JP2015012712A - 蓄電システムの制御装置及び制御方法 - Google Patents

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正博 戸原
麻美 水谷
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麻美 水谷
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Makoto Ide
誠 井出
憲史 三ッ本
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憲史 三ッ本
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Abstract

【課題】蓄電システムの出力レベルから影響を受けることなく安定して充放電が可能である信頼性の高い蓄電システムの制御装置及びその方法を提供する。【解決手段】PCS3は、スイッチ2a〜2fが閉状態であれば、並列接続状態にある電池盤1a〜1fに対して充放電を行う。コントローラ4にはグループ設定部41と、スイッチ制御部42とが設けられている。グループ設定部41は、EMSからの充放電指令値の大きさに応じてスイッチ2a〜2fの閉状態数を決め、決定した閉状態数のスイッチ2a〜2fに接続した電池盤1a〜1fの集まりを、1つのグループとして設定する。スイッチ制御部42は、電池盤1a〜1fの残量値であるSOCを全てのグループで、予め規定された基準値Th以下に収めるように、スイッチ2a〜2fの開閉制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、ダイレクト並列方式の蓄電システムの制御装置及び制御方法に関するものである。
自然エネルギー(太陽光、風力)を利用した発電の変動抑制、電力需要の変動抑制やピークシフト等の用途に、大規模な蓄電システムの利用が期待されている。大規模な蓄電システムには、基本単位となる組電池のサブシステムが設けられている。組電池は二次電池の単セルが並列及び直列に接続されている。
組電池のサブシステムは、アームとも呼ばれる電池盤からなり、電池盤を複数台並列接続して利用するケースが増えている。このような蓄電システムの制御装置には、電池盤に充放電を行う電力変換器(以下、PCSと呼ぶ:Power Conditioning System)が設けられている。蓄電システムの制御装置では、PCSに電池盤をどのように接続するかで、方式が分かれている。
電力変換器1台の配下に、多くの電池盤を直接並列接続する方式をダイレクト並列方式、電池盤1台毎に1台の電力変換器を組み合わせた方式を個別並列方式としている。このうち、ダイレクト並列方式は、蓄電システムに必要な電力変換器数が少なくて済むので、コスト的に有利である。したがって、ダイレクト並列方式の蓄電システムの制御装置には、様々な技術が提案されている(例えば、特許文献1−3等)。
特開平6−283210号公報 特開2000−312445号公報 特開2000−340266号公報
蓄電システムの制御装置では充放電効率が重要な指標である。充放電効率とは、充電に要するエネルギーに対して放電で得られるエネルギーの率である。充電に要するエネルギーには、蓄電システムに組み込まれる種々の回路の自己消費電力分が含まれている。自己消費電力分の大きさは実際の充放電電力の大きさには関係なく、実際の充放電電力が小さくなっても、自己消費電力分はこれに比例して小さくなるわけではない。
このため、蓄電システムを低出力で運用して、実際の充放電電力が、システムの定格電力の数%以下のレベルまで下がると、充放電効率が著しく低下することになる。これは、蓄電システムの低出力運用により実際の充放電電力が小さくなったことで、充電に要するエネルギーの割合が、放電で得られるエネルギーに対して相対的に大きくなるからである。
したがって、蓄電システムの制御装置においては、蓄電システムの出力レベルに左右されることなく、常に優れた充放電効率を高めることが求められている。これに対処する従来技術としては例えば、蓄電システムの中の一部の電池盤だけを並列投入して充放電を行うことが考えられる。
しかしながら、一部の電池盤だけを並列投入して運用すると、充放電を行う電池盤と、充放電を行わない電池盤の間で、二次電池の残量値(以下、SOCと呼ぶ:State of Charge)に差が出て、電圧差の要因となる。その結果、充放電を行っていなかった電池盤を無理に並列投入しようとすると、過大な電流が電池盤間に流れて、事故あるいは故障が発生するおそれがあった。したがって、蓄電システムの制御装置には、蓄電システムの出力レベルが変動しても、安定して充放電を行うことが要請されていた。
本発明の実施形態は、以上の課題を解消するために提案されたものであり、その目的は、蓄電システムの出力レベルから影響を受けることなく安定して充放電が可能である信頼性の高い蓄電システムの制御装置及び制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の実施形態は、充放電可能な電池盤が複数台並列接続された蓄電システムの制御装置において、次のような構成要素(1)〜(6)を有している。
(1)前記電池盤に接続されるスイッチと、
(2)前記スイッチを介して前記電池盤に接続され前記電池盤に対し充放電を行う電力変換器と、
(3)前記スイッチに接続されるコントローラを設け、
(4)前記コントローラには、充放電指令を前記電力変換器に出力して前記電力変換器を制御する電力変換器制御部と、
(5)蓄電システムの充放電指令値の大きさに応じて前記スイッチの閉状態数を決め、決定した閉状態数の前記スイッチに接続した電池盤の集まりを、1つのグループとして設定するグループ設定部と、
(6)前記グループごとに前記スイッチの開閉制御を行うスイッチ制御部を設ける。 なお、本発明の実施態様として、コンピュータにより上記構成要素(1)〜(6)の処理が実現される蓄電システムの制御方法も包含する。
本発明の第1の実施形態のシステム構成を示すブロック図。 第1の実施形態において電池盤をグループ分けしたうちの1番目のグループのみ並列接続した場合のブロック図。 第1の実施形態において電池盤をグループ分けしたうちの2番目のグループのみ並列接続した場合のブロック図。 第1の実施形態において電池盤をグループ分けしたうちの3番目のグループのみ並列接続した場合のブロック図。 第1の実施形態において充放電指令値が変化したときの充放電処理のフローチャート。 第1の実施形態においてSOC差を所定の範囲内に収めるようにした充放電処理のフローチャート。 第1の実施形態において電池盤からなるグループのSOCの経時的変化を示すグラフ。
(1)第1の実施形態
(構成)
以下、本発明に係る第1の実施形態について、図1〜図7を用いて説明する。第1の実施形態はダイレクト並列方式の蓄電システムの制御装置であり、図1〜図4は第1の実施形態の構成を示すブロック図である。図1は全ての電池盤が並列接続の場合、図2は電池盤をグループ分けしたうちの1番目のグループのみ並列接続した場合、図3は2番目のグループのみ並列接続した場合、図4は3番目のグループのみ並列接続した場合を、それぞれ示している。
(全体構成)
図1に示すように、第1の実施形態はダイレクト並列方式であり、1台のPCS3の配下に、6台の電池盤1a〜1fが直接、並列接続されている。電池盤1a〜1fは、種類や定格容量、定格出力が全て同等であるものとする。各電池盤1a〜1fの一端部にはスイッチ2a〜2fが接続され、これらスイッチ2a〜2fに1台のPCS3が接続されている。また、各電池盤1a〜1fには電池管理ユニット3a〜3fが接続されている。
(PCS)
PCS3は図中右側の一端部に電力系統が連系されており、図中左側の他端部に各々スイッチ2a〜2fを介して電池盤1a〜1fが並列接続されている。PCS3は、スイッチ2a〜2fが閉状態であれば、並列接続状態にある電池盤1a〜1fに対して充放電を行うようになっている。
(コントローラ)
スイッチ2a〜2f及びPCS3にはコントローラ4が接続されている。コントローラ4は、上位のEMS(Energy Management System)から定期的或いは随時、当該蓄電システム全体に対する充放電指令値を受け取るようになっている。コントローラ4には、指令値判断部40と、グループ設定部41と、スイッチ制御部42と、PCS制御部43と、ユニット制御部44が設けられている。
(指令値判断部)
指令値判断部40は、EMSから蓄電システムに送られる充放電指令値が、蓄電システム全体の定格電力の1/2以下であるか、あるいは1/2を超えるかを判断する部分である。
指令値判断部40は、蓄電システムの定格電力に対する充放電指令値の大きさが、1/2以下となった場合に、電池盤1a〜1fをグループ分けする旨の指令をグループ設定部41に送るようになっている。つまり、グループ設定部41が電池盤1a〜1fのグループ分けを行うのは、蓄電システムの定格電力に対する充放電指令値の大きさが、1/2以下となる場合である。
(グループ設定部)
グループ設定部41は、指令値判断部40からの判断結果を受けて電池盤1a〜1fのグループ分けを行う部分である。グループ設定部41は、EMSからの充放電指令値の大きさに応じてスイッチ2a〜2fの閉状態数を決め、決定した閉状態数のスイッチ2a〜2fに接続した電池盤1a〜1fの集まりを、1つのグループとして設定するようになっている。グループ設定部41が決めるスイッチ2a〜2fの閉状態数によって、各グループに属する電池盤1a〜1fの総数が規定される。
グループ設定部41が設定する電池盤1a〜1fのグループ数は、全ての電池盤1a〜1fが同じ定格であると仮定して、理論的には、
定格電力に対する充放電指令値の大きさが0.5(1/2)であれば2グループ、
定格電力に対する充放電指令値の大きさが0.33(1/3)であれば3グループ、
定格電力に対する充放電指令値の大きさが0.25(1/4)であれば4グループに分けることになる。但し、実際には電池盤1a〜1fの総数がこれらのグループ数に丁度分けられない場合もあり、その際は分割可能な最小のグループ数を採用し、グループに分けた上で含まれる電池盤1a〜1fの数を調整する。
このように電池盤1a〜1fをグループ分けすることで、各グループが単独でEMSからの充放電指令値に対応し得るようになる。全ての電池盤1a〜1fの定格電力が同一の場合、電池盤の総数×(Ptotal/Prated)の小数点以下を切り上げた整数値を、グループに含まれる電池盤の数の基本とし、余った電池盤はいずれか一つのグループに編入する。
例えば、電池盤1a〜1fの総数が12や10の場合には、次のようなグループ分けを行う(全ての電池盤1a〜1fは同じ定格とする)。下記の例において、PtotalはEMSから蓄電システムに送られる実際の充放電指令値、Pratedは蓄電システム全体の定格電力を示している。
<例1>電池盤の総数が12の場合
Ptotal/Prated=0.5(6台必要) → 電池盤6台ずつの2グループに分割
Ptotal/Prated=0.33(4台必要) → 電池盤4台ずつの3グループに分割
Ptotal/Prated=0.25(3台必要) → 電池盤3台ずつの4グループに分割
<例2>電池盤の総数が10の場合
Ptotal/Prated=0.5(5台必要) → 電池5台ずつの2グループに分割
Ptotal/Prated=0.33(4台必要)→ 電池5台ずつの2グループに分割
Ptotal/Prated=0.25(3台必要)→ 電池3台ずつの3グループに分割
(この場合3番目のグループは4台構成となる)
蓄電システムの定格電力に対する充放電指令値の大きさが1/2〜1倍の場合には、グループ設定部41はスイッチ2a〜2fの閉状態数を決めることはなく、電池盤1a〜1fをグループ分けすることはない。ちなみに、定格電力に対する充放電指令値の比が1倍より大きくなるということはない。なぜなら、定格電力に対する充放電指令値の比が1より大きくなれば、定格電力より大きな充放電指令値になるので、これに対応できないことは本実施形態の処理の有無に関わらず当然だからである。
(スイッチ制御部)
スイッチ制御部42は、スイッチ2a〜2fの開閉制御を行う部分である。グループ設定部41によって電池盤1a〜1fがグループ化された場合、スイッチ制御部42は、その時々の充放電を担当するグループを一つだけ選択して充放電を行うようにスイッチ2a〜2fの開閉制御を行う。前述したように、蓄電システムの定格電力に対する充放電指令値の大きさが1/2〜1倍の場合には、電池盤1a〜1fをグループ分けすることはない。したがって、スイッチ制御部42は、全てのスイッチ2a〜2fの開閉制御を一括して行うことになる。
また、スイッチ制御部42は、電池盤1a〜1fのグループ同士のSOC差を予め規定された基準値Th以下に収めるようにスイッチ2a〜2fの開閉制御を行うように構成されている。基準値Thとは、グループ同士のSOC差の上限値であり、その値以下であるならば、互いに並列接続した際に電池盤1a〜1f間に流れる電流が安全面でも性能面でも問題とならない値である。なお、同一のグループに属する電池盤1a〜1fに関しては、互いに並列接続された状態であるため、基本的にSOC差は生じない。
(PCS制御部)
PCS制御部43は、EMSからの充放電指令値をPCS3に出力し、PCS3を制御する部分である。
(ユニット制御部)
ユニット制御部44は、電池管理ユニット3a〜3fの電源のオンオフ制御を行う部分である。ユニット制御部44は、充放電を行っていない期間にあたるグループ中の電池盤1a〜1fの電池管理ユニット3a〜3fについて、その電源をオフ状態にして、PCS3から解列した電池盤1a〜1fを低消費電力モードに移行させる処理部である。
低消費電力モードとは充放電実行時よりも消費電力の少ない待機モード等である。また、電池盤1a〜1fが充放電を行っていない状態から充放電を行う状態に切り換える場合には、ユニット制御部44は、電池管理ユニット3a〜3fの電源をオフからオンに切り換えて、低消費電力モードから通常の消費電力モードに戻すようになっている。
(充放電指令値が変化するときの充放電処理)
以上のような構成を有する第1の実施形態の充放電処理について、図5及び図6のフローチャートを用いて説明する。図5ではEMSから蓄電システムへの充放電指令値が変化するときの充放電処理について説明する。
図5において、ステップST11では、EMSから蓄電システムに送られてくる実際の充放電指令値の大きさが、蓄電システム全体の定格電力の1/2以下であるか1/2を超えるかを、コントローラ4の指令値判断部40が判断する。指令値判断部40がEMSからの充放電指令値がシステム全体の定格電力の1/2を超えると判断した場合は(ST11のNo)、グループ設定部41は電池盤1a〜1fをグループ分けすることはない。
したがって、スイッチ制御部42はスイッチ2a〜2fを一括して動作させ、全てのスイッチ2a〜2fを閉状態として、全ての電池盤1a〜1fをPCS3に並列接続状態とする(図1の状態、ST17)。この状態で、コントローラ4のPCS制御部43が、全ての電池盤1a〜1fに対し充放電指令値で充電する指令をPCS3に出力する(ST18)。
PCS制御部43から指令を受けたPCS3は、全ての電池盤1a〜1fの充放電を行う。基本的に全ての電池盤1a〜1fのSOCは、同等である状態を維持したまま変化する。実際には、継続的な充電の間、または継続的な放電の間には、内部抵抗差による若干のSOC差が電池盤1a〜1fに発生することになる。
しかし、充放電電流がゼロとなってから、ある程度の時間が経てば、電池盤1a〜1fのSOCは揃うことになる。本実施形態では、以上の状態のまま、定格電力に相当する充放電指令値までの対応が可能である。なお、各電池盤1a〜1fは全て充放電動作状態にあるため、電池管理ユニット3a〜3fの電源は全てオンとなり、所定の動作電力を消費している。
ステップST11において、蓄電システムの実際の充放電指令値が蓄電システム全体の定格電力の1/2以下であると指令値判断部40が判断した場合(ST11のYes)、グループ設定部41は、Ptotal×1/(N+1)<Prated≦Ptotal×1/NとなるようなNを求め(ST12)、電池盤1a〜1fを充放電指令値に対応し得るN個のグループG1〜GNに分ける(ST13)。
図2〜図4に示した例はN=3の場合の例である。ここでは、上位のEMSからの充放電指令値の大きさが、システム全体の定格電力の1/3の場合である。このとき、コントローラ4のグループ設定部41は、6台の電池盤1a〜1fについて、2台ずつ3つのグループに分ける。つまり第1グループG1の電池盤1a、1b、第2グループG2の電池盤1c、1d、第3グループG3の電池盤1e、1fという3グループである。
グループ設定部41が電池盤1a〜1fのグループ分けを行った後、スイッチ制御部42がグループごとにスイッチ2c〜2fの開閉を制御する。スイッチ制御部42はまず2つのスイッチ2a、2bを閉状態にし、他の4つのスイッチ2c〜2fは開状態にして、第1グループの電池盤1a、1bだけを並列接続オンする(図2に図示、ST14)。
次に、コントローラ4のPCS制御部43は、電池盤1a、1bに対し充放電指令値で充放電するようにPCS3に指令する(ST15)。コントローラ4から指令を受けたPCS3は、スイッチ2a、2bを介して電池盤1a、1bに対し、充放電指令値で充放電を行う。PCS3が電池盤1a、1bの充電を行うと、図2に示すように、電池盤1a、1bのみが他の電池よりSOCが上昇する。
コントローラ4のユニット制御部44は、第2及び第3グループG2、G3に含まれる電池盤1c〜1fの電池管理ユニット3c〜3fの電源をオフにする。これにより、PCS3から解列した電池盤1c〜1fは低消費電力モードになる(ST16)。また、コントローラ4のユニット制御部44は、第1グループG1に含まれる電池盤1a、1bの電池管理ユニット3a、3bの電源をオンにしている。そのため、電池盤1a、1bは通常の消費電力モードになっている。
(SOC差が基準値より大きくなることを防止するための定周期処理)
PCS3が電池盤1a、1bの充電を行うことで、電池盤1a、1bのSOCが他の電池盤1c〜1fのSOCよりも上昇するが、本実施形態では、電池盤1a〜1fのSOC差が予め規定された基準値Thに達した時点で、スイッチ制御部42がスイッチ2a〜2fの開閉を切り換える。以下、図6のフローチャートを参照して、電池盤1a〜1f間のSOC差が基準値Thより大きくなることを防止するための定周期処理について説明する。
ステップST21では、スイッチ制御部42が、全ての電池盤1a〜1fの最大SOC差が基準値Thを超えるかどうかを確認して、全ての電池盤1a〜1fの最大SOC差が基準値Th以上であれば(ST21のYes)、全てのスイッチ2a〜2fをオフにする(ST22)。
続いて、スイッチ制御部42は、現在の指令値が充電指令値であることを確かめ(ST23)、現在の指令値が充電指令値であれば(ST23のYes)、最もSOCの小さいグループに属する電池盤に接続されたスイッチをオンにして(ST24)、充電を再開する(ST25)。再開した充電処理は、前記図5のフローチャートに示した処理に沿って実施される。なお、ST24において、最もSOCの小さいグループとしては、第2グループG2か第3グループG3のいずれかを選択することになる。
図3に示した例では、第1グループG1の電池盤1a、1bから、第2グループG2の電池盤1c、1dへの切換えを行っている。コントローラ4のスイッチ制御部42はスイッチ2a、2bを開状態とし、スイッチ2c、2dを閉状態にする。これにより、第2グループG2の電池盤1c、1dだけを並列接続状態にする。
次に、コントローラ4のPCS制御部43が、電池盤1c、1dに対し充電指令値で充電するようにPCS3に指令を出す。この指令を受けてPCS3は、スイッチ2c、2dを介して、電池盤1c、1dに充電指令値で充電を行い、図3に示したように、電池盤1c、1dのSOCが上昇する。
なお、コントローラ4のユニット制御部44は、第2グループG2に含まれる電池盤1c、1dの電池管理ユニット3c、3dの電源をオンにして電池盤1c、1dを通常の消費電力モードに切り換える。また、第1及び第3グループG1、G3に含まれる電池盤1a、1b、1e、1fについては、それらの電池管理ユニット3a、3b、3e、3fの電源をオフにして、これらPCS3から解列した電池盤1a、1b、1e、1fを低消費電力モードにする。
PCS3が電池盤1c、1dの充電を行うことで、電池盤1c、1dのSOCが電池盤1a、1bのSOCに近づいていき、電池盤1a、1bのSOCに追いつく。この時点で、電池盤1a〜1dと電池盤1e、1fとのSOC差が予め規定された基準値Thに達したことになる。スイッチ制御部42は、この時点でスイッチ2a〜2fの開閉の切換制御を行う。このとき、図6のフローチャートのステップST21〜ST25を繰り返す。
つまり、PCS3の充電処理により電池盤1c、1dのSOCが上昇する場合に、コントローラ4のスイッチ制御部42は、全電池盤1a〜1fの最大SOC差が基準値Thを超えるかどうかを確認し、基準値Th以上であれば(ST21のYes)、全てのスイッチ2a〜2fをオフにする(ST22)。
そして、スイッチ制御部42は、現在の指令値が充電指令値であることを確かめてから(ST23)、最もSOCの小さいグループに属する電池盤に接続されたスイッチをオンにして(ST24)、充電を再開する(ST25)。この場合の充電処理は、前記図5のフローチャートに示した充電処理と同様である。
ST24において、最もSOCの小さいグループとは第3グループG3である。そこで図3の状態から第2グループG2の次に充電されるグループは、第3グループG3となる。つまり、最大SOC差が基準値Th以上になると、図4に示すように、コントローラ4のスイッチ制御部42は、電池盤1c、1dのスイッチ2c、2dから、電池盤1e、1fのスイッチ2e、2fへと切換えを行い、スイッチ2c、2dが開状態、スイッチ2e、2fは閉状態となる。
これにより、第3グループG3の電池盤1e、1fだけを並列接続状態にする。次に、コントローラ4のPCS制御部43が、電池盤1e、1fに対し充電指令値で充電するようにPCS3に指令を出す。この指令を受けてPCS3は、スイッチ2e、2fを介して、電池盤1e、1fに充電指令値で充電を行い、電池盤1e、1fのSOCが上昇する。
なお、コントローラ4のユニット制御部44は、第3グループG3に含まれる電池盤1e、1fの電池管理ユニット3e、3fの電源をオンにして電池盤1e、1fを通常の消費電力モードに切り換える。また、第3グループG3以外のグループG1、G2に含まれる電池盤1a〜1dの電池管理ユニット3a〜3dの電源をオフにして、これらPCS3から解列する電池盤1a〜1dを低消費電力モードにする。
PCS3が電池盤1e、1fの充電を行うことで、電池盤1e、1fのSOCが電池盤1a〜1dのSOCに追いつき、追い越していく。そして、電池盤1e、1fのSOCと電池盤1a〜1dとのSOC差が基準値Thに達した時点で、スイッチ制御部42はスイッチ2a〜2fの開閉を切り換える。このときも、図6のフローチャートのステップST21〜ST25を繰り返す。
グループG1〜G3のSOCの経時的な変化を図7のグラフに示す。このグラフでは、グループG1のSOCの変化を実線で、グループG2のSOCの変化を細かい点線で、グループG13SOCの変化を粗い点線で、それぞれ示している。
まずグループG1のSOCが基準値Th分だけ上昇し、次に、グループG2のSOCが基準値Th分だけ上昇し、グループG1のSOCに追いつく。続いて、グループG3のSOCが基準値Thの2倍分だけ上昇してグループG1、G2のSOCを追い越し、グループG1、G2のSOCに対して基準値Thの分だけ差をつける。
その後、G1のSOCが基準値Th分だけ上昇して、グループG3のSOCに追いつく。続いて、グループG2のSOCが基準値Thの2倍分だけ上昇してグループG1、G3のSOCを追い越し、グループG1、G3のSOCに対して基準値Thの分だけ差をつける。次に、グループG3のSOCが基準値Th分だけ上昇し、グループG2のSOCに追いつく。以上のようにして、各グループG1〜G3が順次充電処理を行うことにより、各グループG1〜G3SOCが順次、段階的に上昇していく。
(放電処理)
蓄電システムの実際の充放電指令値が蓄電システム全体の定格電力の1/2以下で、蓄電システムの電池盤が放電処理を行う場合は、図7のグラフの時間の向きが逆になって各グループG1〜G3が順次放電処理を行っていく。
すなわち、PCS3がまず第1グループG1に含まれる電池盤1a、1bの放電を行うことで、電池盤1a、1bのSOCが他の電池盤1c〜1fのSOCよりも下降する。そして、電池盤1a〜1fのSOC差が予め規定された基準値Thに達した時点で、スイッチ制御部42がスイッチ2a〜2fの開閉を切り換えていき、各グループG1〜G3のSOCが順次、段階的に下降していく。
また、蓄電システムが放電処理を実施する場合は、図6に示したステップST22において、現在の指令値が充電ではなく放電指令値となり(ST22のNo)、コントローラ4のスイッチ制御部42は、最もSOCの大きいグループに属する電池盤に接続されたスイッチをオンにして(ST26)、放電を再開することになる(ST27)。
(作用及び効果)
蓄電システムにおいては、EMSからの充放電指令値の大きさが当該蓄電システムの定格電力の50%を超えれば、充放電効率の値は、蓄電システムの実力としての効率に近い値となる。このため、本実施形態のコントローラ4では、まず指令値判断部40が、EMSからの充放電指令値に関して、当該蓄電システムの定格電力の1/2つまり50%以下かどうかを判断する。
そして、指令値判断部40にて50%を超えたという判断結果が得られれば、コントローラ4のスイッチ制御部42が、全てのスイッチ2a〜2fを一括して制御し、全ての電池盤1a〜1fをPCS3に並列接続することができる。そのため、PCS3は、蓄電システムの実力としての充放電効率で電池盤1a〜1fの充放電を行うことができる。
一方、EMSからの充放電指令値が当該蓄電システムの定格電力の1/2つまり50%以下であれば、全ての電池盤1a〜1fを充放電に用いると、充電に要するエネルギーの割合が、放電で得られるエネルギーに対して相対的に大きくなり、充放電効率の低下が余儀なくされる。
そこで、コントローラ4の指令値判断部40にて、EMSからの充放電指令値が当該蓄電システムの定格電力の1/2つまり50%以下だという判断結果が得られれば、コントローラ4のグループ設定部41が、充放電指令値の大きさに応じてスイッチ2a〜2fの閉状態数を決め、決定した閉状態数のスイッチ2a〜2fに接続した電池盤1a〜1fの集まりを、1つのグループとして設定する。次に、スイッチ制御部42は、その時々の充放電を行う担当するグループを1つずつ順々に選択していき、グループごとに電池盤1a〜1fの充放電を行っていく。
このようにして本実施形態では、EMSからの充放電指令値が当該蓄電システムの定格電力の1/2以下といった低出力時には、充放電を行う電池盤1a〜1fの数を抑える。したがって、本実施形態においては、充放電指令値に適した充放電を実現することが可能となり、蓄電システムを低出力で運用した場合でも二次電池の監視や制御を行う回路の自己消費電力分による影響が相対的に顕著に増加することがない。その結果、蓄電システムの定格電力の数%以下といったレベルまで極端に充放電電力が下がったとしても、それに応じて電池盤1a〜1fの数を少なくして自己消費電力分を低減可能であり、充放電効率を維持することができる。
本実施形態では、充放電を行っていないグループに属する電池盤つまりPCS3から解列した電池盤1a〜1fを、待機モードなどの低消費電力モードにするので、いっそう優れた充放電効率を確保することが可能である。このため、蓄電システムを低出力で運用した時に全ての電池盤を並列接続して充放電する場合と比較して、損失を低減して優れた充放電効率を実現することができる。したがって、本実施形態によれば、蓄電システムの出力レベルに左右されることなく、充放電効率が向上する。
さらに、一部の電池盤が充放電を行うようにしながらも、全ての電池盤間のSOC差を常に一定値以下に保つので、必要な場合には即座に定格電力相当での充放電へ可能な状態を維持することができ、安定した制御が可能である。従来では、一部の電池盤1a〜1fのみで充放電を継続的に行うと、充放電を実施する電池盤1a〜1fと、充放電を実施しない電池盤1a〜1fとの間で、SOC差が増大して蓄電システム内での電圧差が生じることになるが、本実施形態では、図7のグラフに示したように、充放電を担当する電池盤1a〜1fをグループ分けし、充放電を行うグループに順次切換えていき、全ての電池盤1a〜1fのSOC差が基準値Th以下に常に収まるようにしている。
基準値Thは、それ以下のSOC差がある電池盤1a〜1fが並列接続されたとしても電池盤1a〜1f間に流れる電流が安全面でも性能面でも問題とならない値である。このため、EMSからの充放電指令値が、当該蓄電システムの定格電力の数%以下といった低いレベルから、当該蓄電システムの定格電力近くの値まで、急増したときでも、解列していた電池盤も合わせて即座に全ての電池盤1a〜1fを並列投入することが可能である。したがって、蓄電システムの出力レベルが大きく変動しても、安定して充放電を行うことが可能であり、充放電指令値の変化に柔軟に対応することができ、高性能で、信頼性の高い蓄電システムの制御装置を実現することができる。
(2)他の実施形態
上記の実施形態は、本明細書において一例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図するものではない。すなわち、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことが可能である。これらの実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
(a)蓄電システムの規模を応じて、電池盤の設置数や種類、定格容量、定格出力等は適宜変更可能である。
(b)スイッチ制御部において、グループ分けした電池盤に接続されたスイッチを経時的に順番に切換えていくようにしてもよい。このようなスイッチ制御部によれば、各グループに属する電池盤を時間的に均等に充放電していくことができる。
(c)スイッチ制御部は、スイッチを切換える際に、スイッチ及び電池盤の特性に応じて全ての電池盤が接続オフとなる時間を確保するように構成してもよい。このスイッチ制御部によれば、スイッチ及び電池盤の特性に応じて全ての電池盤が接続オフとなる時間を確保したので、確実なスイッチ切換動作が可能である。
(d)スイッチ制御部は、電池盤のSOCの代わりに電池盤の電圧を使って、全てのグループの電池盤の充電状態の違いを、所定の範囲内に収めるようにしてもよい。このような実施形態によれば、グループ間の電圧は規定値以内になり、さらに安定した充放電制御を行うことができる。
(e)上記の実施形態では、電池盤のグループ数が3つである例を説明したが、グループ数は適宜選択自在である。さらに、充電処理時でSOCの最小グループが複数ある場合でのグループの選択基準、あるいは放電処理時でSOCの最大グループが複数ある場合でのグループの選択基準等も、適宜変更可能である。
1a〜1f…電池盤
2…スイッチ
3…PCS
3a〜3f…電池管理ユニット
4…コントローラ
40…指令値判断部
41…グループ設定部
42…スイッチ制御部
43…PCS制御部
44…ユニット制御部

Claims (7)

  1. 充放電可能な電池盤が複数台並列接続された蓄電システムの制御装置において、
    前記電池盤に接続されるスイッチと、
    前記スイッチを介して前記電池盤に接続され前記電池盤に対し充放電を行う電力変換器と、
    前記スイッチに接続されるコントローラを設け、
    前記コントローラには、充放電指令を前記電力変換器に出力して前記電力変換器を制御する電力変換器制御部と、
    蓄電システムの充放電指令値の大きさに応じて前記スイッチの閉状態数を決め、決定した閉状態数の前記スイッチに接続した電池盤の集まりを、1つのグループとして設定するグループ設定部と、
    前記グループごとに前記スイッチの開閉制御を行うスイッチ制御部を設けたことを特徴とする蓄電システムの制御装置。
  2. 前記コントローラの前記グループ設定部は、蓄電システム全体としての充放電指令値が蓄電システム全体としての定格電力の1/2以下である場合に、蓄電システムの充放電指令値の大きさに応じて前記電池盤のグループ分けを行うように構成したことを特徴とする請求項1に記載の蓄電システムの制御装置。
  3. 前記スイッチ制御部は、前記電池盤の残量値及び電圧の少なくとも一方を、全てのグループで所定の範囲内に収めるように前記スイッチの開閉制御を行うように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の蓄電システムの制御装置。
  4. 前記スイッチ制御部は、前記グループ分けした前記電池盤に接続された前記スイッチを経時的に順番に切換えるように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電システムの制御装置。
  5. 前記電池盤は、前記電力変換器から解列すると低消費電力モードに移行するように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓄電システムの制御装置。
  6. 前記スイッチ制御部は、前記スイッチを切換える際に、前記スイッチ及び前記電池盤の特性に応じて全ての電池盤が接続オフとなる時間を確保するように構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の蓄電システムの制御装置。
  7. 充放電可能な電池盤が複数台並列接続され、前記電池盤にスイッチを介して電力変換器が接続された蓄電システムの制御方法において、
    コンピュータにより、
    充放電指令を前記電力変換器に出力して前記電力変換器を制御するステップと、
    蓄電システムの充放電指令値の大きさに応じて前記スイッチの閉状態数を決め、決定した閉状態数の前記スイッチに接続した電池盤の集まりを、1つのグループとして設定するステップと、
    前記グループごとに前記スイッチの開閉制御を行うステップを行うことを特徴とする蓄電システムの制御方法。
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