JP2015014770A - 耳殻面積拡大補助装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 紙、樹脂等の入手し易い素材の材料を用い、耳殻の面積を拡大し維持費の掛らない音の入り口である耳殻面積の拡大を補助する耳殻面積拡大補助装置を安価に提供する。【解決手段】 円筒形の紙筒、樹脂等安価な素材の材料を裁断しドーム状に整形、又はプレス成型し直角に交わる半円形開口を構成し、片側の開口を取り付ける耳殻根元の形状に合わせ形状補正した耳殻面積拡大補助装置を耳殻に取り付け音を集音する耳殻の面積を拡大する。【選択図】図1
Description
本発明は、遠方の音や低音量の音を聞く際に手の掌を丸め耳に宛がい音を捉えやすくして集音するが、その形状及び原理を応用し耳殻外周に取り付ける耳殻面積拡大補助装置に関する。
通常、我々の耳は外部から、耳殻、外耳、鼓膜、中耳、内耳と構成されているが、耳殻で捉えた音が鼓膜を振動させ、耳小骨に伝わり聴覚神経を経て脳へと伝わり音として認識される。
音源が発する音は、耳殻が入口となり、耳の機能が正常であれば、如何にこの耳殻で音を効率良く捉えられるかによって聞こえ方が明瞭になり音の認識が効率良く行えることになる。
即ち、耳殻は音の入り口であり、ここで音を発するその音源の遠近や種別、言葉であればその意味を明確に判断できることになる。
耳殻が大きければ大きいほど集音面積が拡大し集音がし易く、手の掌を丸め耳殻に宛がうのは、集音面積を拡大し音源の発する音をより効率良く捉え明確に判断することを目的としていることに他ならないのである。
耳殻が大きければ大きいほど集音面積が拡大し集音がし易く、手の掌を丸め耳殻に宛がうのは、集音面積を拡大し音源の発する音をより効率良く捉え明確に判断することを目的としていることに他ならないのである。
上述する様に、耳殻面積を拡大し遠方の音や低音量の音を捉えるためには、常時耳殻に手の掌を丸めて宛がい集音できれば良いのであるが、手の掌を丸め宛がっている状態では他の作業を行うのに至って不都合である。
このため、補聴器を用いたりするが、補聴器は高価であり、聞こえ方には個人差がある。
常時最適の状態で効率良く集音するためには常に調整作業と云う煩わしさと電池等の電源が必要とされ、最適な音を得るための対価が必要となる。
このため、補聴器を用いたりするが、補聴器は高価であり、聞こえ方には個人差がある。
常時最適の状態で効率良く集音するためには常に調整作業と云う煩わしさと電池等の電源が必要とされ、最適な音を得るための対価が必要となる。
音源の発する音の大小に関りなく、何も加工せずに、自然に近い状態で音を明瞭に聞き取れれば、最適の状態で音が得られ、音の発する情報を明確に判断することができる上、補聴器のように最適な音を得るための調整や電源も必要なくなる。
本発明は斯様な状況を鑑み成されたもので、その目的は如何に音源の発する音を簡便な補助装置で効率良く自然に捉え、電池等の電源維持費不要、且つ着脱自在の耳殻面積拡大補助装置を安価に供給することである。
上述の目的を達成する本発明の耳殻面積拡大補助装置aは、耳殻1の面積を拡大し耳殻1に合わせ易く、着脱し易くすることを考慮し、比較的変形、整形し易い紙や樹脂等の素材を用いている。
又、本発明の耳殻面積拡大補助装置は個人、個人異なる耳殻の形状に合わせ取り付けられるように取り付け部を変形させ、耳殻根元6外周に密着させることができるように外縁部に変形させ易く形状維持が可能なように針金gを内在させ耳殻の根元6の形状に対応している。
又、本発明の耳殻面積拡大補助装置は個人、個人異なる耳殻の形状に合わせ取り付けられるように取り付け部を変形させ、耳殻根元6外周に密着させることができるように外縁部に変形させ易く形状維持が可能なように針金gを内在させ耳殻の根元6の形状に対応している。
本発明に係る耳殻面積拡大補助装置aは、紙等を用いる場合は円筒状等の紙器を斜めに裁断し、その先端を円形に手の掌を丸めたような形状に整形し、耳殻に掛けられるようにした同一素材のフックnを設け後方への脱落防止機能としており、長時間の使用により皮膚等に継続的に接する部分には、スポンジm等の柔軟素材を接着し皮膚への影響を減じていることを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、手の掌を丸め耳殻1に押し当てる必要もなく、耳殻面積拡大補助装置aは耳殻1に掛っており耳殻面積拡大補助装置aを手で押さえたりする必要も無いので別作業をしながらでも耳殻面積を拡大することが可能となる。
又、補聴器のように電源を必要としないため維持費無料の耳殻面積拡大補助機能を耳殻1に持たせることができる。
この耳殻面積拡大補助装置aは整形し易い紙や合成樹脂等及びこれに準ずる素材等を用いており、着色も可能で使用する各個人の趣味趣向に合わせた独自の耳殻面積拡大補助装置aを作ることができる。
この耳殻面積拡大補助装置aは整形し易い紙や合成樹脂等及びこれに準ずる素材等を用いており、着色も可能で使用する各個人の趣味趣向に合わせた独自の耳殻面積拡大補助装置aを作ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1〜図5は本発明の実施の形態に係り、図1は耳殻周辺の断面図、図2は耳殻面積拡大補助装置の外観斜視図、図3は集音補助装置aを耳殻に付けた状態の耳殻面積拡大補助装置断面図、図4は耳殻面積拡大補助装置aを使用している状況を示すイラスト図、図5は第2の実施例である。
図1、図2に示すように、耳殻面積拡大補助装置aはボール紙,合成樹脂等の素材を半円形に整形し、その先端iを丸くし、全体を半楕円形のドーム形状eに加工し、耳殻1に被せ補助耳殻cとして開口したもので、耳殻1周辺の皮膚に接する部分9にはスポンジm等の形状弾性を持つ柔軟素材を接着している。
耳殻1に取り付ける場合、耳殻面積拡大補助装置aの耳殻側開口kを取り付ける耳殻1の根元6の形状に合わせ耳殻1に被せるが、この時、耳殻面積拡大補助装置aの耳殻側内周先端縁hには針金g等の変形に追随可能な部材を内在させたことにより耳殻根元6の形状に合わせ自由にその形状を変形させ取り付けることが可能である。
耳殻面積拡大補助装置aを長時間使用した場合、耳殻1の根元6は耳殻面積拡大補助装置の接触から,疲労による腫れや痛みを感ずる場合も有り、耳殻1及びその周辺への刺激を低減する目的からスポンジm等の柔軟且つ変形可能な素材でできたパッドfを皮膚に接する耳殻1の根元部分6に対応する部位に取り付け、耳殻1に生ずる耳殻面積拡大補助装置aの長時間使用等からの耳殻1の疲労等に対応している。
耳殻面積拡大補助装置aは手の掌大であり、耳殻1に掛けた場合、男性は髪が短いため目立ち易いが、女性の場合はその髪の中に隠れ目立ちにくい。
耳殻面積拡大補助装置aに使われている素材は着色可能な素材でありデザイン的にも興味を持てるもので個人個人の趣味趣向に合わせたものを作ることができる。
耳殻面積拡大補助装置aに使われている素材は着色可能な素材でありデザイン的にも興味を持てるもので個人個人の趣味趣向に合わせたものを作ることができる。
図5は本発明の第2の実施の形態に係る耳殻面積拡大補助装置の内部構造を示す中央部縦断面図である。
同図に示すように、本形態に係る耳殻面積拡大補助装置はその内部に十数個の音拡散突起pを設け音の反射を促進し、より自然に近い状態で集音することができるようにしている。
同図に示すように、本形態に係る耳殻面積拡大補助装置はその内部に十数個の音拡散突起pを設け音の反射を促進し、より自然に近い状態で集音することができるようにしている。
耳殻面積拡大補助装置の構成素材には紙、樹脂等の素材を用いているが、これに拘ることなく量産するために樹脂等の軽量素材によれば、その厚さを調整でき、本体を薄くした軽量化と量産化が可能で耳殻に与える影響も少なくなる。
本発明は老人や軽度の聴覚障害(難聴等)を有する人を介護する現場やコンサートホール等の後方で聴く場合に有効で、そのような現場にて利用することができる。
1 耳殻
2 鼓膜
3 耳小骨
4 聴覚神経
5 外耳
6 耳殻根元
7 音
8 耳殻外周
9 耳殻面積拡大補助装置の皮膚に接する部分
a 耳殻面積拡大補助装置
b 耳殻面積拡大補助装置耳殻側外縁
c 耳殻面積拡大補助装置集音部
d 耳殻面積拡大補助装置集音開口側外縁
e 耳殻面積拡大補助装置集音ドーム
f 耳殻面積拡大補助装置耳殻根元側取り付けパッド
g 針金
h 耳殻面積拡大」補助装置耳殻側内周先端縁
i 耳殻面積拡大補助装置先端
j 耳殻面積拡大」補助装置集音部
k 耳殻面積拡大」補助装置耳殻側開口
m スポンジ等
n フック
o 音
p 拡散突起
2 鼓膜
3 耳小骨
4 聴覚神経
5 外耳
6 耳殻根元
7 音
8 耳殻外周
9 耳殻面積拡大補助装置の皮膚に接する部分
a 耳殻面積拡大補助装置
b 耳殻面積拡大補助装置耳殻側外縁
c 耳殻面積拡大補助装置集音部
d 耳殻面積拡大補助装置集音開口側外縁
e 耳殻面積拡大補助装置集音ドーム
f 耳殻面積拡大補助装置耳殻根元側取り付けパッド
g 針金
h 耳殻面積拡大」補助装置耳殻側内周先端縁
i 耳殻面積拡大補助装置先端
j 耳殻面積拡大」補助装置集音部
k 耳殻面積拡大」補助装置耳殻側開口
m スポンジ等
n フック
o 音
p 拡散突起
Claims (3)
- 紙や軟性樹脂等これらに類する素材の円筒形状のものを集音部と耳宛部を開口にして整形したものであって、
低音量の音や遠方の音を捉え易くする目的から、手の掌を丸め耳殻に宛がい耳殻面積を拡大し音を捉え易くする行為と同様に、補助的に耳殻外側に被せ耳殻面積を手の掌に代わって拡大することを特徴とする耳殻面積拡大補助装置。 - 耳殻根元の形状に合わせ、変形させられるように、耳殻側外縁に針金等の変形維持部材の内包により形状維持機能をもたせたこと、及び使用者の耳殻や耳殻根元の形状に対応可能としたことを特徴とする請求項1記載の耳殻面積拡大補助装置
- 耳殻外側に被せ手を添えたり、ゴムバンドやスチール板等の補助によらずに取り付けフックにより使用中は取り付け位置に止まり、脱落することなくその取り付け位置に持続的に保持される機能をもつことを特徴とする請求項2記載の耳殻面積拡大補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013153971A JP2015014770A (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | 耳殻面積拡大補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013153971A JP2015014770A (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | 耳殻面積拡大補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015014770A true JP2015014770A (ja) | 2015-01-22 |
Family
ID=52436504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013153971A Pending JP2015014770A (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | 耳殻面積拡大補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015014770A (ja) |
-
2013
- 2013-07-05 JP JP2013153971A patent/JP2015014770A/ja active Pending
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