JP2015012654A - 充電制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】逆潮流によって系統電力の電圧が上昇した場合でも車載蓄電池への充電を継続可能な充電制御システムを提供する。
【解決手段】制御部52は、系統電力電圧センサ32が検知した系統電力24の電圧が所定の基準値以上の場合には、切替部36を制御して太陽電池アレイ34が発電した直流電力を車両42に供給してバッテリ46を充電させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発電装置を備えた建物における充電制御システムに関する。
太陽光発電装置等の発電装置が発電した電力をEV(Electric Vehicle)、HV(Hybrid Vehicle)又はPHV(Plug-in Hybrid Vehicle)等の車両が搭載する車載蓄電池に蓄えることが行われている。
特許文献1では、系統電力又は太陽光発電による電力で車両が搭載する蓄電池を充電する車両用充電システム及び電動車両の技術が開示されている。
特開2011−259658号公報
太陽光発電で発電した電力が建物での消費及び車両への充電に費やす分を超えて過剰な場合は、系統電力よりも若干電圧を上げて発電した電力を系統電力に供給するいわゆる逆潮流を行う。しかしながら、太陽光発電装置を備えた近隣の建物でも過剰な電力を逆潮流で系統電力に供給すると、建物周辺での系統電力の電圧が規定の電圧、例えば222Vを超えてしまう。
特許文献1に記載の技術では、過剰な逆潮流により系統電力の電圧が上がった場合は、系統電力の電圧の品質を保持するために太陽光発電装置から建物への電力の供給を停止する必要があった。しかしながら、太陽光発電装置からの電力供給を停止すると、建物に設けられた家電機器等の電力負荷手段又は充電中の車載蓄電池に太陽光発電による電力を供給できなくなるという問題があった。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、逆潮流によって系統電力の電圧が上昇した場合でも車載蓄電池への充電を継続可能な充電制御システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、直流電力を発電する発電手段と、前記直流電力を系統電力と略同等の交流電力に変換し、該変換した交流電力を前記系統電力と共に建物の分電盤に供給する変換手段と、蓄電池を備えた車両と、前記発電手段に接続されると共に前記変換手段と前記車両との間に設けられ、前記発電手段の直流電力の供給先を前記変換手段又は前記車両に切り替える切替手段と、前記系統電力の電圧を検知する電圧検知手段と、前記電圧検知手段が検知した前記系統電力の電圧が所定の基準値以上の場合には、前記切替手段を制御して前記発電手段が発電した直流電力を前記車両に供給して前記蓄電池を充電させる制御手段と、を含む。
請求項1に記載の発明によれば、系統電力の電圧が所定の基準値以上の場合には、発電手段が発電した直流電力を車両の蓄電池の充電に振り分けることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、前記車両の使用予定を入力可能な入力手段をさらに含み、 前記制御手段は、前記入力手段を用いて入力した前記車両の使用予定を記憶する記憶手段を備え、前記充電により前記蓄電池の充電量が第1の閾値に達した時は、前記車両の使用予定において前記車両が次に使用される時が現時点から所定の期間以内の場合に前記第1の閾値よりも高い第2の閾値まで前記蓄電池を充電する。
請求項2に記載の発明によれば、所定の期間以内に車両を使用する場合には蓄電池の過充電を一時的に許容することができる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の発明において、前記制御手段は、前記車両の次の使用予定が所定の距離以上走行する予定の場合に前記第2の閾値まで前記蓄電池を充電する。
請求項3に記載の発明によれば、車両を所定の距離以上走行させる予定がある場合には蓄電池の過充電を一時的に許容することができる。
請求項4の発明は、請求項3に記載の発明において、前記所定の距離は前記車両の走行により前記蓄電池の充電量が前記第1の閾値未満になるまでの距離である。
請求項4に記載の発明によれば、蓄電池の充電量が第1の閾値未満になるまで車両を走行させる予定がある場合に、蓄電池の過充電を一時的に許容することができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、前記制御手段は、前記蓄電池の充電量が前記第2の閾値に達し、かつ前記車両の次の使用予定が現時点から一定時間以内の場合には、前記車両が備える空調手段を作動させる。
請求項5に記載の発明によれば、車両の空調手段を作動させて余剰電力を消費することにより、蓄電池の過充電を一時的に許容することができる。
以上説明したように、請求項1に記載の発明は、系統電力の電圧が所定の基準値以上の場合には、発電手段が発電した直流電力を車両の蓄電池の充電に振り分ける。これにより、逆潮流によって系統電力の電圧が上昇した場合でも車載蓄電池への充電を継続できるという効果を有する。
請求項2に記載の発明によれば、所定の期間以内に車両を使用する場合には蓄電池の過充電を一時的に許容することにより、逆潮流によって系統電力の電圧が上昇した場合でも車載蓄電池への充電を継続できるという効果を有する。
請求項3に記載の発明によれば、車両を所定の距離以上走行させる予定がある場合には蓄電池の過充電を一時的に許容することにより、逆潮流によって系統電力の電圧が上昇した場合でも車載蓄電池への充電を継続できるという効果を有する。
請求項4に記載の発明によれば、蓄電池の充電量が第1の閾値未満になるまで車両を走行させる予定がある場合に蓄電池の過充電を許容することにより、逆潮流によって系統電力の電圧が上昇した場合でも車載蓄電池への充電を継続できるという効果を有する。
請求項5に記載の発明によれば、車両の空調手段を作動させて余剰電力を消費して蓄電池の過充電を一時的に許容することにより、逆潮流によって系統電力の電圧が上昇した場合でも車載蓄電池への充電を継続できるという効果を有する。
本発明の実施の形態に係る充電制御システムの一例を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る充電制御システムにおける制御部及び操作部の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る充電制御システムにおける電力制御の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る充電制御システム10の一例を示す概略図である。
図1に示したように、本実施の形態では、柱上トランス22等の変電機器を介して供給される系統電力22からの電力が、建物20の分電盤26に供給されている。分電盤26の系統電力側の端には、系統電力24から供給される電力の電流値を検知する系統電力電流センサ30と系統電力24から供給される電力の電圧値を検知する系統電力電圧センサ32とが設けられている。
分電盤26には、系統電力24とは別に太陽電池アレイ34を備えた直流電力を発電する発電装置である太陽光発電装置からの電力が切替部36及びインバータ38を介して供給されている。インバータ38は、太陽電池アレイ34が発電した直流電力を系統電力24から分電盤26に供給される交流(例えば、200V、50Hz)と略同等の交流に変換可能な変換手段である。
系統電力24の交流電力又は太陽電池アレイ34が発電した直流電力をインバータ38で変換した交流電力は、分電盤26から家電機器等の電力負荷手段40又はEV、HV若しくはPHV等の車両に供給される。車両42には、分電盤26から交流電力が供給されるのみならず、切替部36とDC/DC変換器44を介して太陽電池アレイ34が発電した直流電力が供給される。太陽電池アレイ34からの直流電力をDC/DC変換器44でバッテリ46の充電に適した電圧に変換した方が、太陽電池アレイ34からの直流電力をインバータ38で交流電力に変換し、さらに車載充電部48で直流電力に変換するよりも効率がよいからである。DC/DC変換器44は、例えば、チョッパ制御又はスイッチング制御等の電流のオン又はオフを小刻みに繰り返すことで入力された直流電力を所望の電圧の直流電力に変換する回路である。
分電盤26又はDC/DC変換器44と車両とは充電ケーブル50を介して接続されている。充電ケーブル50には、分電盤26を介して交流電力が供給される電源線と、DC/DC変換器44を介して直流電力が供給される電源線と、建物20内に設けられた制御部52と、車両42が備える車載制御部54とを接続する情報線とが含まれている。図1において破線は計測データ又は制御情報が流れる情報線であるとする。
制御部52は、建物20内に設けられた操作部56からの操作、系統電力電流センサ30及び系統電力電圧センサ32の各々の検知結果、並びに車載制御部54から取得した車両42のコンディション等に基づいて建物20及び車両42に係る電力を制御する。
例えば、切替部36とインバータ38とを制御して太陽電池アレイ34が発電した直流電力を交流電力に変換する。また、切替部36とDC/DC変換器44とを制御して太陽電池アレイ34が発電した直流電力をバッテリ46の充電に適した電圧の直流電力に変換する。また、系統電力電圧センサ32の検知結果から、系統電力24の電圧、位相及び周波数を算出し、系統電力24と略同等の電圧、位相及び周波数の交流を生成するようにインバータ38を制御する。
建物20において電力が余剰する場合には、太陽電池アレイ34が発電した直流電力を例えば202V程度の系統電力24よりやや高い電圧の交流に変換するようにインバータ38を制御して、余剰電力を逆潮流で系統電力に供給する。又は、太陽電池アレイ34が発電した直流電力を系統電力24から供給される交流と電圧と周波数は同一ながら系統電力24の交流に比して位相を進角させた交流に変換するようにインバータ38を制御する。本実施の形態では、制御部52は分電盤52を介して電力負荷手段40等に供給される電力量を分電盤に設けられた電流センサ等の検知手段の検知結果から算出する。また、制御部52は、インバータ38の動作をモニターすることによりインバータ38が変換した交流の電力量を算出すると共に、系統電力電流センサ30の検知結果から系統電力24から供給される電力量を算出する。制御部52は、インバータ38が変換した交流の電力量と系統電力24から供給される電力量との合計が分電盤52を介して電力負荷手段40等に供給される電力量を上回っている場合に、建物20で余剰電力が発生していると判断する。
又は、制御部52は、系統電力24よりやや高い電圧の交流又は系統電力24から供給される交流よりも位相を進角させた交流を生成するように常時インバータ38を制御する。そして、系統電力電流センサ30及び系統電力電圧センサ32の検知結果から逆潮流が起こっていること及び建物20で余剰電力が生じていることを制御部52が認識してもよい。
また、制御部52は、上記の逆潮流の結果、系統電力電圧センサ32が検知した系統電力24の電圧が所定の閾値を超えた場合には、逆潮流を停止するために、切替部36により太陽電池アレイ34とインバータ38との接続をオフにする。
さらに制御部52は車載制御部54に指令し、車載制御部54は当該指令に従って、車載充電部48にバッテリ46の充電を行わせ、又は空調制御部56に車載エアコンを作動させる制御を行う。
操作部56は、切替部36の手動操作等の指示を制御部52に対して可能な入力装置である。また、操作部56は車両42の使用予定を入力可能で、制御部52は入力された車両42の使用予定を記憶手段に記憶する。
バッテリ46は、例えばリチウムイオン電池、ニッケル水素電池又は鉛蓄電池等の車載蓄電池で、充電ケーブル50を介して供給される電力で充電されると共に、蓄えた電力を充電ケーブル50を介して建物20に供給可能である。
なお、本実施の形態では、発電装置は太陽光発電装置に限定されず、燃料電池又は内燃機関による発電装置等であってもよい。
図2は、本実施の形態に係る充電制御システム10における制御部及び操作部の概略構成を示すブロック図である。図1においては、制御部及び操作部は分離して描かれていたが、図2では操作部及び表示部は後述するバス74で接続された状態で示されている。本実施の形態では、制御部及び操作部は各々が別個の筐体に収められていてもよいし、制御部及び操作部が共に1の筐体に収められていてもよい。
図2に示した充電制御システム10は、CPU(Central Processing Unit)62と、HDD(Hard Disk Drive)64と、RAM(Random Access Memory)66と、ネットワークI/F部68と、ROM(Read Only Memory)70と、表示部72と、操作部56と、バス74とを含む。
CPU62は、充電制御システム10の全体の動作を司るものであり、後述する充電制御のフローチャートの処理は、CPU62により実行される。HDD64は、充電制御のプログラム、OS(Operating System)、閾値等の基準値及び車両42の使用予定等が記録される不揮発性の記憶装置である。RAM66は、OSやプログラムやデータが展開される揮発性の記憶装置である。ネットワークI/F部68は、ネットワークに接続するためのものであり、NIC(Network Interface Card)やそのドライバで構成される。HDD64に記録された情報は、ネットワークI/F部68を経由し、センターサーバー(図示せず)上の記憶手段に記録されてもよい。ROM70は、充電制御システム10の起動時に動作するブートプログラムなどが記憶されている不揮発性の記憶装置である。表示部72は、充電制御システム10に関する情報を操作者に表示するものである。操作部56は、操作者が充電制御システム10の操作や情報を入力する際に用いられるものであり、一例としてタッチパネル、キーボード等の入力装置及びトラックボール、ペンタブレット若しくはマウス等のポインティングデバイスが含まれる。バス74は、情報のやりとりが行われる際に使用される。
図3は、本実施の形態に係る充電制御システム10における電力制御の処理の一例を示すフローチャートである。ステップ300では、太陽電池アレイ34が発電を開始し、ステップ302では系統電力電圧センサ32の検知結果から系統電力24の電圧が基準値以内か否かを判定する。柱上トランス22から供給される系統電力24の電圧は通常200Vであるが、建物20及び柱上トランス22から系統電力を供給されている他の建物からの売電による逆潮流により電圧が上昇する場合がある。本実施の形態では、系統電力24の電圧の基準値は一例として222V以内とし、系統電力電圧センサ32の検知結果がかかる基準値以内か否かを判定する。
ステップ302で肯定判定の場合には、ステップ304で切替部36により太陽電池アレイ34とインバータ38とを接続し、手順をステップ302に移行する。ステップ302で否定判定の場合には、ステップ306で切替部36により太陽電池アレイ34と車載充電部48とを接続する。
ステップ308では、バッテリ46の充電量の指標であるSOC(State of Charge)が、第1の閾値である第1のSOC未満であるか否かを判定する。第1のSOCは、通常の充電におけるバッテリ46のSOCの上限値である。一般に、過充電は蓄電池の寿命を縮める原因となるので、蓄電池の充電量の限界値である満充電SOCよりも低めのSOCを通常の充電における上限値とする。本実施の形態では、一例として、バッテリ46がリチウムイオン電池の場合、満充電SOCの50%とする。第1のSOCは、バッテリ46の種類又はバッテリ46の容量等によって変わり得る。なお、SOCの測定は、車載充電部48が有する電圧センサ(図示せず)によるバッテリ46の電圧に基づいて制御部52が算出する。
ステップ308で肯定判定の場合には、ステップ310で太陽電池アレイ34が発電した電力でバッテリ46を充電し、手順をステップ308に移行させる。ステップ308で否定判定の場合には、ステップ312で、バッテリ46のSOCが、第2の閾値である第2のSOC未満であるか否かを判定する。第2のSOCは満充電SOCであり、バッテリ46の充電量の限界値である。前述のように、過充電は蓄電池の寿命を縮めるが、本実施の形態では12時間程度の短期間であれば満充電の状態を許容する。
ステップ312で肯定判定の場合には、ステップ314でHDD64に記憶されている車両42の使用予定を参照し、次に車両を使用する予定が満充電の状態が許容される第2のSOCの前提期間以内か否かを判定する。第2のSOCの前提期間は、本実施の形態では12時間である。ステップ314で肯定判定の場合には、ステップ316で太陽電池アレイ34が発電した電力でバッテリ46を充電し、手順をステップ312に移行させる。
ステップ312又はステップ314で否定判定の場合には、バッテリ46の充電を停止して処理を終了する。
なお、ステップ312で否定判定の場合、すなわち電力が余剰の場合には、制御部52が空調制御部56を制御して車両42の車載エアコンを作動させて余剰電力を消費させることにより、バッテリ46の充電を可能にしてもよい。この場合、車両の次の使用予定が現時点から一定時間以内、例えば1時間以内の時に車載エアコンを作動させることにより、乗車するまでに車内環境を快適にするようにしてもよい。
また、車両42の使用予定に目的地等の情報を入力可能であれば、制御部52は、目的地までの走行距離を算出し、算出した走行距離がバッテリ46の充電量を第1のSOC未満になる距離か否かを判定する。当該判定が肯定判定の場合であって、かつ次の車両の使用予定が現時点から第2のSOCの前提期間以内の場合に第2のSOCまでの充電をしてもよい。
以上、説明したように、本実施の形態では、所定の期間以内に車両42を使用する場合にバッテリ46の過充電を一時的に許容することにより、逆潮流によって系統電力の電圧が上昇した場合でもバッテリ46への充電を継続できる。
10 充電制御システム
20 建物
22 系統電力
22 柱上トランス
24 系統電力
26 分電盤
30 系統電力電流センサ
32 系統電力電圧センサ
34 太陽電池アレイ
36 切替部
38 インバータ
42 車両
46 バッテリ
48 車載充電部
50 充電ケーブル
52 制御部
54 車載制御部
56 操作部
62 CPU
64 HDD
66 RAM
70 ROM
72 表示部

Claims (5)

  1. 直流電力を発電する発電手段と、
    前記直流電力を系統電力と略同等の交流電力に変換し、該変換した交流電力を前記系統電力と共に建物の分電盤に供給する変換手段と、
    蓄電池を備えた車両と、
    前記発電手段に接続されると共に前記変換手段と前記車両との間に設けられ、前記発電手段の直流電力の供給先を前記変換手段又は前記車両に切り替える切替手段と、
    前記系統電力の電圧を検知する電圧検知手段と、
    前記電圧検知手段が検知した前記系統電力の電圧が所定の基準値以上の場合には、前記切替手段を制御して前記発電手段が発電した直流電力を前記車両に供給して前記蓄電池を充電させる制御手段と、
    を含む充電制御システム。
  2. 前記車両の使用予定を入力可能な入力手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記入力手段を用いて入力した前記車両の使用予定を記憶する記憶手段を備え、前記充電により前記蓄電池の充電量が第1の閾値に達した時は、前記車両の使用予定において前記車両が次に使用される時が現時点から所定の期間以内の場合に前記第1の閾値よりも高い第2の閾値まで前記蓄電池を充電する請求項1に記載の充電制御システム。
  3. 前記制御手段は、前記車両の次の使用予定が所定の距離以上走行する予定の場合に前記第2の閾値まで前記蓄電池を充電する請求項2に記載の充電制御システム。
  4. 前記所定の距離は前記車両の走行により前記蓄電池の充電量が前記第1の閾値未満になるまでの距離である請求項3に記載の充電制御システム。
  5. 前記制御手段は、前記蓄電池の充電量が前記第2の閾値に達し、かつ前記車両の次の使用予定が現時点から一定時間以内の場合には、前記車両が備える空調手段を作動させる請求項1〜4のいずれか1項に記載の充電制御システム。
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