JP2015007339A - 地下構造物のインバートおよび直壁部の補修装置ならびに補修工法 - Google Patents

地下構造物のインバートおよび直壁部の補修装置ならびに補修工法 Download PDF

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Abstract

【課題】既設のマンホールなどの地下構造物のインバートの形状や、直壁部の内周面の損傷・劣化状況が異なっても補修材を十分に圧着でき、良好な出来形を得て十分な止水性能を確保できる、地下構造物のインバートおよび直壁部の補修技術を提供すること。【解決手段】インバート用ガイド治具11およびこのインバート用ガイド治具11の下面に取り付けられるインバート用加圧膨張体12を備えるインバートの補修装置10と、直壁部用加圧膨張体21、直壁プレート22および上面プレート23を備える直壁部の補修装置20とを、補修装置20の直壁部用加圧膨張体21に設けた貫通孔21aに補修装置10のガイド棒13を挿通させることで組み合わせた。【選択図】図6

Description

本発明は、マンホールの直壁部やインバートなどの地下構造物の内面を補修する補修装置および補修工法に関する。
なお、本願明細書でいう「地下構造物」とは、下水道におけるマンホールや汚水桝、電力・通信における地下施設機器や地下ケーブル等を保護する共同溝、上水道やガス配管における路面下の埋設導管およびその付属機器を保護するボックス等を総称し、本発明におけるインバートの補修装置および補修工法は、マンホールや汚水桝に設けられているインバートの補修に適用でき、本発明における直壁部の補修装置および補修工法は、マンホールや汚水桝の直壁部のほか、共同溝、ボックス等の直壁部の補修にも適用できる。
近年、下水道施設の維持管理において下水処理場や管渠(下水道本管)等の長寿命化対策が積極的に進められる一方、マンホールや汚水桝等については維持管理が遅れており、その維持管理のための効率的かつ経済的な補修技術を早急に確立することが求められている。
従来、マンホールや汚水桝の維持管理のための補修技術の一つとして、特許文献1に開示された「接続マスの補修工法」が知られている。この特許文献1の接続マスの補修工法は、接続マスに挿入可能な膨張体の外周面に、接着剤を含浸させた接続マスの形状に合わせて切断された補修材を被覆し、膨張体をマス内に挿入し、膨張体を膨張させることにより補修材をマスの内周面に圧着させると同時にインバートを含むマス底面に圧着させるというものである。
しかし、特許文献1の補修工法では、単に膨張体を介して補修材をマスの内周面に圧着させるだけであるので、とくにインバートの溝部(通水溝)やマス内の隅角部などの異形部分において圧着が不十分になりやすい。また、マスの直壁部においても、その損傷や劣化が激しいと内周面に凹凸が顕著に発生し、同様に膨張体を介して補修材をマスの内周面に圧着させるだけでは圧着が不十分となることがある。補修材の圧着が不十分であると出来形が不良となり、十分な止水性能が発揮できないなどの問題が生じる。
特許第4170718号公報
本発明が解決しようとする課題は、既設のマンホールなどの地下構造物のインバートの形状や、直壁部の内周面の損傷・劣化状況が異なっても補修材を十分に圧着でき、良好な出来形を得て十分な止水性能を確保できる、地下構造物のインバートおよび直壁部の補修技術を提供することにある。
本発明の一観点によれば、インバート用ガイド治具と、このインバート用ガイド治具の下面に取り付けられるインバート用加圧膨張体とを備え、前記インバート用ガイド治具は、インバートの溝部の形状に合った形状を有する、またはインバートの溝部の形状に合うように変形可能であり、前記インバート用加圧膨張体は、前記インバート用ガイド治具の形状に倣って膨張するように取り付けられている、地下構造物のインバートの補修装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、前記補修装置による地下構造物のインバートの補修工法であって、前記インバート用加圧膨張体の下面を覆うように、インバート用補修マットを取り付ける工程と、前記インバート用加圧膨張体をインバートの溝部に合わせて設置する工程と、前記インバート用加圧膨張体を膨張させることにより、前記インバート用補修マットをインバートの溝部に密着成形させる工程とを含む地下構造物のインバートの補修工法が提供される。
この本発明のインバートの補修装置および補修方法によれば、各種インバートの溝部の形状に合うようにインバート用加圧膨張体が膨張し、これによりインバートの溝部に対し、インバート用補修マットを確実に密着させ張り付けることができる。このため、補修面に、しわ、隙間等が発生せず、補修面を平滑に仕上げることができる。すなわち、良好な出来形が得られ、十分な止水性能を確保できる。
本発明のインバートの補修装置において、インバート用加圧膨張体には、その長手方向に通水パイプを挿通可能な挿通孔を設けることができる。これにより、通水パイプにて通水しながら補修ができるため、補修作業時に管路を止水する必要がなくなる。
また、インバート用加圧膨張体の上面は、インバート用ガイド治具の下面に取り付けずに膨張させた場合、上方に向けて湾曲するように形成することができる。これにより、インバート用ガイド治具の下面にインバート用加圧膨張体を取り付けた補修作業時の状態では、インバート用ガイド治具が、上方に向けて湾曲しようとするインバート用加圧膨張体の上面を押圧し、その結果、インバート用加圧膨張体が下方のインバートの溝部に向けて効率的に膨張する。よって、インバート用加圧膨張体がインバート用補修マットをインバートの溝部に確実に押し付け、密着させることができる。
さらに、インバート用ガイド治具の上面には、ガイド棒を鉛直方向に伸びるように設けることができる。このようにガイド棒を設けることで、作業者が地下構造物内に降りることなく、地上からの補修作業が可能となる。
このガイド棒は筒状とし、その内孔に、インバート用加圧膨張体に接続する給気ホースを挿通するようにすることもできる。このようにすることで、インバート用加圧膨張体を膨張させるための空気を供給する給気ホースをガイド棒で保護された状態で、インバート用加圧膨張体に接続できるため、その接続を確実に行うことができるとともに、給気ホースが邪魔になることもない。
本発明のさらに他の観点によれば、以下の三態様の地下構造物の直壁部の補修装置が提供される。
第一の態様は、直壁部用加圧膨張体と、この直壁部用加圧膨張体の外周側面を覆うように筒状に取り付けられる直壁プレートとを備え、前記直壁プレートは、前記直壁部用加圧膨張体の膨張に合わせて拡径するように取り付けられている、地下構造物の直壁部の補修装置である。
第二の態様は、直壁部用加圧膨張体と、この直壁部用加圧膨張体の上面側に配置される上面プレートと、この上面プレートを直壁部に固定する固定治具とを備え、前記直壁部用加圧膨張体を膨張させたときに、前記固定治具により直壁部に固定された前記上面プレートが前記直壁部用加圧膨張体の上面を押圧する、地下構造物の直壁部の補修装置である。
第三の態様は、前記第一および第二の態様を組み合わせたもので、直壁部用加圧膨張体と、この直壁部用加圧膨張体の外周側面を覆うように筒状に取り付けられる直壁プレートと、前記直壁部用加圧膨張体の上面側に配置される上面プレートと、この上面プレートを直壁部に固定する固定治具とを備え、前記直壁プレートは、前記直壁部用加圧膨張体の膨張に合わせて拡径するように取り付けられ、前記直壁部用加圧膨張体を膨張させたときに、前記固定治具により直壁部に固定された前記上面プレートが前記直壁部用加圧膨張体の上面を押圧する、地下構造物の直壁部の補修装置である。
さらに本発明の他の観点によれば、前記第一ないし第三の態様のいずれかの補修装置による地下構造物の直壁部の補修工法であって、前記直壁部用加圧膨張体または前記直壁プレートの外周面を覆うように、直壁部用補修マットを取り付ける工程と、前記直壁部用加圧膨張体を直壁部内に設置する工程と、前記直壁部用加圧膨張体を膨張させることにより、前記直壁部用補修マットを直壁部の内周面に密着成形させる工程とを含む地下構造物の直壁部の補修工法が提供される。
前記第一の態様の補修装置およびこの補修装置による補修工法によれば、直壁部用加圧膨張体の外周側面を覆うように筒状に取り付けられた直壁プレートが、直壁部用補修マットを直壁部の内周面に対してより面的に押圧するため、直壁部用補修マットを隅々まで直壁部の内周面に密着させ張り付けることができる。このため、補修面に、しわ、隙間等が発生せず、補修面を平滑に仕上げることができる。すなわち、良好な出来形が得られ、十分な止水性能を確保できる。
前記第二の態様の補修装置およびこの補修装置による補修工法によれば、上面プレートを固定治具によって直壁部に固定し、この上面プレートにより直壁部用加圧膨張体の上面を押圧することで、直壁部用加圧膨張体が拡径方向に効率的に膨張する。よって、直壁部用加圧膨張体が直壁部用補修マットを直壁部の内周面に確実に押し付け、密着させることができ、補修面に、しわ、隙間等が発生せず、補修面を平滑に仕上げることができる。すなわち、良好な出来形が得られ、十分な止水性能を確保できる。
前記第三の態様の補修装置およびこの補修装置による補修工法によれば、前記第一および第二の態様における効果が複合的に得られる。
さらに本発明の他の観点によれば、前記本発明のインバートの補修装置と直壁部の補修装置とを組み合わせた地下構造物のインバートおよび直壁部の補修装置が提供される。具体的には、前記直壁部用加圧膨張体の中心位置に上下方向に貫通する貫通孔を設け、この貫通孔に前記ガイド棒を挿通し、前記直壁部用加圧膨張体の下面側に前記インバート用加圧膨張体を位置させる。
さらに本発明の他の観点によれば、前記地下構造物のインバートおよび直壁部の補修装置による地下構造物のインバートおよび直壁部の補修工法が提供される。この補修工法はは、前記インバート用加圧膨張体の下面を覆うように、前記インバート用補修マットを取り付ける工程と、前記インバート用加圧膨張体をインバートの溝部に合わせて設置する工程と、前記直壁部用加圧膨張体または前記直壁プレートの外周面を覆うように、前記直壁部用補修マットを取り付ける工程と、前記直壁部用加圧膨張体の貫通孔に前記ガイド棒を挿通し、前記直壁部用加圧膨張体を直壁部内に設置する工程と、前記直壁部用加圧膨張体を膨張させることにより、前記直壁部用補修マットを直壁部の内周面に密着成形させる工程と、前記インバート用加圧膨張体を膨張させることにより、インバート用補修マットをインバートの溝部に密着成形させる工程とを含む。
これらのインバートおよび直壁部の補修装置及び補修工法によれば、インバートの補修と直壁部の補修を同時並行的に実施することができ、地下構造物の補修作業を効率的かつ経済的に実施することができる。また、従来、補修が困難であったインバートと直壁部の境界部についても、しわ、隙間等が発生せず、補修面を平滑に仕上げることができる。
以上のとおり本発明によれば、補修面の形状や性状にかかわらず、その補修面に、しわ、隙間等が発生せず、補修面を平滑に仕上げることができる。すなわち、既設のマンホールなどの地下構造物のインバートの形状や、直壁部の内周面の損傷・劣化状況が異なっても補修材を十分に圧着でき、良好な出来形を得て十分な止水性能を確保することができる。
本発明のインバートの補修装置の一実施例を示し、(a)は断面による側面図、(b)は正面図である。 図1の補修装置に使用されているインバート用ガイド治具を示す平面図である。 図1の補修装置に使用されているインバート用加圧膨張体を単体で膨張させた状態を示す斜視図である。 本発明の直壁部の補修装置の一実施例を示し、(a)は平面図(固定治具なし)、(b)は(a)のA−A断面図(固定治具あり)、(c)は(a)のB−B断面図(固定治具なし)である。 図4の補修装置に使用されている直壁プレートの要部を示す斜視図である。 図1の補修装置と図4の補修装置とを組み合わせた本発明のインバートおよび直壁部の補修装置を示す断面による正面図である。 インバートの補修に使用するインバート用補修マットの外形を示す斜視図である。 直壁部の補修に使用する直壁部用補修マットの外形を示す斜視図である。 インバート用補修マットを取り付けた図1のインバートの補修装置をインバートに設置した状態を示す縦断面図である。 インバート用補修マットを取り付けた図1のインバートの補修装置をインバートに設置し、直壁部用補修マットを取り付けた図4の直壁部の補修装置を直壁部に設置した状態を示す縦断面図である。
以下、図面に示す実施例に基づき本発明の実施の形態を説明する。
本実施例は、汚水桝(内径:φ500mm、深さ:1m、取付管径:φ150mm、インバートの溝部形状:ストレートタイプ)のインバートおよび直壁部の補修を行うものである。
まず、本発明のインバートの補修装置の構成について説明する。
図1は、本発明のインバートの補修装置の一実施例を示し、(a)は断面による側面図、(b)は正面図である。同図に示すインバートの補修装置10は、インバート用ガイド治具11と、インバート用加圧膨張体12と、ガイド棒13とを備える。
インバート用ガイド治具11は、図2に示すように中央プレート11aに2枚の側プレート11bを連結してなる。本実施例では、インバートの溝部形状がストレートタイプであるため、この溝部形状に合わせて図2(a)に示すように中央プレート11aと2枚の側プレート11bをストレート形状としたものを使用する。図2に示すインバート用ガイド治具11は、中央プレート11aに対する2枚の側プレート11bの連結の態様を変えることにより、インバートの溝部形状に合わせてその平面形状を変えることができる。例えば、図2(b)はインバートの溝部形状が90°用、図2(c)は45°用に変形したものである。インバート用ガイド治具11としては、このように変形可能なものに限らず、補修対象のインバートの溝部形状に合わせて製作した固定形状のものを使用することもできる。
インバート用加圧膨張体12は、インバート用ガイド治具11の下面に取り付けられる。インバート用加圧膨張体12の材質は例えばEVA(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)であり、ソケット部12aから空気を供給することにより膨張する。このインバート用加圧膨張体12は、インバート用ガイド治具11の形状に倣って膨張するように、インバート用ガイド治具11の下面に取り付けられる。例えば、インバート用加圧膨張体12をインバート用ガイド治具11の下面に対してその長手方向に沿って複数箇所で固定する、インバート用ガイド治具11とインバート用加圧膨張体12を伸縮性のワイヤで巻き付けて一体化するなどの方法により、インバート用加圧膨張体12が、インバート用ガイド治具11の形状に倣って膨張するようにすることができる。インバート用加圧膨張体12の具体的な形状は、膨張後においてインバートの溝部形状に合った形状となるように設計する。
図3は、本実施例のインバート用加圧膨張体12を単体で膨張させた状態を示す。全長は汚水桝の内径(インバートの溝部長さ)と同一の500mm、下面は取付管径(インバートの溝部径)と同一のφ150mmの半円状、上面はφ196の円弧状である。このようにインバート用加圧膨張体の上面を、インバート用ガイド治具11の下面に取り付けずに膨張させたときに上方に向けて湾曲するように形成することで、インバート用ガイド治具11の下面にインバート用加圧膨張体12を取り付けた補修作業時の状態では、インバート用ガイド治具11が、上方に向けて湾曲しようとするインバート用加圧膨張体12の上面を押圧し、その結果、インバート用加圧膨張体12が下方のインバートの溝部に向けて効率的に膨張する。インバート用加圧膨張体12の上面には、その中央位置に給気ホースを接続するためのソケット部12aが設けられている。
また、インバート用加圧膨張体12には、その長手方向に貫通する挿通孔12bが設けられ、この挿通孔12bには図1に示すように通水パイプ12cが挿通されている。通水パイプ12cとしては、可撓性と若干の伸縮性を有する市販の通水用ダクトホースを使用することができる。本実施例では、内径35mm、外径42mmの通水用ダクトホースを使用している。この通水パイプ12cは、補修作業時に下水の通水を確保するためのものである。これにより、補修作業時に取付管内を流れる汚水等を止水する必要がなくなる。
ガイド棒13は、その下端がインバート用ガイド治具11の上面に接合され、鉛直方向に伸びるように設けられている。ガイド棒13の下端をインバート用ガイド治具11の上面に接合する接合方式はとくに限定されないが、補修作業時の作業性を考慮すると、ネジ接合方式などの着脱可能な接合方式を採用することが好ましい。なお、図1中の13aは、ガイド棒13の長さが不足する場合に、ガイド棒を継ぎ足すためのジョイント機構である。
本実施例のガイド棒13は筒状であり、その内孔内に図1に示すようにインバート用加圧膨張体12のソケット部12aが位置するように構成されている。このような構成とすることで、インバート用加圧膨張体12を膨張させるための空気を供給する給気ホースをガイド棒13の内孔に挿通してガイド棒13で保護された状態で、インバート用加圧膨張体12のソケット部12aに接続できる。
次に、本発明の直壁部の補修装置の構成について説明する。
図4は、本発明の直壁部の補修装置の一実施例を示し、(a)は平面図(固定治具なし)、(b)は(a)のA−A断面図(固定治具あり)、(c)は(a)のB−B断面図(固定治具なし)である。同図に示す直壁部の補修装置20は、直壁部用加圧膨張体21と、直壁プレート22と、上面プレート23と、固定治具24とを備える。なお、固定治具24は図4(b)においてのみ示している。
直壁部用加圧膨張体21は、上下方向の貫通孔21aを有する肉厚円筒状の形状を有し、貫通孔21aには塩ビ製のガイドパイプ21b(VU75)が装着されている。直壁部用加圧膨張体21の材質は、先に説明したインバート用加圧膨張体12と同じで例えばEVAであり、ソケット部21cから空気を供給することにより膨張する。直壁部用加圧膨張体21の膨張後の形状は、補修対象の汚水桝の直壁部の形状に合わせて設計する。本実施例では膨張後の外径は497mm、高さは500mmとなるように設計している。なお、直壁部用加圧膨張体21は、膨張後の形状が、補修対象の汚水桝の直壁部の形状よりも大きくなるように設計してもよい。
直壁プレート22は、直壁部用加圧膨張体21の外周側面を覆うように筒状に取り付けられる。この直壁プレート22には汚水桝の取付管に対応する部分に半円状の切欠き22aが形成されている。本実施例において直壁プレート22は、一枚のステンレス板(0.5mm厚)を筒状に巻き付けてなり、その重なり部分には図5に示すように、重なり部分を緩く挟持する挟持具22bを配置している。これにより、筒状の直壁プレート22は拡縮可能となっている。なお、補修作業の準備段階では、直壁プレート22が展開してしまわないように、ピン22cを使用して仮留めしておく。
上面プレート23は、直壁部用加圧膨張体21の上面に載置される。この上面プレート23は、その中心位置にインバート用加圧膨張体12への給気ホースを挿通するための挿通孔23aを設けるとともに、外周部に直壁部用加圧膨張体21のソケット部21cを避けるための切欠き23b、および5箇所の孔23cを設けた円板状のプレートである。孔23cは、必要に応じてロープ等を使用して上面プレート23とインバート用補修マット30とを固定するときなどに使用される
上面プレート23の上面には、把持用に一対の把持部23dが立設されるとともに、固定治具24を装着するために一対のフレーム23eが立設されている。フレーム23eは、固定治具24を装着しやすくするために先端部分が二股に分かれており、各先端には吊り上げ用ロープの通し孔23fが設けられている。
固定治具24は、補修作業時に上面プレート23を汚水桝の直壁部に固定するためのもので、使用時には図4(b)に示すように上面プレート23の一対のフレーム23eに架け渡すように装着される。この固定治具24はネジ機構を利用して伸縮可能に構成されている。具体的には、ハンドル24aを一方向に回すと伸長し、他方向に回すと縮小する。使用時には、固定治具24を伸長させ、両端に設けた弾性体24bを汚水桝の直壁部の内周面に突き当てて固定する。これにより、上面プレート23も汚水桝の直壁部に対して固定される。なお、固定治具24の本体は軽量化のためアルミニウムで形成しており、重量は5.7kgである。
図6は、図1のインバートの補修装置10と図4の直壁部の補修装置20とを組み合わせたインバートおよび直壁部の補修装置を示す断面による正面図である。同図に示すように、インバートおよび直壁部の補修装置は、直壁部の補修装置20のガイドパイプ21b(貫通孔21a)にインバートの補修装置10のガイド棒13を挿通することで構成され、このとき、直壁部用加圧膨張体21の下面側にインバート用加圧膨張体12が位置する。
以下、インバートの補修装置10および直壁部の補修装置20によるインバートおよび直壁部の補修工法について説明する。
まず、各補修装置10,20を準備するとともに、補修材としてインバート用補修マットおよび直壁部用補修マット、その他必要な資材を準備する。
図7および図8は、それぞれインバート用補修マット30および直壁部用補修マット40の外形を示す斜視図である。インバート用補修マット30および直壁部用補修マット40は、何れもガラスマットにエポキシ樹脂を含浸させたものである。具体的には以下の要領で作製する。
ガラスマットを汚水桝のサイズに合わせて、インバート用および直壁部用にそれぞれ裁断する。ガラスマットの厚みは1.5mmで、互いに直交するガラス繊維を編み込んだ層(ロービングクロス)と、短繊維状に裁断したガラス繊維の層(チョップドストランドマット)の2層構造からなる。含浸させる合成樹脂は、熱硬化性樹脂のエポキシ樹脂を用いることが好ましい。接着性、耐水性が良好だからである。このエポキシ樹脂は主剤、硬化剤、接着剤、脱泡剤を2〜3分、色が均一となるまで攪拌する。エポキシ樹脂の量はインバート用として0.718kg、直壁部用として1.2915kg準備する。次いで、予め準備しておいたポリエチレン製フィルムの上にインバート用または直壁部用のガラスマットを置き、インバート用または直壁部用のエポキシ樹脂の半分をヘラで刷り込む。ガラスマットを裏返し残り半分のエポキシ樹脂をヘラで刷り込む。ポリエチレン製フィルムでガラスマットを挟み、その状態のままローラーでガラスマットにエポキシ樹脂を含浸させる。これにより、インバート用補修マット30および直壁部用補修マット40が得られる。なお、図8に示すように直壁部用補修マット40には、前述した直壁プレート22と同様に、汚水桝の取付管に対応する部分に半円状の切欠き41が形成されている。
以上の準備が整ったら、図1で説明したインバートの補修装置10のインバート用加圧膨張体12の下面を覆うようにインバート用補修マット30を巻き付ける。インバート用補修マット30の両端は上方で、クリップなどで挟んで仮留めしておく。併せて、インバート用加圧膨張体12のソケット部12aに、給気用ホースを取り付ける。この給気ホースは、前述のとおりガイド棒13の内孔に挿通させる。
この状態で、インバート用加圧膨張体12をインバートの溝部に合わせて設置する。その後、インバート用加圧膨張体12を軽く膨張させ、インバート用加圧膨張体12がインバートの溝部に合っているか確認し、溝部に合っている状態において、インバート用補修マット30の両端の前記仮留めを外し、インバート用加圧膨張体12の両端部分を、インバートの溝部以外の箇所に塩ビ製の棒などを使用して押し付けるようにして敷設する。このインバート用補修マット30の敷設が完了した状態を図9に示す。同図中、50が汚水桝、51がインバート、51aがインバートの溝部、52が直壁部である。なお、敷設後、インバート用加圧膨張体12は減圧する。
このインバート用補修マット30の敷設時には、汚水桝50の取付管内を流れる汚水等の止水はしなくても敷設は可能であるが、簡単な堰のようなもので一時的に止水することが好ましい。なお、インバート用補修マット30の敷設が完了したら、前述の通水パイプ12cにより下水の通水は確保されるので、その後は止水する必要はない。
続いて直壁部の補修装置20を用いて直壁部52の補修を行う。
直壁部52の補修にあたっては、直壁部用加圧膨張体21の外周側面を覆う直壁プレート22の外周面に、離型フィルムを介して直壁部用補修マット40を巻き付ける。併せて、直壁用加圧膨張体21のソケット部21cに、給気用ホースを取り付ける。なお、前記の離型フィルムは、施工時に直壁プレート22と直壁部用補修マット40が接着するのを防止ためのもので、市販のポリエチレンフィルム等を使用することができる。
続いて、直壁部用加圧膨張体21を直壁部52内に設置する。具体的には、直壁部用加圧膨張体21の中心位置にあるガイドパイプ21b(貫通孔21a)に、インバートの補修装置10のガイド棒13を挿通させる。これにより、図10に示すように、直壁部の補修装置20(直壁部用加圧膨張体21)がインバートの補修装置10と組み合わされた状態で直壁部52内に設置される。ガイドパイプ21bはガイド棒13を挿通する際にガイドの役割を果たし、これにより、直壁部用加圧膨張体21の直壁部52内への設置が容易となる。このガイドパイプ21bは、直壁部用加圧膨張体21を直壁部52内に設置した後回収する。なお、直壁部用加圧膨張体21を設置する際には、図5で説明したピン22cによる仮留めは解除する。
直壁部用加圧膨張体21を直壁部52内に設置したら、固定治具24を上面プレート23のフレーム23eに装着し、この固定治具24を伸長させることにより、直壁部用加圧膨張体21の上面にある上面プレート23を直壁部52に固定する。
以上の作業が完了したら、直壁用加圧膨張体21のソケット部21cに接続している給気ホースを介して、直壁用加圧膨張体21に空気を供給し、直壁用加圧膨張体21を膨張させる。直壁用加圧膨張体21に供給する空気の圧力は、例えば0.035MPaである。
直壁用加圧膨張体21が膨張すると直壁プレート22が拡径し、この直壁プレート22が、直壁部用補修マット40を直壁部52の内周面に対して面的に押圧する。これにより、直壁部用補修マット40を隅々まで直壁部52の内周面に密着させ、その形状に合うように成形することができる。また、本実施例では、固定治具24によって直壁部52に固定された上面プレート23が、直壁部用加圧膨張体21の上面を押圧することで、直壁部用加圧膨張体21が拡径方向に効率的に膨張する。言い換えれば、固定治具24は、膨張に伴う直壁部用加圧膨張体21の浮き上がりを防止する。これにより、直壁部用加圧膨張体21が直壁部用補修マット40を直壁部52の内周面に確実に押し付け、密着させることができる。ここで、直壁用加圧膨張体21が膨張する際に、インバート用加圧膨張体12は減圧しているため、直壁用加圧膨張体21の膨張の邪魔にならず、インバート51の上面と直壁部52の内周面との境界部まで十分に押圧することができる。
続いて、インバート用加圧膨張体12のソケット部12aに接続している給気ホースを介して、インバート用加圧膨張体12に空気を供給し、インバート用加圧膨張体12を膨張させる。インバート用加圧膨張体12に供給する空気の圧力は、例えば0.035MPaである。インバート用加圧膨張体12の膨張により、インバート用補修マット30がインバートの溝部に密着し、溝部の形状に合うように成形される。すなわち、インバート用加圧膨張体12は、インバートの溝部の形状に合った形状を有するインバート用ガイド治具11に倣って膨張するように取り付けられているので、インバート用補修マット30は、インバートの溝部51aに確実に密着し、溝部51aの形状に合うように成形される。また、図3で説明したように、インバート用加圧膨張体12の上面は、インバート用ガイド治具11の下面に取り付けずに膨張させたときに上方に向けて湾曲するように形成しているので、インバート用ガイド治具11の下面にインバート用加圧膨張体12を取り付けた補修作業時の状態では、インバート用ガイド治具11が、上方に向けて湾曲しようとするインバート用加圧膨張体12の上面を押圧し、その結果、インバート用加圧膨張体12が下方のインバートの溝部51aに向けて効率的に膨張する。この作用もあって、本実施例ではインバート用補修マット30がインバートの溝部51aに確実に密着成形される。
直壁用加圧膨張体21およびインバート用加圧膨張体12を膨張後、所定時間、養生する。養生時間は外気温等により決定するが、通常は3〜4時間程度である。養生の際には、熱風発生機等を用いて加熱することにより養生時間の短縮を図ることもできる。
養生後、インバート用加圧膨張体12および直壁用加圧膨張体21から空気を抜き、直壁部の補修装置20、インバートの補修装置10の順で、汚水桝の直壁部52から取り出し、補修作業を終える。
なお、必要に応じて、前述のインバート51および直壁部52の補修に加え、取付管部分の補修を行う。この取付管部分の補修も、補修マットと膨張体を用いて行うことができる。
10 インバートの補修装置
11 インバート用ガイド治具
11a 中央プレート
11b 側プレート
12 インバート用加圧膨張体
12a ソケット部
12b 挿通孔
12c 通水パイプ
13 ガイド棒
13a ジョイント機構
20 直壁部の補修装置
21 直壁部用加圧膨張体
21a 貫通孔
21b ガイドパイプ
21c ソケット部
22 直壁プレート
22a 切欠き
22b 挟持具
22c ピン
23 上面プレート
23a 挿通孔
23b 切欠き
23c 孔
23d 把持部
23e フレーム
24 固定治具
24a ハンドル
24b 弾性体
30 インバート用補修マット
40 直壁部用補修マット
41 切欠き
50 汚水桝
51 インバート
51a インバートの溝部
52 直壁部

Claims (12)

  1. インバート用ガイド治具と、このインバート用ガイド治具の下面に取り付けられるインバート用加圧膨張体とを備え、
    前記インバート用ガイド治具は、インバートの溝部の形状に合った形状を有する、またはインバートの溝部の形状に合うように変形可能であり、
    前記インバート用加圧膨張体は、前記インバート用ガイド治具の形状に倣って膨張するように取り付けられている、地下構造物のインバートの補修装置。
  2. 前記インバート用加圧膨張体に、その長手方向に通水パイプを挿通可能な挿通孔が設けられている請求項1に記載の地下構造物のインバートの補修装置。
  3. 前記インバート用加圧膨張体の上面は、前記インバート用ガイド治具の下面に取り付けずに膨張させた場合、上方に向けて湾曲する請求項1または請求項2に記載の地下構造物のインバートの補修装置。
  4. 前記インバート用ガイド治具の上面に、ガイド棒が鉛直方向に伸びるように設けられている請求項1〜請求項3の何れかに記載の地下構造物のインバートの補修装置。
  5. 前記ガイド棒は筒状であり、その内孔に、前記インバート用加圧膨張体に接続する給気ホースが挿通される請求項4に記載の地下構造物のインバートの補修装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかに記載の補修装置による地下構造物のインバートの補修工法であって、
    前記インバート用加圧膨張体の下面を覆うように、インバート用補修マットを取り付ける工程と、
    前記インバート用加圧膨張体をインバートの溝部に合わせて設置する工程と、
    前記インバート用加圧膨張体を膨張させることにより、前記インバート用補修マットをインバートの溝部に密着成形させる工程とを含む地下構造物のインバートの補修工法。
  7. 直壁部用加圧膨張体と、この直壁部用加圧膨張体の外周側面を覆うように筒状に取り付けられる直壁プレートとを備え、
    前記直壁プレートは、前記直壁部用加圧膨張体の膨張に合わせて拡径するように取り付けられている、地下構造物の直壁部の補修装置。
  8. 直壁部用加圧膨張体と、この直壁部用加圧膨張体の上面側に配置される上面プレートと、この上面プレートを直壁部に固定する固定治具とを備え、
    前記直壁部用加圧膨張体を膨張させたときに、前記固定治具により直壁部に固定された前記上面プレートが前記直壁部用加圧膨張体の上面を押圧する、地下構造物の直壁部の補修装置。
  9. 直壁部用加圧膨張体と、この直壁部用加圧膨張体の外周側面を覆うように筒状に取り付けられる直壁プレートと、前記直壁部用加圧膨張体の上面側に配置される上面プレートと、この上面プレートを直壁部に固定する固定治具とを備え、
    前記直壁プレートは、前記直壁部用加圧膨張体の膨張に合わせて拡径するように取り付けられ、
    前記直壁部用加圧膨張体を膨張させたときに、前記固定治具により直壁部に固定された前記上面プレートが前記直壁部用加圧膨張体の上面を押圧する、地下構造物の直壁部の補修装置。
  10. 請求項7〜請求項9のいずれかに記載の補修装置による地下構造物の直壁部の補修工法であって、
    前記直壁部用加圧膨張体または前記直壁プレートの外周面を覆うように、直壁部用補修マットを取り付ける工程と、
    前記直壁部用加圧膨張体を直壁部内に設置する工程と、
    前記直壁部用加圧膨張体を膨張させることにより、前記直壁部用補修マットを直壁部の内周面に密着成形させる工程とを含む地下構造物の直壁部の補修工法。
  11. 請求項4または請求項5に記載の地下構造物のインバートの補修装置と、請求項7〜請求項9のいずれかに記載の地下構造物の直壁部の補修装置とを組み合わせた地下構造物のインバートおよび直壁部の補修装置であって、
    前記直壁部用加圧膨張体の中心位置に上下方向に貫通する貫通孔を設け、この貫通孔に前記ガイド棒を挿通し、前記直壁部用加圧膨張体の下面側に前記インバート用加圧膨張体を位置させた、地下構造物のインバートおよび直壁部の補修装置。
  12. 請求項11に記載の補修装置による地下構造物のインバートおよび直壁部の補修工法であって、
    前記インバート用加圧膨張体の下面を覆うように、前記インバート用補修マットを取り付ける工程と、
    前記インバート用加圧膨張体をインバートの溝部に合わせて設置する工程と、
    前記直壁部用加圧膨張体または前記直壁プレートの外周面を覆うように、前記直壁部用補修マットを取り付ける工程と、
    前記直壁部用加圧膨張体の貫通孔に前記ガイド棒を挿通し、前記直壁部用加圧膨張体を直壁部内に設置する工程と、
    前記直壁部用加圧膨張体を膨張させることにより、前記直壁部用補修マットを直壁部の内周面に密着成形させる工程と、
    前記インバート用加圧膨張体を膨張させることにより、インバート用補修マットをインバートの溝部に密着成形させる工程とを含む地下構造物のインバートおよび直壁部の補修工法。
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