JP2014528673A - ワイヤレスピアツーピアネットワークにおける分散型媒体アクセスのための方法および装置 - Google Patents

ワイヤレスピアツーピアネットワークにおける分散型媒体アクセスのための方法および装置 Download PDF

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Abstract

複数のワイヤレスデバイスから受信した信号に基づいて複数のワイヤレスデバイスの各々が関連付けられるグループを装置が決定する、装置、本装置の方法、および本装置内のコンピュータプログラムが提供される。本装置は、複数のワイヤレスデバイスの各々に関して決定されるグループに基づいて、かつ複数のワイヤレスデバイスとの干渉を低減させることに基づいて複数のグループからワイヤレス媒体にアクセスするグループを選択する。複数のグループの各々は、異なる優先順位を有する。本装置は、ワイヤレス媒体上でピアツーピア通信を使用して、選択されたグループに基づく優先順位で通信する。

Description

本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細にはワイヤレスピアツーピアネットワークにおける分散型媒体アクセスに関する。
同期式ワイヤレスピアツーピアネットワークでは、ワイヤレスリンクは、データトラフィックフェーズで送信するためにリソース媒体にアクセスできるようになるかどうかを決定するために、スロットにおける各データトラフィックフェーズの前にスケジューリングフェーズに参加する可能性がある。ワイヤレスリンクは各々、各スロットにおいてランダムであり得る、異なる優先順位を有する可能性がある。データトラフィックフェーズにおいてリソースが必要なワイヤレスリンク内のワイヤレスデバイスは、スケジューリングフェーズにおいて、媒体アクセス要求およびそれらの優先順位を送信する。リンクが、それ自体の伝送と干渉する可能性があるか、またはリンクからの伝送がより優先順位の高いリンクの伝送と干渉する可能性がある、別のより優先順位の高いリンクからの媒体アクセス要求を受信するとき、リンクは、データトラフィックフェーズにおいてリソースにアクセスすることを控える(back off from)。
上述のプロトコルは、衝突を回避するが、カスケード譲歩問題により非効率になる可能性があり、このカスケード譲歩問題では、第1のデバイスが第2のデバイスに譲歩し(すなわち、譲り)、第2のデバイス自体は第3のデバイスに譲歩し、第1のデバイスおよび第3のデバイスがデータトラフィックフェーズにおいて同時に干渉なしに送信できたであろうデータトラフィックフェーズにおいて第3のデバイスだけに送信させることになる。
したがって、カスケード譲歩問題が低減されるように、スケジューリングフェーズにおけるプロトコルを改善することが求められる。
本開示の一態様では、複数のワイヤレスデバイスから受信した信号に基づいて複数のワイヤレスデバイスの各々が関連付けられるグループを装置が決定する、装置、本装置の方法、および本装置内のコンピュータプログラムが提供される。本装置は、複数のワイヤレスデバイスの各々に関して決定されるグループに基づいて、かつ複数のワイヤレスデバイスとの干渉を低減させることに基づいて複数のグループからワイヤレス媒体にアクセスするグループを選択する。複数のグループの各々は、異なる優先順位を有する。本装置は、ワイヤレス媒体上でピアツーピア通信を使用して、選択されたグループに基づく優先順位でワイヤレス媒体と通信する。
処理システムを使用する装置のためのハードウェア実装の一例を示す図である。 ワイヤレスピアツーピア通信システムの図である。 ワイヤレスデバイス間のピアツーピア通信のための例示的な時間構造を示す図である。 1つのグランドフレームにおけるスーパーフレームの各フレームにおけるチャネルを示す図である。 新規の接続識別子の選択を示すための図である。 トラフィックチャネルスロットの動作タイムライン、および接続スケジューリングの構造を示す図である。 ワイヤレスデバイスの接続スケジューリングシグナリング方式を示すための第1の図である。 ワイヤレスデバイスの接続スケジューリングシグナリング方式を示すための第2の図である。 カスケード譲歩問題を示すための図である。 カスケード譲歩問題をさらに示すための図である。 例示的な方法を示すための図である。 別の例示的な方法を示すための別の図である。 ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 例示的な装置の機能を示す概念ブロック図である。
添付の図面に関する下記の詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明される概念が実行され得る唯一の構成を表すように意図されているわけではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実行され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避する目的で、周知の構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
次に、様々な装置および方法を参照して、通信システムのいくつかの態様について提示する。これらの装置および方法は、以下の詳細な説明で説明され、様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなど(「要素」と総称される)によって添付の図面に示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその任意の組合せを使用して実装することができる。そのような要素をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の用途および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
例として、要素または要素の任意の部分または要素の任意の組合せを、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」で実装できる。プロセッサの例として、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明される様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。ソフトウェアはコンピュータ可読媒体上に存在し得る。コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体であってよい。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フレキシブルディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多目的ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、取り外し可能ディスク、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、処理システムの中に存在してもよく、処理システムの外に存在してもよく、または処理システムを含む複数のエンティティに分散してもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品として具現化され得る。例として、コンピュータプログラム
製品は、パッケージング材料内のコンピュータ可読媒体を含み得る。
したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せに実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいは符号化され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる、任意の他の媒体を含み得る。本明細書で使用する場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フレキシブルディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザで光学的にデータを再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。当業者は、具体的な用途およびシステム全体に課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって示される説明する機能を最善の形で実装する方法を認識するであろう。
図1は、処理システム114を使用する装置100のハードウェア実装の一例を示す概念図である。処理システム114は、バス102によって概略的に表されるバスアーキテクチャで実装され得る。バス102は、処理システム114の具体的な用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含み得る。バス102は、プロセッサ104によって概略的に表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュール、ならびにコンピュータ可読媒体106によって概略的に表されるコンピュータ可読媒体を含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス102は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクさせることもでき、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース108は、バス102とトランシーバ110との間にインターフェースを提供する。トランシーバ110は、送信媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する。
プロセッサ104は、バス102の管理、およびコンピュータ可読媒体106上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理を受け持つ。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行されるとき、任意の特定の装置の以下で説明される様々な機能を処理システム114に実行させる。コンピュータ可読媒体106は、ソフトウェアを実行するとき、プロセッサ104によって操作されるデータを記憶するために使用することもできる。
図2は、例示的なピアツーピア通信システム200の図である。ピアツーピア通信システム200は、複数のワイヤレスデバイス206、208、210、212を含む。ピアツーピア通信システム200は、たとえば、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)など、セルラー通信システムと重なり得る。ワイヤレスデバイス206、208、210、212の中には、ピアツーピア通信で互いに通信することができるものもあり、基地局204と通信することができるものもあり、両方とも行えるものもある。たとえば、図2に示すように、ワイヤレスデバイス206、208はピアツーピア通信であり、ワイヤレスデバイス210、212はピアツーピア通信である。ワイヤレスデバイス212は、基地局204とも通信している。
ワイヤレスデバイスは、代わりに、当業者によって、ユーザ機器、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、ワイヤレスノード、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。基地局は、代わりに、当業者によって、アクセスポイント、送受信基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、ノードB、発展型ノードB、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。
以下で説明する例示的な方法および装置は、たとえばFlashLinQ、WiMedia、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、またはIEEE802.11標準に基づくWi-Fiに基づくワイヤレスピアツーピア通信システムなど、様々なワイヤレスピアツーピア通信システムのうちの任意のものに適用可能である。説明を簡略化するために、例示的な方法および装置について、FlashLinQのコンテキスト内で説明する。しかしながら、例示的な方法および装置は、より一般的には、様々な他のワイヤレスピアツーピア通信システムに適用可能であることを、当業者であれば理解されよう。
図3は、ワイヤレスデバイス100間のピアツーピア通信のための例示的な時間構造を示す図300である。ウルトラフレームは、512秒で、64のメガフレームを含む。各メガフレームは、8秒で、8のグランドフレームを含む。各グランドフレームは、1秒で、15のスーパーフレームを含む。各スーパーフレームは、約66.67msで、32のフレームを含む。各フレームは、2.0833msである。
図4は、1つのグランドフレームにおけるスーパーフレームの各フレームにおけるチャネルを示す図310である。第1のスーパーフレーム(インデックス0)において、フレーム0は、予約チャネル(RCH)であり、フレーム1〜10は各々、雑チャネル(MCCH)であり、フレーム11〜31は各々、トラフィックチャネル(TCCH)である。第2〜第7のスーパーフレーム(インデックス1:6)において、フレーム0はRCHであり、フレーム1〜31は各々TCCHである。第8のスーパーフレーム(インデックス7)において、フレーム0はRCHであり、フレーム1〜10は各々MCCHであり、フレーム11〜31は各々TCCHである。第9〜第15のスーパーフレーム(インデックス8:14)において、フレーム0はRCHであり、フレーム1〜31は各々TCCHである。スーパーフレームインデックス0のMCCHは、2次タイミング同期チャネル、ピア発見チャネル、ピアページチャネル、および予約スロットを含む。スーパーフレームインデックス7のMCCHは、ピアページチャネルおよび予約スロットを含む。TCCHは、接続スケジューリング、パイロット、チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバック、データセグメント、および肯定応答(ACK)を含む。
図5は、MCCHの動作タイムライン、および接続識別子(CID)ブロードキャストの構造を示す図330である。図4に関して説明したように、スーパーフレームインデックス0のMCCHは、2次タイミング同期チャネル、ピア発見チャネル、ピアページングチャネル、および予約スロットを含む。スーパーフレームインデックス0のMCCHのピアページングチャネルは、クイックページングチャネル、CIDブロードキャストチャネル、およびページ要求チャネルを含む。スーパーフレームインデックス7のMCCHは、ピアページングチャネルおよび予約スロットを含む。スーパーフレームインデックス7のMCCHのピアページングチャネルは、ページ応答チャネル、およびページ確認チャネルを含む。CIDブロードキャストチャネルは、新しい接続に対するCIDの割振りのための分散プロトコルを提供し、CID衝突検出のための機構を提供し、通信ピアとのそのリンク結合がまだ存在するというワイヤレスデバイスの証拠を提供する。
CIDブロードキャストの構造は、4つのブロックから成り、その各々は、複数のリソース要素、すなわち、周波数領域における複数のサブキャリア、および時間領域におけるOFDMシンボルを含む。4つのブロックの各々は、複数のサブキャリア(たとえば、28個のサブキャリア)にわたり、16個のOFDMシンボルを含む。1つのリソース要素(またはトーン)は、1つのサブキャリアおよび1つのOFDMシンボルに対応する。
各CIDについて、隣接するOFDMシンボルにおける1対のリソース要素は、4つのブロックの各々においてCIDブロードキャストのために割り振られる。1対の隣接するリソース要素において、第1のリソース要素は、TCCHで送信するために使用される電力に比例するエネルギーを運び、第2のリソース要素は、TCCHで受信される電力に反比例するエネルギーを運ぶ。所与のCIDについて、リソース要素の各対は、各グランドフレームを変えるブロック内の固定のOFDMシンボル位置および変化するサブキャリアを有する。任意の所与のリンクにおいて、リンクを開始したワイヤレスデバイスは、CIDブロードキャストのためにブロック0およびブロック2からブロックをランダムに選択し、リンクの他のワイヤレスデバイスは、CIDブロードキャストのためにブロック1およびブロック3からブロックをランダムに選択する。したがって、特定のCIDでは、割り振られたリソースの半分のみが、そのCIDとのリンクによって利用される。ブロックのランダムな選択のために、第2のワイヤレスデバイスとリンクする第1のワイヤレスデバイスは、異なるリンクにおける第3のワイヤレスデバイスまたは第4のワイヤレスデバイスが第1のワイヤレスデバイスまたは第2のワイヤレスデバイスによって選択されるブロックとは異なるブロックを使用してCIDブロードキャストを送信するとき、CID衝突を検出することができる。
図6は、TCCHスロットの動作タイムライン、および接続スケジューリングの構造を示す図340である。図6に示すように、TCCHスロットは、4つのサブチャネル、すなわち、接続スケジューリング、レートスケジューリング、データセグメント、およびACKを含む。レートスケジューリングサブチャネルは、パイロットセグメントおよびCQIセグメントを含む。ACKサブチャネルは、データセグメントサブチャネルにおいて受信されたデータに応答して、ACKまたは否定ACK(NACK)を送信するためにある。接続スケジューリングサブチャネルは、2つのブロック、すなわち、より優先順位の高いブロックHおよびより優先順位の低いブロックLを含む。ブロックHおよびブロックLの各々は、複数のリソース要素、すなわち、周波数領域における複数のサブキャリア、および時間領域におけるOFDMシンボルを含む。ブロックHおよびブロックLの各々は、複数のサブキャリアにわたり、Txpブロックに4つのOFDMシンボル、Txブロックに4つのOFDMシンボル、およびRxブロックに4つのOFDMシンボルを含む。1つのリソース要素(またはトーン)は、1つのサブキャリアおよび1つのOFDMシンボルに対応する。
各リンクは、CIDを有する。特定のTCCHスロットでは、リンク中のワイヤレスデバイスは、CIDに基づいて、ブロックHまたはブロックL内の特定のサブキャリアにおけるTxpブロック、Txブロック、およびRxブロックの各々内のそれぞれの同じOFDMシンボル位置のリソース要素を割り振られる。たとえば、特定のTCCHスロットでは、CID=4のリンクは、スケジューリング制御信号を送信/受信するために、ブロックHのTxpブロックにおけるリソース要素342、ブロックHのTxブロックにおけるリソース要素344、およびブロックHのRxブロックにおけるリソース要素346を割り振られ得る。Txブロックにおける送信要求信号は、データセグメントを送信するための電力に等しい電力で送信される。Rxブロックにおける送信要求応答信号は、受信された送信要求信号の電力の逆数に比例する電力で送信される。Txpブロック、Txブロック、およびRxブロックについての割り振られたリソース要素の三つ組は、サブキャリア(たとえば、k個の異なるサブキャリア)、および各TCCHスロットにおけるそれぞれのOFDMシンボルに関して変化する(たとえば、8つの異なるOFDMシンボル、すなわち、ブロックHに4つ、ブロックLに4つ)。
リンクに割り振られたリソース要素の三つ組は、リンクの媒体アクセス優先順位を決定付ける。たとえば、リソース要素342、344、346の三つ組は、i=2およびj=1に対応する。媒体アクセス優先順位は、ki+j+1に等しく、iはTxp、Tx、およびRxのサブブロックの各々におけるそれぞれのOFDMシンボルであり、jはサブキャリアであり、kはサブキャリアの数である。したがって、k=28と仮定すると、リソース要素342、344、346は、58個の媒体アクセス優先順位に対応する。
図7は、ワイヤレスデバイス100の例示的な接続スケジューリングシグナリング方式を示すための第1の図360である。図7に示すように、ワイヤレスデバイスAは、ワイヤレスデバイスBと通信しており、ワイヤレスデバイスCは、ワイヤレスデバイスDと通信しており、ワイヤレスデバイスEは、ワイヤレスデバイスFと通信している。ワイヤレスデバイスAは、ワイヤレスデバイスBよりも上の送信優先順位を有すると見なされ、ワイヤレスデバイスCは、ワイヤレスデバイスDよりも上の送信優先順位を有すると見なされ、ワイヤレスデバイスEは、ワイヤレスデバイスFよりも上の送信優先順位を有すると見なされる。リンクの各々は、通信用の特定のスロットに応じて異なる媒体アクセス優先順位を有する。通信に関する特定のスロットでは、リンク1(A、B)は、2位の媒体アクセス優先順位を有すると見なされ、リンク2(C、D)は、1位の媒体アクセス優先順位を有すると見なされ、リンク3(E、F)は、7位の媒体アクセス優先順位を有すると見なされる。
図8は、ワイヤレスデバイス100の例示的な接続スケジューリングシグナリング方式を示す第2の図370である。図8は、(1〜kまでの媒体アクセス優先順位に対応する)接続スケジューリングサブチャネルにおけるブロックHのTxp、Tx、およびRxのサブブロックの第1のそれぞれのOFDMシンボル(i=0、図6を参照)の接続スケジューリングリソースを示す。接続スケジューリングリソースは、複数のサブキャリアを含み、サブキャリアの各々は、k個の周波数帯域のうちの1つに対応する。周波数帯域の各々は、特定の媒体アクセス優先順位に対応する。接続スケジューリングリソースにおける1ブロックは、3つのサブブロック/フェーズ、すなわちTxp、Tx、およびRxに分割される。Txpブロックは、送信優先順位を有するノードが送信機または受信機として動作するかどうかを示すために、リンクの送信優先順位を有するノードによって使用される。送信優先順位を有するノードがTxpブロックにおける割り振られたOFDMシンボルで送信する場合、送信優先順位を有するノードは、送信優先順位のないノードに送信機として動作する意図を示す。送信優先順位を有するノードがTxpブロックにおける割り振られたOFDMシンボルで送信しない場合、送信優先順位を有するノードは、送信優先順位のないノードに受信機として動作する意図を示す。Txブロックは、スケジュールされるように要求するために、潜在的な送信機によって使用される。送信機は、トラフィックチャネルのために使用される電力(すなわち、データセグメントを送信するための電力)に等しい電力で、Txブロックにおける割り振られたOFDMシンボル上で直接的な電力信号を送信する。各潜在的な受信機は、Txブロックにおけるトーンをリッスンし、Txブロックの各々の受信電力を、それ自体のリンクの送信機に割り振られたTxブロックの受信電力と比較し、他のリンク媒体アクセス優先順位に対するそれ自体のリンク媒体アクセス優先順位および比較に基づいて、Rx譲歩(Rx-yield)すべきかどうかを決定する。
たとえば、ノードA、D、およびEが、Txブロックにおいて、それぞれ、PA、PD、およびPEに等しい電力で送信要求信号を送信すると仮定する。ノードBは、PA|hAB|2に等しい電力でノードAから送信要求信号を受信するが、hABは、ノードAとノードBとの間の経路損失である。ノードBは、PD|hDB|2に等しい電力でノードDから送信要求信号を受信するが、hDBは、ノードDとノードBとの間の経路損失である。ノードBは、PE|hEB|2に等しい電力でノードEから送信要求信号を受信するが、hEBは、ノードEとノードBとの間の経路損失である。ノードBは、Rx譲歩すべきかどうかを決定するために、ノードAから受信した送信要求信号の累乗を、より優先順位の高い他のノードから受信した送信要求信号の累乗の合計で除算した値をしきい値と比較する。ノードBは、スケジュールされる場合、ノードBが妥当なSIRを予期するときは、Rx譲歩しない。すなわち、ノードBは、PA|hAB|2/PD|hDB|2RXでない限り、Rx譲歩するが、γRXはしきい値(たとえば、9dB)である。
Rxブロックは、潜在的な受信機によって使用される。受信機がRx譲歩を選択した場合、受信機は、Rxブロックにおける割り振られたOFDMシンボルで送信せず、そうでない場合、受信機は、それ自体のリンクの送信機から受信された直接的な電力信号の電力の逆数に比例した電力で、Rxブロックにおける割り振られたOFDMシンボルで逆エコー電力信号を送信する。送信機のすべては、データセグメントの送信をTx譲歩すべきかどうかを決定するために、Rxブロックにおけるトーンをリッスンする。
たとえば、PD|hDC|2に等しい電力でノードDから送信要求信号を受信したノードCは、K/PD|hDC|2に等しい電力でRxブロックにおいて送信要求応答信号を送信するが、hDCはノードDとノードCとの間の経路損失であり、Kはすべてのノードに知られている定数である。ノードAは、K|hCA|2/PD|hDC|2に等しい電力でノードCから送信要求応答信号を受信するが、hCAはノードCとノードAとの間の経路損失である。ノードAは、ノードCに対して極めて大きい干渉をもたらすであろう場合、Tx譲歩する。すなわち、ノードAは、PD|hDC|2/PA|hCA|2TXでない場合、Tx譲歩するが、γTXはしきい値(たとえば、9dB)である。
接続スケジューリングシグナリング方式について、例に関して最良に説明する。ノードCは、送信すべきデータを有しておらず、媒体アクセス優先順位1位のTxpブロックで送信せず、ノードAは、送信すべきデータを有しており、媒体アクセス優先順位2位のTxpブロックで送信し、ノードEは、送信すべきデータを有しており、媒体アクセス優先順位7位のTxpブロックで送信する。ノードDは、送信すべきデータを有しており、媒体アクセス優先順位1位のTxブロックにおいて送信し、ノードAは、媒体アクセス優先順位2位のTxブロックで送信し、ノードEは、媒体アクセス優先順位7位のTxブロックで送信する。ノードCが最も高い優先順位を有するので、ノードCは、Txブロックにおけるトーンをリッスンし、媒体アクセス優先順位1位のRxブロックで送信することを決定する。ノードBは、Txブロックにおけるトーンをリッスンし、そのリンクが、より高い媒体アクセス優先順位を有するリンク2に干渉しないであろうと決定し、媒体アクセス優先順位2位のRxブロックで送信する。ノードFは、Txブロックにおけるトーンをリッスンし、そのリンクが、より高い媒体アクセス優先順位を有するリンク1および/またはリンク2に干渉するであろうと決定し、媒体アクセス優先順位7位のRxブロックで送信することなく、Rx譲歩する。その後、DとAの両方は、データを送信すべきかどうかを決定するために、Rxブロックにおけるトーンをリッスンする。Dは、Aよりも高いリンク媒体アクセス優先順位を有するので、そのデータを送信する。Aは、その送信がDからの送信に干渉するであろうと決定した場合、データの送信をTx譲歩する。
上記で説明したように、接続スケジューリングシグナリング方式は、カスケード譲歩問題により非効率になる場合がある。カスケード譲歩問題について、図9に関して説明する。
図9は、カスケード譲歩問題を示すための図400である。図9に示すように、ワイヤレスデバイスD1は、第1のリンクでワイヤレスデバイスD2と通信しており、ワイヤレスデバイスD3は、第2のリンクでワイヤレスデバイスD4と通信しており、ワイヤレスデバイスD5は、第3のリンクでワイヤレスデバイスD6と通信している。第1のリンクは、1位の媒体アクセス優先順位を有し、第2のリンクは、2位の媒体アクセス優先順位を有し、第3のリンクは、3位の媒体アクセス優先順位を有する。カスケード譲歩問題では、第2のリンクは、それが第1のリンクと干渉であろうと決定した場合、より高い媒体アクセス優先順位を有する第1のリンクに対してRx譲歩する。さらに、第3のリンクは、それが第2のリンクと干渉するであろうと決定した場合、より高い媒体アクセス優先順位を有する第2のリンクに対してRx譲歩する。第2と第3の両方のリンクが譲歩した場合、第1のリンクのみが、その特定のタイムスロットにおいて通信する。しかしながら、第3のリンクが第1のリンクに干渉しないであろうと仮定すると、第1のリンクと第3のリンクの両方が、干渉なしにタイムスロットにおいて通信した可能性がある。したがって、カスケード譲歩問題では、Rx譲歩は、連続してより優先順位の低いリンク中でカスケードし、自体が譲歩しているリンクに譲歩するリンクをもたらす。
図10は、カスケード譲歩問題をさらに示すための図500である。スケジューリングに関して隣接するリンクが競合するリンクの組に不均衡があるとき、カスケード譲歩問題が強められる。たとえば、ネットワークが、短いリンク(すなわち、互いに近い通信中のデバイスとのリンク)と長いリンク(すなわち、遠く離れた通信中のデバイスとのリンク)の両方を有するとき、短いリンクが競合するリンクの組は、長いリンクが競合するリンクの組とは大幅に異なる。グループ1およびグループ2の各々にN個のノードを有する、図10の図500によって表されるネットワークを検討する。各ノードは、ネットワークにおけるリンクを表し、2つのノード間の各端部は、ノードが送信するために互いに競合することを表す。ノード間に端部のないノードは、同時に送信することができる。グループ内のリンク間に媒体アクセス優先順位のランダムな割当てがある場合、グループ1のリンクが、その優先順位よりも高い優先順位を有するグループ2からの他のリンクが存在しない場合しかスケジュールされないので、カスケード譲歩問題は悪化し、時間の1/(N+1)の分画でスケジュールされるグループ1のリンクをもたらす。媒体アクセス優先順位の割当てが完全にはランダムでなく、その結果、いずれか1つの送信機会において、1つのグループの媒体アクセス優先順位が、別のグループの媒体アクセス優先順位よりも高くなる場合、各リンクが時間の1/2の分画でスケジュールされ得るので、カスケード譲歩問題は最小化され得る。
図11は、例示的な方法を示す図600である。図11に示すように、ワイヤレスデバイス610、612は、リンク3として示すように、ピアツーピア通信でリンク中であり、ワイヤレスデバイス630、632は、リンク7として示すように、ピアツーピア通信でリンク中である。リンク3、7は、グループAに関連付けられる。ワイヤレスデバイス606、608は、リンク1として示すように、ピアツーピア通信でリンク中である。リンク1は、グループBに関連付けられる。ワイヤレスデバイス618、620は、リンク4として示すように、ピアツーピア通信でリンク中であり、ワイヤレスデバイス622、624は、リンク5として示すように、ピアツーピア通信でリンク中である。リンク4、5は、グループCに関連付けられる。ワイヤレスデバイス614、616は、リンク2として示すように、ピアツーピア通信でリンク中であり、ワイヤレスデバイス626、628は、リンク6として示すように、ピアツーピア通信でリンク中である。リンク2、6は、グループDに関連付けられる。グループA、B、C、およびDは、それぞれ、異なる優先順位に関連付けられる。たとえば、特定のタイムスロット(すなわち、TCCH)では、グループAは、グループBよりも高い優先順位を有する可能性があり、グループBは、グループCよりも高い優先順位を有する可能性があり、グループCは、グループDよりも高い優先順位を有する可能性がある。すなわち、グループの優先順位は、A>B>C>Dである可能性がある。しかしながら、後続のタイムスロットでは、グループの優先順位は、C>A>D>Bである可能性がある。全体的に、いずれか1つのタイムスロットでは、グループに割り当てられた優先順位は、ランダムである可能性があり、その結果、グループに関連付けられた優先順位の組が他のグループの優先順位の組にほぼ等しくなる。たとえば、グループA、B、C、およびDの各々が10個の優先順位に関連付けられる場合、グループAは、優先順位11〜20位、21〜30位、または31〜40位に割り当てられるのと統計的に等しい1〜10位に割り当てられる確率を有する。優先順位の割当ては、必ずしもランダムとは限らない可能性がある。たとえば、グループAは、優先順位11〜20位、21〜30位、または31〜40位に割り当てられるよりも統計的に高いか、または統計的に低い1〜10位に割り当てられる確率を有する可能性がある。さらに、グループA、B、C、D間の相対優先順位がタイムスロットごとに変化する可能性があるが、相対優先順位は、複数のタイムスロットごとに1度だけ変化する可能性もある。
グループ間に様々な相対優先順位がある場合、上述のグループ割当ては、カスケード譲歩問題を低減させるのを助ける。たとえば、リンクの優先順位が6>3>4>1>5>7>2である場合、リンク2は、リンク7への譲歩を終了させる可能性があるが、リンク7自体はリンク5に譲歩し、リンク5自体はリンク1に譲歩し、リンク1自体はリンク4に譲歩し、リンク4自体はリンク3に譲歩し、リンク3自体はリンク6に譲歩する。しかしながら、グループDにおいてリンク2、6のグループ割当てがある場合、グループDが1つまたは複数のタイムスロットに関して他のグループよりも高い優先順位を有するとき、リンク2、6は、1つまたは複数のタイムスロットにおいて同時に通信することができる。
図11に戻ると、ワイヤレスデバイス602、604は、リンク8として示すように、リンクを形成した。グループを選択すれば、リンク8におけるワイヤレスデバイス602、604は、他のリンクが関連付けられるグループに関する情報650を交換する可能性がある。ワイヤレスデバイス602、604は、他のワイヤレスデバイスから受信した信号に基づいて他のワイヤレスデバイスが関連付けられるグループを決定する可能性がある。信号は、グループ関連付け情報を含むCIDブロードキャスト信号(図5参照)である可能性がある。そうでない場合、ワイヤレスデバイスは、接続スケジュール中またはデータセグメント中に送信される信号に基づいて他のワイヤレスデバイスがどのグループに関連付けられるかを確認する可能性がある。したがって、ワイヤレスデバイス602は、リンクした際にワイヤレスデバイス602が他のワイヤレスデバイスから受信した信号に基づいて、グループAにおけるリンク3およびグループCにおけるリンク4が潜在的な干渉物になり、したがって、グループB、Dは、選択に関して実行可能なグループであることを決定する可能性がある。同様に、ワイヤレスデバイス604は、リンクした際にワイヤレスデバイス604が他のワイヤレスデバイスから受信した信号に基づいて、グループBにおけるリンク1およびグループCにおけるリンク5が潜在的な干渉物になり、したがって、グループA、Dは、選択に関して実行可能なグループであることを決定する可能性がある。ワイヤレスデバイス604は、グループA、Dのいずれかを選択することができることを示す情報をワイヤレスデバイス602に送信する可能性がある。ワイヤレスデバイス602は、ワイヤレスデバイス604からグループ関連付け情報を受信すると、組B、Dおよび組A、Dに共通の1つのグループ(この場合、グループDである)を選択し、グループDを選択したことを示す情報をワイヤレスデバイス604に送信する可能性がある。そうでない場合、ワイヤレスデバイス602は、グループB、Dのいずれかを選択することができることを示す情報をワイヤレスデバイス604に送信する可能性がある。次いで、ワイヤレスデバイス604は、組B、Dおよび組A、Dに共通の1つのグループ(この場合、グループDである)を選択し、グループDを選択したことを示す情報をワイヤレ
スデバイス602に送信する可能性がある。情報を交換する他の方法が可能であり、その結果、ワイヤレスデバイス602、604は、ピアツーピアリンクが関連付けられるべきグループに収束する。
リンク8によるグループDの選択は、グループに関連付けられたグループ間識別子(すなわち、グループID)の選択を含む可能性がある。たとえば、グループ間識別子は、「D」である可能性があるか、またはグループが関連する番号である可能性がある。媒体アクセス優先順位は、グループ間識別子の関数である。リンク8は、グループ間識別子を選択すると、選択されたグループ内のグループ内識別子(すなわち、リンクID)を選択する可能性がある。たとえば、リンク2がグループ内識別子7に割り当てられ、リンク6がグループ内識別子4に割り当てられる場合、リンク8は、グループD内のグループ内識別子2を選択する可能性がある。リンク8の媒体アクセス優先順位は、グループ間識別子とグループ内識別子の両方の関数である可能性がある。したがって、リンク2またはリンク6が(たとえば、リンクに関連付けられたワイヤレスデバイスの動きを通して)潜在的な干渉物になる場合、グループ内識別子に関連付けられた相対優先順位は、同じグループ内のリンクのどれがワイヤレス媒体にアクセスできるようになるかを決定する。
上記で説明したように、リンク8は、リンクがグループ内のリンクとともに同時に送信することができるかどうかに基づいてグループを選択する。リンク8は、代替的にまたは追加として、リンク長さ、グループ内のリンクの数、またはリンクが競合するに違いないグループ内のリンクの数に基づいてリンクが関連付けられるグループを選択することができる。リンク長さは、絶対的なリンク長さか、またはその近隣における相対的なリンク長さである可能性がある。たとえば、リンク8が(絶対的に、または相対的に)短いリンクである場合、リンク8は、他の短いリンクに関連付けられたグループを選択する可能性がある。
図12は、別の例示的な方法を示す図700である。図12に示すように、グループ内にサブグループが定義され得る。各サブグループは、サブグループ間識別子(すなわち、サブグループID)と関連付けられ得る。グループ内のサブグループの各々は、常に、選択されたグループ内の異なる連続する範囲の優先順位と関連付けられる。たとえば、グループDは、特定のタイムスロット内にある場合、優先順位11〜20位に関連付けられ、グループDのサブグループ間識別子D1は、優先順位11〜15位に関連付けることができ、グループDのサブグループ間識別子D2は、優先順位16〜20位に関連付けることができる。後続のタイムスロットにおいて、グループDが優先順位31〜40位に関連付けられる場合、サブグループ間識別子D1は、優先順位36〜40位に関連付けることができ、サブグループ間識別子D2は、優先順位31〜35位に関連付けることができる。
したがって、リンク8は、グループ間識別子を選択すると、サブグループに関連付けられたサブグループ間識別子を選択することにより、選択されたグループD内のサブグループを選択することができる。たとえば、グループDは、サブグループD1、D2を有することができ、リンク8は、サブグループ間識別子D1に関連付けられるように選択し得る。媒体アクセスに関して、グループ内のワイヤレスデバイスがそれらの間で競合する場合、カスケード譲歩問題を低減させるように働くサブグループは、追加のグルーピングを提供する。
上記で説明したように、リンクは、ネットワークに参加しながら、グループ間識別子およびグループ内識別子を選択する。各タイムスロットでは、2つのリンクの優先順位は、これらのグループ間識別子およびグループ内識別子に基づいて決定される。異なるグループからのリンクでは、グループ間の相対優先順位は、時間およびグループ間識別子の関数である。たとえば、グループ間の優先順位は、時間の擬似ランダム関数である可能性がある。同じグループからのリンクでは、相対優先順位は、時間およびグループ内識別子の関数である。たとえば、グループ内のグループ内識別子間の優先順位は、時間の擬似ランダム関数である可能性がある。いくつかの実施形態では、グループは、階層構造を有する可能性があり、すなわち、グループは、さらにサブグループに分割される可能性がある。そのような構成では、2つのリンクの優先順位は、サブグループ間識別子ならびにグループ間識別子およびグループ内識別子に基づいて決定され得る。グループは、それらの優先順位が統計的に異なる可能性がある。たとえば、1つのグループは、統計的に、他のグループよりも高い優先順位を有する可能性がある。リンクは、その近隣におけるリンクによって選択されたグループに基づいてそのグループを選択する。リンクは、リンクがグループ内のリンクと同時に送信することができるかどうかに基づいてグループを選択する可能性がある。リンクは、リンクが競合するに違いないグループ内のリンクの数に基づいてグループを選択する可能性がある。リンクは、その絶対的なリンク長さ、またはその近隣のリンクに対するその相対的なリンク長さに基づいてグループを選択する可能性がある。リンクは、グループ内のリンクの数に基づいてグループを選択する可能性がある。リンクは、データ伝送のタイムスケールと比較して、より遅いタイムスケールでそのグループを変化させる可能性がある。したがって、リンクは、複数のタイムスロットごとに1度だけ、そのグループを変化させる可能性がある。
図13は、例示的な方法のフローチャート800である。本方法は、第2のワイヤレスデバイスとのピアツーピア通信においてワイヤレスデバイスによって実行される。図13に示すように、ワイヤレスデバイスは、複数のワイヤレスデバイスから受信した信号に基づいて複数のワイヤレスデバイスの各々が関連付けられるグループを決定する(802)。ワイヤレスデバイスは、グループの関連付けに関して第2のワイヤレスデバイスと情報を交換する(804)。第2のワイヤレスデバイスとの情報の交換は、第2のワイヤレスデバイスからの複数のグループのうちのグループの組を示す情報を受信することを含む可能性がある。代替的にまたは追加として、第2のワイヤレスデバイスとの情報の交換は、第2のワイヤレスデバイスに複数のグループのうちのグループの組を示す情報を送信することを含む可能性がある。ワイヤレスデバイスがグループの特定の組を示す情報を送信するとき、ワイヤレスデバイスは、グループの組の選択されたグループを示す第2のワイヤレスデバイスから情報を受信することができる。ワイヤレスデバイスは、複数のワイヤレスデバイスの各々に関して決定されるグループに基づいて、かつ複数のワイヤレスデバイスとの干渉を低減させることに基づいて複数のグループからワイヤレス媒体にアクセスするグループを選択する(806)。複数のグループの各々は、異なる優先順位を有する。グループを選択することは、グループに関連付けられたグループ間識別子を選択することを含む可能性がある(806)。ワイヤレスデバイスは、選択されたグループ内のグループ内識別子を選択することもできる(806)。ワイヤレスデバイスは、サブグループに関連付けられたサブグループ間識別子を選択することにより、選択されたグループ内の複数のサブグループのうちの1つのサブグループを選択することができる(806)。複数のサブグループの各々は、常に、選択されたグループ内の異なる連続する範囲の優先順位と関連付けられる。ワイヤレスデバイスは、ワイヤレス媒体上でピアツーピア通信を使用して、選択されたグループ間識別子、グループ内識別子、および/またはサブグループ間識別子に基づく優先順位で通信する(808)。
選択されたグループに関連付けられた優先順位の組は、複数のグループのうちの他のグループの優先順位の組に統計的に等しい可能性がある。そうでない場合、選択されたグループに関連付けられた優先順位の組は、複数のグループのうちの他のグループの優先順位の組よりも統計的に高いか、または統計的に低い可能性がある。選択されたグループに基づく優先順位は、複数のデータ伝送ごとに1度変化する可能性がある。さらに、上記で説明したように、グループは、リンク長さ、グループ内のリンクの数、ワイヤレスデバイスが競合するに違いないグループ内のリンクの数、またはワイヤレスデバイスがグループ内のリンクと同時に送信することができるかどうかのうちの少なくとも1つにさらに基づいて選択され得る。
図14は、例示的な装置100の機能を示す概念ブロック図900である。装置100は、複数のワイヤレスデバイスから受信した信号に基づいて複数のワイヤレスデバイスの各々が関連付けられるグループを決定するグループ決定モジュール902を含む。グループ決定モジュール902は、グループの関連付け904を示す信号を受信する。グループ決定モジュール902は、ワイヤレスデバイスがリンクを有する第2のワイヤレスデバイス950と、実行可能なグループ906に関する情報を交換する。グループ決定モジュール902は、受信した情報に基づいて、第2のワイヤレスデバイス950とのリンクを関連付けることができる1つまたは複数の実行可能なグループを決定する。グループ決定モジュール902は、1つまたは複数のグループを示す情報をグループ選択モジュール912に提供する。グループ選択モジュール912は、1つまたは複数の提供されたグループからワイヤレス媒体にアクセスするグループを選択する。この選択は、複数のワイヤレスデバイスとの干渉を低減させることに基づいている。複数のグループの各々は、異なる優先順位を有する。グループ選択モジュール912は、選択されたグループ情報を通信モジュール922に提供する。通信モジュール922は、ワイヤレス媒体上でピアツーピア通信を使用して、選択されたグループに基づく優先順位で第2のワイヤレスデバイス950と通信する。装置100は、図13の上記のフローチャートにおけるステップの各々を実行する追加のモジュールを含むことができる。したがって、上記のフローチャートにおける各ステップは、モジュールによって実行することができ、装置100は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含むことができる。
図1および図14を参照すると、一構成では、ワイヤレス通信用の装置100は、複数のワイヤレスデバイスから受信した信号に基づいて複数のワイヤレスデバイスの各々が関連付けられるグループを決定するための手段を含む。装置100は、複数のワイヤレスデバイスの各々に関して決定されるグループに基づいて、かつ複数のワイヤレスデバイスとの干渉を低減させることに基づいて複数のグループからワイヤレス媒体にアクセスするグループを選択するための手段をさらに含む。複数のグループの各々は、異なる優先順位を有する。装置100は、ワイヤレス媒体上でピアツーピア通信を使用して、選択されたグループに基づく優先順位で通信するための手段をさらに含む。装置100は、第2の装置からの複数のグループのうちのグループの組を示す情報を受信するための手段をさらに含む可能性がある。そのような構成では、グループを選択するための手段は、受信した情報にさらに基づいてグループを選択する。装置100は、選択されたグループ内のグループ内識別子を選択するための手段をさらに含むことができる。そのような構成では、優先順位は、グループ内識別子にさらに基づいている。装置100は、サブグループに関連付けられたサブグループ間識別子を選択することにより、選択されたグループ内の複数のサブグループのうちの1つのサブグループを選択するための手段をさらに含むことができる。そのような構成では、複数のサブグループの各々は、常に、選択されたグループ内の異なる連続する範囲の優先順位と関連付けられ、優先順位もサブグループ間識別子の関数である。装置100は、第2の装置に複数のグループのうちのグループの組を示す情報を送信するための手段をさらに含む可能性がある。装置100は、グループの組のうちの1つのグループを示す情報を受信するための手段をさらに含む可能性がある。そのような構成では、選択されたグループは、1つのグループである。上述の手段は、上述の手段によって説明される機能を実行するように構成された処理システム114またはモジュール902、912、922である可能性がある。
開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることが理解される。設計上の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は再構成可能であることが理解される。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
上記の説明は、本明細書で説明される様々な態様を当業者が実施できるようにするために与えられる。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は本明細書で示す態様に限定されるよう意図されているわけではなく、文言通りの特許請求の範囲と整合するすべての範囲を許容するように意図されており、単数の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するよう意図されている。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は「1つまたは複数の」を意味する。当業者に既知である、または後で既知になる本開示全体にわたって説明されている様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって含まれるものとする。また、本明細書で開示する内容は、そのような開示が特許請求の範囲で明記されているか否かに関わりなく、公に供することは意図されていない。
100 ワイヤレスデバイス
104 プロセッサ
106 コンピュータ可読媒体
108 バスインターフェース
110 トランシーバ
114 処理システム
200 ピアツーピア通信システム
204 基地局
206 ワイヤレスデバイス
208 ワイヤレスデバイス
210 ワイヤレスデバイス
212 ワイヤレスデバイス
300 ワイヤレスデバイス間のピアツーピア通信のための時間構造
310 1つのグランドフレームにおけるスーパーフレームの各フレームにおけるチャネル
330 MCCHの動作タイムラインおよび接続識別子(CID)ブロードキャストの構造を示す図
340 TCCHスロットの動作タイムラインおよび接続スケジューリングの構造を示す図
342 リソース要素
344 リソース要素
346 リソース要素
360 ワイヤレスデバイスの接続スケジューリングシグナリング方式を示すための第1の図
370 ワイヤレスデバイスの接続スケジューリングシグナリング方式を示すための第2の図
400 カスケード譲歩問題を示すための図
500 カスケード譲歩問題を示すための図
600 例示的な方法を示すための図
602 ワイヤレスデバイス
604 ワイヤレスデバイス
606 ワイヤレスデバイス
608 ワイヤレスデバイス
610 ワイヤレスデバイス
612 ワイヤレスデバイス
614 ワイヤレスデバイス
616 ワイヤレスデバイス
618 ワイヤレスデバイス
620 ワイヤレスデバイス
622 ワイヤレスデバイス
624 ワイヤレスデバイス
626 ワイヤレスデバイス
628 ワイヤレスデバイス
630 ワイヤレスデバイス
632 ワイヤレスデバイス
700 別の例示的な方法
800 例示的な方法のフローチャート
900 例示的な装置の機能を示す概念ブロック図
902 グループ決定モジュール
904 グループの関連付けを示す信号
906 実行可能なグループに関する情報
912 グループ選択モジュール
922 通信モジュール
950 第2のワイヤレスデバイス

Claims (44)

  1. ワイヤレスデバイスを動作させる方法であって、
    複数のワイヤレスデバイスから受信した信号に基づいて複数のワイヤレスデバイスの各々が関連付けられるグループを決定するステップと、
    前記複数のワイヤレスデバイスの各々に関して決定される前記グループに基づいて、かつ前記複数のワイヤレスデバイスとの干渉を低減させることに基づいて複数のグループからワイヤレス媒体にアクセスするグループを選択するステップであって、前記複数のグループの各々は異なる優先順位を有する、前記グループを選択するステップと、
    ワイヤレス媒体上でピアツーピア通信を使用して、前記選択されたグループに基づく優先順位で通信するステップと
    を含む、方法。
  2. 第2のワイヤレスデバイスから前記複数のグループのうちのグループの組を示す情報を受信するステップをさらに含み、前記グループを選択する前記ステップは、前記受信した情報にさらに基づいている、請求項1に記載の方法。
  3. 前記グループを選択する前記ステップは、前記グループに関連付けられたグループ間識別子を選択するステップを含み、前記優先順位は、前記グループ間識別子の関数である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記選択されたグループ内のグループ内識別子を選択するステップをさらに含み、前記優先順位は、前記グループ内識別子にさらに基づいている、請求項3に記載の方法。
  5. サブグループに関連付けられたサブグループ間識別子を選択することにより前記選択されたグループ内の複数のサブグループのうちの1つの前記サブグループを選択するステップをさらに含み、前記複数のサブグループの各々は、常に、前記選択されたグループ内の異なる連続する範囲の優先順位と関連付けられ、前記優先順位も前記サブグループ間識別子の関数である、請求項3に記載の方法。
  6. 第2のワイヤレスデバイスに前記複数のグループのうちのグループの組を示す情報を送信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記グループの組のうちの1つのグループを示す情報を受信するステップをさらに含み、前記選択されたグループは、前記1つのグループである、請求項6に記載の方法。
  8. 前記選択されたグループに関連付けられた優先順位の組は、前記複数のグループのうちの他のグループの優先順位の組に統計的に等しい、請求項1に記載の方法。
  9. 前記選択されたグループに関連付けられた優先順位の組は、前記複数のグループのうちの他のグループの優先順位の組よりも統計的に高いか、または統計的に低いうちの1つである、請求項1に記載の方法。
  10. 前記選択されたグループに基づく前記優先順位は、複数のデータ伝送ごとに1度変化する、請求項1に記載の方法。
  11. 前記グループは、リンク長さ、前記グループ内のリンクの数、前記ワイヤレスデバイスが競合するに違いない前記グループ内のリンクの数、または前記ワイヤレスデバイスが前記グループ内のリンクと同時に送信することができるかどうかのうちの少なくとも1つにさらに基づいて選択される、請求項1に記載の方法。
  12. ワイヤレス通信のための装置であって、
    複数のワイヤレスデバイスから受信した信号に基づいて複数のワイヤレスデバイスの各々が関連付けられるグループを決定するための手段と、
    前記複数のワイヤレスデバイスの各々に関して決定される前記グループに基づいて、かつ前記複数のワイヤレスデバイスとの干渉を低減させることに基づいて複数のグループからワイヤレス媒体にアクセスするグループを選択するための手段であって、前記複数のグループの各々は異なる優先順位を有する、前記グループを選択するための手段と、
    ワイヤレス媒体上でピアツーピア通信を使用して、前記選択されたグループに基づく優先順位で通信するための手段と
    を含む、装置。
  13. 第2の装置から前記複数のグループのうちのグループの組を示す情報を受信するための手段をさらに含み、前記グループを選択するための前記手段は、前記受信した情報にさらに基づいて前記グループを選択する、請求項12に記載の装置。
  14. 前記グループを選択するための前記手段は、前記グループに関連付けられたグループ間識別子を選択し、前記優先順位は、前記グループ間識別子の関数である、請求項13に記載の装置。
  15. 前記選択されたグループ内のグループ内識別子を選択するための手段をさらに含み、前記優先順位は、前記グループ内識別子にさらに基づいている、請求項14に記載の装置。
  16. サブグループに関連付けられたサブグループ間識別子を選択することにより前記選択されたグループ内の複数のサブグループのうちの1つの前記サブグループを選択するための手段をさらに含み、前記複数のサブグループの各々は、常に、前記選択されたグループ内の異なる連続する範囲の優先順位と関連付けられ、前記優先順位も前記サブグループ間識別子の関数である、請求項14に記載の装置。
  17. 第2の装置に複数のグループのうちのグループの組を示す情報を送信するための手段をさらに含む、請求項12に記載の装置。
  18. 前記グループの組のうちの1つのグループを示す情報を受信するための手段をさらに含み、前記選択されたグループは、前記1つのグループである、請求項17に記載の装置。
  19. 前記選択されたグループに関連付けられた優先順位の組は、前記複数のグループのうちの他のグループの優先順位の組に統計的に等しい、請求項12に記載の装置。
  20. 前記選択されたグループに関連付けられた優先順位の組は、前記複数のグループのうちの他のグループの優先順位の組よりも統計的に高いか、または統計的に低いうちの1つである、請求項12に記載の装置。
  21. 前記選択されたグループに基づく前記優先順位は、複数のデータ伝送ごとに1度変化する、請求項12に記載の装置。
  22. 前記グループは、リンク長さ、前記グループ内のリンクの数、前記装置が競合するに違いない前記グループ内のリンクの数、または前記装置が前記グループ内のリンクと同時に送信することができるかどうかのうちの少なくとも1つにさらに基づいて選択される、請求項12に記載の装置。
  23. ワイヤレス通信のための装置であって、
    処理システムを含み、前記処理システムは、
    複数のワイヤレスデバイスから受信した信号に基づいて複数のワイヤレスデバイスの各々が関連付けられるグループを決定することと、
    前記複数のワイヤレスデバイスの各々に関して決定される前記グループに基づいて、かつ前記複数のワイヤレスデバイスとの干渉を低減させることに基づいて複数のグループからワイヤレス媒体にアクセスするグループを選択することであって、前記複数のグループの各々は異なる優先順位を有することと、
    ワイヤレス媒体上でピアツーピア通信を使用して、前記選択されたグループに基づく優先順位で通信することと
    を行うように構成される、装置。
  24. 前記処理システムは、第2の装置から前記複数のグループのうちのグループの組を示す情報を受信するようにさらに構成され、前記処理システムは、前記受信した情報にさらに基づいて前記グループを選択するように構成される、請求項23に記載の装置。
  25. 前記処理システムは、前記グループに関連付けられたグループ間識別子を選択することにより前記グループを選択し、前記優先順位は、前記グループ間識別子の関数である、請求項24に記載の装置。
  26. 前記処理システムは、前記選択されたグループ内のグループ内識別子を選択するようにさらに構成され、前記優先順位は、前記グループ内識別子にさらに基づいている、請求項25に記載の装置。
  27. 前記処理システムは、サブグループに関連付けられたサブグループ間識別子を選択することにより前記選択されたグループ内の複数のサブグループのうちの1つのサブグループを選択するようにさらに構成され、前記複数のサブグループの各々は、常に、前記選択されたグループ内の異なる連続する範囲の優先順位と関連付けられ、前記優先順位も前記サブグループ間識別子の関数である、請求項25に記載の装置。
  28. 前記処理システムは、第2の装置に前記複数のグループのうちのグループの組を示す情報を送信するようにさらに構成される、請求項23に記載の装置。
  29. 前記処理システムは、前記グループの組のうちの1つのグループを示す情報を受信するようにさらに構成され、前記選択されたグループは、前記1つのグループである、請求項28に記載の装置。
  30. 前記選択されたグループに関連付けられた優先順位の組は、前記複数のグループのうちの他のグループの優先順位の組に統計的に等しい、請求項23に記載の装置。
  31. 前記選択されたグループに関連付けられた優先順位の組は、前記複数のグループのうちの他のグループの優先順位の組よりも統計的に高いか、または統計的に低いうちの1つである、請求項23に記載の装置。
  32. 前記選択されたグループに基づく前記優先順位は、複数のデータ伝送ごとに1度変化する、請求項23に記載の装置。
  33. 前記グループは、リンク長さ、前記グループ内のリンクの数、前記装置が競合するに違いない前記グループ内のリンクの数、または前記装置が前記グループ内のリンクと同時に送信することができるかどうかのうちの少なくとも1つにさらに基づいて選択される、請求項23に記載の装置。
  34. ワイヤレスデバイスのためのコンピュータプログラムであって、
    複数のワイヤレスデバイスから受信した信号に基づいて複数のワイヤレスデバイスの各々が関連付けられるグループを決定するステップと、
    前記複数のワイヤレスデバイスの各々に関して決定される前記グループに基づいて、かつ前記複数のワイヤレスデバイスとの干渉を低減させることに基づいて複数のグループからワイヤレス媒体にアクセスするグループを選択するステップであって、前記複数のグループの各々は異なる優先順位を有する、前記グループを選択しりステップと、
    ワイヤレス媒体上でピアツーピア通信を使用して、前記選択されたグループに基づく優先順位で通信するステップと
    を行うためのコンピュータにより実行可能なコードを含む、コンピュータプログラム。
  35. 第2のワイヤレスデバイスから前記複数のグループのうちのグループの組を示す情報を受信するためのコードをさらに含み、前記グループを選択する前記ステップは、前記受信した情報にさらに基づいている、請求項34に記載のコンピュータプログラム。
  36. 前記グループを選択するための前記コードは、前記グループに関連付けられたグループ間識別子を選択し、前記優先順位は、前記グループ間識別子の関数である、請求項35に記載のコンピュータプログラム。
  37. 前記選択されたグループ内のグループ内識別子を選択するためのコードさらに含み、前記優先順位は、前記グループ内識別子にさらに基づいている、請求項36に記載のコンピュータプログラム。
  38. サブグループに関連付けられたサブグループ間識別子を選択することにより前記選択されたグループ内の複数のサブグループのうちの1つのサブグループを選択するためのコードをさらに含み、前記複数のサブグループの各々は、常に、前記選択されたグループ内の異なる連続する範囲の優先順位と関連付けられ、前記優先順位も前記サブグループ間識別子の関数である、請求項36に記載のコンピュータプログラム。
  39. 第2のワイヤレスデバイスに前記複数のグループのうちのグループの組を示す情報を送信するためのコードをさらに含む、請求項34に記載のコンピュータプログラム。
  40. 前記グループの組のうちの1つのグループを示す情報を受信するためのコードをさらに含み、前記選択されたグループは、前記1つのグループである、請求項39に記載のコンピュータプログラム。
  41. 前記選択されたグループに関連付けられた優先順位の組は、前記複数のグループのうちの他のグループの優先順位の組に統計的に等しい、請求項34に記載のコンピュータプログラム。
  42. 前記選択されたグループに関連付けられた優先順位の組は、前記複数のグループのうちの他のグループの優先順位の組よりも統計的に高いか、または統計的に低いうちの1つである、請求項34に記載のコンピュータプログラム。
  43. 前記選択されたグループに基づく前記優先順位は、複数のデータ伝送ごとに1度変化する、請求項34に記載のコンピュータプログラム。
  44. 前記グループは、リンク長さ、前記グループ内のリンクの数、前記ワイヤレスデバイスが競合するに違いない前記グループ内のリンクの数、または前記ワイヤレスデバイスが前記グループ内のリンクと同時に送信することができるかどうかのうちの少なくとも1つにさらに基づいて選択される、請求項34に記載のコンピュータプログラム。
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