JP2015004998A - 画像形成装置および画像形成プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 一部を暗号化した画像を出力する場合の利便性を向上することができる画像形成装置および画像形成プログラムを提供する。【解決手段】 MFPは、プリンターによって印刷される予定の出力予定画像において暗号化用情報が存在する位置を基準位置として検出し(S203)、出力予定画像のうちS203において検出した基準位置に応じた箇所を暗号化し(S204)、S204において暗号化した出力予定画像をプリンターによって印刷することを特徴とする。【選択図】 図5

Description

本発明は、一部を暗号化した画像を出力する画像形成装置および画像形成プログラムに関する。
従来、一部を暗号化した画像を出力する方法として、出力される予定の出力予定画像のうち指定された部分を暗号化する方法が知られている(特許文献1、2参照。)。
特開2007−88548号公報 国際公開第2008/053576号
しかしながら、特許文献1、2に記載された方法においては、暗号化する部分を利用者に指定させる必要があるという問題がある。特に、一部を暗号化した画像を出力する画像形成装置が小さな表示部を備えていて、その表示部に表示された出力予定画像のプレビュー上で暗号化する部分を利用者に指定させる場合、プレビューが小さいので、暗号化する部分の指定は利用者にとって困難である。
そこで、本発明は、一部を暗号化した画像を出力する場合の利便性を向上することができる画像形成装置および画像形成プログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、画像を出力する画像出力手段と、前記画像出力手段によって出力される予定の出力予定画像において特定の情報が存在する位置を基準位置として検出する基準位置検出手段と、前記出力予定画像のうち前記基準位置検出手段によって検出された前記基準位置に応じた箇所を暗号化する暗号化手段とを備えることを特徴とする。
この構成により、本発明の画像形成装置は、出力予定画像において特定の情報が存在する位置に応じた箇所を自動的に暗号化するので、一部を暗号化した画像を出力する場合の利便性を向上することができる。
また、本発明の画像形成装置において、前記暗号化手段は、前記出力予定画像のうち前記基準位置を含む前記箇所を暗号化しても良い。
この構成により、本発明の画像形成装置は、出力予定画像に含まれる特定の情報を自動的に暗号化するので、利用者が秘密にすることを希望する重要な情報が特定の情報として設定されることによって、重要な情報が外部に漏洩する可能性を自動的に低減することができる。
また、本発明の画像形成装置において、前記特定の情報は、画像であっても良い。
この構成により、本発明の画像形成装置は、重要な画像が外部に漏洩する可能性を自動的に低減することができる。
また、本発明の画像形成装置において、前記特定の情報は、文字であり、前記基準位置検出手段は、前記出力予定画像から光学文字認識によって抽出された文字情報のうち前記特定の情報に一致する部分がこの出力予定画像において存在する位置を前記基準位置として検出しても良い。
この構成により、本発明の画像形成装置は、重要な文字が外部に漏洩する可能性を自動的に低減することができる。
また、本発明の画像形成プログラムは、画像を出力する画像出力手段を備える画像形成装置によって実行される画像形成プログラムであって、前記画像出力手段によって出力される予定の出力予定画像において特定の情報が存在する位置を基準位置として検出する基準位置検出手段、および、前記出力予定画像のうち前記基準位置検出手段によって検出された前記基準位置に応じた箇所を暗号化する暗号化手段として前記画像形成装置を機能させることを特徴とする。
この構成により、本発明の画像形成プログラムは、出力予定画像において特定の情報が存在する位置に応じた箇所を自動的に暗号化するので、一部を暗号化した画像を出力する場合の利便性を向上することができる。
本発明の画像形成装置および画像形成プログラムは、一部を暗号化した画像を出力する場合の利便性を向上することができる。
本発明の一実施の形態に係るMFPのブロック図である。 ログイン処理を実行する場合の図1に示すMFPの動作のフローチャートである。 コピーを実行する場合の図1に示すMFPの動作のフローチャートである。 図3に示す動作における暗号化処理のフローチャートである。 図4に示す暗号化処理における画像基準暗号化処理のフローチャートである。 図4に示す暗号化処理における文字基準暗号化処理のフローチャートである。 図3に示す動作における復号処理のフローチャートである。 (a)は、図1に示す暗号化用情報のうち画像の暗号化用情報の一例を示す図である。(b)は、図1に示す暗号化用情報のうち画像の暗号化用情報の一例であって、図8(a)に示す例とは異なる例を示す図である。 図3に示す動作による暗号化前の出力予定画像の一例を示す図である。 図3に示す動作による暗号化後の出力予定画像の一例を示す図である。 (a)は、図1に示すMFPによって暗号化される箇所の一例を示す図である。(b)は、図1に示すMFPによって暗号化される箇所の一例であって、図11(a)に示す例とは異なる例を示す図である。 図3に示す動作による暗号化後の出力予定画像の一例であって、図10に示す例とは異なる例を示す図である。 図3に示す動作による暗号化後の出力予定画像の一例であって、図10および図12に示す例とは異なる例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る画像形成装置としてのMFP(Multifunction Peripheral)の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るMFP10のブロック図である。
図1に示すように、MFP10は、利用者による種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部11と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部12と、原稿から画像を読み取る読取デバイスであるスキャナー13と、用紙などの記録媒体に印刷を実行する印刷デバイスであるプリンター14と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部15と、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスであるネットワーク通信部16と、各種のデータを記憶しているEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶装置である記憶部17と、MFP10全体を制御する制御部18とを備えている。
操作部11は、表示部12とともにタッチパネルを形成する入力デバイスを含んでいても良い。
記憶部17は、画像を形成するための画像形成プログラム17aを記憶している。画像形成プログラム17aは、MFP10の製造段階でMFP10にインストールされていても良いし、USB(Universal Serial Bus)メモリー、SDカードなどの記憶媒体からMFP10に追加でインストールされても良いし、ネットワーク上からMFP10に追加でインストールされても良い。
また、記憶部17は、制御部18による暗号化に使用される特定の情報としての暗号化用情報17bを複数記憶することが可能である。暗号化用情報17bは、例えば「社外秘」などの任意の文字であっても良いし、例えば社外秘の画像などの任意の画像であっても良い。暗号化用情報17bは、PC(Personal Computer)などの外部の装置からネットワーク通信部16を介して入力されることが可能であるし、USBメモリー、SDカードなどの記憶媒体から入力されることも可能である。また、暗号化用情報17bは、文字である場合には、操作部11を介して入力されることも可能である。
また、記憶部17は、出力される予定の出力予定画像17cを記憶することが可能である。
また、記憶部17は、暗号化を実行する暗号化モードに設定されているか否かの設定状態を示す暗号化モード設定情報17dと、復号を実行する復号モードに設定されているか否かの設定状態を示す復号モード設定情報17eとを記憶している。ここで、暗号化モードおよび復号モードの設定状態は、例えば操作部11を介して変更されることが可能である。また、暗号化モードおよび復号モードの設定状態は、ジョブの実行の度に指定されても良いし、複数のジョブに対して適用されることができる設定状態として指定されても良い。
また、記憶部17は、利用者のIDおよびパスワードの組み合わせが利用者毎に登録されている利用者情報17fを記憶している。
制御部18は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部17に記憶されているプログラムを実行する。
制御部18は、記憶部17に記憶されている画像形成プログラム17aを実行することによって、画像を出力する画像出力手段18a、画像出力手段18aによって出力される予定の出力予定画像17cにおいて暗号化用情報17bが存在する位置を基準位置として検出する基準位置検出手段18b、出力予定画像17cのうち基準位置検出手段18bによって検出された基準位置に応じた箇所を暗号化する暗号化手段18c、および、出力予定画像17cのうち暗号化されている箇所を復号する復号手段18dとして機能する。
次に、MFP10の動作について説明する。
MFP10の制御部18は、ログイン処理の実行の指示が操作部11を介して入力されると、図2に示す動作を実行する。
図2は、ログイン処理を実行する場合のMFP10の動作のフローチャートである。
図2に示すように、制御部18は、ログイン処理を実行するためのログイン画面を表示部12に表示する(S101)。
次いで、制御部18は、操作部11を介して入力されたIDおよびパスワードを受け付ける(S102)。
次いで、制御部18は、利用者の認証が成功したか否かを判断する(S103)。ここで、制御部18は、S102において受け付けたIDおよびパスワードの組み合わせが利用者情報17fに含まれる場合に、利用者の認証が成功したと判断する。一方、制御部18は、S102において受け付けたIDおよびパスワードの組み合わせが利用者情報17fに含まれない場合に、利用者の認証が失敗したと判断する。
制御部18は、利用者の認証が失敗したとS103において判断すると、図2に示す動作を終了する。
一方、制御部18は、利用者の認証が成功したとS103において判断すると、MFP10の状態を、S102において受け付けたIDに対応する利用者のログイン状態にして(S104)、図2に示す動作を終了する。
なお、制御部18は、以上においてはIDおよびパスワードの組み合わせに基づいてログイン処理を実行するが、IDおよびパスワードの組み合わせ以外の情報に基づいてログイン処理を実行しても良い。例えば、MFP10がIDカードリーダーを備えている場合には、制御部18は、このIDカードリーダーによって読み取られたIDに基づいてログイン処理を実行しても良い。
MFP10の制御部18は、利用者のログイン状態である場合に、コピーの指示が操作部11を介して入力されると、図3に示す動作を実行する。
図3は、コピーを実行する場合のMFP10の動作のフローチャートである。
図3に示すように、制御部18は、スキャナー13に原稿から画像を読み取らせることによって、スキャナー13によって原稿から読み取られた画像を出力予定画像17cとして記憶部17に記憶させる(S131)。
次いで、暗号化手段18cは、暗号化モード設定情報17dに基づいて暗号化モードであるか否かを判断する(S132)。
暗号化手段18cは、暗号化モードであるとS132において判断すると、図4に示す暗号化処理を実行する(S133)。
図4は、図3に示す動作における暗号化処理のフローチャートである。
図4に示すように、暗号化手段18cは、画像の暗号化用情報17bが記憶部17に記憶されているか否かを判断する(S161)。
制御部18は、画像の暗号化用情報17bが記憶されているとS161において判断されると、図5に示す画像基準暗号化処理を実行する(S162)。
図5は、図4に示す暗号化処理における画像基準暗号化処理のフローチャートである。
図5に示すように、基準位置検出手段18bは、記憶部17上の暗号化用情報17bのうち画像の暗号化用情報17bの1つを対象にする(S201)。
次いで、基準位置検出手段18bは、出力予定画像17cにおいて対象の暗号化用情報17bが存在するか否かをパターンマッチによって判断する(S202)。
基準位置検出手段18bは、出力予定画像17cにおいて対象の暗号化用情報17bが存在するとS202において判断すると、出力予定画像17cにおいて対象の暗号化用情報17bが存在する位置を基準位置として検出する(S203)。
次いで、暗号化手段18cは、出力予定画像17cのうちS203において検出された基準位置に応じた箇所を特定のアルゴリズムで暗号化する(S204)。ここで、暗号化手段18cは、暗号化した箇所毎に、ログイン中の利用者のIDも暗号化して埋め込む。
基準位置検出手段18bは、出力予定画像17cにおいて対象の暗号化用情報17bが存在しないとS202において判断するか、S204の処理が終了すると、記憶部17上の暗号化用情報17bのうち画像の暗号化用情報17bの全てを対象にしたか否かを判断する(S205)。
基準位置検出手段18bは、画像の暗号化用情報17bの何れかを未だ対象にしていないとS205において判断すると、記憶部17における画像の暗号化用情報17bのうち未だ対象にしていない暗号化用情報17bについてS201の処理を実行する。
基準位置検出手段18bは、画像の暗号化用情報17bの全てを対象にしたとS205において判断すると、図5に示す画像基準暗号化処理を終了する。
図4に示すように、暗号化手段18cは、画像の暗号化用情報17bが記憶されていないとS161において判断するか、S162の画像基準暗号化処理を終了すると、文字の暗号化用情報17bが記憶部17に記憶されているか否かを判断する(S163)。
制御部18は、文字の暗号化用情報17bが記憶されているとS163において判断されると、図6に示す文字基準暗号化処理を実行する(S164)。
図6は、図4に示す暗号化処理における文字基準暗号化処理のフローチャートである。
図6に示すように、基準位置検出手段18bは、出力予定画像17cから光学文字認識(OCR)によって文字情報を抽出する(S231)。
次いで、基準位置検出手段18bは、記憶部17上の暗号化用情報17bのうち文字の暗号化用情報17bの1つを対象にする(S232)。
次いで、基準位置検出手段18bは、S231において出力予定画像17cから抽出した文字情報のうち対象の暗号化用情報17bに一致する部分が存在するか否かを文字検索によって判断する(S233)。
基準位置検出手段18bは、出力予定画像17cから抽出した文字情報のうち対象の暗号化用情報17bに一致する部分が存在するとS233において判断すると、S231において出力予定画像17cから抽出した文字情報のうち対象の暗号化用情報17bに一致する部分が出力予定画像17cにおいて存在する位置を基準位置として検出する(S234)。
次いで、暗号化手段18cは、出力予定画像17cのうちS234において検出された基準位置に応じた箇所を特定のアルゴリズムで暗号化する(S235)。ここで、暗号化手段18cは、暗号化した箇所毎に、ログイン中の利用者のIDも暗号化して埋め込む。
基準位置検出手段18bは、出力予定画像17cから抽出した文字情報のうち対象の暗号化用情報17bに一致する部分が存在しないとS233において判断するか、S235の処理が終了すると、記憶部17上の暗号化用情報17bのうち文字の暗号化用情報17bの全てを対象にしたか否かを判断する(S236)。
基準位置検出手段18bは、文字の暗号化用情報17bの何れかを未だ対象にしていないとS236において判断すると、記憶部17における文字の暗号化用情報17bのうち未だ対象にしていない暗号化用情報17bについてS232の処理を実行する。
基準位置検出手段18bは、文字の暗号化用情報17bの全てを対象にしたとS236において判断すると、図6に示す文字基準暗号化処理を終了する。
図4に示すように、暗号化手段18cは、文字の暗号化用情報17bが記憶されていないとS163において判断するか、S164の文字基準暗号化処理を終了すると、図4に示す暗号化処理を終了する。
図3に示すように、復号手段18dは、暗号化モードではないとS132において判断されるか、S133の暗号化処理が終了すると、復号モード設定情報17eに基づいて復号モードであるか否かを判断する(S134)。
復号手段18dは、復号モードであるとS134において判断すると、図7に示す復号処理を実行する(S135)。
図7は、図3に示す動作における復号処理のフローチャートである。
図7に示すように、復号手段18dは、出力予定画像17cのうち暗号化されている箇所を検出する(S261)。ここで、復号手段18dは、今回の図3に示す一連の動作において暗号化された箇所は、検出対象から除外する。
復号手段18dは、S261において検出した箇所のうち、ログイン中の利用者に対応する箇所が存在するか否かを判断する(S262)。ここで、復号手段18dは、出力予定画像17cにおいて暗号化されている箇所を順番に特定のアルゴリズムで仮に復号することによって、それぞれの箇所に埋め込まれているIDを取得し、このIDと、ログイン中の利用者のIDとが一致する場合に、ログイン中の利用者に対応する箇所であると判断する。
復号手段18dは、ログイン中の利用者に対応する箇所が存在するとS262において判断すると、S261において検出した箇所のうち、ログイン中の利用者に対応する全ての箇所を特定のアルゴリズムで正式に復号する(S263)。
復号手段18dは、ログイン中の利用者に対応する箇所が存在しないとS262において判断するか、S263の処理を終了すると、図7に示す復号処理を終了する。
図3に示すように、画像出力手段18aは、復号モードではないとS134において判断されるか、S135の復号処理が終了すると、記憶部17に記憶されている出力予定画像17cをプリンター14による印刷によって出力して(S136)、図3に示す動作を終了する。
図8(a)および図8(b)は、それぞれ画像の暗号化用情報17bの一例を示す図である。図9は、図3に示す動作による暗号化前の出力予定画像17cの一例を示す図である。図10は、図3に示す動作による暗号化後の出力予定画像17cの一例を示す図である。
MFP10は、暗号化モードにおいて、例えば、暗号化用情報17bとして、「ABCD」という文字と、「EFGH」という文字と、図8(a)に示す画像と、図8(b)に示す画像とを記憶している場合に、S131において図9に示す出力予定画像17cを記憶すると、出力予定画像17cにおいて暗号化用情報17bが存在する位置に応じた箇所を暗号化して(S133)、図10に示す出力予定画像17cを記録媒体に印刷する(S136)。具体的には、暗号化処理において、基準位置検出手段18bは、図9に示す出力予定画像17cにおいて暗号化用情報17bが存在する位置を基準位置として検出する(S203およびS234)。暗号化手段17cは、検出された基準位置と同一の箇所を暗号化する(S204およびS235)。この暗号化により、図10に示す出力予定画像17cが生成される。
また、MFP10は、復号モードにおいて、S131において図10に示す出力予定画像17cを記憶すると、出力予定画像17cのうち暗号化されている箇所を復号して(S135)、S136において図9に示す出力予定画像17cを記録媒体に印刷する。
以上に説明したように、MFP10は、出力予定画像17cにおいて特定の情報、すなわち、暗号化用情報17bが存在する位置に応じた箇所を自動的に暗号化する(S202〜S204およびS233〜S235)ので、一部を暗号化した画像を出力する場合の利便性を向上することができる。
なお、MFP10は、出力予定画像17cのうち基準位置に応じた箇所を暗号化すれば、出力予定画像17cのうち基準位置と同一の箇所を暗号化しなくても良い。例えば、MFP10は、図11(a)に示すように基準位置21を含んだ特定の形状および大きさの箇所31を暗号化しても良い。例えば、MFP10は、暗号化用情報17bとして「2014年発売予定」および「製品名:」を記憶している場合に、S133において、図9の出力予定画像17cに示される(i)「2014年発売予定」に加えて、「2014年発売予定」の下側に示される画像を暗号化することができ、(ii)「製品名:」に加えて、「abcd」、「efgh」、「ABCD」、および「EFGH」を暗号化することができる。具体的には、暗号化処理において、基準位置検出手段18bは、図9に示す出力予定画像17cにおいて暗号化用情報17bが存在する位置を基準位置として検出する(S234)。暗号化手段17cは、図12に示すように、(i)「2014年発売予定」と、その下側に示された画像が含まれるサイズ(例えば、基準位置を左上端として文字列1行分に画像2つ分を加えたサイズ)の四角形を暗号化し(S235)、(ii)「製品名:」と、その右側に示された文字列が含まれるサイズ(例えば、基準位置を左端として8文字分のサイズ)の四角形を暗号化する(S235)。
MFP10は、S204およびS235において出力予定画像17cのうち基準位置を含む箇所を暗号化する場合、出力予定画像17cに含まれる暗号化用情報17bを自動的に暗号化するので、利用者が秘密にすることを希望する画像、文字などの重要な情報が暗号化用情報17bとして設定されることによって、重要な情報が外部に漏洩する可能性を自動的に低減することができる。
また、図11(b)に示すように基準位置21を起点として特定の方向および距離に位置する特定の形状および大きさの箇所32を暗号化しても良い。例えば、暗号化用情報17bとして「2014年発売予定」および「製品名」を記憶している場合に、S133において、図9の出力予定画像17cに示される(i)「2014年発売予定」の下側に示される画像と、(ii)「製品名」の右側に示される文字列(「abcd」、「efgh」、「ABCD」、および「EFGH」)を暗号化することができる。具体的には、暗号化処理において、基準位置検出手段18bは、図9に示す出力予定画像17cにおいて暗号化用情報17bが存在する位置を基準位置として検出する(S234)。暗号化手段17cは、図13に示すように、(i)「2014年発売予定」の下側に隣接した位置に、「2014年発売予定」の下に示される画像が包含されるサイズの四角形を暗号化し(S235)、(ii)「製品名」の右側に一文字空けた位置に、「製品名:」の右側に示される文字列が包含されるサイズ(例えば、5文字分のサイズ)の四角形を暗号化する(S235)。
MFP10は、S204およびS235において出力予定画像17cのうち基準位置を起点として特定の方向および距離に位置する特定の形状および大きさの箇所を暗号化する場合、特定の情報(例えば、項目名の情報)に対応する情報(例えば、項目名に対応する画像や文字情報)を自動的に暗号化することができる。このため、暗号化の対象となる暗号化用情報17bを一括して設定することが可能になる。
MFP10は、出力予定画像17cのうち基準位置に応じたどのような箇所を暗号化するかを例えば操作部11を介して事前に設定されることが可能である。
また、MFP10は、本実施の形態において暗号化する箇所の形状が四角形であるが、四角形以外の形状であっても良い。例えば、MFP10は、暗号化用情報17bとしての画像の外形通りの箇所を暗号化する場合に、暗号化用情報17bとしての画像の外形が四角形でないとき、暗号化する箇所の形状が四角形以外の形状になる。
MFP10は、本実施の形態において、暗号化した箇所毎に、ログイン中の利用者のIDも暗号化して埋め込むので、1つの出力予定画像17cにおいて別々の利用者に対応した複数の箇所を暗号化することができる。しかしながら、ログイン中の利用者のIDの埋め込み場所は、暗号化された箇所毎でなくても良い。例えば、MFP10は、暗号化を実行した場合のログイン中の利用者のIDを暗号化して出力予定画像17cの例えば右下端などの特定の位置に埋め込んでも良い。また、MFP10は、何れの利用者であっても復号することが可能である構成の場合には、暗号化を実行する場合にログイン中の利用者のIDを出力予定画像17cに埋め込まなくても良い。
以上においては、画像出力手段18aによる画像の出力として、スキャナー13によって原稿から読み取った画像データに基づいたプリンター14による印刷、すなわち、コピーについて説明している。しかしながら、画像出力手段18aによる画像の出力は、コピー以外の出力であっても良い。例えば、画像出力手段18aによる画像の出力は、ファックス通信部15を介してFAX受信したファックスデータに基づいたプリンター14による印刷であっても良いし、ネットワーク通信部16を介して受信した印刷データに基づいたプリンター14による印刷であっても良いし、ファックス通信部15を介したファックスデータのFAX送信であっても良いし、ネットワーク通信部16を介した画像データの送信であっても良い。
また、MFP10は、記憶部17に記憶されている暗号化用情報17bを使用して暗号化を実行するが、PCなどの外部の装置に記憶されている暗号化用情報を、ネットワーク通信部16を介して受信し、この暗号化用情報を使用して暗号化を実行しても良い。
本発明の画像形成装置は、本実施の形態においてMFPであるが、プリンター専用機、コピー専用機、FAX専用機など、MFP以外の画像形成装置であっても良い。
10 MFP(画像形成装置)
17a 画像形成プログラム
17b 暗号化用情報(特定の情報)
17c 出力予定画像
18a 画像出力手段
18b 基準位置検出手段
18c 暗号化手段
21 基準位置
31、32 箇所

Claims (5)

  1. 画像を出力する画像出力手段と、
    前記画像出力手段によって出力される予定の出力予定画像において特定の情報が存在する位置を基準位置として検出する基準位置検出手段と、
    前記出力予定画像のうち前記基準位置検出手段によって検出された前記基準位置に応じた箇所を暗号化する暗号化手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記暗号化手段は、前記出力予定画像のうち前記基準位置を含む前記箇所を暗号化することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記特定の情報は、画像であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記特定の情報は、文字であり、
    前記基準位置検出手段は、前記出力予定画像から光学文字認識によって抽出された文字情報のうち前記特定の情報に一致する部分がこの出力予定画像において存在する位置を前記基準位置として検出することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 画像を出力する画像出力手段を備える画像形成装置によって実行される画像形成プログラムであって、
    前記画像出力手段によって出力される予定の出力予定画像において特定の情報が存在する位置を基準位置として検出する基準位置検出手段、および、
    前記出力予定画像のうち前記基準位置検出手段によって検出された前記基準位置に応じた箇所を暗号化する暗号化手段として前記画像形成装置を機能させることを特徴とする画像形成プログラム。
JP2013128022A 2013-06-18 2013-06-18 画像形成装置および画像形成プログラム Expired - Fee Related JP6306829B2 (ja)

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