JP2014508484A - Ldpパケットの迅速な再ルーティングのための方法および装置 - Google Patents

Ldpパケットの迅速な再ルーティングのための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本明細書では、Uターン高速再ルーティング能力が図示および記述される。宛先ノードに向けられたパケットが、第1のノードから第2のノードに向けて伝搬される。第1のノードは、パケットを第1のノードから宛先ノードに向けてルーティングするための第1のルーティングパスの選択に基づいて、パケットを第2のノードに向けて伝搬する。第2のノードは、パケットを受信すると、第1のルーティングパスを介してパケットを宛先ノードに送達することはできないと判定する。第2のノードは、Uターンラベルをパケットに挿入し、パケットを第1のノードに返す。Uターンラベルは、第1のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて伝搬するのを妨げる条件のためにパケットが第2のノードによって第1のノードに返されつつあることを、第1のノードに示す。第1のノードは、Uターンラベルを含むパケットを受信すると、次いで、パケットを宛先ノードに向けてルーティングするための第2のルーティングパスを選択し、第2のルーティングパスに基づいてパケットを宛先ノードに向けて伝搬する。Uターン高速再ルーティング能力は、パケットのドロップを防止し転送ループの形成を防止するようにして、パケットの高速再ルーティングを可能にする。

Description

本発明は一般に、通信ネットワークに関し、限定ではないがより詳細には、通信ネットワークにおけるパケットの再ルーティングに関する。
RFC(Request for Comment)5286に記載のようなインターネットプロトコル(IP)ファストリルート(Fast Reroute)は、代替パスをサポートするのに十分な冗長性がネットワーク中にあるときに、機能停止中の損失を被ることなくネットワーク内でトラフィックを転送する技法である。より具体的には、RFC5286は、障害条件(例えば、リンク、ノード、または共有リスクリンクグループ(SRLG、shared risk link group)の障害)が発生した場合に、純粋なIPネットワーク中で、およびラベル配布プロトコル(LDP、Label Distribution Protocol)を使用するマルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS、Multiprotocol Label Switching)ネットワーク中で、ループフリー代替(loop−free alternate)を使用してトラフィックのための局所的保護を提供する技法について述べている。
IPファストリルートを利用する多くのIPネットワーク中では、例えば、IPネットワークは、障害が発生したコンポーネントがIPネットワーク中に存在するのではないと仮定して、最短パスアルゴリズムを再実行することによって障害から回復することができる。これは一般に、IPネットワークがそれを介してトラフィックの転送を再開できる代替ルートに至る。しかし、不利なことに、LDPのコンテキスト内で代替ルートを介してパケットを再ルーティングするのは一般に、音声および他のアプリケーションに対する顧客サービス品質(QoS)期待に添うには遅すぎ(例えば、関連する回復/リルート時間は数秒を超える)、さらに、ドロップされたリンクに関連するノードに転送されたパケットは、ネットワークの一部を使用不可能にする恐れのあるループ条件を生み出すような形でルーティングされることがある。
Uターン高速再ルーティング能力の実施形態により、従来技術における様々な欠陥に対処する。
一実施形態では、方法は、パケットを第1のノードにおいて受信することを含み、パケットは、第2のノードから受信され、宛先ノードに向けられたものであり、パケットは、パケットを宛先ノードに向けてルーティングするために第1のノードによって選択された第1のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて伝搬するのを妨げる条件のためにパケットが第2のノードによって第1のノードに返されつつあることを第1のノードに示すように構成されたUターンラベルを含む。方法はまた、第1のノードにおいて、パケット内にUターンラベルが含まれることに基づいて、パケットを宛先ノードに向けてルーティングするための第2のルーティングパスを選択することを含む。
一実施形態では、装置はプロセッサを備え、プロセッサは、パケットを第1のノードにおいて受信するように構成され、パケットは、第2のノードから受信され、宛先ノードに向けられたものであり、パケットは、パケットを宛先ノードに向けてルーティングするために第1のノードによって選択された第1のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて伝搬するのを妨げる条件のためにパケットが第2のノードによって第1のノードに返されつつあることを第1のノードに示すように構成されたUターンラベルを含む。プロセッサはまた、第1のノードにおいて、パケット内にUターンラベルが含まれることに基づいて、パケットを宛先ノードに向けてルーティングするための第2のルーティングパスを選択するように構成される。
一実施形態では、方法は、宛先ノードに向けられたパケットを第1において受信することを含み、パケットは、第2のノードによる、パケットのための第1のルーティングパスの選択に基づいて、第2のノードから受信される。方法はまた、第1のノードにおいてUターンラベルをパケットに挿入して、それにより修正パケットを形成することを含み、Uターンラベルは、第2のノードによって選択された第1のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて伝搬するのを妨げる条件のためにパケットが第1のノードによって第2のノードに返されつつあることを第2のノードに知らせるように構成される。方法はまた、パケットを宛先ノードに向けてルーティングするために第2のルーティングパスが第2のノードによって選択されるべきであることを第2のノードに示すために、修正パケットを第1のノードから第2のノードに向けて送信することを含む。
一実施形態では、装置はプロセッサを備え、プロセッサは、宛先ノードに向けられたパケットを第1において受信するように構成され、パケットは、第2のノードによる、パケットのための第1のルーティングパスの選択に基づいて、第2のノードから受信される。プロセッサはまた、第1のノードにおいてUターンラベルをパケットに挿入して、それにより修正パケットを形成するように構成され、Uターンラベルは、第2のノードによって選択された第1のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて伝搬するのを妨げる条件のためにパケットが第1のノードによって第2のノードに返されつつあることを第2のノードに知らせるように構成される。プロセッサはまた、パケットを宛先ノードに向けてルーティングするために第2のルーティングパスが第2のノードによって選択されるべきであることを第2のノードに示すために、修正パケットを第1のノードから第2のノードに向けて送信するように構成される。
本明細書の教示は、添付の図面と共に後続の詳細な記述を考察することによって、すぐに理解することができる。
Uターンラベルを使用してLDPパケットの迅速な再ルーティングを容易にすることを示す例示的な通信ネットワークを示す図である。 LDPラベルを有する元のパケットと、LDPラベルおよびUターンラベルを有する元のパケットとを例示する一実施形態を示す図である。 Uターンラベルを使用したLDPパケットの迅速な再ルーティングをサポートするように図1の例示的な通信システムのノードを構成する方法の一実施形態を示す図である。 Uターンラベルを使用したLDPパケットの迅速な再ルーティングの方法の一実施形態を示す図である。 パケットが故意にノードに返されつつあることをパケット送信元ノードに知らせるためにターゲットノードがUターンラベルをパケットに追加できるようにする方法の一実施形態を示す図である。 ノードにおいて受信されたパケットを処理する方法の一実施形態を示す図である。 ノードにおいて受信されたパケットを処理する方法の一実施形態を示す図である。 本明細書に記述される機能を実施する際に使用するのに適したコンピュータの、高レベルのブロック図である。
理解を容易にするために、可能な場合には、各図に共通の同一要素を示すのに同一の参照番号が使用されている。
本明細書では、Uターン高速再ルーティング能力が図示および記述される。Uターン高速再ルーティング能力は、パケットのドロップを防止し転送ループの形成を防止するようにして、パケットの高速再ルーティングを可能にする。
本明細書では主に、ラベル配布プロトコル(LDP)を実行するインターネットプロトコル(IP)/マルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)ネットワークのコンテキスト内で、Uターン高速再ルーティング能力が図示および記述されるが、他の適切なプロトコルを使用する他の適切なタイプの通信ネットワーク中でUターン高速再ルーティング能力が利用されてもよいことは理解されるであろう。
Uターン高速再ルーティング能力の様々な実施形態は、ソースノード(S)が宛先ノード(D)にトラフィックを送信しており、ネットワークがSからDへの2つの異なるパスを含むような、ネットワークの例を最初に考察することによって、よりよく理解することができる。この例では、2つのパスのうちの第1のパスが、第1の中間ノード(A)を横断してパスS−A−Dを形成し、2つのパスのうちの第2のパスが、第2の中間ノード(B)を横断してパスS−B−Dを形成するものとする。この例ではさらに、ノード間の全てのリンクのリンク重みは同じであるものとする。
この例では、トラフィックは、S−Aリンクに障害が発生するまでは第1の(通常)パスS−A−D上を流れており、S−Aリンクに障害が発生した時点で、ネットワークのルーティングプロトコルは、S−Aリンクを無視して最短パスアルゴリズムを実行し、したがって第2の(代替)パスS−B−Dを識別するものとする。この回復時間は、通常は約数秒であり、この間に、Dに宛てられたパケットは、Dへの代替パスがないせいで、Sにおいてドロップされる。トラフィックが向けられた対象である、Dにおけるアプリケーションが、損失から回復できる場合、アプリケーションは、回復期間中におそらくは些細な不調を伴うだけで、継続することができる。このことは、Dにおけるアプリケーションが紛失パケットを無視できる(例えば音声もしくはビデオアプリケーションがそうすることがあるように)か、または、Sにおけるアプリケーションが紛失パケットをDに再送できる(例えばFTP転送がそうすることがあるように)ことを意味し得る。しかし、この手法では、多くのアプリケーションにとっては回復時間が重大である可能性がある(例えば、音声アプリケーションは通常、妥当な対話性のためには250ミリ秒未満の往復応答時間を予期し、したがって、前述の例におけるような機能停止回復シナリオの間に3秒から5秒の不足音声パケットがあるのは許容できない)。
前述の例の問題に対する一解決法は、パケットが紛失しないようにBがDにパケットを転送するであろうと予期して、SがBにパケットを送信することである。例えば、Sが、BからDへのパスを計算し、このパスがDへのパケット転送に安全なパスであると判定した場合は、Sは、Bが、Sから受信したパケットを転送するための最良のパスとしてパスB−Dを識別することによってDにパケットを転送するであろうと予期して、Bにパケットを送信することができる。上の例では、ノード間の全てのリンクのリンク重みが同じであると仮定すると、Bは、Sから受信したパケットを転送するための最良のパスとしてパスB−Dを識別することになり、したがってDにパケットを転送することになる。しかし、Bが、Sから受信したパケットを転送するための最良のパスとしてパスB−Dを識別せず、したがってパケットをパスB−Dに沿ってDに向けて転送するのではなくパスB−S−A−Dに沿ってSに転送することになるような、いくつかの状況が生じる場合がある。これらの状況は、前述の例に対する2つの修正形を考察することによって、よりよく理解することができる。
上の元の例では、ノードBとDの間にリンクがある。ここで、ノードBとDの間にリンクがない、上の例の修正バージョンを考えてみる。この場合、BからDへの最良の(かつ唯一の)パスは、パスB−S−A−Dを経由するものである。この結果、この修正例では、Bは、リンクS−Aに障害が発生したことを知るまで、Sから受信したパケットをSに転送し返し続けることになる。しかし、この結果、SとBの間の転送ループがきつくなり、これによりネットワークの一部が使用不可能になる(例えば、パケットの生存時間(TTL)フィールドが0に達してパケットがドロップされるまで)。したがって、Sは、パスが安全である(すなわちBからDへのパスがSに戻らない)場合にのみ、Bにパケットを転送すべきである。この例では、BからDへのパスがないので、Sがすべき最善のことは、Dに向けられたパケットをドロップすることである(これは、障害が検出されて最短パスアルゴリズムが実行された後に行われることになる)。
上の元の例では、ノード間の全てのリンクの重みは同じである。ここで、リンクB−Dの重みが、リンクB−S、S−A、A−Dの重みを結合した重みよりも大きい、上の例の修正バージョンを考えてみる。この場合、BからDへのパスは2つあるが、重みが異なるため、Bは、パスB−S−A−DをパスB−Dよりもよいパスと見なすことになる。この結果、この修正例では、Bは、リンクS−Aに障害が発生したと知りルーティングプロトコルが収束するまで、パスB−S−A−Dを最良パスとして識別し続けることになり、したがって、ループ条件が結果的に生み出されるようにしてパケットを転送し続けることになる。これにより、やはりネットワークのこの部分が使用不可能になる。
このようなループが形成されるのを防止することのできる、Uターン再ルーティング能力の様々な実施形態は、最初に図1を考察することによってよりよく理解することができる。
図1に、Uターンラベルを使用してLDPパケットの迅速な再ルーティングを容易にすることを示す例示的な通信ネットワークを示す。
一般に、通信ネットワーク100は、任意の適切なネットワークとして実現されてよく、したがって、任意の適切なプロトコルを実行する任意の適切なタイプ(複数可)のノードを含むことができる。一実施形態では、例えば、通信ネットワーク100は、LDPを実行するラベルスイッチングルータ(LSR)を含むIP/MPLSネットワークとして実現される。通信ネットワーク100がいずれか他の適切な方式で実現されてもよいことは理解されるであろう。
図1に示されるように、通信ネットワーク100は、ソースノード110(本明細書ではノードSとも呼ばれる)および宛先ノード110(本明細書ではノードDとも呼ばれる)を含み、これらはそれぞれ、2つの中間ノード110および110(本明細書ではそれぞれノードAおよびBとも呼ばれる)に接続される。ノードSは、1対のリンク120SAおよび120SB(本明細書ではそれぞれリンクS−AおよびS−Bとも呼ばれる)を介して、ノードAおよびBに接続される。ノードDは、1対のリンク120DAおよび120DB(本明細書ではそれぞれリンクD−AおよびD−Bとも呼ばれる)を介して、ノードAおよびBに接続される。リンク120SA、120SB、120DAおよび120DBのリンク重みは、それぞれ1、1、1、および4である。
図1にさらに示されるように、各ノード110は、本明細書に図示および記述されるUターン高速再ルーティング能力の様々な機能をサポートするように構成される。例えば、各ノード110は、プロセッサ111およびメモリ112を備え、メモリ112は、ルーティングテーブル113およびUターンプログラム114を含む。
ノード110のルーティングテーブル113は、第1の規則(通常ルーティングパスに関連する)を使用してIPパケットをルーティングし、第2の規則(通常ルーティングパスに関連する)を使用してUターンラベルを含まないLDPパケットをルーティングし、第3の規則(代替ルーティングパスに関連する)を使用してUターンラベルを含むLDPパケットをルーティングするなど、異なるタイプの規則を使用して異なるタイプのパケットをルーティングすることをサポートするように構成される。
一実施形態では、例えば、所与の宛先ノードに対して、ルーティングテーブル113は以下のように3つの規則を含む。
(1)IPパケットが受信されたとき:転送等価クラス(FEC、Forwarding Equivalence Class)を使用してパケットのネクストホップラベルを見つけ、ネクストホップラベルを挿入し、パケットを通常ルーティングパスに沿ってノード110から宛先ノードに向けて転送する。
(2)現在のネクストホップLDPラベルを有するLDPラベルパケット(すなわち、Uターンラベルが関連付けられていない、通常どおりにラベル付けされたLDPパケット)が受信されたとき:LDPラベル付きパケットのネクストホップLDPラベルを見つけ、現在のネクストホップLDPラベルを決定されたネクストホップLDPラベルで置き換え、パケットを通常ルーティングパスに沿ってノード110から宛先ノードに向けて転送する。
(3)現在のネクストホップLDPラベルおよびUターンラベルを有するLDPラベルパケットが受信されたとき:LDPラベル付きパケットのネクストホップLDPラベルを見つけ、現在のネクストホップLDPラベルを決定されたネクストホップLDPラベルで置き換え、パケットを代替ルーティングパスに沿ってノード110から宛先ノードに向けて転送する(任意選択で、ノード110のローカルUターンラベルを決定し、Uターンラベルをノード110のローカルUターンラベルで置き換えることも含んでよい)。
Uターンプログラム114は、Uターン高速再ルーティング能力の様々な機能をサポートするように構成される。例えば、ノード110のUターンプログラム114は、ノード110が、LDPパケットの迅速な再ルーティングを容易にするためのUターンラベルの使用をサポートするようにノード110自体を構成する際に使用されるUターンラベルをピアノード110と交換できるようにすること、Uターンラベルを含むパケットが受信されたときにノード110によって使用される代替ルーティングパスを含めるようにノード110のルーティングテーブル113を構成すること、いくつかの条件下で代替ルーティングパスを使用するようピアノード110に知らせるためにUターンラベルをパケットに挿入することなど、ならびにこれらの様々な組合せを行うように構成されてよい。
本明細書に記述されるように、本明細書でUターンラベルとして示される特別なラベルの使用を通して、パケットルーティングループ条件を回避することができる。Uターンラベルを使用してパケットルーティングループ条件を回避することは、図1の通信ネットワーク100内におけるUターンラベルの例示的な使用を考察することによって、よりよく理解することができる。この例では、ノードSは、リンクS−Aに障害が発生するまではノードAを介してノードDにパケットを送信しており、リンクS−Aに障害が発生した時点で、ノードSはノードBを介してノードDにパケットを送信しようとし始めるものとする。ノードBは、ノードDに向けられたパケットをノードSから受信すると、そのルーティングテーブルを使用してノードDへの最良パスを決定し、決定したパスに従ってパケットを転送する。この例では、ノードBはリンクS−Aが利用不可能であることを意識していないので、また、リンク120のリンク重みを仮定すると、ノードBのルーティングテーブルは、パスB−S−A−DがノードDへの通常ルーティングパスでありパスB−DがノードDへの代替ルーティングパスであるように、構成される。この結果、パケットがUターンラベルを含まないので、ノードBは、ノードSから受信したパケットをノードSに向けて転送し返す。ノードSは、ノードBからパケットを受信すると、パケットがノードAを介してノードDに転送できないことに気付き、したがってパケットをノードBに返送する。しかし、ノードSは、それ自体とノードBとの間のパケットルーティングループを回避するために、パケットをノードBに返送する前にUターンラベルをパケットに挿入する。Uターンラベルは、パケットがノードSによって故意にノードBに返されつつあること(すなわち、通常ルーティングに基づいてノードBによってそのルーティングテーブルから選択された通常ルーティングパスには、条件が関連するので)、および、パケットをノードDにルーティングする際に使用される代替ルーティングパスをノードBが選択すべきであることを、ノードBに知らせるように構成される。前述のように、ノードBが最初にパケットを受信したとき、ノードBは、通常ルーティングパスB−S−A−Dを、ノードDへの最良パスであるとして選択した(パケット中にUターンラベルがないため)。しかし、Uターンラベルを含むパケットを受信すると、次いでノードBは、通常ルーティングパスB−S−A−Dを選択するのではなく代替ルーティングパスB−Dを選択する(すなわち、ノードSではなくノードDにパケットを転送する)ことを知る。このようにして、Uターンラベルにより、ノードBは、パケットのネクストホップノード(例えば、通常ルーティングが適用されるときはノードS)を選択するときにその通常ルーティングを迂回し、その代わり、パケットのネクストホップノード(例えば、Uターン機構が適用されるときはノードD)を選択するときにそのUターン機構を利用することができる。次いでノードBは、パケットをノードSではなくノードDに転送し、それにより、Uターン高速再ルーティング能力がなければノードBとSの間で通常なら生じたであろうパケットルーティングループを回避する。本明細書に記述されるように、ノードBは、ノードSから返されたパケットを受信すると、そのルーティングテーブルを使用して通常ルーティングパスの代わりに代替ルーティングパスを選択することができ、そのルーティングテーブルは、受信パケットがUターンラベルを含むか否かに応じて、受信パケット転送のために異なるパケットルーティング規則を適用するように構成される。ノードBは、パケットをノードDに転送するとき、それ自体のUターンラベルをパケットに挿入することができる(これはこの例では必須ではないが、ノードBとノードDとの間に1つまたは複数の中間ノードがある場合に、Uターン手法が適用されていることを中間ノード(複数可)に知らせることができるように、使用することができる)。
上の例に関して述べたように、各ノード110は、いくつかの条件下でUターンラベルをパケットに挿入するように、かつ、受信パケットがUターンラベルを含むか否かに基づいてこれらの受信パケットを処理するように構成される。したがって、各ノード110は、Uターンラベルの使用をサポートするように構成され、このサポートは、以下を含み得る。すなわち、各ノード110をそれ自体のUターンラベル(複数可)で構成すること、各ノード110を、そのピアノード(複数可)110によって使用されているUターンラベル(複数可)に関する情報を有するように構成すること、Uターンラベルを含まないパケットについては通常ルーティングパスを選択し、Uターンラベルを含むパケットについては代替ルーティングパスを選択することができるようにして、各ノード110のルーティングテーブル113を構成することなど、ならびにこれらの様々な組合せを含み得る。
一実施形態では、各ノード110には、1つまたは複数のUターンラベルが割り当てられてよい。ノード110に1つまたは複数のUターンラベルが割り当てられるかどうかの判定は、ノード110間で交換されているパケットの構造、および、例示的な通信ネットワーク100内での転送等価クラス(FEC、Forwarding Equivalence Class)の扱いに基づくことができる。
一般に、FECは、パケットに対する転送決定が常に同じであるような1組のパケットを識別する。例えば、ルート10.10.1/24がノードDによって広告された場合は、ノードBは、このルートに宛てられた全てのパケット(すなわち、10.10.11から10.10.1.24までの宛先IPアドレスを有する全てのパケット)がノードSに送信されるべきであることを知る(例示的な通信ネットワーク100の全てのリンクが動作していると仮定して)。
LDPでは、Uターン高速再ルーティング能力が使用されない場合、このFECを示すためにLDPラベルが割り当てられることになる。例えば、パケット交換前に、ノードSは、FEC10.10.1/24についてのラベル(例えばラベル100またはいずれか他の適切な値)をノードBに送信済みであることになり、このラベルは、101.10.1/24中のIPアドレスのいずれかに宛てられたパケットをノードBが有する場合にノードBがこのLDPラベル(すなわち100)をパケット上に配置すべきであることを、ノードBに示す。同様に、例えば、パケット交換前に、ノードBは、FEC10.10.1/24についてのラベル(例えばラベル200またはいずれか他の適切な値)をノードSに送信済みであることになり、このラベルは、10.10.1/24中のIPアドレスのいずれかに宛てられたパケットをノードSが有する場合にノードSがこのLDPラベル(すなわち200)をパケット上に配置すべきであることを、ノードSに示す。これにより、ノードSおよびBは、どのようにパケットが転送されるかを素早く決定することができる。
Uターンラベルを有するパケットが、FECを識別するのに使用される元のLDPラベルとUターンラベルとの両方を含むような一実施形態では、LDPラベルがあることにより、単一のUターンラベルを全てのFECにわたって使用することができ、したがって、各ノード110は、そのピアノード110と交換するために単一のUターンラベルを割り振るだけで済む。このような一実施形態による例示的なパケットが、図2に関して図示および記述される。
例として、ノードBは、ノードDのFECについての通常のLDPラベルと、ノードBがパケットをルーティングする先である任意のFECと共に使用されるUターンラベルとを、ノードSに提供することができる。この例では、ノードAに障害が発生したとき、ノードSは、ノードDのFECについての通常のLDPラベルと、ノードBのUターンラベルとを含む2ラベルスタックを使用して、ノードBにパケットを送信することになる。この結果、次いでノードBは、通常のパケット転送をオーバライドすることになり(パケットが、ノードDのFECについての通常のLDPに加えて、ノードBのUターンラベルも含むので)、したがって、パケットをノードSに返すのではなくノードDに転送することになる。この手法の利点の1つは、サポートされるFECの数にかかわらず単一のラベルUターンラベルを使用するだけで済むことである。しかし、この利点は、Uターン高速再ルーティング能力をサポートするためにパケットルーティング時に2ラベルスタックを使用しなければならないことを代償とする。
Uターンラベルを有するパケットが、Uターンラベルしか含まず、FECを識別するのに使用される元のLDPラベルを含まないような一実施形態では、LDPラベルがパケット内にないことにより、複数のFECに対して複数のUターンラベルを使用することが必要とされる場合があり、したがって、各ノード110は、そのピアノード110と交換するために複数のUターンラベル(例えば各FECにつき1つ)を割り振る必要がある場合がある。
例として、ノードBは、ノードDのFECについての通常のLDPラベルと、ノードDのFECについてのUターンラベルとをノードSに提供することができ、したがって、ノードAに障害が発生したとき、ノードSは、2つのラベル(すなわちノードDのFECについての通常のLDPラベルと、ノードDのFECについてのUターンラベル)を使用するのではなく、単一のラベル(すなわちノードDのFECのUターンラベル)を使用して、ノードBにパケットを送信することを選択することができる。この結果、次いでノードBは、通常のパケット転送をオーバライドすることになり(パケットが、ノードDのFECについての通常のLDPラベルではなく、ノードDのFECのUターンラベルを含むので)、したがって、パケットをノードSに返すのではなくノードDに転送することになる。この手法の利点の1つは、通常ルーティングとUターンルーティングとを区別するのに、パケット中で単一のラベル(2つのラベルのスタックではなく)しか必要とされないことである。しかし、この利点は、Uターン高速再ルーティング能力がない場合に通常なら必要とされることになるよりも多数のラベルを使用および管理しなければならないことを代償とする(例えば、あらゆるFECに、通常のラベルとUターンラベルとが割り当てられる必要があるので)。
上に示されるように、各ノード110は、Uターンベースのパケット再ルーティングを示すときに使用することになるUターンラベル(複数可)をピアノード(複数可)に知らせるために、そのUターンラベル(複数可)をそのピアノード(複数可)110と交換する。ノード110は、任意の適切な方式でUターンラベルを交換することができる。一実施形態では、例えば、ノード110は、LDPセッション確立処理の一部として、Uターンラベルを交換することができる。例えば、2つのピアノード110間でLDPセッションが確立されつつあるとき、ピアノード110は、それらのUターンラベルを交換する(例えば、ノード110のうちの一方がそのUターンラベル(複数可)をノード110のうちの他方に送信し、またその逆も行う)。一実施形態では、例えば、ノード110は、別個のUターンラベル交換処理の一部として、Uターンラベルを交換することができる。ノード110は、いずれか他の適切な方式でUターンラベル110を交換することもできる。
本明細書に記述されるように、ノード110によって交換されたUターンラベルは、後でパケットルーティングの間にノード110によって使用されるが、この場合、ノード110は、パケットがUターンラベルを含むか否かに基づいて、異なるようにパケットをルーティングする(例えば、パケットがUターンラベルを含まないときは通常ルーティングパスを使用し、パケットがUターンラベルを含むときは代替ルーティングパスを使用する)ように構成される。したがって、Uターンラベルをノード110に関連付けてノード110がそれらのUターンラベルをそれらのピアノード110と交換できるようにすることによってノード110を構成することに加えて、ノード110はまた、Uターンラベルを有するパケットがノード110において受信されたときに代替ルーティングパスの選択をサポートするようにも構成される。
一実施形態では、Uターンラベルをこのようにして後で使用できるようにするために、ターゲットノード110がUターンラベル交換中にピアノード110からUターンラベルを受信すると、ターゲットノード110は、Uターンラベルを有するパケットが受信されたときに使用されることになる1つまたは複数の代替ルーティングパスを計算し、代替ルーティングパス(複数可)を含むようにそのルーティングテーブル113を更新する。
ターゲットノード110によって計算された代替ルーティングパス(複数可)は、ターゲットノード110がUターンラベルを交換した相手であるピアノード110から受信したパケットのためにターゲットノード110によって必要とされる場合のある、任意の代替ルーティングパス(複数可)を含んでよい。
ターゲットノードのルーティングテーブル113は、任意の適切な方式で更新することができる(例えば、ある宛先ノードに関連する単一のエントリに複数の規則を関連付けること、ある宛先ノードに対して複数のエントリを提供すること(各エントリは、受信パケットに関連する異なる条件下でアクセスされる)など、ならびにこれらの様々な組合せ)。ルーティングテーブルは各宛先ノードにつき2つの規則/エントリをすでに含む場合があるので、ある宛先ノードに向けられたパケットがUターンラベルを含むときにこの宛先ノードに対して使用されることになる代替パスを計算する結果として、各宛先ノード当たりの規則/エントリは3つになる。前述のように、この3つの規則/エントリは、以下のように定義することができる。
(1)IPパケットが受信されたとき:FECを使用してパケットのネクストホップラベルを見つけ、ネクストホップラベルを挿入し、パケットを通常ルーティングパスに沿ってノード110から宛先ノードに向けて転送する。
(2)現在のネクストホップLDPラベルを有するLDPラベルパケット(すなわち、Uターンラベルが関連付けられていない、通常どおりにラベル付けされたLDPパケット)が受信されたとき:LDPラベル付きパケットのネクストホップLDPラベルを見つけ、現在のネクストホップLDPラベルを決定されたネクストホップLDPラベルで置き換え、パケットを通常ルーティングパスに沿ってノード110から宛先ノードに向けて転送する。
(3)現在のネクストホップLDPラベルおよびUターンラベルを有するLDPラベルパケットが受信されたとき:LDPラベル付きパケットのネクストホップLDPラベルを見つけ、現在のネクストホップLDPラベルを決定されたネクストホップLDPラベルで置き換え、パケットを代替ルーティングパスに沿ってノード110から宛先ノードに向けて転送する(任意選択で、ノード110のローカルUターンラベルを決定し、Uターンラベルをノード110のローカルUターンラベルで置き換えることも含んでよい)。
例えば、前述の図1の例では、ノードBおよびSがそれらのLDPセッションの確立中にUターンラベルを交換したとき、ノードBは、ノードSのUターンラベルを有するパケットをノードBがノードSから受信する状況に対して、ノードDへの代替ルーティングパスを計算した。この例では、ノードBにおいて、ノードDへの通常ルーティングパスは、ルーティングパスB−S−A−Dであり、ノードSから受信されたUターンラベルに対してノードBによって計算された代替ルーティングパスは、ルーティングパスB−Dである。この結果、宛先ノードDについての、ノードBのルーティングテーブルは、以下の3つの規則/エントリを含むことになる。
(1)IPパケットが受信されたとき:FECを使用してパケットのネクストホップラベルを見つけ、ネクストホップラベルを挿入し、パケットをノードBからノードSに向けて転送する。
(2)現在のネクストホップLDPラベルを有するLDPラベルパケット(すなわち、Uターンラベルが関連付けられていない、通常どおりにラベル付けされたLDPパケット)が受信されたとき:LDPラベル付きパケットのネクストホップLDPラベルを見つけ、現在のネクストホップLDPラベルを決定されたネクストホップLDPラベルで置き換え、パケットをノードBからノードSに向けて転送する。
(3)現在のネクストホップLDPラベルおよびUターンラベルを有するLDPラベルパケットが受信されたとき:LDPラベル付きパケットのネクストホップLDPラベルを見つけ、現在のネクストホップLDPラベルを決定されたネクストホップLDPラベルで置き換え、パケットをノードBからノードDに向けて転送する。
本明細書に記述されるように、Uターンラベルは、第1のノードによって第2のノードに返されつつあるパケット(このパケットは、第2のノードが、第2のノードにおいて選択された通常ルーティングパスを使用して第1のノードに送信した)が、通常ルーティングパスを使用したパケットのルーティングを妨げる条件のために故意に第2のノードに返されつつあることを第1のノードが第2のノードに知らせ、それにより、パケットのルーティングで使用される代替ルーティングパスを選択するよう第2のノードに指示することができるように、構成される。したがって、ノード110によって使用されるUターンラベルは、任意の適切な方式で(例えば任意の適切なフォーマット、値などを使用して)構成することができる。Uターンラベルは、IPパケットのIPヘッダ内では伝搬できないであろう情報の通信を可能にする(例えば、Uターンラベルによって通信される情報を通信するのに使用できるビットがIPパケットのIPヘッダ中にない場合に)ことは、理解されるであろう。一実施形態では、Uターンラベルは、図2に示すように実現することができる。
図2に、LDPラベルを有する元のパケットと、LDPラベルおよびUターンラベルを有する元のパケットとを例示する一実施形態を示す。LDPラベルを有する元のパケット210は、IPパケット211(ペイロード212およびIPヘッダ213を有する)を含み、IPパケット211の前にはLDPラベル215が付加されている。LDPラベルおよびUターンラベルを有する元のパケット220は、IPパケット221(ペイロード222およびIPヘッダ223を有する)を含み、IPパケット221の前にはUターンラベル224が付加されており、Uターンラベル224の前にはLDPラベル225が付加されている。本明細書では主に、IPパケット221およびLDPラベル225に対するUターンラベル224の特定の配置に関して図示および記述されるが、IPパケット221およびLDPラベル225に対するUターンラベル224の、いずれか他の適切な配置(複数可)を使用してもよいことは理解されるであろう。
図3に、Uターンラベルを使用したLDPパケットの迅速な再ルーティングをサポートするように図1の例示的な通信システムのノードを構成する方法の一実施形態を示す。方法300は、ターゲットノードによるピアノードとの対話に基づいて、ターゲットノードによって実行される。
ステップ302で、方法300が開始する。
ステップ304で、ターゲットノードは、ピアノードとUターンラベルを交換する。ターゲットノードは、1つまたは複数のUターンラベルをピアノードに送信し、1つまたは複数のUターンラベルをピアノードから受信する。本明細書に記述されるように、Uターンラベルの交換は、ターゲットノードおよびピアノードが参加するLDPセッション確立処理の一部として実施することができる。
ステップ306で、ターゲットノードは、ピアノードから受信したパケットが、Uターンラベル交換中にピアノードから提供されたUターンラベル(複数可)を含むときに使用されることになる、1つまたは複数の代替ルーティングパスを計算する。
ステップ308で、ターゲットノードは、代替ルーティングパス(複数可)と、Uターンラベル交換中に受信したUターンラベル(複数可)とを使用して、そのルーティングテーブルを更新する。ルーティングテーブルは、任意の適切な方式で、代替パスを反映するように更新することができる(例えば、ルーティングテーブルの既存のエントリ内で代替パスに対する新しい規則を含めること、ルーティングテーブル内で代替パスに対する新しいエントリを作成することなど、ならびにこれらの様々な組合せ)。
ステップ310で、方法300は終了する。
図4に、Uターンラベルを使用したLDPパケットの迅速な再ルーティングの方法の一実施形態を示す。
図4に示されるように、方法400は、第1のノードおよび第2のノードによって実施されるステップを含み、方法400のステップの一部は第1のノードによって実施され、方法400のステップの一部は第2のノードによって実施される。よって、方法400は、単一の方法として示されているが、第1のノード上で実行される1つまたは複数の処理、および第2のノード上で実行される1つまたは複数の処理として実施することができ、したがって2つ以上の協働処理と見なすことができることは、理解されるであろう。
方法400に関して、第2のノードは、第1のノードおよび第3のノードに接続される。第2のノードはルーティングテーブルを有し、このルーティングテーブルは、所与の宛先ノードについて、第1のノードを宛先ノードに向けたネクストホップノードとして識別する通常ルーティングパスと、第3のノードを宛先ノードに向けたネクストホップノードとして識別する代替ルーティングパスとを含む。
方法400に関して、方法400に関連する第1、第2、および第3のノードは、図1のいずれかのピアノード110に対応し得る。例えば、図1のコンテキスト内で提供される例では、ノードSが第1のノードであり、ノードBが第2のノードであり、ノードDが第3のノードである。
ステップ402で、方法400が開始する。
ステップ404で、第1のノードは、第2のノードに向けてパケットを送信する。ステップ406で、第2のノードは、第1のノードからパケットを受信する。一実施形態では、パケットは、LDPパケット(すなわちネクストホップLDPラベルが前に付加されたIPパケット)である。パケットは、宛先ノードに向けられている。
ステップ408で、第2のノードは、パケットの転送を決定する。第2のノードは、宛先ノードと、パケットがUターンラベルを含むか否かに関する第2のノードによる決定とに基づいて、パケットの転送先となるネクストホップノードを決定する(すなわち、パケットがUターンラベルを含まないときは、宛先ノードへの通常ルーティングパスが選択され、パケットがUターンラベルを含むときは、宛先ノードへの代替ルーティングパスが選択される)。この場合は、パケットがUターンラベルを含まないので、第2のノードは、意図された宛先ノードに向けたパケットのルーティングに使用されることになる通常ルーティングパスを識別する。前述のように、通常ルーティングパスは、第1のノードをネクストホップノードとして識別する。
ステップ410で、第2のノードは、決定されたネクストホップノード(すなわち第1のノード)への転送のためにパケットを修正する。第2のノードは、パケットのネクストホップLDPラベルを決定し、現在のネクストホップLDPラベルを決定されたネクストホップLDPラベルで置き換える。
ステップ412で、第2のノードは、修正パケットを第1のノードに向けて転送する。ステップ414で、第1のノードは、第2のノードからパケットを受信する。パケットはLDPパケットだが、これは、前に第1のノードから第2のノードに送信されたのと同じIPパケットであり、また、第2のノードによってLDPパケットの前に付加されたネクストホップLDPラベルを含む。
ステップ416で、第1のノードは、パケットを、前に第1のノードによって第2のノードに送信されたパケットであると識別する。
ステップ418で、第1のノードは、そのルーティングテーブルを使用して、宛先ノードに基づいて、パケットの転送先となるネクストホップノードを決定する。この場合は、パケットがUターンラベルを含まないので、第1のノードは、意図された宛先ノード(この場合もやはり第2のノード)に向けたパケットのルーティングに使用されることになる通常ルーティングパスを識別する。この結果、第1のノードがパケットを故意に第2のノードに返しつつあること、および第2のノードがパケットをルーティングするための代替ルーティングパスを選択すべきであることを、第2のノードに知らせるために(すなわち第1のノードと第2のノードとの間で転送ループが形成されるのを防ぐために)、第1のノードは、第2のノードに返されるパケットにUターンラベルが挿入されるべきであると決定する。
ステップ420で、第1のノードは、決定されたネクストホップノードへの転送(すなわち第2のノードへの返送)のために、パケットを修正する。第1のノードは、パケットのネクストホップLDPラベルを決定し、現在のネクストホップLDPラベルを決定されたネクストホップLDPラベルで置き換える。第1のノードはまた、Uターンラベル(例えば、Uターンラベルの交換中に第2のノードから第1のノードに提供されたUターンラベル)を決定し、Uターンラベルをパケットに挿入する。
ステップ422で、第1のノードは、修正パケットを第2のノードに向けて転送する。ステップ424で、第2のノードは、第1のノードからパケットを受信する。パケットはLDPパケットだが、これは、前に第1のノードから第2のノードに送信されて、第2のノードから第1のノードに返送されたのと同じIPパケットであり、また、第1のノードによってLDPパケットの前に付加されたネクストホップLDPラベルと、第1のノードによってLDPパケットの前に付加されたUターンラベルとを含む。
ステップ426で、第2のノードは、パケットを転送することを決定する。第2のノードは、宛先ノードと、パケットがUターンラベルを含むか否かに関する第2のノードによる決定とに基づいて、パケットの転送先となるネクストホップノードを決定する(すなわち、パケットがUターンラベルを含まないときは、宛先ノードへの通常ルーティングパスが選択され、パケットがUターンラベルを含むときは、宛先ノードへの代替ルーティングパスが選択される)。この場合は、パケットがUターンラベルを含むので、第2のノードは、意図された宛先ノードに向けたパケットのルーティングに使用されることになる代替ルーティングパスを識別する。前述のように、代替ルーティングパスは、第3のノードをネクストホップノードとして識別する。
ステップ428で、第2のノードは、決定されたネクストホップノード(すなわち第3のノード)への転送のためにパケットを修正する。第2のノードは、パケットのネクストホップLDPラベルを決定し、現在のネクストホップLDPラベルを決定されたネクストホップLDPラベルで置き換える。第2のノードはまた、現在のUターンラベルをそれ自体のUターンラベルで置き換えてもよい。
ステップ430で、第2のノードは、修正パケットを第3のノードに向けて転送する。
ステップ432で、方法400は終了する。
上に言及したように、方法400は、第1のノード上で実行される1つまたは複数の処理、および第2のノード上で実行される1つまたは複数の処理として実施することができ、したがって2つ以上の協働処理と見なすことができる。ノード110によって実施できる処理(例えば方法400の一部)の例示的な実施形態が、図5−7に関して図示および記述される。
図5に、パケットが故意にノードに返されつつあることをパケット送信元ノードに知らせるためにターゲットノードがUターンラベルをパケットに追加できるようにする方法の一実施形態を示す。
ステップ502で、方法500が開始する。
ステップ504で、パケットがノードから受信される。
ステップ506で、受信パケットが前にパケット送信元ノードに送信されたかどうかが判定される。受信パケットが前にパケット送信元ノードに送信されていない場合は、方法500はステップ509に進み、この時点で、ターゲットノードは、パケットをその意図された宛先に転送するための標準的なパケット転送を実施する(パケットのUターンルーティングを実施して送信元ノードに返すのではなく)。受信パケットが前にパケット送信元ノードに送信された場合は、方法500はステップ508に進む。
ステップ508で、障害条件がターゲットノードによる受信パケットの転送を妨げるかどうかが判定される。障害条件がターゲットノードによる受信パケットの転送を妨げない場合は、方法500はステップ509に進み、この時点で、ターゲットノードは、パケットをその意図された宛先に転送するための標準的なパケット転送を実施する(この場合もやはり、パケットのUターンルーティングを実施して送信元ノードに返すのではなく)。障害条件がターゲットノードによる受信パケットの転送を妨げる場合は、方法500はステップ510に進む。
ステップ510で、Uターンラベルがパケットに追加されて、修正パケットが形成される。本明細書に記述されるように、Uターンラベルは、代替ルーティングパスを使用してパケットを転送できるように、ターゲットノードがパケットを故意に返しつつあることを、ノードに示すように構成される。
ステップ512で、修正パケットは、ターゲットノードから送信元ノードに返送される。
ステップ514で、方法500は終了する。
図1の例のコンテキスト内では、方法500はノードSによって実施することができ、ノードSはパケットをノードBに返す前にUターンラベルをパケットに挿入することは、理解されるであろう。さらに、図5の方法500は、図1の任意のノード110によって実施できることも理解されるであろう。
図6に、ノードにおいて受信されたパケットを処理する方法の一実施形態を示す。
ステップ602で、方法600が開始する。
ステップ604で、ノードにおいてLDPパケットが受信される。
ステップ606で、受信されたLDPパケットがUターンラベルを含むかどうかが判定される。
受信されたLDPパケットがUターンラベルを含まない場合は、方法600はステップ608に進み、この時点で、LDPパケットは、受信されたLDPパケットの宛先ノードに向けられたパケットについてノードによって決定された通常ルーティングパスを使用して、転送される。ステップ608から、方法600はステップ612に進む。
受信されたLDPパケットがUターンラベルを含む場合は、方法600はステップ610に進み、この時点で、LDPパケットは、受信されたLDPパケットの宛先ノードに向けられたパケットについてノードによって決定された代替ルーティングパスを使用して、転送される。ステップ610から、方法600はステップ612に進む。
ステップ612で、方法600は終了する。
図1の例のコンテキスト内では、方法600は、少なくともノードSおよびBによって実施できることは理解されるであろう。さらに、図6の方法600は、図1の任意のノード110によって実施できることも理解されるであろう。
図7に、ノードにおいて受信されたパケットを処理する方法の一実施形態を示す。
ステップ702で、方法700が開始する。
ステップ704で、ノードにおいてパケットが受信される。
ステップ706で、受信パケットのパケットタイプがノードによって決定される。パケットタイプの決定により、パケットがノードによって転送される方式に関する決定が可能になる。一実施形態では、例えば、以下のような3つのパケットタイプをサポートすることができる。すなわち、IPパケット、Uターンラベルを含まないLDPパケット、および、Uターンラベルを含むLDPパケットである。
パケットがIPパケットであると識別された場合は、方法700はステップ708に進み、この時点で、通常IPパケットルーティング処理を使用してパケットの転送が実施される(例えば、パケットのネクストホップラベルを見つけ、ネクストホップラベルを挿入し、パケットをその宛先ノードに向けて通常ルーティングパスに沿って転送する)。ステップ708から、方法700はステップ714に進む。
パケットが、Uターンラベルを含まないLDPパケットであると識別された場合は、方法700はステップ710に進み、この時点で、LDPパケットルーティング処理および通常ルーティングパスを使用してパケットの転送が実施される(例えば、LDPラベル付きパケットのネクストホップLDPラベルを見つけ、現在のネクストホップLDPラベルを決定されたネクストホップLDPラベルで置き換え、パケットをその宛先ノードに向けて通常ルーティングパスに沿って転送する)。ステップ710から、方法700はステップ714に進む。
パケットが、Uターンラベルを含まないLDPパケットであると識別された場合は、方法700はステップ712に進み、この時点で、LDPパケットルーティング処理および代替ルーティングパスを使用してパケットの転送が実施される(例えば、LDPラベル付きパケットのネクストホップLDPラベルを見つけ、現在のネクストホップLDPラベルを決定されたネクストホップLDPラベルで置き換え、パケットをその宛先ノードに向けて代替ルーティングパスに沿って転送する)。ステップ712から、方法700はステップ714に進む。
ステップ714で、方法700は終了する。
一実施形態では、本明細書に図示および記述されるUターン高速再ルーティング能力は、1つまたは複数の他の再ルーティング方式との組合せで利用することができる。Uターン高速再ルーティング能力により、LDPは、サービスプロバイダネットワーク内でUターン高速再ルーティングを達成するための高速かつコスト効果のある方法を提供することができるが、Uターン高速再ルーティング能力は、サービスプロバイダネットワーク内で実現され得る全ての可能なネットワークトポロジをカバーするわけではない場合がある。このような一実施形態では、サービスプロバイダネットワーク内でループフリー代替(LFA)方式を実施して、Uターン高速再ルーティング能力によってカバーされないトポロジを少なくともカバーすることができる。Uターン高速再ルーティング能力とLFA方式との組合せがサービスプロバイダネットワーク内で使用されるとき、サービスプロバイダネットワーク内で使用され得るほぼ全てのタイプのトポロジのためのファストリルートを提供することができる。
本明細書では主に、LDPを実行するIP/MPLSネットワークのコンテキスト内でUターン高速再ルーティング能力が図示および記述されるが、他の適切なプロトコルを使用する他の適切なタイプの通信ネットワーク中でUターン高速再ルーティング能力が利用されてもよいことは理解されるであろう。
本明細書では主に、特定の数、タイプ、および配置のラベルを使用する実施形態に関してUターン高速再ルーティング能力が図示および記述されるが、他の数、タイプ、および/または配置のラベルを使用してUターン高速再ルーティング能力の様々な実施形態が提供されてもよいことは理解されるであろう。
図8に、本明細書に記述される機能を実施する際に使用するのに適したコンピュータの、高レベルのブロック図を示す。
図8に示すように、コンピュータ800は、プロセッサ要素802(例えば中央処理装置(CPU)および/または他の適切なプロセッサ(複数可))と、メモリ804(例えばランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)など)と、協働モジュール/処理805と、様々な入出力デバイス806(例えばユーザ入力デバイス(キーボード、キーパッド、マウスなど)、ユーザ出力デバイス(表示装置、スピーカなど)、入力ポート、出力ポート、受信機、送信機、および記憶デバイス(例えばテープドライブ、フロッピー(登録商標)ドライブ、ハードディスクドライブ、コンパクトディスクドライブなど))とを備える。
本明細書に図示および記述される機能は、ソフトウェアにおいて実施されてもよく(例えば1つまたは複数のプロセッサ上でのソフトウェアの実装を介して)、かつ/あるいはハードウェアにおいて実施されてもよい(例えば汎用コンピュータ、1つもしくは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、および/またはいずれか他のハードウェア均等物を使用して)ことは、理解されるであろう。
本明細書に図示および記述される機能は、専用コンピュータを実現するように汎用コンピュータ上で実行されるソフトウェアにおいて実施されてもよく(例えば1つまたは複数のプロセッサによる実行を介して)、かつ/あるいはハードウェアにおいて実施されてもよい(例えば1つもしくは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、および/または1つもしくは複数の他のハードウェア均等物を使用して)ことは、理解されるであろう。
一実施形態では、協働処理805は、メモリ804にロードされプロセッサ802によって実行されて、本明細書に論じられるような機能を実施することができる。したがって、協働処理805(関連するデータ構造を含む)は、コンピュータ可読記憶媒体(例えば、RAMメモリ、磁気または光学ドライブまたはディスケットなど)に記憶されてよい。
図8に示されるコンピュータ800は、本明細書に記述される機能要素、および/または本明細書に記述される機能要素の一部を実現するのに適した、一般的なアーキテクチャおよび機能性を提供することは理解されるであろう。例えば、コンピュータ800は、1つもしくは複数のノード110、またはノード110の一部を実現するのに適した、一般的なアーキテクチャおよび機能性を提供する。
ソフトウェア方法として本明細書に論じられるステップのいくつかを、ハードウェア内で、例えばプロセッサと協働して様々な方法ステップを実施する回路として、実施できることが企図される。本明細書に論じられる機能/要素の一部は、コンピュータプログラム製品として実現することができ、この場合、コンピュータ命令がコンピュータによって処理されると、コンピュータ命令は、本明細書に記述される方法および/または技法が呼び出されるかまたは他の方法で提供されるように、コンピュータの動作を構成する。本発明の方法を呼び出すための命令は、固定または取外し可能な媒体に記憶されてよく、ブロードキャストもしくは他の信号担持媒体中のデータストリームを介して伝送されてよく、かつ/または、命令に従って動作するコンピューティングデバイス内のメモリ内に記憶されてよい。
様々な実施形態の態様が、特許請求の範囲において指定される。様々な実施形態のこれらおよび他の態様が、以下の番号付き条項において指定される。
1.パケットを第1のノードにおいて受信することであって、パケットが、第2のノードから受信され、宛先ノードに向けられたものであり、パケットが、パケットを宛先ノードに向けてルーティングするために第1のノードによって選択された第1のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて伝搬するのを妨げる条件のためにパケットが第2のノードによって第1のノードに返されつつあることを第1のノードに示すように構成されたUターンラベルを含むものであること、および、
第1のノードにおいて、パケット内にUターンラベルが含まれることに基づいて、パケットを宛先ノードに向けてルーティングするための第2のルーティングパスを選択することを含む、方法。
2.第2のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて転送することをさらに含む、第1条の方法。
3.第2のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて転送することが、
パケットの新しいネクストホップラベルを決定し、パケット中で受け取られたネクストホップラベルを新しいネクストホップラベルで置き換えて、それにより修正パケットを形成すること、および、
第2のルーティングパスに基づいて修正パケットを宛先ノードに向けて転送することを含む、第1条の方法。
4.第2のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて転送することが、
パケットの新しいUターンラベル、およびパケットの新しいネクストホップラベルを決定すること、
パケット中で受け取られたUターンラベルを新しいUターンラベルで置き換え、パケット中で受け取られたネクストホップラベルを新しいネクストホップラベルで置き換えて、それにより修正パケットを形成すること、ならびに、
第2のルーティングパスに基づいて修正パケットを宛先ノードに向けて転送することを含む、第1条の方法。
5.受信するステップの前に、
パケットを第1のノードにおいて受信することであって、パケットが第2のノードから受信され、パケットが宛先ノードに向けられたものであること、
パケットを宛先ノードに向けてルーティングするための第1のルーティングパスを選択すること、および、
選択された第1のルーティングパスに基づいてパケットを第2のノードに向けて送信することをさらに含む、第1条の方法。
6.第1のルーティングパスのコストが第2のルーティングパスのコストよりも低い、第1条の方法。
7.パケットがインターネットプロトコル(IP)パケットおよびラベル配布プロトコル(LDP)ラベルを含み、UターンラベルがIPパケットの前に付加され、LDPラベルがUターンラベルの前に付加された、第1条の方法。
8.プロセッサを備える装置であって、プロセッサが、
パケットを第1のノードにおいて受信するように構成され、パケットが、第2のノードから受信され、宛先ノードに向けられたものであり、パケットが、パケットを宛先ノードに向けてルーティングするために第1のノードによって選択された第1のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて伝搬するのを妨げる条件のためにパケットが第2のノードによって第1のノードに返されつつあることを第1のノードに示すように構成されたUターンラベルを含み、プロセッサが、
第1のノードにおいて、パケット内にUターンラベルが含まれることに基づいて、パケットを宛先ノードに向けてルーティングするための第2のルーティングパスを選択するように構成された、装置。
9.プロセッサが、
第2のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて転送するように構成された、第8条の装置。
10.プロセッサが、
パケットの新しいネクストホップラベルを決定し、パケット中で受け取られたネクストホップラベルを新しいネクストホップラベルで置き換えて、それにより修正パケットを形成すること、および、
第2のルーティングパスに基づいて修正パケットを宛先ノードに向けて転送することによって、
第2のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて転送するように構成された、第8条の装置。
11.プロセッサが、
パケットの新しいUターンラベル、およびパケットの新しいネクストホップラベルを決定すること、
パケット中で受け取られたUターンラベルを新しいUターンラベルで置き換え、パケット中で受け取られたネクストホップラベルを新しいネクストホップラベルで置き換えて、それにより修正パケットを形成すること、ならびに、
第2のルーティングパスに基づいて修正パケットを宛先ノードに向けて転送することによって、
第2のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて転送するように構成された、第8条の装置。
12.プロセッサが、
パケットを第1のノードにおいて受信する前に、
パケットを第1のノードにおいて受信することであって、パケットが第2のノードから受信され、パケットが宛先ノードに向けられたものであること、
パケットを宛先ノードに向けてルーティングするための第1のルーティングパスを選択すること、および、
選択された第1のルーティングパスに基づいてパケットを第2のノードに向けて送信することを行うように構成された、第8条の装置。
13.第1のルーティングパスのコストが第2のルーティングパスのコストよりも低い、第8条の装置。
14.パケットがインターネットプロトコル(IP)パケットおよびラベル配布プロトコル(LDP)ラベルを含み、UターンラベルがIPパケットの前に付加され、LDPラベルがUターンラベルの前に付加された、第8条の装置。
15.宛先ノードに向けられたパケットを第1のノードにおいて受信することであって、パケットが、第2のノードによる、パケットのための第1のルーティングパスの選択に基づいて、第2のノードから受信されること、
第1のノードにおいてUターンラベルをパケットに挿入して、それにより修正パケットを形成することであって、Uターンラベルが、第2のノードによって選択された第1のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて伝搬するのを妨げる条件のためにパケットが第1のノードによって第2のノードに返されつつあることを第2のノードに知らせるように構成されたものであること、
パケットを宛先ノードに向けてルーティングするために第2のルーティングパスが第2のノードによって選択されるべきであることを第2のノードに示すために、修正パケットを第1のノードから第2のノードに向けて送信することを含む、方法。
16.受信するステップの前にパケットを第1のノードから第2のノードに向けて送信することをさらに含む、第15条の方法。
17.第1のルーティングパスのコストが第2のルーティングパスのコストよりも低い、第15条の方法。
18.パケットがインターネットプロトコル(IP)パケットおよび第1のラベル配布プロトコル(LDP)ラベルを含み、修正パケットの場合、UターンラベルがIPパケットの前に付加され、第2のLDPラベルがUターンラベルの前に付加された、第15条の方法。
19.プロセッサを備える装置であって、プロセッサが、
宛先ノードに向けられたパケットを第1のノードにおいて受信するように構成され、パケットが、第2のノードによる、パケットのための第1のルーティングパスの選択に基づいて、第2のノードから受信され、プロセッサが、
第1のノードにおいてUターンラベルをパケットに挿入して、それにより修正パケットを形成するように構成され、Uターンラベルが、第2のノードによって選択された第1のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて伝搬するのを妨げる条件のためにパケットが第1のノードによって第2のノードに返されつつあることを第2のノードに知らせるように構成され、プロセッサが、
パケットを宛先ノードに向けてルーティングするために第2のルーティングパスが第2のノードによって選択されるべきであることを第2のノードに示すために、修正パケットを第1のノードから第2のノードに向けて送信するように構成された、装置。
20.プロセッサが、
受信するステップの前にパケットを第1のノードから第2のノードに向けて送信するように構成された、第19条の装置。
21.第1のルーティングパスのコストが第2のルーティングパスのコストよりも低い、第19条の装置。
22.パケットがインターネットプロトコル(IP)パケットおよび第1のラベル配布プロトコル(LDP)ラベルを含み、修正パケットの場合、UターンラベルがIPパケットの前に付加され、第2のLDPラベルがUターンラベルの前に付加された、第19条の装置。
本発明の教示を組み込む様々な実施形態が本明細書に詳細に図示および記述されたが、当業者なら、これらの教示をやはり組み込む多くの他の多様な実施形態をすぐに考案することができる。

Claims (10)

  1. パケットを第1のノードにおいて受信することであって、パケットが、第2のノードから受信され、宛先ノードに向けられたものであり、パケットが、パケットを宛先ノードに向けてルーティングするために第1のノードによって選択された第1のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて伝搬するのを妨げる条件のためにパケットが第2のノードによって第1のノードに返されつつあることを第1のノードに示すように構成されたUターンラベルを含むものであること、および、
    第1のノードにおいて、パケット内にUターンラベルが含まれることに基づいて、パケットを宛先ノードに向けてルーティングするための第2のルーティングパスを選択することを含む、方法。
  2. 第2のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて転送することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 第2のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて転送することが、
    パケットの新しいネクストホップラベルを決定し、パケット中で受け取られたネクストホップラベルを新しいネクストホップラベルで置き換えて、それにより修正パケットを形成すること、および、
    第2のルーティングパスに基づいて修正パケットを宛先ノードに向けて転送することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 第2のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて転送することが、
    パケットの新しいUターンラベル、およびパケットの新しいネクストホップラベルを決定すること、
    パケット中で受け取られたUターンラベルを新しいUターンラベルで置き換え、パケット中で受け取られたネクストホップラベルを新しいネクストホップラベルで置き換えて、それにより修正パケットを形成すること、ならびに、
    第2のルーティングパスに基づいて修正パケットを宛先ノードに向けて転送することを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 受信するステップの前に、
    パケットを第1のノードにおいて受信することであって、パケットが第2のノードから受信され、パケットが宛先ノードに向けられたものであること、
    パケットを宛先ノードに向けてルーティングするための第1のルーティングパスを選択すること、および、
    選択された第1のルーティングパスに基づいてパケットを第2のノードに向けて送信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 第1のルーティングパスのコストが第2のルーティングパスのコストよりも低い、請求項1に記載の方法。
  7. パケットがインターネットプロトコル(IP)パケットおよびラベル配布プロトコル(LDP)ラベルを含み、UターンラベルがIPパケットの前に付加され、LDPラベルがUターンラベルの前に付加された、請求項1に記載の方法。
  8. プロセッサを備える装置であって、プロセッサが、
    パケットを第1のノードにおいて受信するように構成され、パケットが、第2のノードから受信され、宛先ノードに向けられたものであり、パケットが、パケットを宛先ノードに向けてルーティングするために第1のノードによって選択された第1のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて伝搬するのを妨げる条件のためにパケットが第2のノードによって第1のノードに返されつつあることを第1のノードに示すように構成されたUターンラベルを含み、プロセッサが、
    第1のノードにおいて、パケット内にUターンラベルが含まれることに基づいて、パケットを宛先ノードに向けてルーティングするための第2のルーティングパスを選択するように構成された、装置。
  9. プロセッサが、
    第2のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて転送するように構成された、請求項8に記載の装置。
  10. プロセッサが、
    パケットの新しいネクストホップラベルを決定し、パケット中で受け取られたネクストホップラベルを新しいネクストホップラベルで置き換えて、それにより修正パケットを形成すること、および、
    第2のルーティングパスに基づいて修正パケットを宛先ノードに向けて転送することによって、
    第2のルーティングパスを使用してパケットを宛先ノードに向けて転送するように構成された、請求項8に記載の装置。
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