JP2014512882A - 超音波を用いる腎臓神経除去装置 - Google Patents

超音波を用いる腎臓神経除去装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014512882A
JP2014512882A JP2013554427A JP2013554427A JP2014512882A JP 2014512882 A JP2014512882 A JP 2014512882A JP 2013554427 A JP2013554427 A JP 2013554427A JP 2013554427 A JP2013554427 A JP 2013554427A JP 2014512882 A JP2014512882 A JP 2014512882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catheter
ultrasonic
ultrasonic transducer
distal region
transducer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013554427A
Other languages
English (en)
Inventor
マノ アイヤル
ジェイム イー. メリノ
ジュニア. ケニス ジェイ. メイナード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Recor Medical Inc
Original Assignee
Recor Medical Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Recor Medical Inc filed Critical Recor Medical Inc
Publication of JP2014512882A publication Critical patent/JP2014512882A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N7/00Ultrasound therapy
    • A61N7/02Localised ultrasound hyperthermia
    • A61N7/022Localised ultrasound hyperthermia intracavitary
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N7/00Ultrasound therapy
    • A61N2007/0004Applications of ultrasound therapy
    • A61N2007/0021Neural system treatment
    • A61N2007/003Destruction of nerve tissue
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N7/00Ultrasound therapy
    • A61N2007/0056Beam shaping elements
    • A61N2007/0069Reflectors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N7/00Ultrasound therapy
    • A61N2007/0078Ultrasound therapy with multiple treatment transducers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

超音波装置は、腎臓血管の神経除去を行う血管の非継続的周縁治療の為に提供される。本装置は、血管内に位置決めされてよく、第一と第二の長さ方向と角方向位置で広域非焦点化又は焦点化超音波エネルギーを送出し、全治療帯に満たない周縁治療帯を第一と第二の各位置で生成する。重畳治療帯は、継続的周縁損傷部位を形成することなく、非継続的周縁治療帯を画定する。
【選択部】図2

Description

本出願は腎動脈の非継続的な周縁神経除去を行う装置であって、超音波理学療法を用いて、心腎症候群、心不全、突然心臓死、左心室肥大、腎疾患、腎不全、高血圧症、造影剤腎障害、肝硬変、不整脈および心筋梗塞などを含む各種心腎関連の疾病を治療する装置に関する。
心腎症候群、心不全、突然心臓死、左心室肥大、腎疾患、腎不全、高血圧症、造影剤腎障害、肝硬変、不整脈および心筋梗塞などを含む各種心腎疾病を治療する公知の方法と装置では、腎機能に資する神経繊維の調節、特に、腎機能に資する神経繊維を含む組織の神経除去を行っている。これにより、腎交感神経の活動の低下が期待され、それゆえ、身体からの水分とナトリウムの除去が促進され、レニン分泌がより正常レベルに戻される。数多くの公開済み特許出願では、正常化したレニン分泌により血管が膨張/収縮の定常状態レベルを帯びるよう腎臓に適切な腎臓血液流を供給することが示唆されている。例えば、米国特許公開番号US 2003/0216792, US 2005/0288730、US 2006/0276852及びU.S. Patent. No. 6,978,174を参照。これら出願と特許はすべて完全な形で本明細書において援用される。
公知の方法と装置として、例えば、神経性障害あるいはその他医療状態の治療の為に、血管内で誘導される患者の神経支配の血管の若しくは血管近傍の目標神経繊維の神経調節あるいは神経除去を行うための方法と装置がある。血管近傍の神経は作動体器官若しくは作動体組織の神経支配をしている可能性がある。血管内で誘導される神経調節あるいは神経除去は、限定されるものではないが、心不全や高血圧症を含む上述の状態を包含する神経性障害あるいはその他医療状態、また有痛性・末梢性動脈閉塞症(例えば、痛の緩和を介する)も同様に、そのような疾病の宿主を治療するために活用してよい。上記方法と装置は、遠心性あるいは求心性神経信号を変調するために、また遠心性と求心性神経信号の組み合わせも同様に、それら信号を変調するために用いてよい。例えば、本明細書においてすべて完全な形で援用される米国特許出願公開番号US 2007/0129760を参照のこと。
上記特許公開と上記特許に記載の方法と装置は利点が有るように見られるが、神経調節及び/又は神経除去による一つの生理活動の誘発は血管内からの神経繊維に十分に影響をあたえている。例えば、静脈内の神経調節では、急性及び/又は遅発性狭窄症のリスクの増加を避けるべきである。従って、これらの生理活動の誘発に取り組む方法と装置を提供することが望まれるであろう。
例えば、デマライス(Demarais)その他に譲受した米国特許出願公開番号US 2007/0129720 と US201010137860では、非継続的周縁パターンで血管の神経除去を行う方法と装置が記載されており、これら方法と装置は所与の長手方向位置で血管の全周囲を治療することで血管内の急性並びに/若しくは遅発性狭窄症を形成するリスクを潜在的に軽減するものとして記載されている。これら公開特許では、高強度焦点化超音波を上述の装置と方法に使用できるものであるが、如何に超音波装置を構築できたのかに関しては詳細に記載されていない。
コール(Corl)に譲受されたU.S. P. No. 6,913,581では、複数の超音波変換器を担持する遠位領域を含むカテーテルが記載されている。前記特許に記載の複数の超音波変換器の其々はその全周囲回りにエネルギーを発する、従ってカテーテルは、デマライス(Demarais)が譲受した公開特許に記載されているとおり、非継続的周縁エネルギーを発するようには用いることはできない。
上記に鑑みて、カテーテルの遠位領域上あるいは遠位領域内に配列される複数の超音波変換器を有する超音波カテーテルであって、非継続的周縁パターンで超音波エネルギーを発するように構成されるカテーテルを提供することが望まれる。
カテーテルの遠位領域上あるいは遠位領域内に配列される複数の超音波変換器を有する超音波カテーテルであって、隣接変換器は血管周囲の隣接弧部に渡って超音波エネルギーを発するように構成される超音波カテーテルを提供することが更に望まれる。
螺旋パターンで超音波エネルギーを発するように構成される超音波カテーテルを作製する方法を提供することもまた望まれる。
本発明は血管内で非継続的神経除去パターンを形成する公知の従来技術の装置と方法が有する難点を克服する。本発明の原理に従い、超音波カテーテルが提供されるものであって、単一の螺旋形超音波変換器若しくは複数の超音波変換器がカテーテルの遠位領域に沿って配置され、血管の隣接の周縁弧部に渡って超音波エネルギーを発するように構成される。このように、腎神経調節若しくは腎神経除去の有益性を達成可能であって、ここにおいて全周縁の神経除去に起因して再狭窄の発症リスクあるいは潜在的血管壁の薄化のリスクが軽減される。
本発明の一つの態様に依れば、複数の湾曲又は平坦形状の変換器が血管内カテーテルの遠位領域に配置され、ここで、各変換器は、所定弧部に渡ってのみ及び血管の所定長さ分のみエネルギーを発する。代替の実施の形態では、カテーテルの遠位領域は、カテーテル内に配置され且つ音響透過型窓部で覆われた一連の平坦又は湾曲な変換器を含んでよく、ここで、各変換器は、所定弧部に渡ってのみ及び血管の所定長さに沿ってのみエネルギーを発する。
その他の実施の形態では、カテーテルの遠位領域は一連の周縁変換器を含んでよく、隣接変換器は音響吸収素材によって所定弧部に渡って覆われており、ここで各変換器は所定弧部に渡ってのみまた血管の所定長さ分のみエネルギーを発する。吸収素材はまた遠位領域に沿って延在する螺旋縞部として配置してよく、ここで超音波エネルギーを主に遠位領域の非被覆部を介して発して長さ方向に延在する螺旋形損傷部を形成する。更なる代替の実施の形態では、カテーテルの遠位領域は一連の周縁変換器を含んでよく、隣接変換器は音響反射素材によって所定弧部に渡って覆われており、ここで各変換器からのエネルギー発射は所定弧部に渡ってのみにまた血管の所定長さ分のみに向けられて行われる。
最後に、超音波変換器はカテーテルの遠位領域に沿って延在する単一の若しくは多数の螺旋形状部、例えば、圧電変換器を切断するか刻みをつけるかして形成する螺旋形状部を備えてよい。さもなければ、螺旋変換器はカテーテルの外側部回りに圧電膜を螺旋形状に包むことで形成してもよい。上述のカテーテルを用いることで、血管内に配列する神経繊維を血管の選択長さに渡って非継続的周縁螺旋パターンで調節並びに/あるいは切除してもよく、ここでこれによって形成された損傷部は血管の長さ方向の軸に対し鉛直な横断面の全周囲について近接するものでもなく継続するものでもない。
本発明の超音波カテーテルを作製し且つそれらを用いる方法もまた提供される。
本発明の幾つかの実施の形態は下記の詳細な説明を思料すれば明らかになるであろう。
図1は、動脈直近の神経繊維の一般的な位置を示す概略図である。 図2は、血管の非継続的周縁治療用の本発明のカテーテルの概略側面図である。 図3は、図1のカテーテルでの使用に適した超音波変換器の第一実施形態に係る横断面図である。 図4は、図1のカテーテルでの使用に適した超音波変換器の第二実施形態に係る横断面図である。 図5A及び図5Bは、図1のカテーテルでの使用に適した超音波変換器の更なる代替の実施形態に係る横断面図である。 図6A及び図6Bは、図5A又は図5Bに示される変換器を使用する追加の実施形態を示す透視図である。 図7A及び7Bは、それぞれ実施の形態を示す横断面図と部分透視図であり、該実施の形態では、平坦形状の超音波変換器は、カテーテル内に配置されて音響透過型窓部を介して超音波エネルギーを発する。 図8は、実施の形態を示す横断面図であり、該実施の形態では、湾曲形状の超音波変換器は、カテーテル内に配置されて音響透過型窓部を介して超音波エネルギーを発する。 図9は、本発明の原理に従って構築されるカテーテルの更なる代替の実施形態を示し、該実施の形態では、超音波変換器は、並置配列で積み重ねられた筒状の変換器を備えて成る。 図10は、本発明の原理に従って構築されるカテーテルの更なる代替の実施形態を示し、該実施の形態では、超音波変換器は螺旋形状を有している。
本発明の装置は、一又は多数の変換器を有する超音波カテーテルを備えており、該変換器はカテーテルの遠位領域に配置されており、かくして当該技術で公知の治療目的の為に神経調節及び/又は腎動脈などの血管神経の除去を行う。上記公開済み特許出願に記載されているように、体管腔の周囲治療を行う際、一般的には管腔壁に対し垂直な半径方向横断面の全円周に沿って不連続な離散帯にエネルギーを付与することで治療状態に対しプラスの影響を与えるよう行うことが望まれる。
例えば、心房細動又はその他不整脈治療においては、周囲治療は異常電気信号を破壊するよう肺静脈の法線方向横断面について完全に継続する継続周縁損傷を形成することで達成してもよい。心不全治療においては、腎臓の交感神経機能を低減するよう、腎動脈の法線方向横断面について完全に継続する同様な継続周縁損傷を形成することで達成してもよい。しかし、体管腔又は体管腔近傍の組織に対し垂直な横断面の周囲の全360度について継続して延在する継続周縁損傷は、血管内の急性及び/又は遅発性狭窄症を形成するリスクを増加させる可能性がある。本発明のカテーテルは、元来ある血管作動の健全性に悪影響を与えることなく、又は血管狭窄症の潜在性に悪いインパクトを与えることなく正常管腔に離散的非継続損傷を形成することを目的とする。
本発明の一態様に依れば、血管内の又は血管近傍の神経であって、少なくとも長さ方向の寸法相当の血管に対し一般的には並行か又はそれに沿って張り巡らされる神経に関連して治療を施すものでよい。目標とする構造は、血管に関連する回動配向構造を追加的に又は代替的に含んでよい。開示の実施形態は、急性及び/又は遅発性狭窄症を形成するリスクを軽減するものであって、血管の長さ方向軸又は長手方向軸に沿って垂直かつ隔在する多数の放射面部位又は横断面部位に沿う神経物質を治療することで達成してもよい。
各放射面又は横断面での治療域は、定常円周に沿って完全継続していない治療帯、すなわち長手方向軸に垂直な継続的周縁損傷を有しない治療帯を画定する。しかしながら、多数の放射面部位又は鉛直横断面部位に沿う重畳した多数の治療域は、長さ方向若しくは長手方向の血管区分に沿う非継続的な重畳周縁治療帯を画定している。幾つかの実施形態では、この重畳治療帯で、血管に垂直な継続周縁損傷部位を形成することなく、非継続的であるが実質には全周縁に渡る治療を提供してもよい。その他の実施形態では、重畳治療帯で非継続的かつ部分的な周縁治療を提供してもよい。
この様に、単一の鉛直横断面部位又は放射面部位での継続周縁治療と比較して、長さ方向血管区分に渡って非継続的周縁治療を行う。かくして、長さ方向の寸法相当の血管に沿って実質的に張り巡らされた目標構造は、血管の鉛直横断面部位又は放射面部位にそって継続的な周縁損傷部位を形成することなく、非継続的に其の周縁に渡って影響を受けることになる。したがって、非継続的周縁治療は、長さ方向寸法相当の血管周りの多数の位置で行う治療を含んでよいものであるが、いずれかの長さ方向位置での治療帯は放射面部位及び鉛直横断面部位周り全体の継続的な周縁損傷部位を含むものではない。しかし、全ての又は幾つかの長さ方向位置で重複した治療帯は重複する周縁治療帯を画定してもよい。
治療を、目標構造(例えば、目標神経構造)の直接変更を介してか、それとも動脈、細静脈、毛細管、静脈、細静脈等の目標構造若しくは周囲組織を支持する脈管構造又はその他の構造の変更を少なくとも部分的に介することで達成してもよい。幾つかの実施形態では、エネルギー、例えば、目標構造又は支持構造での抵抗加熱を引き起こす超音波エネルギーを、目標構造又は支持構造に直接印加することで治療を達成してもよい。
幾つかの実施形態は、目標構造若しくは支持構造及び/又は非目標組織の治療と其の効果をリアルタイムで監視する装置を提供してもよい。同様に、カテーテルが発するエネルギーのリアルタイム監視法も提供されてよい。例えば、発せられた電力若しくはエネルギー、又は目標組織若しくは非目標組織の温度若しくはその他特徴を監視してもよい。目標組織若しくは非目標組織に沿った又は装置に沿って感知した温度のような帰還値を、熱エネルギーの送出量の制御と監視をするために用いてよい。
図1を参照するに、同図は動脈のような脈管構造に関連する神経構造の一般的な解剖学的配列を例示する。神経繊維Nは、一般的には、半径寸法rに沿う比較的小さな位置範囲周りの動脈Aの長さ方向寸法Lに沿って長手方向に延在している可能性があり、しばしば動脈の外膜内に存在する。動脈Aは平滑筋細胞SMCを有し、該筋細胞SMCは、動脈周囲を包囲し、かつ一般的には動脈の角度寸法θの周囲に沿って螺旋状であって、半径寸法rに沿う比較的小さな位置範囲内に存する。従って動脈の平滑筋細胞は、一般的に血管の長さ方向寸法に対し横切る(すなわち、非並行に)延在する長さ方向あるいはそれ以上の寸法を有する。神経繊維と平滑筋細胞の長さ方向寸法の誤整列はここでは“細胞の誤整列”と称する。
神経繊維Nと平滑筋細胞SMCの細胞の誤整列を、平滑筋細胞への軽減効果で神経細胞に対し選択的に影響を与えるよう活用してもよい。より詳細には、非継続的周縁治療は、動脈の単一の半径平面又は横断平面に沿って継続的周縁治療を行うというより、むしろ動脈Aの多数の半径平面又は横断平面であって、動脈の長さ方向寸法Lに沿って分離しているこれら平面に沿って施さられる治療を重畳的に行うことで達成してもよい。このように、細胞の誤整列により、長さ方向配向の神経繊維に対しては完全で非継続的な周縁治療を施してよく、他方、角方向配向の平滑筋細胞に対しては部分的な周縁治療を施してもよい。監視素子は、所望の効果を達成するよう治療上のパラメータを調整することはもとより、神経及び/又は平滑筋細胞に対し採用された治療の程度を評価するために任意選択的に活用されてよい。
今度は、図2を参照して、本発明の原理に従って構成されたカテーテルを説明する。装置10は、近位領域12、遠位領域13、及び遠位領域13に配置された複数の超音波複数の変換器14を有するカテーテル11を備えている。超音波複数の変換器14は、コネクタを介して、当該技術で公知であって、電力複数の変換器14にエネルギーを供給する電源部とコントローラ15とに連結している。カテーテル11は誘導線16を受け付ける誘導線管腔を含んでおり、これによりカテーテルが、例えば腎動脈小孔と下行腹大動脈が結合する場所で起きる方向変更の調整決定を可能としている。カテーテル11は任意選択型拡張可能部材17を含んでもよく、該部材17は、例えば、気球形であるか機械的に拡張可能なケージであって、血管V内でカテーテル11を中心決めするよう逆展開してもよい。カテーテル11は、遠位領域13に配置の温度センサーを含んでもよく、該センサーは、当該技術で公知なように、血管とその周囲組織の温度を測定するよう、また超音波エネルギーの配置によって発生する熱の監視をするよう構成される。
本発明の一態様に依れば、複数の変換器14は遠位領域13内に配置されており、各変換器は、所定の長さ、例えば10mmの長さ、に延在しており、所定の弧、例えば例証的には血管周囲の約30度から90度までの弧、に渡ってのみエネルギーを発生する。好適な実施形態では、複数の変換器14は図2に示される通り、カテーテル11外側部周りに螺旋状をなしており、血管の隣接弧部を覆う様に配列される。好適には、複数の変換器の弧部からは遠位領域13の長さに渡る血管の全周囲に及ぶエネルギーが全体的に発せられる。図2に示されるように、カテーテルが血管V内に配置されて通電されるとき、変換器の位置に対応する血管壁と周囲の神経繊維内での損傷パターンがカテーテルで形成されるものであるが、この損傷パターンは、動脈の長さに沿うどの位置でも周縁的には非継続的である。しかしながら、全体としては、損傷パターンは、遠位領域13の長さに対応する長さ分の血管の全周囲に及んでいる。
択一的に言えば、複数の変換器14は、周縁の隣接弧部に向けられてエネルギーを発するように構成される必要はく、代わりとして、遠位領域13でのカテーテル11の外部周りにジグザグに配置することができる。しかしながら、血管での神経繊維の神経の完全除去を確実にするよう、複数の変換器14が取り扱う弧部の全体が好ましくは全周縁に及んでいる。更なる代替手段として、各軸方向位置で多数であるが個々に通電可能な変換器をカテーテルの外側部に配置するよう、これら複数の変換器14を配してもよい。この場合、少なくとも遠位領域13内の所与の軸方向位置で各他の(第二、第三等の)変換器が通電され、さらに近位端及遠位端の軸方向区分のために作動した変換器を、血管の全周囲を取り囲む損傷パターンを再び形成しながらジグザグ配置されるよう、電源部とコントローラ15とが配列されてよい。
好適な実施の形態では、超音波変換器は、1〜20MHzの範囲、より好ましくは9MHzで操作されて、5〜80ワット、より好ましくは5〜50ワットの電力を再造形中の組織に伝達する。好ましくは、このエネルギー伝達は、目標神経構造において達する温度がコラーゲンの再造形には十分であるが、隣接組織の実質的な壊死を引き起こすものではないように、30秒〜5分、より好ましくは1〜3分の期間にわたって行われる。一の好適な実施形態では、本発明のカテーテルは、隣接の神経組織での十分な伝導遮断を行うため、腎動脈に沿う長手方向の6か所の位置までエネルギーを同時に伝達するよう構成される。
今度は、図3を参照して、図2の複数の変換器14の一つに対応し本発明の装置10を構成する際の使用に適した変換器20を説明する。変換器20は、例えば、シネルニコフ(Sinelnikov)に譲渡された米国特許No. 7,837,676に記載されているように圧電材層21で構成されてよく、その全体を引用することにより本明細書中に援用される。層21は、カテーテル22周囲回りに延在し、加えて、堅い裏積層と、明視のために省略してあるが、カテーテル用変換器を作製する際従来より使用されるその他の構造を含んでよい。しかし、本発明の一態様に依れば、層21は、外表面の所定の弧、例えば、180度から約330度(図3では180度)の弧、に渡って配置される吸収材の層23を更に含む。層23は、好適には生体適合ゴム又は類似の材料で構成され、変換器の基底部から発する超音波エネルギーを吸収するよう構成される。従って、通電時には、変換器20は主に其の露出面24を介してのみエネルギーを発する。理解されるように、複数の変換器20は、好適にはカテーテルの遠位領域の隣接軸方向区分上に配置されてよく、これによって、変換器に発せられる超音波エネルギーは、結果として特定の軸方向位置で血管の非継続的な周縁神経調節に供するか、又は、血管神経の除去に供するようにでき、しかしながら、全体として遠位領域の長さに渡って血管の全周囲に及ぶようにできる。
代替案としては、吸収材の層23は、ほぼ円筒状の変換器に渡って螺旋形又は長手方向に縞状に配置されてよく、ここで、該変換器は、遠位領域の長さ分長手方向に延在している。この場合、超音波エネルギーは、通電時に、遠位領域の被覆していない螺旋形の又は長手形部位を主に介して変換器から発せられる。吸収材が螺旋縞状に配置される場合、放出された超音波エネルギーは、血管内でほぼ長手方向に延在する螺旋形損傷部を形成するであろう。血管壁内で螺旋形損傷を生成する代替的な変換器のデザインは、図10の実施形態に関連して下記のように記述される。更なる代替デザインとして、吸収材の層23は円周上で離間しかつ長手方向には縞状に配置されてもよく、又は、複数の円形、矩形、楕円形等の形状の孔を吸収材の層に形成するよう配置してもよく、これにより、変換器の非被覆部は、通電時に血管内で類似形状の損傷部を形成できるようになる。評価されるべきように、吸収材の層23の代替パターンは、結果的に形成される損傷部が所望のサイズと形状が得られるよう、変換器上に配置されてもよい。
図4に関して、図2の複数の変換器14の一つに同じく対応する変換器30について説明する。変換器30は、上述のように、変換器20とその構成は類似してもよく、該変換器はカテーテル32の周囲回りに延在する超音波発生材の層31を含む。しかし、変換器30は、外表面の所定の弧状、例えば、180度から約330度(図4の例示では180度)の弧状、に渡って配置される反射材の層33を含む点で図3の実施形態とは異なる。層33は、好適には、変換器の基底部から発生される超音波エネルギーを反射できるように、層31と音響的な不整合を生成する材料で構成される。例えば、層33は、上記で援用した米国特許No. 7,837,676に記載されているように、空気充填反射材で構成されてよい。従って、通電時には、変換器30は、主に其の露出面34を介してのみエネルギーを発し、他方、超音波発生層31の残部位で発生されるエネルギーは層33で反射される。理解されるように、複数の変換器30は、カテーテルの遠位領域の隣接軸方向区分上に配置されてよく、これにより、変換器により発せられる超音波エネルギーが、結果として特定の軸方向位置で血管の非継続的な周縁神経調節に供するか、又は、血管神経の除去に供するようにでき、しかしながら、全体として遠位領域の長さに渡って血管の全周囲に及ぶようにできる。
図5Aと5Bは、図2のカテーテルの構築中の使用に適する変換器の更なる代替の実施の形態を示す。図5Aの変換器40は好適には、カテーテル42の外側部に付着する圧電材の平滑層41で構成され、変換器40を電源とコントローラ15(図1を参照)の結合させる配線は明視のために省略されている。層41は、平坦で、適合的には堅い基板上に形成されてよく、カテーテル42の外側部に生体適合接着材かエポキシ材を用いて締着されてよい。理解されるように、変換器40は、通電時には、層41面にほぼ直交する超音波エネルギーを発し、発せられたエネルギー経路で神経繊維の調節又は切除を結果的に達成する。層41は、カテーテル42の外側部で所定の弧、図5Aの例示では約45度の弧、を張ってもよい。本発明の一態様に依れば、図2に示すように、遠位領域の長さに沿うカテーテル42の外側部に多数の変換器を添着させてよく、これにより、変換器により発せられる超音波エネルギーが、結果として特定の軸方向位置で血管の非継続的な周縁神経調節に供するか、又は、血管神経の除去に供するようにでき、しかしながら、全体として遠位領域の長さに渡って血管の全周囲に及ぶようにできる。
図5Bの変換器50は、好適には、カテーテル52の外側部に付着する圧電材の湾曲層51で構成され、変換器50を電源とコントローラの結合させる配線は明視のために省略されている。層51は、適合的には堅い管状の基板上に形成されてよく、例えば、其々約30度から90度の所定の弧を作る離間区分を形成するために、長手方向に切断されてもよい。層51は、カテーテル52の外側部に生体適合接着材又はエポキシ材を用いて締着されてよい。変換器50は、通電時には、層51面にほぼ直交する超音波エネルギーを発し、発せられたエネルギー経路で神経繊維の調節又は切除を結果的に達成する。先行の実施の形態に関し、複数の変換器50は、遠位領域の長さに沿うカテーテル52の外側部に添着させてよく、これにより、変換器により発せられる超音波エネルギーが、結果として特定の軸方向位置で血管の非継続的な周縁神経調節に供するか、又は、血管神経の除去に供するようにできる。しかしながら、複数の変換器が発するこのエネルギーは、全体として遠位領域の長さに渡って血管の全周囲に及んでいる。
今度は、図6Aと6Bを参照して、図5Aと5Bに図示の変換器の各種配列を説明する。図6Aでは、複数の変換器60は、図2に示す構成と類似して、周縁上にジグザグ配列された構成でカテーテル62の遠位領域の長さに沿って配置されている。図6Bでは、複数の変換器70は、カテーテル72の遠位領域71に2行73と74に配列され、各行では変換器がカテーテルの周囲回りで空白スペースと交互に配置される。図6Bの配列は特に腎動脈のような短動脈での使用に利点がありうる。代替案としては、電源及びコントローラは、行73と74とで個別に変換器70を通電するよう構成され、これにより内科医師によって周囲神経繊維に患者の特定複合損傷パターンを作製できるようになる。
図6Aと6Bの実施の形態に関し、治療は、最初に目標血管内での第一の角度配位で着手されてよく、また、血管壁に関連する追加の角度方向位置及び/又は長さ方向位置はカテーテルの遠位領域の回動と長さ方向の再位置決めによって実現してよい。この操作は、健康管理医療提供者が所望する長さ方向位置及び/又は角度方向位置の数だけ繰り替えしてよく、これにより、各長さ方向位置での治療において、好ましくは血管壁に鉛直な継続的な周縁損傷部位を形成しないようにできる。そのような多くの長さ方向位置での重複治療では、好ましくは、先に説明した如く、非継続的で部分的又は完全な周縁損傷部が形成される。
今度は、図7Aと7Bを参照して、図2のカテーテルの作製の使用に適する超音波変換器の更なる代替の実施形態を説明する。図7Aは、変換器80の横断面図を示し、他方、図7Bは、カテーテルの遠位領域の単一の軸方向断面に沿う外観として、変換器の部分断面を含む透視図を示す。変換器80は、好適にはカテーテル83内に形成された半径方向のリブ82に添着された圧電材の一以上の平坦層81で構成され、変換器80を電源とコントローラとに結合させる配線は明視のために省略されている。層81は、平坦で、適合的には、堅い基板上に形成されてよく、カテーテル83のリブ82に生体適合接着材又はエポキシ材を用いて締着されてよい。カテーテル83は、層81に渡って配置された音響透過窓部84を含んでよく、窓部84に取り囲まれたスペース部85には水のような音響透過液体が充填されてもよい。変換器80は、通電時には、窓部84を通過し突当たる超音波エネルギーを発し、これにより、血管壁と支持構造とにおける神経繊維の調節又は切除を行う。
リブ82、層81及び窓部84の数、寸法、及び配置は、カテーテル83の外側部の所定の弧、図7Aでは約120度の弧、に渡って延在するよう選択されてよい。上述の本発明の先行実施の形態に関し、角度方向と軸方向にオフセットされた多数の変換器80を、例えば図2に示すように、カテーテルの遠位領域に形成してもよく、これにより、変換器により発せられる超音波エネルギーは、超音波エネルギーの交差焦点パターン又は超音波エネルギーの広域非焦点パターンで、結果的に特定の軸方向位置で血管の非継続的な周縁神経調節に供するか、又は、血管神経の除去に供するようにでき、しかしながら、全体として遠位領域の長さに渡って血管の全周囲に及ぶようにできる。
図8に関し、図2のカテーテルの作製の使用に適する超音波変換器の他の代替の実施の形態を説明する。図8は、図7Bと類似して、カテーテルの遠位領域の単一の軸方向断面に沿う外観として、変換器90の部分断面を含む透視図を示す。変換器90は好適にはカテーテル93の内壁92に添着された圧電材の湾曲層91を包含する。電源とコントローラとに変換器90を結合させる配線は明視のために再び省略されている。層91は、平坦で可撓性のある基板上に形成されてよく、カテーテル93の内壁92に接着材又はエポキシ材を用いて締着されてもよい。代替案としては、層91は、内壁92の湾曲部と接続するよう寸法の定められた湾曲な剛体基板上に形成されてよく、しかるのち位置決め添着されてもよい。更なる代替構成として、層91は、カテーテル内に形成された内部指示構造部に添着されてよい。カテーテル93は、好適には、層81に渡って配置された音響透過窓部94を含み、窓部94に取り囲まれたスペース部95には水のような音響透過液体が充填されてもよい。変換器90は、通電時には、窓部94を通過し突当たる超音波エネルギーを発し、かくして血管壁と支持構造での神経繊維の調節か切除を行う。
層91及び窓部94の寸法と配置とは、カテーテル93の外側部の所定の弧、図8で例示される約120度の弧、に渡って延在するよう選択されてよい。先行実施の形態に関し、角度方向と軸方向にオフセットされた多数の変換器90を、例えば図2に示すように、カテーテル93の遠位領域に形成してもよく、これにより、変換器が発する超音波エネルギーは、超音波エネルギーの交差焦点パターン又は超音波エネルギーの広域非焦点パターンで、結果的に特定の軸方向位置で血管の非継続的な周縁神経調節に供するか、又は、血管神経の除去に供するようにでき、しかしながら、全体として遠位領域の長さに渡って血管の全周囲に及ぶようにできる。
今度は、図9を参照して、血管壁での非継続的周縁損傷の形成に適合する超音波カテーテルの更に他の実施の形態を説明する。図9ではその遠位領域101のみが示されているカテーテル100は複数の環状変換器102を備えており、該変換器102は角度方向に片寄って並置される構成で積重ねられている。変換器102は、上述のように図3及び図4の圧電性の構成要素に関連して構成されてよく、角度方向に片寄って並置される状態で中心に配置される支持ロッド103上でボルト締めされてよい。電源及びコントローラに変換器102を結合させる配線並びにその他の支持構造は明視性を向上させるために図9から省略している。カテーテル100が通電されると、各変換器102は其の露出周縁域104a、104b等から超音波エネルギーを発し、該超音波エネルギーは、血管壁及び支持構造での神経繊維に作用し、これらの調節又は切除を行う。先行の実施の形態に関し、変換器102の寸法及び角度方向配位は、好適には、変換器が発する超音波エネルギーが結果的に遠位領域の長さに渡る血管の全周囲に渡って神経調節に供するか又は神経の除去に供するように選択される。
図10は、本発明の原理に従って構成される超音波カテーテルの他の実施形態を示す。図10ではその遠位領域111のみが示されているカテーテル110は一以上の変換器112を備えており、該変換器112はカテーテルの遠位領域111に沿って螺旋形状を有する。変換器112は好ましくは、公知の超音波カテーテルの製造で用いられているように、圧電材で構成される。一実施形態では、変換器112は、可撓性の基板上に圧電材を蒸着して形成され、そして、カテーテル110の外側部周りに包まれてしかるべき場所で添着される。代替案としては、変換器112は、剛体で管状の基板の外側部に圧電材を蒸着して形成されてもよい。長手方向に延在する螺旋部は、長手方向に延在する螺旋変換器112を残すように、管から切断され取り除かれてもよく、そして、適当な生体適合接着剤を用いてカテーテル110の外側部に添着されてもよい。更なる代替構成として、多数の螺旋形変換器が、圧電材を切断するか又は刻むかにより単一の管上に形成され、電気的に螺旋部を分離してよい。このように、多数の個々に角方向に片寄った変換器が遠位領域111に形成されカテーテルに添着してよい。カテーテル110が通電されると、変換器112は超音波エネルギーを発し、該超音波エネルギーは、血管壁及び支持構造での神経繊維に突当り、これらの調節又は切除を行う。
カテーテル110の螺旋形変換器112の幅、ピッチ、及び数は、好ましくは、変換器が発する超音波エネルギーが結果的に遠位領域の長さに渡る血管の全周囲に渡って神経調節に供するか又は神経の除去に供するように選択される。特に、多数の螺旋部を用いることで、血管の一以上の定常放射面に沿う多数の非継続的治療帯を形成することが簡易となりうる。継続的又は非継続的な斜傾治療が達成され、他方非継続的な定常周縁治療は血管の長さ方向区分に沿う多数位置(離散位置又は継続位置)での重複治療によって達成されてよい。
先に論じたように、多数の長さ方向位置に沿う異なる角度方向配位に変換器を位置決めすることで行う非継続的治療は、好適には、解剖学的な構造体に影響するものであって、この構造体は、動脈の長さ方向寸法に沿って実質的に拡播する。そのような解剖学的な構造体は、好ましくは神経繊維及び/又は神経繊維を支持する構造体である。更に、そのような非継続的な周縁治療は、平滑筋細胞のような動脈の角寸法周りに拡播する構造体に誘起する潜在的に望ましからざる影響を緩和又は軽減してうる。動脈に関する平滑筋細胞の角度方向又は円周方向の配位によって、少なくとも部分的には、継続的周縁損傷が急性又は遅発性狭窄症のリスクをなぜ増加させるかが説明されてよい。
此処で説明されたカテーテルの実施形態のいずれかにより、超音波エネルギーが放出されている間には、血管内の血液は、過剰熱エネルギーを非目標組織(血管の内壁のような)から取り除くことで伝導性及び/又は対流性熱伝達用の熱シンクとして作用してもよく、これにより血管壁で異常高熱が発生するリスクを軽減し保護している。この効果は、図2の実施形態での、例えば、任意選択型膨張部17による音波処理の間に血液流が阻まれないときに高められる。従って、拡張可能な圧縮材又は多葉膨張部のようなその他の拡張可能装置が、血管内にいくらかの血液流が依然ある間に、血管内でカテーテルを中心決めするために使用されてもよい。患者の血液を熱シンクとして用いることで、非目標組織に与えられるダメージのリスクが軽減する形で、長めの又は高めの治療用エネルギーの送出が簡易化されてよく、これにより、目標組織、例えば、目標神経繊維での治療効率が高められるであろう。
患者の血液を熱シンクとして活用する追加構成又は代替構成として、過度な熱エネルギーの除去と非目標組織を保護するために、流体が、血管内に圧入、注入、又はその他の方法で送入されてよい。その流体は、例えば、冷却した又は室温の生理食塩水(例えば、治療送出中では血管壁の温度より低い温度の生理食塩水)で構成されてよく、また、カテーテル又は関連するガイドカテーテルを介して圧入されてよい。そのような液体の圧入は、血管内の血液流があるなか、又は、一時的に閉塞された流れがあるなかで行われてよい。液体の送出と組み合わさった流れの閉塞により、下流位置からの液体の任意選択的な圧入も同様、非目標組織に沿う熱伝達運動の良好な制御が簡易化されてよい。
ここで説明したように、継続的な周縁損傷は、血管又は管腔壁に鉛直な放射面で実質継続する周縁損傷である。逆に、非継続的な周縁損傷は、定常放射面に関連して非継続的であってよいが、血管壁に対し鉛直でない血管構造の傾斜面に沿っては実質的には継続している。例えば、傾斜周縁治療は、患者の血管構造内、例えば腎動脈内、で達成されてよく、この際、血管構造の定常放射面に関連する継続的な周縁損傷部位は形成されない。
本発明の好適で例示的な変形は上述の通りであるが、発明に逸脱することなく各種の変更と修正を施してよいことは当業者にとって明らかであろう。例えば、図1〜6記載の実施の形態では、非継続的な周縁治療は二つの位置での重畳治療を介して達成してもよい。加えて、2以上の位置での治療を、周縁治療を達成するために重畳してもよい。添付の特許請求の範囲において、その種の変更および修正は発明の真正な主旨と範囲内ですべて包含することを意図するものである。

Claims (18)

  1. 血管の非継続的な周縁除去を行う装置であって、
    近位端、遠位端、及び該遠位端に近接配置される遠位領域を有するシャフトを備えるカテーテルと、前記遠位領域内に配置される少なくとも第一と第二の超音波変換器部と、を備え、
    第一の超音波変換器部は血管の長さ方向区分に沿う第一の非継続的な周縁治療帯を生成するよう超音波エネルギーを送出するよう構成され、
    第二の超音波変換器部は血管の長さ方向区分に沿う第二の非継続的な周縁治療帯を生成するよう超音波エネルギーを送出するよう構成され、
    第一の周縁治療帯と第二の周縁治療帯は分離した定常放射面に形成され、血管の周囲回りで完全に非継続的であることを特徴とする装置。
  2. カテーテルは、更に、遠位領域に配置される第一と第二の拡張可能部材を含み、
    第一と第二の拡張可能部材は、展開時には血管内で遠位領域を中心決めするよう構成される、
    請求項1の装置。
  3. 少なくとも第一と第二の超音波変換器の一つは焦点化された超音波エネルギーを送出する、
    請求項1又は2の装置。
  4. 第一と第二の超音波変換器部は、カテーテルの遠位領域の外側部周りに螺旋状になる単一の超音波変換器部分を含む、
    請求項1から3のいずれかの装置。
  5. 単一の超音波変換器は、遠位領域周りに可撓な可撓平坦部に配置された圧電層を包み込んで形成される、
    請求項4の装置。
  6. 単一の超音波変換器は、剛体管状基板上に配置された圧電層を切断又は刻みを付けて形成される、
    請求項4の装置。
  7. 第一と第二の超音波変換器部は、単一の超音波変換器の非被覆部に対応しており、
    前記単一の超音波変換器は、カテーテルの遠位領域の外側部に渡って延在しておりかつ吸収材の層で覆われている、
    請求項1から3のいずれかの装置。
  8. 吸収材の層は、遠位領域に渡って長手方向に延在する螺旋縞部で構成される、請求項7の装置。
  9. 第一と第二の超音波変換器部は分離型超音波変換器で構成される、
    請求項1から3のいずれかの装置。
  10. 分離型超音波変換器の少なくとも一つは、所定の弧に渡って配置された音響吸収材の層を更に備え、少なくとも一つの超音波変換器が発する超音波エネルギーを吸収する、
    請求項9の装置。
  11. 分離型超音波変換器の少なくとも一つは、所定の弧に渡って配置された音響反射材の層を更に備え、少なくとも一つの超音波変換器が発する超音波エネルギーを反射する、
    請求項9の装置。
  12. 分離型超音波変換器の少なくとも一つは、遠位領域に添着された圧電材の平坦層を更に備え、所定の弧に渡って超音波エネルギーを発するよう構成される、
    請求項9の装置。
  13. 分離型超音波変換器の少なくとも一つは、遠位領域に添着された圧電材の湾曲層を更に備え、所定の弧に渡って超音波エネルギーを発するよう構成される、
    請求項9の装置。
  14. 圧電材の層は遠位領域の外側部に添着される、
    請求項12又は13の装置。
  15. 圧電材の層は、カテーテルの内側面に添着され、音響透過型窓部を介してエネルギーを発するように構成される、
    請求項12から14のいずれかの装置。
  16. カテーテルは、第一の超音波変換器と軸方向に位置合わせされ且つ該第一の超音波変換器から角度方向に片寄った第三の超音波変換器を更に備え、
    第一と第三の超音波変換器は同時に通電されるよう構成される、
    請求項12から15のいずれかの装置。
  17. カテーテルは、第一の超音波変換器と軸方向に位置合わせされ且つ該第一の超音波変換器から角度方向に片寄った第三の超音波変換器を更に備え、
    第一と第三の超音波変換器は別々に通電されるよう構成される、
    請求項12から16のいずれかの装置。
  18. カテーテルは、患者の腎臓血管内に静脈内配置されるよう構成される、
    請求項1から17のいずれかの装置。
JP2013554427A 2011-02-18 2011-02-18 超音波を用いる腎臓神経除去装置 Pending JP2014512882A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US2011/025543 WO2012112165A1 (en) 2011-02-18 2011-02-18 Apparatus for effecting renal denervation using ultrasound

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014512882A true JP2014512882A (ja) 2014-05-29

Family

ID=44625490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013554427A Pending JP2014512882A (ja) 2011-02-18 2011-02-18 超音波を用いる腎臓神経除去装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20140163540A1 (ja)
EP (1) EP2675525A1 (ja)
JP (1) JP2014512882A (ja)
IL (1) IL227958A0 (ja)
WO (1) WO2012112165A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018534984A (ja) * 2015-10-21 2018-11-29 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 対象の治療をサポートするシステム

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8241274B2 (en) 2000-01-19 2012-08-14 Medtronic, Inc. Method for guiding a medical device
US8974446B2 (en) * 2001-10-11 2015-03-10 St. Jude Medical, Inc. Ultrasound ablation apparatus with discrete staggered ablation zones
US8150519B2 (en) 2002-04-08 2012-04-03 Ardian, Inc. Methods and apparatus for bilateral renal neuromodulation
US7617005B2 (en) 2002-04-08 2009-11-10 Ardian, Inc. Methods and apparatus for thermally-induced renal neuromodulation
US20040082859A1 (en) 2002-07-01 2004-04-29 Alan Schaer Method and apparatus employing ultrasound energy to treat body sphincters
WO2007136566A2 (en) 2006-05-19 2007-11-29 Prorhythm, Inc. Ablation device with optimized input power profile and method of using the same
US20080039746A1 (en) 2006-05-25 2008-02-14 Medtronic, Inc. Methods of using high intensity focused ultrasound to form an ablated tissue area containing a plurality of lesions
EP2376011B1 (en) 2009-01-09 2019-07-03 ReCor Medical, Inc. Apparatus for treatment of mitral valve insufficiency
US20160059044A1 (en) 2009-10-12 2016-03-03 Kona Medical, Inc. Energy delivery to intraparenchymal regions of the kidney to treat hypertension
US11998266B2 (en) 2009-10-12 2024-06-04 Otsuka Medical Devices Co., Ltd Intravascular energy delivery
EP2493569B1 (en) 2009-10-30 2015-09-30 ReCor Medical, Inc. Apparatus for treatment of hypertension through percutaneous ultrasound renal denervation
US8696581B2 (en) 2010-10-18 2014-04-15 CardioSonic Ltd. Ultrasound transducer and uses thereof
CN104519817B (zh) 2012-04-24 2017-11-10 西比姆公司 用于颈动脉体摘除的血管内导管和方法
WO2013181667A1 (en) 2012-06-01 2013-12-05 Cibiem, Inc. Percutaneous methods and devices for carotid body ablation
WO2013181660A1 (en) 2012-06-01 2013-12-05 Cibiem, Inc. Methods and devices for cryogenic carotid body ablation
US9955946B2 (en) 2014-03-12 2018-05-01 Cibiem, Inc. Carotid body ablation with a transvenous ultrasound imaging and ablation catheter
EP2866669A4 (en) 2012-06-30 2016-04-20 Cibiem Inc ABLATION OF CAROTID BODY VIA DIRECTED ENERGY
CN105074050B (zh) 2013-03-14 2019-02-15 瑞蔻医药有限公司 电镀或涂覆超声换能器的方法
US10456605B2 (en) 2013-03-14 2019-10-29 Recor Medical, Inc. Ultrasound-based neuromodulation system
US10933259B2 (en) * 2013-05-23 2021-03-02 CardioSonic Ltd. Devices and methods for renal denervation and assessment thereof
JP6560244B2 (ja) * 2014-02-26 2019-08-14 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 管腔内ヒストトリプシーを実行するためのシステム及びその動作方法
US20200094080A1 (en) 2017-03-20 2020-03-26 Sonivie Ltd. Method for treating heart failure by improving ejection fraction of a patient
US20220265302A1 (en) 2021-02-19 2022-08-25 Otsuka Medical Devices Co., Ltd. Selectively insulated ultrasound transducers
EP4108197A1 (en) 2021-06-24 2022-12-28 Gradient Denervation Technologies Systems for treating tissue
US20230026504A1 (en) 2021-07-19 2023-01-26 Otsuka Medical Devices Co., Ltd. Methods and systems for determining body lumen size
CN116269639A (zh) * 2023-03-14 2023-06-23 上海心弘生命科学有限公司 一种超声波导芯及超声溶栓装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007124458A2 (en) * 2006-04-20 2007-11-01 The Regents Of The University Of California Method of thermal treatment for myolysis and destruction of benign uterine tumors
JP2010503466A (ja) * 2006-09-18 2010-02-04 ライポソニックス, インコーポレイテッド 遮蔽を有するトランスデューサ

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5620479A (en) * 1992-11-13 1997-04-15 The Regents Of The University Of California Method and apparatus for thermal therapy of tumors
US6277077B1 (en) * 1998-11-16 2001-08-21 Cardiac Pathways Corporation Catheter including ultrasound transducer with emissions attenuation
US6492762B1 (en) * 1999-03-22 2002-12-10 Transurgical, Inc. Ultrasonic transducer, transducer array, and fabrication method
US6913581B2 (en) 2000-03-20 2005-07-05 Paul D. Corl High output therapeutic ultrasound transducer
WO2001087174A1 (en) * 2000-05-16 2001-11-22 Atrionx, Inc. Deflectable tip catheter with guidewire tracking mechanism
US20030092988A1 (en) * 2001-05-29 2003-05-15 Makin Inder Raj S. Staging medical treatment using ultrasound
US6953469B2 (en) * 2001-08-30 2005-10-11 Ethicon, Inc, Device and method for treating intraluminal tissue
US8974446B2 (en) * 2001-10-11 2015-03-10 St. Jude Medical, Inc. Ultrasound ablation apparatus with discrete staggered ablation zones
AU2003209287A1 (en) * 2002-01-15 2003-07-30 The Regents Of The University Of California System and method providing directional ultrasound therapy to skeletal joints
US7653438B2 (en) 2002-04-08 2010-01-26 Ardian, Inc. Methods and apparatus for renal neuromodulation
US8774913B2 (en) 2002-04-08 2014-07-08 Medtronic Ardian Luxembourg S.A.R.L. Methods and apparatus for intravasculary-induced neuromodulation
US6978174B2 (en) 2002-04-08 2005-12-20 Ardian, Inc. Methods and devices for renal nerve blocking
US8347891B2 (en) 2002-04-08 2013-01-08 Medtronic Ardian Luxembourg S.A.R.L. Methods and apparatus for performing a non-continuous circumferential treatment of a body lumen
US8145317B2 (en) 2002-04-08 2012-03-27 Ardian, Inc. Methods for renal neuromodulation
US7162303B2 (en) 2002-04-08 2007-01-09 Ardian, Inc. Renal nerve stimulation method and apparatus for treatment of patients
US6793635B2 (en) * 2002-06-28 2004-09-21 Ethicon, Inc. Devices having deployable ultrasound transducers and method of use of same
EP1596746B1 (en) 2003-02-20 2016-10-19 ReCor Medical, Inc. Ultrasonic ablation devices
US7670335B2 (en) * 2003-07-21 2010-03-02 Biosense Webster, Inc. Ablation device with spiral array ultrasound transducer
US10123903B2 (en) * 2004-10-14 2018-11-13 Koninklijke Philips N.V. Ablation devices and methods with ultrasonic imaging
US8162858B2 (en) * 2004-12-13 2012-04-24 Us Hifu, Llc Ultrasonic medical treatment device with variable focal zone
US20060155269A1 (en) * 2005-01-12 2006-07-13 Prorhythm, Inc. Epicardial ablation using focused ultrasound
US8192363B2 (en) * 2006-10-27 2012-06-05 Ekos Corporation Catheter with multiple ultrasound radiating members
WO2008151001A2 (en) * 2007-05-30 2008-12-11 The Cleveland Clinic Foundation Method for treating a renal disease or disorder
US20090228003A1 (en) * 2008-03-04 2009-09-10 Prorhythm, Inc. Tissue ablation device using radiofrequency and high intensity focused ultrasound
US8133222B2 (en) * 2008-05-28 2012-03-13 Medwaves, Inc. Tissue ablation apparatus and method using ultrasonic imaging
EP2341839B1 (en) * 2008-09-22 2015-10-21 Vessix Vascular, Inc. System for vascular ultrasound treatments
US20110257563A1 (en) * 2009-10-26 2011-10-20 Vytronus, Inc. Methods and systems for ablating tissue
US20110257562A1 (en) * 2010-04-01 2011-10-20 Alan Schaer Method and apparatus employing ultrasound energy to remodulate vascular nerves

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007124458A2 (en) * 2006-04-20 2007-11-01 The Regents Of The University Of California Method of thermal treatment for myolysis and destruction of benign uterine tumors
JP2010503466A (ja) * 2006-09-18 2010-02-04 ライポソニックス, インコーポレイテッド 遮蔽を有するトランスデューサ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018534984A (ja) * 2015-10-21 2018-11-29 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 対象の治療をサポートするシステム
JP2022033159A (ja) * 2015-10-21 2022-02-28 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 対象の治療をサポートするシステム
JP7210279B2 (ja) 2015-10-21 2023-01-23 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 対象の治療をサポートするシステム
JP7337138B2 (ja) 2015-10-21 2023-09-01 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 対象の治療をサポートするシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US20140163540A1 (en) 2014-06-12
IL227958A0 (en) 2013-09-30
EP2675525A1 (en) 2013-12-25
WO2012112165A1 (en) 2012-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014512882A (ja) 超音波を用いる腎臓神経除去装置
CN109843201B (zh) 治疗性组织调节设备和方法
US20200093505A1 (en) Carotid body ablation with a transvenous ultrasound imaging and ablation catheter
US9192790B2 (en) Focused ultrasonic renal denervation
US9283033B2 (en) Carotid body ablation via directed energy
US9955946B2 (en) Carotid body ablation with a transvenous ultrasound imaging and ablation catheter
US8974446B2 (en) Ultrasound ablation apparatus with discrete staggered ablation zones
US20110112400A1 (en) High intensity focused ultrasound catheter apparatuses, systems, and methods for renal neuromodulation
US20140350401A1 (en) Carotid body ablation via directed energy
US20160287912A1 (en) Method and apparatus for performance of thermal bronchiplasty with unfocused ultrasound
US20110257562A1 (en) Method and apparatus employing ultrasound energy to remodulate vascular nerves
JP2014100580A (ja) 体腔に不連続周縁治療を施す装置
US20140081301A1 (en) Nerve modulation system
US20160338724A1 (en) Carotid septum ablation with ultrasound imaging and ablation catheters
WO2016145439A1 (en) Carotid septum ablation with ultrasound imaging and ablation catheters
US20140276050A1 (en) Ultrasound renal nerve ablation and imaging catheter with dual-function transducers
US20190374244A1 (en) System for nerve modulation and innocuous thermal gradient nerve block
WO2017044961A1 (en) Carotid body ablation with a transvenous ultrasound imaging and ablation catheter
EP2780081B1 (en) Shaft with ultrasound transducers for nerve modulation
US20140277031A1 (en) Ultrasonic Catheter for Renal Denervation

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141007

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20141217

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20141225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150825

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160322