JP2014517686A - グルコース代謝拮抗物質、bha、及び/又はbhtを含む組成物 - Google Patents

グルコース代謝拮抗物質、bha、及び/又はbhtを含む組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2014517686A
JP2014517686A JP2014509347A JP2014509347A JP2014517686A JP 2014517686 A JP2014517686 A JP 2014517686A JP 2014509347 A JP2014509347 A JP 2014509347A JP 2014509347 A JP2014509347 A JP 2014509347A JP 2014517686 A JP2014517686 A JP 2014517686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
bha
bht
day
glucose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014509347A
Other languages
English (en)
Inventor
アショク、プレムチャンド、ルハディヤ
ゲーリー、マイケル、ダベンポート
ツァン、ジン
ジョージ、エス.ロス
ドナルド、キース、イングラム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mars Petcare US Inc
Original Assignee
Iams Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iams Co filed Critical Iams Co
Publication of JP2014517686A publication Critical patent/JP2014517686A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K50/00Feeding-stuffs specially adapted for particular animals
    • A23K50/40Feeding-stuffs specially adapted for particular animals for carnivorous animals, e.g. cats or dogs
    • A23K50/48Moist feed
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K20/00Accessory food factors for animal feeding-stuffs
    • A23K20/10Organic substances
    • A23K20/111Aromatic compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K20/00Accessory food factors for animal feeding-stuffs
    • A23K20/10Organic substances
    • A23K20/163Sugars; Polysaccharides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K50/00Feeding-stuffs specially adapted for particular animals
    • A23K50/40Feeding-stuffs specially adapted for particular animals for carnivorous animals, e.g. cats or dogs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/04Anorexiants; Antiobesity agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/08Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis
    • A61P3/10Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis for hyperglycaemia, e.g. antidiabetics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Child & Adolescent Psychology (AREA)
  • Endocrinology (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Feed For Specific Animals (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

グルコース代謝拮抗物質、BHA、及び/又はBHTを含む組成物が提供される。組成物は、コンパニオンアニマル用であり得る。組成物は、栄養のバランスのとれたペットフード組成物であり得る。

Description

本発明の実施形態は、グルコース代謝拮抗物質、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、及び/又はブチルヒドロキシトルエン(BHT)を含む組成物に関する。より詳しくは、限定はされないが、本発明の実施形態は、グルコース代謝拮抗物質、BHA、及び/又はBHTを含むコンパニオンアニマル用の組成物に関する。
多くの老化及び老化関連疾患に関連するある種の望ましくない細胞プロセスは、絶食によりカロリー摂取を制限させることで遅らせられるという知見が、実験動物において、生物学的理論によって正確に予見されている。
詳細には、カロリー制限は、寿命を確実に延ばし、腫瘍の発生及び進行を遅らせ、多くの系において生理的老化を遅らせることが示されている。実際、70年以上にわたる研究により、カロリー制限は動物の寿命を確実に延ばす栄養学的介入であることが示されている。これについては以下を参照されたい。Weindruch及びWalford、「The Retardation of Aging and Disease by Dietary Restriction」、Springfield,IL:Charles C.Thomas(1988);Yu、「Modulation of Aging Processes by Dietary Restriction」、Boca Raton:CRC Press(1994);及びFishbein、「Biological Effects of Dietary Restriction」、Springer,New York(1991)。寿命及び腫瘍発生に対するカロリー制限のこのような効果については、McKayによる初期の研究以来、数多くの報告がある。これについては以下を参照されたい。McKay et al.,「The Effect of Retarded Growth Upon the Length of Lifespan and Upon Ultimate Body Size,」J.Nutr.,Vol.10,pp.63〜79(1935)。実際、過去20年間にわたり、老年学においてカロリー制限に対する関心が再び高まったことにより、このような食事療法が多くの系で生理的老化を遅らせるということが広く受け容れられるようになった。これについては以下を参照されたい。Weindruch及びWalford,「The Retardation of Aging and Disease by Dietary Restriction,」Springfield,IL:Charles C.Thomas(1988);Yu,「Modulation of Aging Processes by Dietary Restriction,」Boca Raton:CRC Press(1994);Fishbein,「Biological Effects of Dietary Restriction,」Springer,New York(1991)及びMasoro,E.J.「Overview of Caloric Restriction and Ageing,」Mech.Aging Dev.,Vol.126,pp 913〜922(2005)。
空腹時の血糖値及びインスリン濃度の低下、並びにインスリン感受性の改善が、カロリー制限のバイオマーカーとして速やかに測定される。カロリー制限を行ったげっ歯類では、空腹時の血糖値及びインスリン濃度はより低く、グルコースチャレンジ中のピーク血糖値及びインスリン濃度は、カロリー制限を行ったものでは低下している。これについては以下を参照されたい。Kalant et al.,「Effect of Diet Restriction on Glucose Metabolism and Insulin Responsiveness and Aging Rats,」Mech.Aging Dev.,Vol.46,pp.89〜104(1988)。高インスリン血症は、心臓疾患及び糖尿病などの、いくつかのこうした疾患プロセスに関係する危険因子であることが知られている(Balkau及びEschwege,Diabetes Obes.Metab.1(Suppl.1):S23〜31,1999)。インスリン濃度及び体温の低下は、この代謝プロファイル異常についての最も信頼度の高い指標のうちの2つである(Masoro et al.,J.Gerontol.Biol.Sci.47:B202〜B208,1992);Koizumi et al.,J.Nutr.117:361〜367,1987;Lane et al.,Proc.Nat.Acad.Sci.93:4154〜4164,1996)。
2−デオキシ−D−グルコースなどのグルコース代謝拮抗物質は、グルコースに関連する化合物である。しかしながら、グルコースとは構造が異なることから、こうした化合物は炭水化物代謝の一部を阻止又は阻害し、したがってカロリー制限効果と同様の効果をもたらし得る(Rezek et al.,J.Nutr.106:143〜157,1972)。これらの代謝拮抗物質は、体重の低下、血漿インスリン濃度の低下、体温の低下、腫瘍の発生及び増殖の阻害、並びに血液循環中の糖質コルチコイドホルモン濃度の上昇などの多くの生理作用を示す。(総説として以下を参照されたい。(Roth et al.,Ann.NY Acad.Sci.928:305〜315,2001))。これらの生理作用は、炭水化物代謝の阻害により生じる。
ブチルヒドロキシトルエン(BHT)及びブチルヒドロキシアニソール(BHA)は、それぞれ多くの抗酸化特性を付与する共役芳香環を含有する親油性の有機化合物であり、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)は、事実上ビタミンEの合成類似化合物であるとみなすことができる。ブチルヒドロキシアニソール(BHA)は、実際には、2種の有機化合物異性体、2−tert−ブチル−4−ヒドロキシアニソールと3−tert−ブチル−4−ヒドロキシアニソールの混合物である。BHT及びBHAは、どちらも自然発生はしない。BHTは、p−クレゾール(4−メチルフェノール)とイソブチレン(2−メチルプロペン)とを反応させるか、あるいは2,6−ジ−tert−ブチルフェノールをヒドロキシメチル化又はアミノメチル化した後に水素化分解して調製し、BHAは、4−メトキシフェノール及びイソブチレンから調製する。
BHT及びBHAは、どちらも、その抗酸化作用のために、食品、薬品、化粧品及びその関連製品に防腐剤として使用される。上述のように、共役芳香環は、フリーラジカルを安定化及び捕捉するため、不飽和有機物質の自動酸化を予防又は抑制することができる。生物学的エンドポイントが同じであることを踏まえると、BHT及びBHAは、どちらも、同様に機能し(酸化防止剤)、かつ相乗的に機能し得る(BHAはインスリン濃度の増加をもたらす膜損傷を防ぎ、BHTはインスリンの作用を減じる膜損傷を防ぐ)。したがって、BHA及びBHTは、以下で教示される用途において、互換性があり、独立するものであり、又は組み合わせることができるとみなされるであろう。したがって、これらの「一次的な」効果は、酸素フリーラジカルの消去であり、この酸化保護による「二次的な」効果として、その後、生物学的エンドポイントが得られるものと考えられる。
理論によって制限されることはないが、BHT及び/又はBHAがグルコース代謝拮抗カロリー制限模倣配合物及び組成物に含まれる場合、多くの潜在的な相乗効果及び相乗利益がもたらされ得ると考えられる。例えば、BHT及びBHAは、双方ともに相乗的にグルコース代謝拮抗物質と作用し、インスリン感受性、インスリンシグナル伝達、血中インスリン濃度、並びに筋量及び筋肉の機能性の維持における効果を増強する。更には、低用量のBHA及びBHTが癌を防御し、発癌を阻害し得ることが報告されている。これについては以下を参照されたい。Botterweck et al.,「Intake of Butylated Hydroxyanisole and Butylated Hydroxytoluene and Stomach Cancer Risk:Results from Analyses in the Netherlands Cohort Study,」Food and Chemical Toxicology,38(2000)599〜605。したがって、グルコース代謝拮抗物質は、異なる抗解糖機序を介して機能するとされることから、かかる組み合わせによって、期待される利益をもたらすのに必要とされる酸化防止剤化合物及びグルコース代謝拮抗物質の各用量を削減することが可能である。多様な、用量、安全性及び有効性試験に基づくと、BHT及び/又はBHAを最小量で有効に機能させることができるということは、望ましい成果であり得る。グルコース代謝拮抗物質は、壊れにくくかつ総合的なカロリー制限模倣剤であると考えられ、その有効性及び/又は費用対効果を向上させることも可能である。グルコース代謝拮抗物質を、同様の利益がもたらされるものの異なる代謝機序を介して機能する、BHT及び/又はBHAなどの増強剤と結合させることで、有効性の向上が達成され得ると考えられる。したがって、BHT及び/又はBHAは、カロリー制限模倣剤の系において、グルコース代謝拮抗物質と組み合わせることができる代表的な増強剤であり、代謝作用を、並びにグルコース代謝拮抗物質に関係する全身の健康効果を、「大まかに」及び/又は「微妙に」調整することができる。
その他に、カロリー制限の表現型に関する主な特徴としては、インスリン感受性の上昇が挙げられる。多くの場合、感受性の上昇に伴いインスリンの血漿濃度は減少し、抗糖尿病機序としての役割も果たす。更には、インスリンシグナル経路(又は下等動物モデルにおけるそのホモログ)は、寿命と密接に関係し、機能及び生命力を維持して寿命を延長する多くの介入に反応するように見える。マンノヘプツロースは、ネズミ、イヌ、及び他の種において、血漿インスリン濃度の低下及び/又はインスリン感受性の増加の双方が見られるカロリー制限模倣剤化合物の1つである。
実行可能な相補的な方法においては、Moustafa et al.(1995年)は、1日当たり140mg/体重(kg)の用量でBHTを18ヶ月間与えられたラットでは、インスリン感受性が上昇し、老化による、脂肪細胞におけるインスリン刺激性グルコース輸送の減少が部分的に改善されることを示した。この有益な効果は、フリーラジカルによって引き起こされる酸化的損傷から細胞膜脂質を防御する能力によるものであろう。フリーラジカルによる損傷は、老化過程に関連する多くの機能低下に周知の素因である。マンノヘプツロースは、酸化的損傷に対してなんらかの間接的な保護をもたらすと考えられるものの(国際特許第2008093302A2号参照)、主要な有益な効果はインスリン感受性に対するものであり、この効果は、ヘキソキナーゼ及び解糖を阻害し全体的な解糖流量を減少させることにともない生じるものと考えられる。興味深いことに、Rady et al.(1980年)は、マウスの肺抽出物中のヘキソキナーゼ又は他の解糖酵素に対してはBHTの影響はないことを以前から示している。したがって、総合すれば、上述の所見は、BHTが、グルコース代謝拮抗物質と相乗的に機能して、異なるが相補的な分子機序を駆動させることで、老化に伴うインスリン感受性の低下から哺乳類の身体が保護され得ることを示唆する。
また、アロキサンは、糖尿病を誘発させるためにインビボ及びインビトロの双方の環境において幅広く使用されている。アロキサンに誘発される糖尿病反応は、通常の老化において一般的に観察される血中インスリンレベルの上昇と若干類似している。アロキサンは、おそらくはフリーラジカルを生成してインスリン分泌を増加させることで、膵臓ベータ細胞に悪影響を及ぼす。Maechler et al.(1999年)は、培養したインスリン分泌細胞を使用して、BHAはアロキサンによる悪影響を予防することを報告した。血漿インスリン濃度の低下に関係するマンノヘプツロースの有益な効果に最も関連するのは、インスリン分泌物時にアロキサン誘発が増加するのを防ぐBHAの能力である。これに対し、BHTはインスリン感受性の低下を防ぐことが明白であり、BHAの利益は、その能力によって、細胞膜をフリーラジカルによる損傷から保護できることであることは明白である。BHTは、インスリン濃度の上昇に対する保護をもたらし得る。したがって、BHAは、グルコース代謝拮抗物質と相乗効果を示し、異なるものの相補的である機序を通してインスリン濃度の上昇を防ぐことができる。
要約すると、グルコース代謝拮抗物質、BHT、及びBHAは、同様の利益を提供するが、異なる分子過程及び機序により機能する。これらの化合物の作用方式は異なることから、マンノヘプツロース、BHT、及び/又はBHAは、組み合わせることによって哺乳類の身体内で相乗効果を示し、有効性及び効力が更に向上し得ることが示唆される。したがって、グルコース代謝拮抗物質をもとにしたカロリー制限模倣配合物にBHT及び/又はBHAを加えることで、インスリン感受性が増加し、老化に伴うインスリン感受性の低下及び/又は血中インスリン濃度の上昇が良好に予防されることが予想され、有益な効果を得るのに必要とされるマンノヘプツロースの濃度を減少させることができる。
国際特許第2008093302A2号
Weindruch及びWalford、「The Retardation of Aging and Disease by Dietary Restriction」、Springfield,IL:Charles C.Thomas(1988);Yu、「Modulation of Aging Processes by Dietary Restriction」、Boca Raton:CRC Press(1994);及びFishbein、「Biological Effects of Dietary Restriction」、Springer,New York(1991)。 McKay et al.,「The Effect of Retarded Growth Upon the Length of Lifespan and Upon Ultimate Body Size,」J.Nutr.,Vol.10,pp.63〜79(1935) Weindruch及びWalford,「The Retardation of Aging and Disease by Dietary Restriction,」Springfield,IL:Charles C.Thomas(1988);Yu,「Modulation of Aging Processes by Dietary Restriction,」Boca Raton:CRC Press(1994);Fishbein,「Biological Effects of Dietary Restriction,」Springer,New York(1991)及びMasoro,E.J.「Overview of Caloric Restriction and Ageing,」Mech.Aging Dev.,Vol.126,pp 913〜922(2005)。 Kalant et al.,「Effect of Diet Restriction on Glucose Metabolism and Insulin Responsiveness and Aging Rats,」Mech.Aging Dev.,Vol.46,pp.89〜104(1988) Balkau及びEschwege,Diabetes Obes.Metab.1(Suppl.1):S23〜31,1999 Masoro et al.,J.Gerontol.Biol.Sci.47:B202〜B208,1992) Koizumi et al.,J.Nutr.117:361〜367,1987 Lane et al.,Proc.Nat.Acad.Sci.93:4154〜4164,1996 Rezek et al.,J.Nutr.106:143〜157,1972 Roth et al.,Ann.NY Acad.Sci.928:305〜315,2001 Botterweck et al.,「Intake of Butylated Hydroxyanisole and Butylated Hydroxytoluene and Stomach Cancer Risk:Results from Analyses in the Netherlands Cohort Study,」Food and Chemical Toxicology,38(2000)599〜605
したがって、特にコンパニオンアニマルにおいて、BHA及び/又はBHTとグルコース代謝拮抗物質とを組み合わせた栄養摂取法を提供することは有益である。したがって、本発明の実施形態は、かかる組成物に関する。
一実施形態は、グルコース代謝拮抗物質及びBHAを含む、ペットフード組成物に関する。グルコース代謝拮抗物質には、マンノヘプツロースが含まれ得る。BHAは、組成物1キログラム当たり約2mg〜約140mg、又は組成物1キログラム当たり約6mg〜約80mg、又は組成物1キログラム当たり約10mg〜約60mgで存在させ得る。グルコース代謝拮抗物質は、組成物の約5重量%未満で組成物中に存在させ得る。ペットフード組成物は、湿潤(wet)組成物、半湿潤(semi-moist)組成物、乾燥(dry)組成物、及びこれらの組み合わせであり得る。組成物は、栄養のバランスのとれたペットフード組成物であり得る。
他の実施形態は、グルコース代謝拮抗物質及びBHTを含むペットフード組成物に関する。グルコース代謝拮抗物質には、マンノヘプツロースが含まれ得る。BHTは、組成物1キログラム当たり約2mg〜約140mg、又は組成物1キログラム当たり約6mg〜約80mg、又は組成物1キログラム当たり約10mg〜約60mgで存在させ得る。グルコース代謝拮抗物質は、組成物の約5重量%未満で組成物中に存在させ得る。組成物は、湿潤組成物、半湿潤組成物、乾燥組成物、及びこれらの組み合わせであり得る。組成物は、栄養のバランスのとれたペットフード組成物であり得る。
他の実施形態は、グルコース代謝拮抗物質並びにBHA及びBHTを含むペットフード組成物に関する。グルコース代謝拮抗物質には、マンノヘプツロースが含まれ得る。BHA及びBHTは、組成物1キログラム当たり約2mg〜約140mgで組み合わせて存在させ得る。グルコース代謝拮抗物質は、組成物の約5重量%未満で組成物中に存在させ得る。組成物は、湿潤組成物、半湿潤組成物、乾燥組成物、及びこれらの組み合わせであり得る。組成物は、栄養のバランスのとれたペットフード組成物であり得る。
グルコース代謝拮抗法をもとに積分し、生成した電流波形。
定義
本明細書において使用するとき、「the」、「a」及び「an」などの冠詞は、特許請求の範囲又は明細書において使用される場合、特許請求又は記載されているものの個数が1つ以上であることを意味するものとして理解される。
本明細書において使用するとき、「含む(include)」、「含む(includes)」、及び「含んでいる(including)」は、非限定的であることを意味する。
本明細書において使用するとき、用語「複数」は、1よりも多いことを意味する。
本明細書において使用するとき、用語「動物」又は「ペット」は、これらに限定されるものではないが、飼いイヌ(イヌ科動物)、ネコ(ネコ科動物)、ウマ、ウシ、フェレット、ウサギ、ブタ、ラット、マウス、ジャービル、ハムスター、及びウマなどを含む家畜を意味する。特に、飼いイヌ及び飼いネコはペットに関する特定例であり、本明細書において「コンパニオンアニマル」と称される。本開示を通して、動物、ペット、又はコンパニオンアニマルという用語を使用する際、特に明記しない限り、動物、ペット、又はコンパニオンアニマルは、病気でない状態であることを理解すべきである。
本明細書で使用するとき、用語「動物飼料」、「動物飼料組成物」、「動物飼料キブル」、「ペットフード」又は「ペットフード組成物」はいずれも、ペットによって摂取されることを目的とした組成物を意味する。ペットフードとしては、これらに限定されるものではないが、毎日の摂取に適した栄養のバランスのとれた組成物、並びに栄養的にバランスがとれていてもいなくともよい栄養補助食品及び/又はペットスナックを挙げることができる。
本明細書で使用するとき、用語「栄養のバランスのとれた」は、ペットフードなどの組成物が、追加で必要とされる水を除き、生命を維持するうえで必要とされる既知の栄養素を、ペット栄養分野における、米国食品医薬品局動物薬センター、米国飼料検査官協会などの(ただしこれらに限定されない)行政機関を含む広く認識された当局の推奨に基づく適切な量及び割合で有することを意味する。
本発明の全ての経口用量は、特に示されない限りは、コンパニオンアニマルの体重1kg当たりで計算される。
本明細書の全体を通じて与えられる全ての最大の数値限定は、それよりも小さい全ての数値限定を、そうしたより小さい数値限定があたかも本明細書に明確に記載されているものと同様にして包含するものと理解すべきである。本明細書の全体を通じて与えられる全ての最小数値限定は、それよりも大きい全ての数値限定を、あたかもそれらの大きい数値限定が本明細書に明確に記載されているものと同様にして含むものである。本明細書の全体を通じて与えられる全ての数値範囲は、そのようなより広い数値範囲内に含まれるそれよりも狭い全ての数値範囲を、あたかもそれらのより狭い数値範囲が全て本明細書に明確に記載されているものと同様にして含むものである。
品目の全リスト、例えば、成分のリストは、マーカッシュ群として解釈されることを意図しており、またそのように解釈されるべきである。したがって、全てのリストは、...リストの品目...「からなる群から選択される」品目、「並びにこれらの組み合わせ及び混合物」として読んで解釈することができる。
本明細書では、本発明の実施形態において使用される各種材料などの各成分についてはその商品名で参照している。本明細書において特定の商品名の材料により限定されることは、本発明者らの意図するところではない。本明細書の説明文中において、商品名によって参照される材料と同等の材料(例えば、異なる名称又は参照符合で異なる供給源から得られるもの)に置き換えて使用することもできる。
本明細書におけるプロセス、方法、組成物、及び装置は、本明細書に述べられる特徴又は実施形態の任意のものを含むか、これらから基本的になるか、又はこれらからなり得る。
本開示の各種実施形態の説明では、各種実施形態又は個々の特徴について開示する。当業者には明らかなように、このような実施形態及び特徴の全ての組み合わせが可能であり、本開示の好ましい実施法となり得るものである。本発明の様々な実施形態及び個々の特徴について例示及び説明したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び改変を行うことが可能である。また、明らかなことであるが、上記の開示において教示された実施形態及び特徴の全ての組み合わせが可能であり、本発明の好ましい実施となり得るものである。
本発明の実施形態
本発明の実施形態は、BHA及び/又はBHT、及び2−デオキシ−D−グルコース、5−チオ−D−グルコース、3−O−メチルグルコース、1,5−アンヒドロ−D−グルシトール、2,5−アンヒドロ−D−グルシトール、2,5−アンヒドロ−D−マンニトール、マンノヘプツロース、並びにこれらの混合物及び組み合わせからなる群から選択されるグルコース代謝拮抗成分を含む組成物に関するものである。理論によって限定されることは意図するところではないが、これらの成分は、グルコース代謝拮抗物質として受け入れられているものである。別の実施形態では、各成分は、アボカドなどの植物体、又はアルファルファ、イチジク、及びサクラソウなどの、その他の、マンノヘプツロースの豊富な資源の1つの成分として、記載される組成物中に存在させ得る。
グルコース代謝拮抗物質
本明細書において開示されるグルコース代謝拮抗成分としては、2−デオキシ−D−グルコース、5−チオ−D−グルコース、3−O−メチルグルコース、1,5−アンヒドロ−D−グルシトール、2,5−アンヒドロ−D−グルシトール、及び2,5−アンヒドロ−D−マンニトールなどのアンヒドロ糖類、マンノヘプツロース、並びにこれらの混合物及び組み合わせが含まれる。マンノヘプツロースは、具体的なグルコース代謝拮抗物質の1つである。一実施形態では、マンノヘプツロースは、アボカド、アボカド抽出物、アボカド粉末、アボカド濃縮物、又はマンノヘプツロースの豊富なその他の資源などの、植物体の1つの成分として、記載される組成物中に存在させ得る。マンノヘプツロースの豊富な供給源の非限定的な例としては、アルファルファ、イチジク、及びサクラソウが挙げられる。植物体には、果実、種子(若しくは核)、枝、葉、若しくは関連する植物の他の任意の部分、又はそれらの組み合わせが含まれ得る。
アボカド(一般的にワニナシ、アグアカテ、又はパルタとも呼ばれる)は、関連する糖類及び他の炭水化物と同様、マンノヘプツロースを極めて豊富に含む資源を含む。アボカドは、亜熱帯性常緑樹の果実であり、カリフォルニア州、フロリダ州、ハワイ州、グアテマラ共和国、メキシコ、西インド諸島、南アフリカ共和国、及びアジアの各地域で最もよく生育する。
アボカドの種としては、例えばパーシー・アメリカーナ(Persea Americana)及びパーシー・ヌビゲナ(Persea nubigena)が挙げられ、これらの例示的な種に含まれる全ての栽培品種が含まれる。栽培品種としては、「アナハイム(Anaheim)」、「ベーコン(Bacon)」、「クリームハート(Creamhart)」、「デューク(Duke)」、「フエルテ(Fuerte)」、「ガンター(Ganter)」、「グウェン(Gwen)」、「ハス(Hass)」、「ジム(Jim)」、「ルラ(Lula)」、「リヨン(Lyon)」、「メキシコーラ・グランデ(Mexicola Grande)」、「マリエッタ・グリーン(Murrieta Green)」、「ネイバル(Nabal)」、「ピンカートン(Pinkerton)」、「クィーン(Queen)」、「プエブラ(Puebla)」、「リード(Reed)」、「リンコン(Rincon)」、「ライアン(Ryan)」、「スピンクス(Spinks)」、「トパ・トパ(Topa Topa)」、「ウィトセル(Whitsell)」、「ビュルツ(Wurtz)」及び「ズッターノ(Zutano)」が挙げられる。本明細書での使用にはアボカドの果実が特に好ましく、果実は核を含んでいてもよく、あるいは核を取り除くか又は少なくとも部分的に取り除くかしてもよい。パーシー・アメリカーナ(Persea Americana)由来の果実以外に、アナハイム(Anaheim)、クリームハート(Creamhart)、フエルテ(Fuerte)、ハス(Hass)、ルラ(Lula)、リヨン(Lyon)、マリエッタ・グリーン(Murrieta Green)、ネイバル(Nabal)、クィーン(Queen)、プエブラ(Puebla)、リード(Reed)、ライアン(Ryan)及びスピンクス(Spinks)などのより大きな果実(例えば、果実が熟したときに約0.34kg(12オンス)以上)を実らせる栽培品種から得られる果実が本明細書での使用には特に好ましい。
アルファルファ、イチジク又はサクラソウ由来の植物体も、比較的高濃度のマンノヘプツロースを提供することが報告されている。アルファルファはまた、メディカゴ・サティバ(Medicago sativa)とも呼ばれる。イチジクすなわちフィカス・カリカ(Ficus carica)(例えば、フサナリイチジク(Cluster fig)又はエジプトイチジク(Sycamore fig)が挙げられる)以外に、サクラソウすなわちプリムラ・オフィシナリス(Primula officinalis)を使用することもできる。
2−デオキシ−D−グルコース、5−チオ−D−グルコース、3−O−メチルグルコース、1,5−アンヒドロ−D−グルシトール、2,5−アンヒドロ−D−グルシトール、2,5−アンヒドロ−D−マンニトール、マンノヘプツロース、並びにこれらの混合物及び組み合わせからなる群から選択される成分の特定の濃度が、本明細書での使用には有用であり得ることが見出されている。詳細には、比較的低濃度、及び比較的高用量のこうした成分は有用ではあるものの、所望の目的には不充分な効果しか得られない可能性がある。用量は使用されるグルコース代謝拮抗成分によって決まり、グルコース代謝拮抗物質が投与されるコンパニオンアニマルの体格及び状態に応じて異なる。いくつかの実施形態では、約0.0001又は約0.001g/kg〜約1g/kgの範囲の用量が有効であり得る。本明細書で使用されるとき、用量について単位mg/kgを使用する場合、「mg」は、マンノヘプツロースなどの成分の濃度を示し、「kg」はイヌ又はネコなどのコンパニオンアニマルの体重のキログラムを示す。2−デオキシ−D−グルコースを大型の動物で使用する場合には、より少量での投与が適当である場合もある。特に5−チオ−D−グルコース又は2,5−無水−D−マンニトールなどの化合物のより多量での投与も容易に許容される。一実施形態では、コンパニオンアニマルに毎日投与される成分の用量は、「mg」が成分の濃度を示し、「kg」がコンパニオンアニマルの体重のキログラムを示すものとして、約0.1、0.5、1、2、又は5mg/kg〜約15、20、50、100、150、又は200mg/kg、及びこれらの範囲の全ての組み合わせであってよい。一実施形態では、コンパニオンアニマルに毎日投与される成分の用量は、約1mg/kg〜約15mg/kg、約2mg〜約10mg/kg、又は約2mg/kg〜約5mg/kgであってよい。一実施形態では、コンパニオンアニマルに毎日投与される成分の用量は、約1mg/kg〜約5mg/kg、約1.5mg〜約5mg/kg、又は約2mg/kg〜約5mg/kg、又は約2mg/kgであってよい。特定の実施形態では、これらの量は、いずれも組成物の約5重量%未満、又は約2重量%未満、又は約0.0001重量%〜約0.5重量%、又は約0.1重量%〜約10重量%、又は約0.1重量%〜約5重量%の成分を含む組成物に相当し得る。これらの間の全ての範囲も考えられる。成分の濃度は、例えば組成物の形態(例えば、乾燥組成物、半湿潤組成物、湿潤組成物、若しくは栄養補助食品、又はこれらの他の任意の形態若しくは混合物のいずれであるか)などの異なる因子に基づいて、当業者が決定することができる。当業者であれば、好ましい用量を使用し、特定の組成物中の成分の最適濃度を決定することが可能である。
同様に、コンパニオンアニマルに毎日投与される成分の全体用量も与えることができる。こうした一日用量は、約0.1mg/日〜約1000mg/日であってよい。こうした一日用量は、組成物を摂取するコンパニオンアニマルの大きさによって変化し得る。例えば、一実施形態では、大きなコンパニオンアニマルは小さなコンパニオアニマルよりも多く消費し得る。このことは、コンパニオンアニマルの体重当たりの用量に関して本明細書に開示される用量と一致していることは言うまでもない。したがって、一実施形態では、コンパニオンアニマルが大きくなるほど、多くの組成物を投与することができる。
したがって、一実施形態では、こうした一日用量は、本明細書に開示されるように、コンパニオンアニマルの体重毎に毎日投与される用量に相当し得る。具体的には、一日用量は、いくつかの実施形態では、コンパニオンアニマルの体格及び上述の一日用量に応じて、約0.1mg/日〜約1000mg/日の範囲、又は更にはそれ以上であり得る。他の実施形態では、日用量は、約1mg/日〜約500mg/日、又は約1mg/日〜約200mg/日、又は約1mg/日〜約100mg/日、又は約5mg/日〜約100mg/日、又は約5mg/日〜約80mg/日、又は約10mg/日〜約50mg/日、又は約40mg/日であってよい。これらの間の全ての範囲も考えられる。
同様に、本明細書の組成物において植物体の抽出物又は粉末が用いられる場合には、抽出物又は粉末の濃度は、こうした抽出物又は粉末中の有効成分の濃度によって決まり得る。本明細書では、いずれも抽出物又は粉末の、約0.5重量%〜約99重量%のグルコース代謝拮抗成分、又は約0.5重量%〜約75重量%のグルコース代謝拮抗成分、又は約0.5重量%〜約50重量%のグルコース代謝拮抗成分、又は約0.5重量%〜約25重量%のグルコース代謝拮抗成分を含む抽出物及び/又は粉末が見出されている。グルコース代謝拮抗成分が、抽出物及び/又は粉末の約0.5、1、2、5、又は10重量%〜約15、25、50又は75重量%であり得る抽出物及び/又は粉末が見出されている。
BHA及びBHT
記載されているように、本発明の実施形態の組成物は、BHA及び/又はBHTを含み得る。BHA及びBHTは、酸化的損傷を予防するために、脂肪及び脂肪分の多い食品に添加することができる合成酸化防止剤である。これらは合成により生成されるのであって、天然に発生しないため、本発明の組成物は、合成BHA及び/又はBHTを含む実施形態に関する。
一実施形態では、本発明の組成物中にはBHAのみ(BHTを除く)が含まれる。他の実施形態では、本発明の組成物中にはBHA及びBHTの双方が含まれる。
BHA及び/又はBHTは、任意数の資源に由来させて組成物中に存在させることができる。一実施形態では、BHA及び/又はBHTは、組成物の調製中に脂肪を介して添加することで含まれ得る。BHA及び/又はBHTは、典型的には、酸化を防ぐか減少させるために食品添加物として脂肪分に使用され得る。他の実施形態では、BHA及び/又はBHTは、他のキャリアを添加することで本明細書の組成物に添加され得る。
組成物は、BHA及び/又はBHTの量を変化させて含むことができる。これらの各々については、以下で扱う。
一実施形態では、BHAは、食事量に応じ本明細書の組成物に含まれ得る。したがって、一実施形態では、組成物中のBHAの総量は、約2〜約140mg/飼料(kg)であり得る。他の実施形態では、BHAの総量は、約3〜約120mg/飼料(kg)、又は約4〜約100mg/飼料(kg)、又は約5〜約90mg/飼料(kg)、又は約6〜約80mg/飼料(kg)で存在させ得る。他の実施形態では、BHAの総量は、約10〜約30mg/飼料(kg)で存在させ得る。
BHAは、動物に1日当たりに投与される量だけ本明細書の組成物に含まれ得る。したがって、動物に1日当たりに投与されるBHAの総量は、一実施形態では、約0.12〜約210mg/日であり得る。他の実施形態では、動物に1日当たりに投与されるBHAの総量は、約0.13〜約200mg/日、又は約0.14〜約180mg/日、又は約0.15〜約160mg/日、又は約0.16〜約140mg/日、又は約0.2〜約120mg/日であり得る。一実施形態では、動物に1日当たりに投与されるBHAの総量は、約1〜約20mg/日であり得る。
BHAは、動物の体重に対し1日当たりに投与される量だけ本明細書の組成物に含まれ得る。したがって、一実施形態では、動物の体重に対し1日当たりに投与されるBHAの総量は、約0.04〜約3.6mg/日/体重(kg)であり得る。一実施形態では、動物の体重に対し1日当たりに投与されるBHAの総量は、約0.06〜3mg/日/体重(kg)、又は約0.08〜約2.5mg/日/体重(kg)、又は約0.08〜約2.25mg/日/体重(kg)、又は約0.1〜約2mg/日/体重(kg)であり得る。一実施形態では、動物の体重に対し1日当たりに投与されるBHAの総量は、約0.1〜約0.6mg/日/体重(kg)であり得る。
一実施形態では、BHTは、食事量に応じ本明細書の組成物に含まれ得る。したがって、一実施形態では、組成物中のBHTの総量は、約2〜約140mg/飼料(kg)であり得る。他の実施形態では、BHTの総量は、約3〜約120mg/飼料(kg)、又は約4〜約100mg/飼料(kg)、又は約5〜約90mg/飼料(kg)、又は約6〜約80mg/飼料(kg)で存在させ得る。一実施形態では、BHTの総量は、約10〜約30mg/飼料(kg)で存在させ得る。
BHTは、動物に1日当たりに投与される量だけ本明細書の組成物に含まれ得る。したがって、動物に1日当たりに投与されるBHTの総量は、一実施形態では、約0.12〜約210mg/日であり得る。他の実施形態では、動物に1日当たりに投与されるBHTの総量は、約0.13〜約200mg/日、又は約0.14〜約180mg/日、又は約0.15〜約160mg/日、又は約0.16〜約140mg/日、又は約0.2〜約120mg/日であり得る。一実施形態では、動物に1日当たりに投与されるBHTの総量は、約1〜約20mg/日であり得る。
BHTは、動物の体重に対し1日当たりに投与される量で本明細書の組成物に含まれ得る。したがって、一実施形態では、動物の体重に対し1日当たりに投与されるBHTの総量は、約0.04〜約3.6mg/日/体重(kg)であり得る。一実施形態では、動物の体重に対し1日当たりに投与されるBHTの総量は、約0.06〜3mg/日/体重(kg)、又は約0.08〜約2.5mg/日/体重(kg)、又は約0.08〜約2.25mg/日/体重(kg)、又は約0.1〜約2mg/日/体重(kg)であり得る。一実施形態では、動物の体重に対し1日当たりに投与されるBHTの総量は、約0.1〜約0.6mg/日/体重(kg)であり得る。
記載されているように、一実施形態では、本発明の組成物中にBHAのみ(BHTを除く)を存在させ得る。つまり、本発明の組成物中にBHAは存在するが、BHTは存在しなくてもよい。他の実施形態では、本発明の組成物中にはBHA及びBHTの双方が含まれる。
記載されているように、一実施形態では、本発明の組成物中にBHTのみ(BHAを除く)を存在させ得る。つまり、本発明の組成物中にBHTは存在するが、BHAは存在しなくてもよい。他の実施形態では、本発明の組成物中にはBHA及びBHTの双方が含まれる。
食事の量によって、本明細書の組成物中に、任意の組み合わせのBHA及びBHTが含まれ得る。したがって、組成物中のBHA及びBHTの総量は、約2〜約140mg/飼料(kg)であり得る。他の実施形態では、BHA及びBHTの総量は、約3〜約120mg/飼料(kg)、又は約4〜約100mg/飼料(kg)、又は約5〜約90mg/飼料(kg)、又は約6〜約80mg/飼料(kg)で存在させ得る。一実施形態では、BHA及びBHTの総量は、約10〜約30mg/飼料(kg)で存在させ得る。
BHA及びBHTの任意の組み合わせは、動物の体重に対し1日当たりに投与される量で本明細書の組成物に含まれ得る。したがって、一実施形態では、動物に1日当たりに投与されるBHA及びBHTの総量は、約0.12〜約210mg/日であり得る。他の実施形態では、動物に1日当たりに投与されるBHA及びBHTの総量は、約0.13〜約200mg/日、又は約0.14〜約180mg/日、又は約0.15〜約160mg/日、又は約0.16〜約140mg/日、又は約0.2〜約120mg/日であり得る。一実施形態では、動物に1日当たりに投与されるBHA及びBHTの総量は、約1〜約20mg/日であり得る。
BHA及びBHTの任意の組み合わせは、動物の体重に対し1日当たりに投与される量で本明細書の組成物に含まれ得る。したがって、一実施形態では、動物の体重に対し1日当たりに投与されるBHA及びBHTの総量は、約0.04〜約3.6mg/日/体重(kg)であり得る。一実施形態では、動物の体重に対し1日当たりに投与されるBHA及びBHTの総量は、約0.06〜3mg/日/体重(kg)、又は約0.08〜約2.5mg/日/体重(kg)、又は約0.08〜約2.25mg/日/体重(kg)、又は約0.1〜約2mg/日/体重(kg)であり得る。一実施形態では、動物の体重に対し1日当たりに投与されるBHA及びBHTの総量は、約0.1〜約0.6mg/日/体重(kg)であり得る。
一実施形態では、BHAとBHTとの比率は、約1:1であり得る。他の実施形態では、0:1又は1:0などの任意の比率が使用され得る。
組成物
したがって、本発明の実施形態は、本明細書に記載されるように、コンパニオンアニマルに摂取されることを目的とし、グルコース代謝拮抗物質並びにBHA及び/又はBHTを含む組成物に関する。組成物は、必要とされる栄養素を供給することを目的とした食品ばかりでなく、ペット用スナック(例えばビスケット)又は他の保健機能食品も含む。必要に応じて、本明細書の組成物は、乾燥組成物(例えばキブル)、半湿潤組成物、湿潤組成物、又はこれらの任意の混合物であってよい。これに代えるか又はこれに加えて、組成物は、グレービー、飲み水、ヨーグルト、粉末、懸濁液、チュー、ペット用スナック(例えばビスケット)又は他の任意の投与形態などの栄養補助食品である。
更に、一実施形態では、組成物は、ペットフードキブルのように栄養のバランスのとれたものであってよい。別の実施形態では、組成物は、栄養補助食品、ペット用スナック、又はペット用の他の投与形態のものなどの栄養的にバランスのとれていないものである。栄養のバランスのとれたペットフード及び栄養補助食品、並びにそれらの製造プロセスは、当該技術分野において周知である。
本明細書で使用される組成物は、必要に応じて1つ以上の更なる成分を含み得る。他の成分は本明細書で使用される組成物に含有させるのに効果的なものではあるが、本発明の目的では任意である。一実施形態では、組成物は、乾燥物基準で、組成物の約10重量%〜約90重量%の粗タンパク質、あるいは約20重量%〜約50重量%の粗タンパク質、あるいは約20重量%〜約40重量%の粗タンパク質、あるいは組成物の約20重量%〜約35重量%の粗タンパク質を含み得る。粗タンパク質材料には、大豆、穀物(トウモロコシ、小麦など)、綿の実、及びピーナツなどの植物性タンパク質、又はカゼイン、アルブミン、及び肉タンパク質などの動物性タンパク質が含まれ得る。本明細書で有用な肉タンパク質の非限定的な例としては、牛肉、豚肉、羊肉、鶏肉、魚、及びこれらの混合物からなる群から選択されるタンパク質源が挙げられる。
更に、組成物は、乾燥物基準で、組成物の約5重量%〜約40重量%の脂肪、又は約10重量%〜約35重量%の脂肪を含み得る。
本発明の組成物に関する各実施形態は、炭水化物源を更に含み得る。一実施形態では、組成物は、組成物の約35重量%〜約50重量%までの炭水化物源を含み得る。他の実施形態では、組成物は、組成物の約35重量%〜約45重量%、又は組成物の約40重量%〜50重量%の炭水化物源を含み得る。例示的な炭水化物源としては、米、トウモロコシ、ミロ、ソルガム、大麦及び小麦などの穀類又は穀草類がある。
組成物は、これらに限定されるものではないが、乾燥ホエイ及び他の乳製品副産物、ビートパルプ、セルロース、繊維、魚油、亜麻、ビタミン類、ミネラル類、香味料、酸化防止剤、並びにタウリンなどの他の材料も含み得る。
組成物は、他の任意成分を更に含んでもよい。任意成分としては、プロバイオティック成分(ビフィズス菌及び/又は乳酸菌)及びプレバイオティック(フラクトオリゴ糖類)成分が挙げられる。含まれ得るプロバイオティック成分及びプレバイオティック成分の例並びに量については、例えば米国特許出願公開第2005/0158294号に開示されている。含まれ得る他の任意成分としては、オメガ6及びオメガ3脂肪酸、カルニチン、ヘキサメタリン酸塩、グルコサミン、コンドロイチン硫酸、βカロチン、ビタミンE、及びルテインなどのカロチノイド、並びに下記表1に示されるような成分がある。
以下の実施例は、本発明の実施形態を例示するために与えられるものであって、本発明の範囲をいかなる意味においても限定することを目的とするものではない。
マンノヘプツロースを含有するアボカド粉末の調製
新鮮なアボカド(ルラ(Lula)種)をフレッシュキング社(Fresh King Incorporated)(フロリダ州、ホームステッド)より入手した。アボカドを手作業で割り、種を取り出して捨てた。残った皮及び果肉を、Hobart業務用食品加工装置(製品番号11−10410235)で12と1/4のシーブを使用してすりつぶした。次いで、すりつぶしたアボカドをEdwards凍結乾燥機(Super Modulyoモデル、英国、サセックス州、クローリー)に移した。凍結乾燥機は、最初の24時間は−20℃に、次の24時間は−5℃に、最後の72時間は5℃に設定した。この粉末を凍結乾燥機から取り出し、Straubグラインディングミル(モデル4E、ペンシルベニア州、フィラデルフィア)を使用して粉末にすりつぶした。このアボカド粉末を分析したところ、粉末の約10.35重量%のマンノヘプツロースを含有していた。アボカド中のマンノヘプツロースの量は、特定の品種及び熟度の状態によって異なる点は注意を要する。
アボカド抽出物の調製
高濃度のマンノヘプツロースを含むアボカド抽出物を、必要に応じて行われる以下のプロセスに従って調製し、本発明の各実施形態の組成物中に使用する。
丸ごとのアボカド果実(約900kg)を用意する。果実を割って種の一部又は全部を取り出し、種を除いた約225kgの半分のアボカドを得る。この生のアボカドを粉砕機に入れ、少し攪拌してから水(約3000kg)及びCELLUBRIX(ノボザイムズA/S社(Novozymes A/S)より市販されるもの)(約1L)を更に加える。混合物を約66℃まで加熱しながら更に攪拌する。充填が完了したら、更にCELLUBRIX(約1リットル)を加え、全ての混合物をpH約5.5に調整して約12時間攪拌しながら保持する。温度を更に約80℃に上昇させて、少なくとも約2時間維持する。次いで、得られた消化された植物混合物を80℃で濾過して、炭水化物抽出物を濾液として得る。次いで、この炭水化物抽出物を簡単な再循環システム中で80℃にて真空下で蒸発させて、約10%〜約20%の固形分及び約5.5のpHを有する炭水化物抽出物を得る。次いで、抽出物をリフラクタンスウインドードライヤー(refractance window dryer)を使用して更に濃縮して、約100kgの抽出物を結晶又は粉末として得る(アボカドの全果実の開始重量に対して炭水化物抽出物の収率は約11%。これを分析したところ、マンノヘプツロースの収率は、アボカドの全果実の開始重量に対して約0.25%〜約4.5%であった)。アボカド中のマンノヘプツロースの量は、果実の特定の品種及び熟度の状態によって異なる点は注意を要する。この抽出物を、本発明の各実施形態の組成物中に使用することができる。
キブル
表1は、以下の成分をおおよその量で含み、押出しを含む当該技術分野において標準的なプロセスを使用して調製し得る、イヌ及び/又はネコに毎日の餌として与え得る2種類のキブル組成物を示す。
Figure 2014517686
アボカドを、マンノヘプツロースの含量が高い他の植物体に置き換えることができる。同様にマンノヘプツロース源を加えることによって、組成物中の同様の量の穀類資源が置き換えられる。
**ビタミン類及びミネラル類としては以下が含まれ得る。すなわち、ビタミンE、β−カロチン、ビタミンA、アスコルビン酸、パントテン酸カルシウム、ビオチン、ビタミンB12、ビタミンB、ナイアシン、ビタミンB、ビタミンB、ビタミンD、ビタミンD、葉酸、塩化コリン、イノシトール、炭酸カルシウム、リン酸二カルシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、酸化亜鉛、硫酸マンガン、硫酸銅、酸化マンガン、硫酸第一鉄、ヨウ化カリウム、炭酸コバルト。
***微量成分としては以下が含まれ得る。すなわち、魚油、亜麻仁、亜麻粉、セルロース、香味料、酸化防止剤、タウリン、酵母、カルニチン、コンドロイチン硫酸、グルコサミン、ルテイン、ローズマリーエキス。
投与
80頭(n=80)のラブラドールレトリバーを年齢、性別、及び同腹子についてランダム化し、以下に開示するように、Eukanuba(登録商標)Senior Large Breedと同様の完全かつ栄養のバランスのとれたコントロール食、又はマンノヘプツロース並びにBHA及びBHTを含む以外はコントロール食と同じである実験食を与えた。イヌを2つの試験群に割り付けた。
試験1:総数39頭の高齢のラブラドールレトリバーに、0〜約2mg/イヌの体重(kg)の濃度のマンノヘプツロース、並びに0mg/飼料(kg)のBHA又は約12mg/飼料(kg)のBHTを提供する栄養のバランスのとれた組成物を与えた。4年間の試験の開始時のイヌ(12頭の去勢した雄、27頭の避妊した雌)の平均年齢は6.7歳であり、コホート中の最も若いイヌと最も高齢のイヌの年齢はそれぞれ5.1〜8.2歳の範囲である。栄養のバランスのとれた組成物として、マンノヘプツロース(0mg/kg)、BHA及びBHT(0mg/飼料(kg))、アボカド抽出物、アボカド粉末、又はアボカド濃縮物を含有しない対照組成物を与えた。試験組成物は、栄養のバランスのとれた対照組成物に、2mg/イヌの体重(kg)のマンノヘプツロース及び約12mg/飼料(kg)のBHA及びBHTが与えられるように、アボカド抽出物、アボカド粉末、又はアボカド濃縮物が配合された組成物であってよい。高齢のイヌには、毎日、7:30及び14:30に一日量を半分ずつ与えた。体重及び身体組成スコア(BCS)が2〜4のスコア範囲内に維持するようにイヌに与えた。食物の調整をする場合には、3ヶ月ごとに行うべきである。全てのイヌは、夜間には断食させ、朝食は免疫測定のための全ての採血をするまで与えない。水は制限なく与えた。
試験2:総数41頭の若いラブラドールレトリバーに、0〜約2mg/イヌの体重(kg)の濃度のマンノヘプツロース、並びに0mg/飼料(kg)のBHA又は約24mg/飼料(kg)のBHTを提供する栄養のバランスのとれた組成物を与えた。36ヶ月の給餌実験の開始時のイヌ(12頭の去勢した雄、29頭の避妊した雌)の平均年齢は4.0歳であり、コホート中の最も若いイヌと最も高齢のイヌの年齢はそれぞれ2.0〜6.1歳の範囲である。栄養のバランスのとれた組成物(Eukanuba(登録商標)Senior Maintenance Formula)として、マンノヘプツロース(0mg/kg)、BHA及びBHT(0mg/飼料(kg))、アボカド抽出物、アボカド粉末、又はアボカド濃縮物を含有しない対照組成物を与えた。試験組成物は、栄養のバランスのとれた対照組成物に、2mg/イヌの体重(kg)のマンノヘプツロース及び約24mg/飼料(kg)のBHAが与えられるように、アボカド抽出物、アボカド粉末、又はアボカド濃縮物を配合した組成物であってよい。若いイヌには、毎日、7:30及び14:30に一日量を半分ずつ与えた。体重及び身体組成スコア(BCS)が2〜4のスコア範囲内に維持するようにイヌに給餌した。食物の調整をする場合には、3ヶ月ごとに行うべきである。しかしながら、全てのイヌは、夜間には断食させ、朝食は免疫測定のための全ての採血をするまで与えない。水は制限なく与えた。
方法
マンノヘプツロースなどのグルコース代謝拮抗物質は、以下のようなペットフード又は栄養補助食品において測定する。
手順(脱イオン水のみを使用):
約0.1g(飼料/成分)を秤量し、15mLのプラスチック遠心管に入れる。
その遠心管に10mLの水を加え、5分間攪拌する。
最大速度(2440g)で5分間遠心分離する。
上澄の一部を0.2μmのナイロン遠心分離膜に分取し、最大速度(14000g)で5分間回転させる。試料を注入する準備をする。
1Lの水に10mgの炭水化物を各々溶解させ、10μg/mLの炭水化物標準を調製する。
900μLの水に、100μLの10μg/mL溶液を溶解させ、1μg/mLの標準炭水化物を調製する。
990μLの水に、10μLの10μg/mL溶液を溶解させ、0.1μg/mLの標準炭水化物を調製する。
IC条件:溶離剤クリーンアップ:Ionpac ATC−3(Dionex P/N 059661),Boratetrap(Dionex P/N 047078)。カラム:CarboPac PA20(Dionex P/N 060142),2mmアミノトラッププレカラム(Dionex P/N 046122)。カラム温度:30℃
Figure 2014517686
注:カラムを使用する前に、1MのNaOHを30〜60分流し、95%の水:5%の0.2MのNaOHを流して再生する必要がある場合がある。Dionexにより推奨される手順に従って、溶離液を調製する。
オートサンプラー
注入用量:10μフルループ
Figure 2014517686
注:ピーク領域を使用して、全てのピークを定量する。積分された電流波形の一例を図で示す。
参照
1.Shaw,P.E.;Wilson,C.W.;Knight,R.J.J.Agric.Food Chem.1980,28,379〜382。
2.Dionex CarboPac20 Document No.031844−01。
BHA及び/又はBHT
AOAC承認方法954.02に記載されるように、酸加水分解を使用して粗脂肪を抽出し、AOAC承認方法983.15:油中、脂肪中、及びバターオイル中のフェノール系酸化防止剤によって、以下のように、BHA及び/又はBHTを測定する。
約2gの、正確に秤量し、粉末化して、十分に混合した試験画分をMojonnier脂肪抽出管に量り入れ、2mLのアルコールを添加して、酸を添加した際の固化を防ぎ、全ての粒子を湿潤させるために攪拌する。10mLのHCl(25+11)を添加し、十分に混合し、管を70〜80℃の水浴中に30〜40分セットし、頻繁に攪拌する。室温まで冷却し、液面がMojonnier管のくびれた部分に到達するまでアルコ−ルを添加する。
25mLのエーテルを加え、アルコールで十分に洗浄したガラス、ネオプレン、又は良質のゴムストッパで栓をして、1分間激しく攪拌する。溶媒をこぼさないように、注意深く減圧する。ストッパの背部にこびりついた溶媒及び脂肪を、数mLの再蒸留した石油エーテル(沸点<60℃)で洗浄し、抽出管に入れる。
25mLの再蒸留した石油エーテルを添加し、栓をして1分間激しく攪拌する。液体上部がほぼ透明になるまで立てておくか、600rpmで20分間遠心分離する。漏斗の脚部に綿球がしっかりと充填されたフィルターを通して、できるだけ多くのエーテル−脂肪溶液を注ぎ入れ、数種のガラスビーズを含む150mLのビーカーにエーテルを自由に流す。管の注ぎ部を数mLの石油エーテルですすぐ。管に残った液体には、各回15mLだけエーテルを用い、エーテルの添加後1分間攪拌し再抽出を2回行う。上述したのと同じビーカーに、フィルターを通して透明なエーテル溶液を注ぎ入れ、管の注ぎ部、栓、漏斗、及び漏斗の脚部の縁を数mLの2種のエーテルの混合物(1+1)で洗浄する。
穏やかな空気流又はN流のもと、蒸気浴でゆっくりと蒸発させる。溶媒を蒸発させた後、15分間蒸気浴で加熱し続け、次に、室温まで冷却する。
乾燥した脂肪残留物を4つの10mL画分のエチルエーテルに再溶解した。エチルエーテルは、100℃で30分間前乾燥させデシケータ中で室温まで冷却し直接量りとったガラスビーズをいくらか入れた100mLビーカーに、小さな綿球を通してろ過した。エーテルを10mLずつ5回使用して、綿球及び漏斗をすすいだ。蒸気浴でエーテルを蒸発させ、100℃で90分間乾燥し、デシケータ中で室温まで冷却して、迅速に秤量する。試薬を使用してブランク試験を行ってこの秤量を修正する。
続いて、上述で抽出された脂肪を以下のBHA/BHT分析に使用する。
A.1回の飼料中のBHA及び/又はBHT含有量は、以下のように、AOAC承認方法983.15:油中、脂肪中、及びバターオイル中のフェノール系酸化防止剤によって測定する。
B.装置:
a.勾配溶出液体クロマトグラフィー
ピーク高さを電子的に測定する10mVレコーダー又は積算器、10μLループインジェクションバルプ、及び280nmにおける吸光度を測定する検出器を使用。
典型的な作動条件:検出器感度、0.05AUFS;温度、周囲温度;流速、2.0m/分。
b.LCカラム
C18結合球状シリカ充填物、又は同等物を充填。必要であれば、ガードカラムを使用する。
c.ガラス製品
全てのガラス製品はCHCL、アセトン、及びメタノールですすぎ、続いてNで風乾させる。
C.試薬
a.溶媒
アセトニトリル、2−プロパノール、及びヘキサン。ガラス蒸留(Distilled-in-glass)等級。
b.移動相
(1)5%酢酸(HO中)−LC等級。(2)アセトニトリル−メタノール(1+1、v/v)−LC等級。
(1)中30%の(2)から、100%の(2)までの直線濃度勾配で、最後の酸化防止剤(DG)が溶出するまで10分以上かけてクロマトグラフィーを実施する。試験溶液のみのものについては、100%の(2)で4mL/分まで流速を上げて6分以上又は非極性脂質が溶出するまで実施する。試験溶液及び標準溶液については、2mL/分で、(1)中30%(v/v)の(2)まで1分以上かけて戻し、ベースライン及び圧力を安定させる(約6分)。いかなる酸化防止剤にも干渉するピークが存在しないことを確認するために、ブランク溶媒勾配(注入なし)でクロマトグラフィーを行う。溶出溶媒(1)から生じるピークを除去又は減少させるため、インレットフィルターを、予めすすいだ固体相C18抽出カートリッジに代え、インラインフィルターを使用する。小さな干渉ピークが除去できない場合、標準溶液又は試験溶液のピーク高さ又は勾配干渉を減算する。
c.酸化防止剤:
BHA(2−及び3−BHA混合物)、BHT
d.標準溶液:
2−プロパノール−アセトニトリル(1+1、v/v)で調製する。(1)標準原液−1mg/mL。各酸化防止剤を正確に約50mg(0.1mg単位で)秤量し、50mLの1つのメスフラスコに移す。溶解させ、規定の容積まで希釈し、混合する。(2)使用標準液−0.01mg/mL。ピペットで1mLの標準原液を100mLのメスフラスコに分取し、規定の容積まで希釈し、混合した。
e.抽出溶媒
(1)標準ヘキサン
2分間の攪拌後に2層が残るようになるまでアセトニトリルを添加し、約300mLのヘキサンを分液漏斗中で飽和させる。下層のアセトニトリルを廃棄する。
(2)飽和アセトニトリル
2分間の攪拌後に2層が残るようになるまでヘキサンを添加し、約300mLのアセトニトリルを分液漏斗中で飽和させる。上層のヘキサン層を除去して廃棄する。
D.測定:
a.抽出。
50mLビーカーに、0.01g単位で、正確に約5.5gの液体油若しくはバターオイル又は約3.0gのラード若しくはショートニング(60℃の水浴又は炉を使用してまとめて液体化し、回転させ、攪拌して均質化する)を正確に秤量する。20mL(ラード又はショートニングにおいては22.5mL)の飽和ヘキサンを入れた125mLの分液漏斗にできる限りの試験画分をデカントする。試験画分の秤量を測定するために、ビーカーを再秤量する。試験画分とヘキサンを混合するために回転させ、飽和アセトニトリルを50mLずつ用い3回抽出する。乳化したら、蛇口からの熱湯下で分液漏斗を5〜10分保持する。250mLの分液漏斗に抽出物を回収し、混和した抽出物を250mL又は500mLの丸底フラスコにゆっくりと流してヘキサン−油液滴が除去されるのを助ける。(注:この時点で、150mLのアセトニトリル抽出部を一晩保管し、冷凍してもよい)。
40℃の水浴でフラッシュエバポレータを使用して、10分以内で3〜4mLまで蒸発させる。使い捨てピペットを使用して、ガラス栓をした10mLのメスシリンダーにアセトニトリル−油液滴混合物を移す。少量の不飽和アセトニトリルでフラスコをすすぐ。すすぎ液がフラスコ底部にたまっている場合には、すすぎ液は、5mL分回収されるまで、ピペットでシリンダーに移す。先端部を通過させてピペットをすすぎ、少量の2−プロパノールでフラスコをすすぎ続け、10mL回収されるまですすぎ液をシリンダーに移す。シリンダーの内容物を混合する。
b.クロマトグラフィー
ループインジェクションバルブを使用して、10μLの試験抽出物を注入し、試験抽出物用の溶媒勾配プログラムで溶出する、C(b)。3〜4回又はそれ以上の試験注入毎の前後に、標準ピーク高さ間に5%>の差が見られた場合、10μLの酸化防止剤作用標準溶液(10μL/mL)を注入し、標準物質を溶媒勾配プログラムで溶出する、C(b)。測定限界を超えているか、標準の3倍を超えているピークの分析については、試験抽出物を2−プロパノール−アセトニトリル(1+1)で定量的に希釈し、再注入する。標準物質の保持時間と比較して、ピークを同定する。
試薬ブランク試験については、25mL飽和ヘキサンを使用して、続いて、(a)「飽和アセトニトリルを50mLずつ用い3回抽出すること」によって抽出する。10μLの試薬ブランク抽出物を注入し、分析用の溶媒勾配プログラムで溶出する。試薬ブランクは、酸化防止剤測定を干渉するいかなるピークも有していてはならない。
電子的に決定したピーク高さを使用するか、ベースラインに従う指針として、ブランク勾配クロマトグラムを使用して0.1mmまでピーク高さを測定する。酸化防止剤のピーク高さ及び酸化防止剤標準物質のピーク高さ平均を測定する(試験注入前後に複数回注入し、勾配ブランクについて補正する)。
E.計算:
以下のように、酸化防止剤の濃度を計算する:
酸化防止剤、μg/g=(R/R)×(C/W)×D
式中、R及びRは、それぞれ、試験画分及び標準物質のピーク高さであり、Cは、標準物質の濃度(μg/mL)であり、Wは、10mLの非希釈試験画分中の重量(g/mL)であり、Dは溶液が希釈されている場合の希釈係数である。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らない限り、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40ミリメートル」として開示される寸法は、「約40ミリメートル」を意味するものである。
相互参照されるか又は関連する全ての特許又は特許出願を含む、本願に引用される全ての文書を、特に除外すること又は限定することを明言しない限りにおいて、その全容にわたって本願に援用するものである。いずれの文献の引用も、こうした文献が本願で開示又は特許請求される全ての発明に対する先行技術であることを容認するものではなく、また、こうした文献が、単独で、あるいは他の全ての参照文献とのあらゆる組み合わせにおいて、こうした発明のいずれかを参照、教示、示唆又は開示していることを容認するものでもない。更に、本文書において、用語の任意の意味又は定義の範囲が、参考として組み込まれた文書中の同様の用語の任意の意味又は定義と矛盾する場合には、本文書中で用語に割り当てられる意味又は定義に準拠するものとする。
本発明の特定の実施形態を説明及び記述してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行えることが当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (15)

  1. グルコース代謝拮抗物質及びBHAを含む、ペットフード組成物。
  2. 前記グルコース代謝拮抗物質がマンノヘプツロースを含む、請求項1に記載のペットフード組成物。
  3. 前記BHAが、組成物1kg当たり約2mg〜約140mg、又は組成物1kg当たり約6mg〜約80mg、組成物1kg当たり約10mg〜約60mgで存在する、請求項1〜2のいずれか一項に記載のペットフード組成物。
  4. 前記グルコース代謝拮抗物質が、前記組成物の約5重量%未満で該組成物中に存在する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のペットフード組成物。
  5. 前記組成物が、湿潤(wet)組成物、半湿潤(semi-moist)組成物、乾燥(dry)組成物、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のペットフード組成物。
  6. 前記組成物が栄養のバランスのとれたペットフード組成物であり、前記グルコース代謝拮抗成分がマンノヘプツロースを含み、前記BHAが前記組成物1キログラム当たり約2mg〜約140mgで存在する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. グルコース代謝拮抗物質及びBHTを含む、ペットフード組成物。
  8. 前記グルコース代謝拮抗物質がマンノヘプツロースを含む、請求項7に記載のペットフード組成物。
  9. 前記BHTが、組成物1キログラム当たり約2mg〜約140mg、又は組成物1キログラム当たり約6mg〜約80mg、又は組成物1キログラム当たり約10mg〜約60mgで存在する、請求項7又は9に記載のペットフード組成物。
  10. 前記グルコース代謝拮抗物質が、組成物の約5重量%未満で組成物中に存在する、請求項7、8、又は9に記載のペットフード組成物。
  11. 前記組成物が、湿潤組成物、半湿潤組成物、乾燥組成物、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項7、8、9、又は10に記載のペットフード組成物。
  12. 前記組成物が、栄養のバランスのとれたペットフード組成物であり、前記グルコース代謝拮抗成分がマンノヘプツロースを含み、前記BHTが組成物1キログラム当たり約2mg〜約140mgで存在する、請求項7、8、9、10、又は11に記載の組成物。
  13. グルコース代謝拮抗物質並びにBHA及びBHTを含むペットフード組成物。
  14. 前記グルコース代謝拮抗物質がマンノヘプツロースを含む、請求項13に記載のペットフード組成物。
  15. 前記BHA及びBHTが、混合されて、前記組成物1キログラム当たり約2mg〜約140mgで存在し、前記グルコース代謝拮抗物質が、前記組成物の約5重量%未満で該組成物中に存在し、該組成物が、栄養のバランスのとれたペットフード組成物である、請求項13又は14に記載のペットフード組成物。
JP2014509347A 2011-05-02 2012-05-01 グルコース代謝拮抗物質、bha、及び/又はbhtを含む組成物 Pending JP2014517686A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/098,756 2011-05-02
US13/098,756 US20120283197A1 (en) 2011-05-02 2011-05-02 Compositions Comprising a Glucose Anti-Metabolite, BHA, and/or BHT
PCT/US2012/035921 WO2012151168A1 (en) 2011-05-02 2012-05-01 Compositions comprising a glucose anti-metabolite, bha, and/or bht

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014517686A true JP2014517686A (ja) 2014-07-24

Family

ID=46085198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014509347A Pending JP2014517686A (ja) 2011-05-02 2012-05-01 グルコース代謝拮抗物質、bha、及び/又はbhtを含む組成物

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20120283197A1 (ja)
EP (1) EP2704590B8 (ja)
JP (1) JP2014517686A (ja)
CN (1) CN103533844A (ja)
AR (1) AR086240A1 (ja)
AU (1) AU2012250893A1 (ja)
CA (1) CA2834889A1 (ja)
MX (1) MX2013012841A (ja)
RU (1) RU2564879C2 (ja)
WO (1) WO2012151168A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8563522B2 (en) * 1997-07-08 2013-10-22 The Iams Company Method of maintaining and/or attenuating a decline in quality of life
US8877178B2 (en) 2003-12-19 2014-11-04 The Iams Company Methods of use of probiotic bifidobacteria for companion animals
US20050158294A1 (en) 2003-12-19 2005-07-21 The Procter & Gamble Company Canine probiotic Bifidobacteria pseudolongum
EP2270131A1 (en) 2005-05-31 2011-01-05 The Iams Company Feline probiotic lactobacilli
AU2006253007B2 (en) 2005-05-31 2012-12-20 Alimentary Health Ltd Feline probiotic Bifidobacteria
PL2124966T3 (pl) 2007-02-01 2016-01-29 Iams Europe B V Sposób zmniejszania reakcji zapalnej i stresu u ssaków za pomocą antymetabolitów glukozy, awokado lub ekstraktów awokado
US9771199B2 (en) 2008-07-07 2017-09-26 Mars, Incorporated Probiotic supplement, process for making, and packaging
US10104903B2 (en) 2009-07-31 2018-10-23 Mars, Incorporated Animal food and its appearance
AU2014346382A1 (en) * 2013-11-11 2016-06-16 Mars, Incorporated Processes for preparing a carbohydrate extract comprising mannoheptulose and compositions comprising same

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010516805A (ja) * 2007-02-01 2010-05-20 ザ アイムス カンパニー 哺乳動物における炎症及び酸化ストレスの低下方法
US20100303968A1 (en) * 2009-05-28 2010-12-02 Gregory Dean Sunvold Pet Food in the Form of a Coated Kibble
US20110027418A1 (en) * 2009-07-31 2011-02-03 Monika Barbara Horgan Animal Food Having Low Water Activity

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1156144A (en) * 1980-08-20 1983-11-01 Herbert A. Blough Antiviral agent against herpes simplex
FR2663198B1 (fr) * 1990-06-14 1993-09-17 Xeda International Utilisation de composes antioxydants pour augmenter la resistance des fruits et legumes contre les infections fongiques.
US8563522B2 (en) * 1997-07-08 2013-10-22 The Iams Company Method of maintaining and/or attenuating a decline in quality of life
US7666459B2 (en) * 2001-09-12 2010-02-23 The Procter & Gamble Company Pet food compositions
US20050158294A1 (en) 2003-12-19 2005-07-21 The Procter & Gamble Company Canine probiotic Bifidobacteria pseudolongum
US20090252834A1 (en) * 2004-05-10 2009-10-08 Michael Griffin Hayek Compositions comprising glucose anti-metabolites
RU2388320C2 (ru) * 2005-09-30 2010-05-10 Хилл'С Пет Ньютришн, Инк. Способы увеличения срока хранения пищевых композиций, содержащих полиненасыщенные жирные кислоты
PL2124966T3 (pl) * 2007-02-01 2016-01-29 Iams Europe B V Sposób zmniejszania reakcji zapalnej i stresu u ssaków za pomocą antymetabolitów glukozy, awokado lub ekstraktów awokado
CA2792390C (en) * 2008-09-11 2016-10-25 The Iams Company Animal feed kibble with protein-based core and related methods

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010516805A (ja) * 2007-02-01 2010-05-20 ザ アイムス カンパニー 哺乳動物における炎症及び酸化ストレスの低下方法
US20100303968A1 (en) * 2009-05-28 2010-12-02 Gregory Dean Sunvold Pet Food in the Form of a Coated Kibble
US20110027418A1 (en) * 2009-07-31 2011-02-03 Monika Barbara Horgan Animal Food Having Low Water Activity

Also Published As

Publication number Publication date
AR086240A1 (es) 2013-11-27
EP2704590B1 (en) 2020-06-03
RU2013147762A (ru) 2015-06-10
RU2564879C2 (ru) 2015-10-10
EP2704590B8 (en) 2020-08-05
US20120283197A1 (en) 2012-11-08
EP2704590A1 (en) 2014-03-12
MX2013012841A (es) 2014-02-11
CN103533844A (zh) 2014-01-22
WO2012151168A1 (en) 2012-11-08
AU2012250893A1 (en) 2013-11-21
CA2834889A1 (en) 2012-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014517686A (ja) グルコース代謝拮抗物質、bha、及び/又はbhtを含む組成物
US10583164B2 (en) Compositions including ginger for the amelioration or prevention of inflammatory conditions
RU2546222C2 (ru) Способ повышения иммунитета животного-компаньона
Jeshari et al. Effect of essential oils and distillation residues blends on growth performance and blood metabolites of Holstein calves weaned gradually or abruptly
RU2587050C2 (ru) Композиции, содержащие антиметаболит глюкозы и селен
AU2016370709B2 (en) Hydration for animals
Onmaz et al. Effects of silymarin (Silybum marianum) supplementation on milk and blood parameters of dairy cattle
US20230058302A1 (en) Products and methods for inhibiting respiratory conditions
Saleh et al. Effects of herbal supplements on milk production quality and specific blood parameters in heat-stressed early lactating cows
Al-dain et al. Vital impact of using ginger roots powder as feed additive to the rations of local Friesian dairy cows and its effect on production & economic efficiency of milk and physiological of blood
Sulaiman et al. Effect of in-ovo injection of some natural oils on the hatchability and subsequent physiological responses of post hatch broilers
Marwan et al. Influence of basil oil as an essential oil on buffalo calves performance, digestibility, haemobiochemical profile and rumen fermentation indicators
US20170173138A1 (en) Immune health for companion animals
CA2903246A1 (en) A composition comprising mannoheptulose for use in the treatment or prevention of overweight and obesity
Durmic et al. Inclusion of selected levels of Australian native plant Eremophila glabra in fermentation substrate can influence events leading to rumen lactic acidosis in in vitro and in vivo carbohydrate-challenged systems
Yeanpet et al. Effect of Mucuna pruriens leaves in dairy cow feed on gas production, digestibility and rumen fermentation by using in vitro gas production technique.
WO2023227971A1 (en) Compositions and methods for dehydrated pet food blends
WO2017109735A1 (en) Oral health for companion animals

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141118

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150218

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150317

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150622

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150622