JP2014528365A - 締結具を駆動するための手持ち式動力工具 - Google Patents

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Abstract

燃焼チャンバと後および先端部を有するシリンダ内の第2のチャンバとを備えているガス燃焼機構によって動力供給される手持ち式動力工具。燃焼チャンバは、第2のチャンバと流体連通し、第1の過給機は、ドライバアセンブリと駆動モータとファンアセンブリとを含み、ドライバアセンブリは、後および先端部の間でシリンダ内を移動可能なピストンおよびドライバを有する。使用中、ピストンがシリンダの先端部またはその付近にある間、ファンアセンブリは、燃焼チャンバおよび第2のチャンバの中に空気を導入し、その内側で空気に圧力をかけ、燃料ガスが第1の供給ポートから燃焼チャンバの中に導入され、空気および燃料ガスが、その中で空気/燃料ガス混合物になる。駆動モータは、後端部またはその付近の位置までピストンを移動させ、燃焼チャンバ内で着火してピストンに運動を付与するように第1の燃焼チャンバ内で空気/燃料ガス混合物を圧縮する。

Description

本発明は、内燃締結具駆動工具に関する。
釘、ピン、およびステープル等の締結具を、木材、コンクリート、または鋼鉄でできているワークピースまたは基材の中へ駆動するために、動力源として内燃機関を使用する、締結具駆動工具が開発されてきた。工具は、ピストンを強制的に駆動するように、燃焼チャンバの中で燃料/空気混合物を着火させ、次いで、ピストンが工具から締結具を押し出す。従来技術の有効性は、燃料/空気混合物の全量を急速に着火させることの効率に大きく限定されている。不十分な量の燃料が着火する場合、デバイスは不適切な駆動力を締結具に送達する。工具が不確かな動力出力を生じる場合、締結具は、満足できない深度まで駆動されるか、または不十分に定着させられる場合がある。従来技術のデバイスは、より大型の工具を作製し、より多くの量の燃料を無駄にすることによって、これらの非効率性に対処しようと試みてきた。
いくつかの従来技術の工具はまた、不発(不着火)として知られているものも被る。これは、工具が低温条件で、または高高度および高温条件で操作されるときに起こる。該現象の原因は、(a)空気/燃料の不十分な噴霧化および混合、(b)不十分な燃料/空気比、(c)低空気密度である。
1つのそのような従来技術の工具が、特許文献1(Gschwend、他)で説明されている。このデバイスは、特定分量の燃料を測定し、次いで、燃焼チャンバ体積を機械的に拡張することによって、空気とともにその燃料を燃焼チャンバに引き込むように動作する、機構のネットワークを含む。このデバイスの欠点は、燃料およびガスが十分に混合されず、燃焼の効率を減少させることである。
そのような従来技術の工具のさらなる不利点は、エネルギーの所与の出力に必要とされる工具質量(重量および物理的サイズ)である。さらに、そのような工具は、不完全真空によって燃料および空気を燃焼チャンバに引き込む。結果として、燃料/空気混合物が低い圧力で着火させられ、低い燃焼率およびさらなる非効率性につながる。これは、内燃締結具駆動工具の効率が低くなるほど、着火失敗および締結具への満足できない駆動力をもたらす、出力変動の影響をデバイスが受けやすくなるという点で、特に問題である。
また、建築業界において釘および固定で使用されるもの等の従来技術のインパルス工具は、それらの用途で制限を有する。そのような工具は、70から100ジュールの出力エネルギーを生じる能力を有する。これらの工具は、最適条件下、すなわち、海抜ゼロで24℃および約40%の相対湿度レベルにおいてのみ、製造要求出力を生じるであろう。これらの最適条件が変化する場合、動力出力も25%ほども変化し、場合によっては、全く着火しない。これは、釘および固定具が時には突出し、製造深度の80から90%しか駆動されず、したがって、ワークピースが建築基準を満たさない場合があることを意味する。また、これにより、オペレータが仕事を終えるために従来のハンマーを使用しなければならなくなり得る。
いくつかのインパルス工具製造業者は、100ジュール以上を生じるように工具を開発してきたが、そのような工具は、結局、消費者が合理的に購入することを期待するものよりもはるかに大型のユニットになっている。
固定に使用される全ての従来技術の燃焼工具は、動きが悪くなる状態を被り、定期的に清掃される必要がある。これは、工具における不完全燃焼によって引き起こされる。炭素、潤滑剤、ならびに燃焼および排ガスの他の副生成物が、燃焼チャンバ、ドライバピストン、およびヘッド内で堆積物を蓄積させる。
それらの燃焼プロセスで「過給」を採用する、新世代のより強力なコードレス燃焼インパルス工具が開発されてきた。1つのそのような工具は、我々の特許文献2(国際出願第PCT/AU2009/000629号)で説明されている。
過給工具は、以前の従来技術の工具よりも強力であるが、いくつかの不利点を被る。
第1に、バッテリ電力可用性に対するより高い需要であって、バッテリ充電あたりより少ない工具サイクルをもたらすことになる。
第2に、着火プロセスに伴う非効率性が、不完全燃焼をもたらし得る。
第3に、未調節燃料送達システムが、工具を不発(または不着火)させ得る、誤った燃料比をもたらし得る。これは、工具が低温条件で、または高高度および高温条件で操作されるときに起こる。該現象の原因は、空気/燃料の不十分な噴霧化および混合、および/または不十分な燃料/空気過給比である。
第4に、エネルギー出力および持続時間ならびにエネルギー変動が、不利点であり得る。従来技術の過給工具では、より大きい摩擦力が釘またはピンに作用している、駆動ストロークの終了(後半の50%)とは対照的に、駆動ストロークの開始(最初の50%)時に、大量のエネルギーが生成される。
工具サイクル時間は、過給時間遅延によって生成される時間遅延の結果として、毎秒4サイクルから2サイクルまで延長させられている。
これらの新しい技術およびより高い出力により、より大型の工具が結果として生じている。過給圧力および工具出力動力は、ドライバピストン復帰機構および全体的な工具構造と併せて、ドライバピストン保持機構の能力に限定される。
コードレス燃焼インパルス工具の高出力過給はまた、新しく、場合によっては、壊滅的な部品の過大応力、故障、および過熱も生成してきた。また、過給システム内の着火圧力および/または衝撃の増加により、内部循環ファン駆動モータが故障し得ることも分かっている。
本発明は、従来技術の欠陥のうちの少なくとも1つを改善または克服するであろう、締結具駆動工具を提供することを模索する。
米国特許第5,213,247号明細書 国際公開第2009/140728号
第1の側面によれば、本発明は、その動作力がガス燃焼機構によって提供される、手持ち式動力工具であって、該ガス燃焼機構は、第1の燃焼チャンバと、後端部および先端部を有する駆動シリンダ内の第2のチャンバとを備え、該第1の燃焼チャンバは、該後端部を介して該第2のチャンバと流体連通しており、第1の過給機は、ドライバアセンブリと、駆動モータと、少なくとも1つのファンアセンブリとを含み、該ドライバアセンブリは、該後端部と該先端部との間で該駆動シリンダ内を移動可能であるピストンおよびドライバを有し、該駆動モータは、該ドライバアセンブリに動作可能に接続され、使用中、該ピストンが該駆動シリンダの該先端部に、またはその付近にある間、該ファンアセンブリは、該第1の燃焼チャンバおよび該第2のチャンバの中に空気を導入し、それにより、その内側で少なくとも部分的に空気に圧力をかけ、燃料ガスが、第1の燃料供給ポートから該燃焼チャンバの中に導入され、空気および燃料ガスは、その中で空気/燃料ガス混合物を形成するように混合され、該駆動モータは、該後端部における、またはその付近の位置まで該ピストンを動作可能に移動させ、それにより、該ピストンに運動を付与するよう、および該工具の動作を促進するよう、該空気/燃料混合物が燃焼チャンバ内で着火させられるように、該第1の燃焼チャンバ内で該空気/燃料ガス混合物を圧縮し、第2の過給機が、第2の供給ポートから燃料ガスおよび空気の混合物を供給するために該燃焼チャンバに動作可能に接続されていることを特徴とする、手持ち式動力工具にある。
好ましくは、第1の過給機および第2の過給機の両方は、該工具に過給するために、組み合わせて、または互いに独立して使用されることができる。
好ましくは、該第2の供給ポートからの燃料は、該第1の供給ポートから分注されている燃料よりも弱い燃料である。
好ましくは、該第2の過給機シリンダからの燃料は、該第1の過給機によって過給される燃料および空気の混合物の着火後または着火中に、該燃焼チャンバの中に導入され得る。
好ましくは、該工具はさらに、両方とも、ファンアセンブリ、駆動モータ、ならびに第1および第2のガス供給ポートの制御および作動のためにECMに動作可能に接続される、移動可能な工具ノーズアセンブリと、トリガアセンブリとを備えている。
好ましくは、該工具は、ユーザが、組み合わせて、または互いに独立して使用される、該第1の過給機および第2の過給機の動作を選択することを可能にする、該ECMに動作可能に接続されているセレクタスイッチを有する。
好ましくは、該ECMは、該二次過給機を係合および係脱するように該第2の過給機によって提供される過給の変動を可能にし、また、該第1の過給機からの過給の量を変化させる、プログラムされたタイミング回路を含む。
好ましくは、該第2の過給機は、複動シリンダを備えている。
好ましくは、該駆動シリンダは、該ファンアセンブリを支持するシリンダヘッドに直接接続される。
好ましくは、該駆動シリンダは、シリンダヘッド付近で該駆動シリンダの周囲に複数の放射状に離間した一次吸気ポートと、該シリンダヘッドからさらに離れた場所で該駆動シリンダの周囲で放射状に離間し、環状チャンバ筐体より下側に延在する複数の二次移送極性ポートとを有する。
好ましくは、該駆動シリンダを包囲し、それに接続されている環状チャンバ筐体は、該燃焼チャンバの一部分が、該駆動シリンダの外径を超えて半径方向に延在することを可能にする。
好ましくは、該ファンアセンブリは、該第1の燃焼チャンバの中に空気を導入するための第1の外部誘導ファンを有する。
好ましくは、該ファンアセンブリは、パンケーキ型であるファンモータを有する。
好ましくは、該ファンアセンブリは、該第1の燃焼チャンバ内に配置されている第2の内部循環ファンを有する。
好ましくは、該第2の内部循環ファンは、第2の駆動モータと磁気連通している。
図1は、本発明の第1の実施形態による、手持ち式内燃釘締結工具の概略断面図を示す。 図2aは、図1の手持ち式内燃釘締結工具、および一次過給機を使用した過給のために空気が燃焼チャンバの中に導入される際の空気流路の概略断面図を示す。 図2bは、図1の手持ち式内燃釘締結工具、および一次過給機を使用した過給のために空気が燃焼チャンバの中に導入される際の空気流路の概略断面図を示す。 図3は、着火トリガが完全に押下され、空気/燃料混合物が着火された結果として、ピストンがバンパに隣接して圧迫する、完全拡張位置にドライバおよびピストンを伴う、図2の手持ち式内燃釘締結工具の概略断面図を示す。 図4は、ユーザがトリガに触れ、それにより、外部空気を燃焼および駆動シリンダチャンバの中へ送給させ(一次過給機を介して過給させ)、ピストンがバンパに隣接して排気ポートを遮断する位置まで駆動されているときのモードにおける、図1の手持ち式内燃釘締結工具の概略断面図を示す。 図5は、基材に対して配置された図1の手持ち式内燃釘締結工具の概略断面図を示し、移動可能な工具ノーズの10パーセント移動が起こっている。 図6は、基材に対して配置された図1の手持ち式内燃釘締結工具の概略断面図を示し、移動可能な工具ノーズの100パーセント移動が起こっている。 図7は、基材に対して配置された図1の手持ち式内燃釘締結工具の概略断面図を示し、着火トリガがその移動の約10パーセントで起動されている。 図8は、図1の手持ち式内燃釘締結工具の最上端(燃焼チャンバ/ファンアセンブリ端部)の拡大概略断面図を示す。 図9は、図1の手持ち式内燃釘締結工具の2つの燃料電池および二次過給機の詳細の拡大側面図を示す。 図10は、燃焼チャンバの場所を明確に示すために燃焼チャンバの中へ延在する内部構成要素が省略されている、図1の手持ち式内燃釘締結工具の最上端の拡大概略断面図を示す。 図11は、70ジュールの出力エネルギーを生じる一次過給に依存して達成されるであろう、出力エネルギー(kgf/cm)対時間(ミリ秒)の典型的なグラフ表現である。 図12は、140ジュールの出力エネルギーを生じる一次過給に依存して達成されるであろう、出力エネルギー(kgf/cm)対時間(ミリ秒)の典型的なグラフ表現である。 図13は、200ジュールの出力エネルギーを生じる一次および二次過給に依存して達成されるであろう、出力エネルギー(kgf/cm)対時間(ミリ秒)のグラフ表現である。 図14は、図1の手持ち式内燃釘締結工具で使用するための「代替的な内部ファン駆動システム」の概略図である。
図1−10は、2つの過給機、すなわち、「一次過給機」および「二次過給機」を含む、手持ち式内燃釘締結具工具100を描写する。
第1の(または一次)過給機は、ドライバアセンブリ7、モータ101、およびファン103、104で構成される。第1の一次過給機のこれらの構成要素は、我々の「従来技術」の国際公開第WO 2009/140728号で示されているものに類似する。「一次過給機」の動作は、上記の「従来技術」の工具のものとは異なるが、参照しやすいように、上記の従来技術の工具で類似するこれらの構成要素は、この実施形態で同様に番号付けされている。
手持ち式内燃釘締結工具100は、駆動モータ101と、誘導/循環モータ102と、外部誘導ファン103と、内部循環ファン104と、24ボルトバッテリバック105と、燃焼チャンバ106と、シリンダ13内のドライバシリンダチャンバ107と、排気(冷却)空洞108と、燃料電池カートリッジ109a(図9参照)と、点火器110aおよび110bとを備えている。燃焼チャンバ106を包囲し、シリンダに載置される燃焼チャンバ筐体17は、「環状形」(図10で最も良く見られる)を有し、シリンダ13に直接載置される。
工具100は、工具100の種々の構成要素を制御する電子制御モジュール(ECM)27を有する。ECM27に接続された出力動力セレクタスイッチ146は、ユーザ(図示せず)が、「通常出力」(一次過給機のみが採用される)、「高出力」(一次および二次過給機の両方が採用される)、および「低出力」(二次過給機のみが採用される)といった、種々の動作構成を選択することを可能にする。
ここで、工具100の動作を説明する。ユーザ(図示せず)が、支持ハンドル(ピストルグリップ)34で工具100を握る。好ましくは、ユーザの人差し指が、着火トリガ3の上に配置される。タッチセンサ35は、工具100が操作されることをECM27に警告する。ECM27は、12ボルトで動作するように誘導および循環ファンモータ102への電気回路を作動させる。これは、外部誘導ファン103および内部循環ファン104に、工具100の外部からの空気を、吸気フィルタ21を通して駆動させる。外気は、複数の吸気ポート134を介して燃焼チャンバ106の中へ送給させられ、ドライバシリンダチャンバ107(図1参照)が空気を充填している。同時に、ECM27が、駆動モータ歯車7およびドライバ歯車ラック11を介してドライバ14およびピストン15と連通している駆動モータ101の位置をチェックする。駆動モータ101は、ピストン15の下面がバンパ8上で静置しているように、ドライバ14およびピストン15を再配置する(図4参照)。この位置で、ピストン15は、排気ポート10を遮断しており、チャンバ106および107を密閉する。また、工具サイクルのこの同一時点で、燃焼チャンバ筐体17は、移動可能な工具ノーズ部分5と連通している、100パーセント(100%)開放モードにある。外気がファン103を介して引き込まれる場合、シール132は、ファン103からの圧力を受けている空気が空洞108に進入することを防止し、よって、外気の100パーセント(100%)が燃焼チャンバ106の中へ方向付けられる。燃焼チャンバ106に進入すると、流入空気が内部循環ファン104によってさらに加速される。空気がファン104を通過する場合、空気は、バッフル139および円錐台形状循環シュラウド25を通して流動され、空気流をさらに加速する。次いで、空気は、シュラウド25を介してドライバチャンバ107の中心の下方に方向付けられる。(シリンダ13内の)チャンバ107の基部で、空気流が分割され、ピストン15の「円環状」後部凹面を介して、燃焼チャンバ106の中へチャンバ107の上方に再び方向転換させられ、そこで、空気流がポートマスク136によって分割され、約95%が複数の排気移送ポート133を介してチャンバ106から流出し、空洞108に流入してそれに沿って流れ、排気口9を介して工具100から流出する。チャンバ106の中の残りの空気(約5%)は、チャンバ106の最上部まで上方に流れ、そこで、図4で見られるように、循環シュラウド25の側壁の周囲に配列された複数の穴/通気孔を通る流入空気流を再合流させる。
図5は、移動可能な工具ノーズ部分5の10パーセント(10%)移動が起こっている、基材上に配置された工具100を描写する。筐体17と連通している工具ノーズ部分5は、筐体17に排気移送ポート133を遮断させ、空気流の100パーセント(100%)がチャンバ106および107の周囲で循環することを可能にする。この同一時点で、ECM27は、モータ102の通常の製造業者負荷サイクル電圧の200%である24ボルトにモータ102を切り替えている。これは、モータ102にその回転(rpm)を瞬間的に増加させ、したがって、チャンバ106および107の中への空気流の量および速度を増加させ、排気ポート16が閉鎖されているので、チャンバ106および107の中への空気流の増加が、その内側の空気圧の増加を引き起こす。従来技術のインパルス工具では、排気ポートおよび空気吸入口が、同時に閉鎖するであろうが、しかしながら、本発明のこの実施形態では、排気ポート133が閉じた後に、モータ102の増加した回転が、チャンバ106および107に「過給」空気を導入し続ける。これは、排気ポート133の閉鎖が筐体17の移動の最初の10パーセント(10%)にあるか、またはそれに近く、充填空気を受け取るように吸気側を開いたままにしているからである。
図6は、筐体17と連通している工具ノーズ5が100パーセント(100%)で動作(移動)していることを描写する。工具サイクルのこの時点で、ファン103からの空気流が、空洞108の中へ方向転換させられている。チャンバ筐体17の移動の最後の約5パーセント(5%)の間に、シール17Aおよび17Bは、チャンバ106および107が密閉されるようにする。チャンバ筐体17が100パーセント(100%)で動作(移動)しており、したがって、チャンバ106および107が密閉されたとき、17と連通している、ガス調節弁頭23Aおよびガス調節弁アクチュエータ24を介した第1の燃料電池109Aからのガスの定量が、ジェット/マニホールド153を通ってチャンバ106に進入している。
燃料がジェット/マニホールド153から流出する場合、ファン104の高速回転ブレードが、燃料ガスの蒸発および膨張反応を加速するとともに、チャンバ106および107の中で空気および燃料を一緒に急速に循環させて混合する。
図7もまた、着火トリガ3がその移動の約10パーセント(10%)で起動されていることを描写する。この時点で、トリガ3と連通しているECM27が、駆動モータ101への電気回路をオンに切り替え、ラック11および歯車7と併せてピストン15およびドライバ14をドライバシリンダ13の最上部まで100パーセント(100%)移動させる。「高出力」設定が工具出力動力セレクタ146を介して選択された場合、同時に、ECM27が瞬間的に駆動モータ132および二次過給機アセンブリ131への電気回路をオンに切り替え、また、過給圧力をさらに増進するように、空気または空気/燃料混合物を送達する。
チャンバ106が密閉されているので、チャンバ107の中の全ての空気集団がチャンバ106の中へ圧縮され、周囲よりも大きい圧力(圧力差)を生成する。また、ドライバアセンブリ14およびピストン15がシリンダ13の最上部までの移動の100パーセント(100%)を達成すると、釘40が締結具マガジン4から固定された工具ノーズ6の中へ配置される。チャンバ106に含まれている空気および燃料が急速に循環し、シュラウド25が、シュラウド25の基部における通気孔/穴(図示せず)を用いて、点火器110aおよび110bを横断して燃料/空気混合物を方向付ける。
図4は、着火トリガ3がその移動の100%で動作していることを描写する。ECM27は、高圧着火コイル1への回路をオンに切り替え、それにより、約25から50の印加で同コイルを非常に急速に操作する。着火コイル1によって生成される高電圧の結果として生じるパルスは、点火器110aおよび110bと連通している。点火器110aおよび110bからの結果として生じる複数の高圧スパークが、同時に燃焼チャンバ106の中の燃料/空気混合物を着火させる。ECM27は、駆動モータ101を別個の電気回路に切り替え、駆動モータ101を発電機に変換する。燃料/空気混合物がチャンバ106の中で着火すると、圧力の急上昇が起こり、ドライバアセンブリ14およびピストン15をシリンダ13の下方に押し進め、釘40を基材(またはワークピース)の中へ押し出す。ドライバアセンブリ14およびピストン15がシリンダ13の下方に進行するにつれて、50%(50パーセント)に達する。「高出力」設定が工具出力動力セレクタ146を介して選択された場合、ECM27が、瞬間的に駆動モータ132および二次過給機131への電気回路を再びオンに切り替えて、さらなる二次過給動力事象が起こることを可能にするように、2度目に空気/燃料混合物を送出することに従事する。二次過給動力事象を支援するために、バッフル139が、流入空気/燃料混合物を妨げ(中断し)、それを先行火炎前面から分離する。次いで、点火器110aおよび110bが、ECM27によって再起動され、同一の工具100サイクルで二次追加動力サイクルをもたらす。ドライバアセンブリ14およびピストン15がシリンダ13の下方に進行するにつれて、発電機の役割を果たしているモータ101は、ラック11および歯車7を介してドライバアセンブリ14と連通する。結果として生じる充電は、バッテリバック105の中へ送り戻され、充電間のバッテリ/工具サイクルを増加させる。ドライバアセンブリ(ドライバ14およびピストン15)が移動の90%に達すると、ピストン15の下面がバンパ衝撃吸収材8と接触し、ドライバ14およびピストン15の運動エネルギーを低減させ、それらをシリンダ13の中で定常制御停止させる。工具/燃焼サイクルのこの段階で、シリンダ13の基部において複数で構成される排気ポート10は、ピストン15によって覆われていない。チャンバ106および107の中の排ガスは、排気ポート10を通って漏出/排出し、チャンバ106および107の中のガス圧力を周囲よりも不完全真空(より低い圧力)まで低減させる。次いで、バンパ8の中の貯蔵エネルギーが、ドライバアセンブリ(ドライバ14およびピストン15)を穴13の約30パーセント(30%)まで上方に跳ね返す。次いで、ECM27が、ファンモータ102を12Vでの通常作動モードに戻して切り替える。同時に、駆動モータ101と連通しているECM27は、ドライバアセンブリ(ドライバ14およびピストン15)の位置をチェックし、ピストン15の下面がバンパ8上に静置し、また、排気ポート10を「閉鎖」している状態で、穴13の底部において、必要に応じて、調整を行なう。
次いで、工具100は、基材から上昇させられ、移動可能な工具ノーズ部分5が拡張することを可能にする。筐体17と連通している工具ノーズ部分5は、前方に摺動し、空気が106および107の周囲で循環し、排気ポート16を通って流出することを可能にする。次いで、着火トリガ3が解放され、ECM27を開始サイクル状態に戻してリセットする。
ここで、この実施形態の注目すべき種々の特徴をさらに詳細に論議する。
「主要」シリンダ13が工具100を貫通し続け、より頑丈に構築されたシリンダヘッド31に直接接続するため、工具100がより頑丈であることに留意されたい。加えて、冷却フィン133も、付加的な強度および冷却のために追加されている。これらの組み合わせられた特徴は、国際公開第WO 2009/140728号の従来技術の工具で遭遇する、本体を通して伝達される応力を有意に最小限化する。利点は、鋼鉄および高密度6000psiコンクリートの中へピンを駆動するために使用される極度の「高出力」のために、一次過給機機構と同時に、二次過給機131も動作され得ることである。
様々な程度の「二次過給」はまた、複動二次過給機131を係合および係脱し、またはオンおよびオフにし、また、一次過給機機構からの過給の量を変化させるように、ECM27内のプログラムされたタイミング回路を用いて過給圧力を変化させる能力を有することによって達成され、これが、ひいては、工具エネルギー出力を変化させる。
これらの全体的な改良を達成するためにも、図9で最も良く見られるように、工具100が、2つの燃料ガス電池109A、109B、ならびに計量弁23Aおよび23Bを装備することが必要である。「豊富な燃料」が、好ましくは、弁23A、燃料通路140A、一次燃料マニホールド138、および充填マニホールド153を介して、「一次」燃料ガス電池109Aからシリンダ13の中へ直接送達される。「二次」燃料カートリッジ109Bが、燃料通路140Bを介して、二次過給機131の中へ、より弱燃料混合物を直接分注する。
バッテリ電力可用性および工具サイクル時間を克服するために、本実施形態は、シリンダの後部を閉鎖し、接続ロッド143がマニホールド140Cと併せて空気入口弁V2および出口弁V1内で動作するために軸受/シール142を導入することによって、過給時間および効率を最大200%向上させる、修正複動ピストンおよびシリンダ機構131を有する二次過給機131を採用する。
加えて、燃料供給マニホールド140Bおよび二次燃料カートリッジ109Bおよび計量弁23Bを介して、そのシリンダの中へ直接分注された燃料を有する、複動二次過給機131はまた、図13に示される「動力出力対時間」のグラフで示されるように、長期の動力送達持続時間を提供する、遅延二次過給燃焼サイクルの能力を有し、一次燃焼サイクル後に動作するように再び仕事を課すことができる。この遅延二次過給燃焼サイクルは、一次過給機を開始した約4ミリ秒後に起こり得る。
図13をより良く理解するために、最初に、一次過給工具の動力出力を各々が示す、図11および12に示される「動力出力対時間」のグラフを確認することが最善である。これらの図11および12は、従来技術の過給工具、すなわち、一次過給機のみが本実施形態の工具100で採用されている、典型的な表現である。図11および12の両方で見ることができるように、より大きい摩擦力が釘またはピンに作用している、駆動ストロークの終了(後半の50%)とは対照的に、駆動ストロークの開始(最初の50%)時に、大量のエネルギーが生成される。
遅延二次過給燃焼サイクル(または二次着火サイクル)が提供される場合、長期の電力送達持続時間が、図13で実証されるように利用可能である。
二次着火サイクルは、二次過給機131からの充填マニホールド153を介した燃料/空気混合物の流入二次新鮮充填を中断するか、または妨げるよう、燃焼チャンバシュラウドの中に方略的に配置された小さい穴を伴うバッフル板139の導入、および/または一次火炎前面から新規充填を分離することによって、さらに支援される。
本実施形態の工具100は、複数の着火点110Aおよび110B(1つよりも多くの点火器)を含み、加えて、1から20ミリ秒の持続時間にわたる着火点(20+)の複数の印加(サイクル)が、工具サイクルあたりで適用される。これは、あらゆる気候および燃料/空気状態条件で、より完全な燃焼を確保する。
これらの新しい特徴が効率的に動作することを可能にするために、新鮮な流入空気が燃焼領域に入り、その周囲で循環してシリンダ13を駆動することを可能にする、一次入口極性ポート134および二次移送極性ポート133と併せた環状の平滑な「空気力学的」チャンバ筐体17の機能に注目することが重要である。一次吸気ポート134は、シリンダヘッド31付近の駆動シリンダ13の周囲で放射状に離間される一方で、二次移送極性ポート133もまた、駆動シリンダ13の周囲で放射状に離間されるが、シリンダヘッド31からさらに離れた場所で筐体17より下側に延在している。
第1に、工具100の全高は、シリンダ13の外径を超えて燃焼チャンバ106の一部分を外向きに「隆起」させる環状燃焼チャンバ筐体17を利用することによって、従来技術と比較して有意に縮小される。第2に、「パンケーキ型」となるファンモータ102を採用することによって、これもまた、工具100の全高を有意に縮小し得る。
上記の第1の実施形態では、工具100の内部循環ファン104は、モータ102によって直接駆動される。しかしながら、図14に示されるように工具100で使用することができる代替的な「ファン駆動システム」では、内部循環ファン駆動モータ102aは、離間した磁気駆動構成要素104b、104cを介して、内部循環ファン104aと磁気連通(駆動)している。そのような代替的な「ファン駆動システム」は、内部循環ファン104aおよび磁気駆動構成要素104cが配置される燃焼チャンバ側から、駆動モータ102aおよび磁気駆動構成要素104cが隔離されることを可能にするであろう。この配列は、過給システム内の着火圧力および/または衝撃の増加による、駆動モータ102aへの故障のリスクを最小限化するであろう。
さらなる示されていない実施形態では、工具がケース内でその定位置に配置されたとき、工具上の電気接点がケースの中の接点と結合して、工具バッテリの電圧上昇または再充電を促進するように、工具キャリーケースに組み込まれたバッテリ充電ドッキングステーションを採用できることを理解されたい。これは、バッテリ使用を延長させることに役立つ。工具キャリーケースはまた、バッテリ充電の目的で蓋に組み込まれた太陽光電池パネルを有し得る。
加えて、さらなる実施形態では、工具は、消費者および製品サービスおよび保証のための製品(販売)工具状態情報に対する可聴および/または視覚情報システムを装着され、タッチパッドが、工具の安全目的で組み込まれ得る。
本明細書で使用されるような「備えている」および「含む」(およびそれらの文法的変化形)という用語は、「のみから成る」という排他的な意味ではなく、包括的な意味で使用される。

Claims (15)

  1. 手持ち式動力工具であって、前記手持ち式動力工具の動作力は、ガス燃焼機構によって提供され、
    前記ガス燃焼機構は、第1の燃焼チャンバと、後端部および先端部を有する駆動シリンダ内の第2のチャンバであって、前記第1の燃焼チャンバは、前記後端部を介して前記第2のチャンバと流体連通している、第2のチャンバとを備え、
    第1の過給機は、ドライバアセンブリ、駆動モータ、および少なくとも1つのファンアセンブリを含み、前記ドライバアセンブリは、前記後端部と前記先端部との間で前記駆動シリンダ内を移動可能であるピストンおよびドライバを有し、前記駆動モータは、前記ドライバアセンブリに動作可能に接続され、
    使用において、
    前記ピストンが前記駆動シリンダの前記先端部またはその付近にある間、前記ファンアセンブリは、前記第1の燃焼チャンバおよび前記第2のチャンバの中に空気を導入し、それにより、前記第1の燃焼チャンバおよび前記第2のチャンバ内で前記空気に少なくとも部分的に圧力をかけ、燃料ガスが、第1の燃料供給ポートから前記燃焼チャンバの中に導入され、前記空気および燃料ガスは、前記燃焼チャンバの中で空気/燃料ガス混合物を形成するように混合され、
    前記駆動モータは、前記後端部またはその付近の位置まで前記ピストンを動作可能に移動させ、それにより、前記第1の燃焼チャンバ内で前記空気/燃料ガス混合物を圧縮し、前記空気/燃料混合物が前記燃焼チャンバ内で着火させられることによって、前記ピストンに運動を付与して、前記工具の動作を促進し、
    第2の過給機が、第2の供給ポートから燃料ガスおよび空気の混合物を供給するために前記燃焼チャンバに動作可能に接続されていることを特徴とする、手持ち式動力工具。
  2. 前記第1の過給機および第2の過給機の両方は、前記工具に過給するために、組み合わせて、または互いに独立して使用されることができる、請求項1に記載の手持ち式動力工具。
  3. 前記第2の供給ポートからの前記燃料は、前記第1の供給ポートから分注されている前記燃料よりも弱い燃料である、請求項1に記載の手持ち式動力工具。
  4. 前記第2の過給機シリンダからの燃料は、前記第1の過給機によって過給される燃料および空気の混合物の着火後または着火中に、前記燃焼チャンバに導入可能である、請求項1に記載の手持ち式動力工具。
  5. 前記工具は、移動可能な工具ノーズアセンブリとトリガアセンブリとをさらに備え、両方とも、前記ファンアセンブリ、駆動モータ、第1および第2のガス供給ポートの制御および作動のために、ECMに動作可能に接続されている、請求項2に記載の手持ち式動力工具。
  6. 前記工具は、前記ECMに動作可能に接続されているセレクタスイッチを有し、前記セレクタスイッチは、ユーザが、組み合わせて、または互いに独立して使用される前記第1の過給機および第2の過給機の動作を選択することを可能にする、請求項5に記載の手持ち式動力工具。
  7. 前記ECMは、前記二次過給機を係合および係脱するように前記第2の過給機によって提供される過給の変動を可能にし、また、前記第1の過給機からの過給の量を変化させる、プログラムされたタイミング回路を含む、請求項6に記載の手持ち式動力工具。
  8. 前記第2の過給機は、複動シリンダを備えている、請求項1に記載の手持ち式動力工具。
  9. 前記駆動シリンダは、前記ファンアセンブリを支持するシリンダヘッドに直接接続されている、請求項1に記載の手持ち式動力工具。
  10. 前記駆動シリンダは、シリンダヘッド付近で前記駆動シリンダの周囲に複数の放射状に離間した一次吸気ポートと、前記シリンダヘッドからさらに離れた場所で前記駆動シリンダの周囲で放射状に離間し、環状チャンバ筐体より下側に延在する複数の二次移送極性ポートとを有する、請求項9に記載の手持ち式動力工具。
  11. 前記駆動シリンダを包囲し、前記駆動シリンダに接続されている環状チャンバ筐体が、前記燃焼チャンバの一部分が前記駆動シリンダの外径を超えて半径方向に延在することを可能にする、請求項1に記載の手持ち式動力工具。
  12. 前記ファンアセンブリは、前記第1の燃焼チャンバの中に空気を導入するための第1の外部誘導ファンを有する、請求項1に記載の手持ち式動力工具。
  13. 前記ファンアセンブリは、パンケーキ型であるファンモータを有する、請求項1に記載の手持ち式動力工具。
  14. 前記ファンアセンブリは、前記第1の燃焼チャンバ内に配置されている第2の内部循環ファンを有する、請求項1に記載の手持ち式動力工具。
  15. 前記第2の内部循環ファンは、第2の駆動モータと磁気連通している、請求項14に記載の手持ち式動力工具。
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