JP2014531839A - ドライブテスト最小化関連情報の送信方法及び無線アクセスネットワーク - Google Patents

ドライブテスト最小化関連情報の送信方法及び無線アクセスネットワーク Download PDF

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Abstract

ドライブテスト最小化関連情報の送信方法及び無線アクセスネットワークであって、複数のPLMNのシナリオで、アクセスネットワークがユーザー許容範囲指示情報の欠如によってUEを選択してMDT測定を実行することができない問題を解決する。当該方法は、UEのハンドオーバ又はリダイレクト過程において、ソースRANは、ターゲットRANのサービスPLMNがUEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに属すると判定した場合、直接に又はコアネットワークによってUEのユーザー許容範囲指示情報をターゲットRANに送信し、UEのユーザー許容範囲指示情報は当該UEがMDT測定のPLMNをサポートすることを指示することに用いられることを含む。ソースRANは、判定モジュールと送信モジュールとを含む。上記技術案は、複数のPLMNのシナリオで、アクセスネットワークがユーザー許容範囲指示情報の欠如によってUEを選択してMDT測定を実行することができない問題を解決する。【選択図】図3

Description

本発明は通信分野に関し、特に移動通信システムにおけるドライブテスト最小化(MDT、Minimization of Drive Test)関連情報の送信方法及び無線アクセスネットワークに関する。
無線技術の発展及び無線通信の普及につれて、異なる技術の無線ネットワークが共存し、カバレッジも広がりつつ、プロバイダーにとって、管理を必要とするネットワークと装置も多くて複雑になりつつある。ネットワークの運営や保守のために、プロバイダーは大量の人的物的資源を投入して手動によるドライブテストを行わなければならず、しかも、効率が極めて低い。このような事情を改善するために、第3世代移動通信システム標準化プロジェクト(3GPP、Third Generation Partnership Projects)では、ユニバーサル地上無線通信アクセスネットワーク(UTRAN、Universal Terrestrial Radio Access Network)(基地局Node B及び無線ネットワークコントローラRNCを含む。)及び進化型ユニバーサル地上無線通信アクセスネットワーク(E−UTRAN、Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)(進化型基地局eNBを含む。)システムのネットワークにおいて、ドライブテストの最小化機能を導入し始めている。
ドライブテスト最小化機能は、ユーザー装置(又は端末とも言う。)(UE、User Equipment)を用いて自動的に測定情報を収集し、制御プレーン(Control Plane)シグナルによって無線アクセスネットワーク(RAN、Radio Access Network)に報告し、さらに無線アクセスネットワークによってトレース収集エンティティ(TCE、Trace Collection Entity)に報告する。無線アクセスネットワークは、それぞれUTRANシステムにおける無線ネットワークシステム(RNS、Radio Network System)、E−UTRANシステムにおける進化型基地局eNBに対応し、トレース収集エンティティは、ネットワークの最適化、例えば、ネットワークカバレッジ問題の発見及び解決に用いられる。
MDTは、管理に基づくMDT(Management based MDT)とシグナルに基づくMDT(Signaling based MDT)との2つの方式をサポートする。
管理に基づくMDTのアクティベーション過程は一般的に(E−UTRANシステムを例とし、以下同様)、ネットワークを管理するネットワークエレメント、例えば運用管理保守(OAM、Operation Administration Maintenance)又はネットワークエレメントマネージャー(EM、Element Manager)が、MDT設定を含むトレースセッションアクティベーションメッセージ(Trace session activation)をeNBに送信して、いくつかのUEのMDT測定をアクティベーションする。eNBは、受信した設定情報によって適切なUEを選択し、且つMDT設定情報を選定したUEに送信する。当該UEは、設定情報によって相応のMDT測定と報告を行う。例えば、図1に示されるとおりである。
シグナルに基づくMDTのアクティベーション過程は一般的に、ネットワークを管理するネットワークエレメントが、MDT設定を含むトレースセッションアクティベーションメッセージ(Trace session activation)をHSSに送信して、あるMDT測定をアクティベーションする。HSSは、当該MDT設定情報をMMEに送信し、その後、MMEが設定情報によってUEを選択し、且つeNBによって設定情報をUEに送信する。UEは、設定情報によって相応のMDT測定と報告を行う。例えば、図2に示されるとおりである。
UEがMDT測定を実行する時の状態によって、MDTのモードはさらに記録型MDT(Logged MDT)と即時型MDT(Immediate MDT)とに分けられる。
記録型MDT(Logged MDT)の場合、UEは、無線資源接続制御(RRC、Radio Resource Control)のアイドル状態(IDLE)で測定記録する。E−UTRANシステムに対しては、RRC_IDLE状態を指し、UTRANシステムに対しては、セル_ページングチャネル状態(CELL_PCH)及びUTRAN登録エリアページングチャネル状態(URA_PCH)をさらに含む。
即時型MDT(Immediate MDT)の場合、UEは、RRCの接続状態で測定報告する。E−UTRANシステムに対しては、RRC_CONNECTED状態を指し、UTRANシステムに対しては、セル専用チャネル状態(CELL_DCH)を指す。
前記MDT設定情報は、エリアスコープArea Scope(例えば、トレースエリアTA又は位置エリアLA又はルーティングエリアRA又はセルCellなどに基づいて画定されるスコープ情報)、トレースリファレンスTrace Reference、UEが行う必要のある測定タイプ、及びTCEのIPアドレスなどを含む。
ただし、単一のUEに対して、UEは複数のネットワークに常駐可能であり、そのサポートする公衆地上移動ネットワーク(PLMN、Public Land Mobile Network)リストは等価PLMNリスト(EPLMN list、Equivalent PLMN list)と呼ばれ、これらは加入情報によって決められることが可能である。UEがこれらのネットワークにおいてセル選択/再選択、PLMN選択、及び移動性又はハンドオーバを実行する際に、これらのネットワークはいずれも等価である。それに対して、UEの国際移動加入者識別番号(IMSI、International Mobile Subscriber Identity)のうちの国コード(MCC)及び地域コード(MNC)から構成されるPLMNと同一のPLMNは、当該UEのホームPLMN(HPLMN、Home PLMN)と呼ばれる。UEは複数のネットワークに常駐又は接続確立が可能であるが、MDTの報告情報にUEのプライベート情報が載せられる可能性があるので、UEのプライバシー(Privacy)を確保するために、カレントのプロトコルは、カレントのサービスネットワークがホームネットワークであるUEを選択してMDT測定を行うことだけを許容する。すなわち、UEのカレントの登録PLMN(Registered PLMN)(又はサービスPLMN(Serving PLMN)ともいう)がUEのホームPLMNである場合だけに、当該UEは選択されてMDTを実行することができる。当該PLMNは、MDT PLMNとも呼ばれる。すなわち、UEは、MDT PLMNのネットワークのもとでのみ選択されてMDTを実行することが許容され、UEが割当設定のPLMNに対応するネットワーク(すなわち、MDT PLMN)から離れると、MDT測定は中断又は削除される。
ユーザー端末(すなわち、UE)の能力及びユーザーのその他の加入需要によっては、すべてのUEがMDT測定及び報告をサポートすることではないので、各々のUEはそれぞれ、UEがMDTをサポートするか否かを指示するユーザー許容(User Consent)を有し、ユーザーは、随時にそれ自体のユーザー許容を変更することができる。シグナルに基づくMDTに対して、UEの選択はコアネットワークにより完成され、コアネットワーク(CN、Core Network)が上記UE情報のすべてを把握するので、コアネットワークは正確なUEを選択することができる。一方、管理に基づくMDTに対して、UEの選択はRAN側(すなわち、eNB又はRNC)で完成され、RANが適切なUEを選択するように補助するために、コアネットワークはUEのユーザー許容情報を、管理に基づくMDT許容(Management Based MDT Allowed)の形態によってRANに送信する。当該情報が許容を指示すると、当該UEがMDTをサポートすることを示すことになるため、管理に基づくMDTを選択して実行することができる一方、逆の場合には管理に基づくMDTを選択して実行することができない。しかしながら、現在、UEがそれ自体のホームネットワーク(すなわち、HPLMNに対応するネットワーク)に登録する時だけに、コアネットワークはRANにユーザー許容情報を送信し、さもなければ、コアネットワークは当該情報を送信せず、このとき、UEは選択されてMDT測定及び報告を実行することができない。当該情報は、UEが移動(例えば、ハンドオーバ、又はセルリロケーション)する過程で、UEのコンテキスト情報とともに新たなセルに伝送される。UEがソース側セルからターゲット側セルに移動した後、サービスPLMNが変化すると、UEのソース側におけるユーザー許容情報、すなわち、管理に基づくMDT許容情報は、ターゲットセルに伝送されない。それは、当該情報がソース側セルのPLMNだけにおいて有効であるからである。
以上のように、従来のプロトコルは、1つのネットワークにおけるUEのMDT測定だけを考慮している。実際のネットワーク配置において、同一のプロバイダーは、それぞれ異なるPLMN識別子を有する可能性のある複数のネットワークを同時に運営することがある。各々のネットワーク同士は、同一の無線アクセス技術(RAT、Radio Access Technology)を有してもよく、異なるアクセス技術のネットワーク(例えば、2G、3Gネットワークなど)であってもよい。このシナリオで、プロバイダーは、UEが複数のPLMN、すなわち、指定される許容PLMNリスト(Allowed PLMN list)のうちの複数のネットワークでMDT測定及び報告を実行可能であることを期待する。許容PLMNリストのうちのPLMNに対応するネットワークに位置するUEのみ、選択されてMDTを実行することが可能である。しかし、UEがこれらの指定される許容PLMNリスト(Allowed PLMN list)のうちの複数のネットワーク間においてハンドオーバ(又はセルリロケーション)する場合、従来のプロトコルによれば、UEのユーザー許容情報は伝達されない。そのため、UEが新たなネットワークに移動した後、UEは、ユーザー許容情報がないことによって選択されてMDT測定を実行することができないおそれがある。
本発明が解決しようとする技術的課題は、ドライブテスト最小化関連情報の送信方法及び無線アクセスネットワークを提供することであり、複数のPLMNのシナリオで、アクセスネットワークがユーザー許容範囲指示情報の欠如によってUEを選択してMDT測定を実行することができない問題を解決することである。
上記技術的課題を解決するために、本発明では下記の技術案を採用する。
端末(UE)のハンドオーバ又はリダイレクト過程において、ソース無線アクセスネットワーク(RAN)が、ターゲットRANのサービス公衆地上移動ネットワーク(PLMN)が前記UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに属すると判定した場合、ソースRANは直接に又はコアネットワークによって前記UEのユーザー許容範囲指示情報を前記ターゲットRANに送信し、前記UEのユーザー許容範囲指示情報は、当該UEがドライブテスト最小化(MDT)測定をサポートするPLMNを指示することに用いられることを含むドライブテスト最小化関連情報の送信方法を提供する。
前記送信方法は、前記ソースRANが判定する前に、前記コアネットワークが前記UEのユーザー許容範囲指示情報を前記ソースRANに送信することをさらに含む。
前記送信方法は、前記コアネットワークがUEのユーザー許容範囲指示情報をソースRANに送信する前に、前記コアネットワークがUEのカレントのサービスPLMNが当該UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに属すると判定すると、当該UEのユーザー許容範囲指示情報を当該UEのRANに送信することをさらに含む。
当該送信方法は、前記ソースRANが前記UEのユーザー許容範囲指示情報を前記ターゲットRANに送信するとともに、管理に基づくMDT許容指示情報を前記ターゲットRANに送信し、前記管理に基づくMDT許容指示情報の内容が許容を指示する時、前記ユーザー許容範囲指示情報の内容はUEがMDT測定をサポートするPLMNであり、前記管理に基づくMDT許容指示情報の内容が非許容を指示する時、前記ユーザー許容範囲指示情報の内容はUEがMDT測定をサポートしないPLMNであることをさらに含む。
前記ソースRANがコアネットワークによって前記UEのユーザー許容範囲指示情報を前記ターゲットRANに送信するステップは、前記ソースRANが前記UEのユーザー許容範囲指示情報が載せられたハンドオーバ要求又はリロケーション要求を前記コアネットワークに送信し、前記コアネットワークが前記ハンドオーバ要求又は前記リダイレクト要求を受信した後、前記UEのユーザー許容範囲指示情報が載せられたメッセージを前記ターゲットRANに送信することを含む。
前記ユーザー許容範囲指示情報は1つ又は複数のPLMN情報を含み、前記PLMN情報はPLMN識別子又はPLMNインデックス又はビットマップ情報である。
前記送信方法は、前記ソースRAN又は前記ターゲットRANがMDTのためにUEの選択を実行する時、カレントのサービスPLMNが当該UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNと許容PLMNリストに同時に属するUEを選択し、或いはユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNと許容PLMNリストが共通部分を有するUEを選択することをさらに含む。
ドライブテスト最小化関連情報を送信する無線アクセスネットワーク(RAN)であって、前記RANがソースRANである場合、判定モジュールと送信モジュールとを備え、前記判定モジュールは、端末(UE)のハンドオーバ又はリダイレクト過程において、ターゲットRANのサービス公衆地上移動ネットワークPLMNが前記UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに属するか否かが判定できるように設置され、前記UEのユーザー許容範囲指示情報は、当該UEがドライブテスト最小化(MDT)測定をサポートするPLMNを指示することに用いられ、前記送信モジュールは、前記判定モジュールが、前記ターゲットRANのサービスPLMNが前記UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに属すると判定する時、直接に又はコアネットワークによって前記UEのユーザー許容範囲指示情報を前記ターゲットRANに送信するように設置される。
前記送信モジュールはさらに、直接に又はコアネットワークによって前記UEのユーザー許容範囲指示情報を前記ターゲットRANに送信するとともに、管理に基づくMDT許容指示情報を前記ターゲットRANに送信し、前記管理に基づくMDT許容指示情報の内容が許容を指示する時、前記ユーザー許容範囲指示情報の内容はUEがMDT測定をサポートするPLMNであり、前記管理に基づくMDT許容指示情報の内容が非許容を指示する時、前記ユーザー許容範囲指示情報の内容はUEがMDT測定をサポートしないPLMNであるように設置される。
前記送信モジュールは、前記UEのユーザー許容範囲指示情報が載せられたハンドオーバ要求又はリロケーション要求をコアネットワークに送信し、前記コアネットワークが、前記UEのユーザー許容範囲指示情報が載せられたメッセージを前記ターゲットRANに送信することによって、コアネットワークによって前記UEのユーザー許容範囲指示情報を前記ターゲットRANに送信するように設置される。
前記ユーザー許容範囲指示情報は1つ又は複数のPLMN情報を含み、前記PLMN情報はPLMN識別子又はPLMNインデックス又はビットマップ情報である。
前記RANは選択モジュールをさらに含み、前記選択モジュールは、前記RANがソースRAN又はターゲットRANである場合、MDTのためにUEの選択を実行する時、カレントのサービスPLMNが当該UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNと許容PLMNリストに同時に属するUEを選択し、或いはユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNと許容PLMNリストが共通部分を有するUEを選択するように設置される。
本発明の実施例に係る方法によれば、複数のPLMNのシナリオで、アクセスネットワークがユーザー許容範囲指示情報を取得してUEの選択を完成する問題を解決できるだけでなく、ユーザー許容がないネットワークに伝送しないことによって、ユーザー許容範囲指示情報のセキュリティを確保でき、さらにユーザーのプライバシーセキュリティを確保できる。
管理に基づくドライブテスト最小化の流れを示すシーケンスである。 シグナルに基づくドライブテスト最小化の流れを示すシーケンスである。 本発明の実施例の処理手順を示すフローチャートである。 図3の方法を達成する無線アクセスネットワークの構成を示す図である。 本発明の実施例1に係る方法の流れを示すシーケンスである。 本発明の実施例2に係る方法の流れを示すシーケンスである。 本発明の実施例3に係る方法の流れを示すシーケンスである。
本発明の実施例は、ドライブテストの最小化時にユーザーを選択する方法、すなわちユーザー許容情報の保守方法を提供し、図3に示されるように、下記のステップを含む。
(ステップ1)
UEのハンドオーバ又はリダイレクト過程において、ソース無線アクセスネットワーク(RAN)は、ターゲットRANのサービスPLMNがUEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに属するか否かを判定し、属する場合には、ステップ2を実行し、属さない場合には、ステップ3を実行する。
UEのユーザー許容範囲指示情報は、当該UEがMDT測定をサポートするPLMNを指示することに用いられる。
ソースRANにおけるUEのユーザー許容範囲指示情報は、コアネットワークにより送信され、又はその他のRANにより送信される(当該RANがその他のRANのターゲットRANである場合、その他のRANにより送信される。)。コアネットワークにより送信される場合、コアネットワークは、端末のユーザー許容範囲指示情報をRANに送信する前、UEのカレントのサービスPLMNが当該UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに属すると判定すると、当該UEのユーザー許容範囲指示情報を当該UEのRANに送信するようにしてもよい。つまり、UEのカレントのサービスPLMNが管理に基づくMDT測定を許容する時、当該UEのユーザー許容範囲指示情報を当該UEに送信する。
上記ユーザー許容範囲指示情報は、1つ又は複数のPLMN情報を含んでもよく、当該PLMN情報は、PLMN識別子又はPLMNインデックス又はビットマップ(bitmap)情報である。RANは、当該インデックス又はビットマップ情報によって具体的なPLMN識別子情報を取得することができる。当該PLMNのインデックス又はビットマップ情報は、UEの等価PLMNリストに対するインデックス又はビットマップ情報であってもよく、RANのサポートするすべてのPLMNリストに対するものであってもよい。当該リストによって、RANは、相応のPLMN識別子を抽出又は検索することができる。
当該UEのユーザー許容範囲指示情報は、UEがMDT測定をサポートするPLMNを消去法で指示してもよい。例えば、当該ユーザー許容範囲指示情報の内容がユーザー許容のないPLMN情報である場合、当該PLMN情報は具体的に明確な指定識別子、或いはインデックス又はビットマップの方式で指定してもよい。具体的に2種類の等価な指示方法のどちらを採用するかは、具体的な状況に応じて決められる。
当該ユーザー許容範囲指示情報は、管理に基づくMDT許容(Management Based MDT Allowed)指示情報とともに用いられてもよい。管理に基づくMDT許容指示が許容である場合、ユーザー許容範囲指示情報の内容は、UEがMDT測定をサポートするPLMNであってもよい。一方、管理に基づくMDT許容指示が非許容である場合、ユーザー許容範囲指示情報の内容は、UEがMDT測定をサポートしないPLMNであってもよい。
(ステップ2)
ソースRANは、直接に又はコアネットワークによってUEのユーザー許容範囲指示情報をターゲットRANに送信する。
上記ソースRANがコアネットワークによってUEのユーザー許容範囲指示情報をターゲットRANに送信することは、ソースRANがUEのユーザー許容範囲指示情報の載せられたハンドオーバ要求又はリロケーション要求をコアネットワークに送信し、コアネットワークがハンドオーバ要求又はリダイレクト要求を受信した後、UEのユーザー許容範囲指示情報の載せられたメッセージをターゲットRANに送信することを含む。
(ステップ3)
ソースRANは、ターゲットRANにUEのユーザー許容範囲指示情報を送信しない。
上記ステップの任意の時点において、ソースRAN又はターゲットRANがMDTのためにUEの選択を実行する必要がある場合、カレントのサービスPLMNが当該UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNと許容PLMNリストに同時に属するUEを選択し、或いはユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNと許容PLMNリストが共通部分を有するUEを選択することによって行われる。
上記方法を達成するソースRANは、図4に示されるように、判定モジュールと送信モジュールとを含む。
判定モジュールは、UEのハンドオーバ又はリダイレクト過程において、ターゲットRANのサービスPLMNがUEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに属するか否かが判定できるように設置される。UEのユーザー許容範囲指示情報は、当該UEがMDT測定をサポートするPLMNを指示することに用いられる。
送信モジュールは、判定モジュールがターゲットRANのサービスPLMNがUEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに属すると判定する時、直接に又はコアネットワークによってUEのユーザー許容範囲指示情報をターゲットRANに送信するように設置される。
上記送信モジュールは、直接に又はコアネットワークによってUEのユーザー許容範囲指示情報をターゲットRANに送信するとともに、管理に基づくMDT許容指示情報をターゲットRANに送信してもよい。管理に基づくMDT許容指示情報の内容が許容を指示する時、ユーザー許容範囲指示情報の内容はUEがMDT測定をサポートするPLMNである。一方、管理に基づくMDT許容指示情報の内容が非許容を指示する時、ユーザー許容範囲指示情報の内容はUEがMDT測定をサポートしないPLMNである。
上記送信モジュールは、UEのユーザー許容範囲指示情報が載せられたハンドオーバ要求又はリロケーション要求をコアネットワークに送信し、コアネットワークは、UEのユーザー許容範囲指示情報が載せられたメッセージをターゲットRANに送信することによって、コアネットワークによってUEのユーザー許容範囲指示情報をターゲットRANに送信するように設置されてもよい。
上記ユーザー許容範囲指示情報は、1つ又は複数のPLMN情報を含み、PLMN情報は、PLMN識別子又はPLMNインデックス又はビットマップ情報である。
上記RANは、さらに選択モジュールを含んでもよい。選択モジュールは、RANがソースRAN又はターゲットRANである場合、MDTのためにUEの選択を実行する時、カレントのサービスPLMNが当該UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNと許容PLMNリストに同時に属するUEを選択し、或いはユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNと許容PLMNリストが共通部分を有するUEを選択するように設置される。
本発明の目的、技術案及びメリットをさらに明確にするために、以下、図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細に説明する。ただし、衝突しない場合、本出願における実施例及び実施例における特徴を任意に組み合わせることができる。これらの組合せはいずれも本発明の保護範囲に属する。
<実施例1>
本実施例は、LTEネットワークにおけるユーザー許容情報の処理方法を達成し、図5に示されるように、下記のステップを含む。
(ステップ1)
UEは、eNBにおけるセルaで無線資源制御(RRC、Radio Resource Control)接続確立フローを起動し、無線接続の確立を完成する。UEのカレントのサービスPLMN(すなわち、Serving PLMN、又はRPLMNともいう。)はPLMN1である。
(ステップ2)
eNBは、MMEに初期UEメッセージ(Initial UE Message)を送信する。
(ステップ3)
MMEは、eNBに初期UEコンテキスト確立要求メッセージ(Initial UE Context Setup Request)を送信する。メッセージには管理に基づくMDT許容(Management based MDT Allowed)指示が載せられ、且つ指示が許容であり、さらにUEのユーザー許容範囲指示情報が載せられる。当該情報はUEがMDT測定をサポートするPLMNリスト情報を含み、eNBは受信してUEのユーザー許容範囲指示情報を記憶する。
MMEが送信するユーザー許容範囲指示情報は、ユーザー許容を有するPLMNのインデックス又はビットマップ情報であってもよい。インデックス又はビットマップの対象は、UEの等価PLMNリストであってもよく、eNBがサポートするすべてのPLMNリストであってもよい。eNBは、インデックス又はビットマップによって相応のPLMN識別子情報を探し出すことができる。
例えば、ユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNは、PLMN1、PLMN2及びPLMN3を含む。
本実施例において、ユーザー許容範囲指示情報は管理に基づくMDT許容指示情報とともに用いられ、その他の実施例において、当該ユーザー許容範囲指示情報は単独に用いられてもよい。すなわち、ユーザー許容範囲により指定されるネットワークにおいて、管理に基づくMDT測定を許容することをデフォルトし、このとき、管理に基づくMDT許容指示を省略してもよい。
(ステップ4)
eNBは、UEにRRC接続再設定フローを起動し、無線ベアラの確立を完成する。
(ステップ5)
eNBは、MMEに初期コンテキスト確立応答(Initial UE message Response)メッセージを送信し、UEのコンテキスト確立を完成する。
(ステップ6)
eNBは、UEの測定報告によって、UEを隣接するターゲットセルbにハンドオーバすることを決め、ターゲットセルbにおけるUEのサービスPLMNはPLMN2である。eNBは、当該ターゲットセルbのサービスPLMNが当該UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに属すると判定すると、ユーザー許容範囲指示情報が載せられたハンドオーバ要求(Handover Request)メッセージをセルbの所属ターゲットeNBに送信する。当該ハンドオーバ要求メッセージには、管理に基づくMDT許容指示情報がさらに載せられる。
(ステップ7)
ターゲットeNBは、受信した後、ユーザー許容範囲指示情報、及び管理に基づくMDT許容指示情報を含む当該UEのコンテキスト情報を記憶し、当該UEへの資源配分が成功すると、ハンドオーバ要求応答(Handover Request Acknowledge)メッセージを元のeNB、すなわちソースeNBに送信する。
(ステップ8)
ソースeNBは、UEにハンドオーバコマンド(Handover Command)メッセージを送信し、UEがターゲットeNBにハンドオーバすることを指示する。
(ステップ9)
UEは、ハンドオーバ完成(Handover Complete)メッセージをターゲットeNBに送信し、ハンドオーバが成功することを指示する。
(ステップ10)
ネットワークを管理するネットワークエレメント(例えば、OAM、又はEM)は、トレースセッションアクティベーションメッセージをeNBに送信して管理に基づくMDTをアクティベーションする。メッセージにはMDT設定情報が載せられ、MDT設定情報は、実行を必要とするMDT測定タイプ、測定時系列時間、測定周期、測定のトレースリファレンス(Trace Reference )、及び測定のエリアスコープ(area Scope)情報などを含むことができ、同時にMDT測定の許容PLMNリスト情報(例えば、リストはPLMN1、及びPLMN2を含む。)をさらに含み、当該リストPLMNに対応するネットワークだけにおいて、MDT測定を実行することができる。eNBは、受信して当該MDT設定情報を記憶する。
本ステップは、ネットワーク管理ネットワークエレメントが管理に基づくMDTをアクティベーションするステップであり、本ステップの実行はこのときに限定されず、UEが接続を確立する前又は確立した後の任意の時点であってもよい。具体的な実行タイミングを限定しない。
(ステップ11)
eNBは、MDT設定、管理に基づくMDT許容指示、及びUEのユーザー許容範囲指示情報によってUEの選択を実行することによって、管理に基づくMDTを実行する。UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNとMDTの許容PLMNリストが共通部分を有する時、eNBは、当該UEを選択してMDT測定及び報告を実行することができる。
上記ステップ11において、eNBは、UEを選択する時、UEのカレントのサービスPLMN(すなわち、RPLMN)によって判定してもよい。UEのサービスPLMNが許容PLMNリスト、及びユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに同時に属するUEだけが選択されてMDT測定及び報告を実行する。具体的な実現において、eNBは、MDTの測定モード及びプロバイダーの具体的な需要に応じてUEの選択方法を策定してもよい。
(ステップ12)
eNBは、MDT測定設定をUEに送信し、UEは、設定情報によってMDT測定及び報告を行う。
UEがターゲットeNBで再びハンドオーバする場合、UEの新たなターゲット側におけるサービスPLMNがUEユーザー許容範囲内にあると、UEのユーザー許容範囲指示情報を伝送する必要があり、さもなければ、伝送しない。
上記ユーザー許容範囲の処理方法は同様に3Gシステムにも適用する。
<実施例2>
本実施例は、ネットワークにおけるハンドオーバ(又はリダイレクト)時のユーザー許容情報の処理方法を達成し、UTRANを例とし、図6に示されるように、下記のステップを含む。
(ステップ1)
UTRANセルaで正常接続状態にあるUEに対して、サービスPLMNはPLMN1であり、UEのユーザー許容範囲はPLMN1及びPLMN2を含む。RNCは、UEの測定報告又はその他の要素(例えば、オーバーロード)によってハンドオーバ決定を実行し、当該UEをUTRANセルbにハンドオーバすることを決める。セルbにおけるUEのサービスPLMNはPLMN2に変更され、ユーザー許容範囲内にある。
(ステップ2)
ソース側RNCが当該ターゲットセルbのサービスPLMNが当該UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに属すると判定すると、eNBは、コアネットワークにリロケーション要請(Relocation Required)メッセージを送信する。メッセージにおけるソースRNCからターゲットRNCへのトランスペアレントコンテナ(Source RNC to Target RNC Transparent Container)には、管理に基づくMDT許容指示情報及びユーザー許容範囲指示情報が載せられる。
ターゲットセルbのサービスPLMN(例えば、PLMN3)がユーザー許容範囲内にない時、ソース側RNCは、リロケーション要請メッセージにユーザー許容範囲指示情報を載せない。
ソースRANにおけるUEのユーザー許容範囲指示情報は、コアネットワークにより送信される。
本実施例において、ユーザー許容範囲指示情報は管理に基づくMDT許容指示情報とともに用いられ、その他の実施例において、当該ユーザー許容範囲指示情報は単独に用いられてもよい。すなわち、ユーザー許容範囲により指定されるネットワークにおいて、管理に基づくMDT測定を許容することをデフォルトし、このとき、管理に基づくMDT許容指示を省略してもよい。
MMEが送信するユーザー許容範囲指示情報は、ユーザー許容を有するPLMNのインデックス又はビットマップ情報であってもよい。インデックス又はビットマップの対象は、UEの等価PLMNリストであってもよく、eNBがサポートするすべてのPLMNリストであってもよい。eNBは、インデックス又はビットマップによって相応のPLMN識別子情報を探し出すことができる。
その他の実施例において、上記ユーザー許容範囲指示情報も消去法で指示してもよい。例えば、コアネットワークは、ユーザー許容がないPLMNを指示し、具体的に明確な指定識別子、或いはインデックス又はビットマップの方式で指定してもよい。具体的にどちらを採用するかは、具体的な状況に応じて決められる。
(ステップ3)
コアネットワークは、ターゲットRNCにリロケーション要求(Relocation Request)メッセージを送信する。メッセージには、管理に基づくMDT許容指示情報及びユーザー許容範囲指示情報が載せられる。
(ステップ4)
ターゲットRNCは、管理に基づくMDT許容指示情報及びユーザー許容範囲指示情報を含むUEのコンテキスト情報を記憶し、UEへの資源配分が成功した後、リロケーション要求応答(Relocation Request Acknowledge)メッセージをコアネットワークに返す。
(ステップ5)
コアネットワークは、ソース側RNCにリロケーションコマンド(Relocation Command)メッセージを送信する。
(ステップ6)
ソース側RNCは、UEに物理チャネル再設定(Physical Channel Reconfiguration)メッセージを送信し、UEがターゲットRNCにハンドオーバすることを指示する。
(ステップ7)
UEは、ターゲットRNCに物理チャネル再設定完成(Physical Channel Reconfiguration Complete)メッセージを送信してハンドオーバを完成する。
ターゲットRNCは、管理に基づくMDTをアクティベーションすると、UEのユーザー許容範囲指示情報及びMDT測定設定によってUEを選択し、UEを配置して測定を行うことができる。
RNCがUEを選択する時の選択方法は、UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNとMDTの許容PLMNリストが共通部分を有すると、RNCが当該UEを選択してMDT測定及び報告を実行することである。
UEのカレントのサービスPLMN(すなわち、RPLMN)によって判定してもよく、UEのサービスPLMNが許容PLMNリスト及びユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNリストに同時に属する時だけに、当該UEは選択されてMDT測定及び報告を実行する。具体的な実現において、RNCは、MDTの測定モード及びオペレータの具体的な需要に応じてUEの選択方法を策定してもよい。
UEがターゲットRNCで再びハンドオーバ(又はリロケーション)する場合、UEの新たなターゲット側におけるサービスPLMNがUEユーザー許容範囲内にあると、UEのユーザー許容範囲指示情報を伝送する必要があり、さもなければ、伝送しない。
<実施例3>
本実施例は、ネットワークにおけるハンドオーバ(又はリダイレクト)時のユーザー許容情報の処理方法を達成し、EUTRANからUTRANへのインターラットハンドオーバ(inter−RAT Handover)を例とし、図7に示されるように、下記のステップを含む。
(ステップ1)
LTEセルaで正常接続状態にあるUEに対して、サービスPLMNはPLMN1であり、UEのユーザー許容範囲はPLMN1、PLMN2及びPLMN3を含む。eNBは、UEの測定報告又はその他の要素(例えば、オーバーロード)によってハンドオーバ決定を実行し、当該UEをUTRANセルbにハンドオーバすることを決める。セルbにおけるUEのサービスPLMNはPLMN2に変更され、ユーザー許容範囲内にある。
(ステップ2)
eNBが当該ターゲットセルbのサービスPLMNが当該UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに属すると判定すると、eNBは、MMEにハンドオーバ要請(Handover Required)メッセージを送信する。メッセージにおけるソースからターゲットへのトランスペアレントコンテナ(Transparent Container)には、UEのユーザー許容範囲指示情報が載せられる。
本実施例において、ユーザー許容範囲指示情報は単独に用いられ、その他の実施例において、当該ユーザー許容範囲指示情報は管理に基づくMDT許容指示情報とともに用いられてもよい。このとき、上記ステップにおいてユーザー許容範囲指示情報を伝送する時、管理に基づくMDT許容指示情報も伝送する必要がある。
(ステップ3)
MMEは、ターゲットRNCのコアネットワークにフォワードリロケーション要求(Forward Relocation Request)メッセージを送信し、eNBメッセージにおけるソースからターゲットへのトランスペアレントコンテナの情報をターゲット側コアネットワークに伝送する。
(ステップ4)
コアネットワークは、RNCにリロケーション要求(Relocation Request)情報を送信し、その情報にはUEのユーザー許容範囲指示情報が載せられる。
(ステップ5)
RNCは、受信した後、UEのユーザー許容範囲指示情報を含むUEのコンテキスト情報を記憶し、且つUEへの資源配分が成功した後、リロケーション要求応答(Relocation Request Acknowledge)メッセージをコアネットワークに送信する。
(ステップ6)
ターゲットコアネットワークは、ソース側MMEにフォワードリロケーション応答(Forward Relocation Response)メッセージを送信する。
(ステップ7)
MMEは、eNBにEUTRANからのハンドオーバコマンド(Handover Command)メッセージを送信する。
(ステップ8)
eNBは、EUTRANからのハンドオーバコマンド(Handover from EUTRAN Command)をUEに送信し、UEがターゲットセルbにハンドオーバすることを指示する。
(ステップ9)
UEは、ターゲットRNCにUTRANへのハンドオーバ完成(Handover to UTRAN Complete)メッセージを送信し、ハンドオーバが成功する。
ターゲットRNCが管理に基づくMDTをアクティベーションすると、UEのユーザー許容範囲指示情報及びMDT測定設定によってUEを選択し、且つUEを配置して測定を行うことができる。
UEがターゲットRNCで再びハンドオーバ(又はリロケーション)する場合、UEの新たなターゲット側におけるサービスPLMNがUEユーザー許容範囲内にあると、UEのユーザー許容範囲指示情報を伝送する必要があり、さもなければ、伝送しない。
当業者は、上記方法におけるすべて又は一部のステップがプログラムで関連のハードウェアに対して命令を出して完成させることができ、上記プログラムはコンピューターの可読記憶媒体、例えば読み出し専用メモリ、磁気ディスク又は光ディスクなどに記憶できると理解可能である。上記実施例のすべて又は一部のステップは1つ又は複数の集積回路を用いて達成されてもよい。それに対して、上記実施例における各モジュール/ユニットはハードウェアの形態によって達成されてもよく、ソフトウェア機能モジュールの形態によって達成されてもよい。本発明はなんらかの特定の形態のハードウェア及びソフトウェアの組合せに限定されない。
勿論、本発明はその他のさまざまな実施例を有してもよく、本発明の精神及びその趣旨を逸脱しない範囲で、本分野に詳しい技術者は本発明を基づいてさまざまな相応の変更及び変形を行うことができるが、これらの相応の変更及び変形のすべては本発明に付する請求の範囲の保護範囲に属すべきである。
本発明の実施例に係る方法によれば、複数のPLMNのシナリオで、アクセスネットワークがユーザー許容範囲指示情報を取得してUEの選択を完成する問題を解決できるだけでなく、ユーザー許容がないネットワークに伝送しないことによって、ユーザー許容範囲指示情報のセキュリティを確保でき、さらにユーザーのプライバシーセキュリティを確保できる。そのため、本発明は極めて大きな産業上の利用可能性を有する。

Claims (10)

  1. 端末(UE)のハンドオーバ又はリダイレクト過程において、ソース無線アクセスネットワーク(RAN)が、ターゲットRANのサービス公衆地上移動ネットワーク(PLMN)が前記UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに属すると判定した場合、ソースRANは直接に又はコアネットワークによって前記UEのユーザー許容範囲指示情報を前記ターゲットRANに送信し、前記UEのユーザー許容範囲指示情報は、当該UEがドライブテスト最小化(MDT)測定をサポートするPLMNを指示することに用いられることを含むドライブテスト最小化関連情報の送信方法。
  2. 前記ソースRANが判定する前に、前記コアネットワークが前記UEのユーザー許容範囲指示情報を前記ソースRANに送信することをさらに含む請求項1に記載の送信方法。
  3. 前記コアネットワークがUEのユーザー許容範囲指示情報をソースRANに送信する前に、前記コアネットワークがUEのカレントのサービスPLMNが当該UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに属すると判定すると、当該UEのユーザー許容範囲指示情報を当該UEのRANに送信することをさらに含む請求項2に記載の送信方法。
  4. 前記ソースRANが前記UEのユーザー許容範囲指示情報を前記ターゲットRANに送信する時、同時に、管理に基づくMDT許容指示情報を前記ターゲットRANに送信し、前記管理に基づくMDT許容指示情報の内容が許容を指示する時、前記ユーザー許容範囲指示情報の内容はUEがMDT測定をサポートするPLMNであり、前記管理に基づくMDT許容指示情報の内容が非許容を指示する時、前記ユーザー許容範囲指示情報の内容はUEがMDT測定をサポートしないPLMNであることをさらに含む請求項1に記載の送信方法。
  5. 前記ソースRANがコアネットワークによって前記UEのユーザー許容範囲指示情報を前記ターゲットRANに送信するステップは、
    前記ソースRANが前記UEのユーザー許容範囲指示情報が載せられたハンドオーバ要求又はリロケーション要求を前記コアネットワークに送信し、前記コアネットワークが前記ハンドオーバ要求又は前記リダイレクト要求を受信した後、前記UEのユーザー許容範囲指示情報が載せられたメッセージを前記ターゲットRANに送信することを含む請求項1に記載の送信方法。
  6. 前記ユーザー許容範囲指示情報は1つ又は複数のPLMN情報を含み、前記PLMN情報はPLMN識別子又はPLMNインデックス又はビットマップ情報である請求項1−5のいずれかに記載の送信方法。
  7. ソースRANである場合、判定モジュールと送信モジュールとを備えるドライブテスト最小化関連情報を送信する無線アクセスネットワーク(RAN)であって、
    前記判定モジュールは、端末(UE)のハンドオーバ又はリダイレクト過程において、ターゲットRANのサービス公衆地上移動ネットワークPLMNが前記UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに属するか否かが判定できるように設置され、前記UEのユーザー許容範囲指示情報は、当該UEがドライブテスト最小化(MDT)測定をサポートするPLMNを指示することに用いられ、
    前記送信モジュールは、前記判定モジュールが、前記ターゲットRANのサービスPLMNが前記UEのユーザー許容範囲指示情報により指示されるPLMNに属すると判定する時、直接に又はコアネットワークによって前記UEのユーザー許容範囲指示情報を前記ターゲットRANに送信するように設置されるドライブテスト最小化関連情報を送信する無線アクセスネットワーク(RAN)。
  8. 前記送信モジュールはさらに、
    直接に又はコアネットワークによって前記UEのユーザー許容範囲指示情報を前記ターゲットRANに送信する時、同時に、管理に基づくMDT許容指示情報を前記ターゲットRANに送信し、前記管理に基づくMDT許容指示情報の内容が許容を指示する時、前記ユーザー許容範囲指示情報の内容はUEがMDT測定をサポートするPLMNであり、前記管理に基づくMDT許容指示情報の内容が非許容を指示する時、前記ユーザー許容範囲指示情報の内容はUEがMDT測定をサポートしないPLMNであるように設置される請求項7に記載の無線アクセスネットワーク。
  9. 前記送信モジュールは、
    前記UEのユーザー許容範囲指示情報が載せられたハンドオーバ要求又はリロケーション要求をコアネットワークに送信し、前記コアネットワークが、前記UEのユーザー許容範囲指示情報が載せられたメッセージを前記ターゲットRANに送信することによって、コアネットワークによって前記UEのユーザー許容範囲指示情報を前記ターゲットRANに送信するように設置される請求項7に記載の無線アクセスネットワーク。
  10. 前記ユーザー許容範囲指示情報は1つ又は複数のPLMN情報を含み、前記PLMN情報はPLMN識別子又はPLMNインデックス又はビットマップ情報である請求項7−9のいずれかに記載の無線アクセスネットワーク。
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