示である。図9(B)に示すように、操作対象のオブジェクト21が四角枠83と接触した段階で、図9(C)に示すように、四角枠83に、エフェクト85として例えば緑色のライン(図中、実線)がかかり、レイヤ順が変更されたことが分かる。
これにより、他のオブジェクト81が四角形でない場合でも、他のオブジェクト81との接触が分かり易くなり、レイヤ順の変更が識別し易くなる。
図10(A)、(B)は操作対象のオブジェクト91が他のオブジェクト95に隠れている場合の操作例を示す図である。図10(A)に示すように、操作対象のオブジェクト91が他のオブジェクト95に隠れている場合、操作対象のオブジェクト91全体の外形が分からない。このような場合、図10(B)に示すように、操作対象のオブジェクト91の周囲に付加される、エフェクト25、27だけを最上位レイヤに表示することで、操作対象のオブジェクト91全体の外形が分かり、操作し易くなる。なお、エフェクト25、27を他のオブジェクト95と同じレイヤに表示するようにしてもよい。
図11(A)〜(C)は操作対象のオブジェクト96が四角形でない場合のエフェクトのかけ方の一例を示す図である。操作対象のオブジェクト96が四角形でなく丸形等を有する場合でも、図11(A)に示すように、オブジェクト自体は四角枠97で扱われている。また、図11(B)に示すように、エフェクト25、27は四角枠97の周囲に付加される。しかし、四角形でないオブジェクトを四角形として扱うことは、直観的な操作でないと感じることがある。
本実施形態では、四角形でない、例えば丸形の操作対象のオブジェクト96の周囲に、浮き上がるようなエフェクト65および沈み込むようなエフェクト67を付加する。この場合、エフェクト65、67のかけ方として、例えば、以下のような方法がある。操作対象のオブジェクト96のうち、透過部以外の画像(実際にオブジェクトが存在する部分の画像)の重心を計算し、この重心の位置と指31の接触点とを直線で結ぶ。なお、指31の接触点は、タッチパネルの接触位置(例えば、接触部分の中心点等)から得られる。さらに、この直線と垂直に交わり、重心を通る線を境とし、指側の端部をエフェクト67、対向側の端部をエフェクト65として付加する。
これにより、操作対象のオブジェクト96の外形に沿ってエフェクト65、67がかかり、直観的な操作が期待される。
図12は、図5のステップS2における操作対象のオブジェクトにエフェクトをかけるエフェクト処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、エフェクト判定部13は、操作対象のオブジェクトの面積に対する他のオブジェクトの面積の比率が一定値以上であるか否かを判別する(ステップS21)。
ステップS21で一定値以上である場合、表示制御部16は、図8に示したように、操作対象のオブジェクト71が他のオブジェクト75よりも上位レイヤに配置されるように、その周囲に浮き上がるようなエフェクト25をかける(ステップS22)。この後、電子機器1は元の処理に復帰する。つまり、図5のステップS3に進む。
一方、ステップS21で面積の比率が一定値以上でない場合、エフェクト判定部13は、図6(A)に示したように、操作対象のオブジェクト21の中心部を指31で接触したか、あるいは図6(B)に示すように、1箇所の操作領域を2本の指31、32で接触したかを判別する(ステップS23)。
ステップS23で中心部を指で接触した場合あるいは2本の指で接触した場合、表示制御部16は、エフェクト25、27をかけないようにする(ステップS24)。この後、電子機器1は元の処理に復帰する。
一方、ステップS23で、中心部を指で接触しておらず、かつ、2本の指で接触していない場合、エフェクト判定部13は、図7(B)に示したように、指31の接触箇所が中央線23上であるか否かを判別する(ステップS25)。
ステップS25で接触箇所が中央線23上である場合、表示制御部16は、図7(B)に示したように、操作対象のオブジェクト21を上下に分割してエフェクト25、27をかける(ステップS26)。この後、電子機器1は元の処理に復帰する。
一方、ステップS25で指31の接触箇所が中央線23上でない場合、表示制御部16は、図2(B)〜(D)に示したように、対向側に浮き上がるようなエフェクト25、指側に沈み込むようなエフェクト27をかける(ステップS27)。この後、電子機器1は元の処理に復帰する。
このように、本実施形態の電子機器(例えば電子機器1)は、入力操作を受け付けた第1のオブジェクト(例えば図2の操作対象のオブジェクト21)の領域の一部である入力操作領域と、第2のオブジェクト(例えば図2の他のオブジェクト40)と第1のオブジェクトとが重複した領域である重複領域と、の位置関係に基づいて、第1のオブジェクトが配置される第1のレイヤと第2のオブジェクトが配置される第2のレイヤとの順序を制御するレイヤ制御部(例えばレイヤ順管理部15)を備える。
これにより、オブジェクトの移動とレイヤ順序の変更を容易に行うことができる。すなわち、操作対象のオブジェクト21を移動させて他のオブジェクト40に重ねることで、操作対象のオブジェクト21の移動とレイヤ順序の変更をスムーズに行うことができる。
また、レイヤ制御部は、入力部により受け付けた入力操作により、第1のオブジェクトが入力操作領域側から第2のオブジェクトと重複した場合、第1のレイヤが第2のレイヤの下位のレイヤとなるように制御してもよい。また、レイヤ制御部は、入力部により受け付けた入力操作により、第1のオブジェクトが入力操作領域側から第2のオブジェクトと重複した場合、第1のオブジェクトが入力操作領域と対向側から第2のオブジェクトと重複した場合、第1のレイヤが第2のレイヤの上位のレイヤとなるよう制御してもよい。
これにより、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとが重複を開始する領域に応じて、移動と上下レイヤへのレイヤ順序の変更をスムーズに行うことができる。
また、レイヤ制御部は、第1のオブジェクトの領域の面積に対する接触面積の比率が所定比率以上である場合、又は、第1のオブジェクトの領域が一定サイズ以下である場合、入力部により受け付けた入力操作により第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとが重複したとき、第1のレイヤが第2のレイヤの上位のレイヤとなるよう制御してもよい。
これにより、小さなオブジェクトについては常に他のオブジェクトの上側に表示されるようにすることができ、移動とレイヤ順序の変更をスムーズに行うことができる。
また、レイヤ制御部は、入力部により第1のオブジェクトの領域の中央部への入力操作を受け付けた場合、第1のレイヤと第2のレイヤとの順序を不変とするよう制御してもよい。また、レイヤ制御部は、入力部により第1のオブジェクトにおける同一の入力操作領域(例えば操作領域D)への複数の入力操作を同時に受け付けた場合、第1のレイヤと第2のレイヤとの順序を不変とするよう制御してもよい。
これにより、レイヤの変更を行わずに、レイヤ順序の変更を簡単に行うことができる。
また、レイヤ制御部は、入力部により第1のオブジェクトにおける対向する入力操作領域(例えば操作領域A、D)への複数の入力操作を同時に受け付けた場合、第1のレイヤが第2のレイヤの下位のレイヤとなるように制御してもよい。
これにより、第1のオブジェクトが第2のオブジェクトよりも常に下位レイヤに配置されるようにレイヤ順序の変更を簡単に行うことができる。
また、レイヤ制御部は、入力部により受け付けた入力操作時の押圧力が大きい程、入力操作領域側とする範囲を大きくし、入力操作時の押圧力が小さい程、入力操作領域側と対向側とする範囲を大きくしてもよい。
これにより、押圧力が大きい程、第1のオブジェクトが第2のオブジェクトよりも下位のレイヤに配置され易くなり、押圧力が小さい程、第1のオブジェクトが第2のオブジェクトよりも上位のレイヤに配置され易くなる。したがって、直感的で分かりやすいオブジェクトの移動およびレイヤ順序の変更を行うことができる。
また、本実施形態の電子機器(例えば電子機器1)は、第1のオブジェクトにおける入力操作領域側の端部に対して第1のエフェクト処理(例えば青色に着色する処理)を行い、前記第1のオブジェクトにおける入力操作領域と対向側の端部に対して第2のエフェクト処理(例えば黄色に着色する処理)を行うエフェクト処理部(例えば表示制御部16)を備えてもよい。
また、エフェクト処理部は、入力部により受け付けた入力操作により、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとが重複した場合、第2のオブジェクトの領域の端部としての矩形枠に対して第3のエフェクト処理(例えば、緑色に着色する処理)を行ってもよい。
これにより、第1のオブジェクトの画像が矩形でない場合であっても、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトのレイヤ順序関係を簡単に把握することができる。
また、エフェクト処理部は、第1のレイヤが第2のレイヤよりも下位のレイヤであり、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとが重複した場合、第1のオブジェクトの端部に対する第1のエフェクト処理および第2のエフェクト処理の結果を、第2のレイヤよりも上位のレイヤで表示させてもよい。
これにより、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとの重複時に、第1のオブジェクトが第2のオブジェクトで隠れてしまう場合出会っても、第1のオブジェクトの端部にかけられたエフェクトを確認することができるので、どのようにレイヤ順序の変更を行おうとしているかを簡単に確認することができる。
また、エフェクト処理部は、第1のオブジェクトにおける画像が矩形の形状以外である場合、画像の端部に対して第1のエフェクト処理および前記第2のエフェクト処理を行ってもよい。また、エフェクト処理部は、入力部により入力を受け付けた入力位置と画像の基準点(例えば重心)との位置関係に基づいて、画像における基準点よりも入力位置側の端部に対して第1のエフェクト処理を行い、画像における基準点よりも入力位置と対向側の端部に対して第2のエフェクト処理を行ってもよい。
これにより、画像よりも外側の矩形部分ではなく、画像の端部にエフェクトがかけられるので、より直感的に操作対象のオブジェクト内の画像の移動やレイヤ順序の変更を行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、エフェクトのかけ方は、オブジェクトの端部に例えば黄色と青色のラインを付加していたが、これに限らず、種々のエフェクトの表現が可能である。図13(A)〜(C)は種々のエフェクトのかけ方の一例を示す図である。
例えば、図13(A)に示すように、操作対象のオブジェクト21の角部がめくれているように表現することで、浮き上がるようなエフェクトをかけてもよい。また、オブジェクトに影をつけることで、沈み込むようなエフェクトをかけてもよい。また、図13(B)に示すように、上向きの矢印で浮き上がるようなエフェクトを表現し、下向きの矢印で沈み込むようなエフェクトを表現してもよい。また、図13(C)に示すように、「Up」、「Down」の文字が記された吹き出しで表現してもよい。
また、上記実施形態では、操作対象のオブジェクト21を4つの操作領域に分割する十字形の中央線は、非表示であったが、使用者が区画された操作領域を分かりやすくなるように、中央線を表示させてもよい。
また、上記実施形態では、操作対象のオブジェクト21が他のオブジェクト40と接触(重複)した際、単に上位レイヤあるいは下位レイヤに配置された場合を示したが、1段階のレイヤ変更に限らず、2段階以上の上位レイヤあるいは下位レイヤに配置されてもよい。また、1段階のレイヤ変更か2段階以上のレイヤ変更かを、図示しない操作部やレイヤ順管理部15により変更できるようにしてもよい。
また、オブジェクトとしては、例えば、図形、画像、テキスト等が挙げられる。また、操作対象のオブジェクト21を指31で操作する場合を説明したが、スタイラスペンなどで操作してもよい。
また、複数のオブジェクトを画面に表示・編集可能な電子機器1として、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC等が挙げられる。
また、本発明は、上記実施形態の機能を実現する表示制御プログラムを、ネットワークあるいは各種記憶媒体を介して電子機器1に供給し、この電子機器1内のコンピュータが読み出して実行する表示制御プログラムも適用範囲である。
本発明は、オブジェクトの移動とレイヤ順序の変更を容易に行うことができる電子機器、表示制御方法、表示制御プログラム等に有用である。
1 電子機器
11 座標入力部
12 表示位置判定部
13 エフェクト判定部
14 レイヤ順判定部
15 レイヤ順管理部
16 表示制御部
17 表示部
18 画面
21、71、81、91、96 操作対象のオブジェクト
22、23 中央線
25、27、65、67、85 エフェクト
31、32 指
40、42、43、44、45、46、47、48、49、75、95 他のオブジェクト
83、97 四角枠
A、B、C、D 操作領域

Claims (15)

  1. 複数のレイヤにそれぞれ配置された複数のオブジェクトを表示部の画面に表示する電子機器であって、
    前記複数のオブジェクトの1つである第1のオブジェクトへの入力操作を受け付ける入力部と、
    前記入力部により入力操作を受け付けた前記第1のオブジェクトの領域の一部である入力操作領域と、前記複数のオブジェクトの1つである第2のオブジェクトと前記第1のオブジェクトとが重複した領域である重複領域と、の位置関係に基づいて、前記第1のオブジェクトが配置される第1のレイヤと前記第2のオブジェクトが配置される第2のレイヤとの順序を制御するレイヤ制御部と、
    前記レイヤ制御部によって制御された前記第1のレイヤおよび前記第2のレイヤにそれぞれ配置された前記第1のオブジェクトおよび前記第2のオブジェクトを前記表示部の画面に表示させる表示制御部と、
    を備える電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記レイヤ制御部は、前記入力部により受け付けた入力操作により、前記第1のオブジェクトが前記入力操作領域側から前記第2のオブジェクトと重複した場合、前記第1のレイヤが前記第2のレイヤの下位のレイヤとなるように制御する電子機器。
  3. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記レイヤ制御部は、前記入力部により受け付けた入力操作により、前記第1のオブジェクトが前記入力操作領域と対向側から前記第2のオブジェクトと重複した場合、前記第1のレイヤが前記第2のレイヤの上位のレイヤとなるよう制御する電子機器。
  4. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記レイヤ制御部は、前記第1のオブジェクトの領域の面積に対する前記接触面積の比率が所定比率以上である場合、又は、前記第1のオブジェクトの領域が一定サイズ以下である場合、前記入力部により受け付けた入力操作により前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとが重複したとき、前記第1のレイヤが前記第2のレイヤの上位のレイヤとなるよう制御する電子機器。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記レイヤ制御部は、前記入力部により前記第1のオブジェクトの領域の中央部への入力操作を受け付けた場合、前記第1のレイヤと前記第2のレイヤとの順序を不変とするよう制御する電子機器。
  6. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記レイヤ制御部は、前記入力部により前記第1のオブジェクトにおける同一の入力操作領域への複数の入力操作を同時に受け付けた場合、前記第1のレイヤと前記第2のレイヤとの順序を不変とするよう制御する電子機器。
  7. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記レイヤ制御部は、前記入力部により前記第1のオブジェクトにおける対向する入力操作領域への複数の入力操作を同時に受け付けた場合、前記第1のレイヤが前記第2のレイヤの下位のレイヤとなるように制御する電子機器。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記レイヤ制御部は、前記入力部により受け付けた入力操作時の押圧力が大きい程、前記入力操作領域側とする範囲を大きくし、前記入力操作時の押圧力が小さい程、前記入力操作領域側と対向側とする範囲を大きくする電子機器。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の電子機器であって、更に、
    前記第1のオブジェクトにおける入力操作領域側の端部に対して第1のエフェクト処理を行い、前記第1のオブジェクトにおける前記入力操作領域と対向側の端部に対して第2のエフェクト処理を行うエフェクト処理部を備える電子機器。
  10. 請求項9記載の電子機器であって、
    前記エフェクト処理部は、前記入力部により受け付けた入力操作により、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとが重複した場合、前記第2のオブジェクトの領域の端部としての矩形枠に対して第3のエフェクト処理を行う電子機器。
  11. 請求項9または10記載の電子機器であって、
    前記エフェクト処理部は、前記第1のレイヤが前記第2のレイヤよりも下位のレイヤであり、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとが重複した場合、前記第1のオブジェクトの端部に対する前記第1のエフェクト処理および前記第2のエフェクト処理の結果を、前記第2のレイヤよりも上位のレイヤで表示させる電子機器。
  12. 請求項9ないし11のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記エフェクト処理部は、前記第1のオブジェクトにおける画像が矩形の形状以外である場合、前記画像の端部に対して前記第1のエフェクト処理および前記第2のエフェクト処理を行う電子機器。
  13. 請求項12記載の電子機器であって、
    前記エフェクト処理部は、前記入力部により入力を受け付けた入力位置と前記画像の基準点との位置関係に基づいて、前記画像における前記基準点よりも前記入力位置側の端部に対して前記第1のエフェクト処理を行い、前記画像における前記基準点よりも前記入力位置と対向側の端部に対して前記第2のエフェクト処理を行う電子機器。
  14. 複数のレイヤにそれぞれ配置された複数のオブジェクトを表示部の画面に表示する電子機器の表示制御方法であって、
    前記複数のオブジェクトの1つである第1のオブジェクトへの入力操作を受け付けるステップと、
    前記入力操作を受け付けた前記第1のオブジェクトの領域の一部である入力操作領域と、前記複数のオブジェクトの1つである第2のオブジェクトと前記第1のオブジェクトとが重複した領域である重複領域と、の位置関係に基づいて、前記第1のオブジェクトが配置される第1のレイヤと前記第2のオブジェクトが配置される第2のレイヤとの順序を制御するステップと、
    前記制御された前記第1のレイヤおよび前記第2のレイヤにそれぞれ配置された前記第1のオブジェクトおよび前記第2のオブジェクトを前記表示部の画面に表示させるステップと、
    を有する表示制御方法。
  15. 請求項14に記載の各ステップをコンピュータに実行させるための表示制御プログラム。
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