JP2014525776A - 脊椎プレート及びその使用方法 - Google Patents

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Abstract

1つ以上の椎骨上に移植される脊椎プレート。前記頚椎プレートは、非対称な頚部プレートとすることができる。前記頚部プレートは、厚肉側部と、薄肉側部と、1つ以上のねじ付き締結具穴と、1つ以上のロック締結具穴とを有することができる。前記頚部プレートの形状は、椎骨の形状と整合することができ、容易に移植できる。このように、前記厚肉及び薄肉側部の両方の厚みと、前記厚肉側部と前記薄肉側部との間の前記頚部プレートの形状とは、椎骨の形状に整合することができる。前記頚部プレートは、1つ以上のロック締結具を前記1つ以上のロック締結具穴に固定するロック外形部を含むことができ、それによって1つ以上の骨係合締結具を前記1つ以上の骨係合締結穴に固定することができる。
【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本願は、2011年6月30日に出願された米国仮特許出願第61/503,351号の利益を主張するものであり、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
発明の分野
本願は、脊椎プレートの分野に関する。
関連技術の説明
患者を治療するために、外科医は様々な機器や技術を用いる。いくつかの施術において、医療機器は、1つ以上の骨、骨片または組織片を接続、安定化及び/または固定するために使用される。類似の技術および機器は、脊椎手術において、特に、脊椎固定手術において使用される。これらの処置のいくつかでは、プレートを1つまたは複数の椎骨に添着することができる。これらのプレートは、一般的には対称形であり、一般的には背骨の中心に添着される。
このような設計は多くの利点を提供するが、それらはまた、挿入困難であり得る。これらの困難は、そのような技術を外科手術に使用する医師の数を制限し、その結果、治療を必要とする患者に悪影響を及ぼす。さらに、これら既存のプレートが配置困難であることにより、患者の感染リスクが増加することがあり、悪い外科手術結果(negative surgical outcome)となる患者のリスクが増加することがある。これらの問題点に鑑みて、さらなるプレートの設計が望まれている。
本出願の特定の実施形態は、脊椎プレート並びにその製造及び使用方法に関する。例えば、特定の実施形態は、頚部プレートに関し、特に、頚椎の前面に沿って配置するための片寄り頚部プレートに関する。
一実施形態では、前記脊椎プレートは、脊椎骨に中央からずれた状態で(off-center)添着するための非対称な形態を有しており、前記プレートの穴を通って延びている骨係合締結具が、前記脊椎骨の前記中央から一方の側部寄りの位置に対して垂直に配向される。一実施形態では、前記脊椎プレートは、頚椎体と頚椎前結節との間の谷に配置及び適合するための特有の形状を有する。
一実施形態では、前記脊椎プレートは、骨係合締結具と、前記骨係合締結具を固定するために使用されるロック締結具とを受けるための穴を含む。前記ロック締結具は、前記骨係合締結具に対して鋭角となるように前記脊椎プレートを通して延びていてもよい。いくつかの態様では、前記ロック締結具は、骨にも係合してよい。いくつかの態様では、前記ロック締結具は、前記骨係合締結具の運動を防止するために、前記脊椎プレートのねじ付き穴に少なくとも部分的にねじ込まれ得る。いくつかの態様において、ばねに装填された球のようなロック機構は、前記ロック締結具の回転運動を防止する前記ロック締結具における頭部の切欠きと相互作用し、それによって、前記ロック締結具のねじと関係し、前記ロック締結具の長手方向における並進をも防止するように構成される。
一実施形態では、脊椎で使用するためのロック機構は、締結具の前記頭部と相互作用する、ばねに装填された球を含むことができる。前記締結具は、本明細書に記載される脊椎プレートと共に使用するための骨係合締結具であってもよく、脊椎または他の医療用途において使用される他の任意の種類の締結具であってもよい。一実施形態では、患者の体内で使用するための締結具の頭部と相互作用する、弾性による固定外形部を備えたロック機構を有する医療機器が提供される。一実施形態では、ロック機構は、脊椎または患者の身体の他の部分に挿入可能なロックねじを含むことができる。
一実施形態では、上に開示した任意の構成要素は、手術用具、医療機器、薬剤、または成分の送達または患者の治療と組み合わせて使用される移植可能な物品のうち、少なくとも1つを備えるキットを含む。
一実施形態では、患者の身体に医療機器を添着するための方法が提供される。一実施形態では、脊椎プレートを移植する方法が提供される。一実施形態では、脊椎骨に対して中央からずれた構成で非対称な脊椎プレートを添着し、隣接する椎体に前記プレートを通して締結具を送達することを含む方法が提供される。これらの締結具は、前記脊椎骨の前記中央から一方の側部寄りの位置に対して垂直に配向される。一実施形態では、前記脊椎プレートは、頚椎体と頚椎前結節との間の谷に配置及び適合するための特有の幾何構造を有する。
一実施形態では、脊椎プレートを移植する方法は、隣接する椎体にプレートを通して前記骨係合締結具を送達し、前記骨係合締結具と係合する前記ロック締結具を使用することを含む。前記ロック締結具は、前記骨係合締結具に対して鋭角となるように延びていてもよい。いくつかの態様では、前記ロック締結具は、骨にも係合してよい。いくつかの態様では、前記ロック締結具は、前記骨係合締結具の運動を防止するために、前記脊椎プレートのねじ付き穴に少なくとも部分的にねじ込まれ得る。いくつかの態様において、ばねに装填された球のようなロック機構は、前記ロック締結具の回転運動を防止する前記ロック締結具における頭部の切欠きと相互作用し、それによって、前記ロック締結具のねじと関係し、前記ロック締結具の長手方向における並進をも防止するように構成される。
一態様によれば、脊椎プレート装置が提供される。一実施形態では、前記脊椎プレート装置は、例えば、脊椎プレートを含むことができ、該脊椎プレートは、例えば、上面と、下面と、2つ以上の隣接する椎体に跨ってそれらの間の長さを規定する第1の端部及び第2の端部と、第1の側部と、対向する第2の側部とを含むことができる。一実施形態では、脊椎プレート装置は、例えば、前記上面および前記下面を通って延びる少なくとも2つの穴を含むことができ、該少なくとも2つの穴は、前記第1の側部よりも前記第2の側部の近くに配置され、該少なくとも2つの穴は、前記脊椎プレートの前記第1の側部の方へ傾斜している。
一実施形態によれば、前記脊椎プレート装置は、前記プレートの前記第2の側部から前記第1の側部の方へ延びる斜めの角度で、それぞれが対応する穴を通して延びている、少なくとも2つの骨係合締結具をさらに含むことができる。一実施形態では、前記少なくとも2つの穴は、第1の穴と第2の穴とを含むことができ、一実施形態では、前記少なくとも2つの穴は、前記第1の穴に近接する位置に設けられた第3の穴と、前記第2穴に近接する位置に設けられた第4の穴とを含むことができる。一実施形態では、前記脊椎プレート装置は、前記脊椎プレートに前記骨係合締結具を固定するために、前記第3及び第4の穴に受け入れられるロック締結具を含むことができる。
前記脊椎プレート装置の一実施形態によれば、前記第3の穴の一部及び前記第4の穴の一部は、ねじ付きとすることができる。前記脊椎プレート装置の一実施形態では、前記第3の穴が前記第1の穴に対して鋭角となるように配置されることができ、前記第4の穴が第2の穴に対して鋭角となるように配置されることができる。
前記脊椎プレート装置の一実施形態によれば、前記上面と前記下面との間の距離は、厚みを規定する。前記脊椎プレート装置のいくつかの実施形態では、前記第2の側部の前記厚みは、前記第1の側部の前記厚みよりも大きくすることができる。前記脊椎プレート装置の一実施形態では、前記プレートの前記下面は、凹状とすることができる。
一態様によれば、脊椎プレート装置が提供される。一実施形態では、前記脊椎プレート装置は、例えば、脊椎骨に中央からずれた状態で添着することを可能にする、非対称な形態を有する脊椎プレートを含むことができる。
前記脊椎プレート装置の一実施形態によれば、前記脊椎プレートは、例えば、上面と、下面と、2つ以上の隣接する椎体に跨ってそれらの間の長さを規定する第1の端部及び第2の端部と、第1の側部と、対向する第2の側部とを含むことができる。前記脊椎プレート装置の一実施形態では、前記非対称な形態は、前記脊椎プレートの厚みのばらつきを含み、それにより、例えば、頚椎の幾何構造に対応することができる。前記脊椎プレート装置の一実施形態では、前記第2の側部の前記厚みは、前記第1の側部の前記厚みよりも大きくてもよい。前記脊椎プレート装置の一実施形態では、前記下面は凹状とすることができる。前記脊椎プレート装置の一実施形態では、前記脊椎プレートは、前記上面及び前記下面を通して延びている、少なくとも1つの骨係合締結具穴を含む。
前記脊椎プレート装置の一実施形態によれば、前記非対称な形態は、前記上面及び前記下面を通して延びている締結具を受け入れ可能な、少なくとも2つの穴を含むことができる。これら少なくとも2つの穴は、例えば、前記第1の側部よりも前記第2の側部の近くに配置されることができる。前記脊椎プレート装置の一実施態様では、前記少なくとも2つの穴は、前記脊椎プレートの前記第1の側部の方へ傾斜している。
一実施形態によれば、前記脊椎プレート装置は、前記脊椎プレートの対応する前記骨係合締結具穴を通して送達され得る、少なくとも1つの骨係合締結具をさらに備える。前記骨係合締結具は、いくつかの実施形態において、前記プレートの前記第2の側部から前記第1の側部の方へ延びる斜めの角度で、前記脊椎プレートの対応する前記骨係合締結具穴を通して延びることができる。一実施形態では、脊椎プレート装置は、例えば、それぞれが、前記プレートの前記第2の側部から前記第1の側部の方へ延びる斜めの角度で、前記脊椎プレートの対応する穴を通して延びている、骨係合締結具をさらに含むことができる。
一実施形態によれば、前記脊椎プレート装置は、対応する前記骨係合締結具穴に近接する位置に設けられた、少なくとも1つのロック締結具穴をさらに含む。一実施形態では、前記脊椎プレート装置は、さらに、前記脊椎プレートに少なくとも1つの骨係合締結具を固定するために、対応するロック締結具穴に受け入れられ得る、少なくとも1つのロック締結具を含むことができる。前記脊椎プレート装置の一実施形態では、前記ロック締結具穴の一部は、ねじ付きである。前記脊椎プレート装置の一実施形態では、前記ロック締結具穴は、対応する前記骨係合締結具穴に対して鋭角となるように配置されることができる。一実施形態では、前記脊椎プレート装置は、ロック締結具が前記ロック締結具穴を通して送達された際、該ロック締結具と係合し得るロック外形部をさらに含むことができ、前記ロック外形部は、骨係合締結具が前記骨係合締結具穴を通して送達された際、該ロック締結具を固定することができ、それによって対応する該骨係合締結具を固定することができる。前記脊椎プレート装置の一実施形態において、前記ロック外形部は、前記ロック締結具の頭部と係合することができる。
前記脊椎プレート装置の一実施形態によれば、前記ロック締結具の前記頭部は、複数の切欠きを含むことができる。前記脊椎プレート装置の一実施形態において、前記ロック外形部は、前記ロック締結具の前記頭部の前記複数の切欠きに係合する。前記脊椎プレート装置の一実施形態では、前記骨係合締結具が前記骨係合締結具穴に挿入され、前記ロック締結具が前記ロック締結具穴に挿入される際、前記骨係合締結具の頭部が前記脊椎プレートと前記ロック締結具の頭部との間に部分的に配され得るように、前記骨係合締結具穴が配置されることができる。前記脊椎プレート装置の一実施形態では、前記ロック外形部は、ばねに装填された戻り止め球を含むことができる。
一態様によれば、脊椎プレート装置が提供される。一実施形態によれば、前記脊椎プレート装置は、例えば、少なくとも1つの骨係合締結具穴と、前記骨係合締結具穴に隣接して配置された少なくとも1つのロック締結具穴とを有する脊椎プレートを含むことができる。一実施形態では、前記脊椎プレート装置は、前記少なくとも1つの骨係合締結具穴を通して送達され得る少なくとも1つの骨係合締結具と、前記ロック締結具穴を通して送達され得る少なくとも1つのロック締結具と、前記ロック締結具が前記ロック締結具穴を通して送達された際に前記ロック締結具と係合可能なロック外形部とを含むことができる。一実施形態において、前記骨係合締結具が前記骨係合締結具穴を通して送達される際、前記ロック外形部は前記ロック締結具を固定することができ、それによって、前記骨係合締結具を固定することができる。
前記脊椎プレート装置の一実施形態によれば、前記少なくとも1つの骨係合締結具は、ねじ付き締結具とすることができる。前記脊椎プレート装置の一実施形態では、前記少なくとも1つの骨係合締結具穴は軸線を規定することができ、前記軸線を通して前記骨係合締結具を送達することができ、前記軸線は、前記少なくとも1つのロック締結具穴によって規定される軸線であって、該軸線を通して前記ロック締結具を送達することができる軸線に対して鋭角とすることができる。脊椎プレート装置の一実施形態では、前記少なくとも1つの骨係合締結具穴は軸線を規定することができ、該軸線を通して前記骨係合締結具を送達することができ、該軸線は、前記脊椎プレートの下面と鋭角とすることができる、及び、前記少なくとも1つのロック締結具穴は軸線を規定し、該軸線を通して前記ロック締結具を送達することができ、該軸線は、前記脊椎プレートの前記下面と略垂直とすることができる。
一実施形態によれば、前記脊椎プレート装置は、例えば、少なくとも2つの骨係合締結具穴と、対応する骨係合締結具穴に近接した位置に設けられた少なくとも2つのロック締結具穴とを含むことができる。前記脊椎プレート装置の一実施形態では、少なくとも1つのロック締結具穴の一部は、ねじ付きとすることができる。
前記脊椎プレート装置の一実施形態によれば、前記骨係合締結具は、頭部と軸部とを含むことができ、前記ロック締結具は、頭部と軸部とを含むことができる。前記脊椎プレート装置の一実施形態では、前記ロック外形部が、前記ロック締結具の前記頭部と係合することができる。前記脊椎プレート装置の一実施形態では、前記ロック締結具の前記頭部は、複数の切欠きを含むことができ、前記脊椎プレート装置の一実施形態において、前記ロック外形部は、前記ロック締結具の前記頭部における前記複数の切欠きと係合している。前記脊椎プレート装置の一実施形態では、前記ロック外形部は、ばねに装填された戻り止め球とすることができる。
前記脊椎プレート装置の一実施形態によれば、前記骨係合締結具が前記骨係合締結具穴に挿入され、前記ロック締結具が前記ロック締結具穴に挿入される際、前記骨係合締結具の前記頭部が、前記脊椎プレートと前記ロック締結具の前記頭部との間に部分的に配され得るように、前記少なくとも1つの骨係合締結具穴が配置されることができる。
一態様によれば、脊椎プレートを移植する方法が提供される。一実施形態では、これは、例えば、脊椎骨に対して中央からずれた構成で非対称な脊椎プレートを添着し、隣接する椎体に前記プレートを通して締結具を送達することを含むことができる。一実施形態では、前記締結具は、前記脊椎骨の前記中央から一方の側部寄りの位置に配置されることができる。
脊椎プレートを移植する前記方法の一実施形態によれば、いったん送達された前記締結具は、前記脊椎骨の前記中央から一方の側部寄りの位置に対して垂直に配向することができる。脊椎プレートを移植する前記方法の一実施形態では、前記プレートを通して隣接する椎体に送達された全ての前記締結具は、前記脊椎骨の前記中央から一方の側部寄りの位置に配置されることができる。脊椎プレートを移植する前記方法の一実施形態では、前記脊椎プレートは、頚椎体と頚椎前結節との間の谷に配置されることができる。
脊椎プレートを移植する前記方法の一実施形態によれば、前記脊椎プレートは、薄肉側部と厚肉側部とを有することができ、前記厚肉側部は、例えば、頚椎体と頚椎前結節との間の谷に配置されることができ、前記薄肉側部は、前記椎骨の中心線の方へ及び該中心線の上へ延びることができる。脊椎プレートを移植する前記方法の一実施形態では、前記脊椎プレートは、薄肉側部と厚肉側部とを有することができ、前記厚肉側部は、前記椎骨の解剖学的に左側の位置に設けられることができ、いくつかの実施形態では、前記厚肉側部は、前記椎骨の解剖学的に右側の位置に設けられることができる。
脊椎プレートを移植する前記方法の一実施形態によれば、前記締結具は、脊椎プレートの開口を通して、前記脊椎骨の前記中央から一方の側部寄りの位置から、前記脊椎骨の前記中央の方向に向かって送達されることができる。脊椎プレートを移植する前記方法の一実施形態では、前記脊椎プレートは、少なくとも2つの椎体及び/または少なくとも3つの前記椎体に跨ることができ、脊椎プレートを移植する前記方法の一実施形態では、前記脊椎プレートを頚椎に添着することができる。
脊椎プレートを移植する前記方法の一実施形態によれば、前記締結具の送達は、隣接する椎体に前記プレートを通して前記骨係合締結具を送達し、前記骨係合締結具と係合する前記ロック締結具を使用することを含むことができる。脊椎プレートを移植する前記方法の一実施形態では、前記ロック締結具は、前記骨係合締結具に対して鋭角となるように延びることができる。脊椎プレートを移植する前記方法の一実施形態では、前記ロック締結具は、骨に係合することができ、及び/または、前記骨係合締結具の運動を防止するために、前記脊椎プレートのねじ付き穴に少なくとも部分的にねじ込まれることができる。脊椎プレートを移植する前記方法の一実施形態では、ロック機構は、前記ロック締結具の回転運動を防止する前記ロック締結具における頭部の切欠きと相互作用することができ、それによって、前記ロック締結具の長手方向における並進をも防止するように構成される。
上記は概要であるため、簡略化、一般化及び詳細の省略を必然的に含む。したがって、当業者は、本概要は単なる例示であり、いかなる限定をも意図されないことを理解するであろう。他の態様、特徴、及び、装置及び/または方法及び/または本明細書に記載の他の主題による利点は、本明細書に記載の教示において明らかになるであろう。本概要は、詳細な説明において以下に記載される概念の選択を、簡略化した形式で紹介するために提供される。本概要は、特許請求される主題についての主要な特徴または本質的な特徴を特定することを意図されず、特許請求される主題の範囲を決定する助けとして使用されることも意図されない。
本開示の前述および他の特徴は、添付図面と併せて以下の説明及び添付の特許請求の範囲から十分に明らかとなるであろう。これらの図面は、本開示に従ういくつかの実施形態のみを示し、その範囲を限定するものとみなされるべきでないことが理解された上で、本開示は、添付の図面の使用を通してさらに具体的かつ詳細に説明される。
脊椎プレートの一実施形態の斜視図である。 脊椎プレートの一実施形態の上面図である。 脊椎プレートのロック機構の拡大破断図である。 椎体に固定された脊椎板を示す部分断面側面図である。 頚椎の解剖学的構造における特定の態様を示す。 複数の椎骨に添着された脊椎プレートの一実施形態を示す。
いくつかの実施形態は、1つまたは複数の椎骨に添着するように構成され得る脊椎プレートに関する。いくつかの実施形態において、脊椎プレートは、1つまたは複数の椎骨に片寄らせて取り付けるように構成される非対称なプレートを含むことができる。いくつかの実施形態において、該片寄りは、1つまたは複数の椎骨の中心線から一方の側部寄りの位置にあることができる。有利には、このような非対称な脊椎プレートは、脊椎プレートが片寄り位置に配置されたとき、椎骨の解剖学的構造と一致するように構成され得る。さらに、片寄り位置を用いることにより、有利には、プレートの配置を容易にすることができ、プレートに近接する他の解剖学的構造との干渉を最小限に抑えることができ、プレートの導入による不利な結果の可能性を減少させることができる。
いくつかの実施形態は、ロックシステムに関する。いくつかの実施形態において、ロックシステムは、第1の締結具が脊椎プレート内に及び/または脊椎プレートを通して挿入された後、第1の締結具を固定するように構成され得る。いくつかの実施形態では、第1の締結具の一部が脊椎プレートとロック締結具との間に固定されるように、第1の締結具の上方に少なくとも部分的にロック締結具を配置することによって、第1の締結具を固定することができる。いくつかの実施形態では、ロック締結具を固定可能なロック外形部によって、ロック締結具を所定位置に固定することができる。有利には、第1の締結具を固定するロック締結具を用いることにより、第1の締結具が緩むまたは引っ込むことを防止できる。さらに、第1の締結具をロックするための特殊な外形部を必要としないので、別のロック締結具を用いることにより、第1の締結具を広い範囲において容易に使用することができる。
脊椎プレート
図1及び図2に示すように、脊椎プレート、好ましくは頚部プレート100が設けられている。頚部プレート100は、第1の端部104、第2の端部106、厚肉側部108及び薄肉側部110によって規定された略矩形状の輪郭を有する本体102を含む。いくつかの実施形態では、厚肉側部108と薄肉側部110との中間に、中心軸線111が位置することができる。
頚部プレート100は、さらに上面112及び下面114を含むことができる。いくつかの実施形態では、上面112と下面114との間の距離により、厚みを規定することができる。頚部プレート100の上面112は略凸状であり、頚部プレート100の下面114は略凹状である。有利には、頚部プレートの該形状により、いくつかの実施形態において、患者の頚椎の前面に対して頚部プレートを容易に配置することができる。
また、図1及び図2に示すように、頚部プレート100の一実施形態は、締結具を受けるための4つの対となる穴114a、114b、116a、116bと、本体102の下の領域へのアクセスまたは可視化を提供するための中央開口118とを含む。締結具穴のうち2つのねじ付き締結具穴及び/または骨係合締結具穴114a、114bは、ねじ付き締結具を受けるように構成され得る。締結具穴のうち2つのロック締結具穴116a、116bは、ロック締結具を受けて固定するように構成され得る。穴114a、114b、116a、116bは、本体102の厚肉側部108に比較的近接した位置に設けられ、ねじ付き締結具穴114a、114bのそれぞれが、頚部プレート100における厚肉側部108の隅の1つの近傍に配置される。同様に、ロック締結具穴116a、116bのそれぞれは、頚部プレート100における厚肉側部108の隅の1つに近接し、ねじ付き締結具穴114a、114bの1つに隣接して配置される。穴114a、114b、116a、116bは対となっており、各ねじ付き締結具穴114a、114bは、ロック締結具穴116a、116bの1つと対になっている。図示されるように、各ロック締結具穴116a、116bは、ねじ付き締結具穴114a、114bと、頚部プレート100における厚肉側部108との間に配置される。
ねじ付き締結具穴114a、114bのそれぞれは、ねじ付き締結具が骨の中に送達されるために軸線120に沿って挿入可能とする軸線120を規定する。これらのねじ付き締結具穴軸線120は、ねじ付き締結具122が挿入された際に、ねじ付き締結具122が頚部プレート100における薄肉側部110に向かって延び、頚部プレート100における下面114と鋭角を形成するように、頚部プレート100における薄肉側部110の方へ傾斜していてもよい。いくつかの実施形態では、該角は、例えば10度と90度との間、30度と70度との間、約60度及び/または任意の他のまたは中間の角度とすることができる。従って、本体102が患者の椎骨上に配置される際、ねじ付き締結具122は、厚肉側部108から出発して薄肉側部110の方へ延びる斜めの角度で、患者の椎骨内に送達されてもよい。
ねじ付き締結具122は、ねじ付き軸部124と、適切な送達器具と係合する内部六角開口128を備える拡大頭部126とを含んでいてもよい。ねじ付き締結具122が頚部プレート100内に挿入される際、ねじ付き締結具122が頚部プレート100における下面114を越えて通り過ぎることを防止するために、拡大頭部126は、ねじ付き締結具穴114a、114bの内面に係合するように構成される。
加えて、ロック締結具穴116a、116bのそれぞれもまた、軸線130を通してロック締結具132が送達されることを可能とする軸線130を規定する。ロック締結具穴116a、116bの軸線130は、非平行であってもよく、例えば、ねじ付き締結具穴114a、114bの軸線120に対して鋭角を形成していてもよい。いくつかの実施形態において、例えば、ロック締結具132が、頚部プレート100における下面114に対して略垂直に挿入されてもよい。いくつかの実施形態では、ロック締結具穴116a、116bのそれぞれは、ねじ付きでもよく、ねじ付きでなくてもよく、または部分的にねじ付きでもよい。
いくつかの実施形態では、ロック締結具132は、ロック締結具132が頚部プレート100に挿入した後、頚部プレート100を越えて延びないような長さを含むことができ、いくつかの実施形態では、ロック締結具132は、ロック締結具132が頚部プレート100に挿入した後、頚部プレート100を越えて延びるような長さを含む。図2に示されるロック締結具132は、ロック締結具132が頚部プレート100に挿入した後、頚部プレート100を越え、患者の骨の中まで延びるような長さ及び構成を含んでいる。ロック締結具132は、ねじ付きでもよく、ねじ付きでなくてもよく、または部分的にねじ付きでもよい。
図1に示すように、ロック締結具穴116、116bは比較的大きな開口部を備える上部と、比較的小さな開口部を備える下部とを有する。ロック締結具132は、ロック締結具穴116a、116bの該上部に配置されている拡大頭部134を有していてもよく、該下部の小さな開口部内に(及び、場合により骨の中に)延びている下方延長軸部136を備えていてもよい。いくつかの実施形態では、拡大頭部134は、例えば、少なくとも1つの切欠き、少なくとも1つの溝または少なくとも1つの凹部などのような、頚部プレート100のロック外形部(後述)と相互作用するように構成された外形部を含むことができる。いくつかの実施形態において、これらのロック締結具132は、ヘクサロビュラ穴ドライブシステム(トルクス(登録商標)ドライブ)を備えた拡大頭部134を有する部分的にネジ付きの軸部と、拡大頭部134の外周に延びる複数の切欠き138とを有していてもよい。これらの切欠き138は、後述のように戻り止め球と係合することができる。別の実施形態では、ロック締結具132は、頚部プレート100における下面114を越えて延びていない、より短い長さを有し、そのようなロック締結具132は、本体102へのねじ付き締結具の固定にのみ機能する。
加えて、該ロックプレートは、ねじ付き締結具122がそれらの穴114a、114bに挿入された後、ロック締結具132を固定し、それによってねじ付き締結具122を固定する外形部を含む。これらの外形部は、例えば、ばねに装填された(spring-loaded)戻り止め球140を含むことができ、戻り止め球140は、ロック締結具穴116a、116b内にロック締結具132を固定するために、ロック締結具132の拡大頭部134の外形部に相互作用または力を適用するように構成され得る。いくつかの実施形態では、これらの外形部は、回転または並進運動を含むロック締結具131の運動を妨げるために、ロック締結具132の外形部と相互作用することができる。ロック締結具132が部分的にねじ付きの軸部136を有する一実施形態では、少なくとも1つのロック外形部は、ロック締結具132の回転を防止するために、ロック締結具132における拡大頭部134の周りに延びる複数の切欠き138の少なくとも1つと相互作用することができ、それによって、ロック締結具132の係合ねじと関係し、ロック締結具132の長手方向における並進をも防止する。
図2に見られるように、ロック締結具132の拡大頭部134は、挿入された際に、ねじ付き締結具122の拡大頭部126の上部に配置される。このような位置では、ねじ付き締結具122の拡大頭部126は、頚部プレート100と、ロック締結具132の拡大頭部134との間に配置されている。ロック締結具132がその位置を維持している限り、該配置によりねじ付き締結具122が固定される。このように、ロック締結具132を固定することによって、ねじ付き締結具122が同様に固定される。
頚部プレート100には、ばねに装填された戻り止め球140を包含するための様々な構成を採用することができる。図3に示すように、頚部プレート100は、ばねに装填された戻り止め球140を受けるように構成された穴142を含むことができる。ロック締結具の頭部との係合を可能にするため、穴142は、穴142がロック締結具穴116a、116bの一方または両方の上部に近接して終端するような位置に設けられることができる。穴142は、止まり穴または貫通穴とすることができる。図3には、本体102の第2の端部106を起点とし、第2の端部106に近接するロック締結具穴116a、116bに対して横手方向に延び、第2の端部106に近接するロック締結具穴116a、116bの上部内に開口している貫通穴が示されている。同様に、頚部プレート100は、第1の端部104を起点とし、第1の端部104に近接するロック締結具穴116a、116bに対して横手方向に延び、第1の端部104に近接するロック締結具穴116a、116bの上部内に開口している貫通穴を含むことができる。
図3に示される該貫通穴は、栓144、ばね146及び球140を受けるように大きさを決定されて構成される。さらに図3に示されるように、球140はロック締結具132における拡大頭部134の外形部に近接する該貫通穴に挿入され、はね146は球140と栓144との間の該貫通穴に挿入され、栓144は貫通穴を封止するために挿入される。球140によってロック締結具132に加えられる力は、ばねの寸法を変更することにより、または栓の相対位置を変化させることにより、必要に応じて変えることができる。他の実施形態では、球140を受ける穴142は貫通穴である必要はなく、及び/または、穴142が本明細書に記載されるもの以外の球140を保持する外形部または構成を有していてもよい。
図4および図6に示すように、頚部プレート100の一例では、2つの隣接する椎体を接続するために使用するように構成され得る。上で示した本体102は2つの椎体を接続する単一レベルの処置のために設計されているが、マルチレベルの処置のため、追加の椎体に挿入するための追加のねじ付き及びロック締結具が設けられてもよい。このような実施形態において、本体102は、3つ、4つ、5つまたはそれ以上の椎体に跨ることのある長さを有し、椎体のそれぞれが、少なくとも1つの締結具によって本体102に添着されている。適切に椎骨に沿って配置されると、ねじ付き締結具の長手方向軸線を通る平面と、ロック締結具の長手方向軸線を通る平面との両方が、頚部プレート100が添着している椎骨の垂直軸線に対して略平行となる。このため、ねじ付き締結具穴114a、114bは垂直に配向し、ロック締結具穴116a、116bもまた垂直に配向する。
頚部プレート100は、本体102を適切に配置して固定することについて補助する外形部を含む。図4に見られるように、本体102は、例えば、頚部の解剖学的構造の部分に適合するように、異なる厚みを含むことができる。具体的には、頚部プレート100における略凹状の下面114は、頚部プレート100が椎骨148の中心線から片寄って配置される際、頚部プレート100が椎骨148の身体の輪郭に適合可能となるように構成され得る。
また、図4に見られるように、頚部プレート100の厚みは、本体102を横切る横手方向において、例えば、約3mmから約1mmまで多様になっており、穴114a、114b、116a、116bの配置に近傍する位置に設けられた最も厚い部分を備える。本体102の最も厚い部分は、厚肉側部108に近接しており、頚椎体と頚椎前結節との間の谷にある椎骨の中心線から片寄った配置となるように構成されている。頚椎の解剖学的構造における該態様、及び他の態様は、図5に示される。
本体102の最も薄い部分は、薄肉側部110に近接しており、頚部プレート100が添着される椎骨の中心線の方へ及び該中心線の上へ延びるように構成され得る。本体102の薄い部分が椎骨の中心線を超えて延びるように頚部プレート100の片寄り位置決定を可能にすることにより、頚部プレート100による、例えば、食道における解剖学的影響が最小化される。加えて、頚部プレート100は、厚肉のプレート部が、椎骨の解剖学的に右手側の位置に設けられるよう配置することができるため、さらなる解剖学的利益が得られ、右利きの外科医による移植が容易になる。より具体的には、首のある部分に位置する食道は、解剖学的に左方向に片寄っているため、椎骨において解剖学的に右手側に頚部プレート100を配置することにより、移植部位へのアクセスを改善することができる。しかしながら、いくつかの実施形態では、頚部プレート100は、厚肉のプレート部が、椎骨において解剖学的に左手側の位置に設けられるよう配置することができる。
上述の頚部プレート100は、開創器または当該技術分野において公知の他の器具を用いて、低侵襲性の開口部を通して送達されてもよい。頚部プレート100は、ケージまたは椎間板腔内に送達される他のインプラントもしくは材料を送達した後に移植され得る。まず、頚部プレート100を、頚椎体と頚椎前方結節との間の谷において解剖学的に右に配置される厚肉側部108と、椎骨の中心線の方へ及び該中心線の上へ延びる薄肉側部110とを備えた、適切な場所に配置する。このような位置では、ねじ付き締結具穴114a、114bは、略垂直に配向している。次に、ねじ付き締結具を、ねじ付き締結具穴114a、114bを介して隣接する椎体に、解剖学的に右から解剖学的に左へと斜めの角度でそれぞれ挿入してもよい。次に、ロック締結具をねじ付き締結具を固定するために送達してもよく、必要に応じて、患者の椎体内に貫入してもよい。
いくつかの実施形態では、頚部プレート100は、椎骨において解剖学的に左側に配置することができる。このような実施形態では、上述の頚部プレート100は、開創器または当該技術分野で公知の他の器具を用いて、低侵襲性の開口部を通して送達されてもよい。頚部プレート100は、ケージまたは椎間板腔内に送達される他のインプラントもしくは材料を送達した後に移植され得る。まず、頚部プレート100を、頚椎体と頚椎前方結節との間の谷において解剖学的に左に配置される厚肉側部108と、椎骨の中心線の方へ及び該中心線の上へ延びる薄肉側部110とを備えた、適切な場所に配置する。このような位置では、ねじ付き締結具穴114a、114bは、略垂直に配向している。次に、ねじ付き締結具を、ねじ付き締結具穴114a、114bを介して隣接する椎体148に、解剖学的に左から解剖学的に右へと斜めの角度でそれぞれ挿入してもよい。次に、ロック締結具132をねじ付き締結具122を固定するために送達してもよく、必要に応じて、患者の椎体148内に貫入してもよい。
図6は、第1の椎骨150及び第2の椎骨152において解剖学的に右側に添着された頚部プレート100の一実施形態を示す。頚部プレート100が固定された第1及び第2の椎骨150、152は、椎骨154のいずれかであり得る。図6に示されるように、頚部プレート100が固定された第1及び第2の椎骨150、152は頚椎であってもよく、そして、図6に具体的に示されるように、第1の椎骨150は、第3頚椎(C3)であり、第2の椎骨152は、第4頚椎(C4)である。図6に示される本体102は、垂直に配向している仮穴156による追加の列が、本体102の薄肉側部110上に設けられていてもよいという点において、図1及び図2に示される本体とは異なる。これらの仮穴156は、本体102の厚肉側部108上、本体102の中央、または図6に示すように、本体102の薄肉側部110上を含む、頚部プレート100上において多様な位置に代替的に設けられることができる。該列の仮孔156は、仮の安定化ピンを受けるように構成され得る。これらのピンは、頚部プレート100を移植する際に、具体的には、例えば穿孔の際またはねじ配置の際に、椎骨154上の本体102を安定化することができる。加えて、安定化及び他の必要性に応じて、仮穴15の数、幾何構造、および大きさを変えることができる。図6に見られるように、頚部プレート100は、ねじ付き締結具穴114a、114bが互いに略垂直に配向し、ロック締結具穴116a、116bが互いに略垂直に配向するように、椎骨154上に配置される。第1の端部104の本体102は、患者の上端に向かって設けられており、第2の端部106の本体102は、患者の下端に向かって配置される。このように、本体102の厚肉側部108は、解剖学的に右側の方に配置され、本体102の薄肉側部110は、解剖学的に左側の方に配置される。また、図6に見られるように、頚部プレート100は、ねじ付き締結具の1つが第1及び第2の椎骨のそれぞれを貫入するように、椎骨上に配置される。
該機器は頚椎との使用に関して上述されているが、該機器は、例えば、胸部領域を含む脊椎の他の部分と共に使用され得る。該機器は、他の非脊椎の整形外科用途においても使用され得る。上述のロック機構は、他の脊椎機器における締結具、または締結具を利用する他の医療機器に用いられ得る。さらに、該機器は2つの椎骨の連結に関して上述したが、本体102の種々の実施形態では、3つ、4つ、5つまたはそれ以上の椎骨を含む、より多くの数の椎骨を接続するために使用され得る。
本開示で説明する実施態様に対する様々な修正は、当業者にとって容易に明らかであってもよく、本明細書に定義された一般的な原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の実施態様にも適用することができる。従って、本開示は、ここに示す実施態様に限定されるものではなく、ここに開示された原理及び特徴と一致する最も広い範囲とされるべきである。

Claims (59)

  1. 脊椎骨に中央からずれた状態で添着するための非対称な形態を有する脊椎プレートを含む、脊椎プレート装置。
  2. 前記脊椎プレートが、上面と、下面と、前記上面と前記下面との間の厚みと、2つ以上の隣接する椎体に跨ってそれらの間の長さを規定する第1の端部及び第2の端部と、第1の側部と、対向する第2の側部とを含む、請求項1に記載の脊椎プレート装置。
  3. 前記非対称な形態が、前記脊椎プレートの厚みのばらつきを含む、請求項2に記載の脊椎プレート装置。
  4. 前記脊椎プレートの厚みのばらつきが、頚椎の幾何構造に対応している、請求項3に記載の脊椎プレート装置。
  5. 前記第2の側部の前記厚みが、前記第1の側部の前記厚みよりも大きい、請求項2〜4のいずれか1項に記載の脊椎プレート装置。
  6. 前記下面が凹状である、請求項2〜5のいずれか1項に記載の脊椎プレート装置。
  7. 前記脊椎プレートが、前記上面及び前記下面を通して延びている、少なくとも1つの骨係合締結具穴を含む、請求項2〜6のいずれか1項に記載の脊椎プレート装置。
  8. 前記非対称な形態が、前記上面及び前記下面を通して延びている骨係合締結具を受け入れるように構成された少なくとも2つの骨係合締結具穴を含み、前記少なくとも2つの穴は、前記第1の側部よりも前記第2の側部の近くに配置される、請求項2〜7のいずれか1項に記載の脊椎プレート装置。
  9. 前記少なくとも2つの穴が、前記脊椎プレートの前記第1の側部の方へ傾斜している、請求項8に記載の脊椎プレート装置。
  10. 前記脊椎プレートの対応する骨係合締結具穴を通して送達される、少なくとも1つの骨係合締結具をさらに備える、請求項2〜9のいずれか1項に記載の脊椎プレート装置。
  11. 少なくとも1つの骨係合締結具が、前記プレートの前記第2の側部から前記第1の側部の方へ延びる斜めの角度で、前記脊椎プレートの対応する前記骨係合締結具穴を通して延びるように構成された、請求項2〜10のいずれか1項に記載の脊椎プレート装置。
  12. 対応する骨係合締結具穴に近接する位置に設けられた、少なくとも1つのロック締結具穴をさらに含む、請求項7〜11のいずれか1項に記載の脊椎プレート装置。
  13. 前記脊椎プレートに少なくとも1つの骨係合締結具を固定するために、対応するロック締結具穴に受け入れられるように構成された少なくとも1つのロック締結具をさらに含む、請求項12に記載の脊椎プレート装置。
  14. 前記ロック締結具穴の一部がねじ付きである、請求項12または13に記載の脊椎プレート装置。
  15. 前記ロック締結具穴が、対応する骨係合締結具穴に対して鋭角となるように配置される、請求項12〜14のいずれか1項に記載の脊椎プレート装置。
  16. 前記脊椎プレート装置が、ロック締結具が前記ロック締結具穴を通して送達された際、該ロック締結具と係合するように構成されたロック外形部をさらに含み、前記ロック外形部は、骨係合締結具が前記骨係合締結具穴を通して送達された際、該ロック締結具を固定するように構成され、それによって対応する該骨係合締結具を固定する、請求項12〜15のいずれか1項に記載の脊椎プレート装置。
  17. 前記ロック外形部が、前記ロック締結具の頭部と係合するように構成された、請求項16に記載の脊椎プレート装置。
  18. 前記ロック締結具の前記頭部が、複数の切欠きを含む、請求項17に記載の脊椎プレート装置。
  19. 前記ロック外形部が、前記ロック締結具の前記頭部の前記複数の切欠きに係合する、請求項18に記載の脊椎プレート装置。
  20. 前記骨係合締結具が前記骨係合締結具穴に挿入され、前記ロック締結具が前記ロック締結具穴に挿入される際、前記骨係合締結具の頭部が前記脊椎プレートと前記ロック締結具の頭部との間に部分的に配されるように、前記骨係合締結具穴が配置される、請求項16に記載の脊椎プレート装置。
  21. 前記ロック外形部が、ばねに装填された戻り止め球を含む、請求項16〜20のいずれか1項に記載の脊椎プレート装置。
  22. 上面と、下面と、2つ以上の隣接する椎体に跨ってそれらの間の長さを規定する第1の端部及び第2の端部と、第1の側部と、対向する第2の側部とを含む脊椎プレートと、
    前記上面および前記下面を通って延びる少なくとも2つの穴とを含み、
    前記少なくとも2つの穴は、前記第1の側部よりも前記第2の側部の近くに配置され、該少なくとも2つの穴は、前記脊椎プレートの前記第1の側部の方へ傾斜している、脊椎プレート装置。
  23. 前記プレートの前記第2の側部から前記第1の側部の方へ延びる斜めの角度で、それぞれが対応する穴を通して延びるように構成された、少なくとも2つの骨係合締結具をさらに含む、請求項22に記載の脊椎プレート装置。
  24. 前記少なくとも2つの穴が、第1の穴と第2の穴とを含む、請求項22または23に記載の脊椎プレート装置。
  25. 前記少なくとも2つの穴が、前記第1の穴に近接する位置に設けられた第3の穴と、前記第2穴に近接する位置に設けられた第4の穴とを含む、請求項24に記載の脊椎プレート装置。
  26. 前記脊椎プレートに前記骨係合締結具を固定するために、前記第3及び第4の穴に受け入れられるロック締結具を含む、請求項25に記載の脊椎プレート装置。
  27. 前記第3の穴の一部及び前記第4の穴の一部がねじ付きである、請求項25に記載の脊椎プレート装置。
  28. 前記第3の穴が前記第1の穴に対して鋭角となるように配置され、前記第4の穴が第2の穴に対して鋭角となるように配置される、請求項25に記載の脊椎プレート装置。
  29. 前記上面と前記下面との間の距離が厚みを規定する、請求項22〜28のいずれか1項に記載の脊椎プレート装置。
  30. 前記第2の側部の前記厚みが、前記第1の側部の前記厚みよりも大きい、請求項29に記載の脊椎プレート装置。
  31. 前記プレートの前記下面が凹状である、請求項29に記載の脊椎プレート装置。
  32. 少なくとも1つの骨係合締結具穴と、前記骨係合締結具穴に隣接して配置された少なくとも1つのロック締結具穴とを含む脊椎プレートと、
    前記少なくとも1つの骨係合締結具穴を通して送達されるように構成された少なくとも1つの骨係合締結具と、
    前記ロック締結具穴を通して送達されるように構成された少なくとも1つのロック締結具と、
    前記ロック締結具が前記ロック締結具穴を通して送達された際に、前記ロック締結具と係合するように構成されたロック外形部とを含み、前記骨係合締結具が前記骨係合締結具穴を通して送達される際、前記ロック外形部は前記ロック締結具を固定するように構成され、それによって、前記骨係合締結具を固定する、脊椎プレート装置。
  33. 前記少なくとも1つの骨係合締結具がねじ付き締結具である、請求項32に記載の脊椎プレート装置。
  34. 前記少なくとも1つの骨係合締結具穴が軸線を規定し、該軸線を通して前記骨係合締結具が送達され、前記軸線は、前記少なくとも1つのロック締結具穴によって規定される軸線であって、該軸線を通して前記ロック締結具が送達される軸線に対して鋭角である、請求項32または33に記載の脊椎プレート装置。
  35. 前記少なくとも1つの骨係合締結具穴が軸線を規定し、該軸線を通して前記骨係合締結具が送達され、該軸線は、前記脊椎プレートの下面と鋭角である、及び、前記少なくとも1つのロック締結具穴は軸線を規定し、該軸線を通して前記ロック締結具が送達され、該軸線は、前記脊椎プレートの前記下面と略垂直である、請求項32〜34のいずれか1項に記載の脊椎プレート装置。
  36. 少なくとも2つの骨係合締結具穴と、対応する骨係合締結具穴に近接した位置に設けられた少なくとも2つのロック締結具穴とを含む、請求項32〜35のいずれか1項に記載の脊椎プレート装置。
  37. 少なくとも1つのロック締結具穴の一部がねじ付きである、請求項32〜36のいずれか1項に記載の脊椎プレート装置。
  38. 前記骨係合締結具が頭部と軸部とを含み、前記ロック締結具が頭部と軸部とを含む、請求項32〜37のいずれか1項に記載の脊椎プレート装置。
  39. 前記ロック外形部が、前記ロック締結具の前記頭部と係合するように構成された、請求項38に記載の脊椎プレート装置。
  40. 前記ロック締結具の前記頭部が、複数の切欠きを含む、請求項38または39に記載の脊椎プレート装置。
  41. 前記ロック外形部が、前記ロック締結具の前記頭部における前記複数の切欠きと係合している、請求項40に記載の脊椎プレート装置。
  42. 前記骨係合締結具が前記骨係合締結具穴に挿入され、前記ロック締結具が前記ロック締結具穴に挿入される際、前記骨係合締結具の前記頭部が、前記脊椎プレートと前記ロック締結具の前記頭部との間に部分的に配され得るように、前記少なくとも1つの骨係合締結具穴が配置される、請求項38に記載の脊椎プレート装置。
  43. 前記ロック外形部が、ばねに装填された戻り止め球を含む、請求項32〜39のいずれか1項に記載の脊椎プレート装置。
  44. 脊椎骨に対して中央からずれた構成で非対称な脊椎プレートを添着し、
    隣接する椎体に前記プレートを通して締結具を送達することを含み、
    前記締結具が、前記脊椎骨の前記中央から一方の側部寄りの位置に配置される、脊椎プレートを移植する方法。
  45. いったん送達された前記締結具が、前記脊椎骨の前記中央から一方の側部寄りの位置に対して垂直に配向する、請求項44に記載の脊椎プレートを移植する方法。
  46. 前記プレートを通して隣接する椎体に送達された全ての前記締結具が、前記脊椎骨の前記中央から一方の側部寄りの位置に配置される、請求項44または45記載の脊椎プレートを移植する方法。
  47. 前記脊椎プレートが、頚椎体と頚椎前結節との間の谷に配置される、請求項44〜46のいずれか1項に記載の脊椎プレートを移植する方法。
  48. 前記脊椎プレートが、薄肉側部と厚肉側部とを有し、前記厚肉側部は頚椎体と頚椎前結節との間の谷に配置され、前記薄肉側部は、前記椎骨の中心線の方へ及び該中心線の上へ延びる、請求項44〜47のいずれか1項に記載の脊椎プレートを移植する方法。
  49. 前記脊椎プレートが、薄肉側部と厚肉側部とを有し、前記厚肉側部は、前記椎骨の解剖学的に左側の位置に設けられる、請求項44〜48のいずれか1項に記載の脊椎プレートを移植する方法。
  50. 前記脊椎プレートが、薄肉側部と厚肉側部とを有し、前記厚肉側部は、前記椎骨の解剖学的に右側の位置に設けられる、請求項44〜48のいずれか1項に記載の脊椎プレートを移植する方法。
  51. 前記締結具が、前記脊椎プレートの開口を通して、前記脊椎骨の前記中央から一方の側部寄りの位置から、前記脊椎骨の前記中央の方向に向かって送達される、請求項44〜50のいずれか1項に記載の脊椎プレートを移植する方法。
  52. 前記脊椎プレートが、少なくとも2つの椎体に跨る、請求項44〜51のいずれか1項に記載の脊椎プレートを移植する方法。
  53. 前記脊椎プレートが、少なくとも3つの椎体に跨る、請求項44〜51のいずれか1項に記載の脊椎プレートを移植する方法。
  54. 前記脊椎プレートが頚椎に添着される、請求項44〜52のいずれか1項に記載の脊椎プレートを移植する方法。
  55. 前記締結具の送達が、隣接する椎体に前記プレートを通して前記骨係合締結具を送達し、前記骨係合締結具と係合する前記ロック締結具を使用することを含む、請求項44〜54のいずれか1項に記載の脊椎プレートを移植する方法。
  56. 前記ロック締結具が、前記骨係合締結具に対して鋭角となるように延びる、請求項55に記載の脊椎プレートを移植する方法。
  57. 前記ロック締結具が骨に係合する、請求項55または56に記載の脊椎プレートを移植する方法。
  58. 前記ロック締結具が、前記骨係合締結具の運動を防止するために、前記脊椎プレートのねじ付き穴に少なくとも部分的にねじ込まれる、請求項55〜57のいずれか1項に記載の脊椎プレートを移植する方法。
  59. ロック機構が、前記ロック締結具の回転運動を防止する前記ロック締結具における頭部の切欠きと相互作用し、それによって、前記ロック締結具の長手方向における並進をも防止するように構成される、請求項55〜58のいずれか1項に記載の脊椎プレートを移植する方法。
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