JP2015010565A - オイルストレーナ - Google Patents
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Abstract
【課題】フィルタをなすコイルバネの横振れを抑制して安定した濾過機能を実現する。
【解決手段】第1分割体(3a)及び第2分割体(3b)の周縁部同士が接合されなるストレーナ本体(3)と、ストレーナ本体(3)内のオイル流動空間(S)に収容されたフィルタとしてのコイルバネ(5)とを備え、オイル流入管部(11)が第1分割体(3a)に形成されてオイル流動空間(S)側で第2分割体(3b)に向いて開口し、コイルバネ(5)が、下側分割体(3a)のうちオイル流入管部(11)の外周部分と第2分割体(3b)のうちこれに対向する部分とで挟まれて圧縮変形した状態で固定され、第2分割体(3b)には、コイルバネ(5)の内部空間に挿入されて当該コイルバネ(5)の内周面に接触又は近接する板状の突出片(47)が突設されている。
【選択図】図3
【解決手段】第1分割体(3a)及び第2分割体(3b)の周縁部同士が接合されなるストレーナ本体(3)と、ストレーナ本体(3)内のオイル流動空間(S)に収容されたフィルタとしてのコイルバネ(5)とを備え、オイル流入管部(11)が第1分割体(3a)に形成されてオイル流動空間(S)側で第2分割体(3b)に向いて開口し、コイルバネ(5)が、下側分割体(3a)のうちオイル流入管部(11)の外周部分と第2分割体(3b)のうちこれに対向する部分とで挟まれて圧縮変形した状態で固定され、第2分割体(3b)には、コイルバネ(5)の内部空間に挿入されて当該コイルバネ(5)の内周面に接触又は近接する板状の突出片(47)が突設されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、オイルを濾過するオイルストレーナに関する。
特許文献1には、固形物で懸濁された汚水を濾過するバネ式のフィルタエレメントが開示されている。このフィルタエレメントは、一対の保持金具(トップ金具及びボトム金具)の間にフィルタとして線材を螺旋状に巻回してなるコイルバネを挟持した構造を有し、このコイルバネの外周から内部に線間隙間を通して汚水を流すことでその汚水を濾過するようになっている。
特許文献1に開示されたフィルタエレメントでは、フィルタをなすコイルバネのうち、両端部は一対の保持金具で支持されているものの、その中程に位置する部分は何処にも支持されていないフリーな状態である。このフィルタエレメントをオイルストレーナに適用した場合、一般的に水よりも粘性の高いオイルの流動に伴ってコイルバネが比較的高い粘性抵抗を受けるため、オイルの濾過時にコイルバネがその中心線に沿う方向と直交する方向に変形して横振れしやすい。コイルバネが横振れすると、このコイルバネをなす線材の線間隙間の大きさが変化し、コイルバネに線間隙間が拡大される箇所が生じるため、本来はコイルバネによる濾過で取り除かれるべき異物(固形物)が、この拡大箇所からコイルバネを通過してオイルに混じったままオイルストレーナから排出されるおそれがある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、フィルタをなすコイルバネの横振れを抑制して、安定した濾過機能を有するオイルストレーナを提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、フィルタをなすコイルバネが横ぶれしようとしたときに当該コイルバネを内側から支持するようにオイルストレーナの構成を工夫した。
具体的には、本発明は、第1分割体及び第2分割体が互いに対向しこれら両分割体の周縁部同士が接合されてオイルが流動するオイル流動空間を内部に有し、このオイル流動空間にオイルを流入する流入口部とオイル流動空間からオイルを流出する流出口部とが互いに離れた位置に設けられたストレーナ本体と、このストレーナ本体のオイル流動空間に収容され、流入口部から流入したオイルを流出口部に流動する過程で濾過するフィルタと、を備えたオイルストレーナを対象とし、以下の解決手段を講じたものである。
すなわち、第1の発明は、第1分割体に、流入口部又は流出口部が設けられ、この流入口部又は流出口部におけるオイル流動空間側の内部開口が第2分割体に向いて開口している構成を有する。第1分割体の第2分割体対向面のうち前記内部開口の外周部分と第2分割体の第1分割体対向面のうち第1分割体における前記内部開口の外周部分に対向する部分とには、フィルタを取り付けるための環状の取付座がそれぞれ設けられている。フィルタは、線材を螺旋状に巻回してなるコイルバネであり、第1分割体の取付座と第2分割体の取付座との間においてこれら両取付座により当該コイルバネの中心線に沿う方向に挟まれて圧縮変形した状態で固定され、流入口部から流出口部に流動するオイルを通過させて濾過する所定の線間隙間を有する。そして、第1の発明は、第1分割体及び第2分割体のうち少なくとも一方に、コイルバネの内部空間に挿入されて当該コイルバネの内周面に接触又は微小な隙間をあけて近接し、コイルバネの圧縮方向と直交する方向への変形を抑制する変形抑制部が突設されていることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明のオイルストレーナにおいて、変形抑制部が、オイルの流れに沿う方向に延びる板状の突出片であり、この突出片の板幅方向における両端がコイルバネの内周面に接触又は微小な隙間をあけて近接していることを特徴とする。
第3の発明は、第1又は第2の発明のオイルストレーナにおいて、変形抑制部が、板状の突出片であり、先端に向かうに連れて板幅が狭くなる突出端部を有することを特徴とする。
第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれか1つのオイルストレーナにおいて、コイルバネの両端末が、オープンエンド形状を有し且つ無研削である構成を有する。第1分割体及び第2分割体の各取付座は、コイルバネの端末に当接する底面部と、この底面部から起立しコイルバネの端末部の内周面又は外周面に対向する側面部と、を有する。そして、第4の発明は、取付座の側面部とこの側面部に対向するコイルバネの端末部の周面との間の間隔が、コイルバネの線間隙間と等しいか又はそれよりも小さいことを特徴とする。
第1の発明によれば、フィルタをなすコイルバネがストレーナ本体内のオイル流動空間におけるオイルの流動に伴って圧縮方向と直交する方向に変形しようとすると、コイルバネの内周面に接触又は微小な隙間をあけて近接した変形抑制部で当該コイルバネが内側から支持されて、コイルバネの圧縮方向と直交する方向への変形が抑制される。これにより、コイルバネの横振れが抑制され、このコイルバネの線間隙間の大きさが変化することを抑制できる。したがって、オイルストレーナに安定した濾過機能を実現することができる。
第2の発明によれば、ストレーナ本体内のオイル流動空間におけるオイルの流れを阻害することなく、フィルタをなすコイルバネの横振れを抑制することができる。
第3の発明によれば、フィルタをなすコイルバネをストレーナ本体に組み付けるに当たって変形抑制部をなす突出片をコイルバネの内部空間に挿入する際に、コイルバネの端末部が突出片のうち突出端部の板幅方向における側面に当たっても、当該コイルバネの端末部は、この突出端部の側面上をスライドし正規の位置に案内されるので、突出片に引っ掛かることがない。これにより、突出片をコイルバネの内部空間に速やかに挿入することができ、ストレーナ本体に対するコイルバネの組付け作業が容易になる。
第4の発明によれば、両端末がオープンエンド形状で無研削のコイルバネをフィルタとして採用しているので、端末にクローズドエンド加工を施したコイルバネや端末に研削加工を施したコイルバネをフィルタとして用いる場合に比べて、コイルバネの端末に加工を施す必要がない分だけ工数及びコストを削減することができる。
このように両端末がオープンエンド形状で無研削のコイルバネをフィルタとして用いる場合には、コイルバネの端末と取付座の底面部との間におけるバネ取付け部分の隙間がコイルバネの線間隙間よりも大きく開くことになる。しかし、第4の発明によれば、このバネ取付け部分の隙間に対しコイルバネの内周面側又は外周面側には、コイルバネの線間隙間と等しいか又はそれよりも小さい間隔で取付座の側面部が設けられているので、この側面部によって、本来は取り除かれるべき異物(固形物)がバネ取付け部分の隙間からコイルバネを通過することを防止できる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、或いはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
図1は、この実施形態に係るオイルストレーナ1の斜視図である。図2は、図1のII−II線におけるオイルストレーナ1の断面図である。図3は、図1のIII−III線におけるオイルストレーナ1の断面図である。このオイルストレーナ1は、図示しないが、例えば自動車のエンジンのオイル貯留空間を構成するオイルパンの内部に設置されてシリンダブロックに取り付けられるものであり、オイルパン内に貯留されているオイルを濾過してエンジンのオイルポンプに吸入させるようになっている。
オイルストレーナ1は、図1〜図3に示すように、オイルが流動するオイル流動空間Sを内部に有するストレーナ本体3と、このストレーナ本体3内のオイル流動空間Sに収容されたフィルタとしてのコイルバネ5とを備えている。本実施形態では、ストレーナ本体3は、平面視で略L字状に屈曲した形状をなしている。これは、オイルパン内に設置されている他の部材との干渉を回避するための形状である。
ストレーナ本体3は、上下方向に分割された第1分割体3aと第2分割体3bとが互いに対向し、これら両分割体3a,3bの周縁部同士が接合された構造を有する。本実施形態では、第1分割体3aが下側分割体であり、第2分割体3bが上側分割体である。これら第1分割体3a及び第2分割体3bは共に樹脂製である。
第1分割体3aは、平面視で略L字状に形成された下壁部7と、この下壁部7の周縁部分から上方に延びる下側周壁部9とを有している。下壁部7の一方の端部(図1で左側の端部)には、下方に突出する円筒状のオイル流入管部11がストレーナ本体3内のオイル流動空間Sにオイルを流入する流入口部として設けられている。
オイル流入管部11は、図2及び図3に示すように、オイル流動空間Sと連通しており、上側の開放端がオイル流動空間Sに開口する内部開口11aとされ、下側の開放端がストレーナ本体3の外部に開口する外部開口11bとされている。このオイル流入管部11は、オイル流動空間Sで下壁部7から第2分割体3b側に延出した円環状の延出部12を有している。オイル流入管部11の内部開口11aは、この延出部12の先端に形成されていて、第2分割体3bに向いて開口している。他方、オイル流入管部11の外部開口11bは、オイルパンの底壁部の近傍に配置される。
下側周壁部9は、下壁部7の周縁部分の全周に亘って形成されており、下壁部7の第2分割体3b対向面を囲んでいる。この下側周壁部9の上端部分には、ストレーナ本体3の側方へ突出する下側フランジ13が全周に亘って形成されている。下側フランジ13の上面には、外側突条部15及び内側突条部17が上方に向けて突設されている。これら外側突条部15と内側突条部17とは、下側フランジ13の幅方向(突出方向)に互いに間隔をあけて配置されている。具体的には、外側突条部15は下側フランジ13の突出端に設けられており、内側突条部17は下側フランジ13の基端に設けられている。
そして、下側フランジ13において外側突条部15と内側突条部17との間には、第1分割体3aと第2分割体3bとを接合するための溶着用溝19が形成されている。この溶着用溝19は、外側突条部15及び内側突条部17と下側フランジ13のうちこれら両突条部15,17の間で当該溶着用溝19の底面部をなす部分とで構成されていて、下側フランジ13の全周、つまり第1分割体3aの周縁部の全周に亘って形成されている。
第2分割体3bは、平面視で略L字状に形成された上壁部27と、この上壁部27の周縁部分から下方に延びる上側周壁部29とを有している。上側周壁部29は、上壁部27の周縁部分の全周に亘って形成されており、上壁部27の第1分割体3a対向面を囲んでいる。この上側周壁部29のうちオイル流入管部11とは反対側に位置する端部(図1で右側の端部)には、ストレーナ本体3の側方に突出するオイル流出管部31がストレーナ本体3内のオイル流動空間Sからオイルを流出する流出口部として設けられている。すなわち、オイル流入管部11とオイル流出管部31とは互いに離れた位置に設けられている。
このオイル流出管部31は、オイル流動空間Sと連通しており、第2分割体3bとの接合側の開放端がオイル流動空間Sに開口する内部開口31aとされ、この内部開口31aとは反対側の開放端がストレーナ本体3の外部に開口する外部開口31bとされている。オイル流出管部31の外部開口31b側の端部には、図1に示すように、エンジンのシリンダブロックに締結される取付フランジ32がオイル流出管部31の径方向外側に突出して設けられている。
取付フランジ32には、エンジンのシリンダブロックへの締結用の締結部材が挿通される挿通孔33が形成されると共に、シール部材としてのOリング(不図示)が嵌め込まれる溝35が外部開口31bを囲むように形成されている。オイル流出管部31は、この取付フランジ32をシリンダブロックに締結することで、エンジンのオイルポンプの吸入口(不図示)に接続される。
また、上側周壁部29の下端部分には、図2及び図3に示すように、ストレーナ本体3の側方へ突出する上側フランジ37が全周に亘って形成されている。上側フランジ37の下面のうち当該上側フランジ37の幅方向における中程には、下方に突出する溶着用突条部39が全周に亘って形成されている。溶着用突条部39は、下側フランジ13の溶着用溝19内に挿入されている。
この溶着用突条部39の先端部分は、溶着用溝19の底面部に当接し、超音波振動による振動溶着や熱板溶着などで溶着用溝19の底面部に溶着されている。そのことで、第1分割体3a及び第2分割体3bの周縁部同士が接合されていて、オイル流動空間Sがオイル流入管部11及びオイル流出管部31の各外部開口11b,31bで開放される以外はストレーナ本体3内に密閉された状態となっている。コイルバネ5は、このようなオイル流動空間Sに圧縮変形した状態で保持されている。
図4は、コイルバネ5の側面図である。コイルバネ5は、図4に示すように、金属製の線材5aを螺旋状に巻回してなり、両端末間の全体に亘って一定の径の内部空間を有する円柱状のコイルバネである。このコイルバネ5は、圧縮変形していないフリーな状態で、当該コイルバネをなす線材5aのうち中心線に沿う方向に隣り合う部分の間に一定の線間隙間C1を有する。
コイルバネ5の両端末は、オープンエンド形状を有し、且つ無研削である。このコイルバネ5をなす線材5aは、当該コイルバネ5の両端末部でもコイルバネ5の中心線に沿う方向に対して斜め方向に延びている。そのことで、このコイルバネ5の端末は、線材5aの端面の前方箇所Pで、線間隙間C1よりも側方に大きく開いている。このようなコイルバネ5は、端末にクローズドエンド加工を施したコイルバネや端末に研削加工を施したコイルバネに比べて安価であり、コイルバネ5の端末に加工を施す必要がない分だけ工数及びコストを削減することができる。
ストレーナ本体3の第1分割体3aのうちオイル流入管部11の内部開口11aの外周部分には、このコイルバネ5を取り付けるための下側取付座21が設けられている。この下側取付座21は、コイルバネ5の圧縮方向における下端部、つまりコイルバネ5の下側端末部を受ける部分であって、コイルバネ5の下側端末に当接する底面部23と、この底面部23から起立した内方側面部25とを有する。下側取付座21の底面部23は、下壁部7の一部で構成されている。内方側面部25は、コイルバネ5の下側端末部における内周面と対向している。
他方、第2分割体3bの上壁部27うちオイル流入管部11に対応する部分には、上方に突出した突出部40が設けられている。この突出部40は、平面視で円形の先端壁部40aと、この先端壁部40aの周縁部分から下方に延びる円環状の周壁部40bとでなる。この突出部40の周縁部分は、第1分割体3aにおけるオイル流入管部11の内部開口の外周部分、すなわち下側取付座21と対向している。この突出部40の周縁部分には、コイルバネ5を取り付けるための上側取付座41が設けられている。
この上側取付座41は、コイルバネ5の圧縮方向における上端部、つまりコイルバネ5の上側端末部を受ける部分であって、コイルバネ5の上側端末に当接する底面部43と、この底面部43から起立した外方側面部45とを有する。上側取付座41の底面部43は、突出部40の先端壁部40aのうち周壁部40b沿いの部分で構成されている。外方側面部45は、突出部40の周壁部40bで構成されており、コイルバネ5の上側端末部における外周面と対向している。
コイルバネ5は、これら下側取付座21と上側取付座41との間において、これら両取付座21,41により当該コイルバネ5の中心線に沿う方向に圧縮変形した状態で固定されている。このような固定状態において、コイルバネ5は、当該コイルバネ5をなす線材5aのうち圧縮方向に隣り合う部分の間に、フリーな状態での線間隙間C1を若干狭めた所定の線間隙間C1’を有し、当該コイルバネ5の内部空間は、オイル流入管部11の内部開口11aに対応する箇所に位置付けられている。
図5は、図3のAで囲んだ部分の拡大図である。コイルバネ5の上側端末と上側取付座41の底面部43との間におけるバネ取付け部分の隙間C2は、図5に示すように、線材5aの端面の前方箇所で、圧縮状態にあるコイルバネ5の線間隙間C1’よりも大きく開いている。また、コイルバネ5の下側端末と下側取付座21の底面部23との間におけるバネ取付け部分の隙間C2も、図3に示すように、線材5aの端面の前方箇所で、圧縮状態にあるコイルバネ5の線間隙間C1’よりも大きく開いている。
このバネ取付け部分の隙間C2からコイルバネの線間隙間C1’よりも大きなサイズの異物が通過すること防止するために、上側取付座41の外方側面部45とこの外方側面部45に対向するコイルバネ5の上側端末部における外周面との間の隙間Dは、図5に示すように、圧縮状態にあるコイルバネ5の線間隙間C1’と等しいか又はそれよりも小さくなっている。また、下側取付座21の内方側面部25とこの内方側面部25に対向するコイルバネ5の下側端末部の内周面との間の隙間も、圧縮状態にあるコイルバネ5の線間隙間C1’と等しいか又はそれよりも小さくなっている。これによって、コイルバネ5によるオイルの濾過精度が高められる。
そして、第2分割体3bのうち突出部40の先端壁部40aには、図2及び図3に示すように、第1分割体3aのオイル流入管部11に向けて1つの板状の突出片47が変形抑制部として突設されている。突出片47は、突出部40の先端壁部40aの中心を通って当該先端壁部40aの径方向における略全体、具体的には先端壁部40aのうち上側取付座41の底面部43の構成箇所を除く部分の全体に亘って延びている。この突出片47の板幅方向(図3で左右方向)における両端は、上側取付座41の外方側面部45に対して、コイルバネ5をなす線材5aの直径と同等か若しくはそれよりも若干大きな間隔をあけて位置している。そして、この突出片47の板幅方向(図3で左右方向)における両端は、コイルバネ5の内周面に沿って延びていて、コイルバネ5の内周面に接触又は微小な隙間をあけて近接している。これによって、コイルバネ5がオイル流動空間Sにおけるオイルの流動に伴って圧縮方向と直交する方向に変形しようとした際、コイルバネ5が突出片47で内側から支持されて、コイルバネ5の圧縮方向と直交する方向への変形が抑制される。
突出片47は、オイルの流れに沿う方向に延びており、オイル流動空間Sのうちオイル流入管部11に対応する箇所でのオイルの流れをなるべく阻害しないように形成されている。突出片47の突出端部49は、先端に向かうに連れて板幅が狭くなっている。この突出端部49の板幅方向における両側面49aは、先端に向かって互いに接近する一対のガイド面49aとなっている。そのことで、ストレーナ本体3に対するコイルバネ5の組付け作業が容易になる。
すなわち、コイルバネ5をストレーナ本体3に組み付けるには、第1分割体3aの下側取付座21にコイルバネ5の下側端末部を取り付けた後に第1分割体3aと第2分割体3bとを接合する手順を採る。このコイルバネ5の組付け作業において、突出片47をコイルバネ5の内部空間に挿入する際に、コイルバネ5の上側端末部が突出片47のガイド面49aに当たっても、当該コイルバネ5の上側端末部は、このガイド面49a上をスライドし正規の位置に案内されるので、突出片47に引っ掛かることがない。これにより、突出片47をコイルバネ5の内部空間に速やかに挿入すること可能になっている。
上記構成のオイルストレーナ1では、オイルパン内に貯留されているオイルが、オイル流入管部11からストレーナ本体3内のオイル流動空間Sに収容されたコイルバネ5の内部空間に流入した後、当該コイルバネ5の線間隙間C1’を通過してオイル流出管部31へ流動する。このとき、コイルバネ5の線間隙間C1’よりも大きなサイズの異物がオイルに混入している場合、当該異物は、コイルバネ5の線間隙間C1’を通過できず、コイルバネ5で捕捉される。こうして、オイルストレーナ1では、コイルバネ5の線間隙間C1’を通過することで濾過されたオイルが、オイル流出管部31からエンジンのオイルポンプに流出する。
−実施形態の効果−
この実施形態によると、オイルの濾過時におけるコイルバネ5の圧縮方向と直交する方向への変形が突出片47で抑制されるので、コイルバネ5の横振れを抑制して、このコイルバネ5の線間隙間C1’の大きさが変化することを抑制できる。したがって、オイルストレーナ1に安定した濾過機能を実現することができる。
この実施形態によると、オイルの濾過時におけるコイルバネ5の圧縮方向と直交する方向への変形が突出片47で抑制されるので、コイルバネ5の横振れを抑制して、このコイルバネ5の線間隙間C1’の大きさが変化することを抑制できる。したがって、オイルストレーナ1に安定した濾過機能を実現することができる。
−実施形態の変形例1−
図6は、この変形例1に係るオイルストレーナ1の図2相当図である。図7は、この変形例1に係るオイルストレーナ1の図3相当図である。上記実施形態では、第2分割体3bに突出片47が変形抑制部として突設された形態を説明したが、本変形例では、図6及び図7に示すように、第1分割体3aに一対の突出片51が変形抑制部として突設されている。
図6は、この変形例1に係るオイルストレーナ1の図2相当図である。図7は、この変形例1に係るオイルストレーナ1の図3相当図である。上記実施形態では、第2分割体3bに突出片47が変形抑制部として突設された形態を説明したが、本変形例では、図6及び図7に示すように、第1分割体3aに一対の突出片51が変形抑制部として突設されている。
一対の突出片51は、オイル流入管部11における延出部12の先端から第2分割体3bに向かって突出している。これら一対の突出片51は、オイル流動空間Sのうちオイル流入管部11に対応する箇所でのオイルの流動方向と直交する方向、つまりストレーナ本体3の幅方向(図1でII−II線に沿う方向)においてオイル流入管部11の中心線を挟んで互いに対向する位置に形成されている。これによって、オイル流動空間Sにおけるオイルの流れをなるべく阻害しないようになっている。そして、各突出片51は、コイルバネ5の内部空間に挿入されていて、当該コイルバネ5の内周面に接触又は微小な隙間をあけて近接している。
この変形例1によっても、コイルバネ5がオイル流動空間Sにおけるオイルの流動に伴って圧縮方向と直交する方向に変形しようとした際、コイルバネ5が突出片51で内側から支持されて、コイルバネ5の圧縮方向と直交する方向への変形が抑制される。したがって、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
−実施形態の変形例2−
図8は、この変形例2に係るオイルストレーナ1の図2相当図である。上記実施形態では、コイルバネ5が、内部空間をオイル流入管部11の内部開口11aに対応する箇所に位置付けた状態でストレーナ本体3内に収容された形態を説明したが、本変形例では、図8に示すように、コイルバネ5が、内部空間をオイル流出管部31の内部開口31aに対応する箇所に位置付けた状態でストレーナ本体3内に収容されている。
図8は、この変形例2に係るオイルストレーナ1の図2相当図である。上記実施形態では、コイルバネ5が、内部空間をオイル流入管部11の内部開口11aに対応する箇所に位置付けた状態でストレーナ本体3内に収容された形態を説明したが、本変形例では、図8に示すように、コイルバネ5が、内部空間をオイル流出管部31の内部開口31aに対応する箇所に位置付けた状態でストレーナ本体3内に収容されている。
本変形例のストレーナ本体3も、上下方向に分割された第1分割体3aと第2分割体3bとが互いに対向し、これら両分割体3a,3bの周縁部同士が接合された構造を有する。本変形例では、第1分割体3aが上側分割体であり、第2分割体3bが下側分割体である。このストレーナ本体3は、概ね上記実施形態のストレーナ本体3を上下方向に反転させたような形状を有する。
具体的には、第2分割体3bは、上記実施形態の第2分割体3bにおける上壁部27と同形状の下壁部7と、上記実施形態の第2分割体3bにおける上側周壁部29と同形状の下側周壁部9とを有する。下側周壁部9の上端部分には、ストレーナ本体3の側方へ突出する下側フランジ13が全周に亘って形成されている。下側フランジ13の上面には、溶着用突条部39が上方に向けて突設されている。
他方、第1分割体3aは、上記実施形態の第1分割体3aにおける下壁部7と同形状の上壁部27と、上記実施形態の第1分割体3aにおける下側周壁部9と同形状の上側周壁部29とを有する。上側周壁部29の下端部分には、ストレーナ本体3の側方へ突出する上側フランジ37が全周に亘って形成されている。この上側フランジ37の下面には、外側突条部15及び内側突条部17が下方に向けて突設され、これら両突条部15,17の間に溶着用溝19が構成されている。そして、第1分割体3aと第2分割体3bとは、溶着用突条部39を溶着用溝19の底面部に溶着することで接合されている。
オイル流入管部11は、第2分割体3bの下壁部7における一方の端部(図8で左側の端部)に下方に突出するように設けられている。オイル流出管部31は、第1分割体3aの上壁部27においてオイル流入管部11とは反対側に位置する端部(図8で右側の端部)に上方に突出するように設けられている。このオイル流出管部31は、オイル流動空間Sで上壁部27から第2分割体3b側に延出した円環状の延出部12を有している。オイル流出管部31の内部開口31aは、この延出部12の先端に形成されていて、第2分割体3bに向いて開口している。
第1分割体3aのうちオイル流出管部31の内部開口31aの外周部分には、上記実施形態の下側取付座21と同様な構成の上側取付座41が設けられている。この上側取付座41の内方側面部25は、コイルバネ5の上側端末部における内周面に、圧縮状態にあるコイルバネ5の線間隙間C1’と等しいか又はそれよりも小さな間隔Dで対向している。
他方、第2分割体3bの下壁部7のうちオイル流出管部31に対応する部分には、上記実施形態の突出部40と同様な構成で下方に突出する突出部40が設けられている。この突出部40の周縁部分には、上記実施形態の上側取付座41と同様な構成の下側取付座21が設けられている。この下側取付座21の外方側面部45は、コイルバネ5の下側端末部における外周面に、圧縮状態にあるコイルバネ5の線間隙間C1’と等しいか又はそれよりも小さな間隔で対向している。
コイルバネ5は、これら下側取付座21と上側取付座41との間において、これら両取付座21,41により圧縮変形した状態で固定されて所定の線間隙間C1’を有し、当該コイルバネ5の内部空間は、オイル流入管部11の内部開口11aに対応する箇所に位置付けられている。そして、第2分割体3bのうち突出部30の先端壁部30aには、第1分割体3aのオイル流出管部31にむけて上記実施形態の突出片47と同様な構成を有する1つの板状の突出片47が変形抑制部として突設されている。この突出片47の板幅方向における両端は、コイルバネ5の内周面に沿って延び、コイルバネ5の内周面に接触又は微小な隙間をあけて近接している。
上記構成のオイルストレーナ1では、オイルパン内に貯留されているオイルが、オイル流入管部11からストレーナ本体3内のオイル流動空間Sに流入した後に、コイルバネ5の外周から当該コイルバネ5の線間隙間C1’を通過してオイル流出管部31に流動する。このとき、コイルバネ5の線間隙間C1’よりも大きなサイズの異物がオイルに混入している場合、当該異物は、コイルバネ5の線間隙間C1’を通過できず、コイルバネ5で捕捉される。
この変形例2によっても、コイルバネ5がオイル流動空間Sにおけるオイルの流動に伴って圧縮方向と直交する方向に変形しようとした際、コイルバネ5が突出片47で内側から支持されて、コイルバネ5の圧縮方向と直交する方向への変形が抑制される。したがって、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記実施形態及び変形例2では、第2分割体3bに変形抑制部として1つの板状の突出片47が突設されているとしたが、これに限らず、当該突出片47は、例えば平行に並べて複数突設されていてもよく、平面視で+(プラス符号)形状に形成されていても構わない。
また、上記変形例1では、第1分割体3aに変形抑制部として一対の突出片51が突設されているとしたが、これに限らず、当該突出片51は、1つだけであってもよく、3つ以上設けられていても構わない。
さらに、上記実施形態では第2分割体3bに変形抑制部が設けられた形態を、上記変形例では第1分割体3aに変形抑制部が設けられた形態をそれぞれ説明したが、これに限らず、第1分割体3a及び第2分割体3bの両方に上記突出片47,51のような変形抑制部が設けられていてもよい。変形抑制部は、コイルバネ5がオイルの濾過時に圧縮方向と直交する方向に変形しようとした際に、コイルバネ5を内側から支持して、当該コイルバネ5の変形を抑制するものであればよい。
上記実施形態では、コイルバネ5をなす線材5aが金属製であるとしたが、これに限らず、コイルバネ5をなす線材5aは樹脂製であってもよい。また、コイルバネ5は、円柱状でなくてもよく、例えば、円錐状、角柱状又は角錐状などの種々の形状のコイルバネを採用可能である。
また、オイルストレーナ1は、自動車の内燃機関だけでなく、自動車の自動変速機や、他の動力機械などのオイル濾過部として使用可能である。
以上説明したように、本発明は、オイルストレーナについて有用であり、特に、フィルタをなすコイルバネの横振れを抑制して安定した濾過機能を有することが要望されるオイルストレーナに適している。
C1’ 圧縮状態にあるコイルバネの線間隙間
C2 コイルバネの取付け部分の隙間
D 外方側面部とコイルバネとの間の隙間
S オイル流動空間
1 オイルストレーナ
3 ストレーナ本体
3a 第1分割体
3b 第2分割体
5 コイルバネ(フィルタ)
5a 線材
11 オイル流入管部(流入口部)
21 下側取付座
23 底面部
25 内方側面部
31 オイル流出管部(流出口部)
41 上側取付座
43 底面部
45 外方側面部
47 突出片(変形抑制部)
49 突出端部
51 突出片(変形抑制部)
C2 コイルバネの取付け部分の隙間
D 外方側面部とコイルバネとの間の隙間
S オイル流動空間
1 オイルストレーナ
3 ストレーナ本体
3a 第1分割体
3b 第2分割体
5 コイルバネ(フィルタ)
5a 線材
11 オイル流入管部(流入口部)
21 下側取付座
23 底面部
25 内方側面部
31 オイル流出管部(流出口部)
41 上側取付座
43 底面部
45 外方側面部
47 突出片(変形抑制部)
49 突出端部
51 突出片(変形抑制部)
Claims (4)
- 第1分割体(3a)及び第2分割体(3b)が互いに対向しこれら両分割体(3a, 3b)の周縁部同士が接合されてオイルが流動するオイル流動空間(S)を内部に有し、該オイル流動空間(S)にオイルを流入する流入口部(11)と前記オイル流動空間(S)からオイルを流出する流出口部(31)とが互いに離れた位置に設けられたストレーナ本体(3)と、
前記ストレーナ本体(3)内のオイル流動空間(S)に収容され、前記流入口部(11)から流入したオイルを前記流出口部(31)に流動する過程で濾過するフィルタ(5)と、を備えたオイルストレーナであって、
前記第1分割体(3a)には、前記流入口部(11)又は流出口部(31)が設けられ、該流入口部(11)又は流出口部(31)における前記オイル流動空間(S)側の内部開口(11a, 31a)が前記第2分割体(3b)に向いて開口し、
前記第1分割体(3a)の第2分割体(3b)対向面のうち前記内部開口(11a, 31a)の外周部分と前記第2分割体(3b)の第1分割体(3a)対向面のうち前記内部開口(11a, 31a)の外周部分に対向する部分とには、前記フィルタ(5)を取り付けるための環状の取付座(21, 41)がそれぞれ設けられ、
前記フィルタ(5)は、線材を螺旋状に巻回してなるコイルバネ(5)であり、前記第1分割体(3a)の取付座(21)と前記第2分割体(3b)の取付座(41)との間においてこれら両取付座(21, 41)により当該コイルバネ(5)の中心線に沿う方向に挟まれて圧縮変形した状態で固定され、前記流入口部(11)から前記流出口部(31)に流動するオイルを通過させて濾過する所定の線間隙間(C1')を有し、
前記第1分割体(3a)及び第2分割体(3b)のうち少なくとも一方には、前記コイルバネ(5)の内部空間に挿入されて当該コイルバネ(5)の内周面に接触又は微小な隙間をあけて近接し、オイルの濾過時における前記コイルバネ(5)の圧縮方向と直交する方向への変形を抑制する変形抑制部(47, 51)が突設されている
ことを特徴とするオイルストレーナ。 - 請求項1に記載されたオイルストレーナにおいて、
前記変形抑制部(47)は、前記オイルの流れに沿う方向に延びる板状の突出片(47)であり、該突出片(47)の板幅方向における両端が前記コイルバネ(5)の内周面に接触又は微小な隙間をあけて近接している
ことを特徴とするオイルストレーナ。 - 請求項1又は2に記載されたオイルストレーナにおいて、
前記変形抑制部(47)は、板状の突出片(47)であり、先端に向かうに連れて板幅が狭くなる突出端部(49)を有する
ことを特徴とするオイルストレーナ。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載されたオイルストレーナにおいて、
前記コイルバネ(5)の両端末は、オープンエンド形状を有し且つ無研削であり、
前記第1分割体(3a)及び第2分割体(3b)の各取付座(21, 41)は、前記コイルバネ(5)の端末に当接する底面部(23, 43)と、該底面部(23, 43)から起立し前記コイルバネ(5)の端末部の内周面又は外周面に対向する側面部(25, 45)と、を有し、
前記取付座(21, 41)の側面部(25, 45)と該側面部(25, 45)に対向する前記コイルバネ(5)の端末部の周面との間の間隔(D)は、前記コイルバネ(5)の線間隙間(C1)と等しい又はそれよりも小さい
ことを特徴とするオイルストレーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013137236A JP2015010565A (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | オイルストレーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013137236A JP2015010565A (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | オイルストレーナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015010565A true JP2015010565A (ja) | 2015-01-19 |
Family
ID=52303930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013137236A Pending JP2015010565A (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | オイルストレーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015010565A (ja) |
-
2013
- 2013-06-28 JP JP2013137236A patent/JP2015010565A/ja active Pending
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