JP2014535087A - マルチコラム・ノートブック・インタラクション - Google Patents

マルチコラム・ノートブック・インタラクション Download PDF

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    • G06F3/0483Interaction with page-structured environments, e.g. book metaphor

Abstract

ノート作成アプリケーションは、マルチコラム階層ナビゲーション表示を用いてノートブックを表示する。各コラムは、1以上のノートブックを通してのナビゲーションを行うように作動させられるナビゲーション・エレメントを有する。ユーザーは、ナビゲーション・コラムをより多く又はより少なく表示させるように、表示を制御できる。

Description

[0001] 現在、多くの異なる種類のナレッジ・ベースが使用されている。1つのタイプのナレッジ・ベースはノートブック・システムであり、これはノート作成アプリケーションをサポートする。そのようなシステムでは、複数の異なるノートブックがあることは希なことではなく、それぞれのノートブックは、一般に、階層様式で構成される。それぞれのノートブックは、複数の異なるセクションまたはチャプターを有することができ、それぞれのセクションは複数の異なるページを有することができる。それぞれのページは、そのページ上に位置する又はそのページに埋め込まれた複数の異なるドキュメントを有することができる。
[0002] 例えば、1つのノートブック・システムにおいて、ノートブックは、学校における1つの科目に対応するように作ることができる。ノートブックは、様々なセクションと関連する様々なタブを有することができ、それらのセクションは、例えば、その科目のチャプター・ノートに関しての専用のセクション、その科目のラボに関しての専用のセクション、その科目に関してスケジュールされる又はスケジュールされている研究グループ・ミーティングに関しての専用のセクション、その科目を一般的に記述するホーム・セクションまたはホーム・ページなどを含むことができる。
[0003] それぞれのセクションは複数の異なるページを含むことができ、それぞれのページは1以上のドキュメントを含むことができる。ここでの検討では、ドキュメントという用語は、コンテンツのコレクションを意味する。例えば、ドキュメントは、ワード・プロセッシング・ドキュメントや、そのドキュメント内のページであり得、また、ドキュメントは、スプレッドシートや、更には、そのスプレッドシート内のページであり得、また、ビデオ・ファイルやオーディオ・ファイルや、スライド・プレゼンテーションや、そのプレゼンテーションにおける個々のスライドや、描画ドキュメント内の一組の図画や、個々の図画や、自由形式テキスト入力を用いてページへ入れられたノートや、他の任意の同様の形のコンテンツ・コレクションであり得る。
[0004] そのようなシステムでは、情報を使用し易いようにレイアウトするのが難しい。現在の多くのレイアウトはかなり扱いにくく、1以上のノートブックを通してナビゲーションすることは難しい。
[0005] 上記の論考は、単に、一般的な背景についの情報を述べたものであり、特許請求の範囲に記載の主題事項の範囲を決定する際の支援として使用することを意図していない。
[0006] ノート作成アプリケーションは、マルチコラム階層ナビゲーション表示を用いてノートブックを表示する。各コラムは、1以上のノートブックを通してのナビゲーションを行うように作動させられるナビゲーション・エレメントを有する。ユーザーは、ナビゲーション・コラムをより多く又はより少ないく表示させるように、表示を制御できる。
[0007] この概要は、以下の詳細な説明で更に説明する概念のうちの選択したものを、簡素化した形で紹介するものである。この概要は、特許請求の範囲に記載の主題事項の鍵となる特徴や本質的な特徴を特定することを意図しておらず、また、特許請求の範囲に記載の主題事項の範囲を決定する際の支援として用いることを意図していない。特許請求の範囲に記載の主題事項は、上記の背景において記載した何れか又は全ての欠点を解決する実装には限定されない。
図1は、ノート作成アプリケーションを含むナレッジ・ベース・システムの1つの例示的な実施形態のブロック図である。 図1Aおよび図1Bは、図1に示すシステムの動作の1つの実施形態を示すフロー図である。 図1Aおよび図1Bは、図1に示すシステムの動作の1つの実施形態を示すフロー図である。 図2は、複数の異なるビューの中でのナビゲーションを示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図3ないし図22は、生成できるユーザー・インターフェース表示の例を示す。 図22Aおよび図22Bは、新たなコンテンツの生成を示すフロー図である。 図22Aおよび図22Bは、新たなコンテンツの生成を示すフロー図である。 図23および図24は、例示的なユーザー・インターフェース表示である。 図23および図24は、例示的なユーザー・インターフェース表示である。 図25は、クラウド・コンピューティング環境の1つの実施形態を示す。 図26ないし図28Aは、モバイル・デバイスの実施形態を示す。 図26ないし図28Aは、モバイル・デバイスの実施形態を示す。 図26ないし図28Aは、モバイル・デバイスの実施形態を示す。 図26ないし図28Aは、モバイル・デバイスの実施形態を示す。 図29は、例示的なコンピューティング環境の1つの実施形態を示す。
[0017] 図1は、コラボレーション・システム100のブロック図である。コラボレーション・システム100は、複数のユーザー108、110、112とネットワーク104を介して又は直接的に接続されるナレッジ・ベース・システム102を示し、複数のユーザー108、110、112は、ユーザー・デバイス148、152、154を介して、ナレッジ・ベース・システム102内のドキュメントのコレクションを生成するか、またはそれらのドキュメントのコレクションとコラボレーションする。また、図1は、ユーザー108〜110が、互いに、また、通信コンポーネント114を介してナレッジ・ベース・システム102と、接続できることを示す。
[0018] 図1に示す実施形態では、ナレッジ・ベース・システム102は、例示的には、ノート作成アプリケーション(note taking application)116をサポートし、ノート作成アプリケーション116自体は、複数のノートブック118〜120をサポートする。それぞれのノートブックは、例示的には、階層的に配されたコンテンツを含む。図1に示す実施形態では、例えば、ノートブック118は、複数のセクション122、124を含む。それぞれのセクションは、例示的には、複数のページ126、128を有し、それぞれのページは、例示的には、1以上のドキュメント130、132を含む。また、例として、ノートブック120は、例示的には、セクション134、136を含み、それぞれのセクションは1以上のページ138、140を含み、それぞれのページは1以上のドキュメント142、144を含む。ここでの議論に関しては、上記のように、ドキュメントという用語は、ページへ入力されるテキストのみではなく、ワード・プロセッシング・ドキュメント・ファイルや他のコンテンツのコレクションも含む。例えば、ドキュメントという用語は、ビデオ・クリップ、オーディオ・クリップ、ノートブック内の個々のページ、スライドショー・プレゼンテーション、スプレッドシート、描画プログラムにおいて描かれたもの、および他のコンテンツのコレクションを含む。
[0019] また、ナレッジ・ベース・システム102は、例示的には、プロセッサー146を含み、このプロセッサー146は、タイミング回路およびメモリー(示さず)を有するコンピューター・プロセッサーとすることができる。プロセッサー146は、システム100の他のコンポーネントの機能を促進させるために、それらと動作可能に結合され、また、それらにより作動させられる。また、ナレッジ・ベース・システム102は、例示的には、データ・ストア150と、ユーザー・インターフェース・コンポーネント156とを含む。データ・ストア150は、ノートブック・システム116またはその一部を格納するために使用でき、ユーザー・インターフェース・コンポーネント156は、ユーザー108〜112のためのユーザー・インターフェース表示を、ナレッジ・ベース・システム102およびノート作成アプリケーション116を動作させるためのユーザー入力を受け取るユーザー入力機構と共に、生成するために使用される。これらのコンポーネントの何れかまたは全ては、分離させて示しているが、ノート作成アプリケーション116の一部とすることができる。
[0020] 以下で、システム102の動作を詳細に説明する。しかし、手短に説明すると、複数のユーザー108〜112は、システム102を介して、ノートブック118および120のうちの1つへアクセスすることができる。ユーザー108〜112は、例示的には、ノート作成アプリケーション116において様々なノートブックのページまたはドキュメントを編集することにより、ノートブックにおいての編集またはコラボレーションを行うことができる。
[0021] 1つの実施形態では、ユーザー108〜112のそれぞれは、例示的には、別個にされたノート作成アプリケーション116に対して、それらのデバイスと対話することにより、動作を行うことができる。図1に示すデバイス148、152、154は、ラップトップ・コンピューター、パーソナル・デジタル・アシスタント、モバイル・フォン、タブレット・コンピューター、パーソナル・コンピューター、eリーダー・デバイス、マルチタッチ入出力パネルなどを含む様々な種類のコンピューティング・デバイスのうちの任意のものとすることができるが、これらには限定されない。ユーザー108〜112が、ノート作成アプリケーション116と対話するために、コンピューティング・デバイス148、152、154のうちの1つのものを用いるとき、この対話の一部は、例示的には、「クラウド・ベース」のサーバーに対してのアプリケーション・コンテンツの格納および取り出しを含む。これが、ユーザーが開始したコマンドに従ってデバイス148、152、154の何れか又は全てによりリモートからアクセスされるネットワーク・サーバーにコンテンツが格納されている、ということを意味することを当業者であれば理解するであろう。
[0022] 1つの実施形態では、ノート作成アプリケーション116は、デバイス148、152、154から少なくとも部分的に実行されるアプリケーション・コンポーネントを含む。しかし、アプリケーションはまた、ネットワーク上の場所、例えば、クラウド内から、部分的に、または主に、または完全に動作させることができる。この場合、デバイス148、152、154は、ノート作成アプリケーション116との対話を容易にするネットワーク・ブラウザー・アプリケーションなどのような分離したアプリケーション含むことができる。ノート作成アプリケーション116のリモートまたはクライアント・ベースの分散した機能またはコンポーネントの何れの組み合わせも、ここでの範囲内にあると考えるべきである。
[0023] ノート作成アプリケーションの機能の特定の分散配置にかかわらず、1つの実施形態では、ノートブック118〜120のコンテンツ・データのコレクションがデータ・ストア150内に格納されることは一貫している。ノート作成アプリケーション116は、例示的には、自由形式の情報収集およびマルチユーザー・コラボレーションのプラットフォームであり、ユーザー108〜112が、ノート、図画、スクリーン・クリッピング、オーディオ、ビデオ、およびコンテンツまたはドキュメントの他の任意のものをノートブック118〜120の一部として格納することを可能にする。コンテンツへのアクセスは、特定の優先順位やシステム設定に基づいて、ユーザーの中で分かつことができる。ユーザー108〜112のうちの1以上のユーザーがノートブック118〜120の全てまたは一部を、ユーザー108〜112のうちの他のユーザーと共有したい場合、それを容易にするための機能がノート作成アプリケーション116に含まれる。
[0024] 1つの実施形態では、ノート作成アプリケーション116は、少なくとも、ユーザーがコンテンツをノートブック118〜120の一部として格納するためにアプリケーション・ユーザー・インターフェースへ提出できるようにする方法および提出できる場所に関して、より自由形式であるという点で、従来のワード・プロセッサーとは異なる。更に、1つの実施形態では、ノート作成アプリケーション116のユーザーは、一般に、セーブの命令またはコマンドの発行を要求されない。なぜなら、ノート作成アプリケーション116は、データが入力されると、それをノートブックの一部として自動的にセーブするからである。更に、1つの実施形態では、ノート作成アプリケーション116へ入力された情報は、図1に示すように、1以上のノートブック118〜120の電子版へと編成可能である。
[0025] ここまで説明したように、ノート作成アプリケーション116は、コンテンツ・コレクションが共有され得るマルチユーザー環境をサポートする。1つの実施形態では、アプリケーションは、オフラインでの編集および後の同期を可能とする。別の実施形態では、アプリケーションは、一人より多くの人が同時に「同じページ」に対して作業できるという点で、コラボレーションを可能とする。これらは、例示的なノート作成アプリケーション116の例示的な特徴である。本発明の範囲は、ここで説明した特徴の組み合わせおよび構成そのものを含むシステムには限定されない。他の構成および特徴も範囲内にあると考えるべきである。例えば、図1に示すアーキテクチャーは1つのデータ・ストア150のみを示すが、当業者であれば、実際には、非常に複雑な構成では多くのデータベースが分散配置され得ることを理解するであろう。
[0026] 図1Aおよび図1Bは、図1に示すシステム100の動作の幾つかの態様を例示するフロー図の1つの実施形態を示す。1つの実施形態では、ユーザー108〜112のうちの1つ(例えば、ユーザー108)が、ユーザー入力デバイス148を介してユーザー入力を提供して、ナレッジ・ベース、より特定的にはノート作成アプリケーション116、に対して、選択したノートブック(例えば、ノートブック118)開くことを要求する。これは、図2のブロック200で示されている。1つの実施形態では、ユーザーは、単に、ブラウザーまたは別のユーザー・インターフェースを開き、適切な入力を提供してプロセッサー146にノート作成アプリケーション116を作動させるようにし、次に、ユーザーは、ノート作成アプリケーション116を動作させてノートブック118を開く。
[0027] ノートブック118が開かれると、ノート作成アプリケーション116は、データ・ストア150へアクセスして、選択されたノートブック(ノートブック118)においてユーザー108により最後にアクセスされたコンテンツを識別する。これは、図1Aのブロック202で示されている。
[0028] 次に、ノート作成アプリケーション116は、望まれるビューでノートブック118を開き、ユーザー108により最後にアクセスされたコンテンツを示す。例えば、ユーザー108が、ノートブック118へ最後にアクセスしたときに、ノートブック118の特定のセクション内の特定のページにいた場合、ノート作成アプリケーション116は、それと同じページへ向けて、望まれるビューで、ノートブック118を開く。これは、図1Aのブロック204で示されている。
[0029] 1つの実施形態では、ノート作成アプリケーション116がノートブック118をユーザー108に対して表示できる多種の異なるビューがある。図1Aは、ビューが、フル・ナビゲーション・ビュー206と、中間的ナビゲーション・ビュー208と、ミニ・ナビゲーション・ビュー210と、フル・コンテンツ・ビュー212とを含むことを示す。これらのビューは図2にも示されている。また、図2は、ユーザーが、タッチ・ジェスチャー(接触感知型スクリーンで)、またはマウスや他のポインティング・デバイスを用いてのポイント・アンド・クリック・コマンドを用いるなどのような従来の入力を用いることにより、それらのビューの間で移動できることを示す。様々なビューの間での移動を説明する前に、ビューの幾つかの例を最初に説明する。
[0030] 図3は、ノートブック118に対してのフル・ナビゲーション・ビュー206を示すユーザー・インターフェース表示の1つの実施形態を示す。図3に示す実施形態では、ノートブック118は、「Chemistry101」(化学101)というタイトルがつけられている。フル・ナビゲーション・ビュー206は2つの部分を含む。第1の部分はナビゲーション表示部分220であり、第2の部分はコンテンツ表示部分222である。
[0031] ナビゲーション表示部分220は複数のコラムを含む。コラムは、ノートブック・コラム224と、セクション・コラム226と、ページ・コラム228とを含む。ノートブック・コラム224は、作動可能なノートブック・ナビゲーション・エレメント225のリストを示す。それぞれのノートブック・ナビゲーション・エレメント225は、アプリケーション116におけるノートブック118〜120に対応する。セクション・コラム226は、セクション・ナビゲーション・エレメント227のリストを表示し、それぞれのノートブック・ナビゲーション・エレメントは、コラム224において選択されたノートブックに対するセクションに対応する。また、セクション・コラム226は、セクション・グループ(これらは、内部にサブセクションを含むセクションである)を含むことができる。ページ・コラム228はページ・ナビゲーション・エレメント229のリストを示し、それぞれのノートブック・ナビゲーション・エレメントは、セクション・コラム226において選択されたページに対応する。ページ228は、複数レベルのサブページを含むこともできる。ユーザーはコラム224においてChemistry101ノートブックを選択しているので、セクション・コラム226内のセクション・ナビゲーション・エレメント227に対応するセクションは、Chemistry101ノートブックのセクションである。また、ユーザーがコラム226から「House」(ハウス)セクションを選択していることが、理解できる。従って、ページ・コラム228におけるページ・ナビゲーション・エレメント229に対応するページは、「Chemistry101」ノートブックの「House」セクションにおけるページである。
[0032] 従って、コラム224、226、228のナビゲーション・エレメントが階層的であることが、理解できる。コラム226に表示されるナビゲーション・エレメントは、コラム224において選択されるナビゲーション・エレメントに応じたものとなる。同様に、コラム228に表示されるナビゲーション・エレメントは、コラム224において選択されたナビゲーション・エレメントに応じたものとなり、コンテンツ部分22は、コラム228において選択されたナビゲーション・エレメントに応じたものとなる。
[0033] 上記で簡単に述べたように、ノート作成アプリケーション116がユーザーに対してChemistry101ノートブックを開くとき、ノート作成アプリケーション116は、ユーザーが最後にアクセスしたコンテンツを表示するように、そのノートブックを開く。従って、ノート作成アプリケーション116は、Chemistry101ノートブックの「House」セクションを開いており、また、「House」セクションの「Elements and Compounds」(元素および化合物)ページを開いている。コンテンツ表示部分222が、「Chemistry101」ノートブックの「House」セクションの「Elements and Compounds」ページを表示しているのは、このノートブックにおけるユーザー108が最後にアクセスしたコンテンツのページだからである。
[0034] また、フル・ナビゲーション・ビュー206では、ヘッダー部分230がセクション・コラムおよびページ・コラムの上に表示されていることが、理解できる。1つの実施形態では、ヘッダー部分230は、開かれているノートブックと、そのノートブックの開かれているセクションとを示す。ユーザーがページ・コラム228においてページを選択すると、オプションとして、ヘッダー230は、ユーザーにより選択された特定のページを示すこともできる。
[0035] 1つの実施形態では、コラム226のそれぞれのセクション・ナビゲーション・エレメントは、対応するタブ400または402を有する。タブはそれぞれに異なる色とされる。従って、ユーザーがコラム226内の様々なセクション間での切り換えを行うと、ヘッダー部分230のヘッダー・ボックスの色が、ユーザーにより選択されたセクションに対応するタブの色と一致するように変更される。即ち、ヘッダー230は動的である。当然ではあるが、他のタイプのヘッダー表示を用いることも可能である。
[0036] また、フル・ナビゲーション・ビュー206は、例示的には、ナビゲーション・ユーザー入力エレメント232を含む。図3に示す実施形態では、エレメント232はシェブロンであり、その上でユーザーがポイント・アンド・クリック・デバイスを用いてクリックすると、またはユーザーが接触感知型スクリーン上でジェスチャーを用いてタップすると、またはキーボードを用いて作動させると、音声コマンドまたは他の方法により、ノート作成アプリケーション116に、図2に示すビュー208、210、212へと移動させるようにできる。当然ではあるが、例えば、キーボードの特定のキーを用いるなどのような、ユーザー入力機能を実施するための他の方法もある。個々のコラム224、226、228およびコンテンツ表示部分222の更なる特徴を説明する前に、他のビュー208、210、212について簡単に説明する。
[0037] 図4は、中間的ナビゲーション・ビュー208を示すユーザー・インターフェース表示である。表示208に示されている多数のアイテムは、図3の表示206に示されているものと類似であり、同様に番号を付している。しかし、中間的ナビゲーション・ビュー208がノートブック・コラム224を示さないことが、理解できる。中間的ナビゲーション・ビュー208は、セクション・コラム226と、ページ・コラム228と、コンテンツ部分222の大きくされたビューとのみを示す。1つの実施形態では、ノートブック118が中間的ナビゲーション・ビュー208で表示されているとき、部分222のコンテンツは、ユーザーにより編集可能である。別の実施形態では、部分222のコンテンツを編集できないようにすることができ、これは、説明したように、設定可能である。
[0038] 図5は、生成されたユーザー表示を示すものであり、ミニ・ナビゲーション・ビュー210を例示している。ここでも、ビュー210の幾つかのアイテムは、ビュー206および208に示すアイテムと類似であり、同様に番号を付している。しかし、ミニ・ナビゲーション・ビュー210では、コンテンツ部分222と、それに伴ってのページ・コラム228とのみが表示されることが、理解できる。ミニ・ナビゲーション・ビュー210は、ユーザーが、コンテンツ部分222のコンテンツの取り込みや読み出しを容易に行うことを可能とし、更に、現在表示されているセクション内の別のページへ迅速かつ効率的に移動することを可能にする。また、コンテンツ・ページの右側にあるアイテムは、ナビゲーションUIの多くが表示されていたときの他のビューでは最初には見えなかったが、コンテンツ部分222が表示の左側へシフトされているので、コンテンツ・ページの右側にあるアイテムを見ることができることが、理解できる。ページ・コラム228は縦方向にパンすることができ、それにより、ユーザーは、容易に、セクション内の様々なページを通してスクロールすることや、コンテンツ部分222内の別のページを見るために選択することができる。ユーザーが別のページを選択すると、そのページのコンテンツがコンテンツ部分222に表示される。
[0039] また、表示210が2つのナビゲーション・エレメント250および252を含むことが、理解できる。ナビゲーション・エレメント252は、図4に示す中間的ナビゲーション・ビュー208へ、また、フル・ナビゲーション・ビュー206へ、戻るように移動するために使用することができる。ナビゲーション・エレメント250は、図6に示すフル・ページ・ビュー212へユーザーが移動することを可能にする。
[0040] 図6は、生成されるユーザー・インターフェース表示を示すものであり、フル・ページ・ビュー212を例示する。フル・ページ・ビュー212では、ユーザーにより、コンテンツ部分222のコンテンツが全て編集可能である。ビュー212は、ナビゲーション・エレメント252を備え、ナビゲーション・エレメント252は、ユーザーが、ミニ・ナビゲーション・ビュー210、中間的ナビゲーション・ビュー208、およびフル・ナビゲーション・ビュー206へ戻るように移動することを可能にする。
[0041] 再び図1Aを参照する。ノートブック118が開かれて、望まれたビューが表示されると、ユーザーは、別のビューへ移動することができる。ビューを変更するためのユーザー・ナビゲーション入力を受け取ることは、図1Aのブロック260で示されている。
[0042] ユーザーは、マウスなどのようなポイント・アンド・クリック・デバイスを用いて、ビューをシフトさせることができる。その場合、ユーザーは、ビューを変更するために、単に、ナビゲーション・エレメント232、250、252を指してその上でクリックする。これは、図2のブロック268、270、272で示されている。当然ではあるが、ユーザーは、反対方向へも移動することができる。
[0043] 更に、ユーザーは、タッチ・ジェスチャーを用いてビューの間での移動を行うことができる。ユーザーが図3に示すフル・ナビゲーション・ビュー206にいると想定し、かつ、表示デバイスが接触感知型スクリーンであると想定した場合、ユーザーは、タッチ・ジェスチャー262を用いて別のビューへ移動することができる。例として、図2において、ユーザーは、エレメント232、250、または252の上でタップを行うことにより、1つのビューだけ移動することができる。図2において、ユーザーは、複数回タップを行って、1より多くのビューを移動することができる。例えば、ユーザーがビュー206におり、2回タップした場合、ビューをビュー210へ変更することができる。
[0044] ユーザーは、別のジェスチャーを用いて移動することもできる。例えば、フル・ナビゲーション・ビュー206を触って左へのスワイプを行うと、それにより、アプリケーション116は、ユーザー・インターフェース・コンポーネント156を用い、ビューを、フル・ナビゲーション・ビュー206から中間的ナビゲーション・ビュー208へと変更する。当然ではあるが、ユーザーが、より大きい又はより速いタッチ・ジェスチャーを行った場合、それにより、ユーザー・インターフェース・コンポーネント156に、フル・ナビゲーション・ビュー206から中間的ナビゲーション・ビュー208へ、また更には、フル・ページ・ビュー212へと、シフトさせるようにする。このようにしてビューの間でシフトを行うことは、図2の矢印264、266、274で示されている。ビューの間での移動のためにタッチ・ジェスチャーを用いることは図1Aのブロック262で示され、ポイント・アンド・クリック・デバイス(マウスなど)を用いることはブロック278で示され、他のタイプのジェスチャーやユーザー入力機構を用いることは図1Aのブロック280で示されている。
[0045] ノート作成アプリケーション116がユーザー・ナビゲーション入力を受け取ると、ノート作成アプリケーション116は、そのユーザーのナビゲーション入力に基づいて、望まれるビューへの移動を行い、ユーザー・インターフェース・コンポーネント156は、望まれたビューをユーザに対して表示する。これは、図1Aのブロック282で示されている。
[0046] 従って、ノートブック118が表示されて、様々なコンテンツの組の間での移動のために右へ又は左へのジェスチャーが行われることが、理解できる。1つの実施形態では、表示は左から右へと階層的にされている。即ち、表示の左側のコンテンツは、本質的に、より総体的なものであり、右側のコンテンツは、本質的に、より詳細なものである。従って、ユーザーが表示を右から左へと移動させると、それにより、表示の右側に、より詳細な情報が表示される。他方、ユーザーが表示を左から右へ移動させると、それにより、表示の左側に、より総体的なコンテンツが現れる。更には、より詳細なコンテンツは、より総体的なコンテンツと関連付けされている。例えば、表示206のコンテンツ部分222の詳細なコンテンツは、ページ・コラム208の選択されたページに対して特定的なコンテンツである。選択されたページは、セクション・コラム226において選ばれたセクションに対して特定的なものであり、選択されたセクションは、コラム224において選択されたノートブックに対して特定的なものである。即ち、表示上のコンテンツの全ては関連しており、左側の総体的コンテンツから右側の詳細コンテンツへと進んでいく。この方向は変更することができる。例えば、ユーザーの言語が、右から左へと読む言語(例えば、アラビア語やヘブライ語など)の場合、レイアウトを、総体的コンテンツを右にして詳細コンテンツを左にするというように、逆にすることができる。同様に、言語が、上から下へと読む言語である場合(東洋の幾つかの言語の場合など)、スクリーン上で「コラム」を縦方向に配し、より総体的なコンテンツを上側にして、より詳細なコンテンツを下側にする。即ち、ここでの説明において、コンテンツが或る方向に配されると言及する場合、それは、ユーザーの言語がその方向に読まれるからである。言語が、別の向きに読まれるものである場合、コンテンツはその向きに応じて配される。これは、各ノートブックにおける情報の直感的および階層的なレイアウトを提供する。
[0047] また、ナビゲーション部分222のナビゲーション・エレメントの全てを隠すことができ、それにより、コンテンツ部分222のコンテンツのみが表示されることに、留意すべきである。しかし、ナビゲーション・エレメントは、一回のスワイプ・ジェスチャーまたは他のユーザー入力により、迅速かつ容易にアクセスできる。従って、スクリーン上でコンテンツによりナビゲーションの特徴的構成を混乱させることはなく、ユーザーはなおも、それらの特定的構成に迅速かつ容易にアクセスすることができる。
[0048] ビュー206〜212のそれぞれについて説明したが、個々のコラム224〜228のそれぞれとコンテンツ部分222とについて更に詳細に説明する。最初に、コラム224、226、228のそれぞれが、各コラムにおけるエントリー・ポイントとして、追加のコンテンツを作る機構を有することが、理解できる。ノートブック・コラム224は、ノートブック作成ユーザー入力機構300を含み、これは、ユーザーにより作動させられると、ユーザーが新たなノートブックを作成するために必要な情報を入力することを、可能にする。セクション・コラム226は、セクション作成ユーザー入力機構302を含む。この機構302は、ユーザーにより作動させられると、表示を生成させ、それにより、ユーザーは、コラム224から選択された(または新たに作成された)ノートブック内に新たなセクションを作成するために必要な情報を、入力することができる。同様に、ページ・コラム228は、新ページユーザー入力機構304を含む。この機構304は、ユーザーにより作動させられると、コラム226において選択されたセクションにおいて新たなページを作成するための情報をユーザーが入力することを、可能にする。新たなノートブック、セクション、およびページを作成する方法の特定の例は、図22〜24と関連して後に詳細に説明する。しかし、1つの実施形態では、これらの新たなエレメントの作成は、所与のノートブック118に対しての総体的なユーザー・インターフェースからであることに、留意されたい。ユーザーは、特別の「作成」インターフェースへ移動する必要はなく、新たなコンテンツの作成を、説明した総体的なビューから開始することができる。
[0049] 1つの実施形態では、コラム224、226、228のそれぞれは、ナビゲーション部分220の他のコラムから独立して、縦方向にパンすることが可能である。従って、ユーザーは、コラム224から選択されたノートブックの様々なセクションを見るために、コラム228のページや部分222のコンテンツを変更せずに、コラム226を通じて容易にパンすることが可能である。しかし、コラムを独立してパンすることが可能とはいえ、ユーザーが所与のコラムにおいて別のナビゲーション・エレメントを選択した場合、従属する情報を示すコラム(例えば、右のコラム)におけるコンテンツは、全て更新されてその変更を反映する。
[0050] 従って、1つの実施形態では、ノート作成アプリケーション116は、所与のコラムにおいてユーザー・ナビゲーション入力を受け取る(ユーザーは別のナビゲーション・エレメントを作動させる)。これは、図1Aのブロック284で示されている。その場合、ノート作成アプリケーション116は、ユーザーを、選択されたナビゲーション・エレメントにより表される選択されたノートブック内の場所へ、移動させる。これは、図1Aのブロック286で示されている。ユーザーが所与のコラムにおいて新たなナビゲーション・エレメントを選択すると、そのコラムの右側の、より詳細なコラムが、そのナビゲーションを反映させるように変更される。これは、図1Aのブロック288で示されている。
[0051] 例として、再び図3を参照する。ユーザーが、コラム226において、セクション・リストをパンし、そのセクション・リスト内の別のセクション・ナビゲーション・エレメントを選択したと想定する。その場合、コラム228に表示されるページは、コラム226から新たに選択されたセクションのページを表示するために、更新される。同様に、コンテンツ部分222のコンテンツが、新たに選択されたセクションにおいてユーザーにより最後にアクセスされたページのコンテンツを反映するために、更新される。当然ではあるが、ユーザーがそのセクションの何れのページにもアクセスしていない場合、コンテンツ部分222に表示されるページは、例示的には、選択されたセクションの最初のページとなる。更に、図3のヘッダー230が更新され、新たなセクションが、そしてオプションとして、選択されたページ(有る場合)が、この時にヘッダー部分230で明らかにされる。
[0052] 図1Bは、アプリケーション116が特定のコラムでの他のユーザー入力を受け取れることを示す。これは、図1Bのブロック290で示されている。アプリケーション116は、応答として、ユーザー入力に基づく適切なアクションを行う。これはブロック292で示されている。ノートブック・コラム224、セクション・コラム226、およびページ・コラム228に対して様々なセクションを行うことができる。多数のそれらのユーザー入力アクションについて、図3を参照してここで説明する。
[0053] ここでノートブック・コラム224について更に詳細に説明する。1つの実施形態では、ノートブック・コラム224は、ノートブック・ナビゲーション・エレメント224のリストを含み、それぞれのノートブック・ナビゲーション・エレメントは、ノート作成アプリケーション116に含まれるノートブックを表す。ノートブックのリストは、例示的には、ノートブックのアイコンとテキスト記述とを含む。例えば、「Chemistry101」ノートブックは、開いたノートブックを示すアイコン320を含む。テキスト部分322は、テキストでノートブックを説明するか、またはノートブックのタイトルを付けている。アイコン320は、例示的には、対応するノートブックのステータスを反映する。アプリケーション116においてノートブックが開かれており、ユーザーにより選択されている場合、アイコンは例示的にそれを示す。図3に示す実施形態では、アイコン320は、開いたノートブックのアイコンを示す。
[0054] しかし、アプリケーション116においてノートブックは開かれているが、ユーザーにより選択されていない場合、アイコンはそれを反映する。例えば、「English Lit」(英語文献)ノートブックに対応するアイコン324は、ノートブックのボールド表現を示しており、ノートブック・アイコン324は、アイコン320のように開いた形で表示されていない。当然ではあるが、表示がカラー表示である場合、開かれているが選択されていないノートブックを、所与の色で表示することもできる。ユーザーが、開かれているが選択されていないノートブックを選択すると(例えば、「English Lit」ノートブック・ナビゲーション・エレメント上でタップすると)、アプリケーション116は、そのノートブックへの移動を行い、それを、選択されたノートブックとする。従って、ノートブック・コラム224の右のコラムのコンテンツの全ては、それに応じて更新される。
[0055] 代替的には、アプリケーション116において、ノートブックのうちの1つが、選択されてなく開かれてもなく、閉じたノートブックである場合、アイコンおよびテキスト表現はそれも示す。例えば、「Math101」(数学101)ノートブックは、アイコン326とテキスト表現328とを有する。1つの実施形態では、Math101ノートブックは閉じられている。従って、アイコンとテキストとの色は双方とも灰色表示とされる。ユーザーがそのナビゲーション・エレメントを選択すると(例えば、そのアイコンまたはテキストの上でタップすると)、アプリケーション116は、ユーザーをそのノートブックへ移動させ、そのノートブックをローカル・キャッシュ(例えば、データ・ストア150など)へダウンロードし、それへ移動させ、次に、同期プロセスを開始する。これについては後に詳細に説明する。
[0056] 別の実施形態では、閉じたノートブックは異なって表される。リストにおいて、開かれたノートブックの下に現れるようにするのではなく、ごく最近に閉じられたN個のノートブック(例えば、最近閉じられた10個のノートブック)が、ノートブック・コラムの底部で、ダウンロード・ポインティング・シェブロンと共に、「Closed Notebook」(閉じたノートブック)バケットに現れるようにする。シェブロンの上でタップを行うと、リストが拡大され、また、リスト内の閉じられたノートブックの何れかの上でタップを行うと、そのノートブックは、開かれ、そして、開いたノートブックを示すコラムの部分内へ移動させられる。
[0057] ここでセクション・コラム226について更に詳細に説明する。セクション・コラム226もまた、他のナビゲーション・コラムから独立して、縦方向にパンすることが可能である。セクション・ナビゲーション・エレメントは、例示的には、特定の時間に基づいてセクション・コラム206において順にされているが、それらは、他の方法で順にすることも、ユーザーにより順序変更することもできる。セクションは、グループにすることがてきる。それが行われる場合、グループ内のセクション・ナビゲーション・エレメントは、親エレメントの従属エレメントとされる。インデントされたセクション表示エレメントは、それらの直前のインデント解除されているナビゲーション・エレメントに従属している。セクションのグループは、例示的には、アルファベット順に、セクション・コラム226のセクションの下に表示される。例えば、図3を参照すると、セクションのグループは、「assignments」(研究課題)と「chapter notes」(チャプター・ノート)とを含む。
[0058] セクション・コラム226のセクション・ナビゲーション・エレメントのそれぞれは、例示的には、それと関連するタブを有する。選択されたセクションに対するタブ400は、例示的には、他のセクションのタブとは異なる色で表示される。更に、1つの実施形態では、セクション名もまた、コラム226内の別のセクション名とは異なる色で表示される。
[0059] 例として、ユーザーがコラム226の「House」セクションを選択したことが、理解できる。「House」セクションと関連するタブ400と、「House」セクションの文字とは、例示的には、区別できる様式で表示されており、これは、コラム226の他のセクションから視覚的に区別する。
[0060] コラム226の選択されていないセクション・ナビゲーション・エレメントもまた、例示的には、対応する色のタブを有する。ユーザーがそのセクション・ナビゲーション・エレメントの上でタップすると、アプリケーション116は、ユーザーをそのセクションへ移動させる。これは、そのセクションを、新たに選択されたセクションとする。
[0061] セクションのグループは、例示的には、他のセクションに対するタブ400とは異なるタブ402を有する。1つの実施形態では、タブ402は、互いの上にスタックされた複数のアイテムの視覚的表現を提供する。これは、タブ402が1つのセクション・グループに対応することを示す。
[0062] 1つの実施形態では、セクションのグループは折り畳んだ形で表示することができる。例えば、コラム226の「chapter notes」セクション・グループは、折り畳んだ形で表示されている。しかし、「assignments」セクション・グループと「resources」(リソース)セクション・グループとは、展開した形で示されている。ユーザーが、折り畳まれたセクション・グループ・ナビゲーション・エレメント(例えば、セクション・グループ名)の上でタップを行うと、アプリケーション116は、そのセクション・グループにおいてのユーザーが最後に訪れたセクションへ移動させるが、グループを展開しない。ユーザーが、セクション・グループの名前の横のシェブロンの上でタップを行うと、アプリケーション116は、セクション・グループを展開して、そのグループの中のユーザーが最後に訪れたセクションへ移動させる。従って、例えば、「assignments」セクション・グループが折り畳まれており、ユーザーがその上でタップを行うと、アプリケーション116は、ユーザーを、「assignments」セクション・グループへ、特定的には、そのグループの中のユーザーが最後に訪れたセクションへ、移動させる。ユーザーが、そのセクション・グループの中の別のセクションの上でタップを行った場合、アプリケーション116は、ユーザーを、その新たなセクションへ移動させる。
[0063] 更に、セクション・グループ内にセクション・グループがある場合もある。更なる従属セクション・グループを、オプションとして、それを示す様式で表示することができ(例えば、トップ・レベルのセクション・グループよりも小さくする)、それらの名前は、それらの親の下に、インデントをつけて配する。例えば、「resources」セクション・グループが、別のセクション・グループ(「assignments」セクション・グループ)内のセクション・グループであることが、理解できる。また、「resources」セクション・グループ内のセクションが親に対してインデントされていることが、理解できる。
[0064] ここでページ・コラム228について更に詳細に説明する。1つの実施形態では、ページ・コラム228は、他のナビゲーション・コラムから独立して、縦方向にパンすることができる。ページ名は、その下にラインを有することができるが、必ずしもそうでなくてもよい。ページ名(また、オプションとして、ページ名の下のライン)は、セクション・コラム226から選択されたセクションの色と同じ色で表示される。また、1つの実施形態では、サブページは、親ページからインデントされて示される。例えば、サブページ406は、「heterocyclic compounds」(複素環状化合物)ページであり、これは、ページ・ナビゲーション・エレメント229のリストにおける「Elements and Compounds」ページ408のサブページである。サブページ406がページ408に対してインデントされていることが、理解できる。同様に、追加の視覚的キュー(visual cue)を提供するために、サブページ406の下の下線(それを含む場合)も、ページ406のテキスト記述のインデントのレベルと同じレベルにインデントされる。また、図3では1レベルのサブページのみを示しているが、1つの実施形態では、アプリケーション116が多数レベルのサブページ(例えば、2レベル以上)をサポートすることに、留意されたい。
[0065] 所与のコラムで行える別のユーザー入力アクションは、そのコラム内のアイテムの並べ替えを行うことである。ナビゲーション・エレメント上でのタップは、そのエレメントへ移動するために用いられ、また、ユーザー・インターフェース表示上でエレメントが可動であること(例えば、ドラッグ可能であること)を示すために用いられることができる。ナビゲーション・エレメントをドラッグ・アンド・ドロップ・モードにするということを、1つのコラム内のエレメントの並べ替えのために用いることができる。
[0066] 例えば、ユーザーが、ページ・コラム226の特定のページ・ナビゲーション・エレメントをドラッグ・アンド・ドロップ・モードにし、それをコラム内の別の位置へドラッグすると、そのページは、望まれたように並べ替えられる。同様に、ユーザーは、ノートブック・コラム224のノートブックや、セクション・コラム226のセクションを、同じ様式で並べ替えることができる。当然ではあるが、ユーザーは、セクション・コラム226内のセクション・グループ内のセクションを並べ替えることや、ページ・コラム226内の親ページに対するサブページを並べ替えることもできる。
[0067] また、同様に、ユーザーは、サブページをページへ昇格することや、ページをサブページへと降格することができる。ユーザーは、単に、ページ・ナビゲーション・エレメントをドラッグ・アンド・ドロップ・モードにして、それをコラムにおける望む位置へと動かして、そのインデントのレベルを変更する。更に、ユーザーは、同じノートブックにおいて、セクションをセクション・グループへ入れることやセクション・グループから出すこともできる。また、この機能および他の機能は、オプションとして、後に説明するラジアル・メニューなどのような二次メニューを通じてアクセスできることも、述べておく必要がある。
[0068] 更に、1つの実施形態では、コラムにわたってのエレメントの編成を、ドラッグ・アンド・ドロップ機能を用いて行えることを、述べておく必要がある。例えば、ユーザーが、コラム226からの「House」セクション・ナビゲーション・エレメントをドラッグ・アンド・ドロップ・モードにして、それを、ノートブック・コラム224の別のノートブックの下(例えば、「English Lit」ノートブックの下)へドラッグすることにより、「House」セクションを他のノートブックへ移すことができる(例えば、「Chemistry101」ノートブックから「English Lit」ノートブックへなどのように)。
[0069] 図7ないし図13は、異なるドラッグ・アンド・ドロップ機能を例示する様々なユーザー・インターフェース表示を示す。図7は、ユーザーが、ページ・コラム228からの「Exp3」ページ・ナビゲーション・エレメント440を、その上でタップすることによりドラッグ・アンド・ドロップ・モードにして、次に、ユーザーの指をその上に置いているところを示す。ユーザーがユーザー・インターフェース上でエレメント440を目標位置へドラッグしてドロップすると、エレメント440の下の線442は、例示的には、所与のリストにおける配置と目標位置でのインデントのレベルとを表す。
[0070] 1つの実施形態では、ドラッグおよびドロップされるアイテムは、実際のアイテムのライブ・プレビューにより表示上で表され、単にその一般的な視覚的表現で表されるだけではない。アイテムが、表示上で他の既存のアイテムの間の望まれる位置へドラッグされると、既存のアイテムは引き離されて、ドラッグされたアイテムをドロップする空間が現れる。
[0071] 図8は、ユーザーが、エレメント440を、「Heterocyclic Compounds」(複素環状化合物)サブページ・ナビゲーション・エレメント444の下の位置へドラッグしたところを示す。線442は、ナビゲーション・エレメント444に対してのインデントのレベルの位置にあるので、これは、ここで「Exp3」ページが「Heterocyclic Compounds」ページのサブページになることを意味する。当然ではあるが、ユーザーが、Heterocyclic Compoundsページに対して「Exp3」ページをフル・ページにしたい場合、ユーザーは、単に、ユーザーの指を左へスライドさせ、それにより、線442は、ナビゲーション・エレメント444と同じインデントのレベルとなる。並べ替えアクションを画定させるために、ユーザーは、ドラッグ可能アイテムが望まれる目標位置およびインデント位置レベルに置かれたときに、ユーザーの指をドラッグ可能アイテムから持ち上げる。図9はユーザー・インターフェース表示を示し、これは、Exp3ページ・ナビゲーション・エレメント440が、Heterocyclic Compoundsページ・ナビゲーション・エレメント444に対してインデントされた位置に配されているところを、示している。
[0072] 1つの実施形態では、ユーザーが、ドラッグ可能ではない境界をまたいでのエレメントのドラッグを試みた場合、これは、視覚的キューにより示される。ここで説明する実施形態では、ナビゲーション・エレメントの下にある下線が消え、ユーザーに、現在の位置でエレメントをドロップできないことを示す。
[0073] 当然ではあるが、同じ機能を、セクション・コラム226およびノートブック・コラム224でも行うことができる。図10は、ユーザーが、表示上で、「lab」(ラボ)セクション・ナビゲーション・エレメント450をタップすることにより、そのエレメント450をドラッグ・アンド・ドロップ・モードにし、次に、ユーザーの指をそれの上に配しているところを示す。図11は、ユーザーが、同じことを、ノートブック・コラム224の「Chemistry101」ノートブック・ナビゲーション・エレメントに対して行っているところを示す。
[0074] また、1つの実施形態では、ユーザーはコラム224、226、228にわたってドラッグおよびドロップを行えることに、留意すべきである。図12および図13は、これの一例を示す。
[0075] 図12は、ユーザーが、「Elements and Compiunds」ページ・ナビゲーション・エレメント444をドラッグ・アンド・ドロップ・モードにしたところを示す。
[0076] 図13は、ユーザーが、「Elements and Compiunds」ページ・ナビゲーション・エレメント444を、ページ・コラム228からセクション・コラム226へドラッグしたところ、特定的には、「lab」セクション450のすぐ下の場所へ移したところを示す。1つの実施形態では、Elements and Compiundsページ444の陰影が、ページ444を図13で示す場所でドロップするまで、その場所で表示されないようにすることができる。当然ではあるが、この挙動は、望まれるように代えることができる。
[0077] なお、ユーザーが、Elements and Compiundsページ・ナビゲーション・エレメント444を、「Lab」(ラボ)セクション・ナビゲーション・エレメント450のすぐ下の場所へ移したと想定すると、ユーザーは、ユーザーの指をページから持ち上げて離すことにより、エレメント444をセクション・コラム226でリリースすることができる。これにより、コラム228のページのリストはアプリケーション116により更新され、それにより、コラム228の表示は、Elements and Compiundsページ444を、「Lab」セクション450の新たなページとして示す。ページ444は、なおもコラム228のページであることに留意すべきである。これは、単に、「House」セクションのページではなく「Lab」セクション450のページとなるように、移されただけである。図13は、Labセクション450が選択されており、「Elements and Compiunds」ページ454がコラム228のページのリストに現れているところを示す。
[0078] 別の実施形態では、多数のこれらの機能を、二次メニューを用いて行うことができる。例えば、ユーザーがナビゲーション・エレメントの上でタップを行うと、これにより、ナビゲーション・エレメント上にアイコンが現れる。図13Aは、「Elements and Compiunds」ページ・ナビゲーション・エレメント444の拡大図である。ユーザーがナビゲーション・エレメント444上でタップを行うと、それにより、アイコン460がエレメント444の上に現れる。アイコン460の上でタップを行うと、図14に示すラジアル・メニュー462などのような二次メニューが呼び出される。図14は、ラジアル・メニューが複数の異なるコマンドを有することを示しており、コマンドが選択されたときにサブコマンドのリストを表示することもできる。コマンドおよびサブコマンドは、望まれるように配することができる。
[0079] これらは、個々のコラム224、226、228において行えるユーザー入力の幾つかである。それらは、図1Bのブロック290で表されている。
[0080] 幾つかの実施形態では、ノート作成アプリケーション116において、コンテンツの最後に訪れたページを迅速かつ容易に見られるようにすることがユーザーの手助けとなる、ということが発見されている。従って、1つの実施形態では、ユーザーは、表示(例えば、フル・ナビゲーション表示206や、他のナビゲーション表示の何れかなど)の上で、最後に訪れたページのサムネイル・プレビューを呼び出すためのジェスチャーを、入力することができる。例えば、1つの実施形態では、ノート作成アプリケーション116は、所与のユーザーの履歴をデータ・ストア150に格納する。履歴は、ユーザーが訪れた特定のノートブック、セクション、およびページ(およびサブページ)を示す。従って、ユーザーが適切なジェスチャー(例えば、ユーザー・インターフェース表示206上での下方向へのジェスチャー)を入力すると、それによりサムネイル機能を呼び出すことができ、それにより、ユーザーは、最後に見たページをレビューすることができる。サムネイル機能を呼び出すユーザー入力を受け取ることは、図1Bのブロック293で示されている。
[0081] ノート作成アプリケーション116は、応答して、例示的には、最後に訪れたページのプレビューまたはサムネイルを表示する。これは、図15に示すユーザー・インターフェース表示500のようなユーザー・インターフェース表示を生成することにより、行われる。図15は、表示500が複数のサムネイル502、504、506を含むことを示し、それらは、ノート作成アプリケーション116によりこのユーザーに対してデータ・ストア150に格納されたページを表す。1つの実施形態では、それぞれのサムネイルは、対応ページ名インジケーター508、510、512を有し、それらは、関連するサムネイルに対応する特定のページ名を明らかにする。更に、それぞれのサムネイル502〜506は、例示的には、ノートブックおよびセクション・インジケーター514、516、518も含み、これらは、サムネイルに対する特定のページ名の由来となるノートブックおよびセクションを明らかにする。ユーザーは、サムネイル502〜506と他のインジケーターとを見ることにより、迅速かつ容易に、ユーザーが最近訪れたノートブック、セクション、さらにはページを確定することができる。
[0082] 1つの実施形態に従うと、ユーザー・インターフェース表示500は、プレビュー部分520も含む。示されている実施形態では、プレビュー部分520は、表示上で選択されたこれらのサムネイル502〜506のうちの1つのプレビューを示す。例えば、図15は、ユーザーが、単に、サムネイル502の上でタップを行うか又はその他の方法でサムネイル502を選択することにより、サムネイル502が選択されたところを示す。これにより、サムネイル502は、別の色またはボールド表現となって現れるか、または他の視覚的に区別できる様式で現れて、サムネイル502が選択されたことを示す。その場合、アプリケーション116は、選択されたサムネイルのプレビューを表示部分520で生成する。サムネイル502がテキストや書き込まれたノートを含む場合、それらは部分520において、大きくしたテキストとして表示され、それにより、ユーザーは、選択されたサムネイルのテキストをプレビューすることができる。
[0083] 1つの実施形態では、表示500はスクロール機構522も含み、それにより、ユーザーは、様々なサムネイルを全て同時に表示できない場合に、それらのサムネイルを通してスクロールすることを可能とされる。更に、表示500は、例示的には、複数の他のユーザー入力コントロールまたはユーザー入力機構524を含み、それらは、ユーザーが、最後に訪れたサムネイルではないが、最も頻繁に訪れるサムネイルや、幾つかの別の基準を満たすサムネイル、例えば、ユーザの定義したサムネイルなどへと切り換えることを可能にする。更に、コントロール524は、ユーザーがサムネイル502〜506に関しての他の制御機能を行うことも、可能にすることができる。また、コントロール524は、例示的には、ユーザーが、サムネイルへ含ませる特定のページを定めることを可能にする。従って、たとえそれらが、最後に訪れたものではなく、また、最も頻繁に訪れるものでもなくとも、ユーザーは、それらを、サムネイルへ含まれるものと単に定めることができ、アプリケーション116は、ユーザのレビューのために、それらのページのサムネイルも含める。サムネイル502〜506を示すことは、図1Bのブロック294で示されている。
[0084] ユーザーが、サムネイル、またはページ・インジケーター508、またはノートブックおよびセクション・インジケーター514のうちの1つを2回タップするか、または他の方法で作動させると、それにより、アプリケーション116は、ユーザーをノートブック内の適切なスポットへ移動させる。望まれるページ、セクション、またはノートブックへ移動させることは、図1Bのブロック295で示されている。
[0085] サムネイル機能は、特に、ユーザーが様々なセクションやノートブックの間で頻繁に切り換えを行う場合には非常に役に立ち得る、ということに留意すべきである。ユーザーは、新たなノートブックを選択し、望んでいるセクションおよびページに対してのパンを行う代わりに、サムネイル機能を迅速に呼び出し、異なるセクション、更には異なるノートブックにある2つのページ間で容易に移動を行うことができる。
[0086] 別の実施形態では、ユーザーは、例示的には、明示的または暗黙的な入力をノート作成アプリケーション116へ提供することができ、それにより、表示は縦長の向きに生成される。これは、表示されたユーザー・インターフェース機構の作動を通じて明示的に行われるか、または、ビューを表示しているデバイスを回転させるなどにより、暗黙的に行われることができる。デバイスが回転させられると、アプリケーション116は、その回転を、例えば、ジャイロスコープや他の方向センサーを用いて、検出する。これは、図1Bのブロック296で示されている。その入力が受け取られると、図1Bのブロック297で示すように、アプリケーション116は表示を縦長の向きに変更する。図16ないし図18は、これを更に詳細に例示するユーザー・インターフェース表示を示す。
[0087] 図16は表示550を示し、表示550は、先の図面と関連して説明したフル・ナビゲーション表示206と似ているが、表示550は縦長の向きで示されているところが異なる。図3に示されているアイテムと類似のアイテムには同様に番号が付けられている。しかし、ここでのコンテンツ部分222が、コンテンツ・ページの最も左寄りの部分のみを含むことと、より多くの情報が垂直軸に沿って含まれることとが、理解できる。単にコンテンツ・ページ222上でタップを行うことにより、アプリケーション116は、フル・ページ・ビューを生成するが、それは縦長の向きで生成される。これは、図17に示す表示552で示されている。フル・ページ・ビュー552では、上記のフル・ページ・ビュー212よりも多くのページを見ることができる、ということを理解できる。しかし、個々のページで、より少ないコンテンツも見ることができる。1つの実施形態では、フル・ページ・ビュー552においてページの上でタップを行うと、アプリケーション116は、フル・ページ・ビューの表示を生成するが、ビュー212に関して上記で示したような横長のビューとして生成する。
[0088] 当然ではあるが、図16および図17に示すビュー550または552から、ユーザーは、縦長の向きの表示において、中間的ナビゲーション・ビューまたはミニ・ナビゲーション・ビューへ移動することができる。図18は、縦長の向きにおけるミニ・ナビゲーション・ビュー554を示す。コンテンツ部分222が、ページ・コラム228と共に表示されていることが、理解できる。これはミニ・ナビゲーション・ビュー210と似ているが、縦長の向きであるところが異なる。
[0089] 1つの実施形態に従うと、ユーザー108により処理が行われており且つリモートに格納されているノートブック118は、ユーザーにより与えられる編集または他の入力、またはそのノートブック118での他のコラボレーションに基づいて、同期させる必要があり得る。その場合、ユーザーは、同期動作を呼び出すことができ、また、ノート作成アプリケーション116は、同期動作を自動的に開始することができる。それが呼び出されると、アプリケーション116は、同期ステータス表示を生成する。これは、図1Bのブロック298、299で示されている。二次メニューは、ノートブック・コラム224から呼び出すことができ、同期動作は、二次メニューから呼び出すことができる。
[0090] 図19は、ノートブック・コラム224のノートブック・アイコンの上で2回タップすることにより、または押して保持することにより呼び出すことができるラジアル・メニュー560の一例を示す。ラジアル・メニュー560が、ユーザーにより呼び出せる「同期(sync)」コマンド562を有することが、理解できる。当然ではあるが、同期動作を呼び出すために他の機構を用いることもできる。
[0091] 何れにしても、1つの実施形態では、ノート作成アプリケーション116は、例示的には、フル・ナビゲーション・ビュー206において、同期ステータスを、ノートブック・コラム224のそれぞれのノートブック・アイコンの横に、自動的に表示する。図20は、このタイプの表示の1つの実施形態を示す。
[0092] 図20は、ノートブック・コラム224のノートブックのうちの4つのものと隣接して、複数の同期インジケーター570、572、574、576を示す。1つの実施形態では、インジケーター570〜576は動画化されている(例えば、対応するノートブックの同期中は回転する)。動画が停止してインジケーターが消えると、これは、同期プロセスが成功したことを示す。
[0093] 図21は別の実施形態を示し、この実施形態では同期の成功とエラーとが表示されている。「Ski Club」(スキー部)ノートブックが、そのノートブックが同期されていることを示す同期ステータス・インジケーター576を有することが、理解できる。図21に示す実施形態では、English LitノートブックとChemistry101ノートブックとは、それらと関連する成功インジケーター578、580を有し、それらが同期されたことを示す。それぞれのノートブックの同期ステータスが、ノートブックのコンテキストにおいて与えられることは、図21から容易に理解できる。これは、ユーザーに対して、所与のノートブックが最新であるか、または同期されているところか、または関連する同期エラーを有するかに関する簡単なインジケーションを提供する。別の実施形態では、ノートブック・アイコンの近くにエラー・インジケーター582が表示された場合に、ユーザーは、エラー・インジケーター582の上でタップを行い、発生したエラーのタイプやノートブック内のエラーの発生した場所に関する更に詳細なインジケーションを得ることができる。
[0094] 最後に、他の処理もユーザー入力に基づいて行うことができる。これは、図1Bのブロック301で示されている。
[0095] ここでノートブックの作成について更に詳細に説明する。図3と関連して説明したように、パン可能なコラム224、226、228は、ユーザー入力機構300、302、304をそれぞれ有する。これらのユーザー入力機構は、それぞれ、新たなノートブック、ノートブック内の新たなセクション、およびセクション内の新たなページを作成するために使用できる。最初に、新たなノートブックの作成について説明する。
[0096] 上記で説明したように、ユーザー入力機構300は、作動可能なユーザー入力機構(即ち、ユーザーにより作動させることができるもの)であり、例えば、新たなノートブックを作成するためにユーザーにより作動させることができるボタンなどである。これは、一般には、図3に示すノートブック・コラム224の上に配されるが、他の場所に配することもできる。
[0097] ボタン300を作動させると、ユーザー・インターフェース・コンポーネントは、図22に示す表示のような表示を生成する。図22がノートブック・コラム224のみを示していること、および他のコラムも表示することが、理解できる。しかし、簡潔にするために、図22ではコラム224のみを示している。
[0098] 図22に示すように、「new notebook」(新ノートブック)フィールドは、コラム224における開いたノートブックのリストの下に生成されている。例示的には、それは、デフォルトのノートブック色で提供され、ノートブック名テキスト入力フィールド602と、それに伴うアカウント・タイプおよびユーザー名フィールド604とを含む。1つの実施形態では、ノート作成アプリケーション116は、フィールド602で識別される新たなノートブックを、アプリケーション116においてユーザーにより付加された第1(および/または主)クラウド・サービス・アカウントへ、恒久的に関連付ける。ユーザーがそのアカウントを除去した場合、その次に古いクラウド・サービス・アカウント(付加されたデータに基づく)を用いることができる。当然ではあるが、別の実施形態では、フィールド604は、フィールド602で命名された新ノートブックを別のクラウド・サービス・アカウントへ関連付けするように、ユーザーにより編集することも可能である。1つの実施形態では、アカウント・タイプおよびユーザー名フィールド604は、ドロップダウン・ボタン605も備える。ユーザーによりドロップダウン・ボタン605が作動させられると、ユーザーにより生成された全てのユーザー名と全てのアカウント・タイプとを表示するドロップダウン・メニューが生成される。ユーザーは、単にドロップダウン・メニューから選択して、フィールド604を設定することができる。更に、ドロップダウン・メニューは「Add Account」(アカウント付加)ボタンを含むことができ、このボタンがユーザーにより作動させられると、ユーザーが新たなアカウントを付加して、新たなノートブックを新たなアカウントへ割り当てることを、可能にする。また、図22は、ノートブック名フィールド602が、他のテキスト・ボックスと同様に、対応する「clear」(クリア)ユーザー入力機構606を有することができることを、示す。これは、フィールド602をクリアするように、ユーザーが作動させることができる。
[0099] また、図22は、1つの実施形態において、フィールド602への、また、オプションとしてフィールド604へのユーザーによるテキスト入力のために、キーボード608などのようなユーザー入力機構が表示されることを示す。図22Aおよび図22Bは、新たなノートブックを作成するための1つの実施形態を示すフロー図を示す。新たなノートブックの作成を開始するためのユーザー入力を受け取ることはブロック749で示され、図22に示す表示を生成することはブロック751で占示されている。アカウント・タイプを自動的に割り当てることは、ブロック753で示されている。図22で示す実施形態では、カーソル610は、ノートブック名フィールド602の第1の空間に自動的に現れ、それにより、ユーザーは、新たなノートブックの名前をフィールド602へ迅速かつ容易にタイプ入力することができる。
[00100] この点で、続行する際の様々な方法がある。例えば、アプリケーション116が、新たなノートブックにおける第1のセクションに対するデフォルトの名前を自動的に選択することができる。デフォルトの名前は、ランダムに選択することも、また、予め定めた命名規約を用いることも、また、他の方法を用いることもできる。次に、ユーザーは、他のセクションを作成して開くことや、ページを作成して開くことなどを行うことができる。代替的には、アプリケーション116は、ユーザーに対して、新たなノートブックの設定における更に多くの援助を提供することができる。以下にこの実施形態を示すが、それは単なる一例である。
[00101] ユーザーが、新たなノートブックを作成するために適切な情報を入力すると、アプリケーション116は、ユーザー・インターフェース表示を生成し、それにより、ユーザーは、新たなノートブックにおける第1セクションを生成および命名することを可能とされ、それにより、ユーザーは、可能なかぎりはやく新たなノートブックの使用を開始することができる。これは、図22Aのブロック755で示されている。セクションが作成されると、アプリケーション116は、オプションとして、ユーザーがそのセクションの第1ページを作成することを可能にするユーザー・インターフェース表示を、生成する。これは、図22Bのブロック757で示されている。ユーザーにより第1ページの命名および作成が行われると、ユーザーは、新たに作成されたノートブックの、新たに作成されたセクションの、そのページで、ノートをとることを開始することができる。これは、ブロック759で示されている。当然ではあるが、ブロック761および763に示されるように、セクションの生成へ移る前に、追加のノートブックを作成するオプションもユーザーに提供される。更に、ブロック765および767で示されるように、ページの命名の前に、ノートブックにおいて1より多くのセクションを生成するオプションもユーザーに提供される。また、ブロック769および771で示されるように、所与のページでノートをとる前に、より多くのページを命名するオプションもユーザーに提供される。しかし、1つの実施形態では、ユーザーは、新たなノートブックの生成から、新たなセクションの生成、新たなページの生成、そのページでのノートの編集または作成へと、自動的に移っていくようにされる。上記のように、ユーザーは、このシーケンスから脱することもできる。
[00102] 図23は、ユーザー・インターフェース・コンポーネントにより生成できるユーザー・インターフェース表示700を示し、これは、ユーザーが新たなセクションを作成することを可能にする。ユーザーが新セクション・ボタン302を作動させると、例示的には、選択されたセクションの親の最後のセクションの後に、新セクション・タブ702が生成されて表示される。また、アプリケーション116は、例示的には、ユーザー・インターフェース・コンポーネントを用いてユーザー・インターフェース表示を生成して、キーボード608を示し、カーソル610をセクション名フィールド704へ置き、それにより、ユーザーは、新たなセクションの名前を迅速かつ容易に入力することができる。ユーザーが名前を入力し、その上でタップすると、またはその名前に対してコミットすると、ユーザーは、次に、自動的に生成される新ページ・フィールド706上でタップすることができる。これにより、カーソル610は、新ページ・フィールド706へと動き、それにより、ユーザーは、タブ702に対応する新たに作成されたセクションに対するページの命名を行うことができる。ユーザーがそのページ名に対してコミットすると、アプリケーション116は、例示的には、カーソル610を、表示のコンテンツ部分222に生成された新ページ708へ動かす。これは、ユーザーが、ノートをとることや、新たに作成されたセクションにおける新たに作成されたページに対してコンテンツを付加することを、迅速に開始することを可能にする。
[00103] 図24は、この最後の段階を更に詳細に示す。図24は、ユーザーが新ページ・コラム228の新ページ・フィールド706でタップを行うことにより生成されるユーザー・インターフェース表示720を示す。新ページ・フィールド(またはそれに対応するアイコン)をタップすることにより、コラム228のリストの底部に新ページが生成され、表示が左へシフトされる(図24に示す実施形態では、表示がミニ・ナビゲーション・フィールド201へとシフトされ、また、キーボード608は伴って出され、カーソル610は表示のコンテンツ部分222の新ページの上へと動かされる)。
[00104] 別の又は追加のコラムも使用できることに、留意すべきである。例えば、1つの実施形態では、別のコラム(セクション・グループ・コラム)が、セクション・コラムとページ・コラムとの間に追加される。新たなコラムは、セクション・グループのコンテンツを示す。セクション・コラムにおいてセクション・グループが選択されると、そのコンテンツがセクション・グループ・コラムで表示される。更に、セクション・グループ・コラムから1つのセクション・グループから選択されると、そのセクション・グループのコンテンツを示す追加のコラムを表示することができる。これらは追加のコラムの単なる例であり、他のものを用いることもできる。
[00105] 図25は、システム102とアプリケーション116とがクラウド・コンピューティング環境において配備される実施形態を示す。図25は、クラウド797におけるそけらのコンポーネントを示す。クラウド・コンピューティングは、計算、ソフトウェア、データ・アクセス、およびストレージのサービスを提供するが、これらについて、サービスを届けるシステムの物理位置や構成に関してのエンド・ユーザーの知識は必要としない。様々な実施形態において、クラウド・コンピューティングは、適切なプロトコルを用い、インターネットなどのようなワイド・エリア・ネットワークを介してサービスを届ける。例えば、クラウド・コンピューティングは、ワイド・エリア・ネットワークを介して送付アプリケーション(deliver applications)を提供するが、それらへは、ウェブ・ブラウザーや他のコンピューティング・コンポーネントを介してアクセスすることができる。システム102またはアプリケーション116のソフトウェアまたはコンポーネントと、対応するデータとは、リモートの場所にあるサーバーに格納することができる。クラウド・コンピューティング環境におけるコンピューティング・リソースは、リモート・データ・センターの場所において統合することも、分散させることもできる。クラウド・コンピューティング・インフラストラクチャーは、共有されるデータ・センターを通じてサービスを届けることができるが、それらの共有されるデータ・センターは、ユーザーからは1つのアクセスのポイントに見える。従って、ここで説明するコンポーネントおよび機能は、クラウド・コンピューティング・アーキテクチャーを用いて、リモートの場所にあるサービス・プロバイダーから提供することができる。代替的には、それらを従来のサーバから提供することや、それらをクライアント・デバイス16へ直接にインストールすることや、他の方法を用いることもできる。
[00106] 何れにしても、図26は、ここでのシステムを配備でき、デバイス16(デバイス148、152、154でもあり得る)として用いることができるハンドヘルド型またはモバイル型のコンピューティング・デバイスの1つの例示的な実施形態の簡素化したブロック図を示す。図27および図28は、ハンドヘルド型またはモバイル型のデバイスの例である。
[00107] 図26は、システム102のコンポーネントを実行することができる、またはシステム102と対話できる、またはこれらの双方が可能なデバイス16のコンポーネントの総体的ブロック図を提供する。デバイス16において、通信リンク13が提供され、それにより、ハンドヘルド型デバイスが他のコンピューティング・デバイスと通信することを可能とし、また、幾つかの実施形態では、例えばスキャニングなどにより、自動的に情報を受け取るためのチャンネルを提供する。通信リンク13の例としては、赤外線ポート、シリアル/USBポート、Ethernet(登録商標)ポートなどのようなケーブル・ネットワーク・ポート、およびワイヤレス・ネットワーク・ポートを含み、ワイヤレス・ネットワーク・ポートは、1以上の通信プロトコルを介しての通信を可能にするものであり、それらの通信プロトコルは、ネットワークへのセルラ・アクセスを提供するために用いられるワイヤレス・サービスである汎用パケット無線システム(General Packet Radio Service)(GPRS)、1Xrtt、およびショート・メッセージ・サービス(Short Message Service)や802.11および802.11b(Wi−Fi)と、ネットワークへのローカル・ワイヤレス接続を提供するBluetooth(登録商標)プロトコルとを含む。
[00108] 別の実施形態では、アプリケーションまたはシステムは、セキュア・デジタル(SD)カード・インターフェース15へ接続される取り外し可能なセキュア・デジタル(SD)カードで、受け取られる。SDカード・インターフェース15と通信リンク13とは、バス19に沿ってプロセッサー14と通信し、バス19はまた、メモリー21および入出力(I/O)コンポーネント23、更にはクロック25および場所システム27と接続される。
[00109] 1つの実施形態では、I/Oコンポーネント23は、入力オペレーションおよび出力オペレーションを促進させるために提供される。デバイス16の様々なコンポーネントに対するI/Oコンポーネント23は、ボタン、タッチ・センサー、タッチ・スクリーン、近接センサー、マイクロフォン、傾斜センサー、および重力スイッチなどのような入力コンポーネントと、表示デバイス、スピーカー、および/またはプリンター・ポートなどのような出力コンポーネントとを含むことができる。他のI/Oコンポーネント23を用いることもできる。
[00110] クロック25は、例示的には、日時を出力するリアル・タイム・クロック・コンポーネントを含む。また、例示的には、クロック25は、プロセッサー14のためのタイミング機能を提供することもできる。
[00111] 場所システム27は、例示的には、デバイス16の現在の地理的場所を出力するコンポーネントを含む。場所システム27は、例えば、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)受信機、LORANシステム、推測航法システム、セルラー三角測量システム(cellular triangulation system)、または他のポジショニング・システムを含むことができる。また、場所システム27は、例えば、望まれる地図、ナビゲーション・ルート、および他の地理的機能を生成するマッピング・ソフトウェアやナビゲーション・ソフトウェアを含むこともできる。
[00112] メモリー21は、オペレーティング・システム9、ネットワーク・セッティング11、アプリケーション43、アプリケーション構成セッティング35、データ・ストア37、通信ドライバー39、および通信構成セッティング7を格納する。メモリー21は、全てのタイプの具体的な揮発性および不揮発性のコンピューター読取可能メモリー・デバイスを含むことができる。また、メモリー21は、コンピューター・ストレージ媒体(後に説明)を含むことができる。メモリー21はコンピューター読取可能命令を格納し、コンピューター読取可能命令は、プロセッサー14により実行されたときに、そのプロセッサーに、その命令に従ってコンピューターによりインプリメントされる工程や機能を行わせる。例えば、描画プログラム12や他のアイテムも、メモリー21に常駐させることができる。プロセッサー14は、他のコンポーネントにより作動させて、それらの機能を促進させることができる。
[00113] ネットワーク・セッティング7の例は、プロキシ・情報、インターネット接続情報、およびマッピングなどのような事柄を含む。アプリケーション構成セッティング7は、アプリケーションを特定の会社やユーザーに対して合わせるセッティングを含む。通信構成セッティング41は、他のコンピューターとの通信のためのパラメーターを提供するものであり、GPRSパラメーター、SMSパラメーター、接続ユーザー名、およびパスワードなどのようなアイテムを含む。
[00114] アプリケーション43は、デバイス10へ以前から格納されているアプリケーションや、使用中にインストールされたアプリケーションであり得、また、これらは、オペレーティング・システム9の一部や、デバイス16の外部でホストされるものであり得る。
[00115] 図27および図28は、使用できるデバイス16の例を提供するが、他のものを使用することもできる。図28では、スマート・フォンまたはモバイル・フォン45が、デバイス16として提供されている。電話番号をダイヤルするための一組のキーパッドと、アプリケーション画像、アイコン、ウェブ・ページ、写真、およびビデオを含むイメージを表示できるディスプレイ49と、ディスプレイで示されるアイテムを選択するための制御ボタン51とを含む。フォンは、セルラー・フォン信号を受信するためのアンテナ53を含み、セルラー・フォン信号は、汎用パケット無線システム(GPRS)、1Xrtt、およびショート・メッセージ・サービス(SMS)などである。幾つかの実施形態では、フォン45は、セキュア・デジタル(SD)カード57を入れるセキュア・デジタル(SD)カード・スロット55も含む。
[00116] 図28のモバイル型デバイスは、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)59またはマルチメディア・プレーヤーまたはタブレット・コンピューティング・デバイスなどである(以下、PDA59という)。PDA59は、誘導型スクリーン(inductive screen)61を含み、このスクリーンは、スタイラス63(またはユーザーの指などのような他のポインター)がスクリーンの上に配されたときに、スタイラスの位置を感知する。これにより、ユーザーは、スクリーン上のアイテムの選択、ハイライト、および移動を行うことが可能となり、また、描画および書き込みが可能となる。また、PDA59は、多数のユーザー入力キーまたはボタン(ボタン65など)を含み、それらにより、ユーザーは、ディスプレイ61に接触することなく、ディスプレイ61に表示されるメニュー・オプションや他の表示オプションをスクロールすることを可能とされ、また、ユーザーが、アプリケーションを変更することや、ユーザー入力機能を選択することを可能とされる。示してはいないが、PDA59は、内部アンテナと赤外線送信機/受信機とを含むことができ、それにより、他のコンピューターとのワイヤレス通信が可能とされ、また、PDA59は、接続ポートを含むことができ、それにより、他のコンピューティング・デバイスとのハードウェア接続を可能にする。そのようなハードウェア接続は、典型的には、シリアル・ポートまたはUSBポートを介して他のコンピューターへ接続するクレイドルを介して行われる。1つの実施形態では、モバイル型デバイス59はまた、SDカード69を入れるSDカード・スロット69も含む。
[00117] 他の形のデバイス10も可能であることに留意されたい。例としては、タブレット・コンピューティング・デバイス、音楽プレーヤーやビデオ・プレーヤー、および他の手持ち型コンピューティング・デバイスが含まれる。
[00118] 図28Aは、タブレット・コンピューター上でのマルチコラム表示の1つの実施形態を示す。図28Aにおいて、アプリケーション116は、タブレット・コンピューターまたはスレート・コンピューター501に実装される。コンピューター501は、表示スクリーン503に表示されるユーザー・インターフェース表示206と共に示されている。スクリーン503は、タッチ・スクリーン(従って、アプリケーションと対話するために、ユーザーの指505からのタッチ・ジェスチャーを用いることができる)や、ペンやスタイラスから入力を受け取るペン・イネーブル・インターフェースとすることができる。また、画面上の仮想キーボードを用いることもできる。当然ではあるが、コンピューター501は、例えばワイヤレス・リンクやUSBポートなどのような適切な取付機構を介して、キーボードや他のユーザー入力デバイスへ取り付けることもできる。コンピューター501は、例示的には、音声入力も受け取ることができる。
[00119] 図29は、例えば、デバイス16、デバイス148、152、154、システム102またはアプリケーション116を配備できるコンピューティング環境の1つの実施形態である。図28を参照すると、幾つかの実施形態を実施するための例示的なシステムは、コンピューター810の形の汎用コンピューティング・デバイスを含む。コンピューター810のコンポーネントは、処理ユニット820(プロセッサー146を含むことができる)と、システム・メモリー830と、システム・メモリーを含む様々なシステム・コンポーネントを処理ユニット820と結合するシステム・バス821とを含む。システム・バス821は、様々なバス構造のうちの任意のものを用いるメモリー・バスまたはメモリー・コントローラー、周辺バス、およびローカル・バスを含む幾つかのタイプのバス構造のうちの、任意のものとすることができる。例として、そのようなアーキテクチャーは、業界標準アーキテクチャー(ISA)バス、マイクロ・チャネル・アーキテクチャー(MCA)バス、エンハンストISA(EISA)バス、ビデオ・エレクトロニクス・スタンダーズ・アソシエーション(VESA)ローカル・バス、およびメザニン・バスとしても知られているペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト・(PCI)バスを含むが、これらには限定されない。図1と関連して説明したメモリーおよびプログラムは、図29の対応する部分に配することができる。
[00120] コンピューター810は、典型的には、様々なコンピューター読取可能媒体を含む。コンピューター読取可能媒体は、コンピューター810によりアクセス可能な任意の適切な媒体とすることができ、揮発性および不揮発性、取り外し可能および取り外し不可能な媒体を含む。限定ではなく例として、コンピューター読取可能媒体は、コンピューター・ストレージ媒体および通信媒体を含む。コンピューター・ストレージ媒体は、変調されたデータ信号や搬送波とは異なるものであり、それらを含まない。コンピューター・ストレージ媒体は、コンピューター読取可能命令、データ構造、プログラム・モジュール、または他のデータなどのような情報を格納するために任意の方法や技術で実装される揮発性および不揮発性、取り外し可能および取り外し不可能な媒体を含むハードウェア・ストレージ媒体を含む。コンピュータ・ストレージ媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュ・メモリ、または他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、または他の光ディスク装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置、または他の磁気記憶装置、または望まれる情報を記憶するために使用でき且つコンピュータ810によりアクセスできる他の任意の媒体を含むが、これらには限定されない。通信媒体は、典型的には、トランスポート機構においてコンピューター読取可能命令、データ構造、プログラム・モジュール、または他のデータを実現するものであり、任意の情報配信媒体を含む。「変調されたデータ信号」という用語は、信号内の情報をエンコードするように、その信号の特性のうちの1以上の特性が設定または変更された信号を意味する。限定ではなく例として、通信媒体は、有線ネットワークや直接有線接続などのような有線媒体と、音響、RF、赤外線、および他の無線媒体などのような無線媒体とを含む。上記のものの任意の組み合わせも、コンピューター読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
[00121] システム・メモリー830は、リード・オンリー・メモリ(ROM)831およびランダム・アクセス・メモリ(RAM)832などのような、揮発性および/または不揮発性のメモリーの形態のコンピューター・ストレージ媒体を含むことができる。スタート・アップの時などにコンピューター810内のエレメント間での情報の転送を手助けする基本的ルーチンを含むベーシック入出力システム(BIOS)833は、ROM831に格納される。RAM832は、典型的には、プロセッシング・ユニット820により即座にアクセス可能なおよび/または現在動作させられているデータおよび/またはプログラム・モジュールを含む。限定ではなく例として、図29は、オペレーティング・システム834、アプリケーション・プログラム835、他のプログラム・モジュール836、およびプログラム・データ837を示す。
[00122] また、コンピューター810は、他の取り外し可能/取り外し不可能な揮発性/不揮発性のコンピューター読取可能媒体を含むことができる。単なる例として、図29は、取り外し不可能で不揮発性の磁気媒体に対する読み出しおよび書き込みを行うためのハード・ディスク・ドライブ841と、取り外し可能で不揮発性の磁気ディスク852に対する読み出しおよび書き込みを行うための磁気ディスク・ドライブ851と、CD−ROMや他の光媒体などのような取り外し可能で不揮発性の光ディスク856に対する読み出しおよび書き込みを行うための光ディスク・ドライブ855とを示す。例示的な動作環境で用いることができる他の取り外し可能/取り外し不可能で揮発性/不揮発性のコンピューター・ストレージ媒体は、磁気テープ・カセット、フラッシュ・メモリー・カード、デジタル・バーサタイル・ディスク、デジタル・ビデオ・テープ、ソリッド・ステートRAM、ソリッド・ステートROMなどを含むが、これらには限定されない。ハード・ディスク・ドライブ841は、典型的には、インターフェース840などのような取り外し不可能なメモリー・インターフェースを介してシステム・バス821へ接続され、磁気ディスク・ドライブ851および光ディスク・ドライブ855は、典型的には、インターフェース850などのような取り外し可能メモリー・インターフェースによりシステム・バス821へ接続される。
[00123] ドライバーと、それらと関連するものであり上記で説明し且つ図29で示したストレージ媒体とは、コンピューター読取可能命令、データ構造、プログラム・モジュール、およびコンピューター810に対する他のデータのストレージを提供する。例えば、図28では、ハード・ディスク・ドライブ841は、オペレーティング・システム844、アプリケーション・プログラム845、他のプログラム・モジュール846、およびプログラム・データ847を格納するものとして示されている。これらのコンポーネントは、オペレーティング・システム834、アプリケーション・プログラム835、他のプログラム・モジュール836、およびプログラム・データ837と同じである場合も異なる場合もあることに留意されたい。ここでは、オペレーティング・システム844、アプリケーション・プログラム845、他のプログラム・モジュール846、およびプログラム・データ847は、少なくとも、別のコピーであることを示すために、異なる番号が付されている。それらはまた、サーチ・コンポーネント802および804を含むことができる。
[00124] ユーザーは、キーボード862や、マイクロフォン863や、例えばマウスやトラックボールやタッチ・パッドなどのようなポインティング・デバイス861などのような入力デバイスを用いて、コンピューター810へコマンドおよび情報を入力することができる。他の入力デバイス(示さず)としては、ジョイスティック、ゲーム・パッド、サテライト・ディッシュ、スキャナーなどが含まれ得る。これらおよび他の入力デバイスは、システム・バスと結合されたユーザー入力インターフェース860を通じてプロセッシング・ユニット820と接続されることが多いが、他のインターフェースおよびバス構造、例えば、パラレル・ポート、ゲーム・ポート、またはユニバーサル・シリアル・バス(USB)などにより接続されることもできる。モニター891や他のタイプのディスプレイ・デバイスも、ビデオ・インターフェース890などのようなインターフェースを介してシステム・バス821と接続される。コンピューターは、モニターに加えて、出力用周辺機器インターフェース895を介して接続できるスピーカー897やプリンター896などのような他の周辺出力デバイスを含むこともできる。
[00125] コンピューター810は、ネットワーク化された環境で、リモート・コンピューター880などのような1以上のリモート・コンピューターへの論理接続を用いて、動作することができる。リモート・コンピューター880は、パーソナル・コンピューター、ハンドヘルド型デバイス、サーバー、ルーター、ネットワークPC、ピア・デバイス、または他の共通ネットワーク・ノードとすることができ、典型的には、コンピューター810に関して説明した多くのまたは全てのエレメントを含むことができる。図29に示す論理接続は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)871およびワイド・エリア・ネットワーク(WAN)873を含むが、他のネットワークを含むこともできる。そのようなネットワーク環境は、オフィス、エンタープライズ・ワイド・コンピューター・ネットワーク、イントラネット、およびインターネットにおいて一般的なものである。
[00126] コンピューター810は、LANネットワーク環境で用いる場合、ネットワーク・インターフェースまたはアダプター870を通じてLAN871と接続される。コンピューター810は、WANネットワーク環境で用いる場合、典型的には、モデム872、またはインターネットなどのようなワイド・エリア・ネットワーク873を通じての接続を確立するための他の手段を含む。内部または外部に備えられ得るモデム872は、ユーザー入力インターフェース860または他の適切な機構を介してシステム・バス821と接続することができる。ネットワーク化された環境では、コンピューター810と関連して示されているプログラム・モジュールまたはその一部は、リモート・メモリ・ストレージ・デバイスに格納することができる。限定ではない例として、図29は、リモート・コンピューター880に存在するものとしてリモート・アプリケーション・プログラム885を示す。示されたネットワーク接続が例示であり、コンピューター間の通信リンクを確立するために別の手段も使用できることは、理解できる。
[00127] 主題事項を、構造的な特徴や方法論的な動作に対して特定的な言語で記載したが、特許請求の範囲において定める主題事項が必ずしも上記の特定の特徴や動作に限定されるものではないことは、理解される。むしろ、上記の特定の特徴や動作は、特許請求の範囲を実施するための例示的に形として開示されたものである。

Claims (10)

  1. ノート作成アプリケーションを用いてコンテンツを処理するための、コンピューターにより行われる方法であって、
    前記ノート作成アプリケーションにおいてノートブックを開くためのユーザー入力を受け取るステップと、
    第1ナビゲーション・コラムと第2ナビゲーション・コラムとを含む一組のナビゲーション・コラムにおいて、およびコンテンツ表示部分において、情報を表示するマルチコラム・ユーザー・インターフェース表示を生成するステップであって、
    前記第1ナビゲーション・コラムと前記第2ナビゲーション・コラムとにおける前記情報は階層的に関連させられており、前記コラムは、
    前記第1ナビゲーション・コラムが第1の選択可能なナビゲーション・エレメントを有し、前記第1の選択可能なナビゲーション・エレメントは、作動させられたときに、前記ノート作成アプリケーションに、前記ノートブックにおける第1場所へ移動するようにさせ、
    前記第2ナビゲーション・コラムが、前記第1の選択可能なナビゲーション・エレメントのうちの選択されたナビゲーション・エレメントに対応する第2の選択可能なナビゲーション・エレメントを有し、前記第2の選択可能なナビゲーション・エレメントは、作動させられたときに、前記ノート作成アプリケーションに、前記ノートブックにおける前記第1場所内の第2場所へ移動するようにさせる、
    ように表示され、
    前記コンテンツ表示部分は、前記第2ナビゲーション・コラムにおいて選択された第2のナビゲーション・エレメントにより識別される前記第2場所に対応するコンテンツを表示し、
    前記第1ナビゲーション・コラムと前記第2ナビゲーション・コラムとは、それぞれ、更なる第1の選択可能なナビゲーション・エレメントと第2の選択可能なナビゲーション・エレメントとを示すように、パン可能である、
    マルチコラム・ユーザー・インターフェース表示を生成するステップと
    を含む方法。
  2. 請求項1に記載のコンピューターにより行われる方法であって、マルチコラム・ユーザー・インターフェース表示を生成する前記ステップは、
    前記第1ナビゲーション・コラムと前記第2ナビゲーション・コラムとを、互いに独立してパン可能なものとして表示するステップ
    を含み、更に、
    ナビゲーション変更ユーザー入力を受け取るステップと、
    別の組のナビゲーション・コラムを示す別のユーザー・インターフェース表示を生成するステップと
    を含む方法。
  3. 請求項2に記載のコンピューターにより行われる方法であって、別のユーザー・インターフェース表示を生成する前記ステップは、
    前記第1ナビゲーション・コラムと前記第2ナビゲーション・コラムとを表示するステップと、前記第1ナビゲーション・コラムと前記第2ナビゲーション・コラムとにおける前記情報と階層的に関連する情報を有する第3ナビゲーション・コラムを表示するステップと
    を含み、
    第3ナビゲーション・コラムを表示する前記ステップは、前記第3ナビゲーション・コラムをノートブック・ナビゲーション・コラムとして表示するステップを含み、該ステップは、
    第3の選択可能なナビゲーション・エレメントを表示するステップであって、前記第3の選択可能なナビゲーション・エレメントのそれぞれは、前記ノート作成アプリケーションにおける別のノートブックに対応し、前記第3のナビゲーション・エレメントのうちの選択されたナビゲーション・エレメントは、作動させられると、前記ノート作成アプリケーションに、前記ノート作成アプリケーションにおける対応するノートブックへ移動するようにさせる、ステップ
    を含む、
    方法。
  4. 請求項3に記載のコンピューターにより行われる方法であって、
    前記第1ナビゲーション・コラムはセクション・ナビゲーション・コラムを含み、前記第1の選択可能なナビゲーション・エレメントのそれぞれは、選択されたノートブックにおけるセクションに対応し、
    前記第2ナビゲーション・コラムはページ・ナビゲーション・コラムを含み、前記第2の選択可能なナビゲーション・エレメントのそれぞれは、選択されたノートブックにおける選択されたセクションにおけるページに対応し、
    前記コンテンツ表示部分は、選択された前記ノートブックにおける選択された前記セクションにおける選択されたページからのコンテンツを表示する、
    方法。
  5. 請求項4に記載のコンピューターにより行われる方法であって、マルチコラム・ユーザー・インターフェース表示を生成する前記ステップは、
    前記コンテンツ表示部分を、前記ユーザー・インターフェース表示の右側に生成するステップと、
    前記ページ・ナビゲーション・コラムを、前記コンテンツ表示部分の左側において隣接して生成するステップと、
    前記セクション・ナビゲーション・コラムを、前記ページ・ナビゲーション・コラムの左側において隣接して生成するステップと
    を含み、
    前記第3ナビゲーション・コラムをノートブック・ナビゲーション・コラムとして表示する前記ステップは、
    前記ノートブック・ナビゲーション・コラムを、前記セクション・ナビゲーション・コラムの左側において隣接して生成するステップ
    を含み、
    前記ノートブック・ナビゲーション・コラムと前記セクション・ナビゲーション・コラムとのうちの所与のナビゲーション・コラムにおけるナビゲーション・エレメントを作動させることにより、ノート作成アプリケーションに、前記所与のナビゲーション・コラムの右側の全てのコラムに表示される情報を更新させる、
    方法。
  6. 請求項4に記載のコンピューターにより行われる方法であって、ナビゲーション変更ユーザー入力を受け取る前記ステップは、
    タッチ・ジェスチャーを受け取り、それにより、前記ノート作成アプリケーションに、前記ユーザー・インターフェース表示を右側または左側へ移動させるようにして、前記ノートブック・ナビゲーション・コラム、前記セクション・ナビゲーション・コラム、および前記ページ・ナビゲーション・コラムを、それぞれ、より多く又はより少なく露出させるようにする、
    方法。
  7. 請求項4に記載のコンピューターにより行われる方法であって、
    順序変更ユーザー入力を受け取り、セクションのページまたはノートブックのセクションのそれぞれのうちの所与のものの階層的な従属関係の変更を行うステップと、
    前記階層的な従属関係における変更を反映するように前記マルチコラム・ユーザー・インターフェース表示を生成するステップと
    更に含む方法。
  8. 請求項4に記載のコンピューターにより行われる方法であって、
    従属関係変更ユーザー入力を受け取り、前記ページ・ナビゲーション・コラムおよび前記セクション・ナビゲーション・コラムのうちの所与のナビゲーション・コラム内のナビゲーション・エレメントの従属関係を変更し、所与の前記ページ・ナビゲーション・コラム内または前記セクション・ナビゲーション・コラム内の前記ナビゲーション・エレメントの階層的な従属関係を変更するステップと
    前記所与のナビゲーション・コラム内の前記階層的な従属関係における変更を反映するように前記マルチコラム・ユーザー・インターフェース表示を生成するステップと
    を更に含む方法。
  9. 請求項6に記載のコンピューターにより行われる方法であって、
    ページ・ユーザー入力を受け取るステップと、
    予め定めた基準に適合する前記コンテンツ表示部分に表示されるページの描写のページ・リストを表示するステップと
    を更に含み、
    前記予め定めた基準は、最近表示されたページ、頻繁に表示されるページ、およびユーザーの定めたページのうちの少なくとも1つを含み、ページ・ユーザー入力を受け取る前記ステップは、
    前記マルチコラム・ユーザー・インターフェース表示上での縦方向に向けたタッチ・ジェスチャーを受け取るステップ
    を含む、
    方法。
  10. コラボレーション・システムであって、
    前記コラボレーション・システムはノート作成アプリケーションを含み、
    前記ノート作成アプリケーションは、ユーザー入力に応じて、セクションを有するノートブックを生成し、
    それぞれの前記セクションはページを有し、それぞれのページはコンテンツを有し、
    前記ノート作成アプリケーションは、ノートブックを開くためのユーザー入力を受け取り、階層的なユーザー・インターフェース表示を生成し、
    前記ユーザー・インターフェース表示は、選択可能なノートブック・ナビゲーション・エレメントのリストを持つ第1コラムと、前記第1コラムで選択されたノートブックに従属するセクションに対応する選択可能なセクション・ナビゲーション・エレメントのリストを持つ第2コラムと、前記第2コラムで選択されたセクションに従属するページに対応する選択可能なページ・ナビゲーション・エレメントのリストを持つ第3コラムと、前記第3コラムで選択されたページのコンテンツを示すコンテンツ部分とを有し、
    前記ノート作成アプリケーションは、
    前記第1コラム、前記第2コラム、および前記第3コラムのうちの1つのものにおいて別のナビゲーション・エレメントを選択するためのナビゲーション入力を前記ユーザーから受け取り、
    前記階層的なユーザー・インターフェース表示を変更して、ナビゲーション・エレメントを、前記別のナビゲーション・エレメントに従属する前記第1コラム、前記第2コラム、および前記第3コラムのうちの別のものにおいて示す
    ものであり、かつ
    前記コラボレーション・システムはコンピューター・プロセッサーを含み、
    前記コンピューター・プロセッサーは、前記システムの機能コンポーネントであり、前記ノート作成アプリケーションにより作動させられて、前記ユーザー入力の受け取り、前記階層的なユーザー・インターフェース表示の生成、および前記階層的なユーザー・インターフェース表示の変更を促進させる、
    コラボレーション・システム。
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