JP2014516748A - 座部 - Google Patents
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Abstract
最適に選択された水平面に対して27度の角度で使用者の大腿を支持するように適応された2つの凹形状パッド(14)から構成される、輪郭に合致した皿状部分を備えた座部。座部は、使用者が座部に座ったときにロール運動を可能にする、パッド(14)の後側の間の板ばね(22)結合を、さらに含む。連結機能により、使用者を、立った姿勢のときの脊柱の形を模倣する快適な座席の位置に導くことが可能である。
【選択図】図11
【選択図】図11
Description
本発明は、座部に関するものであり、特に、事務用椅子、作業用椅子、航空機座席、自転車、車両、車椅子、乳母車、チャイルドシート/自動車の座席、またはベンチに用いられる座部に関するものである。具体的には、本発明は、着席者を正しい座位に能動的に導く座部であり、本発明者によって仮定されるように、その姿勢は、着席者が立っている場合の脊柱および骨盤が実現する姿勢を模倣するものである。
(前方から後方、および側面から側面の両方が)水平に近い座部の皿状部分を備えた従来の椅子は、脊柱および関連する組織の適切な機能に有害な姿勢で座ることを人々に強制し、それは、緊張、怪我および、場合によっては、脊髄の退化に導く可能性がある。具体的には、水平の座部の皿状部分は、背中を曲げ、胸腹部空間を縮めた座位を強制し、消化および呼吸を妨げる結果となる可能性のある腹部内臓、横隔膜、および肺の圧縮を引き起こす。また、着席者の左右への脊柱湾曲(側弯症)につながる負担をかける。
1970年代以降、A.C.Mandalなどの研究に従い、設計者は、大腿について、膝が腰部より下になる着座装置を開発している。しかし、これらの装置はすべて欠点を有する。例えば次のようなものがある。
「跪いている椅子」。例えば、米国特許第3863978号明細書(Gillings 1975)、米国特許第3669493号明細書(Vowles 1972)、欧州特許第0017450号明細書(Mengshoel 1980)、スウェーデン特許出願公開8600691号明細書(Opsvick 1986)、およびノルウェー特許第320859号明細書(Mengshoel 2006)は、座った大腿の角度を増加させる第1の試みであった。多くの場合、これは最高45度の水平に対する大腿の角度を含んでいた。使用者は、膝のちょうど下で、むこうずね支持部に脚を「固定する」ことによって、座部で前方へすべることを防ぐことができた。そのような負担に起因する膝関節への不自然な圧力のために、膝の過労(前十字靭帯)を報告している論文もいくつかある。また、それらは脚および足の自由な移動を制限し、使用者の脚および足が不快となる可能性がある。
「人間工学に基づいた椅子」。これらの(発展上の)主要なものとしては、Aeron Chair(Herman Miller 1994)、Leap Chair(Steelcase 1999)、およびFreedom Chair(Humanscale 1999)がある。これらの椅子およびその模倣品は、傾いた座部の皿状部分を有することができるが、これは、使用者が前方へゆっくりと摺動する原因となる。この移動に対処するために、使用者は脚および体幹の筋肉を締めるため、座っているとすぐに痛みが生じる。これらの椅子の設計者は、有益な姿勢について忠告することよりもむしろ、移動を主唱する。この椅子は、使用者による多数の調節が可能である。しかし、研究は、大多数の使用者がほとんど椅子を調節さえしないことを明解に示している。調節が行われるとしても、それは通常、高さの調節だけに限定されている。
「サドルスツール/椅子」。例えば、国際公開第0154545号パンフレット(2001)、ノルウェー特許出願公開第20003763号明細書(Mengshoel 2002)、米国特許出願公開第2002167206号明細書(2002)、およびノルウェー特許第320859号明細書(Mengshoel 2006)は、サドル状の形状を使用して、どちらの側にも脚を下げることができるようにして、望ましい大腿の角度を実現する。これらの座部は、自転車のサドルと同様に働き、体重は、会陰を形成する筋肉の「ハンモック」によって支えられる。このダイヤモンド形の筋肉の層(生殖器官および排出器官を含む)は、サドルシートの上を覆い、坐骨結節、恥骨、および尾骨における筋付着部により体重を伝達する。そのような座部は、自転車のサドルに類似の欠点、すなわち長い使用の後に経験する不快感を有する。
「改良された自転車サドル」。例えば、GB611899号明細書(Scoular、1946)は、使用中の快適性を改善するための変更を加えることによって、上記のような従来の自転車サドルの認識されている問題点に対処している。GB611899号明細書のような装置は、横バーに取り付けられた2つの座部パッドが20〜30度、前傾斜していることを提案しているが、これは初期位置だけである。パッドは、使用者の大腿が自転車のペダルを踏むために上下に動くと、横バー(水平軸)のまわりをバネで付勢されて回転するように取り付けられる。初期角度は、腰部快適性を補助する座部の取り付けの容易さのために設けられている。
「着席ボール」は、現在普及していて、ボールのサイズに従い、使用者は有益な大腿角度を得ることができ、さらに、緩衝作用および若干の意図された不安定性を提供し、それらはすべて有益であり得る。しかし、そのような装置は、従来のオフィス環境にはうまく適合しない。
「可動型椅子/移動制御椅子/運動用椅子」。例えば、米国特許第5588704号明細書(Harza 1996)、米国特許第7090303号明細書(Kropa、2006)、米国特許出願公開第2009/0079243号明細書(Kunzler et al、2009)、米国特許出願公開第2009/0135133号明細書(Kunzler et al、2009)は、運動または健康いずれかのための動き、およびその他の装置を制御する可能性を含むことができる。動くことは多くの場合人間に有益であり、長期間、完全に動きがないことは有害である、しかし、作業座部において、コントロールが十分でないか、案内された動きが十分でないときには、多くの場合、注意散漫および不快につながる。体が快適性および健康のための最高の姿勢を見つける着座装置において、多くの自由移動を提供することでそれを考えることは、誤りである。
「二重パッド椅子/傾斜型椅子/成形された椅子」。例えば、米国特許第4387925号明細書(Barker et al、1983)、米国特許第4552404号明細書(Congleton、1985)、GB2226756号明細書(National Research Development Corporation、1988)、米国特許第5580128号明細書(Johnson et al、1996)、国際公開第2006/073019号パンフレット(Train Corp et al、2006)、国際公開第01/76420号パンフレット(Hansen、2001)、(米国特許第7387339号明細書(Bykov et al、2008)、米国特許第7063386号明細書(Dowty et al、2006)、米国特許第6357827号明細書(Brightbill et al、2002)、米国特許第5024485号明細書(Berg et al、1991)、米国特許第5713632号明細書(Su、1998)、国際公開第2009040861号パンフレット(Manzini Roberto、2009)、国際公開第94/08491号パンフレット(Bustanate Serrano、1994)は、主に着席者の快適性に関連している。成形されたパッドは、多くの場合、初期の、成形された「トラクター型」座部に類似している。これらの座部は、後方の隆起の前に中心を持ち、少しの時間が経過すると、上述のサドルシートと同じ不快感の問題が発生する。二重パッドは改善されているが、任意の輪郭加工のないこれらを提供しても、着席者が動くことなく座部パッドに十分な前方傾斜を与えることはできず、それは、平らな座部、傾斜座部についても同じである。本当に快適であるためには、本発明者が注目しているように、パッドは、わずかなロール、ピッチ、およびヨーを考慮する必要がある。
患者を観察することによって、本発明者は、人間は座るための進化をしておらず、したがって、あらゆる作業椅子は、個人が立っている姿勢における状態を、骨盤および脊柱に実現させる姿勢を模倣するように設計されている必要があるとの結論を下した。脊柱、骨盤、筋骨格の構造および機能に関する詳細な解剖学的知識および専門知識が、この改善された座位を実現する最も優れた方法における仮説をもたらした。
長年の脊柱の研究において、本発明者は、個人が立位から座位に移るときに、脊髄および骨盤の姿勢に劇的な変化があることに気がついた。第1に、大部分の座部が、水平またはわずかに下向きの傾斜した座部の皿状部分を有しており、これにより腰椎が安定した姿勢を実現できず、そのため、立位を維持するために、不適切な脊髄および傍脊柱筋肉の酷使を必要とする。これらの筋肉は、持続期間中、立位を維持するようにはなっていない。第2に、人体には非対称があふれており、脚より非対称である場所はなく、それらは人体の最も長い部分である。大部分の人は脚の長さに差があり、それゆえに、骨盤の高さに違いがある。この不均等な骨盤高さにより、脊柱の左右のカーブ(側弯症)が引き起こされる。通常の、固定された、非適応な椅子に座るとき、骨盤は通常水平の姿勢に押し込まれ、それゆえに、脊髄側弯症における変形、ストレス、および不快が引き起こされる。
プロトタイピングの長期の工程および本発明における経験的なテストの結果により、立っているときに実現される骨盤および脊髄の姿勢を再現することができた。
もたらされた本発明は直観に反しており、不快に見えるが、それにもかかわらず、非常に快適である。さらにまた、単純に見えるが、高レベルの複雑性を有する、実用的な革新である。
上記の到達された結論に基づき、本発明では、着席者を座位に能動的に導く座部を提供しようとしており、それにより、着席者の脊柱および骨盤は、着席者が立っているときと同様の構造および姿勢位置となる。これを達成するためには、座部は、着席者が前方に摺動することなく、大腿(腰から膝まで)のかなりの下向きの傾斜を可能とする必要があり、さらに、骨盤の両側が、立っているときと同様の他の部分に対する相対的な高さを実現するように支援する必要がある。
本発明の広い態様において、使用者の各坐骨結節を支持するのに適し、使用者の大腿を水平面に対して15〜45度の間の位置で支持できる、輪郭に合致した皿状部分による座部が提供される。
輪郭に合致した座部の皿状部分は、カップ状の支持部(すなわち少なくとも2本の軸のまわりの凹形)を提供し、ある角度をなすときでも、使用者は快適に座り、前方へ摺動しない。使用者の前方への摺動を防止する機能は、隆起、滑り止めゴム表面、さらには粘着剤/ストラップなどの、輪郭に合致した座部の皿状部分に相当するその他の手段によって実現してもよい。これらの機能的な等価物は、厳密に「輪郭に合致した」座部の皿状部分の代わりに含まれてもよい。
好ましくは、座部の皿状部分は、水平面に対して22〜32度(しかし、最適には、皿状部分は27度で大腿を支持するように選択される)の大腿角度を支持し、それにより、腰椎の、人が立っているとき実現している前方に面したカーブ(前弯)を再現する。換言すれば、本発明は、立っているときに発生する骨盤および脊柱の位置を再現するように、体を導く(そして、維持する)。使用中、座った大腿角度は、大きく変わらない。
立った姿勢での前弯が実現されると、体をまっすぐに保持する椎骨の構造による、背中の筋肉によるものではない、自然な位置決めとなる。自然な立った姿勢での前弯姿勢が失われると、水平の座部の皿状部分と同様に、背中の筋肉はまっすぐに人を支持しようとする。これらの筋肉はすぐに疲れ、残りの脊柱、肩、頸部、腕、および前腕に有害な影響を与える、腰椎の前方への湾曲(落ち込み)が起こる。
好ましくは、座部の皿状部分は、使用者の両側のために、2つの別個の、少なくとも部分的に凹形の、成形された座部パッドから成り、各パッドは組織を支持し、各坐骨結節のまわりを形づくる。この構造は体の自然な緩衝機能を高め、無駄な/過度の緩衝作用の必要性を減らす。
座部の皿状部分は、本明細書で記載されたものと異なり、2つの座部パッドの機能を果たす単一の一体型部品で形成されてもよい。
坐骨結節の支持部に集中し、主として、大人の母集団における離間距離のばらつきが約12%のみであることを理解することにより、標準的な座部よりはるかに広い範囲の使用者を支持する座部を作成することが可能となる。
本発明の好ましい形態において、各座部パッドは、前部では、内部シリコンブッシュを備えた突出部によってベース/柱脚構造に取り付けられ、後部では、ピボット式板ばねおよび別のシリコンブッシュによって接続される。これにより、各座部パッドは、後方に向けて、リンクされた方法で、他パッドとの相対的な高さを変更することができる。これにより、大部分の立った姿勢の人々のように、骨盤の片側が一方より高いことが、快適な着席にとって不可欠であるという事実に対処する。
上述のように、パッドは2本の軸(いくつかの従来技術、例えばGB611899号明細書のように1本でない)のまわりで凹形であり、好ましくは、少なくとも4本の軸および2本の支柱のまわりを移動可能である(再び、1本だけの軸を有するGB611899号明細書と区別される)。
また、板ばねは後ろの支柱のばね運動を可能にし、その運動は、もたれ部分に設置された一連の「バックボール」によって提供される、背筋の緊張亢進状態の治療を支援する。また、パッドは前部の突出部内および後部の取付部の間で、シリコン取付ブッシュを有し、それは座部パッドにおける制御された量のロールを考慮している。
好ましくは、もたれ部分は、輪郭に合致した皿状部分に座っている使用者に応じて自動調節される。本発明の自動調節もたれ部品は、姿勢背筋における緊張亢進状態(高い緊張)を治療するために使用できる。さらにまた、座部は高さのみ、好ましくは手動で調節可能であり、その結果、(従来技術で見られるような)多くの過剰で無駄な手動調節機構をなくすことができる。
座部は、自転車およびオートバイの座部として使用するために適応させた形で使用できる。研究は、標準的な自転車サドルの使用が、男性の低受胎および勃起不全につながる可能性があることを示している。また、標準的なサドルは痔核を刺激する。多くの人々は、不快であるとわかっているため、自転車に乗らないが、これは、本発明によって概説されるように、体重の多くが坐骨結節よりもむしろ会陰を通して伝達されるからである。
本発明による座部は、特に自転車での使用のために、パッドの約半分を切断してサイズを減らす修正をしてもよい。換言すれば、本発明の座部の使用においては、各パッドの一部だけを利用してもよい。
また、本発明は車椅子での使用も想定されており、ベンチなどのその他の座部構造にも組み込まれる。実際、本発明は、あらゆる座部/椅子に対して、携帯型または追加装着の形態であってもよい。
本発明の座部は、地面からの高さ調節以外、自動的に使用者に適応させることを意図し、快適な位置を見つけるために、使用者による多くの調節/カスタム化を必要としないことは、注目に値する。偶然にも、立位を模倣する座席の位置を見つけることができる手動調節を提供する従来技術の着座装置は公知であり、その場合、従来技術の座部は、その使用者に本発明と同じ利点を実現できる。しかし、そのような座部は、本発明が可能なように、使用者またはその他の使用者の将来の変更に適応できない。
図4は、中央台12に集まる足および/または車輪11を備えた基部を有する事務用椅子に組み込まれた、本発明による座部を最善に説明する全体図である。そのような車輪を備えた基部は比較的従来のものであり、地面に接触している部品を備えた椅子の任意の認識できる構成に、本発明を実装してもよいことに留意されたい。
高さ調節装置13は台12に組み込まれ、それは(図に示す)ねじ山、または空気/バネシリンダーの形態であってもよい。図1および図2は、高さ調節装置13によって座部を相対的に高くした、および降ろした位置を説明する。座部の地面からの高さは、使用者の脚の長さに依存する快適性のために、例えば足が床にちょうど着くように調節される。
座部自体は、少なくとも部分的に凹形の構造を有し、互いに鏡像である2つのパッド14から好ましくは形成される座部の皿状部分を含む。これらのパッド14は、各パッド、および軸17に枢動可能に取り付けられたもたれ部分16を支持する台12の上端で、わく組構造15上に好ましくは独立して取り付けられる(図6で最善に見られる)。
また、もたれ16は、使用中、使用者の背中と接触する一連の詰め物の入った支持部18、つまり「バックボール」を特徴とする。
図6は、初期無負荷状態つまり「休止」状態、すなわち人の体重が加えられていない状態の、本発明による座部の側面図を示す。座部パッド14は比較的高い角度で静止し、そして、人が座部に座る前には、もたれ16がこの第1の静止位置で垂直を超える角度で後ろに倒れていることは明らかである。
図5に示すように、力Fが座部の皿状部分14に加えられるとき(例えば人が座ることにより)、旋回軸17の近傍の圧力は、もたれ16が垂直に向かう方向Lへの動きをもたらす。
図5および図6は、座部パッドの関連する結合構成を一般に示し、ここでは、わく組構造15は台経由で接続され、そして、脊柱形のもたれ16は、第2の旋回軸19(第1の旋回軸17ともたれ16の上方に湾曲するもたれ部分との間に設置)において、座部パッドの下側から延在する前部突出部21と、リンクアーム20により接続される。突出部は、若干の柔軟性をパッド動きに提供する(すなわち、「与える」)内部シリコンブッシュを含む。
湾曲したもたれの末端部は、第1の旋回軸接続ポイント17で終わり、ここでは、図7で最善に示すように、板ばね22が取り付けられ、2つの座部パッド14の間をまたがっている。さらに弾性ブッシユ23(シリコンまたは等価物から製造)のセットが取り付けられ、座部パッド14の後部下側から延在し、座部パッド間をまたがる板ばね22に接続している。ブッシユ23の弾力性は、パッドのヨー運動をある程度、制限する。
図8は、座部の下面図を示し、ここでは、座部パッド14の前部側面で(内側の)突出部21を通過する横バー24は、パッドの前部側面がある程度の動きを有する水平軸を提供する。横バー24は、パッド14の下に延在する外側の突出部25によって安定する。
全体として、機構はローズジョイントピボットシステムを使用して、各パッドをつなぐように設計され、板ばね/ブッシユ構成が付随している。したがって、各パッドは、座る人に適応するいくつかの方向への、ある程度の限られた動きを有し、座部パッドの傾斜角度を基にした最適な位置に前記の人を導く。一度、人が着席すると、脊柱の形に関する限り、立った姿勢を模倣する、最適で快適な位置が維持される。
特に、前部において内部シリコンブッシュを備える突出部21によって、ベース/柱脚構造15/20に取り付けられていて、また、後部においてピボット式板ばね22および別のシリコンブッシュ23によって接続されている座部パッドにより、各座部パッドは、後部の方へ、リンクされた方法で、その高さをその他のパッドに対して相対的に変えることができる。これにより、大部分の立った姿勢の人々のように、骨盤の片側が他方よりわずかに高いことが、快適な着席にとって不可欠であるという事実に対処する。
本発明の好ましい座部パッドが、少なくとも4本の軸および2本の支柱についてある程度の動きを有することは、明らかである。特に、パッドは、3本の軸(ピッチ、ロール、ヨー)および、板ばねが回転する座部パッドの後部間の前後方向の軸である4番目の軸のまわりを動く。
図9〜12は、座部パッド14の後部のリンクされた関節の動きを説明しており、ここでは、右の座部パッド14A(図10参照)が、座部の上に座っている人(図示せず)の体重/生理機能により、左のパッド14Bより低く押し下げられている。
特に図12は、板ばね22による、座部パッドの傾斜(回転/上下運動の湾曲矢印S)状態を示し、一方のパッドが下がり、他方のパッドが上がっている。
単に座った大腿角度によっては解決されない骨盤の形のバラツキに対処するため、リンクされた関節動きは、輪郭に合致したパッドによって提供される最適な着席角度と独立して、座部に組み込むことができる。
また、弾性のある板ばね22は、旋回軸接続部17を通して、もたれ部分に設置される一連の「バックボール」18によって提供される背筋の痛みの処置を助ける動きである、もたれ16のばね運動を可能にする。上述のように、パッドは前部の突出部内、および後部の取付部の間に、シリコン取付ブッシュを有し、それは、座部パッドのロール量の制御を可能とする。
より従来型のもたれ(事務用椅子など)が、座部パッドに必ずしも枢動可能にリンクされるというわけではない座部に組み込まれてもよく、例えば、それはベース/柱脚の他の所から延在してもよく、独立して可動または調節可能でもよい。
板ばねが本発明の現在の好ましい実施形態で示される一方、そのような偏った動きは他のスプリング式または空気圧シリンダによって提供されてもよい。
好ましくは、もたれ部分16は、輪郭に合致した皿状部分14の上に座っている使用者に応じて自動調節される。本発明の自動調節もたれ部品は、姿勢背筋の痛みの治療、または、その一般的な順応のために使用することができる。さらにまた、座部が高さだけ、好ましくは手動で調節可能であることに留意されたい。その結果、(従来技術で見られるような)多くの過剰で無駄な手動調節機構は、なくすことができる。
好ましくは、人の体重による荷重がかけられたとき、座部パッド14は水平面下で実質的に27°であるように選択された角度で、使用者の大腿を収容および支持しなければならず、同時に、座部パッド14の湾曲して輪郭に合致した状態が、使用者の前方への摺動を無理なく防止する。
板ばねを通して接続されるもたれ16のピボット機構がいくつかの形をとるか、スツールタイプの設計の場合は完全に除去されてもよいことはいうまでもない。そのような装置では、2つの座部パッド14は、約27°の固定された角度とすることができる。本発明の使用に関する手引きは、最終的な座位にあるとき、使用者の足が床上で水平であるか、または、少なくとも、大腿および脚の筋肉が弛緩する位置にあることを勧める。また、居住者が椅子の下側部分でフットレストを使用したい場合があるため、下腿は後方に曲げられてもよく、または、本発明がバースツールのようなより高い座部で使用される場合、より高いフットレストが足を支持するために組み込まれてもよい。
2つの座部パッド14が使用者の臀部の輪郭に合致しているため、前記パッド14上の明確な緩衝作用は比較的乏しくなる可能性があることに留意されたい。
本発明による座部の一般原則は、車椅子、または自転車やオートバイの座部などのその他の座席設計での使用に適応させることができる。その他の場合、動作は上述と同じである。
すべての場合において、座部パッド(または、統合化された単一の座部の皿状部分)は凹形の部分または等価物を含み、会陰に過度の圧力を与えない方法で使用者の各坐骨結節をカップ状に覆って支持し、また、その他の場合に、前方へのすべりを避けようとしている使用者に結果として生じる筋肉のこわばりも防止する。
本発明の座部は、あらゆる形態において、比較的、少数の部品で形作ることができ、例えば、図1〜4の事務用椅子のすべての主要素はアルミニウムから形作ることができ、非常に軽量にすることができる。
Claims (32)
- 使用者の大腿を、水平面に対して22〜32度の位置で支持するように導くのに適している、輪郭に合致した皿状部分を備える座部。
- 請求項1に記載の座部において、使用中、使用者が着席すると、前記座部が立位を実質的に模倣するように前記使用者の脊柱を導き、維持することを特徴とする座部。
- 請求項1または2に記載の座部において、前記位置は、水平面に対して実質的に27度であることを特徴とする座部。
- 請求項1乃至3の何れか一項に記載の座部において、使用者の各坐骨結節を支持するように適応し、使用者の大腿を支持することを可能にする、輪郭に合致した皿状部分を備えることを特徴とする座部。
- 請求項1乃至4の何れか一項に記載の座部において、前記輪郭に合致した皿状部分は、少なくとも2本の軸の近くで凹状に成形された部分によって各坐骨結節を支持するのに適していることを特徴とする座部。
- 請求項1乃至5の何れか一項に記載の座部において、前記座部の皿状部分が、使用者の各坐骨結節を支持するのに適している2つの少なくとも部分的に凹形状の座部パッドから構成されることを特徴とする座部。
- 請求項6に記載の座部において、本発明による前記座部パッドが、4本の軸および2本の支柱のまわりである程度の動きを有することを特徴とする座部。
- 請求項6または7に記載の座部において、各座部パッドの後側が(ロール)運動のために他とリンクされ、1つのパッドの後側を下げることが、その他のパッドの後部の対応する上げをもたらすことを特徴とする座部。
- 請求項8に記載の座部において、前記リンクは、前記パッドの後側の間をまたぐ弾性要素によって設けられることを特徴とする座部。
- 請求項9に記載の座部において、前記座部パッドは弾性接続によって前記弾性要素に取り付けられ、各パッドのヨー運動を可能にすることを特徴とする座部。
- 請求項10に記載の座部において、前記弾性要素は板ばねであり、前記弾性接続はラバーブッシュであることを特徴とする座部。
- 請求項6乃至11の何れか一項に記載の座部において、各パッドの正面部分が、座部支持構造に旋回軸(ピッチ)運動のために取り付けられることを特徴とする座部。
- 請求項1乃至12の何れか一項に記載の座部において、前記座部の皿状部分に対して枢動可能に取り付けられるもたれ部分をさらに含むことを特徴とする座部。
- 請求項13に記載の座部において、前記もたれ部分は、2つの座部パッドの後側の間にまたがる弾性要素に、前記もたれ部分の末端部で枢動可能に取り付けられ、そこに、前記もたれ部分から座部支持構造への第2の旋回軸接続があり、さらに、各座部パッドは、前記座部支持構造に、旋回軸(ピッチ)運動のために、前記各座部パッドの前側で取り付けられることを特徴とする座部。
- 請求項13または14に記載の座部において、使用中、前記もたれ部分は、前記輪郭に合致した皿状部分に加えられる力に応じて、着席する使用者の脊柱の方へ旋回するように配置されることを特徴とする座部。
- 請求項1乃至15の何れか一項に記載の座部において、前記座部の皿状部分は、パッドの比較的薄い層によって保護されることを特徴とする座部。
- 請求項1乃至16の何れか一項に記載の座部において、前記輪郭に合致した皿状部分は、隆起、滑り止めゴム表面、粘着剤、またはストラップ手段によって機能的に置換されるか、または補完されることを特徴とする座部。
- 請求項1乃至17の何れか一項に記載の座部において、高さ調節機構をさらに含むことを特徴とする座部。
- 請求項1乃至18の何れか一項に記載の座部において、座部支持構造が地面に接触している1つまたは複数の脚を含むことを特徴とする座部。
- 支持構造の上に取り付けられる2つの座部パッドを含み、各座部パッドの、使用者の座っている方向に対して後側が、ロール運動のためにその他のパッドにリンクされ、1つのパッドの後側を下げることが、その他のパッドの後部の対応する上げをもたらす、座部。
- 請求項20に記載の座部において、前記リンクは、前記パッドの後側の間をまたがる弾性要素によって設けられることを特徴とする座部。
- 請求項20に記載の座部において、前記座部パッドは、弾性接続によって前記弾性要素に取り付けられることを特徴とする座部。
- 請求項22に記載の座部において、前記弾性要素は板ばねであり、前記弾性接続はラバーブッシュであることを特徴とする座部。
- 請求項20乃至23の何れか一項に記載の座部において、各パッドの前側が、座部支持構造に旋回軸、ピッチ運動のために取り付けられることを特徴とする座部。
- 請求項20乃至24の何れか一項に記載の座部において、前記座部の皿状部分に対して枢動可能に取り付けられるもたれ部分をさらに含むことを特徴とする座部。
- 請求項25に記載の座部において、前記もたれ部分は、前記2つの座部パッドの後側の間にまたがる弾性要素に、前記もたれ部分の末端部で枢動可能に取り付けられ、そこに、前記もたれ部分から前記支持構造への第2の旋回軸接続があり、各座部パッドは、前記座部支持構造に、旋回軸(ピッチ)運動のために、前記各座部パッドの前側で取り付けられることを特徴とする座部。
- 請求項20乃至26の何れか一項に記載の座部において、前記2つの座部パッドが使用者の各腰部を支持するための表面を提供し、前記座部パッドが支持部表面を形成している単一の皿状部分に組み込まれることを特徴とする座部。
- 請求項20乃至27の何れか一項に記載の座部において、前記座部パッドが、水平面下22〜32度の傾斜を提供するように取り付けられ、使用者が着席すると、前記座部が立位を実質的に模倣するように前記使用者の脊柱を導くことを特徴とする座部。
- 請求項1乃至28の何れか一項に記載の座部を含む車椅子。
- 請求項29に記載の車椅子において、前記座部がフットレストに対して高さ調節可能であることを特徴とする車椅子。
- 請求項1乃至28の何れか一項に記載の座部を含む自転車またはオートバイ。
- 前記座部が、使用者が地表面上で足を平らにして座ることができるように構成される、
請求項1乃至31の何れか一項に記載の座部の使用。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A529 | Written submission of copy of amendment under article 34 pct |
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