JP2014529946A - Cell_fachにおけるセル内のhs−dpcchでのdlトリガーcqiフィードバックのサポート - Google Patents

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Abstract

高速アップリンクチャネルを開始し、運用するための装置および方法が記述される。ユーザ機器が、ノードBから、フィードバック応答をトリガーする指令を受信することができる。ユーザ機器は、指令を受信するのに応答して、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)手順を実行することができ、衝突解決手順も開始することができる。ユーザ機器は、衝突解決を達成する前に高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH)上でユーザ機器の現在のチャネル品質インジケータ(CQI)を送信することができる。

Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、2011年8月15日に出願の「Supporting DL Triggered HS-DPCCH in a cell in CELL_FACH」と題する仮特許出願第61/523,774号、2011年11月7日に出願の「Supporting DL Triggered HS-DPCCH in a cell in CELL_FACH」と題する仮特許出願第61/556,662号、および2012年5月11日に出願の「Supporting DL Triggered HS-DPCCH in a cell in CELL_FACH」と題する仮特許出願第61/646,150号に対する優先権を主張し、それらの全ては本明細書の譲受人に譲渡され、かつ本明細書に参照により明確に組み込まれる。
電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送などの様々な通信サービスを提供するために、ワイヤレス通信ネットワークが広範囲に展開されている。そのようなネットワークは、通常、多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザ向けの通信をサポートする。そのようなネットワークの一例は、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)モバイルフォン技術である、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)の一部として定義される無線アクセスネットワーク(RAN)である。UMTSは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))技術の後継であり、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))、時分割符号分割多元接続(TD-CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの様々なエアインターフェース規格を現在サポートしている。UMTSは、関連するUMTSネットワークのデータ転送の速度および容量を向上させる高速パケットアクセス(HSPA)のような拡張3Gデータ通信プロトコルもサポートする。
モバイルブロードバンドアクセスに対する要望が増し続けるにつれて、研究開発は、モバイルブロードバンドアクセスに対する高まる要望を満たすためだけでなく、モバイル通信によるユーザ経験を進化させ拡張させるためにも、UMTS技術を進化させ続けている。
本発明のこれらの態様および他の態様は、以下の発明を実施するための形態を検討することによってより完全に理解されるだろう。
いくつかの態様によれば、本明細書において、高速アップリンクチャネルを開始する方法が記述される。その方法は、ユーザ機器において、高速共用制御チャネル(HS-SCCH)上で指令を受信することを含むことができる。その指令を受信するのに応答して、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)手順を実行することができる。指令を受信するのに応答して、衝突解決手順が実行される場合もある。衝突解決手順から生じる衝突解決を達成する前に、高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH)上で、ユーザ機器の現在のチャネル品質インジケータ(CQI)が送信される場合がある。
いくつかの態様によれば、本明細書において、高速アップリンクチャネルを開始するためのコンピュータプログラム製品が記述される。そのコンピュータプログラム製品は、ユーザ機器におけるコンピュータにHS-SCCH上で指令を受信させるように動作可能な少なくとも1つの命令を含むコンピュータ可読媒体を含むことができる。コンピュータ可読媒体は、指令を受信するのに応答して、コンピュータにPRACH手順を実行させるように動作可能な少なくとも1つの命令と、衝突解決手順から衝突解決結果を達成する前に、コンピュータに、ユーザ機器の現在のCQIをHS-DPCCH上で送信させるように動作可能な少なくとも1つの命令とを含むこともできる。
いくつかの態様によれば、本明細書において、高速アップリンクチャネルを開始するユーザ機器装置が記述される。そのユーザ機器装置は、HHS-SCCH上で指令を受信するための手段と、指令を受信するのに応答して、PRACH手順を実行するための手段と、指令の受信に応答して衝突解決手順を実行するための手段と、衝突解決手順からの衝突解決結果を達成する前に、HS-DPCCH上でユーザ機器の現在のCQIを送信するための手段とを含むことができる。
いくつかの態様によれば、本明細書において、高速アップリンクチャネルを開始するユーザ機器装置が記述され、その装置は、HHS-SCCH上で指令を受信するための受信機と、指令を受信するのに応答して、PRACH手順および衝突解決手順を実行するためのプロセッサと、衝突解決手順からの衝突解決結果を達成する前に、HHS-DPCCH上でユーザ機器の現在のCQIを送信するための送信機とを含む。
いくつかの態様によれば、本明細書において、高速アップリンクチャネルを運用するための方法が記述される。その方法は、ユーザ機器において、ノードBからHS-SCCH上で指令を受信することを含むことができる。その指令は、アップリンク送信を開始するインジケータを含むことができる。その指令に応答して、ノードBに対して既知の時間を有するタイマが始動される場合がある。その指令に応答して、HHS-DPSCC上で、ユーザ機器の現在のCQIが送信される場合がある。タイマの満了の判断を行うことができ、タイマの満了に応答して、HS-DPCCH上での送信が中止される場合がある。
いくつかの態様によれば、本明細書において、高速アップリンクチャネルを運用するためのコンピュータプログラム製品が記述される。そのコンピュータプログラム製品は、ユーザ機器におけるコンピュータに、HHS-SCCH上でノードBから指令を受信させるように動作可能な少なくとも1つの命令を含むコンピュータ可読媒体を含むことができる。その指令は、アップリンク送信を開始するインジケータを含むことができる。コンピュータにノードBに対して既知の時間を有するタイマを始動させるように動作可能な少なくとも1つの命令が含まれる場合もある。コンピュータ可読媒体は、指令に応答して、コンピュータに、HS-DPCCH上でユーザ機器の現在のCQIを送信させるように動作可能な少なくとも1つの命令をさらに含むことができる。タイマの満了の判断を行うことができ、タイマの満了に応答して、HS-DPCCH上での送信が中止される場合がある。
いくつかの態様によれば、本明細書において、ユーザ機器装置が記述され、その装置は、ユーザ機器において、HHS-SCCH上でノードBから指令を受信するための手段であって、その指令はアップリンク送信を開始するインジケータを含む、手段と、指令を復号化するのに応答して、ノードBに対して既知の時間を有するタイマを始動するための手段と、指令に応答して、HHS-DPCCH上でユーザ機器の現在のCQIを送信するための手段と、タイマの満了を判断するための手段と、タイマの満了に応答して、HS-DPCCH上の送信を中止するための手段とを含む。
いくつかの態様によれば、本明細書において、高速アップリンクチャネルを運用するためのユーザ機器装置が記述される。そのユーザ機器は、ユーザ機器において、高速共用制御チャネル(HS-SCCH)上でノードBから指令を受信するための受信機であって、その指令はアップリンク送信を開始するインジケータを含む、受信機と、指令を復号化するのに応答して、ノードBに対して既知の時間を有するタイマを始動するためのプロセッサと、指令に応答して、高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH)上でユーザ機器の現在のチャネル品質インジケータ(CQI)を送信するための送信機とを含むことができる。そのプロセッサは、タイマの満了を判断し、タイマの満了に応答して、HS-DPCCH上での送信する中止するようにさらに構成される。
いくつかの態様による、ワイヤレス通信システムのブロック図である。 いくつかの態様による、高速アップリンクチャネルを開始するための方法を示す流れ図である。 いくつかの態様による、高速アップリンクチャネルを運用するための方法を示す流れ図である。 いくつかの態様による、フィードバック情報送信を示すタイミング図である。 いくつかの態様による、HS-DPCCHを解放するための例示的なタイミング図である。 処理システムを採用する装置のハードウェア実施態様の一例を示すブロック図である。 遠隔通信システムの一例を概念的に示すブロック図である。 アクセスネットワークの一例を示す概念図である。 遠隔通信システムにおいてUEと通信しているノードBの一例を概念的に示すブロック図である。
添付の図面に関する下記の発明を実施するための形態は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明される概念が実践され得る唯一の構成を表すように意図されているわけではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかし、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避する目的で、周知の構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
本明細書において、高速アップリンクチャネルを開始し、運用するための方法および装置が記述される。いくつかの態様では、アップリンク送信は、ダウンリンク通信によってトリガーされる場合がある。そのトリガーを用いて、ユーザ機器(UE)からのチャネル品質インジケータ(CQI)のようなフィードバックをトリガーすることができる。UEは、衝突解決を達成する前にCQIを送信することができ、それにより、効率を改善することができる。さらに、その使用の完了時に、UEによって高速専用物理制御チャネルが解放される場合がある。
図1は、開示される態様の1つまたは複数が実施され得るワイヤレス通信システム100を示す。ワイヤレス通信システム100は、1つまたは複数の通信リンク120を介して、ノードB 130のような1つまたは複数のノードBと通信する、UE110のような1つまたは複数のユーザ機器(UE)を含むことができる。UE110は、アップリンク122を介して、ノードB 130にデータを送信するように構成することができ、ノードB 120は、ダウンリンク124を介して、UE110にデータを送信するように構成することができる。
ノードB 130はUE110にアップリンク応答をトリガーするメッセージを送信するように構成されるフィードバックトリガーモジュール132を含むことができる。たとえば、そのメッセージは、高速共用制御チャネル(HS-SCCH)のような共用制御チャネル上で与えられる指令とすることができる。その指令は、たとえば、UEに対する構成情報を含むメッセージとすることができる。その指令は、いくつかの態様では、共通の拡張アップリンク専用チャネル(E-DCH)リソースインデックスを含むことができる。いくつかの態様では、その指令は、アップリンク送信を開始するインジケータを含むことができる。他の態様では、その指令は、アクセスチャネルシグネチャ識別子および/またはシグネチャ-リソースマッピング識別子を含むことができる。UE110は、アップリンク応答を送信するためのアップリンクチャネルを獲得するためにその指令に含まれる情報を使用することができる。
UE110は、フィードバック処理構成要素112を含むことができ、フィードバック処理構成要素は、他の構成要素とともに、指令処理モジュール114と、フィードバック処理モジュール116と、タイミングモジュール118とを含むことができる。指令処理モジュール114は、ノードB 130から指令を受信し、受信された指令を処理して、UE110からのアップリンク応答をトリガーするように構成することができる。たとえば、いくつかの態様では、指令処理モジュール114は、指令を受信するのに応答して、識別子を有するパケットを送信するように構成することができ、その識別子は、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)手順を実行する他のUEとノードB 130において混同するのを避けるために与えられる。いくつかの態様では、その識別子は、UEに関連付けられるE-DCH無線ネットワーク一時識別子(E-TNTI)を含むことができる。E-RNTIを送信することによって、UE110とHS-DSCH RNTI(H-RNTI)と関連付けるようにノードBをトリガーすることができる。指令処理モジュール114は、MAC-i-header内でE-RNTIとともに、スケジューリング情報(SI) RNTIを送信することもできる。いくつかの態様では、指令処理モジュール114は、UE110が送信するデータを有しない場合であっても、1つまたは複数の識別子を送信するように構成することができる。
いくつかの態様では、ノードB 130からの指令がアクセスチャネルシグネチャ識別子およびシグネチャ-リソースマッピング識別子を含む場合、指令処理モジュール114は、PPRACH識別子を受信するように構成することができ、シグネチャ-リソースマッピング識別子を用いて、PPRACHシグネチャ識別子を1つまたは複数のデフォルトアップリンクリソースにマッピングすることができる。指令処理モジュール114は、獲得インジケータチャネル上でACKまたはNAKを受信し、処理するように構成することもできる。
フィードバック処理モジュール116は、ノードB 130にアップリンク応答を与えるように構成することができる。たとえば、フィードバック処理モジュール116は、ノードB 130にチャネル品質インジケータ(CQI)データを与えるように構成することができる。フィードバック処理モジュール116は、UE110によって受信された1つまたは複数の信号の1つまたは複数のリソースを解析し、そのような信号/リソースに関連する干渉、パケット損失、散乱または雑音データを判断し、そのようなデータをCQIデータとしてノードB 130に与えるように構成することができる。フィードバック処理モジュール116は、衝突解決が達成される前に、CQIデータおよび/または他のデータを送信するように構成することができる。たとえば、フィードバック処理モジュール116は、PRACH手順の完了時にCQIデータおよび/または他のデータを送信するように構成することができる。
図1に示されるように、いくつかの態様によれば、UE110は、タイミングモジュール118も含むことができる。HS-DPCCH送信は、明示的に、または暗黙的に終了される場合がある。たとえば、ノードBは、明示的解放を(たとえば、E-DCH-絶対許可チャネル(E-AGCH)を介して)送信することによって、任意の時点においてアップリンクリソースを明示的に解放することができる。ノードBからアップリンクリソース命令の明示的解放を受信した後に、タイミングモジュール118によって、UEに、その不連続受信(DRX)サイクルにおいて直ちにオフ周期に入らせることができる。1つまたは複数のタイマを用いて、HS-DPCCH上でダウンリンクトリガーの送信の終了をトリガーすることもできる。
タイミングモジュール118は、指令を復号化するのに応答して、ノードBに対して既知の時間に設定された第1のタイマを始動するように構成することができる。いくつかの態様では、タイマは、指令を復号化する際に、アップリンクDPCCHの開始時にまたはHS-DPCCH送信時に始動される場合がある。いくつかの態様では、タイミングモジュール118は、タイマの動作中に、任意のMAC PDUが受信される場合には、または全E-DCHバッファ状態(TEBS)が0に等しくない場合には、第1のタイマをリセットするように構成することができる。第1のタイマが満了すると、TEBSがノードB MACに報告される場合があり、非活動タイマ(本明細書において、T321と呼ばれる)が始動される場合があり、アップリンク送信が中止される場合がある。
図2は、高速アップリンクチャネルを開始するための方法200を示す。いくつかの態様では、方法200は、UE110によって実行される場合がある。202において示されるように、UEがノードBからHS-SCCH上で指令を受信することができる。その指令は、フィードバック情報を与えるようにUE110をトリガーすることができる。いくつかの態様では、その指令は、拡張アップリンク専用チャネル(E-DCH)リソースインデックスを含むことができる。いくつかの態様では、その指令は開始アップリンクメッセージを含むことができる。いくつかの態様では、その指令は、アクセスチャネルシグネチャおよび/またはシグネチャ-リソースマッピング識別子を含むことができる。204に図示されるように、UEは、指令を受信するのに応答して、PRACH手順を実行することができる。206に図示されるように、いくつかの態様では、UEは、指令の受信時に衝突解決手順を開始することもできる。たとえば、指令がE-DCHリソースインデックスを含まないとき、UEは衝突解決を実行するように構成される場合がある。いくつかの態様では、指令がE-DCHリソースインデックスを含むとき、衝突解決をスキップすることができる。208において示されるように、UE110は、衝突解決を達成する前に、HS-DPCCH上でUEのCQIデータを送信することができる。いくつかの態様では、204において始まるPRACH手順の完了時に、CQIデータが送信される場合がある。
図3は、高速アップリンクチャネルを運用するための方法300を示す。いくつかの態様では、方法300は、UE110によって実行される場合がある。302において示されるように、UEは、HS-SCCH上で、アップリンク送信を開始するインジケータを含む指令を受信することができる。304において示されるように、UEは、指令を復号化するのに応答して、ノードBに対して既知の時間を有するタイマを始動することができる。306において示されるように、UEは、指令に応答して、HS-DPCCH上でUEの現在のCQIを送信することができる。タイマが満了したと判断すると、UEは、308において示されるように、HS-DPCCH上の送信を中止することができる。
図4は、PRACH手順およびCQI送信を実行するために、UEが実行することができるステップを示すタイミング図である。402において示されるように、UEは、トリガーチャネル上で構成情報を受信することができる。たとえば、UEは、HS-SCCH上で、HS-SCCH指令のような指令を受信することができる。UEは、404において示されるように、PRACH手順を開始し、実行する。UEは、406において示されるように、アクセススロットを待つことができ、アクセススロットが利用可能になるとき、408において示されるように、プリアンブル送信周期中にPRACH上でPRACHプリアンブルを送信し始めることができる。この例では4つのプリアンブルのような、所定の数のプリアンブル後に、UEはノードBからプリアンブルの確認応答を待つことができる。
412において示されるように、UEは、獲得インジケータチャネル(AICH)上で、ノードBから獲得インジケータを受信することができ、そのインジケータはプリアンブルの確認応答としての役割を果たすことができる。414において示されるように、UEはDPCCHを送信する待機周期を開始する。416において示されるように、これに、強制的なDPCCH専用送信周期が続く。DPCCH専用送信周期中に、E-DCHバックオフ周期が生じる場合がある。DPCCH専用周期の完了時に、UEはHS-DPCCH上でCQIを送信することができる。いくつかの態様によれば、トリガーチャネル(たとえば、HS-SCCHチャネル)上でUEが受信した構成情報は、共通のE-DCHリソースを指示する場合がある。この場合、衝突解決を回避することができ、UEは、418において、HS-DPCCHを介してCQIを送信することができる。いくつかの態様では、トリガーチャネルは、共通のE-DCHリソースを指示しない場合がある。この場合、UEは衝突解決を実行することができる。しかしながら、いくつかの態様によれば、UEは、420において示される衝突解決の終了前に、418において依然としてCQIを送信することができる。
図5は、HS-DPCCHの暗黙的解放のための3つの使用事例を示す。第1の例510では、UEは、512においてHS-DPCCHを送信し始めるトリガーを受信する。たとえば、ノードBがUEのためのダウンリンクデータを有するとき、ノードBはUEにHS-DPCCHの送信を開始するトリガーを送信することができる。その後、UEは、514において示されるように、タイマTbを始動することができる。いくつかの態様では、UEは、代替的には、516において示される、DPCCHの開始時にタイマTbを始動することができるか、または518において示される、HS-DPCCHの開始時にタイマを始動することができる。図示される例では、520に示されるように、いかなるMAC PDUも受信することなく、タイマTbが満了し、タイマTbの満了に応答して、UEは、520において、HS-DPCCH終了する。その後、UEは非活動タイマT321を始動することができる。非活動タイマT321の満了時に、UEは522において示されるように、DRXに入る。
第2の例540では、UEは、542において、HS-DPCCHの送信を開始するためのトリガーを受信する。その後、UEは、544において示されるように、タイマTbを始動することができる。いくつかの態様では、UEは、代替的には、546において示される、DPCCHの開始時にタイマを始動することができるか、または548において示される、HS-DPCCHの開始時にタイマを始動することができる。550において、UEは、DL HS-PDSCHデータを受信し、それにより、UEはタイマをリセットする。552においてタイマTbが満了し、それに応答して、UEはHS-DPCCHを終了し、非活動タイマT321を始動する。タイマT321の満了時に、UEは、554において示されるように、DRXに入る。
第3の例560では、UEは、562においてHS-DPCCHの送信を開始するためのトリガーを受信する。その後、UEは、564において示されるように、タイマTbを始動することができる。いくつかの態様では、タイマTbは、代替的には、566において示される、DPCCHの開始時に始動される場合があるか、または568において示される、HS-DPCCHの開始時に始動される場合がある。UEは、570においてDデータを受信し、それにより、572において示されるように、UEは初めてタイマTbをリセットする。574において示されるように、UEはULデータ(すなわち、UEによってノードBに送信されることになるデータ)を受信し、それにより、576に示されるように、タイマTbは再びリセットされる。578においてタイマTbが満了し、UEは非活動タイマT321を始動する。タイマTbの満了時に、578において、UEはHS-DPCCHを中止する。580に示されるように、UEはDRXに入る。
図6は、処理システム614を採用する装置600のためのハードウェア実施態様の一例を示す概念図であり、処理システムは、UE110(図1)の場合、またはノードB 130(図1)の場合のように、本明細書において記述される機能のうちの1つまたは複数を実行する構成要素によって特別に構成され、および/または本明細書において記述される機能のうちの1つまたは複数を実行する命令によってプログラムされる。この例では、処理システム614は、バス602によって全般的に表されるバスアーキテクチャで実装され得る。バス602は、処理システム614の具体的な用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含み得る。バス602は、プロセッサ604によって概略的に表される1つまたは複数のプロセッサ、およびコンピュータ可読媒体606によって概略的に表されるコンピュータ可読媒体を含む様々な回路一緒にリンクさせる。バス602は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクさせることもでき、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース608は、バス602とトランシーバ610との間にインターフェースを提供する。トランシーバ610は、送信媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する。装置の性質に応じて、ユーザインターフェース612(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティックなど)が設けられてもよい。
プロセッサ604は、バス602の管理、およびコンピュータ可読媒体606上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理を受け持つ。ソフトウェアは、プロセッサ604によって実行されると、任意の特定の装置の以下で説明される様々な機能を処理システム614に実行させる。コンピュータ可読媒体606は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ604によって操作されるデータを記憶するために使用されてもよい。コンピュータ可読媒体606は、たとえば、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、光ディスク、不揮発性RAM(たとえば、フラッシュメモリ)、磁気記憶装置等の、たとえば、揮発性または不揮発性記憶装置とすることができる。
コンピュータ可読媒体606は、ノードB 130のためのフィードバックトリガーモジュール132またはUE110(図1)のためのフィードバック処理構成要素112を記憶することができる。
本開示全体にわたって提示される様々な概念は、広範な遠隔通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る。限定されるものではないが、例として、図7に示される本開示の態様は、WCDMA(登録商標)エアインターフェースを使用するUMTSシステム700を参照して提示される。UMTSネットワークは、互いにやりとりする3つの領域:コアネットワーク(CN)704、UUMTS陸上無線アクセスネットワーク(UUTRAN)702およびユーザ機器(UE)710を含み、ユーザ機器は、図1の装置110とすることができるか、または図6の処理システム614を含むことができる。この例では、UTRAN702は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送、および/または他のサービスを含む様々なワイヤレスサービスを提供する。UTRAN702は、無線ネットワークコントローラ(RNC)706などのそれぞれのRNCによって各々制御される、無線ネットワークサブシステム(RNS)707などの複数のRNSを含み得る。ここで、UTRAN702は、本明細書で説明するRNC706およびRNS707に加えて、任意の数のRNC806およびRNS807を含むことができる。RNC706は、とりわけ、RNS707内の無線リソースを割り当て、再構成し、解放することを受け持つ装置である。RNC706は、任意の適切なトランスポートネットワークを使用して、直接の物理接続、仮想ネットワークなど様々なタイプのインターフェースを介して、UTRAN702中の他のRNC(図示せず)に相互接続され得る。
UE710とノードB 708との間の通信は、物理(PHY)層および媒体アクセス制御(MAC)層を含むものと見なされ得る。さらに、それぞれのノードB 708によるUE710とRNC706との間の通信は、無線リソース制御(RRC)層を含むものと見なされ得る。本明細書では、PHY層は、レイヤ1と見なされ、MAC層は、レイヤ2と見なされ、RRC層は、レイヤ3と見なされ得る。以下、情報は、参照により本明細書に組み込まれるRadio Resource Control(RRC) Protocol Specification、3GPP TS 25.331 v9.1.0に導入されている用語を利用する。
SRNS707によってカバーされる地理的領域は、いくつかのセルに分けることができ、無線トランシーバ装置が各セルにサービスする。無線トランシーバ装置は、通常、UMTS用途ではノードBと呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS)、送受信基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。明快にするために、各RNS707に3つのノードB 708が示されているが、RNS707は、任意の数のワイヤレスノードBを含んでもよい。ノードB 708は、ワイヤレスアクセスポイントを任意の数のモバイル装置のためのコアネットワーク(CN)704に提供する。モバイル装置の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の類似の機能デバイスなどがある。モバイル装置は、通常、UMTS用途ではユーザ機器(UE)と呼ばれるが、当業者によって、移動局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末(AT)、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。UMTSシステムでは、UE710は、ネットワークへのユーザの加入情報を含む汎用加入者識別モジュール(USIM)711をさらに含み得る。説明のために、1つのUE710がいくつかのノードB 708と通信しているように示される。順方向リンクとも呼ばれるダウンリンク(DL)は、ノードB 708からUE710への通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるアップリンク(UL)は、UE710からノードB 708への通信リンクを指す。
コアネットワーク704は、UTRAN702のような1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースをとる。図示のように、コアネットワーク704は、GSM(登録商標)コアネットワークである。しかしながら、当業者が認識するように、GSM(登録商標)ネットワーク以外のタイプのコアネットワークへのアクセスをUEに提供するために、本開示全体にわたって提示される様々な概念を、RANまたは他の適切なアクセスネットワークにおいて実装することができる。
コアネットワーク704は、回線交換(CS)領域およびパケット交換(PS)領域を含む。回線交換要素のいくつかは、モバイルサービス交換センタ(MSC)、ビジターロケーションレジスタ(VLR)、およびゲートウェイMSCである。パケット交換要素は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)、およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)を含む。EIR、HLR、VLR、およびAuCのようないくつかのネットワーク要素は、回線交換領域とパケット交換領域の両方によって共有され得る。図示の例では、コアネットワーク704は、MSC712およびGMSC714によって回線交換サービスをサポートする。いくつかの用途では、GMSC714は、メディアゲートウェイ(MGW)とも呼ばれ得る。RNC706のような1つまたは複数のRNCが、MSC712に接続され得る。MSC712は、呼設定、呼ルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC712は、UEがMSC712のカバレージエリア内にある間、加入者関連の情報を格納する、ビジターロケーションレジスタ(VLR)も含む。GMSC714は、UEが回線交換ネットワーク716にアクセスするためのゲートウェイを、MSC712を通じて提供する。コアネットワーク704は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映するデータのような加入者データを格納する、ホームロケーションレジスタ(HLR)715を含む。HLRは、加入者に固有の認証データを格納する、認証センタ(AuC)とも関連付けられている。特定のUEについて、呼が受信されると、GMSC714は、UEの位置を決定するためにHLR715に問い合わせ、その位置でサービスする特定のMSCに呼を転送する。
コアネットワーク704はまた、サービングGPRSサポートノード(SGSN)718およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)720によって、パケットデータサービスをサポートする。汎用パケット無線サービスを表すGPRSは、標準の回線交換データサービスで可能なものより速い速度でパケットデータサービスを提供するよう設計されている。GGSN720は、パケットベースネットワーク722へのUTRAN702の接続を提供する。パケットベースネットワーク722は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または何らかの他の適切なパケットベースネットワークであってもよい。GGSN720の主要機能は、UE710にパケットベースネットワーク接続を提供することである。データパケットは、MSC712が回線交換領域において実行するのと同じ機能をパケットベース領域において主に実行するSGSN718を介して、GGSN720とUE710との間で転送され得る。
UMTSエアインターフェースは、スペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS-CDMA)システムである。スペクトラム拡散DS-CDMAは、チップと呼ばれる一連の疑似ランダムビットとの乗算によって、ユーザデータを拡散させる。UMTSのWCDMA(登録商標)エアインターフェースは、そのような直接シーケンススペクトラム拡散技術に基づいており、さらに周波数分割複信(FDD)を必要とする。FDDは、ノードB 708とUE710との間のアップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)に異なるキャリア周波数を使用する。DS-CDMAを利用し、時分割複信を使用するUMTSの別のエアインターフェースは、TD-SCDMAエアインターフェースである。本明細書で説明する様々な例は、WCDMA(登録商標)エアインターフェースを指し得るが、基礎をなす原理はTD-SCDMAエアインターフェースに等しく適用可能であることを当業者であれば認識されよう。
図8を参照すると、UTRANアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク800が示されている。多元接続ワイヤレス通信システムは、セル802、804、および806を含む複数のセルラー領域(セル)を含み、セルの各々は、1つまたは複数のセクタを含み得る。複数のセクタはアンテナのグループによって形成されてよく、各々のアンテナがセルの一部にあるUEとの通信を担う。たとえば、セル802において、アンテナグループ812、814、および816は、各々異なるセクタに対応し得る。セル804において、アンテナグループ818、820、および822は、各々異なるセクタに対応する。セル806において、アンテナグループ824、826、および828は、各々異なるセクタに対応する。セル802、804、および806は、各セル802、804、または806の1つまたは複数のセクタと通信していてもよい、いくつかのワイヤレス通信デバイス、たとえばユーザ機器またはUEを含み得る。たとえば、UEのうちの1つまたは複数は、図1の装置110とすることができるか、または図6の処理システム614を採用することができる。たとえば、UE830および832は、ノードB 842と通信していてもよく、UE834および836は、ノードB 844と通信していてもよく、UE838および840は、ノードB 846と通信していてもよい。ここで、各ノードB 842、844、846は、それぞれのセル802、804、および806の中のすべてのUE830、832、834、836、838、840のために、コアネットワーク704(図7参照)へのアクセスポイントを提供するように構成される。
UE834がセル804における図示された位置からセル806に移動するとき、サービングセル変更(SCC)またはハンドオーバが生じて、UE834との通信が、ソースセルと呼ばれ得るセル804からターゲットセルと呼ばれ得るセル806に移行することがある。UE834において、それぞれのセルに対応するノードBにおいて、無線ネットワークコントローラ706(図7を参照)において、またはワイヤレスネットワークにおける別の適切なノードにおいて、ハンドオーバ手順の管理が生じ得る。たとえば、ソースセル804との呼の間、または任意の他の時間において、UE834は、ソースセル804の様々なパラメータ、ならびに、セル806、および802のような近隣セルの様々なパラメータを監視することができる。さらに、これらのパラメータの品質に応じて、UE834は、近隣セルの1つまたは複数との通信を保つことができる。この期間において、UE834は、UE834が同時に接続されるセルのリストであるアクティブセットを保持することができる(すなわち、ダウンリンク専用物理チャネルDPCHまたはフラクショナルダウンリンク専用物理チャネルF-DPCHを現在UE834に割り当てているUTRAセルが、アクティブセットを構成し得る)。
アクセスネットワーク300によって採用される変調方式および多元接続方式は、展開されている特定の遠隔通信規格に応じて異なり得る。例として、規格は、Evolution-Data Optimized(EV-DO)またはUltra Mobile Broadband(UMB)を含み得る。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを採用して移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。規格は代替的に、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変形態を採用するUniversal Terrestrial Radio Access(UTRA)、TDMAを採用するGlobal System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを採用するEvolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、およびFlash-OFDMであり得る。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE Advanced、およびGSM(登録商標)は、3GPP団体による文書に記述されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体による文書に記述されている。実際の採用されるワイヤレス通信規格、多元接続技術は、具体的な用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
図9は、UE950と通信しているノードB 910のブロック図であり、ノードB 910は図7のノードB 708とすることができ、UE950は、図7のUE710とすることができるか、または図1の装置110とすることができ、および/または図6の処理システム614を採用することができる。ダウンリンク通信では、送信プロセッサ920は、データ源912からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ940から制御信号を受信することができる。送信プロセッサ920は、参照信号(たとえばパイロット信号)とともに、データ信号および制御信号のための様々な信号処理機能を提供する。たとえば、送信プロセッサ920は、誤り検出のための巡回冗長検査(CRC)コード、順方向誤り訂正(FEC)を円滑にするための符号化およびインターリービング、様々な変調方式(たとえば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、M-位相偏移変調(M-PSK)、M-直角位相振幅変調(M-QAM)など)に基づいた信号配列へのマッピング、直交可変拡散率(OVSF)による拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングコードとの乗算を、提供することができる。送信プロセッサ920のための、符号化方式、変調方式、拡散方式および/またはスクランブリング方式を決定するために、チャネルプロセッサ944からのチャネル推定が、コントローラ/プロセッサ940によって使われ得る。これらのチャネル推定は、UE950によって送信される参照信号から、またはUE950からのフィードバックから、導出され得る。送信プロセッサ920によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ1030に与えられる。送信フレームプロセッサ930は、コントローラ/プロセッサ940からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこれらフレームは送信機932に与えられ、送信機932は、アンテナ934を通じたワイヤレス媒体によるダウンリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。アンテナ934は、たとえば、ビームステアリング双方向適応アンテナアレイまたは他の同様のビーム技術を含む、1つまたは複数のアンテナを含み得る。
UE950において、受信機954は、アンテナ952を通じてダウンリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。受信機954によって再生された情報は、受信フレームプロセッサ960に与えられ、受信フレームプロセッサ960は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ994に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ970に提供する。受信プロセッサ970は次いで、ノードB 910中の送信プロセッサ920によって実行される処理の逆を実行する。より具体的には、受信プロセッサ970は、シンボルを逆スクランブルおよび逆拡散し、次いで変調方式に基づいて、ノードB 910によって送信された、最も可能性の高い信号コンスタレーション点を求める。これらの軟判定は、チャネルプロセッサ994によって計算されるチャネル推定に基づき得る。そして軟判定は、データ信号、制御信号、および参照信号を回復するために、復号されてデインターリーブされる。そして、フレームの復号が成功したかどうか判定するために、CRCコードがチェックされる。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータがデータシンク972に与えられ、データシンク972は、UE950および/または様々なユーザインターフェース(たとえばディスプレイ)において実行されているアプリケーションを表す。復号に成功したフレームが搬送する制御信号は、コントローラ/プロセッサ990に与えられる。受信プロセッサ970によるフレームの復号が失敗すると、コントローラ/プロセッサ1090は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
アップリンクでは、データ源978からのデータおよびコントローラ/プロセッサ990からの制御信号が、送信プロセッサ980に与えられる。データ源978は、UE950で実行されているアプリケーションおよび様々なユーザインターフェース(たとえばキーボード)を表し得る。ノードB 910によるダウンリンク送信に関して説明される機能と同様に、送信プロセッサ980は、CRCコード、FECを容易にするための符号化およびインターリービング、信号配列へのマッピング、OVSFによる拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングを含む、様々な信号処理機能を提供する。ノードB 910によって送信される参照信号から、または、ノードB 910によって送信されるミッドアンブル中に含まれるフィードバックから、チャネルプロセッサ994によって導出されるチャネル推定が、適切な符号化方式、変調方式、拡散方式、および/またはスクランブリング方式を選択するために、使われ得る。送信プロセッサ980によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ982に与えられることになる。送信フレームプロセッサ982は、コントローラ/プロセッサ990からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこのフレームは送信機956に与えられ、送信機956は、アンテナ952を通じたワイヤレス媒体によるアップリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。
アップリンク送信は、UE950において受信機機能に関して説明されたのと同様の方式で、ノードB 910において処理される。受信機935は、アンテナ934を通じてアップリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。受信機935によって再生された情報は、受信フレームプロセッサ936に与えられ、受信フレームプロセッサ936は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ944に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ938に提供する。受信プロセッサ938は、UE1050中の送信プロセッサ980によって実行される処理の逆を実行する。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータ信号および制御信号が、データシンク939およびコントローラ/プロセッサにそれぞれ与えられ得る。フレームの一部が、受信プロセッサによる復号に失敗すると、コントローラ/プロセッサ940は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
コントローラ/プロセッサ940および990は、それぞれノードB 910およびUE950における動作を指示するために使われ得る。たとえば、コントローラ/プロセッサ940および990は、タイミング、周辺インターフェース、電圧調整、電力管理、および他の制御機能を含む、様々な機能を提供することができる。メモリ942および992のコンピュータ可読媒体は、それぞれ、ノードB 910およびUE950のためのデータおよびソフトウェアを記憶することができる。ノードB 910におけるスケジューラ/プロセッサ946は、リソースをUEに割り当て、UEのダウンリンク送信および/またはアップリンク送信をスケジューリングするために、使われ得る。
本出願で使用される場合、「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」などの用語は、限定はしないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを含むものとする。たとえば、コンポーネントは、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであり得るが、これらに限定されない。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスの両方が、コンポーネントであり得る。1つまたは複数のコンポーネントはプロセスおよび/または実行スレッド内に常駐することができ、1つのコンポーネントは1つのコンピュータ上に局在化され、かつ/または2つ以上のコンピュータ間に分散される場合がある。加えて、これらのコンポーネントは、そこに記憶された様々なデータ構造を有する様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらのコンポーネントは、信号により、ローカルシステム、分散システム内の別のコンポーネントと対話し、かつ/またはインターネットなどのネットワークを介して他のシステムと対話する1つのコンポーネントからのデータなどの、1つまたは複数のデータパケットを有する信号などにより、ローカルプロセスおよび/またはリモートプロセスによって通信することができる。
WCDMA(登録商標)システムを参照して、遠隔通信システムのいくつかの態様を提示してきた。当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって説明される様々な態様は、他の遠隔通信システム、ネットワークアーキテクチャおよび通信規格に拡張され得る。
例として、様々な態様は、他のUMTSシステム、たとえばTD-SCDMA、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、高速パケットアクセスプラス(HSPA+)およびTD-CDMAに拡張され得る。様々な態様はまた、Long Term Evolution(LTE)(FDD、TDD、またはこれら両方のモードによる)、LTE-Advanced(LTE-A)(FDD、TDD、またはこれら両方のモードによる)、CDMA2000、Evolution-Data Optimized(EV-DO)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Ultra-Wideband(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の適切なシステムを採用するシステムに拡張され得る。採用される実際の遠隔通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、具体的な用途およびシステム全体に課される設計制約に依存することになる。
本開示の様々な態様によれば、要素または要素の一部分または要素の組合せを、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」で実装できる。プロセッサの例として、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理回路、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実施するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。ソフトウェアはコンピュータ可読媒体上に常駐し得る。コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体であってよい。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フレキシブルディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多目的ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、取り外し可能ディスク、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。また、コンピュータ可読媒体は、例として、搬送波、伝送路、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を送信するための任意の他の適切な媒体も含み得る。コンピュータ可読媒体は、処理システムの中に存在してもよく、
処理システムの外に存在してもよく、または処理システムを含む複数のエンティティにわたって分散してもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品として具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料内のコンピュータ可読媒体を含み得る。当業者は、具体的な用途およびシステム全体に課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって提示される説明する機能を最善の形で実装する方法を認識するだろう。
開示した方法におけるステップの特定の順序または階層は例示的な処理を示していることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、方法におけるステップの特定の順序または階層は再構成可能であることが理解される。添付の方法クレームは、サンプル的順序で様々なステップの要素を提示しており、クレーム内で明記していない限り、提示した特定の順序または階層に限定されることを意味しない。
上記の説明は、本明細書で説明される様々な態様を当業者が実施できるようにするために与えられる。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は本明細書で示す態様に限定されるよう意図されているわけではなく、特許請求の範囲の文言と整合するすべての範囲を許容するように意図されており、単数の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するよう意図されている。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は「1つまたは複数の」を意味する。項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」という語句は、単一の要素を含め、それらの項目の任意の組合せを意味する。例として、「a、bまたはcのうちの少なくとも1つ」は、「a」、「b」、「c」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、「a、bおよびc」を含むことが意図されている。当業者が知っているか、後に知ることになる、本開示全体にわたって説明された様々な態様の要素と構造的かつ機能的に同等のものはすべて、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることが意図される。さらに、本明細書で開示する内容は、そのような開示が特許請求の範囲で明記されているか否かに関わりなく、公に供することは意図されていない。請求項のいかなる要素も、「のための手段」という語句を使用して要素が明記されている場合、または方法クレームで「のためのステップ」という語句を使用して要素が記載されている場合を除き、米国特許法第112条第6項の規定に基づき解釈されることはない。
100 ワイヤレス通信システム
110 ユーザ機器(UE)
112 フィードバック処理構成要素
114 指令処理モジュール
116 フィードバック処理モジュール
118 タイミングモジュール
120 通信リンク
122 アップリンク
124 ダウンリンク
130 ノードB
132 フィードバックトリガーモジュール
200 方法
300 方法
510 第1の例
540 第2の例
560 第3の例
600 装置
602 バス
604 プロセッサ
606 コンピュータ可読媒体
608 バスインターフェース
610 トランシーバ
612 ユーザインターフェース
614 処理システム
700 UMTSシステム
702 UUMTS陸上無線アクセスネットワーク(UUTRAN)
704 コアネットワーク
706 無線ネットワークコントローラ(RNC)
707 無線ネットワークサブシステム
708 ノードB
710 ユーザ機器
711 汎用加入者識別モジュール(USIM)
712 MSC
714 GMSC
715 ホームロケーションレジスタ(HLR)
716 回線交換ネットワーク
718 サービングGPRSサポートノード(SGSN)
720 ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)
722 パケットベースネットワーク
802 セル
804 セル
806 セル
812 アンテナ
814 アンテナ
816 アンテナ
818 アンテナ
820 アンテナ
822 アンテナ
824 アンテナ
826 アンテナ
828 アンテナ
830 UE
832 UE
834 UE
836 UE
838 UE
840 UE
842 ノードB
844 ノードB
846 ノードB
910 ノードB
912 データ源
920 送信プロセッサ
932 送信機
934 アンテナ
935 受信機
936 受信フレームプロセッサ
938 受信プロセッサ
939 データシンク
940 コントローラ/プロセッサ
942 メモリ
944 チャネルプロセッサ
946 スケジューラ/プロセッサ
950 UE
952 アンテナ
954 受信機
956 送信機
960 受信フレームプロセッサ
970 受信プロセッサ
972 データシンク
978 データ源
980 送信プロセッサ
982 送信フレームプロセッサ
990 コントローラ/プロセッサ
992 メモリ
994 チャネルプロセッサ
1030 送信フレームプロセッサ
1090 コントローラ/プロセッサ

Claims (24)

  1. 高速アップリンクチャネルを開始する方法であって、
    ユーザ機器において、高速共用制御チャネル(HS-SCCH)上で指令を受信するステップと、
    前記指令を受信するのに応答して、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)手順を実行するステップと、
    前記指令の受信に応答して、衝突解決手順を実行するステップと、
    前記衝突解決手順からの衝突解決結果を達成する前に、高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH)上で前記ユーザ機器の現在のチャネル品質インジケータ(CQI)を送信するステップとを含む、方法。
  2. 前記指令を受信した際に、前記指令が共通の拡張アップリンク専用チャネル(E-DCH)リソースインデックスを含むことを判断するステップと、
    前記指令が共通のEーDCHリソースインデックスを含むと判断するのに応答して、前記衝突解決手順を実行するのをスキップするステップと、
    前記PRACH手順の完了時に前記CQIを送信するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記指令は開始アップリンクメッセージを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記指令を受信するのに応答して、識別子を有するパケットを送信するステップをさらに含み、前記識別子を有する前記パケットは、ノードBにおいて、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)手順を実行する別のユーザ機器と混同するのを回避するように構成される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記識別子は、前記ユーザ機器のE-DCH無線ネットワーク一時識別子(E-RNTI)を含み、前記E-RNTIを有する前記パケットを送信するステップは、前記ユーザ機器をHS-DSCH無線ネットワークトランザクション識別子(H-RNTI)に関連付けるために前記ノードBをトリガーするようにさらに構成される、請求項4に記載の方法。
  6. 前記パケットを送信するステップは、媒体アクセス(MAC)-iヘッダ内で前記E-RNTIを有するスケジューリング情報(SI)を送信するステップをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記識別子を有する前記パケットを送信するステップは、前記ユーザ機器が送信するデータを有しないときに送信するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  8. 前記ユーザ機器において、高速物理ダウンリンク共用チャネル(HS-PDSCH)上でノードBからCQIに基づく量のデータを受信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記指令は、アクセスチャネルシグネチャ識別子およびシグネチャ-リソースマッピング識別子を含み、
    前記PRACHは、前記指令を受信するのに応答して、前記アクセスチャネルシグネチャ識別子および前記シグネチャ-リソースマッピング識別子に従って実行される、請求項1に記載の方法。
  10. 前記指令は、アップリンク送信を開始するインジケータを含み、前記方法は、
    前記指令を復号化するのに応答して、ノードBに対して既知の時間を有するタイマを始動するステップと、
    前記タイマの満了を判断するステップと、
    前記タイマの前記満了に応答して、前記HD-DPCCH上での送信を中止するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記既知の時間を有する前記タイマを設定するステップをさらに含み、前記既知の時間はE-DCH送信継続バックオフ値を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記タイマの動作中に、媒体アクセスehsパケットデータユニット(MAC-ehsPDU)が受信されるとき、または全E-DCHバッファステータス(TEBS)バイトが0よりも大きいか、または小さい値を有するときに、前記タイマをリセットするステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記タイマの満了時に、
    0の値を有するTEBSバイトをMAC-iPDU内のスケジューリング情報(SI)として前記ノードBに報告するステップであって、前記MAC-iPDUは、論理チャネルごとに無線リンク制御(RLC)層に、前記MAC層にPDUが移送されないことを指示する、ステップと、
    T321タイマを開始するステップと、
    前記T321タイマの満了時に不連続受信(DRX)サイクルに入るステップとを実行するステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  14. コンピュータ可読記憶媒体であって、
    ユーザ機器におけるコンピュータに、高速共用制御チャネル(HS-SCCH)上で指令を受信させるように動作可能な少なくとも1つの命令と、
    前記指令を受信するのに応答して、前記コンピュータに、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)手順を実行させるように動作可能な少なくとも1つの命令と、
    前記指令を受信するのに応答して、前記コンピュータに、衝突解決手順を実行させるように動作可能な少なくとも1つの命令と、
    前記衝突解決手順からの衝突解決結果を達成する前に、前記コンピュータに、高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH)上で前記ユーザ機器の現在のチャネル品質インジケータ(CQI)を送信させるように動作可能な少なくとも1つの命令とを記憶する、コンピュータ可読記憶媒体。
  15. 高速アップリンクチャネルを開始するためのユーザ機器装置であって、
    高速共用制御チャネル(HS-SCCH)上で指令を受信するための手段と、
    前記指令を受信するのに応答して、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)手順を実行するための手段と、
    前記指令を受信するのに応答して、衝突解決手順を実行するための手段と、
    前記衝突解決手順からの衝突解決結果を達成する前に、高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH)上で前記ユーザ機器装置の現在のチャネル品質インジケータ(CQI)を送信するための手段とを備える、ユーザ機器装置。
  16. 高速アップリンクチャネルを開始するためのユーザ機器装置であって、
    高速共用制御チャネル(HS-SCCH)上で指令を受信するための受信機と、
    前記指令を受信するのに応答して、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)手順を実行し、かつ前記指令を受信するのに応答して、衝突解決手順を実行するためのプロセッサと、
    前記衝突解決手順からの衝突解決結果を達成する前に、高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH)上で前記ユーザ機器装置の現在のチャネル品質インジケータ(CQI)を送信するための送信機とを備える、ユーザ機器装置。
  17. 前記プロセッサは、前記指令が共通の拡張アップリンク専用チャネル(EーDCH)リソースインデックスを含むことを判断し、かつ前記指令が共通のE-DCHリソースインデックスを含むと判断するのに応答して、前記衝突解決手順を実行するのをスキップするようにさらに構成され、
    前記送信機は、前記PRACH手順の完了時に前記CQIを送信するようにさらに構成される、請求項16に記載のユーザ機器装置。
  18. 前記指令は開始アップリンクメッセージを含む、請求項16に記載のユーザ機器装置。
  19. 前記送信機は、前記指令を受信するのに応答して、識別子を有するパケットを送信するようにさらに構成され、前記識別子を有する前記パケットは、ノードBにおいて、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)手順を実行する別のユーザ機器と混同するのを回避するように構成される、請求項16に記載のユーザ機器装置。
  20. 前記識別子は、前記ユーザ機器のE-DCH無線ネットワーク一時識別子(E-RNTI)を含み、前記送信機は、前記E-RNTIを有する前記パケットを送信するように構成され、それにより、前記ユーザ機器をHS-DSCH無線ネットワークトランザクション識別子(H-RNTI)と関連付けるように前記ノードBをトリガーする、請求項19に記載のユーザ機器装置。
  21. 前記パケットを送信するステップは、媒体アクセス(MAC)-iヘッダ内で前記E-RNTIを有するスケジューリング情報(SI)を送信するステップをさらに含む、請求項20に記載のユーザ機器装置。
  22. 前記送信機は、前記ユーザ機器が送信するデータを有しないときに、前記識別子を有する前記パケットを送信するようにさらに構成される、請求項19に記載のユーザ機器装置。
  23. 前記受信機は、高速物理ダウンリンク共用チャネル(HS-PDSCH)上でノードBから前記CQIに基づく量のデータを受信するようにさらに構成される、請求項16に記載のユーザ機器装置。
  24. 前記指令は、アクセスチャネルシグネチャ識別子およびシグネチャ-リソースマッピング識別子を含み、
    前記PRACHは、前記指令を受信するのに応答して、前記アクセスチャネルシグネチャ識別子および前記シグネチャ-リソースマッピング識別子に従って実行される、請求項16に記載のユーザ機器装置。
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