JP2015001984A - タッチパネルを有する電子装置 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、操作するのに便利なタッチパネルを備えた電子装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明に係る電子装置は、ベースと、タッチパネルが設置されたディスプレイと、２つの回転部品及び２つのスライド部品を備えた連接部品と、を備える。前記各スライド部品は装着板及び作動部を備え、前記回転部品は前記スライド部品にそれぞれ装着され、前記ディスプレイは前記回転部品に装着され、前記ベースの両側にはレールがそれぞれ設置され、前記スライド部品は前記レールにそれぞれスライド可能に装着され、前記タッチパネルは前記ベースに対して回転し、前記ベースの上方に位置する或いは前記ベースと並行に位置する。【選択図】図１

Description

本発明は、タッチパネルを有する電子装置に関するものである。

従来の技術において、ノート型パソコンのディスプレイ部はベースに対して回転可能であり、ディスプレイ部をベースから離れるように回転させることによって、ベース上のキーボードを操作してデータを入力することができる。近年、このノート型パソコンのディスプレイ部には、タッチパネルが採用されている。しかし、タッチパネルをベースから離れるように回転させた際、タッチパネルはユーザから離れているので操作しにくい。

本発明の目的は、前記問題を解決し、便利に操作できるタッチパネルを備えた電子装置を提供することである。

上記目的を達成するために、本発明に係る電子装置は、ベースと、タッチパネルが設置されたディスプレイと、２つの回転部品及び２つのスライド部品を備えた連接部品と、を備える。前記各スライド部品は装着板及び作動部を備え、前記回転部品は前記スライド部品にそれぞれ装着され、前記ディスプレイは前記回転部品に装着され、前記ベースの両側にはレールがそれぞれ設置され、前記スライド部品は前記レールにそれぞれスライド可能に装着され、前記タッチパネルは前記ベースに対して回転し、前記ベースの上方に位置する或いは前記ベースと並行に位置する。

本発明に係る電子装置のタッチパネルは、ベースにスライド可能に装着されるスライド部品に回転可能に装着されるので、ベースに対してスライドでき、またベースに並行に位置することもできるので、操作に便利である。

本発明の実施形態に係る電子装置の分解斜視図である。 図１に示す電子装置のベースの一部の拡大図である。 図１に示す電子装置の連接部品の分解斜視図である。 図３に示す連接部品の別の視角からの分解斜視図である。 図４に示す電子装置の組立斜視図であって、第一位置に位置するディスプレイがベースに対して垂直に位置する状態を示す図である。 図４に示す電子装置の連接部品の組立斜視図である。 図４に示す電子装置の組立斜視図であって、第一位置に位置するディスプレイがベースに対して並行に位置する状態を示す図である。 図４に示す電子装置の組立斜視図であって、第二位置に位置するディスプレイがベースに対して並行に位置する状態を示す図である。 図８に示す電子装置のＩＸ部分の拡大図である。

図１及び図２に示したように、本発明の実施形態に係る電子装置は、ベース１０と、ディスプレイ２０と、二つの連接部品１００と、を備える。

ベース１０は、下カバー１１及び上カバー１３を備え、回路基板、ハードディスクなどの電子部品(図示せず)を収容する。下カバー１１の左右両側には、収容スロット１１３がそれぞれ設けられており、下カバー１１の前後両側には、延伸壁１１５がそれぞれ設置されている。

ディスプレイ２０は、バックカバー２１と、タッチパネル２３と、フレーム２５と、を備える。タッチパネル２３は、バックカバー２１とフレーム２５との間に装着される。バックカバー２１の両端には、貫通孔２１３がそれぞれ設けられており、フレーム２５の底部には、二つの収容溝２５１が設けられている。

図３及び図４を参照すると、各連接部品１００は、スライド部品３０と、回転部品５０と、レールアセンブリ６０と、を備える。

スライド部品３０は、装着板３１及び装着板３１の一側の下部に設置された作動部３３を備える。装着板３１の上部には装着板３１の両側を貫通した装着孔３１１が設けられている。作動部３３は、装着板３１から垂直に延伸する連接板３３１及び連接板３３１の末端から上方へ垂直に延伸する当止板３３３を備える。当止板３３３と装着板３１との間には、装着スロット３５が設けられている。

回転部品５０は、円柱状の主体部５１と、主体部５１の軸方向一端から延出する軸部５３と、主体部５１の一側から主体部５１の軸方向と垂直な方向（径方向）に向けて突出し且つ主体部５１の軸方向に沿って延在する定位部５５と、を備える。

レールアセンブリ６０は、レール６１と、第一定位部品６２と、第一弾性部品６３と、第二定位部品６５と、第二弾性部品６６と、を備える。本実施形態において、第一弾性部品６３及び第二弾性部品６６はスプリングである。

レール６１は、底壁６１１と、上壁６１２と、底壁６１１及び上壁６１２の第一側に垂直に連接された側壁６１３と、上壁６１２の第二側から底壁６１１に向かって垂直に延伸するブロック壁６１５と、を備える。側壁６１３の長手方向両端には、第一定位孔６１３１及び第二定位孔６１３２がそれぞれ設けられている。ブロック壁６１５と底壁６１１との間には、開口６１６が設けられており、ブロック壁６１５と側壁６１３との間には開口６１６、第一定位孔６１３１、第二定位孔６１３２と連通するスライドスロット６１７が設けられている。

第一定位部品６２は、第一頭部６２１及び第一頭部６２１の一側から垂直に延出する第一ピン６２３を備える。

第二定位部品６５は、第二頭部６５１及び第二頭部６５１の一側から垂直に延出する第二ピン６５３を備える。

図５及び図６を参照すると、電子装置を組み立てる際、スライド部品３０をレール６１の一端からレール６１にそれぞれスライド可能に装着する。具体的には、連接板３３１をスライド可能に開口６１６にそれぞれ収容させ、当止板３３３をスライド可能にスライドスロット６１７にそれぞれ収容させる。この際、ブロック壁６１５は、装着スロット３５内にそれぞれスライド可能に収容される。次に、各第一ピン６２３を第一弾性部品６３及び第一定位孔６１３１の順に貫通させ、対応するスライドスロット６１７内に挿入する。この際、第一弾性部品６３の一端は第一頭部６２１に固定され、その他端は対応する側壁６１３に固定される。次に、第二ピン６５３を第二弾性部品６６及び第二定位孔６１３２の順に貫通させ、対応するスライドスロット６１７内に挿入する。この際、第二弾性部品６６の一端は第二頭部６５１に固定され、その他端は対応する側壁６１３に固定される。

次に、開口６１６がベース１０の外側を向くように、レール６１をベース１０の収容スロット１１３にそれぞれ装着する。レール６１の両端は、延伸壁１１５にそれぞれブロックされる。次に、回転部品５０の主体部５１をディスプレイ２０のバックカバー２１内に収容し、軸部５３を貫通孔２１３にそれぞれ貫通させた後、対応する装着孔３１１内にそれぞれ回転可能に挿入する。その後、タッチパネル２３及びフレーム２５をバックカバー２１に固定する。この際、定位部５５は収容溝２５１にそれぞれ挿通される。これにより、ディスプレイ２０を回転可能且つスライド可能にベース１０に装着できる。この際、スライド部品３０は、第一位置にそれぞれ位置し、作動部３３は、第一ピン６２３と隣接する延伸壁１１５との間にそれぞれ収容されるため、ディスプレイ２０は第二ピン６５３に向かってスライドできない。ディスプレイ２０は、回転部品５０を介してベース１０に対して０度〜１８０度の間で回転することができる。

図７〜図９を参照すると、タッチパネル２３を操作してデータを入力する場合、ディスプレイ２０をベース１０に対して並行に且つベース１０の上方に位置するようにディスプレイ２０を１８０度回転させる。次いで、若干大きな力によって各スライド部品３０をレール６１に沿って第二ピン６５３に向けてそれぞれスライドさせると、作動部３３は、対応する第一ピン６２３を押して摺動させ、第一ピン６２３を対応する第一定位孔６１３１内に挿入させる（即ち、第一ピン６２３をスライドスロット６１７から退出させる）。各スライド部品３０を引き続きスライドさせると、ディスプレイ２０はさらに第二ピン６５３に向かって移動する。この際、作動部３３は第二ピン６５３を押して摺動させ、第二ピン６５３を第二定位孔６１３２に挿入させる（即ち、第二ピン６５３をスライドスロット６１７から退出させる）。スライド部品３０が第二ピン６５３をそれぞれ乗り越えると、第二ピン６５３は、対応する第二定位孔６１３２から突出し、対応する作動部３３をそれぞれブロックする。即ち、作動部３３は、第二ピン６５３と隣接する延伸壁１１５との間にそれぞれ挟まれ、第二位置に位置するので、第一ピン６２３に向かってスライドできない。

他の実施形態において、レール６１は省略できる。この際、ベース１０の左右両側に開口６１６及び対応するスライドスロット６１７を備えたＬ字状を呈するスライド溝を設ける。

１０ ベース
１００ 連接部品
１１ 下カバー
１１３ 収容スロット
１１５ 延伸壁
１３ 上カバー
２０ ディスプレイ
２１ バックカバー
２１３ 貫通孔
２３ タッチパネル
２５ フレーム
２５１ 収容溝
３０ スライド部品
３１ 装着板
３１１ 装着孔
３３ 作動部
３３１ 連接板
３３３ 当止板
３５ 装着スロット
５０ 回転部品
５１ 主体部
５３ 軸部
５５ 定位部
６０ レールアセンブリ
６１ レール
６１１ 底壁
６１２ 上壁
６１３ 側壁
６１３１ 第一定位孔
６１３２ 第二定位孔
６１５ ブロック壁
６１６ 開口
６１７ スライドスロット
６２ 第一定位部品
６２１ 第一頭部
６２３ 第一ピン
６３ 第一弾性部品
６５ 第二定位部品
６５１ 第二頭部
６５３ 第二ピン
６６ 第二弾性部品

Claims (8)

1. ベースと、
   タッチパネルが設置されたディスプレイと、
   ２つの回転部品及び２つのスライド部品を備える連接部品と、
   を備えてなる電子装置であって、
   前記各スライド部品は装着板及び作動部を備え、前記回転部品は前記スライド部品にそれぞれ装着され、前記ディスプレイは前記回転部品に装着され、前記ベースの両側にはレールがそれぞれ設置され、前記スライド部品は前記レールにそれぞれスライド可能に装着され、前記タッチパネルは前記ベースに対して回転し、前記ベースの上方に位置する或いは前記ベースと並行に位置することができることを特徴とする電子装置。
2. 前記ベースの両側には収容スロットがそれぞれ設けられ、前記レールは前記収容スロットにそれぞれ収容され、各前記レールにはスライドスロット及び前記スライドスロットに連通する開口が設けられ、前記各スライド部品の作動部は、前記開口にスライド可能に収容される連接板と、対応するスライドスロットにスライド可能に収容され且つ前記連接板に垂直な当止板と、を備えることを特徴とする請求項１に記載の電子装置。
3. 前記各レールは、底壁と、上壁と、前記底壁及び前記上壁の第一側に垂直に連接された側壁と、前記上壁の第二側から前記底壁に向かって延伸するブロック壁と、を備え、前記スライドスロットは、前記側壁と前記ブロック壁との間に設けられ、前記開口は、前記ブロック壁と前記底壁との間に設けられ、前記各ブロック壁は、対応するスライド部品の装着板と、対応する当止板と、の間にスライド可能に収容されることを特徴とする請求項２に記載の電子装置。
4. 前記各側壁の一端には、対応するスライドスロット内に突出する又は対応するスライドスロットから退出することができる第一定位部品が装着されており、前記第一定位部品は、前記ディスプレイを前記ベースに対して第一位置に定位することを特徴とする請求項３に記載の電子装置。
5. 前記各側壁の他端には、対応するスライドスロット内に突出する又は対応するスライドスロットから退出することができる第二定位部品が装着されており、前記第二定位部品は、前記ディスプレイを前記ベースに対して第二位置に定位することを特徴とする請求項４に記載の電子装置。
6. 更に２つの第一弾性部品及び２つの第二弾性部品を備え、前記第一弾性部品の一端は前記第一定位部品にそれぞれ固定され、前記第一弾性部品の他端は前記側壁にそれぞれ固定され、前記第二弾性部品の一端は前記第二定位部品にそれぞれ固定され、前記第二弾性部品の他端は前記側壁にそれぞれ固定されることを特徴とする請求項５に記載の電子装置。
7. 前記ベースには対向する２つの延伸壁が設置され、前記各レールは前記延伸壁の間に挟まれ、前記スライド部品は前記第一位置と前記第二位置との間でスライド可能であり、前記スライド部品が前記第一位置に位置する時、前記スライド部品は前記第一定位部品と隣接する延伸壁との間にそれぞれ挟まれ、前記スライド部品が前記第二位置に位置する時、前記スライド部品は前記第二定位部品と隣接する延伸壁との間にそれぞれ挟まれることを特徴とする請求項５又は６に記載の電子装置。
8. 各前記側壁の両端には、対応するスライドスロットと連通する第一定位孔及び第二定位孔がそれぞれ設けられ、前記第一定位部品は前記第一定位孔をそれぞれ貫通し、対応するスライドスロット内にそれぞれ突出し、前記第二定位部品は、前記第二定位孔をそれぞれ貫通し、対応するスライドスロット内にそれぞれ突出することを特徴とする請求項７に記載の電子装置。

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