JP2015011434A - バックアップ方法及びバックアップシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】整合性を保ったままバックアップを行うこと。
【解決手段】クライアントコンピュータ11及び12からバックアップ要求を受け付けた複数のノード31〜33のうち書き込み対象とするノードのトークンをキーに基づいて算出し、該算出したトークンと前記予め定められたトークン範囲と比較して該トークンに対するキー書込先のノード31又は32又は33を特定し、該特定したノード31又は32又は33に対して該当するキーの値の取得を要求し、該要求したキーの値を自ノードのデータベース41又は42又は43から取得し、該取得したキーの値を要求元のノード31又は32又は33へ転送し、該ノード31又は32又は33へ要求したデータをマージし、1つのバックアップファイルとして生成してクライアントコンピュータ11及び12へ返送するバックアップシステム。
【選択図】図1

Description

本発明は、大量のデータを複数データベースに分散して格納するバックアップ方法及びバックアップシステムに係り、特に制御ノードを使用せずに大量のデータを複数データベースに格納する際に整合性を保ったままバックアップを行うことができるバックアップ方法及びバックアップシステムに関する。
近年のコンピュータシステムにおいては、インターネット等の通信手段の発達にともなって爆発的に増大した構造化されていない莫大な量のビッグデータが取り扱われており、この膨大な量のデータを取り扱うデータベース管理システムにおいては、データを格納するサーバ(ノード)を複数用意し、データを分散して配置する分散型データベースシステムが採用されている。この分散型データベースシステムにおけるデータの管理技術としては、(1)1つのノードをマスターとし、該マスターからデータを分散配置する集中管理技法と、(2)制御ノードを持たずに全てのノードに同一の機能を設け、各ノードがデータを分散配置する分散管理技法とが採用されている。
前記集中管理技法が記載された文献としては下記の特許文献1が挙げられ、この特許文献1には、マスターノードに対して更新を行い、その更新結果をもとにスレーブノードに更新を行うことで同期をとる技術が記載され、制御ノードを持たないシステムにおいては、各ノードにデータを複製して格納することにより、可用性と並列アクセスによる性能の向上を図る技術が採用されている。これら分散型データの管理技術におけるデータの一貫性の確保は、例えば、各ノードで更新されたデータがある程度の時間経過後に他ノードに反映され、結果的に全ての更新処理が反映されてデータの一貫性を保つ結果整合性技術があり、障害時の備えが記載された文献としては、下記非特許文献が挙げられ、非特許文献1にはデータを格納しているテーブル(表)をノード単位でファイルに出力してデータのバックアップを取る技術が記載され、非特許文献2には、制御ノードを持たない分散型データベースにおいて、複数のノードに同じデータを複製する技術が記載されている。
特開2001−34518号公報
Eben Hewitt著「Cassandra」株式会社オライリージャパン、2011/12/24 本橋信也他著「NOSQLの基礎知識 ビッグデータを活かすデータベース技術」株式会社リックテレコム、2012/4/25
前述の膨大な量のデータを取り扱うデータベース管理システムにおいては、格納するデータの障害時の対策を考える際、データ複製では操作ミスなどヒューマンエラーによるデータの改廃も複製されるため、ある時点のデータのバックアップを取る必要があり、このためマスターノードを持つ集中管理技法による分散型データベースシステムでは、特許文献1に記載のように、マスターノードを介して全ての更新処理を行ってマスターノードが更新された情報の全てを把握しているため、マスターノード経由で整合性の取れたバックアップを取得することができる。
しかしながら、制御ノードを持たない分散管理技法の分散型データベースシステムにおいては、ひとつのノードのデータだけが更新された後、他のノードで更新前のバージョンが読みだされる可能性があるため、ノード単位でのバックアップでは整合性を取ることが困難であり、全体で整合性の取れたバックアップを取得するためには、事前にバックアップ処理の途中で更新が行われないよう分散型データベースへの書き込みを行うサービスを停止し、このサービス停止中にノード間のデータの同期を行う必要があり、整合性の取れたバックアップをオンライン処理中に取得することは困難であるという課題があった。
本発明の目的は、前述の従来技術による課題を解決しようとするものであり、制御ノードを持たない分散管理技術により複数サーバにデータを分散して格納する分散型データベースにおいて、オンライン処理中に整合性を保ったままバックアップを行うことができるバックアップ方法及びバックアップシステムを提供することである。
前記目的を達成するため本発明は、自己に記憶したデータのバックアップを要求するためのバックアップコマンドを発行する複数のクライアントコンピュータに接続され、該クライアントコンピュータに記憶したデータに一意のキーを付与して分散格納するための複数のデータベース及び該データベースを個別に管理する複数のノードを含む分散データベース環境部とを備え、前記複数のノードが、前記クライアントコンピュータからバックアップデータを取得するデータ取得部と、該データ取得部が取得したバックアップデータを生成して各データベースに格納するバックアップ生成部とを備え、予め定められたノードの範囲を整数値のトークンとして管理するバックアップシステムにおいて、
前記分散データベース環境部が、
任意のノードに対するノードが前記クライアントコンピュータからバックアップ要求を受け付ける第1工程と、
該第1工程により受け付けた複数のノードのうち書き込み対象とするノードのトークンをキーに基づいて算出する第2工程と、
該第2工程により算出したトークンと前記予め定められたトークン範囲と比較して該トークンに対するキー書込先のノードを特定する第3工程と、
該第3工程により特定したトークンに基づいて各ノードに対して該当するキーの値の取得を要求する第4工程と、
該第4工程により要求されたキーの値を自ノードのデータベースから取得し、該取得したキーの値を要求元のノードへ転送する第5工程と、
該第5工程により各ノードへ要求したデータをマージし、1つのバックアップファイルとして生成する第6工程と、
該第6工程により生成したバックアップファイルを要求のあったクライアントコンピュータへ返送する第7工程とを実行することを第1の特徴とする。
また、本発明は、第1の特徴のバックアップシステムにおいて、前記データベースに格納するデータにタイムスタンプを設け、前記第2工程によりクライアントコンピュータからバックアップ要求するとき、タイムスタンプの範囲を指定して書き込み対象とするノードのトークンを算出することを第2の特徴とし、
前記何れかの特徴のバックアップシステムにおいて、前記第3工程が、予め定められたトークン範囲が値0から9までの範囲の整数とし、前記キーが値10で除算した剰余の値の範囲にマップされ、トークンと比較することによって、トークンに対するキー書込先のノードを特定することを第3の特徴とする。
更に、本発明は、自己に記憶したデータのバックアップを要求するためのバックアップコマンドを発行する複数のクライアントコンピュータに接続され、該クライアントコンピュータに記憶したデータに一意のキーを付与して分散格納するための複数のデータベース及び該データベースを個別に管理する複数のノードを含む分散データベース環境部とを備え、前記複数のノードが、前記クライアントコンピュータからバックアップデータを取得するデータ取得部と、該データ取得部が取得したバックアップデータを生成して各データベースに格納するバックアップ生成部とを備え、予め定められたノードの範囲を整数値のトークンとして管理するコンピュータシステムのバックアップ方法であって、
前記分散データベース環境部が、
任意のノードに対するノードが前記クライアントコンピュータからバックアップ要求を受け付ける第1工程と、
該第1工程により受け付けた複数のノードのうち書き込み対象とするノードのトークンをキーに基づいて算出する第2工程と、
該第2工程により算出したトークンと前記予め定められたトークン範囲と比較して該トークンに対するキー書込先のノードを特定する第3工程と、
該第3工程により特定したトークンに基づいて各ノードに対して該当するキーの値の取得を要求する第4工程と、
該第4工程により要求されたキーの値を自ノードのデータベースから取得し、該取得したキーの値を要求元のノードへ転送する第5工程と、
該第5工程により各ノードへ要求したデータをマージし、1つのバックアップファイルとして生成する第6工程と、
該第6工程により生成したバックアップファイルを要求のあったクライアントコンピュータへ返送する第7工程とを実行することを第4の特徴とする。
また、本発明は、該第4の特徴のバックアップ方法において、前記データベースに格納するデータにタイムスタンプを設け、前記第2工程によりクライアントコンピュータからバックアップ要求するとき、タイムスタンプの範囲を指定して書き込み対象とするノードのトークンを算出することを第5の特徴とし、前記何れかの特徴のバックアップ方法において、前記第3工程が、予め定められたトークン範囲が値0から9までの範囲の整数とし、前記キーが値10で除算した剰余の値の範囲にマップされ、トークンと比較することによって、トークンに対するキー書込先のノードを特定することを第6の特徴とする。
本発明によるバックアップ方法及びバックアップシステムは、クライアントコンピュータからバックアップ要求を受け付けた複数のノードのうち書き込み対象とするノードのトークンをキーに基づいて算出し、該算出したトークンと前記予め定められたトークン範囲と比較して該トークンに対するキー書込先のノードを特定し、該特定したトークンに基づいて各ノードに対して該当するキーの値の取得を要求し、該要求したキーの値を自ノードのデータベースから取得し、該取得したキーの値を要求元のノードへ転送し、該ノードへ要求したデータをマージし、1つのバックアップファイルとして生成してクライアントコンピュータへ返送することによって、制御ノードを持たない分散管理技術により複数サーバにデータを分散して格納する分散型データベースにおいて、オンライン処理中に整合性を保ったままバックアップを行うことができる。
本発明の実施形態によるバックアップ方法を適用したバックアップシステムを説明するための図。 本発明の実施形態によるデータベースのデータ例を示す図。 本発明の実施形態によるバックアップデータ形式を示す図。 本発明の実施形態によるバックアップデータ内容の一例を示す図。 本発明の実施形態による各ノードのトークン表を示す図。 本発明の実施形態によるバックアップ生成部の処理フローを示す図。 本発明の実施形態によるデータ取得部の処理フローを示す図。
以下、本発明によるバックアップ方法を適用したバックアップシステムの一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
[構成]
本実施形態によるバックアップシステムは、図1に示す如く、各種データ処理を行い、自己に記憶したデータのバックアップを要求するためのバックアップコマンドを発行するクライアントコンピュータ11及び12に接続され、該クライアントコンピュータ11及び12に記憶したデータを分散して格納するための複数のデータベース41〜43及び該データベース41〜43を個別に管理する複数のノード31〜33を含む分散データベース環境部21とを備え、各ノード31〜33は、各クライアントコンピュータ11及び12からバックアップデータを取得するデータ取得部52と、該データ取得部52とが取得したバックアップデータを生成して各データベース41〜43に格納するバックアップ生成部51とを備える。
前記データベース41〜43に格納するデータ形式は、図2に示す如く、データ毎に一意に付与されたキー(KEY)毎にデータをアップした年月日・該データをアップしたユーザ名・該ユーザによるコメント等の複数のVALUE(バリュー:値)及び該コメントに付与されたタイムスタンプにより1レコードを構成し、図示の例では、KEY「00000001」のレコードに「2012/10/1」・ユーザ「User_a」のアップしたコメントが「今日は晴れ」・該アップしたタイムスタンプが「20121001080000」が格納され、KEY「00000002」のレコードに「2012/10/1」・ユーザ「User_b」のアップしたコメントが「誕生日おめでとう!」・該アップしたタイムスタンプが「20121001090020」が格納され、KEY「00000003」のレコードに「2012/10/1」・ユーザ「User_a」のアップしたコメントが「昼ご飯はカレー」・該アップしたタイムスタンプが「20121001090030」が格納され、KEY「00000004」のレコードに「2012/10/1」・ユーザ「User_c」のアップしたコメントが「写真載せました」・該アップしたタイムスタンプが「20121001090040」が格納され、KEY「00000005」のレコードに「2012/10/1」・ユーザ「User_b」のアップしたコメントが「明日はお祝いだ」・該アップしたタイムスタンプが「20121001090050」が格納され、KEY「00000006」のレコードに「2012/10/1」・ユーザ「User_c」のアップしたコメントが「日記始めました」・該アップしたタイムスタンプが「20121001090210」が順次格納され、この後に、前記KEY「00000002」レコードが削除(状態A)され、前記KEY「00000003」レコードのコメント「昼ご飯はカレー」が「昼ご飯はうどん」に更新(状態B)され、前記KEY「00000006」レコードのコメント「今日はお祝いだ」を「明日はお祝いだ」に更新(状態C)された例において、各データベース41〜43に図2(a)〜(c)に図示した如く各データ(値)が格納されているものとする。
本例においては、本来は図2に示したデータベース41〜43に格納した全データが瞬時に同期することが望ましいが、実際のシステムにおいては、データ更新時刻他の要因によってデータベース41では図2(a)の如くKEY「00000002」レコードが削除されずに残った状態A、KEY「00000003」レコードが更新されていない状態Bとなり、データベース42では図2(b)の如くKEY「00000005」レコードが更新されない状態Cとなり、データベース43では図2(c)の如くKEY「00000006」レコードが他のデータベース41及び42にレプリケーション(複製)されていない状態Dとなることがある。
即ち、分散データベースシステムにおいては、他のノードへのレプリケーション(複写)に時間を要することがあり、その場合、データベース41上で削除されても即時にはデータベース43へ変更が反映されないため、一定時間はノード間でキーに紐付くデータ及びタイムスタンプ値の同期が取れていない状態となり、この状態で個々のデータベースでバックアップを取得した場合、データベース43上で取得したバックアップに本来、データベース41上で削除済みであるKEY「00000002」が残留して不整合なバックアップデータとなるおそれや、KEY「00000003」及びKEY「00000005」のデータの値が更新されたにも関わらず、他のノードに反映されていないため、この状態で各ノード単位に個々にバックアップを取得すると、同一のキーで複数の値が存在することになり整合性を保つことができない状態となるおそれがあった。尚、図2のKEY「00000006」レコードは、登録後に他のノードにレプリケーションされていない状態であるが、バックアップを取得する場合においては問題とはならない。
また、分散データベース環境部21で参照できるデータ形式は、図3に示す如く、図2で示した個々のデータベースのデータをKEYに基づいてマージした内容であり、バックアップのデータ形式は、例えば、図4に示す如く、バックアップの範囲として、タイムスタンプの範囲を「20121001090000」〜「20121001090150」とした場合、アップデート日付とユーザ名とコメントとタイムスタンプの各項目情報とから構成され、各ノードのトークン(token:本例ではデータ)は、図5に示す如く、ノード31〜33の範囲において、ノード31のトークンが「2」、ノード32のトークンが「4」、ノード33のトークンが「6」として表される。
[動作]
次に本発明のバックアップ方法及びバックアップシステムの一実施形態の動作を説明する。
本実施形態によるバックアップ方法を適用するバックアップシステムは、図6に示す如く、分散データベース環境部21に属するノード31、ノード32、ノード33のいずれかのノードがバックアップ要求をクライアントコンピュータ11及び12から受け付けるステップS101と、キー毎にデータを取得すべきノードを特定するため、分散データベース環境部21に対して登録要求があった場合、どのノードを最初の書き込み先とするかを、入力されたタイムスタンプ値の範囲を対象としてキーを元にハッシュ値を算出するステップS102とを実行する。本実施形態では、バックアップ対象となるタイムスタンプの範囲を「20121001090000」〜「20121001090150」とし、説明を容易にするためトークンは0〜9までの範囲の整数としたとき、キーは10で割った剰余によってこの範囲にマップピングし、トークンと比較されるものとする。尚、トークンの範囲やキーから受け持つトークンを決定するためのアルゴリズムは他の手法であっても良く、例えば、トークンを0から2の127乗までの整数の範囲とし、キーはMD5ハッシュによってこの範囲にマップピングし、トークンと比較する手法で有っても良い。本実施形態での計算方法によれば、図2のKEY=「00000001」は、トークン=「1」となる。
次いで、本システムは、前記ステップS102で求めたトークンと図4に示した各ノードのトークン表とを照らし合わせ、トークン=「1」がノード31の範囲であることを特定し、同様に各キーのトークンを計算することにより各キーが書き込まれた先のノードを特定するステップS103と、該ステップS103により算出されたトークンを元に各ノードに対して、該当するキーの値を取得するよう要求するステップS104を実行する。このステップS104においては、例えば図2に示したKEY=「00000002」で表すデータの場合、書き込み先ノードがノード31となるため、書き込み先ではないノード33上にある削除されたにも関わらず反映されていない状態のデータはバックアップ対象とならないため整合性を保つと共に、対象とするキーはバックアップ要求の際に指定されたタイムスタンプの範囲内のキーとする(図2のKEY=「00000001」、KEY=「00000002」、KEY=「00000006」はタイムスタンプが範囲外)ことによって、バックアップ対象から除外するように動作する。
更に、本システムは、要求のあったキーの値を取得して取得した値を要求元のノードに転送するデータ取得を行うステップS105(具体的には、図7に示す如く、要求されたキーの値を自ノードのデータベースから取得するステップS201及び該ステップS201で取得したキーの値を要求元のノードへ転送するステップS202を実行する。)と、該ステップS105で各ノードへ要求したデータをマージし、一つのバックアップファイルとして生成するステップS106と、該ステップS106により生成したバックアップファイルを要求のあったクライアントへ返すステップS107とを実行するように動作する。
本実施形態によるバックアップ方法及びバックアップシステムは、キーに対してハッシュ等の手法により特定の他キーと重複しない値となるトークンを計算し、該トークンに基づいて書き込みを行ったノードに対してバックアップ取得の読み取り要求を送信することによって、制御ノードを持たない分散データベース環境において整合性が保証されたバックアップを可能とすることができ、バックアップ処理の要求時にバックアップ対象の範囲を示すタイムスタンプを与えることによって、特定の時刻における整合性が保証されたバックアップを可能とすることができる。
31〜33 ノード、41〜43 データベース、
11及び12 クライアントコンピュータ、21 分散データベース環境部、
51 バックアップ生成部、52 データ取得部

Claims (6)

  1. 自己に記憶したデータのバックアップを要求するためのバックアップコマンドを発行する複数のクライアントコンピュータに接続され、該クライアントコンピュータに記憶したデータに一意のキーを付与して分散格納するための複数のデータベース及び該データベースを個別に管理する複数のノードを含む分散データベース環境部とを備え、前記複数のノードが、前記クライアントコンピュータからバックアップデータを取得するデータ取得部と、該データ取得部が取得したバックアップデータを生成して各データベースに格納するバックアップ生成部とを備え、予め定められたノードの範囲を整数値のトークンとして管理するバックアップシステムにおいて、
    前記分散データベース環境部が、
    任意のノードに対するノードが前記クライアントコンピュータからバックアップ要求を受け付ける第1工程と、
    該第1工程により受け付けた複数のノードのうち書き込み対象とするノードのトークンをキーに基づいて算出する第2工程と、
    該第2工程により算出したトークンと前記予め定められたトークン範囲と比較して該トークンに対するキー書込先のノードを特定する第3工程と、
    該第3工程により特定したトークンに基づいて各ノードに対して該当するキーの値の取得を要求する第4工程と、
    該第4工程により要求されたキーの値を自ノードのデータベースから取得し、該取得したキーの値を要求元のノードへ転送する第5工程と、
    該第5工程により各ノードへ要求したデータをマージし、1つのバックアップファイルとして生成する第6工程と、
    該第6工程により生成したバックアップファイルを要求のあったクライアントコンピュータへ返送する第7工程とを実行することを特徴とするバックアップシステム。
  2. 前記データベースに格納するデータにタイムスタンプを設け、前記第2工程によりクライアントコンピュータからバックアップ要求するとき、タイムスタンプの範囲を指定して書き込み対象とするノードのトークンを算出することを特徴とする請求項1記載のバックアップシステム。
  3. 前記第3工程が、予め定められたトークン範囲が値0から9までの範囲の整数とし、前記キーが値10で除算した剰余の値の範囲にマップされ、トークンと比較することによって、トークンに対するキー書込先のノードを特定することを特徴とする請求項1又は2記載のバックアップシステム。
  4. 自己に記憶したデータのバックアップを要求するためのバックアップコマンドを発行する複数のクライアントコンピュータに接続され、該クライアントコンピュータに記憶したデータに一意のキーを付与して分散格納するための複数のデータベース及び該データベースを個別に管理する複数のノードを含む分散データベース環境部とを備え、前記複数のノードが、前記クライアントコンピュータからバックアップデータを取得するデータ取得部と、該データ取得部が取得したバックアップデータを生成して各データベースに格納するバックアップ生成部とを備え、予め定められたノードの範囲を整数値のトークンとして管理するコンピュータシステムのバックアップ方法であって、
    前記分散データベース環境部が、
    任意のノードに対するノードが前記クライアントコンピュータからバックアップ要求を受け付ける第1工程と、
    該第1工程により受け付けた複数のノードのうち書き込み対象とするノードのトークンをキーに基づいて算出する第2工程と、
    該第2工程により算出したトークンと前記予め定められたトークン範囲と比較して該トークンに対するキー書込先のノードを特定する第3工程と、
    該第3工程により特定したトークンに基づいて各ノードに対して該当するキーの値の取得を要求する第4工程と、
    該第4工程により要求されたキーの値を自ノードのデータベースから取得し、該取得したキーの値を要求元のノードへ転送する第5工程と、
    該第5工程により各ノードへ要求したデータをマージし、1つのバックアップファイルとして生成する第6工程と、
    該第6工程により生成したバックアップファイルを要求のあったクライアントコンピュータへ返送する第7工程とを実行することを特徴とするバックアップ方法。
  5. 前記データベースに格納するデータにタイムスタンプを設け、前記第2工程によりクライアントコンピュータからバックアップ要求するとき、タイムスタンプの範囲を指定して書き込み対象とするノードのトークンを算出することを特徴とする請求項4記載のバックアップ方法。
  6. 前記第3工程が、予め定められたトークン範囲が値0から9までの範囲の整数とし、前記キーが値10で除算した剰余の値の範囲にマップされ、トークンと比較することによって、トークンに対するキー書込先のノードを特定することを特徴とする請求項4又は5記載のバックアップ方法。
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