JP2014510427A - 自己組織化ネットワークを介した移動局への測位支援の提供 - Google Patents

自己組織化ネットワークを介した移動局への測位支援の提供 Download PDF

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Abstract

信号ベースの位置推定プロセスで使用され得る測位支援データを移動局が受信できるようにするための様々な方法および/または装置を使用して実施され得る技法が提供される。たとえば、通信ネットワークの自己組織化ネットワーク(SON)部分のノードにおけるデバイスが、被選択測位支援データを確立して移動局に提供することによってセルフプロビジョニングされ得る。

Description

[0001] 本明細書で開示する主題は、電子デバイスに関し、より詳細には、自己組織化ネットワーク(self-organizing network)の少なくとも1つのノードに関連する少なくとも1つのデバイスを介して移動局に対し被選択測位支援データ(selected positioning assistance data)を提供する際に使用する方法および装置に関係する。
[0002] とりわけ、既存のワイヤレス通信ネットワークおよびキャリアインフラストラクチャは、移動局の位置および/またはロケーションを推定するための観測到着時間差(OTDOA:observed time difference of arrival)および/またはアドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT:advanced forward link trilateration)技法を使用可能にし得る。この場合に移動局は、近隣基地局送信機のロケーションおよび時間−基準データを把握した上で、そのような基地局送信機までの距離を、測定された信号伝搬遅延に基づいて決定することができる。移動局は通常、そのような基地局に関する情報、たとえば近隣基地局のロケーションおよび時間−基準データなどを、基地局ノード自体から移動局に提供される「支援データ(assistance data)」として受信する。そのような支援データは、たとえば、基地局間の相対的送信時間(relative transmit time)、最寄りの基地局のロケーション、サービング基地局のロケーションなどを含むことができ、これらは位置フィックス(position fix)を可能にするために使用され得る。そのような支援データは通常、サービング基地局から受信される。
[0003] カバレージを拡大するために、ワイヤレス通信ネットワークおよびキャリアインフラストラクチャは、自己組織化ネットワーク(SON:self organizing network)の一部としてノードを組み込んできた。そのようなノードはフェムトセルを備えることがあり、通信ネットワーク内の既存の基地局によってカバレージが十分に提供されない場合に、カバレージの拡大および/または増強のために住宅所有者および小事業主によってフェムトセルが設けられ得る。しかしながら、フェムトセルは通常、OTDOAまたはAFLTの測位サービスを提供するプロセスに参加するようにプロビジョニングされていない。たとえば、SONノードは通常、支援データをプロビジョニングされておらず、そのため、OTDOAまたはAFLTを実行するためにモバイルハンドセットに所望の支援データを提供することができない。
[0005] いくつかの態様によれば、信号ベースの位置推定プロセスで使用され得る測位支援データを移動局が受信できるようにするための様々な方法および/または装置を使用して実施され得る技法が提供される。たとえば、通信ネットワークの自己組織化ネットワーク(SON)部分のノードにおけるデバイスが、被選択測位支援データを確立して移動局に提供することによってセルフプロビジョニングされ得る。
[0006] 例として、一方法は、ワイヤレス通信アクセスサービスを提供する通信ネットワークの自己組織化ネットワーク部分の第1のノードにおいて動作するデバイスで実施され得る。本方法は、少なくとも信号ベースの位置推定において使用する1つまたは複数の測位信号を移動局に送信するために利用可能であり得る通信ネットワークの1つまたは複数の基地局に関連する受信測位情報に少なくとも部分的に基づいて、デバイスが被選択測位支援データを確立することを可能にし得る。本方法は、第1のノードおよび/または自己組織化ネットワーク部分の少なくとも1つの他のノードが測位信号のうちの少なくとも1つを移動局に送信するために利用可能であり得るか否かについての決定に少なくとも部分的に基づいて、デバイスが被選択測位支援データを確立することを可能にし得る。本方法は、デバイスが通信リンクを通じて移動局に対し被選択測位支援データの少なくとも一部分を送信することをさらに可能にし得る。
[0007] いくつかのさらなる例示的な実装形態では、第1のノードが測位信号のうちの少なくとも1つを送信するために利用可能であるとの決定は、第1のノードと基地局のうちの少なくとも1つとの間の推定同期誤差(estimated synchronization error)、第1のノードの推定位置に関連する推定位置誤差(estimated position error)、および/または第1のノードに関連する電力クラス(power class)に少なくとも部分的に基づき得る。
[0008] いくつかのさらなる例示的な実装形態では、自己組織化ネットワーク部分の少なくとも1つの他のノードが測位信号のうちの少なくとも1つを送信するために利用可能であるとの決定は、他のノードと基地局のうちの少なくとも1つとの間の推定同期誤差、他のノードの推定位置に関連する推定位置誤差、および/または他のノードに関連する電力クラスに少なくとも部分的に基づき得る。
[0009] いくつかのさらなる例示的な実装形態では、デバイスは、第1のノードが移動局へのサービング通信ノードとして機能している間に、移動局から受信した測位支援データを求める要求に応答し得る。
[0010] いくつかのさらなる例示的な実装形態では、送信される被選択測位支援データは、1つまたは複数の基地局の複数を識別する情報を備える。他の実装形態では、送信される被選択測位支援データは、たとえば、追加測位支援データが移動局にとって利用可能である特定の基地局を識別する情報を備えることができる。いくつかの例示的な実装形態では、受信測位情報は、自己組織化ネットワーク部分のノードを備える基地局のうちの少なくとも1つに関連する情報を備えることができ、かつ、推定位置、推定位置誤差、および/または電力クラスのうちの少なくとも1つを識別することもできる。
[0011] 以下の図を参照しながら非限定的で非網羅的な態様について説明し、別段の規定がない限り、様々な図の全体を通して、同様の参照番号は同様の部分を指す。
[0012] 一実装形態による、被選択測位支援データを移動局に提供することが可能な、自己組織化ネットワークのノードにおけるデバイスを含む例示的な環境を示す概略ブロック図。 [0013] 一実装形態による、たとえば図1におけるような、被選択測位支援データを移動局に提供することが可能なデバイスのいくつかの特徴を示す概略ブロック図。 [0014] 一実装形態による、たとえば図1におけるような、被選択測位支援データが確立されて移動局に提供され得る場合の基地局のいくつかの特徴を示す概略ブロック図。 [0015] 一実装形態による、たとえば図1におけるような、被選択測位支援データを受信することが可能な移動局のいくつかの特徴を示す概略ブロック図。 [0016] 一実装形態による、たとえば図1におけるような、被選択測位支援データを移動局に提供することが可能なデバイスにおいて使用する例示的なプロセスのいくつかの特徴を示す流れ図。 [0017] 一実装形態による、たとえば図1におけるような、被選択測位支援データを受信することが可能な移動局において使用する例示的なプロセスのいくつかの特徴を示す流れ図。
[0018] いくつかの態様によれば、信号ベースの位置推定で使用する一定の測位支援データを確立し、移動局に提供するための様々な方法および/または装置を使用して実施され得る技法が提供される。
[0019] いくつかの例示的な実装形態では、通信ネットワークは、1つまたは複数の移動局に1つまたは複数のワイヤレス通信アクセスサービスを提供するように構成され得る。たとえば、通信ネットワークは、1つまたは複数の基地局(たとえば、セルラー基地局、ワイヤレスアクセスポイントなど)を介して移動局にボイスおよび/またはデータ通信サービスを提供することができる。場合によっては、通信ネットワークは、基地局を増強および/またはサポートすることができる1つまたは複数の他のデバイスを備えること、および/または動作可能に利用することができる。たとえば、1つまたは複数の他のデバイスが、通信ネットワークの自己組織化ネットワーク(SON:self organizing network)部分において動作可能に提供され得る。この場合にたとえば、特定のコンピューティングデバイス、アクセスポイント、基地局などのようなデバイスは、ワイヤレス通信リンクを介して移動局と通信することによって、通信ネットワークのSON部分の第1のノードの一部として動作し得る。
[0020] 非限定的な例として、そのようなデバイスは、移動局とセルラーネットワークおよび/または他の同様の通信ネットワークとの間の接続を提供する移動局のサービング通信ノードとして機能することができる「フェムトセル」、「ピコセル」、および/または他の同様の機器を備えることができる。他の例示的な実装形態では、そのようなデバイスは、移動局と1つまたは複数のワイヤレス通信ネットワークおよび/または非ワイヤレス通信ネットワークとの間の接続を提供することができるアクセスポイント、ロケーションビーコン、および/または他の同様の機器を備えることができる。
[0021] 特定の例では、本明細書でより詳細に説明するように、通信ネットワークのSON部分のノードに関連するデバイスは、一定の測位支援データを確立して移動局に提供することによって、移動局による信号ベースの位置推定をサポートすることが可能であり得る。
[0022] 例として、移動局は、1つまたは複数の送信デバイスに対する位置、ならびに場合によっては基準マップおよび/または座標系に対するロケーションを推定するための観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、および/または他の同様の技法の使用に少なくとも部分的に基づいて、信号ベースの位置推定を実行することができる。たとえば、移動局は、近隣基地局送信機の報告ロケーションおよび時間−基準データを把握した上で、そのような基地局送信機までの距離を、観測された信号伝搬遅延に基づいて測定することができる。移動局は、たとえば、そのような近隣基地局の報告ロケーションおよび時間−基準データを「支援データ(assistance data)」として基地局ノード自体から受信することができる。そのような支援データは、たとえば、位置フィックスを可能にする基地局間の相対的送信時間、最寄りの基地局のロケーション、サービング基地局のロケーションなどを含むことができる。そのような支援データは通常、サービング基地局から受信される。
[0023] いくつかの状況では、移動局による信号ベースの位置推定を即座にサポートするようにプロビジョニングされることなく、SON部分にノードが追加され得る。たとえば、SONノードは通常、移動局にとって有用であり得る適用可能な支援データを事前にプロビジョニングされない。
[0024] 本明細書の一態様によれば、通信ネットワークのSON部分のノード(たとえば、「第1のノード」)は、少なくとも部分的に、一定の測位支援データを確立して移動局に提供することによって、移動局による信号ベースの位置推定をサポートすることが可能であるようにセルフプロビジョニングし得る。たとえば、第1のノードのデバイスは、「被選択測位支援データ(selected positioning assistance data)」を確立して移動局に提供することができる。被選択測位支援データは、第1のノードによって受信された測位情報に少なくとも部分的に基づき得る。この場合に被選択測位支援データは、(たとえば、三辺測量、および/または他の同様の既知の技法を使用する)信号ベースの位置推定で使用する1つまたは複数の測位信号を移動局に送信するために利用可能であり得る通信ネットワークの1つまたは複数の基地局に関連付けられ得る。たとえば、受信測位支援データは、近隣基地局および/または第1のノードが存在する領域内にある他の同様の基地局に関連付けられ得る。したがって、第1のノードにおけるデバイスは、複数の基地局から測位情報を取得し、その全部または一部分を使用して、移動局に提供され得る被選択測位支援データを確立することができる。いくつかの例示的な事例では、被選択測位支援データは、基地局によって移動局に提供され得る測位データの全部または一部を備えることができる。いくつかの例示的な事例では、被選択測位支援データは、基地局によって移動局に提供され得る測位データの全部または一部に少なくとも部分的に基づき得る。たとえば、被選択測位支援データは、基地局によって移動局に提供され得る測位データの少なくとも一部に基づく、フィルタ処理され、適合し、あるいは調整された情報を備え得る。
[0025] 加えて、被選択測位支援データは、第1のノードおよび/または少なくとも1つの他のSONノードが1つまたは複数の測位信号を移動局に送信するために利用可能であり得るか否かについての決定に少なくとも部分的に基づき得る。
[0026] この場合に、たとえば、第1のノードのデバイスは、第1のノード(および/または他のSONノード)が移動局に測位信号を送信するために動作可能に利用可能であるか否かを、第1のノード(および/または他のSONノード)と基地局のうちの少なくとも1つとの間の推定同期誤差に少なくとも部分的に基づいて決定することができる。この場合にたとえば、推定同期誤差は、それぞれの(1つもしくは複数の)ノードおよび(1つもしくは複数の)基地局および/または通信ネットワークなどのタイミングおよび/またはクロックに少なくとも部分的に基づき得る。したがって、たとえば、推定同期誤差を時間しきい値などと比較して、移動局が第1のノードから受信した測位信号に少なくとも部分的に基づいて所望の信号ベースの位置推定を実行できるように、SONノードのタイミングが基地局のタイミングと十分に同期されるか否かを決定することができる。したがって、推定同期誤差が、移動局に送信される被選択測位支援データにおいて第1のノード(および/または他のSONノード)を使用または包含することを保証するのに十分著しい状況があり得る。
[0027] 別の例では、第1のノードのデバイスは、第1のノード(および/または他のSONノード)が移動局に測位信号を送信するために動作可能に利用可能であるか否かを、第1のノード(および/または他のSONノード)の推定位置に関連する推定位置誤差に少なくとも部分的に基づいて決定することができる。たとえば、そのような推定位置誤差を間隔しきい値と比較して、移動局が第1のノードから受信した測位信号に少なくとも部分的に基づいて所望の信号ベースの位置推定プロセスを実行できるように、第1のノードの推定位置が十分に正確であるか否かを判断することができる。したがって、推定位置誤差が、移動局に送信される被選択測位支援データにおいて第1のノード(および/または他のSONノード)を使用または包含することを保証するのに十分著しい状況があり得る。
[0028] さらに別の例では、第1のノードのデバイスは、第1のノード(および/または他のSONノード)が移動局に測位信号を送信するために動作可能に利用可能であるか否かを、第1のノード(および/または他のSONノード)に関連する電力クラスに少なくとも部分的に基づいて決定することができる。たとえば、そのような電力クラスを送信電力しきい値と比較して、移動局が第1のノードから受信した測位信号に少なくとも部分的に基づいて所望の信号ベースの位置推定を実行できるように、第1のノードの電力クラスが適切に電力供給される(たとえば、弱すぎない、または強すぎない)か否かを決定することができる。したがって、電力クラスが、移動局に送信される被選択測位支援データにおいて第1のノード(および/または他のSONノード)を使用または包含することを否定するのに十分異なる状況があり得る。
[0029] ここで図1に注目すると、図1は領域102を備える例示的な環境100を示す概略ブロック図であり、領域102内において、通信ネットワーク110のSON部分108の第1のノード106−1の一部として、推定ロケーション(L1)にデバイス104が設けられている。推定ロケーションL2に移動局120が設けられている。いくつかの例示的な実装形態では、SON部分108は、ノード106−zによって表される複数のSONノードを備えることができる。SON部分108のSONノードは、たとえば、同じデバイスおよび/または技術を備えてよく、または互いに異なってもよい。デバイス104は、たとえば、専用コンピューティングデバイスを表し得る。いくつかの例示的な実装形態では、領域102は、1つのセルラーネットワーク内のセルの全部または一部を備えることができる。いくつかの他の例示的な実装形態では、領域102は、1つまたは複数のセルラーネットワーク内の2つ以上のセルを備えることができる。領域102は、たとえば、特定のSONノード、および/または複数のSONノードに関連付けられ得る。第1のノード106−1によって移動局120に送信される被選択測位支援データは、たとえば、移動局120にとって有用であり得る測位信号を動作可能に送信することが可能なデバイスに特別に関連付けられ得る。
[0030] 通信ネットワーク110は、たとえば、それぞれ報告ロケーション(たとえば、推定ロケーション、またはそれ以外のロケーション)Rep.L1〜Rep.Lnを有するワイヤレス送信デバイス112−1〜112−nによって示される1つまたは複数の基地局130を備えることができる。ワイヤレス送信デバイス112−1〜112−nは、ワイヤレス通信リンク114−1〜114−nを通じて移動局120と通信することができる。いくつかの例示的な実装形態では、1つまたは複数のワイヤレス送信デバイス112は、たとえば1つまたは複数のネットワーク142を介して他のデバイス/リソース151に接続を提供するセルラー基地局および/または他の同様に構成された電気通信基地局、ワイヤレスネットワークアクセスポイントなどの形態をとり得る。いくつかの例示的な実装形態では、1つまたは複数のワイヤレス送信デバイス112は、移動局によって実行される所望の信号ベースの位置推定をサポートすることができるロケーションビーコン送信デバイスの形態をとり得る。したがって、本明細書で使用する「基地局」という基本用語は、移動局によって実行され得る一定の所望の信号ベースの位置推定を少なくともサポートする様々なデバイスを広く備えるように意図されている。
[0031] 移動局120は、ユーザが合理的にあちこちに動かすことができる任意の電子デバイスを表す。移動局は、たとえば、ユーザ機器またはモバイルデバイスと呼ばれることがある。限定ではなく例として、移動局は、携帯電話、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ネットブック、スマートブック、装着型コンピュータ、携帯情報端末、ナビゲーションデバイスなどのようなコンピューティングデバイスおよび/または通信デバイスを含むことができる。
[0032] 移動局120は、たとえば、(たとえば、1つまたは複数のネットワークインターフェースを介して)ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)などの様々なワイヤレス通信ネットワークとともに使用することが可能であり得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、本明細書では互換的に使用されることがある。WWANは、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)ネットワークなどとすることができる。CDMAネットワークは、ほんのいくつかの無線技術を挙げれば、cdma2000、広帯域CDMA(W−CDMA)、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)などの1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT)を実装し得る。この場合、cdma2000は、IS−95規格、IS−2000規格、およびIS−856規格に従って実装される技術を含み得る。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM)(登録商標)、Digital Advanced Mobile Phone System(D−AMPS)、または何らかの他のRATを実装することができる。GSMおよびW−CDMAは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。cdma2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。3GPPおよび3GPP2の文書は公に入手可能である。たとえば、WLANは、IEEE802.11xネットワークを含み、WPANは、Bluetooth(登録商標)ネットワーク、IEEE802.15xを含み得る。ワイヤレス通信ネットワークは、たとえば、Long Term Evolution(LTE)、LTE Advanced、WiMAX、Ultra Mobile Broadband(UMB)など、いわゆる次世代技術(たとえば、「4G」)を含み得る。
[0033] 図示のように、SONノード106および/またはワイヤレス送信デバイス112のうちの1つまたは複数は、ネットワーク142に動作可能に接続されてよく、ネットワーク142は、他のデバイス/リソース151(たとえば、サーバ、コンピューティングデバイス、移動局、電話、ネットワーク、テレフォニー、サービスなど)への通信を可能にする1つまたは複数の有線通信ネットワークおよび/またはワイヤレス通信ネットワークなどを表し得る。例として、ネットワーク142は、電気通信ネットワークおよび/またはデータネットワーク、イントラネット、インターネットなどを含むことができる。
[0034] いくつかの例示的な実装形態では、設置されている間、および/または1つもしくは複数の他の時に(たとえば、更新中、タイマーに基づいて、など)、第1のノード106−1は、1つまたは複数の基地局および/または他のSONノード106に関連する測位情報を能動的および/または受動的に取得することができる。たとえば、第1のノード106−1は、1つまたは複数の基地局および/または他のSONノード106に関連する測位情報を、そのような情報を1つもしくは複数のワイヤレス送信デバイス112、他の通信ネットワークデバイス/リソースに特に要求すること、および/またはそのような情報を取得するために他のデバイス/リソース151にアクセスすることによって、能動的に取得することができる。
[0035] したがって、たとえば、第1のノード106−1は、非ワイヤレス通信リンク140および/またはワイヤレス通信リンク144を通じて、基地局に関連する測位情報を表す1つまたは複数の信号を受信することができる。この場合にたとえば、メッセージ146が、ワイヤレス送信デバイス112−1によって非ワイヤレス通信リンク140を通じて(たとえば、ネットワーク142を介して)第1のノード106−1に送られ得る。代替的に、メッセージ146は、ワイヤレス送信デバイス112−1によってワイヤレス通信リンク144を通じて第1のノード106−1に送られ得る。
[0036] 第1のノード106−1は、たとえば、1つまたは複数の基地局および/または他のSONノード106に関連する測位情報を、そのように特に要求することなくそのような情報を受信することによって、受動的に取得することができる。たとえば、第1のノード106−1は、1つまたは複数の基地局および/または他のSONノード106に関連する測位情報を、1つまたは複数のワイヤレス送信デバイス112からブロードキャストされた測位情報がないか耳を澄ませ、そのような情報を受信することによって、取得することができる。
[0037] 図1にさらに示すように、たとえば、第1のノード106−1が移動局120のサービングノードとして機能している間に、移動局120はワイヤレス通信リンク132を通じて、第1のノード106−1に測位支援データを求める要求150(たとえば、1つまたは複数のメッセージ)を送信することができる。第1のノード106−1は、ワイヤレス通信リンク132を通じて、被選択測位支援データを備える応答152(たとえば、1つまたは複数のメッセージ)を送信することができる。
[0038] いくつかの他の例示的な実装形態では、第1のノード106−1は、要求150に応答するのではなく、被選択測位支援データを送信あるいはブロードキャストすることを独自に決定することができる。
[0039] いくつかの例示的な実装形態では、送信される被選択測位支援データは、信号ベースの位置推定をサポートするために利用可能であり得る複数の基地局および/またはSONノードを識別する情報を備えることができる。
[0040] いくつかの例示的な実装形態では、送信される被選択測位支援データは、追加測位支援データが移動局120にとって利用可能であり得る特定の基地局を識別する情報を備えることができる。したがって、図1にさらに示すように、続いて移動局120は応答152に基づいて、ワイヤレス通信リンク114−nを通じて、基地局130にそのような追加測位支援データを求める要求160(たとえば、1つまたは複数のメッセージ)を送ることができる。基地局130は、たとえば、ワイヤレス通信リンク114−nを通じて、追加測位支援データを備える応答162(たとえば、1つまたは複数のメッセージ)を送信することができる。いくつかの例示的な実装形態では、送信される追加測位支援データは、信号ベースの位置推定をサポートするために利用可能であり得る複数の基地局および/またはSONノードを識別する情報を備えることができる。
[0041] したがって、図1に示すように、移動局120は、サービングノード(たとえば、第1のノード106−1)からの被選択測位支援データと、場合によっては1つまたは複数の非サービングノード(たとえば、基地局130)からの追加測位支援データとを受信することができる。さらに、移動局120に送信される被選択測位支援データは、第1のノード106−1および/または他のSONノードによって送信される測位信号が、いくつかの状況では移動局120によって使用するのに利用可能であることを、選択的に識別することができる。たとえば、上記のように、いくつかのしきい値テストまたはチェックを、第1のノード106−1におけるデバイス104が実行して、SONノードが、信号ベースの位置推定で使用する測位信号の送信機として移動局120にとって適切に役に立ち得るか否かを決定することができる。
[0042] 次に図2を参照すると、図2は、一実装形態による、被選択測位支援データ214−1を移動局120に提供することが可能な例示的なデバイス104のいくつかの特徴を示す概略ブロック図である。
[0043] 図示のように、デバイス104は、1つまたは複数の接続206を介してメモリ204に結合された、(たとえば、本明細書で提供する技法の全部または一部による)データ処理を実行するための1つまたは複数の処理ユニット202を備えた特定のコンピューティングデバイスの形態をとり得る。(1つまたは複数の)処理ユニット202は、ハードウェアまたはハードウェアとソフトウェアの組合せで実装され得る。(1つまたは複数の)処理ユニット202は、データコンピューティング手順またはプロセスの少なくとも一部分を実行するように構成可能な1つまたは複数の回路を表し得る。限定ではなく例として、処理ユニットは、1つまたは複数のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路、デジタル信号プロセッサ、プログラマブル論理デバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。
[0044] メモリ204は、任意のデータ記憶機構を表し得る。たとえば、メモリ204は、1次メモリ204−1および/または2次メモリ204−2を含み得る。たとえば、1次メモリ204−1は、ランダムアクセスメモリ、読取り専用メモリなどを備え得る。この例では処理ユニットとは別個なものとして示しているが、1次メモリの全部または一部を(1つもしくは複数の)処理ユニット202またはデバイス104内の他の同様の回路内に設ける、あるいは(1つもしくは複数の)処理ユニット202またはデバイス104内の他の同様の回路と共設/結合することができることを理解されたい。たとえば、2次メモリ204−2は、1次メモリおよび/または1つもしくは複数のデータ記憶デバイスもしくはシステム、たとえば、ディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブ、固体メモリドライブなどと同一または同様のタイプのメモリを備え得る。いくつかの実装形態では、2次メモリは、コンピュータ可読媒体220を動作可能に受容するか、または場合によってはそれに結合するように構成され得る。図示のように、メモリ204および/またはコンピュータ可読媒体220は、(たとえば、本明細書で提供する技法による)データ処理に関連するコンピュータ実行可能命令222を備え得る。
[0045] さらに示すように、時には、メモリ204は、被選択測位支援データ214−1、1つもしくは複数の推定位置誤差214−2、1つもしくは複数の推定位置214−3、測位情報214−4、識別情報214−5、1つもしくは複数の同期誤差214−6、1つもしくは複数の電力クラス214−7、1つもしくは複数のしきい値214−8など、またはそれらの任意の組合せを表すデータを備えることがある。
[0046] 非限定的な例として、被選択測位支援データ214−1は、1つもしくは複数のワイヤレス送信デバイス112および/または1つもしくは複数のSONノード106(図1参照)に関連付けられ得る測位情報214−4の全部または一部を備えることができる。たとえば、被選択測位支援データ214−1は、移動局120に測位信号を送信するために動作可能に利用可能であると考えられる特定のワイヤレス送信デバイス112および/またはSONノード106を識別し得る識別214−5の全部または一部を備えることができる。たとえば、被選択測位支援データは、(たとえば、MACアドレスなどによって)特定のワイヤレス送信デバイスを一意に識別し、(たとえば、座標などによって)特定のワイヤレス送信デバイスの推定および/もしくは報告ロケーションを識別し、特定のワイヤレス送信デバイスに関連するタイミング情報(たとえば、時間基準、タイミングオフセット、誤差など)を識別し、および/または移動局120にとって有用であり得る特定のワイヤレス送信デバイスに関連する他の情報(たとえば、タイプ、信号(signals)、ネットワーク、所属、ステータスなど)を識別することができる。
[0047] 非限定的な例として、推定位置214−3および/または推定位置誤差214−2は、1つもしくは複数のワイヤレス送信デバイス112および/または1つもしくは複数のSONノード106に関連付けられ得る。推定位置はたとえば、少なくとも部分的に、相対位置(たとえば、間隔など)および/またはロケーション(たとえば、座標など)を識別することができる。推定位置誤差はたとえば、少なくとも部分的に、ワイヤレス送信デバイスまたはSONノードの推定および/または報告位置および/またはロケーションに関連する潜在的誤差(たとえば、間隔、距離など)を識別することができる。
[0048] 非限定的な例として、同期誤差214−6は、1つもしくは複数のワイヤレス送信デバイス112および/または1つもしくは複数のSONノード106に動作可能に適用されるようなデバイス/システム時間/タイミング、および/あるいはそれらの間のデバイス/システム時間/タイミングの差に関連付けられ得る。
[0049] 非限定的な例として、電力クラス214−7は、たとえば、場合によっては何らかの方向性に関して、測位信号および/または他の同様のワイヤレス信号を送信する1つもしくは複数のワイヤレス送信デバイス112および/または1つもしくは複数のSONノード106の能力に関するタイプおよび/または他の定義する特性に関連付けられ得る。
[0050] 非限定的な例として、前述したいくつかのしきい値テストまたはチェックの際に、1つまたは複数のしきい値214−8が考慮され得る。いくつかの例示的な実装形態では、1つまたは複数のしきい値は、静的(statically)および/または動的(dynamically)に指定され得る。いくつかの例示的な実装形態では、1つまたは複数のしきい値は、1つもしくは複数の移動局120、1つもしくは複数のワイヤレス送信デバイス112および/または1つもしくは複数のSONノード106、および/あるいは1つもしくは複数の信号ベースの位置推定技法に関連付けられ得る。
[0051] デバイス104は、たとえば、接続206のうちの1つまたは複数に結合され得るネットワークインターフェース208を備えることができる。ネットワークインターフェース208は、1つまたは複数のワイヤレスインターフェース210および/または非ワイヤレス(たとえば、有線ネットワーク)インターフェース212を表し得る。
[0052] 次に図3および図4を参照すると、図3および図4は、図2に示す概略ブロック図に類似しているが、いくつかの実装形態による、それぞれ基地局130および移動局120のいくつかの特徴を示す概略ブロック図である。
[0053] 簡潔のために、いくつかの例示的な実装形態では、図3の(1つまたは複数の)処理ユニット302および図4の(1つまたは複数の)処理ユニット402は、(1つまたは複数の)処理ユニット202に関して前述した形態と同様の例示的な形態をとることがあり、図3のメモリ304および図4のメモリ404は、メモリ204に関して前述した形態と同様の例示的な形態をとることがあり、図3の接続306および図4の接続406は、メモリ204に関して前述した形態と同様の例示的な形態をとることがあり、図3のネットワークインターフェース308は、ネットワークインターフェース208に関して前述した形態と同様の例示的な形態をとることがあり、図3のコンピュータ可読媒体320および図4のコンピュータ可読媒体420は、コンピュータ可読媒体220に関して前述した形態と同様の例示的な形態をとることがある。同様に、送信機408(またはトランシーバなど)は、ネットワークインターフェース208のワイヤレスインターフェース部分210と同様の例示的な形態をとることがある。したがって、前述のように、適用可能なワイヤレス通信機能が、ワイヤレスインターフェース部分210および/または310と送信機408との間に提供され得る。
[0054] 図3に示すように、メモリ304は、時には、(たとえば、第1のノード106−1に提供され、少なくとも基地局130に関連付けられ得る)測位情報214−3と、(たとえば、基地局130に関連する)識別情報214−5と、場合によっては(たとえば、移動局120に提供され、基地局130および/または1つもしくは複数の他の基地局および/もしくはSONノードに関連付けられ得る)追加測位支援データ314−1とを備えることがある。この場合に命令322は、基地局130が実行および/または場合によってはサポートし得る本明細書で提供する技法の全部または一部に関する特定の命令を備えることができる。
[0055] 図4に示すように、メモリ404は、時には、(たとえば、第1のノード106−1から受信し得る)被選択測位支援データ214−4と、(たとえば、基地局130から受信し、基地局130および/または1つもしくは複数の他の基地局および/もしくはSONノードに関連付けられ得る)追加測位支援データ314−1と、(たとえば、1つまたは複数の要求150および/または160に関連する(図1参照))要求情報430と、(たとえば、1つまたは複数の応答152および/または162に関連する(図1参照))応答情報440と、(たとえば、信号ベースの位置推定プロセスの結果としての)移動局120に関連する推定位置および/またはロケーション情報450とを記憶することがある。この場合に命令422は、移動局120が実行および/または場合によってはサポートし得る本明細書で提供する技法の全部または一部に関する特定の命令を備えることができる。
[0056] 次に図5に注目すると、図5は、一実装形態による、被選択測位支援データ214−4を確立して移動局120に提供することが可能な、第1のノード106−1(図1参照)のデバイス104において使用する例示的なプロセス500のいくつかの特徴を示す流れ図である。
[0057] ブロック502において、被選択測位支援データが確立され得る。被選択測位支援データは、たとえばブロック504において、少なくとも信号ベースの位置推定で使用する1つまたは複数の測位信号を移動局に送信するために利用可能な通信ネットワークの1つまたは複数の基地局に関連する受信測位情報に少なくとも部分的に基づいて確立され得る。被選択測位支援データは、たとえばブロック506において、第1のノードおよび/またはSON部分の少なくとも1つの他のノードが測位信号を移動局に送信するために利用可能であるか否かについての決定に少なくとも部分的に基づいて確立され得る。
[0058] いくつかの例示的な実装形態では随意であり得るブロック508において、第1のノードは、移動局のサービング通信ノードとして機能し得る。いくつかの例示的な実装形態では同じく随意であり得るブロック510において、第1のノードは、移動局から測位支援データを求める要求を受信し得る。
[0059] ブロック512において、第1のノードは、通信リンクを通じて移動局に対し被選択測位支援データの少なくとも一部分を送信することができる。たとえば、第1のノードは、たとえばブロック510において受信した要求に応答して、移動局に対し被選択測位支援データの少なくとも一部分を送信することができる。いくつかの例示的な実装形態では、第1のノードは、要求とは無関係の理由により、移動局に対し被選択測位支援データの少なくとも一部分を送信することができる。
[0060] 次に図6に注目すると、図6は、いくつかの例示的な実装形態による、第1のノード106−1からの被選択測位支援データと、場合によっては基地局130からの追加測位支援データとを要求および/または受信することが可能な、移動局120(図1参照)において使用する例示的なプロセス600のいくつかの特徴を示す流れ図である。
[0061] ブロック602において、移動局120は、サービング通信ノードとしての通信ネットワークのSON部分の第1のノード106−1に接続することができる。ブロック604において、移動局120は、第1のノード106−1に対し測位支援データを求める要求を(随意に)送信することができる。ブロック606において、移動局120は、第1のノード106−1から、被選択測位支援データを備える(たとえば、ブロック604における要求に対する、および/または他の理由により送信される)応答を受信することができる。
[0062] いくつかの例示的な実装形態では随意であり得るブロック608において、移動局120は、基地局130に対し追加測位支援データを求める要求を送信し得る。いくつかの例示的な実装形態では随意であり得るブロック610において、移動局120は、追加測位支援データを備える応答を基地局130から受信し得る。
[0063] ブロック612において、移動局120は、それ自体の位置/ロケーションを推定するために信号ベースの位置推定を実行することができる。信号ベースの位置推定は、(たとえば、ブロック606において受信した)被選択測位支援データに少なくとも部分的に基づき得る。信号ベースの位置推定は(随意に)、(たとえば、ブロック610において受信した)追加測位支援データに少なくとも部分的に基づき得る。信号ベースの位置推定は、1つまたは複数の基地局から、かつ(随意に)1つまたは複数のSONノードから受信した1つまたは複数の送信された測位信号に少なくとも部分的に基づき得る。
[0064] 本明細書全体にわたる「一例」、「例」、「いくつかの例」、または「例示的な実装形態」という言及は、特徴および/または例に関して説明する特定の特徴、構造、または特性が、特許請求する主題の少なくとも1つの特徴および/または例の中に含まれ得ることを意味する。したがって、本明細書全体にわたる様々な場所における「一例では」、「例」、「いくつかの例では」もしくは「いくつかの実装形態では」という句、または他の同様の句の出現は、必ずしもすべてが同じ特徴、例、および/または限定を指すとは限らない。さらに、それらの特定の特徴、構造、または特性を組み合わせて1つまたは複数の例および/または特徴にすることができる。
[0065] 本明細書で使用する「および」、「または」、および「および/または」という用語は、そのような用語が使用される文脈に少なくとも部分的に依存することも予想される様々な意味を含み得る。一般に、「または」がA、BまたはCなどのリストを関連付けるために使用された場合、包含的な意味で使用された場合はA、B、およびCを意味し、排他的な意味で使用された場合はA、BまたはCを意味するものとする。さらに、本明細書で使用する「1つまたは複数」という用語は、単数形の任意の特徴、構造、もしくは特性などについて説明するために使用され得るか、または複数の特徴、構造、もしくは特性、または特徴、構造、もしくは特性の何らかの他の組合せについて説明するために使用され得る。これは例示にすぎないこと、および特許請求する主題がこの例に限定されないことに留意されたい。
[0066] 本明細書で説明した方法は、特定の特徴および/または例に従って適用例に応じて様々な手段によって実施され得る。たとえば、そのような方法は、ソフトウェアとともにハードウェア、ファームウェア、および/またはそれらの組合せで実施され得る。ハードウェア実装の場合、たとえば、処理ユニットは、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明する機能を実行するように設計された他のデバイスユニット、および/またはそれらの組合せの中で実装され得る。
[0067] 上記の詳細な説明では、特許請求する主題の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載した。ただし、特許請求する主題は、これらの具体的な詳細なしに実施できることが当業者には理解されよう。他の事例では、特許請求する主題を不明瞭にしないように、当業者には既知であろう方法および装置については詳細に説明していない。
[0068] 上記の詳細な説明のいくつかの部分は、特定の装置または専用コンピューティングデバイスまたはプラットフォームのメモリ内に記憶された2値デジタル電子信号の演算のアルゴリズムまたは記号表現に関して提示した。この特定の明細書の文脈では、特定の装置などの用語は、プログラムソフトウェアからの命令に従って特定の関数を実行するようにプログラムされた後の汎用コンピュータを含む。アルゴリズムの説明または記号表現は、信号処理または関連技術において当業者が、彼らの仕事の本質を他の当業者に伝達するために使用する技法の例である。アルゴリズムは、本明細書では、また一般に、所望の結果をもたらす自己無撞着な一連の演算または同様の信号処理であると考えられる。この文脈では、演算または処理は物理量の物理操作に関係する。必ずしもそうとは限らないが、一般に、電子信号は情報を表すので、そのような量は、格納、転送、組合せ、比較、または他の操作が可能な、電気信号または磁気信号の形態をとり得る。主に一般的な用法という理由で、そのような信号をビット、データ、値、要素、記号、文字、項、数、数字、情報などと呼ぶことは時々便利であることがわかっている。ただし、これらおよび同様の用語はすべて、適切な物理量に関連すべきものであり、便利なラベルにすぎないことを理解されたい。別段に明記されていない限り、以下の説明から明らかなように、本明細書全体にわたって、「処理する」、「算出する」、「計算する」、「決定する」、「確立する」、「取得する」、「識別する」、「選択する」などの用語を利用する説明は、専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスなど、特定の装置の動作またはプロセスを指すことを諒解されたい。したがって、本明細書の文脈で、専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスは、専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスのメモリ、レジスタ、または他の情報記憶デバイス、送信デバイス、あるいはディスプレイデバイス内の電子的または磁気的な物理量として一般に表される信号を、操作または変換することが可能である。この特定の特許出願の文脈では、「特定の装置」という用語は、プログラムソフトウェアからの命令に従って特定の関数を実行するようにプログラムされた汎用コンピュータを含み得る。
[0069] いくつかの状況では、バイナリ1からバイナリ0への、またはその逆の状態の変動のようなメモリデバイスの演算は、たとえば、物理的変換のような変換を備え得る。特定のタイプのメモリデバイスでは、そのような物理的変換は、異なる状態または物への物品の物理的変換を備え得る。たとえば、限定はしないが、いくつかのタイプのメモリデバイスの場合、状態の変動は、電荷の蓄積および格納または格納された電荷の解放を伴い得る。同様に、他のメモリデバイスでは、状態の変動は、磁気方位の物理的変動もしくは変換または分子構造の物理的変動もしくは変換、たとえば結晶状からアモルファスへの、もしくはその逆の変動もしくは変換を備え得る。さらに他のメモリデバイスでは、物理状態の変動は、たとえば量子ビット(キュビット:qubit)を伴い得る重ね合わせ、絡み合いなどのような量子力学的現象を伴い得る。上記は、メモリデバイスにおけるバイナリ1からバイナリ0への、またはその逆の状態の変動が物理的変換などの変換を備え得るすべての例を網羅的に列挙することを意図していない。むしろ、上記は例示のためのものである。
[0070] コンピュータ可読(記憶)媒体は通常、非一時的であることがあり、または非一時的デバイスを備えることがある。この文脈では、非一時的記憶媒体は、有形であるデバイスを含むことができ、これは、デバイスがその物理的状態を変え得るが、具体的な物理的形態を有することを意味する。したがって、たとえば、非一時的とは、このような状態の変動にもかかわらず有形であり続けるデバイスを指す。
[0071] 現在例示的な特徴と考えられていることを例示し説明したが、特許請求する主題から逸脱することなく、他の様々な変形を行うことができ、均等物を代用することができることが、当業者には理解されよう。さらに、本明細書に記載の中心概念から逸脱することなく、特許請求する主題の教示に特定の状況を適合させるために多くの変更を行うことができ得る。
[0072] したがって、特許請求する主題は、開示された特定の例に限定されず、そのような特許請求する主題は、添付の特許請求の範囲の中に入るすべての態様、およびその均等物をも含むものとする。
【書類名】明細書
【発明の名称】自己組織化ネットワークを介した移動局への測位支援の提供
【技術分野】
【0001】
[0001] 本明細書で開示する主題は、電子デバイスに関し、より詳細には、自己組織化ネットワーク(self-organizing network)の少なくとも1つのノードに関連する少なくとも1つのデバイスを介して移動局に対し被選択測位支援データ(selected positioning assistance data)を提供する際に使用する方法および装置に関係する。
【背景技術】
【0002】
[0002] とりわけ、既存のワイヤレス通信ネットワークおよびキャリアインフラストラクチャは、移動局の位置および/またはロケーションを推定するための観測到着時間差(OTDOA:observed time difference of arrival)および/またはアドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT:advanced forward link trilateration)技法を使用可能にし得る。この場合に移動局は、近隣基地局送信機のロケーションおよび時間−基準データを把握した上で、そのような基地局送信機までの距離を、測定された信号伝搬遅延に基づいて決定することができる。移動局は通常、そのような基地局に関する情報、たとえば近隣基地局のロケーションおよび時間−基準データなどを、基地局ノード自体から移動局に提供される「支援データ(assistance data)」として受信する。そのような支援データは、たとえば、基地局間の相対的送信時間(relative transmit time)、最寄りの基地局のロケーション、サービング基地局のロケーションなどを含むことができ、これらは位置フィックス(position fix)を可能にするために使用され得る。そのような支援データは通常、サービング基地局から受信される。
【0003】
[0003] カバレージを拡大するために、ワイヤレス通信ネットワークおよびキャリアインフラストラクチャは、自己組織化ネットワーク(SON:self organizing network)の一部としてノードを組み込んできた。そのようなノードはフェムトセルを備えることがあり、通信ネットワーク内の既存の基地局によってカバレージが十分に提供されない場合に、カバレージの拡大および/または増強のために住宅所有者および小事業主によってフェムトセルが設けられ得る。しかしながら、フェムトセルは通常、OTDOAまたはAFLTの測位サービスを提供するプロセスに参加するようにプロビジョニングされていない。たとえば、SONノードは通常、支援データをプロビジョニングされておらず、そのため、OTDOAまたはAFLTを実行するためにモバイルハンドセットに所望の支援データを提供することができない。
【発明の概要】
[0005] いくつかの態様によれば、信号ベースの位置推定プロセスで使用され得る測位支援データを移動局が受信できるようにするための様々な方法および/または装置を使用して実施され得る技法が提供される。たとえば、通信ネットワークの自己組織化ネットワーク(SON)部分のノードにおけるデバイスが、被選択測位支援データを確立して移動局に提供することによってセルフプロビジョニングされ得る。
【0004】
[0006] 例として、一方法は、ワイヤレス通信アクセスサービスを提供する通信ネットワークの自己組織化ネットワーク部分の第1のノードにおいて動作するデバイスで実施され得る。本方法は、少なくとも信号ベースの位置推定において使用する1つまたは複数の測位信号を移動局に送信するために利用可能であり得る通信ネットワークの1つまたは複数の基地局に関連する受信測位情報に少なくとも部分的に基づいて、デバイスが被選択測位支援データを確立することを可能にし得る。本方法は、第1のノードおよび/または自己組織化ネットワーク部分の少なくとも1つの他のノードが測位信号のうちの少なくとも1つを移動局に送信するために利用可能であり得るか否かについての決定に少なくとも部分的に基づいて、デバイスが被選択測位支援データを確立することを可能にし得る。本方法は、デバイスが通信リンクを通じて移動局に対し被選択測位支援データの少なくとも一部分を送信することをさらに可能にし得る。
【0005】
[0007] いくつかのさらなる例示的な実装形態では、第1のノードが測位信号のうちの少なくとも1つを送信するために利用可能であるとの決定は、第1のノードと基地局のうちの少なくとも1つとの間の推定同期誤差(estimated synchronization error)、第1のノードの推定位置に関連する推定位置誤差(estimated position error)、および/または第1のノードに関連する電力クラス(power class)に少なくとも部分的に基づき得る。
【0006】
[0008] いくつかのさらなる例示的な実装形態では、自己組織化ネットワーク部分の少なくとも1つの他のノードが測位信号のうちの少なくとも1つを送信するために利用可能であるとの決定は、他のノードと基地局のうちの少なくとも1つとの間の推定同期誤差、他のノードの推定位置に関連する推定位置誤差、および/または他のノードに関連する電力クラスに少なくとも部分的に基づき得る。
【0007】
[0009] いくつかのさらなる例示的な実装形態では、デバイスは、第1のノードが移動局へのサービング通信ノードとして機能している間に、移動局から受信した測位支援データを求める要求に応答し得る。
【0008】
[0010] いくつかのさらなる例示的な実装形態では、送信される被選択測位支援データは、1つまたは複数の基地局の複数を識別する情報を備える。他の実装形態では、送信される被選択測位支援データは、たとえば、追加測位支援データが移動局にとって利用可能である特定の基地局を識別する情報を備えることができる。いくつかの例示的な実装形態では、受信測位情報は、自己組織化ネットワーク部分のノードを備える基地局のうちの少なくとも1つに関連する情報を備えることができ、かつ、推定位置、推定位置誤差、および/または電力クラスのうちの少なくとも1つを識別することもできる。
【0009】
[0011] 以下の図を参照しながら非限定的で非網羅的な態様について説明し、別段の規定がない限り、様々な図の全体を通して、同様の参照番号は同様の部分を指す。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】[0012] 一実装形態による、被選択測位支援データを移動局に提供することが可能な、自己組織化ネットワークのノードにおけるデバイスを含む例示的な環境を示す概略ブロック図。
【図2】[0013] 一実装形態による、たとえば図1におけるような、被選択測位支援データを移動局に提供することが可能なデバイスのいくつかの特徴を示す概略ブロック図。
【図3】[0014] 一実装形態による、たとえば図1におけるような、被選択測位支援データが確立されて移動局に提供され得る場合の基地局のいくつかの特徴を示す概略ブロック図。
【図4】[0015] 一実装形態による、たとえば図1におけるような、被選択測位支援データを受信することが可能な移動局のいくつかの特徴を示す概略ブロック図。
【図5】[0016] 一実装形態による、たとえば図1におけるような、被選択測位支援データを移動局に提供することが可能なデバイスにおいて使用する例示的なプロセスのいくつかの特徴を示す流れ図。
【図6】[0017] 一実装形態による、たとえば図1におけるような、被選択測位支援データを受信することが可能な移動局において使用する例示的なプロセスのいくつかの特徴を示す流れ図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
[0018] いくつかの態様によれば、信号ベースの位置推定で使用する一定の測位支援データを確立し、移動局に提供するための様々な方法および/または装置を使用して実施され得る技法が提供される。
【0012】
[0019] いくつかの例示的な実装形態では、通信ネットワークは、1つまたは複数の移動局に1つまたは複数のワイヤレス通信アクセスサービスを提供するように構成され得る。たとえば、通信ネットワークは、1つまたは複数の基地局(たとえば、セルラー基地局、ワイヤレスアクセスポイントなど)を介して移動局にボイスおよび/またはデータ通信サービスを提供することができる。場合によっては、通信ネットワークは、基地局を増強および/またはサポートすることができる1つまたは複数の他のデバイスを備えること、および/または動作可能に利用することができる。たとえば、1つまたは複数の他のデバイスが、通信ネットワークの自己組織化ネットワーク(SON:self organizing network)部分において動作可能に提供され得る。この場合にたとえば、特定のコンピューティングデバイス、アクセスポイント、基地局などのようなデバイスは、ワイヤレス通信リンクを介して移動局と通信することによって、通信ネットワークのSON部分の第1のノードの一部として動作し得る。
【0013】
[0020] 非限定的な例として、そのようなデバイスは、移動局とセルラーネットワークおよび/または他の同様の通信ネットワークとの間の接続を提供する移動局のサービング通信ノードとして機能することができる「フェムトセル」、「ピコセル」、および/または他の同様の機器を備えることができる。他の例示的な実装形態では、そのようなデバイスは、移動局と1つまたは複数のワイヤレス通信ネットワークおよび/または非ワイヤレス通信ネットワークとの間の接続を提供することができるアクセスポイント、ロケーションビーコン、および/または他の同様の機器を備えることができる。
【0014】
[0021] 特定の例では、本明細書でより詳細に説明するように、通信ネットワークのSON部分のノードに関連するデバイスは、一定の測位支援データを確立して移動局に提供することによって、移動局による信号ベースの位置推定をサポートすることが可能であり得る。
【0015】
[0022] 例として、移動局は、1つまたは複数の送信デバイスに対する位置、ならびに場合によっては基準マップおよび/または座標系に対するロケーションを推定するための観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、および/または他の同様の技法の使用に少なくとも部分的に基づいて、信号ベースの位置推定を実行することができる。たとえば、移動局は、近隣基地局送信機の報告ロケーションおよび時間−基準データを把握した上で、そのような基地局送信機までの距離を、観測された信号伝搬遅延に基づいて測定することができる。移動局は、たとえば、そのような近隣基地局の報告ロケーションおよび時間−基準データを「支援データ(assistance data)」として基地局ノード自体から受信することができる。そのような支援データは、たとえば、位置フィックスを可能にする基地局間の相対的送信時間、最寄りの基地局のロケーション、サービング基地局のロケーションなどを含むことができる。そのような支援データは通常、サービング基地局から受信される。
【0016】
[0023] いくつかの状況では、移動局による信号ベースの位置推定を即座にサポートするようにプロビジョニングされることなく、SON部分にノードが追加され得る。たとえば、SONノードは通常、移動局にとって有用であり得る適用可能な支援データを事前にプロビジョニングされない。
【0017】
[0024] 本明細書の一態様によれば、通信ネットワークのSON部分のノード(たとえば、「第1のノード」)は、少なくとも部分的に、一定の測位支援データを確立して移動局に提供することによって、移動局による信号ベースの位置推定をサポートすることが可能であるようにセルフプロビジョニングし得る。たとえば、第1のノードのデバイスは、「被選択測位支援データ(selected positioning assistance data)」を確立して移動局に提供することができる。被選択測位支援データは、第1のノードによって受信された測位情報に少なくとも部分的に基づき得る。この場合に被選択測位支援データは、(たとえば、三辺測量、および/または他の同様の既知の技法を使用する)信号ベースの位置推定で使用する1つまたは複数の測位信号を移動局に送信するために利用可能であり得る通信ネットワークの1つまたは複数の基地局に関連付けられ得る。たとえば、受信測位支援データは、近隣基地局および/または第1のノードが存在する領域内にある他の同様の基地局に関連付けられ得る。したがって、第1のノードにおけるデバイスは、複数の基地局から測位情報を取得し、その全部または一部分を使用して、移動局に提供され得る被選択測位支援データを確立することができる。いくつかの例示的な事例では、被選択測位支援データは、基地局によって移動局に提供され得る測位データの全部または一部を備えることができる。いくつかの例示的な事例では、被選択測位支援データは、基地局によって移動局に提供され得る測位データの全部または一部に少なくとも部分的に基づき得る。たとえば、被選択測位支援データは、基地局によって移動局に提供され得る測位データの少なくとも一部に基づく、フィルタ処理され、適合し、あるいは調整された情報を備え得る。
【0018】
[0025] 加えて、被選択測位支援データは、第1のノードおよび/または少なくとも1つの他のSONノードが1つまたは複数の測位信号を移動局に送信するために利用可能であり得るか否かについての決定に少なくとも部分的に基づき得る。
【0019】
[0026] この場合に、たとえば、第1のノードのデバイスは、第1のノード(および/または他のSONノード)が移動局に測位信号を送信するために動作可能に利用可能であるか否かを、第1のノード(および/または他のSONノード)と基地局のうちの少なくとも1つとの間の推定同期誤差に少なくとも部分的に基づいて決定することができる。この場合にたとえば、推定同期誤差は、それぞれの(1つもしくは複数の)ノードおよび(1つもしくは複数の)基地局および/または通信ネットワークなどのタイミングおよび/またはクロックに少なくとも部分的に基づき得る。したがって、たとえば、推定同期誤差を時間しきい値などと比較して、移動局が第1のノードから受信した測位信号に少なくとも部分的に基づいて所望の信号ベースの位置推定を実行できるように、SONノードのタイミングが基地局のタイミングと十分に同期されるか否かを決定することができる。したがって、推定同期誤差が、移動局に送信される被選択測位支援データにおいて第1のノード(および/または他のSONノード)を使用または包含することを保証するのに十分著しい状況があり得る。
【0020】
[0027] 別の例では、第1のノードのデバイスは、第1のノード(および/または他のSONノード)が移動局に測位信号を送信するために動作可能に利用可能であるか否かを、第1のノード(および/または他のSONノード)の推定位置に関連する推定位置誤差に少なくとも部分的に基づいて決定することができる。たとえば、そのような推定位置誤差を間隔しきい値と比較して、移動局が第1のノードから受信した測位信号に少なくとも部分的に基づいて所望の信号ベースの位置推定プロセスを実行できるように、第1のノードの推定位置が十分に正確であるか否かを判断することができる。したがって、推定位置誤差が、移動局に送信される被選択測位支援データにおいて第1のノード(および/または他のSONノード)を使用または包含することを保証するのに十分著しい状況があり得る。
【0021】
[0028] さらに別の例では、第1のノードのデバイスは、第1のノード(および/または他のSONノード)が移動局に測位信号を送信するために動作可能に利用可能であるか否かを、第1のノード(および/または他のSONノード)に関連する電力クラスに少なくとも部分的に基づいて決定することができる。たとえば、そのような電力クラスを送信電力しきい値と比較して、移動局が第1のノードから受信した測位信号に少なくとも部分的に基づいて所望の信号ベースの位置推定を実行できるように、第1のノードの電力クラスが適切に電力供給される(たとえば、弱すぎない、または強すぎない)か否かを決定することができる。したがって、電力クラスが、移動局に送信される被選択測位支援データにおいて第1のノード(および/または他のSONノード)を使用または包含することを否定するのに十分異なる状況があり得る。
【0022】
[0029] ここで図1に注目すると、図1は領域102を備える例示的な環境100を示す概略ブロック図であり、領域102内において、通信ネットワーク110のSON部分108の第1のノード106−1の一部として、推定ロケーション(L1)にデバイス104が設けられている。推定ロケーションL2に移動局120が設けられている。いくつかの例示的な実装形態では、SON部分108は、ノード106−zによって表される複数のSONノードを備えることができる。SON部分108のSONノードは、たとえば、同じデバイスおよび/または技術を備えてよく、または互いに異なってもよい。デバイス104は、たとえば、専用コンピューティングデバイスを表し得る。いくつかの例示的な実装形態では、領域102は、1つのセルラーネットワーク内のセルの全部または一部を備えることができる。いくつかの他の例示的な実装形態では、領域102は、1つまたは複数のセルラーネットワーク内の2つ以上のセルを備えることができる。領域102は、たとえば、特定のSONノード、および/または複数のSONノードに関連付けられ得る。第1のノード106−1によって移動局120に送信される被選択測位支援データは、たとえば、移動局120にとって有用であり得る測位信号を動作可能に送信することが可能なデバイスに特別に関連付けられ得る。
【0023】
[0030] 通信ネットワーク110は、たとえば、それぞれ報告ロケーション(たとえば、推定ロケーション、またはそれ以外のロケーション)Rep.L1〜Rep.Lnを有するワイヤレス送信デバイス112−1〜112−nによって示される1つまたは複数の基地局130を備えることができる。ワイヤレス送信デバイス112−1〜112−nは、ワイヤレス通信リンク114−1〜114−nを通じて移動局120と通信することができる。いくつかの例示的な実装形態では、1つまたは複数のワイヤレス送信デバイス112は、たとえば1つまたは複数のネットワーク142を介して他のデバイス/リソース151に接続を提供するセルラー基地局および/または他の同様に構成された電気通信基地局、ワイヤレスネットワークアクセスポイントなどの形態をとり得る。いくつかの例示的な実装形態では、1つまたは複数のワイヤレス送信デバイス112は、移動局によって実行される所望の信号ベースの位置推定をサポートすることができるロケーションビーコン送信デバイスの形態をとり得る。したがって、本明細書で使用する「基地局」という基本用語は、移動局によって実行され得る一定の所望の信号ベースの位置推定を少なくともサポートする様々なデバイスを広く備えるように意図されている。
【0024】
[0031] 移動局120は、ユーザが合理的にあちこちに動かすことができる任意の電子デバイスを表す。移動局は、たとえば、ユーザ機器またはモバイルデバイスと呼ばれることがある。限定ではなく例として、移動局は、携帯電話、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ネットブック、スマートブック、装着型コンピュータ、携帯情報端末、ナビゲーションデバイスなどのようなコンピューティングデバイスおよび/または通信デバイスを含むことができる。
【0025】
[0032] 移動局120は、たとえば、(たとえば、1つまたは複数のネットワークインターフェースを介して)ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)などの様々なワイヤレス通信ネットワークとともに使用することが可能であり得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、本明細書では互換的に使用されることがある。WWANは、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)ネットワークなどとすることができる。CDMAネットワークは、ほんのいくつかの無線技術を挙げれば、cdma2000、広帯域CDMA(W−CDMA)、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)などの1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT)を実装し得る。この場合、cdma2000は、IS−95規格、IS−2000規格、およびIS−856規格に従って実装される技術を含み得る。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM)(登録商標)、Digital Advanced Mobile Phone System(D−AMPS)、または何らかの他のRATを実装することができる。GSMおよびW−CDMAは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。cdma2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。3GPPおよび3GPP2の文書は公に入手可能である。たとえば、WLANは、IEEE802.11xネットワークを含み、WPANは、Bluetooth(登録商標)ネットワーク、IEEE802.15xを含み得る。ワイヤレス通信ネットワークは、たとえば、Long Term Evolution(LTE)、LTE Advanced、WiMAX、Ultra Mobile Broadband(UMB)
など、いわゆる次世代技術(たとえば、「4G」)を含み得る。
【0026】
[0033] 図示のように、SONノード106および/またはワイヤレス送信デバイス112のうちの1つまたは複数は、ネットワーク142に動作可能に接続されてよく、ネットワーク142は、他のデバイス/リソース151(たとえば、サーバ、コンピューティングデバイス、移動局、電話、ネットワーク、テレフォニー、サービスなど)への通信を可能にする1つまたは複数の有線通信ネットワークおよび/またはワイヤレス通信ネットワークなどを表し得る。例として、ネットワーク142は、電気通信ネットワークおよび/またはデータネットワーク、イントラネット、インターネットなどを含むことができる。
【0027】
[0034] いくつかの例示的な実装形態では、設置されている間、および/または1つもしくは複数の他の時に(たとえば、更新中、タイマーに基づいて、など)、第1のノード106−1は、1つまたは複数の基地局および/または他のSONノード106に関連する測位情報を能動的および/または受動的に取得することができる。たとえば、第1のノード106−1は、1つまたは複数の基地局および/または他のSONノード106に関連する測位情報を、そのような情報を1つもしくは複数のワイヤレス送信デバイス112、他の通信ネットワークデバイス/リソースに特に要求すること、および/またはそのような情報を取得するために他のデバイス/リソース151にアクセスすることによって、能動的に取得することができる。
【0028】
[0035] したがって、たとえば、第1のノード106−1は、非ワイヤレス通信リンク140および/またはワイヤレス通信リンク144を通じて、基地局に関連する測位情報を表す1つまたは複数の信号を受信することができる。この場合にたとえば、メッセージ146が、ワイヤレス送信デバイス112−1によって非ワイヤレス通信リンク140を通じて(たとえば、ネットワーク142を介して)第1のノード106−1に送られ得る。代替的に、メッセージ146は、ワイヤレス送信デバイス112−1によってワイヤレス通信リンク144を通じて第1のノード106−1に送られ得る。
【0029】
[0036] 第1のノード106−1は、たとえば、1つまたは複数の基地局および/または他のSONノード106に関連する測位情報を、そのように特に要求することなくそのような情報を受信することによって、受動的に取得することができる。たとえば、第1のノード106−1は、1つまたは複数の基地局および/または他のSONノード106に関連する測位情報を、1つまたは複数のワイヤレス送信デバイス112からブロードキャストされた測位情報がないか耳を澄ませ、そのような情報を受信することによって、取得することができる。
【0030】
[0037] 図1にさらに示すように、たとえば、第1のノード106−1が移動局120のサービングノードとして機能している間に、移動局120はワイヤレス通信リンク132を通じて、第1のノード106−1に測位支援データを求める要求150(たとえば、1つまたは複数のメッセージ)を送信することができる。第1のノード106−1は、ワイヤレス通信リンク132を通じて、被選択測位支援データを備える応答152(たとえば、1つまたは複数のメッセージ)を送信することができる。
【0031】
[0038] いくつかの他の例示的な実装形態では、第1のノード106−1は、要求150に応答するのではなく、被選択測位支援データを送信あるいはブロードキャストすることを独自に決定することができる。
【0032】
[0039] いくつかの例示的な実装形態では、送信される被選択測位支援データは、信号ベースの位置推定をサポートするために利用可能であり得る複数の基地局および/またはSONノードを識別する情報を備えることができる。
【0033】
[0040] いくつかの例示的な実装形態では、送信される被選択測位支援データは、追加測位支援データが移動局120にとって利用可能であり得る特定の基地局を識別する情報を備えることができる。したがって、図1にさらに示すように、続いて移動局120は応答152に基づいて、ワイヤレス通信リンク114−nを通じて、基地局130にそのような追加測位支援データを求める要求160(たとえば、1つまたは複数のメッセージ)を送ることができる。基地局130は、たとえば、ワイヤレス通信リンク114−nを通じて、追加測位支援データを備える応答162(たとえば、1つまたは複数のメッセージ)を送信することができる。いくつかの例示的な実装形態では、送信される追加測位支援データは、信号ベースの位置推定をサポートするために利用可能であり得る複数の基地局および/またはSONノードを識別する情報を備えることができる。
【0034】
[0041] したがって、図1に示すように、移動局120は、サービングノード(たとえば、第1のノード106−1)からの被選択測位支援データと、場合によっては1つまたは複数の非サービングノード(たとえば、基地局130)からの追加測位支援データとを受信することができる。さらに、移動局120に送信される被選択測位支援データは、第1のノード106−1および/または他のSONノードによって送信される測位信号が、いくつかの状況では移動局120によって使用するのに利用可能であることを、選択的に識別することができる。たとえば、上記のように、いくつかのしきい値テストまたはチェックを、第1のノード106−1におけるデバイス104が実行して、SONノードが、信号ベースの位置推定で使用する測位信号の送信機として移動局120にとって適切に役に立ち得るか否かを決定することができる。
【0035】
[0042] 次に図2を参照すると、図2は、一実装形態による、被選択測位支援データ214−1を移動局120に提供することが可能な例示的なデバイス104のいくつかの特徴を示す概略ブロック図である。
【0036】
[0043] 図示のように、デバイス104は、1つまたは複数の接続206を介してメモリ204に結合された、(たとえば、本明細書で提供する技法の全部または一部による)データ処理を実行するための1つまたは複数の処理ユニット202を備えた特定のコンピューティングデバイスの形態をとり得る。(1つまたは複数の)処理ユニット202は、ハードウェアまたはハードウェアとソフトウェアの組合せで実装され得る。(1つまたは複数の)処理ユニット202は、データコンピューティング手順またはプロセスの少なくとも一部分を実行するように構成可能な1つまたは複数の回路を表し得る。限定ではなく例として、処理ユニットは、1つまたは複数のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路、デジタル信号プロセッサ、プログラマブル論理デバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。
【0037】
[0044] メモリ204は、任意のデータ記憶機構を表し得る。たとえば、メモリ204は、1次メモリ204−1および/または2次メモリ204−2を含み得る。たとえば、1次メモリ204−1は、ランダムアクセスメモリ、読取り専用メモリなどを備え得る。この例では処理ユニットとは別個なものとして示しているが、1次メモリの全部または一部を(1つもしくは複数の)処理ユニット202またはデバイス104内の他の同様の回路内に設ける、あるいは(1つもしくは複数の)処理ユニット202またはデバイス104内の他の同様の回路と共設/結合することができることを理解されたい。たとえば、2次メモリ204−2は、1次メモリおよび/または1つもしくは複数のデータ記憶デバイスもしくはシステム、たとえば、ディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブ、固体メモリドライブなどと同一または同様のタイプのメモリを備え得る。いくつかの実装形態では、2次メモリは、コンピュータ可読媒体220を動作可能に受容するか、または場合によってはそれに結合するように構成され得る。図示のように、メモリ204および/またはコンピュータ可読媒体220は、(たとえば、本明細書で提供する技法による)データ処理に関連するコンピュータ実行可能命令222を備え得る。
【0038】
[0045] さらに示すように、時には、メモリ204は、被選択測位支援データ214−1、1つもしくは複数の推定位置誤差214−2、1つもしくは複数の推定位置214−3、測位情報214−4、識別情報214−5、1つもしくは複数の同期誤差214−6、1つもしくは複数の電力クラス214−7、1つもしくは複数のしきい値214−8など、またはそれらの任意の組合せを表すデータを備えることがある。
【0039】
[0046] 非限定的な例として、被選択測位支援データ214−1は、1つもしくは複数のワイヤレス送信デバイス112および/または1つもしくは複数のSONノード106(図1参照)に関連付けられ得る測位情報214−4の全部または一部を備えることができる。たとえば、被選択測位支援データ214−1は、移動局120に測位信号を送信するために動作可能に利用可能であると考えられる特定のワイヤレス送信デバイス112および/またはSONノード106を識別し得る識別情報214−5の全部または一部を備えることができる。たとえば、被選択測位支援データは、(たとえば、MACアドレスなどによって)特定のワイヤレス送信デバイスを一意に識別し、(たとえば、座標などによって)特定のワイヤレス送信デバイスの推定および/もしくは報告ロケーションを識別し、特定のワイヤレス送信デバイスに関連するタイミング情報(たとえば、時間基準、タイミングオフセット、誤差など)を識別し、および/または移動局120にとって有用であり得る特定のワイヤレス送信デバイスに関連する他の情報(たとえば、タイプ、信号(signals)、ネットワーク、所属、ステータスなど)を識別することができる。
【0040】
[0047] 非限定的な例として、推定位置214−3および/または推定位置誤差214−2は、1つもしくは複数のワイヤレス送信デバイス112および/または1つもしくは複数のSONノード106に関連付けられ得る。推定位置はたとえば、少なくとも部分的に、相対位置(たとえば、間隔など)および/またはロケーション(たとえば、座標など)を識別することができる。推定位置誤差はたとえば、少なくとも部分的に、ワイヤレス送信デバイスまたはSONノードの推定および/または報告位置および/またはロケーションに関連する潜在的誤差(たとえば、間隔、距離など)を識別することができる。
【0041】
[0048] 非限定的な例として、同期誤差214−6は、1つもしくは複数のワイヤレス送信デバイス112および/または1つもしくは複数のSONノード106に動作可能に適用されるようなデバイス/システム時間/タイミング、および/あるいはそれらの間のデバイス/システム時間/タイミングの差に関連付けられ得る。
【0042】
[0049] 非限定的な例として、電力クラス214−7は、たとえば、場合によっては何らかの方向性に関して、測位信号および/または他の同様のワイヤレス信号を送信する1つもしくは複数のワイヤレス送信デバイス112および/または1つもしくは複数のSONノード106の能力に関するタイプおよび/または他の定義する特性に関連付けられ得る。
【0043】
[0050] 非限定的な例として、前述したいくつかのしきい値テストまたはチェックの際に、1つまたは複数のしきい値214−8が考慮され得る。いくつかの例示的な実装形態では、1つまたは複数のしきい値は、静的(statically)および/または動的(dynamically)に指定され得る。いくつかの例示的な実装形態では、1つまたは複数のしきい値は、1つもしくは複数の移動局120、1つもしくは複数のワイヤレス送信デバイス112および/または1つもしくは複数のSONノード106、および/あるいは1つもしくは複数の信号ベースの位置推定技法に関連付けられ得る。
【0044】
[0051] デバイス104は、たとえば、接続206のうちの1つまたは複数に結合され得るネットワークインターフェース208を備えることができる。ネットワークインターフェース208は、1つまたは複数のワイヤレスインターフェース210および/または非ワイヤレス(たとえば、有線ネットワーク)インターフェース212を表し得る。
【0045】
[0052] 次に図3および図4を参照すると、図3および図4は、図2に示す概略ブロック図に類似しているが、いくつかの実装形態による、それぞれ基地局130および移動局120のいくつかの特徴を示す概略ブロック図である。
【0046】
[0053] 簡潔のために、いくつかの例示的な実装形態では、図3の(1つまたは複数の)処理ユニット302および図4の(1つまたは複数の)処理ユニット402は、(1つまたは複数の)処理ユニット202に関して前述した形態と同様の例示的な形態をとることがあり、図3のメモリ304および図4のメモリ404は、メモリ204に関して前述した形態と同様の例示的な形態をとることがあり、図3の接続306および図4の接続406は、接続206に関して前述した形態と同様の例示的な形態をとることがあり、図3のネットワークインターフェース308は、ネットワークインターフェース208に関して前述した形態と同様の例示的な形態をとることがあり、図3のコンピュータ可読媒体320および図4のコンピュータ可読媒体420は、コンピュータ可読媒体220に関して前述した形態と同様の例示的な形態をとることがある。同様に、送信機408(またはトランシーバなど)は、ネットワークインターフェース208のワイヤレスインターフェース部分210と同様の例示的な形態をとることがある。したがって、前述のように、適用可能なワイヤレス通信機能が、ワイヤレスインターフェース部分210および/または310と送信機408との間に提供され得る。
【0047】
[0054] 図3に示すように、メモリ304は、時には、(たとえば、第1のノード106−1に提供され、少なくとも基地局130に関連付けられ得る)測位情報214−と、(たとえば、基地局130に関連する)識別情報214−5と、場合によっては(たとえば、移動局120に提供され、基地局130および/または1つもしくは複数の他の基地局および/もしくはSONノードに関連付けられ得る)追加測位支援データ314−1とを備えることがある。この場合に命令322は、基地局130が実行および/または場合によってはサポートし得る本明細書で提供する技法の全部または一部に関する特定の命令を備えることができる。
【0048】
[0055] 図4に示すように、メモリ404は、時には、(たとえば、第1のノード106−1から受信し得る)被選択測位支援データ214−4と、(たとえば、基地局130から受信し、基地局130および/または1つもしくは複数の他の基地局および/もしくはSONノードに関連付けられ得る)追加測位支援データ314−1と、(たとえば、1つまたは複数の要求150および/または160に関連する(図1参照))要求情報430と、(たとえば、1つまたは複数の応答152および/または162に関連する(図1参照))応答情報440と、(たとえば、信号ベースの位置推定プロセスの結果としての)移動局120に関連する推定位置および/またはロケーション情報450とを記憶することがある。この場合に命令422は、移動局120が実行および/または場合によってはサポートし得る本明細書で提供する技法の全部または一部に関する特定の命令を備えることができる。
【0049】
[0056] 次に図5に注目すると、図5は、一実装形態による、被選択測位支援データ214−4を確立して移動局120に提供することが可能な、第1のノード106−1(図1参照)のデバイス104において使用する例示的なプロセス500のいくつかの特徴を示す流れ図である。
【0050】
[0057] ブロック502において、被選択測位支援データが確立され得る。被選択測位支援データは、たとえばブロック504において、少なくとも信号ベースの位置推定で使用する1つまたは複数の測位信号を移動局に送信するために利用可能な通信ネットワークの1つまたは複数の基地局に関連する受信測位情報に少なくとも部分的に基づいて確立され得る。被選択測位支援データは、たとえばブロック506において、第1のノードおよび/またはSON部分の少なくとも1つの他のノードが測位信号を移動局に送信するために利用可能であるか否かについての決定に少なくとも部分的に基づいて確立され得る。
【0051】
[0058] いくつかの例示的な実装形態では随意であり得るブロック508において、第1のノードは、移動局のサービング通信ノードとして機能し得る。いくつかの例示的な実装形態では同じく随意であり得るブロック510において、第1のノードは、移動局から測位支援データを求める要求を受信し得る。
【0052】
[0059] ブロック512において、第1のノードは、通信リンクを通じて移動局に対し被選択測位支援データの少なくとも一部分を送信することができる。たとえば、第1のノードは、たとえばブロック510において受信した要求に応答して、移動局に対し被選択測位支援データの少なくとも一部分を送信することができる。いくつかの例示的な実装形態では、第1のノードは、要求とは無関係の理由により、移動局に対し被選択測位支援データの少なくとも一部分を送信することができる。
【0053】
[0060] 次に図6に注目すると、図6は、いくつかの例示的な実装形態による、第1のノード106−1からの被選択測位支援データと、場合によっては基地局130からの追加測位支援データとを要求および/または受信することが可能な、移動局120(図1参照)において使用する例示的なプロセス600のいくつかの特徴を示す流れ図である。
【0054】
[0061] ブロック602において、移動局120は、サービング通信ノードとしての通信ネットワークのSON部分の第1のノード106−1に接続することができる。ブロック604において、移動局120は、第1のノード106−1に対し測位支援データを求める要求を(随意に)送信することができる。ブロック606において、移動局120は、第1のノード106−1から、被選択測位支援データを備える(たとえば、ブロック604における要求に対する、および/または他の理由により送信される)応答を受信することができる。
【0055】
[0062] いくつかの例示的な実装形態では随意であり得るブロック608において、移動局120は、基地局130に対し追加測位支援データを求める要求を送信し得る。いくつかの例示的な実装形態では随意であり得るブロック610において、移動局120は、追加測位支援データを備える応答を基地局130から受信し得る。
【0056】
[0063] ブロック612において、移動局120は、それ自体の位置/ロケーションを推定するために信号ベースの位置推定を実行することができる。信号ベースの位置推定は、(たとえば、ブロック606において受信した)被選択測位支援データに少なくとも部分的に基づき得る。信号ベースの位置推定は(随意に)、(たとえば、ブロック610において受信した)追加測位支援データに少なくとも部分的に基づき得る。信号ベースの位置推定は、1つまたは複数の基地局から、かつ(随意に)1つまたは複数のSONノードから受信した1つまたは複数の送信された測位信号に少なくとも部分的に基づき得る。
【0057】
[0064] 本明細書全体にわたる「一例」、「例」、「いくつかの例」、または「例示的な実装形態」という言及は、特徴および/または例に関して説明する特定の特徴、構造、または特性が、特許請求する主題の少なくとも1つの特徴および/または例の中に含まれ得ることを意味する。したがって、本明細書全体にわたる様々な場所における「一例では」、「例」、「いくつかの例では」もしくは「いくつかの実装形態では」という句、または他の同様の句の出現は、必ずしもすべてが同じ特徴、例、および/または限定を指すとは限らない。さらに、それらの特定の特徴、構造、または特性を組み合わせて1つまたは複数の例および/または特徴にすることができる。
【0058】
[0065] 本明細書で使用する「および」、「または」、および「および/または」という用語は、そのような用語が使用される文脈に少なくとも部分的に依存することも予想される様々な意味を含み得る。一般に、「または」がA、BまたはCなどのリストを関連付けるために使用された場合、包含的な意味で使用された場合はA、B、およびCを意味し、排他的な意味で使用された場合はA、BまたはCを意味するものとする。さらに、本明細書で使用する「1つまたは複数」という用語は、単数形の任意の特徴、構造、もしくは特性などについて説明するために使用され得るか、または複数の特徴、構造、もしくは特性、または特徴、構造、もしくは特性の何らかの他の組合せについて説明するために使用され得る。これは例示にすぎないこと、および特許請求する主題がこの例に限定されないことに留意されたい。
【0059】
[0066] 本明細書で説明した方法は、特定の特徴および/または例に従って適用例に応じて様々な手段によって実施され得る。たとえば、そのような方法は、ソフトウェアとともにハードウェア、ファームウェア、および/またはそれらの組合せで実施され得る。ハードウェア実装の場合、たとえば、処理ユニットは、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明する機能を実行するように設計された他のデバイスユニット、および/またはそれらの組合せの中で実装され得る。
【0060】
[0067] 上記の詳細な説明では、特許請求する主題の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載した。ただし、特許請求する主題は、これらの具体的な詳細なしに実施できることが当業者には理解されよう。他の事例では、特許請求する主題を不明瞭にしないように、当業者には既知であろう方法および装置については詳細に説明していない。
【0061】
[0068] 上記の詳細な説明のいくつかの部分は、特定の装置または専用コンピューティングデバイスまたはプラットフォームのメモリ内に記憶された2値デジタル電子信号の演算のアルゴリズムまたは記号表現に関して提示した。この特定の明細書の文脈では、特定の装置などの用語は、プログラムソフトウェアからの命令に従って特定の関数を実行するようにプログラムされた後の汎用コンピュータを含む。アルゴリズムの説明または記号表現は、信号処理または関連技術において当業者が、彼らの仕事の本質を他の当業者に伝達するために使用する技法の例である。アルゴリズムは、本明細書では、また一般に、所望の結果をもたらす自己無撞着な一連の演算または同様の信号処理であると考えられる。この文脈では、演算または処理は物理量の物理操作に関係する。必ずしもそうとは限らないが、一般に、電子信号は情報を表すので、そのような量は、格納、転送、組合せ、比較、または他の操作が可能な、電気信号または磁気信号の形態をとり得る。主に一般的な用法という理由で、そのような信号をビット、データ、値、要素、記号、文字、項、数、数字、情報などと呼ぶことは時々便利であることがわかっている。ただし、これらおよび同様の用語はすべて、適切な物理量に関連すべきものであり、便利なラベルにすぎないことを理解されたい。別段に明記されていない限り、以下の説明から明らかなように、本明細書全体にわたって、「処理する」、「算出する」、「計算する」、「決定する」、「確立する」、「取得する」、「識別する」、「選択する」などの用語を利用する説明は、専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスなど、特定の装置の動作またはプロセスを指すことを諒解されたい。したがって、本明細書の文脈で、専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスは、専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスのメモリ、レジスタ、または他の情報記憶デバイス、送信デバイス、あるいはディスプレイデバイス内の電子的または磁気的な物理量として一般に表される信号を、操作または変換することが可能である。この特定の特許出願の文脈では、「特定の装置」という用語は、プログラムソフトウェアからの命令に従って特定の関数を実行するようにプログラムされた汎用コンピュータを含み得る。
【0062】
[0069] いくつかの状況では、バイナリ1からバイナリ0への、またはその逆の状態の変動のようなメモリデバイスの演算は、たとえば、物理的変換のような変換を備え得る。特定のタイプのメモリデバイスでは、そのような物理的変換は、異なる状態または物への物品の物理的変換を備え得る。たとえば、限定はしないが、いくつかのタイプのメモリデバイスの場合、状態の変動は、電荷の蓄積および格納または格納された電荷の解放を伴い得る。同様に、他のメモリデバイスでは、状態の変動は、磁気方位の物理的変動もしくは変換または分子構造の物理的変動もしくは変換、たとえば結晶状からアモルファスへの、もしくはその逆の変動もしくは変換を備え得る。さらに他のメモリデバイスでは、物理状態の変動は、たとえば量子ビット(キュビット:qubit)を伴い得る重ね合わせ、絡み合いなどのような量子力学的現象を伴い得る。上記は、メモリデバイスにおけるバイナリ1からバイナリ0への、またはその逆の状態の変動が物理的変換などの変換を備え得るすべての例を網羅的に列挙することを意図していない。むしろ、上記は例示のためのものである。
【0063】
[0070] コンピュータ可読(記憶)媒体は通常、非一時的であることがあり、または非一時的デバイスを備えることがある。この文脈では、非一時的記憶媒体は、有形であるデバイスを含むことができ、これは、デバイスがその物理的状態を変え得るが、具体的な物理的形態を有することを意味する。したがって、たとえば、非一時的とは、このような状態の変動にもかかわらず有形であり続けるデバイスを指す。
【0064】
[0071] 現在例示的な特徴と考えられていることを例示し説明したが、特許請求する主題から逸脱することなく、他の様々な変形を行うことができ、均等物を代用することができることが、当業者には理解されよう。さらに、本明細書に記載の中心概念から逸脱することなく、特許請求する主題の教示に特定の状況を適合させるために多くの変更を行うことができ得る。
【0065】
[0072] したがって、特許請求する主題は、開示された特定の例に限定されず、そのような特許請求する主題は、添付の特許請求の範囲の中に入るすべての態様、およびその均等物をも含むものとする。

Claims (29)

  1. ワイヤレス通信アクセスサービスを提供する通信ネットワークの自己組織化ネットワーク部分の第1のノードにおいて動作するデバイスにより、
    少なくとも信号ベースの位置推定において使用する1つまたは複数の測位信号を移動局に送信するために利用可能な前記通信ネットワークの1つまたは複数の基地局に関連する受信測位情報と、
    前記第1のノードおよび/または前記自己組織化ネットワーク部分の少なくとも1つの他のノードが前記1つまたは複数の測位信号のうちの少なくとも1つを前記移動局に送信するために利用可能であるか否かについての決定と
    に少なくとも部分的に基づいて、被選択測位支援データを確立することと、
    通信リンクを通じて前記移動局に対し、前記被選択測位支援データの少なくとも一部分を表す1つまたは複数の信号を送信することと
    を備える方法。
  2. 前記第1のノードが前記1つまたは複数の測位信号のうちの前記少なくとも1つを送信するために利用可能であるとの前記決定は、
    前記第1のノードと前記1つまたは複数の基地局のうちの少なくとも1つとの間の推定同期誤差、
    前記第1のノードの推定位置に関連する推定位置誤差、および/または
    前記第1のノードに関連する電力クラス
    のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
  3. 前記自己組織化ネットワーク部分の前記少なくとも1つの他のノードが前記1つまたは複数の測位信号のうちの前記少なくとも1つを送信するために利用可能であるとの前記決定は、
    前記少なくとも1つの他のノードと前記1つまたは複数の基地局のうちの少なくとも1つとの間の推定同期誤差、
    前記少なくとも1つの他のノードの推定位置に関連する推定位置誤差、および/または
    前記少なくとも1つの他のノードに関連する電力クラス
    のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
  4. 前記送信することは、前記第1のノードが前記移動局へのサービング通信ノードとして機能している間に、前記移動局から受信した測位支援データを求める要求に応答して実行される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記受信測位情報の少なくとも一部分は、非ワイヤレス通信リンクを通じて受信される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記送信される被選択測位支援データは、前記1つまたは複数の基地局を識別する情報を備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記送信される被選択測位支援データは、追加測位支援データが前記移動局にとって利用可能である、前記1つまたは複数の基地局のうちの特定の1つを識別する情報を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記受信測位情報は、
    前記自己組織化ネットワーク部分のノードを備える前記1つまたは複数の基地局のうちの少なくとも1つに関連し、推定位置、推定位置誤差、および/または電力クラスのうちの少なくとも1つを識別する情報
    を備える、請求項1に記載の方法。
  9. ワイヤレス通信アクセスサービスを提供する通信ネットワークの自己組織化ネットワーク部分の第1のノードにおいて使用する装置であって、
    少なくとも1つのワイヤレス送信機を備える少なくとも1つのネットワークインターフェースと、
    少なくとも1つの処理ユニットと
    を備え、前記少なくとも1つの処理ユニットは、
    前記少なくとも1つのネットワークインターフェースを介して受信され、少なくとも信号ベースの位置推定において使用する1つまたは複数の測位信号を移動局に送信するために利用可能な前記通信ネットワークの1つまたは複数の基地局に関連する測位情報と、前記第1のノードおよび/または前記自己組織化ネットワーク部分の少なくとも1つの他のノードが前記1つまたは複数の測位信号のうちの少なくとも1つを前記移動局に送信するために利用可能であるか否かについての決定とに少なくとも部分的に基づいて、被選択測位支援データを確立し、
    通信リンクを通じて前記少なくとも1つのワイヤレス送信機を介して前記移動局に前記被選択測位支援データの少なくとも一部分を送信することを開始する、装置。
  10. 前記少なくとも1つの処理ユニットは、前記第1のノードが前記1つまたは複数の測位信号のうちの前記少なくとも1つを送信するために利用可能であるか否かを、
    前記第1のノードと前記1つまたは複数の基地局のうちの少なくとも1つとの間の推定同期誤差、
    前記第1のノードの推定位置に関連する推定位置誤差、および/または
    前記第1のノードに関連する電力クラス
    のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて決定する、請求項9に記載の装置。
  11. 前記少なくとも1つの処理ユニットは、前記自己組織化ネットワーク部分の前記少なくとも1つの他のノードが前記1つまたは複数の測位信号のうちの前記少なくとも1つを送信するために利用可能であるか否かを、
    前記少なくとも1つの他のノードと前記1つまたは複数の基地局のうちの少なくとも1つとの間の推定同期誤差、
    前記少なくとも1つの他のノードの推定位置に関連する推定位置誤差、および/または
    前記少なくとも1つの他のノードに関連する電力クラス
    のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて決定する、請求項9に記載の装置。
  12. 前記少なくとも1つの処理ユニットは、前記第1のノードが前記移動局へのサービング通信ノードとして機能している間に、前記移動局から前記少なくとも1つのネットワークインターフェースを介して受信した測位支援データを求める要求に応答して、前記被選択測位支援データの前記少なくとも一部分を送信することを開始する、請求項9に記載の装置。
  13. 前記少なくとも1つのネットワークインターフェースは、非ワイヤレス通信インターフェースをさらに備え、前記受信測位情報の少なくとも一部分は、非ワイヤレス通信リンクを通じて前記非ワイヤレス通信インターフェースを介して受信される、請求項9に記載の装置。
  14. 前記送信される被選択測位支援データは、前記1つまたは複数の基地局を識別する情報を備える、請求項9に記載の装置。
  15. 前記送信される被選択測位支援データは、追加測位支援データが前記移動局にとって利用可能である、前記1つまたは複数の基地局のうちの特定の1つを識別する情報を備える、請求項9に記載の装置。
  16. 前記受信測位情報は、
    前記自己組織化ネットワーク部分のノードを備える前記1つまたは複数の基地局のうちの少なくとも1つに関連し、推定位置、推定位置誤差、および/または電力クラスのうちの少なくとも1つを識別する情報
    を備える、請求項9に記載の装置。
  17. ワイヤレス通信アクセスサービスを提供する通信ネットワークの自己組織化ネットワーク部分の第1のノードにおいて動作するデバイスにおいて使用する装置であって、
    少なくとも信号ベースの位置推定において使用する1つまたは複数の測位信号を移動局に送信するために利用可能な前記通信ネットワークの1つまたは複数の基地局に関連する受信測位情報と、
    前記第1のノードおよび/または前記自己組織化ネットワーク部分の少なくとも1つの他のノードが前記1つまたは複数の測位信号のうちの少なくとも1つを前記移動局に送信するために利用可能であるか否かについての決定と
    に少なくとも部分的に基づいて、被選択測位支援データを確立するための手段と、
    通信リンクを通じて前記移動局に対し、前記被選択測位支援データの少なくとも一部分を送信するための手段と
    を備える装置。
  18. 前記第1のノードが前記1つまたは複数の測位信号のうちの前記少なくとも1つを送信するために利用可能であることを、
    前記第1のノードと前記1つまたは複数の基地局のうちの少なくとも1つとの間の推定同期誤差、
    前記第1のノードの推定位置に関連する推定位置誤差、および/または
    前記第1のノードに関連する電力クラス
    のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて決定するための手段
    をさらに備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記自己組織化ネットワーク部分の前記少なくとも1つの他のノードが前記1つまたは複数の測位信号のうちの前記少なくとも1つを送信するために利用可能であることを、
    前記少なくとも1つの他のノードと前記1つまたは複数の基地局のうちの少なくとも1つとの間の推定同期誤差、
    前記少なくとも1つの他のノードの推定位置に関連する推定位置誤差、および/または
    前記少なくとも1つの他のノードに関連する電力クラス
    のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて決定するための手段
    をさらに備える、請求項17に記載の装置。
  20. 前記移動局へのサービング通信ノードとして前記第1のノードを動作させるための手段と、
    前記移動局から測位支援データを求める要求を受信するための手段と
    をさらに備える、請求項17に記載の装置。
  21. 非ワイヤレス通信リンクを通じて前記受信測位情報の少なくとも一部分を受信するための手段
    をさらに備える、請求項17に記載の装置。
  22. ワイヤレス通信アクセスサービスを提供する通信ネットワークの自己組織化ネットワーク部分の第1のノードにおいて動作するデバイスとともに使用する物品であって、
    コンピュータ実行可能命令を記憶したコンピュータ可読媒体を備え、前記コンピュータ実行可能命令は、前記デバイスの1つまたは複数の処理ユニットによって、
    少なくとも信号ベースの位置推定において使用する1つまたは複数の測位信号を移動局に送信するために利用可能な前記通信ネットワークの1つまたは複数の基地局に関連する受信測位情報と、
    前記第1のノードおよび/または前記自己組織化ネットワーク部分の少なくとも1つの他のノードが前記1つまたは複数の測位信号のうちの少なくとも1つを前記移動局に送信するために利用可能であるか否かについての決定と
    に少なくとも部分的に基づいて、被選択測位支援データを確立し、
    通信リンクを通じて前記移動局に対し、前記被選択測位支援データの少なくとも一部分を送信することを開始する
    ように実行可能である、物品。
  23. 前記コンピュータ実施可能命令は、前記1つまたは複数の処理ユニットによって、
    前記第1のノードが前記1つまたは複数の測位信号のうちの前記少なくとも1つを送信するために利用可能であるか否かを、
    前記第1のノードと前記1つまたは複数の基地局のうちの少なくとも1つとの間の推定同期誤差、
    前記第1のノードの推定位置に関連する推定位置誤差、および/あるいは
    前記第1のノードに関連する電力クラス
    のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて決定する
    ようにさらに実行可能である、請求項22に記載の物品。
  24. 前記コンピュータ実施可能命令は、前記1つまたは複数の処理ユニットによって、
    前記自己組織化ネットワーク部分の前記少なくとも1つの他のノードが前記1つまたは複数の測位信号のうちの前記少なくとも1つを送信するために利用可能であるか否かを、
    前記少なくとも1つの他のノードと前記1つまたは複数の基地局のうちの少なくとも1つとの間の推定同期誤差、
    前記少なくとも1つの他のノードの推定位置に関連する推定位置誤差、および/あるいは
    前記少なくとも1つの他のノードに関連する電力クラス
    のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて決定する
    ようにさらに実行可能である、請求項22に記載の物品。
  25. 前記コンピュータ実施可能命令は、前記1つまたは複数の処理ユニットによって、
    前記第1のノードが前記移動局へのサービング通信ノードとして機能している間に、前記移動局から受信した測位支援データを求める要求に応答して、前記被選択測位支援データの少なくとも一部分を送信することを開始する
    ようにさらに実行可能である、請求項22に記載の物品。
  26. 前記受信測位情報の少なくとも一部分は、非ワイヤレス通信リンクを通じて受信される、請求項22に記載の物品。
  27. 前記送信される被選択測位支援データは、前記1つまたは複数の基地局を識別する情報を備える、請求項22に記載の物品。
  28. 前記送信される被選択測位支援データは、追加測位支援データが前記移動局にとって利用可能である、前記1つまたは複数の基地局のうちの特定の1つを識別する情報を備える、請求項22に記載の物品。
  29. 前記受信測位情報は、
    前記自己組織化ネットワーク部分のノードを備える前記1つまたは複数の基地局のうちの少なくとも1つに関連しており、かつ、推定位置、推定位置誤差、および/または電力クラスのうちの少なくとも1つを識別する情報
    を備える、請求項22に記載の物品。
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