システム、装置、及び方法の様々な態様が以下において添付図を参照してさらに詳細に説明される。しかしながら、本開示の教示は、数多くの異なる形態で具現化することができ、本開示全体を通じて提示される特定の構造または機能に限定されるべきでない。むしろ、これらの態様は、本開示が徹底的かつ完全であるようにするために提供されるものであり、本開示の適用範囲を当業者に対してより十分に伝えるであろう。ここにおける教示に基づき、当業者は、本開示の適用範囲は、独立して実装されるかまたは本開示のその他の態様と結合されるかにかかわらず、ここにおいて開示される新規のシステム、装置、及び方法のいずれかの態様を網羅することが意図されることを評価すべきである。例えば、装置は、ここにおいて説明される態様のうちのあらゆる数の態様を用いて実装すること及び方法を実践することができる。さらに、本開示の適用範囲は、ここにおいて説明される本開示の様々な態様に加えて又は様々な態様以外にその他の構造、機能、又は構造と機能を用いて実践される装置又は方法を網羅することが意図される。ここにおいて開示されるいずれの態様も、請求項の1つ以上の要素によって具現化することができることが理解されるべきである。
ここでは特定の態様が説明されるが、これらの態様の数多くの変形及び置換が本開示の適用範囲内に入る。特定の態様の幾つかの利益及び利点が述べられているが、本開示の適用範囲は、特定の利益、用途、又は目標に限定することは意図されない。むしろ、本開示の態様は、異なる無線技術、システム構成、ネットワーク、及び送信プロトコルに広範囲にわたって適用可能であることが意図され、そのうちの一部は、図において及び以下の説明において例として示される。詳細な説明及び図面は、制限するのではなく、単に本開示を例示するものであるにすぎず、本開示の適用範囲は、添付された請求項及びそれらの同等物によって定義される。
無線ネットワーク技術は、様々なタイプの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を含むことができる。WLANは、幅広く使用されるネットワーク化プロトコルを採用する近傍のデバイスを相互接続するために使用することができる。ここにおいて説明される様々な態様は、あらゆる通信規格、例えば、WiFiであり、より一般的にはIEEE802.11無線プロトコル系統のあらゆるメンバーに適用することができる。例えば、ここにおいて説明される様々な態様は、1GHz未満の帯域を使用するIEEE802.11ahプロトコルの一部として使用することができる。
幾つかの態様では、ギガヘルツ未満の帯域内の無線信号は、直交周波数分割多重(OFDM)、直接シーケンス拡散スペクトル(DSSS)通信、OFDMとDSSS通信の組み合わせ、又はその他の方式を用いて802.11ahプロトコルに従って送信することができる。802.11ahプロトコルの実装は、センサ、計量、及びスマートグリッドネットワークのために使用することができる。有利なことに、802.11ahプロトコルを実装する幾つかのデバイスの態様は、その他の無線プロトコルを実装するデバイスよりも少ない電力を消費することができ、及び/又は相対的に長い範囲、例えば、約1キロメートル以上、にわたって無線信号を送信するために使用することができる。
幾つかの実装においては、WLANは、無線ネットワークにアクセスするコンポーネントである様々なデバイスを含む。例えば、2つのタイプのデバイスが存在することができる。すなわち、アクセスポイント(“AP”)及びクライアント(局、又は“STA”とも呼ばれる)。概して、APは、WLANに関するハブ又は基地局として働き、STAは、WLANのユーザとして働く。例えば、STAは、ラップトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、携帯電話、等であることができる。一例では、STAは、インターネット又はその他のワイドエリアネットワークへの一般的接続性を得るためにWiFi(例えば、IEEE802.11ahプロトコル、例えば、802.11ah)に準拠した無線リンクを介してAPに接続する。幾つかの実装においては、STAは、APとして使用することもできる。
アクセスポイント(“AP”)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(“RNC”)、eNodeB、基地局コントローラ(“BSC”)、ベーストランシーバ局(“BTS”)、基地局(“BS”)、トランシーバ機能(“TF”)、無線ルータ、無線トランシーバ、又は何らかのその他の用語を含むこと、ノードB、無線ネットワークコントローラ(“RNC”)、eNodeB、基地局コントローラ(“BSC”)、ベーストランシーバ局(“BTS”)、基地局(“BS”)、トランシーバ機能(“TF”)、無線ルータ、無線トランシーバ、又は何らかのその他の用語として実装すること、又はノードB、無線ネットワークコントローラ(“RNC”)、eNodeB、基地局コントローラ(“BSC”)、ベーストランシーバ局(“BTS”)、基地局(“BS”)、トランシーバ機能(“TF”)、無線ルータ、無線トランシーバ、又は何らかのその他の用語と呼ぶこともできる。
局(“STA”)は、アクセス端末(“AT”)、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ装置、又は何らかのその他の用語を含むこと、アクセス端末(“AT”)、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ装置、又は何らかのその他の用語として実装すること、又はアクセス端末(“AT”)、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ装置、又は何らかのその他の用語と呼ぶこともできる。幾つかの実装においては、アクセス端末は、携帯電話、コードレスフォン、セッション開始プロトコル(“SIP”)フォン、ワイヤレスローカルループ(“WLL”)局、パーソナルデジタルアシスタント(“PDA”)、無線接続能力を有するハンドヘルドデバイス、又は無線モデムに接続された何らかのその他の適切な処理デバイスを含むことができる。従って、ここにおいて教示される1つ以上の態様は、電話(例えば、携帯電話又はスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブルコンピューティングデバイス(例えば、パーソナルデータアシスタント)、娯楽機器(例えば、音楽又はビデオ機器、又は衛星無線)、ゲームプレイ機器またはシステム、全地球測位システムデバイス、又は無線媒体を介して通信するように構成されたその他の適切なデバイス内に組み入れることができる。
上述されるように、ここにおいて説明されるデバイスのうちの幾つかは、例えば、802.11 ah規格を実装することができる。該デバイスは、STA又はAP又はその他のデバイスとして使用されるかどうかにかかわらず、スマート計量のために又はスマートグリッドネットワークにおいて使用することができる。該デバイスは、センサ用途を提供すること又は家庭オートメーションにおいて使用することができる。それらのデバイスは、代わりに又はさらに加えて、ヘルスケア関係で、例えば、個人的なヘルスケアのために使用することができる。それらは、監視のために、範囲が拡大されたインターネット接続性を可能にするために(例えば、ホットスポットとともに使用)、又は機械間の通信を実装するために使用することもできる。
図1は、本開示の態様を採用することができる無線通信システム100の例を示す。無線通信システム100は、無線規格、例えば、802.11ah規格、に準拠して動作することができる。無線通信システム100は、AP104を含むことができ、それは、STA106と通信する。
無線通信システム100におけるAP104とSTA106との間での送信のために様々なプロセス及び方法を使用することができる。例えば、OFDM/OFDMA技法に従ってAP104とSTA106との間で信号を送信及び受信することができる。この場合は、無線通信システム100は、OFDM/OFDMAシステムと呼ぶことができる。代替として、CDMA技法に従ってAP104とSTA106との間で信号を送信及び受信することができる。この場合は、無線通信システム100は、CDMAシステムと呼ぶことができる。
AP104から1つ以上のSTA106への送信を容易にする通信リンクはダウンリンク(DL)108と呼ぶことができ、1つ以上のSTA106からAP104への送信を容易にする通信リンクはアップリンク(UL)110と呼ぶことができる。代替として、ダウンリンク108は、順方向リンク又は順方向チャネルと呼ばれることがあり、アップリンク110は、逆方向リンク又は逆方向チャネルと呼ばれることがある。
AP104は、基地局として機能し、ベーシックサービスエリア(BSA)102内で無線通信カバレッジを提供する。AP104は、AP104と関連付けられ、AP104を通信のために使用するSTA106ともに、ベーシックサービスセット(BSS)と呼ぶことができる。無線通信システム100は、中央AP104を有することができず、むしろ、STA106間のピアツーピアネットワークとして機能することができる。従って、ここにおいて説明されるAP104の機能は、代替で、1つ以上のSTA106によって実施することができる。
ここにおいてさらに説明されるように、AP104とSTA106との間で送信されるパケット(例えば、例示パケット140)(代替としてデータユニット又はフレームとも呼ばれる)は、SIGNAL(SIG)ユニット(代替としてSIGフィールドと呼ばれる)を含むことができる。例えば、SIGユニットは、パケットの物理層(PHY)プリアンブル内に含めることができる。SIGユニットは、パケット又はそのデータペイロードを復号するために使用することができる制御情報を含むことができる。特定の実施形態では、SIGユニットの長さフィールドは、パケット又はそのデータペイロードの長さを示すことができる。長さフィールドは、固定されたサイズ、例えば、9ビット、を有することができる。しかしながら、長さフィールドによって表される測定単位は、変動することができる。例えば、(SIGユニットのアグリゲーションフィールドが第1の値を有することによって示されるように)データアグリゲーションが使用されていない場合は、長さフィールドは、バイト数を表すことができる。29=512であるため、SIGユニットは、0乃至511バイトの範囲のパケットサイズを示すことができる。(SIGユニットのアグリゲーションフィールドが第2の値を有することによって示されるように)データアグリゲーションが使用されている場合は、長さフィールドは、シンボル数を表すことができ、従って、511バイトよりも大きいサイズを表すことができる。
特定の実施形態では、ここにおいてさらに説明されるように、SIGユニットの1つ以上のフィールドは、代替データフォーマット、ペイロード長、及びタイプを示すための“例外”値の使用をサポートすることができる。例えば、SIGユニットの特定のフィールドの特定の値は、SIGユニットの他フィールドが従来と異なった形で解釈されるべきであること、SIGユニットは、ゼロの長さのペイロードを有するパケットの一部であること、又はSIGユニットは、特定のタイプのパケットの一部であることを示すことができる。例えば、変調及びコーディング方式(MCS)フィールドの特定の値は、SIGユニットが、ゼロの長さのペイロードを有する肯定応答(ACK)パケット(例えば、PHYデータによって100%表されるACK/NACKパケット)の一部であることを示すことができる。
図2は、無線通信システム100内で採用することができる無線デバイス202で利用することができる様々なコンポーネントを例示する。無線デバイス202は、ここにおいて説明される様々な方法を実装するように構成することができるデバイスの例である。例えば、無線デバイス202は、AP104又はSTA106のうちの1つを含むことができる。
無線デバイス202は、無線デバイス202の動作を制御するプロセッサ204を含むことができる。プロセッサ204は、中央処理装置(CPU)と呼ぶこともできる。メモリ206は、読み取り専用メモリ(ROM)及びランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含むことができ、命令及びデータをプロセッサ204に提供する。メモリ206の一部分は、非揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含むこともできる。プロセッサ204は、典型的には、メモリ206内に格納されたプログラム命令に基づいて論理演算及び算術演算を実施する。メモリ206内の命令は、ここにおいて説明される方法を実装するために実行可能である。
プロセッサ204は、1つ以上のプロセッサとともに実装される処理システムのコンポーネントを含むこと又はコンポーネントであることができる。1つ以上のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、ステートマシン、ゲーテッド(gated)ロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、専用ハードウェア有限状態マシン、又は、計算又は情報のその他の処理を実施することができるその他の適切なエンティティのあらゆる組み合わせとともに実装することができる。
処理システムは、ソフトウェアを格納するための機械によって読み取り可能な媒体も含むことができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、その他のいずれで呼ばれるかにかかわらず、あらゆるタイプの命令を意味するように広義で解釈するものとする。命令は、コード(例えば、ソースコードフォーマット、バイナリコードフォーマット、実行可能なコードフォーマット、その他の適切なコードフォーマット)を含むことができる。命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、ここにおいて説明される様々な機能を実施することを処理システムに行わせる。
無線デバイス202は、無線デバイス202と遠隔場所との間でのデータの送信及び受信を可能にするための送信機210及び受信機212を含むことができるハウジング208を含むこともできる。送信機210及び受信機212は、結合してトランシーバ214にすることができる。アンテナ216をハウジング208に取り付けること及びトランシーバ214に電気的に結合することができる。無線デバイス202は、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、及び/又は複数のアンテナを含むこともできる(示されていない)。ここにおいてさらに説明されるように、送信機210は、SIGユニットを送信するための手段であることができ、受信機212は、SIGユニットを受信するための手段であることができる。
無線デバイス202は、トランシーバ214によって受信された信号のレベルを検出及び定量化しようとして使用することができる信号検出器218も含むことができる。信号検出器218は、信号の特性、例えば、総エネルギー、エネルギー/副搬送波/シンボル、電力スペクトル密度、を検出することができる。無線デバイス202は、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)220も含むことができる。DSP220は、送信のためのデータユニットを生成するように構成することができる。幾つかの態様では、データユニットは、物理層データユニット(PPDU)を含むことができる。幾つかの態様では、PPDUは、パケットと呼ばれる。ここにおいてさらに説明されるように、プロセッサ204、信号検出器218、及びDSP220のうちの1つ以上は、SIGユニットを生成するための手段、SIGユニットの長さフィールドを解釈するための手段、SIGユニットのフィールドがゼロ長ペイロードを示す値を有するかどうかを決定するための手段、及び/又はその決定に基づいてSIGユニットを復号するための手段であることができる。
無線デバイス202は、幾つかの態様ではユーザインタフェース222をさらに含むことができる。ユーザインタフェース222は、キーパッド、マイク、スピーカー、及び/又はディスプレイを含むことができる。ユーザインタフェース222は、無線デバイス202のユーザに情報を搬送する及び/又はユーザから入力を受信する要素又はコンポーネントを含むことができる。
無線デバイス202の様々なコンポーネントは、バスシステム226によってまとめて結合することができる。バスシステム226は、例えば、データバス、電力バス、制御信号バス、及び状態信号バスをデータバスに加えて含むことができる。無線デバイス202のコンポーネントはまとめて結合するか又はその他の何らかのメカニズムを用いて互いに入力を受け入れる又は提供することができることを当業者は評価するであろう。
図2では幾つかの別々のコンポーネントが例示されるが、それらのコンポーネントのうちの1つ以上は結合させること又は共通して実装することができることを当業者は認識するであろう。例えば、プロセッサ204は、プロセッサ204に関して上述される機能を実装するだけでなく、信号検出器218及び/又はDSP220に関して上述される機能を実装するためにも使用することができる。さらに、図2において例示されるコンポーネントの各々は、複数の別々の要素を用いて実装することができる。
上述されるように、無線デバイス202は、AP104又はSTA106を含むことができ、及び、通信を送信する及び/又は受信するために使用することができる。例えば、無線デバイス202は、SIGユニットを含むパケット240を通信することができる。ここにおいてさらに説明されるように、パケット240は、SIGユニット内の他のフィールドの値に基づいて複数の方法で解釈することができる長さフィールドを有するSIGユニットを含むことができる。例えば、長さフィールドは、アグリゲーションフィールドの値に基づいてバイト数又はシンボル数として解釈することができる。代替として、又はさらに加えて、SIGユニットの特定のフィールド内の特定の値の存在は、ゼロの長さのペイロードを有する(例えば、PHYデータによって完全に表される短いACKである)ことを示すことができる。
図3は、無線通信を送信するために無線デバイス202で利用することができる様々なコンポーネントを例示する。図3において例示されるコンポーネントは、例えば、OFDM通信を送信するために使用することができる。幾つかの態様では、図3において例示されるコンポーネントは、以下においてさらに詳細に説明されるように、SIGNALユニット(例えば、図2のパケット240)が様々な通信モード状態でデータユニットを送信するために使用される。参照を容易にするために、図3において例示されるコンポーネントで構成された無線デバイス202は、以後は無線デバイス202aと呼ばれる。
無線デバイス202aは、送信のためにビットを変調するように構成された変調器302を含むことができる。例えば、変調器302は、例えば、信号点配置(constellation)により複数のシンボルにビットをマッピングすることによって、プロセッサ204又はユーザインタフェース222から受信されたビットから複数のシンボルを決定することができる。ビットは、ユーザデータ又は制御情報に対応することができる。幾つかの態様では、ビットは、コードワードで受信される。一態様では、変調器302は、QAM(直交振幅変調)変調器、例えば、16−QAM変調器又は64−QAM変調器、を含む。その他の態様では、変調器302は、2位相偏移変調(BPSK)変調器又は四位相偏移変調(QPSK)変調器を含む。
無線デバイス202aは、シンボル又はその他の方法で変調されたビットを変調器302から時間領域内に変換するように構成された変換モジュール304をさらに含むことができる。図3では、変換モジュール304は、逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュールによって実装されるとして例示される。幾つかの実装においては、異なるサイズのデータのユニットを変換する複数の変換モジュール(示されていない)が存在することができる。
図3では、変調器302及び変換モジュール304は、DSP220において実装されるとして例示される。しかしながら、幾つかの態様では、変調器302及び変換モジュール304のうちの1つ又は両方がプロセッサ204内で又は無線デバイス202の他の要素内で実装される。
上述されるように、DSP220は、送信のためにデータユニットを生成するように構成することができる。幾つかの態様では、変調器302及び変換モジュール304は、制御情報と複数のデータシンボルとを含む複数のフィールドを含むデータユニットを生成するように構成することができる。制御情報を含むフィールドは、例えば、1つ以上のトレーニングフィールドと、1つ以上の信号(SIG)フィールドと、を含むことができる。トレーニングフィールドの各々は、既知のシーケンスのビット又はシンボルを含むことができる。SIGフィールドの各々は、データユニットに関する情報、例えば、データユニットの長さ又はデータレートの記述、を含むことができる。
図3の説明に戻り、無線デバイス202aは、変換モジュールの出力をアナログ信号に変換するように構成されたデジタル−アナログ変換器(DAC、図3では“D/A”)306をさらに含むことができる。例えば、変換モジュール304の時間領域出力は、デジタル−アナログ変換器306によってベースバンドOFDM信号に変換することができる。デジタル−アナログ変換器306は、プロセッサ204内に又は無線デバイス202の他の要素内に実装することができる。幾つかの態様では、デジタル−アナログ変換器306は、トランシーバ214内又はデータ送信プロセッサ内に実装される。
アナログ信号は、送信機210によって無線で送信することができる。アナログ信号は、例えば、フィルタリングすることによって又は中間周波数又は搬送波周波数にアップコンバージョンすることによって、送信機210によって送信される前にさらに処理することができる。図3において例示される態様では、送信機210は、送信増幅器308を含む。アナログ信号は、送信される前に、送信増幅器308によって増幅することができる。幾つかの態様では、増幅器308は、低雑音増幅器(LNA)を含む。
送信機210は、アナログ信号に基づいて1つ以上のパケット又はデータユニットを無線信号で送信するように構成される。データユニットは、プロセッサ204及び/又はDSP220を用いて、例えば、上述されるように変調器302及び変調器モジュール304を用いて生成することができる。上述されるように生成し及び送信することができるデータユニットは、以下において図5乃至11に関してさらに詳細に説明される。
図4は、無線通信を受信するために無線デバイス202で利用することができる様々なコンポーネントを例示する。図4において例示されるコンポーネントは、例えば、OFDM通信を受信するために使用することができる。幾つかの態様では、図4において例示されるコンポーネントは、以下においてさらに詳細に説明されるように、1つ以上のSIGNALユニット(例えば、図2のパケット240)を含むデータユニットを受信するために使用される。例えば、図4において例示されるコンポーネントは、図3に関して上述されるコンポーネントによって送信されたデータユニットを受信するために使用することができる。参照を容易にするために、図4において例示されるコンポーネントで構成された無線デバイス202は、以後は無線デバイス202bと呼ばれる。
受信機212は、1つ以上のパケット又はデータユニットを無線信号で受信するように構成される。以下において説明されるように受信及び復号するか又はその他の方法で処理することができるデータユニットが、図5乃至11に関してさらに詳細に説明される。
図4において例示される態様では、受信機212は、受信増幅器401を含む。受信増幅器401は、受信機212によって受信された無線信号を増幅するように構成することができる。幾つかの態様では、受信機212は、自動利得制御(AGC)手順を用いて受信増幅器401の利得を調整するように構成される。幾つかの態様では、自動利得制御は、利得を調整するために、1つ以上の受信されたトレーニングフィールド、例えば、受信されたショートトレーニングフィールド(STF)、内の情報を使用する。当業者は、AGCを実施するための方法を理解するであろう。幾つかの態様では、増幅器401は、LNAを含む。
無線デバイス202bは、受信機212からの増幅された無線信号をデジタル表現に変換するように構成されたアナログ−デジタル変換器(ADC、図4では“A/D”)402を含むことができる。増幅されるために、無線信号は、例えば、フィルタリングすることによって又は中間周波数又はベースバンド周波数にダウンコンバージョンすることによって、アナログ−デジタル変換器402によって変換される前に処理することができる。アナログ−デジタル変換器402は、プロセッサ204内に又は無線デバイス202の他の要素内に実装することができる。幾つかの態様では、アナログ−デジタル変換器402は、トランシーバ214内又はデータ受信プロセッサ内に実装される。
無線デバイス202bは、無線信号の表現を周波数スペクトルに変換するように構成された変換モジュール404をさらに含むことができる。図4において、変換モジュール404は、高速フーリエ変換(FFT)モジュールによって実装されるとして例示される。変換モジュール404は、プログラミング可能であり、異なる構成でFFTを実施するように構成することができる。例えば、一態様では、変換モジュール404は、32点FFT又は64点FFTを実施するように構成することができる。幾つかの態様では、変換モジュール404は、使用する各点に関するシンボルを識別することができる。
無線デバイス202bは、データユニットが受信されるチャネルの推定を形成するように、及びチャネル推定に基づいてチャネルの幾つかの影響を除去するように構成されたチャネル推定器及び等化器405をさらに含むことができる。例えば、チャネル推定器は、チャネルの関数を概算するように構成することができ、チャネル等化器は、その関数の逆数を周波数スペクトル内のデータに適用するように構成することができる。
幾つかの態様では、チャネル推定器及び等化器405は、例えば、チャネルを推定するために、1つ以上の受信されたトレーニングフィールド、例えば、ロングトレーニングフィールド(LTF)、内の情報を使用する。チャネル推定は、データユニットの始めに受信された1つ以上のLTFに基づいて形成することができる。このチャネル推定は、その後は、1つ以上のLTEに後続するデータシンボルを等化するために使用することができる。一定の期間後に又は一定の数のデータシンボル後に、1つ以上の追加のLTFをデータユニットで受信することができる。チャネル推定は更新することができ又は追加のLTFを用いて新しい推定を形成することができる。この新しい又は更新されたチャネル推定は、追加のLTFを使用して形成することができる。この新しい又は更新されたチャネル推定は、追加のLTFに後続するデータシンボルを等化するために使用することができる。幾つかの態様では、新しい又は更新されたチャネル推定は、追加のLTFに先行するデータシンボルを再等化するために使用される。当業者は、チャネル推定を形成するための方法を理解するであろう。
無線デバイス202bは、等化されたデータを復調するように構成された復調器406をさらに含むことができる。例えば、復調器406は、例えば、信号点配置内でのシンボルへのビットのマッピングを反転させることによって、変換モジュール404及びチャネル推定器及び等化器405によって出力されたシンボルから複数のビットを決定することができる。ビットは、プロセッサ204によって処理又は評価すること、又は、情報を表示するか又はユーザインタフェース222に出力するために使用することができる。このようにして、データ及び/又は情報を復号することができる。幾つかの態様では、ビットは、コードワードに対応する。一態様では、復調器406は、QAM(直交振幅変調)復調器、例えば、16−QAM復調器又は64−QAM復調器、を含む。その他の態様では、復調器406は、2位相偏移変調(BPSK)復調器又は四位相偏移変調(QPSK)復調器を含む。
図4では、変換モジュール404、チャネル推定器及び等化器405、及び復調器406は、DSP220内に実装されているとして例示される。しかしながら、幾つかの態様では、変換モジュール404、チャネル推定器及び等化器405、及び復調器406のうのち1つ以上は、プロセッサ204内に又は無線デバイス202の他の要素内に実装される。
上述されるように、受信機212で受信された無線信号は、1つ以上のデータユニットを含む。上述される機能又はコンポーネントを用いて、データユニット又はそれらの中のデータシンボルは、復号及び評価すること又は評価又は処理することができる。例えば、プロセッサ204及び/又はDSP220は、変換モジュール404、チャネル推定器及び等化器405、及び復調器406を用いてデータユニット内のデータシンボルを復号するために使用することができる。
上述されるように、AP104及びSTA106によってやり取りされるデータユニットは、制御情報又はデータを含むことができる。物理(PHY)層においては、これらのデータユニットは、物理層プロトコルデータユニット(PPDU)と呼ぶことができる。幾つかの態様では、PPDUは、パケット又は物理層パケットと呼ばれることがある。各PPDUは、プリアンブルと、ペイロードと、を含むことができる。プリアンブルは、トレーニングフィールドと、SIGフィールドと、を含むことができる。ペイロードは、メディアアクセス制御(MAC)ヘッダ又はその他の層に関するデータ、及び/又は例えば、ユーザデータを含むことができる。様々な実施形態において、データユニットは、マックプロトコルデータユニット(MPDU)及び/又はアグリゲーテッド(aggregated)マックプロトコルデータユニット(A−MPDU)を含むことができる。ペイロードは、1つ以上のデータシンボルを用いて送信することができる。ここにおけるシステム、方法、及びデバイスは、ピーク対電力比が最小化されているトレーニングフィールドを有するデータユニットを利用することができる。
データユニットは、例えば、1MHzモード又は2MHzモードで送信することができる。プリアンブルは、1MHz通常モード及び1MHz 2x繰り返しモードにとって共通であることができる。2MHzモードでは、SIGフィールドは、52のデータトーンにまたがることができる。幾つかの実施形態では、SIGフィールドは、2MHzよりも大きい送信に関しては2MHzごとに複製することができる。さらに、2MHzよりも大きい送信に関しては、MUモードに関して2つのSIG−Aフィールド及び1つのSIG−Bフィールドが存在することができる。幾つかの実施形態では、1MHzモードでは、6つのSIG Aフィールドが存在することができる。1MHzモードでは、SIGフィールドは、24のデータトーンにまたがることができる。幾つかの実施形態では、2MHz PHY送信は、64のトーン(52のデータトーン、4つのパイロットトーン、7つのガードトーン、及び1つのDCトーン)から成るOFDMに基づく波形である。その他の帯域幅モードに関するトーン間隔は、2MHzモードに関するトーン間隔と同じであることができる。幾つかの実施形態では、1MHzモードは、32のトーン(24のデータトーン、2つのパイロットトーン、5つのガードトーン、及び1つのDCトーン)を含む。
図5は、データユニット500の例を示す。データユニット500は、無線デバイス202とともに使用するためのPPDUを含むことができる。一実施形態では、データユニット500は、レガシーデバイス又はレガシー規格を実装するデバイス又はそのダウンクロックされたバージョンによって使用することができる。
データユニット500は、プリアンブル510を含む。プリアンブル510は、可変数の繰り返しSTF512シンボルと、1つ以上のLTF514シンボルと、を含むことができる。一実装において、10の繰り返されるSTF512シンボルを送信し、2つのLTF512シンボルによって後続することができる。STF512は、上述されるように、受信増幅器401の利得を調整するために自動利得制御を行うために受信機212によって使用することができる。さらに、STF512シーケンスは、パケット検出、粗いタイミング、及びその他の設定のために受信機212によって使用することができる。LTF514は、データユニット500が受信されるチャネルの推定を形成するためにチャネル推定器及び等化器405によって使用することができる。
データユニット500内のプリアンブル510の後にはSIGNALユニット520が続く。SIGNAL520ユニットは、OFDMを用いて表すことができ及び送信レート、データユニット500の長さ、等に関連する情報を含むことができる。データユニット500は、可変数のデータシンボル530、例えば、OFDMデータシンボル、をさらに含む。一実施形態では、プリアンブル510は、SIGNALユニット520を含むことができる。一実施形態では、データシンボル530のうちの1つ以上がペイロードであることができる。
無線デバイス202bにおいてデータユニット500が受信されるときには、LTF514を含むデータユニット500のサイズは、SIGNALユニット520に基づいて計算することができ、STF512は、受信増幅器401の利得を調整するために受信機312によって使用することができる。さらに、LTFは、データユニット500が受信されるチャネルの推定を形成するためにチャネル推定器及び等化器405によって使用することができる。チャネル推定は、プリアンブル510に後続する複数のデータシンボル530を復号するためにDSP220によって使用することができる。
図5において例示されるデータユニット500は、システム100において及び/又は無線デバイス202とともに使用することができるデータユニットの一例であるにすぎない。データユニット500内にはより少ない数の又はより多い数のSTF412又はLTF514及び/又はデータシンボル530を含めることができることを当業者は評価するであろう。さらに、図5には示されていない1つ以上のシンボル又はフィールドをデータユニット500に含めることができ、及び、例示されるフィールド又はシンボルのうちの1つ以上を省くことができる。
OFDMを使用するときには、周波数帯域の直交副搬送波数を使用することができる。使用される副搬送波の数は、利用可能な周波数帯域、帯域幅及び関連する規制上の制約事項を含む様々な考慮事項に依存することができる。各々の変調された副搬送波は、送信されるべきOFDM信号を生成するためのIFFTモジュールへの入力であるため、使用される副搬送波数は、FFTモジュールのサイズと相関関係にある。従って、幾つかの実装においては、より大きいFFTサイズ(例えば、64、128、256、又は512)は、より多くの副搬送波を用いてデータを送信することに対応し、より大きい帯域幅を達成させるために希望することができる。その他の実装では、狭い帯域幅でデータを送信するためにより小さいFFTサイズを使用することができる。副搬送波数、そして従ってFFTサイズ、は、帯域幅に関する幾つかの制約を有する規制領域に準拠するために選択することができる。例えば、32のFFTサイズを幾つかの実装のために(例えば、ダウンクロックされた実装のために)提供することができ、及び、802.11ahのために提供することができる。従って、無線デバイス202aは、幾つかの変換モジュール304を含むことができ、各々がFFT又はIFFTモジュールとして実装され、各々が使用するために指定される副搬送波数に準拠するために異なるサイズを有する。ここにおいて説明される幾つかの態様により、変換モジュール304のうちの少なくとも1つは、32点サイズのIFFT又はFFTモジュールであることができる。一実施形態では、変換モジュール304は、検出されたFFTモードに基づいて複数の異なるサイズで選択的にFFTを行うように構成することができる。一態様では、マルチモード変換モジュールは、複数のFFTモジュールを含むことができ、各々が異なるFFTサイズを使用するように構成され、各々のFFTモジュールの出力は、検出されたFFTモードに基づいて選択することができる。
図2及び3に関して上述されるように、無線デバイス202aは、様々なFFTモードで動作するように構成することができる。様々な実施形態において、無線デバイス202aは、32点FFTチャネルよりも高い帯域幅のチャネルとともに64点FFTサイズを使用するように構成することができる。例えば、64点FFTチャネルは、32点FFTチャネルの帯域幅の2倍の帯域幅を有することができる。一実施形態では、変換モジュール304は、2MHzと関連して64点FFTサイズを使用するように構成することができ、及び、変換モジュール304は、1MHzと関連して32点FFTサイズを使用するように構成することができる。一実施形態では、変換モジュール304は、複数の異なるFFTサイズを選択的に使用するように構成することができる。他の実施形態では、複数の異なるIFFTが異なるFFTサイズを使用するように各々構成することができ、それらの出力は、DAC306に選択的にルーティングすることができる。
幾つかの実施形態では、データユニット500は、パーシャル(Partial)エア識別子(AID)すなわちPAIDフィールドを含むことができる。PAIDフィールドは、1つ以上の受信機又はSTA106のための部分的識別子を含む。PAIDフィールドは、STA106がデータユニット500の残りの部分を受信及び復号すべきかどうかを示す早期インジケータとして各STA106によって使用することができる。例えば、データユニット500が特定のSTA106を意図していないことをPAIDフィールドが示す場合は、そのSTA106は、電力を節約するためにデータユニット500の処理を中止することができる。
幾つかの実施形態では、PAIDフィールドは、STA106の一意の識別、例えば、STA106のフルローカル識別子(例えば、AID)、を含む。幾つかの実施形態では、PAIDフィールドは、STA106のパーシャルローカル識別子、例えば、AIDの一部分、例えば、AIDのある数の最下位ビット(LSB)、を含む。幾つかの実施形態では、PAIDフィールドは、STA106のパーシャルローカル識別子と、関連付けられたBSS又はAP104のパーシャルローカル識別子と、を含む。
幾つかの実施形態では、PAIDフィールドは、明示では送信されず、他のフィールド、例えば、巡回冗長性検査(CRC)フィールド、で符号化される。例えば、CRCは、送信されるデータユニット500のPAIDフィールド及びその他のフィールドを用いて計算することができる。STA106は、送信されたフィールド及びCRCフィールドを受信する。次に、STA106は、受信されたフィールド及びSTA106がデータユニット500の処理を継続すべきであることを示すPAIDフィールドに基づいてCRCを計算する。STA106によって計算されたCRCが受信されたCRCとマッチする場合は、STA106は、データユニット500の処理を継続する。
幾つかの実施形態では、データユニット500は、パラメータの複数の組を含む。パラメータの第1の組は、データユニット500がSTA106を意図しない場合にSTA106がどのくらいの時間パワーダウンモードにあるかを決定するために使用されるパラメータを含むことができる。パラメータの第2の組は、データユニット500のその他のパラメータ、例えば、後述されるそれら、を含むことができる。PAIDフィールドは、第2の組内に含めることができる。幾つかの実施形態では、パラメータの組の各々は、その組専用の独立したCRCによって網羅される。各STA106は、PAIDフィールドに基づいて、データユニット500が復号されるべきかどうかを決定する。データユニット500が復号されるべきでない場合は、STA106は、パラメータの第1の組内の情報に基づいてある時間の間延期する。幾つかの実施形態では、CRCは、SIGフィールド内に存在する。幾つかの実施形態では、例えば、データユニット500が非AMPDU用である場合は、パラメータの第2の組のCRCは、プリアンブルの後のサービスフィールド内に存在する。
幾つかの実施形態では、PAIDフィールドは、サービスフィールド内に存在する。該実施形態では、PAIDフィールドは、SIGフィールド内のデータと同じMCSで送信することができる。幾つかの実施形態では、PAIDフィールドは、MACヘッダの直前に存在することができる。
幾つかの実施形態では、データユニット500は、データをスクランブル解除するためにSTA106によって使用するためのランダムシード(random seed)を含む。幾つかの実施形態では、PAIDフィールドの少なくとも一部分もシードであることができる。幾つかの実施形態では、STA106は、複数の、例えば、連続するPAIDフィールドを再送信のための新しいシードとして認識することができる。
幾つかの実施形態では、データユニット500は、サービスフィールドを含まない。該実施形態では、帯域幅は、例えば、SIGフィールド内で又はMACヘッダ内で示すことができる。同様に、CRCは、例えば、SIGフィールド内又はMACヘッダ内に含めることができる。さらに加えて、又は代替で、ランダムシードは、例えば、SIGフィールド内又はMACヘッダ内に含めることができる。幾つかの実施形態では、ランダムシードは、PAIDフィールドに含めることもできる。
幾つかの実施形態では、PAIDフィールドは、SIGフィールド内のデータとともにスクランブリングされ、スクランブリングされたシーケンスは、CRCによってカバーされる。代替で、PAIDフィールドは、SIGフィールドに添付することができ、組はCRCによってカバーされる。
幾つかの実施形態では、PAIDフィールドは、STA106への複数の送信にわたって静的でない。例えば、PAIDフィールドは、各送信ごとに変化することができ又は各送信数後に変化することができる。PAIDフィールドは、送信デバイス及び受信STA106の両方に共通のアルゴリズムに従って変化させることができる。例えば、一連の数の中の次を使用することができる。幾つかの実施形態では、次のPAIDフィールド値は、前のPAIDフィールド値+1に等しい。幾つかの実施形態では、アルゴリズムは、タイミング同期化関数(TSF)又はネットワークのTSFのハッシュに部分的に基づいてPAIDフィールドを生成することを含む。PAIDフィールドの計算は、例えば、1秒ごとに、2秒、3秒、4秒、5秒、又はその他の秒数ごとに、1分ごとに、2分、3分、4分、5分、又はその他の分数ごとに生じることができる。従って、TSF不整合に起因する誤りは稀になる。
幾つかの実施形態では、受信STA106は、PAIDフィールド値又は次の送信のために使用すべきPAIDフィールド値の表示を送信デバイスに通信する。例えば、次のPAIDフィールド値又は次のPAIDフィールド値の表示は、送信デバイスからの受信された送信に応答して送信されるACK内に含めることができる。
例えば、第1のデータユニットでは、AP104は、デフォルトのPAIDフィールド値を使用し、STA106は、第1のデータユニットを復号することによってそれに応答する。STA106は、第1のデータユニットの受信に肯定応答するためのACKを送信する。ACK通信では、STA106は、次のPAIDフィールド値を示す。後続して、第2のデータユニットでは、AP104は、次のPAIDフィールド値を使用し、STA106は、第2のデータユニットを復号することによってそれに応答する。
デフォルトのPAIDフィールド値は、例えば、ブロードキャストPAIDフィールド値であることができ、又は、例えば、第1及び第2のデータユニットの対象となる特定のSTA106と関連付けられたPAIDフィールドであることができる。次のPAIDフィールド値は、例えば、一連の数字の内の次であることができ、又は、例えば、第1のデータユニットの少なくとも一部分のハッシュ、例えば、第1のデータユニットのデータ、であることができる。
幾つかの実施形態では、AP104がACKを受信しない場合は、AP104は、デフォルトのPAIDフィールド値又はACKが受信された最新のPADI値を用いて第2のデータユニットを送信することができる。従って、STA106は、複数のPAIDフィールド値のうちのいずれかを含むデータユニットを復号するように構成することができる。例えば、STA106は、デフォルトのPAIDフィールド値、最新の受信されて復号されたデータユニットに関するPAIDフィールド値、及びSTA106によって送信された最新のACK内で示されたPAIDフィールド値のうちのいずれかを含むデータユニットを復号するように構成することができる。該実施形態では、AP104は、STA106に関する複数のPAIDフィールド値のうちの1つを選択するように構成することができる。該選択は、例えば、ランダム又は擬似ランダムであることができる。
幾つかの実施形態では、PAIDフィールドは、例えば、管理交換(management exchange)を用いてAP104によって割り当てられる。例えば、PAIDフィールドは、定期的に再割り当てることができる。幾つかの実施形態では、STA106は、AP104からの次の送信のための新しいPAIDフィールドを要求又は割り当てることができる。例えば、STA106が、そのSTA106を対象としていない複数のデータユニットを復号する場合は、STA106は、新しいPAIDフィールド値を要求又は指定することができる。
幾つかのシステムでは、MACアドレスを通じてユニキャストパケットフィルタリングが可能である。該システムでは、PAIDフィールドは、パケット内容に基づいてパケットフィルタリングを向上させる上で役立つことができる。
幾つかの実施形態では、PAIDフィールドは、データユニットのタイプを識別することができる。幾つかの実施形態では、PAIDフィールドは、データユニットの内容を追加で識別することができる。例えば、データユニットが、STAのグループに関するトラフィック表示マップ(TIM)を含む場合は、PAIDフィールドは、データユニットの対象となるSTAのグループを識別することができる。幾つかの実施形態では、データユニットがビーコンであることを示すために及びビーコン変更シーケンス番号を識別するためにPAIDフィールドの幾つかの値を使用することができる。STAが既に最新である場合は、STAは、PAIDフィールドを処理後はデータユニットの残りの部分を無視することができる。
一実施形態では、64点FFT信号に関しては、データユニット500は、240μsプリアンブル510を含むことができる。プリアンブル510は、単一の2シンボルSTF512と、単一の2シンボルSTF514と、2シンボルSIGNALユニット520と、を含むことができる。SIGNALユニット520は、以下の表1に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表1に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表1に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表1に示されるフィールドを有し、表1に示される順序である。幾つかの実施形態では、表1に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表1の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表1に示される態様では、SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドを含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、使用される空間ストリーム数を示す“Num SS”フィールドをさらに含むことができる。“Num SS”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが12ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、4095バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される帯域幅(BW)を示す“BW”フィールドをさらに含むことができる。“BW”フィールドは、長さが2ビットであることができる。様々な実施形態において、2ビットの“BW”フィールドは、帯域幅が2MHz、4MHz、8MHz、又は16MHzのいずれであるかを示すことができる。SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、データユニット500と関連付けられたエア識別(air identification)(AID)を示す“AID”フィールドをさらに含むことができる。“AID”フィールドは、長さが12ビットであることができる。SIGNALユニット520は、空間−時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドをさらに含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、チャネル推定に関して平滑化(smoothing)が推奨されるかどうかを示す“平滑化”フィールドをさらに含むことができる。“平滑化”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、1つ以上の予約されたビットをさらに含むことができる。表1の実装において示されるように、SIGNALユニット520は、1つの予約されたビットを含むことができる。以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビット(Doppler mitigation bit)として使用される。
一実施形態では、SIGNALユニット520は、表2に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表2に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表2に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表2に示されるフィールドを有し、表2に示される順序である。幾つかの実施形態では、表2に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表2の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表2に示される態様では、SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドを含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、使用される空間ストリーム数を示す“Num SS”フィールドをさらに含むことができる。“Num SS”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが12ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、4095バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される帯域幅(BW)を示す“BW”フィールドをさらに含むことができる。“BW”フィールドは、長さが2ビットであることができる。様々な実施形態において、2ビットの“BW”フィールドは、帯域幅が2MHz、4MHz、8MHz、又は16MHzのいずれであるかを示すことができる。SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、データユニット500と関連付けられたエア識別(AID)を示す“AID”フィールドをさらに含むことができる。“AID”フィールドは、長さが13ビットであることができる。幾つかの実施形態では、“AID”フィールドは、SUに関するAIDを搬送し、他方、MUに関しては、最初のビットが予約され、次の6ビットがグループ識別子(GID)を搬送し、最後の6ビットが第2、第3及び第4のユーザに関する空間時間ストリーム数(Nsts)を搬送する。幾つかの実施形態では、パケットの特定の内容、例えば、パケットがマルチキャスト用であるか又はブロードキャスト用であるか、を識別するために “AID”フィールドの幾つかの例外値を使用することができる。SIGNALユニット520は、空間−時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドをさらに含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、SU送信における波形にビーム形成ステアリング行列が適用されるかどうかを示す“ビーム形成”フィールドをさらに含むことができる。“ビーム形成”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが8ビット又は4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、1つ以上の予約されたビットをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、例えば、0又は4つの予約されたビットを含むことができる。以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
一実施形態では、32点FFT信号に関しては、データユニット500は、360μsプリアンブルを含むことができる。プリアンブルは、単一の4シンボルSTF512と、単一の2シンボルSTF514と、3シンボルSIGNALユニット520と、を含むことができる。SIGNALユニット520は、以下の表3に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表3に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表3に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表3に示されるフィールドを有し、表3に示される順序である。幾つかの実施形態では、表3に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表3の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表3に示される態様では、SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドを含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、使用される空間ストリーム数を示す“Num SS”フィールドをさらに含むことができる。“Num SS”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが11ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、4095バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、空間−時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドをさらに含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、1つ以上の予約されたビットをさらに含むことができる。表3の実装において示されるように、SIGNALユニット520は、5つの予約されたビットを含むことができる。以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
表3に示される実装では、32点FFTに関するSIGNALユニット520は、上記の表1において示される64点FFTに関するSIGNALユニット520内で使用される1つ以上のフィールドを省略することができる。例えば、“BW”、“AID”、及び“平滑化”フィールドが省略されている。一実施形態では、受信デバイスは幾つかのフィールドで示されるパラメータを暗黙に知っていることができるためそれらのフィールドは省略することができる。
様々な実施形態において、送信の有効な信号対雑音比(SNR)を向上させるためにシンボル、フィールド、及び/又はデータユニットを繰り返すことができる。例えば、32点FFT送信は、2回、3回、4回、8回、等繰り返すことができる。一実施形態では、繰り返しは、送信のダウンクロックと関係させて実施することができる。
一実施形態では、2回の繰り返しモードを有する32点FFT信号に関して、データユニット500は、440μsのプリアンブルを含むことができる。プリアンブルは、単一の4シンボルSTF512と、単一の3シンボルLTF514と、4シンボルSIGNALユニット520と、を含むことができる。SIGNALユニット520は、以下の表4に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表4に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表4に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表4に示されるフィールドを有し、表4に示される順序である。幾つかの実施形態では、表4に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表4の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表4に示される態様では、SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドを含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9ビットであることができる。一実施形態では、“長さフィールド”は、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、4095バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算されたパリティの結果を示す“パリティ”フィールドをさらに含むことができる。“パリティ”フィールドは、長さが1ビットであることができる。一実施形態では、パリティビットの代わりに、又はパリティビットに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、1つ以上の予約されたビットをさらに含むことができる。表4の実装において示されるように、SIGNALユニット520は、8つの予約されたビットを含むことができる。以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
表4に示される実装では、32点FFTに関するSIGNALユニット520は、上記の表1において示される64点FFTに関するSIGNALユニット520内で使用される1つ以上のフィールドを省略することができる。例えば、“MCS”、“NumSS”、“SGI”“BW”、“AID”、“アグリゲーション”、“コーディング”、及び“STBC”フィールドが省略されている。一実施形態では、受信デバイスは幾つかのフィールドで示されるパラメータを暗黙に知っていることができるためそれらのフィールドは省略することができる。
一実施形態では、非繰り返しモード及び2回繰り返しモードの両方において32点FFTに関して単一のSIGNALユニット520フォーマットを使用することができる。単一のSIGNALユニット520は、“結合された”プリアンブル内に含めることができる。一実施形態では、結合されたプリアンブルは、長さが520μsであることができる。プリアンブルは、単一の4シンボルSTF512と、単一の3シンボルLTF514と、6シンボルSIGNALユニット520と、を含むことができる。SIGNALユニット520は、以下の表5に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表5に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表5に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表5に示されるフィールドを有し、表5に示される順序である。幾つかの実施形態では、表5に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表5の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表5に示される態様では、SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドを含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、使用される空間ストリーム数を示す“Num SS”フィールドをさらに含むことができる。“Num SS”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが11ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、4095バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、空間−時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドをさらに含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、チャネル推定に関して平滑化が推奨されるかどうかを示す“平滑化”フィールドをさらに含むことができる。“平滑化”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、1つ以上の予約されたビットをさらに含むことができる。表5の実装において示されるように、SIGNALユニット520は、4つの予約されたビットを含むことができる。以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
表5に示される実装では、32点FFTに関するSIGNALユニット520は、上記の表1において示される64点FFTに関するSIGNALユニット520内で使用される1つ以上のフィールドを省略することができる。例えば、“BW”及び“AID”フィールドが省略されている。一実施形態では、受信デバイスは幾つかのフィールドで示されるパラメータを暗黙に知っていることができるためそれらのフィールドは省略することができる。
一実施形態において、通常のモード及び2回繰り返しモードにおいて32点FFTに関して単一のSIGNALユニット520フォーマットを使用することができる。SIGNALユニット520は、以下の表6に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表6に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表6に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表6に示されるフィールドを有し、表6に示される順序である。幾つかの実施形態では、表6に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表6の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表6に示される態様では、SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドを含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、使用される空間ストリーム数を示す“Num SS”フィールドをさらに含むことができる。“Num SS”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが11ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、2047バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、空間−時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドをさらに含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、SU送信における波形にビーム形成ステアリング行列が適用されるかどうかを示す“ビーム形成”フィールドをさらに含むことができる。“ビーム形成”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビット又は8ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、1つ以上の予約されたビットをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、例えば、0又は4つの予約されたビットを含むことができる。以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
表6に示される実装では、32点FFTに関するSIGNALユニット520は、上記の表1において示される64点FFTに関するSIGNALユニット520内で使用される1つ以上のフィールドを省略することができる。例えば、“BW”及び“AID”フィールドが省略されている。一実施形態では、受信デバイスは幾つかのフィールドで示されるパラメータを暗黙に知っていることができるためそれらのフィールドは省略することができる。
一実施形態では、64点 FFT SIG−B MUモードに関して単一のSIGNALユニット520フォーマットを使用することができる。SIGNALユニット520は、プリコーディングが適用された状態で各ユーザに関して送信することができる。SIGNALユニット520は、以下の表7に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表7に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表7に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表7に示されるフィールドを有し、表7に示される順序である。幾つかの実施形態では、表7に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表7の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表7に示される態様では、SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドを含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、1つ以上の予約されたビットをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、例えば、11の予約されたビットを含むことができる。以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
表7に示される実装では、32点FFTに関するSIGNALユニット520は、上記の表1において示される64点FFTに関するSIGNALユニット520内で使用される1つ以上のフィールドを省略することができる。例えば、“BW”及び“AID”フィールドが省略されている。一実施形態では、受信デバイスは幾つかのフィールドで示されるパラメータを暗黙に知っていることができるためそれらのフィールドは省略することができる。
一実施形態において、2MHz、64点FFT信号に関して、データユニット500は、複数のユーザをサポートすることができる。プリアンブルは、2シンボルSIGNALユニット520を含むことができる。SIGNALユニット520は、以下の表8に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表8に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表6に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表8に示されるフィールドを有し、表8に示される順序である。幾つかの実施形態では、表8に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表8の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520の第1のシンボルは、“BW”、“第1の予約”、“STBC”、“NumSS”、“AID/GID+Nsts”、“第2の予約”、“SGI”、“コーディング”、“MCS”、及び“ビーム形成”フィールドを含み、SIGNALユニット520の第2のシンボルは、“アグリゲーション”、“長さ”、“第3の予約”、“CRC”、及び“テール”フィールドを含む。
表8に示される態様では、SIGNALユニット520は、使用される帯域幅(BW)を示す“BW”フィールドを含むことができる。“BW”フィールドは、長さが2ビットであることができる。様々な実施形態において、2ビットの“BW”フィールドは、帯域幅が2MHz、4MHz、8MHz、又は16MHzのいずれであるかを示すことができる。SIGNALユニット520は、“第1の予約”ビットをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、空間−時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドをさらに含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される空間ストリーム数を示す“NumSS”フィールドをさらに含むことができる。NumSS”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニット520は、データユニット500と関連付けられたエア識別(AID)を示す“AID/GID+Nsts”フィールドをさらに含むことができる。“AID/GID+Nsts”フィールドは、長さが12ビットであることができる。幾つかの実施形態では、“AID/GID+Nsts”フィールドは、SUに関するAIDを搬送し、MUに関しては、最初の6ビットがGIDを搬送し、最後の6ビットが第2、第3及び第4のユーザに関するNstsを搬送する。幾つかの実施形態では、パケットの特定の内容、例えば、パケットがマルチキャスト用であるか又はブロードキャスト用であるか、を識別するために “AID/GID+Nsts”フィールドの幾つかの例外値を使用することができる。SUモード中には、“AID/GID+Nsts”フィールドの“AID”ビットは、セルラーオフロードを使用する実施形態に関して使用することができ、このため、その他のデバイスが送信中に電力を節約することができる。SIGNALユニット520は、“第2の予約された”ビットをさらに含むことができる。
SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドを示すことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、SU送信における波形にビーム形成ステアリング行列が適用されるかどうかを示す“ビーム形成”フィールドをさらに含むことができる。“ビーム形成”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、ペイロードの長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、4095バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。SIGNALユニット520は、3つの“第3の予約”ビットをさらに含むことができる。代替実施形態では、“長さ”フィールドは、長さが9ビットであり、SIGNALユニット520は、6つの“第3の予約”ビットを含む。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットは、先行フィールドを拡張するために使用することができる。例えば、表8に示される例では、“第1の予約された”ビットは、“BW”フィールドに関する第3のビットとして使用することができ、“第2の予約された”ビットは、“AID/GID+Nsts”フィールドに関する第13のビットとして使用することができ、及び/又は“第3の予約された”ビットのうちの1つ以上は、“長さ”フィールドに関する追加ビットとして使用することができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
一実施形態では、単一のSIGNALユニット520フォーマットは、64点FFT SIG−B MUモードに関して使用することができる。SIGNALユニット520は、以下の表9に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表9に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表9に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表9に示されるフィールドを有し、表9に示される順序である。幾つかの実施形態では、表9に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表9の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表9に示される態様では、SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドを含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、7つの予約されたビットをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが8ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
一実施形態では、1MHz SIG−Aパケットに関して、SIGNALユニット520は、以下の表10に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表10に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表10に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表10に示されるフィールドを有し、表1に示される順序である。幾つかの実施形態では、表10に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表10の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表10に示される態様では、SIGNALユニット520は、空間−時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドを含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用される空間ストリーム数を示す“Num SS”フィールドをさらに含むことができる。“Num SS”フィールドは、長さが2ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、SU送信における波形にビーム形成ステアリング行列が適用されるかどうかを示す“ビーム形成”フィールドをさらに含むことができる。“ビーム形成”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドをさらに含むことができる。“MCS”フィールドは、長さ4ビットであることができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが11ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、2047バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。
SIGNALユニット520は、4つの予約されたビットをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットは、先行フィールドを拡張するために使用することができる。例えば、表10に示される例では、“予約されたビットは、“長さ”フィールドに関する追加ビットとして使用することができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
一実施形態では、1MHz SIG−Aパケットに関して、SIGNALユニット520は、以下の表11に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表11に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表11に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表11に示されるフィールドを有し、表11に示される順序である。幾つかの実施形態では、表11に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表11の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表11に示される態様では、SIGNALユニット520は、空間−時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドを含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用される空間ストリーム数を示す“Num SS”フィールドをさらに含むことができる。“Num SS”フィールドは、長さが2ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、SU送信における波形にビーム形成ステアリング行列が適用されるかどうかを示す“ビーム形成”フィールドをさらに含むことができる。“ビーム形成”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドを含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、511バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。
SIGNALユニット520は、0の予約されたビットをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
一実施形態では、1MHz SIG−Aパケットに関して、SIGNALユニット520は、以下の表12に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表12に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表12に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表12に示されるフィールドを有し、表1に示される順序である。幾つかの実施形態では、表12に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表12の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表12に示される態様では、SIGNALユニット520は、空間−時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドを含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドをさらに含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、511バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。
SIGNALユニット520は、3つの予約されたビットをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットは、先行フィールドを拡張するために使用することができる。例えば、表12に示される例では、予約されたビットのうちの1つ以上を、“長さ”フィールドに関する追加ビットとして使用することができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
一実施形態では、1MHz SIG−Aパケットに関して、SIGNALユニット520は、以下の表13に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表13に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表13に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表13に示されるフィールドを有し、表13に示される順序である。幾つかの実施形態では、表13に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表13の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表13に示される態様では、SIGNALユニット520は、空間−時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドを含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドをさらに含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、511バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。
SIGNALユニット520は、1つの予約されたビットをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算されたパリティの結果を示す“パリティ”フィールドをさらに含むことができる。“パリティ”フィールドは、長さが1ビットであることができる。一実施形態では、パリティビットの代わりに、又はパリティビットに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットは、先行フィールドを拡張するために使用することができる。例えば、表13に示される例では、予約されたビットを、“長さ”フィールドに関する追加ビットとして使用することができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
一実施形態では、単一のSIGNALユニット520フォーマットを64点FFT SIG−B MUモードに関して使用することができる。SIGNALユニット520は、以下の表14に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表14に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表14に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表14に示されるフィールドを有し、表14に示される順序である。幾つかの実施形態では、表14に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表14の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表14に示される態様では、SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドを含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9乃至11ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。SIGNALユニット520は、0乃至2つの予約されたビットをさらに含むことができる。一実施形態では、長さフィールドのために使用されるビット及び予約されたビットの合計は、11である。該実施形態では、予約されたビットは、先行フィールドを拡張するために使用することができる。例えば、表14に示される例では、予約されたビットは、“長さ”フィールドに関する追加ビットとして使用することができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
一実施形態では、2MHz、64点FFT信号に関して、データユニット500は、複数のユーザをサポートすることができる。プリアンブルは、2シンボルSIGNALユニット520を含むことができる。SIGNALユニット520は、以下の表15において示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表15に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表15に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表15に示されるフィールドを有し、表15に示される順序である。幾つかの実施形態では、表15に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表15の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520の第1のシンボルは、“BW”、“第1の予約”、“STBC”、“NumSS”、“AID/GID+Nsts”、“第2の予約”、“SGI”、“コーディング”、及び“MCS”フィールドを含み、SIGNALユニット520の第2のシンボルは、“ビーム形成”、“アグリゲーション”、“長さ”、“第3の予約”、“CRC”、及び“テール”フィールドを含む。
表15に示される態様では、SIGNALユニット520は、使用される帯域幅(BW)を示す“BW”フィールドを含むことができる。“BW”フィールドは、長さが2ビットであることができる。様々な実施形態において、2ビットの“BW”フィールドは、帯域幅が2MHz、4MHz、8MHz、又は16MHzのいずれであるかを示すことができる。SIGNALユニット520は、“第1の予約”ビットをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、空間−時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドをさらに含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される空間ストリーム数を示す“NumSS”フィールドをさらに含むことができる。NumSS”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニット520は、データユニット500と関連付けられたエア識別(AID)を示す“AID/GID+Nsts”フィールドをさらに含むことができる。“AID/GID+Nsts”フィールドは、長さが12ビットであることができ、及び、上述されるPAIDフィールドを含むことができる。幾つかの実施形態では、“AID/GID+Nsts”フィールドは、SUに関するAIDを搬送し、MUに関しては、最初の6ビットがGIDを搬送し、最後の6ビットが第2、第3及び第4のユーザに関するNstsを搬送する。幾つかの実施形態では、パケットの特定の内容、例えば、パケットがマルチキャスト用であるか又はブロードキャスト用であるか、を識別するために“AID”フィールドの幾つかの例外値を使用することができる。SUモード中には、“AID/GID+Nsts”フィールドの“AID”ビットは、セルラーオフロードを使用する実施形態に関して使用することができ、このため、その他のデバイスが送信中に電力を節約することができる。SIGNALユニット520は、“第2の予約された”ビットをさらに含むことができる。
SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが2ビットであることができる。“コーディング”フィールドの第1のビットは、単一のユーザに関する、又はマルチユーザの場合はユーザ0に関する、コーディングタイプを示すことができる。コーディング”フィールドの第2のビットは、LDPC符号化の結果余分のシンボルが得られたかどうかを示すために使用することができる。マルチユーザの場合は、“コーディング”フィールドの第2のビットは、低密度パリティ検査(LDPC)符号化の結果いずれかのユーザに関して余分のシンボルが得られたかどうかを示す“MCS”フィールドをさらに含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。マルチユーザの場合は、ユーザ1乃至3に関するコーディングを示すために“MCS”フィールドの幾つかのビットを使用することができる。例えば、“MCS”フィールドの第1、第2、及び第3のビットは、ユーザ1、2、及び3のそれぞれに関するコーディングを示すために使用することができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。
SIGNALユニット520は、SU送信における波形にビーム形成ステアリング行列が適用されるかどうかを示す“ビーム形成”フィールドをさらに含むことができる。“ビーム形成”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、511バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。SIGNALユニット520は、5つの“第3の予約”ビットをさらに含むことができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットは、先行フィールドを拡張するために使用することができる。例えば、表14に示される例では、“第1の予約された”ビットは、“BW”フィールドに関する第3のビットとして使用することができ、“第2の予約された”ビットは、“AID/GID+Nsts”フィールドに関する第13のビットとして使用することができ、及び/又は“第3の予約された”ビットのうちの1つ以上は、“長さ”フィールドに関する追加ビットとして使用することができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
一実施形態では、単一のSIGNALユニット520フォーマットは、64点FFT SIG−B MUモードに関して使用することができる。SIGNALユニット520は、プリコーディングが適用された状態で各ユーザに関して送信することができる。SIGNALユニット520は、以下の表16に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表16に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表16に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表16に示されるフィールドを有し、表16に示される順序である。幾つかの実施形態では、表16に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表16の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表16に示される態様では、SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドを含むことができる。“MCS”フィールドは、長さ4ビットであることができる。マルチユーザの場合は、ユーザ1乃至3に関するコーディングを示すために“MCS”フィールドの幾つかのビットを使用することができる。例えば、“MCS”フィールドの第1、第2、及び第3のビットは、ユーザ1、2、及び3のそれぞれに関するコーディングを示すために使用することができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが8ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、1つ以上の予約されたビットをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、例えば、8つの予約されたビットを含むことができる。以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
表16に示される実装では、32点FFTに関するSIGNALユニット520は、上記の表1において示される64点FFTに関するSIGNALユニット520内で使用される1つ以上のフィールドを省略することができる。例えば、“BW”及び“AID”フィールドが省略されている。一実施形態では、受信デバイスは幾つかのフィールドで示されるパラメータを暗黙に知っていることができるためそれらのフィールドは省略することができる。
一実施形態では、1MHz SIG−Aパケットに関して、SIGNALユニット520は、以下の表17において示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表17に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表17に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表17に示されるフィールドを有し、表17に示される順序である。幾つかの実施形態では、表17に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表17の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表17に示される態様では、SIGNALユニット520は、空間−時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドを含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用される空間ストリーム数を示す“Num SS”フィールドをさらに含むことができる。“Num SS”フィールドは、長さが2ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが2ビットであることができる。“コーディング”フィールドの第1のビットは、単一のユーザに関する、又はマルチユーザの場合はユーザ0に関する、コーディングタイプを示すことができる。コーディング”フィールドの第2のビットは、LDPC符号化の結果余分のシンボルが得られたかどうかを示すために使用することができる。マルチユーザの場合は、“コーディング”フィールドの第2のビットは、LDPC符号化の結果いずれかのユーザに関して余分のシンボルが得られたかどうかを示すために使用することができる。SIGNALユニット520は、SU送信における波形にビーム形成ステアリング行列が適用されるかどうかを示す“ビーム形成”フィールドをさらに含むことができる。“ビーム形成”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドをさらに含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。マルチユーザの場合は、ユーザ1乃至3に関するコーディングを示すために“MCS”フィールドの幾つかのビットを使用することができる。例えば、“MCS”フィールドの第1、第2、及び第3のビットは、ユーザ1、2、及び3のそれぞれに関するコーディングを示すために使用することができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、511バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。
SIGNALユニット520は、5つの予約されたビットをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットは、先行フィールドを拡張するために使用することができる。例えば、表17に示される例では、予約されたビットのうちの1つ以上を、“長さ”フィールドに関する追加ビットとして使用することができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
一実施形態では、1MHz SIG−Aパケットに関して、SIGNALユニット520は、以下の表18に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表18に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表18に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表18に示されるフィールドを有し、表16に示される順序である。幾つかの実施形態では、表18に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表18の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表18に示される態様では、SIGNALユニット520は、空間−時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドを含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用される空間ストリーム数を示す“Num SS”フィールドをさらに含むことができる。“Num SS”フィールドは、長さが2ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが2ビットであることができる。“コーディング”フィールドの第1のビットは、単一のユーザに関する、又はマルチユーザの場合はユーザ0に関する、コーディングタイプを示すことができる。コーディング”フィールドの第2のビットは、LDPC符号化の結果余分のシンボルが得られたかどうかを示すために使用することができる。マルチユーザの場合は、“コーディング”フィールドの第2のビットは、LDPC符号化の結果いずれかのユーザに関して余分のシンボルが得られたかどうかを示すために使用することができる。SIGNALユニット520は、SU送信における波形にビーム形成ステアリング行列が適用されるかどうかを示す“ビーム形成”フィールドをさらに含むことができる。“ビーム形成”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドをさらに含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。マルチユーザの場合は、ユーザ1乃至3に関するコーディングを示すために“MCS”フィールドの幾つのビットを使用することができる。例えば、“MCS”フィールドの第1、第2、及び第3のビットは、ユーザ1、2、及び3のそれぞれに関するコーディングを示すために使用することができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、データユニット500と関連付けられたエア識別(AID)を示す“AID”フィールドをさらに含むことができる。“AID”フィールドは、長さが9乃至13ビットであることができ、及び上述されるようにPAIDフィールドを含むことができる。SIGNALユニット520は、2乃至6つの第1の予約ビットをさらに含むことができる。“AID”フィールドに関するビット及び第1の予約ビットの合計は、15であることができる。SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、511バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。
SIGNALユニット520は、2つの第2の予約されたビットをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットは、先行フィールドを拡張するために使用することができる。例えば、表18に示される例では、第1の予約されたビットのうちの1つ以上を、“AID”フィールドに関する追加ビットとして使用することができ、第2の予約されたビットのうちの1つ以上を、“長さ”フィールドに関する追加ビットとして使用することができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
一実施形態では、1MHz SIG−Aパケットに関して、SIGNALユニット520は、以下の表19に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表19に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表19に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表19に示されるフィールドを有し、表19に示される順序である。幾つかの実施形態では、表19に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表19の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表19に示される態様では、SIGNALユニット520は、空間−時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドを含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用される空間ストリーム数を示す“Num SS”フィールドをさらに含むことができる。“Num SS”フィールドは、長さが2ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが2ビットであることができる。“コーディング”フィールドの第1のビットは、単一のユーザに関する、又はマルチユーザの場合はユーザ0に関する、コーディングタイプを示すことができる。コーディング”フィールドの第2のビットは、LDPC符号化の結果余分のシンボルが得られたかどうかを示すために使用することができる。マルチユーザの場合は、“コーディング”フィールドの第2のビットは、LDPC符号化の結果いずれかのユーザに関して余分のシンボルが得られたかどうかを示すために使用することができる。SIGNALユニット520は、SU送信における波形にビーム形成ステアリング行列が適用されるかどうかを示す“ビーム形成”フィールドをさらに含むことができる。“ビーム形成”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドをさらに含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。マルチユーザの場合は、ユーザ1乃至3に関するコーディングを示すために“MCS”フィールドの幾つかのビットを使用することができる。例えば、“MCS”フィールドの第1、第2、及び第3のビットは、ユーザ1、2、及び3のそれぞれに関するコーディングを示すために使用することができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、データユニット500と関連付けられたエア識別(AID)を示す“AID”フィールドをさらに含むことができる。“AID”フィールドは、長さが9ビットであることができ、及び上述されるようにPAIDフィールドを含むことができる。SIGNALユニット520は、2つの予約されたビットをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、511バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットは、先行フィールドを拡張するために使用することができる。例えば、表19に示される例では、予約されたビットのうちの1つ以上を、“AID”フィールドに関する追加ビットとして使用することができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
一実施形態では、1MHz SIG−Aパケットに関して、SIGNALユニット520は、以下の表20に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表20に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表20に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表20に示されるフィールドを有し、表20に示される順序である。幾つかの実施形態では、表20に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表20の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表20に示される態様では、SIGNALユニット520は、空間−時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドを含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用される空間ストリーム数を示す“Num SS”フィールドをさらに含むことができる。“Num SS”フィールドは、長さが2ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが2ビットであることができる。“コーディング”フィールドの第1のビットは、単一のユーザに関する、又はマルチユーザの場合はユーザ0に関する、コーディングタイプを示すことができる。コーディング”フィールドの第2のビットは、LDPC符号化の結果余分のシンボルが得られたかどうかを示すために使用することができる。マルチユーザの場合は、“コーディング”フィールドの第2のビットは、LDPC符号化の結果いずれかのユーザに関して余分のシンボルが得られたかどうかを示すために使用することができる。SIGNALユニット520は、SU送信における波形にビーム形成ステアリング行列が適用されるかどうかを示す“ビーム形成”フィールドをさらに含むことができる。“ビーム形成”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドをさらに含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。マルチユーザの場合は、ユーザ1乃至3に関するコーディングを示すために“MCS”フィールドの幾つかのビットを使用することができる。例えば、“MCS”フィールドの第1、第2、及び第3のビットは、ユーザ1、2、及び3のそれぞれに関するコーディングを示すために使用することができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、データユニット500と関連付けられたエア識別(AID)を示す“AID”フィールドをさらに含むことができる。“AID”フィールドは、長さが12ビットであることができ、及び上述されるようにPAIDフィールドを含むことができる。SIGNALユニット520は、0乃至6つの第1の予約されたビットをさらに含むことができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、511バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。SIGNALユニット520は、0乃至6つの第2の予約されたビットをさらに含むことができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
一実施形態では、1MHz SIG−Aパケットに関して、SIGNALユニット520は、以下の表21に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表21に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表21に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表21に示されるフィールドを有し、表21に示される順序である。幾つかの実施形態では、表21に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表21の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
表21に示される態様では、SIGNALユニット520は、空間−時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドを含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用される空間ストリーム数を示す“Num SS”フィールドをさらに含むことができる。“Num SS”フィールドは、長さが2ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドをさらに含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。マルチユーザの場合は、ユーザ1乃至3に関するコーディングを示すために“MCS”フィールドの幾つのビットを使用することができる。例えば、“MCS”フィールドの第1、第2、及び第3のビットは、ユーザ1、2、及び3のそれぞれに関するコーディングを示すために使用することができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、511バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。SIGNALユニット520は、ドップラ/予約ビットをさらに含むことができ、それらは、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための予約ビットとして又はドップラ軽減ビットとして使用される。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドを省略することができ、例えば、以下においてさらに詳細に説明されるテールバイティング(tail biting)を使用することができる。
一実施形態では、短いプリアンブルを有する2MHz SIGパケットに関して、SIGNALユニット520は、以下の表22に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表22に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表22に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表22に示されるフィールドを有し、表22に示される順序である。幾つかの実施形態では、表22に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表22の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
以下において説明されるように、表22に示されるフィールドのうちの1つ以上のフィールド内の例外値は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドが別々に解釈されるべきであることを示すことができる。例えば、SIGNALユニット内の1つのフィールドが例外状態を含むときには、SIGNALユニット520の1つ以上のその他のフィールドは、代替のフレームタイプ、例えば、ACKフレーム、ビーコンフレーム、SYNCビーコンフレーム、リンク適合フレーム、等、に関連するその他の情報を含むことができる。その他の情報は、同期化情報、ビーコン情報、リンク適合情報、肯定応答情報、等を含むことができる。概して、ゼロ長のペイロードは、例外状態を有するSIGNALユニット520内の1つ以上のフィールドによって示すことができる。
一実施形態では、2MHz SIGパケットの“長さ”フィールド内のすべてゼロの値は、予約されたビットのうちの1つ以上が代替のフレームタイプを示すことを示すことができる。他の実施形態では、“MCS”フィールド内のすべて1の値は、ペイロード長がゼロであること、及び“長さ”フィールドの1つ以上のビットが代替フレームタイプに関連するデータを含むことを示すことができる。他の実施形態では、1つ以上の“予約された”ビット内のゼロでない値は、ペイロード長がゼロであること、及び“長さ”フィールドの1つ以上のビットが代替フレームタイプに関連するデータを含むことを示すことができる。幾つかの実施形態では、“長さ”フィールド内の例外値は、SIGフィールドがどのように解釈されるべきかを示すことができる。幾つかの実施形態では、“長さ”フィールド内の例外値は、PHYプリアンブルに後続するデータのシンボル数、及び任意選択で、いずれのMCSでシンボルが符号化されるかを示すことができる。“長さ”フィールドの例外値は、例えば、小さい長さ、例えば、0、1、2,3、又は例えば、5又は10よりも小さい値を含むことができる。
表22に示される態様では、SIGNALユニット520は、長さが1ビットであることができる第1の“予約”フィールドを含むことができる。SIGNALユニット520は、空間―時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、長さが1ビットであることができる第2の“予約”フィールドを含むことができる。
SIGNALユニット520は、使用される帯域幅(BW)を示す“BW”フィールドをさらに含むことができる。“BW”フィールドは、長さが2ビットであることができる。様々な実施形態において、2ビットの“BW”フィールドは、帯域幅が2MHz、4MHz、8MHz、又は16MHzのいずれであるかを示すことができる。SIGNALユニット520は、“Nsts”フィールドをさらに含むことができる。“Nsts”フィールドは、空間時間ストリーム(STS)の数を提供することができる。“Nsts”フィールドは、長さが2ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、データユニット500と関連付けられた部分的関連付け識別子を示す“PAID”フィールドをさらに含むことができる。“PAID”フィールドは、長さが9ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドをさらに含むことができる。“MCS”フィールドは、長さ4ビットであることができる。マルチユーザの場合は、ユーザ1乃至3に関するコーディングを示すために“MCS”フィールドの幾つかのビットを使用することができる。例えば、“MCS”フィールドの第1、第2、及び第3のビットは、ユーザ1、2、及び3のそれぞれに関するコーディングを示すために使用することができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、チャネル推定に関して平滑化(smoothing)が推奨されるかどうかを示す“平滑化”フィールドをさらに含むことができる。“平滑化”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、511バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。SIGNALユニット520は、SIGNALユニットが肯定応答かどうかを示す“ACK表示”フィールドをさらに含むことができる。一実施形態では、“ACK表示”フィールドは、SIGNALユニット520が肯定応答(0x00)、ブロック肯定応答(0x01)、又は肯定応答でない(0x10)のいずれであるかを示すことができる。(0x11)の値は予約することができる。“ACK表示”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニットは、第3の“予約”フィールドを含むことができる。第3の“予約”フィールドは、長さが2ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
一実施形態では、第1の“予約”フィールド、“STBC”フィールド、第2の“予約”フィールド、“BW”フィールド、“Nsts”フィールド、“PAID”フィールド、“SGI”フィールド、“コーディング”フィールド、“MCS”フィールド、及び“平滑化”フィールドは、SIG−Aの第1のシンボルを用いて符号化することができる。一実施形態では、“アグリゲーション”フィールド、“長さ”フィールド、“ACK表示”フィールド、第3の“予約”フィールド、“CRC”フィールド、及び“テール”フィールドは、SIG−Aの第2のシンボルを用いて符号化することができる。
一実施形態では、長いプリアンブルを有し、単一ユーザのために使用される2MHz SIG−Aパケットに関して、SIGNALユニット520は、以下の表23に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表23に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表23に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表23に示されるフィールドを有し、表23に示される順序である。幾つかの実施形態では、表23に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表23の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
以下において説明されるように、表23に示されるフィールドのうちの1つ以上のフィールド内の例外値は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドが別々に解釈されるべきであることを示すことができる。例えば、SIGNALユニット520内の1つのフィールドが例外状態を含むときには、SIGNALユニット520の1つ以上のその他のフィールドは、代替のフレームタイプ、例えば、ACKフレーム、ビーコンフレーム、SYNCビーコンフレーム、リンク適合フレーム、等、に関連するその他の情報を含むことができる。その他の情報は、同期化情報、ビーコン情報、リンク適合情報、肯定応答情報、等を含むことができる。概して、ゼロ長のペイロードは、例外状態を有するSIGNALユニット520内の1つ以上のフィールドによって示すことができる。
一実施形態では、2MHz SIG−Aパケットの“長さ”フィールド内のすべてゼロの値は、予約されたビットのうちの1つ以上が代替のフレームタイプを示すことを示すことができる。他の実施形態では、“MCS”フィールド内のすべて1の値は、ペイロード長がゼロであること、及び“長さ”フィールドの1つ以上のビットが代替フレームタイプに関連するデータを含むことを示すことができる。他の実施形態では、1つ以上の“予約された”ビット内のゼロでない値は、ペイロード長がゼロであること、及び“長さ”フィールドの1つ以上のビットが代替フレームタイプに関連するデータを含むことを示すことができる。幾つかの実施形態では、“長さ”フィールド内の例外値は、SIGフィールドがどのように解釈されるべきかを示すことができる。幾つかの実施形態では、“長さ”フィールド内の例外値は、PHYプリアンブルに後続するデータのシンボル数、及び任意選択で、いずれのMCSでシンボルが符号化されるかを示すことができる。長さ”フィールドの例外値は、例えば、小さい長さ、例えば、0、1、2,3、又は例えば、5又は10よりも小さい値を含むことができる。
表23に示される態様では、SIGNALユニット520は、SIGNALユニットが単一ユーザ又は複数のユーザのいずれが対象であるかを示す“MU/SU”フィールドを含むことができる。“MU/SU”フィールドは、長さが1ビットであることができる。“MU/SU”フィールドは、単一ユーザに関してはゼロに設定することができる。SIGNALユニット520は、空間―時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドをさらに含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、長さが1ビットであることができる第1の“予約”フィールドをさらに含むことができる。
SIGNALユニット520は、使用される帯域幅(BW)を示す“BW”フィールドをさらに含むことができる。“BW”フィールドは、長さが2ビットであることができる。様々な実施形態において、2ビットの“BW”フィールドは、帯域幅が2MHz、4MHz、8MHz、又は16MHzのいずれであるかを示すことができる。SIGNALユニット520は、“Nsts”フィールドをさらに含むことができる。“Nsts”フィールドは、空間時間ストリーム(STS)の数を提供することができる。“Nsts”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニット520は、データユニット500と関連付けられた部分的関連付け識別子を示す“PAID”フィールドをさらに含むことができる。“PAID”フィールドは、長さが9ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが2ビットであることができる。一実施形態では、“コーディング”フィールドの第1のビットは、単一のユーザに関するコーディングタイプであり、第2のビットは、LDPC Nsym曖昧さ(LDPC Nsym ambiguity)に関するコーディングタイプである。SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドをさらに含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。“MCS”フィールドは、単一のユーザに関するコーディングを示すことができる。マルチユーザの場合は、ユーザ1乃至3に関するコーディングを示すために“MCS”フィールドの幾つかのビットを使用することができる。例えば、“MCS”フィールドの第1、第2、及び第3のビットは、ユーザ1、2、及び3のそれぞれに関するコーディングを示すために使用することができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、直交成分行列(Q行列)がデータSTF(D−STF)から開始して変化するかどうかを示す“ビーム変化表示”フィールドをさらに含むことができる。“ビーム変化表示”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、511バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。SIGNALユニット520は、SIGNALユニットが肯定応答かどうかを示す“ACK表示”フィールドをさらに含むことができる。一実施形態では、“ACK表示”フィールドは、SIGNALユニット520が肯定応答(0x00)、ブロック肯定応答(0x01)、又は肯定応答でない(0x10)のいずれであるかを示すことができる。(0x11)の値は予約することができる。“ACK表示”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニットは、第2の“予約”フィールドを含むことができる。“予約”フィールドは、長さが2ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
一実施形態では、“MU/SU”フィールド、“STBC”フィールド、第1の“予約”フィールド、“BW”フィールド、“Nsts”フィールド、“PAID”フィールド、“SGI”フィールド、“コーディング”フィールド、“MCS”フィールド、及び“ビーム変化表示”フィールドは、SIG−Aの第1のシンボルを用いて符号化することができる。一実施形態では、“アグリゲーション”フィールド、“長さ”フィールド、“ACK表示”フィールド、第2の“予約”フィールド、“CRC”フィールド、及び“テール”フィールドは、SIG−Aの第2のシンボルを用いて符号化することができる。
一実施形態では、長いプリアンブルを有し、マルチユーザのために使用される2MHz SIG−Aパケットに関して、SIGNALユニット520は、以下の表24に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表24に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表24に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表24に示されるフィールドを有し、表24に示される順序である。幾つかの実施形態では、表24に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表24の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
以下において説明されるように、表24に示されるフィールドのうちの1つ以上のフィールド内の例外値は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドが別々に解釈されるべきであることを示すことができる。例えば、SIGNALユニット内の1つのフィールドが例外状態を含むときには、SIGNALユニット520の1つ以上のその他のフィールドは、代替のフレームタイプ、例えば、ACKフレーム、ビーコンフレーム、SYNCビーコンフレーム、リンク適合フレーム、等、に関連するその他の情報を含むことができる。その他の情報は、同期化情報、ビーコン情報、リンク適合情報、肯定応答情報、等を含むことができる。概して、ゼロ長のペイロードは、例外状態を有するSIGNALユニット520内の1つ以上のフィールドによって示すことができる。
一実施形態では、2MHz SIG−Aパケットの“長さ”フィールド内のすべてゼロの値は、予約されたビットのうちの1つ以上が代替のフレームタイプを示すことを示すことができる。他の実施形態では、“MCS”フィールド内のすべて1の値は、ペイロード長がゼロであること、及び“長さ”フィールドの1つ以上のビットが代替フレームタイプに関連するデータを含むことを示すことができる。他の実施形態では、1つ以上の“予約された”ビット内のゼロでない値は、ペイロード長がゼロであること、及び“長さ”フィールドの1つ以上のビットが代替フレームタイプに関連するデータを含むことを示すことができる。幾つかの実施形態では、“長さ”フィールド内の例外値は、SIGフィールドがどのように解釈されるべきかを示すことができる。幾つかの実施形態では、“長さ”フィールド内の例外値は、PHYプリアンブルに後続するデータのシンボル数、及び任意選択で、いずれのMCSでシンボルが符号化されるかを示すことができる。長さ”フィールドの例外値は、例えば、小さい長さ、例えば、0、1、2,3、又は例えば、5又は10よりも小さい値を含むことができる。
表24に示される態様では、SIGNALユニット520は、SIGNALユニットが単一ユーザ又は複数のユーザのいずれが対象であるかを示す“MU/SU”フィールドを含むことができる。“MU/SU”フィールドは、長さが1ビットであることができる。“MU/SU”フィールドは、マルチユーザに関しては1に設定することができる。SIGNALユニット520は、空間―時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドをさらに含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、長さが1ビットであることができる第1の“予約”フィールドをさらに含むことができる。
SIGNALユニット520は、使用される帯域幅(BW)を示す“BW”フィールドをさらに含むことができる。“BW”フィールドは、長さが2ビットであることができる。様々な実施形態において、2ビットの“BW”フィールドは、帯域幅が2MHz、4MHz、8MHz、又は16MHzのいずれであるかを示すことができる。SIGNALユニット520は、“Nsts”フィールドをさらに含むことができる。“Nsts”フィールドは、空間時間ストリーム(STS)の数を提供することができる。“Nsts”フィールドは、長さが8ビットであることができる。最大で4つのユーザまで1つのユーザ当たり“Nsts”フィールドの2ビットを提供することができる。SIGNALユニット520は、データユニット500と関連付けられたグループ識別子を示す“GID”フィールドをさらに含むことができる。“GID”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング−I”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング−I”フィールドは、長さが4ビットであることができる。各ビットは、4つのユーザの各々に関するコーディングタイプを示すことができる。SIGNALユニット520は、LDPC Nsym曖昧さを示す“コーディング−II”フィールドをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、Q行列がD−STFから始めて変化するかどうかを示す“ビーム変化表示”をさらに含むことができる。“ビーム変化表示”は、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、511バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。SIGNALユニット520は、SIGNALユニットが肯定応答かどうかを示す“ACK表示”フィールドをさらに含むことができる。一実施形態では、“ACK表示”フィールドは、SIGNALユニット520が肯定応答(0x00)、ブロック肯定応答(0x01)、又は肯定応答でない(0x10)のいずれであるかを示すことができる。(0x11)の値は予約することができる。“ACK表示”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニットは、第2の“予約”フィールドを含むことができる。“予約”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
一実施形態では、“MU/SU”フィールド、“STBC”フィールド、第1の“予約”フィールド、“BW”フィールド、“Nsts”フィールド、“GID”フィールド、“SGI”フィールド、及び“コーディング−I” フィールドは、SIG−Aの第1のシンボルを用いて符号化することができる。一実施形態では、“コーディング−II” フィールド、“ビーム変化表示”フィールド、“長さ”フィールド、“ACK表示”フィールド、第2の“予約”フィールド、“CRC”フィールド、及び“テール”フィールドは、SIG−Aの第2のシンボルを用いて符号化することができる。
一実施形態では、1MHz SIGパケットに関して、SIGNALユニット520は、以下の表25に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表25に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表25に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表25に示されるフィールドを有し、表25に示される順序である。幾つかの実施形態では、表25に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表24の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
以下において説明されるように、表25に示されるフィールドのうちの1つ以上のフィールド内の例外値は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドが別々に解釈されるべきであることを示すことができる。例えば、SIGNALユニット内の1つのフィールドが例外状態を含むときには、SIGNALユニット520の1つ以上のその他のフィールドは、代替のフレームタイプ、例えば、ACKフレーム、ビーコンフレーム、SYNCビーコンフレーム、リンク適合フレーム、等、に関連するその他の情報を含むことができる。その他の情報は、同期化情報、ビーコン情報、リンク適合情報、肯定応答情報、等を含むことができる。概して、ゼロ長のペイロードは、例外状態を有するSIGNALユニット520内の1つ以上のフィールドによって示すことができる。
一実施形態では、1MHz SIGパケットの“長さ”フィールド内のすべてゼロの値は、予約されたビットのうちの1つ以上が代替のフレームタイプを示すことを示すことができる。他の実施形態では、“MCS”フィールド内のすべて1の値は、ペイロード長がゼロであること、及び“長さ”フィールドの1つ以上のビットが代替フレームタイプに関連するデータを含むことを示すことができる。他の実施形態では、1つ以上の“予約された”ビット内のゼロでない値は、ペイロード長がゼロであること、及び“長さ”フィールドの1つ以上のビットが代替フレームタイプに関連するデータを含むことを示すことができる。幾つかの実施形態では、“長さ”フィールド内の例外値は、SIGフィールドがどのように解釈されるべきかを示すことができる。幾つかの実施形態では、“長さ”フィールド内の例外値は、PHYプリアンブルに後続するデータのシンボル数、及び任意選択で、いずれのMCSでシンボルが符号化されるかを示すことができる。長さ”フィールドの例外値は、例えば、小さい長さ、例えば、0、1、2,3、又は例えば、5又は10よりも小さい値を含むことができる。
表25に示される態様では、SIGNALユニット520は、“Nsts”フィールドを含むことができる。“Nsts”フィールドは、空間時間ストリーム(STS)の数を提供することができる。“Nsts”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが2ビットであることができる。1つのビットは、コーディングタイプ(LPDC/BCC)を示すことができる。第2のビットは、LDPC Nsym曖昧さを示すことができる。SIGNALユニット520は、空間―時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドをさらに含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、長さが1ビットであることができる第1の“予約”フィールドをさらに含むことができる。
SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドをさらに含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、511バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。SIGNALユニット520は、SIGNALユニットが肯定応答かどうかを示す“ACK表示”フィールドをさらに含むことができる。一実施形態では、“ACK表示”フィールドは、SIGNALユニット520が肯定応答(0x00)、ブロック肯定応答(0x01)、又は肯定応答でない(0x10)のいずれであるかを示すことができる。(0x11)の値は予約することができる。“ACK表示”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニットは、第2の“予約”フィールドを含むことができる。“予約”フィールドは、長さが3ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
一実施形態では、1つの予約されたビットが第1のシンボルの直後に置かれる。これは、新しいPHY特徴を提供することができる。これは、合計4つの予約されたビットを提供する。
一実施形態では、短いプリアンブルを有する2MHz SIGパケットに関して、SIGNALユニット520は、以下の表26に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。
フィールドの順序設定は、パケットを受信又は送信するか又は生成することのピーク対平均電力比に影響を及ぼすことがある。従って、幾つかの実施形態では、パケットを受信又は送信するか又は生成するときに経験するピーク対平均電力比を下げるためにフィールドの順序設定を変更させることができる。表26に示されるフィールド及びフィールド順を有するパケットに関するピーク対平均電力比が測定されている。測定では、予約されたビットが1に設定されているときには第1のシンボルに関しては11.59デシベル、第2のシンボルに関しては9.86デシベルのピーク対平均電力比を示す。予約されたビットがゼロに設定されているときには、実験結果は、第1のシンボルに関しては13.4845デシベル、第2のシンボルに関しては10.4742デシベルのピーク対平均電力比を示している。
幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表26に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表26に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表26に示されるフィールドを有し、表26に示される順序である。幾つかの実施形態では、表26に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表26の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
以下において説明されるように、表26に示されるフィールドのうちの1つ以上のフィールド内の例外値は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドが別々に解釈されるべきであることを示すことができる。例えば、SIGNALユニット520内の1つのフィールドが例外状態を含むときには、SIGNALユニット520の1つ以上のその他のフィールドは、代替のフレームタイプ、例えば、ACKフレーム、ビーコンフレーム、SYNCビーコンフレーム、リンク適合フレーム、等、に関連するその他の情報を含むことができる。その他の情報は、同期化情報、ビーコン情報、リンク適合情報、肯定応答情報、等を含むことができる。概して、ゼロ長のペイロードは、例外状態を有するSIGNALユニット520内の1つ以上のフィールドによって示すことができる。
一実施形態では、2MHz SIGパケットの“長さ”フィールド内のすべてゼロの値は、予約されたビットのうちの1つ以上が代替のフレームタイプを示すことを示すことができる。他の実施形態では、“MCS”フィールド内のすべて1の値は、ペイロード長がゼロであること、及び“長さ”フィールドの1つ以上のビットが代替フレームタイプに関連するデータを含むことを示すことができる。他の実施形態では、1つ以上の“予約された”ビット内のゼロでない値は、ペイロード長がゼロであること、及び“長さ”フィールドの1つ以上のビットが代替フレームタイプに関連するデータを含むことを示すことができる。幾つかの実施形態では、“長さ”フィールド内の例外値は、SIGフィールドがどのように解釈されるべきかを示すことができる。幾つかの実施形態では、“長さ”フィールド内の例外値は、PHYプリアンブルに後続するデータのシンボル数、及び任意選択で、いずれのMCSでシンボルが符号化されるかを示すことができる。長さ”フィールドの例外値は、例えば、小さい長さ、例えば、0、1、2,3、又は例えば、5又は10よりも小さい値を含むことができる。
表26に示される態様では、SIGNALユニット520は、長さが1ビットであることができる第1の“予約”フィールドを含むことができる。SIGNALユニット520は、空間―時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、長さが1ビットであることができる第2の“予約”フィールドをさらに含むことができる。
SIGNALユニット520は、使用される帯域幅(BW)を示す“BW”フィールドをさらに含むことができる。“BW”フィールドは、長さが2ビットであることができる。様々な実施形態において、2ビットの“BW”フィールドは、帯域幅が2MHz、4MHz、8MHz、又は16MHzのいずれであるかを示すことができる。
SIGNALユニット520は、“Nsts”フィールドをさらに含むことができる。“Nsts”フィールドは、空間時間ストリーム(STS)の数を提供することができる。“Nsts”フィールドは、長さが2ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、511バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。NALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドさらに含むことができる。“MCS”フィールドは、長さ4ビットであることができる。マルチユーザの場合は、ユーザ1乃至3に関するコーディングを示すために“MCS”フィールドの幾つかのビットを使用することができる。例えば、“MCS”フィールドの第1、第2、及び第3のビットは、ユーザ1、2、及び3のそれぞれに関するコーディングを示すために使用することができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、チャネル推定に関して平滑化(smoothing)が推奨されるかどうかを示す“平滑化”フィールドをさらに含むことができる。“平滑化”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、データユニット500と関連付けられた部分的関連付け識別子を示す“PAID”フィールドをさらに含むことができる。“PAID”フィールドは、長さが9ビットであることができる。SIGNALユニット520は、SIGNALユニットが肯定応答かどうかを示す“ACK表示”フィールドをさらに含むことができる。一実施形態では、“ACK表示”フィールドは、SIGNALユニット520が肯定応答(0x00)、ブロック肯定応答(0x01)、又は肯定応答でない(0x10)のいずれであるかを示すことができる。(0x11)の値は予約することができる。“ACK表示”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニットは、第3の“予約”フィールドを含むことができる。第3の“予約”フィールドは、長さが2ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
一実施形態では、第1の“予約”フィールド、“STBC”フィールド、第2の“予約”フィールド、“BW”フィールド、“Nsts”フィールド、“長さ”フィールド、“SGI”フィールド、“コーディング”フィールド、“MCS”フィールド、及び“平滑化”フィールドは、SIG−Aの第1のシンボルを用いて符号化することができる。一実施形態では、“アグリゲーション”フィールド、“PAID”フィールド、“ACK表示”フィールド、第3の“予約”フィールド、“CRC”フィールド、及び“テール”フィールドは、SIG−Aの第2のシンボルを用いて符号化することができる。
一実施形態では、1つの予約されたビットが第1のシンボル内に置かれる。これは、新しいPHY特徴を提供することができる。
一実施形態では、表26に示されるようにフィールド順序が設定された状態の2MHZzのショートプリアンブルSIGフィールドの第1のシンボルを生成又は受信することは、7.1デシベル未満の最大ピーク対平均電力比(PAPR)を提供することができる。このPAPRは、オープンループ送信、256バイトパケット、アグリゲーションオフ、ACKに設定されたACK表示フィールド、1つのストリーム;MCS0及びMCS7を用いて測定することができる。このPAPRを決定時には残りの指定されていないフィールドのすべての組み合わせを考慮することができる。802.11n又は802acでは、CRCフィールドは、正規の8ビットCRCフィールドの4つの最下位ビット(LSB)を使用する。両方のSIGシンボルに関してQBPSK変調が使用される。4xのオーバーサンプリングされたIFFTも使用される。上記の最大PAPR値は、無指定フィールドのすべての組み合わせに対するPAPRを測定することによって決定された。
一実施形態では、長いプリアンブルを有し、単一ユーザのために使用される2MHz SIG−Aパケットに関して、SIGNALユニット520は、以下の表27に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。
フィールドの順序設定は、パケットを受信又は送信するか又は生成することのピーク対平均電力比に影響を及ぼすことがある。従って、幾つかの実施形態では、パケットを受信又は送信するか又は生成するときに経験するピーク対平均電力比を下げるためにフィールドの順序設定を変更させることができる。表27に示されるフィールド及びフィールド順を有するパケットに関するピーク対平均電力比が測定されている。測定では、予約されたビットが1に設定されているときには第1のシンボルに関しては11.1304デシベル、第2のシンボルに関しては10.4442デシベルのピーク対平均電力比を示す。予約されたビットがゼロに設定されているときには、実験結果は、第1のシンボルに関しては13.4845デシベル、第2のシンボルに関しては8.8606デシベルのピーク対平均電力比を示している。
幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表27に示される全フィールドを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表27に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表27に示されるフィールドを有し、表27に示される順序である。幾つかの実施形態では、表27に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表27の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
以下において説明されるように、表27に示されるフィールドのうちの1つ以上のフィールド内の例外値は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドが別々に解釈されるべきであることを示すことができる。例えば、SIGNALユニット520内の1つのフィールドが例外状態を含むときには、SIGNALユニット520の1つ以上のその他のフィールドは、代替のフレームタイプ、例えば、ACKフレーム、ビーコンフレーム、SYNCビーコンフレーム、リンク適合フレーム、等、に関連するその他の情報を含むことができる。その他の情報は、同期化情報、ビーコン情報、リンク適合情報、肯定応答情報、等を含むことができる。概して、ゼロ長のペイロードは、例外状態を有するSIGNALユニット520内の1つ以上のフィールドによって示すことができる。
一実施形態では、2MHz SIG−Aパケットの“長さ”フィールド内のすべてゼロの値は、予約されたビットのうちの1つ以上が代替のフレームタイプを示すことを示すことができる。他の実施形態では、“MCS”フィールド内のすべて1の値は、ペイロード長がゼロであること、及び“長さ”フィールドの1つ以上のビットが代替フレームタイプに関連するデータを含むことを示すことができる。他の実施形態では、1つ以上の“予約された”ビット内のゼロでない値は、ペイロード長がゼロであること、及び“長さ”フィールドの1つ以上のビットが代替フレームタイプに関連するデータを含むことを示すことができる。幾つかの実施形態では、“長さ”フィールド内の例外値は、SIGフィールドがどのように解釈されるべきかを示すことができる。幾つかの実施形態では、“長さ”フィールド内の例外値は、PHYプリアンブルに後続するデータのシンボル数、及び任意選択で、いずれのMCSでシンボルが符号化されるかを示すことができる。長さ”フィールドの例外値は、例えば、小さい長さ、例えば、0、1、2,3、又は例えば、5又は10よりも小さい値を含むことができる。
表27に示される態様では、SIGNALユニット520は、SIGNALユニットが単一ユーザ又は複数のユーザのいずれが対象であるかを示す“MU/SU”フィールドを含むことができる。“MU/SU”フィールドは、長さが1ビットであることができる。“MU/SU”フィールドは、単一ユーザに関してはゼロに設定することができる。SIGNALユニット520は、空間―時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドをさらに含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、長さが1ビットであることができる第1の“予約”フィールドをさらに含むことができる。
SIGNALユニット520は、使用される帯域幅(BW)を示す“BW”フィールドをさらに含むことができる。“BW”フィールドは、長さが2ビットであることができる。様々な実施形態において、2ビットの“BW”フィールドは、帯域幅が2MHz、4MHz、8MHz、又は16MHzのいずれであるかを示すことができる。SIGNALユニット520は、“Nsts”フィールドをさらに含むことができる。“Nsts”フィールドは、空間時間ストリーム(STS)の数を提供することができる。“Nsts”フィールドは、長さが2ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、511バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。
SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング”フィールドは、長さが2ビットであることができる。一実施形態では、“コーディング”フィールドの第1のビットは、単一のユーザに関するコーディングタイプであり、第2のビットは、LDPC Nsym曖昧さに関するコーディングタイプである。SIGNALユニット520は、使用される変調コーディング方式(MCS)を示す“MCS”フィールドをさらに含むことができる。“MCS”フィールドは、長さが4ビットであることができる。“MCS”フィールドは、単一のユーザに関するコーディングを示すことができる。マルチユーザの場合は、ユーザ1乃至3に関するコーディングを示すために“MCS”フィールドの幾つかのビットを使用することができる。例えば、“MCS”フィールドの第1、第2、及び第3のビットは、ユーザ1、2、及び3のそれぞれに関するコーディングを示すために使用することができる。一実施形態では、“MCS”フィールドは、例えば、四位相偏移変調(QPSK)が使用されることを示すことができる。SIGNALユニット520は、Q行列がデータSTF(D−STF)から始まって変化するかどうかを示す“ビーム変化表示”フィールドをさらに含むことができる。“ビーム変化表示”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、A−MPDUが使用されているかどうかを示す“アグリゲーション”フィールドをさらに含むことができる。“アグリゲーション”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、データユニット500と関連付けられた部分的関連付け識別子を示す“PAID”フィールドをさらに含むことができる。“PAID”フィールドは、長さが9ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニットが肯定応答かどうかを示す“ACK表示”フィールドをさらに含むことができる。一実施形態では、“ACK表示”フィールドは、SIGNALユニット520が肯定応答(0x00)、ブロック肯定応答(0x01)、又は肯定応答でない(0x10)のいずれであるかを示すことができる。(0x11)の値は予約することができる。“ACK表示”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニットは、第2の“予約”フィールドを含むことができる。“予約”フィールドは、長さが2ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
一実施形態では、“MU/SU”フィールド、“STBC”フィールド、第1の“予約”フィールド、“BW”フィールド、“Nsts”フィールド、“長さ”フィールド、“SGI”フィールド、“コーディング”フィールド、“MCS”フィールド、及び“ビーム変化表示”フィールドは、SIG−Aの第1のシンボルを用いて符号化することができる。一実施形態では、“アグリゲーション”フィールド、“PAID”フィールド、“ACK表示”フィールド、第2の“予約”フィールド、“CRC”フィールド、及び“テール”フィールドは、SIG−Aの第2のシンボルを用いて符号化することができる。
一実施形態では、表27に示されるようにフィールド順序が設定された状態で2MHZzの長いプリアンブル単一ユーザSIG−Aフィールドの第1のシンボルを生成又は受信することは、8.7デシベル未満の最大ピーク対平均電力比(PAPR)を結果的に得ることができる。このPAPRは、単一ユーザBF送信、256バイトパケット、アグリゲーションオフ、ACKに設定されたACK表示フィールド、1つのストリーム、及びMCS7を用いて測定することができる。このPAPRを決定時には残りの指定されていないフィールドのすべての組み合わせを考慮することができる。802.11n又は802acでは、CRCフィールドは、正規の8ビットCRCフィールドの4つの最下位ビット(LSB)を使用する。両方のSIGシンボルに関してQBPSK変調が使用される。4xのオーバーサンプリングされたIFFTも使用される。上記の最大PAPR値は、無指定フィールドのすべての組み合わせに対するPAPRを測定することによって決定された。
一実施形態では、長いプリアンブルを有し、マルチユーザのために使用される2MHz SIG−Aパケットに関して、SIGNALユニット520は、以下の表28に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。フィールドは、特定の長さを有し、特定の順序で示されているが、様々な実施形態では、1つ以上のフィールドを再編、追加、省略することができ、又は異なる長さを有することができる。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表28に示される全フィールドを有する。
フィールドの順序設定は、パケットを受信又は送信するか又は生成することのピーク対平均電力比に影響を及ぼすことがある。従って、幾つかの実施形態では、パケットを受信又は送信するか又は生成するときに経験するピーク対平均電力比を下げるためにフィールドの順序設定を変更することができる。表28に示されるフィールド及びフィールド順を有するパケットに関するピーク対平均電力比が測定されている。測定では、予約されたビットが1に設定されているときには第1のシンボルに関しては11.8997デシベル、第2のシンボルに関しては11.014デシベルのピーク対平均電力比を示す。予約されたビットがゼロに設定されているときには、実験結果は、第1のシンボルに関しては10.6865デシベル、第2のシンボルに関しては11.8570デシベルのピーク対平均電力比を示している。
幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表28に示されるフィールドのみを有する。幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、表28に示されるフィールドを有し、表28に示される順序である。幾つかの実施形態では、表28に示される複数のフィールドの情報の少なくとも一部分は、単一のフィールドに含められる。例えば、表28の第1及び第2のフィールドは、第1及び第2の両方のフィールドの情報を含む単一のフィールドにまとめることができる。
以下において説明されるように、表28に示されるフィールドのうちの1つ以上のフィールド内の例外値は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドが別々に解釈されるべきであることを示すことができる。例えば、SIGNALユニット520内の1つのフィールドが例外状態を含むときには、SIGNALユニット520の1つ以上のその他のフィールドは、代替のフレームタイプ、例えば、ACKフレーム、ビーコンフレーム、SYNCビーコンフレーム、リンク適合フレーム、等、に関連するその他の情報を含むことができる。その他の情報は、同期化情報、ビーコン情報、リンク適合情報、肯定応答情報、等を含むことができる。概して、ゼロ長のペイロードは、例外状態を有するSIGNALユニット520内の1つ以上のフィールドによって示すことができる。
一実施形態では、2MHz SIG−Aパケットの“長さ”フィールド内のすべてゼロの値は、予約されたビットのうちの1つ以上が代替のフレームタイプを示すことを示すことができる。他の実施形態では、“MCS”フィールド内のすべて1の値は、ペイロード長がゼロであること、及び“長さ”フィールドの1つ以上のビットが代替フレームタイプに関連するデータを含むことを示すことができる。他の実施形態では、1つ以上の“予約された”ビット内のゼロでない値は、ペイロード長がゼロであること、及び“長さ”フィールドの1つ以上のビットが代替フレームタイプに関連するデータを含むことを示すことができる。幾つかの実施形態では、“長さ”フィールド内の例外値は、SIGフィールドがどのように解釈されるべきかを示すことができる。幾つかの実施形態では、“長さ”フィールド内の例外値は、PHYプリアンブルに後続するデータのシンボル数、及び任意選択で、いずれのMCSでシンボルが符号化されるかを示すことができる。長さ”フィールドの例外値は、例えば、小さい長さ、例えば、0、1、2,3、又は例えば、5又は10よりも小さい値を含むことができる。
表28に示される態様では、SIGNALユニット520は、SIGNALユニットが単一ユーザ又は複数のユーザのいずれが対象であるかを示す“MU/SU”フィールドを含むことができる。“MU/SU”フィールドは、長さが1ビットであることができる。“MU/SU”フィールドは、マルチユーザに関しては1に設定することができる。SIGNALユニット520は、空間―時間ブロックコーディング(STBC)が使用されるかどうかを示す“STBC”フィールドをさらに含むことができる。“STBC”フィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGNALユニット520は、長さが1ビットであることができる第1の“予約”フィールドをさらに含むことができる。
SIGNALユニット520は、“Nsts”フィールドをさらに含むことができる。“Nsts”フィールドは、空間時間ストリーム(STS)の数を提供することができる。“Nsts”フィールドは、長さが8ビットであることができる。最大で4つのユーザまで1つのユーザ当たり“Nsts”フィールドの2ビットを提供することができる。SIGNALユニット520は、使用される帯域幅(BW)を示す“BW”フィールドをさらに含むことができる。“BW”フィールドは、長さが2ビットであることができる。様々な実施形態において、2ビットの“BW”フィールドは、帯域幅が2MHz、4MHz、8MHz、又は16MHzのいずれであるかを示すことができる。SIGNALユニット520は、データユニット500と関連付けられたグループ識別子を示す“GID”フィールドをさらに含むことができる。“GID”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、使用されるショートガード間隔(SGI)を示す“SGI”フィールドをさらに含むことができる。“SGI”フィールドは、長さが1ビットであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、8μsであることができる。幾つかの実施形態では、ショートガード間隔は、2μsであることができ、通常のガード間隔は、4μsであることができる。
SIGNALユニット520は、使用される符号化のタイプを示す“コーディング−I”フィールドをさらに含むことができる。“コーディング−I”フィールドは、長さが4ビットであることができる。各ビットは、4つのユーザの各々に関するコーディングタイプを示すことができる。SIGNALユニット520は、LDPC Nsym曖昧さを示す“コーディング−II”フィールドをさらに含むことができる。SIGNALユニット520は、Q行列がD−STFから始めて変化するかどうかを示す“ビーム変化表示”フィールドをさらに含むことができる。“ビーム変化表示”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、ペイロード530の長さを示す“長さ”フィールドをさらに含むことができる。“長さ”フィールドは、長さが9ビットであることができる。一実施形態では、“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されているときには単位がシンボルのペイロード530の長さを示すことができる。“長さ”フィールドは、A−MPDUが使用されていないときには単位がバイトのペイロード530の長さを示すことができる。一実施形態では、A−MPDUは、511バイトよりも大きいパケットサイズに関して使用される。SIGNALユニット520は、SIGNALユニットが肯定応答かどうかを示す“ACK表示”フィールドをさらに含むことができる。一実施形態では、“ACK表示”フィールドは、SIGNALユニット520が肯定応答(0x00)、ブロック肯定応答(0x01)、又は肯定応答でない(0x10)のいずれであるかを示すことができる。(0x11)の値は予約することができる。“ACK表示”フィールドは、長さが2ビットであることができる。SIGNALユニットは、第2の“予約”フィールドを含むことができる。“予約”フィールドは、長さが1ビットであることができる。
SIGNALユニット520は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドに関して計算された巡回冗長性検査(CRC)の結果を示す“CRC”フィールドをさらに含むことができる。“CRC”フィールドは、長さが4ビットであることができる。一実施形態では、CRCの代わりに、又はCRCに加えて他の誤り検出コードを使用することができる。SIGNALユニット520は、畳み込み符号器及び/又は復号器の状態をリセットするために使用される“テール”フィールドをさらに含むことができる。“テール”フィールドは、長さが6ビットであることができる。
一実施形態では、“MU/SU”フィールド、“STBC”フィールド、第1の“予約”フィールド、“BW”フィールド、“Nsts”フィールド、“GID”フィールド、“SGI”フィールド、及び“コーディング−I”フィールドは、SIG−Aの第1のシンボルを用いて符号化することができる。一実施形態では、“コーディング−II”フィールド、“ビーム変化表示”フィールド、“長さ”フィールド、“ACK表示”フィールド、第2の“予約”フィールド、“CRC”フィールド、及び“テール”フィールドは、SIG−Aの第2のシンボルを用いて符号化することができる。
一実施形態では、表28に示されるようにフィールド順序が設定された状態で8MHZzの長いプリアンブルマルチユーザSIG−Aフィールドの第2のシンボルを生成又は受信することは、11.1デシベル未満の最大ピーク対平均電力比(PAPR)を結果的に得ることができる。このPAPRは、3つのユーザによるマルチユーザ送信を用いて測定することができる。グループIDは3に設定される。1500バイトのパケットが使用され、ACK表示フィールドがブロックACK(BA)に設定され、1つのユーザ当たり1つのストリームであり、及びMCS7である。この最大PAPRを決定時には残りの指定されていないフィールドのすべての組み合わせを考慮することができる。802.11n又は802acでは、CRCフィールドは、正規の8ビットCRCフィールドの4つの最下位ビット(LSB)を使用する。両方のSIGシンボルに関してQBPSK変調が使用される。4xのオーバーサンプリングされたIFFTも使用される。上記の最大PAPR値は、無指定フィールドのすべての組み合わせに対するPAPRを測定することによって決定される。
SIGNALユニット520の7つのシンボルの各々は、実軸又は虚軸のいずれかにおいて回転状態を有するBPSK信号点配置によって表されるため、各々のシンボルの回転状態は、追加の1ビットの情報を通信することができる。例えば、第1のシンボルが実軸上にある場合は、これは、STBCがオンであることを通信することができる。SIGNALユニット520のいずれのビットも、シンボル回転状態を通じて通信することができる。表28に示される例では、シンボルのうちの1つの回転状態を通じて少なくとも1ビットが通信される。幾つかの実施形態では、シンボル回転状態を通じて最大で6つの予約されたビットを通信することができる。シンボル回転状態を通じて通信された予約されたビットは、第1の予約されたビット、第2の予約されたビット、又は第1及び第2の予約されたビットの組み合わせであることができる。幾つかの実施形態では、ロバストネス(robustness)のために、複数のシンボルの回転状態によって単一のビットを通信することができる。
以下において説明されるように、様々な実施形態において、予約されたビットは、異なるパケットタイプのための追加情報を搬送するために使用することができる。例えば、予約されたビットは、肯定応答(ACK)パケットに関連する追加情報を含むことができる。幾つかの実施形態では、先行フィールドを拡張するために使用することができる。例えば、表19に示される例では、予約されたビットのうちの1つ以上は、“AID”フィールドに関する追加ビットとして使用することができる。幾つかの実施形態では、予約されたビットのうちの1つ以上は、SIGNALユニット520の送信中の‘高い時間的チャネル変動’の影響を受信機が軽減するのを可能にすることができるセクションがSIGNALユニット520に存在することを受信機にシグナリングするための1つ以上のドップラ軽減ビットとして使用される。
様々な実施形態において、SIGNALユニット520内の1つ以上のフィールドは、1つ以上の“例外の”状態又は値を含むことができる。例外状態は、例えば、通常は発生しないフィールド値を含むことができる。例えば、“MCS”フィールドの値が通常は“00”、“01”、又は“10”のいずれかであることができる場合は、すべて1の値(例えば、“11”)は、例外値とみなすことができる。他の例として、“長さ”フィールド内のすべてゼロの値は、例外状態であることができる。他の例として、いずれかの“予約”ビット内のゼロでない値は、例外状態であることができる。
例外的なフィールド状態は、SIGNALユニット520の1つ以上のフィールドが別々に解釈されるべきであることを示すことができる。例えば、SIGNALユニット内の1つのフィールドが例外状態を含む時には、SIGNALユニット520の1つ以上のその他のフィールドは、代替のフレームタイプ、例えば、ACKフレーム、ビーコンフレーム、SYNCビーコンフレーム、リンク適合フレーム、等、に関連するその他の情報を含むことができる。その他の情報は、同期化情報、ビーコン情報、リンク適合情報、肯定応答情報、等を含むことができる。概して、ゼロ長のペイロードは、例外状態を有するSIGNALユニット520内の1つ以上のフィールドによって示すことができる。
一実施形態では、“長さ”フィールド内のすべてゼロの値は、予約されたビットのうちの1つ以上が代替のフレームタイプを示すことを示すことができる。他の実施形態では、“MCS”フィールド内のすべて1の値は、ペイロード長がゼロであること、及び“長さ”フィールドの1つ以上のビットが代替フレームタイプに関連するデータを含むことを示すことができる。他の実施形態では、1つ以上の“予約された”ビット内のゼロでない値は、ペイロード長がゼロであること、及び“長さ”フィールドの1つ以上のビットが代替フレームタイプに関連するデータを含むことを示すことができる。幾つかの実施形態では、“長さ”フィールド内の例外値は、SIGフィールドがどのように解釈されるべきかを示すことができる。幾つかの実施形態では、“長さ”フィールド内の例外値は、PHYプリアンブルに後続するデータのシンボル数、及び任意選択で、いずれのMCSでシンボルが符号化されるかを示すことができる。長さ”フィールドの例外値は、例えば、小さい長さ、例えば、0、1、2,3、又は例えば、5又は10よりも小さい値を含むことができる。
幾つかの実施形態では、“予約”ビット内の例外値は、現在のフレームにACKパケットが後続するかどうかを示す。幾つかの実装においては、“予約”ビットは、現在のフレームが制御フレームであること、及び残りのビットが長さを含むMAC表示用に予約されていることを示すことができる。
表29は、2MHz以上の帯域幅モードにおいて短いフォーマットのプリアンブルで使用することができるSIGフィールドの例を示す。SIGフィールドの最初の10のフィールド(すなわち、予約、STBC、予約、BW、Nsts、長さ、SGI、コーディング、MCS、及び平滑化)は、SIGフィールドの第1のシンボル内に存在することができ、SIGフィールドの最後の6つのフィールド(すなわち、アグリゲーションビット、PAID、ACK表示、予約、CRC、及びテール)は、SIGフィールドの第2のシンボル内に存在することができる。特定の実施形態では、後続して開発されるPHY特徴のために少なくとも1つの予約されたビットをSIGフィールドの第1のシンボル内に含めることができる。
表30は、単一ユーザ(SU)送信に関する2MHz以上の帯域幅モードにおいて長いフォーマットのプリアンブルで使用することができるSIG−Aフィールドの例を示す。SIG−Aフィールドの最初の10のフィールド(すなわち、MU/SUビット、STBC、予約、BW、Nsts、長さ、SGI、コーディング、MCS、及びビーム変化表示ビット)は、SIG−Aフィールドの第1のシンボル内に存在することができ、SIGフィールドの最後の6つのフィールド(すなわち、アグリゲーションビット、PAID、ACK表示、予約、CRC、及びテール)は、SIGフィールドの第2のシンボル内に存在することができる。
表31は、マルチユーザ(MU)送信(例えば、最大4つのユーザ)に関する2MHz以上の帯域幅モードにおいて長いフォーマットのプリアンブルで使用することができるSIG−Aフィールドの例を示す。SIG−Aフィールドの最初の8つのフィールド(すなわち、MU/SUビット、STBC、予約、Nsts、BW、GID、SGI、及びコーディング−I)は、SIG−Aフィールドの第1のシンボル内に存在することができ、SIGフィールドの最後の7つのフィールド(すなわち、コーディング−II、予約、長さ、ACK表示、予約、CRC、及びテール)は、SIGフィールドの第2のシンボル内に存在することができる。表30に示されるSU SIG−Aフィールドと比較してNsts及びBWフィールドの順序は逆にできることが注目される。この逆転は、表31に示されるMU SIG−Aフィールドに関するピーク対平均電力比(PAPR)が向上することになる。
表32は、1MHz送信で使用することができるSIGフィールドの例を示す。特定の実施形態では、表32のSIGフィールドは、6つのシンボル(36ビット、1MHz帯域幅で6ビット/シンボル)。
図6は、データユニットを生成及び送信する典型的な方法600の一態様のフローチャートを示す。方法600は、上述されるデータユニット及びSIGNALユニットを生成するために使用することができる。データユニットは、AP又はSTAのいずれかで生成し、無線ネットワーク内の他のデバイスに送信することができる。方法600は、以下では、無線デバイス202aの要素に関して説明されるが(図3)、ここにおいて説明されるステップのうちの1つ以上を実装するためにその他のコンポーネントを使用できることを当業者は評価するであろう。ステップは、一定の順序で生じるとして説明されるが、これらのステップは順序を変更することができ、ステップは省略することができ、及び/又はさらなるステップを追加することができる。
602において、プロセッサ204は、SIGNALユニット520を生成する。SIGNALユニット520は、少なくとも1つの符号化されたPAIDフィールドを含む。PAIDフィールドは、信号ユニットを受信する1つ以上のデバイスによって信号ユニットの一部分が復号されるべきであることを示す値を有し、PAIDフィールドのその値は、信号ユニットの一部分が信号ユニットを受信する1つ以上のその他のデバイスによって復号されるべきでないことを示す。一実施形態では、変調器302は、SIGNALユニット520を含む送信を変調することができ、変換モジュール304は、送信に対応するトーンを翻訳して時間領域に入れる。604に進み、送信機210は、無線チャネルを通じてSIGNALユニットを含むデータユニットを送信する。
図7は、SIGNALユニット520を含むデータユニットを受信及び処理する典型的な方法700の他の態様のフローチャートを示す。方法700は、上述されるデータユニットを受信するために使用することができる。パケットは、AP又はSTAのいずれかにおいて無線ネットワーク内の他のデバイスから受信することができる。方法700は、以下では、無線デバイス202bの要素に関して説明されるが(図4)、ここにおいて説明されるステップのうちの1つ以上を実装するためにその他のコンポーネントを使用できることを当業者は評価するであろう。ステップは、一定の順序で生じるとして説明されるが、これらのステップは順序を変更することができ、ステップは省略することができ、及び/又はさらなるステップを追加することができる。
702において、受信機212は、SIGNALユニット520を受信する。SIGNALユニット520は、少なくとも1つの符号化されたPAIDフィールドを含む。例えば、SIGNALユニット520は、上の表1乃至28に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。704に進み、プロセッサ204は、PAIDフィールドを復号する。706に進み、プロセッサ204は、SIGNALユニット520の復号されていない部分が復号されるべきであることを示す値をPAIDフィールドが有するかどうかを決定する。708において、プロセッサ204は、SIGNALユニット520が復号されるべきであることを示す値をPAIDフィールドが有する場合にSIGNALユニット520を復号する。710において、プロセッサ204は、SIGNALユニット520が復号されるべきであることを示す値をPAIDフィールドの値が有さない場合はある時間の間延期する。
上述される少なくとも幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、畳み込みコードを用いてコーディングされ、SIGNALユニット520にテールビットが含められる。テールビットは、“ゼロテールコード”におけるように、すべてゼロであることができ、符号器をゼロ状態に戻すために使用され、従って、受信機での復号プロセスは、ゼロ状態から開始することができる。各SIGNALユニット520の最後にテールビットを加えることによって、符号器は、すべてのSIGNALユニット520の前にゼロ状態に戻される。従って、各SIGNALユニット520は、すべてのSIGNALユニット520の前に符号器を再初期化することによってすべてのその他のSIGNALユニット520とは別々に符号化することができる。独立して符号化されたSIGNALユニットは、同じく独立して変調することができる。さらに、符号器の開始状態及び終了状態の両方が、SIGNALユニット520を復号するために使用される復号器によって知られている。従って、各SIGNALユニット520は、各々のその他のSIGNALユニット520と別々に復号することができ、幾つかの場合は別々に復調することができる。
幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、短いブロックコードとして送信することができる。例えば、ここにおいて説明されるいずれの実施形態も、短いブロックコードとして送信することができる。従って、幾つかの実施形態では、SIGNALユニット520は、テールビットを有さない(“テールバイティング”と呼ばれる)。例えば、SIGNALユニット520は、テールビットを有さないこと以外は、ここにおいて説明されるその他のいずれの実施形態とも同じであることができる。例えば、表1乃至28を参照して説明されるいずれの実施形態も、テールビットなしの短いブロックコードとして送信することができる。
SIGNALユニット520は、例えば、拡張されたハミングコード、例えば、(8、4、4)レート1/2拡張ハミングコード、を用いて線形のブロックコード又は短いブロックコードとして符号化することができる。SIGNALユニット520は、例えば、拡張されたゴレイ(Golay)コード、例えば、(24、12、8)レート1/2拡張ゴレイコード、を用いて短いブロックコードとして符号化することができる。SIGNALユニット520は、例えば、平方剰余(quadratic−residue)(QR)コード、例えば、(48、24、12)レート1/2QRコード(登録商標)、を用いて短いブロックコードとして符号化することができる。SIGNALユニット520は、例えば、テールバイティング畳み込みコード(TBCC)、例えば、以下において説明されるTBCCコード、を用いて短いブロックコードとして符号化することができる。
テールバイティングが使用されるときには、SIGNALユニット520内にはテールビットは含まれない。むしろ、SIGNALユニット520の最後の、例えば、“n”のビット(“n”は、予め決定されたビット数を表す)が符号器を初期化するために使用され、符号器の開始状態と終了状態を同一にするが、必ずしもゼロではない。符号器を初期化するためにSIGNALユニット520の最後の“n”ビットを使用することによって、SIGNALユニット520の各フィールド又はサブフィールドは、畳み込みコーディングを各フィールド又はサブフィールドに循環的に適用することによってすべてのその他のフィールド又はサブフィールドとは別々に符号化することができる。独立して符号化されたフィールド又はサブフィールドは、同じく独立して変調することができる。テールバイティング符号化では、復号器は、符号器の開始状態と終了状態が同一であることを知っているが、それらの状態がどのような状態であるか知らない。従って、復号器は、例えば、受信されたフィールド又はサブフィールドの繰り返し時に畳み込み復号を適用することによって、フィールド又はサブフィールドを復号するために開始状態及び終了状態を決定することができなければならない。復号器は、プリアンブル内で提供された情報からフィールド又はサブフィールドの開始状態及び終了状態を決定することができる。従って、各フィールド又はサブフィールドは、SIGNALユニット520内の互いのフィールド又はサブフィールドと別々に復号すること、及び幾つかの場合は復調することができる。テールバイティングが使用されるときには、CRCも各フィールド又はサブフィールドに加えることができ、従って、SIGNALユニット520内の互いのフィールド又はサブフィールドから独立した形で、各フィールド又はサブフィールドが成功裏に復号されているかどうかに関する決定を行うことができる。符号化プロセスの結果、各フィールド又はサブフィールドに関して1つ以上の変調シンボルを生成するためにまとめてブロック化して信号点配置にマッピングすることができる各フィールド又はサブフィールドに関するコードシンボルのシーケンスを得ることができる。
図8は、データユニットを生成及び送信する典型的な方法800の一態様のフローチャートを示す。方法800は、上述されるデータユニット及びSIGNALユニット520を生成するために使用することができる。データユニットは、AP104又はSTA106のいずれかで生成し、無線ネットワーク内の他のノードに送信することができる。方法800は、以下では、無線デバイス202aの要素に関して説明されるが(図3)、ここにおいて説明されるステップのうちの1つ以上を実装するためにその他のコンポーネントを使用できることを当業者は評価するであろう。ステップは、一定の順序で生じるとして説明されるが、これらのステップは順序を変更することができ、ステップは省略することができ、及び/又はさらなるステップを追加することができる。
802において、プロセッサ204は、SIGNALユニット520を生成する。SIGNALユニット520は、少なくとも1つの長さフィールドと、1つ以上の追加のフィールドと、を含む。例えば、SIGNALユニット520は、上の表1乃至28に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。1つ以上の追加のフィールドのうちの第1のフィールドは、ゼロ長のペイロードを示す例外値を含むことができる。上述されるように、例外値は、通常の動作範囲外のフィールド値を含むことができる。一実施形態では、変調器302は、SIGNALユニット520を含む送信を変調することができ、変換モジュール304は、SIGNALユニット520に対応するトーンを翻訳して時間領域に入れることができる。804において、送信機210は、無線チャネルを通じてSIGNALユニット520を含むデータユニットを送信する。
図9は、SIGNALユニット520を含むデータユニットを受信及び処理する典型的な方法900の他の態様のフローチャートを示す。方法900は、上述されるデータユニットを受信するために使用することができる。パケットは、AP104又はSTA106のいずれかにおいて無線ネットワーク内の他のノードから受信することができる。方法900は、以下では、無線デバイス202bの要素に関して説明されるが(図4)、ここにおいて説明されるステップのうちの1つ以上を実装するためにその他のコンポーネントを使用できることを当業者は評価するであろう。ステップは、一定の順序で生じるとして説明されるが、これらのステップは順序を変更することができ、ステップは省略することができ、及び/又はさらなるステップを追加することができる。
902において、受信機212は、SIGNALユニット520を受信する。SIGNALユニット520は、少なくとも1つの長さフィールドと、1つ以上の追加のフィールドと、を含む。例えば、SIGNALユニット520は、上の表1乃至28に示されるフィールドのうちの1つ以上を含むことができる。
904に進み、プロセッサ204は、1つ以上の追加のフィールドのうちの第1のフィールドがゼロ長のペイロードを示す例外値を有するかどうかを決定する。上述されるように、例外値は、通常の動作範囲外のフィールド値を含むことができる。
906に進み、プロセッサ204は、決定された例外値に基づいて長さフィールドを復号する。例えば、MCSフィールドは、すべて1の例外値を含むことができる。プロセッサ204は、予約されたビットを復号し、代替のフレームタイプを決定することができる。例えば、プロセッサ204は、ACKフレームタイプを決定することができる。次に、プロセッサ204は、ACKフレームの1つ以上のパラメータに関連する長さフィールド内のビットを復号することができる。
特定の実施形態において、デバイスは、長さフィールドとアグリゲーションフィールドとを含むSIGユニット(例えば、SIGNALユニット520)を生成することができる。例えば、長さフィールドは、長さが9ビットであることができ、アグリゲーションフィールドは、長さが1ビットであることができる。SIGユニットの生成前、生成後、又は生成中に、デバイスは、アグリゲーションされた送信(例えば、A−MPDU)を使用すべきかどうかを決定することができる。特定の実施形態において、アグリゲーションされた送信は、サイズが512バイト以上のフレームサイズに関しては強制的であることができ、512バイト未満のフレームサイズに関しては任意選択であることができる。アグリゲーションされた送信を使用すると決定したことに応答して、デバイスは、アグリゲーションフィールドを第1の値(例えば、“1”)に設定することができ、及び、長さフィールドをシンボル数に設定することができる。アグリゲーションされた送信を使用しないと決定したことに応答して、デバイスは、アグリゲーションフィールドを第2の値(例えば、“0”)に設定することができ、及び、長さフィールドをバイト数に設定することができる。デバイスは、無線ネットワーク(IEEE802.11ahプロトコルに準拠した1GHz未満のネットワーク)を介してSIGユニットを送信することができる。SIGユニットは、フレーム、例えば、単一ユーザ(SU)フレーム又はマルチユーザ(MU)フレーム、のプリアンブル内に含めることができる。
特定の実施形態において、デバイスは、長さフィールドとアグリゲーションフィールドとを含むSIGユニット(例えば、SIGNALユニット520)を受信することができる。デバイスは、アグリゲーションフィールドが第1の値(例えば、“1”)を有すると決定したことに応答して長さフィールドをシンボル数として解釈することができる。デバイスは、アグリゲーションフィールドが第2の値(例えば、“1”)を有すると決定したことに応答して長さフィールドをバイト数として解釈することができる。
他の特定の実施形態において、デバイスは、SIGユニットを含むフレームが1MHz帯域幅と関連付けられているかどうかを最初に決定することができる。フレームが1MHz帯域幅と関連付けられている場合は、デバイスは、上述されるように、アグリゲーションフィールドの値に基づいて長さフィールドをバイト数又はシンボル数として解釈することができる。しかしながら、フレームが1MHz帯域幅と関連付けられていない場合は、デバイスは、(例えば、SIGユニットの回転を検査することによって)フレームが短いフォーマットのプリアンブル又は長いフォーマットのプリアンブルのいずれを有するかを決定することができる。フレームが短いフォーマットのプリアンブルを有する場合は、デバイスは、上述されるように、アグリゲーションフィールドの値に基づいて長さフィールドをバイト数又はシンボル数として解釈することができる。逆に、フレームが長いフォーマットのプリアンブルを有する場合は、デバイスは、(例えば、SU/MUフィールドを検査することによって)フレームがSUフレーム又はMUフレームのいずれであるかを決定することができる。フレームがSUフレームである場合は、デバイスは、上述されるように、アグリゲーションフィールドの値に基づいて長さフィールドをバイト数又はシンボル数として解釈することができる。フレームがMUフレームである場合は、デバイスは、(無線プロトコル又は規格、例えば、IEEE802.11ah、では、長いフォーマットのプリアンブルを有するMUフレームの長さをシンボル数として表すように強制することができるため)長さフィールドをシンボル数として自動的に解釈することができる。
図10は、本開示に従って採用することができる他の典型的な無線デバイス1000の機能ブロック図である。デバイス1000は、無線送信のためにデータユニットを生成するための生成モジュール1002を含む。生成モジュール1002は、図6のブロック602及び/又は図8のブロック802に関して上述される機能のうちの1つ以上を実施するように構成することができる。生成モジュール1002は、プロセッサ204及びDSP220のうちの1つ以上に対応することができる。デバイス1000は、データユニットを無線で送信するための送信モジュール1004をさらに含む。送信モジュール1004は、図6のブロック604及び/又は図8のブロック804に関して上述される機能のうちの1つ以上を実施するように構成することができる。送信モジュール1004は、送信機210に対応することができる。特定の実施形態において、データユニットは、SIGNALユニット(例えば、SIGNALユニット520)を含むことができ、SIGNALユニットの長さフィールドはアグリゲーションフィールドの値に基づいて解釈され及び/又はSIGNALユニットの特定のフィールドは、ゼロ長のペイロードを示す値を有する。
図11は、本開示に従って採用することができるさらに他の典型的な無線デバイス1100の機能ブロック図である。デバイス1100は、データユニットを無線で受信するための受信モジュール1102を含む。受信モジュール1102は、図7のブロック702及び/又は図9のブロック902に関して上述される機能のうちの1つ以上を実施するように構成することができる。受信モジュール1102は、受信機212に対応することができ、及び増幅器401を含むことができる。
デバイス1100は、データユニットの様々な特徴を決定するための決定モジュール1104をさらに含む。例えば、決定モジュール1104は、1つ以上の追加フィールドの第1のフィールドがゼロ長のペイロードを示す例外値を有するかどうかを決定することができる。上述されるように、例外値は、通常の動作範囲外のフィールド値を含むことができる。他の例として、決定モジュールは、SIGユニットの復号されていない部分が復号されるべきであることを示す値をPAIDフィールドが有することを決定することができる。決定モジュール1104は、図9のブロック904及び/又は図7のブロック706に関して上述される機能のうちの1つ以上を実施するように構成することができる。決定モジュール1104は、プロセッサ204、信号検出器218、及びDSP220のうちの1つ以上に対応することができる。
デバイス1100は、データを復号するための復号モジュール1106をさらに含む。例えば、復号モジュール1106は、決定された例外値に基づいて長さフィールドを復号することができる。復号モジュール1106は、SIGユニットが復号されるべきであることをPAIDフィールドの値が示す場合はPAIDフィールド及びSIGユニットも復号することができる。復号モジュール1106は、SIGユニットが復号されるべきでないことをPAIDフィールドの値が示す場合はある時間の間延期することができる。復号モジュール1106は、図7のブロック704、図7のブロック708、図7のブロック710、及び/又は図9のブロック906に関して上述される機能のうちの1つ以上を実施するように構成することができる。復号モジュール1106は、プロセッサ204、信号検出器218、及びDSP220のうちの1つ以上に対応することができ、及び、チャネル推定器及び等化器405を含むことができる。
ここにおいて使用される場合、表現“決定すること”は、非常に様々な行動を包含する。例えば、“決定すること”は、算出すること、計算すること、処理すること、導き出すこと、調査すること、検索すること(例えば、テーブル、データベース又は他のデータ構造において検索すること)、確認すること、等を含むことができる。さらに、“決定すること”は、受信すること(例えば情報を受信すること)、アクセスすること(例えばメモリ内のデータにアクセスすること)、等を含むことができる。さらに、“決定すること”は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立すること、等を含むことができる。さらに、ここにおいて使用される場合の“チャネル幅”は、幾つかの態様では帯域幅を包含することができ又は帯域幅と呼ばれることもある。
ここにおいて使用される場合、アイテムのリストの中の“少なくとも1つの”という句は、それらのアイテムのあらゆる組み合わせを意味し、単一の数を含む。一例として、“a、b、又はcのうちの少なくとも1つ”は、aのみ、bのみ、cのみ、a及びb、a及びc、b及びc、及び、a、b、及びcを網羅することが意図される。
上述される方法の様々な動作は、それらの動作を行うことが可能なあらゆる適切な手段、例えば、様々なハードウェア及び/又はソフトウェアコンポーネント、回路、及び/又はモジュール、によって行うことができる。概して、図において例示される動作は、それらの動作を行うことができる対応する機能上の手段によって行うことができる。
本開示と関係させて説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール及び回路は、ここにおいて説明される機能を果たすように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)、その他のプログラマブルロジックデバイス(PLD)、ディスクリートゲートロジック、ディスクリートトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント又はそれらのあらゆる組み合わせを用いて実装又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであることができるが、代替においては、プロセッサは、市販のどのようなプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであってもよい。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサとの組合せ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサとの組合せ、又はあらゆるその他の構成、として実装することも可能である。
1つ以上の態様において、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの組み合わせにおいて実装することができる。ソフトウェアにおいて実装される場合は、これらの機能は、コンピュータによって読み取り可能な媒体において1つ以上の命令又はコードとして格納すること又は送信することができる。コンピュータによって読み取り可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と、1つの場所から他へのコンピュータプログラムの転送を容易にするあらゆる媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能なあらゆる利用可能な媒体であることができる。一例として、及び制限することなしに、該コンピュータによって読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又はその他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置又はその他の磁気記憶装置、又は、希望されるプログラムコードを命令又はデータ構造の形態で搬送又は格納するために用いることができ及びコンピュータによってアクセス可能なその他の媒体、を備えることができる。さらに、いずれの接続もコンピュータによって読み取り可能な媒体であると適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、デジタル加入者ライン(DSL)、又は無線技術、例えば、赤外線、無線、及びマイクロ波、を用いてウェブサイト、サーバ、又はその他の遠隔ソースから送信される場合は、該同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL、又は無線技術、例えば赤外線、無線、及びマイクロ波、は、媒体の定義の中に含まれる。ここにおいて用いられるときのディスク(disk及びdisc)は、コンパクトディスク(CD)(disc)と、レーザディスク(disc)と、光ディスク(disc)と、デジタルバーサタイルディスク(DVD)(disc)と、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)と、ブルーレイディスク(disc)と、を含み、ここで、diskは通常は磁気的にデータを複製し、discは、レーザを用いて光学的にデータを複製する。従って、幾つかの態様では、コンピュータによって読み取り可能な媒体は、非一時的なコンピュータによって読み取り可能な媒体(例えば、有形な媒体)を含むことができる。さらに、幾つかの態様では、コンピュータによって読み取り可能な媒体は、一時的なコンピュータによって読み取り可能な媒体(例えば、信号)を含むことができる。上記の組合せも、コンピュータによって読み取り可能な媒体の適用範囲に含めるべきである。
ここにおいて開示される方法は、説明される方法を達成させるための1つ以上のステップ又は行動を含む。方法のステップ及び/又は行動は、請求項の適用範囲を逸脱することなしに互換することができる。換言すると、ステップ又は行動の特定の順序が要求されないかぎり、特定のステップ及び/又は行動の順序及び/又は使用は、請求項の適用範囲を逸脱することなしに変更することができる。
説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの組み合わせにおいて実装することができる。ソフトウェアにおいて実装される場合は、これらの機能は、コンピュータによって読み取り可能な媒体において1つ以上の命令として格納することができる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスすることができるあらゆる利用可能な媒体であることができる。一例として、及び制限することなしに、該コンピュータによって読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又はその他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置又はその他の磁気記憶装置、又は、希望されるプログラムコードを命令又はデータ構造の形態で搬送又は格納するために用いることができ及びコンピュータによってアクセス可能なその他の媒体、を含むことができる。ここにおいて用いられるときのディスク(disk及びdisc)は、コンパクトディスク(CD)(disc)と、レーザディスク(disc)と、光ディスク(disc)と、デジタルバーサタイルディスク(DVD)(disc)と、フロッピーディスク(disk)と、Blu−ray(登録商標)ディスク(disc)と、を含み、ここで、diskは、通常は磁気的にデータを複製し、discは、レーザを用いて光学的にデータを複製する。
従って、幾つかの態様は、ここにおいて提示される動作を行うためのコンピュータプログラム製品を含むことができる。例えば、該コンピュータプログラム製品は、命令が格納されている(及び/又は符号化されている)コンピュータによって読み取り可能な媒体を含むことができ、それらの命令は、ここにおいて説明される動作を行うために1つ以上のプロセッサによって実行可能である。幾つかの態様に関しては、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料を含むことができる。
ソフトウェア又は命令は、送信媒体を通じて送信することもできる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、デジタル加入者ライン(DSL)、又は無線技術、例えば、赤外線、無線、及びマイクロ波、を用いてウェブサイト、サーバ、又はその他の遠隔ソースから送信される場合は、該同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL、又は無線技術、例えば赤外線、無線、及びマイクロ波、は、送信媒体の定義の中に含まれる。
さらに、ここにおいて説明される方法及び技法を実施するためのモジュール及び/又はその他の適切な手段をダウンロードできること及び/又はユーザ端末及び/又は基地局によってその他の方法で適宜入手できることが評価されるべきである。例えば、該デバイスは、ここにおいて説明される方法を実施するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合することができる。代替として、ここにおいて説明される様々な方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、物理的記憶媒体、例えば、コンパクトディスク(CD)又はフロッピーディスク、等)を介して提供することができ、従って、ユーザ端末及び/又は基地局は、記憶手段をデバイスに結合又は提供した時点で様々な方法を入手することができる。さらに、ここにおいて説明される方法及び技法をデバイスに提供するためのあらゆるその他の適切な技法を利用することができる。
請求項は、上記される正確な構成及びコンポーネントに限定されないことが理解されるべきである。請求項の適用範囲を逸脱することなしに上述される方法及び装置の配置、動作及び詳細の修正、変更及び変形を行うことができる。
上記は、本開示の態様を対象とするが、本開示の基本的な適用範囲を逸脱することなしにその他の及びさらなる態様を考案することができる。