JP2015014731A - 視線方向制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特にパン方向における視線変更可能範囲を広げる。さらに、高い視線変更速度を得る。【解決手段】パンミラー21は、第3回転軸22を中心として正逆方向に回動可能である。かつ、第3回転軸22は、チルト方向制御部1からパンミラー21へ向かう視線方向と略平行となる方向に延長されている。かつ、パンミラー21と第3回転軸22とのなす角αは、0?<α<90?の範囲に設定されている。チルト方向制御部1は、パンミラー21の回転軌跡で形成される仮想面に対して視線方向を走査させることができる。かつ、チルト方向制御部1は、パンミラー21から対象物への視線方向のチルト角を制御できる。パンミラー21は、第3回転軸22を中心として回動することによって、パンミラー21から対象物への視線方向のパン角を制御できる。【選択図】図1

Description

本発明は、光学機器における視線の方向を制御するための技術に関するものである。
被写体を継続的に撮影するためには、カメラの視線を対象に向け続ける必要がある。多くの場合この作業は撮影者が手動で行うが、ボールの跳躍のような高速かつ不規則な運動に完璧に追従するのは難しい。このため、カメラの視線方向を機械で自動制御するシステム(いわゆるアクティブビジョン:下記非特許文献1参照)の研究は様々な分野で盛んとなっている。
通常のアクティブビジョンの技術では、カメラ自体を駆動雲台に取り付けて動かしているため、視線方向の移動についての応答速度が遅い。これでは、急激な加速度変化を含む運動対象(例えば球技で用いられているボール)をトラッキングすることは難しい。高速カメラのフレームレートが、速いものでは100万fpsに達する事や、GPUによって画像処理が高速化されている現状を考えると、視線制御速度は、様々なトラッキングシステムにおいて速度面でのボトルネックとなっていると言える。
この問題を解決するために、カメラ前方に配置した小型駆動鏡面によって高速にカメラの視線変更を行うサッカードミラー(Saccade Mirror)と呼ばれる光学系が提案されている(下記非特許文献2参照)。この技術では、2軸のガルバノミラーを用いることによって、高速な視線変更ができるようになっている。もし、制御系において、常に画面中心で対象物をとらえるように視線の制御ができれば、他に類を見ないダイナミックな撮像が可能になると考えられる。
ところで、従来のサッカードミラーにおいては、パン角及びチルト角が比較的に狭いという問題があった。
広い角度範囲で視線を変更できる装置としては、例えば下記特許文献1に記載の技術が存在する。この技術では、いわゆるジンバル機構を用いてミラー位置を変更することにより、広範囲で視線方向を変更できるようになっている。
米国特許第7804056号公報
J. Aloimonos, I. Weiss and A. Bandyopadhyay: "Active Vision", Int'l Journal of Computer Vision, vol. 1, no. 4, pp. 333.356 (1988). K. Okumura, H. Oku and M. Ishikawa: "High-Speed Gaze Controller for Millisecond-order Pan/tilt Camera", Proc. of IEEE Int'l Conf. on Robotics and Automation, pp. 6186. 6191 (2011).
しかしながら、前記特許文献1の構造では、ジンバル機構を構成する部材の重量が大きくなりがちであり、高速な視線変更は難しいと考えられる。
本発明は、前記の状況に鑑みてなされたものである。本発明の第1の目的は、特にパン方向における視線変更可能な範囲を広くすることができ、しかも高い視線変更速度を得ることができる視線方向制御装置を提供することである。本発明の第2の目的は、この装置の設計に適した方法を提供することである。
前記した課題を解決する手段は、以下の項目のように記載できる。
(項目1)
光学機器から対象物に向けられるべき視線方向を制御するための装置であって、
チルト方向制御部と、パン方向制御部とを備えており、
前記チルト方向制御部は、第1チルトミラーと、第2チルトミラーとを備えており、
前記第1チルトミラーは、第1回転軸を中心として正逆方向に回動可能とされており、
前記第2チルトミラーは、第2回転軸を中心として正逆方向に回動可能とされており、
前記第2回転軸は、前記第1回転軸に対して垂直となる方向に延長されており、
前記パン方向制御部は、パンミラーを備えており、
前記パンミラーは、第3回転軸を中心として正逆方向に回動可能とされており、
かつ、前記第3回転軸は、前記チルト方向制御部から前記パンミラーへ向かう視線方向と略平行となる方向に延長されており、
かつ、前記パンミラーと前記第3回転軸とのなす角αは、0°<α<90°の範囲に設定されており、
かつ、前記チルト方向制御部は、前記第1チルトミラー及び前記第2チルトミラーを回動させることにより、前記パンミラーの回転軌跡で形成される仮想面に対して視線方向を走査させることができる構成となっており、
かつ、前記チルト方向制御部は、前記第1チルトミラー及び前記第2チルトミラーを回動させることにより、前記パンミラーから前記対象物への前記視線方向のチルト角を制御できる構成となっており、
前記パンミラーは、前記第3回転軸を中心として回動することによって、前記パンミラーから前記対象物への前記視線方向のパン角を制御できる構成となっている
視線方向制御装置。
(項目2)
前記第1回転軸は、前記第1チルトミラーの法線ベクトルに対して垂直となる方向に延長されており、
前記第2回転軸は、前記第2チルトミラーの法線ベクトルに対して垂直となる方向に延長されている
項目1に記載の視線方向制御装置。
(項目3)
前記第1回転軸の位置は、前記第1チルトミラーに照射される光線束の中心に一致しており、
前記第2回転軸の位置は、前記第2チルトミラーに照射される光線束の中心に一致している
項目1又は2に記載の視線方向制御装置。
(項目4)
前記チルト方向制御部による前記視線方向の走査が可能な領域の中心は、前記第3回転軸の位置と一致させられている
項目1〜3のいずれか1項に記載の視線方向制御装置。
(項目5)
さらに瞳転送光学系を備えており、
前記瞳転送光学系は、前記第1チルトミラー、前記第2チルトミラー及び前記パンミラーのいずれかの近傍に視線の瞳位置を転送する構成となっている
項目1〜4のいずれか1項に記載の視線方向制御装置。
(項目6)
チルト方向制御部とパン方向制御部とを備える視線方向制御装置の設計方法であって、
前記チルト方向制御部は、第1チルトミラーと、第2チルトミラーとを備えており、
前記第1チルトミラーは、第1回転軸を中心として正逆方向に回動可能とされており、
前記第2チルトミラーは、第2回転軸を中心として正逆方向に回動可能とされており、
前記第2回転軸は、前記第1回転軸に対して垂直となる方向に延長されており、
前記パン方向制御部は、パンミラーを備えており、
前記パンミラーは、第3回転軸を中心として正逆方向に回動可能とされており、
かつ、前記第3回転軸は、前記チルト方向制御部から前記パンミラーへ向かう視線方向と略平行となる方向に延長されており、
かつ、前記パンミラーと前記第3回転軸とのなす角αは、0°<α<90°の範囲に設定されており、
かつ、前記チルト方向制御部は、前記第1チルトミラー及び前記第2チルトミラーを回動させることにより、前記パンミラーの回転軌跡で形成される仮想面に対して視線方向を走査させることができる構成となっており、
かつ、前記チルト方向制御部は、前記第1チルトミラー及び前記第2チルトミラーを回動させることにより、前記パンミラーから対象物への前記視線方向のチルト角を制御できる構成となっており、
前記パンミラーは、前記第3回転軸を中心として回動することによって、前記パンミラーから前記対象物への前記視線方向のパン角を制御できる構成となっており、
さらにこの設計方法は、以下のステップを備える:
(a)前記第1チルトミラーと前記第2チルトミラーと前記パンミラーとで方向変換される視線の向きが既定の要求仕様を満たすように、レイトレーシングを用いて、前記第1チルトミラーと前記第2チルトミラーと前記パンミラーの形状を算出するステップ;
(b)前記第1チルトミラーと前記第2チルトミラーと前記パンミラーとについての評価関数を最適化することによって、前記第1チルトミラーと前記第2チルトミラーと前記パンミラーについての設計パラメータを探索するステップ、ここで、前記探索は、前記第1チルトミラーと前記第2チルトミラーと前記パンミラーとの間で衝突を生じないことを制約条件として行われるものとなっている。
(項目7)
前記制約条件は、前記チルト方向制御部から前記パンミラーに向かった視線が、前記パンミラーで反射された後に、前記第1チルトミラーあるいは前記第2チルトミラーに当たらないことをさらに含む
項目6に記載の設計方法。
(項目8)
前記ステップ(b)で用いる評価関数は、前記第1チルトミラーと前記第2チルトミラーと前記パンミラーについて得られる最少の加速度の最大値を求めるものである
項目6又は7に記載の設計方法。
(項目9)
項目1〜8のいずれか1項に記載の設計方法における各ステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
このコンピュータプログラムは、適宜な記録媒体(例えばCD−ROMやDVDディスクのような光学的な記録媒体、ハードディスクやフレキシブルディスクのような磁気的記録媒体、あるいはMOディスクのような光磁気記録媒体)に格納することができる。このコンピュータプログラムは、インターネットなどの通信回線を介して伝送されることができる。
本発明によれば、パンミラーの回動範囲を広げることができ、このため、パン方向における視線変更可能範囲を広めることができる。しかも、基本的な構成はサッカードミラーと同様なので、高い視線変更速度を得ることができる。また、本発明の設計方法によれば、この視線変更制御装置の設計を行うことができる。
本発明の一実施形態における視線方向制御装置の概略的な構成を示す説明図である。 図1の装置における要部を拡大した説明図である。 パンミラーを第3回転軸に取り付けた状態を説明するための、パンミラーの模式的な断面図である。 図1の視線方向制御装置を設計する手順を示すフローチャートである。 図4の手順を実行するための設計装置の一例を示すブロック図である。 ミラーによる視線方向の変化を説明するための説明図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る視線方向制御装置について説明する。
(本実施形態の構成)
本実施形態の視線方向制御装置は、光学機器の一例としてのカメラ100における視線方向を制御するための装置である。ただし、光学機器としては、カメラのような撮像装置に限らず、像を投影するプロジェクタであってもよい。撮像装置と投影装置とでは、光線の進行方向が逆になるが、本実施形態における視線方向は、いずれの場合であっても同様に把握できる。
本実施形態の視線方向制御装置は、チルト方向制御部1と、パン方向制御部2と、瞳転送光学系3とを備えている(図1参照)。
(チルト方向制御部)
チルト方向制御部1は、第1チルトミラー11と、第2チルトミラー12とを備えている。第1チルトミラー11は、図示しない駆動機構によって、第1回転軸13を中心として正逆方向に回動可能とされている(図2参照)。より詳しくは、本実施形態においては、第1回転軸13が、第1チルトミラー12の法線ベクトルに対して垂直となる方向に延長されている。つまり、第1回転軸13は、実質的に、第1チルトミラー11の反射面に沿う位置に配置されている。さらに、本実施形態において、第1回転軸13の位置は、第1チルトミラー11に照射される光線束の中心に一致している。
第2チルトミラー12は、図示しない駆動機構によって、第2回転軸14を中心として正逆方向に回動可能とされている(図2参照)。第2回転軸14は、第2チルトミラー12の法線ベクトルに対して垂直となる方向に延長されている。つまり、第2回転軸14は、実質的に、第2チルトミラー12の反射面に沿う位置に配置されている。さらに、本実施形態において、第2回転軸14の位置は、第2チルトミラー12に照射される光線束の中心に一致している。
ここで、本実施形態において回転軸とは、特に言及しない限り、例えばリンク機構などを用いて形成される仮想的な回転軸である場合を含む。なお、図2においては、各回転軸が各ミラーの反射面上に現れているように記載しているが、これは理解の容易のためであって、実際は、各回転軸は、ミラーにおける光線の反射に支障とならない位置(例えば反射面の直後)に配置されることが好ましい。
第2回転軸14は、第1回転軸13に対して垂直となる方向に延長されている。ここで垂直とは、各軸の方向ベクトルの成す角が直角(つまりベクトルの内積が0)であることを意味しており、各軸が実際に交差する必要はない。またここで直角とは、実用上支障ない程度にほぼ直角である場合を含んでおり、数学的に厳密な意味で直角である必要はない。
チルト方向制御部1は、第1チルトミラー11及び第2チルトミラー12を回動させることにより、後述するパンミラー21の回転軌跡で形成される仮想面に対して視線方向を走査させることができる構成となっている。さらに、チルト方向制御部1は、第1チルトミラー11及び第2チルトミラー12を回動させることにより、視線方向のチルト角を制御できる構成となっている。さらに、本実施形態において、チルト方向制御部1による視線方向の走査が可能な領域の中心は、後述する第3回転軸22の位置(つまりパンミラーと第3回転軸都の取り付け位置の近傍)と一致させられている。
(パン方向制御部)
パン方向制御部2は、パンミラー21を備えている。パンミラー21は、図示しない駆動機構によって、第3回転軸22を中心として正逆方向に回動可能とされている(図2参照)。パンミラー21の回転可能範囲は、特に制約はないが、必要があれば360°(つまり全周)にわたって回転する構成とすることができる。ただし、実際に必要な範囲で回転できればよい。なお、図2では、パン角を符号θ、チルト角を符号φで表している。
第3回転軸22は、チルト方向制御部1からパンミラー21へ向かう視線方向と略平行となる方向に延長されている。ここで、視線方向とは、あくまで仮想的なものであって、実際の光線の進行方向と同じでなくともよい。例えば、光学機器100が撮像装置の場合、被写体からの反射光はパン方向制御部2からチルト方向制御部1に向けて進行するが、視線方向としては、チルト方向制御部1からパン方向制御部2への方向を考えることができる。
パンミラー21と第3回転軸22とのなす角α(図3参照)は、0°<α<90°の範囲に設定されている。つまり、パンミラー21は、第3回転軸22に対して傾斜する方向に設置されている。
パンミラー21は、第3回転軸22を中心として回動することによって、視線方向のパン角を制御できる構成となっている。
(瞳転送光学系)
瞳転送光学系3は、第1チルトミラー11、第2チルトミラー12及びパンミラー21のいずれかの近傍に視線の瞳位置を転送する構成となっている。瞳転送光学系3としては、基本的に、従来のサッカードミラーと同様の構成とすることができるので、詳しい説明を省略する。また、本実施形態においては、各ミラーの回転角を、カメラ画像を用いたフィードバックにより制御しているが、このフィードバック制御についても基本的に従来の手法を用いることができるので、詳しい説明は省略する。
(本実施形態の動作)
ついで、前記した実施形態の視線方向制御装置の動作について説明する。本実施形態の視線方向制御装置の基本的な使用方法は、例えば前記した非特許文献2に記載の「サッカードミラー」と同様である。しかしながら、従来のサッカードミラーにおいては、2枚のミラーによってパン角とチルト角とを制御していた。これに対して、本実施形態の装置では、基本的に3枚のミラー(2枚のチルトミラーと1枚のパンミラー)を用いており、2枚のチルトミラーによってチルト角を制御し、1枚のパンミラーによってパン角を制御できるようになっている。
具体的には、本実施形態では、光学機器100からの視線は、瞳転送光学系3を通過してチルト方向制御部1の第1チルトミラー11に達する。第1チルトミラー11で反射された視線は、第2チルトミラー12によってさらに反射されて、パン方向制御部2のパンミラー21に達する。本実施形態では、第1チルトミラー11と第2チルトミラー12とを、第1回転軸13及び第2回転軸14を中心として回動させることにより、パンミラー21に入射する視線の向きと位置とを制御することができる。これにより、本実施形態では、チルト角の制御を行うことができる。もちろん、チルト方向制御部1の各ミラーの向きを制御することにより、パン角をある程度制御することも可能であるが、本実施形態では、設計を容易とするため、チルト方向制御部1を、チルト角制御のために用いている。
さらに、本実施形態においては、少なくとも2枚のチルトミラーを用いて視線方向を制御しているので、2次元平面内での所定範囲で視線方向を走査することができる。したがって、本実施形態によれば、第3回転軸22を中心として回転するパンミラー21の移動軌跡上に視線方向を向けることができ、パンミラー21による視線方向の制御が可能となっている。
パンミラー21では、入射する視線を反射することにより、対象物に視線を向けることができる。また、本実施形態では、第3回転軸22を中心としてパンミラー21を回転させることにより、パン角θを制御することができる。ここで、従来のサッカードミラーでは、パン角を広げることが難しいという問題があった。これに対して、本実施形態では、パンミラー21は、原理的には、360°全周にわたって回転可能なので、パン角θを従来よりも拡大することが可能となる。もちろん、チルト方向制御部1からの視線をチルト方向制御部1に再び戻すようなパン角をとることは事実上不都合と考えられるので、実際に有用なパン角θは、実際には、360°より小さいことが多いと考えられる。
また、本実施形態では、第1回転軸13が、第1チルトミラー11の法線ベクトルに対して垂直となる方向に延長されており、第2回転軸14が、第2チルトミラー12の法線ベクトルに対して垂直となる方向に延長されているので、これらのミラーにおける慣性モーメントを小さくすることができ、ミラーの高速移動が可能になるという利点がある。
また、本実施形態では、第1回転軸13の位置が、第1チルトミラー11に照射される光線束の中心に一致しており、第2回転軸14の位置が、第2チルトミラー12に照射される光線束の中心に一致しているので、この構成によっても、これらのミラーにおける慣性モーメントを小さくすることができ、ミラーの高速移動が可能となっている。
また、本実施形態では、チルト方向制御部1による視線方向の走査が可能な領域の中心が、第3回転軸22の位置と一致させられているので、各チルトミラーにおいて視線走査に必要な回転角を最小化することが可能となり、この点からも、各チルトミラーにおける慣性モーメントを小さくすることができる。
さらに、本実施形態の瞳転送光学系3は、第1チルトミラー11、第2チルトミラー12及びパンミラー21のいずれかの近傍、例えば第1チルトミラー11と第2チルトミラー12との間に視線の瞳位置を転送する構成となっている。このため、この実施形態では、各ミラーに照射される光線束を小さく絞ることが可能となり、各ミラーにおける慣性モーメントの最小化を図ることができる。
(本実施形態の設計方法)
次に、本実施形態の視線方向制御装置を設計する方法の一例を、図4をさらに参照しながら説明する。また、図5には、このシステムを実行する設計システムのブロック図を示す。
(図4のステップSA−1)
まず、第1チルトミラー11と第2チルトミラー12とパンミラー21とで方向変換される視線の向きが既定の要求仕様を満たすように、レイトレーシングを用いて、第1チルトミラー11と第2チルトミラー12とパンミラー21の形状を、ミラー形状算出部5(図5参照)が算出する。なお、一般的に、レイトレーシングの前提として、各種パラメータの初期値を与える必要がある。この初期値としては、例えば、経験的に適切と思われる値を用いることができる。
ここで、既定の要求仕様とは、本実施形態の装置に必要とされるパン角及びチルト角である。レイトレーシングを用いることにより、各ミラーに必要とされる面積及び形状を算出することができる。レイトレーシングについては、既存手法を用いてコンピュータにより実行することができるので、詳しい説明は省略する。
なお、本実施形態における視線方向は、以下のように、各ミラーに対応する回転行列R(θ)(i=1,2,3)を用いて表すことができる(図5参照)。なおここで、ミラーの番号1は第1チルトミラー、番号2は第2チルトミラー、番号3はパンミラーに対応している。なお、レイトレーシングにおいては、視線だけではなく、各ミラーで反射されるべき光線束の広がりも考慮する。
(図4のステップSA−2)
ついで、第1チルトミラー11と第2チルトミラー12とパンミラー21とについての評価関数を用いた最適化によって、第1チルトミラー11と第2チルトミラー12とパンミラー21について設計パラメータを、最適化処理部6(図5参照)が探索する。この最適化の処理は、図4に示されるステップSB−1〜SB−3を含んでいる。以下、これらのステップについて詳しく説明する。
(図4のステップSB−1)
まず、評価関数算出部61による評価関数の算出について説明する。ここで用いる評価関数は、例えば、第1チルトミラー11と第2チルトミラー12とパンミラー21について得られる最少の加速度の最大値を求めるものである。具体的には、以下の式を用いることができる。
ここで、θは、各ミラーにおける視線方向の回転角(図6参照)であり、時刻tの関数となっている。また、ここでdは、チルト方向制御部1からパンミラー21を見た視線がパンミラー21で反射した後の視線方向を表すベクトル量であり、θの関数となっている。前記の評価式のうち、minは、各ミラーのうちの一つだけを一定のトルクで回転させた場合の視線方向dの、ある時刻(前記の例ではt=0)における加速度ノルムのなかで最も小さい値(最小値)を意味している。したがって、前記評価式全体では、各種パラメータを変更することにより、この最小値を最大化するという最適化を目標としている。ここで、最適化の際に変更されるパラメータの例としては、各ミラーの回転角、ミラー間距離、瞳位置、第3回転軸に対するパンミラーの傾きである。また、最適化においては、例えば既存の内点法を用いることができる(参考: H. Yamashita, "Approahing Large Sale Optimization byWay of Ative Set Method, Interior Point Method and Exterior Point Method," The Institute of Systems, Control and Information Engineers, Vol. 50, No. 9, pp. 332-337, 2006.)。
ここで、評価式を用いた設計パラメータの探索は、さらに以下のステップSB−2及びSB−3における制約条件の範囲内で行われる。以下、さらに説明する。
(図4のステップSB−2)
ここで、前記評価関数の算出においては、制約関数として、ミラー間衝突判定部62が、以下の条件を付す。
ここで、c1,2≦0になることを制約条件とする。この条件を付すことにより、前記した最適化(つまり各種のパラメータ選択)が、第1チルトミラー11と第2チルトミラー12とパンミラー21との間で衝突を生じないことを制約条件として行われることとなる。
(図4のステップSB−3)
さらに、本実施形態における評価関数の算出においては、制約関数として、光線・ミラー間の衝突判定部63が、さらに以下の条件を付す。
ここで、c≦0になることを制約条件とする。この条件を付すことにより、前記した最適化が、「チルト方向制御部1からパンミラー21に向かった光線束が、パンミラー21で反射された後に、第1チルトミラー11あるいは第2チルトミラー12に当たらないこと」を制約条件として行われることになる。なお、ここで、光線束は、視線よりも広い範囲に広がるもので、その広がりは、設計パラメータから算出可能である。また、ここでの光線束は、設計のための仮想のものである。本実施形態のカメラ100に入射する光線束はパン方向制御部2からチルト方向制御部1の方向に進むが、設計上は、逆方向に光線束が進むと仮定しても問題ない。本実施形態の設計手法における各ステップは、コンピュータプログラムとして実装することにより実行可能である。
(図4のステップSA−3)
ついで、出力部7が、最適化によって得られた設計条件(具体的には各パラメータ)を出力する。出力先としては、例えばプリンタやディスプレイであるが、コンピュータ上の記録媒体であってもよい。
なお、本発明の内容は、前記各実施形態に限定されるものではない。本発明は、特許請求の範囲に記載された範囲内において、具体的な構成に対して種々の変更を加えうるものである。
例えば、前記した各構成要素は、機能ブロックとして存在していればよく、独立したハードウエアとして存在しなくても良い。また、実装方法としては、ハードウエアを用いてもコンピュータソフトウエアを用いても良い。さらに、本発明における一つの機能要素が複数の機能要素の集合によって実現されても良く、本発明における複数の機能要素が一つの機能要素により実現されても良い。
また、機能要素は、物理的に離間した位置に配置されていてもよい。この場合、機能要素どうしがネットワークにより接続されていても良い。グリッドコンピューティング又はクラウドコンピューティングにより機能を実現し、あるいは機能要素を構成することも可能である。
さらに、前記した実施形態においては、2枚のチルトミラーと1枚のパンミラーという、合計3枚のミラーを用いているが、それ以上の枚数のミラーを用いることは可能である。ただし、ミラーの数が少ないほど、制御は容易となる。
1 チルト方向制御部
11 第1チルトミラー
12 第2チルトミラー
13 第1回転軸
14 第2回転軸
2 パン方向制御部
21 パンミラー
22 第3回転軸
3 瞳転送光学系
5 ミラー形状算出部
6 最適化処理部
61 評価関数算出部
62 光線・ミラー間衝突判定部
63 衝突判定部
7 出力部
100 カメラ(光学機器)
(項目8)
前記ステップ(b)で用いる評価関数は、前記第1チルトミラーと前記第2チルトミラーと前記パンミラーについて得られる最の加速度の最大値を求めるものである
項目6又は7に記載の設計方法。
(項目9)
項目〜8のいずれか1項に記載の設計方法における各ステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
チルト方向制御部1は、第1チルトミラー11及び第2チルトミラー12を回動させることにより、後述するパンミラー21の回転軌跡で形成される仮想面に対して視線方向を走査させることができる構成となっている。さらに、チルト方向制御部1は、第1チルトミラー11及び第2チルトミラー12を回動させることにより、視線方向のチルト角を制御できる構成となっている。さらに、本実施形態において、チルト方向制御部1による視線方向の走査が可能な領域の中心は、後述する第3回転軸22の位置(つまりパンミラーと第3回転軸の取り付け位置の近傍)と一致させられている。
(図4のステップSA−2)
ついで、第1チルトミラー11と第2チルトミラー12とパンミラー21とについての評価関数を用いた最適化によって、第1チルトミラー11と第2チルトミラー12とパンミラー21について設計パラメータを、最適化処理部6(図5参照)が探索する。この最適化の処理は、図4に示されるステップSB−1〜SB−3を含んでいる。以下、これらのステップについて詳しく説明する。
(図4のステップSB−1)
まず、評価関数算出部61による評価関数の算出について説明する。ここで用いる評価関数は、例えば、第1チルトミラー11と第2チルトミラー12とパンミラー21について得られる最の加速度の最大値を求めるものである。具体的には、以下の式を用いることができる。

Claims (9)

  1. 光学機器から対象物に向けられるべき視線方向を制御するための装置であって、
    チルト方向制御部と、パン方向制御部とを備えており、
    前記チルト方向制御部は、第1チルトミラーと、第2チルトミラーとを備えており、
    前記第1チルトミラーは、第1回転軸を中心として正逆方向に回動可能とされており、
    前記第2チルトミラーは、第2回転軸を中心として正逆方向に回動可能とされており、
    前記第2回転軸は、前記第1回転軸に対して垂直となる方向に延長されており、
    前記パン方向制御部は、パンミラーを備えており、
    前記パンミラーは、第3回転軸を中心として正逆方向に回動可能とされており、
    かつ、前記第3回転軸は、前記チルト方向制御部から前記パンミラーへ向かう視線方向と略平行となる方向に延長されており、
    かつ、前記パンミラーと前記第3回転軸とのなす角αは、0°<α<90°の範囲に設定されており、
    かつ、前記チルト方向制御部は、前記第1チルトミラー及び前記第2チルトミラーを回動させることにより、前記パンミラーの回転軌跡で形成される仮想面に対して視線方向を走査させることができる構成となっており、
    かつ、前記チルト方向制御部は、前記第1チルトミラー及び前記第2チルトミラーを回動させることにより、前記パンミラーから前記対象物への前記視線方向のチルト角を制御できる構成となっており、
    前記パンミラーは、前記第3回転軸を中心として回動することによって、前記パンミラーから前記対象物への前記視線方向のパン角を制御できる構成となっている
    視線方向制御装置。
  2. 前記第1回転軸は、前記第1チルトミラーの法線ベクトルに対して垂直となる方向に延長されており、
    前記第2回転軸は、前記第2チルトミラーの法線ベクトルに対して垂直となる方向に延長されている
    請求項1に記載の視線方向制御装置。
  3. 前記第1回転軸の位置は、前記第1チルトミラーに照射される光線束の中心に一致しており、
    前記第2回転軸の位置は、前記第2チルトミラーに照射される光線束の中心に一致している
    請求項1又は2に記載の視線方向制御装置。
  4. 前記チルト方向制御部による前記視線方向の走査が可能な領域の中心は、前記第3回転軸の位置と一致させられている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の視線方向制御装置。
  5. さらに瞳転送光学系を備えており、
    前記瞳転送光学系は、前記第1チルトミラー、前記第2チルトミラー及び前記パンミラーのいずれかの近傍に視線の瞳位置を転送する構成となっている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の視線方向制御装置。
  6. チルト方向制御部とパン方向制御部とを備える視線方向制御装置の設計方法であって、
    前記チルト方向制御部は、第1チルトミラーと、第2チルトミラーとを備えており、
    前記第1チルトミラーは、第1回転軸を中心として正逆方向に回動可能とされており、
    前記第2チルトミラーは、第2回転軸を中心として正逆方向に回動可能とされており、
    前記第2回転軸は、前記第1回転軸に対して垂直となる方向に延長されており、
    前記パン方向制御部は、パンミラーを備えており、
    前記パンミラーは、第3回転軸を中心として正逆方向に回動可能とされており、
    かつ、前記第3回転軸は、前記チルト方向制御部から前記パンミラーへ向かう視線方向と略平行となる方向に延長されており、
    かつ、前記パンミラーと前記第3回転軸とのなす角αは、0°<α<90°の範囲に設定されており、
    かつ、前記チルト方向制御部は、前記第1チルトミラー及び前記第2チルトミラーを回動させることにより、前記パンミラーの回転軌跡で形成される仮想面に対して視線方向を走査させることができる構成となっており、
    かつ、前記チルト方向制御部は、前記第1チルトミラー及び前記第2チルトミラーを回動させることにより、前記パンミラーから対象物への前記視線方向のチルト角を制御できる構成となっており、
    前記パンミラーは、前記第3回転軸を中心として回動することによって、前記パンミラーから前記対象物への前記視線方向のパン角を制御できる構成となっており、
    さらにこの設計方法は、以下のステップを備える:
    (a)前記第1チルトミラーと前記第2チルトミラーと前記パンミラーとで方向変換される視線の向きが既定の要求仕様を満たすように、レイトレーシングを用いて、前記第1チルトミラーと前記第2チルトミラーと前記パンミラーの形状を算出するステップ;
    (b)前記第1チルトミラーと前記第2チルトミラーと前記パンミラーとについての評価関数を最適化することによって、前記第1チルトミラーと前記第2チルトミラーと前記パンミラーについての設計パラメータを探索するステップ、ここで、前記探索は、前記第1チルトミラーと前記第2チルトミラーと前記パンミラーとの間で衝突を生じないことを制約条件として行われるものとなっている。
  7. 前記制約条件は、前記チルト方向制御部から前記パンミラーに向かった視線が、前記パンミラーで反射された後に、前記第1チルトミラーあるいは前記第2チルトミラーに当たらないことをさらに含む
    請求項6に記載の設計方法。
  8. 前記ステップ(b)で用いる評価関数は、前記第1チルトミラーと前記第2チルトミラーと前記パンミラーについて得られる最少の加速度の最大値を求めるものである
    請求項6又は7に記載の設計方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の設計方法における各ステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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