JP2014532967A - 加速器デバイスを備える質量分析計 - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は、2011年11月4日出願の英国特許出願第1119059.2号および2011年11月7日出願の米国特許出願第61/556499号の優先権および利益を主張する。これらの出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。
イオンが中を進行する飛行領域、および検出器を設けることと、
イオンが検出器に向かって進行するように飛行領域に沿って電位プロファイルを維持することと、
少なくとも一部のイオンが第1の長さの飛行領域内を進行している間に、第1の長さの飛行領域が維持する電位を第1の電位から第2の電位に変更することと
を含む質量分析方法であって、変更した電位は、長さの飛行領域の出口に第1の電位差を与え、少なくとも一部のイオンは、長さの飛行領域を離れるときに電位差により加速される、質量分析方法が提供される。
イオンが中を進行する飛行領域と、
検出器と、
使用時にイオンが検出器に向かって進行するように飛行領域に沿って電位プロファイルを維持し、少なくとも一部のイオンが第1の長さの飛行領域内を進行している間に第1の長さの飛行領域が維持する電位を第1の電位から第2の電位に変更するように配置、構成した制御手段とを備える質量分析計であって、
変更した電位は、長さの飛行領域の出口で第1の電位差を与え、それにより少なくとも一部のイオンは、長さの飛行領域を離れるときに電位差により加速される、質量分析計をさらに提供する。
(a)(i)エレクトロスプレー・イオン化(Electrospray ionisation 'ESI')イオン源、(ii)大気圧光イオン化(Atmospheric Pressure Photo Ionisation 'APPI')イオン源、(iii)大気圧化学イオン化(Atmospheric pressure Chemical Ionisation 'APCI')イオン源、(iv)マトリックス支援レーザー脱離イオン化(Matrix Assisted Laser Desorption Ionisation 'MALDI')イオン源、(v)レーザー脱離イオン化(Laser Desorption Ionisation 'LDI')イオン源、(vi)大気圧イオン化(Atmospheric Pressure Ionisation 'API')イオン源、(vii)シリコンを用いた脱離イオン化(Desorption Ionisation on Silicon 'DIOS')イオン源、(viii)電子衝撃(Electron Impact 'EI')イオン源、(ix)化学イオン化(Chemical Ionisation 'CI')イオン源、(x)電場イオン化(Field Ionisation 'FI')イオン源、(xi)電場脱離(Field Desorption 'FD')イオン源、(xii)誘導結合プラズマ(Inductively Coupled Plasma 'ICP')イオン源、(xiii)高速原子衝撃(Fast Atom Bombardment 'FAB')イオン源、(xiv)液体二次イオン質量分析方法(Liquid Secondary Ion Mass Spectro metry 'LSIMS')イオン源、(xv)脱離エレクトロスプレーイオン化(Desorption Electrospray Ionisation 'DESI')イオン源、(xvi)ニッケル63放射性イオン源、(xvii)大気圧マトリックス支援レーザー脱離イオン化イオン源、(xviii)サーモスプレーイオン源、(xix)大気サンプリング・グロー放電イオン化(Atmospheric Sampling Glow Discharge Ionisation 'ASGDI')イオン源、(xx)グロー放電(Glow Discharge 'GD')イオン源、および(xxi)インパクタイオン源からなる群から選択したイオン源、および/または、
(b)1つまたは複数の連続またはパルス化イオン源、および/または、
(c)1つまたは複数のイオン・ガイド、および/または、
(d)1つまたは複数のイオン移動分離デバイスおよび/または1つまたは複数の非対称電場イオン移動スペクトロメータ・デバイス、および/または、
(e)1つまたは複数のイオン・トラップまたは1つまたは複数のイオン捕捉領域、および/または、
(f)(i)衝突誘導解離(Collisional Induced Dissociation 'CID')フラグメンテーション・デバイス、(ii)表面誘導解離(Surface Induced Dissociation 'SID')フラグメンテーション・デバイス、(iii)電子移動解離(Electron Transfer Dissociation 'ETD')フラグメンテーション・デバイス、(iv)電子捕獲解離(Electron Capture Dissociation 'ECD')フラグメンテーション・デバイス、(v)電子衝突若しくは衝撃解離フラグメンテーション・デバイス、(vi)光誘導解離(Photo Induced Dissociation 'PID')フラグメンテーション・デバイス、(vii)レーザー誘導解離フラグメンテーション・デバイス、(viii)赤外線誘導解離デバイス、(ix)紫外線誘導解離デバイス、(x)ノズル−スキマー・インターフェース・フラグメンテーション・デバイス、(xi)インソース・フラグメンテーション・デバイス、(xii)インソース衝突誘導解離フラグメンテーション・デバイス、(xiii)熱若しくは高温源フラグメンテーション・デバイス、(xiv)電場誘導フラグメンテーション・デバイス、(xv)磁界誘導フラグメンテーション・デバイス、(xvi)酵素消化若しくは酵素分解フラグメンテーション・デバイス、(xvii)イオン−イオン反応フラグメンテーション・デバイス、(xviii)イオン−分子反応フラグメンテーション・デバイス、(xix)イオン−原子反応フラグメンテーション・デバイス、(xx)イオン−準安定イオン反応フラグメンテーション・デバイス、(xxi)イオン−準安定分子反応フラグメンテーション・デバイス、(xxii)イオン−準安定原子反応フラグメンテーション・デバイス、(xxiii)付加イオンまたは生成イオンを形成するためにイオンを反応させるイオン−イオン反応デバイス、(xxiv)付加イオンまたは生成イオンを形成するためにイオンを反応させるイオン−分子反応デバイス、(xxv)付加イオンまたは生成イオンを形成するためにイオンを反応させるイオン−原子反応デバイス、(xxvi)付加イオンまたは生成イオンを形成するためにイオンを反応させるイオン−準安定イオン反応デバイス、(xxvii)付加イオンまたは生成イオンを形成するためにイオンを反応させるイオン−準安定分子反応デバイス、(xxviii)付加イオンまたは生成イオンを形成するためにイオンを反応させるイオン−準安定原子反応デバイス、および(xxix)電子イオン化解離(Electron Ionisation Dissociation 'EID')フラグメンテーション・デバイスからなる群から選択される1つまたは複数のコリジョン・リアクション・セルまたはフラグメンテーション・セル、および/または、
(g)(i)四重極質量分析器、(ii)2Dまたは直線四重極質量分析器、(iii)Paulまたは3D四重極質量分析器、(iv)Penningトラップ質量分析器、(v)イオン・トラップ質量分析器、(vi)磁場型質量分析器、(vii)イオン・サイクロトロン共鳴(Ion Cyclotron Resonance 'ICR')質量分析器、(viii)フーリエ変換イオン・サイクロトロン共鳴(Fourier Transform Ion Cyclotron resonance 'FTICR')質量分析計、(ix)静電気またはOrbitrap質量分析器、(x)フーリエ変換静電気またはOrbitrap質量分析器、(xi)フーリエ変換質量分析器、(xii)飛行時間型質量分析器、(xiii)直交加速飛行時間型質量分析器、および(xiv)直線加速度飛行時間型質量分析器からなる群から選択した質量分析器、および/または、
(h)1つまたは複数のエネルギー分析器または静電気エネルギー分析器、および/または、
(i)1つまたは複数のイオン検出器、および/または、
(j)(i)四重極質量フィルタ、(ii)2Dまたは直線四重極イオン・トラップ、(iii)Paulまたは3D四重極イオン・トラップ、(iv)Penningイオン・トラップ、(v)イオン・トラップ、(vi)磁場型質量フィルタ、(vii)飛行時間型質量フィルタ、および(viii)ウィーン・フィルタからなる群から選択した1つまたは複数の質量フィルタ、および/または、
(k)イオンをパルス化するデバイスまたはイオン・ゲート、および/または、
(l)実質的に連続するイオン・ビームをパルス化イオン・ビームに変換するデバイス。
(i)外側胴状電極と、同軸内側スピンドル状電極とを備えるC−Trap・Orbitrap(RTM)質量分析器であって、第1の動作モードでは、イオンはC−Trapに輸送され、次にOrbitrap(RTM)質量分析器内に出射され、第2の動作モードでは、イオンはC−Trapに輸送され、次にコリジョン・セルまたは電子移動解離デバイスに輸送され、少なくとも一部のイオンは、フラグメント・イオンに断片化され、フラグメント・イオンは、次に、Orbitrap(RTM)質量分析器に出射される前にC−Trapに輸送される、C−Trap・Orbitrap(RTM)質量分析器、および/または、
(ii)使用時にイオンが中に輸送される開口を有する複数の電極をそれぞれが備える積層リング・イオン・ガイドであって、電極の間隔はイオン経路の長さ部に沿って増大し、電極の開口は、イオン・ガイドの上流区分では第1の直径を有し、電極の開口は、イオン・ガイドの下流区分では第1の直径よりも小さい第2の直径を有し、使用時にACまたはRF電圧の逆位相を連続する電極に印加する、積層リング・イオン・ガイド。
イオンが中を進行する飛行領域およびフラグメンテーション・デバイスを設けることと、
親イオンまたはプリカーサー・イオンがフラグメンテーション・デバイスに向かって進行するように飛行領域に沿って電位プロファイルを維持することと、
少なくとも一部のイオンが第1の長さの飛行領域内を進行している間に長さの飛行領域が維持する電位を第1の電位から第2の電位に変更することとを含む質量分析方法であって、
変更した電位は、長さの飛行領域の出口に第1の電位差を与え、それによって少なくとも一部のイオンは、長さの飛行領域を離れるときに電位差により加速され、その結果、イオンは、イオンのエネルギーおよび中のフラグメントを増加させてフラグメンテーション・デバイスに到達するような、質量分析方法を提供する。
使用時にイオンが中を進行する飛行領域と、
フラグメンテーション・デバイスと、
使用時に親イオンまたはプリカーサー・イオンがフラグメンテーション・デバイスに向かって進行するように飛行領域に沿って電位プロファイルを維持し、
少なくとも一部のイオンが第1の長さの飛行領域内を進行している間に、長さの飛行領域が維持する電位を第1の電位から第2の電位に変更するように配置、構成した制御手段とを備える質量分析計であって、
変更した電位は、長さの飛行領域の出口に第1の電位差を与え、それによって、少なくとも一部のイオンは、長さの飛行領域を離れるときに電位差により加速され、その結果、イオンは、イオンのエネルギーおよびフラグメントを増加させてフラグメンテーション・デバイスに到達するようになる、質量分析計を提供する。
イオンが中を進行する飛行領域を設けることと、
イオンが飛行領域を通って進行するように飛行領域に沿って電位プロファイルを維持することと、
少なくとも一部のイオンが第1の長さの飛行領域内で進行している間に、第1の長さの飛行領域が維持する電位を第1の電位から第2の電位に変更すること
を含む質量分析方法であって、変更した電位は、長さの飛行領域の出口に第1の電位差を与え、それにより、少なくとも一部のイオンは、長さの飛行領域を離れるときに電位差により加速される、質量分析方法をさらに提供する。
イオンが中を進行する飛行領域と、
使用時にイオンが飛行領域を通って進行するように飛行領域に沿って電位プロファイルを維持し、少なくとも一部のイオンが第1の長さの飛行領域内を進行している間に、第1の長さの飛行領域が維持する電位を第1の電位から第2の電位に変更するように配置、構成した制御手段とを含む質量分析計であって、
変更した電位は、長さの飛行領域の出口に第1の電位差を与え、それにより、少なくとも一部のイオンは、長さの飛行領域を離れるときに電位差により加速される、質量分析計を提供する。
V1=2322.2V
V2=0V
V3=−627.8V
V4=1641.2V
V5=2322.2V
L1=2.7mm
L2=18mm
L3=711mm
L4=112mm
L5=56.9mm。
本実施形態では、緩衝ガスを利用してイオンの径方向への閉じ込めを改良するのを助けることができる。第2のRF電圧源10は、軸セグメント6および加速領域8の位置を画定するために使用される。この実施形態では、第2のRF電圧源10の第1の位相は、第1の軸セグメント6aを画定するように最初の3つの開口電極12に印加される。第2のRF電圧源10の、第2の、好ましくは反対位相は、第2の軸セグメント6bを画定するように次の3つの開口電極12に印加される。第2のRF電圧源10の第1の位相は、第3の軸セグメント6cを画定するように次の4つの開口電極12に印加される。第2のRF電圧源10の第2の位相は、第4の軸セグメント6dを画定するように次の4つの開口電極12に印加される。このパターンは、様々な軸セグメント6を画定するようにデバイスに沿って継続する。加速領域8は、隣接する軸セグメント6の各対の間を画定し、図3に関して記載したように動作する。これにより、対象のイオンをデバイスの右に向けた矢印によって図4で表す方向に加速させる。さらに、図3に関して上記したように、各軸セグメント6の長さは、漸進的に長くなり、対象のイオンがデバイスを通過するときに進行する増加速度を反射することができる。所与の軸セグメント6の長さは、選択した数の隣接する開口電極12に第2のRF電圧源10の所与の位相を印加することによって容易に選択することができる。
Claims (37)
- イオンが中を進行する飛行領域、および検出器を設けることと、
イオンが前記検出器に向かって進行するように前記飛行領域に沿って電位プロファイルを維持することと、
少なくとも一部のイオンが第1の長さの飛行領域内を進行している間に、前記第1の長さの前記飛行領域が維持する電位を第1の電位から第2の電位に変更することと
を含む質量分析方法であって、前記変更した電位は、前記長さの飛行領域の出口に第1の電位差を与え、それにより、前記少なくとも一部のイオンは、前記長さの飛行領域を離れるときに前記電位差により加速される、質量分析方法。 - 前記第1の長さの飛行領域が維持する前記電位は、前記第1の長さの飛行領域と前記検出器との間に前記電位差を与えるように前記検出器が維持する電位と比較して変更される、請求項1に記載の方法。
- 前記第1の長さの飛行領域が維持する前記電位は、前記第1の長さの飛行領域と前記第2の長さ飛行領域との間に前記電位差を与えるように下流の第2の長さの前記飛行領域が維持する前記電位と比較して変更される、請求項1に記載の方法。
- 前記少なくとも一部のイオンは、運動エネルギーを増加させて前記検出器に到達するように前記電位差により加速される、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
- 異なる質量電荷比の範囲を有するイオンは、前記飛行領域内に通され、前記検出器に向かって進行するときに質量電荷比に従って空間的に分離される、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
- 前記第1の長さの飛行領域の前記電位は、比較的低い質量電荷比のイオンが前記第1の長さの飛行領域を通って出る間は前記電位差が比較的小さくまたは前記電位差がないように設定され、比較的高い質量電荷比のイオンが前記第1の長さの飛行領域を通って出るときに前記電位差が比較的高く設定されるように時間で変動する、請求項5に記載の方法。
- イオンが前記第1の長さの飛行領域内を進行している間に前記第1の長さの飛行領域が維持する前記電位を前記第2の電位から第3の電位に変更することを含む、請求項1から6のいずれかに記載の方法であって、前記変更した電位は、前記第1の長さの飛行領域の出口に第2の電位差を与え、それにより、イオンは、前記第1の長さの飛行領域を離れるときに前記第2の電位差により加速される、方法。
- 前記第2の電位差は、前記第1の電位差よりも大きい、請求項7に記載の方法。
- 前記第1の長さの飛行領域の前記電位は、比較的低い質量電荷比のイオンが前記第1の長さの飛行領域を通って出る間は前記第1の電位差が比較的小さく設定され、比較的高い質量電荷比のイオンが前記第1の長さの飛行領域を通って出るときは前記第2の電位差が比較的高く設定されるように時間で変動する、請求項7または8に記載の方法。
- 前記飛行領域にイオン・ミラーを設けること含む、請求項1から9のいずれかに記載の方法であって、イオンが前記イオン・ミラーに向かって進行するときに、イオンが第1の方向で前記第1の長さの飛行領域を通り前記第1の長さの飛行領域の第1の端部に進行するようにし、前記イオンは、前記ミラーによって反射された後および前記検出器に向かう途中、第2の方向で前記第1の長さの飛行領域を通り前記第1の長さの飛行領域の第2の端部に進行する、方法。
- 前記第1の長さの飛行領域が維持する前記電位を変更する前記ステップは、前記第1の長さの飛行領域の前記第2の端部に前記第1の電位差を与え、イオンは、前記第2の方向で前記第1の長さの飛行領域を通って進行するように前記イオン・ミラーによって反射され、次に、前記イオンは、前記第2の端部を通って前記第1の長さの飛行領域を離れ、前記検出器に向かって進行するときに前記第1の電位差により加速される、請求項10に記載の方法。
- イオンが前記第2の方向で前記第1の長さの飛行領域内を進行している間に前記第1の長さの飛行領域が維持する前記電位を前記第2の電位から前記第3の電位に変更することを含む、請求項7または8に従属する請求項10または11に記載の方法であって、前記変更した電位は、前記第1の長さの飛行領域の前記第2の端部に第2の電位差を与え、それにより、イオンは、前記第2の端部を通って前記第1の長さの飛行領域を離れ、前記検出器に向かって進行するときに前記第2の電位差により加速される、方法。
- 少なくとも一部のイオンがさらなる長さの飛行領域内を進行している間に前記さらなる長さの飛行領域が維持する前記電位を変更することを含む、請求項1から12のいずれかに記載の方法であって、前記さらなる長さの飛行領域は、前記第1の長さの飛行領域に対して異なる軸方向位置の前記飛行領域にあり、前記変更した電位により、さらなる電位差が前記さらなる長さの飛行領域の出口に配置されることになり、それにより、少なくとも一部のイオンは、前記さらなる長さの飛行領域を離れるときに前記さらなる電位差により加速される、方法。
- 前記第1の長さの飛行領域および前記さらなる長さの飛行領域に印加される前記電位が変更されるタイミングは、前記第1の長さの飛行領域の前記出口で前記第1の電位差によって加速されるイオンが、前記さらなる長さの飛行領域の前記出口で前記さらなる電位差によって加速されるイオンとは異なるように選択される、請求項13に記載の方法。
- 前記第1の長さの飛行領域および前記さらなる長さの飛行領域に印加される前記電位が変更されるタイミングは、同じイオンが、前記第1の長さの飛行領域の前記出口で前記第1の電位差によって加速され、前記さらなる長さの飛行領域の前記出口で前記さらなる電位差によって加速されるように選択される、請求項13に記載の方法。
- 前記第1の長さの飛行領域は、第1の群の電極によって画定され、第1の電位は、各電極が同一のものである前記それぞれの電極に印加され、前記第1の長さの飛行領域が維持する前記電位を変更する前記ステップは、各電極が同一のものである前記それぞれの電極に前記第1の電位とは異なる電位を印加することを含む、請求項1から15のいずれかに記載の方法。
- 前記さらなる長さの飛行領域は、さらなる群の電極によって画定され、第2の電位は、各電極が同一のものである前記それぞれの電極に印加され、前記さらなる長さの飛行領域が維持する前記電位を変更する前記ステップは、各電極が同一のものである前記それぞれの電極に前記第2の電位とは異なる電位を印加することを含む、請求項16に記載の方法。
- 前記さらなる長さの飛行領域に隣接する前記第1の長さの飛行領域に、前記さらなる長さの飛行領域と前記第1の長さの飛行領域との間に配置する加速領域を設けることと、RF電圧源の第1の位相を前記第1の長さの飛行領域の前記電極に印加し、前記RF電圧源の第2の位相を前記さらなる長さの飛行領域の前記電極に印加することとを含む、請求項17に記載の方法であって、それにより、イオンが前記第1の長さの飛行領域内を進行している間に、前記第1の長さの飛行領域の前記電位は前記RF電圧源によって増大され、前記RF電圧源が前記第1の長さの飛行領域と前記さらなる長さの飛行領域との間に電位差を与えたときに、前記イオンは前記第1の長さの飛行領域から出て、前記イオンを前記加速領域に通して加速させ、前記さらなる長さの飛行領域内に入るようにする、方法。
- 前記RF電圧源は、イオンが前記さらなる長さの飛行領域に入った後、前記さらなる長さの飛行領域の前記電位を増大させ、前記イオンが前記さらなる長さの飛行領域から出るときに前記イオンを加速するように前記さらなる長さの飛行領域の前記出口に前記さらなる電位差を与える、請求項18に記載の方法。
- 前記RF電圧源の周波数は、加速するのが望ましいイオンの質量電荷比に基づいて選択される、請求項18または19に記載の方法。
- 軸方向に離間した電極は、前記飛行領域の軸方向長さに沿って配置され、DC電位は、イオンが前記電位差(複数可)によって加速される方向とは反対である軸方向で前記イオンに力を及ぼすDC軸方向電場を生成するように前記電極に印加される、請求項1から20のいずれかに記載の方法。
- 前記第1の長さの飛行領域の前記電位および/または前記さらなる長さの飛行領域の前記電位は、選択範囲の質量電荷比のイオンを前記第1の電位差および/または前記さらなる電位差によって一方向に加速するように時間で変動され、他の質量電荷比を有するイオンは、DC軸方向電場によって別の方向に駆動される、請求項21に記載の方法。
- 前記軸方向に離間した電極は、前記飛行領域の前記軸方向長さに沿って配置され、RF電圧は、イオンを径方向に閉じ込めるために、前記第1の長さの飛行領域の前記電極、および/または前記さらなる長さの飛行領域の前記電極、および/または前記第1の長さの飛行領域と前記さらなる長さの飛行領域との間の前記電極に印加される、請求項1から22のいずれかに記載の方法。
- 前記第1の長さの飛行領域および/または前記さらなる長さの飛行領域は、零電場領域であり、前記長さの飛行領域が維持する前記電位を変更する前記ステップは、前記長さの飛行領域を零電場領域として維持することを含む、請求項1から23のいずれかに記載の方法。
- 軸方向電圧勾配は、前記第1の長さの飛行領域および/または前記さらなる長さの飛行領域に沿って配置され、前記長さの飛行領域が維持する前記電位を変更することは、前記電圧勾配を一定に維持しながら前記電圧勾配を形成する前記電圧の大きさを変更することを含む、請求項1から23のいずれかに記載の方法。
- イオンが前記第1の長さの飛行領域および/または前記さらなる長さの飛行領域を通って進行する間に前記第1の長さの飛行領域および/または前記さらなる長さの飛行領域の前記電位を変更することは、イオンが前記第1の長さの飛行領域および/または前記さらなる長さの飛行領域を通って進行するときにイオンの運動エネルギーは増大させず、イオンの位置エネルギーを増大させる、請求項1から25のいずれかに記載の方法。
- 前記イオン検出器は一定の電位で維持される一方で、前記第1の長さの飛行領域および/または前記さらなる長さの飛行領域に印加される前記電位は変更される、請求項1から26のいずれかに記載の方法。
- 前記第1の長さの飛行領域および/または前記さらなる長さの飛行領域の長さは、>2mm、>4mm、>8mm、>10mm、>20mm、>40mm、>60mm、>80mm、>100mm、>150mm、>300mm、>および600mmからなる群から選択される、請求項1から27のいずれかに記載の方法。
- 前記方法は、前記飛行領域を加速電極と前記検出器との間に設けることをさらに含む飛行時間型質量分析方法であって、イオンは、電圧パルスを前記加速電極に印加することによって前記飛行領域内で加速される、請求項1から28のいずれかに記載の方法。
- 前記イオンは、前記加速電極によって前記飛行領域内で加速されるまで飛行時間方向に速度を実質的に有さない、請求項29に記載の方法。
- 前記イオンが前記第1の長さの飛行領域および/または前記さらなる長さの飛行領域を離れるとき、前記電位差によって親イオンのみが加速されて、フラグメント・イオンは加速されず、あるいは、前記イオンが前記第1の長さの飛行領域および/または前記さらなる長さの飛行領域を離れるとき、前記電位差によってフラグメント・イオンのみが加速されて、親イオンは加速されない、請求項1から30のいずれかに記載の方法。
- イオンが中を進行する飛行領域と、
検出器と
使用時にイオンが前記検出器に向かって進行するように前記飛行領域に沿って電位プロファイルを維持し、
少なくとも一部のイオンが前記第1の長さの飛行領域内を進行している間に前記第1の長さの飛行領域が維持する電位を第1の電位から第2の電位に変更するように配置、構成した制御手段とを含む質量分析計であって、
前記変更した電位は、前記長さの飛行領域の出口に第1の電位差を与え、それにより、前記少なくとも一部のイオンは、前記長さの飛行領域を離れるときに前記電位差により加速される、質量分析計。 - イオンが中を進行する飛行領域、およびフラグメンテーション・デバイスを設けることと、
親イオンまたはプリカーサー・イオンが前記フラグメンテーション・デバイスに向かって進行するように前記飛行領域に沿って電位プロファイルを維持することと、
少なくとも一部の前記イオンが第1の長さの前記飛行領域内を進行している間に前記長さの飛行領域が維持する前記電位を第1の電位から第2の電位に変更することとを含む質量分析方法であって、
前記変更した電位は、前記長さの飛行領域の出口に第1の電位差を与え、それにより、前記少なくとも一部のイオンは、前記長さの飛行領域を離れるときに前記電位差により加速され、その結果、前記イオンは、エネルギーおよび中のフラグメントを増大させて前記フラグメンテーション・デバイスに到達するようにする、質量分析方法。 - 前記フラグメンテーション・デバイスは、表面誘導解離を可能にするためのガス充填コリジョン・セルまたはデバイスである、請求項33に記載の方法。
- 使用時にイオンが中を進行する飛行領域と、
フラグメンテーション・デバイスと、
使用時に親イオンまたはプリカーサー・イオンが前記フラグメンテーション・デバイスに向かって進行するように前記飛行領域に沿って電位プロファイルを維持し、
少なくとも一部の前記イオンが第1の長さの前記飛行領域内を進行している間に前記長さの飛行領域が維持する電位を第1の電位から第2の電位に変更するように配置、構成した制御手段とを含む質量分析計であって、
前記変更した電位は、前記長さの飛行領域の出口に第1の電位差を与え、それにより、前記少なくとも一部のイオンは、イオンが前記長さの飛行領域を離れるときに前記電位差により加速され、その結果、前記イオンは、エネルギーおよび中のフラグメントを増大させて前記フラグメンテーション・デバイスに到達するようにする、質量分析計。 - イオンが中を進行する飛行領域を設けることと、
イオンが前記飛行領域を通って進行するように前記飛行領域に沿って電位プロファイルを維持することと、
少なくとも一部のイオンが第1の長さの前記飛行領域内を進行している間に前記第1の長さの飛行領域が維持する電位を第1の電位から第2の電位に変更することとを含む質量分析方法であって、
前記変更した電位は、前記長さの飛行領域の出口に第1の電位差を与え、それにより、前記少なくとも一部のイオンは、前記長さの飛行領域を離れるときに前記電位差により加速される、質量分析方法。 - イオンが中を進行する飛行領域と、
使用時にイオンが前記飛行領域を通って進行するように前記飛行領域に沿って電位プロファイルを維持し、
少なくとも一部のイオンが第1の長さの前記飛行領域内を進行している間に前記第1の長さの飛行領域が維持する電位を第1の電位から第2の電位に変更するように配置、構成した制御手段とを含む質量分析計であって、
前記変更した電位は、前記長さの飛行領域の出口に第1の電位差を与え、それにより、前記少なくとも一部のイオンは、前記長さの飛行領域を離れるときに前記電位差により加速される、質量分析計。
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