JP2014522513A - マルチサーバ予約システムにおける同期化メカニズムのための方法及びシステム - Google Patents

マルチサーバ予約システムにおける同期化メカニズムのための方法及びシステム Download PDF

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Abstract

本発明の好ましい実施形態による方法によれば、PNR値をマルチサーバ(できればマルチプラットフォーム)システムのサーバの間で効率的で首尾一貫したメカニズムによって同期化することができる。本メカニズムは、そのバージョニング及びそのレイジー動作(同期化が必要なときにのみ生じる)によって一貫性問題及び性能問題に対処している。本メカニズムは、データを共有するアプリケーションの漸進的移行による一つのシステムから別のシステムへの移行相中の解決手段として使用できるとともに、異なるプラットフォーム間の分散アプリケーションに対する永久的な解決手段としても使用することができる。本発明の好ましい実施形態によれば、予約サービスが2つの異なるプラットフォーム(例えば、メインフレーム及びオープンプラットフォーム)に分散されると、それらはそれらのビジネス機能を実行するために読み出し及び書き込みモードにおいて同じ乗客予約記録(PNR)コンテキストデータを共有する必要がある。本発明の好ましい実施形態の方法及びシステムは、読み出し及び書き込みモードにおいて異なるプラットフォーム間及び異なる通信プロトコル(例えばTPFマインフレーム及びオープンシステム)間で共有されるデータ(例えばPNRで)の同期化を可能にするため、これらのシステムは最新のPNRコンテキストデータを共有することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、旅行予約システムの分野に関し、特に旅行予約を多数のサーバで分散コンテキスト同期化メカニズムを使って処理する方法及びシステムに関する。
最近の旅行社(例えば航空会社)は顧客の予約要求を処理するために通常高性能のアプリケーションを使用している。会社システム全体で2以上のアーキテクチャを使用するケースがますます増えている。このような場合には、予約システムを設計及び計画する際に互換性及び同期問題を考慮しなければならない。一例は、予約管理の一部分をインターネットベースのアプリケーション又は通信インフラストラクチャで実行する場合である。別の例は、システム(必ずしも予約システムに限らない)をレガシーメインフレーム(TPF)から新しいシステム(例えばオープンシステム)に移行させなければならない場合である。後者の例、即ちアプリケーションを例えばTPFメインフレームから例えばオープンシステムへ移行させる必要があるとき、我々はこれを「退役」という。予約システムのサービスの中断を避けるために、この移行は、既存のシステムを閉鎖し、新システムに1回の移行で切り替える(この場合にはあらゆる問題が起こりうる)代わりに、徐々に行うのが望ましい。旧及び新システム間の切り替え時におけるビッグな活性化プロシージャは複雑であるのに加えて、新システムが構築中であり且つ旧システムが進化しつづける間、我々は両プラットフォーム上のソフトウェアを2重にメインテナンスする必要があることも考えなければならない。もしかすると、新機能を開発しなければならず、これは2倍の労力を必要とするが、両システムが一緒に動作できれば、すべての開発労力を新プラットフォームに注ぐことができる。これらの理由のために、段階的移行の方がいわゆる「ビッグバン」移行戦略より好ましいが、いくつかの難点を考慮しなければならない。特に、予約サービスが2つの異なるプラットフォーム(メインフレーム及びオープンプラットフォーム)に分散されると、それらはそれらのビジネス機能を実行するために読み出し及び書き込みモードにおいて同じ乗客予約記録(PNR)コンテキストデータを共有する必要がある。考慮すべき問題の1つは、異なるプラットフォーム間及び異なる通信プロトコル間(例えばTPFメインフレームシステム及びオープンシステム間)で読み出し及び書き込みモードにおいて共有されるデータを、両システムが同じ最新のPNRコンテキストデータを共有し得るように同期化させることにある。ここで、「コンテキスト」とは、アクティブ(エンド)ユーザのセッションにリンクされるショッピングセッションコンテキストを意味する。このコンテキストは、この特定のユーザに対して要求された機能を実行するためにシステムで使用されるすべての機能的及び技術的情報を表し、例えば旅行予約システムでは、アクティブエンドユーザセッションにリンクされる予約(ショッピング)セッションコンテキストである。
本発明の目的は、従来のシステムと関連する問題の少なくとも一部分を軽減することにある。
本発明の一つの態様によれば、マルチサーバシステム上で動作する予約方法において、ユーザトランザクション中に前記マルチサーバシステムの少なくとも2つのサーバ間で最新のPNR記録が使用されるようにする同期化メカニズム(方法)が提供される。この同期化メカニズムにおいて、前記PNRのローカルコンテキストバージョンが前記マルチサーバシステムの各サーバに維持され、前記サーバがルーティング手段を介して相互接続され、前記同期化メカニズムは、
前記マルチサーバシステムのすべてのサーバがアクセス可能な共通コンテキスト記憶領域に、PNRの最終変更バージョンに関する情報を維持するステップ、
ユーザリクエストに応答して、前記サーバのうちの選択されたサーバに、次の操作:
・ 前記共通コンテキスト記憶領域を、どのサーバが前記PNRを最後に変更したかについて検査する操作、
・ 前記PNRを最後に変更したサーバが前記選択されたサーバと異なる場合に、前記PNRの最新バージョンを取得する操作、
・ 前記ユーザリクエストを満たすために前記PNRのローカルコンテキストバージョンを変更する操作、
・ 前記共通コンテキスト記憶領域を前記PNRの最終変更バージョンを反映するように更新する操作を、
を実行させて、前記PNRのローカルコンテキストバージョンを変更するステップ、
を含むことを特徴とする。
本発明の好ましい実施形態による方法によれば、PNR値をマルチサーバ(できればマルチプラットフォーム)システムのサーバの間で効率的で首尾一貫したメカニズムによって同期化することができる。本メカニズムは、そのバージョニング及びそのレイジー動作(同期化が必要なときにのみ生じる)によって一貫性問題及び性能問題に対処している。本メカニズムは、データを共有するアプリケーションの漸進的移行による一つのシステムから別のシステムへの移行相中の解決手段として使用できるとともに、異なるプラットフォーム間の分散アプリケーションに対する永久的な解決手段としても使用することができる。
本発明の第2の態様によれば、上述した方法を実行するように構成された1以上のコンポーネントを備えるシステムが提供される。
本発明のさらに他の実施形態によれば、コンピュータシステムで実行可能な、上述した方法を実行する命令を備えるコンピュータプログラムが提供される。
図面を参照して本発明をさらに例示的に説明する。
本発明の一実施形態によるイベントリシステムを示す図である。 本発明の好ましい実施形態で使用される分散コンテキストコリレータの可能な構造を概略的に示す。 異なるプラットフォームでのリクエスト処理を共有コンテキスト内の値の関連する変化とともにユースケースフォーマリズムで示す図である。 本発明の好ましい実施形態の方法をサポートするように構成された汎用コンピュータシステムの構成図である。 本発明の好ましい実施形態における、分散コンピュータ同期化の5つのサービスのうちの1つのEDIFACT構造(a図)及びユースケースダイアグラム(b図)を示す。 本発明の好ましい実施形態における、分散コンピュータ同期化の5つのサービスのうちの他の1つのEDIFACT構造(a図)及びユースケースダイアグラム(b図)を示す。 本発明の好ましい実施形態における、分散コンピュータ同期化の5つのサービスのうちの他の1つのEDIFACT構造(a図)及びユースケースダイアグラム(b図)を示す。 本発明の好ましい実施形態における、分散コンピュータ同期化の5つのサービスのうちの他の1つのEDIFACT構造(a図)及びユースケースダイアグラム(b図)を示す。 本発明の好ましい実施形態における、分散コンピュータ同期化の5つのサービスのうちの他の1つのEDIFACT構造(a図)及びユースケースダイアグラム(b図)を示す。 本発明の一実施形態による方法のプロセスステップを示すフローチャートである。
本開示は、予約システムの複雑なTPFアーキテクチャをオープンシステムアーキテクチャへ移行する例に基づいている。上述した多くの理由のために、この移行は1回の移行で行うのは望ましくない。そのため、移行期間(数ヶ月から数年に及び得る)の間、予約システムはメインフレーム、例えばIBM社のTPF又はMVSシステムと、オープンプラットフォーム、例えばUnix又はLinuxシステムとの間で分散される。この予約システムは、例えばアマデウスインフラストラクチャで実施することができる。しかしながら、本発明は異なるプラットフォームを有する多数のサーバ間で動作する予約システムの任意の実施に適用可能である。
メインフレームからオープンプラットフォームへの移行の例では、TPFメインフレーム上のPNRアプリケーションはメモリ内に同じPNRコンテキストを共有し、読み出し及び/又は書き込みモードにおいてAPIを介してデータに直接アクセスすることができる。TPFの再設計及びTPFメインフレームからのPNRアプリケーションの移行のために、異なるプラットフォーム間でPNRコンテキストを共有する問題が生じる。異種プラットフォーム間でユーザコンテキストを共有する単一システムのコンセプトは、異なるプラットフォームに分散されたアプリケーションが、異なるプラットフォーム間で実行されるビジネス機能操作の一貫性を確保するために、同じPNRにアクセスできることを必要とする。
2つのアプリケーションを有する例が図1のブロック図に示され、1つのアプリケーションは他のアプリケーションにより提供されるPNR情報に依存する。この図は、ビジネス機能を実行可能にするためには両ローカルPNRコンテキストを同期させなければならないことを示している。2つのアプリケーション(App1及びApp2)は予約システム内で協働し、App1(一例では予約アプリケーション)はシステム101上で動作するが、App2(例えば価額決定アプリケーション)はシステム103上で動作する。本例では、システム101はTPFメインフレームであるが、システム103はオープンシステムであり、例えばUnixシステムである。概して、2つのシステム101及び103は2つの異なるプラットフォームに関して任意の既知のシステムとすることができる。2つのシステム101及び103は、ユーザも端末107を介してアクセスすることができるエンタープライズサービスバス(ESB)105により互いに接続される。端末107とESB105との間の接続は、任意の適切なネットワーク配置(例えばTCP/IP)で実行できる。また、ESBは一つの実装例であり、他の既知の構造、例えばルータ、ポータル又はリクエストブローカを使用することもできる。各システム101及び103はPNR情報を維持するローカル記憶領域(それぞれ109及び111)にアクセスできる。ローカルPNR情報はローカルシステムに対して最新であるが、他のシステムに対して最新でないこともあり得る。本実施形態では、2つの異なるプラットフォームで動作する2つのシステム101及び103を有する例を使用するが、当業者であればいくつかの異なるシステムを備える他の実施が可能であることは認識されよう。図1の例では、ユーザは端末107及びESB105を介して、PNR109のローカルバージョンに作用するApp1に予約を要求する(ステップ1)。PNRはApp1により行われるエラボレーションに従って更新される(ステップ2)。制御がApp2に移ると(ステップ3)、そのアプリケーションはPNR111のローカルバージョンに作用する(ステップ4)。その前にローカルPNRが最新バージョンであるかどうか(本例では最新でない)を検証する必要があり、そうでなければ更新が必要である。App2はそのエラボレーションを完了するために外部システム113(例えば価額決定データベース)にアクセスする。
本発明の好ましい実施形態による方法及びシステムにおいては、PNRコンテキストのローカルメモリ内コピーが各プラットフォームで複製され、更新がローカルに実行され、別のプラットフォームが最新コンテキストデータにアクセスする必要があるとき同期化が行われる。我々は、これを分散コンテキストの同期化と呼ぶ。同期化メカニズムの複雑さは、ローカルコピーが古いか古くないかを決定すること、及び最新のPNRデータを得るためにそれがどこにあるのかを決定することにある。このメカニズムは、通信プロトコルが何であろうと、またプラットフォームの技術特性、例えばデータ表現(例えばビッグ又はリトルエンディアン)に依存することなく、あらゆるタイプのユーザクエリに対し働く。
本PNRコンテキスト同期化方法は、必要なときにのみ同期化が実行され、ローカルコンテキストのコピーについて更新が実行されるのみであるので、これらの要求のすべてに最適に答えることができる。本発明の重要な要素は、共有パラメータの最新の値をプロセス中の任意の時間に使用できるようにするメカニズムにある。本発明の好ましい実施形態による方法及びシステムでは、分散共有コンテキストコリレータを使用する。前記のアマデウス予約システムにおける一例では、これはDCX(Distributed context correlator)と呼ばれている。DCXは、異なるプラットフォーム及びアプリケーションに関する適用可能なコンテキストの分散を表すために、同じユーザセッションから到来する各メッセージに加えて追加の情報をあらゆるタイプの通信プロトコルで送付する。
このDCXエンティティは生成され、ESBに格納され、アマデウスインフラストラクチャ内においてセッションヘッダにてあらゆるメッセージで送られる。図2は、本発明の好ましい実施形態によるDCX構造200の一例を示す。DCX構造は、異なるプラットフォームに関するコンテキストに対するリファレンスを含む。これは、コンテキストデータ自体は含まないことを意味する。DCX構造はXMLでフォーマット化され、図2に示すように3つの部分からなり、第1の部分はルーティング及び他のユースケースのために使用されるESBコンテキスト情報のための部分(201)であり、第2の部分はセキュリティ及びユーザ認証のための部分(203)であり、最後の第3の部分は応用可能部分(205)であり、この部分においてアプリケーションはそれらに関連するそれらのコンテキストリファレンス及びステータス標識を追加することができる。コンテキスト同期化プロセスが分散PNRコンテキストに関連する情報を記憶するのは応用可能部分においてであり、これがメカニズムの基礎をなし、これなしでは同期化プロセスは働かない。
DCXは同期化メカニズムに必要な他の2つの特徴を提供し、それらはアフィニティ及び異なる通信プロトコル間で共有するコンテキストである。アフィニティは同じサービスが呼び出される度に全く同じアプリケーションサーバを目標とするために必要とされ、PNRコンテキストがアプリケーションサーバに対してローカルであるとき必要とされる。アフィニティに関する情報はキーに含められ、これは「アフィニティキー」と呼ぶことができ、DCXに含められる。プロトコル間でのコンテキスト情報の共有は、異なるプロトコルでPNRサービスを呼び出すユーザがなおも全く同じPNRコンテキストで操作することを保証するために必要とされる。
コンテキストのライフタイム持続時間はESBとオープンシステム(又はメインフレーム)との間で確立された会話によって制御される。DCXはユーザアクティビティのグローバルビューを提供する。これは、ユーザが1つの特定の会話(例えばEDIFACT会話)を通じて作業する場合、プロトコル間の一貫性を保証するために他のプロトコルの会話が維持されることを意味する。ユーザがESBから(会話の個別の終了又は不活性(時間切れ)によって)切り離すとき、オープンシステム及びメインフレームとの会話も終了され、コンテキストの一掃をトリガする。DCXの説明は本出願人が出願した本出願と同じ優先日を有する同時継続出願「Method and system for providing a session involving a plurality of software applications」及び「Method and system for providing a session in a heterogeneous environment」においても得られる。
本発明の実施形態においては、サーバ間の接続はESBによって実現されるが、当業者であれば、トランザクションを適切なアプリケーションサーバに送付し得る任意の他の最新の技術、例えばルータ、ポータル又はリクエストブローカを使用することができることは理解されよう。
分散コンテキスト同期メカニズムは、異なるプラットフォーム(マシン又はアプリケーションサーバとも称される)上でローカルコンテキスト状態に関する情報を格納するために、共有コンテキスト(DCX)エンティティの応用可能部分を使用する。各プラットフォームは、そのローカルコンテキストを参照し、コンテキストの変化を伴う各トランザクションにおいてその状態を更新する必要がある。コンテキストに関連するデータは次のように構成される。
Figure 2014522513
分散PNRコンテキスト同期化システムに含まれるすべてのプラットフォームは、DCX内に同じアプリケーションタイプ(ここでは「SBR」と名づけられている)で格納されたそれらのコンテキストキーを有する。
フィールド「Platform」はシステムを設計するために一般に使用される3字の頭文字、例えばTPF又はRESオープンシステム、に相当する。
フィールド「Context Version」は関連するプラットフォーム上に存在するコンテキストのバージョンに相当し、これはコンテキストが変更されるたびに増加する数である。
フィールド「Context Key」、適用可能コンテキストキーとも称される、は関連するプラットフォーム上でコンテキストの検索を可能にする一意の識別子に相当する。
フィールド「Context State」は関連するプラットフォーム上のコンテキストの状態に相当する。コンテキスト状態は、そのコンテキストがアクティブ、インアクティブ、破壊及び最後に更新されたコンテキストであることを表すことができる。
TPF上で処理された1ユースケース後及び続くRES OBE(オープンバックエンド)上で処理された1ユースケース後におけるDCX内のアプリケーションキーの一例は下記のように表せる。
<Application = SBR>

<TPF, 1, Key1, ACT>

<RES, 1, Key2, ACT/Last>

</Applicatin>
ローカルコンテキストのバージョニングは、アルゴリズムに関する次のチャプタで示されるように、レイジー同期化メカニズム(必要のときにのみ実行される)を実行するための鍵である。「最終更新」の標識も、どのプラットフォームが最新のコンテキストを有するかを決定し、同期化をこのプラットフォームに対して行うための鍵である。
DCXエンティティ内ですべてのメッセージで送られる分散PNRコンテキストの現在状態に加えて、各プラットフォームはそのコンテキストに関連するローカル同期化状態を格納している。このローカル同期化状態は、最後に実行された同期化の時刻における他のプラットフォーム上の分散PNRコンテキストの状態を表す。これによりローカルコンテキストが他のプラットフォームと比較して時間遅れであることを決定することができ、これは同期化のトリガ条件である。いくつかの連続する更新が1つの正確なコンテキストについて行われた場合、そのローカルコンテキストが他のプラットフォームコンテキストに比較して最新であるとき、同期化はその都度行われない。
上述したデータ構造は可能な代替構造の一つであるが、同じ共有パラメータの異なるインスタンスの一貫性を保証するように他の実施形態を実現することもできる。このようなデータ構造の要件は、PNRの最新バージョンの位置に関する情報がシステムで使用されるすべてのプラットフォームにわたってすべてのアプリケーション間で共有されることにある。
図3に示すように、同期化部分に対する共有コンテキスト(本例ではDCX)内の適用可能キーについて行われる変更の全体的な流れが、システム1及びシステム2と呼ぶ2つのプラットフォーム(例えば1つはメインフレームで、他の1つはオープンシステムで動作する)を例にとって説明される。図3のダイアグラムにおいて、共有コンテキスト内の関連する値の変化を有する異なるプラットフォーム上でのユースケースの処理が記載されている。共有コンテキストで送られる現在状態及び異なるプラットフォームのローカル同期化状態が、それらの状態の間の相違を示すためにダイアグラムに示されている。
第1のステップ(図3のステップ1)において、ユーザはESBを介してシステムにログインする。この段階において、空の共有コンテキストがこのユーザのセッションに対して生成され、ESBに保存される(ステップ2)。
次に、ユーザは作業を開始し、システム1上に位置するサービスにより処理されるビジネスクエリを送信する(ステップ3)。ESBは自動的に共有コンテキストをユーザクエリとともにシステム1に送る。システム1は同期情報をローカルコンテキスト内にも共有コンテキスト内にも発見しないので、システム1は受信したユーザクエリを直接処理する(ステップ4)。このクエリの処理により予約コンテキストが生成された場合には、ローカル同期化データが、システム1がバージョン1の予約コンテキストを獲得したこと及びこのコンテキストが最終更新であることを示す新しい状態で更新される(ステップ5)。次にビジネスリプライが同期化データで更新された共有コンテキストと一緒にユーザに返送される。共有コンテキストは、ユーザにより実行される次のクエリで使用できるように、ユーザへのリプライの転送前にESBに保存される(ステップ6)。その後、ユーザはシステム2上に位置するサービスで処理される別のビジネスクエリを送る(ステップ7)。ECBは自動的に共有コンテキストをユーザクエリとともにシステム2に送る。システム2上にはローカル同期化状態は保存されておらず、クエリとともに受信された共有コンテキスト内に存在する同期化データとの比較は、システム1が新しい予約コンテキストを保持するので、システム1との同期化が必要であること示す(ステップ8)。従って、システム2はシステム1に、その予約コンテキストをローカルに保存することを要求し(ステップ9)、ユーザクエリの処理を許可する(ステップ10)。予約コンテキストの保存と一緒に、ローカル同期化状態がその状態を表す異なる適用可能キーで初期化される。次に、クエリの処理が行われ(ステップ11)、それが終了すると、予約コンテキストが更新された場合に、ローカル同期化が、システム2は現在予約情報の最終更新であること及びそのコンテキストは現在バージョン1であることを表すために更新される(ステップ12)。ビジネスリプライが同期化データで更新された共有コンテキストと一緒にユーザに返送され、この共有コンテキストは、ユーザにより実行される次のクエリで使用できるように、ユーザへのリプライの転送前にESBに保存される(ステップ13)。ユーザからの後続のクエリに対して、上記と同じシーケンス動作がシステム1又はシステム2を目標にして独立に続けられる。ローカル同期化状態と共有コンテキストの比較に応じて、システムは同期化が必要か否かを決定する。
例えば、システム1のプラットフォーム上で、予約コンテキスト(例えばPNR)を使ってサービスを読み出し又は書き込みモードで呼び出すとき、別のシステムとの同期化が必要か否かを決定するために次のアルゴリズムが適用される。
0−リクエストを受信する
1-ユーザリクエストに基づいて受信した現在の共有コンテキスト内のアプリケーションキーを取得する(例えばSystem1 v1 / System2 v2 Last)
2-ローカルに格納された前同期化状態を取得する(例えばSystem1 v1 / System2 v1 Last)
3-一貫性検査の実行:
3a-現在のシステム1のバージョンはローカル保存の前バージョンと同じか? キーは同じか?(イエスの場合OK)
3b-現在のシステム2のバージョンはローカル保存の前バージョン以上か?(イエスの場合OK)
4-同期化検査の実行:現在のシステム2のバージョンはローカル保存のバージョンより大きいか?及び「最終更新」フラグが存在するか?(イエスの場合、同期化が必要)
5-同期化が必要な場合、
5a-同期化を実行する(システム2のプラットフォームからコンテキストを取得する)
5b-成功の場合、システム1はローカル保存の同期化状態を値:System1 v1 / Sytem2 v2:で更新する(これは現在システム1上でコンテキストがシステム2のバージョン2と同期化されたことを意味する)
6-ビジネスクエリをシステム1で処理する
7-予約(PNR)コンテキストに変更が行われた場合、システム1のバージョンを更新する
7a-現在の共有コンテキスト内のシステム1のバージョンを更新する(System1 v2 Last / System2 v2)。この共有コンテキストは次のユーザクエリのために保存するためにESBに返送される
7b-ローカル保存の前同期化状態にあるシステム1のバージョンを値:System1 v2 / System2 v2:で更新する。
8-回答
このアルゴリズムでは、同期化の観点から何をすべきかを決定可能にするためには2組のコンテキストキーを比較する必要がある。3以上のプラットフォームがPNRコンテキストを有するとき、コンテキストの最新バージョンを有するプラットフォームを決定するためには「最終更新」フラグが必要とされる。2つのプラットフォームに対して、このメカニズムはこのフラグなしで動作する。
このメカニズムの1つの追加の利点は、共有コンテキスト送信エラーを次の同期フェーズで検出できる点にある。一貫性検査及びローカル保存同期情報のおかげで、エラーが発生した場合、それを決定できる。ローカルプラットフォームのバージョンが一致しない又はコンテキストキーが異なることは共有コンテキストの内容の破壊を示し、これはエラーの結果である可能性が高い。エラー処理は通信及びコラテラル交換のために極めて複雑になり得るため、ここでは詳述しないが、当業者であれば、このタスクを実施するためにいくつかの最新の技法を使用できることが理解されよう。
図4を参照すると、システムの汎用コンピュータ(例えば、任意のコンピュータ、予約サーバ、TPFメインフレーム、オープンシステムサーバ、データベースマネジメントサブシステム、ルータ、ネットワークサーバ)は450で示されている。コンピュータ450はシステムバス453に並列に接続された幾つかの装置からなる。詳細には、1つ以上のマイクロプロセッサ456はコンピュータ450の動作を制御し、RAM459はマイクロプロセッサ456により作業メモリとして直接使用され、ROM462はコンピュータ450のブートストラップ用の基本コードを格納する。周辺装置はローカルバス465の周囲に(それぞれのインタフェースによって)集合配置される。具体的には、大容量メモリはハードディスク468及びCD−ROM474を読み出すドライブ471からなる。さらに、コンピュータ450は入力装置477(例えばキーボード及びマウス)及び出力装置480(例えば、モニタ及びプリンタ)を含む。ネットワークインタフェースカード483はコンピュータ450をネットワークに接続するために使用される。ブリッジ装置486はシステムバス453をローカルバス465とインタフェース接続する。各マイクロプロセッサ456及びブリッジ装置486は、情報を送信するためにシステムバス453へのアクセスを要求するマスタエージェントとして動作することができる。アービタ489はシステムバス453へのアクセスの許可を相互排除式に管理する。システムが異なるトポロジーを有する場合又は他のネットワークに基づく場合にも同様の考察が適用される。また、コンピュータは異なる構造を有し、等価な装置を含み、また他のデータ処理エンティティ(例えばPDA、携帯電話等)からなるものとすることもできる。
PNRコンテキスト同期化メカニズムで使用され、PNRデータを送るEDIFACTサービスは以下の情報で構成される。
・PNRコンテキストデータを要求する又は提供するプラットフォームのローカル同期化状態。この情報はローカルコンテキストについて検索し適用しなければならないユーザトランザクションの数を決定するために必要とされる。この情報はプラットフォーム間で交換されるデータの量を低減する最適化も可能にする。
・シリアライズされたPNRコンテキスト。このPNRコンテキストは、最初の同期化の場合は完成とすることができ、またコンテキストの最新バージョンを要求するプラットフォームが既にローカルコンテキストコピーを持っているときはコンテキスト更新で完成させることができる。シリアライズされたコンテキストはPASBCQであり、EDIメッセージ自体である。
コンテキストをEDIメッセージにシリアライズすることによりコンテキストを提供するプラットフォームのデータ表現の特殊性を取り除くことが可能になる。実際には、データ内容が標準化され、プラットフォームのデータ表現と無関係になる。
分散コンテキスト同期化は、TPF及びOBEの両プラットフォームで実施できる又はマスタ/スレーブプラットフォームに特有の5つの異なるサービスに基づいている。
DCXは一貫性検査をコンテキスト同期化の状態で実行可能にするために、各サービスはDCXをメッセージと一緒に送付する。各サービスはEDIFACT構造(リクエスト及びレスポンス)及びシュー交換データ(shoe exchanged data)に対するユースケースを参照してここで説明される。
コンテキストの取得:PCSGRQ/R
図5a及び5bに示すこのサービスは、リモートプラットフォームからそのコンテキストの最新バージョンを検索するために使用される。このサービスは、コンテキストを読み取り可能なすべてのプラットフォーム上で実施する必要がある。
データの交換
クエリに応じて、クライアントはその同期化状態を与える必要がある。この同期化状態は<Platform, Context Key, Version>の3つの値のリストからなる。
リプライに応じて、サーバはそのバージョンとともにシリアライズされたコンテキストに関連するその同期化状態を与える必要がある。
コンテキストシリアライゼーションバージョンの取得:PCSVRQ/R
図6a及び6bに示すこのサービスは、コンテキストのシリアル化に関連するすべてのバージョンを検索するために使用される。このサービスはOBE上で実行される。OBE上で、コンテキストはSBRモデルに基づき、PASBCQというEDIFACTメッセージにシリアライズされる。PASBCQは関連するバージョンを有するいくつかのブロブからなる。TPFはPASBCQのバージョンのマスタであるので、OBEは、それらを前から知らないときは、首尾一貫したメッセージを書き込むためにTPFから現在のシリアルライゼーションバージョンを検索しなければならない。この状態は外部システムが勝手な更新をOBEに直接要求するときに起こる。
データの交換
クエリに応じて、クライアントは何のデータも提供する必要はない。
リプライに応じて、サーバはPASBCQというEDIFACTメッセージをシリアライズするために使用されるそのバージョンを与える。そのバージョンはシリアル化に使用されるすべてのバージョンをブロブバージョンと一緒に含むブロブで構成されなければならない。エラーに遭遇しうるので、リプライには問題を記述するエラーグループを含めるべきである。
コンテキストの転送:PCSPUQ/R
このサービス(図7a及び7b)は、リモートプラットフォーム上のコンテキストを更新するためにローカルコンテキストの最新バージョンをリモートプラットフォームに転送するために使用される。このサービスは、コンテキストのマスタでないプラットフォームで実行されなければならない。このサービスはコンテキストのマスタを最新にする同期化メカニズムの最適化である。コンテキストの場合には、マスタはコンテキスト取得サービスを使用しない。TPF上でのクライアントコールはコストがかかるので、これはリソース消費を低減するのに役立てることができる。
データの交換
クエリに応じて、クライアントはシリアライズされたコンテキストに関連するその同期状態にそのバージョンを付与しなければならない。
リプライに応じて、サーバは肯定応答するだけでよい。エラーに遭遇しうるので、リプライには問題を記述するエラーグループを含めるべきである。
コンテキストの転送及びEOT:PCSEUQR/R
このサービス(図8a及び8b)は、リモートプラットフォーム上のコンテキストを更新するためにローカルコンテキストの最新バージョンをリモートプラットフォームに転送するとともに、このコンテキストに関するトランザクションプロセスの終了(ETO)を呼び出すために使用される。このサービスは、PNRコンテキストを更新するとともにそれらの変更に関するトランザクションプロセスの終了を呼び出す必要があるすべてのプラットフォームで実行しなければならない。このサービスは、チケットプリントリクエスト(TTP)又は外部システムからのチケット肯定応答などの処理エントリを管理するために必要とされる。
データの交換
クエリに応じて、クライアントはシリアライズされたコンテキストに関連するその同期化状態にそのバージョンを付与しなければならない。
リプライに応じて、サーバは肯定応答するだけでよい。エラーに遭遇しうるので、リプライには問題を記述するエラーグループを含めるべきである。
コンテキスト伝播の無視:PCSINQ/R
このサービスは、フローに含まれる異なるプラットフォームにまたがってSBR上で行われるすべての変更を無視するために使用される。TPFは「IG」エントリを受信すると、DCXに登録されたSBRコンテキストを有するOBEに伝播するため、OBEはそれらのコンテキストを一掃することができる。これは図9a及び9bに示されている。
データの交換
クエリに応じて、クライアントはシリアライズされたコンテキストに関連するその同期化状態にそのバージョンを付与しなければならない。
リプライに応じて、サーバは肯定応答するだけでよい。エラーに遭遇しうるので、リプライには問題を記述するエラーグループを含めるべきである。
上述した方法は図10に示す流れ図で表すことができる。本方法は、マルチサーバシステム上で動作する予約方法において、ユーザトランザクション中に前記マルチサーバシステムの少なくとも2つのサーバ間で最新のPNR記録が使用されるようにする同期化メカニズムを実現する。このメカニズムにおいて、前記PNRのローカルコンテキストバージョンが前記マルチサーバシステムの各サーバに維持され、前記サーバがシステムバスを介して相互接続されている。本方法は、黒丸1001で開始し、次にボックス1003に進み、トランザクションに含まれるすべてのサーバがアクセスし得る記憶領域にPNRの最新バージョンが維持される。PNRの更新操作を必要とするユーザリクエストがマルチサーバ予約システムにより、例えばサーバ「A」で受信される(ステップ1005)。システムバス(概して任意のルーティング手段、例えばESB)がリクエストを処理するためにどのサーバが必要とされるか決定し選択する。ステップ1007及び1009において、選択されたサーバはローカルコンテキストPNRをESB上の共有コンテキストPNRで入手しうる情報と比較することによってそれが最新であるかどうかを検査し、ローカルコンテキストPNRが最新でない場合(即ち、選択されたサーバによる最後の更新後に別のサーバによるそのPNRの変更がある場合)、選択されたサーバはPNRの最新バージョンを取得する(ステップ1011)。その後、選択されたサーバは要求されたアクティビティを実行し、ローカルコンテキストPNRを変更し(ステップ1013)、このコンテキストも最新バージョンとなり、このような情報はその後ESB上の共有コンテキストPNRに送られ、マルチサーバシステムのすべての他のサーバに利用可能にされる(ステップ1015)。情報をサーバ、ESB及びユーザ間で伝送する方法の詳細は前項で説明されている。
以上の方法及びメカニズムは開示の範囲から逸脱することなく多くの変更及び修正が可能であることは理解されよう。当然のことながら、当業者であれば、部分的用件及び特定の要件を満たすために、上述した解決手段に多くの変更及び修正を加えることができる。特に、本開示は好ましい実施形態を参照してある程度入念に記載されているが、形態及び細部において様々な省略、置換及び変更が可能であるのみならず、他の実施形態も可能であることも理解されたい。さらに、開示の任意の実施形態と関連して記載されている特定の要素及び/又は方法のステップは任意の他の実施形態において一般的な設計選択事項として組み込むことができることが明確に意図されている。
同様の考えが(開示の各実施形態を実施するために使用できる)プログラム
が異なる方法で構成される場合、又は追加のモジュール又は機能が提供される場合にも当てはまる。同様に、メモリ構造は他のタイプのものにすることも、同等のエンティティ(必ずしも物理的な記憶媒体からなるものである必要はない)と置き換えることもできる。さらに、提案の解決法は(同様の又は追加のステップを異なる順序で有する)同等の方法で実施するのに適している。いずれの場合にも、プログラムは、外部又は常駐ソフトウェア、ファームウェア又はマイクロコード(オブジェクトコード又はソースコードのいずれか)等の任意のデータ処理システムにより又は関連して使用されるのに適したに似の形をとることができる。さらに、プログラムは任意のコンピュータ利用可能媒体に設けることができ、この媒体はプログラムを収容、記憶、通信、配布、又は転送するのに適した要素とすることができる。このような媒体の例には、固定ディスク(プログラムをプリロードできる)、リムーバブルディスク、テープ、カード、ワイヤ、ファイバ、無線接続、ネットワーク、放送波などがあり、例えばこの媒体は電子タイプ、磁気タイプ、光学タイプ、電磁気タイプ、赤外タイプ又は半導体タイプとすることができる。
いずれにせよ、本発明による解決方法はハードウェア構造(例えば半導体材料のチップに集積化されている)で実施する又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせで実施するのに適している。

Claims (10)

  1. マルチサーバシステム上で動作する予約方法において、ユーザトランザクション中に前記マルチサーバシステムの少なくとも2つのサーバ間で最新のPNR記録が使用されるようにする同期化メカニズムにおいて、前記PNRのローカルコンテキストバージョンが前記マルチサーバシステムの各サーバに維持され、前記サーバがルーティング手段を介して相互接続され、前記同期化メカニズムは、
    前記マルチサーバシステムのすべてのサーバがアクセス可能な共通コンテキスト記憶領域に、PNRの最終変更バージョンに関する情報を維持するステップ、
    ユーザリクエストに応答して、前記サーバのうちの選択されたサーバに、次の操作:
    ・ 前記共通コンテキスト記憶領域を、どのサーバが前記PNRを最後に変更したかについて検査する操作、
    ・ 前記PNRを最後に変更したサーバが前記選択されたサーバと異なる場合に、前記PNRの最新バージョンを取得する操作、
    ・ 前記ユーザリクエストを満たすために前記PNRのローカルコンテキストバージョンを変更する操作、
    ・ 前記共通コンテキスト記憶領域を前記PNRの最終変更バージョンを反映するように更新する操作、
    を実行させることによって前記PNRのローカルコンテキストバージョンを変更するステップ、
    を含むことを特徴とする、同期化メカニズム。
  2. 前記マルチサーバシステムの前記サーバは、サービス指向アーキテクチャ(SOA)システムによって前記ルーティング手段及びユーザとメッセージを交換する、請求項1記載の同期化メカニズム。
  3. 前記メッセージは前記PNRの最終変更バージョンに関する情報を含むメッセージヘッダを含む、請求項2記載の同期化メカニズム。
  4. 前記PNRの最終変更バージョンに関する情報は前記PNRの最終変更バージョンの位置を含む、請求項1−3のいずれかに記載の同期化メカニズム。
  5. 前記PNRの最終変更バージョンに関する情報は前記PNRの最終変更バージョンへのポインタを含む、請求項1−4のいずれかに記載の同期化メカニズム。
  6. 前記ルーティング手段はシステムバス、例えばエンタープライズサービスバス(ESB)を含む、請求項1−5のいずれかに記載の同期化メカニズム。
  7. コンピュータ上で実行される、請求項1−6のいずれかに記載の方法のステップを実行する命令を備える、コンピュータプログラム。
  8. 請求項7に記載のコンピュータプログラムを具体化したコンピュータ読み取り可能な手段を含むコンピュータプログラム製品。
  9. ユーザトランザクション中にマルチサーバシステムの少なくとも2つのサーバ間で最新のPNR記録が使用されるようにする同期化メカニズムを含み、前記PNRのローカルコンテキストバージョンが前記マルチサーバシステムの各サーバに維持され、前記サーバがルーティング手段を介して相互接続され、請求項1−6のいずれかに記載の方法を実行するように構成された1以上のコンポーネントを備える、予約マルチサーバデータ処理システム。
  10. 請求項1−6のいずれかに記載の方法を実施するデータ処理システムに配備されるサービス。
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