JP2015004999A - 複数のコンテンツの検索結果にユーザ選択用のヒント情報を明示するプログラム、装置及び方法 - Google Patents

複数のコンテンツの検索結果にユーザ選択用のヒント情報を明示するプログラム、装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のコンテンツの検索結果に、コンテンツ自体から導出したユーザ選択用のヒント情報を明示するプログラム、装置及び方法を提供する。
【解決手段】コンテンツ検索プログラムにおいて、コンテンツ毎に、2つの語からなる語対と、該2つの語を結ぶ関係語とを登録した語間関係登録手段と、コンテンツ毎に、当該コンテンツに関する大量の文章を、蓄積し又はネットワークを介して検索することができるコンテンツ情報収集手段と、コンテンツ情報収集手段を用いて、入力されたクエリ語と一致する語を多く含む順に複数のコンテンツを検索するコンテンツ検索手段と、検索されたコンテンツの識別情報と、当該コンテンツについて語間関係登録手段に登録された語対及び関係語を含むヒント情報とを、検索結果として返信する検索結果返信手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力キーワードに基づいてコンテンツを検索する検索エンジンの技術に関する。
Google(登録商標)やYahoo!(登録商標)のような一般的な検索エンジンによれば、ユーザの入力キーワードに基づいて、複数のコンテンツの検索結果を明示する。このとき、入力キーワードにスペルミスの可能性がある場合には、修正後のキーワードをユーザに明示する技術もある。また、入力キーワードだけでなく、他の候補のキーワードも合わせて、入力頻度が高いキーワードのリストを明示することもできる。
従来、ユーザの入力キーワードに基づいてコンテンツを検索すると共に、そのキーワードから検索に最適な「関連キーワード」をユーザに明示する技術がある(例えば特許文献1参照)。これら関連キーワードをユーザに選択させることによって、検索結果を更に絞り込むと共に、ヒット率を向上させたノイズの少ない情報検索を実行することができる。この技術によれば、例えば入力キーワード「大阪」について、その「大阪」に関連する「大阪市」「大阪水道局」等の関連キーワードがユーザに明示される。ユーザは、いずれかの関連キーワードを選択することによって、更に絞り込んで検索することができる。
特開2006−163645号公報
従来技術によれば、あくまで、ユーザの入力キーワード自体を修正したり、又は、その入力キーワードを補完する他の関連キーワードを導出しているに過ぎない。
これに対し、本願の発明者らは、「ユーザに明示すべき関連キーワードは、コンテンツ自体から導出したものであることが好ましい」と考えた。例えば入力キーワード「お姫様」の場合、検索対象となるコンテンツの内容について、「お姫様」に係り受けとなるキーワードを「関連キーワード」とすべきと考えた。そのような関連キーワードは、入力キーワード「お姫様」に係り受けとなると共に、入力キーワードと関連キーワードとの語対は、それらを結ぶ関係語と一体となって、そのコンテンツで表現されたストーリの一部を構成しているためである。
そこで、本発明は、複数のコンテンツの検索結果に、コンテンツ自体から導出したユーザ選択用のヒント情報を明示するプログラム、装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、装置に搭載されたコンピュータを実行させるコンテンツ検索プログラムにおいて、
コンテンツ毎に、2つの語からなる語対と、該2つの語を結ぶ関係語とを登録した語間関係登録手段と、
コンテンツ毎に、当該コンテンツに関する大量の文章を、蓄積し又はネットワークを介して検索することができるコンテンツ情報収集手段と、
コンテンツ情報収集手段を用いて、入力されたクエリ語と一致する語を多く含む順に複数のコンテンツを検索するコンテンツ検索手段と、
検索されたコンテンツの識別情報と、当該コンテンツについて語間関係登録手段に登録された語対及び関係語を含むヒント情報とを、検索結果として返信する検索結果返信手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明のコンテンツ検索プログラムにおける他の実施形態によれば、
語は、名詞であり、
語対は、名詞対であり、
関係語は、係り受け語であって、格助詞、動詞又は形容詞である
ようにコンピュータを更に機能させることも好ましい。
本発明のコンテンツ検索プログラムにおける他の実施形態によれば、
検索結果返信手段は、語対及び関係語を含むヒント情報を、当該コンテンツにおける出現頻度順に出力するようにコンピュータを機能させることも好ましい。
本発明のコンテンツ検索プログラムにおける他の実施形態によれば、
関係語が同義語である場合、検索結果返信手段は、コンテンツ情報収集手段を用いて、当該クエリ語と一致する第1の語に対して関係語によって結ばれた「第2の語」をキーとして検索し、当該第2の語と一致する語を多く含む順に更にコンテンツを検索するようにコンピュータを更に機能させることも好ましい。
本発明のコンテンツ検索プログラムにおける他の実施形態によれば、
語間関係登録手段に語対及び関係語を登録するために、
少なくとも1つの関係語を登録する関係語登録手段と、
コンテンツ毎に、関係語登録手段に登録された関係語によって係り受けされた語対を、コンテンツ情報収集手段から検索し、当該語対及び関係語を、語間関係登録手段へ登録する語間関係取得手段と、
語間関係登録手段に登録された語対を用いて、当該語対に対する関係語を、コンテンツ情報収集手段から検索し、当該関係語を、関係語登録手段へ登録する関係語取得手段と
してコンピュータを更に機能させることも好ましい。
本発明のコンテンツ検索プログラムにおける他の実施形態によれば、
語間関係登録手段は、コンテンツ毎に、第1の語と第2の語とを関係語によって結ぶ単位レコードを複数接続したグラフを生成しており、
検索結果返信手段は、各コンテンツの識別情報に対応付けて、グラフを更に検索結果として返信する
ようにコンピュータを機能させることも好ましい。
本発明によれば、コンテンツ検索装置において、
コンテンツ毎に、2つの語からなる語対と、該2つの語を結ぶ関係語とを登録した語間関係登録手段と、
コンテンツ毎に、当該コンテンツに関する大量の文章を、蓄積し又はネットワークを介して検索することができるコンテンツ情報収集手段と、
コンテンツ情報収集手段を用いて、入力されたクエリ語と一致する語を多く含む順に複数のコンテンツを検索するコンテンツ検索手段と、
検索されたコンテンツの識別情報と、当該コンテンツについて語間関係登録手段に登録された語対及び関係語を含むヒント情報とを、検索結果として返信する検索結果返信手段と
を有することを特徴とする。
本発明のコンテンツ検索装置における他の実施形態によれば、
語間関係登録手段に語対及び関係語を登録するために、
少なくとも1つの関係語を登録する関係語登録手段と、
コンテンツ毎に、関係語登録手段に登録された関係語によって係り受けされた語対を、コンテンツ情報収集手段から検索し、当該語対及び関係語を、語間関係登録手段へ登録する語間関係取得手段と、
語間関係登録手段に登録された語対を用いて、当該語対に対する関係語を、コンテンツ情報収集手段から検索し、当該関係語を、関係語登録手段へ登録する関係語取得手段と
を有することも好ましい。
本発明によれば、装置を用いたコンテンツ検索方法において、
コンテンツ毎に、2つの語からなる語対と、該2つの語を結ぶ関係語とを登録した語間関係登録部と、
コンテンツ毎に、当該コンテンツに関する大量の文章を、蓄積し又はネットワークを介して検索することができるコンテンツ情報収集部と
を有し、
コンテンツ情報収集部を用いて、入力されたクエリ語と一致する語を多く含む順に複数のコンテンツを検索する第1のステップと、
検索されたコンテンツの識別情報と、当該コンテンツについて語間関係登録手段に登録された語対及び関係語を含むヒント情報とを、検索結果として返信する第2のステップと
を有することを特徴とする。
本発明のコンテンツ検索方法における他の実施形態によれば、
語間関係登録部に語対及び関係語を登録するために、
少なくとも1つの関係語を登録する関係語登録部を更に有し、
コンテンツ毎に、関係語登録手段に登録された関係語によって係り受けされた語対を、コンテンツ情報収集手段から検索し、当該語対及び関係語を、語間関係登録手段へ登録するステップと、
語間関係登録手段に登録された語対を用いて、当該語対に対する関係語を、コンテンツ情報収集手段から検索し、当該関係語を、関係語登録手段へ登録するステップと
を有することも好ましい。
本発明のプログラム、装置及び方法によれば、複数のコンテンツの検索結果に、コンテンツ自体から導出したユーザ選択用のヒント情報を明示することができる。
本発明におけるコンテンツ検索装置の機能構成図である。 本発明におけるコンテンツ検索方法のフローチャートである。 本発明における検索結果の画面イメージである。 検索結果にグラフを用いた画面イメージである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明におけるコンテンツ検索装置の機能構成図である。
図2は、本発明におけるコンテンツ検索方法のフローチャートである。
コンテンツ検索装置1は、ユーザによって操作される端末2から、クエリ情報(検索用の文)を受信し、そのクエリ情報をキーとして複数のコンテンツを検索する。そして、コンテンツ検索装置1は、それら候補となるコンテンツの識別情報をリスト状にして、端末2へ返信する。このとき、本発明のコンテンツ検索装置1は、候補となるコンテンツの識別情報毎に、ユーザ選択用の「ヒント情報」を対応付けて返信する。ヒント情報とは、そのコンテンツの内容に関連し、少なくとも2つの語を含む簡単な文である。ユーザは、コンテンツの識別情報と共に、そのヒント情報を一見しただけで、所望のコンテンツか否かを即座に判断することができる。
図1によれば、コンテンツ検索装置1は、<コンテンツ検索機能>と、<関係語収集機能>とに大きく区分できる。コンテンツ検索機能としては、コンテンツ情報収集部101と、語間関係登録部102と、クエリ語抽出部111と、コンテンツ検索部112と、検索結果返信部113とを有する。また、関係語収集機能として、関係語登録部103と、語間関係取得部121と、関係語取得部122とを更に有する。これら機能構成部は、装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現できる。図2によれば、図1の機能構成部の処理の流れと同様に、コンテンツ検索方法としても理解できる。
<コンテンツ検索機能>
コンテンツ検索機能は、ユーザの端末によって入力されたクエリ情報に基づいて、コンテンツを検索し、その検索結果をユーザの端末へ返信する。
[コンテンツ情報収集部101]
コンテンツ情報収集部101は、コンテンツ毎に、当該コンテンツに関する大量の文章を蓄積したデータベースである。又は、コンテンツ情報収集部101は、ネットワークを介して、インターネットに接続された様々なサーバ群に蓄積されたコンテンツ情報を検索することができるものであってもよい。コンテンツ情報収集部101は、コンテンツ検索部112から検索キーワード(例えばクエリ語)によって検索されるものである。
コンテンツ情報とは、当該コンテンツに関連するテキストデータであって、例えばWikipedia(登録商標)のように当該コンテンツについて解説したものである。即ち、コンテンツそのものではない。例えば当該コンテンツが映画である場合、そのストーリーの要約文であってもよい。
[語間関係登録部102]
語間関係登録部102は、コンテンツ毎に、2つの語からなる「語対」と、その2つの語を結ぶ「関係語」とを登録したものである。ここで、「語対」とは「語」の対をいう。「語」とは、言語の構成単位の一つであり、1以上の形態素からなる。形態素とは、ある言語について意味を持つ最小の単位をいい、それ以上分解したら意味をなさなくなる単位まで分解された音素の集合の1つ1つを指す。語には、一つの形態素からなる単純語(例えば山)と、複数の形態素からなる複合語(例えば山登り)とがある。以下では、「語」というときは、単純語及び複合語のいずれも対象とする。
本発明における語対及び関係語は、例えば以下のようなものである。
語 :「名詞」
語対 :「名詞対」
関係語:係り受け語であって、「格助詞」「動詞」又は「形容詞」
「関係語」は、文法的な役割を持つ機能語であるのに対し、「語対」は、それ以外の一般的な意味を持つ内容語である。
語対及び関係語からなる具体的な例を、以下に表す。
パターン:[<名詞1>(関係語)<名詞2>]
(例1)「お姫様のエリザベス」
<お姫様>(の)<エリザベス>
(例2)「お姫様をさらった海賊」
<お姫様>(さらった)<海賊>
(例3)「お姫様と結婚したモンスター」
<お姫様>(結婚した)<モンスター>
(例4)「お姫様が食べたリンゴ」
<お姫様>(食べた)<リンゴ>
(例5)「お父さんにお姫様だっこされた子供」
<お父さん>(お姫様だっこされた)<子供>
[クエリ語抽出部111]
クエリ語抽出部111は、ユーザによって操作される端末2から、クエリ情報(検索用の文)を受信する(図2のS21参照)。そして、クエリ情報から形態素解析によってクエリ語が抽出される(図2のS22参照)。
例えば以下のようなクエリ情報を受信したとする。
「お姫様が出てくる映画は?」
この場合、クエリ語として、少なくとも「お姫様」「映画」が抽出される。抽出されたクエリ語は、コンテンツ検索部112へ出力される。
[コンテンツ検索部112]
コンテンツ検索部112は、コンテンツ情報収集部101を用いて、入力されたクエリ語と一致する語を多く含む順に複数のコンテンツを検索する(図2のS23参照)。
前述の例によれば、コンテンツ検索部112は、クエリ語「お姫様」「映画」をキーとして、コンテンツ情報収集部101からコンテンツ情報を検索する。例えば、コンテンツ情報の中に、クエリ語「お姫様」を多く含む以下の4つのコンテンツが検索されたとする。
映画「カリブ」
映画「野獣」
映画「白雪姫」
映画「ファミリー・ストーリー」
検索されたコンテンツの識別情報(例えばコンテンツ名)は、検索結果返信部113へ出力される。
[検索結果返信部113]
検索結果返信部113は、検索されたコンテンツの識別情報と、当該コンテンツについて語間関係登録部102に登録された語対及び関係語とを、検索結果として返信する(図2のS24参照)。
例えば、前述で検索された各コンテンツには、語間関係登録部102に、以下のような語対及び関係語が対応付けられているとする。
映画:カリブ 「お姫様」の「エリザベス」
「お姫様」さらった「海賊」
「エリザベス」さらった「ボッサ」
映画:野獣 「お姫様」結婚した「モンスター」
「お姫様」踊る「舞踏会」
映画:白雪姫 「お姫様」食べた「リンゴ」
「お姫様」いる「小人」
映画:ファミリー・ストーリー
「お父さん」お姫様だっこされた「子供」
「旦那様」お姫様だっこされた「奥様」
図3は、本発明における検索結果の画面イメージである。
検索結果返信部113は、以下のように、コンテンツの識別情報に、「ヒント情報」として対応付けた検索結果を返信する。ヒント情報とは、そのコンテンツの内容に関連し、語対及び関係語を含む簡単な文である。例えば、「語A+語B+関係語C+疑問詞?」を自動的に簡単な文に構成したものであってもよい。
映画:カリブ
「お姫様は、エリザベスですか?」
「お姫様は、海賊にさらわれましたか?」
「エリザベスは、ボッサにさらわれましたか?」
映画:野獣
「お姫様は、モンスターと結婚しましたか?
「お姫様は、舞踏会で踊りましたか?」
映画:白雪姫
「お姫様は、リンゴを食べましたか?」
「お姫様は、小人といましたか?」
映画:ファミリー・ストーリー
「子供は、お父さんにお姫様だっこされましたか?」
「奥様は、旦那様にお姫様だっこされましたか?」
ユーザは、コンテンツの識別情報と共に、そのヒント情報を一見しただけで、所望のコンテンツか否かを即座に判断することができる。そして、ユーザは、端末2に表示されたいずれのコンテンツを選択するかを検討することができる。
ここで、検索結果返信部113は、コンテンツの識別情報毎に、ヒント情報(語対及び関係語からなる簡単文)を、当該コンテンツにおける出現頻度順に出力する。例えば、当該コンテンツについて上位5件程度のヒント情報を表示するものであってもよい。
他の実施形態として、関係語が「同義語」である場合を考える。同義語とは、例えば「の」「と呼ばれる」のような語対が共に同一の対象を指すことを意味する。このとき、検索結果返信部113は、コンテンツ情報収集部101を用いて、当該クエリ語と一致する第1の語に対して関係語によって結ばれた「第2の語」をキーとして検索し、当該第2の語と一致する語を多く含む順に更にコンテンツを検索する。前述の例によれば、クエリ語「エリザベス」として、コンテンツ情報収集部101を更に検索する。この場合、例えば以下のようなコンテンツが更に検索される。
映画:競馬 語対「女王杯」「エリザベス」 関係語「の」
語対「クイーン」「エリザベス」 関係語「と呼ばれる」
ここで、語対(語A,語B)及び関係語Cの「出現頻度」について説明する。ユーザによって入力されたクエリ情報(検索用の文)から、クエリ語Aが抽出されたとする。
最初に、そのクエリ語Aの出現頻度順に、コンテンツ情報収集部101からコンテンツ情報が検索される(図1のコンテンツ検索部112及び図2のS23参照)。そして、各コンテンツ情報について、語対(語A,語B)及び関係語Cの出現頻度aが算出される。
次に、語Bの出願頻度順に、コンテンツ情報収集部101からコンテンツ情報が検索される。そして、各コンテンツ情報について、語対(語B,語D)及び関係語Eの出現頻度bが算出される。
最終的に、これら出現頻度aとbとの合計値を、語対(語A,語B)及び関係語Cの「出現頻度」としてもよい。
<関係語収集機能>
関係語収集機能は、前述した語間関係登録部102に、語対及び関係語を学習的に登録するものである。
[関係語登録部103]
関係語登録部103は、少なくとも1つの関係語を登録する。例えば最初に、人手によって同義語「の」が登録されてもよい。ここでは、関係語「の」によって係り受けされる語対(2つの語)を対象とする。
[語間関係取得部121]
語間関係取得部121は、コンテンツ毎に、関係語登録部103に登録された関係語によって係り受けされた語対を、コンテンツ情報収集部101から検索する。
例えば、以下のような語対が検索される。
(例)「お姫様のエリザベスは、・・・」という文章(コンテンツ情報)
<お姫様>(の)<エリザベス>
そして、語間関係取得部121は、当該語対及び関係語を、語間関係登録部102へ登録する。
パターン:[<名詞1>(関係語)<名詞2>]
<お姫様>(の)<エリザベス>
[関係語取得部122]
関係語取得部122は、語間関係登録部102に登録された語対を用いて、当該語対に対する関係語を、コンテンツ情報収集部101から検索する。
例えば、以下のような関係語が検索される。
(例)「お姫様と呼ばれるエリザベスは、・・・」という文章(コンテンツ情報)
<お姫様>*<エリザベス>
お姫様(と呼ばれる)<エリザベス>
そして、関係語取得部122は、当該関係語を、関係語登録部103へ登録する。
パターン:[<名詞1>(関係語)<名詞2>]
<名詞1>と呼ばれる<名詞2>
これによって、関係語「と呼ばれる」によって、新たな関係パターンを抽出することができる。
語間関係取得部121及び関係語取得部122の処理を交互に繰り返すことによって、自動的に、語間関係登録部102(及び関係語登録部103)のパターンを学習し且つ蓄積していくことができる。
尚、「関係語」は、当該コンテンツにおけるコンテンツ情報全体に渡って、所定数以上の出現頻度のもののみを対象とする。具体的には上位10件程度のものであってもよい。
例えば、「お姫様が恋をして虜になってしまった海賊」という文章があった場合、関係語は「が恋をして虜になってしまった」となる。しかしながら、この関係語はほとんど出現しないため、関係語登録部103には、関係語として登録しない。
図4は、検索結果にグラフを用いた画面イメージである。
コンテンツ検索装置1における語間関係登録部102は、コンテンツ毎に、第1の語と第2の語とを関係語によって結ぶ単位レコードを複数接続したグラフ(メタデータ)を生成している。そして、検索結果返信部113は、各コンテンツの識別情報に、グラフ(ヒント情報)を更に対応付けて、検索結果として返信する。
図4によれば、コンテンツ「映画:カリブ」について、語「お姫様」「エリザベス」「海賊」「ボッサ」の間が、関係語によって接続されている。特に、語が、人物名の(固有)名詞であれば、登場人物の関係グラフとして見ることができる。ユーザは、このグラフを一見しただけで、所望のコンテンツか否かを判断することができる。
以上、詳細に説明したように、本発明のプログラム、装置及び方法によれば、複数のコンテンツの検索結果に、コンテンツ自体から導出したユーザ選択用のヒント情報を明示することができる。ユーザは、コンテンツの識別情報と共に、そのヒント情報を一見しただけで、所望のコンテンツか否かを即座に判断することができる。そのヒント情報は、例えば、コンテンツが映画である場合、その映画のストーリーの一部を表す。そのために、ユーザ自身の記憶が曖昧であっても、そのヒント情報を一見することによって、その記憶を補完することができる。
前述した本発明の種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
1 コンテンツ検索装置
101 コンテンツ情報収集部
102 語間関係登録部
103 関係語登録部
111 クエリ語抽出部
112 コンテンツ検索部
113 検索結果返信部
121 語間関係取得部
122 関係語取得部
2 端末

Claims (10)

  1. 装置に搭載されたコンピュータを実行させるコンテンツ検索プログラムにおいて、
    コンテンツ毎に、2つの語からなる語対と、該2つの語を結ぶ関係語とを登録した語間関係登録手段と、
    コンテンツ毎に、当該コンテンツに関する大量の文章を、蓄積し又はネットワークを介して検索することができるコンテンツ情報収集手段と、
    前記コンテンツ情報収集手段を用いて、入力されたクエリ語と一致する語を多く含む順に複数のコンテンツを検索するコンテンツ検索手段と、
    検索されたコンテンツの識別情報と、当該コンテンツについて前記語間関係登録手段に登録された語対及び関係語を含むヒント情報とを、検索結果として返信する検索結果返信手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とするコンテンツ検索プログラム。
  2. 前記語は、名詞であり、
    前記語対は、名詞対であり、
    前記関係語は、係り受け語であって、格助詞、動詞又は形容詞である
    ようにコンピュータを更に機能させることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ検索プログラム。
  3. 前記検索結果返信手段は、前記語対及び関係語を含むヒント情報を、当該コンテンツにおける出現頻度順に出力するようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ検索プログラム。
  4. 前記関係語が同義語である場合、前記検索結果返信手段は、前記コンテンツ情報収集手段を用いて、当該クエリ語と一致する第1の語に対して関係語によって結ばれた「第2の語」をキーとして検索し、当該第2の語と一致する語を多く含む順に更にコンテンツを検索するようにコンピュータを更に機能させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のコンテンツ検索プログラム。
  5. 前記語間関係登録手段に語対及び関係語を登録するために、
    少なくとも1つの関係語を登録する関係語登録手段と、
    コンテンツ毎に、前記関係語登録手段に登録された関係語によって係り受けされた語対を、前記コンテンツ情報収集手段から検索し、当該語対及び関係語を、前記語間関係登録手段へ登録する語間関係取得手段と、
    前記語間関係登録手段に登録された前記語対を用いて、当該語対に対する関係語を、前記コンテンツ情報収集手段から検索し、当該関係語を、前記関係語登録手段へ登録する関係語取得手段と
    してコンピュータを更に機能させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のコンテンツ検索プログラム。
  6. 前記語間関係登録手段は、コンテンツ毎に、第1の語と第2の語とを関係語によって結ぶ単位レコードを複数接続したグラフを生成しており、
    前記検索結果返信手段は、各コンテンツの識別情報に対応付けて、前記グラフを更に検索結果として返信する
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のコンテンツ検索プログラム。
  7. コンテンツ検索装置において、
    コンテンツ毎に、2つの語からなる語対と、該2つの語を結ぶ関係語とを登録した語間関係登録手段と、
    コンテンツ毎に、当該コンテンツに関する大量の文章を、蓄積し又はネットワークを介して検索することができるコンテンツ情報収集手段と、
    前記コンテンツ情報収集手段を用いて、入力されたクエリ語と一致する語を多く含む順に複数のコンテンツを検索するコンテンツ検索手段と、
    検索されたコンテンツの識別情報と、当該コンテンツについて前記語間関係登録手段に登録された語対及び関係語を含むヒント情報とを、検索結果として返信する検索結果返信手段と
    を有することを特徴とするコンテンツ検索装置。
  8. 前記語間関係登録手段に語対及び関係語を登録するために、
    少なくとも1つの関係語を登録する関係語登録手段と、
    コンテンツ毎に、前記関係語登録手段に登録された関係語によって係り受けされた語対を、前記コンテンツ情報収集手段から検索し、当該語対及び関係語を、前記語間関係登録手段へ登録する語間関係取得手段と、
    前記語間関係登録手段に登録された前記語対を用いて、当該語対に対する関係語を、前記コンテンツ情報収集手段から検索し、当該関係語を、前記関係語登録手段へ登録する関係語取得手段と
    を有することを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ検索装置。
  9. 装置を用いたコンテンツ検索方法において、
    コンテンツ毎に、2つの語からなる語対と、該2つの語を結ぶ関係語とを登録した語間関係登録部と、
    コンテンツ毎に、当該コンテンツに関する大量の文章を、蓄積し又はネットワークを介して検索することができるコンテンツ情報収集部と
    を有し、
    前記コンテンツ情報収集部を用いて、入力されたクエリ語と一致する語を多く含む順に複数のコンテンツを検索する第1のステップと、
    検索されたコンテンツの識別情報と、当該コンテンツについて前記語間関係登録手段に登録された語対及び関係語を含むヒント情報とを、検索結果として返信する第2のステップと
    を有することを特徴とするコンテンツ検索方法。
  10. 前記語間関係登録部に語対及び関係語を登録するために、
    少なくとも1つの関係語を登録する関係語登録部を更に有し、
    コンテンツ毎に、前記関係語登録手段に登録された関係語によって係り受けされた語対を、前記コンテンツ情報収集手段から検索し、当該語対及び関係語を、前記語間関係登録手段へ登録するステップと、
    前記語間関係登録手段に登録された前記語対を用いて、当該語対に対する関係語を、前記コンテンツ情報収集手段から検索し、当該関係語を、前記関係語登録手段へ登録するステップと
    を有することを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ検索方法。
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JPH0696061A (ja) * 1992-09-11 1994-04-08 Fuji Xerox Co Ltd 関連情報辞書作成装置
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