JP2014512612A - コンバージョン経路利用セグメンテーション - Google Patents
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Abstract
ユーザインタラクションデータを受け取ることを含めた、コンピュータ記憶媒体上にコード化されたコンピュータプログラムを含む方法、システムおよび装置において、前記ユーザインタラクションデータが、コンテンツ項目およびコンバージョン項目とのユーザインタラクションを特定する。コンバージョン項目は、所定のコンバージョン基準を満たすユーザ行動である。本方法は、複数のコンバージョン経路のコンバージョン経路データを含むコンバージョンデータを受け取ることを含み、各コンバージョン経路には、コンバージョン事象よりも前のおよびこれを含むユーザインタラクションデータが含まれる。本方法には、前記コンバージョン事象について、コンテンツ項目との第1のインタラクション、アシストインタラクションまたは最終インタラクションを判定することが含まれる。本方法には、プロセッサを用いたコンバージョンセグメントの規定を可能にすることが含まれ、前記コンバージョン経路データが、経路レベルのディメンションおよび経路レベルのメトリックに基づいている。
Description
関連出願の相互参照
本出願は、その内容全体が本願中に引用をもって援用された、2011年4月11日に出願された米国特許出願第13/084,530号の優先権を主張する。
本出願は、その内容全体が本願中に引用をもって援用された、2011年4月11日に出願された米国特許出願第13/084,530号の優先権を主張する。
インターネットは、多様なコンテンツへのアクセスを提供する。例えば、様々に異なるトピックの画像、音声、映像およびウェブページにインターネットによってアクセスすることが可能である。これらのアクセス可能なコンテンツは、ユーザに広告を提示する機会を提供する。広告を、ウェブページ、画像または映像などのコンテンツ内に配置してもよいし、コンテンツが、例えばコンテンツ内の広告枠内および/またはポップアップウィンドウまたはその他のオーバーレイの広告枠内に広告を提示するなど、1つまたは複数の広告の表示をトリガしてもよい。
広告主は、様々な広告管理ツールを用いて特定の種類のコンテンツ内にどの広告を表示するかを決定する。これらのツールはまた、広告主が様々な広告または広告キャンペーンのパフォーマンスを追跡することを可能にする。ある広告をいつ表示するのかを決定するために用いるパラメータを、広告管理ツールを用いて変更することも可能である。
前記広告主向けのパフォーマンスの尺度の作成に用いるデータには、一般に、入手可能な全てのデータが含まれる。このデータは通常、複数のサーバからのデータの組み合わせを含む。組み合わされたデータが大量であることから、これらのデータを理解する有効な方法を、これらのデータから作成されたパフォーマンス尺度が提供することが必要である。従って、データが処理されなければならない。データを処理して有用かつ正確なパフォーマンス尺度を作成することには、数多くの障害が存在する。例えば、パフォーマンス尺度がある一定の期間にわたるユーザの行動に基づいている場合には、クッキーを用いてユーザの行動を一定期間にわたって追跡することができる。このクッキーが前記一定期間の間に取り除かれてしまうと、データには一定期間にわたるユーザの行動の正確な根拠は含まれないことになる。データに、広告主にとって重要と考えられるユーザの行動を記録したものを含めることもできる。いかなる記録可能な事象であってもよいこれらの行動は、コンバージョンと呼ばれる。コンバージョンは、コンバージョン経路内の1つのまたは複数の行動の結果である。これらの行動を特定することは、コンテンツ提供者にとって有益となりうる。しかし、そのようなデータには、コンバージョンの原因となりうる数多くの行動が含まれる。加えて、そのようなデータには、いかなるコンバージョンにも結び付かないユーザ行動も含まれている可能性がある。このように、可能性のある全ての行動に基づいて正確で信頼できるパフォーマンス尺度を作成することには、多くの課題が存在する。
概略的には、本明細書に記載する主題の革新的な一局面を、ユーザインタラクションデータを含むコンバージョン経路データを受信することを含む方法に具現することが可能である。前記方法が、前記ユーザインタラクションデータ内の各インタラクションに、第1のインタラクションラベル、アシストインタラクションラベルまたは最終インタラクションラベルのうちの1つまたは複数を割り当てることを更に含んでもよい。前記方法が、経路レベルのディメンション、経路レベルのメトリック、インタラクションレベルのディメンションおよびインタラクションレベルのメトリックのうちの少なくとも1つに従って、コンバージョン経路データをグループ化してもよい。経路レベルのディメンション(ディメンション)が、一コンバージョン経路の構成部分である1つのまたは複数のインタラクションの1つまたは複数の特徴を表してもよい。ディメンションが、広告主のコンテンツとのユーザのインタラクションの特徴に基づく文字または文字列の値に割り当てられている変数であってもよい。経路レベルのメトリック(メトリック)が、コンバージョン経路全体の数値上の特徴を含んでもよい。メトリックが、コンバージョン経路全体を特徴付ける整数または浮動値に割り当てられた変数であってもよい。この局面のその他の実施態様には、この方法の動作を実行するように構成された、対応するシステム、装置および非一時的なまたは有体のコンピュータ読取り可能な媒体が含まれる。
これらのおよびその他の実施態様が、それぞれ以下の特徴の1つまたは複数を任意に含んでもよい。コンバージョン事象は、所定のコンバージョン基準を満たすインタラクションである。コンバージョン経路データが、複数のコンバージョン経路を含んでもよい。各コンバージョン経路には、コンバージョン事象よりも前のおよびこれを含むユーザインタラクションデータが含まれる。前記方法が、コンバージョン経路の一グループを含めるかまたはこれを除外する条件を規定するユーザインターフェースを提供することを含んでもよい。アシストインタラクションは、前記コンバージョン事象に至るインタラクションよりも前にユーザによって起こされるインタラクションである。最終インタラクションは、前記コンバージョン事象に至る、前記ユーザによるインタラクションである。ユーザインタラクションデータには、ユーザがコンテンツ項目に辿りつくのに用いるソースおよびメディアが含まれる。本方法は、別の種類のインタラクションよりも前または後に発生する特定の種類のインタラクションに基づくフィルタリングを含む。
本明細書中で記載する主題の複数の実施態様を、以下の利点の1つまたは複数を実現するように具現してもよい。コンバージョン経路を利用したセグメンテーションは、ユーザが広告主のコンテンツに到達するよりも前に、コンバージョン経路上で動作する。コンバージョン経路を利用したセグメンテーションは、広告主がクロスチャネル広告および投資収益について理解し、結論を導き出すことを可能にする。コンバージョン経路を利用したデータを用いることで、広告主は、カスタムディメンションや(AまたはB)および(CまたはDおよび(EまたはFでない))などの複雑な演算式を用いた条件を生成することが可能となる。この演算式における各文字が、コンバージョン経路を利用したメトリックおよびディメンションまたはその他のより複雑な条件を表してもよい。更に、ある条件が、(所要時間または経路長などの)経路レベルや(ソース/メディアなどの)インタラクションレベルのディメンションおよびメトリックを含めた公開されたディメンションおよびメトリックの値を特定してもよい。また、前記条件が、ネストされた条件を含んでもよい。前記ネストされた条件が、1つまたは複数のメトリックまたはディメンションを含んでもよい。コンバージョン経路を利用したセグメンテーションは、コンテンツ提供者が指定の(往々にして複雑な)基準に一致するコンバージョン経路を切り離したり比較したりすることを可能にする。例えば、コンテンツ提供者が、あるセグメントをコンバージョンデータに適用し、1つまたは複数のコンバージョンセグメントを示すレポートを作成してもよい。広告主は、これらの複雑な演算式を定義することで、自らのコンバージョンのサブセットを見る(または複数のサブセットの相互比較を見る)ことが可能となる。コンテンツ提供者が、セグメンテーション条件によって特定される基準に従って、コンバージョン経路によって表されるユーザ行動を評価してもよい。例えば、ある演算式が、その最初の行動が電子メールで差し向けられた、コンバージョンを行ったユーザのサブセットと、その最初の行動がオーガニック検索であったユーザのサブセットとを比較してもよい。
本明細書に記載する主題の1つまたは複数の実施態様の詳細を、添付の図面および以下の発明の説明に記載する。前記主題のその他の特徴、局面および利点は、発明の詳細な説明、図面および請求の範囲から明らかとなろう。
一実施例に基づいて広告管理システムが広告サービスを管理する環境の一例を図示したブロック図である。
一実施例に基づくユーザインタラクションログデータ統合プロセスのフロー図である。
一実施例に基づくユーザインタラクションログデータ統合処理中のユーザインタラクションデータの更新を図示したブロック図である。
第1のインタラクション、アシストインタラクションおよび最終インタラクションを含むコンバージョン経路の一例を図示したものである。
図4aのユーザインタラクションに基づく経路長の算出を図示したものである。
図4aのユーザインタラクションに基づく第1のユーザインタラクションからコンバージョンまでの所要時間を図示したものである。
一定期間におけるアシストインタラクションを表示するユーザインターフェースの一例を図示したものである。
ドメイン名の一例に関するレポートのためのユーザインターフェースの一例を図示したものである。
新たなセグメントを作成するために広告主に提示されてもよいユーザインターフェースの一例を図示したものである。
広告主が図7から経路インタラクションを選択する時に広告主に提示されるユーザインタラクションの一例を図示したものである。
広告主が図8の経路インタラクションメニューから第1のインタラクションを選択する時に生成されるユーザインターフェースの一例を図示したものである。
ソースがトラフィックメディアとして選択されていることを図示したユーザインターフェースの一例を示したものである。
図10でAND命令オプションを追加するオプションが選択されている時に表示されるユーザインターフェースの一例を図示したものである。
図11でOR命令オプションを追加するオプションが選択されている時に表示されるユーザインターフェースの一例を図示したものである。
図12のセグメントのユーザインターフェースの一例を図示したものである。
2つのセグメントがどのようにグラフおよび数値形式で比較可能であるかを図示したものである。
2つのセグメントのコンバージョンデータを表示し、該コンバージョンデータを様々な経路長のメトリックを用いて比較したものである。
一実施例に基づくコンピュータシステムのブロック図である。 様々な図面において、同様な参照番号および名称は、同様な要素を示す。
発明の詳細な説明
(広告主などの)コンテンツ提供者は、前記コンテンツとの様々なユーザインタラクションに関する情報を開示するレポートにアクセスすることが可能である。各ユーザインタラクションには、そのユーザインタラクションに関するデータを含んでいてもよい数多くのディメンションが含まれていてもよい。コンテンツ提供者(または広告主)にユーザインタラクションについての情報を提供するレポートを作成してもよい。そのようなレポートが、多数の独自のユーザインタラクションを含んでもよい。様々なグループルールを満たす様々なユーザインタラクションをグループ化するルールを作成してもよい。前記様々なグループ化されたユーザインタラクションを含むレポートを作成してもよい。ユーザインタラクションが、ユーザがコンテンツ提供者のコンテンツにアクセスするのに用いたソース/メディアを含むコンバージョン経路データを含んでもよい。
(広告主などの)コンテンツ提供者は、前記コンテンツとの様々なユーザインタラクションに関する情報を開示するレポートにアクセスすることが可能である。各ユーザインタラクションには、そのユーザインタラクションに関するデータを含んでいてもよい数多くのディメンションが含まれていてもよい。コンテンツ提供者(または広告主)にユーザインタラクションについての情報を提供するレポートを作成してもよい。そのようなレポートが、多数の独自のユーザインタラクションを含んでもよい。様々なグループルールを満たす様々なユーザインタラクションをグループ化するルールを作成してもよい。前記様々なグループ化されたユーザインタラクションを含むレポートを作成してもよい。ユーザインタラクションが、ユーザがコンテンツ提供者のコンテンツにアクセスするのに用いたソース/メディアを含むコンバージョン経路データを含んでもよい。
本明細書の全体を通して用いられるユーザインタラクションには、ユーザへのコンテンツの提示および、ユーザへのコンテンツの提示に応じてユーザが取る、(例えばコンテンツ提示後にコンテンツを選択することまたはコンテンツ提示後にコンテンツを選択しないことなどの)その後の肯定的な行動または無行動(特に他に指定しない場合には、集合的に「行動」と呼ぶ)が含まれる。従って、ユーザインタラクションは必ずしも、ユーザによるコンテンツの選択(またはその他の肯定的な行動)を必要としない。例えば、ユーザが一定の時間にわたってコンテンツを見ることがインタラクションとして考えられてもよい。ユーザインタラクションが、ユーザがコンテンツ提供者のURLをウェブブラウザに直接入力することも含んでもよい。
分析ツール(即ち図1におけるパフォーマンス分析装置120)が、コンバージョン経路データを分析して、広告主が有効な広告戦略を決定することを支援してもよい。コンバージョン経路データの分析およびレポートが、広告主が広告予算の配分を決定することを可能にしてもよい。広告に関するこのような決定は、より多くのユーザが広告主のコンテンツに到達することにつながりうる。多くの場合、広告主のコンテンツとのユーザのインタラクションは、最初はユーザのコンバージョン行動には結び付かない。ユーザは、コンバージョン行動を行う前に、コンテンツを何度も見る可能性がある(図4a−cを参照)。分析ツールの複数の実施例は、コンバージョン経路の属性に関するディメンションおよびメトリックに基づいてコンバージョン経路データをセグメント化することを可能にする。経路レベルのディメンション(ディメンション)が、一コンバージョン経路の一部である1つまたは複数のインタラクションの1つまたは複数の特徴を表してもよい。ディメンションが、広告主のコンテンツとのユーザインタラクションの特徴に基づいて文字または文字列に割り当てられた変数であってもよい。経路レベルのメトリック(メトリック)が、コンバージョン経路全体の数値上の特徴を含んでもよい。メトリックが、コンバージョン経路全体を特徴付ける整数または浮動値に割り当てられた変数であってもよい。
詳細には、分析ツールが、広告主のコンテンツを見回っているユーザが辿った1つまたは複数の経路に基づいて広告主がコンバージョン経路データをセグメント化することを可能にしてもよい。分析ツールの複数の実施例が、ユーザが広告主のウェブサイトにアクセスする直前に発生したユーザインタラクションに的を絞ってもよい。別の一実施例においては、分析ツールが、最終コンバージョンよりも前の、コンテンツ提供者のウェブサイトとのインタラクションを含む全てのユーザインタラクションを追跡または分析してもよい。(例えばリピータ顧客など)例えば、広告主が、自身のウェブサイト上の所望のユーザ行動(即ちコンバージョン)につなげるために、(検索語、ソーシャルメディア、電子メールキャンペーンなどの)複数のマーケティングチャネルを用いて、ユーザトラフィックを自身のサイトに誘導してもよい。分析ツールが、ユーザをオンラインコンテンツに誘導するマーケティングチャネルを特定してもよい。更に、分析ツールが、(第1のインタラクションラベル、アシストインタラクションラベル、最後のインタラクションラベル、経路長情報、所要時間情報などの)更なる情報をユーザインタラクションの属性としてもよい。
ユーザインタラクション尺度に、1つまたは複数の所要時間尺度(即ち、1つまたは複数の特定のユーザインタラクションからあるコンバージョンまでの時間の尺度)、経路長尺度(即ち、コンバージョンの前に起こったユーザインタラクションの量)、ユーザインタラクション経路(即ち、コンバージョンよりも前に起こった一連のユーザインタラクション)、アシストインタラクション尺度(即ち、コンバージョンよりも前に起こった特定のユーザインタラクションの量)および支援されたコンバージョンの尺度(即ち、指定されたコンテンツによって支援されたコンバージョンの量)が含まれてもよい。
図1は、広告管理システムが一実施例に従って広告サービスを管理する環境の一例を図示したブロック図である。例示した環境100は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、インターネットまたはこれらの組み合わせなどのネットワーク102を含む。ネットワーク102は、ウェブサイト104、ユーザ装置106、広告主108および広告管理システム110を接続している。例示した環境100が、何千ものウェブサイト104、ユーザ装置106および広告主108を含んでもよい。
ウェブサイト104は、あるドメイン名と関連し、1つまたは複数のサーバをホストとする1つまたは複数のリソース105を有する。ウェブサイトの一例は、テキスト、画像、マルチメディアコンテンツおよび、スクリプトなどのプログラミング要素を含んでいてもよいハイパーテキストマークアップ言語(HTML)でフォーマットされたウェブページの集合体である。
リソース105は、ネットワーク102上で提供されることの可能な任意のデータである。リソース105は、ユニフォームリソースロケータ(URL)などの、リソース105と関連したリソースアドレスによって特定される。リソース105が、ごく一部の例を挙げれば、ウェブページ、ワープロ文書、ポータブルドキュメントフォーマット(PDF)文書、画像、映像、プログラミング要素、インタラクティブコンテンツおよび配信元を含んでもよい。リソース105が、(ハイパーリンク内のメタ情報などの)埋め込み情報および/または埋め込み命令を含んでいてもよい、語、句、画像および音声などのコンテンツを含んでもよい。埋め込み命令が、ウェブブラウザなどのユーザ装置で実行されるコードを含んでもよい。コードが、JavaScript(登録商標)またはECMAScript(登録商標)などの言語で記述されていてもよい。
ユーザ装置106は、ユーザの制御下にあり、ネットワーク102を介してリソース105の要求および受け取りが可能な電子装置である。ユーザ装置106の例には、パーソナルコンピュータ、移動通信装置およびその他の、ネットワーク102を介してデータの送受信が可能な装置が含まれる。ユーザ装置106は、典型的には、例えばウェブブラウザなどの、ネットワーク102を介したデータの送受信を容易にするためのユーザアプリケーションを有する。
ユーザ装置106が、ウェブサイト104に対してリソース105を要求してもよい。これに応じて、リソース105を表すデータが、ユーザ装置106による提示のためにユーザ装置106に提供されてもよい。リソース105を表すデータが、広告を提示することの可能な(例えばポップアップウィンドウの提示位置やウェブページの枠内などの)リソースの一部またはユーザディスプレイの一部を指定するデータを含んでいてもよい。これらの指定されたリソース105またはユーザディスプレイの一部は、広告枠と呼ばれる。
ネットワーク102を介してアクセス可能な膨大な数のリソース105の検索を容易にするために、ウェブサイト104上で提供されるリソース105の巡回および索引付けによってリソース105を特定する検索システム112を、環境100が含んでもよい。リソース105に関するデータを、前記データが関連しているリソース105に基づいて索引付けしてもよい。索引付けされ、任意にキャッシュされたリソース105のコピーは、検索インデックス(図示せず)内に格納される。
ユーザ装置106が、ネットワーク102を介して検索クエリを検索システム112に送信してもよい。検索システム112は、これに応答して検索インデックスにアクセスし、検索クエリに関連したリソース105を特定する。一実施例においては、検索クエリが1つまたは複数のキーワードを含む。検索システム112は、前記クエリに当てはまるリソース105を特定し、リソース105に関する情報を、検索結果の形で検索結果ページでユーザ装置106に返信する。検索結果が、前記検索システム112によって生成された、特定の検索クエリに当てはまるリソース105を特定するデータを含んでもよく、また、リソース105へのリンクを含んでもよい。検索結果の一例に、ウェブページのタイトル、ウェブページ104から抽出されたテキストまたは画像の一部のスニペット、リソース105のレンダリングおよびウェブページ104のURLが含まれてもよい。検索結果ページが、広告を提示可能な1つまたは複数の広告枠を含んでもよい。
検索結果ページが、検索システム112からユーザ装置106のウェブブラウザへのHTTP(ハイパーテキスト転送プロトコル)クッキー設定要求と共に送信されてもよい。クッキーが、例えば、特定のユーザ装置106および特定のウェブブラウザを表してもよい。例えば、検索システム112は、HTTP応答において検索結果ページを送信することによってクエリに応えるサーバを有する。このHTTP応答には、前記サーバをホストとするサイトまたは前記サーバのドメイン向けのクッキーをブラウザに記憶させる(クッキー設定命令などの)命令が含まれる。前記ブラウザがクッキーに対応しており、かつクッキーが利用可能となっている場合には、以降のページにおける同じサーバまたは前記サーバのドメイン中のサーバへの各要求に前記クッキーが含まれることになる。クッキーが、一意のまたは一意に準ずる(semi−unique)識別子を含む様々なデータを記憶してもよい。一意のまたは一意に準ずる識別子は、匿名化可能であり、ユーザ名とは結びついていない。HTTPはステートレスなプロトコルであるため、クッキーを用いることで、検索システム112またはその他のシステムなどの外部サービスが、あるユーザの特定の行動および状態を複数のセッションにわたって追跡することが可能となる。ユーザは、例えばブラウザ設定でクッキーを使用不可能とすることによって、ユーザ行動の追跡を中止させることが可能である。
リソース105または検索結果がユーザ装置106によって要求されるかまたはユーザ装置106に提供されると、広告管理システム110は、リソース105または検索結果と共に提供される広告の要求を受け取る。広告の要求が、要求されたリソース105または検索結果ページ向けに規定された、広告管理システム110に供給されてもよい広告枠の特徴を含んでもよい。例えば、広告枠が規定されるリソース105への(URLなどの)参照、広告枠のサイズ、および/または広告枠での提示が可能なメディアの種類を、広告管理システム110に提供してもよい。同様に、リソース105または検索クエリに関連する広告の特定を容易にするために、要求されたリソース105に関連するキーワード(即ちコンテンツに関連する1つまたは複数の語)(「リソースキーワード」)または検索結果が要求されている検索クエリを、広告管理システム110に提供してもよい。
広告の要求に含まれるデータに基づき、広告管理システム110が、前記要求に応答して提供するのに適格な広告(「適格広告」)を選択してもよい。例えば、適格広告に、広告枠の特徴に合致する特徴を有し、かつ指定されたリソースキーワードまたは検索クエリと関連していると認められた広告が含まれてもよい。幾つかの実施例においては、リソースキーワード、検索クエリまたは検索クエリの一部に合致するターゲットキーワードを有する広告が、広告管理システム110によって適格広告として選択される。
広告管理システム110は、リソース105または検索結果ページの広告枠ごとに適格広告を選択する。リソース105または検索結果ページが、ユーザ装置106による提示のためにユーザ装置106によって受け取られる。提示された広告とのユーザインタラクションを表すユーザインタラクションデータを、履歴データストア119に格納してもよい。例えば、広告が広告サーバ114を介してユーザに提示された時に、データをログファイル116に格納してもよい。以下により詳細に説明するこのログファイル116を、他のデータと共に履歴データストア119に格納してもよい。従って、履歴データストア119には、広告インプレッションを表すデータが含まれる。例えば、提示されている広告の要求に応答して、広告の提示が格納されてもよい。例えば、特定のクッキーを特定するデータが前記要求に応答して提示された広告を特定するデータと共に格納されるように、前記特定のクッキーを特定するデータが広告の要求に含まれてもよい。幾つかの実施例においては、前記データを履歴データストア119に直接に格納してもよい。
同様に、提示された広告をユーザが選択(即ちクリック)した時に、前記広告の選択を表すデータがログファイル116、クッキーまたは履歴データストア119に格納されてもよい。幾つかの実施例においては、データは前記広告にリンクされているウェブページの要求に応答して格納される。例えば、ユーザによる広告の選択が、広告主によって(または広告主向けに)提供されているウェブページの提示の要求を開始させてもよい。前記要求に、前記ユーザ装置向けの特定のクッキーを特定するデータが含まれてもよく、またこのデータが広告データストアに格納されてもよい。
ユーザインタラクションデータを、ユーザインタラクションを実行した対応するユーザ装置を表す一意識別子と関連させてもよい。例えば、幾つかの実施例においては、ユーザインタラクションデータを1つまたは複数のクッキーと関連させてもよい。各クッキーが、前記クッキーが前記特定のユーザ装置106上で最初に設定された時点を示す初期設定時点を特定する内容を含んでもよい。
ログファイル116または履歴データストア119も、広告の参照および各広告がその下でユーザに提示されるように選択されたデータ表現条件を格納する。例えば、履歴データストア119が、ターゲティングキーワード、ビッドおよびその他の適格広告の提示選択基準を格納してもよい。加えて、履歴データストア119に、広告ごとのインプレッションの数および、各広告を、例えば前記広告インプレッションを引き起こしたキーワードおよび/または前記インプレッションに関連したクッキーを用いて追跡可能なインプレッションの数を特定するデータが含まれてもよい。各インプレッションおよびユーザ選択を、選択された広告および/または前記広告の提示の選択を引き起こしたターゲティングキーワードと関連させる(即ち、これらに関連させて格納する、および/またはこれらに従って索引付けする)ことが可能であるように、データをインプレッションごとに格納してもよい。
広告主108が、広告管理システム110に対して、広告の配信を制御するのに用いられる(例えばターゲティングキーワードおよび対応するビッドなどの)キャンペーンパラメータを送信してもよい。広告主108が、広告管理システム110にアクセスして、前記キャンペーンパラメータを使用して配信された広告のパフォーマンスを監視してもよい。例えば、広告主が、前記広告に関する多数のインプレッション(即ち提示)、選択(即ちクリック)および確認されたコンバージョンの数を報告するキャンペーンパフォーマンスレポートにアクセスしてもよい。キャンペーンパフォーマンスレポートが、総費用、1クリック当たりのコストおよびその他の特定の期間にわたる前記広告のコスト尺度を提供してもよい。例えば、広告主が、フレーズ一致キーワード「ホッケー」を用いて配信された広告のインプレッション数が1000であり(即ち1000回提示された)、(例えばクリックされたなどの)選択回数が20回であり、5件のコンバージョンを獲得したことを報告するパフォーマンスレポートにアクセスしてもよい。従って、ホッケーというフレーズ一致キーワードから、1000回のインプレッション、20回のクリックおよび5回のコンバージョンが生じたということができる。
上述のように、特定のコンテンツ提供者に提供されるレポートが、あるコンバージョンの前に起こるコンテンツとのユーザインタラクションを評価するパフォーマンス尺度を指定してもよい。コンバージョンは、ユーザが特定の行動を起こした時に発生し、コンバージョン経路には、あるコンバージョンと、そのコンバージョンよりも前にユーザによって起こされる一連のユーザインタラクションとが含まれる。いかなる「記録可能な」1つのまたは複数のユーザインタラクションも、コンバージョンとみなすことができる。例えば、あるウェブサイト上に表示されている電話番号に電話をかけることがコンバージョンであり、これを追跡してもよい。コンバージョンの構成要素が、ケース毎に異なっていてもよく、様々な方法で判定されてもよい。例えば、コンバージョンが、ユーザがある広告をクリックし、ウェブページまたはウェブサイトに誘導され、そのウェブページまたはウェブサイトから出る前に購入を完了させた時に発生してもよい。別の一例としては、コンバージョンが、ユーザが特定のウェブサイト上に所定の時間を超えて留まった時に発生してもよい。複数のユーザインタラクションからのデータを用いて、前記特定のウェブサイト上に留まった時間を求めてもよい。
コンバージョンを構成する行動を、各広告主が指定してもよい。例えば、白書をダウンロードする、ウェブサイト内を少なくとも所定の深さまで移動する、少なくともある数のウェブページを閲覧する、ウェブサイトまたはウェブページ上で少なくとも所定の時間の間留まる、ウェブサイト上で登録を行うなどの1つまたは複数の測定可能な/観測可能なユーザ行動を、各広告主がコンバージョンとして選択してもよい。コンバージョンを構成するその他の行動も利用可能である。
広告主が、コンバージョン(およびその他の広告主のウェブサイトとのインタラクション)を追跡するために、自身のウェブページ内に、広告主のウェブサイトとの(例えばページの選択、コンテンツ項目の選択およびその他のインタラクションなどの)ユーザインタラクションを監視する埋め込み命令を設け、コンバージョンを構成するユーザインタラクション(または一連のユーザインタラクション)を検出してもよい。幾つかの実施例においては、ユーザがあるウェブページまたは別のリソースに参照ウェブページ(またはその他のリソース)からアクセスすると、そのインタラクションにおける前記参照ウェブページ(またはその他のリソース)を、例えばアクセス中の前記ウェブページが参照しているコードのスニペットを実行することにより、および/または前記ウェブページにアクセスするのに用いたURLに基づいて特定することが可能である。
例えば、ユーザが、あるウェブページ上に表示されたリンクを、例えば前記広告主の関連企業からの宣伝の一部として選択することにより、広告主のウェブサイトにアクセスしてもよい。このリンクに、前記ユーザの移動元である前記リソースを一意的に識別するデータ(即ちテキスト)を含むURLが付随していてもよい。例えば、http://www.example.com/homepage/%affiliate_identifier%promotion_1というリンクが、前記URL内で指定されている関連企業識別番号を有する関連企業のウェブページからexample.com/のウェブページにユーザが移動し、前記ユーザがpromotion_1に関する宣伝に含まれるリンクを選択することによってexample.com/のウェブページに誘導されたことを表してもよい。このインタラクション(即ち前記リンクの選択)におけるユーザインタラクションデータをデータベースに保存し、以下に記載するように、パフォーマンスレポートの作成を容易にするために用いてもよい。
広告主によってコンバージョンが検出されると、前記コンバージョンを表すコンバージョンデータを、前記コンバージョンデータを受け取ってデータストアに保存するデータ処理装置(「分析装置」)に送信してもよい。このコンバージョンデータを、前記ユーザインタラクションを実行するのに用いられたユーザ装置の1つまたは複数のクッキーと関連させて保存することにより、前記クッキーと関連した前記ユーザインタラクションを前記コンバージョンと関連させて、前記コンバージョンに関するパフォーマンスレポートの作成に使用してもよい。
典型的には、コンバージョンは、あるターゲットキーワードを用いてターゲティングされた広告がそのコンバージョンの前に最後にクリックされた広告である場合には、そのターゲットキーワードから生じたことになる。例えば、広告主Xは、広告に「テニス」「シューズ」「Brand−X」というキーワードを関連させることができる。この例で、ユーザが最初の検索クエリ「テニス」を入力し、広告主Xの広告を含む検索結果ページが前記ユーザに提示され、ユーザはこの広告を選択するが、コンバージョンを構成する行動は起こさないと仮定する。更に、前記ユーザが、第2の検索クエリ「Brand−X」を入力し、前記広告主Xの広告が前記ユーザに提示され、前記ユーザは広告主Xの広告を選択し、(例えばBrand−Xのテニスシューズを購入するなどの)コンバージョンを構成する行動を実行すると仮定する。この例では、コンバージョンの前に最後に選択された最後の広告(「最後に選択された広告」)が、「Brand−X」の一致に応えて提示された広告であったことから、キーワード「Brand−X」がコンバージョンに貢献したということができる。
コンバージョンの前に最後に選択された広告を表示させたキーワードを、コンバージョンに貢献したとして認定すること(「最後の選択への貢献」)は、広告パフォーマンスの有用な尺度であるが、この尺度が、それだけで、最後に選択された広告以前に広告がユーザに露出されることおよび/またはユーザに選択されることを含むコンバージョンサイクルの分析を容易にするデータを広告主に対して提供するのではない。例えば、最後の選択への貢献の尺度は、それだけで、最後に選択された広告を選択する前にユーザに提示および/または選択された複数の広告の提示を通してブランドまたは製品の認知度を向上させたキーワードを特定するものではない。しかし、これらの広告は、ユーザがその後コンバージョンを構成する行動を起こしたことに大きく貢献した可能性がある。
上述の例では、キーワード「テニス」に一致する検索クエリに応答して表示された広告が、ユーザが(Brand−Xのテニスシューズを購入するなどの)コンバージョンを構成する行動を起こしたことに貢献した可能性はあるものの、キーワード「テニス」がコンバージョンに貢献したとは認められない。例えば、ユーザがキーワード「テニス」の一致に応答して表示された広告を選択した時に、ユーザは広告主Xから入手可能なBrand−Xのテニスシューズを見ているかもしれない。ユーザは、Brand−Xのテニスシューズを見たことによって、次に検索クエリ「Brand−X」を入力してBrand−Xのテニスシューズを見つけた可能性がある。同様に、ユーザがキーワード「テニス」を用いてターゲティングされた広告を見たことも、ユーザがこの広告を選択したこととは無関係に、ユーザが(Brand−Xのテニスシューズを購入するなどの)コンバージョンを構成する行動を次に起こしたことに貢献した可能性がある。最後に選択された広告が選択される前に起こるユーザインタラクションを、広告主の広告(またはその他のコンテンツ)と共に分析することで、広告主が自らのコンバージョンサイクルをよりよく理解してもよい。
コンバージョンサイクルは、ユーザに広告が提示された時に始まり、前記ユーザがコンバージョンを構成する行動を起こした時に終わる期間である。コンバージョンサイクルは、時間または行動で計測および/または制約されてもよく、また複数のユーザセッションにまたがってもよい。ユーザセッションは、分析用にグループ化された複数のユーザインタラクションの集合である。各ユーザセッションには、特定のユーザによって一セッションウィンドウ(即ち特定の期間)内に実行された複数のユーザインタラクションを表すデータが含まれる。セッションウィンドウが、例えば(1時間、1日または1か月などの)特定の期間であってもよいし、特定の行動によって区切られてもよい。例えば、あるユーザ検索セッションが、ユーザ検索クエリと、その後1時間の間に起こる、および/または(検索ブラウザを閉じるなどの)セッション終了事象までに起こる行動とを含んでもよい。
コンバージョンサイクルを分析することで、広告主が、自身の顧客がコンバージョンサイクルの間にどのように広告とインタラクトするのかをよりよく把握してもよい。例えば、広告主が、ユーザが最初にある広告を見てからコンバージョンに至るまでの期間が平均して20日であると判断した場合に、広告主が、このデータを用いて、ユーザがコンバージョン(即ち、コンバージョンを構成する行動を起こす)の前にその他の候補ソースを検討するのに要する時間を推測してもよい。同様に、広告主が、多くのコンバージョンに至るユーザが、特定のキーワードを用いてターゲティングされた広告を見た後に上述のような行動を取ると判断した場合に、広告主が、そのキーワードを用いて配信される広告にもっと費用をかけるか、および/またはこの特定のキーワードを用いてターゲティングされた広告の質を向上させたいと考えてもよい。
コンバージョンサイクルの分析を容易にするユーザインタラクションの尺度は、コンバージョン経路パフォーマンス尺度と呼ばれる。コンバージョン経路は、特定のユーザによるコンバージョンの前およびその間に前記特定のユーザによって行われる、一連のユーザインタラクションである。コンバージョン経路パフォーマンス尺度は、以下により詳細に述べるように、コンバージョンサイクルの持続時間、コンバージョンサイクルの間に起こったユーザインタラクションの数、コンバージョンに至るまでのユーザインタラクションの経路、コンバージョンに至るまでに起こった特定のユーザインタラクションの数およびその他の、コンバージョンサイクルの間に生じたユーザインタラクションの尺度を規定したものである。
広告管理システム110は、コンバージョンサイクル中のコンテンツ項目とのユーザインタラクションの尺度を規定するコンバージョン経路パフォーマンス尺度を決定するパフォーマンス分析装置120を有する。パフォーマンス分析装置120は、広告主ごとに、前記広告主によって提供された広告とのユーザインタラクションを追跡し、1つまたは複数のコンバージョン経路パフォーマンス尺度を決定(即ち演算)し、少なくとも1つの前記コンバージョン経路パフォーマンス尺度を規定するパフォーマンスレポートを提示させるデータを供給する。このパフォーマンスレポートを用いて、広告主はそのコンバージョンサイクルを分析し、各キーワードがどのようにコンバージョンを促進する広告を表示させるのかを、これらのキーワードが最後に選択された広告を表示させたか否かとは無関係に把握することが可能である。更に、広告主が、自らの広告の配信を制御するキャンペーンパラメータを、このパフォーマンスレポートに基づいて調節することも可能である。
コンフィギュレーションオプションを導入して、パフォーマンスレポートにおける偏りを軽減してもよい。コンフィギュレーションオプションを用いないと、パフォーマンスレポートに、短いコンバージョン経路などへの偏りが生じる場合がある。例えば、パフォーマンスレポートは、そのレポートに用いられているデータに部分的なコンバージョン経路のパーセンテージが含まれている場合に、短いコンバージョン経路への偏りが生じる可能性がある。部分的なコンバージョン経路は、あるユーザの全てではない部分的なインタラクションデータがコンバージョンと関連付けられたコンバージョン経路である。例えば、レポートを要求した広告主の典型的なコンバージョンサイクルの長さよりも短いレポート期間を用いて作成されたレポートには、部分的なコンバージョン経路が含まれている可能性がある。
レポート期間は、レポート対象のコンバージョンサイクルの最大長(日数)を定めたものであり、レポート期間外の更なるデータはレポートの作成に用いられない。レポート作成の際に、レポート期間よりも前のユーザインタラクションがコンバージョンサイクルの一部として考慮されないように、パフォーマンスレポートをレポート期間(即ちルックバックウィンドウ)に基づいて作成することが可能である。そのようなレポート期間を「ルックバックウィンドウ」と呼ぶ。例えば、レポートを30日間のルックバックウィンドウで作成する場合には、所与の年の7月1日から7月31日までの間に起こったユーザ行動を表すユーザインタラクションデータを、その年の7月31日に起こったコンバージョンについて提供可能である。
(例えば30日間などの)デフォルトのルックバックウィンドウを用いる場合には、前記レポートにかかわる製品の典型的なコンバージョンサイクルがデフォルトのルックバックウィンドウよりも長いと、パフォーマンスレポートが短いコンバージョン経路に偏るおそれがある。例えば、上述の例では、「Brand−X」のテニスシューズの典型的なコンバージョンサイクルは、新車のようなより高価な製品のコンバージョンサイクルと比較すると、(例えば30日間など)比較的短いことがある。新車のコンバージョンサイクルは、(例えば90日間など)これよりも長いことがある。
広告主によっては、または同じ広告主でも製品が異なれば、コンバージョンサイクルの長さが異なりうる。例えば、(100ドル以下などの)低価格の製品を販売する広告主がルックバックウィンドウを30日間に指定し、一方、(少なくとも1000ドルなどの)より高価な製品を販売する広告主がルックバックウィンドウを90日間に指定してもよい。
幾つかの実施例においては、広告主108が、パフォーマンスレポートを要求する時に、例えば日数を入力することまたは(30日、60日または90日などの)所定のルックバックウィンドウのリストから1つのルックバックウィンドウを選択することによって、使用するルックバックウィンドウを特定してもよい。広告主が自らのパフォーマンスレポートのルックバックウィンドウを設定できることで、広告主が自らの製品のコンバージョンサイクルに対応したルックバックウィンドウを選択することが可能となる。ルックバックウィンドウを設定できることで、広告主が複数の異なるルックバックウィンドウを試すことができ、その結果、コンバージョン率を向上させる様々な方法を発見できる可能性がある。
その他の要素も、部分的なコンバージョン経路に基づくレポートの根拠となりうる。例えば、上述のように、レポートの根拠として用いられるユーザインタラクションデータは、前記ユーザインタラクションが行われたユーザ装置を表す一意識別子と関連している可能性がある。上述のように、一意識別子はクッキーとして保存可能である。クッキーは、ユーザがクッキーを削除することにより、ブラウザが(例えばブラウザ基本設定の設定に基づくブラウザ編集時などに)クッキーを削除することにより、または(アンチスパイウェアソフトウェアなどの)何らかの別のソフトウェアがクッキーを削除することにより、ユーザ装置から削除されることがある。
クッキーがユーザ装置から削除された場合、ユーザが(検索システム112などの)ウェブページを訪問した時に、新たなクッキーが前記ユーザ装置に送信される。この新たなクッキーが、新たな一意に準ずる識別子の保存に用いられることにより、前記ユーザ装置上で生じる後続のユーザインタラクションデータが、異なる識別子と関連することがある。従って、各ユーザ識別子が異なるユーザを表していると考えられるので、削除されたクッキーと関連しているユーザインタラクションデータは、新たなクッキーと関連しているユーザインタラクションデータとは異なるユーザと関連しているとみなされる。
例えば、上述の例で、ユーザが、最初の検索クエリ「テニス」の実行後にクッキーを削除し、その後第2の検索クエリ「Brand−X」が現れたと仮定する。この例では、前記ユーザに関するユーザインタラクションデータに基づいて算出されたパフォーマンス尺度には、偏りが生じている可能性がある。前記最初の検索クエリの結果として行われた広告の選択と、前記第2の検索クエリの結果として行われた広告の選択とは、これら2つのユーザインタラクションが同じユーザによって行われたとは思われないことから、同じコンバージョンサイクルの部分であるとは考えられないので、経路長尺度を、2つまとめて算出するのではなく、1つずつ別個に算出してもよい。
部分的なコンバージョン経路によって生じる偏りを抑えたレポートを見るために、広告主がレポートのルックバックウィンドウを指定してもよい。上述のように、ルックバックウィンドウは、レポートを作成するのに用いるユーザインタラクションデータを、コンバージョンの前の(例えば30日、60日、90日などの)指定された期間よりも前に初期化時間を経た一意識別子と関連したユーザインタラクションデータとして規定する。従って、前記指定された期間後に初期化時間を経た一意識別子と関連したユーザインタラクションデータは、レポートの根拠としては採用されないことになる。ある一意識別子が最近の初期化時間を経ていることは、その一意識別子が表しているユーザ装置上でその一意識別子が最近再初期化された可能性があることを示している。従って、前記比較的新しい一意識別子に関連しているユーザインタラクションデータは、一部のコンバージョン経路しか表していない可能性がある。指定の期間よりも後に初期化時間を経た一意識別子に関連しているユーザインタラクションデータに基づくコンバージョンが、レポートに含まれている場合もある。偏りを抑えるために、指定の期間よりも後に起こったコンバージョン経路に含まれるいかなるインタラクションも、レポートに含める前にコンバージョン経路から除外される。
図2は、一実施例に基づくユーザインタラクションログデータの統合プロセスのフロー図である。プロセス200は、複数のコンバージョン経路を更新し、複数のユーザの前記更新されたコンバージョン経路に基づいてコンバージョンを判定する処理である。
プロセス200が、広告管理システム110、パフォーマンス分析装置120または別の演算装置上で実行されてもよい。一実施例においては、プロセス200は、演算装置によって実行された時に前記演算装置に処理200の動作を実行させる命令を有するコンピュータ読取り可能な媒体上にコード化されている。
上述のように、ログファイル116がユーザインタラクションデータを有してもよい。ログファイル116を、検索システム112を構築するものを含めた他のサーバからの他のログからのユーザインタラクションデータと、処理の前に組み合わせてもよい。処理は、処理対象の新たなログが入手可能であると判定する(210)プロセス200を実行する前記演算装置によって開始される。例えば、新たなログを処理可能であることを示す通知が前記演算装置に送信されてもよいし、または、新たなログの存在が、前記新たなログを処理可能であることを示してもよい。
次に、前記新たなログが取り出される(220)。前記新たなログをネットワーク102上で取り出してもよい。各ユーザのステートフルな履歴を、前記新たなログによって示されるユーザの行動に基づいて更新してもよい。前記新たなログが、多数のユーザのユーザインタラクションに関する情報を含んでいてもよい。履歴データストア119は、以前に処理されたログファイルからのユーザインタラクションデータを格納している。履歴データストア119に格納されているユーザインタラクションデータは、前記ユーザインタラクションデータをユーザ識別子ごとにグループ化し、時系列に並べることが可能であるという点で、ステートフルであってもよい。図3は、一実施例に基づくユーザインタラクションログデータ統合プロセス200の間にユーザインタラクションデータが更新されることを示すブロック図である。図3は、4つのユーザ識別子の例を図示しているが、履歴データストア119およびログファイル116が、何千または何万もの異なるユーザ識別子に関連するデータを格納していてもよい。一実施例においては、以前に格納されたユーザインタラクションデータ310は、履歴データストア119に格納されている。図示するように、ユーザ識別子3に関連しているユーザインタラクションデータはいずれも、以前に履歴データストア119に格納されたものではない。
前記新たなログが、1つまたは複数のユーザ識別子に関連するユーザインタラクションデータを格納していてもよい。ユーザインタラクションデータを、ユーザ識別子ごとにグループ化し、その後時系列にソート(230)してもよい。列320は、グループ化およびソートされたユーザインタラクションデータを示している。図示するように、ユーザ識別子2には、いかなる新たなユーザインタラクションも含まれておらず、また、ユーザ識別子1、3および4には更新されたユーザインタラクションデータが含まれている。例えば、前記新たなログファイルは、ユーザ識別子1に関連しているユーザインタラクションa13およびa14に関連しているユーザインタラクションデータを格納している。前記グループ化されソートされたユーザインタラクションデータを、次に、履歴データストア119に格納されているユーザインタラクションデータとマージさせてもよい(240)。あるユーザ識別子が、以前に履歴データストア119内に存在していた場合には、新たなユーザインタラクションデータが以前のユーザインタラクションデータに追加される。そうでない場合には、新たなユーザインタラクションデータに新たなユーザ識別子が付与される。
列330は、ユーザ識別子ごとの更新されたユーザインタラクションデータを示している。複数の更新されたユーザインタラクション経路のそれぞれの中で起こったコンバージョンを、更新された前記ユーザインタラクションデータに基づいて判定する(250)ことが可能である。ユーザインタラクション経路は、特定の広告主108に関連するユーザインタラクションに限定される。特定の広告主108のコンバージョンインタラクションを用いて、コンバージョンが発生した否かを判定する。一例として、ユーザインタラクションa13およびa32がコンバージョンインタラクションを表すと仮定する。そうすると、コンバージョン経路340および350が発見される。発見されたコンバージョン経路を、履歴データストア119の別の部分または別のデータストアに更なる分析のために書き込んでもよい。
各ユーザインタラクションには、そのユーザインタラクションに関連した一連のデータまたはディメンションが含まれる。いかなるユーザインタラクションにも前記ディメンションのサブセットに関するデータが含まれるように、前記ディメンションが疎らに書き込まれていてもよい。受け取ったユーザインタラクションデータに基づいて、多数のコンバージョン経路を形成してもよい。キャンペーンまたは広告主のプレースメントがどのように機能しているかに関する様々なレポートに、コンバージョン経路に関する様々な情報が含まれてもよい。コンバージョン経路が多数にのぼる可能性があることを考慮して、様々なコンバージョン経路をグループ化させ、レポート対象の個別のコンバージョン経路の数を減らしてもよい。一実施例においては、同じ数のユーザインタラクションおよび対応するデータを有するコンパージョン経路同士をグループ化させてもよい。
ユーザインタラクションのディメンションのデータが、疎らに書き込まれていてもよい。一つのディメンションを用いて複数のコンバージョン経路をグループ化させると、その中に、前記グループ化されたディメンションに関連するデータを持たないコンバージョン経路が多数存在する可能性がある。一実施例においては、複数のディメンションを用いて、様々なコンバージョン経路をグループ化してもよい。ソートされたディメンションのリストを用いて、データが含まれる第1の一致ディメンションを、ユーザインタラクションごとに決定してもよい。どのユーザインタラクションについても一致ディメンションがない場合には、デフォルトのディメンションまたはデータ値を指定してもよい。例えば、疎らに書き込まれていないデフォルトのディメンションを、デフォルトのディメンションとして用いてもよいし、「利用不可能」、「(なし)」または「」などの文字列をデフォルト値として用いてもよい。
ソートされたディメンションのリストを用いて、各コンバージョン経路を一つのディメンション経路に変換してもよい。ディメンション経路には、一つのコンバージョン経路の複数のユーザインタラクションに対応するディメンション要素が含まれる。ディメンション要素が、対応するユーザインタラクションからのデータを含む第1のディメンションからのデータを含むか、またはこれを参照してもよい。例えば、ソートされたディメンションのリストに、ディメンション1、ディメンション2およびディメンション3が含まれ、ユーザインタラクションに、ディメンション2およびディメンション3のデータは含まれるがディメンション1のデータは含まれないと仮定する。このユーザインタラクションに対応するディメンション要素は、前記ユーザインタラクションのデータを含む第1のディメンションがディメンション2であったことから、前記ユーザインタラクションからのディメンション2のデータを含むか、またはこれを参照することになる。ディメンションは、一つのディメンションからのデータを有するものに限定されない。例えば、複数のディメンションからのデータを、一つのディメンションに含めてもよい。加えて、ディメンション要素が、第1の一致ディメンションの範囲を超えた、ユーザインタラクションからの更なる情報を含んでもよい。
一実施例においては、ユーザインタラクションのそれぞれにディメンションデータへの参照を付加することにより、コンバージョン経路がディメンション経路に変換される。別の一実施例においては、コンバージョン経路とは別のディメンション経路が形成される。この実施例では、コンバージョン経路を保存する場所とは異なる場所にディメンション経路を保存してもよい。複数のディメンション経路を、これらがどのようにして実行されるのかとは無関係に、これらのディメンション経路の長さおよびディメンション要素に基づいてグループ化してもよい。
一実施例においては、ディメンション要素が、ディメンションデータと共に、対応するユーザインタラクションからのその他のデータを含んでもよい。例えば、あるコンバージョンインタラクションが、そのコンバージョンに関連した値を含んでもよい。複数のディメンション経路をグループ化する際に、グループ化されるディメンション経路に関連した全てのコンバージョン経路の値もグループ化させてもよい。このグループ化させた値をレポートに含めてもよい。
図4aは、コンバージョン経路の一例を図示したものである。ユーザは最初に、検索エンジン(即ち検索エンジン1)で検索を実行し、検索結果内に表示されるスポンサーリンクを選択することにより、広告主のウェブサイト400にアクセスしてもよい。この種類のインタラクションを、ソース:「検索エンジン1」およびメディア:「cpc」(クリック単価)または検索エンジン1/cpc401を有するインタラクションと呼んでもよい。従って、このユーザと広告主のウェブサイト400との最初のインタラクションは、検索エンジン1/cpc401によって起こったことになる。ユーザが広告主のウェブサイト400に到達したので、ユーザがユーザインタラクション407を実行してもよい。この例では、ユーザトランザクション407はコンバージョンに至らなくてもよい。次に、ユーザは、ソーシャルネットワーキングサイト1/差し向け402によって、広告主のウェブサイト400に差し向けられてもよい。この差し向け後に、ユーザがユーザインタラクション408を実行してもよいが、これは広告主が指定するコンバージョンに至らなくてもよい。次に、ユーザが、広告主の商標またはドメイン名の検索を実行し、オーガニック検索の結果を選択すること、即ち検索エンジン1/オーガニック403によって、広告主のウェブサイト400に到達してもよい。ユーザは、広告主のウェブサイト400に3回アクセスした後に、インタラクション409を実行してもよいが、これはコンバージョンに至らなくてもよい。ユーザは、このウェブサイトに到達するのは3度目なので、4度目のインタラクション、即ち(なし)/ダイレクト405で、ブラウザにこのウェブサイトを直接に表示させてもよい。ユーザは、広告主のウェブサイトに到達すると、様々なユーザインタラクション410を実行してもよく、これがコンバージョン406に至ってもよい。コンバージョンへの到達に応答して、パフォーマンス分析装置120が、このコンバージョン経路に第1のインタラクション(サーチエンジン1/cpc401)、第2のインタラクション(ソーシャルネットワーキングサイト1/差し向け402)、第3のインタラクション(サーチエンジン1/オーガニック403)および第4のインタラクション(なし/ダイレクト405)が含まれると判定してもよい。
パフォーマンス分析装置120が、履歴データ119にアクセスして、ユーザを広告主のウェブサイトに誘導したコンバージョン経路を調べてもよい。更に、パフォーマンス分析装置120が、前記コンバージョン経路内の様々なノードを、第1のインタラクション、アシストインタラクションおよび最終インタラクションなどのアトリビューションとして指定してもよい。例えば、ユーザが検索エンジン1/cpc401を介して広告主のウェブサイト400にアクセスすれば、検索エンジン1/cpc401は第1のインタラクションとして指定される。最終インタラクションは、コンバージョン406に至ったインタラクションであるので、なし/ダイレクト405となる。広告主のウェブサイトに到達するよりも前の、最終インタラクション以外の全てのインタラクションは、アシストインタラクションと呼ばれる。従って、図4aに示す例では、検索エンジン1/cpc401、ソーシャルネットワーキングサイト1/差し向け402および検索エンジン1/オーガニック403は、アシストインタラクションのアトリビューションとして指定される。また、図4aには、第1のインタラクションからコンバージョン406までの経過時間も示されている。
図4bは、経路長全体の算出を示したものである。コンバージョンまでに4つの経路401、402、403および404があるので、図4aの例のコンバージョン経路長は、4となる。
図4cは、第1のインタラクションからコンバージョン406までの間に経過した可能性のある時間を示したものである。図4cに示すように、第1のインタラクションは1月1日に起こり、第2のインタラクションは1月12日に起こり、第3のインタラクションは1月15日に起こり、第4のインタラクションは1月20日に起こっている。従って、第1のインタラクションからコンバージョンまでの間には20日間の所要時間がある。分析ツールが、これら4つのインタラクションのそれぞれが同じユーザによって実行され、コンバージョン経路を形成していると判断してもよい。一実施例においては、インタラクションレベルの属性、経路長、経過時間およびその他のインタラクションに関するディメンションを、集計表に保存してもよい。広告主が、インタラクションレベルフィルタまたは経路レベルフィルタを用いてコンバージョンデータをセグメント化することが可能であってもよい。
図5は、期間501(即ち2010年1月1日−2010年1月31日)におけるアシストインタラクションの概要の表示の一例を図示したものである。広告主は、ユーザが指定したコンバージョン基準502を選択してもよい。例えば、図5では、複数のユーザが注文を行ったか否かに基づいて広告主がコンバージョン経路データをセグメント化できる目標2を、広告主が有してもよい。図5の表示はまた、ユーザが経路長503によるソートを行うことを可能にする。この例では、ユーザが経路長を2以上と指定している。広告主が、コンバージョン経路データの種類504を表示することを選択してもよい。前記種類に、AdProgram1による支援または広告主データ用のAdpragram2が含まれてもよい。図5に示す例では、広告主は「全て」の種類504を選択している。
エクスプローラビュー506で、パフォーマンス分析装置120が、広告主が指定したコンバージョン基準502と一致し、かつ経路長503を有するインタラクションの割合を生成かつ表示してもよい。例えば、スクリーンショットが、コンバージョン目標およびコンバージョン経路長基準を満たすインタラクション509aの数を表示してもよい。同様の統計値(インタラクションの合計数およびアシストインタラクションの合計数のパーセンテージ)を、アシストインタラクション509bおよび最終インタラクション509cについて表示してもよい。比509dが、あるディメンションのアシストインタラクションの数を、そのディメンションの最終インタラクションの合計数と比較してもよい。従って、比509dが特定のソースについてより大きい場合には、広告主がその特定のソースについてのアシストの機会を追求するためにより多くの投資をしたいと望んでもよい。例えば、図5では、アシスト/最終インタラクション比528が、様々なソース/メディアについて表示されている。ソース:検索エンジン1、メディア:クリック単価(cpc)の検索エンジン1/cpcは、表示された結果の中では最も高い比(即ち「6.44」)を有するので、広告主は、検索エンジン1/cpcは最終インタラクションの際にはさほど頻繁には用いられていない可能性があると報告されてもよい。それでも、多くのコンバージョン経路が検索エンジン1/cpcをアシストとして使用し、アシストインタラクションがコンバージョンインタラクションにつながる可能性があることから、広告主は、より多くのユーザを自らのコンテンツに誘導するために投資を続行することを望んでもよい。
チャート510は、セグメント化基準(即ち、目標2:発注と、経路長503が「2以上」であることとの組み合わせ)を満たすインタラクションの合計数をグラフ化したものである。チャート510のy軸はインタラクションの合計数を表し、これが期間501にわたってグラフ化されている。従って、広告主は、期間501の間に広告主が行った何らかの変更によって、どのようにインタラクションの合計数が変化したのかを見ることができる。
その他のソートおよびフィルタリング基準も図5に示されている。例えば、広告主が、表示511、トラフィックの種類512、ソース513、メディア514、ソース/メディア516またはカスタマーディメンション517を変更することを選択してもよい。広告主が、プルダウンメニュー519から選択された二次ディメンションに基づいて、データを更にフィルタまたはソートすることを選択してもよい。或いは、または加えて、広告主がフィルタボタン520を用いてデータを更にフィルタしてもよい。
図5の表示は、ユーザが表示されたデータをソース/メディア521、インタラクション522、アシストインタラクション524、最終インタラクション526および最終インタラクションで除算したアシスト528に基づいてソートすることを可能にする。ソートは、昇順であっても降順であってもよい。
図6から13は、コンバージョン経路データのクロスチャネルユーザ定義セグメントを作成するための流れを示すディスプレイを図示したものである。図6は、ドメインの一例www.company.com602に関するレポートタブ601を図示している。コンバージョンセグメント603を、クロスチャネルファンネル612メニュー項目および支援されたインタラクション613サブメニュー項目から作成してもよい。新たなセグメントを作成するために、ユーザが新たなセグメントの作成ボタン607をクリックしてもよい。広告主に提示されてもよい幾つかのその他のオプションに、ユーザが既存のセグメントを管理することを可能にする管理セグメント制御608が含まれてもよい。リストボックス611内に現在定義されているセグメントも示されている。幾つかのセグメントには、所要時間:インタラクション間で1日未満などが含まれる。広告主が、セグメントまたはセグメント結果を、スプレッドシートプログラムなどの別のアプリケーションにエクスポートすることを選択してもよく、エクスポートメニューボタン604がこの機能を容易にしてもよい。広告主が、セグメントからの結果を電子メール送信することを選択してもよく、電子メールプログラムへのアクセスボタン605がこの機能を容易にしてもよい。
図7は、広告主が図6から新たなセグメントの作成ボタン607を選択した時に広告主に提示されるユーザインターフェース700の一例を図示したものである。新たなセグメントの作成インターフェース700では、広告主が前記セグメントの名称704を選択してもよい。「含める」プルダウンオプションは、広告主がコンバージョン経路データを含めるのか、コンバージョン経路データを除外するのかを選択することを可能にする。コンバージョン経路オプションメニュー706が、経路インタラクション、経路訪問または目標オプションのうちの少なくとも1つを選択するオプションを提供してもよい。広告主が、ボタン708を用いてOR命令を追加するか、ボタン709を用いてAND命令を追加することにより、更なるコンバージョン経路セグメンテーションを追加してもよい。広告主は、コンバージョン経路セグメントのための演算式または条件を指定した後に、プレビュー710ボタンを用いて結果をプレビューするか、ボタン711を用いてセグメントを保存するか、ボタン712を用いてセグメントをキャンセルしてもよい。
図8は、広告主がコンバージョン経路オプションメニューの選択706で経路インタラクションを選択した時に表示されるユーザインターフェースの一例である。経路インタラクション選択肢803は、からの第1のインタラクション、からの最終インタラクション、コンバージョンまでの時間、インタラクション数、経路長などの様々な経路インタラクションディメンションを含むスクリーンを展開する。広告主が、これらのオプションのうちのいずれか1つを選択して、コンバージョン経路インタラクションのセグメント化を実行してもよい。
図9は、広告主が図8の経路インタラクションメニューから第1のインタラクションを選択した時に表示されてもよいユーザインターフェース901の一例を図示したものである。前記第1のインタラクション、トラフィックソースの選択903、含むまたは含まない904およびテキストボックスまたはプルダウンメニュー905に関する3つまたはそれ以上のメニューオプションが、広告主に提示されてもよい。図10は、ソースがディメンションとして選択され、前記ソースが「メッセージングサイト1」という用語を含むユーザインターフェース1001の一例を図示したものである。このセグメントを保存またはプレビューしてもよい。この例示したセグメントの結果には、メッセージングサイト1がコンバージョン経路のソースである全ての第1のインタラクションが含まれることになる。
図11を参照すると、図11は、図10でAND命令を追加するオプションボタン709が選択された時に表示されるユーザインターフェース1102の一例を図示したものである。このAND命令1103をセグメントに追加してもよい。セグメントを拡張することで、結果を更にフィルタリングし、コンバージョン経路への全ての訪問元に「カナダ」国が含まれるコンバージョンデータを表示するようにしてもよい。従って、作成されたセグメントには、ソースがメッセージングサイト1であり、カナダが経路の訪問元である第1のインタラクションに関するコンバージョン経路データが含まれる。新たなセグメントのスクリーンを作成することで、広告主がより多数のand/or命令を所望の通りに追加することが可能となる。
図12を参照すると、図12は、図11でOR命令を追加するオプションが選択された時に表示されるユーザインターフェース1201の一例を図示したものである。OR命令をセグメントに追加してもよい。セグメントを、目標1が達成されたコンバージョン経路データが含まれるように拡張してもよい。この場合のOR演算子は、AND演算子で結合された2つの命令よりも優先順位が高い。例えば、このセグメント論理はAand(BorC)であるが、ここでAはメッセージングサイト1がソースである第1のインタラクション、Bはカナダからの訪問、Cは目標1が達成されたことを表している。
図13を参照すると、図13は、図12のセグメントのユーザインターフェースの一例を図示したものである。図13では、第1のインタラクションが任意のインタラクションに補正され、この任意のインタラクションが更に、3回よりも多く発生に変更されている。従って、このセグメントは、A’and(BorC)を意味するように変更されており、ここでA’はソースメッセージングサイト1が3回よりも多く発生した任意のコンバージョン経路を表している。図6−13に開示したディメンションおよびメトリックは、広告主がどのようにセグメントを作成することができるかの一例である。広告主が用いることのできるその他のメトリックおよびディメンションは、数多く存在する。
例えば、広告主が、(検索エンジン1/cpcなどの)ソース/メディアインタラクションの後に別の(電子メール/差し向けなどの)ソース/メディアインタラクションが発生する経路を含む位置的なセグメントを作成してもよい。別のユーザ定義セグメントを、(例えば第1のインタラクションが「ソーシャルネットワーキングサイト1」からではない経路などの)特定のソースまたはメディアが第1のインタラクションではないとして定義してもよい。
その他のコンバージョン経路利用セグメントが、経路が(少なくとも3などの)特定の長さを有しなければならないなどの条件を表す任意の経路レベルフィルタを含んでもよい。その他の複数の実施例においては、(例えば(いずれかのインタラクションがソース「検索エンジン1」と合致し、いずれかのインタラクションがメディア「オーガニック」と合致する場合とは対照的に)いずれか1つのインタラクションがソース「検索エンジン1」およびメディア「オーガニック」と合致するなどの)2つまたはそれ以上の条件がいずれか1つのインタラクションと合致しなければならない場合に、複数の条件を1つのインタラクションに当てはめてもよい。セグメントの別の一実施例では、以前に合致したインタラクションの次のインタラクションをある条件が示すことが可能であってもよい。セグメントの別の一実施例では、あるソースまたはメディアまたはディメンションまたはメトリックの直後または直前に起こる条件などの、緊縮な前後関係の限定が可能であってもよい。
図14を参照すると、図14は、2つのセグメントがどのようにグラフおよび数値で比較可能であるかを図示したものである。この例では、第1のセグメントが、あるコンバージョン経路における第1のインタラクションがダイレクトであるという条件を有し、第2のセグメントが、あるコンバージョン経路における前記第1のインタラクションが有料の広告であるという条件を有する。図14の例では、第1のセグメントは総コンバージョン数の2.57%につながっており、第1のインタラクションは、総コンバージョン数の0.2%につながった有料広告である。数値による比較がボックス1401内に示されている。数値による比較は、ダイレクトであった第1のインタラクションの総数が「2075」であり、有料広告についての第1のインタラクションの総数が「163」であったことを示している。各セグメントによって生じたコンバージョンのドル額が、ボックス1402内で比較されている。コンバージョンデータが、第1のインタラクションが有料のセグメントである場合と第1のインタラクションがダイレクトのセグメントである場合とを重ねてグラフ化した折れ線グラフとして更に表示されている。
図15を参照すると、図15は、2つのセグメントのコンバージョンデータを表示し、これらを期間1501にわたって様々な経路長メトリックを用いて比較したものである。この例の第1のセグメントは、第1のインタラクションがダイレクトであるという条件を有し、この例の第2のセグメントは、最終インタラクションがダイレクトであるという条件を有している。ボックス1501は、総コンバージョン数に基づくパーセンテージ比較を示している。例えば、第1のセグメントは総コンバージョン数の11.59%を占め、これに対して、第2のセグメントは総コンバージョン数の13.27%を占めている。次に、ボックス1505に、前記第1及び第2のセグメントの条件を満たすコンバージョンの総数が示されている。第1のセグメントのコンバージョン数は9,341であり、第2のセグメントのコンバージョン数は10,780である。次に、各セグメントについてのコンバージョン値がボックス1507内で比較されており、ここで、第1のセグメントのコンバージョン値は15,813.23ドル、第2のセグメントのコンバージョン値は18,013.16ドルである。第1および第2のセグメントの経路長インタラクション1409が示されている。経路長1、2および3についての結果が示されている。コンバージョン数、コンバージョン値およびコンバージョン総数のパーセンテージを、各経路長について表示してもよい。
コンバージョン経路利用セグメンテーションは、経路レベルディメンションおよび/または経路レベルメトリックを指定する条件またはフィルタに基づくコンバージョン経路のグループ化を可能にする。グループ化されたコンバージョン経路を、別のコンバージョン経路のグループと比較するか、結果表示から除外してもよい。コンバージョン経路利用セグメンテーションは、コンバージョン経路ディメンションまたはメトリックの複合的なブール演算式であってもよいカスタムディメンションを含んでもよい演算条件を広告主が定義することを可能にする。
最初に、コンバージョン経路利用セグメンテーション方法が、コンバージョンが発生したことを判定してもよい。次に、前記方法が、履歴ユーザインタラクションデータを用いて、ユーザがどのようにして広告主のウェブサイトに到達したのか、またユーザがコンバージョンにつながった最終インタラクションの前に広告主のウェブサイトを何度訪問したのかを判定してもよい。前記方法が、それまでの全てのユーザインタラクションをアシストインタラクションとして指定し、コンバージョンにつながった最後のインタラクションを最終トランザクションとして指定してもよい。これらの指定に関連するデータを、再利用可能な集計表(RATs)に保存してもよい。
前記方法が、カスタムディメンションの定義及び再利用を含む演算条件を作成するユーザインターフェースを提供してもよい。これらの条件が、グラフによる結果と数値による結果とを生成するためにユーザインタラクションデータを検索してもよい。その他の関連する方法が、別のソースまたはメディアに対するコンバージョン経路内の特定のソース/メディアの位置などの位置的フィルタまたはセグメントを生成してもよい。その他の方法が、ユーザがコンバージョン経路の長さを用いた検索を行うことを可能にしてもよい。
上述の方法の複数の実施例は、様々な利点を有する。例えば、この新たな方法は、広告主がクロスチャネル広告および投資収益について理解し、結論を引き出すことを可能にする。広告主が、この方法を用いてレポートを処理し、自らのコンバージョン経路をアドホックな方法で調査してもよい。広告主は、レポートをデザインする人々には興味深いと思われている、予め計算されたコンバージョン経路のセグメントに依拠するのではなく、この方法を用いて、自らのビジネス目標、コンバージョンサイクルまたは広告戦略などにとって最も有意義な自らのコンバージョン経路のセグメントを演算することが可能である。例えば、カナダからのユーザであり、メッセージングサービス1によって差し向けられ、コンバージョン経路長が2であるということを演算式として作成することは可能だが、この演算式を全ての広告主について作成することは合理的ではないであろう。
広告管理システム110および/またはパフォーマンス分析装置120を、実行時に1つまたは複数の処理装置に上述の処理および機能を実行させる命令によって実現してもよい。そのような命令に、例えばJavaScript(登録商標)またはECMAScript(登録商標)命令などのスクリプト命令のような翻訳された命令、実行可能なコードまたはその他のコンピュータ読取り可能な媒体に保存される命令が含まれてもよい。広告管理システム110および/またはパフォーマンス分析装置120が、サーバファームなどのネットワーク内で分散して実装されてもよいし、単一のコンピュータ装置内に実装されてもよい。
図16は、ユーザインタラクションレポートの提供、ログファイルの処理、例示したパフォーマンス分析装置120の実装または例示した広告管理システム110の実装に用いることの可能な演算システム1600を図示したものである。演算システム1600は、情報通信のためのバス1605またはその他の通信機構と、情報処理のためにバス1605に結合されたプロセッサ1610とを有する。演算装置1600は、ランダムアクセスメモリ(RAM)又はその他の動的記憶装置などの、情報を保存するためにバス1605に結合された主メモリ1615と、プロセッサ1610によって実行される複数の命令とを更に有する。主メモリ1615も、位置情報、一時変数またはその他の中間情報を前記プロセッサ1610による命令の実行中に記憶するために使用可能である。演算システム1600が、プロセッサ1610向けの静的情報および命令を記憶するために、バス1605に結合された読み出し専用メモリ(ROM)1610を更に有してもよい。情報および命令を永続的に記憶するために、固体デバイス、磁気ディスクまたは光学ディスクなどの記憶装置1625がバス1605に結合していてもよい。
演算システム1600が、情報をユーザに表示するために、バス1605を介して液晶ディスプレイまたはアクティブマトリクスディスプレイなどのディスプレイ1635に結合していてもよい。英数字およびその他のキーを有するキーボードなどの入力装置1630が、情報およびコマンド選択をプロセッサ1610に送信するために、バス1605に結合していてもよい。別の一実施例においては、入力装置1630が、タッチスクリーンディスプレイ1635を有する。入力装置1630が、プロセッサ1610に方向情報およびコマンド選択をプロセッサ1610に送信するためおよびディスプレイ1635上のカーソルの動きを制御するために、マウス、トラックボールまたはカーソル方向キーなどのカーソル制御手段を有してもよい。
様々な実施態様に基づき、本明細書に例示した実施例を実施するプロセスを、プロセッサ1610による主メモリ1615内の一連の命令の実行に応答して、演算システム1600によって実現してもよい。そのような命令を、記憶装置1625などの別のコンピュータ読取り可能な媒体から主メモリ1615に読み込んでもよい。主メモリ1615内の一連の命令を実行すると、演算システム1600が本明細書に例示したプロセスを実行する。多重処理装置内の1つまたは複数のプロセッサを用いて、主メモリ1615内の命令を実行してもよい。別の複数の実施例においては、例示した実施例を実行するために、ソフトウェア命令の代わりにまたはこれと組み合わせて、ハードワイヤード回路装置を用いてもよい。このように、実施例は、ハードウェア回路装置とソフトウェアとのいかなる特定の組み合わせにも限定されない。
処理システムの一例を図16に記載してきたが、本明細書に記載の主題および機能動作の様々な実施態様を、本明細書に開示した構造とその構造上の等価物あるいはこれらの1つまたは複数の組み合わせを含めた、別の種類のデジタル電子回路装置あるいはコンピュータソフトウェア、ファームウェアまたはハードウェアにおいて実現してもよい。
本明細書に記載の主題および動作の様々な実施例を、本明細書に開示した構造とその構造上の等価物あるいはこれらの1つまたは複数の組み合わせを含めた、デジタル電子回路装置あるいはコンピュータソフトウェア、ファームウェアまたはハードウェアにおいて実現してもよい。本明細書に記載の様々な主題を、1つまたは複数のコンピュータプログラム、即ちデータ処理装置によって実行される、またはその動作を制御するためにコンピュータ記憶媒体上にコード化された複数のコンピュータプログラム命令からなる1つまたは複数のモジュールとして実現してもよい。或いは、または加えて、プログラム命令を、例えば機械が生じる電気的、光学的または電磁的な信号などの、情報をコード化して適切な受信装置へと送信し、データ処理装置によって実行するために人工的に生成された伝搬信号上にコード化してもよい。コンピュータ記憶媒体が、コンピュータ読取り可能な記憶装置、コンピュータ読取り可能な記憶担体、ランダムまたはシリアルアクセスメモリアレイまたはデバイスあるいはこれらの1つまたは複数の組み合わせであるか、またはその中に含まれていてもよい。更に、コンピュータ記憶媒体は伝搬信号ではないが、コンピュータ記憶媒体が、人工的に生成された伝搬信号内にコード化されたコンピュータプログラム命令のソースまたは宛先であってもよい。コンピュータ記憶媒体が、(複数のCD、ディスクまたはその他の記憶装置などの)1つまたは複数の別個の物理的な構成要素または媒体であってもよいし、またはその中に含まれていてもよい。
本明細書に記載の動作を、1つまたは複数のコンピュータ読取り可能な記憶装置上に記憶された、または他のソースから受け取ったデータ上のデータ処理装置によって実行される動作として実現してもよい。
「データ処理装置」または「演算装置」という用語には、例えばプログラム可能なプロセッサ、コンピュータ、チップ上のシステム、あるいはこれらの複数または組み合わせを含む、データ処理用のあらゆる種類の装置、デバイス及び機械が包含される。装置が、FPGA(現場プログラム可能ゲートアレイ)またはASIC(特定用途向け集積回路)などの特定用途向けの論理回路を含んでもよい。本装置が、ハードウェアに加えて、当該コンピュータプログラムの実行環境を生成する、例えばプロセッサファームウェア、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、クロスプラットフォームランタイム環境、仮想機械あるいはこれらの1つまたは複数の組み合わせなどのコードを含んでもよい。前記装置および実行環境が、ウェブサービス、分散コンピューティングおよびグリッドコンピューティングインフラストラクチャーなどの様々に異なるコンピューティングモデルインフラストラクチャーを実現してもよい。
(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプトまたはコードとしても知られている)コンピュータプログラムを、コンパイルされたまたは翻訳された言語、宣言型または手続き型言語を含めたいかなる形のプログラミング言語で記述してもよく、また、独立プログラムあるいはモジュール、コンポーネント、サブルーチン、オブジェクトまたはその他のコンピューティング環境での使用に適したユニットを含めたいかなる形で導入してもよい。コンピュータプログラムが、必須ではないが、ファイルシステム内のファイルに対応していてもよい。プログラムを、(マークアップ言語文書内に保存されている1つまたは複数のスクリプトなどの)その他のプログラムまたはデータを格納しているファイルの一部、当該プログラム専用の単一のファイルまたは(1つまたは複数のモジュール、サブプログラムまたはコードの複数の部分などの)複数のコーディネートされたファイル内に格納してもよい。コンピュータプログラムを、1つのサイト内に配置された、または複数のサイトにわたって配置され、通信ネットワークによって相互に接続された1つのコンピュータまたは複数のコンピュータ上で実行するために導入してもよい。
本明細書に記載するプロセス及び論理の流れを、1つまたは複数のコンピュータプログラムを実行する1つまたは複数のプログラム可能なプロセッサによって実行して、入力データを処理し、出力を生成することにより、アクションを実行してもよい。これらのプロセスおよび論理の流れを、FPGA(現場プログラム可能ゲートアレイ)またはASIC(特定用途向け集積回路)などの特定用途向けの論理回路によって実行するか、またはそのような論理回路として実装してもよい。
コンピュータプログラムの実行に適したプロセッサには、例えば、汎用及び特定用途向けマイクロプロセッサや、あらゆる種類のデジタルコンピュータの1つまたは複数のプロセッサが含まれる。一般には、プロセッサは、命令およびデータを読み取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリまたはこれらの双方から受け取る。コンピュータの主要な構成要素は、命令に従ってアクションを実行するプロセッサと、命令およびデータを格納する1つまたは複数のメモリ装置である。一般には、コンピュータには、例えば磁気ディスク、光磁気ディスクまたは光ディスクなどの1つまたは複数のデータ記憶用の大容量記憶装置が含まれるか、そのような装置とデータ送受信可能に結合されている。しかし、コンピュータがそのような装置を有する必要はない。更に、コンピュータが、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、携帯オーディオまたはビデオプレーヤ、ゲーム機、グローバルポジショニングシステム(GPS)受信機または(ユニバーサルシリアルバス(USB)フラッシュドライブなどの)携帯記憶装置などをごく一部の例とする別の装置内に埋め込まれていてもよい。コンピュータプログラム命令およびデータを記憶するのに適した装置には、例えばEPROM,EEPROMおよびフラッシュメモリ装置などの半導体記憶装置、内部ハードディスクまたはリムーバブルディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスクならびにCD−ROMおよびDVD−ROMディスクなどを含むあらゆる形の不揮発性メモリ、媒体およびメモリ装置が含まれる。プロセッサおよびメモリが、特定用途向け論理回路装置で補足されていてもよいし、またはその中に組み込まれていてもよい。
ユーザとのインタラクションを可能にするために、本明細書に記載の主題を具現したものを、情報をユーザに提示するための、例えばCRT(陰極線管)またはLCD(液晶ディスプレイ)モニタなどのディスプレイ装置、キーボードおよび、ユーザがコンピュータに入力することを可能にするマウスまたはトラックボールなどのポインティング装置を有するコンピュータ上に実装してもよい。その他の種類の装置も、ユーザとのインタラクションを可能にするために用いてもよい。例えば、ユーザへのフィードバックが、例えば視覚フィードバック、聴覚フィードバックまたは触覚フィードバックなどのいかなる形の感覚フィードバックであってもよいし、ユーザからの入力が、音響、音声および触覚入力を含めたいかなる形で受け取られてもよい。加えて、コンピュータが、例えばユーザのクライアントの装置上のウェブブラウザに、前記ウェブブラウザから受け取った要求に応答してウェブページを送信するなど、ユーザによって用いられている装置との間で文書を送受信することにより、前記ユーザとインタラクトしてもよい。
本明細書に記載の主題を具現したものを、例えばデータサーバとしてのバックエンドコンポーネント、アプリケーションサーバなどのミドルウェアコンポーネント、グラフィカルユーザインターフェースまたはユーザが本明細書に記載の主題を具現したものとインタラクトすることを可能にするウェブブラウザなどのフロントエンドコンポーネント、あるいは1つまたは複数のそのようなバックエンド、ミドルウェアまたはフロントエンドコンポーネントの組み合わせを含む演算システム内に実装してもよい。システムの複数のコンポーネントを、コミュニケーションネットワークなどの何らかの形のデジタルデータコミュニケーションまたはその媒体によって相互接続してもよい。コミュニケーションネットワークの例には、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、(インターネットなどの)インターネットワークおよび(アドホックピアツーピアネットワークなどの)ピアツーピアネットワークが含まれる。
演算システムが、クライアントおよびサーバを含んでもよい。クライアントとサーバとは、一般に互いに隔たっており、典型的には通信ネットワークを介してインタラクトする。クライアントとサーバとのこのような関係は、それぞれのコンピュータ上でランし、互いにクライアント−サーバ関係を有する複数のコンピュータプログラムによってもたらされる。幾つかの実施例においては、サーバが(例えばHTMLページなどの)データを(例えばデータを表示し、クライアントの装置とインタラクトしているユーザからのユーザ入力を受け取るなどの目的で)前記クライアントの装置に送信する。前記クライアントの装置で(例えば前記ユーザインタラクションの結果として)生成されたデータが、前記クライアントの装置から前記サーバで受け取られてもよい。
本明細書には、数多くの特定の実施例の詳細が記載されているが、これらはいずれの発明のまたは請求の範囲に記載の範囲をも限定するものではなく、特定の発明の特定の実施例に特有の特徴を説明したものとして解釈されるべきである。本明細書において、異なる複数の実施例の中で記載された複数の特徴を、一実施例中で組み合わせて実施してもよい。逆に、一実施例の中で記載された様々な特徴を、複数の実施例中で別個にまたはいかなる適切な部分的な組み合わせで実施してもよい。更に、複数の特徴が幾つかの組み合わせで作用するものとして上記に記載され、請求の範囲にもそのように記載されているが、場合によっては、請求の範囲に記載された組み合わせから1つまたは複数の特徴を除外してもよく、また、請求の範囲に記載された組み合わせが、部分的な組み合わせまたは一種の部分的な組み合わせを対象としてもよい。
同様に、図面において様々な動作が特定の順序で図示されているが、所望の結果を得るために、これらの動作を図示した特定の順序でまたは順次に実行するか、または図示した動作の全てを実行することが必要とされると解釈されるべきではない。幾つかの場合には、マルチタスキングおよび並列処理が有利であろう。更に、上述の実施例において様々なシステムコンポーネントが互いに隔たっていることは、そのような隔たりが全ての実施例において必要であるとして理解されるべきではなく、記載された複数のプログラムコンポーネントおよびシステムは、一般に、一つのソフトウェア製品中に一体に組み込まれていてもよいし、複数のソフトウェア製品中にパッケージされていてもよいと理解されるべきである。
本発明の主題の特定の複数の実施態様を上述のように記載してきた。その他の複数の実施態様は、以下の請求の範囲に含まれる。幾つかの場合には、請求項に記載の動作を異なる順序で実行して、所望の結果を得てもよい。加えて、添付の図面に図示したプロセスは、所望の結果を得るために、必ずしも図示した特定の順序または連続した順序を必要としない。幾つかの実施例においては、マルチタスキングおよび並列処理が有利であってもよい。
Claims (20)
- ユーザインタラクションデータを含むコンバージョン経路データを受け取ることと;
前記ユーザインタラクションデータ中の各インタラクションに、第1のインタラクションラベル、アシストインタラクションラベルおよび最終インタラクションラベルのうちの1つまたは複数を割り当てることと;
経路レベルのディメンションおよび経路レベルのメトリックのうちの少なくとも1つに従ってコンバージョン経路データをグループ化することと;
を含む方法。 - 前記コンバージョン事象が、1つまたは複数の所定のコンバージョン基準を満たすインタラクションである、請求項1に記載の方法。
- コンバージョン経路データが複数のコンバージョン経路を含み、各コンバージョン経路が、前記コンバージョン事象よりも前のおよびこれを含むユーザインタラクションデータを含み;
コンバージョン経路の一グループを含めるかまたはこれを除外する条件を規定するユーザインターフェースを提供することを更に含む;
請求項1に記載の方法。 - アシストインタラクションが、前記コンバージョン事象よりも前に前記ユーザによって起こされる任意のインタラクションであり、最終インタラクションが、前記コンバージョン事象の直前の前記ユーザによるインタラクションである、請求項1に記載の方法。
- 前記ユーザインタラクションデータが、前記ユーザがコンテンツ項目に辿りつくのに用いるソースおよびメディアを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記コンバージョン経路データのグループ化が、別の種類のインタラクションよりも前または後に発生する特定の種類のインタラクションに基づくフィルタリングを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記コンバージョン経路データのグループ化が、前記コンバージョンよりも前に起こるある数のユーザインタラクションに基づくフィルタリングを含む、請求項1に記載の方法。
- 1つまたは複数のコンバージョン経路データグループを数値およびグラフで比較することを更に含む、請求項1に記載の方法。
- あるディメンションの最終インタラクションと比較したアシストインタラクションの比を求めることを更に含む、請求項1に記載の方法。
- コンバージョン経路データのグループ化が、複数の条件を含むブール演算式である条件を規定することを含む、請求項1に記載の方法。
- ユーザインタラクションデータを含むコンバージョン経路データを受け取り;
前記ユーザインタラクションデータ中の各インタラクションに、第1のインタラクションラベル、アシストインタラクションラベルおよび最終インタラクションラベルのうちの1つまたは複数を割り当て;
経路レベルのディメンションおよび経路レベルのメトリックのうちの少なくとも1つに従ってコンバージョン経路データをグループ化する;
ように構成された1つまたは複数のプロセッサを備えたシステム。 - 前記コンバージョン事象が、1つまたは複数の所定のコンバージョン基準を満たすインタラクションである、請求項11に記載のシステム。
- 前記コンバージョン経路データが複数のコンバージョン経路を含み、各コンバージョン経路が、コンバージョン事象よりも前のおよびこれを含むユーザインタラクションデータを含み;
前記1つまたは複数のプロセッサが、コンバージョン経路の一グループを含めるかまたはこれを除外する条件を規定するユーザインターフェースを生成するようい構成されている;
請求項11に記載のシステム。 - 前記1つまたは複数のプロセッサが、前記アシストインタラクションが、前記コンバージョン事象よりも前に起こる前記ユーザによる任意のインタラクションであり、前記最終インタラクションが、前記コンバージョン事象の直前の前記ユーザによるインタラクションであることを判定するように構成されている、請求項11に記載のシステム。
- 前記ユーザインタラクションデータが、前記ユーザがコンテンツ項目に辿りつくのに用いるソースおよびメディアを含む、請求項11に記載のシステム。
- 前記コンバージョン経路データのグループ化が、別の種類のインタラクションよりも前または後に発生する特定の種類のインタラクションに基づくフィルタリングを含む、請求項11に記載のシステム。
- 前記コンバージョン経路データのグループ化が、前記コンバージョンよりも前に起こるある数のユーザインタラクションに基づくフィルタリングを含む、請求項11に記載のシステム。
- 前記1つまたは複数のプロセッサが、1つまたは複数のコンバージョン経路データグループの数値およびグラフによる比較を表示するディスプレイを生成するように構成されている、請求項11に記載のシステム。
- あるディメンションの最終インタラクションと比較したアシストインタラクションの割合を求めることを更に含む、請求項9に記載の方法。
- 少なくとも1つのプロセッサ上で実行された時に:
ユーザインタラクションデータを含むコンバージョン経路データを受け取ることと;
前記ユーザインタラクションデータ中の各インタラクションに、第1のインタラクションラベル、アシストインタラクションラベルおよび最終インタラクションラベルのうちの1つまたは複数を割り当てることと;
経路レベルのディメンションおよび経路レベルのメトリックのうちの少なくとも1つに従ってコンバージョン経路データをグループ化することと;
を含む方法を実行するプログラム製品を記憶するように構成された、非一時的コンピュータ実装記憶媒体。
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