JP2014530614A - 微細藻類の抽出 - Google Patents
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Abstract
Description
(i)前記微細藻類バイオマスを含む最初の水性混合物を提供する工程;
(ii)前記最初の水性混合物のpHを7未満(pH<7)に調整する工程;
(iii)前記微細藻類バイオマスを含む前記酸性の最初の水性混合物を加熱して、最初の処理混合物を提供する工程;
(iv)前記最初の処理混合物から固体及び液体を分離し、最初の固体及び炭水化物含有液体を提供する工程;
(v)前記最初の固体と水性混合物を混合して、微細藻類バイオマスを含む2番目の水性混合物を提供する工程;
(vi)前記2番目の水性混合物のpHを7より高い値(pH>7)に調整する工程;
(vii)前記微細藻類バイオマスを含む前記アルカリ性の2番目の水性混合物を加熱して、2番目の処理混合物を提供する工程;
(viii)前記2番目の処理混合物から固体及び液体を分離し、2番目の固体及びタンパク質含有液体を提供する工程;
(ix)任意で、前記2番目の固体を用いて工程(v)から(viii)を行い、3番目の固体及びさらなるタンパク質含有液体を提供する工程;
(x)前記2番目の固体又は3番目の固体と水性混合物を混合して、最終の水性混合物を提供する工程;
(xi)前記最終の水性混合物を溶媒で処理する工程;
(xii)前記最終の水性混合物から前記溶媒を分離して、脂質含有物を含む固体を提供する工程。
(i)前記微細藻類バイオマスを含む最初の水性混合物を提供する工程;
(ii)前記最初の水性混合物のpHを7未満(pH<7)に調整する工程;
(iii)前記微細藻類バイオマスを含む前記酸性の最初の水性混合物を加熱して、最初の処理混合物を提供する工程;
(iv)前記最初の処理混合物から固体及び液体を分離して、最初の固体及び炭水化物含有液体を提供する工程;
(v)前記最初の固体と水性混合物を混合して、微細藻類バイオマスを含む2番目の水性混合物を提供する工程;
(vi)前記2番目の水性混合物のpHを7より高い値(pH>7)に調整する工程;
(vii)前記微細藻類バイオマスを含む前記アルカリ性の2番目の水性混合物を加熱して、2番目の処理混合物を提供する工程;
(viii)前記2番目の処理混合物から固体及び液体を分離し、2番目の固体及びタンパク質含有液体を提供する工程;
(ix)任意で、前記2番目の固体を用いて工程(v)から(viii)を行い、3番目の固体及びさらなるタンパク質含有液体を提供する工程;
(x)前記2番目の固体又は3番目の固体と水性混合物を混合して、最終の水性混合物を提供する工程;
(xi)前記最終の水性混合物を溶媒で処理する工程;
(xii)前記最終の水性混合物から前記溶媒を分離して、脂質含有物を含む固体を提供する工程、
を備えるものである。
・各試料の温度が100℃に上がるまで、該試料に1000ワットのマイクロ波を照射する(通常、25mlの試料に対し、約30秒を要する);
・前記試料に200ワットのマイクロ波を照射して、該試料の温度を10分間100℃に維持する。
・各試料の温度が100℃に上がるまで、該試料に1000ワットのマイクロ波を照射する(通常、25mlの試料に対し、約30秒を要する);
・前記試料に200ワットのマイクロ波を照射して、該試料の温度を10分間100℃に維持する。
・各試料の温度が100℃に上がるまで、該試料に1000ワットのマイクロ波を照射する(通常、25mlの試料に対し、約30秒を要する);
・前記試料に200ワットのマイクロ波を照射して、該試料の温度を10分間100℃に維持する。
・湿った藻類バイオマスの凍結品6gを取り、室温に30分間置いて解凍させた。
・前記湿った藻類バイオマスの約2.5gを、50ml用遠心チューブに入れて重量を測定した(a、bの2セット)。実重量は以下の通りであった:
a.2.5819g
b.2.5305g
・前記凍結乾燥した藻類バイオマスの約0.5gを、50ml用遠心チューブに入れて重量を測定した(a、bの2セット)。実重量は以下の通りであった:
a.0.4978g
b.0.5197g
・前記オーブン乾燥した藻類バイオマスの約0.5gを、50ml用遠心チューブに入れて重量を測定した(a、bの2セット)。実重量は以下の通りであった:
a.0.4962g
b.0.5185g
・17.8mlの溶媒(メタノール:クロロホルム:水=2:1:0.8)を湿ったバイオマス試料に加えた。
・22.8mlの溶媒(メタノール:クロロホルム:水=2:1:0.8)を凍結乾燥及びオーブン乾燥したバイオマス試料に加えた。
・全試料をボルテックスにかけ、(5分ごとに手動で攪拌しながら)室温で1時間保温した。
・各試料に追加のクロロホルム6mlと水6mlを加えてボルテックスにかけた。
・全試料を3000gで5分間遠心し、層分離させた。
・下層のクロロホルム層6mlを前もって温めておいたガラスチューブに移し、各チューブの重量を測定した;
湿った藻類バイオマス:a.11.5835g
b.11.2718g
凍結乾燥した藻類バイオマス:a.11.6648g
b.11.5558g
オーブン乾燥した藻類バイオマス:a.11.5857g
b.11.5481g
・真空蒸発装置で6時間処理して前記クロロホルムを蒸発させた。
・前記チューブと脂質抽出物を合わせた重量を測定した。
>グルコース1mgを100mlのミリQ水に溶かして、0.1g/Lのグルコース原液を作製した。
>下表に詳説したように、グルコースの標準液を大きなガラスチューブ内に作製した。
グルコース原液の量 ミリQ水(ml) グルコース濃度(g/l)
(0.1g/L、ml)
0.00 2.00 0.00
0.20 1.80 0.01
0.40 1.60 0.02
0.60 1.40 0.03
0.80 1.20 0.04
1.00 1.00 0.05
>2mlのミリQ水を8gのフェノールに加えて、フェノール試薬(ミリQ水中に80%、w/w)を調製した。
>各試料2mlを大きな試験チューブに入れた。
>各試料及び標準液に、前記フェノール試薬0.05mlを加えた。
>混合してボルテックスにかけた。
>各試料及び標準液に、濃硫酸5mlを加えた。当該濃硫酸は、前記試験チューブに素早く入れるべきである。良く混合するために、前記酸の流れを、前記試験チューブの側面でなく、当該表面に対して生じさせるとよい(この操作は、前記硫酸を水性試料に加える際に生じる熱によって引き起こされる)。
>混合してボルテックスにかけた。
>チューブを10分間静置した後、25℃の水槽中で10分間保温した(すなわち、それらを室温に冷却した)。
>当該吸光度を測定する前に、前記試験チューブを再度ボルテックスにかけた。
>各試料及び標準液を水晶製キュベットに入れて、前記0g/Lの標準液をブランクとした。
>490nmの吸光度を測定した。
>当該廃液をガラスの廃液ボトルに捨てた。
>前記検量線から得られた方程式を用いて、当該炭水化物総含有量を計算した。
・凍結乾燥したバイオマス0.1gを1mlのミリQ水に懸濁した(3セット)。実重量は以下の通りであった:
a.0.1021g
b.0.0999g
c.0.1005g
・各試料をミリQ水を用いて1:1000に希釈した(総体積は1ml)。
・各試料を激しくボルテックスにかけた。
・各試料0.4mlを、蓋付の大きなガラス製試験チューブに移した。
・ブランクとして、ミリQ水0.4mlを、蓋付の大きなガラス製試験チューブに移した。
・各試料に、0.01mlのフェノール試薬(80%)を加えた。
・各試料を激しくボルテックスにかけた。
・各試料に、濃硫酸1mlを加えた。
・全試料を、室温に10分間置いた。
・全試料を、25℃で10分間保温した。
・各試料及びブランクを水晶製キュベットに入れて、490nmの吸光度を測定した。
・7×10gの湿ったバイオマスの重量を正確に測り、50mlの平底フラスコに入れた。各試料の実重量は以下の通りであった:
a.2−1(pH1で2分加熱):9.9565g
b.10−1(pH1で10分加熱):9.9564g
c.20−1(pH1で20分加熱):10.0357g
d.30−1(pH1で30分加熱):10.0845g
e.2−13(pH13で2分加熱):9.9564g
f.10−13(pH13で10分加熱):10.0357g
g.20−13(pH13で20分加熱):10.0845g
・18.6mlの0.5M 硫酸溶液を試料2−1、10−1、20−1、及び30−1に加えて良く混合した(当該固体と液体の比は1:10になる)。
・10M 水酸化カリウムを用いて、各試料のpHを1に調整した。
・18.6mlの0.5M 水酸化ナトリウムを試料2−13、10−13、20−13、及び30−1に加えて良く混合した(当該固体と液体の比は1:10になる)。
・5M 硫酸溶液を用いて、各試料のpHを13に調整した。
・前記試料に対しマイクロ波オーブン内で下記処理を施した;
>各試料の温度が100℃に上がるまで、該試料に1000ワットのマイクロ波を照射する。
>各試料に200ワットのマイクロ波を照射し続けて、該試料の温度を100℃に2、10、20、30分間維持する。
・前記工程後、前記試料を水槽中で3から5分間冷却した。
・前記試料を遠心用チューブに移して、8,000gで10分間遠心した。
・当該上清を25ml用体積測定用シリンダーに移して体積を測定した。当該体積は、以下の通りであった:
a.2−1(pH1で2分加熱):17.5ml
b.10−1(pH1で10分加熱):17.0ml
c.20−1(pH1で20分加熱):20.0ml
d.30−1(pH1で30分加熱):19.0ml
e.2−13(pH13で2分加熱):17.5ml
f.10−13(pH13で10分加熱):19.0ml
g.20−13(pH13で20分加熱):19.0ml
・試料2−1、10−1、20−1、及び30−1の各ペレットを、当該除去した上清の体積に応じて、0.5M 水酸化ナトリウム溶液に再懸濁した。
・5M 硫酸溶液を用いて、前記各試料のpHを13に調整した。
・試料2−13、10−13、20−13、及び30−13のペレットを、除去した上清の体積に応じて、0.5M 硫酸溶液に再懸濁した。
・10M 水酸化カリウム溶液を用いて、前記各試料のpHを1に調整した。
・前記試料に対しマイクロ波オーブン内で下記処理を施した;
>各試料の温度が100℃に上がるまで、該試料に1000ワットのマイクロ波を照射する。
>各試料に200ワットのマイクロ波を照射し続けて、該試料の温度を100℃に2、10、20、30分間維持する。
・前記工程後、前記試料を水槽中で3から5分間冷却した。
・前記試料を遠心用チューブに移して、8,000gで10分間遠心した。
・当該上清を25ml用体積測定用シリンダーに移して体積を測定した。当該体積は、以下の通りであった:
a.2−1−13(pH13で2分加熱):17.5ml
b.10−1−13(pH13で10分加熱):17.0ml
c.20−1−13(pH13で20分加熱):20.0ml
d.30−1−13(pH13で30分加熱):19.0ml
e.2−13−1(pH1で2分加熱):17.5ml
f.10−13−1(pH1で10分加熱):19.0ml
g.20−13−1(pH1で20分加熱):19.0ml
・さらなる解析に用いるために、前記各試料のペレットを−20℃で保存した。
・各試料の総炭水化物、タンパク質、及び還元糖の抽出効率を解析した。
・検量線を作製した:
>下表に従い、0.4mg/mlのBSAタンパク質標準溶液を1.5ml用遠心チューブ中で水に希釈した(3セット):
タンパク質標準溶液(ml) 水(ml) タンパク質濃度(mg/ml)
0.05 0.35 0.05
0.1 0.3 0.1
0.2 0.2 0.2
0.3 0.1 0.3
0.4 0 0.4
>0.4mlのミリQ水を当該ブランクとした。
>0.4mlの前記lowry試薬溶液を前記標準溶液及びブランクに加えた。
>溶液を室温に20分間置いた。
>すぐに素早く混合し、0.2mlの前記folin&ciocalteu‘sフェノール試薬の希釈標準溶液を各チューブに加えた。
>30分間発色させた。
>各標準溶液及びブランク0.3mlを96−ウェルプレートに移し、620nmの吸光度を測定した。
・実験4のマイクロ波抽出工程で得られた各試料について、1.5mlチューブ中で、1:100に希釈した(総体積は0.4ml)。
>1:10の希釈:前記試料0.1ml+ミリQ水0.9ml
>1:100の希釈:10倍希釈した試料0.04ml+ミリQ水0.36ml
・0.4mlのミリQ水を当該ブランクとした。
・0.4mlの前記lowry試薬溶液を前記標準溶液及びブランクに加えた。
・溶液を室温に20分間置いた。
・すぐに素早く混合し、0.2mlの前記folin&ciocalteu‘sフェノール試薬の希釈標準溶液を各チューブに加えた。
・30分間発色させた。
・各標準溶液及びブランク0.3mlを96−ウェルプレートに移し、620nmの吸光度を測定した。
・前記検量線に従い、各試料の総タンパク質含有量を計算することができる;当該総還元力を計算することができる;当該総タンパク質抽出効率を計算することができる。
・検量線を作製した:
>下表に従い、グルコース1mg/mlを1.5ml用チューブ中で水に希釈した(3セット)。
タンパク質標準溶液(ml) 水(ml) グルコース濃度(mg/ml)
0.0 1.0 0.0
0.2 0.8 0.2
0.4 0.6 0.4
0.6 0.4 0.6
0.8 0.2 0.8
1.0 0.0 1.0
>ミリQ水を当該ブランクとした。
>0.1mlの各標準溶液とブランクを、1.5ml用遠心チューブに移した。
>全標準溶液とブランクを90℃に加熱した。
>30秒おきに、0.05mlの0.5M 水酸化カリウムと0.1mlのDNS試薬を加えた。
>全標準溶液とブランクを90℃で5分間保温した。
>全標準溶液とブランクを氷上で20分間冷却した。
>520nmの吸光度を測定した。
・試料2−1、10−1、20−1、30−1、2−1−13、10−1−13、20−1−13、2−13、2−13−1、10−31−1、及び20−13−1について、1:10の希釈物を作製した。
>1:10の希釈:前記試料0.1ml+ミリQ水0.9ml
・試料10−13、20−13については、希釈しなかった。
・ミリQ水を当該ブランクとした。
・0.1mlの各標準溶液とブランクを、1.5ml用遠心チューブに移した。
・全標準溶液とブランクを90℃に加熱した。
・30秒おきに、0.05mlの0.5M 水酸化カリウムと0.1mlのDNS試薬を加えた。
・全標準溶液とブランクを90℃で5分間保温した。
・全標準溶液とブランクを氷上で20分間冷却した。
・0.75mlのミリQ水を各試料とブランクに加えた。
・520nmの吸光度を測定した。
・前記検量線に従い、各試料の総タンパク質含有量を計算することができる;当該回収されたタンパク質の総量を計算することができる;当該還元糖の抽出効率を計算することができる。
前記タンパク質、還元糖、及び炭水化物の抽出効率は、異なる抽出時間及びpH条件では異なっていた。しかしながら、図24、25、及び26に示されるように、前記灰分不含タンパク質、還元糖、及び炭水化物の抽出効率は、抽出時間が20分の場合に最高値を示した。より長い抽出時間、すなわち、30分では、より少ない量のタンパク質、還元糖、及び炭水化物が抽出された。前記最初の抽出をアルカリ性条件で、前記2番目の抽出を酸性条件で行った場合には、総タンパク質、還元糖、及び炭水化物の抽出効率は一段と低かった。よって、前記最初の抽出を酸性条件下で行うことは有利と考えられる。このことは、前記炭水化物の回収量を増やすだけでなく、恐らくは当該細胞壁の炭水化物骨格を除去することにより、前記タンパク質の抽出効率の上昇も促す。
・前記試料2−1−13、10−1−13、及び20−1−13の残留物に、当該2番目の抽出物の体積に応じた量の0.5M 水酸化ナトリウム溶液を加えて良く混合した。
・5M 硫酸溶液を用いて、各試料のpHを13に調整した。
・前記試料に対しマイクロ波オーブン内で下記処理を施した;
>各試料の温度が100℃に上がるまで、該試料に1000ワットのマイクロ波を照射する。
>各試料に200ワットのマイクロ波を照射して、該試料の温度を2、10、20分間100℃に維持する。
・前記工程後、前記試料を水槽中で3から5分間冷却した。
・前記試料を遠心用チューブに移して、8,000gで10分間遠心した。
・当該上清を25ml用体積測定用シリンダーに移して体積を測定した。上清の体積は以下の通りであった:
a.2−1−13−13(pH13で2分加熱):22.5ml
b.10−1−13−13(pH13で10分加熱):19.0ml
c.20−1−13−13(pH13で20分加熱):19.0ml
・さらなる解析に用いるために、前記各試料のペレットを−20℃で保存した。
・各試料の総炭水化物及びタンパク質の抽出効率を解析した。
・液体窒素を用いて、全ての残留物、前記各試料のペレットを凍結した。
・凍結乾燥機を48時間用いて、全ての残留物を凍結乾燥した。
・乾燥した各ペレットの重量を測定した:
P2−1−13−13:1.13g
P10−1−13−13:1.15g
P20−1−13−13:0.76g
・各試料0.1gについて、Bligh and Dyer法を用いて当該脂質含有量を解析した。
a.0.5a(pH0.5で20分加熱):10.0357g
b.0.5b(pH0.5で20分加熱):10.0427g
c.2a(pH2で20分加熱):9.8774g
d.2b(pH2で20分加熱):9.54475g
・18.6mlの0.5M 硫酸溶液を試料、0.5a、0.5b、2a及び2bに加えて良く混合した。
・5M 硫酸溶液を用いて、前記試料0.5a及び0.5bのpHを0.5に調整した。
・10M 水酸化ナトリウム溶液を用いて、前記試料2a及び2bのpHを2に調整した。
・前記試料に対しマイクロ波オーブン内で下記処理を施した;
>各試料の温度が100℃に上がるまで、該試料に1000ワットのマイクロ波を照射する。
>各試料に200ワットのマイクロ波を照射して、該試料の温度を100℃に2、10、20、30分間維持する。
・前記工程後、前記試料を水槽中で3から5分間冷却した。
・前記試料を遠心用チューブに移して、8,000gで10分間遠心した。
・当該上清を25ml用体積測定用シリンダーに移して体積を測定した。当該上清の体積は、以下の通りであった:
a.0.5a(pH0.5で20分加熱):20ml
b.0.5b(pH0.5で20分加熱):17.5ml
c.2a(pH2で20分加熱):19ml
d.2b(pH2で20分加熱):19ml
・試料0.5a、0.5b、2a、及び2bの各ペレットを、当該除去した上清の体積に応じて、0.5M 水酸化ナトリウム溶液に再懸濁した。
・5M 硫酸溶液を用いて、前記試料0.5a及び2aのpHを11に調整した。
・10M 水酸化カリウム溶液を用いて、前記試料0.5b及び2bのpHを14に調整した。
・前記試料に対し、当該2番目の抽出として、マイクロ波オーブン内で下記処理を施した;
>各試料の温度が100℃に上がるまで、該試料に1000ワットのマイクロ波を照射する。
>各試料に200ワットのマイクロ波を照射して、該試料の温度を100℃に2、10、20、30分間維持する。
・前記工程後、前記試料を水槽中で3から5分間冷却した。
・前記試料を遠心用チューブに移して、8,000gで10分間遠心した。
・当該上清を25ml用体積測定用シリンダーに移して体積を測定した。当該上清の体積は、以下の通りであった:
a.0.5a−11(pH11で20分加熱):20ml
b.0.5b−14(pH14で10分加熱):17.5ml
c.2a−11(pH11で20分加熱):19ml
d.2b−14(pH14で20分加熱):19ml
・さらなる解析に用いるために、前記各試料のペレットを−20℃で保存した。
・各抽出物の総炭水化物、タンパク質、及び還元糖の抽出効率を解析した。
・4×10gの湿ったバイオマスの重量を正確に測定し、50ml用平底フラスコに入れた。各試料の実重量は以下の通りであった:
a.60a(pH1、60℃で20分加熱):10.5987g
b.60b(pH1、60℃で60分加熱):10.1785g
c.80a(pH1、80℃で20分加熱):10.5544g
d.80b(pH1、80℃で60分加熱):10.2584g
・18.6mlの0.5M 硫酸溶液を試料、0.5a、0.5b、2a及び2bに加えて良く混合した。
・18.6mlの5M 硫酸溶液を試料、60a、60b、80a、及び80bに加えて良く混合した(当該固体と液体の比は1:10になる)。
・5M 硫酸溶液を用いて、各試料のpHを1に調整した。
・前記試料に対しマイクロ波オーブン内で下記処理を施した;
>試料60aの温度が60℃に上がるまで1000ワットのマイクロ波を該試料に照射し、200ワットのマイクロ波を照射して20分間加熱し続ける。
>試料60bの温度が60℃に上がるまで1000ワットのマイクロ波を該試料に照射し、200ワットのマイクロ波を照射して60分間加熱し続ける。
>試料80aの温度が80℃に上がるまで1000ワットのマイクロ波を該試料に照射し、200ワットのマイクロ波を照射して20分間加熱し続ける。
>試料80bの温度が80℃に上がるまで1000ワットのマイクロ波を該試料に照射し、200ワットのマイクロ波を照射して60分間加熱し続ける。
・前記工程後、前記試料を水槽中で3から5分間冷却した。
・前記試料を遠心用チューブに移して、8,000gで10分間遠心した。
・当該上清を25ml用体積測定用シリンダーに移して体積を測定した。当該上清の体積は、以下の通りであった:
a.60a(pH1、60℃で20分加熱):20ml
b.60b(pH1、60℃で60分加熱):19ml
c.80a(pH1、80℃で20分加熱):20ml
d.80b(pH1、80℃で60分加熱):20ml
・試料60a、60b、80a、及び80bの各ペレットを、当該除去した上清の体積に応じて、0.5M 水酸化ナトリウム溶液に再懸濁した。
・5M 硫酸溶液を用いて、前記各試料のpHを13に調整した。
・前記試料に対し、当該2番目の抽出として、マイクロ波オーブン内で下記処理を施した;
>試料60aの温度が60℃に上がるまで1000ワットのマイクロ波を該試料に照射し、200ワットのマイクロ波を照射して20分間加熱し続ける。
>試料60bの温度が60℃に上がるまで1000ワットのマイクロ波を該試料に照射し、200ワットのマイクロ波を照射して60分間加熱し続ける。
>試料80aの温度が80℃に上がるまで1000ワットのマイクロ波を該試料に照射し、200ワットのマイクロ波を照射して20分間加熱し続ける。
>試料80bの温度が80℃に上がるまで1000ワットのマイクロ波を該試料に照射し、200ワットのマイクロ波を照射して60分間加熱し続ける。
・前記工程後、前記試料を水槽中で3から5分間冷却した。
・前記試料を遠心用チューブに移して、8,000gで10分間遠心した。
・当該上清を25ml用体積測定用シリンダーに移して体積を測定した。当該上清の体積は、以下の通りであった:
a.60a(pH1、60℃で20分加熱):21ml
b.60b(pH1、60℃で60分加熱):19ml
c.80a(pH1、80℃で20分加熱):20ml
d.80b(pH1、80℃で60分加熱):21ml
・試料60a、60b、80a、及び80bの各ペレットを、当該除去した上清の体積に応じて、0.5M 水酸化ナトリウム溶液に再懸濁した。
・5M 硫酸溶液を用いて、前記各試料のpHを13に調整した。
・前記試料に対し、当該2番目の抽出として、マイクロ波オーブン内で下記処理を施した;
>試料60aの温度が60℃に上がるまで1000ワットのマイクロ波を該試料に照射し、200ワットのマイクロ波を照射して20分間加熱し続ける。
>試料60bの温度が60℃に上がるまで1000ワットのマイクロ波を該試料に照射し、200ワットのマイクロ波を照射して60分間加熱し続ける。
>試料80aの温度が80℃に上がるまで1000ワットのマイクロ波を該試料に照射し、200ワットのマイクロ波を照射して20分間加熱し続ける。
>試料80bの温度が80℃に上がるまで1000ワットのマイクロ波を該試料に照射し、200ワットのマイクロ波を照射して60分間加熱し続ける。
・前記工程後、前記試料を水槽中で3から5分間冷却した。
・前記試料を遠心用チューブに移して、8,000gで10分間遠心した。
・当該上清を25ml用体積測定用シリンダーに移して体積を測定した。当該上清の体積は、以下の通りであった:
a.60a(pH1、60℃で20分加熱):20ml
b.60b(pH1、60℃で60分加熱):19ml
c.80a(pH1、80℃で20分加熱):20ml
d.80b(pH1、80℃で60分加熱):20ml
・さらなる解析に用いるために、前記各試料のペレットを−20℃で保存した。
・各抽出物の総炭水化物、タンパク質、及び還元糖の抽出効率を解析した。
Claims (15)
- 微細藻類バイオマスから脂質含有物を抽出する方法であって、下記工程:
(i)微細藻類バイオマスを含む水性混合物をマイクロ波照射処理する工程と、
(ii)前記処理された微細藻類バイオマスから脂質含有物を回収する工程、
を備える、微細藻類バイオマスから脂質含有物を抽出する方法。 - 前記微細藻類バイオマスが、水を約90重量%まで含む湿ったバイオマスである、請求項1に記載の方法。
- 前記微細藻類バイオマスが、水を約10〜約90重量%含む湿ったバイオマスである、請求項2に記載の方法。
- 微細藻類バイオマスから脂質含有物及び炭水化物含有物を抽出する方法であって、下記工程:
(i)前記微細藻類バイオマスを含む水性混合物を提供する工程、
(ii)前記水性混合物のpHを7未満(pH<7)に調整する工程、
(iii)前記微細藻類バイオマスを含む水性混合物を加熱する工程、及び、
(iv)前記バイオマスから前記脂質含有物と前記炭水化物含有物を分離する工程、
を備える、微細藻類バイオマスから脂質含有物及び炭水化物含有物を抽出する方法。 - 微細藻類バイオマスから脂質含有物及びタンパク質含有物を抽出する方法であって、下記工程:
(i)前記微細藻類バイオマスを含む水性混合物を提供する工程、
(ii)前記水性混合物のpHを7より高い値(pH>7)に調整する工程、
(iii)前記微細藻類バイオマスを含む水性混合物を加熱する工程、及び、
(iv)前記バイオマスから前記脂質含有物と前記タンパク質含有物を分離する工程、
を備える、微細藻類バイオマスから脂質含有物及びタンパク質含有物を抽出する方法。 - 微細藻類バイオマスから脂質含有物、炭水化物含有物、及びタンパク質含有物を抽出する方法であって、下記工程:
(i)前記微細藻類バイオマスを含む最初の水性混合物を提供する工程;
(ii)前記最初の水性混合物のpHを7未満(pH<7)に調整する工程;
(iii)前記微細藻類バイオマスを含む前記酸性の最初の水性混合物を加熱して、最初の処理混合物を提供する工程;
(iv)前記最初の処理混合物から固体及び液体を分離し、最初の固体及び炭水化物含有液体を提供する工程;
(v)前記最初の固体と水性混合物を混合して、微細藻類バイオマスを含む2番目の水性混合物を提供する工程;
(vi)前記2番目の水性混合物のpHを7より高い値(pH>7)に調整する工程;
(vii)前記微細藻類バイオマスを含む前記アルカリ性の2番目の水性混合物を加熱して、2番目の処理混合物を提供する工程;
(viii)前記2番目の処理混合物から固体及び液体を分離し、2番目の固体及びタンパク質含有液体を提供する工程;
(ix)任意で、前記2番目の固体を用いて工程(v)から(viii)を行い、3番目の固体及びさらなるタンパク質含有液体を提供する工程;
(x)前記2番目の固体又は3番目の固体と水性混合物を混合して、最終の水性混合物を提供する工程;
(xi)前記最終の水性混合物を溶媒で処理する工程;
(xii)前記最終の水性混合物から前記溶媒を分離して、脂質含有物を含む固体を提供する工程、
を備える、微細藻類バイオマスから脂質含有物及びタンパク質含有物を抽出する方法。 - 前記工程(ii)で得られる混合物のpHが約0.5から約2の範囲内である、請求項4又は6に記載の方法。
- 前記工程(ii)で得られる混合物のpHが約1である、請求項7に記載の方法。
- 前記工程(iv)で得られる混合物のpHが約11から約14の範囲内である、請求項5又は6に記載の方法。
- 前記工程(iv)で得られる混合物のpHが約13である、請求項9に記載の方法。
- 前記微細藻類バイオマスを含有する酸性又はアルカリ性の水性混合物を加熱する工程が、当該混合物をマイクロ波照射処理することで行われる、請求項4−10のいずれかに記載の方法。
- 前記加熱工程の一つ又はそれ以上が大気圧下で行われる、請求項4−11のいずれかに記載の方法。
- 前記加熱工程の一つ又はそれ以上が、大気圧よりも高い圧力下で行われる、請求項4−11のいずれかに記載の方法。
- 請求項1−13のいずれかに記載の方法によって製造される産物。
- 請求項1、請求項4、請求項5、又は請求項6のいずれかに記載された方法、及び、前記実施例に実質的に説明された方法。
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