JP2015008396A - 無瞬断切り替えシステム、パケット送信装置、パケット受信装置及び無瞬断切り替え方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】無瞬断サービスの適用の有無を回線ごとに設定することができる無瞬断切り替えシステムを提供する。【解決手段】複数の第1の回線のうちの指定された回線から入力された無瞬断対応パケットを複製して複数の複製パケットを生成し、複数の複製パケットをそれぞれ異なる系統の複数の第2の回線を介して外部へ送信する送信装置と、複数の第2の回線のそれぞれから複製パケットを受信し、受信した複数の複製パケットから1つのパケットを選択し、第3の回線へ出力する受信装置と、を備える。【選択図】 図1
Description
本発明は、無瞬断切り替え制御の適用の有無を回線ごとに設定することができる無瞬断切り替えシステム、パケット送信装置、パケット受信装置及び無瞬断切り替え方法に関する。
2つの通信機間で通信を行う際に、途中の通信経路において何らかの故障が発生した場合であっても、送信されたデータが瞬断することなく、受信側に到達するようにするための「無瞬断切り替え」という技術がある。無瞬断切り替えでは、送信側の装置から、同一内容の複数のパケットを、異なる経路で送信する。受信側では、異なる経路で受信した複数のパケットから、いずれかのパケットを選択することができるので、パケットの欠落を回避し、データの瞬断を防止することができる。
複数のパケット回線を収容したパケット伝送システムにおいて無瞬断切り替えが実施される場合、一般的には、無瞬断切り替えの適用の有無がパケット回線ごとに設定されるのではなく、収容されたすべてのパケット回線に対して無瞬断切り替えが適用される。そのため、無瞬断切り替えを必要としないパケット回線についても無瞬断切り替えが可能となるように対策がとられる。すなわち、無瞬断切り替えを必要としないパケット回線についても同一の複数のパケットが送信される。従って、本来不要であり、冗長なパケットの送信にも通信帯域が使用されることとなり、通信帯域の有効利用ができない。なお、ここでの「パケット」とは、所定の長さの連続したデータであり、レイヤ2ネットワークで転送される「フレーム」などを含む広い概念である。
上記のような問題に対応するために、無瞬断切り替えの要否を区別して切り替えを行う技術がある(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1のパケット転送システムでは、要求品質クラスの異なるサービストラフィックの中の特定のクラスにのみ無瞬断サービスを適用する。
特許文献1の技術では、特定のクラスのトラフィックにのみ無瞬断サービスが適用される。そのため、クラスが同じであるトラフィックについては、すべて無瞬断サービスを提供するか、あるいは無瞬断サービスの適用外とするかのいずれかしか選択できない。従って、複数のクライアントから複数のクライアントへ、複数の回線を用いて通信を行うような場合、回線の性能や特性に差があったとしても、無瞬断サービスの適用の有無を回線ごとに設定することができないという課題がある。
(発明の目的)
本発明は上記のような技術的課題に鑑みて行われたもので、無瞬断サービスの適用の有無を回線ごとに設定することができる無瞬断切り替えシステム、パケット送信装置、パケット受信装置及び無瞬断切り替え方法を提供することを目的とする。
(発明の目的)
本発明は上記のような技術的課題に鑑みて行われたもので、無瞬断サービスの適用の有無を回線ごとに設定することができる無瞬断切り替えシステム、パケット送信装置、パケット受信装置及び無瞬断切り替え方法を提供することを目的とする。
本発明の無瞬断切り替えシステムは、複数の第1の回線のうちの指定された回線から入力された無瞬断対応パケットを複製して複数の複製パケットを生成し、複数の複製パケットをそれぞれ異なる系統の複数の第2の回線を介して外部へ送信する送信装置と、複数の第2の回線のそれぞれから複製パケットを受信し、受信した複数の複製パケットから1つのパケットを選択し、第3の回線へ出力する受信装置と、を備えることを特徴とする。
本発明のパケット送信装置は、複数の第1の回線のうちの指定された回線から入力された無瞬断対応パケットにシーケンス番号を付加する情報付加部と、無瞬断対応パケットを複製して複数の複製パケットを生成するパケットコピー部と、複数の複製パケットから第2の回線を介して出力する対象のパケットを選択する第1の選択部と、を備えることを特徴とする。
本発明のパケット受信装置は、第2の回線から受信したパケットを、無瞬断対応パケットの複製パケットと、無瞬断対応パケット以外の非無瞬断対応パケットとに振り分けるデータ振り分け部と、データ振り分け部に受信された複製パケットのデータを保持するデータ保持部と、保持された複数の複製パケットから第3の回線を介して出力する対象のパケットを選択する第2の選択部と、複数の第3の回線のいずれかから、出力する対象のパケット及び非無瞬断対応パケットを出力する回線を選択する第3の選択部と、第2の選択部及び第3の選択部を制御し、第3の回線を介してパケットを出力する管理部と、を備えることを特徴とする。
本発明の無瞬断切り替え方法は、複数の第1の回線のうちの指定された回線から入力された無瞬断対応パケットを複製して複数の複製パケットを生成し、複数の複製パケットをそれぞれ異なる系統の複数の第2の回線を介して外部へ送信し、複数の第2の回線のそれぞれから複製パケットを受信し、受信した複数の複製パケットから1つのパケットを選択し、第3の回線へ出力することを特徴とする。
本発明の無瞬断切り替えシステム、パケット送信装置、パケット受信装置及び無瞬断切り替え方法は、無瞬断サービスの適用の有無を回線ごとに設定することができるという効果がある。
(第1の実施形態)
図面を参照して、第1の実施形態の無瞬断切り替えシステムについて説明する。第1の実施形態は、送信側、受信側に、それぞれ4台のクライアントが接続されている無瞬断切り替えシステムの例である。
図面を参照して、第1の実施形態の無瞬断切り替えシステムについて説明する。第1の実施形態は、送信側、受信側に、それぞれ4台のクライアントが接続されている無瞬断切り替えシステムの例である。
図1は、本実施形態の無瞬断切り替えシステム100の全体構成を示す図である。無瞬断切り替えシステム100は、送信装置110、受信装置120を備える。送信装置110と受信装置120との間は、2本の通信系統、系統I、及び系統IIの回線で接続される。
無瞬断切り替えシステム100の送信側には、パケット回線a、b、c、dを介して、それぞれクライアント130a(クライアントA)、クライアント130b(クライアントB)、クライアント130c(クライアントC)、クライアント130d(クライアントD)が接続される。受信側には、パケット回線w、x、y、zを介して、それぞれクライアント130w(クライアントW)、クライアント130x(クライアントX)、クライアント130y(クライアントY)、クライアント130z(クライアントZ)Zが接続される。
パケットの送信は以下のように行われる。
1)クライアントAからクライアントWへ
2)クライアントBからクライアントXへ
3)クライアントCからクライアントYへ
4)クライアントDからクライアントZへ
以上の4つのパケット送信の内、1)クライアントAからクライアントW、及び2)クライアントBからクライアントX、の送信が無瞬断切り替え制御の対象である。以降、無瞬断切り替え制御の対象であることを「無瞬断対応」という。
2)クライアントBからクライアントXへ
3)クライアントCからクライアントYへ
4)クライアントDからクライアントZへ
以上の4つのパケット送信の内、1)クライアントAからクライアントW、及び2)クライアントBからクライアントX、の送信が無瞬断切り替え制御の対象である。以降、無瞬断切り替え制御の対象であることを「無瞬断対応」という。
図2は、送信装置110の内部構成を示すブロック図である。送信装置110は、情報付加部111a、111b、111c、111d、パケットコピー部112a、112b、112c、112d、マルチプレクス(MUX)部113−1、113−2を備える。
情報付加部111a、111b、111c、111dは、それぞれパケット回線a、b、c、dから入力されたパケットに、必要に応じてエラー検出用情報等を含むネットワーク情報を付加する。情報付加部111a、111b、111c、111dは、無瞬断対応のパケット回線から入力されたパケット(以降、「無瞬断対応パケット」)には、シーケンス番号を含むネットワーク情報を付加する。本実施形態では、情報付加部111a、111bは、パケット回線a、bから入力した無瞬断対応パケットにシーケンス番号を付加する。以降、連続したシーケンス番号によって識別される一連のパケットを、「パケット群」という。上記の4つのパケット送信によって送信されるパケットは、各々、パケット群を構成する。
パケットコピー部112a、112b、112c、112dは、無瞬断対応パケットをコピーし、同一データをもつ複数のパケット(以降、「複製パケット」という。)を生成する。本実施形態では、パケットコピー部112a、112b、112c、112dは、同一データをもつ2つの複製パケットを生成する。
MUX部113−1、113−2は、複製パケットを複数の通信系統(本実施形態では、系統I、II)のそれぞれの回線に送出する。MUX部113−1、113−2は、無瞬断対応ではないパケット回線から入力したパケット(以降、「非無瞬断対応パケット」)については、系統I、IIの回線の空き状況に応じて系統I又は系統IIのいずれかの回線を割り当て、送出する。
図3は、受信装置120の内部構成を示すブロック図である。受信装置120は、データ振り分け部121−1、121−2、データ保持部122−1、122−2、管理部123、選択(SEL)部124、125w、125x、125y、125zを備える。
データ振り分け部121−1、121−2は、それぞれ系統I、IIの回線から入力されたパケットにおける受信エラーの発生の有無を確認すると共に、パケットの振り分けを行う。受信エラーの発生の有無は、情報付加部111a、111b、111c、111dによって追加されたネットワーク情報、又は各パケットに元々含まれていたエラー検出用情報等を用いて確認することができる。
データ振り分け部121−1、121−2は、非無瞬断対応パケットを目的のパケット回線w、x、y、zに振り分ける。パケット回線w、x、y、zへのパケットの振り分けは、SEL125w、125x、125y、125zへの3つの入力信号のいずれかが選択されることによって行われる。すなわち、データ振り分け部121−1、121−2は、SEL125w、125x、125y、125zのそれぞれに対して制御信号(図示なし)を出力して、データ振り分け部121−1、又はデータ振り分け部121−2からの信号を選択させ、非無瞬断対応パケットを適切なパケット回線に振り分ける。
一方、無瞬断対応パケットについては、データ振り分け部121−1は、無瞬断対応パケットをデータ保持部122−1に振り分ける。また、データ振り分け部121−2は、無瞬断対応パケットをデータ保持部122−2に振り分ける。
データ保持部122−1、122−2は、振り分けられてきた無瞬断対応パケットのデータを保持する。
管理部123は、無瞬断対応の回線ごとに、複数の通信系統、系統I、IIの回線から受信した無瞬断対応パケットのうち、一方の系統の回線からのパケットを選択する。そのために、管理部123は、パケットの出力状態と受信状態を監視する。
パケットの出力状態とは、あるパケットが、パケット受信部120からパケット回線w、x、y、zへ出力されたか否かを意味する。パケット受信部120からパケット回線w、x、y、zへ出力されたパケットを、以降、「出力済パケット」という。
パケットの受信状態とは、出力済パケットの次のパケット(以降、「次パケット」という。)が受信済みであるか否か、すなわち、データ保持部122−1、122−2に次パケットのデータが保持されているか否かを意味する。なお、管理部123は、出力済パケットが系統Iの回線から受信されたパケットであるときは、データ保持部122−2に次パケットのデータが保持されているか否かを確認する。管理部123は、出力済パケットが系統IIの回線から受信されたパケットであるときは、データ保持部122−1に次パケットのデータが保持されているか否かを確認する。
データ保持部122−1、122−2に保持されているパケットは、複数の通信系統、系統I、IIの回線から受信した2つの複製パケットのうち、先に受信されたパケットである。そこで、管理部123は、データ保持部122−1、122−2に次パケットのデータが保持されている場合、その次パケットを選択し、パケット回線w、x、y、zへ出力する。
なお、本実施形態では、パケット回線は4本あるものとして説明するが、パケット回線の本数は任意である。
また、通信系統の本数も、3本以上であってもよい。通信系統が3本以上あるときは、送信装置110は、同一のデータを含む、2つ又は3つ以上の複製パケットを生成し、各系統へ送出してもよい。受信装置120は、受信した複数の複製パケットのうちの1つを選択すればよい。
(第1の実施形態の動作)
まず初めに、送信装置110の動作を説明する。図1の無瞬断切り替えシステム100において、各パケット回線、パケット回線a、b、c、dからのパケットは、送信装置110に入力される。各パケット回線からのパケットは、送信装置110でネットワーク情報が付加される。無瞬断対応パケットは、シーケンス番号を含むネットワーク情報が付加された後、複数の複製パケットとして複製され、系統Iの回線及び系統IIの回線に出力される。
(第1の実施形態の動作)
まず初めに、送信装置110の動作を説明する。図1の無瞬断切り替えシステム100において、各パケット回線、パケット回線a、b、c、dからのパケットは、送信装置110に入力される。各パケット回線からのパケットは、送信装置110でネットワーク情報が付加される。無瞬断対応パケットは、シーケンス番号を含むネットワーク情報が付加された後、複数の複製パケットとして複製され、系統Iの回線及び系統IIの回線に出力される。
一方、非無瞬断対応パケットは、系統I、IIの回線の空き状況に応じて、系統I又は系統IIの回線の一方にのみに出力される。
図4は、第1の実施形態の送信装置110の動作を示す図である。図4の例では、パケット回線a、bは、無瞬断対応の回線である。従って、パケット回線a、bで送られるパケットは、シーケンス番号が付加された後、複数の複製パケットとして複製され、系統Iの回線と系統IIの回線の両方に送出される。図4では、例えば、パケットa1はパケットa11及びパケットa12に、パケットb5はパケットb51及びパケットb52に、複製され、それぞれ系統Iの回線、系統IIの回線に出力される。
一方、パケット回線c、dは、無瞬断対応の回線ではないので、系統I、IIの回線の空き状況に応じて、それぞれ系統I、IIの回線に割り当てられる。
次に、受信装置120の動作を説明する。受信装置120では、系統I、IIの回線から受信したパケットのうち、非無瞬断対応パケットは、振り分け部121−1、−2でパケット回線w、x、y、zのいずれかに振り分けられる。
一方、無瞬断対応パケットは、データ保持部122−1、122−2に送られ、データが保持される。管理部123では、データ保持部122−1、122−2にデータが保持されたパケットが、出力済パケットとして出力済みか否かを判断する。そして、データが保持されたパケットが、次パケットであって出力済みでない場合、そのパケットが出力され、出力済みである場合は廃棄される。
系統I、IIの回線には、回線の故障や種々の原因によるパケットエラー等によりパケットが欠落することがある。すなわち、パケット群に含まれるいずれかのパケットが欠落し、そのパケット群のシーケンス番号の連続性が失われる。以降、パケット欠落が発生したパケット群を「当該パケット群」という。
このような場合、無瞬断対応の回線は以下のように制御される。すなわち、受信装置120は、パケットの欠落が発生した系統(以降、「パケット欠落系統」という。)ではない、他方の系統(以降、「非パケット欠落系統」という。)から、欠落したパケットと同じシーケンス番号をもつパケットが到着するまで、パケット回線w、x、y、zへの当該パケット群に含まれるパケットの出力を停止する。そして、受信装置120は、パケットの出力を停止している間は、受信した当該パケット群のパケットのデータをすべて保持する。そして、受信装置120は、非パケット欠落系統から、当該パケット群に含まれる、欠落したパケットと同じシーケンス番号をもつパケットが到着すると、そのパケットを出力する。そして、その後、複数の複製パケットのうち、早く受信され保存されていたパケットを順に出力する。これにより伝送遅延が小さい通信が実現される。
無瞬断対応でない回線については、受信装置120は、パケットの欠落の有無に関係なく、パケットのデータの保持等の特別な制御は行わずに、対応するパケット回線へパケットを振り分ける。
図5は、第1の実施形態の受信装置120の動作を示す図である。図5の例では、無瞬断対応ではないパケット回線z宛のパケットz3が欠落している。しかし、非無瞬断対応パケットには複製パケットは存在しないため、欠落したパケットz3の代替のパケットはない。従って、パケットz3以外のパケットz1、z2、z4−z7のみが出力される。
一方、パケット回線bからパケット回線xへ送信された無瞬断対応パケットのうち、早着側の系統IIの回線からの、シーケンス番号6のパケットb62が欠落している。そのため、系統IIの次のシーケンス番号7のパケットb72は保持される。このとき、次に出力されるべきパケットのシーケンス番号は6であるため、パケットb72は保持されたまま、出力されない。
そして、後着側の系統Iの回線からの、シーケンス番号6のパケットb61が受信されると、管理部123では、パケットb61を出力対象パケットであると認識し、パケットb61を出力する。さらに、系統II側のデータ保持部122−2に保持されている、次の出力パケットであるシーケンス番号7のパケットb72も、続けて出力する。
なお、次の早着側の系統のパケットを受信する前に、データ保持部122−1、122−2にデータが保持されたパケットの出力が完了していない場合は、保持されたパケットの出力が完了するまで、早着側の系統のパケットのデータはデータ保持部122−1、122−2で保存される。
また、シーケンス番号がn(nは正の整数)のパケットまでが受信装置120からパケット回線へ出力済みで、かつすべての系統でシーケンス番号が(n+2)以降のパケットが受信済みであれば、管理部123は、全系統シーケンス番号が(n+1)のパケットにエラーが発生したものとみなす。そして、管理部123は、シーケンス番号が(n+2)以降で一番若い番号のパケットを出力する。
(第1の実施形態の効果)
以上のように、本無瞬断切り替えシステムでは、パケット回線ごとに無瞬断切り替えを適用するか否かを設定する。そして、無瞬断対応の回線を介して送信される無瞬断対応パケットには、シーケンス番号が付加され、複製パケットが生成される。受信側では、パケットエラーが発生したときに、シーケンス番号を参照してパケットの連続性を確認し、欠落パケットは複製パケットを用いて回復される。また、シーケンス番号を参照して、出力を遅延すべきパケットを一旦、システム内に保持することによって、受信されたパケットは正規の順序で出力される。
(第1の実施形態の効果)
以上のように、本無瞬断切り替えシステムでは、パケット回線ごとに無瞬断切り替えを適用するか否かを設定する。そして、無瞬断対応の回線を介して送信される無瞬断対応パケットには、シーケンス番号が付加され、複製パケットが生成される。受信側では、パケットエラーが発生したときに、シーケンス番号を参照してパケットの連続性を確認し、欠落パケットは複製パケットを用いて回復される。また、シーケンス番号を参照して、出力を遅延すべきパケットを一旦、システム内に保持することによって、受信されたパケットは正規の順序で出力される。
このように、無瞬断対応が必要な回線にのみ必要な制御を行い、無瞬断対応が不要な回線には無瞬断対応のための制御は行わないことにより、オーバヘッドを最小限に留め、回線の帯域を有効に活用することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、無瞬断対応のすべてのパケットにシーケンス番号が付与される。ところが、無瞬断対応の制御のために管理すべき回線数が多い場合、付与されるシーケンス番号の個数も多くなる。そのため、無瞬断対応のすべてのパケットにシーケンス番号を付与すると、処理の負荷が非常に重くなる。特に、複数系統の回線のそれぞれの伝送速度が速く、さらに多くのパケット回線を無瞬断対応とする場合に問題となる。送信装置110や受信装置120における、シーケンス番号に関わる処理をハードウェアで実現する場合は、その回路規模が増大する。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、無瞬断対応のすべてのパケットにシーケンス番号が付与される。ところが、無瞬断対応の制御のために管理すべき回線数が多い場合、付与されるシーケンス番号の個数も多くなる。そのため、無瞬断対応のすべてのパケットにシーケンス番号を付与すると、処理の負荷が非常に重くなる。特に、複数系統の回線のそれぞれの伝送速度が速く、さらに多くのパケット回線を無瞬断対応とする場合に問題となる。送信装置110や受信装置120における、シーケンス番号に関わる処理をハードウェアで実現する場合は、その回路規模が増大する。
そこで、第2の実施形態では、回線の伝送速度が速く、無瞬断対応の回線数が多い場合にも適用可能な対応策の例を示す。具体的には、本実施形態では、各パケットへシーケンス番号を付与せずに、同一パケット群に属する一連の複数のパケットである「パケットグループ」ごとに「マーカパケット」を挿入する。マーカパケットとは、シーケンス番号等の情報をもつ特殊なフレームである。そして、マーカパケットとパケットグループとの組を単位として、回線の無瞬断切り替えが行われる。
本実施形態の無瞬断切り替えシステムの構成、及び送信装置、受信装置の内部構成は、図1、図2、図3に示した構成と同じであるので図示は省略する。
ただし、本実施形態では、無瞬断切り替えシステム100は、送信装置110の情報付加部111a、111b、111c、111dは、パケットごとにシーケンス番号を付加するのではなく、パケットグループごとにマーカパケットを挿入する。
また、本実施形態では、受信装置120の管理部123でのパケット回線へのパケットの出力トリガは、パケットの受信ではなく、マーカパケットの受信である。なお、送信装置110で挿入されたマーカパケットは、受信装置120で廃棄される。
上記のように、本実施形態のネットワーク構成は、図1のネットワーク構成と基本的には同じである。ただし、本実施形態の説明上、必要でないので、パケット回線d及びパケット回線z上のパケットの図示は省略する。そして、本実施形態では、クライアントAからクライアントXへの回線が無瞬断対応であり、クライアントBからクライアントY及びクライントCからクライアントZへの回線は無瞬断対応ではないものとする。
無瞬断対応ではない回線の動作は、図2で示した第1の実施形態の動作と同じである。すなわち、非無瞬断対応パケットについては、送信装置110は、シーケンス番号の付加も、複製パケットの生成も行わず、系統I、IIの回線の空き状況に応じて、回線の割り当てを行って送信する。受信装置120は、非無瞬断対応パケットを目的のパケット回線に振り分ける。非無瞬断対応パケットについての動作の図示は割愛する。
無瞬断切り替え対象のパケット回線について、図6、図7を用いて動作を説明する。
図6は、第2の実施形態の送信装置110の動作を示す図である。上記のように、本実施形態では、無瞬断対応の回線で送信されるパケットは、「パケットグループ」を構成する。パケットグループは複数のパケットで構成されればよく、パケットグループに属する各パケットが満たすべき条件は限定されない。
例えば、パケットグループは、所定の個数のパケット、所定の期間内に送信されるパケット、あるいは、データの総合計のバイト数によって規定されるパケットによって構成されてもよい。具体的には、パケットグループが3個のパケットで構成されたり、1マイクロ秒の期間内に送信されるパケットで構成されたりしてもよい。あるいは、総合計のデータ量が1キロバイトに達するパケットごとに1つのパケットグループが構成されてもよい。
なお、パケットグループを構成するパケットが満たすべき条件に厳密性は不要であり、また条件を固定する必要もない。図6の動作は、パケットグループが3個のパケットで構成される場合の例である。
送信装置110の情報付加部111a、111b、111c、111dは、パケットグループと次のパケットグループとの間に「マーカパケット」を挿入する。マーカパケットは、上記のような所定の条件で定められたパケットグループに1個ずつ挿入される。図6では、例えば、パケットグループ2とパケットグループ3との間に、マーカパケットM2が追加される。
マーカパケットには、パケットグループを構成するパケットの情報、すなわち、パケットグループ内のデータ欠落等のエラーを検出するための情報とシーケンス番号が含まれる。
パケットコピー部112a、112b、112c、112dは、マーカパケット及びパケットグループを、すべて複数の系統の回線のそれぞれに出力するために、これらの複製パケットを生成する。図6では、例えば、パケットグループ2は、パケットグループ21及びパケットグループ22に複製される。マーカパケットM2は、マーカパケットM21及びマーカパケットM22に複製される。
そして、非無瞬断対応パケットと、データコピー部112a、112b、112c、112dで生成された複製パケットは多重化され、それぞれの系統の回線に送出される。
受信装置120では、複数の系統の回線から受信したパケットのうち、非無瞬断対応パケットは、データ振り分け部121−1、121−2でパケット回線w、x、yに振り分けられる。
一方、無瞬断対応パケットは、データ保持部122−1、122−2に送られデータが保持される。管理部123は、マーカパケットを受信したとき、そのマーカパケットに対応するパケットグループの全パケットがエラーなく受信されていることを確認する。そして、管理部123は、全パケットがエラーなく受信されていれば、そのパケットグループのパケットが受信装置120からパケット回線w、x、yへ出力済みであるか否かを確認する。そして、そのパケットグループが出力済みでなく、次に出力するべきパケットグループであれば当該パケットグループをパケット回線w、x、yへ出力する。そのパケットグループが既に出力済みであれば、管理部123は、そのパケットグループを廃棄する。
系統I、IIの回線には、回線の故障やパケットエラー等によりパケットグループ内のパケットが欠落したり、あるいはマーカパケットが欠落しシーケンス番号の連続性が失われたりする場合がある。このような場合、無瞬断対応の回線については、受信装置120は、パケット欠落系統ではない非パケット欠落系統から、欠落したパケットと同じシーケンス番号をもつマーカパケットが到着するまで、当該パケットグループのパケットの出力を停止する。そして、受信装置120は、パケットの出力を停止している間は、パケット欠落系統の回線から受信したパケットのデータをすべて保持する。そして、受信装置120は、非パケット欠落系統から欠落したパケットと同じシーケンス番号をもつマーカパケットが到着すると、そのパケットグループのパケットを出力する。そして、その後、保存していた、パケット欠落系統の回線からのパケットグループのパケットをすべて順に出力する。これにより伝送遅延が小さい通信を実現することができる。
無瞬断対応でない回線からのパケットについては、受信装置120は、パケットの欠落の有無に関係なく、パケットのデータの保持等の特別な制御は行わずに、対応するパケット回線w、x、yへ振り分ける。
図7は、第2の実施形態の受信装置120の動作を示す図である。図7の例では、パケット回線aからパケット回線xへ送信された無瞬断対応パケットのうち、早着側の系統IIの回線からの、パケットグループ32に含まれるパケットの欠落が発生している。マーカパケットには、パケットグループ内のデータ欠落を検出するための情報が含まれる。そのため、マーカパケットM32を受信すると、パケットグループ32のパケットにエラーが発生したことが判明する。このとき、管理部123は、保持していたパケットグループ32のすべてのパケットを廃棄する。この時点では、パケットグループ31、32に属するパケットは、パケット回線へは出力されていない。そのため、次に出力されるべきパケットグループのシーケンス番号は”3”である。
次に、パケットグループ42のデータは順次保持されるが、マーカパケットM42を受信したときに、シーケンス番号が”3”であるために、パケットグループ42のデータは出力されない。
そして、後着側のマーカパケットM31を受信すると、管理部123は、マーカパケットM31に含まれるシーケンス番号が”3”であるために、パケットグループ31が出力対象であるであると認識する。そして、管理部123は、パケットグループ31のパケットをパケット回線へ出力する。そして、管理部123は、次に出力されるべきパケットグループのシーケンス番号を”4”に更新する。
データ保持部122−2には、シーケンス番号”4”をもつパケットグループ42のパケットが保持されている。そのため、管理部123は、パケットグループ31に続けて、パケットグループ42のパケットもパケット回線へ出力する。
パケットグループ42のパケットがパケット回線へ出力されているとき、シーケンス番号”5”をもつパケットグループ52のパケットが順次受信されている。しかし、シーケンス番号”4”のパケットグループ42のパケットの出力が完了していないため、パケットグループ52のパケットのデータはデータ保持部122−2で保持される。そして、パケットグループ42のパケットの出力が完了してから、パケットグループ51のパケットが順次出力される。このようにして、出力対象のパケットの系統が、後着側の系統Iから早着側の系統IIへと切り戻される。
(第2の実施形態の効果)
以上のように、本実施形態では、無瞬断切り替え対象にするか否かをパケット回線ごとに設定することにより、伝送システムの帯域を有効に活用することができる。そして、無瞬断切り替え対象の回線について、1つのパケットグループごとにマーカパケットが挿入され、シーケンス番号の管理はパケットグループ単位で行われる。そのため、シーケンス番号を各パケットに付加する必要がない。従って、無瞬断切り替えを行う上でのオーバヘッドが少なくなり、効率的に帯域を利用することができる。
(第2の実施形態の効果)
以上のように、本実施形態では、無瞬断切り替え対象にするか否かをパケット回線ごとに設定することにより、伝送システムの帯域を有効に活用することができる。そして、無瞬断切り替え対象の回線について、1つのパケットグループごとにマーカパケットが挿入され、シーケンス番号の管理はパケットグループ単位で行われる。そのため、シーケンス番号を各パケットに付加する必要がない。従って、無瞬断切り替えを行う上でのオーバヘッドが少なくなり、効率的に帯域を利用することができる。
なお、第1及び第2の実施形態の適用の対象となる無瞬断対応のパケット回線は、リング構成のネットワークを用いて構成することもできる。図8は、本発明の第1の実施形態の無瞬断切り替えシステムの変形例の、無瞬断切り替えシステム200の全体構成を示す図である。第1又は第2の実施形態を適用することによって、例えば、図8のようなリング構成のネットワークで接続された任意のクライアント間で無瞬断切り替えを実施することができる。
なお、第1及び第2の実施形態は、適宜、組み合わせることができる。例えば、特に高速な回線にのみ第2の実施形態のマーカパケットの挿入を適用し、他の回線には第1の実施形態のように通常のシーケンス番号の付加のみとする、といった応用も可能である。
100、200 無瞬断切り替えシステム
Claims (8)
- 複数の第1の回線のうちの指定された回線から入力された無瞬断対応パケットを複製して複数の複製パケットを生成し、前記複数の複製パケットをそれぞれ異なる系統の複数の第2の回線を介して外部へ送信する送信装置と、
前記複数の第2の回線のそれぞれから前記複製パケットを受信し、前記受信した複数の複製パケットから1つのパケットを選択し、第3の回線へ出力する受信装置と、
を備えることを特徴とする無瞬断切り替えシステム。 - 前記送信装置は、
前記無瞬断対応パケットにシーケンス番号を付加する情報付加部と、
前記複数の複製パケットを生成するパケットコピー部と、
前記複数の複製パケットから前記第2の回線を介して出力する対象のパケットを選択する第1の選択部
を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の無瞬断切り替えシステム。 - 前記受信装置は、
前記第2の回線から受信したパケットを、前記複製パケットと、前記無瞬断対応パケット以外の非無瞬断対応パケットとに振り分けるデータ振り分け部と、
前記データ振り分け部に受信された前記複製パケットのデータを保持するデータ保持部と、
前記保持された複数の複製パケットから前記第3の回線を介して出力する対象のパケットを選択する第2の選択部と、
複数の前記第3の回線のいずれかから、前記出力する対象のパケット及び前記非無瞬断対応パケットを出力する回線を選択する第3の選択部と、
前記第2の選択部及び前記第3の選択部を制御し、前記第3の回線を介してパケットを出力する管理部
を含む
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の無瞬断切り替えシステム。 - 前記情報付加部は、所定の条件で選択された連続する複数の前記無瞬断対応パケットごとに前記シーケンス番号を含むマーカパケットを挿入し、前記パケットコピー部へ入力する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無瞬断切り替えシステム。 - 前記管理部は、前記マーカパケットを受信するごとに、前記複製パケットの出力状況及び前記シーケンス番号に基づいて、前記第3の回線を介して出力するパケットを制御する
ことを特徴とする請求項4に記載の無瞬断切り替えシステム。 - 複数の第1の回線のうちの指定された回線から入力された無瞬断対応パケットにシーケンス番号を付加する情報付加部と、
前記無瞬断対応パケットを複製して複数の複製パケットを生成するパケットコピー部と、
前記複数の複製パケットから第2の回線を介して出力する対象のパケットを選択する第1の選択部と、
を備えることを特徴とするパケット送信装置。 - 第2の回線から受信したパケットを、無瞬断対応パケットの複製パケットと、前記無瞬断対応パケット以外の非無瞬断対応パケットとに振り分けるデータ振り分け部と、
前記データ振り分け部に受信された前記複製パケットのデータを保持するデータ保持部と、
前記保持された複数の複製パケットから前記第3の回線を介して出力する対象のパケットを選択する第2の選択部と、
複数の前記第3の回線のいずれかから、前記出力する対象のパケット及び前記非無瞬断対応パケットを出力する回線を選択する第3の選択部と、
前記第2の選択部及び前記第3の選択部を制御し、前記第3の回線を介してパケットを出力する管理部と、
を備えることを特徴とするパケット受信装置。 - 複数の第1の回線のうちの指定された回線から入力された無瞬断対応パケットを複製して複数の複製パケットを生成し、
前記複数の複製パケットをそれぞれ異なる系統の複数の第2の回線を介して外部へ送信し、
前記複数の第2の回線のそれぞれから前記複製パケットを受信し、
前記受信した複数の複製パケットから1つのパケットを選択し、第3の回線へ出力する
ことを特徴とする無瞬断切り替え方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013132736A JP2015008396A (ja) | 2013-06-25 | 2013-06-25 | 無瞬断切り替えシステム、パケット送信装置、パケット受信装置及び無瞬断切り替え方法 |
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JPWO2020255327A1 (ja) * | 2019-06-20 | 2020-12-24 |
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2013
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WO2020255327A1 (ja) * | 2019-06-20 | 2020-12-24 | 日本電信電話株式会社 | 送信装置、受信装置、パケット転送システム、パケット転送方法、および、パケット転送プログラム |
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