JP2014526220A - R99prachへのフォールバック - Google Patents

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Abstract

無線送受信ユニット(WTRU)がアップリンク情報を送信するためのシステム、方法、および、手段を開示する。WTRUは、ネットワークに送信するデータまたは制御情報等の情報を有してよい。WTRUは、共通拡張専用チャネル(E−DCH)リソースをネットワークに要求してよい。WTRUは、リリース99ランダムアクセスチャネル(R99 RACH)、リリース99物理ランダムアクセスチャネル(R99 PRACH)等のランダムアクセスチャネルを用いるフォールバックの指示を前記ネットワークから受信してよい。指示は、拡張取得インジケータ(E‐AI)を通して受信してよい。指示は、E‐AI値であってよい。WTRUは、条件を満たすか否かを決定してよい。WTRUは、前記条件を満たす場合、R99 PRACHを介して前記アップリンク情報を送信してよい。

Description

(関連出願の参照)
この出願は、2011年8月11日出願の米国仮特許出願番号61/522,504、2011年11月3日出願の米国仮特許出願番号61/555,201、および、2012年1月23日出願の米国仮特許出願番号61/589,760の利益を主張し、リファレンスにより本明細書にその内容を組み込むものとする。
モバイルネットワークは、新しいモバイルサービスとアプリケーションの導入によって、データトラフィックが幾分増加し続けている。このようなトラフィックは、バースト性の高レベル、および/または、小さいパケットサイズにより特徴付けられうる。UMTS(Universal Mobile Telecommunications Systems)において、トラフィック需要が変化するモバイル装置は、低活動の間に、完全接続ではない状態で維持されるようにすることができる。完全接続でない状態はCELL_FACH、CELL_PCHを含むがそれらに限定されない。完全接続でない状態にすることで、バッテリー消費を抑えながら「常時接続」に近いユーザ体験を提供することができる。
WTRU(wireless transmit/receive unit(無線送受信ユニット))がアップリンク情報を送信するためのシステム、方法、手段を開示する。WTRUは、ネットワークに送信するデータまたは制御情報等の情報を有してよい。WTRUは、ネットワークに共通のE−DCH(enhanced dedicated channel(拡張専用チャネル))リソースを要求してよい。WTRUは、R99 RACH(Release 99 Random Access Channel(リリース99ランダムアクセスチャネル))、R99 PRACH(Release 99 Physical Random Access Channel(リリース99物理ランダムアクセスチャネル))等のランダムアクセスチャネルを用いるフォールバックへの指示をネットワークから受信してよい。指示は、E−AI(extended acquisition indicator(拡張取得インジケータ))を通して受信してよい。指示は、E‐AI値であってよい。WTRUは、条件を満たすか否かを決定してよい。WTRUは、条件を満たす場合、R99 PRACHを介してアップリンク情報を送信してよい。
送信チャネルをR99 RACHにマッピングすることができること;送信チャネルを一定のRLC(Radio Link Control(無線リンク制御))PDU(Protocol Data Unit(プロトコルデータユニット))サイズで設定してよいこと;または、送信チャネルがWTRUで予め定められているチャネルのリストに属し、該リストは1つまたは複数のCCCH(commom control channel(共通制御チャネル))またはDCCH(dedicated control channel(専用制御チャネル))を含んでよいこと、の1つまたは複数が成立すると、条件は満たされる。条件が満たされない場合、WTRUは、ネットワークへのアクセスからバックオフし、R99 PRACHへのフォールバックというネットワークからの指示を無視し、時間を置いた後、ネットワークへのアクセスを試みてよい。
1つまたは複数の開示された実施形態を実装するための通信システムの例を示すシステム図である。 図1Aに記載の通信システムで使用可能なWTRU(wireless transmit/receive unit(無線送受信ユニット))の例を示すシステム図である。 図1Aに記載の通信システムで使用可能な無線アクセスネットワークとコアネットワークの例を示すシステム図である。 図1Aに記載の通信システムで使用可能な別の無線アクセスネットワークとコアネットワークの例を示すシステム図である。 図1Aに記載の通信システムで使用可能な別の無線アクセスネットワークとコアネットワークの例を示すシステム図である。 例示的なフォールバックを示す図である。
様々な図を参照して、例示の実施形態を詳しく説明する。この説明は可能な実施例を詳しく述べるが、詳細は例示的なものであって、本出願の範囲を制限するためのものではない。
図1Aは、1つまたは複数の開示の実施形態を実施することができる通信システム100の例を示す。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャストなどのコンテンツを多数の無線ユーザに提供する多重アクセスシステムであってよい。通信システム100によって、多数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースを共有して、このようなコンテンツにアクセスすることができる。例えば、通信システム100は、CDMA(code division multiple access(符号分割多重アクセス))、TDMA(time division multiple access(時分割多重アクセス))、FDMA(frequency division multiple access(周波数分割多重アクセス))、OFDMA(orthogonal FDMA(直交FDMA))、SC−FDMA(single carrier FDMA(単一キャリアFDMA))などの、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を採用してよい。
図1Aに示すように、通信システム100は、WTRU(wireless transmit/receive unit(無線送受信ユニット))102a、102b、102cおよび/または102d(一般的にまたは総称してWTRU102と呼んでよい)、RAN(radio access network(無線アクセスネットワーク))103/104/105、コアネットワーク106/107/109、PSTN(public switched telephone network(公衆交換電話網))108、インターネット110、および他のネットワーク112を含んでよい。しかしながら、開示の実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を意図していることは理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dは各々、無線環境で動作および/または通信するように構成された任意の種類の装置であってよい。例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信および/または受信するように構成してよく、UE(user equipment(ユーザ装置))、移動局、固定加入者ユニット、移動加入者ユニット、ポケットベル、携帯電話、PDA(personal digital assistant(パーソナルデジタルアシスタント))、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、家庭用電化製品などを含んでよい。
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bも含んでよい。基地局114a、114bは各々、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインタフェースを取って、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、および/または、ネットワーク112等の1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを促進するように構成された任意の種類の装置であってよい。例として、基地局114a、114bは、BTS(base transceiver station(ベーストランシーバステーション))、Node−B(ノードB)、eNode B(eノードB)、Home Node B(ホームノードB)、Home eNode B(ホームeノードB)、サイトコントローラ、AP(access point(アクセスポイント))、無線ルータなどであってよい。基地局114a、114bは、それぞれ単一の要素として示されているが、任意の数の相互に接続された基地局および/またはネットワーク要素を含んでよいことは理解されよう。
基地局114aは、RAN103/104/105の一部であってよく、RAN103/104/105は、他の基地局、および/または、BSC(base station controller(基地局コントローラ))、RNC(radio network controller(無線ネットワークコントローラ))、リレーノードなどのネットワーク要素(図示せず)も含んでよい。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と呼ばれる特定の地理的区域内で無線信号を送信および/または受信するように構成してよい。セルは、さらにセルセクタに分かれてよい。例えば、基地局114aに関連付けられたセルを3つのセクタに分けてよい。そうすると、一実施形態においては、基地局114aは、3つのトランシーバ、すなわち、セルのセクタごとに1つのトランシーバを含んでよい。別の実施形態においては、基地局114aは、MIMO(multiple−input multiple output(多入力多出力))技術を採用してよいので、セルのセクタごとに複数のトランシーバを利用してよい。
基地局114a、114bは、無線インタフェース115/116/117を介して、WTRU102a、102b、102c、102dの1つまたは複数と通信してよい。無線インタフェース115/116/117は、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光線など)であってよい。無線インタフェース115/116/117は、任意の適切なRAT(radio access technology(無線アクセス技術))を用いて構築することができる。
さらに詳細には、上述のように、通信システム100は、多重アクセスシステムであってよく、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA等の1つまたは複数のチャネルアクセス方式を採用してよい。例えば、RAN103/104/105の基地局114aとWTRU102a、102b、102cは、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System(ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム))、UTRA(Terrestrial Radio Access(地上波無線アクセス))等の無線技術を実施してよく、その無線技術によって、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))を用いて無線インタフェース115/116/117を構築してよい。WCDMAは、HSPA(High−Speed Packet Access(高速パケットアクセス))および/またはHSPA+(Evolved HSPA(進化型HSPA))等の通信プロトコルを含んでよい。HSPAは、HSDPA(High−Speed Downlink Packet Access(高速ダウンリンクパケットアクセス))および/またはHSUPA(High−Speed Uplink Packet Access(高速アップリンクパケットアクセス))を含んでよい。
別の実施形態においては、基地局114aとWTRU102a、102b、102cは、E−UTRA(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access(進化型UMTS地上波無線アクセス))等の無線技術を実施してよく、その無線技術によって、LTE(Long Term Evolution(ロングタームエボリューション))および/またはLTE−A(LTE−Advanced(LTEアドバンスト))を用いて無線インタフェース115/116/117を構築してよい。
他の実施形態においては、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(すなわち、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access))、CDMA2000、CDMA2000IX、CDMA2000EV−DO、IS−2000(Interim Standard 2000)、IS−95(Interim Standard−95)、IS−856(Interim Standard−856)、GSM(登録商標)(Global System for mobile communications)、EDGE(Enhanced Data rates for GSM Evolution)、GERAN(GSM EDGE)等の無線技術を実施してよい。
図1Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB、または、アクセスポイントであってよく、職場、自宅、車両内、学校などのローカルエリア内での無線接続を促進する任意の適切なRATを利用してよい。一実施形態においては、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、IEEE802.11等の無線技術を実施して、WLAN(wireless local area network(無線ローカルエリアネットワーク))を構築してよい。別の実施形態においては、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、IEEE802.15等の無線技術を実施して、WPAN(wireless personal area network(無線パーソナルエリアネットワーク))を構築してよい。さらに別の実施形態においては、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用して、ピコセルまたはフェムトセルを構築してよい。図1Aに示すように、基地局114bは、インターネット110に直接接続してよい。従って、基地局114bは、インターネット110にアクセスするのに、コアネットワーク106/107/109を介する必要はない。
RAN103/104/105は、コアネットワーク106/107/109と通信してよく、コアネットワーク106/107/109は、音声、データ、アプリケーション、および/またはVoIP(voice over internet protocol)サービスを、WTRU102a、102b、102c、102dの1つまたは複数に提供するように構成された任意の種類のネットワークであってよい。例えば、コアネットワーク106/107/109は、呼制御、ビリングサービス、モバイル位置情報サービス、プリペイドコール、インターネット接続、ビデオ配信などを提供してよく、および/または、ユーザ認証などの高水準のセキュリティ機能を行ってよい。図1Aには記載していないが、RAN103/104/105および/またはコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105と同じRATまたは他のRATを採用する他のRANと直接または間接に通信してよいことは理解されよう。例えば、コアネットワーク106/107/109は、E−UTRA無線技術を利用しているRAN103/104/105に接続しながら、GSM無線技術を採用する別のRAN(図示せず)とも通信してよい。
コアネットワーク106/107/109は、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイの役割もしてよい。PSTN108は、旧来のPOTS(plain old telephone service(アナログ電話サービス))を提供する行う回線交換電話網を含んでよい。インターネット110は、相互接続されたコンピュータネットワークの地球規模のシステムと、TCP/IPインターネットプロトコルスイートの、TCP(transmission control protocol(伝送制御プロトコル))、UDP(user datagram protocol)、IP(internet protocol)などの共通通信プロトコルを用いる装置と、を含んでよい。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダが所有および/または運営する有線または無線の通信ネットワークを含んでよい。例えば、ネットワーク112は、1つまたは複数のRANに接続される別のコアネットワークを含んでよく、該1つまたは複数のRANはRAN103/104/105と同じRATを採用していても、異なるRATを採用していてもよい。
通信システム100内のWTRU102a、102b、102c、102dの一部または全ては、マルチモード機能を含んでよい。すなわち、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信する複数のトランシーバを含んでよい。例えば、図1Aに記載のWTRU102cは、セルラベースの無線技術を採用する基地局114a、および、IEEE802無線技術を採用する基地局114bと通信するように設定してよい。
図1Bは、WTRU102の例のシステム図である。図1Bに示すように、WTRU102は、プロセッサ118、トランシーバ120、送信/受信素子122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、取り外しできないメモリ130、取り外し可能なメモリ132、電源134、GPS(global positioning system)チップセット136、および他の周辺機器138を含んでよい。WTRU102は、実施形態と矛盾しなければ、前述の要素の一部の任意の組み合わせを含んでよいことは理解されよう。また、基地局114a、114b、および/または、BTS(base transceiver station)、ノードB、サイトコントローラ、AP(access point)、ホームノードB、eNodeB(evolved home node−B)、HeNB(home evolved node−B)、HeNB(home evolved node−B)ゲートウェイ、および、プロキシノードを含むが、それらに限定されない基地局114a、114bが表すノードは、図1Bに示し、本明細書に記載される要素の一部または全てを含んでよいことを、実施形態は意図している。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型のプロセッサ、DSP(digital signal processor(デジタル信号プロセッサ))、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連付けられた1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、ASIC(Application Specific Integrated Circuits(特定用途向け集積回路))、FPGA(Field Programmable Gate Array(フィールドプログラマブルゲートアレイ))回路、任意の他の種類のIC(集積回路)、状態機械などであってよい。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/または、WTRU102が無線環境で動作するのを可能にする任意の他の機能を行ってよい。プロセッサ118はトランシーバ120に接続してよく、トランシーバ120は送信/受信素子122に接続してよい。図1Bは、プロセッサ118とトランシーバ120を別個のコンポーネントとして表しているが、プロセッサ118とトランシーバ120は、電子パッケージまたはチップとして一体化してもよいことは理解されよう。
送信/受信素子122は、無線インタフェース115/116/117を介して、基地局(例えば、基地局114a)と信号を送受信するように構成してよい。例えば、一実施形態においては、送信/受信素子122は、RF信号を送受信するように構成されたアンテナであってよい。別の実施形態においては、送信/受信素子122は、例えば、IR、UVまたは可視光信号を送信および/または受信するように構成されたエミッタ/検出器であってよい。さらに別の実施形態においては、送信/受信素子122は、RF信号および光信号の両方を送受信するように構成されてよい。送信/受信素子122は、任意の組み合わせの無線信号を送信および/または受信するように構成されてよいことは理解されよう。
さらに、送信/受信素子122は、図1Bに単一の要素として記載されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信素子122を含んでよい。より詳細には、WTRU102は、MIMO技術を採用してよい。従って、一実施形態においては、WTRU102は、無線インタフェース115/116/117を介して無線信号を送受信する複数の送信/受信素子122(例えば、複数のアンテナ)を含んでよい。
トランシーバ120は、送信/受信素子122が送信する信号を変調し、送信/受信素子122が受信した信号を復調するように構成してよい。上述のように、WTRU102は、マルチモード機能を有してよい。従って、トランシーバ120は、WTRU102が、例えば、UTRAやIEEE802.11などの複数のRATを介して通信できるように、複数のトランシーバを含んでよい。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/または、ディスプレイ/タッチパッド128(例えば、LCD(liquid crystal display(液晶ディスプレイ))ユニット、または、OLED(organic light−emitting diode(有機発光ダイオード))ディスプレイ)に接続して、ユーザの入力データを受信してよい。プロセッサ118は、また、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/または、ディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを出力してよい。さらに、プロセッサ118は、取り外しできないメモリ130および/または取り外し可能なメモリ132などの任意の種類の適切なメモリの情報にアクセスしてよく、かつ、該メモリにデータを記憶してよい。取り外しできないメモリ130は、RAM(random−access memory)、ROM(read−only memory)、ハードディスク、または、任意の他の種類の記憶装置を含んでよい。取り外し可能なメモリ132は、SIM(subscriber identity module(加入者識別モジュール))カード、メモリスティック、SD(secure digital)メモリカードなどを含んでよい。他の実施形態においては、プロセッサ118は、サーバまたは家庭用コンピュータ(図示せず)など、物理的にWTRU102上に位置しないメモリの情報にアクセスしてよく、該メモリにデータを記憶してよい。
プロセッサ118は、電源134から電力を得てよく、WTRU102内の他のコンポーネントに電力を供給、および/または、供給する電力を制御してよい。電源134は、WTRU102に電力を供給する任意の適切な装置であってよい。例えば、電源134は、1つまたは複数の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含んでよい。
プロセッサ118は、また、GPSチップセット136に接続してよく、GPSチップセット136は、WTRU102の現在位置に関する位置情報(例えば、経度、緯度)を提供するよう構成してよい。GPSチップセット136からの情報に加えて、または、その代わりに、WTRU102は、無線インタフェース115/116/117を介して基地局(例えば、基地局114a、114b)から位置情報を受信してよく、および/または、複数の近くの基地局からの信号受信のタイミングに基づいてWTRU102の位置を決定してよい。WTRU102は、実施形態と矛盾しない限り、任意の適切な位置決定方法で位置情報を取得してよいことは理解されよう。
プロセッサ118は、さらに、他の周辺機器138に接続してよく、他の周辺機器138は、追加の特徴、機能、および/または、有線または無線の接続を提供する1つまたは複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含んでよい。例えば、周辺機器138は、加速度計、イーコンパス、衛星トランシーバ、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、USB(universal serial bus)ポート、振動装置、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、FM(frequency modulated)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザなどを含んでよい。
図1Cは、実施形態に係るRAN103とコアネットワーク106のシステム図である。上記のように、RAN103は、UTRA無線技術を採用してWTRU102a、102b、102cと無線インタフェース115を介して通信してよい。RAN103は、コアネットワーク106とも通信してよい。図1Cに示すように、RAN103は、ノードB140a、140b、140cを含んでよく、ノードB140a、140b、140cは、それぞれ、WTRU102a、102b、102cと無線インタフェース115を介して通信するための1つまたは複数のトランシーバを含んでよい。ノードB140a、140b、140cは、それぞれ、RAN103内の特定のセル(図示せず)に関連付けられてよい。RAN103は、また、RNC142a、142bを含んでよい。RAN103は、実施形態と矛盾しない限り、任意の数のノードBとRNCを含んでよいことは理解されよう。
図1Cに示すように、ノードB140a、140bは、RNC142aと通信してよい。さらに、ノードB140cは、RNC142bと通信してよい。ノードB140a、140b、140cは、Iubインタフェースを介してRNC142a、142bそれぞれと通信してよい。RNC142a、142bは、Iurインタフェースを介して互いに通信してよい。RNC142a、142bはそれぞれ、接続先の各ノードB140a、140b、140cを制御するように構成してよい。さらに、RNC142a、142bはそれぞれ、外部ループ電力制御、負荷制御、流入制御、パケットスケジューリング、ハンドオーバ制御、マクロダイバーシティ、セキュリティ機能、データ暗号化などの他の機能を実行またはサポートするように構成してよい。
図1Cに示すコアネットワーク106は、MGW(media gateway)144、MSC(mobile switching center)146、SGSN(serving GPRS support node)148、および/または、GGSN(gateway GPRS support node)150を含んでよい。前述の各要素はコアネットワーク106の一部として表されているが、これらの要素はいずれも、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有および/または動作されてよいことは理解されよう。
RAN103内のRNC142aは、コアネットワーク106内のMSC146にIuCSインタフェースを介して接続してよい。MSC146は、MGW144に接続してよい。MSC146およびMGW144は、WTRU102a、102b、102cにPSTN108等の回線交換ネットワークへのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cと旧来の固定電話通信装置との通信を促進してよい。
RAN103内のRNC142aは、また、IuPSインタフェースを介してコアネットワーク106内のSGSN148に接続してよい。SGSN148は、GGSN150に接続してよい。SGSN148およびGGSN150は、WTRU102a、102b、102cにインターネット110等のパケット交換ネットワークへのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応装置との通信を促進してよい。
上述のように、コアネットワーク106もネットワーク112に接続してよく、ネットワーク112は、他のサービスプロバイダが所有および/または運営する他の有線また無線のネットワークを含んでよい。
図1Dは、実施形態に係るRAN104とコアネットワーク107のシステム図である。上述のように、RAN104は、E−UTRA無線技術を採用して、WTRU102a、102b、102cとエアインタフェース116を介して通信してよい。RAN104は、また、コアネットワーク107と通信してよい。
RAN104は、eノードB160a、160b、160cを含んでよい。RAN104は、実施形態と矛盾しない限り、任意の数のeノードBを含んでよいことは理解されよう。eノードB160a、160b、160cは、それぞれ、エアインタフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバを含んでよい。一実施形態においては、eノードB160a、160b、160cは、MIMO技術を実施してよい。従って、例えば、eノードB160aは、複数のアンテナを用いてWTRU102aと無線信号を送受信してよい。
eノードB160a、160b、160cは、それぞれ、特定のセル(図示せず)と関連付けられてよく、無線リソース管理の決定、ハンドオーバ決定、アップリンクおよび/またはダウンリンクにおけるユーザのスケジューリングなどを扱うように構成してよい。図1Dに示すように、eノードB160a、160b、160cは、X2インタフェースを介して互いに通信してよい。
図1Dに示すコアネットワーク107は、MME(mobility management gateway(モビリティ管理ゲートウェイ))162、サービングゲートウェイ164、およびPDN(packet data network(パケットデータネットワーク))ゲートウェイ166を含んでよい。前述の各要素は、コアネットワーク107の一部として表されているが、これらの要素はいずれも、コアネットワークオペレータ以外のエンティティが所有し、および/または、動作させてよいことは理解されよう。
MME162は、S1インタフェースを介して、RAN104内のeノードB160a、160b、160cのそれぞれと接続され、制御ノードの役割をしてよい。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ベアラのアクティベーション/アクティベーションの解除、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ時の特定のサービングゲートウェイの選択などを行ってよい。MME162は、また、RAN104と、GSMまたはWCDMA等の他の無線技術を採用する他のRAN(図示せず)との間の切り替えのための制御プレーン機能を提供してよい。
サービングゲートウェイ164は、S1インタフェースを介して、RAN104内のeノードB160a、160b、160cのそれぞれに接続してよい。サービングゲートウェイ164は、一般に、WTRU102a、102b、102cに/からユーザデータパケットをルーティング、転送してよい。サービングゲートウェイ164は、eノードB間のハンドオーバ中にユーザプレーンをアンカリングすること、WTRU102a、102b、102cのためのダウンリンクデータが利用可能な場合にページングをトリガすること、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理、記憶することなどの他の機能を行ってもよい。
サービングゲートウェイ164は、また、PDNゲートウェイ166に接続してよく、PDNゲートウェイ166は、WTRU102a、102b、102cにインターネット110等のパケット交換ネットワークへのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応装置との間の通信を促進してよい。
コアネットワーク107は、他のネットワークとの通信を促進してよい。例えば、コアネットワーク107は、WTRU102a、102b、102cにPSTN108等の回線交換ネットワークへのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cと旧来の固定電話通信装置との通信を促進してよい。例えば、コアネットワーク107は、コアネットワーク107とPSTN108間のインタフェースの役割をするIPゲートウェイ(例えば、IMAS(IP multimedia subsystem)サーバ)を含んでよい、または、該IPゲートウェイと通信してよい。さらに、コアネットワーク107は、WTRU102a、102b、102cにネットワーク112へのアクセスを提供してよい。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダが所有および/または運営する他の有線または無線のネットワークを含んでよい。
図1Eは、実施形態に係るRAN105とコアネットワーク109のシステム図である。RAN105は、IEEE802.16無線技術を採用して、WTRU102a、102b、102cと無線インタフェース117を介して通信するASN(access service network)であってよい。下記にさらに記載するように、WTRU102a、102b、102c、RAN105、コアネットワーク109の異なる機能エンティティ間の通信リンクは、基準点として定義してよい。
図1Eに示すように、RAN105は、基地局180a、180b、180c、ASNゲートウェイ182を含んでよい。RAN105は、実施形態に矛盾しない限り、任意の数の基地局およびASNゲートウェイを含んでよいことは理解されよう。各基地局180a、180b、180cは、RAN105内の特定のセル(図示せず)に関連付けられてよく、WTRU102a、102b、102cと無線インタフェース117を介して通信するための1つまたは複数のトランシーバを含んでよい。一実施形態においては、基地局180a、180b、180cは、MIMO技術を実施してよい。従って、例えば、基地局180aは、複数のアンテナを用いて、WTRU102と無線信号を送受信してよい。基地局180a、180b、180cは、また、ハンドオフトリガ、トンネル構築、無線リソース管理、トラフィック分類、QoS(quality of service(サービスの質))ポリシーの施行などのモビリティ管理機能を提供してよい。ASNゲートウェイ182は、トラフィック集約点の役割をしてよく、ページング、加入者プロファイルのキャッシング、コアネットワーク109へのルーティングなどを行ってよい。
WTRU102a、102b、102cとRAN105間の無線インタフェース117は、IEEE802.16規格を実施するRl基準点として定義してよい。さらに、WTRU102a、102b、102cは、それぞれ、コアネットワーク109との論理インタフェース(図示せず)を構築してよい。WTRU102a、102b、102cとコアネットワーク109との論理インタフェースは、R2基準点として定義してよい。R2基準点は、認証、許可、IPホスト設定管理、および/または、モビリティ管理に使用してよい。
基地局180a、180b、180c間の通信リンクは、WTRUのハンドオーバと基地局間のデータ転送を促進するプロトコルを含むR8基準点として定義してよい。基地局180a、180b、180cとASNゲートウェイ182間の通信リンクは、R6基準点として定義してよい。R6基準点は、WTRU102a、102b、102cのそれぞれと関連付けられたモビリティイベントに基づいてモビリティ管理を促進するためのプロトコルを含んでよい。
図1Eに示すように、RAN105は、コアネットワーク109に接続してよい。RAN105とコアネットワーク109との通信リンクは、例えば、データ転送とモビリティ管理能力を促進するプロトコルを含むR3基準点として定義してよい。コアネットワーク109は、MIP−HA(mobile IP home agent)184、AAA(authentication, authorization, accounting(認証・許可・アカウンティング))サーバ186、および、ゲートウェイ188を含んでよい。前述の各要素は、コアネットワーク109の一部として表されているが、これらの要素はいずれも、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有および/または動作されてよいことは理解されよう。
MIP−HAはIPアドレス管理を行ってよく、WTRU102a、102b、102cが異なるASNおよび/または異なるコアネットワーク間でローミングするのを可能にしてよい。MIP−HA184は、WTRU102a、102b、102cにインターネット110等のパケット交換ネットワークへのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応装置との通信を促進してよい。AAAサーバ186は、ユーザ認証と、ユーザサービスのサポートを行ってよい。く。ゲートウェイ188は、他のネットワークとの相互作用を促進してよい。例えば、ゲートウェイ188は、WTRU102a、102b、102cにPSTN108等の回線交換ネットワークへのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cと旧来の固定電話通信装置との通信を促進してよい。さらに、ゲートウェイ188は、WTRU102a、102b、102cにネットワーク112へのアクセスを提供してよい。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダが所有および/または運営する他の有線または無線のネットワークを含んでよい。
図1Eには記載していないが、RAN105は、他のASNに接続してよく、コアネットワーク109は、他のコアネットワークに接続してよいことは理解されよう。RAN105と他のASNの通信リンクは、R4基準点として定義してよい。R4基準点は、RAN105と他のASNの間でWTRU102a、102b、102cのモビリティを調整するためのプロトコルを含んでよい。コアネットワーク109と他のコアネットワーク間の通信リンクは、R5基準点として設定してよい。R5基準点は、ホームコアネットワークと訪問先コアネットワーク間の相互作用を促進するためのプロトコルを含んでよい。
WTRU(wireless transmit/receive unit(無線送受信ユニット))がアップリンク情報を送信する、システム、方法、および、手段を開示する。WTRUは、ネットワークに送信するためのデータまたは制御情報等の情報を有してよい。WTRUは、共通E−DCH(enhanced dedicated channel(拡張専用チャネル))リソースをネットワークに要求してよい。WTRUは、R99 RACH(Release 99 Random Access Channel(リリース99ランダムアクセスチャネル))、R99 PRACH(Release 99 Physical Random Access Channel(リリース99物理ランダムアクセスチャネル))等のランダムアクセスチャネルを用いるフォールバックへの指示をネットワークから受信してよい。指示は、E−AI(extended acquisition indicator(拡張取得インジケータ))を通して受信してよい。指示は、E‐AI値であってよい。WTRUは、条件を満たすか否かを決定してよい。WTRUは、条件を満たす場合、R99 PRACHを介してアップリンク情報を送信してよい。
送信チャネルがR99 RACHにマッピングすることができること;送信チャネルが、一定のRLC(Radio Link Control(無線リンク制御))PDU(Protocol Data Unit)サイズで構成されること;または、送信チャネルがWTRUで予め定められているチャネルリストに属し、該リストは、1つまたは複数のCCCH(commom control channel(共通制御チャネル))またはDCCH(dedicated control channel(専用制御チャネル))を含んでよいこと、の1つまたは複数が成立すると、条件が満たされうる。条件が満たされない場合、WTRUは、ネットワークへのアクセスからバックオフし、R99 PRACHへのフォールバックというネットワークからの指示を無視し、時間を置いた後、ネットワークへのアクセスを再度試みてよい。
WTRU(wireless transmit/receive unit(無線送受信ユニット))は、アイドル状態であっても接続状態であってもよい。接続状態の間は、WTRUのモビリティおよびアクティビティに基づいて、UTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)によって、WTRUを多くのサブステート間の遷移に導いてよい。サブステートは、CELL_PCH、URA_PCH、CELL_FACH、または、CELL_DCH状態の1つまたは複数を含んでよい。WTRUとUTRAN間のユーザプレーン通信は、CELL_FACH状態およびCELL_DCH状態で、可能であってよい。CELL_DCH状態は、アップリンクおよびダウンリンクの専用チャネルを特徴とする。WTRU側では、CELL_DCH状態は、連続的な送信および/または受信に該当し、ユーザ側の所要電力が大きい。CELL_FACH状態は、専用チャネルを用いなくてもよく、従って、アップリンクとダウンリンクのスループットを低くして、消費電力を減らすことができる。
アップリンク通信は、PRACH(Physical Random Access Channel(物理ランダムアクセスチャネル))にマッピングされたRACH(Random Access Channel(ランダムアクセスチャネル))を介して達成してよい。RACHは、コンテンションベースのチャネルであってよい。電源ランプアップ手順を用いてチャネルを取得および/または送信電力を調整してよい。RACHは、専用リソースの取得および/または少量データの送信のために最初のアクセスで使われる共有チャネルであってよい。同時にそのチャネルにアクセスしようとする複数のWTRU間でコリジョンが起こる可能性がある。
RACH手順は、チャネル取得段階を有してよい。チャネル取得段階は、スロットALOHA方式を用いてよく、その後、RACHメッセージ送信段階に続く。例えば、あるチャネルにアクセスしたいWTRUは、ランダムにシグネチャを選択して、ランダムに選択したアクセススロット中に一定の送信電力レベルでRACHプリアンブルをノードBに送信してよい。ノードBがシグネチャを検出し、かつ、関連付けられたリソースが使われていない場合、ノードBは、AICH(acquisition indicator channel(取得インジケータチャネル))で肯定ACK(acknowledgement(応答))を送信してよい。AICHでAI(acquisition indicator(取得インジケータ))(例えば、ACK)を受信後、WTRUは、RACHメッセージを送信してよい。関連付けられたリソースが使用できない場合、ノードBは、AICHにNACK(negative acknowledgement(否定応答))で答えてよい。これによって、WTRUのバックオフ機構をトリガしてよい。WTRUは、バックオフタイマ(例えば、Tbol)を開始してよい。タイマが終了すると、プリアンブルランピングサイクルカウントをインクリメントして、再度、手順を開始してよい。これによって、後の任意な時点に、RACH手順が再度開始されてよい。WTRUからのRACHプリアンブルがノードBで検出されない場合、AICHにAIが送信されない。WTRUが、RACHプリアンブルの送信後、AIの受信に失敗する場合、WTRUは、ランダムに選択したシグネチャを用いて、および/または、送信電力を上げて、次のアクセススロットで再度送信してよい。これは、最大回数になるまで続けてよい。
シグネチャは、利用可能なシグネチャのリストからランダムに選択してよく、および/または、RACHアクセス手順は匿名であってよい。ノードBは、ノードBがRACHメッセージを復号するまで、どのWTRUがチャネルにアクセスしているのか知らないかもしれない。複数のWTRUが、同じアクセススロットで偶然同じシグネチャを選択して、そのWTRUのうちの1つをノードBが検出した場合、ノードBは、ACKを送信する。該複数のWTRUは、これを、チャネルを取得したと解釈し、そのチャネルに同時にアクセスして、RACHメッセージを送信する。これは、そのRACHメッセージのコリジョンを起こす可能性がある。コリジョンが起こると、RACHメッセージは、正しく復号されない場合がある。コリジョンは、検出するのが難しく、および/または、さらなる遅延を起こすことになる。
RACH手順は、MAC(medium access control(媒体アクセス制御))層と物理層とで分担されてよい。物理層は、例えば、プリアンブル送信、シグネチャ選択、アクセススロット選択、および/またはプリアンブル送信電力を制御してよい。MAC層は、例えば、AICH応答(例えば、ACK、NACK、および/または、応答なし)の解釈、および/または、物理層手順の開始を制御してよい。MAC手順の送信失敗と正常な完了は、例えば、プリミティブ(例えば、RRC(radio resource control(無線リソース制御))の場合のCMAC‐STATUS‐Ind、および/またはRLC(radio link control(無線リンク制御))の場合のMAC‐STATUS‐Indを含むが、それらに限定されない)を用いて、論理チャネルごとに別個に示してよい。
CELL_FACH状態でのアップリンク送信機構は、RACHチャネル取得段階と、E−DCH(enhanced dedicated channel(拡張専用チャネル))を組み合わせることによって修正してよい。その手順は、CELL_FACHとアイドルモード用拡張アップリンクと呼んでよい。ノードBは、WTRU間で共有可能な共通E−DCHリソースセットからE−DCHリソースを選択してよい。ノードBは、これらのリソースの1つを割り当てることによって、WTRUのチャネルアクセス要求に応答してよい。その後、WTRUは、割り当てられたE−DCHトランスポートチャネルを介して送信を開始してよい。
チャネル選択の方法の1つは、共通E−DCH対応のWTRUが、共通E−DCHをサポートするセル内で動作する時、共通E−DCHを用いてよい、という方法である。あるいは、WTRUは、リリース99 RACHを用いてよい。別のチャネル選択方法では、R99 RACHと共通E−DCHの両方をサポートするセル内では、WTRUは、R99 RACHと共通E−DCHの両方を用いてよい。例えば、共通E−DCHリソースが混雑している場合、および/または、UL送信の性質が、R99 RACHチャネルにより適しているという理由で、共通E−DCH対応のWTRUは、UL送信のために、R99 RACHに「フォールバック」してよい。
ULチャネル選択のために使用可能な基準を開示する。これは、WTRUまたはRANがチャネル選択を行うべきか否かを含んでよいが、それには限定されない。選択基準は、R99 RACHにフォールバックできないWTRUの後方互換性を保証しつつ、例えば、ノード間の混乱がないことを保証する、等、WTRUとRANと間で調整してよい。
R99 RACHへのフォールバックの結果、フレキシブルなRLC PDU設定で構成された論理チャネルからR99 PRACHを介してデータが送信される。例えば、R99 RACHは、MACセグメント化をサポートしていない場合があり、および/または、限られたセットのTBS(Transport Block Size)しか送信しない場合がある。結果として、共通E−DCHを介した送信のために作成されたRLC PDUは、R99 RACHを介した送信に対応しない場合がある。
本明細書に記載の実施例は、アイドルモード、URA_PCH、CELL_PCHおよび/またはCELL_FACH状態で、共通E−DCHとR99 RACHのチャネルのどちらをUL送信に選択するかに関する。本明細書では、「R99 RACHへのフォールバック」は、R99 RACHおよび共通E−DCHの両方を介して受信可能なセル内で動作しつつ、共通E−DCHを介して送信可能なWTRUがUL制御情報および/またはデータを送信するためにR99 RACHチャネルを使用することを意味する。本明細書においては、「DCHでない状態」とは、WTRUがRANに完全接続されていない(例えば、DL受信およびUL送信のための専用リソースセットを持たない)状態を意味する。例えば、具体的にUMTSネットワークについて述べると、「DCHでない状態」は、アイドルモード、URA_PCH状態、CELL_PCH状態、または、CELL_FACH状態のうちの、1つまたは複数の状態を意味する。他の種類のアクセスネットワークは、本明細書に記載の実施例を適用可能な同様のDCHでない状態を利用してよい。
WTRUは、R99 RACHアクセスをいつ行うかを決定してよい。個々に、または任意の組み合わせで用いてよいトリガの例を記載する。例えば、トリガは、2008年10月23日出願のPCT/US08/80971の『SELECTING TRANSMISSION PARAMETERS FOR CONTENTION−BASED ACCESS IN WIRELESS SYSTEMS(無線システムにおけるコンテンションベースのアクセスのための送信パラメータ選択)』に記載されたトリガ条件および/または選択基準を組み合わせて用いてよく、その内容は、援用により、本明細書に組み込まれている。
共通E−DCHへのアクセス失敗とは、E−AI(Extended acquisition indicators(拡張取得インジケータ))のNACK、連続したNACKの数、ある期間中のNACKの数;E‐AIが設定されていない場合、AICH(acquisitionindicator channel(取得インジケータチャネル))のNACK;コリジョン解決失敗;AIに応答なし(例えば、ある一定の期間);または、プリアンブル試行の最大回数に到達;のうち、1つまたは複数を意味してよい。
WTRUは、バッファのコンテンツ、ネットワークシグナリング、または、輻輳レベルの1つまたは複数を用いて、R99 RACHにフォールバックするか否かを決定してよい。例えば、共通E−DCHへのアクセスに失敗する場合、ネットワークがR99 RACHを使用するようにWTRUをリダイレクトする場合、および/または、WTRUがR99 RACHにフォールバック可能な場合、WTRUは、WTRUがR99 RACHを使用できるか否か、例えば、1つまたは複数の条件を満たすか否かを決定してよい。条件は、バッファサイズが(設定可能または所定の)閾値を下回ることであってよい。例えば、WTRUのバッファサイズを大きくして、R99 RACHにフォールバックせずに、共通E−DCHへのアクセス手順を再度行ってよい。所定の回数、再試行した後、WTRUは、R99 RACHにフォールバックすることが適切であると決定してよい。条件は、送信する必要のある全てのULデータがWTRUの許可TBSおよび許可電力に従ってR99 RACH TTIに収まることであってよい。条件は、UL論理チャネルまたは論理チャネルの種類が、マッピング可能な、および/または、PRACHにフォールバックを許可されてよい論理チャネルのリストに属することであってよい。例えば、WTRUは、フォールバック、および/または、R99 RACHを介して論理チャネルのリストからUL情報の送信を許可されてよい。WTRUは、フォールバックおよび/または、R99 RACHを介して論理チャネルのリストからの特定の論理チャネルに関するUL情報の送信を許可されてよい。R99 RACHを介して送信を許可されてよい論理チャネルのリストは、例えば、RRCシグナリングを介してネットワークによって設定されてよい、および/または、WTRUで予め定められてもよい。例えば、所定の論理チャネルセットがWTRUにおいて設定されてよい、および/または、WTRUがどの論理チャネルの種類を用いてR99 RACHにフォールバックするかを、ネットワークが設定してよい。このような論理チャネルは、データトラフィックチャネルより優先順位の高いデータおよび/またはより低いペイロードを含み得るシグナリングタイプの論理チャネルであってよい。このようなチャネルタイプの例としては、CCCH論理チャネルがある。WTRUをCCCHで設定および/または予め定めると、WTRUは、送信するULデータがCCCHタイプである場合に、R99 PRACHにフォールバックしてよいと決定する。上記チャネルタイプの例としては、また、DCCHがある。例えば、ネットワークがWTRUをリダイレクトしてR99 RACHにフォールバックさせる(例えば、E‐AI値および/またはE−DCHリソースのインデックスがWTRUに記憶されているフォールバックに該当する)場合、WTRUは、ULデータ送信が所定のおよび/または設定されたリストからのデータを含むか否か(例えば、データがCCCH論理チャネルタイプおよびDCCHからであるか否か)を調べた後、送信のため、R99 RACHにフォールバックしてよい。UL送信のための論理チャネルが、設定された論理チャネルタイプが許可しているチャネルでない場合(例えば、DTCH)、WTRUは、RACHフォールバックを行わなくてよい。条件は、専用E−RNTIをWTRUのために設定してもしなくてもよいことであってよい。他の条件もまた、フォールバックしてR99 RACHを使うことをトリガしてよい。
専用RRC信号および/またはメッセージを用いて、WTRUがUL送信にR99 RACHを用いるように設定してよい。例えば、メッセージは、WTRUがR99 RACHを使用するように設定するRRCメッセージに相当してよい。設定は、例えば、セル更新確認メッセージ、RRC再設定メッセージ、および/または、システム情報メッセージを用いて行ってよい。例えば、R99 RACHにフォールバック可能なWTRUにUL送信にR99 RACHを使うように指示するIE(Information Element(情報要素))をブロードキャストしてよい。R99 RACHへのフォールバックの指示は、WTRUがR99 RACHにフォールバックすべきか否かを決定するためにWTRUが用いてよい追加の基準を含んでよい。例えば、R99 RACHへのフォールバックは、特定の識別子および/またはWTRUのアイデンティティ(例えば、E−RNTI)が所定のおよび/または信号で伝えられた値の範囲にあるWTRU群に適用してよい。R99 RACHへのフォールバックは、特定の種類のトラフィック(例えば、CCCH)に関して、および/または特定の状態(例えば、アイドルモードおよびURA_PCH)で動作しているWTRUに適用してよい。
RRCシグナリングは、メッセージ受信後、R99 RACHへのフォールバックを行ってよい時間を示してよい。例えば、メッセージを受信すると、タイマをリセットしてよい。タイマが終了すると、WTRUは、再び共通E−DCHの使用を開始してよい。明示のメッセージを用いて、R99 RACHへのフォールバックをやめるようにWTRUに指示を行ってよい。R99 RACHへのフォールバックを行ってよい時間は、システム情報を用いて信号で伝えてよい。
R99 RACHにフォールバックを決定する時、RLC(Radio Link Control(無線リンクコントロール))設定を用いてよい。RACHがサポートするトランスポートブロックが固定であってよく、および/または、R99アクセスに用いられるMACがセグメンテーション機能をもたない場合があるので、例えば、R99 RACHは、フレキシブルなRLC PDU設定で使用しなくてもよい。フォールバック決定/トリガを決定しているときに、RLC PDU設定を考慮してよい。例えば、ここに記載するRLCに関連する1つまたは複数の基準を満たす場合、WTRUは、R99 RACHを用いてよい。基準は、送信するULデータを有する論理チャネルが一定のRLC PDUで設定されることであってよい。基準は、論理チャネルがTMまたはUM RLCで設定されているか否かであってよい。基準は、RLCエンティティで既に作成されたRLC PDUが、R99 RACHの許可TBサイズに適合するか否かであってよい。基準は、再送信バッファにRLC PDUがないことであってよい。基準は、RLCエンティティで既に作成されたRLC PDUがないこと(例えば、作成されたが未送信のRLC PDUがない、および/または、再送信するためのRLC PDUがない)であってよい。例えば、RLC PDUが既に作成されている場合、論理チャネル上のRLC PDUのサイズは、システム情報においてブロードキャストされた、および/または、RRCメッセージを介してWTRUに提供された、許可RLC PDUサイズに相当してよい。既に作成されたRLC PDUがある場合、RLC PDUは、RACHシステム情報の一部としてブロードキャストされてよい許可RLC PDUサイズ以下であってよい。例えば、より小さい許可RLC PDUサイズは、任意のサイズ、または許可サイズの関数(例えば、分数)であってよい。
本明細書に記載の基準を用いて、WTRUは次の1つまたは複数を決定してよい。本明細書に記載の基準を用いて、WTRUは自律的にフォールバックするか否かを決定してよい。該基準を用いて、WTRUは、ネットワークからの指示後、フォールバックするか否かを決定してよい(例えば、ネットワークがフォールバックを指示したが、基準を満たしていない場合、WTRUはネットワークの指示を無視してよい)。本明細書に記載の基準を用いて、WTRUは、WTRUがフォールバックとR99 RACHの選択を許可されるか否かを決定してよい。本明細書に記載の基準を用いて、WTRUは、R99 RACHを用いるか否かを決定してよい。本明細書に記載の基準を用いて、WTRUは上記を決定し、基準を満たしている(例えば、WTRUは、R99 RACHにフォールバックしてよい)ことをネットワークに示してよい。
例えば、ネットワークはチャネル制御を決定してよい。本明細書においては、DCHでない状態でのチャネルまたはリソース選択は、R99 RACH、共通E−DCH、2ms(ミリ秒)TTIの共通E−DCH、または、10msTTIの共通E−DCHのうちの1つまたは複数のチャネル選択を含んでよい。
チャネルまたはリソース選択は、また、TTI選択および/またはトランスポートチャネル選択と置き換え可能に用いてよい。例えば、TTI選択は、2msまたは10msのTTIの共通E−DCHの選択に相当してよい。トランスポートチャネル選択は、RACHと共通E−DCHとの選択に相当してよい。ネットワークがTTIおよび/またはトランスポートチャネル選択を動的に制御する実施例を記載する。
WTRUは、最初のTTIおよび/またはトランスポートチャネルの選択を行ってよく、TTIおよび/またはトランスポートチャネルの選択プリファレンスをネットワークに示してよい。ネットワークは、TTIおよび/またはトランスポートチャネル選択を動的に制御してよい。
WTRUは、例えば、共通E−DCHおよび/またはWTRUの能力に基づいて、プリアンブル送信を行ってよい。ネットワークは、WTRUがUL送信に対して用いることができるULリソースを動的に制御してよい。
WTRUは、幾つかの基準と優先的に選択されたリソースアクセスに基づいて、最初のTTIおよび/またはトランスポートチャネル選択を行ってよい。例えば、WTRUは、TTIおよび/またはトランスポートチャネルを選択すると、WTRUの選択に相当するプリアンブル群からプリアンブルを選択して、UL RACH手順を開始してよい。
例えば、次の条件のうち1つまたは複数が満たされる/成立する場合、WTRUは、R99 RACHリソースの使用を決定してよい、WTRUがR99 RACHリソースの使用を許可されることを決定してよい、および/または、WTRUがR99 RACHリソースを優先的に使用することを決定してよい。該条件は、WTRUがR99 RACHにフォールバック可能なこと;ネットワークがR99 RACHへのフォールバックが可能であること;WTRUのバッファサイズが閾値未満であること;WTRUが、R99 RACHを許可してよい許可/設定論理チャネルリストにある論理チャネル(例えば、CCCH)に対応するデータを送信していること;共通E−DCHへのアクセスに失敗したこと;または、R99 RACHへのフォールバックに関連した条件のいずれかを満たすこと、の1つまたは複数を含んでよいが、それらに限定されない。例えば、WTRUは、RLCエンティティにおいて既に作成されたRLC PDUがないと決定してよい。例えば、WTRUは、許可、ブロードキャストされたRLC PDUサイズと異なるサイズに一致する、RLCエンティティにおいて既に作成されたRLC PDU(例えば、再送信バッファ内に、または、作成済みで未送信のRLC)がないと決定してよい。
次の条件の1つまたは複数を満たす場合、WTRUは、TTI選択(例えば、2msTTIリソースまたは10msTTIリソースのセットからプリアンブルを選択)してよい。該条件は、次の1つまたは複数を含んでよいが、それらに限定されない。WTRUが2msTTIと10msTTIの動作を同時に行うことができる(例えば、WTRUは、UL共通E−DCHアクセスのために、2msTTIと10msTTIのいずれかを選んでよい)こと;ネットワークが2msTTIと10msTTIの動作を同時に行うことができること;WTRUが2msTTIと10msTTIの同時の動作を許可してよい許可/設定論理チャネルのリストにある論理チャネルに対応するデータを送信していること;WTRUが選択条件(WTRUの電力ヘッドルームなど、但し、これに限られない)に基づいて2msまたは10msのTTIリソースの使用を決定してよいこと;WTRUのバッファサイズを用いてTTIを選択してもよいこと;または、例えば、電力余裕および/またはWTRUヘッドルーム基準に加えてバッファサイズを用いてよいこと(例えば、電力余裕が閾値を超え、および/または、バッファ占有率が閾値を超える場合、WTRUが2msTTIを選択してよい。また、バッファが閾値を下回る場合、WTRUは10msTTIを選択してよい)。
TTI選択および/またはトランスポートチャネル選択に基づいて、WTRUはULプリアンブル送信に対して用いるプリアンブルを決定してよい。
WTRUがフォールバック(例えば、R99 RACHを選択すること)を決定する場合、WTRUは、R99 RACHリソース(例えば、PRACHシステム情報)に自立的にフォールバックしてよく、R99手順を実行して、R99 RACH(例えば、レガシーR99 RACH)用に許可されたプリアンブルのセットからプリアンブルを決定してよい。
例えば、WTRUが、データを送信するためのRACHを使用することを許可させることを選択、および/または、決定する場合、共通E−DCH上でR99 RACHを使用および/または優先的に使用するWTRUを区別するために予約されたプリアンブルセットからプリアンブルを選択してよい。
プリアンブル群は、共通E−DCHに対して異なるTTIを選択してよいWTRUによって、予約、使用されてよい。例えば、プリアンブル群は、共通E−DCHリソース(例えば、レガシー共通E−DCHリソース)に用いられるTTIとは異なるTTIを優先的に使用するWTRUのために予約されてよい。例えば、TTIを選択してよいWTRUのために、それぞれ、2msと10msのTTIの2つのプリアンブル群を予約してよい。
少なくとも1セットのプリアンブルリソースが、R99 RACHまたは共通E−DCHのどちらかで送信を行うことができるWTRUおよび/または共通E−DCHでTTI選択を行うことができるWTRUに対して、予約されてよく、および/または、ブロードキャスト/信号で伝えられてよい。プリアンブルリソースセットは、プリアンブルシグネチャセット、個別のスクランブリングコード、または予約アクセススロットのセット、の1つまたは複数のパラメータに相当してよい。
トランスポートチャネル選択に関して、例えば、本明細書に記載の選択基準の何れかに従って、R99 RACH送信を許可されてよい、および/または、R99 RACH送信を優先的に行ってよいWTRUが使用するために、プリアンブルリソースを予約してよい。該プリアンブルリソースは、「R99フォールバックPRACHリソース」と呼んでよい。本明細書に記載の選択基準を満たす場合、および/または、WTRUがR99 RACHの使用を許可される、および/またはR99 RACHを優先的に使用することをWTRUが決定する場合、WTRUは、R99フォールバックPRACHリソースからプリアンブルシグネチャおよび/またはスクランブリングコードを選択してよい、および/または、プリアンブル送信を開始してよい。例えば、スクランブリングコードは、R99フォールバックリソースに固有であってよい、および/または、共通E−DCHリソースに共通していてよい。例えば、ここに記載の選択は、PRACH手順の始めに、および/または、プリアンブル再送信時に、行われてよい。
TTI選択に対して、次の1つまたは複数に従ってプリアンブルリソースを予約してよい。2msTTIと10msTTI選択をサポートする1つまたは複数のWTRUのために、プリアンブルリソース(例えば、1つまたは複数の新しいプリアンブルリソースを設定してよい)を予約してよい。2msおよび/または10msのTTI選択のためのプリアンブルリソースは、信号で伝えてよい。例えば、共通E−DCH WTRU(例えば、レガシー共通E−DCH WTRU)用に信号で伝えられるTTI以外のTTIをサポートするWTRU用に、プリアンブルリソース(例えば、新しいプリアンブルリソース)を予約/信号で伝えてよい。例えば、共通E−DCHリソース(例えば、レガシー共通E−DCHリソース)が10msTTI設定を有する場合、上記基準に従って、2msTTIを選択するWTRU用に、プリアンブルリソース(例えば、新しいプリアンブルリソース)を予約してよい。
プリアンブルリソースセットは、プリアンブルシグネチャセット、別個のスクランブリングコード、または、予約アクセススロットのセットの1つまたは複数に相当してよい。プリアンブルリソースは、次の1つまたは複数に従って予約してよい。1つのスクランブリングコードをR99フォールバック対応のWTRUに用いてよく、1つのスクランブリングコードを共通E−DCH WTRUに用いてよい。共通E−DCHに用いられるスクランブリングコード内のプリアンブルシグネチャは、共通E−DCH WTRU(例えば、レガシー共通E−DCH WTRU)と、2ms/10msのTTIを同時に行うWTRUとで分けてよい。2ms/10msのTTIを同時に行うWTRUにおいては、プリアンブルシグネチャは、2msのTTIアクセスと10msのTTIアクセスのために予約してよい。例えば、1つのスクランブリングコードを2ms/10msのTTI対応のWTRUに用いてよく、別の1つのスクランブリングコードをフォールバックR99対応WTRUに用いてよい。例えば、1つのスクランブリングコードを2ms/10msのTTI対応のWTRUと、フォールバックR99 WTRUに用いてよい。このスクランブリングコード内のプリアンブルシグネチャは、次の1つまたは複数に従って分けてよい。プリアンブルシグネチャは、2msと10msの共通E−DCHアクセス間で分けてよい。例えば、レガシー共通E−DCHプリアンブルリソースセットに加えて、プリアンブルリソースセットを、2msの共通E−DCHに対して信号で伝えてよく、別の1つのセットを10msの共通E−DCHに対して信号で伝えてよい。例えば、WTRUが、これらのシグネチャおよび/またはスクランブリングコードのいずれかを用いる場合、WTRUはR99フォールバック可能なことを意味してよい。プリアンブルシグネチャは、R99 RACHフォールバック対応WTRUに対してさらに分けなくてもよい。例えば、プリアンブルシグネチャは、2msと10msの共通E−DCHアクセスと、R99 RACHフォールバック対応WTRU間で分けてよい。例えば、WTRUは、下記の条件を満たせば、R99 RACHフォールバックリソースセットからプリアンブルシグネチャを使用することを選んでよい。
WTRUは、異なる基準および/または優先的なチャネルアクセスに従って、最初のプリアンブルアクセスにどの予約プリアンブルセットを用いるかを決定してよい。例えば、WTRUは、1つまたは複数の条件を満たす場合、R99 RACHフォールバックリソースセットからプリアンブルを選択する決定をしてよい。条件には、WTRUは、R99 RACHにフォールバック可能なこと;共通E−DCHへのアクセスに失敗したこと;WTRUのバッファサイズが閾値未満であること;WTRUは、R99 RACHが許可されている許可/設定論理チャネルのリストにある論理チャネル(例えば、CCCHおよび/またはDCCH)に対応するデータを送信していること;または、本明細書に記載R99 RACHへのフォールバックの条件のいずれかを満たすこと、の1つまたは複数を含んでよい。
ULリソース選択(例えば、R99 RACH、または、2msおよび/または10msの共通E−DCH)に基づいて、WTRUは、プリアンブル送信にどのPRACHリソースを使用するかを決定してよい
WTRUは、2msと10msのTTIの動作を同時に行うことができること(例えば、WTRUは、UL共通E−DCHへのアクセスに2msと10msのTTIのどちらかを選んでよい);WTRUは、R99 RACHを許可してよい許可/設定論理チャネルリストにある論理チャネル(例えば、CCCH)に対応するデータを送信していること;または、WTRUは、2msと10msのTTIセット内で、リソースを選ぶ群を決めること、の1つまたは複数を満たす場合、WTRUは、2msと10msのTTIを同時に行うリソースのセットからプリアンブルを選択するか否かを決定してよい。
WTRUは、R99 RACHで送信すると決定してよい、および/または、WTRUは、R99 RACHで優先的に送信すると決定してよい。WTRUは、R99 RACHフォールバックPRACHリソースからプリアンブルを選択してよい。WTRUが共通E−DCHを優先的に使用すると決定する場合、WTRUは、上記のTTI選択基準に基づいて、使用するTTIを決定してよい。WTRUは、予約プリアンブル群から選択したTTI値に対応するPRACHリソースからプリアンブルを選択してよい。
共通E−DCH(例えば、レガシー共通E−DCH)とは異なるTTI設定に対して、PRACHリソースをブロードキャストする場合、例えば、WTRUが共通E−DCH(例えば、レガシー共通E−DCH)とは異なるTTIを選択するならば、WTRUはそのPRACHリソースセットからプリアンブルを選択してよい。または、WTRUは、共通E−DCHリソース(例えば、レガシー共通E−DCHリソース)に対して信号で伝えられたPRACHリソースから、プリアンブルを選択してよい。
これによって、ネットワークは、このようなアクセスを行うWTRUは、R99 RACHへのフォールバック可能、および/または、2ms/10msのTTI可能など、ULチャネル選択が可能である、および/または、潜在的に上記の基準を満たす、および/または、ULチャネルの選択を明示した、と決定することできる。ネットワークは、この情報を用いて、どのリソースをWTRUに割り当てるかを決定してよい(例えば、RACHまたは共通E−DCH、および、共通E−DCH内では、2msTTIまたは10msTTIのどちらを使うかを決定してよい)。
WTRUは、ネットワークによって制御されるULチャネルリソースの1つまたは複数をフレキシブルに用いてよい。例えば、R99 RACHおよび/または共通E−DCHの送信を利用してよいWTRU群のために、プリアンブルリソースセットを予約してよい。
例えば、選択したプリアンブルリソースのプールを用いて、WTRUは、手順(例えば、レガシー手順)に従ってプリアンブルのランプアップフェーズの実行を開始してよく、どのリソースセットを使うかを決定する明示の指示を待ってよい。プリアンブルリソースが、異なるULアクセスに対して、分割および/またはグループ化されたとしても、ULアクセスに使われる物理リソース(例えば、PRACHおよび/または共通E−DCHリソース)は、リソース(例えば、レガシーリソース)から分割してもよく、同じリソースを用いてもよい。例えば、プリアンブル群とULリソース間のデフォルトの関連付けを定義してよい。
ULアクセスにどのリソースを使用するかの決定は、ルールセット、および/またはネットワークによる明示的なシグナリングに基づいてよい。WTRUにおける決定プロセスは、次の1つまたは複数に従ってよい。予約プリアンブル群は、関連付けられたデフォルトのULリソースセットを有してよい。WTRUが専用のR99フォールバックRACHプリアンブルセットからプリアンブルを選ぶ場合、このプリアンブルセットに関連付けられたデフォルトのリソースセットは、R99 RACHリソースセットであってよい。R99 RACHリソースは、PRACHリソースセット(例えば、レガシーPRACHリソース)(例えば、複数、利用可能な場合は、第1のPRACH設定)に関連付けられてもよく、特定のR99フォールバックPRACH情報セットを定義して用いてもよい。例えば、2msTTIまたは10msTTIの共通E−DCHと関連付けられたプリアンブル群は、デフォルトセットとして、それぞれ、2msまたは10msで設定された共通E−DCHリソースセットを有してよい。2msのプリアンブルセットと10msのプリアンブルセットは、デフォルトセットとして、E−DCHリソースの同じ共通プールを有してよい。共通E−DCHリソースは、任意のTTIの値で用いてよい。この共通E−DCHリソースセットは、共通E−DCHリソースのレガシーセットおよび/または共通E−DCHリソースのセット(例えば、共通E−DCHリソースの新しいセット)に対応してよい。レガシー共通E−DCHリソースを選ぶ場合、デフォルトセットは、共通E−DCH設定(例えば、レガシー共通E−DCH設定)であってよい。WTRUが共通E−DCHセットを選択する場合、ネットワークはWTRUがこのようなULリソース選択をサポートすることを知らない場合があるので、ネットワークはWTRUを別のULリソースにリダイレクトしなくてよい。
AICHを用いてリソースのデフォルトセットの使用を認めてよく、E‐AIを用いて、異なるリソースセットにWTRUを明示的にリダイレクトしてよい。プリアンブル群からプリアンブルを選んだ後、WTRUは、プリアンブルを送信して、AICHをモニタしてよい。AICHでのACKの受信は、選択されたプリアンブルに関連付けられた定義されたリソースのデフォルトセットを使ってよいという確認と解釈してよい。R99フォールバックPRACHリソースからプリアンブルが選択される場合、および/または、AICHでACKを受信した場合、および/または、デフォルトリソースがR99 RACHリソースである場合、WTRUは、SIBで信号伝達/ブロードキャストされたデフォルトの物理リソースセットを用いて、R99 RACHメッセージ部分の送信を開始してよい。選択したプリアンブルのスクランブリングコードおよび/またはシグネチャシーケンスを用いて、チャネライゼーションコードを決定、および/またはUL送信を行ってよい。例えば、2msTTIプリアンブルを送信して、ACKを受信する場合、WTRUは、2msTTI設定を用いて共通E−DCH送信を開始し、そのリソースに対応する共通E−DCHリソースを用いてよい。
AICH上のNACKは、関連のあるデフォルトリソースへのアクセスに失敗したことを示してよい(例えば、選択されたデフォルトがレガシー共通E−DCH以外のリソースの場合)。WTRUは、デフォルトリソースへのアクセス失敗後、バックオフタイマの後、再試行してよい。WTRUは、異なるリソース群または同じリソースセットから選んだ、プリアンブルを用いてよい。例えば、最初のアクセスにR99フォールバックRACHを用いて、NACKを受信した場合、WTRUは、バックオフタイム終了後、共通E−DCHを用いて再試行してよい。デフォルトリソースに関して、N回、失敗を検出した場合、WTRUは、他の非デフォルトリソースで試行してよい。N回は、ネットワークで設定可能であってよい、および/または、プリアンブル送信の最大回数と一致してよい。これは、E−AI(Extended Acquisition Indicator(拡張取得インジケータ))を設定していない場合、適用可能であってよい。この機構は一部のWTRUと、一部の特定のデフォルトリソース(例えば、R99 RACH)に適用可能であってよい。この機構は、EAIでNACKを受信するというシナリオに適用してよい。これは、EAIでNACKを受信する場合、および/または、N回の試行でNACKを受信する場合、WTRUによって適用されてよい。例えば、E−AIは、信号で伝えられたシグネチャと変調信号の組み合わせに対応する値であってよい。
NACKの受信は、WTRUに対してWTRUが、例えば、他の非デフォルトのリソースセットに関する明示的なのリソースの指示、および/またはデフォルトセットに関して信号で伝えられるリソースセットのインデックスについて、E−AIのモニタリングを開始してよいことを信号で伝えることができる。E−AIを通して信号で伝えられたインデックスは、非デフォルトセットのインデックスに該当してよい。非デフォルトセットは、別のULチャネルおよび/または別のTTI値に対応してよい。R99 RACHがデフォルトセットの場合、非デフォルトセットは、共通E−DCHセット(例えば、1つのTTI設定を有するレガシー共通E−DCHセット、または、任意のTTI設定を有してよい共通E−DCHセット)に対応してよい。R99フォールバック対応WTRUは、TTI選択もサポートすると仮定してよい。E‐AIは、選択したR99フォールバックプリアンブルと共に使用可能なインデックスを信号で伝えて、どの共通E−DCHインデックスを用いるかを決定してよい。
デフォルトセットが2msTTIセットである場合、EAIは、10msTTIセットのインデックスに該当してよい。デフォルトセットが共通E−DCHセットである場合、E−AIを用いて、R99 RACHへのフォールバックを信号で伝えてよい。これは、ULアクセスに用いるプリアンブルインデックスおよび/またはPRACHインデックスを示してよい。E−AIを用いて、本明細書に記載の方法の何れかに従って、どのULチャネルを使用するかを信号で伝えてよい。
NACKの受信が、WTRUのEAIモニタリング開始をトリガしてよい。EAIは、WTRUがどのリソースを用いてよいかを示してよい。例えば、1つまたは複数のEAI値を用いて、1つのULリソースを示してよい。残りのEAI値を用いて、別のULリソースを示してよい。例えば、トランスポートチャネル選択に関して、ULリソースの少なくとも1つまたはサブセットを用いて、R99 PRACHの使用を示してよく(例えば、シグネチャシーケンスのインデックス)、残りのサブセットを用いて、共通E−DCHインデックスを示してよい。例えば、EAIの少なくとも1つの値を用いて、および/または予約して、WTRUは、信号で伝えられたPRACH情報を用いて、R99 RACHへのフォールバックを実行および/またはR99 RACHへのアクセスを実行すべきであることを示してよい。予約したEAI値は、R99 RACHアクセスのサポートを示すプリアンブル群の1つからのプリアンブルを用いてアクセスを実行するWTRUによって用いられてよい(例えば、このようなWTRUがR99フォールバックをサポートするという前提で、R99フォールバックプリアンブル、および/または、2ms/10msのTTIプリアンブルのいずれか)。フォールバックに対応するEAI値は、所定の値(例えば、EAIを介したNACKに用いられたのと同じ値、または任意の新しい値)であってよい。予約した値は、設定および/またはWTRUに信号で伝えてよい。共通E−DCHリソースリストの値(例えば、共通E−DCHリソースインデックス)をR99 RACHへのフォールバック指示のために予約してよい。予約した値は、RRCシグナリングを介して設定してよい、および/または、所定の値であってよい。WTRUは、どのインデックスおよび/または値がR99フォールバックに対応するかをR99フォールバック設定情報の一部として受信してよい、および/または、値は所定の値であってよい。例えば、受信したEAI値(例えば、シグネチャおよび/または変調信号)が設定および/または記憶したR99フォールバックの値と等しい場合、例えば、本明細書に記載の基準を満たせば、WTRUは、R99 RACH送信にフォールバックしてよいと、WTRUは決定してよい。例えば、受信および/または計算したE−DCHリソースインデックスが、設定および/または記憶したR99フォールバックインデックスに等しい場合、例えば、本明細書に記載の他の基準を満たすと、WTRUは、R99 RACH送信を行ってよい。
E−AI値のサブセット(例えば、k)を用いて、2msの共通E−DCHリソースセットのインデックスを示してよい。EAI値の別のサブセット(例えば、l)を用いて、10msのTTIリソースセットのインデックスを示してよい。例えば、16の共通E−DCHリソースを10msTTIに、16の共通E−DCHリソースを2msTTIに用いる場合、E‐AIを通して受信した指示値が0から15のリソース(例えば、0からk−l)に該当すれば、WTRUは、10msの共通E−DCHリソースを使用すると決定してよく、16から31の値(例えば、kからl+k−l)に該当すれば、2msの共通E−DCHリソースを使用すると決定してよい。2msと10msのTTIリソースを1つのリストとして保持し、最初のx個のリソースを2msTTI設定に対応させ、残りのリソースを10msTTI設定に対応させると、これが達成される。E−AIを用いて、共通E−DCHリストのインデックスを決めるのに使用可能な値を信号で伝えてよい。共通E−DCHインデックスに基づいて、WTRUは、関連付けられたリソースが、2msTTI設定を有するか、10msTTI設定を有するかを決めてよい。例えば、インデックスが0とx−lの間の値に該当する場合、リソースは、2msTTIリソースとなり、それ以外は、10msTTIリソースとなってよい。
EAIを用いて、任意のULチャネルおよび/または任意のリソースを信号で伝えてよい。E‐AI受信後に決定されたインデックスは、R99 PRACH、2msTTI、または、10msTTIに対応してよい。R99 PRACH、2msTTI、および/または、10msTTIを信号で伝えるため値のリストは、E−AIで予約されてよい。例えば、1つまたは複数のインデックスが、2msTTI(0・・・x−l)を指してよく、1つまたは複数のインデックスが、10msTTI(x・・・x+y−l)を指してよく、1つまたは複数のインデックスが、ULアクセスに関するR99 PRACHへのフォールバックを示すのに用いられてよい。ここで、xは、設定した2msTTIリソースのリストであってよく、yは、設定した10msの共通E−DCHリソースであってよく、リソースの合計は、一定の最大数(例えば、32)を超えない。
例えば、2msTTIと10msTTI設定で共通E−DCHリソースを分ける場合、TTI設定用のデフォルト共通E−DCHインデックス、X、は、X=Siglnd mod(N)に相当してよい。ここで、Nは、対応する選択したTTIで設定された共通E−DCHリソースの最大数であってよい。デフォルト共通E−DCHインデックス、X、は、WTRUの最初のTTI選択に基づいて決定してよい(例えば、Nは、選択したTTIの共通E−DCHリソースの最大数に相当してよい)。
デフォルトXの値は、AICHでACKを受信するか否か、または、E−AIを受信するか否かに依存してよい。ACKを受信すると、値Xと、使用する共通E−DCHインデックスは、本明細書に記載の方法で決定してよい。EAIを受信して、全てのEAIの値の範囲を用いて2msTTIと10msTTIの両方を含む共通E−DCHリストのインデックスのいずれかを信号で伝える場合、値Xは、X=Siglnd mod(N)によって決定してよい。ここで、Nは、TTI設定の最大数の共通E−DCHリソースであってよい。E‐AI値を分割して、異なるTTI設定を信号で伝える場合、Nは、E−AI値に関連付けられたTTIに対応するTTI設定の最大数の共通E−DCHリソースに相当してよい。
Siglndは、セルで利用可能に設定されたAIに対応し、かつ、選択したTTI設定のCELL_FACHとアイドルモード用拡張アップリンクのE−DCH送信に対応する、N番目のPRACHのプリアンブルシグネチャであってよい。
E‐AIを用いて、共通E−DCHリソースのインデックスを信号で伝える場合、WTRUは、式(X+EAI値)mod Yを用いてよい。ここで、Yは、(例えば、TTI設定にかかわらず)共通E−DCHリソースの総数であってよい。WTRUは、式(X+EAI値)mod Nを用いてよい。ここで、Nは、対応するTTI設定の共通E−DCHリソースの最大数であってよい。対応するTTI設定は、デフォルトマッピングに基づいて、および/または、(例えば、本明細書に記載のように予約してよい)EAI値に基づいて、決定してよい。
複数のE‐AIを設定して使用するULチャネルを示してよい。WTRUは、複数のE‐AIに関して(例えば、同時に)モニタしてよい。どのEAIのリソースインデックスを受信するかに応じて、WTRUは、どのULチャネルを用いるか決定してよい。
R99 RACHリソースおよび/または共通E−DCHリソースのリストは、信号で伝えてよく、および/または、プリアンブルセットに関連付けてよい。AIを用いて、ランダムに選択されたプリアンブルのインデックスに関連付けられたリソースの使用を認めてよい(例えば、R99 RACHまたは共通E−DCHのどちらかであってよい)。E−AIを用いて、インデックスを信号で伝えてよい。このインデックスおよび/または選択したプリアンブルに基づいて、WTRUは、使用可能なリソースのインデックスを決定してよい。
共通E−DCHリソースは、2msTTIまたは10msTTI設定で用いてよい。AIおよび/またはEAIは、対応する共通E−DCHリソースに関してWTRUがどのTTIを用いてよいかを、WTRUに示してよい。プリアンブル群は、2msTTIと10msTTIで分けてよいが、共通E−DCHリソースリストは1つとし、各リソースを任意のTTI設定で用いてよい。WTRUは、WTRUがどのULチャネル(例えば、PRACHまたは共通E−DCH)を使いたいか決定してよい。WTRUが共通E−DCHを選択する場合、WTRUは、WTRUがどのTTI設定を使いたいかを決定してよい。WTRUが2msTTIを選ぶと、2msTTIプリアンブル群からプリアンブルを選んでよい。WTRUが2msTTIまたは10msTTIの使用を許可されるか否かを決定するために、次の技術の1つまたは複数を用いてよい。選択したプリアンブルに関連付けられたE−DCHリソース、および、使うべきプリアンブル群に対応するTTI設定の指示として、AICHのACKを用いてよい。WTRUは、選択したTTI(例えば、プリアンブル群に関連付けられたTTI)を使うべきでないという指示として、AICHでのNACKを用いてよい。WTRUは、WTRUがTTI(例えば、新しいTTI)と共にどのリソースを使うかを決定するために、EAIをモニタしてよい。WTRUがEAIをモニタしてよいという指示として、NACKを用いてよい。WTRUは、WTRUがどのTTIを用いてよいかをまだ決定していない場合がある。
E−AIを用いて、WTRUがどのTTIを使うべきかをWTRUに示してよい。例えば、AICHの予備フィールドを用いて、WTRUがどのTTIを使うべきかを示してよい。AICHでの応答(例えば、ACK/NACK)を予備フィールドと組み合わせて用いて、どのTTIを使うべきかを決定してよい。予備フィールドを用いて、2つの値または1つの値を示してよい(例えば、2つの値を用いて、どのTTI値を使うべきかを示してよく、1つの値を用いて、WTRUが、選択したTTI値を変更するべきか否かを示してよい)。AICHでACKを受信した場合、WTRUは、関連付けられた共通E−DCHインデックスを、E−AIの予備フィールドに示されたTTI設定と共に用いると決定してよい。AICHでNACKを受信した場合、WTRUは、リソース指示に関して(設定されるならば)EAIをモニタすると決定してよい。E−AIを通して信号で伝えられたリソースに関してWTRUが使用してよいTTIは、NACKと共に予備フィールドに示されたTTIであってよい。
ネットワークは、個々のWTRUおよび/またはWTRU群に関するチャネル選択(例えば、TTIまたはトランスポートチャネルの選択)を制御してよい。ネットワークは、UL送信のためのフォールバックまたはR99 RACHの使用を制御してよい。WTRUは、R99 RACHへのフォールバックの指示を待ってよい。ネットワークは、WTRUが使うべき共通E−DCHチャネルの種類を制御してよい。該チャネルは、10msTTIまたは2msTTIの共通E−DCHチャネルを含むが、それらに限定されない。WTRUは、プリアンブル送信のトリガ後、どのULチャネルを使用するべきかを決定するシグナリングを待ってよい。これには、フォールバックまたはR99 RACHの使用、2msのTTIの使用、および/または、10msのTTIの使用を含むが、それらに限定されない。例えば、E‐AIの少なくとも1つの値を予約および/または用いて、R99 RACHへのフォールバック、共通E−DCHに対して別のTTI値を用いるフォールバックを信号で伝えてよく、および/または、WTRUが共通E−DCHにどのTTIを用いるべきかを信号で伝えてよい。E‐AIを通してこの値を受信すると、WTRUは、自立的にR99 RACHにフォールバックしてよく、(例えば、要求した値以外の)別のTTI値の使用に自立的にフォールバックしてよく、または、TTI選択の場合は、AICHおよび/またはE‐AIで予約された値が示すTTI値を用いて開始してよい。(例えば、E‐AIが設定された場合はE‐AI、または、E‐AIが設定されない場合はAI)のNACKの受信は、また、WTRUの制御およびフォールバックの指示に使われるシグナリングの役目をしてよい。共通E−DCHリストの少なくとも1つのリソースインデックスおよび/またはリソースセットを、(例えば、R99 RACHへのフォールバックに使われる、または、2msTTIまたは10msTTIの使用する)特定のULチャネルのために予約してよい。R99 RACHにフォールバック可能なWTRUおよび/または共通E−DCHのTTI値を変更することができるWTRUが、E‐AIを通してこのリソース割り当てを受信すると、WTRUは、指示された送信チャネル(例えば、R99 RACH、または、指示されたTTI値の共通E−DCH)を選択してよい。WTRU(例えば、レガシーWTRU)は、インデックスが示したリソースを共通E−DCHリソースとして用いてよい。例えば、AICHおよび/またはE−AICHの予備フィールドを用いて、R99 RACHにフォールバックするように、および/または別のTTIを選択するように、WTRUに指示してよい。
第2のE‐AICHコードは、R99 RACHにフォールバック可能なWTRUおよび/または共通E−DCHのTTI値を変更することができるWTRUによってモニタされてよい。第2のE‐AICHは、ネットワークによって(例えば、ブロードキャストシグナリングおよび/または、専用シグナリングを介して)設定されてよい。ネットワークは、R99 RACHにフォールバック可能であってよい、および/または、共通E−DCHのTTI ULアクセスを変更可能であってよい。第2のE‐AIを用いて、R99 RACHへのフォールバックおよび/または共通E−DCHのTTIを示してよい。第2のE‐AIを用いて、WTRUがRACHアクセスに用いてよいR99 PRACHリソースからプリアンブルリソースを指示してよい。第2のE‐AIは、プリアンブル、および/または、TTIを設定された共通E−DCHリソース、および/または、特定のTTIの共通E−DCHリソースインデックスを示すのに、さらに用いられてよい。
WTRUが第2のE‐AIをモニタするか否か、および、いつモニタするかを決定するために、1つまたは複数の基準を用いてよい。基準は、ULチャネル選択可能なWTRU(例えば、R99 RACHへのフォールバック、および/または異なるTTIの共通E−DCH)が第1および第2のE−AICHをモニタすることを含むが、それに限定されない。AICHの予備フィールドを用いて、WTRUに第2のEAIをモニタするように指示してよい。AICHの予備フィールドを用いて、WTRUはR99 RACHにフォールバックすべきであるという指示、および/または、WTRUはTTIを変更すべきであるという指示に対応し得る値を信号で伝えてよい。AICHの予備フィールドを用いて、WTRUはリソース割り当ておよび/または任意の他の信号を受信するかどうかEAI(例えば、第2のE‐AI)をモニタすべきであると、WTRUに信号で伝えてよい。第1のE‐AIに関して信号で伝えられたNACKの検出を、基準として用いてよい。E‐AIおよび/またはAI(例えば、第1のEAIがレガシーWTRUに対して設定されていない場合)でNACKを受信すると、ULチャネル選択可能なWTRUは、第2のEAIのモニタを開始してよい。本明細書に記載の条件の1つを満たした後、一定の時間が経つと、WTRUは、EAIのモニタリングを開始してよい。
ネットワークは、(例えば、本明細書に記載の基準で決定された)R99 RACH対応のWTRUに対して1つまたは複数の(例えば、セットの)予約プリアンブル群を使用することによって、WTRUの能力を決定してよい。ネットワークは、本明細書に記載の実施例のいずれかを用いて、R99 RACHまたは共通E−DCHにフォールバックするかをWTRUに示してよい。
WTRUは、トランスポートチャネル選択を行ってよい。WTRUは、リソースに対するプリファレンスを表示してよい。WTRUは、WTRUとネットワークが、トランスポートチャネル選択および/またはR99 RACHへのフォールバックをサポートするか否かを決定してよい。WTRUは、本明細書に記載の基準を満たすか否かを決定してよい。例えば、WTRUは、バッファの状態が閾値以下であるか否かを決定してよい。WTRUは、RLC PDUが作成されて、再送信バッファ内に存在するか否かを決定してよい。バッファにRLC PDUがない場合、WTRUは、RACHに関して許可RLC PDUサイズと異なるおよび/または、より大きいサイズのRLC PDUが存在するか否かを決定してよい。
基準を満たす場合、WTRUは、R99 RACHフォールバックからプリアンブルを選択して、プリアンブルランプアップ手順を開始してよい。選択したプリアンブルに基づいて、ネットワークは、アップリンクアクセスを行うWTRUのプリファレンスおよび/または種類を決定してよく、使用するトランスポートチャネルを決定してよい。WTRUが基準を満たさない場合、WTRUは、共通E−DCHプリアンブル(例えば、レガシー共通E−DCHプリアンブル)からプリアンブルを選択してよい。このような例では、ネットワークは、プリアンブルを受信したとき、WTRUがR99 RACH対応であることを知らない場合があるので、WTRUをR99 RACHに向かわせるという選択肢がないことがある。
WTRUのデフォルトリソースは、共通E−DCHリソースであってよい。WTRUは、AICHでACKを受信したことに応答して、デフォルト共通E−DCHインデックス、X、に関連付けられた共通E−DCHリソースの使用を開始してよい。例えば、X= Singlnd mod Y、ここで、Singlndは、R99フォールバックプリアンブルリストのN番目のプリアンブルであってよい。共通E−DCHに使用するTTI設定は、共通E−DCHリソース(例えば、レガシー共通E−DCHリソース)のTTI設定であってよい、または、共通E−DCHは、本明細書に記載の例のいずれかを用いてWTRUに提供されてよい。E−AIのNACK、予約された共通E−DCHインデックス、または、予約E−AI値を含むが、それらに限られない、本明細書に記載の実施例のいずれかによって、EAIを用いて、フォールバック、または、R99 RACHの使用をWTRUに信号で伝えてよい。他のEAI値を用いて、WTRUをリダイレクトして、デフォルトX以外の異なる共通E−DCHリソースインデックスを使用するようにしてよい。E−AIが設定されていない場合、AICHのNACKは、このようなWTRUに、R99 RACHの使用を開始するように信号で伝えてよい。
WTRUのデフォルトリソースは、R99 RACHリソースであってよい。WTRUは、R99フォールバックRACHプリアンブルからプリアンブルを選択してよい。AICHのACKは、WTRUが、フォールバック、または、R99 RACHの使用を開始することを認められたことを意味してよい。NACKおよび/またはEAIを用いて、本明細書に記載の実施例のいずれかに従って、共通E−DCHのインデックスを信号で伝えてよい。
WTRUは、トランスポートチャネル選択を行ってよく、予約プリアンブルセットを用いて、WTRUがR99 RACHをサポートすることを信号で伝えてよい。例えば、プリアンブルは、R99に対して予約されてよい、および/または、プリアンブルは、WTRUは、R99フォールバックもサポートすることを意味するTTI選択に用いられるプリアンブル(例えば、2msおよび/または10msのTTI設定のためのプリアンブル)であってよい。ネットワークは、WTRUのバッファおよび/またはRLCの状態を知らない場合がある。ネットワークは、それでも、本明細書に記載の実施例に従って、WTRUをリダイレクトして、R99 RACHを使うようにしてよい。これは、ネットワークがWTRUのバッファおよび/またはRLCの状態(例えば、基準を満たしていない)を知っている場合に適用可能であってよいが、ネットワークは、WTRUをリダイレクトして、R99 RACHを使用するようにする選択肢を有してよい。例えば、フォールバックの基準が論理チャネルの種類に依存する場合、アップリンク送信が、所定のリストおよび/または設定された許可チャネル(例えば、CCCHおよび/またはDCCHがチャネルリストの一部であってよい)に属すれば、WTRUはフォールバックしてよい(例えば、フォールバックするしかない)。共通E−DCHリソースの取得を試みるランダムアクセス手順を行った後、WTRUがR99フォールバック可能である場合、WTRUは、AICHおよび/またはE‐AIをモニタして、AICHでNACKを受信するか否かを決定してよい。E−AI値および/または受信された対応するE−DCHリソースインデックスが、フォールバックに該当するインデックスと等しい場合、かつ、送信するCCCHアップリンクデータがあって、CCCHフォールバックが許可されている場合、または、送信するDCCHアップリンクデータがあって、DCCHフォールバックが許可されている場合、WTRUは、R99 RACHフォールバックを実行してよい。上記の条件を満たさない場合(例えば、送信するDTCHデータがある場合)、WTRUはR99 RACHにフォールバックしなくてよい。R99 RACHへのフォールバックを許可された論理チャネルの種類が、CCCH(例えば、CCCHのみ)である場合、WTRUが送信すべきDCCHデータまたはDTCHデータを有していると、WTRUは、R99 RACHにフォールバックしない決定をしてよい。R99 RACHの使用を開始するようにという指示を受信すると、WTRUは、バッファ状態および/またはRLC状態にかかわらず、R99 RACHの使用を開始してよい(例えば、WTRUは、RLC PDUを再作成してもよく、または、例えば、できるだけ多くのデータを送信できるように他のRLC PDUを作成してよい)。WTRUは、R99 RACHの使用を開始し、そして、RLC状態および/またはバッファ状態を満たさない場合、RACHを使用してTVMレポートを送信してよい。WTRUは、R99 RACHにフォールバックするようにというネットワークの指示を無視して、バックオフし、再度ULにアクセスしてよい。例えば、WTRUは、ランダムアクセスチャネル(例えば、R99 RACH、R99 PRACHなど)の使用にフォールバックするようにというネットワークからの指示を無視し、時間を置いて(例えば、所定の時間、バックオフ)、ネットワークへのアクセスを再度試みてよい。ULアクセスを試みる時、WTRUは、共通E−DCHリソース(例えば、レガシー共通E−DCHリソース)からプリアンブルを選択すると決定してよく、そうすると、ネットワークはWTRUがR99にフォールバック可能であると知ることはできない。こうすることによって、共通E−DCHを介してULにアクセスする機会を増やしてよい。
WTRUは、本明細書に記載の1つまたは複数の基準(例えば、能力、および、電力/ヘッドルーム)に基づいて、TTI選択を行ってよい。共通E−DCHリスト(例えば、レガシー共通E−DCHリスト)上で、信号で伝えられたTTI設定以外のTTIの指示を信号で伝えるために、プリアンブル(例えば、新しいプリアンブル)を予約してよい。WTRUが、共通E−DCH(例えば、レガシー共通E−DCH)に用いられるTTI以外のTTI設定を選択する場合、WTRUは、TTI設定(例えば、新しいTTI設定)のために、信号で伝えられたPRACHリソース(例えば、新しく信号で伝えられたPRACHリソース)からプリアンブルを選択してよい。ネットワークは、WTRUのプリファレンスを決定してよい。ネットワークは、WTRUがTTI選択可能なことを認識してよい。ネットワークは、本明細書に記載の実施例にいずれかを用いて、その選択を認める、または、WTRUを異なるTTIにリダイレクトしてよい。WTRUが、共通E−DCHリソース(例えば、レガシー共通E−DCHリソース)の信号で伝えられたTTIと同じTTIを選択する場合、WTRUは、共通E−DCH PRACHリソース(例えば、レガシー共通E−DCH PRACHリソース)からプリアンブルを選んでよい。ネットワークは、このWTRUはTTIを選択できるということを知らない場合があり、任意の他のTTIを使うようにWTRUをリダイレクトしなくてよい。ルール(例えば、レガシールール)に従って、AICHを用いてリソース(例えば、レガシーリソース)の共通E−DCHインデックスを示してよい。
(例えば、TTI設定可能なWTRUのために)2msおよび10msのTTI設定のプリアンブル(例えば、新しいプリアンブル)を信号で伝えてよい。選択したTTIに基づいて、WTRUは、2ms群または10ms群のいずれかからプリアンブルを選択してよい。ネットワークは、プリファレンスと、WTRUがTTI選択可能なことを知っていてよい。ネットワークは、本明細書に記載の実施例のいずれかを用いて、WTRUをリダイレクトしてよい。
R99 RACHへのフォールバックを許可することによって、フレキシブルなRLC PDU設定で構成された論理チャネルから、R99 PRACHを介してデータ送信が可能になる。例えば、R99 RACHがセグメンテーション能力を有さず、限られたセットのTBSしか送信しない場合があることを考慮すると、フレキシブルなPDU RLCは、RLC PDU作成とR99 RACHのトランスポートフォーマットの選択とを調和させてよい。
DCHでない状態でのRLC設定は、フレキシブルなRLC PDUサイズに対応してよい。R99 RACHを介した送信を可能にするために、RLCは、MAC層をセグメンテーションすることなく、選択したRACH TBS内に収まるように「無線認識RLC PDU」を作成してよい。例えば、WTRUは、次の基準の1つまたは複数に基づいて、RLC PDUサイズを決定してよい。基準は選択したTBSであってよい。基準は、最小の選択されたTBSであってよい、および/または、選択されたTBS以下の最小の許可TBSに量子化された利用可能なビット数であってよい。基準は、最小の選択されたTBS、利用可能なビット数、および/または、選択されたTBS以下の最小の許可TBSに量子化された利用可能な電力であってよい。
R99 RACHへのフォールバックに設定されたWTRUが、共通E−DCHアクセスを試みて、遅延無線認識RLC PDUを作成する場合、WTRUは、E−DCHリソースがWTRUに割り当てられた後でRLC PDUの作成を開始してよい。この手順は、WTRUがR99 RACHを介して送信できない可能性のあるRLC PDUを、WTRUが時期尚早に生成するのを防ぐことになる。例えば、遅延RLC PDUのサイズは、次の基準の任意の組み合わせに従って決定してよい。基準は、例えば、ブロードキャストされたデフォルト権限に従って送信可能なビット数であってよい。基準は、例えば、デフォルト権限および/またはR99 RACHのトランスポートフォーマットセットのうちの許可TBSに従って送信可能なビット数の間の最小のものであってよい。許可TBSは、例えば、最小のTBS、および/または、最大のTBSに一致してよい。基準は、最小の許可TBS、利用可能なデータ、および/または、デフォルト権限よりも小さくてよい許可TBSに量子化したデフォルト権限であってよい。遅延RLC PDUのサイズは、ブロードキャストされたRLC PDUサイズに基づいて決定してよい。
R99 RACHを介した送信には、MACセグメンテーションが許可されてよい。例えば、MAC‐i/is副層は、RACHを介した送信のためにMAC‐e副層に送る前に、RLC PDU(または、MAC‐d PDU)をセグメント化してよい。複数回のR99 RACH送信を通して受信したセグメントをノードBが再び集めるために、MAC−i/isのヘッダをR99 RACH送信に含んでよい。
R99 RACHへのリダイレクト/確認をすると、WTRUは、次の1つまたは複数を行ってよい。WTRUは、R99 RACHリソース(例えば、レガシーR99 RACHリソース)のPRACH情報を用いて、RACHプリアンブル送信手順(例えば、新しいRACHプリアンブル送信手順)を開始してよい。この手順は、本明細書に記載の実施例のいずれかを用いて加速させてよい。WTRUは、R99 RACH(例えば、レガシーR99 RACH)の使用へリダイレクト/確認を受信後、PRACHメッセージ送信を開始してよい。AICHでPRACHメッセージ送信を開始するタイミングは保持してよい。例えば、WTRUは、次の物理チャネルパラメータの任意の組み合わせを用いて、PRACHメッセージ送信を行ってよい。該パラメータは、R99フォールバックPRACHリソースから選択されたプリアンブルのスクランブリングコード;R99フォールバックRACHリソースから選択された、および/または、チャネライゼーションコード決定に用いられたプリアンブルのシグネチャシーケンス、s;または、PRACH情報(例えば、レガシーPRACH情報)から抽出可能な他の物理チャネルパラメータ、トランスポートチャネルフォーマットなど(例えば、複数のPRACH情報を選択する場合、最初の情報または所定の情報のリソースを用いてよい)である。PRACH情報(例えば、新しいPRACH情報)は、このようなWTRUから使用するためブロードキャストしてよい。
送信のためのR99 RACHチャネル選択および/またはリダイレクトの後、WTRUは、R99 RACHへのアクセスを試みてよい、および/または、データおよび/または制御情報のUL送信を行ってよい。手順完了時、WTRUはバッファにデータを有してよい。ここでの手順完了とは、無線インタフェースを介してデータが送信されること、または、RACHの失敗を指してよい。WTRUがすぐに再度、共通E−DCHへのアクセスを行う場合、同じ輻輳が起こり得る。E−DCHアクセスを試みた後、WTRUは、再び失敗することがあり、R99 RACHへのフォールバックをもう一度行ってよい。この結果、アクセス遅延が起こる、および/または異なるRACHアクセス間を行ったり来たりすることがある。
R99 RACHへのフォールバック後のWTRUのふるまいを制御してよい。例えば、タイマ(例えば、禁止タイマ、バックオフタイマなど)を利用して、一定の期間WTRUが共通E−DCHにアクセスしないようにしてよい。タイマは、1つまたは複数のトリガで開始してよい。トリガは、R99 RACHへのフォールバックを行わなければならないとWTRUが決定することであってよい。トリガは、R99 RACHへのフォールバックの結果として、R99 RACH手順を完了したことであってよい。トリガは、ULデータをR99 RACHを用いて無線で送信したことであってよい。WTRUがもう一度ULアクセスを試みなければならず、かつ、タイマがまだ作動中である場合、WTRUは、R99アクセスを行ってよい。タイマが作動中でない場合、WTRUは、共通E−DCHへのアクセス、および/または、基準を再度評価して、どのRACHリソースを使うか選択してよい。タイマが作動中で、WTRUが送信するデータを有する場合、WTRUは、ネットワークへのTVMレポートをトリガしてよい。該レポートは、トリガの理由を示してよい。
WTRUは、共通E−DCH失敗またはネットワークの直接の指示後、R99にフォールバックしてよい。トラフィック量測定(TVM)レポートは、R99 RACHへのフォールバック時、トリガされてよい。例えば、TVMは、WTRUがR99にフォールバックし、かつ様々な条件を満たすと、トリガされてよい。条件は、例えば、バッファサイズが閾値を超えることであってよい。この閾値は、R99 RACHへのフォールバックに固有の閾値であってよく、および/または、共通E−DCHを用いたWTRUのためのTVMレポートをトリガする閾値より小さくてよい。条件は、例えば、ULデータの論理チャネルが、WTRUがR99 RACHの使用を許可されない論理チャネルのリスト、または、TVMレポートをトリガしてよいリストに属することであってよい。例えば、WTRUでのTVMレポートに関して、少なくとも2つのイベントを設定してよい。1つは、WTRUが共通E−DCHを使っているとき、使用してよく、1つは、WTRUがR99 RACHへのフォールバックを行った時、使用してよい。
WTRUが共通E−DCHへのアクセスを試みることから、R99 RACHへのアクセスの試みに切り替える場合、RACHへのアクセスを速くしてよい。逆も同様である。この状況には、WTRUが共通E−DCHへのアクセスを試みた後、R99 RACHにフォールバックする状況;WTRUが共通E−DCHリソースへの接続を試みた後、ネットワークからの明示の命令を受けてR99 RACHにフォールバックする状況;および/または、WTRUがR99 RACHにアクセスし、送信を行おうとして、バッファにまだデータが残っていると判断して、共通E−DCHリソースにアクセスを試みる状況が含まれるが、それらの状況に限らない。
このようなアクセスを速めるために、WTRUは、例えば、その前のリソース(例えば、共通E−DCHリソースまたはR99 RACHリソース)で使用した最後のプリアンブル電力の関数であるプリアンブル電力を用いることによってプリアンブルフェーズを速めてよい。プリアンブル電力は、次の1つまたは複数に該当してよい。プリアンブル電力は、他のリソースに関して送信された最後のプリアンブルと同じ電力であってよい。プリアンブル電力は、他のリソースで送信された最後のプリアンブル電力に、設定されたオフセットを足したものであってよい。
WTRUは、例えば、ネットワークによる専用のリソース指示を受信することによって、他のリソースへのアクセスを速めてもよい。リソース指示は、WTRUにアクセスするように信号が伝えているリソースセットのプリアンブルシグネチャのインデックスを含んでよい。ネットワークが特定の信号を用いてR99 RACHへのフォールバックを伝える場合、この信号は、プリアンブルリソースのインデックス(例えば、スクランブリングコードおよび/またはシグネチャシーケンス、s、または、複数のPRACH情報が信号で伝えられる場合、WTRUが使うべきPRACH情報のインデックス)を含んでよい。インデックスは、E−AIを使って、WTRUに送信されてよい。信号は、使用すべきリソースインデックスおよび/または共通E−DCH値を含んでよい。E−AIを用いてULチャネル選択(例えば、R99 RACHまたはTTI値)を信号で伝えてよいとWTRUが決定する実施例を記載する。例えば、第2のEAIを用いて、R99 PRACHプリアンブルインデックス、および/または、TTI値に対応するリソース群から共通E−DCHリソースインデックス、および/または要求した値以外のTTI値に対応するプリアンブルインデックスを信号で伝えてよい。このインデックス受信後、WTRUは、指示されたチャネル(例えば、RACHまたは指示されたTTIの共通E−DCH)でUL送信を開始してよい。これは、確認要求あり、または、確認要求なしで行ってよい。WTRUは、共通E−DCHリソースでの最後のプリアンブル送信に基づいて、使用する電力を決定してよい。WTRUは、他のチャネルで最後に使用された電力を用いてプリアンブル送信を開始してよい。
図2は、例示的なフォールバックを示す。図2の方法200は、WTRUによって用いられて、WTRUがランダムアクセスチャネル(例えば、R99 RACH、R99 PRACHなど)を使用するフォールバックを行い、アップリンク情報をネットワークに送信してよいか否かを決定する。WTRUは、ネットワークに送信するデータまたは制御情報を含むが、これらに限定されないアップリンク情報を有してよい。ステップ201で、WTRUは、ネットワークに共通E−DCHリソースを要求してよい。例えば、WTRUのデフォルトリソースは共通E−DCHリソースであってよい。
ネットワークに共通E−DCHリソースを要求した後、WTRUは、ランダムアクセスチャネル(例えば、R99 RACH、R99 PRACHなど)にフォールバックする指示をネットワークから受信して、ステップ202を完了してよい。指示は、取得インジケータ(例えば、E‐AI)を通して受信してよい。指示はE‐AI値であってよい。1つまたは複数のE‐AI値を用いてランダムアクセスチャネル(例えば、R99 RACH、R99 PRACHなど)の使用を示してよい、また、1つまたは複数のE‐AI値を用いて共通E−DCHインデックスを示してよい。例えば、E‐AIの少なくとも1つの値を用いて、WTRUがランダムアクセスチャネル(例えば、R99 RACH、R99 PRACHなど)へのフォールバックを行ってよいことを示してよい。WTRUは、ネットワークがWTRUバッファおよび/またはRLCの状態を認識していてもいなくても、ネットワークからフォールバックの指示を受信してよい。
ステップ203で、WTRUは、条件を満たすか否かを決定してよい。送信チャネルがR99 RACHにマッピング可能であること;送信ャネルが一定のRLC PDUサイズで設定されてよいこと;および/または、送信チャネルが、WTRUで予め定められているチャネルリストであって、CCCHおよび/またはDCCHを含んでよいチャネルリストに属すること、の1つまたは複数が成立すると、条件は満たされる。本明細書に記載の条件の1つまたは複数が成立する場合も、条件は満たされてよい。
条件を満たすとWTRUが決定する場合、WTRUは、ランダムアクセスチャネル(例えば、R99 RACH、R99 PRACHなど)にフォールバックし、ランダムアクセスチャネル(例えば、R99 RACH、R99 PRACHなど)を介してアップリンク情報を送信して、ステップ204を完了してよい。例えば、WTRUは、PRACH R99シグネチャでネットワークにアクセスして、R99 RACHを介してアップリンク情報を送信してよい。WTRUは、R99 RACHリソース(例えば、レガシーR99 RACHリソース)のPRACH情報を用いて、RACHプリアンブル送信手順を開始してよい。
条件を満たさないとWTRUが決定すると、WTRUは、ネットワークへのアクセスからバックオフし、ステップ205を完了してよい。本明細書に記載の条件の1つまたは複数が成立しない場合、条件を満たさないとWTRUは決定してよい。例えば、WTRUは、送信チャネルがWTRUで予め定められているチャネルリストに属さない場合、条件を満たさないと決定してよい。WTRUは、ランダムアクセスチャネル(例えば、R99 RACH、R99 PRACHなど)にフォールバックするようにとのネットワークからの指示を無視してよい。WTRUは、時間(例えば、所定の時間)を置いて、および/または、ネットワークに再度アクセスを試みてよい。
上記のプロセスは、コンピュータおよび/またはプロセッサによって実行されるコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、および/または、ファームウェアで実施してよい。コンピュータ可読媒体の例には、(有線および/または無線接続を介して送信される)電気信号、および/または、コンピュータ可読記憶媒体を含むが、それらに限られない。コンピュータ可読記憶媒体の例は、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリ装置、内蔵ハードディスクおよびリムーバブルディスクを含むがそれに限定されない磁気媒体、光磁気記憶装置、および/または、CD−ROMディスクなどの光媒体、および/または、DVD(digital versatile disks)などを含むが、それらに限定されない。プロセッサは、ソフトウェアと共に用いられて、WTRU、UE,端末、基地局、RNC、および/または、任意のホストコンピュータで用いられる、無線周波数トランシーバを実施してよい。

Claims (18)

  1. アップリンク情報を送信する方法であって、
    無線送受信ユニット(WTRU)によって、ネットワークから、共通拡張専用チャネル(E−DCH)リソースを要求するステップと、
    リリース99物理ランダムアクセスチャネル(R99 PRACH)へのフォールバックの指示を前記ネットワークから受信するステップと、
    条件を満たすか否かを決定するステップと、
    前記条件を満たす場合、前記R99 PRACHを介して前記アップリンク情報を送信するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記指示は拡張取得インジケータ(E−AI)を通して受信される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記指示は前記E‐AIの値である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記アップリンク情報は、制御情報またはデータの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
  5. 送信に対するチャネルが前記R99 PRACHにマッピングされることが可能な場合に前記条件を満たす、請求項1に記載の方法。
  6. 送信チャネルが一定の無線リンク制御(RLC)プロトコルデータユニット(PDU)サイズで設定される場合、前記条件を満たす、請求項1に記載の方法。
  7. 送信チャネルが、WTRUで予め定められているチャネルリストであって、共通制御チャネル(CCCH)または専用制御チャネル(DCCH)の1つまたは複数を含むリストに属する場合、前記条件を満たす、請求項1に記載の方法。
  8. 前記条件を満たさないとき、前記ネットワークへのアクセスからバックオフすることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. バックオフは、
    前記R99 PRACHへのフォールバックという前記ネットワークからの前記指示を無視することと、
    時間を置くことと、
    前記ネットワークにアクセスを試みること、
    を含む、請求項8に記載の方法。
  10. アップリンク情報を送信するように構成された無線送受信ユニット(WTRU)であって、
    共通拡張専用チャネル(E−DCH)リソースをネットワークに要求し、かつ、
    条件を満たすか否かを決定するように構成された
    プロセッサと、
    リリース99物理ランダムアクセスチャネル(R99 PRACH)へのフォールバックの指示を前記ネットワークから受信し、かつ、
    前記条件を満たす場合、前記R99 PRACHを介して前記アップリンク情報を送信するように構成された
    トランシーバと、
    を含む、WTRU。
  11. 前記指示は拡張取得インジケータ(E‐AI)を通して受信する、請求項10に記載のWTRU。
  12. 前記指示は前記E‐AIの値である、請求項11に記載のWTRU。
  13. 前記アップリンク情報は、制御情報またはデータの少なくとも1つである、請求項10に記載のWTRU。
  14. 送信チャネルが前記R99 PRACHにマッピングできる場合、前記条件を満たす、請求項10に記載のWTRU。
  15. 送信チャネルが一定の無線リンク制御(RLC)プロトコルデータユニット(PDU)サイズで設定される場合、前記条件を満たす、請求項10に記載のWTRU。
  16. 送信チャネルが、WTRUで予め定められているチャネルリストであって、共通制御チャネル(CCCH)または専用制御チャネル(DCCH)の1つまたは複数を含むリストに属する場合、前記条件を満たす、請求項10に記載のWTRU。
  17. 前記プロセッサは、前記条件を満たさないとき、前記ネットワークへのアクセスからバックオフするようにさらに構成される、請求項10に記載のWTRU。
  18. バックオフは、
    前記R99 PRACHへのフォールバックという前記ネットワークからの前記指示を無視し、かつ
    時間を置くように
    さらに構成された前記プロセッサと、
    前記ネットワークへのアクセスを試みるように
    さらに構成されたトランシーバと、
    を含む、請求項17に記載のWTRU。
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