JP2015007611A - 付着物検出装置、ワイパー装置及び移動体 - Google Patents

付着物検出装置、ワイパー装置及び移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】雨滴等の付着物が付着したとき、その付着物検出範囲全体を均一に照明することにより、付着物の有無を正確にかつ確実に検出することができる付着物検出装置を提供する。【解決手段】直線状に配列された複数のLED11A〜11Hと、LED11A〜11Hから出射された光をコリメート光Lとして、フロントガラス17の内表面17Cに向けて照射するコリメートレンズ12A〜12Hと、フロントガラス17の外表面裏側で全反射した、コリメート光Lの反射光L’を受光する1つのCMOS15と、CMOS15で受光した反射光L’から、フロントガラス17の外表面に雨滴が付着しているか否かを判定する雨滴判定部とを備えた。【選択図】図2

Description

本発明は、ガラス面等の表面の付着物を検出することができる付着物検出装置、その付着物検出装置を搭載したワイパー装置、及びそのワイパー装置を備えた移動体に関する。
従来から、自動車等において、フロントガラスの外表面に付着した雨滴を検出する雨滴検出装置が知られている。雨滴検出装置は、透明板部材であるフロントガラスの内側に設置され、フロントガラスの外表面に付着した雨滴を検出し場合には、雨滴検出信号をワイパー装置に送信する。ワイパー装置は、ワイパー本体を駆動して、フロントガラスの外表面を払拭して雨滴を取り除く。
このような雨滴検出装置として、発光素子と、発光素子から発せられた光をコリメート光として、透明板部材に該透明板部材の内表面に向けて照射するコリメートレンズと、透明板部材の外表面裏側でのコリメート光の反射光を受光する1つの受光素子とを備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、上記特許文献1における雨滴検出装置には雨滴判定部が設けられ、この雨滴判定部は、受光素子で受光したコリメート光の強度から、透明板部材の外表面に雨滴が付着しているか否かを判定するようになっている。
しかしながら、上記従来の技術では、発光素子が1つであるため、雨滴検出の範囲が狭く、またフロントガラスの外表面裏側でのコリメート光の反射光の照明分布も不均一となるという問題がある。雨滴検出の範囲が狭く、また反射光の照明分布が不均一であると、雨滴検出における誤検出が多くなり、雨滴の有無を正確にかつ確実に検出することができなくなる。
本発明の課題は、雨滴等の付着物が付着したとき、その付着物検出範囲全体を均一に照明することにより、付着物の有無を正確にかつ確実に検出することができる付着物検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、直線状に配列され透明板部材の一方の面に向けて光を照射する複数の発光素子と、前記透明板部材の他方の面裏側での反射光を受光する1つの受光素子と、前記受光素子で受光した前記反射光から、前記透明板部材の他方の面表側に付着物が付着しているか否かを判定する付着物判定部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、発光素子が直線状に複数配列されているので、付着物検出範囲の周辺まで比較的均一に照明することができ、付着物の有無を正確にかつ確実に検出することができる。
実施例1による雨滴検出装置の全体構成図である。 雨滴検出装置の主要部を下方から見た図であり、LED、コリメートレンズ、フロントガラス、集光レンズ、及びCMOSの位置関係を簡略化して示したものである。 一体成型されたコリメートレンズの斜視図である。 LEDに対してコリメートレンズをシフトさせて配列した様子を示す拡大図である。 レンズシフト量と射出角との関係を示した図である。 複数のLED、複数のコリメートレンズ、集光レンズ、及びCMOSの位置関係を模式的に示した図である。 (a)は本実施例の雨滴検出装置におけるCMOS上の照度分布を示した図、(b)はその照度分布をグラフで示した図である。 (a)は従来の雨滴検出装置におけるCMOS上の照度分布を示した図、(b)はその照度分布をグラフで示した図である。 検出領域における輝度分布と雨滴信号との関係を示した図であり、本実施例の雨滴検出装置による結果を示している。 検出領域における輝度分布と雨滴信号との関係を示した図であり、従来の雨滴検出装置による結果を示している。 実施例2による雨滴検出装置を示しており、複数のLED、複数のコリメートレンズ、集光レンズ、及びCMOSの位置関係を模式的に示した図である。 実施例3による雨滴検出装置の構成図である。 導光路における光の波長と光の透過率との関係を示す図である。 実施例4による雨滴検出装置の要部構成図である。 マイクロレンズが半球体の場合を示しており、(a)はその正面図、(b)は上面図、(c)は側面図である。 マイクロレンズが半楕円体の場合を示しており、(a)はその正面図、(b)は上面図、(c)は側面図である。 マイクロレンズが半円柱体の場合を示しており、(a)はその正面図、(b)は上面図、(c)は側面図である。 実施例5によるワイパー装置の概略構成図である。 実施例6による移動体の概略構成図である。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
《実施例1》
図1は、本実施例に係る付着物検出装置の全体構成を示している。ここでは、付着物検出装置の一例として雨滴検出装置を挙げて説明する。この雨滴検出装置10は、発光素子としてのLED11、コリメートレンズ12、プリズム13、集光レンズ14、受光素子としてのCMOS15、及び付着物判定部としての雨滴判定部16を備えている。コリメートレンズ12は、LED11から出射された光をコリメート光Lとして、プリズム13を介して透明板部材としてのフロントガラス17(外表面裏側17A)に向けて照射する。CMOS15は、フロントガラス17の外表面裏側17Aでのコリメート光Lの反射光L’を、集光レンズ14を介して受光する。なお、受光素子としては、CCDでもよいが、以下の説明ではCMOSに統一する。
雨滴判定部16は、配線16Aを介してCMOS15に接続されており、CMOS15で受光した反射光L’の強度から、フロントガラス17の外表面17Bに付着物としての雨滴Sが付着しているか否かを判定する。すなわち、フロントガラス17の外表面17Bに雨滴Sが付着していなければ、コリメート光Lはフロントガラス17の外表面裏側17Aで全反射するので、反射光L’の強度はあまり低下しない。しかし、フロントガラス17の外表面17Bに雨滴Sが付着していると、コリメート光Lの一部は雨滴Sの部分で屈折して外部に漏れてしまい、反射光L’の強度が低下する。したがって、雨滴判定部16は、反射光L’の強弱から、フロントガラス17の外表面17Bに付着した雨滴Sを検出することができる。なお、フロントガラス17の外表面17Bは、透明板部材の他方の面を構成している。また、付着物には、雨滴Sの他に、フロントガラス17が凍結したり曇ったりすることが含まれている。
プリズム13は、その断面が横方(紙面垂直方向)から見て略ピストル型の6角形を呈しており、その上面13Aがフロントガラス17の内表面17Cに接着剤18で接着・固定されている。なお、プリズム13は合成樹脂で形成されている。
LED11から出射した光(波長800nm以上の赤外光)はコリメートレンズ12でコリメート光Lとなって、プリズム13の下部傾斜面13Bからプリズム13の内部に進入する。このとき、コリメート光Lは下部傾斜面13Bで屈折する。
プリズム13の内部に進入したコリメート光Lは、プリズム13の縦背面13Cで全反射した後、プリズム13の上面13Aを介してフロントガラス17の内部に進入する。つまり、コリメート光Lはフロントガラス17の内表面17Cに向けて照射されていることになる。このとき、プリズム13とフロントガラス17の屈折率はあまり相違していないので、コリメート光Lはプリズム13の上面13Aでは屈折しない。なお、フロントガラス17の内表面17Cは、透明板部材の一方の面を構成している。
フロントガラス17の内部に進入したコリメート光Lは、フロントガラス17の外表面裏側17Aで全反射して反射光L’になった後、再度、プリズム13の上面13Aを介してプリズム13の内部に進入する。このとき、上述したように、プリズム13とフロントガラス17の屈折率はあまり相違していないので、コリメート光Lの反射光L’はプリズム13の上面13Aでは屈折しない。
プリズム13の内部に進入した反射光L’は、プリズム13の傾斜面13Dを介して外部に射出する。このとき、反射光L’は傾斜面13Dで屈折する。外部に射出した反射光L’は集光レンズ14に導かれ、集光レンズ14によって集光された後にCMOS15上の一部に入射する。
なお、図1において反射光L’が入射していないCMOS15の残部では、フロントガラスを介して前方領域が撮影可能となっている。
図2は、雨滴検出装置10の主要部を下方から見た図であり、LED11、コリメートレンズ12、フロントガラス17、集光レンズ14、及びCMOS15の位置関係を簡略化して示したものである。なお、図2においては、プリズム13は省略されている。
本実施例では、図2に示すように、LED11は複数(LED11A〜11Hの8個)設けられ、その複数のLED11A〜11Hは直線状に配列されている。このようにLED11は、複数のLED11A〜11Hが直線状に配列されたものである。
また、複数のLED11A〜11Hの各々に対応して、複数のコリメートレンズ12A〜12Hが設けられ、これらコリメートレンズ12A〜12Hも直線状に配列されている。すなわち、コリメートレンズ12AはLED11Aに、コリメータレンズ12BはLED11Bに、コリメータレンズ12CはLED11Cに、コリメータレンズ12DはLED11Dにそれぞれ対向して配置されている。さらに、コリメータレンズ12EはLED11Eに、コリメータレンズ12FはLED11Fに、コリメータレンズ12GはLED11Gに、コリメータレンズ12HはLED11Hにそれぞれ対向して配置されている。なお、集光レンズ14とCMOS15はそれぞれ1つずつ設けられている。
本実施例では、図2に示すように、LED11A〜11Hは、各々等間隔で配列されている。しかし、コリメートレンズ12A〜12Hは等間隔には配列されていない。すなわち、コリメートレンズ12Dとコリメートレンズ12Cとの間隔G1は狭く、コリメートレンズ12Cとコリメートレンズ12Bとの間隔G2は間隔G1よりも広くなっている。また、コリメートレンズ12Bとコリメートレンズ12Aとの間隔G3は間隔G2よりも更に広くなっている。
コリメートレンズ12E〜12Hは、図2において中心軸L1を挟んで上下対称に、つまりコリメートレンズ12A〜12Dに対称に配列されている。すなわち、コリメートレンズ12Eとコリメートレンズ12Fとの間隔G1は狭く、コリメートレンズ12Fとコリメートレンズ12Gとの間隔G2は間隔G1よりも広くなっている。また、コリメートレンズ12Gとコリメートレンズ12Hとの間隔G3は間隔G2よりも更に広くなっている。なお、コリメートレンズ12Dとコリメートレンズ12Eとの間隔G4は、間隔G3よりも広く最大となっている。つまり、G1<G2<G3<G4の関係になっている。
上記のように、LED11A〜11Hに対してコリメートレンズ12A〜12Hが配列されている。そのため、LED11Dの光軸とコリメートレンズ12Dの光軸は僅かにずれてはいるが、略一致している。しかし、コリメートレンズ12Cの光軸は、LED11Cの光軸に対して中心軸L1側(図2において下側)にシフトされており、両光軸は一致していない。また、コリメートレンズ12Bの光軸は、LED11Bの光軸に対して中心軸L1側(図2において下側)に更にシフトされており、両光軸は一致していない。さらに、コリメートレンズ12Aの光軸は、LED11Aの光軸に対して中心軸L1側(図2において下側)に更にシフトされており、両光軸は一致していない。
すなわち、コリメートレンズ12A〜12Dは、コリメートレンズ12A〜12Dの配列方向に沿って、かつ中心軸L1(コリメートレンズ12A〜12Hの中央部)に向かってシフトされている。また、各光軸間のシフト量は、コリメートレンズ12Cの光軸、コリメートレンズ12Bの光軸、コリメートレンズ12Aの光軸の順に大きくなっている。
また同様に、LED11Eの光軸とコリメートレンズ12Eの光軸は僅かにずれているが、略一致している。しかし、コリメートレンズ12Fの光軸は、LED11Fの光軸に対して中心軸L1側(図2において上側)にシフトされており、両光軸は一致していない。また、コリメートレンズ12Gの光軸は、LED11Gの光軸に対して中心軸L1側(図2において上側)に更にシフトされており、両光軸は一致していない。さらに、コリメートレンズ12Hの光軸は、LED11Hの光軸に対して中心軸L1側(図2において上側)に更にシフトされており、両光軸は一致していない。
すなわち、コリメートレンズ12E〜12Hは、コリメートレンズ12E〜12Hの配列方向に沿って、かつ中心軸L1(コリメートレンズ12A〜12Hの中央部)に向かってシフトされている。また、各光軸間のシフト量は、コリメートレンズ12Fの光軸、コリメートレンズ12Gの光軸、コリメートレンズ12Hの光軸の順に大きくなっている。
上記のように、コリメートレンズ12A〜12Hのシフト量は、中心軸L1から離れるほど大きくなっている。
図2において、19A〜19Hは、コリメートレンズ12A〜12Hからのコリメート光Lのフロントガラス17の外表面裏側17Aでの反射面を示している。
なお、本実施例は、コリメートレンズ12A〜12Hが等間隔でない例を示しているが、等間隔であってもシフト量が中心軸L1から離れるほど大きくなっていれば良い。
図3は、コリメートレンズ12を示す斜視図である。コリメートレンズ12には、図3に示すように、8個のコリメートレンズ12A〜12Hが設けられ、これらコリメートレンズ12A〜12Hは、帯状のレンズ基板12Kに直線状に配列されている。コリメートレンズ12A〜12Hは、一端側が半球状に突出した(図4等参照)小円筒状に形成され、他端側がレンズ基板12Kに固定された形状を成している。コリメートレンズ12A〜12H及びレンズ基板12Kは、同一の透明材料(例えば、ガラスや合成樹脂等)で形成されており、一体成型されている。ここでは、コリメートレンズ12A〜12Hはコリメートレンズアレイを構成している。
また、コリメートレンズ12A〜12Hは、上述したように、レンズ基板12Kの左右両端に近づくほど、隣り合うコリメートレンズ間の間隔が広くなっている。すなわち、コリメートレンズ12Dとコリメートレンズ12C間の間隔、コリメートレンズ12Cとコリメートレンズ12B間の間隔、コリメートレンズ12Bとコリメートレンズ12A間の間隔の順に広くなっている。また、コリメートレンズ12Eとコリメートレンズ12F間の間隔、コリメートレンズ12Fとコリメートレンズ12G間の間隔、コリメートレンズ12Gとコリメートレンズ12H間の間隔の順に広くなっている。
図4は、LED11に対してコリメートレンズ12をシフトさせて配列した様子を拡大して示した図である。図4においては、LED11Bに対するコリメートレンズ12B、及びLED11Cに対するコリメートレンズ12Cについてのそれぞれの位置関係を示している。
LED11Cの光軸111Cに対してコリメートレンズ12Cの光軸112Cは、シフト量S3だけ中心軸L1(図2参照)側にシフトされている。また、LED11Bの光軸111Bに対してコリメートレンズ12Bの光軸112Bは、シフト量S2だけ中心軸L1(図2参照)側にシフトされている。ここで、シフト量はS2>S3である。
図4において、シフト量が小さい場合(つまり、シフト量S3の場合)は、コリメートレンズ12Cの射出角θ3は比較的小さいが、シフト量が大きい場合(つまり、シフト量S2の場合)は、コリメートレンズ12Bの射出角θ2は比較的大きくなる。このように、コリメートレンズ12のシフト量に応じて、コリメートレンズ12の射出角が変化する。
図5は、レンズシフト量と射出角との関係を示した図である。図5から分かるように、レンズシフト量が大きくなると、それに応じて射出角が大きくなる。すなわち、図2のようにLED11A〜11Dが等間隔で配列されている場合に、コリメートレンズ12A〜12Dを図中上部に近づくほど大きくシフトさせることで、コリメートレンズ12A〜12Dの各々における射出角を順次大きくすることができる。また同様に、図2のようにLED11E〜11Hが等間隔で配列されている場合に、コリメートレンズ12E〜12Hを図中下部に近づくほど大きくシフトさせることで、コリメートレンズ12E〜12Hの各々における射出角を順次大きくすることができる。
ここで、シフト量をあまり大きくすると、例えばコリメートレンズ12A〜12Hの各々の外径を超えてしまう大きさまでシフトさせると、LED11A〜11Hの各々からの光が透過しなくなってしまうので、シフト量には上限値がある。
また、シフト量は集光レンズ14の入射画角との関係によるものであり、集光レンズ14の画角に対応した光を入射させやすい角度に、コリメートレンズ12A〜12Hの各々をシフトさせることでCMOS15での照度分布を均一にすることができる。
図6は、LED11A〜11H、コリメートレンズ12A〜12H、集光レンズ14、及びCMOS15の位置関係を、模式的に示したものである。図6においては、プリズム13とフロントガラス17は省略されている。
本実施例では、上述したように、LED11A〜11Hの各々が等間隔に配列されている。コリメートレンズ12A〜12Hは、LED11A〜11Hに各々対向して配列されているが、外側(図の上部及び下部)に近づくほど、隣り合うコリメートレンズの間隔が広くなっている。すなわち、コリメートレンズ12A〜12C,12E〜12Hは中心軸L1へ向かってシフトされており、外側に配置されたコリメートレンズほどシフト量が大きくなっている。コリメートレンズ12D,12Eは殆どシフトされてはいない。
そして、LED11A〜11Hから出射された光は、コリメートレンズ12A〜12Hでコリメートされてコリメート光Lとなる。コリメート光Lは、図示していないプリズム13(図1参照)及びフロントガラス17(図1参照)の外表面裏側17Aで全反射して反射光L’となり、その反射光L’は、集光レンズ14で集光された後にCMOS15に入射される。
なお、図6においては、コリメートレンズ12A,12D,12E,12Hからのコリメート光L及び反射光L’だけしか示してないが、コリメートレンズ12B,12C,12F,12Gからのコリメート光L及び反射光L’も存在している。
本実施例では、コリメートレンズ12Aからのコリメート光Lについて、コリメートレンズ12Aの射出角θ1と集光レンズ14の画角δ1とが一致するように設定されている。また、コリメートレンズ12Dからのコリメート光Lについて、コリメートレンズ12Dの射出角θ4と集光レンズ14の画角δ4が一致するように設定されている。さらに、コリメートレンズ12Eからのコリメート光Lについて、コリメートレンズ12Eの射出角θ5と集光レンズ14の画角δ5とが一致するように設定されている。また、コリメートレンズ12Hからのコリメート光Lについて、コリメートレンズ12Hの射出角θ8と集光レンズ14の画角δ8が一致するように設定されている。その他のコリメートレンズ12B,12C,12F,12Gからのコリメート光についても、図には示してないが同様である。
本実施例においては、上記したように、コリメートレンズ12A〜12Hの射出角θ1〜θ8(図6では、θ2,θ3,θ6,θ7は省略)と集光レンズ14の画角δ1〜δ8(図6では、δ2,δ3,δ6,δ7は省略)とを一致させている。これにより、本実施例では、コリメートレンズ12A〜12Hが集光レンズ14の画角に対して対応した配光分布を有するようになり、CMOS15の周辺部までより効率のよい均一な照度分布が実可能となる。
これに対し、図8(a)は従来の雨滴検出装置におけるCMOS上の照度分布を示し、同図(b)はその照度分布をグラフで示した図である。図8(a)において、雨滴検出領域22はフロントガラス17の外表面裏側17Aでの反射光が照射された箇所を示しており、この雨滴検出領域22はCMOSの幅方向(図で横方向)中央部のみに小さく形成されている。
そして、図7(a)では雨滴検出領域21がCMOSの幅方向に大きく形成されているので、雨滴検出箇所23,24,25,26が確実に表示され、図7(b)のように検出閾値幅M1が小さい。これに対して、図8(a)では雨滴検出領域22がCMOSの幅方向に小さく形成されているので、雨滴検出箇所27が1つだけ表示され、図8(b)のように検出閾値幅M2が大きい。検出閾値幅がM2に比べてM1のように小さいと、照度分布が均一となるので、広い範囲に亘って雨滴を確実に検出することができる。このように、照度分布は雨滴検出の認識誤差に直接関わってくる。
図9及び図10は検出領域における輝度分布と雨滴信号との関係を示した図であり、図9は本実施例の雨滴検出装置による結果を示し、図10は従来の雨滴検出装置による結果を示している。両図において、横軸は雨滴の検出領域を、縦軸は各検出領域での輝度値をそれぞれ示している。
図9において、検出領域周辺に近づいても、輝度はあまり低下しておらず、雨滴検出信号もあまり低下していない。すなわち、中心部での雨滴信号は27000程度あり、周辺部でも16000程度となっている。このため、同じ雨滴がフロントガラスの上面に付着しているとき、認識量としては中心と周辺でもあまり差が生じない。
これに対し、図10においては、検出領域周辺に近づくにつれて輝度が低下しており、合わせて雨滴検出信号も低下している。すなわち、中心部での雨滴信号は26000程度あるのに対し、周辺部では6000以下となっている。そのため、同じ雨滴がフロントガラスの外表面に付着したとしても、認識量としては中心部と周辺部で4倍の差がでてしまう。雨滴信号の低下が認識誤差になっている。例えば、雨滴信号の閾値を8000付近に設定すると、周辺部では雨滴を認識できないことになる。
本実施例によれば、LED11A〜11Hが直線状に配列されているので、雨滴検出範囲の周辺まで均一に照明することができ、雨滴の有無を正確にかつ確実に検出することができる。
また、コリメートレンズ12A〜12Hを、コリメートレンズアレイの両端部(周辺縁部)に近づくほど中心軸L1側へ大きくシフトさせたので、雨滴検出範囲の周辺までより均一に照明することができ、雨滴の有無を一層正確に検出することができる。
さらに、コリメートレンズ12A〜12Hは、LED11A〜11Hより出射された光の角度と光強度の分布を調節する役目であり、光量分布の性能バラツキを抑える必要がある。本実施例では、コリメートレンズ12A〜12Hが一体成型されているので、コリメートレンズ製作用金型の精度、発光素子との組付けバラつきの精度を考慮するだけで、光量分布の性能バラツキのないコリメートレンズを実現することができる。
なお、コリメートレンズ12A〜12Hをシフトさせる代わりに、コリメートレンズ12A〜12Hの各々を、LED11A〜11Hから発せられた光が中央に向かって集まるよう傾けて配置しても良い。この場合も、コリメートレンズ12A〜12Hを一体成型で形成することができる。
また、コリメートレンズ12A〜12Hの代わりに、LED11A〜11Hから発せられた光を中央(集光レンズ14)に向かって集める単一のレンズで構成しても良い。
また、LED11A〜11H自体を傾けても良い。
《実施例2》
図11は実施例2を示している。図11は、図6と同様、LED11A〜11H、コリメートレンズ12A〜12H、集光レンズ14、及びCMOS15の位置関係を、模式的に示したものである。図11においては、プリズム13とフロントガラス17は省略されている。
本実施例では、実施例1とは異なり、コリメートレンズ12A〜12Hの各々が等間隔に配列されている。LED11A〜11Hは、コリメートレンズ12A〜12Hに各々対向して配列されているが、中心軸L1から離れるほど、隣り合うLED間の間隔が広くなっている。
すなわち、LED11DとLED11Cとの間隔G5は狭く、LED11CとLED11Bとの間隔G6は間隔G5よりも広くなっている。また、LED11BとLED11Aとの間隔G7は間隔G6よりも更に広くなっている。
LED11E〜11Hは、図11において中心軸L1を挟んで上下対称に、つまりLED11A〜11Dに対称に配列されている。すなわち、LED11EとLED11Fとの間隔G5は狭く、LED11FとLED11Gとの間隔G6は間隔G5よりも広くなっている。また、LED11GとLED11Hとの間隔G7は間隔G6よりも更に広くなっている。なお、LED11DとLED11Eとの間隔G8は、間隔G7よりも広く最大となっている。つまり、G5<G6<G7<G8の関係になっている。
LED11D,11Eはシフトされてはいない。
なお、本実施例の場合も、コリメートレンズ12A〜12Hは一体成型することができる。
そして、LED11A〜11Hから出射された光は、コリメートレンズ12A〜12Hでコリメートされてコリメート光Lとなる。コリメート光Lは、図示していないプリズム13(図1参照)及びフロントガラス17(図1参照)の外表面裏側17Aで全反射して反射光L’となり、その反射光L’は、集光レンズ14で集光された後、CMOS15に入射する。
なお、図11においては、コリメートレンズ12A,12D,12E,12Hからのコリメート光L及び反射光L’だけしか示してないが、コリメートレンズ12B,12C,12F,12Gからのコリメート光L及び反射光L’も存在している。
本実施例によれば、LED11A〜11Hを、それらの周辺部に近づくほど中心軸L1から離れる方向へ大きくシフトさせたので、雨滴検出範囲の周辺までより均一に照明することができ、雨滴の有無を一層正確に検出することができる。
《実施例3》
図12は実施例3を示している。天気雨などのように太陽光が差している状態で雨が降ってくる場合がある。このようなとき、太陽31からの太陽光SLがフロントガラス17に照射されていると、その太陽光SLがCMOS15に取り込まれ、フロントガラス17の外表面上に雨滴が付着しても、その雨滴を検出するのが難しくなる。
そこで、本実施例では、コリメートレンズ12と集光レンズ14との間に、フロントガラス17の外表面裏側17Aでの反射光L’を集光レンズ14に導く導光路を形成するために、プリズム13が設けられている。本実施例におけるプリズム13は、800nm〜900nmの波長成分のみの光を透過させる素材で構成されている。
図13は、本実施例におけるプリズム13の導光路透過率(光の波長と光の透過率との関係)を示しており800nm〜900nmの波長成分(図13において範囲W)の光を透過させるようになっている。このため、本実施例においては、フロントガラス17の外表面裏側17Aでの反射光L’に太陽光SLが含まれていても、太陽光SLは弱められ、CMOS15上における太陽光SLによる雨滴検出精度の影響を防ぐことができる。
本実施例によれば、雨滴検出領域を広く保ちつつ、CMOS15上での均一な照明分布を得ることができる。
《実施例4》
図14は実施例4を示している。本実施例では、LED41A〜41Dが直線状に配列され、それらLED41A〜41Dに対向させて平面状のマイクロレンズアレイ42が配置されている。そして、マイクロレンズアレイ42には、その表面に多数のマイクロレンズ43が水平方向(左右幅方向)及び縦方向(上下方向)、つまりマトリクス状に配列されている。マイクロレンズ43の各々は、LED41A〜41Dの発光方向に対し水平方向と縦方向で異なる発散角を持つように配列されている。
マイクロレンズ43の各々は、図15〜図17に示すような形状を成している。図15では、各マイクロレンズ43Aは半球体を成している。また図16では、マイクロレンズ43Bは半楕円体を成している。さらに図17では、マイクロレンズ43Cは半円柱体を成している。なお、図15〜図17において、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は側面図である。
本実施例は、実施例1〜3に適用することができる。この場合、実施例1〜3におけるLED11A〜11Hの代わりに、本実施例におけるLED41A〜41Dを設け、実施例1〜3におけるコリメートレンズ12A〜12Hの代わりに本実施例におけるマイクロレンズアレイ42を設ける。
なお、集光レンズ14に入射する反射光L’の入射角条件を考慮すると、LED41A〜41Dからの広がり角は同じでない方がよい。よって、マイクロレンズアレイ42の個々のマイクロレンズ43の配置条件を、図6と同様に、水平方向及び縦方向にシフトさせた配置にすることで、発散角を楕円形状に変更することができる。
《実施例5》
図18は、実施例5によるワイパー装置50を示している。本実施例では、フロントガラス17の外表面17Bを払拭するワイパー本体51と、フロントガラス17の外表面17Bに雨滴が付着したとき、ワイパー本体51を駆動させるワイパー駆動制御部52とが設けられている。ワイパー駆動制御部52は、配線53によって雨滴判定部16に、配線54によってワイパー本体51にそれぞれ接続されている。
そして、フロントガラス17の外表面17Bに雨滴が付着したことを雨滴判定部16が検出すると、その雨滴検出信号は配線53を介してワイパー駆動制御部52に送信される。ワイパー駆動制御部52は、前記雨滴検出信号を受信すると、配線54を介してワイパー本体51に駆動信号を送信し、ワイパー本体51の駆動を開始させる。
なお、上記ワイパー駆動制御部52は、実施例1〜4における雨滴検出装置10に接続されている。
本実施例によれば、フロントガラス17に雨滴Sが付着したときは、ワイパー本体51によって、雨滴Sを自動的に除去することができる。
《実施例6》
図19は、実施例6による移動体の概略構成図である。本実施例では、移動体としての自動車100に、上記各実施例における雨滴検出装置10が搭載されている。
すなわち、自動車100はフロントガラス105を有している。その自動車100の車内には、フロントガラス105の外表面上部を撮像する撮像ユニット101、及び撮像ユニット101で撮像した画像を解析処理する画像解析ユニット102がそれぞれ設けられている。
また、自動車100には、表示モニタ103と車両走行制御ユニット106が設けられ、これら表示モニタ103及び車両走行制御ユニット106は画像解析ユニット102にそれぞれ接続されている。
なお、上記各実施例における雨滴検出装置10は自動車100に限らず、船舶や航空機等に搭載することもできる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、上記各実施例は本発明の例示にしか過ぎないものであり、本発明は上記各実施例の構成にのみ限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、本発明に含まれることは勿論である。
例えば、本発明は移動体以外に、建物など透明ガラスを備えたものにも適用可能である。
10 雨滴検出装置(付着物検出装置)
11,11A〜11H LED(発光素子)
12,12A〜12H コリメートレンズ(コリメートレンズアレイ)
13 プリズム
14 集光レンズ
15 CMOS(受光素子)
16 雨滴判定部(付着物判定部)
17 フロントガラス(透明板部材)
17A 外表面裏側(他方の面裏側)
17B 外表面(他方の面)
17C 内表面(一方の面)
21,22 雨滴検出領域
23〜27 雨滴検出箇所
41A〜41D LED(発光素子)
42 マイクロレンズアレイ
43,43A〜43C マイクロレンズ
51 ワイパー本体
52 ワイパー駆動制御部
50 ワイパー装置
100 自動車(移動体)
101 撮像ユニット(付着物検出装置)
102 画像解析ユニット(付着物検出装置)
105 フロントガラス
L コリメート光
L’ 反射光
S 雨滴(付着物)
SL 太陽光
δ1〜δ8 集光レンズの画角
θ1〜θ8 コリメートレンズの射出角
特開2002−283968号公報

Claims (15)

  1. 直線状に配列され透明板部材の一方の面に向けて光を照射する複数の発光素子と、
    前記透明板部材の他方の面裏側での反射光を受光する1つの受光素子と、
    前記受光素子で受光した前記反射光から、前記透明板部材の他方の面表側に付着物が付着しているか否かを判定する付着物判定部とを備えたことを特徴とする付着物検出装置。
  2. 発光素子と、
    該発光素子から発せられた光をコリメート光として、透明板部材の一方の面に向けて照射するコリメートレンズと、
    前記透明板部材の他方の面裏側での反射光を受光する1つの受光素子と、
    前記受光素子で受光した前記反射光から、前記透明板部材の他方の面表側に付着物が付着しているか否かを判定する付着物判定部とを備えた付着物検出装置であって、
    前記発光素子は、複数であって、直線状に配列され、
    前記コリメートレンズは、複数であって、前記発光素子の各々に対応して直線状に配列されており、
    前記複数の発光素子のうちの少なくとも周辺部の発光素子は該発光素子の配列方向に沿ってシフトしている、または前記複数のコリメートレンズのうち少なくとも周辺部のコリメートレンズは該コリメートレンズの配列方向に沿ってシフトしていることを特徴とする付着物検出装置。
  3. 前記透明板部材の他方の面裏側での前記反射光を集光して前記受光素子へ導く集光レンズを設け、
    前記集光レンズの画角に対して対応した配光分布となるように、前記コリメートレンズまたは前記発光素子をシフトさせたことを特徴とする請求項2に記載の付着物検出装置。
  4. 前記複数の発光素子を等間隔で配列し、
    該発光素子に対して前記コリメートレンズをシフトさせるとともに、そのシフト量を前記複数のコリメートレンズの周辺縁部に近づくほど大きくしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の付着物検出装置。
  5. 前記コリメートレンズを、該複数のコリメートレンズの中央部に向けてシフトさせたことを特徴とする請求項4に記載の付着物検出装置。
  6. 前記複数のコリメートレンズを等間隔で配列し、
    該コリメートレンズに対して前記発光素子をシフトさせるとともに、そのシフト量を前記複数の発光素子の周辺縁部に近づくほど大きくしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の付着物検出装置。
  7. 前記発光素子を、該複数の発光素子の周辺縁部に向けてシフトさせたことを特徴とする請求項6に記載の付着物検出装置。
  8. 前記複数のコリメートレンズを一体成型したことを特徴とする請求項2〜7のいずれか一項に記載の付着物検出装置。
  9. 前記コリメートレンズと前記集光レンズとの間に、前記透明板部材の他方の面裏側での前記反射光を前記集光レンズに導く導光路を形成し、
    前記導光路は、800nm〜900nmの波長成分の光を透過させることを特徴とする請求項2〜8のいずれか一項に記載の付着物検出装置。
  10. 前記コリメートレンズとして、多数のマイクロレンズが平面状に配列されたマイクロレンズアレイを設け、
    前記マイクロレンズは、前記発光素子の発光方向に対し水平方向と縦方向で異なる発散角を持つように配列されていることを特徴とする請求項2に記載の付着物検出装置。
  11. 発光素子と、
    透明板部材の外表面裏側での反射光を受光する1つの受光素子と、
    前記受光素子で受光した前記反射光から、前記透明板部材の外表面裏側に付着物が付着しているか否かを判定する付着物判定部とを備えた付着物検出装置であって、
    前記発光素子は、複数であって、直線状に配列され、
    前記複数の発光素子は、該発光素子から発せられた光が中央に向かって集まるように傾けて配置されたことを特徴とする付着物検出装置。
  12. 発光素子と、
    該発光素子から発せられた光をコリメート光として、透明板部材の一方の面に向けて照射するコリメートレンズと、
    前記透明板部材の他方の面裏側での反射光を受光する1つの受光素子と、
    前記受光素子で受光した前記反射光から、前記透明板部材の他方の面表側に付着物が付着しているか否かを判定する付着物判定部とを備えた付着物検出装置であって、
    前記発光素子は、複数であって、直線状に配列され、
    前記コリメートレンズは、複数であって、前記発光素子の各々に対応して直線状に配列されており、
    前記複数のコリメートレンズの各々は、前記発光素子から発せられた光が中央に向かって集まるよう傾けて配置されたことを特徴とする付着物検出装置。
  13. 発光素子と、
    前記透明板部材の外表面裏側での反射光を受光する1つの受光素子と、
    前記受光素子で受光した前記反射光から、前記透明板部材の外表面表側に付着物が付着しているか否かを判定する付着物判定部とを備えた付着物検出装置であって、
    前記発光素子は、複数であって、直線状に配列され、
    前記発光素子から発せられた光を中央に向かって集める単一のレンズを備えることを特徴とする付着物検出装置。
  14. 透明ガラスの外表面を払拭するワイパー本体と、
    前記透明ガラスの外表面に雨滴が付着したとき、前記ワイパー本体を駆動させるワイパー駆動制御部とを備えたワイパー装置であって、
    前記ワイパー駆動制御部は、請求項1〜13のいずれか一項に記載の付着物検出装置に接続されていることを特徴とするワイパー装置。
  15. 請求項14に記載のワイパー装置備えたことを特徴とする移動体。
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