JP2014519004A - 乱流バー組立体 - Google Patents

乱流バー組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP2014519004A
JP2014519004A JP2014509372A JP2014509372A JP2014519004A JP 2014519004 A JP2014519004 A JP 2014519004A JP 2014509372 A JP2014509372 A JP 2014509372A JP 2014509372 A JP2014509372 A JP 2014509372A JP 2014519004 A JP2014519004 A JP 2014519004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hoop
cylinder
adjustment block
turbulent
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014509372A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5866435B2 (ja
Inventor
ウェデル,グレゴリー,エル.
アイブズ,アラン,ティー.
ヘンリー,ティモシー,エヌ.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kadant Johnson Inc
Original Assignee
Kadant Johnson Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kadant Johnson Inc filed Critical Kadant Johnson Inc
Publication of JP2014519004A publication Critical patent/JP2014519004A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5866435B2 publication Critical patent/JP5866435B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/02Drying on cylinders
    • D21F5/022Heating the cylinders
    • D21F5/028Heating the cylinders using steam
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/02Drying on cylinders
    • D21F5/10Removing condensate from the interior of the cylinders
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/9029With coupling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49826Assembling or joining

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

軸方向に伸びるシリンダに用いられる乱流バー組立体は、前記軸方向に伸びる複数のバーと、少なくとも1個のフープと、を備える。前記少なくとも1個のフープは、前記複数のバーに接続する1個以上のフープセグメントと、前記1個以上のフープセグメントに係合して、調整ブロックの前記軸方向の動きに応じて前記少なくとも1個のフープの径方向寸法を拡大及び縮小するための1個以上の連結器とを有する。
【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2011年5月3日に提出された米国特許出願第13/099,885号の優先権を主張する。
本開示は、蒸気加熱シリンダの分野に関連し、より詳しくは、蒸気加熱シリンダ用の乱流バー組立体(turbulence bar assembly)に関する。
蒸気加熱回転シリンダは、例えば紙のような様々な材料を生産及び加工する多くの産業で利用される。例えば、紙のウェブ(web)は、加熱された1個以上のシリンダ上で動かすことによって乾燥できる。コルゲーティング産業(corrugating industry)において、しばしば、シリンダの直径は、直径2フィート未満であり、長さは10〜15フィートでる。蒸気(steam)は、回転シール(別名ロータリジョイント)を通してシリンダにもたらされる。シリンダ内部の蒸気の熱は、シリンダの外板を通ってシリンダの外側に配置された材料のウェブへ伝達される。熱い蒸気からウェブへと熱が伝達されると、シリンダ内部の蒸気は凝結する。このように形成された凝縮液(condensate)は、その後、サイフォン・パイプ(syphon pipe)を通ってシリンダから除去される。サイフォン・パイプは、ロータリジョイントを経由して外部のパイプ又はタンクに接続されている
低い回転速度では、シリンダ内部に残留する凝縮液はシリンダの底の水たまりに貯まりやすい。この状態を「ポンディング(ponding)状態」と呼ぶ。シリンダの回転速度が増加するにつれて水たまりの凝縮液は円筒状の外板とともに回転し始めるが、凝縮液がシリンダの上部に近づくと水たまりに落ちる。この状態を「カスケーディング(cascading)」状態と呼ぶ。早い回転速度では、凝縮液が円筒状の外板の内周の全周に亘ってシリンダについて回るようになる。この状態を「リミング(rimming)状態」と呼ぶ。
シリンダが回転するときに、水はシリンダ自体と一緒に回転する。そして、水の重量が加わることによりシリンダを回転させるために加える回転力の増大が必要になる。ポンディング状態及びカスケーディング状態のシリンダを回転させるために要する動力を最小化し、リミング状態の凝縮液を通る熱の伝達を最大にするために、サイフォン・パイプは、典型的に、シリンダ内にある凝縮液の量を最小化するように設計されている。
高い回転速度では、リミング状態の凝縮液の層は非常に停滞していて、シリンダ内部の蒸気とシリンダの円筒状の外板の内面との間に遮断バリア(insulating barrier)を形成する。残留する凝縮液の薄い層でさえ、蒸気から円筒状の外板まで熱の伝達を妨げる大きな抵抗となりうる。
リミング状態の凝縮液に乱流を発生させることによって凝縮液層を経由する対流伝熱率が上昇することが知られている。以前からこの目的のために乱流バーが用いられた。乱流バーは、シリンダ内に配置され、さまざまな手段によって、円筒状の外板の内面に固定される。乱流バーは、リミング状態の凝縮液に乱流を発生させ、個々のバーの間に乱流が形成される。凝縮液の乱流の増加は伝熱率を上昇させ、シリンダからの伝熱の均一性を向上する傾向がある。
乱流バーをシリンダの内部に固定するために様々な構造が開発されている。これらの構造には、磁石、ばね、ピン及びボルトが含まれる。典型的には、シリンダの円筒状の外板の内面へ向かって押圧される複数のフープ又はフープセグメントを使用して、円筒状の外板の内面にバーが固定される。例えば、ある従来技術の設計では、ねじターンバックルと止めナットを使用して2個のフープセグメントを相互接続し、外側へフープセグメントを押圧するように調整する。別の例として、いくつかの従来技術の設計では、外側へフープセグメントを押圧するためにフープセグメント間にばねを設けている。
本願明細書では、乱流バー組立体と、乱流バー組立体を含む乾燥シリンダとが教示される。
本願明細書において、軸方向に伸びるシリンダに用いられる乱流バー組立体が教示される。乱流バー組立体は、前記軸方向に伸びる複数のバーと、少なくとも1個のフープを含む。前記少なくとも1個のフープは、前記複数のバーに接続する1個以上のフープセグメントと、前記1個以上のフープセグメントに係合して、調整ブロックの前記軸方向の動きに応じて前記少なくとも1個のフープの径方向寸法を拡大及び縮小するための1個以上の連結器と、を有する。
本願明細書において教示される乾燥シリンダは、軸方向に伸びるシリンダを含む。前記シリンダは内面を有する。前記乾燥シリンダも、前記シリンダ内に配置される乱流バー組立体を含む。前記乱流バー組立体は、前記軸方向に伸びる複数のバーを含む。複数のフープは、前記複数のバーに接続し、互いに軸方向に間隔を置いている。前記フープは、前記複数のバーに接続している1個以上のフープセグメントと、1個以上の連結器とを有する。前記連結器は、ハウジングと、実質的にくさび形の調整ブロックと、該調整ブロックに螺合するねじ式固定具であって前記調整ブロックに対する前記ねじ式固定具の回転に応じて前記ハウジングに対して前記軸方向に前記調整ブロックを移動するねじ式固定具と、を含む。前記連結器は、前記1個以上のフープセグメントに係合し、実質的にくさび形の前記調整ブロックの前記軸方向の動きに応じて前記複数のフープのうちのそれぞれの径方向寸法を拡大及び縮小する。そして、前記それぞれのフープの径方向寸法の拡大は、前記複数のバーを前記シリンダの内面に係合させるように操作可能である。
本願明細書では、軸方向に伸びるシリンダ内に乱流バー組立体を取り付ける方法も教示される。この方法は、前記シリンダの外側で、1個以上の連結器と複数の乱流バーとに1個以上のフープセグメントを接続するステップを含む。前記1個以上の連結器は、各々、前記シリンダの前記軸方向に移動して1個以上のフープの径方向寸法を拡大及び縮小できる調整ブロックを有する。この方法は、第1の前記フープが前記シリンダの外側にある間に前記第1のフープの前記径方向寸法を減らすように前記連結器を調整し、前記第1のフープと前記乱流バーとを前記シリンダの内部に動かし、前記第1のフープが前記シリンダの内部に配置されている間に前記連結器の前記径方向寸法が拡大するように前記第1のフープの前記連結器を調整して、前記乱流バーを前記シリンダに係合させるステップも含む。
本装置の様々な特徴、効果及び他の使用法は、以下の詳細な説明及び図面を参照することによってより明らかになるであろう。
乱流バー組立体を有する円筒状乾燥機を示す図である。 乱流バー組立体を示す斜視図である。 図1の円筒状乾燥機のシリンダの断面図である。 (a)は2個の連結器によって相互接続される一対のフープセグメントを含むフープを示す図であり、(b)は3個の連結器によって、相互接続される3個のフープセグメントを含むフープを示す図である。 乱流バー組立体のフープ及び連結装置を示している斜視図である、 フープと連結器との係合が示されている図5の連結器の断面図である。 第2実施例による連結器及びフープを示す斜視図である。 フープとの係合が示されている第2実施例の連結器の断面図である。
乱流バーは、通常、円筒状乾燥機のスチーム加熱された乾燥シリンダの内部の所定位置で組み立てられる。シリンダを分解することを回避するために、典型的に、乱流バー組立体は、シリンダの端に成型(cast)される着脱可能なポートを通して導入される。乱流バー組立体の構成要素の大きさはポートを通過できるように定められる。そして、乱流バー組立体をシリンダ内部に入れた後に乱流バー組立体が組み立てられる。この状況は、乱流バー組立体の組み立て作業を難しくする。シリンダが小さく、乱流バー組立体を組み立てる設置者が物理的にシリンダに入れないようにシリンダの大きさが定められている場合には、乱流バー組立体の組み立て作業は更に難しくなる。
図1は、乱流バー組立体20を有する円筒状乾燥機10を示す。円筒状乾燥機10は、シリンダ14を支持する一対の軸頸(journal)12を含む。軸頸12は、例えば床などの支持面に対して固定する。シリンダ14は、シリンダ14の先端の各々を軸頸12の一方に接続する軸受ハウジング及びベアリングを含む軸受アセンブリ16によって、軸頸12に対して支持される。1個以上の導管18が、ロータリジョイント17を経由してシリンダ14に連通し、蒸気、水及び空気のいずれか又は全てをシリンダ14へ供給し、シリンダ14から取り除く。
図2及び図3に示すように、乱流バー組立体20は、1個以上のフープ22と、1個以上の乱流バー26とを含む。フープ22は、1個以上のフープセグメント23と1個以上の連結器24により画成される。図示の実施例では、乱流バー組立体20は3個のフープ22と8本の乱流バー26を含み、各フープ22は1個のフープセグメント23と1個の連結器24を有し、8本の乱流バー26は、乱流バー26に沿って離間した位置で3個のフープ22に接続される。この構成は、例えば、直径20インチのシリンダ14で利用できる。図示するとおり、単一のフープ22が乱流バー組立体20の第1端部に隣接して配置される。その一方で、一対のフープ22は互いに隣接して配置され、これらは、乱流バー組立体20の第2端部に隣接して配置される。このような構成は、熱膨張に対して乱流バー組立体20がシリンダ14の所定位置に固定されたまま留まる能力を強化できる。ただし、フープ22間の配置間隔はいかなる所望の間隔であってもよい。例えば、フープ22間の間隔は等間隔であってもよい。フープ22、連結器24及び乱流バー26の数は、特定の適用例のために修正してよい。
乱流バー26は、その長さがシリンダ14の軸方向に伸びる細長い形状を有する。シリンダ14内部に導入されるときに、乱流バー26はシリンダ14の内面15に係合される。
乱流バー26は、中空の管状構造であってもよい。各乱流バー26の横断面は、正方形、矩形、多角形、又は他のいかなる適切な断面形状であってよい。
フープ22への乱流バー26の接続を可能にするために、開口28が乱流バー26に形成される。例えば、開口28は、フープ22と乱流バー26とを接続するために開口28を係合するピン30を受けるように構成されることができる。ピン30は、米国特許第7,178,582号に記載されている形式のものであってもよく、現在知られている又は後で開発される適切に設計された他のいかなるものでもよい。
フープ22は、実質的に円形構造であり、フープセグメント23及び連結器24により画成される。連結器24との係合を可能にするために、フープ22は、完全な円より短い範囲に延在し、不連続である。フープセグメント23は第1端部32及び第2端部34との間に延在する。そして、第1端部32及び第2端部34のそれぞれは連結器24の一つに係合する。
フープ22は、単一のフープセグメント23及び単一の連結器24により画成されてよい(図3)。これに代えて、図4の(a)及び図4の(b)に示すように、複数のフープセグメント23からフープ22を形成してもよい。例えば、2個のフープセグメント23をフープ22の一部として設けてもよい。この場合には2個の連結器が設けられる(図4の(a))。他の例として、3個のフープセグメント23が設けられてもよい。この場合には3個の連結器24が設けられる(図4の(b))。他のいかなる数のフープセグメント23をフープ22を画成するために設けてもよい。そして、通常、設けられる連結器24とフープセグメント23の数は等しくてよい。
フープ22を乱流バー26に接続するために、フープ22を貫通する開口36が形成される。開口36は、放射状に伸び、且つフープセグメント23の周に沿う間隔をあけて位置している。開口36は、ピン30の部分を受けるように構成される。乱流バー26の開口28とピン30の係合との結合と同様に、フープセグメント23の開口36とピン30の係合は、乱流バー26がフープ22に関して移動するのを抑制する。
図5及び図6に示すように、連結器24は、ハウジング38、調整ブロック40及びねじ式固定具42を含む。
ハウジング38は、通常、矩形の構成でもよく、第1開口端44から第2開口端46まで伸びる。例えば、ハウジング38は、中空矩形の管の一部であってよい。ねじ式固定具42を受けるために、対向する開口48がハウジング38に形成される。
調整ブロック40は、ねじ穴(threaded aperture)50を含む。ねじ穴50をハウジング38の開口48に位置合わせするように、ハウジング38内に調整ブロック40が配置される。したがって、ねじ式固定具42は、ハウジング38の開口48と調整ブロック40のねじ穴50とを通って延びる。
ねじ式固定具42と調整ブロック40との螺合は、ねじ式固定具42の回転に応答してハウジング38の中で調整ブロック40を進退させる。特に、調整ブロック40は、ハウジング38の第2端部54からハウジング38の第1端部52まで移動可能である。ハウジング38に対する調整ブロック40の動きは、ハウジング38に対する調整ブロック40の複数の位置を決め、ハウジング38の第1端部52と第2端部54の間の各々から調整ブロックまでの距離の変更を可能にするように操作可能である。例えば、ハウジング38に対する調整ブロック40の第1位置及び第2位置は、ハウジング38の第1端部52と調整ブロック40との間の第1距離によって第1位置が特徴づけられ、調整ブロック40とハウジング38の第1端部52との間の比較的短い第2距離によって第2位置が特徴付けられるように定めることができる。
調整ブロック40とフープセグメント23との直接の係合によって、又は調整ブロック40とフープセグメント23との間接的な係合によって、フープセグメント23の1個以上の第1端部32及び第2端部34をハウジング38に関して内側及び外側へ移動するように、調整ブロック40の進退動を操作できる。フープ22の第1端部32及び第2端部34がハウジング38に関して外側へ移動するときに、フープ22の径方向寸法は増加する。これによって、シリンダ14の内面15の方へ乱流バー26を動かして、乱流バー26をシリンダ14の内面15に係合させて保持することができる。ハウジング38に関して外側方向のフープ22の第1端部32及び第2端部34の移動は、フープ22の径方向寸法を減少させる。これによって、フープ22により乱流バー26に作用していた力を減少でき、乱流バー26は、シリンダ14の内面15又はフープ22自体に関して部分的に、又は完全に分離できるようになる。
調整ブロック40とフープ22との間の直接の係合の実施例は、図5及び図6に示す。調整ブロック40は、第1テーパ面56及び第2テーパ面58によって画成されるくさびの形状する。第1テーパ面56及び第2テーパ面58は、互いに対向するように調整ブロック40上に形成され、ねじ式固定具42の両側の対向する側方に形成される。このように、調整ブロック40は、実質的にくさび形の調整ブロックであってよい。第1テーパ面56はハウジング38の第1開口端44に隣接して第1開口端44に対向する。その一方で、第2テーパ58面はハウジング38の第2開口端46に隣接して第2開口端46に対向する。
調整ブロック40とフープセグメント23との直接の係合は、調整ブロック40の第1テーパ面56及び第2テーパ面58と、フープ22のフープセグメント23のうちのひとつの第1端部分32の上に形成される第1テーパ面60及びフープ22のフープセグメント23のうちのひとつの第2端部34の上に形成される第2テーパ面62と、の間の係合によって生じる。調整ブロック40の第1テーパ面56及び第2テーパ面58と、フープ22のフープセグメント23の第1テーパ端面60及び第2テーパ端面62とは、調整ブロック40がハウジング38の第2端部54からハウジング38の第1端部52の方へ移動するときに、第1端部32及び第2端部34が外側へ動き、ハウジング38の第1開口端44及び第2開口端46へ移動するように構成される。例えば、調整ブロック40の第1テーパ面56及び第2テーパ面58の各々は、ハウジング38の第1及び第2の開口端44、46との間で鋭角をなしてよい。その場合には、フープ22の第1テーパ端面60及び第2テーパ端面62は相補的に角度付けられる。
代替の連結器124を図7及び図8に示す。連結器124は、フープ22の第1端部32及び第2端部34を外側又は内側に移動させ、それによって、調整ブロック140とフープ22のフープセグメント23の第1端部32及び第2端部34との間の間接的な係合によって、フープ22の径方向寸法を変える。
連結器124はハウジング138を含み、ハウジング138は、連結器24のハウジング38に関連するすべての点において同一である。ハウジング138は、第1開口端144、第2開口端146、開口148、第1端部152及び第2端部154を含む。これらの全ては、ハウジング38の等価な部分について述べたとおりである。
連結器124は、調整ブロック140を含む。調整ブロック140の構造及びねじ式固定具142に対する調整ブロック140の動作は、調整ブロック40及びねじ式固定具42について述べたとおりである。調整ブロック140は、ねじ穴150、第1テーパ面156及び第2テーパ面158を含む。これらの全ては、調整ブロック40の等価な構成要素について述べたとおりである。
調整ブロック140は、直接フープ22のフープセグメント23の第1端部32及び第2端部34を係合しない。第1端部32及び第2端部34は、第1サイドレール170及び第2サイドレール172に係合する。第1サイドレール170は第1テーパ係合面174を有し、第1テーパ係合面174は調整ブロック140の第1テーパ面156と係合でき、フープ22の第1テーパ面60と同様に作動する。第2サイドレール172は第2テーパ係合面176を有し、第2テーパ係合面176は調整ブロック140の第2テーパ面158に係合でき、フープ22の第2テーパ端面62と同様に作用する。
第1サイドレール170は、第1テーパ係合面174の反対側に形成される第1凹部178を有する。第1凹部178は、ハウジング138の第1開口端144に関して有意な角度を画成しない内面180を含む。すなわち、ハウジング138の第1開口端144により画成される平面と第1内面180とは実質的に平行である。
第2サイドレール172は、第2テーパ係合面176の反対側に形成される第2凹部182を有する。第2凹部182は、ハウジング138の第2開口端146に関して有意な角度を画成しない内面184を含む。すなわち、ハウジング138の第2開口端146により画成される平面と第2内面184とは実質的に平行である。
ハウジング138の第1端部152及び第2端154の間における、ハウジング138に対する調整ブロック140の進退動は、調整ブロック40及びハウジング38について述べたとおりであり、第1位置と第2位置との間の運動を含む。調整ブロック140は、間接的に、第1ストレート面(first straight surface)160及び第2ストレート面(second straight surface)162に間接的に係合する。第1ストレート面160は、フープ22のフープセグメント23のうちのひとつの第1端部32に形成され、第2ストレート面は、フープ22のフープセグメント23のうちのひとつの第2端部34に形成される。それぞれ、第1ストレート面160及び第2ストレート面162は、第1サイドレール170及び第2サイドレール172の第1凹部178及び第2凹部182の内部にそれぞれ配置される。このように、第1ストレート面160及び第2ストレート面162は、第1サイドレール170及び第2サイドレール172の第1内面180及び第2内面184と係合可能である。半径方向のフープ22のフープセグメント23の第1端部32及び第2端部34の径方向の運動を抑制するために、フープ22のフープセグメント23の第1端部32及び第2端部34は、第1凹部178及び第2凹部182の内部に係合可能である。
調整ブロック140の第1テーパ面156及び第2テーパ面158と、第1サイドレール170及び第2サイドレール172の第1テーパ係合面174及び第2テーパ係合面176は、調整ブロックがハウジング138の第2端部154からハウジング138の第1端部152の方へ移動すると、第1サイドレール170及び第2サイドレール172が外側へ動いて、ハウジング138の第1開口端144及び第2開口端146の方へ移動するように、構成される。第1サイドレール170及び第2サイドレール172は、フープ22のフープセグメント23の第1端部32及び第2端部34に係合する。これによって、第1サイドレール170及び第2サイドレール172の移動に応じて、第1端部32及び第2端部34に外側に動き、ハウジング138の第1開口端144及び第2開口端146の方へ移動する。
前述の実施例のいずれかにおいて、第1テーパ面56及び第2テーパ面58、第1端部32及び第2端部34、第1テーパ係合面174及び第2テーパ係合面176、並びにテーパ面156及び158に鋸歯を設けて表面間の係合を強化し、それぞれの部品を互いに所望の位置に固定できるようにしてもよい。鋸歯は、マイクロ鋸歯であってよい。ねじ式固定具42又はねじ式固定具142の位置を特定するために、鋸状ロックワッシャ(serrated locking washer)、鋸状フランジヘッド(serrated flanged head)又はゆるみ止め用接着剤(self-locking adhesive)を設けてもよい。
操作の際には、最初に、シリンダ14の端に隣接し且つその外側にフープセグメント23を置くことで、乱流バー組立体20が設けられる。その後、乱流バー26は、例えばピン30によってフープセグメント23に接続される。その後、連結器24のうちの1個を、その調整ブロック40が完全に後退した状態(すなわち調整ブロック40がハウジング38の第2端部54に隣接した状態)で、フープセグメント23の第1端部32及び第2端部34の間に取り付ける。その後、シリンダ14内に乱流バー組立体20をスライドさせる。シリンダ14内に乱流バー組立体20をスライドさせながら、フープ20がシリンダ14へ入る直前に取り付けられるように追加のフープ22を加える。全てのフープ22が所定位置に取り付けられ、シリンダ14内の最終的な軸位置に乱流バー組立体20が留置された後に、フープ22を拡大するために連結器24が利用される。それによって、シリンダ14内の乱流バー組立体20の位置を決定する。フープ22の径方向寸法の拡大は、乱流バー26をシリンダ14の内面15と係合するように操作可能である。これは、シリンダ14の外側から各連結器24の固定具42に達するために適切な長さの延長ロッドを有する六角ソケットレンチを用いて行うことができる。乱流バー組立体20が取り付けられた後に、円筒状乾燥機10は通常の方法で作動できる。
本開示は、現在最も実現的で好ましい実施形態であると考えられるものを対象にしているが、本発明が、開示された実施形態に限られるのではなく、むしろそれとは反対に、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内に含まれる様々な変形及び等価な配置を網羅することを意図することを理解するべきであり、その範囲は、法律によって許される変更態様及び等価な構造の全てを含むべく、最も幅広い解釈を与えられるものである。
関連出願の相互参照
本出願は、2011年5月3日に提出された米国特許出願第13/099,885号の優先権を主張する。
本開示は、蒸気加熱シリンダの分野に関連し、より詳しくは、蒸気加熱シリンダ用の乱流バー組立体(turbulence bar assembly)に関する。
蒸気加熱回転シリンダは、例えば紙のような様々な材料を生産及び加工する多くの産業で利用される。例えば、紙のウェブ(web)は、加熱された1個以上のシリンダ上で動かすことによって乾燥できる。コルゲーティング産業(corrugating industry)において、しばしば、シリンダの直径は、直径2フィート未満であり、長さは10〜15フィートでる。蒸気(steam)は、回転シール(別名ロータリジョイント)を通してシリンダにもたらされる。シリンダ内部の蒸気の熱は、シリンダの外板を通ってシリンダの外側に配置された材料のウェブへ伝達される。熱い蒸気からウェブへと熱が伝達されると、シリンダ内部の蒸気は凝結する。このように形成された凝縮液(condensate)は、その後、サイフォン・パイプ(syphon pipe)を通ってシリンダから除去される。サイフォン・パイプは、ロータリジョイントを経由して外部のパイプ又はタンクに接続されている
低い回転速度では、シリンダ内部に残留する凝縮液はシリンダの底の水たまりに貯まりやすい。この状態を「ポンディング(ponding)状態」と呼ぶ。シリンダの回転速度が増加するにつれて水たまりの凝縮液は円筒状の外板とともに回転し始めるが、凝縮液がシリンダの上部に近づくと水たまりに落ちる。この状態を「カスケーディング(cascading)」状態と呼ぶ。早い回転速度では、凝縮液が円筒状の外板の内周の全周に亘ってシリンダについて回るようになる。この状態を「リミング(rimming)状態」と呼ぶ。
シリンダが回転するときに、水はシリンダ自体と一緒に回転する。そして、水の重量が加わることによりシリンダを回転させるために加える回転力の増大が必要になる。ポンディング状態及びカスケーディング状態のシリンダを回転させるために要する動力を最小化し、リミング状態の凝縮液を通る熱の伝達を最大にするために、サイフォン・パイプは、典型的に、シリンダ内にある凝縮液の量を最小化するように設計されている。
高い回転速度では、リミング状態の凝縮液の層は非常に停滞していて、シリンダ内部の蒸気とシリンダの円筒状の外板の内面との間に遮断バリア(insulating barrier)を形成する。残留する凝縮液の薄い層でさえ、蒸気から円筒状の外板まで熱の伝達を妨げる大きな抵抗となりうる。
リミング状態の凝縮液に乱流を発生させることによって凝縮液層を経由する対流伝熱率が上昇することが知られている。以前からこの目的のために乱流バーが用いられた。乱流バーは、シリンダ内に配置され、さまざまな手段によって、円筒状の外板の内面に固定される。乱流バーは、リミング状態の凝縮液に乱流を発生させ、個々のバーの間に乱流が形成される。凝縮液の乱流の増加は伝熱率を上昇させ、シリンダからの伝熱の均一性を向上する傾向がある。
乱流バーをシリンダの内部に固定するために様々な構造が開発されている。これらの構造には、磁石、ばね、ピン及びボルトが含まれる。典型的には、シリンダの円筒状の外板の内面へ向かって押圧される複数のフープ又はフープセグメントを使用して、円筒状の外板の内面にバーが固定される。例えば、ある従来技術の設計では、ねじターンバックルと止めナットを使用して2個のフープセグメントを相互接続し、外側へフープセグメントを押圧するように調整する。別の例として、いくつかの従来技術の設計では、外側へフープセグメントを押圧するためにフープセグメント間にばねを設けている。
本願明細書では、乱流バー組立体と、乱流バー組立体を含む乾燥シリンダとが教示される。
本願明細書において、軸方向に伸びるシリンダに用いられる乱流バー組立体が教示される。乱流バー組立体は、前記軸方向に伸びる複数のバーと、少なくとも1個のフープを含む。前記少なくとも1個のフープは、前記複数のバーに接続する1個以上のフープセグメントと、前記1個以上のフープセグメントに係合して、調整ブロックの前記軸方向の動きに応じて前記少なくとも1個のフープの径方向寸法を拡大及び縮小するための1個以上の連結器と、を有する。
本願明細書において教示される乾燥シリンダは、軸方向に伸びるシリンダを含む。前記シリンダは内面を有する。前記乾燥シリンダも、前記シリンダ内に配置される乱流バー組立体を含む。前記乱流バー組立体は、前記軸方向に伸びる複数のバーを含む。複数のフープは、前記複数のバーに接続し、互いに軸方向に間隔を置いている。前記フープは、前記複数のバーに接続している1個以上のフープセグメントと、1個以上の連結器とを有する。前記連結器は、ハウジングと、実質的にくさび形の調整ブロックと、該調整ブロックに螺合するねじ式固定具であって前記調整ブロックに対する前記ねじ式固定具の回転に応じて前記ハウジングに対して前記軸方向に前記調整ブロックを移動するねじ式固定具と、を含む。前記連結器は、前記1個以上のフープセグメントに係合し、実質的にくさび形の前記調整ブロックの前記軸方向の動きに応じて前記複数のフープのうちのそれぞれの径方向寸法を拡大及び縮小する。そして、前記それぞれのフープの径方向寸法の拡大は、前記複数のバーを前記シリンダの内面に係合させるように操作可能である。
本願明細書では、軸方向に伸びるシリンダ内に乱流バー組立体を取り付ける方法も教示される。この方法は、前記シリンダの外側で、1個以上の連結器と複数の乱流バーとに1個以上のフープセグメントを接続するステップを含む。前記1個以上の連結器は、各々、前記シリンダの前記軸方向に移動して1個以上のフープの径方向寸法を拡大及び縮小できる調整ブロックを有する。この方法は、第1の前記フープが前記シリンダの外側にある間に前記第1のフープの前記径方向寸法を減らすように前記連結器を調整し、前記第1のフープと前記乱流バーとを前記シリンダの内部に動かし、前記第1のフープが前記シリンダの内部に配置されている間に前記連結器の前記径方向寸法が拡大するように前記第1のフープの前記連結器を調整して、前記乱流バーを前記シリンダに係合させるステップも含む。
本装置の様々な特徴、効果及び他の使用法は、以下の詳細な説明及び図面を参照することによってより明らかになるであろう。
乱流バー組立体を有する円筒状乾燥機を示す図である。 乱流バー組立体を示す斜視図である。 図1の円筒状乾燥機のシリンダの断面図である。 (a)は2個の連結器によって相互接続される一対のフープセグメントを含むフープを示す図であり、(b)は3個の連結器によって、相互接続される3個のフープセグメントを含むフープを示す図である。 乱流バー組立体のフープ及び連結装置を示している斜視図である、 フープと連結器との係合が示されている図5の連結器の断面図である。 第2実施例による連結器及びフープを示す斜視図である。 フープとの係合が示されている第2実施例の連結器の断面図である。
乱流バーは、通常、円筒状乾燥機のスチーム加熱された乾燥シリンダの内部の所定位置で組み立てられる。シリンダを分解することを回避するために、典型的に、乱流バー組立体は、シリンダの端に成型(cast)される着脱可能なポートを通して導入される。乱流バー組立体の構成要素の大きさはポートを通過できるように定められる。そして、乱流バー組立体をシリンダ内部に入れた後に乱流バー組立体が組み立てられる。この状況は、乱流バー組立体の組み立て作業を難しくする。シリンダが小さく、乱流バー組立体を組み立てる設置者が物理的にシリンダに入れないようにシリンダの大きさが定められている場合には、乱流バー組立体の組み立て作業は更に難しくなる。
図1は、乱流バー組立体20を有する円筒状乾燥機10を示す。円筒状乾燥機10は、シリンダ14を支持する一対の軸頸(journal)12を含む。軸頸12は、例えば床などの支持面に対して固定する。シリンダ14は、シリンダ14の先端の各々を軸頸12の一方に接続する軸受ハウジング及びベアリングを含む軸受アセンブリ16によって、軸頸12に対して支持される。1個以上の導管18が、ロータリジョイント17を経由してシリンダ14に連通し、蒸気、水及び空気のいずれか又は全てをシリンダ14へ供給し、シリンダ14から取り除く。
図2及び図3に示すように、乱流バー組立体20は、1個以上のフープ22と、1個以上の乱流バー26とを含む。フープ22は、1個以上のフープセグメント23と1個以上の連結器24により画成される。図示の実施例では、乱流バー組立体20は3個のフープ22と8本の乱流バー26を含み、各フープ22は1個のフープセグメント23と1個の連結器24を有し、8本の乱流バー26は、乱流バー26に沿って離間した位置で3個のフープ22に接続される。この構成は、例えば、直径20インチのシリンダ14で利用できる。図示するとおり、単一のフープ22が乱流バー組立体20の第1端部に隣接して配置される。その一方で、一対のフープ22は互いに隣接して配置され、これらは、乱流バー組立体20の第2端部に隣接して配置される。このような構成は、熱膨張に対して乱流バー組立体20がシリンダ14の所定位置に固定されたまま留まる能力を強化できる。ただし、フープ22間の配置間隔はいかなる所望の間隔であってもよい。例えば、フープ22間の間隔は等間隔であってもよい。フープ22、連結器24及び乱流バー26の数は、特定の適用例のために修正してよい。
乱流バー26は、その長さがシリンダ14の軸方向に伸びる細長い形状を有する。シリンダ14内部に導入されるときに、乱流バー26はシリンダ14の内面15に係合される。
乱流バー26は、中空の管状構造であってもよい。各乱流バー26の横断面は、正方形、矩形、多角形、又は他のいかなる適切な断面形状であってよい。
フープ22への乱流バー26の接続を可能にするために、開口28が乱流バー26に形成される。例えば、開口28は、フープ22と乱流バー26とを接続するために開口28を係合するピン30を受けるように構成されることができる。ピン30は、米国特許第7,178,582号に記載されている形式のものであってもよく、現在知られている又は後で開発される適切に設計された他のいかなるものでもよい。
フープ22は、実質的に円形構造であり、フープセグメント23及び連結器24により画成される。連結器24との係合を可能にするために、フープ22は、完全な円より短い範囲に延在し、不連続である。フープセグメント23は第1端部32及び第2端部34との間に延在する。そして、第1端部32及び第2端部34のそれぞれは連結器24の一つに係合する。
フープ22は、単一のフープセグメント23及び単一の連結器24により画成されてよい(図3)。これに代えて、図4の(a)及び図4の(b)に示すように、複数のフープセグメント23からフープ22を形成してもよい。例えば、2個のフープセグメント23をフープ22の一部として設けてもよい。この場合には2個の連結器が設けられる(図4の(a))。他の例として、3個のフープセグメント23が設けられてもよい。この場合には3個の連結器24が設けられる(図4の(b))。他のいかなる数のフープセグメント23をフープ22を画成するために設けてもよい。そして、通常、設けられる連結器24とフープセグメント23の数は等しくてよい。
フープ22を乱流バー26に接続するために、フープ22を貫通する開口36が形成される。開口36は、放射状に伸び、且つフープセグメント23の周に沿う間隔をあけて位置している。開口36は、ピン30の部分を受けるように構成される。乱流バー26の開口28とピン30の係合との結合と同様に、フープセグメント23の開口36とピン30の係合は、乱流バー26がフープ22に関して移動するのを抑制する。
図5及び図6に示すように、連結器24は、ハウジング38、調整ブロック40及びねじ式固定具42を含む。
ハウジング38は、通常、矩形の構成でもよく、第1開口端44から第2開口端46まで伸びる。例えば、ハウジング38は、中空矩形の管の一部であってよい。ねじ式固定具42を受けるために、対向する開口48がハウジング38に形成される。
調整ブロック40は、ねじ穴(threaded aperture)50を含む。ねじ穴50をハウジング38の開口48に位置合わせするように、ハウジング38内に調整ブロック40が配置される。したがって、ねじ式固定具42は、ハウジング38の開口48と調整ブロック40のねじ穴50とを通って延びる。
ねじ式固定具42と調整ブロック40との螺合は、ねじ式固定具42の回転に応答してハウジング38の中で調整ブロック40を進退させる。特に、調整ブロック40は、ハウジング38の第2端部54からハウジング38の第1端部52まで移動可能である。ハウジング38に対する調整ブロック40の動きは、ハウジング38に対する調整ブロック40の複数の位置を決め、ハウジング38の第1端部52と第2端部54の間の各々から調整ブロックまでの距離の変更を可能にするように操作可能である。例えば、ハウジング38に対する調整ブロック40の第1位置及び第2位置は、ハウジング38の第1端部52と調整ブロック40との間の第1距離によって第1位置が特徴づけられ、調整ブロック40とハウジング38の第1端部52との間の比較的短い第2距離によって第2位置が特徴付けられるように定めることができる。
調整ブロック40とフープセグメント23との直接の係合によって、又は調整ブロック40とフープセグメント23との間接的な係合によって、フープセグメント23の1個以上の第1端部32及び第2端部34をハウジング38に関して内側及び外側へ移動するように、調整ブロック40の進退動を操作できる。フープ22の第1端部32及び第2端部34がハウジング38に関して外側へ移動するときに、フープ22の径方向寸法は増加する。これによって、シリンダ14の内面15の方へ乱流バー26を動かして、乱流バー26をシリンダ14の内面15に係合させて保持することができる。ハウジング38に関して外側方向のフープ22の第1端部32及び第2端部34の移動は、フープ22の径方向寸法を減少させる。これによって、フープ22により乱流バー26に作用していた力を減少でき、乱流バー26は、シリンダ14の内面15又はフープ22自体に関して部分的に、又は完全に分離できるようになる。
調整ブロック40とフープ22との間の直接の係合の実施例は、図5及び図6に示す。調整ブロック40は、第1テーパ面56及び第2テーパ面58によって画成されるくさびの形状する。第1テーパ面56及び第2テーパ面58は、互いに対向するように調整ブロック40上に形成され、ねじ式固定具42の両側の対向する側方に形成される。このように、調整ブロック40は、実質的にくさび形の調整ブロックであってよい。第1テーパ面56はハウジング38の第1開口端44に隣接して第1開口端44に対向する。その一方で、第2テーパ58面はハウジング38の第2開口端46に隣接して第2開口端46に対向する。
調整ブロック40とフープセグメント23との直接の係合は、調整ブロック40の第1テーパ面56及び第2テーパ面58と、フープ22のフープセグメント23のうちのひとつの第1端部分32の上に形成される第1テーパ面60及びフープ22のフープセグメント23のうちのひとつの第2端部34の上に形成される第2テーパ面62と、の間の係合によって生じる。調整ブロック40の第1テーパ面56及び第2テーパ面58と、フープ22のフープセグメント23の第1テーパ端面60及び第2テーパ端面62とは、調整ブロック40がハウジング38の第2端部54からハウジング38の第1端部52の方へ移動するときに、第1端部32及び第2端部34が外側へ動き、ハウジング38の第1開口端44及び第2開口端46へ移動するように構成される。例えば、調整ブロック40の第1テーパ面56及び第2テーパ面58の各々は、ハウジング38の第1及び第2の開口端44、46との間で鋭角をなしてよい。その場合には、フープ22の第1テーパ端面60及び第2テーパ端面62は相補的に角度付けられる。
代替の連結器124を図7及び図8に示す。連結器124は、フープ22の第1端部32及び第2端部34を外側又は内側に移動させ、それによって、調整ブロック140とフープ22のフープセグメント23の第1端部32及び第2端部34との間の間接的な係合によって、フープ22の径方向寸法を変える。
連結器124はハウジング138を含み、ハウジング138は、連結器24のハウジング38に関連するすべての点において同一である。ハウジング138は、第1開口端144、第2開口端146、開口148、第1端部152及び第2端部154を含む。これらの全ては、ハウジング38の等価な部分について述べたとおりである。
連結器124は、調整ブロック140を含む。調整ブロック140の構造及びねじ式固定具142に対する調整ブロック140の動作は、調整ブロック40及びねじ式固定具42について述べたとおりである。調整ブロック140は、ねじ穴150、第1テーパ面156及び第2テーパ面158を含む。これらの全ては、調整ブロック40の等価な構成要素について述べたとおりである。
調整ブロック140は、直接フープ22のフープセグメント23の第1端部32及び第2端部34を係合しない。第1端部32及び第2端部34は、第1サイドレール170及び第2サイドレール172に係合する。第1サイドレール170は第1テーパ係合面174を有し、第1テーパ係合面174は調整ブロック140の第1テーパ面156と係合でき、フープ22の第1テーパ面60と同様に作動する。第2サイドレール172は第2テーパ係合面176を有し、第2テーパ係合面176は調整ブロック140の第2テーパ面158に係合でき、フープ22の第2テーパ端面62と同様に作用する。
第1サイドレール170は、第1テーパ係合面174の反対側に形成される第1凹部178を有する。第1凹部178は、ハウジング138の第1開口端144に関して有意な角度を画成しない内面180を含む。すなわち、ハウジング138の第1開口端144により画成される平面と第1内面180とは実質的に平行である。
第2サイドレール172は、第2テーパ係合面176の反対側に形成される第2凹部182を有する。第2凹部182は、ハウジング138の第2開口端146に関して有意な角度を画成しない内面184を含む。すなわち、ハウジング138の第2開口端146により画成される平面と第2内面184とは実質的に平行である。
ハウジング138の第1端部152及び第2端154の間における、ハウジング138に対する調整ブロック140の進退動は、調整ブロック40及びハウジング38について述べたとおりであり、第1位置と第2位置との間の運動を含む。調整ブロック140は、間接的に、第1ストレート面(first straight surface)160及び第2ストレート面(second straight surface)162に間接的に係合する。第1ストレート面160は、フープ22のフープセグメント23のうちのひとつの第1端部32に形成され、第2ストレート面は、フープ22のフープセグメント23のうちのひとつの第2端部34に形成される。それぞれ、第1ストレート面160及び第2ストレート面162は、第1サイドレール170及び第2サイドレール172の第1凹部178及び第2凹部182の内部にそれぞれ配置される。このように、第1ストレート面160及び第2ストレート面162は、第1サイドレール170及び第2サイドレール172の第1内面180及び第2内面184と係合可能である。半径方向のフープ22のフープセグメント23の第1端部32及び第2端部34の径方向の運動を抑制するために、フープ22のフープセグメント23の第1端部32及び第2端部34は、第1凹部178及び第2凹部182の内部に係合可能である。
調整ブロック140の第1テーパ面156及び第2テーパ面158と、第1サイドレール170及び第2サイドレール172の第1テーパ係合面174及び第2テーパ係合面176は、調整ブロックがハウジング138の第2端部154からハウジング138の第1端部152の方へ移動すると、第1サイドレール170及び第2サイドレール172が外側へ動いて、ハウジング138の第1開口端144及び第2開口端146の方へ移動するように、構成される。第1サイドレール170及び第2サイドレール172は、フープ22のフープセグメント23の第1端部32及び第2端部34に係合する。これによって、第1サイドレール170及び第2サイドレール172の移動に応じて、第1端部32及び第2端部34に外側に動き、ハウジング138の第1開口端144及び第2開口端146の方へ移動する。
前述の実施例のいずれかにおいて、第1テーパ面56及び第2テーパ面58、第1端部32及び第2端部34、第1テーパ係合面174及び第2テーパ係合面176、並びにテーパ面156及び158に鋸歯を設けて表面間の係合を強化し、それぞれの部品を互いに所望の位置に固定できるようにしてもよい。鋸歯は、マイクロ鋸歯であってよい。ねじ式固定具42又はねじ式固定具142の位置を特定するために、鋸状ロックワッシャ(serrated locking washer)、鋸状フランジヘッド(serrated flanged head)又はゆるみ止め用接着剤(self-locking adhesive)を設けてもよい。
操作の際には、最初に、シリンダ14の端に隣接し且つその外側にフープセグメント23を置くことで、乱流バー組立体20が設けられる。その後、乱流バー26は、例えばピン30によってフープセグメント23に接続される。その後、連結器24のうちの1個を、その調整ブロック40が完全に後退した状態(すなわち調整ブロック40がハウジング38の第2端部54に隣接した状態)で、フープセグメント23の第1端部32及び第2端部34の間に取り付ける。その後、シリンダ14内に乱流バー組立体20をスライドさせる。シリンダ14内に乱流バー組立体20をスライドさせながら、フープ20がシリンダ14へ入る直前に取り付けられるように追加のフープ22を加える。全てのフープ22が所定位置に取り付けられ、シリンダ14内の最終的な軸位置に乱流バー組立体20が留置された後に、フープ22を拡大するために連結器24が利用される。それによって、シリンダ14内の乱流バー組立体20の位置を決定する。フープ22の径方向寸法の拡大は、乱流バー26をシリンダ14の内面15と係合するように操作可能である。これは、シリンダ14の外側から各連結器24の固定具42に達するために適切な長さの延長ロッドを有する六角ソケットレンチを用いて行うことができる。乱流バー組立体20が取り付けられた後に、円筒状乾燥機10は通常の方法で作動できる。
本開示は、現在最も実現的で好ましい実施形態であると考えられるものを対象にしているが、本発明が、開示された実施形態に限られるのではなく、むしろそれとは反対に、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内に含まれる様々な変形及び等価な配置を網羅することを意図することを理解するべきであり、その範囲は、法律によって許される変更態様及び等価な構造の全てを含むべく、最も幅広い解釈を与えられるものである。

Claims (15)

  1. 軸方向に伸びるシリンダに用いられる乱流バー組立体であって、
    前記軸方向に伸びる複数のバーと、
    少なくとも1個のフープと、を備え、
    前記少なくとも1個のフープは、
    前記複数のバーに接続する1個以上のフープセグメントと、
    前記1個以上のフープセグメントに係合して、調整ブロックの前記軸方向の動きに応じて前記少なくとも1個のフープの径方向寸法を拡大及び縮小するための1個以上の連結器と、
    を有することを特徴とする乱流バー組立体。
  2. 前記調整ブロックは実質的にくさび形であることを特徴とする請求項1に記載の乱流バー組立体。
  3. 前記1個以上の連結器はハウジングを含み、該ハウジングは、該ハウジング内に前記調整ブロックを有することを特徴とする請求項2に記載の乱流バー組立体。
  4. 前記1個以上の連結器は、該調整ブロックに螺合するねじ式固定具を含み、
    前記ねじ式固定具は、前記調整ブロックに対する前記ねじ式固定具の回転に応じて前記ハウジングに対して前記軸方向に前記調整ブロックを移動することを特徴とする請求項3に記載の乱流バー組立体。
  5. 前記ねじ式固定具は、前記シリンダの前記軸方向に伸びることを特徴とする請求項4に記載の乱流バー組立体。
  6. 前記ハウジングは、第1開口端から第2開口端まで伸び、
    前記少なくとも1個のフープの前記フープセグメントが、少なくとも部分的に、前記ハウジングの前記第1開口端及び第2開口端内に受け入れ可能であることを特徴とする請求項4に記載の乱流バー組立体。
  7. 前記ハウジングは、実質的に管状であることを特徴とする請求項6に記載の乱流バー組立体。
  8. 前記フープセグメントは、前記1個以上の連結器の前記調整ブロックに係合するテーパ端面を含むことを特徴とする請求項2に記載の乱流バー組立体。
  9. 前記1個以上の連結器は、前記フープセグメントの1つにそれぞれ係合するサイドレールを含み、
    該サイドレールは、前記1個以上の連結器のうち対応する連結器の前記調整ブロックに係合するテーパ面を含む、ことを特徴とする請求項2に記載の乱流バー組立体。
  10. 前記調整ブロックは、テーパ面を含むことを特徴とする請求項1に記載の乱流バー組立体。
  11. 前記調整ブロックの前記テーパ面に鋸歯が形成されることを特徴とする請求項10に記載の乱流バー組立体。
  12. 前記フープに含まれるフープセグメントの数と連結器の数が等しいことを特徴とする請求項1に記載の乱流バー組立体。
  13. 前記少なくとも1個のフープは、前記複数のバーに接続される1個以上のフープセグメントと、前記1個以上のフープセグメントに係合する1個以上の連結器と、を各々有する複数のフープを含むことを特徴とする請求項1に記載の乱流バー組立体。
  14. 軸方向に伸び且つ内面を有するシリンダと、
    前記シリンダ内に配置され、前記軸方向に伸びる複数のバーを含む乱流バー組立体と、
    前記複数のバーに接続され、互いに軸方向に間隔を置いている複数のフープと、
    を備え、
    前記フープは、前記複数のバーに接続される1個以上のフープセグメントと、1個以上の連結器とを有し、
    前記連結器は、ハウジングと、実質的にくさび形の調整ブロックと、該調整ブロックに螺合するねじ式固定具と、を含み、
    前記ねじ式固定具は、前記調整ブロックに対する前記ねじ式固定具の回転に応じて前記ハウジングに対して前記軸方向に前記調整ブロックを移動し、
    前記連結器は、前記1個以上のフープセグメントに係合し、実質的にくさび形の前記調整ブロックの前記軸方向の動きに応じて前記複数のフープのうちのそれぞれのフープの径方向寸法を拡大及び縮小し、
    前記それぞれのフープの径方向寸法の拡大は、前記複数のバーを前記シリンダの内面に係合させるように操作可能であることを特徴とする乾燥シリンダ。
  15. 軸方向に伸びるシリンダの内部に乱流バー組立体を取り付ける方法であって、
    前記シリンダの外側で、1個以上の連結器と複数の乱流バーとに1個以上のフープセグメントを接続するステップであって、前記1個以上の連結器が、各々、前記シリンダの前記軸方向に移動して1個以上のフープの径方向寸法を拡大及び縮小できる調整ブロックを有するステップと、
    第1の前記フープが前記シリンダの外側にある間に前記第1のフープの前記径方向寸法を減らすように前記連結器を調整するステップと、
    前記第1のフープと前記乱流バーとを前記シリンダの内部に動かすステップと、
    前記第1のフープが前記シリンダの内部に配置されている間に前記連結器の前記径方向寸法が拡大するように前記第1のフープの前記連結器を調整して、前記乱流バーを前記シリンダに係合させるステップと、
    含むことを特徴とする方法。
JP2014509372A 2011-05-03 2012-05-02 乱流バー組立体 Active JP5866435B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/099,885 2011-05-03
US13/099,885 US9562324B2 (en) 2011-05-03 2011-05-03 Turbulence bar assembly
PCT/US2012/036052 WO2012151235A1 (en) 2011-05-03 2012-05-02 Turbulence bar assembly

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014519004A true JP2014519004A (ja) 2014-08-07
JP5866435B2 JP5866435B2 (ja) 2016-02-17

Family

ID=46026650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014509372A Active JP5866435B2 (ja) 2011-05-03 2012-05-02 乱流バー組立体

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9562324B2 (ja)
EP (1) EP2520708B1 (ja)
JP (1) JP5866435B2 (ja)
CN (1) CN103502531B (ja)
BR (1) BR112013028022B1 (ja)
WO (1) WO2012151235A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107322999A (zh) * 2017-06-16 2017-11-07 宁夏夏进制箱包装有限公司 一种瓦楞纸板生产线上用来预热纸板的加热系统
CN108211762A (zh) * 2018-03-06 2018-06-29 山东三融环保工程有限公司 一种湍流强化装置
WO2020077424A1 (pt) * 2018-10-17 2020-04-23 Emilio PURNHAGEN Dispositivo de fixação de arcos de barras de turbulência

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10196737A (ja) * 1997-01-17 1998-07-31 Sanrei Koki Kk ロールのバランス調整法
JP2003286718A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Nippon Steel Corp 構造体用鋼管の継手部裏当リング
JP2004162242A (ja) * 2002-05-17 2004-06-10 Johnson Corp 製紙機械における中空円筒型乾燥機の内壁面を通しての熱エネルギーの移動を増加させる装置

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2376502A (en) * 1942-10-21 1945-05-22 Louisville Drying Machinery Co Apparatus for dehydrating
US3217426A (en) * 1959-09-12 1965-11-16 Voith Gmbh J M Steam heated drying cylinder
AT287052B (de) * 1967-02-20 1971-01-11 G Proektno Izyskatelsky I Metr Einrichtung zur Herstellung einer monolithischen Betonauskleidung
US3451033A (en) * 1967-08-17 1969-06-17 Textron Inc Coupling for underfloor ducts
US3572779A (en) * 1968-06-24 1971-03-30 Mc Donnell Douglas Corp Coupling fitting for connecting two parts
US3724094A (en) 1971-02-16 1973-04-03 Kimberly Clark Co Rotary drying drum
US3808700A (en) 1972-12-26 1974-05-07 Kimberly Clark Co Rotary drying drum
DE2849454C2 (de) 1978-11-15 1980-07-24 J.M. Voith Gmbh, 7920 Heidenheim Zylinder, insbesondere Trockenzylinder für Papiermaschinen
US4195417A (en) 1979-01-19 1980-04-01 Beloit Corporation Dryer drum with magnetic spoiler bars
DE2903784C2 (de) * 1979-02-01 1981-05-21 J.M. Voith Gmbh, 7920 Heidenheim Drehbarer Hohlzylinder, insbesondere Trockenzylinder für Papiermaschinen
US4486962A (en) 1982-07-29 1984-12-11 Beloit Corporation Magnetic spoiler bar apparatus
FI66220C (fi) 1983-03-01 1984-09-10 Valmet Oy Anordning i torkcylindrarna i en pappermaskin foer att foerbaettra vaermeoeverfoeringen
US4538360A (en) 1984-03-26 1985-09-03 Beloit Corporation Steam heated dryer drum having stationary siphon and spoiler bars
US4674196A (en) 1985-11-29 1987-06-23 Kmw Corporation Condensed steam agitator for a dryer cylinder and method
JPH0531926Y2 (ja) * 1986-12-27 1993-08-17
USH906H (en) * 1990-06-04 1991-04-02 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Wedge assembly for electrical transformer component spacing
US5528838A (en) 1994-03-25 1996-06-25 The Johnson Corporation Insulated dryer drum
KR20000058544A (ko) * 2000-06-13 2000-10-05 박종원 쐐기를 이용한 철재체결장치 및 체결방법
US6695524B2 (en) * 2001-11-19 2004-02-24 Robert James Monson Mount locking plate
JP3764720B2 (ja) 2002-11-15 2006-04-12 三菱重工業株式会社 段ボールシート製造装置の加熱ロール
US7673395B2 (en) * 2003-11-17 2010-03-09 Kadant Johnson Inc. Dryer bar apparatus of a dryer
DE102009001593A1 (de) 2009-03-17 2010-09-23 Voith Patent Gmbh Dampfbeheizter Trockenzylinder mit innen liegenden Leisten zur Erhöhung der Wärmeleistung
CN201844676U (zh) * 2010-10-12 2011-05-25 焦作市崇义轻工机械有限公司 高热效烘缸用扰流棒结构

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10196737A (ja) * 1997-01-17 1998-07-31 Sanrei Koki Kk ロールのバランス調整法
JP2003286718A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Nippon Steel Corp 構造体用鋼管の継手部裏当リング
JP2004162242A (ja) * 2002-05-17 2004-06-10 Johnson Corp 製紙機械における中空円筒型乾燥機の内壁面を通しての熱エネルギーの移動を増加させる装置

Also Published As

Publication number Publication date
BR112013028022B1 (pt) 2020-11-03
US9562324B2 (en) 2017-02-07
CN103502531B (zh) 2015-07-15
EP2520708A1 (en) 2012-11-07
US20120279080A1 (en) 2012-11-08
CN103502531A (zh) 2014-01-08
WO2012151235A1 (en) 2012-11-08
JP5866435B2 (ja) 2016-02-17
EP2520708A9 (en) 2012-12-19
BR112013028022A2 (pt) 2017-01-10
EP2520708B1 (en) 2015-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10495389B2 (en) Process of friction stir welding on tube end joints and a product produced thereby
JP5866435B2 (ja) 乱流バー組立体
US20090085347A1 (en) Flange-forming system for tube and related methods
BRPI0717514A2 (pt) Conexão de tubulação e conjunto de acoplamento de tubulação empregando tal conexão
EP3434893B1 (en) Water turbine, coupled structure of two external threaded shafts used in same, and coupled structure of two shafts
ITCO20130071A1 (it) Metodo per assemblare un insieme di giranti mediante tiranti, girante e turbomacchina
US5533569A (en) Stationary syphon system for rotating heat exchanger rolls
JP4354738B2 (ja) 製紙機械における中空円筒型乾燥機の内壁面を通しての熱エネルギーの移動を増加させる装置
JP2009079592A (ja) 蒸気タービンエンジン用ボルトアセンブリ及びその組み立て方法
JP2012145104A (ja) 異なる材料を使用した機械的に連結される高温区間および低温区間を備える蒸気タービンロータ
KR20150142752A (ko) 열 변형 방지용 지그
CN202348868U (zh) 脚管锁紧装置
CN207079265U (zh) 一种核电蒸汽发生器环缝热处理装置
CN205956658U (zh) 一种保温管壳
RU2597182C2 (ru) Валопровод турбоагрегата с соединительными муфтами, совмещенными с подшипниковыми опорами скольжения, и опорный или опорно-упорный подшипник такого валопровода
KR101342862B1 (ko) 벨 입구가 있는 팬링 및 그 제조방법
GB2451095A (en) Tube coupling device
CN104374229A (zh) 凝汽器在线清洗装置
CN101624793A (zh) 扰流棒固定装置
CN108005862A (zh) 风力发电机组
US8465254B2 (en) Steam turbine half shell joint assembly
CN209893656U (zh) 一种热水器
WO2020077424A1 (pt) Dispositivo de fixação de arcos de barras de turbulência
CN202546081U (zh) 密封卡套装置
KR20150020879A (ko) 열변형 흡수 회전조인트

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5866435

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250