JP2014513501A5 - 情報決定方法、ユーザ・アプリケーション及び情報決定システム - Google Patents

Claims (10)

1. 複数のルーティングノードを有するパケット・ベースの相互接続網におけるネットワーク・リソースに関する情報を決定する方法であって、
   前記相互接続網に接続される複数のエンド・ユーザ端末の各々にユーザ・ソフトウェアを配布するステップであって、前記相互接続網を介してそれぞれのエンド・ユーザ端末から宛先の端末に至る複数の異なる経路をプロービングすることによって、前記パケット・ベースの相互接続網におけるネットワーク・リソースに関するデータの収集に参加するように形成される副次的なコードを、前記ユーザ・ソフトウェアに関連して配布し、前記複数の異なる経路の各々は複数のルーティングノードを通る、ステップと、
   前記複数のエンド・ユーザ端末において前記副次的なコードにより実行される前記プロービングの結果のデータを受信するステップであって、当該データは、異なるネットワークサービスプロバイダのルーティングノードを含む経路に起因するデータを含む、ステップと、
   受信したデータに基づいてネットワーク・リソースについての推定を行うステップと、
   を有し、前記ユーザ・ソフトウェアは、ネットワーク・データの収集とは別の主たるユーザ機能を有する、方法。
2. 前記ユーザ・ソフトウェアおよび関連する前記副次的なコードを配布するステップが、前記複数のエンド・ユーザ端末の各々に、ユーザ・アプリケーションのそれぞれのインスタンスを配布するステップを有し、前記ユーザ・アプリケーションは前記ユーザ・ソフトウェア及び前記副次的なコードを有し、前記ユーザ・ソフトウェア及び前記副次的なコードは同じユーザ・アプリケーションの一部であり、少なくとも、前記副次的なコードの実行は前記ユーザ・ソフトウェアの実行に依存する、請求項１記載の方法。
3. 前記副次的なコードは、前記ユーザ・アプリケーションが起動される場合に、前記ユーザ・ソフトウェアと一緒に自動的に実行されるように形成される、請求項２記載の方法。
4. 前記副次的なコードは、前記ユーザ・ソフトウェアと同一のダウンロード及びインストール手順の一部により配布される、請求項２または請求項３に記載の方法。
5. 前記ユーザ・ソフトウェアは、前記パケット・ベースの相互接続網を介するパケット・ベースの音声通話、ビデオ通話またはＩＭメッセージ交換の形で通信を実行する主たるユーザ機能を有する通信ソフトウェアを有する、請求項１乃至請求項４のうちのいずれか一項に記載の方法。
6. 前記ユーザ・アプリケーションは、通信ソフトウェア及び前記副次的なコードを有する通信クライアント・アプリケーションを有し、
   前記通信ソフトウェアは、それぞれのエンド・ユーザ端末と宛先の端末との間で、前記相互接続網内で第１の経路を経由して通信を実行するように形成され、前記副次的なコードは、一つ以上の異なる第２の経路を経由してプローブパケットを送信するように形成され、前記第１及び第２の経路の各々は複数のルーティングノードを通り、
   前記決定するステップは、前記第１及び第２の経路を経由する際の配送特性の相違に基づいて、前記第１及び第２の経路の少なくとも一方によるネットワーク・リソースに関する情報を決定するステップを有する、請求項２または請求項５に記載の方法。
7. 各経路に沿う或るルーティングノードから次のものへのルーティングは、前記相互接続網の下位の階層のプロトコルにより決定され、
   前記副次的なコードは、より上位にあるアプリケーション層においてプローブパケットをルーティングし、中継動作を行う一つ以上のエンド・ユーザ端末のそれぞれにおける前記ユーザ・アプリケーションの一つ以上の別のインスタンスにより、前記プローブパケットを前記宛先の端末に向かわせることにより、一つ以上の第２の経路を経由するルーティングを引き起こすように形成される、請求項６記載の方法。
8. 前記プロービングは、ランダム化されたアルゴリズムに従って実行される、請求項１乃至請求項７のうちのいずれか一項に記載の方法。
9. 複数のルーティングノードを有するパケット・ベースの相互接続網に接続されるエンド・ユーザ端末において使用するためのユーザ・アプリケーションであって、一時的でないコンピュータ読み取り可能な媒体により具現化され、当該ユーザ・アプリケーションは、
   ユーザ・ソフトウェアと、
   前記相互接続網を介してそれぞれのエンド・ユーザ端末から宛先の端末に至る複数の異なる経路をプロービングすることによって、前記パケット・ベースの相互接続網におけるネットワーク・リソースに関するデータの収集に参加するように形成される副次的なコードであって、前記複数の異なる経路の各々は複数のルーティングノードを通る、副次的なコードと、
   を有し、前記副次的なコードは、前記プロービングの結果のデータを報告するようにさらに形成され、当該データは、複数の異なるネットワークサービスプロバイダのルーティングノードを含む経路に起因するデータを含み、報告されたデータに基づいて、ネットワーク・リソースの推定を実行可能にし、
   前記ユーザ・ソフトウェアは、前記ネットワーク・データの収集とは別の主たるユーザ機能を有する、ユーザ・アプリケーション。
10. 複数のルーティングノードを有するパケット・ベースの相互接続網におけるネットワーク・リソースに関する情報を決定するシステムであって、
    前記相互接続網に接続される複数のエンド・ユーザ端末の各々にユーザ・ソフトウェアを配布するためのネットワーク装置を有し、
    前記ネットワーク装置は、前記相互接続網を介してそれぞれのエンド・ユーザ端末から宛先の端末にいたる複数の異なる経路をプロービングすることによって、前記パケット・ベースの相互接続網におけるネットワーク・リソースに関するデータの収集に参加するように形成される副次的なコードを、前記ユーザ・ソフトウェアに関連して配布するように形成され、前記複数の異なる経路の各々は複数のルーティングノードを通り、
    当該システムは、前記複数のエンド・ユーザ端末における前記副次的なコードによって実行されるプロービングによるデータを受信し、受信したデータに基づいてネットワーク・リソースに関する推定を行うように形成されるデータ処理手段をさらに有し、当該データは、複数の異なるネットワークサービスプロバイダのルーティングノードを含む経路に起因するデータを含み、
    前記ユーザ・ソフトウェアは、前記ネットワーク・データの収集とは別の主たるユーザ機能を有する、システム。