JP2014519292A - マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにわたって仮想マシンのマイグレーションをサポートするための方法および対応する装置 - Google Patents

マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにわたって仮想マシンのマイグレーションをサポートするための方法および対応する装置 Download PDF

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Abstract

マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにわたって仮想マシンのマイグレーションをサポートするための方法および対応する装置が開示される。マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにわたって仮想マシンのマイグレーションをサポートするための方法は以下のステップを含む:第1のラベルエッジルータ(LER)が第1のLERに登録することを望む第1の仮想マシンからマイグレーション可能化機能(MEF)発見メッセージを受信するステップ、第1のLERがそれ自体の仮想マシン結合データベースを更新して第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映するステップ、および第1のLERが第1の仮想マシンにMEF告知メッセージを送信して第1のLERが第1の仮想マシンの登録を完了したことを示すステップ。本発明によれば、複雑な登録階層は必要とされない。さらに、仮想マシンは登録階層を認識する必要がなく、少しの登録のシグナリングと方法が仮想マシンに関与するにすぎない。

Description

本発明は通信技術に関し、より詳細には、マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにわたって仮想マシン(VM)のマイグレーションをサポートするための方法および対応する装置に関する。
クラウドコンピューティングは、グリッドコンピューティング、分散コンピューティング、パラレルコンピューティング、ユーティリティコンピューティング、ネットワークストレージ技術、仮想化、負荷分散などの、従来のコンピュータ技術およびネットワーク技術の発展に伴って出現した。それは、複数の低コストコンピューティングエンティティを、ネットワークを介して強力なコンピューティング能力を有する1つのシステムに統合し、SaaS(ソフトウェアアズアサービス:Software−as−a−Service)、PaaS(プラットフォームアズアサービス:Platform−as−a−Service)、IaaS(インフラストラクチャアズアサービス:Infrastructure−as−a−Service)、MSP(マネージサービスプロバイダ:Manage Service Provider)などのモードの助けにより、そのような強力なコンピューティング能力をエンドユーザに分配することを意図している。
仮想化技術は、サービスを仮想マシン内にカプセル化し、それらを物理リソースすなわちクラウドセンタにマップすることによって、作業負荷の変化に基づいて仮想マシンおよび物理リソースの再マッピングを実行することができ、それによって、システム全体の作業負荷分散を動的に実現する。すなわち、仮想マシンは、システムの作業負荷分散を実現するために、1つのクラウドセンタから別のクラウドセンタに動的にマイグレーションされ得る。
ユーザの観点からすれば、どのように仮想マシンがマイグレーションされても、自分のサービスは仮想マシンのマイグレーション中も継続されるべきである。
実際には、マルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)ネットワークは、それぞれのクラウドセンタを相互接続するために採用され得る。
本発明の目的は、マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにわたって仮想マシンのマイグレーションをサポートする解決策を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにわたって仮想マシンのマイグレーションをサポートするための方法が提供され、その方法は以下のステップを含む:
第1のラベルエッジルータ(LER)が、第1のLERに登録することを望む第1の仮想マシンから、マイグレーション可能化機能(MEF)発見メッセージを受信するステップ、
第1のLERが、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映するステップ、および
第1のLERが、MEF告知メッセージを第1の仮想マシンに送信して、第1のLERが第1の仮想マシンの登録を完了したことを示すステップ。
本発明の第2の態様によれば、マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにわたって仮想マシンのマイグレーションをサポートする第1のラベルエッジアウタ(LER)が提供され、第1のLERは以下を備える:
第1のLERに登録することを望む第1の仮想マシンから、マイグレーション可能化機能(MEF)発見メッセージを受信するマイグレーション可能化機能(MEF)発見メッセージ受信手段、
それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映する更新手段、および
MEF告知メッセージを第1の仮想マシンに送信して、第1のLERが第1の仮想マシンの登録を完了したことを示すMEF告知メッセージ送信手段。
本発明の第3の態様によれば、マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにわたって仮想マシンのマイグレーションをサポートするための方法が提供され、その方法は以下のステップを含む:
第1のエリアルートリフレクタ(ARR)が、第1のARRのエリア内に位置する第1のラベルエッジアウタ(LER)から、第1の仮想マシンが第1のLERに結合されたことを示す仮想マシン結合更新メッセージを受信するステップ、
第1のARRが、受信された仮想マシン結合更新メッセージに基づいてそれ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映するステップ。
本発明の第4の態様によれば、マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにわたって仮想マシンのマイグレーションをサポートする第1のエリアルートリフレクタ(ARR)が提供され、第1のARRは以下を備える:
第1のARRのエリア内に位置する第1のラベルエッジルータ(LER)から、第1の仮想マシンが第1のLERに結合されたことを示す仮想マシン結合更新メッセージを受信する仮想マシン結合更新メッセージ受信手段、および
受信された仮想マシン結合更新メッセージに基づいてそれ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映する更新手段。
本発明により、複雑な登録階層は必要とされない。さらに、仮想マシンは登録階層を認識する必要がなく、少しの登録のシグナリングと方法が仮想マシンに関与するにすぎない。
図面と併せて以下の説明から、本発明の他の対象および効果がより明白かつ包括的になり、本発明が十分に理解される。
本発明の一実施形態が実施され得る環境を例示的に示す図である。 本発明の一実施形態による、仮想マシンマイグレーション可能化機能の発見および登録の方法を示す図である。 本発明の一実施形態による、ICMPルータ要請メッセージのフォーマットを例示的に示す図である。 本発明の一実施形態による、ICMPルータ告知メッセージのフォーマットを例示的に示す図である。 MP_REACH_VMBの基本符号化フォーマットを例示的に示す図である。 MP_UNREACH_VMBの基本符号化フォーマットを例示的に示す図である。 仮想マシン結合更新拡張部フィールドを例示的に示す図である。 クライアントが仮想マシンとの通信を開始するときに関係する方法を示す図である。 MP_VMB_QUERYの基本符号化フォーマットを例示的に示す図である。 MP_VMB_NTFCの基本符号化フォーマットを例示的に示す図である。 本発明の一実施形態により仮想マシンがマイグレーションされているときに関係する方法を例示的に示す図である。 本発明の別の実施形態により仮想マシンがマイグレーションされているときに関係する方法を例示的に示す図である。 本発明の一実施形態によるラベルエッジルータのブロック図である。 本発明の一実施形態によるエリアルートリフレクタのブロック図である。
上記の図面全体を通して、同じ参照符号は、同じか、同様か、または対応する特徴または機能を指す。
ここで、添付の図面と併せて本発明の好ましい実施形態が詳細に記載される。
図1は、本発明の一実施形態が実施され得る環境を例示的に示す。
図1に示されたように、サービスプロバイダ用のMPLSネットワーク100は、3つのサービングエリア101、102、103に分割される。サービングエリア101は、1つのエリアルートリフレクタARR1および2つのラベルエッジルータLER11、LER12を含む。サービングエリア102は、1つのエリアルートリフレクタARR2および2つのラベルエッジルータLER21、LER22を含む。サービングエリア103は、1つのエリアルートリフレクタARR3および3つのラベルエッジルータLER31、LER32、LER33を含む。
仮想マシン41が現在LER11に登録され、仮想マシン42が現在LER21に登録され、仮想マシン43が現在LER31に登録されていると仮定する。より具体的には、仮想マシン41はLER11に接続されたクラウドセンタでインスタンス化され、仮想マシン42はLER21に接続されたクラウドセンタでインスタンス化され、仮想マシン43はLER31に接続されたクラウドセンタでインスタンス化されており、これらのクラウドセンタは図1に示されていない。加えて、仮想マシンとデータパケットを通信することを望むクライアント51がLER11に接続され、クライアント52がLER21に接続され、クライアント53がLER31に接続されていると仮定する。
VMマイグレーションをサポートするために、各サービングエリア内のLERおよびARRは、以下で詳細に記載されるように、マイグレーション可能化機能(MEF)で実装される。
拡張性を考慮して、後述のようにARRが本発明の実施形態に導入される。ARRは、LER間のいくつかのメッセージの直接伝送を限定するために使用され、代わりにこれらのメッセージはARRを介して転送される。すなわち、いくつかのメッセージはLER間で直接伝送されず、代わりにそれらは、以下で詳細に記載されるように、LERとARRの間、またはARR間で伝送される。
加えて、LER間の相互接続が図1に示されていないが、LERは、それらの間に確立されたラベルスイッチングパス(LSP)を介して、互いと通信することが可能であることに留意されたい。同様に、ARR間の相互接続が図1に示されていないが、ARRは、それらの間に確立されたラベルスイッチングパス(LSP)を介して、互いと通信することが可能である。また、各LERとLERが位置するエリア内のARRとの間の接続が図1に示されていないが、各LERとLERが位置するエリア内のARRは、互いと通信することができる。
もちろん、本発明の他の実施形態ではARRが必要でないことを、当業者は諒解されたい。
本発明の実施形態では、VMマイグレーションをサポートする仮想マシン識別子(VMID)を定義するいくつかのパブリックIPアドレスが予約される。これらのVMIDは、図1に示されていないすべての中間ラベルスイッチングルータ(LSR)には意味がない。すなわち、本発明の実施形態では、仮想マシン宛てのデータパケットの転送等価クラス(FEC)は、仮想マシン自体のIPアドレスとは無関係の仮想マシンが登録されたLERのIPアドレスに基づいて、データパケット用のイングレスLERによって決定される。
本発明の実施形態は、IPv4を例にとって以下に記載される。しかしながら、当業者は、本発明がIPv4に限定されず、IPv6にも適用できることを理解されたい。
表1は、図1に示されたMPLSネットワーク100内のVM、LERおよびARRの仮定のIPアドレスを示す。
Figure 2014519292
図2は、本発明の一実施形態による、仮想マシンマイグレーション可能化機能の発見および登録の方法を示す。
図2に示された仮想マシンマイグレーション可能化機能の発見および登録の方法は、VM41とLER11の間で実行されると仮定する。VM42とLER21の間、およびVM43とLER31の間の仮想マシンマイグレーション可能化機能の発見および登録の方法が、図2に示された方法と同様であることを、当業者は理解されたい。加えて、図2に示された仮想マシンマイグレーション可能化機能の発見および登録の方法は、VMによって初めて開始されるMEFの発見および登録に適用可能であるだけでなく、VMがマイグレーションされているときに開始されるMEFの発見および登録にも適用可能である。
最初に、ステップS210で、第1のLERすなわちLER11は、第1のLERに登録することを望む第1の仮想マシン(すなわちVM41)から、マイグレーション可能化機能(MEF)発見メッセージを受信する。
MEF発見メッセージに含まれたVMIDが仮想マシンのマイグレーションをサポートするためのIPアドレスの範囲内にあることをLER11が発見したとき、ステップS220で、第1のLERは、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映する。
最後に、ステップS230で、第1のLERは、MEF告知メッセージを第1の仮想マシンに送信して、第1の仮想マシンの登録完了を示す。
仮想マシンは、MPLSネットワークの縁部にあるルータ、すなわちLERに登録されたにすぎない。すなわち、MEFの発見および登録の方法は、LERの背後の中間LSRには拡張されない。
MEF発見メッセージは、ICMP(インターネット制御メッセージプロトコル)ルータ要請メッセージを介して送信され得る。
より具体的には、ICMPルータ要請メッセージは、MEF発見メッセージを送信するように拡張され得る。
ICMPルータ要請メッセージの場合、ICMPタイプフィールドは「10」に設定されるべきである。ICMPルータ要請メッセージは、ICMPルータ要請メッセージのICMPコードフィールドを未使用の値C1または他の値で設定することにより、MEF発見メッセージを送信するために使用されるものとして識別される。
MEF発見メッセージは、限定はしないが、以下を含む情報を搬送することができる:
1)タイプフラグ
2)仮想マシンのID
3)最後のLERのID
4)最後のARRのID
5)関連ID
タイプフラグ「0」は、このメッセージがMEF発見メッセージであることを示す。仮想マシンIDは登録される予定の仮想マシンのIPアドレスを示し、LERは、VMIDが指定された範囲内にあるときだけこの仮想マシンを登録する。最後のLERのIDは、仮想マシンが現在の登録の前に最後に登録されたLERのIPアドレスを示す。仮想マシンが初めてMEFの発見および登録を開始するとき、最後のLERのIDは「0」に等しい。最後のARRのIDは、仮想マシンが現在の登録の前に最後に登録されたLERが位置するエリアのARRのIPアドレスを示す。仮想マシンが初めてMEFの発見および登録を開始するとき、最後のARRのIDは「0」に等しい。関連IDは、登録メッセージのペア、すなわち、MEF発見/MEF告知の経過を追うために使用されるシーケンス番号である。
図3は、本発明の一実施形態による、ICMPルータ要請メッセージのフォーマットを例示的に示す。
図3に示されたように、ICMPルータ要請メッセージは、1バイトを有するタイプフィールド310、1バイトを有するコードフィールド312、2バイトを有するチェックサムフィールド314、4バイトを有する未使用フィールド316、1バイトを有するタイプフラグフィールド318、1バイトを有する長さフィールド320、4バイトを有するVMのIDフィールド322、4バイトを有する最後のLERのIDフィールド324、4バイトを有する最後のARRのIDフィールド326、および4バイトを有する関連IDフィールド328を含む。タイプフラグフィールド318、長さフィールド320、VMのIDフィールド322、最後のLERのIDフィールド324、最後のARRのIDフィールド326、および関連IDフィールド328は、MEF発見メッセージに対する拡張部である。長さフィールド320は、VMのIDフィールド322、最後のLERのIDフィールド324、最後のARRのIDフィールド326、および関連IDフィールド328の長さ(バイト数)を示す。
上述のように、LER11は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映する。
以下の表2は、LER11の仮想マシン結合データベースを示す。
Figure 2014519292
表2に示されたように、第1のLER11は、第1の仮想マシンVM41、210.101.34.25をその仮想マシン結合データベースに登録している。
その仮想マシン結合データベースへの第1のVM41の登録後、LER11はMEF告知メッセージを第1のVM41に返信する。
MEF告知メッセージは、ICMPルータ告知メッセージを介して送信され得る。
より具体的には、ICMPルータ告知メッセージは、MEF告知メッセージを送信するように拡張され得る。
ICMPルータ告知メッセージの場合、ICMPタイプフィールドは「9」に設定されるべきである。ICMPルータ告知メッセージは、ICMPルータ告知メッセージのICMPコードフィールドを未使用の値C2または他の値で設定することにより、MEF告知メッセージを送信するために使用されるものとして識別される。
MEF告知メッセージは、限定はしないが、以下を含む情報を搬送することができる:
1)タイプフラグ
2)サービングLERのID
3)サービングARRのID
4)関連ID
タイプフラグ「1」は、このメッセージがMEF告知メッセージであることを示す。サービングLERのIDは、仮想マシンが現在登録されているLERのIPアドレス、すなわちこの実施形態ではLER11のIPアドレスを示す。サービングARRのIDは、仮想マシンが現在登録されているLERが位置するエリアのARRのIPアドレス、すなわちこの実施形態ではARR1のIPアドレスを示す。関連IDは、登録メッセージのペア、すなわち、MEF発見/MEF告知の経過を追うために使用されるシーケンス番号である。
図4は、本発明の一実施形態による、ICMPルータ告知メッセージのフォーマットを例示的に示す。
図4に示されたように、ICMPルータ告知メッセージは、1バイトを有するタイプフィールド410、1バイトを有するコードフィールド412、2バイトを有するチェックサムフィールド414、1バイトを有するアドレスの数フィールド416、1バイトを有するアドレス項目サイズフィールド418、2バイトを有するライフタイムフィールド420、4バイトを有するルータアドレス[1]フィールド422、4バイトを有する優先レベル[1]フィールド424、1バイトを有するタイプフラグフィールド426、1バイトを有する長さフィールド428、4バイトを有するサービングLERのIDフィールド430、4バイトを有するサービングARRのIDフィールド432、および4バイトを有する関連IDフィールド434を含む。タイプフラグフィールド426、長さフィールド428、サービングLERのIDフィールド430、サービングARRのIDフィールド432、および関連IDフィールド434は、MEF告知メッセージに対する拡張部である。長さフィールド428は、サービングLERのIDフィールド430、サービングARRのIDフィールド432、および関連IDフィールド434の長さ(バイト数)を示す。
登録が完了すると、第1のLER11は、第1の仮想マシン41から受信されたデータパケットを、クライアント53と接続された第2のLER31などの、対応するクライアントが接続されたLERに転送することができる。
本発明の一実施形態によれば、登録の完了後、図2に示された方法は以下のステップをさらに含む:ARR1がそれ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシン41の第1のLER11への結合を反映することができるように、第1のLER11が、第1のLER11が位置するエリアのエリアルートリフレクタARR1に、仮想マシン結合更新メッセージを送信するステップ。
仮想マシン結合更新メッセージは、BGP(境界ゲートウェイプロトコル)更新メッセージを介して送信され得る。
より具体的には、BGP更新メッセージは、仮想マシン結合更新メッセージを送信するように拡張され得る。
たとえば、仮想マシン結合更新メッセージは、新しい<AFI(=A1),SAFI(=S1)>ペアを定義することにより、MP_REACH_NLRIを使用して送信される。AFIはアドレスファミリ識別子であり、SAFIは後続アドレスファミリ識別子である。
すなわち、MP_REACH_NLRIは、仮想マシン結合更新メッセージを送信するように拡張される。
そのように拡張されたMP_REACH_NLRIの属性は、MP_REACH_VMBとして明確に表現される。
図5aは、MP_REACH_VMBの基本符号化フォーマットを例示的に示す。
図5aに示されたように、MP_REACH_VMBの属性は、2バイトを有するAFIフィールド510(その値はA1)、1バイトを有するSAFIフィールド512(その値はS1)、1バイトを有するネクストホップのネットワークアドレスの長さフィールド514、4バイトを有するネクストホップのネットワークアドレス(可変)フィールド516、1バイトを有する予約フィールド518、および数バイトを有するVM結合更新拡張部フィールド520を含む。VM結合更新拡張部フィールド520は、仮想マシン結合更新メッセージに対する拡張部である。
図5cは、仮想マシン結合更新拡張部フィールド520を例示的に示す。
図5cに示されたように、仮想マシン結合更新拡張部フィールド520は、仮想マシン結合更新拡張部フィールド520の長さを示す1バイトを有する長さフィールド5201、登録された仮想マシンのIPアドレスを示す4バイトを有するVMIDフィールド5202、仮想マシン結合更新メッセージを受信するLERまたはARRのIPアドレスを示す4バイトを有するターゲットルータIDフィールド5203、仮想マシンが登録されたLERのIPアドレスを示すサービングLERのIDフィールド5204、仮想マシンが登録されたサービングLERが位置するエリアのARRのIPアドレスを示すサービングARRのIDフィールド5205、仮想マシンが現在のサービングLERに登録する前に最後に登録されたLERのIPアドレスを示し、仮想マシンが初めてMEFの発見および登録を開始する場合0である最後のLERのIDフィールド5206、仮想マシンが現在のサービングLERに登録する前に最後に登録されたLERが位置するエリアのARRのIPアドレスを示し、仮想マシンが初めてMEFの発見および登録を開始する場合0である最後のARRのIDフィールド5207を含む。
たとえば、LER11は、<VMID=210.101.34.25,ターゲットサーバID=211.136.10.1,サービングLERのID=211.140.111.1,サービングARRのID=211.136.10.1,最後のLERのID=0,最後のARRのID=0>を含む仮想マシン結合更新メッセージをARR1に送信することができる。
仮想マシン結合更新メッセージの受信後、ARR1は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシン41の第1のLER11への結合を反映する。
表3は、ARR1用の仮想マシン結合データベース内の記録フォーマットを示す。
Figure 2014519292
表3では、最初の3つの列は、それぞれ、VMのID、VMIDが登録されたサービングLERのID、およびサービングARRが位置するエリアのサービングARRのIDを表す。後の2つの列は、仮想マシンのLERへの以前の結合記録の照会ログ、すなわちVMのLERへの結合記録を照会したLERのID、およびそのLERが位置するエリアのARRのIDをそれぞれ表す。
ARRの仮想マシン結合データベースは、照会ログ項目をさらに含むという点で、LERの仮想マシン結合データベースとは異なる。加えて、ARRの仮想マシン結合データベースは、そのエリア内のLERへのVM結合だけを記録するが、そのエリア外のLERへのVM結合は記録しない。
ここでは、VM41がLER11に登録されただけで、他のLERおよびARRがこの結合記録を照会しないので、この結合記録用の照会ログは空である。
VMがマイグレーションされているときにMEFの発見および登録が開始される場合、登録の完了後、図2に示された方法は以下のステップをさらに含むことができる:
第3のLERがそれ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映することができるように、第1のLERが、第1のLERに登録する前に第1の仮想マシンが最後に登録された第3のLER(たとえば、LER22)に、仮想マシン結合更新メッセージを送信するステップ。
第1のLERは、第1の仮想マシンが第1のLERに登録する前に最後に登録された第3のLERから受信されたデータパケットを第1の仮想マシンに転送するか、第1のLERは、クライアントと接続された第2のLERから受信されたデータパケットを第1の仮想マシンに転送する。
図6は、クライアントが仮想マシンとの通信を開始するときに関係する方法を示す。
図6は、第1のLER11に接続されたクライアント51が、LER31に登録された第2のVM43との通信を開始するときに関係する方法を示すと仮定する。
もちろん、任意のクライアントが任意の仮想マシンとの通信を開始する場合に、図6に示された方法が適用できることを、当業者は諒解されたい。
クライアント51がLER31に登録された第2のVM43との通信を開始するとき、データパケットは、クライアント51が接続された第1のLER11に送信される(ステップS602)。
第1のLER11は、データパケットからの宛先アドレス(すなわち、VM43のID)を知り、第2のVM43の結合記録を見出すために、このVMIDに基づいてそれ自体の仮想マシン結合データベースを照会する(ステップS604)。
それ自体の仮想マシン結合データベース内に第2のVM43の結合記録が見出された場合、第1のLER11は、第2のVM43が登録されたLERのIPアドレスに基づいて、第2のVM43宛てのデータパケットの転送等価クラスを決定し、方法が終了する。
それ自体の仮想マシン結合データベース内に第2のVM43の結合記録が見出されなかった場合、第1のLER11は、第1の仮想マシン結合照会メッセージを第1のLER11が位置するエリアのARR1に送信して(ステップS606)、第2のVM43の結合を取得する。
第1の仮想マシン結合照会メッセージの受信後、ARR1は、それ自体の仮想マシン結合データベースを照会して(ステップS608)、第2のVM43の結合記録を見出す。
それ自体の仮想マシン結合データベース内に第2のVM43の結合記録が見出された場合、ARR1は、第1の仮想マシン結合照会告知メッセージを第1のLER11に送信して、第2の仮想マシンVM43の対応するLERへの結合を第1のLER11に通知し、それ自体の仮想マシン結合データベースに照会ログを記録する。
第1の仮想マシン結合照会告知メッセージの受信後、第1のLER11は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新し、第2のVM43が登録されたLERのIPアドレスに基づいて、第2のVM43宛てのデータパケットの転送等価クラスを決定し、方法が終了する。
図6に示された方法では、ARR1がそれ自体の仮想マシン結合データベース内に第2のVM43の結合記録を見出さないと仮定すると、次いでARR1は、第2の仮想マシン結合照会メッセージを任意の他のARRに送信して(ステップS610)、第2のVM43の結合を取得する。
第2の仮想マシン結合照会メッセージの受信後、ARR(たとえば、ARR3)は、それ自体の仮想マシン結合データベースを照会して(ステップS612)、第2のVM43の結合記録を見出す。
ARR3がそれ自体の仮想マシン結合データベース内に第2のVM43の結合記録を見出すので、ARR3は、第2の仮想マシン結合照会告知メッセージをARR11に送信して(ステップS614)、第2の仮想マシンVM43の対応するLER(すなわち、LER31)への結合をARR1に通知し、それ自体の仮想マシン結合データベースに照会ログを記録する。
第2の仮想マシン結合照会告知メッセージの受信後、ARR1は、第1の仮想マシン結合照会告知メッセージをLER11に送信して(ステップS616)、第2の仮想マシンVM43の対応するLERへの結合を第1のLER11に通知する。
第1の仮想マシン結合照会告知メッセージの受信後、第1のLER11は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新し(ステップS618)、第2のVM43が登録されたLERのIPアドレスに基づいて、第2のVM43宛てのデータパケットの転送等価クラスを決定する。その後、ステップS620によって示されたように、データパケットはクライアント51とVM43の間を伝送され得る。
上述の仮想マシン結合照会メッセージおよび仮想マシン結合照会告知メッセージは、BGP更新メッセージを介して送信され得る。
さらに、拡張性を考慮して、仮想マシン結合照会メッセージおよび仮想マシン結合照会告知メッセージは、LERとARRの間またはARR間で伝送されるだけで、LER間では伝送されない。
より具体的には、BGP更新メッセージは、仮想マシン結合照会メッセージおよび仮想マシン結合照会告知メッセージを送信するように拡張され得る。
仮想マシン結合照会メッセージは、新しい<AFI(=A1),SAFI(=S2)>ペアを定義することにより、MP_REACH_NLRIを使用して送信され得る。
すなわち、MP_REACH_NLRIは、仮想マシン結合照会メッセージを送信するように拡張される。
そのように拡張されたMP_REACH_NLRIの属性は、MP_VMB_QUERYとして明確に表現される。
仮想マシン結合照会告知メッセージは、新しい<AFI(=A1),SAFI(=S3)>ペアを定義することにより、MP_REACH_NLRIを使用して送信され得る。
すなわち、MP_REACH_NLRIは、仮想マシン結合照会告知メッセージを送信するように拡張される。
そのように拡張されたMP_REACH_NLRIの属性は、MP_VMB_NTFCとして明確に表現される。
図7は、MP_VMB_QUERYの基本符号化フォーマットを例示的に示す。
図7に示されたように、MP_VMB_QUERYの属性は、2バイトを有するAFIフィールド710(その値はA1)、1バイトを有するSAFIフィールド712(その値はS2)、1バイトを有するネクストホップのネットワークアドレスの長さフィールド714、4バイトを有するネクストホップのネットワークアドレス(可変)フィールド716、1バイトを有する予約フィールド718、以下のフィールドの長さを示す1バイトを有する長さフィールド722、1バイトを有するタイプフラグフィールド724、仮想マシン結合照会を行うLERのIPアドレスを示す4バイトを有する照会LERのIDフィールド726、仮想マシン結合照会を行うLERが位置するエリアのARRのIPアドレスを示す4バイトを有する照会ARRのIDフィールド728、このメッセージ内で搬送される仮想マシン結合照会の数を示す4バイトを有する照会の数フィールド730、結合照会が実施されるべき仮想マシンのIPアドレスを示すVMIDフィールド732−1、732−2、…、732−Nを含む。
長さフィールド722およびその後のフィールドは、仮想マシン結合照会メッセージに対する拡張部である。
タイプフラグフィールド724は、2つの値、たとえば1および2で設定され得る。
タイプフラグフィールドの値が「1」であるとき、それは、仮想マシン結合照会メッセージが、LERからLERが位置するエリアのARRへの仮想マシン結合照会メッセージ、たとえば上述の第1の仮想マシン結合照会メッセージであることを示す。
タイプフラグフィールドの値が「2」であるとき、それは、仮想マシン結合照会メッセージが、LERが位置するエリアのARRから任意の他のARRへの仮想マシン結合照会メッセージ、たとえば上述の第2の仮想マシン結合照会メッセージであることを示す。
たとえば、LER11は、<タイプフラグ=1,照会LERのID=211.140.111.1,照会ARRのID=,照会の数=1,VMID=210.101.34.35>を含む第1の仮想マシン結合照会メッセージをARR1に送信することができる。
第1の仮想マシン結合照会メッセージの場合、それはLER11からLER11が位置するエリアのARR1に送信されるので、照会ARRのIDフィールドは省略されてもよい。
ARR1は、<タイプフラグ=2,照会LERのID=211.140.111.1,照会ARRのID=211.136.10.1,照会の数=1,VMID=210.101.34.35>を含む第2の仮想マシン結合照会メッセージを任意の他のARRに送信することができる。
第2の仮想マシン結合照会メッセージの場合、照会ARRのIDフィールドは省略され得ない。
図8は、MP_VMB_NTFCの基本符号化フォーマットを例示的に示す。
図8に示されたように、MP_VMB_NTFCの属性は、2バイトを有するAFIフィールド810(その値はA1)、1バイトを有するSAFIフィールド812(その値はS3)、1バイトを有するネクストホップのネットワークアドレスの長さフィールド814、4バイトを有するネクストホップのネットワークアドレス(可変)フィールド816、1バイトを有する予約フィールド818、以下のフィールドの長さを示す1バイトを有する長さフィールド820、1バイトを有するタイプフラグフィールド822、結合照会が実施される仮想マシンのIPアドレスを示す1バイトを有するVMのIDフィールド824、照会された仮想マシンが登録されたLERのIPアドレスを示す4バイトを有するサービングLERのIDフィールド826、照会された仮想マシンが登録されたLERが位置するエリアのARRのIPアドレスを示す4バイトを有するサービングARRのIDフィールド828、仮想マシンの結合記録を照会するLER/ARRペアの数を示す4バイトを有する照会の数フィールド830、上記VMのIDフィールド824内の仮想マシンに関して結合照会を行うLER/ARRペアのIPアドレスを示す、それぞれ4バイトを有する照会LER/照会ARRペアのフィールド832−1、832−2、…、832−Nを含む。
長さフィールド822およびその後のフィールドは拡張部である。
タイプフラグフィールド822は、4つの値、たとえば1、2、3および4で設定され得る。
タイプフラグフィールドの値が1であるとき、それは、仮想マシン結合照会告知メッセージが、仮想マシン結合照会を開始するLERが位置するエリアのARRからそのLERに送信されたこと、たとえば上述の第1の仮想マシン結合照会告知メッセージを示す。この場合、照会LERと照会ARRのペアフィールドは省略され得る。
タイプフラグフィールドの値が2であるとき、それは、仮想マシン結合照会告知メッセージが、他のARRから仮想マシン結合照会を開始するLERが位置するエリアのARRに送信されたこと、たとえば上述の第2の仮想マシン結合照会告知メッセージを示す。
タイプフラグフィールドの値が3であるとき、それは、MP_VMB_NTFCの属性が、第1の仮想マシン結合データベース告知メッセージを送信することを示し、第1の仮想マシン結合データベース告知メッセージはARRからLERに送信される。この場合、照会LERと照会ARRのペアフィールドのペアは省略され得る。照会の数は0に設定され得る。
タイプフラグフィールドの値が4であるとき、それは、MP_VMB_NTFCの属性が、第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを送信することを示し、第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージは1つのARRから別のARRに送信される。
たとえば、ARR3は、<タイプフラグ=2,VMID=210.101.34.35,サービングLERのID=213.140.111.1,サービングARRのID=213.136.10.1,照会の数=1,照会LERのID1=211.140.111.1,照会ARRのID1=211.136.10.1>を含む第2の仮想マシン結合照会告知メッセージをARR1に送信することができる。
ARR1は、<タイプフラグ=1,VMID=210.101.34.35,サービングLERのID=213.140.111.1,サービングARRのID=213.136.10.1,照会の数=0>を含む第1の仮想マシン結合照会告知メッセージをLER11に送信することができる。
図9は、本発明の一実施形態により仮想マシンがマイグレーションされているときに関係する方法を例示的に示す。
図9に示された実施形態では、LER11に現在登録されているVM41がLER12にマイグレーションされる予定であると仮定する。すなわち、VM41は、同じARRによってサービスされるエリア内のLER間でマイグレーションされる(以下、イントラドメインマイグレーションと呼ばれる)。加えて、VM41がLER31に接続されたクライアント53と現在のデータパケットを通信し、したがって照会LERがLER31であり、照会ARRがARR3である照会ログがARR1の仮想マシン結合データベースに含まれると仮定する。
最初にステップS902で、VM41は、<タイプ=0,VMID=210.101.34.25,最後のLERのID=211.140.111.1,最後のARRのID=211.136.10.1,関連ID=14>を含むMEF発見メッセージを、第4のLER(すなわち、LER12)に送信する。
MEF発見メッセージの受信後、最後のARRのIDが、LER12が位置するエリアのARRのIDと同じなので、LER12はVM41がイントラドメインマイグレーションを実施することを知る。ステップS904で、LER12は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、VM41のLER12への結合を反映する。
次にステップS906で、LER12は、<タイプ=1,サービングLERのID=211.140.222.1,サービングARRのID=211.136.10.1,関連ID=14>を含むMEF告知メッセージを、VM41に送信する。
MEFの発見および登録の方法が完了すると、ステップS908に示されたように、VM41からクライアント53に送信されるデータパケットがLER12に直接移送され、LER12は、クライアント53が接続されたLER31にそのデータパケットを転送し、LER31はそのデータパケットをクライアント53に転送する。
次いでステップS909およびステップS910で、LER12は、VM41がLER12に登録する前に最後に登録されたLER11に、およびLER12が位置するエリアのARR1に、それぞれ仮想マシン結合更新メッセージを送信する。
LER11に送信された仮想マシン結合更新メッセージは、<VMID=210.101.34.25,ターゲットルータID=211.140.111.1,サービングLERのID=211.140.222.1,サービングARRのID=211.136.10.1,最後のLERのID=211.140.111.1,最後のARRのID=211.136.10.1>を含む。
ARR1に送信された仮想マシン結合更新メッセージは、<VMID=210.101.34.25,ターゲットルータID=211.136.10.1,サービングLERのID=211.140.222.1,サービングARRのID=211.136.10.1,最後のLERのID=211.140.111.1,最後のARRのID=211.136.10.1>を含む。
LER12によって送信された仮想マシン結合更新メッセージの受信後、LER11は、VM41がLER11からLER12にマイグレーションされたことを知る。したがって、ステップS911で、LER11は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、VM41のLER12への結合を反映する。
その後、ステップS914に示されたように、LER11は、ステップS912でクライアント53が接続されたLER31から受信されVM41に宛てられたデータパケットをLER12に転送し、そのデータパケットは、ステップS916でLER12によってVM41に転送される。
LER12からの仮想マシン結合更新メッセージの受信後、ARR1は、VM41が依然そのサービングエリア内にあることを知り、ステップS918に示されたように、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、VM41がLER11からLER12にマイグレーションされたことを反映する。
次に、ARR1は、VM41の結合を照会した他のARRのすべてに、第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを送信する。
上述のように、ARR3はVM41の結合を照会している。したがって、ステップS920で、ARR1は、<タイプフラグ=4,VMID=210.101.34.25,サービングLERのID=211.140.222.1,サービングARRのID=211.136.10.1,照会の数=1,照会LERのID1=213.140.111.1,照会ARRのID1=213.136.10.1>を含む第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージをARR3に送信する。
第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージの受信後、ステップS922で、ARR3は、第1の仮想マシン結合データベース告知メッセージをLER31に送信する。第1の仮想マシン結合データベース告知メッセージは、<タイプフラグ=3,VMID=210.101.34.25,サービングLERのID=211.140.222.1,サービングARRのID=211.136.10.1,照会の数=0>を含む。
第1の仮想マシン結合データベース告知メッセージの受信後、LER31は、VM41がLER11からLER12にマイグレーションされたことを知る。したがって、ステップS924で、LER31は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、VM41のマイグレーションを反映する。さらに、VM41が登録されたLER12のIPアドレスに基づいて、VM41に送信されたデータパケットの転送等価クラスが決定され、ステップS926で、VM41宛てのデータパケットはラベルスイッチングパス(LSP)を介して、LER11の代わりにLER12に直接送信される。すなわち、ステップS926の後、LER11を介してLER12にLER31からのデータパケットを転送する必要はない。
加えて、ステップS924の後にステップS925がさらに含まれる。ステップS925で、LER11がその仮想マシン結合データベースからVM41の結合記録を削除するように、LER31はさらなる仮想マシン結合更新メッセージをLER11に送信する。
さらなる仮想マシン結合更新メッセージは、BGP(境界ゲートウェイプロトコル)更新メッセージを介して送信され得る。
より具体的には、BGP更新メッセージは、仮想マシン結合更新メッセージを送信するように拡張され得る。
たとえば、さらなる仮想マシン結合更新メッセージは、新しい<AFI(=A1),SAFI(=S1)>ペアを定義することにより、MP_UNREACH_NLRIを使用して送信され得る。AFIはアドレスファミリ識別子であり、SAFIは後続アドレスファミリ識別子である。
すなわち、MP_UNREACH_NLRIは、さらなる仮想マシン結合更新メッセージを送信するように拡張される。
そのように拡張されたMP_UNREACH_NLRIの属性は、MP_UNREACH_VMBとして明確に表現される。
図5bは、MP_UNREACH_VMBの基本符号化フォーマットを例示的に示す。
図5bに示されたように、MP_UNREACH_VMBの属性は、2バイトを有するAFIフィールド510(その値はA1)、1バイトを有するSAFIフィールド512(その値はS1)、および数バイトを有するVM結合更新拡張部フィールド520を含む。VM結合更新拡張部フィールド520は、さらなる仮想マシン結合更新メッセージのための拡張部である。
VM結合更新拡張部フィールド520は図5cに関して上述されており、ここでは再び記載されない。
図10は、本発明の別の実施形態により仮想マシンがマイグレーションされているときに関係する方法を例示的に示す。
図10に示された実施形態では、LER11に現在登録されているVM41がLER21にマイグレーションされる予定であると仮定する。すなわち、VM41は、異なるARRによってサービスされるエリア内のLER間でマイグレーションされる(以下、インタードメインマイグレーションと呼ばれる)。加えて、VM41がLER31に接続されたクライアント53と現在データパケットを通信し、したがって照会LERがLER31であり、照会ARRがARR3である照会ログがARR1の仮想マシン結合データベースに含まれると仮定する。
最初にステップS1002で、VM41は、<タイプ=0,VMID=210.101.34.25,最後のLERのID=211.140.111.1,最後のARRのID=211.136.10.1,関連ID=15>を含むMEF発見メッセージを、第4のLER(すなわち、LER21)に送信する。
MEF発見メッセージの受信後、最後のARRのIDが、LER21が位置するエリアのARRのIDと異なるので、LER21はVM41がインタードメインマイグレーションを実施することを知る。ステップS1004で、LER21は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、VM41のLER21への結合を反映する。
次にステップS1006で、LER21は、<タイプ=1,サービングLERのID=212.140.111.1,サービングARRのID=212.136.10.1,関連ID=15>を含むMEF告知メッセージを、VM41に送信する。
MEFの発見および登録の方法が完了すると、ステップS1008に示されたように、VM41からクライアント53に送信されたデータパケットがLER21に直接移送され、LER21は、クライアント53が接続されたLER31にそのデータパケットを転送し、LER31はそのデータパケットをクライアント53に転送する。
次いでステップS1009およびステップS1010で、LER21は、VM41がLER21に登録する前に最後に登録されたLER11に、およびLER21が位置するエリアのARR2に、それぞれ仮想マシン結合更新メッセージを送信する。
LER11に送信された仮想マシン結合更新メッセージは、<VMID=210.101.34.25,ターゲットルータID=211.140.111.1,サービングLERのID=212.140.111.1,サービングARRのID=212.136.10.1,最後のLERのID=211.140.111.1,最後のARRのID=211.136.10.1>を含む。
ARR2に送信された仮想マシン結合更新メッセージは、<VMID=210.101.34.25,ターゲットルータID=212.136.10.1,サービングLERのID=212.140.111.1,サービングARRのID=212.136.10.1,最後のLERのID=211.140.111.1,最後のARRのID=211.136.10.1>を含む。
LER21によって送信された仮想マシン結合更新メッセージの受信後、LER11は、VM41がLER11からLER21にマイグレーションされたことを知る。したがって、ステップS1011で、LER11は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、VM41のLER21への結合を反映する。
その後、ステップS1014に示されたように、LER11は、ステップS1012でクライアント53が接続されたLER31から受信されVM41に宛てられたデータパケットをLER21に転送し、LER21は、ステップS1016でそのデータパケットをVM41に転送する。
LER21からの仮想マシン結合更新メッセージの受信後、ARR2は、VM41がそのサービングエリアにマイグレーションされたことを知り、ステップS1018に示されたように、ARR2は、<VMID=210.101.34.25,ターゲットルータID=211.136.10.1,サービングLERのID=212.140.111.1,サービングARRのID=212.136.10.1,最後のLERのID=211.140.111.1,最後のARRのID=211.136.10.1>を含む仮想マシン結合更新メッセージを、ARR1に送信する。
このメッセージの受信後、ARR1は、VM41がそのサービングエリアの外側にマイグレーションされたことを知り、ステップS1020に示されたように、ARR1は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、VM41のサービングLERをLER11からLER21に修正し、VM41のサービングARRをARR1からARR2に修正する。
次いでステップS1022で、ARR1は、第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを介して、VM41の照会ログを含むVM41に関する結合記録を、ARR2に送信する。たとえば、ARR1は、<タイプフラグ=4,VMID=210.101.34.25,サービングLERのID=212.140.111.1,サービングARRのID=212.136.10.1,照会の数=3,照会LERのID1=213.140.111.1,照会ARRのID1=213.136.10.1,照会LERのID2=211.142.109.1,照会ARRのID2=211.130.10.1,照会LERのID3=213.145.111.1,照会ARRのID3=213.130.10.1>を含む第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを、ARR2に送信する。
ARR1からの第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージの受信後、ステップS1024に示されたように、ARR2は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、3重の<VMID=210.101.34.25,サービングLERのID=212.140.111.1,サービングARRのID=212.136.10.1>と、3つの照会ログ<照会LERのID1=213.140.111.1,照会ARRのID1=213.136.10.1>、<照会LERのID2=211.142.109.1,照会ARRのID2=211.130.10.1>、<照会LERのID3=213.145.111.1,照会ARRのID3=213.130.10.1>とを、その仮想マシン結合データベースに追加する。
次いでステップS1026で、ARR2は、VM41の結合を照会したARRの各々(たとえば、ARR3)に、第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを送信する。第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージは、たとえば、<タイプフラグ=4,VMID=210.101.34.25,サービングLERのID=212.140.111.1,サービングARRのID=212.136.10.1,照会の数=1,照会LERのID1=213.140.111.1,照会ARRのID1=213.136.10.1>を含む。
第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージの受信後、ステップS1028で、ARR3は、<タイプフラグ=3,VMID=210.101.34.25,サービングLERのID=212.140.111.1,サービングARRのID=212.136.10.1,照会の数=0>を含む第1の仮想マシン結合データベース告知メッセージを、LER31に送信する。
第1の仮想マシン結合データベース告知メッセージの受信後、LER31は、VM41がLER11からLER21にマイグレーションされたことを知る。したがって、ステップS1030で、LER31は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、VM41のマイグレーションを反映する。VM41に送信されたデータパケットの転送等価クラスは、VM41が現在の登録されたLER21のIPアドレスに基づいて決定される。ステップS1032で、VM41宛てのデータパケットはラベルスイッチングパス(LSP)を介して、LER11の代わりにLER21に直接送信される。すなわち、ステップS1032の後、LER11を介してLER21にLER31からのデータパケットを転送する必要はない。
加えて、ステップS1030の後にステップS1031がさらに含まれる。ステップS1031で、LER11がその仮想マシン結合データベースからVM41に関する結合記録を削除するように、LER31は、図9に関して上述されたように、さらなる仮想マシン結合更新メッセージをLER11に送信する。
図11は、本発明の一実施形態によるラベルエッジルータ(LER)のブロック図である。
図11に示されたようなLERは、図1に示されたLERのうちの任意の1つであり得る。図11に示されたLERは第1のLER、すなわちLER11であると仮定する。
図11に示されたように、LER11は、第1のLERに登録することを望む第1の仮想マシンからマイグレーション可能化機能(MEF)発見メッセージを受信するように構成された、マイグレーション可能化機能(MEF)発見メッセージ受信手段1102、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映するように構成された、更新手段1104、および第1の仮想マシンにMEF告知メッセージを送信して第1のLERが第1の仮想マシンの登録を完了したことを示すように構成された、MEF告知メッセージ送信手段1106を備える。
本発明の一実施形態によれば、MEF発見メッセージに含まれたVMIDが仮想マシンのマイグレーションをサポートするためのIPアドレスの範囲内にあることを見出したとき、更新手段は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映する。
本発明の一実施形態によれば、LER11は、第1のエリアルートリフレクタ(ARR)がそれ自体の仮想マシン結合データベースを更新して第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映することができるように、第1のLERが位置するエリアの第1のARRに仮想マシン結合更新メッセージを送信する、および/または、第3のLERがそれ自体の仮想マシン結合データベースを更新して第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映することができるように、第1の仮想マシンが第1のLERに登録する前に最近登録された第3のLERに仮想マシン結合更新メッセージを送信するように構成された、仮想マシン結合更新メッセージ送信手段1108をさらに備える。
本発明の一実施形態によれば、LER11は、第1の仮想マシンから受信されたデータパケットをクライアントが接続された第2のLERに転送し、および/または第1の仮想マシンが第1のLERに登録する前に最後に登録された第3のLERから受信されたデータパケットを第1の仮想マシンに転送し、および/またはクライアントが接続された第2のLERから受信され第1の仮想マシンに宛てられたデータパケットを第4のLERに転送するように構成された、データパケット転送手段1110をさらに備える。データパケット転送手段は、データパケットの転送等価クラスに基づいてデータパケットを転送し、第1の仮想マシン宛てのデータパケットの転送等価クラスは、第1の仮想マシン自体のIPアドレスの代わりに第1の仮想マシンが登録されたLERのIPアドレスに基づいて、データパケット用のイングレスLERによって決定される。
本発明の一実施形態によれば、LER11は、第1の仮想マシンが第1のLERに登録された後最後に登録された第4のLERから仮想マシン結合更新メッセージを受信するように構成された、仮想マシン結合更新メッセージ受信手段1112をさらに備え、更新手段は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第4のLERへの結合を反映するようにさらに構成されている。
本発明の一実施形態によれば、LER11は、第1のLERが位置するエリアの第1のARRに仮想マシン結合照会メッセージを送信して第2の仮想マシンの結合を取得するように構成された、仮想マシン結合照会メッセージ送信手段1114であって、第1のLERに接続されたクライアントが、第2の仮想マシンにデータパケットを送信することを望む、仮想マシン結合照会メッセージ送信手段1114、および第1のLERが位置するエリアの第1のARRから仮想マシン結合照会告知メッセージを受信するように構成された、仮想マシン結合照会告知メッセージ受信手段1116とをさらに備え、更新手段1104は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第2の仮想マシンの対応するLERへの結合を反映するようにさらに構成されている。
本発明の一実施形態によれば、LER11は、第1のLERが位置するエリアの第1のARRから仮想マシン結合データベース告知メッセージを受信するように構成された、仮想マシン結合データベース告知メッセージ受信手段1118をさらに備え、更新手段1104は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第2の仮想マシンのLER間のマイグレーションを反映するようにさらに構成されている。
図12は、本発明の一実施形態によるエリアルートリフレクタ(ARR)のブロック図である。
図12に示されたようなARRは、図1に示されたARRのうちの任意の1つであり得る。図12に示されたARRは第1のARR、すなわちARR1であると仮定する。
図12に示されたように、ARR1は、第1の仮想マシンが第1のラベルエッジルータ(LER)に結合されたことを示す仮想マシン結合更新メッセージを、第1のARRのエリア内に位置する第1のLERから受信するように構成された、仮想マシン結合更新メッセージ受信手段1202、および受信された仮想マシン結合更新メッセージに基づいてそれ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映するように構成された、更新手段1204を備える。
本発明の一実施形態によれば、ARR1は、第2の仮想マシンの結合を取得することを意図する第1の仮想マシン結合照会メッセージを、第1のLERから受信するように構成された、仮想マシン結合照会メッセージ受信手段1206、および第1の仮想マシン結合照会告知メッセージを第1のLERに送信して、第2の仮想マシンの対応するLERへの結合を第1のLERに通知するように構成された、仮想マシン結合照会告知メッセージ送信手段1208をさらに備える。
本発明の一実施形態によれば、ARR1は、第2の仮想マシン結合照会メッセージを任意の他のARRに送信して、第2の仮想マシンの結合を取得するように構成された、仮想マシン結合照会メッセージ送信手段1210、および第2の仮想マシンの対応するLERへの結合を反映する第2の仮想マシン結合照会告知メッセージを、任意の他のARRのうちの少なくとも1つから受信するように構成された、仮想マシン結合照会告知メッセージ受信手段1212をさらに備える。
本発明の一実施形態によれば、仮想マシン結合照会メッセージ受信手段1206は、第1の仮想マシンの結合を取得することを意図する第2の仮想マシン結合照会メッセージを、ARR3である第2のARRから受信するように構成され、仮想マシン結合照会告知メッセージ送信手段は、第2の仮想マシン結合照会告知メッセージを第2のARRに送信して、第1の仮想マシンの結合を第2のARRに通知するように構成されている。
本発明の一実施形態によれば、ARR1は、第1の仮想マシン結合データベース告知メッセージを第1のLERに送信して、第2の仮想マシンのLER間のマイグレーションを第1のLERに通知するように構成された、仮想マシン結合データベース告知メッセージ送信手段1214をさらに備える。
本発明の一実施形態によれば、ARR1は、第2の仮想マシンのLER間のマイグレーションを示す第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを、任意の他のARRのうちの少なくとも1つから受信するように構成された、仮想マシン結合データベース告知メッセージ受信手段1216をさらに備える。
本発明の一実施形態によれば、仮想マシン結合データベース告知メッセージ送信手段1214は、第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを第2のARRに送信して、第1の仮想マシンのLER間のマイグレーションを第2のARRに通知するように構成されている。
本発明の一実施形態によれば、ARR1は、第1の仮想マシンが第3のARRによってサービスされるエリア内の1つのLERから第1のLERにマイグレーションされたことを示す仮想マシン結合更新メッセージを、ARR2である第3のARRに送信するように構成された、仮想マシン結合更新メッセージ送信手段1218、および第1の仮想マシンに関する照会ログを示す第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを、第3のARRから受信するように構成された、仮想マシン結合データベース告知メッセージ受信手段1216をさらに備える。
本発明の一実施形態によれば、仮想マシン結合更新メッセージ受信手段1202は、第1の仮想マシンが第1のLERから第4のARRによってサービスされるエリア内の1つのLERにマイグレーションされたことを示す仮想マシン結合更新メッセージを、ARR2である第4のARRから受信するようにさらに構成され、更新手段1204は、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンが第1のLERから第4のARRによってサービスされるエリア内の1つのLERにマイグレーションされたことを反映するようにさらに構成され、仮想マシン結合データベース告知メッセージ送信手段1214は、第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを第4のARRに送信して、第1の仮想マシンに関する照会ログを第4のARRに通知するように構成されている。
本発明の理解を容易にするために、上記の説明は、当業者に知られているが本発明を実施するために必要であり得る、より具体的な技術的詳細のいくつかを省略したことに留意されたい。
当業者はまた、本発明が上述のステップに限定されないこと、および本発明が上述のステップの組合せまたは順序変更などを包含することを諒解されたい。本発明の最終的な範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。
したがって、上記の実施形態は、本発明の原理および実際の適用例を説明し、本発明の本質から逸脱することなく、そのようなすべての修正形態および代替形態が、特許請求の範囲によって定義された本発明の保護範囲に入ることを、当業者が理解することを可能にするために選択および記載される。
さらに、当業者は、上述の様々な方法のステップが、プログラムされたコンピュータによって実施できることを諒解されよう。ここで、いくつかの実施形態は、機械可読またはコンピュータ可読であり、機械実行可能またはコンピュータ実行可能な命令プログラムで符号化されたプログラムストレージを包含し、命令は上記方法のステップのうちの一部または全部を実行する。プログラムストレージは、磁気ディスクもしくは磁気テープなどの磁気記憶媒体、ハードディスクドライバ、または光学式読取り可能デジタルデータ記憶媒体であり得る。実施形態は、上記方法のステップを実行するようにプログラムされたコンピュータも包含する。

Claims (42)

  1. マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにわたって仮想マシンのマイグレーションをサポートするための方法であって、
    第1のラベルエッジルータ(LER)が、第1のLERに登録することを望む第1の仮想マシンから、マイグレーション可能化機能(MEF)発見メッセージを受信するステップと、
    第1のLERが、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映するステップと、
    第1のLERが、MEF告知メッセージを第1の仮想マシンに送信して、第1のLERが第1の仮想マシンの登録を完了したことを示すステップと
    を含む、方法。
  2. 第1のエリアルートリフレクタ(ARR)がそれ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映することができるように、第1のLERが、仮想マシン結合更新メッセージを第1のLERが位置するエリアの第1のARRに送信するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 第1のLERが、第1の仮想マシンから受信されたデータパケットを、クライアントが接続された第2のLERに転送するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 第1のLERが、第1の仮想マシンが第1のLERに登録する前に最後に登録された第3のLERから受信されたデータパケットを、第1の仮想マシンに転送するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 第1のLERが、クライアントが接続された第2のLERから受信されたデータパケットを、第1の仮想マシンに転送するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 第1のLERが、第1の仮想マシンが第1のLERに登録された後に最後に登録された第4のLERから仮想マシン結合更新メッセージを受信し、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第4のLERへの結合を反映するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 第1のLERが、クライアントが接続された第2のLERから受信され第1の仮想マシンに宛てられたデータパケットを、第4のLERに転送するステップ
    をさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. データパケットがデータパケットの転送等価クラスに基づいて転送され、第1の仮想マシン宛てのデータパケットの転送等価クラスが、第1の仮想マシン自体のIPアドレスの代わりに第1の仮想マシンが登録されたLERのIPアドレスに基づいて、データパケット用のイングレスLERによって決定される、
    請求項3、4、5、7のうちのいずれか一項に記載の方法。
  9. MEF発見メッセージに含まれたVMIDが仮想マシンのマイグレーションをサポートするためのIPアドレスの範囲内にあることを第1のLERが見出したとき、第1のLERが、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映する、
    請求項1に記載の方法。
  10. 第3のLERがそれ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映することができるように、第1のLERが、第1の仮想マシンが第1のLERに登録する前に最後に登録された第3のLERに仮想マシン結合更新メッセージを送信するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 第1のLERが、第1の仮想マシン結合照会メッセージを、第1のLERが位置するエリアの第1のARRに送信して、第2の仮想マシンの結合を取得するステップであって、第1のLERに接続されたクライアントが、データパケットを第2の仮想マシンに送信することを望む、取得するステップと、
    第1のLERが、第1の仮想マシン結合照会告知メッセージを、第1のLERが位置するエリアの第1のARRから受信するステップであって、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第2の仮想マシンの対応するLERへの結合を反映する、受信するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  12. 第1のLERが、第1の仮想マシン結合データベース告知メッセージを、第1のLERが位置するエリアの第1のARRから受信し、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第2の仮想マシンのLER間のマイグレーションを反映するステップ
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにわたって仮想マシンのマイグレーションをサポートする第1のラベルエッジルータ(LER)であって、
    第1のLERに登録することを望む第1の仮想マシンから、マイグレーション可能化機能(MEF)発見メッセージを受信するマイグレーション可能化機能(MEF)発見メッセージ受信手段と、
    それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映する更新手段と、
    MEF告知メッセージを第1の仮想マシンに送信して、第1のLERが第1の仮想マシンの登録を完了したことを示すMEF告知メッセージ送信手段と
    を備える、第1のLER。
  14. 第1のエリアルートリフレクタ(ARR)がそれ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映することができるように、仮想マシン結合更新メッセージを第1のLERが位置するエリアの第1のARRに送信する仮想マシン結合更新メッセージ送信手段
    をさらに備える、請求項13に記載の第1のLER。
  15. 第1の仮想マシンから受信されたデータパケットを、クライアントが接続された第2のLERに転送するデータパケット転送手段
    をさらに備える、請求項13に記載の第1のLER。
  16. 第1の仮想マシンが第1のLERに登録する前に最後に登録された第3のLERから受信されたデータパケットを、第1の仮想マシンに転送するデータパケット転送手段
    をさらに備える、請求項13に記載の第1のLER。
  17. クライアントが接続された第2のLERから受信されたデータパケットを、第1の仮想マシンに転送するデータパケット転送手段
    をさらに備える、請求項13に記載の第1のLER。
  18. 第1の仮想マシンが第1のLERに登録された後に最後に登録された第4のLERから、仮想マシン結合更新メッセージを受信する仮想マシン結合更新メッセージ受信手段をさらに備え、
    更新手段が、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第4のLERへの結合を反映するようにさらに構成された、
    請求項13に記載の第1のLER。
  19. クライアントが接続された第2のLERから受信され第1の仮想マシンに宛てられたデータパケットを、第4のLERに転送するデータパケット転送手段
    をさらに備える、請求項18に記載の第1のLER。
  20. 第3のLERがそれ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映することができるように、第1の仮想マシンが第1のLERに登録する前に最後に登録された第3のLERに仮想マシン結合更新メッセージを送信する仮想マシン結合更新メッセージ送信手段
    をさらに備える、請求項13に記載の第1のLER。
  21. 第1のLERが位置するエリアの第1のARRに第1の仮想マシン結合照会メッセージを送信して、第2の仮想マシンの結合を取得する仮想マシン結合照会メッセージ送信手段であって、第1のLERに接続されたクライアントが、データパケットを第2の仮想マシンに送信することを望む、仮想マシン結合照会メッセージ送信手段と、
    第1のLERが位置するエリアの第1のARRから第1の仮想マシン結合照会告知メッセージを受信する仮想マシン結合照会告知メッセージ受信手段と
    をさらに備え、
    更新手段が、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第2の仮想マシンの対応するLERへの結合を反映するようにさらに構成された、
    請求項13に記載の第1のLER。
  22. 第1のLERが位置するエリアの第1のARRから第1の仮想マシン結合データベース告知メッセージを受信する仮想マシン結合データベース告知メッセージ受信手段
    をさらに備え、
    更新手段が、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第2の仮想マシンのLER間のマイグレーションを反映するようにさらに構成された、
    請求項21に記載の第1のLER。
  23. データパケット転送手段が、データパケットの転送等価クラスに基づいてデータパケットを転送し、第1の仮想マシン宛てのデータパケットの転送等価クラスが、第1の仮想マシン自体のIPアドレスの代わりに第1の仮想マシンが登録されたLERのIPアドレスに基づいて、データパケット用のイングレスLERによって決定される、
    請求項15、16、17、19のうちのいずれか一項に記載の第1のLER。
  24. MEF発見メッセージに含まれたVMIDが仮想マシンのマイグレーションをサポートするためのIPアドレスの範囲内にあることを見出したとき、更新手段が、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映する、
    請求項13に記載の第1のLER。
  25. マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにわたって仮想マシンのマイグレーションをサポートするための方法であって、
    第1のエリアルートリフレクタ(ARR)が、第1のARRのエリア内に位置する第1のラベルエッジアウタ(LER)から、第1の仮想マシンが第1のLERに結合されたことを示す仮想マシン結合更新メッセージを受信するステップと、
    第1のARRが、受信された仮想マシン結合更新メッセージに基づいてそれ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映するステップと
    を含む、方法
  26. 第1のARRが、第2の仮想マシンの結合を取得することを意図する第1の仮想マシン結合照会メッセージを、第1のLERから受信するステップと、
    第1のARRが、第1の仮想マシン結合照会告知メッセージを第1のLERに送信して、第2の仮想マシンの対応するLERへの結合を第1のLERに通知するステップと
    をさらに含む、請求項25に記載の方法。
  27. 第1のARRが、第2の仮想マシン結合照会メッセージを任意の他のARRに送信して、第2の仮想マシンの結合を取得するステップと、
    第1のARRが、第2の仮想マシンの対応するLERへの結合を反映する第2の仮想マシン結合照会告知メッセージを、任意の他のARRのうちの少なくとも1つから受信するステップと
    をさらに含む、請求項26に記載の方法。
  28. 第1のARRが、第1の仮想マシンの結合を取得することを意図する第2の仮想マシン結合照会メッセージを、第2のARRから受信するステップと、
    第1のARRが、第2の仮想マシン結合照会告知メッセージを第2のARRに送信して、第1の仮想マシンの結合を第2のARRに通知するステップと
    をさらに含む、請求項25に記載の方法。
  29. 第1のARRが、第1の仮想マシン結合データベース告知メッセージを第1のLERに送信して、第2の仮想マシンのLER間のマイグレーションを第1のLERに通知するステップ
    をさらに含む、請求項26に記載の方法。
  30. 第1のARRが、第2の仮想マシンのLER間のマイグレーションを示す第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを、任意の他のARRのうちの少なくとも1つから受信するステップ
    をさらに含む、請求項29に記載の方法。
  31. 第1のARRが、第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを第2のARRに送信して、第1の仮想マシンのLER間のマイグレーションを第2のARRに通知するステップ
    をさらに含む、請求項28に記載の方法。
  32. 第1のARRが、第1の仮想マシンが第3のARRによってサービスされるエリア内の1つのLERから第1のLERにマイグレーションされたことを示す仮想マシン結合更新メッセージを、第3のARRに送信するステップと、
    第1のARRが、第1の仮想マシンに関する照会ログを示す第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを、第3のARRから受信するステップと
    をさらに含む、請求項25に記載の方法。
  33. 第1のARRが、第1の仮想マシンが第1のLERから第4のARRによってサービスされるエリア内の1つのLERにマイグレーションされたことを示す仮想マシン結合更新メッセージを、第4のARRから受信するステップと、
    第1のARRが、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンが第1のLERから第4のARRによってサービスされるエリア内の1つのLERにマイグレーションされたことを反映するステップと、
    第1のARRが、第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを第4のARRに送信して、第1の仮想マシンに関する照会ログを第4のARRに通知するステップと
    をさらに含む、請求項25に記載の方法。
  34. マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにわたって仮想マシンのマイグレーションをサポートする第1のエリアルートリフレクタ(ARR)であって、
    第1のARRのエリア内に位置する第1のラベルエッジルータ(LER)から、第1の仮想マシンが第1のLERに結合されたことを示す仮想マシン結合更新メッセージを受信する仮想マシン結合更新メッセージ受信手段と、
    受信された仮想マシン結合更新メッセージに基づいてそれ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンの第1のLERへの結合を反映する更新手段と
    を備える、第1のARR。
  35. 第2の仮想マシンの結合を取得することを意図する第1の仮想マシン結合照会メッセージを、第1のLERから受信する仮想マシン結合照会メッセージ受信手段と、
    第1の仮想マシン結合照会告知メッセージを第1のLERに送信して、第2の仮想マシンの対応するLERへの結合を第1のLERに通知する仮想マシン結合照会告知メッセージ送信手段と
    をさらに備える、請求項34に記載の第1のARR。
  36. 第2の仮想マシン結合照会メッセージを任意の他のARRに送信して、第2の仮想マシンの結合を取得する仮想マシン結合照会メッセージ送信手段と、
    第2の仮想マシンの対応するLERへの結合を反映する第2の仮想マシン結合照会告知メッセージを、任意の他のARRのうちの少なくとも1つから受信する仮想マシン結合照会告知メッセージ受信手段と
    をさらに備える、請求項35に記載の第1のARR。
  37. 第1の仮想マシンの結合を取得することを意図する第2の仮想マシン結合照会メッセージを、第2のARRから受信する仮想マシン結合照会メッセージ受信手段と、
    第2の仮想マシン結合照会告知メッセージを第2のARRに送信して、第1の仮想マシンの結合を第2のARRに通知する仮想マシン結合照会告知メッセージ送信手段と
    をさらに備える、請求項34に記載の第1のARR。
  38. 第1の仮想マシン結合データベース告知メッセージを第1のLERに送信して、第2の仮想マシンのLER間のマイグレーションを第1のLERに通知する仮想マシン結合データベース告知メッセージ送信手段
    をさらに備える、請求項35に記載の第1のARR。
  39. 第2の仮想マシンのLER間のマイグレーションを示す第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを、任意の他のARRのうちの少なくとも1つから受信する仮想マシン結合データベース告知メッセージ受信手段
    をさらに備える、請求項38に記載の第1のARR。
  40. 第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを第2のARRに送信して、第1の仮想マシンのLER間のマイグレーションを第2のARRに通知する仮想マシン結合データベース告知メッセージ送信手段
    をさらに備える、請求項37に記載の第1のARR。
  41. 第1の仮想マシンが第3のARRによってサービスされるエリア内の1つのLERから第1のLERにマイグレーションされたことを示す仮想マシン結合更新メッセージを、第3のARRに送信する仮想マシン結合更新メッセージ送信手段と、
    第1の仮想マシンに関する照会ログを示す第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを、第3のARRから受信する仮想マシン結合データベース告知メッセージ受信手段と
    をさらに備える、請求項34に記載の第1のARR。
  42. 仮想マシン結合更新メッセージ受信手段が、第4のARRから仮想マシン結合更新メッセージを受信するようにさらに構成され、第4のARRから受信された仮想マシン結合更新メッセージが、第1の仮想マシンが第1のLERから第4のARRによってサービスされるエリア内の1つのLERにマイグレーションされたことを示し、
    更新手段が、それ自体の仮想マシン結合データベースを更新して、第1の仮想マシンが第1のLERから第4のARRによってサービスされるエリア内の1つのLERにマイグレーションされたことを反映するようにさらに構成され、
    第1のARRが、
    第2の仮想マシン結合データベース告知メッセージを第4のARRに送信して、第1の仮想マシンに関する照会ログを第4のARRに通知する仮想マシン結合データベース告知メッセージ送信手段
    をさらに備える、請求項34に記載の第1のARR。
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