JP2014506379A - 半透明導波器電磁波プラズマ光源 - Google Patents

半透明導波器電磁波プラズマ光源 Download PDF

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Abstract

半透明導波器電磁波プラズマ光源装置は、溶解された石英シート製の加工品1と、引き抜き管を有する。内部閉鎖ボイド空間封体2が外径8mm、内径4mmの引き抜き管で形成される。電磁波励起プラズマ材料が、前記封体の内側で密封される。前記エンドプレート5は円形で、中央の穴に前記封体2が封じられる。前記穴それ自体は引用符号を付けていない。同様のプレート6が、前記封体の内側の端部とそれ自身の間に小さな間隙を有して配置される。二つの管が同心にあり、前記二つのプレートは前記二つの管の中心軸に直角に伸びる。外側の管7は囲い9として、前記内側のプレート6の後側表面から後方に伸びる。この構造は、・前記両プレートの間の、前記封体のボイド空間の周りの、外側の管の内側の環状空洞11と、・囲われた凹部13と、を備える。前記囲われた凹部には、前記凹部に滑りばめでぴったりはまる寸法のアルミナ製の直円柱筒状ブロック14が収容される。T字ヘッド或いはボタンヘッドを有するアンテナ18が前記アルミナブロックの前記穴15と座繰り穴16に収納される。前記石英加工品1は、前記アルミナブロック14と共に、前記加工品を前記エンドプレート5で越えて、前記空洞10の延長用の前記外側の管に沿って後方に広がるファラデー箱20に収容される。前記ファラデー箱は、前記石英囲い9よりもさらに8mm後方に広がる穴の開いていない囲い22を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は半透明導波器電磁波プラズマ光源に関連する。
我々の欧州特許EP2188829号、我々の’829特許において、
マイクロ波エネルギで駆動される光源であって、前記光源が、
・密閉されたボイド空間を内部に有する本体と、
・前記本体を取り囲む、マイクロ波を閉じ込めるファラデー箱と、であって、
・前記ファラデー箱内の前記本体が共振導波器である
本体とファラデー箱と、
・前記密閉されたボイド空間において、その内部で発光プラズマを生成するために充填された、マイクロ波のエネルギによって励起可能な充填材と、
・前記充填材にプラズマを誘導するマイクロ波エネルギを伝送するために前記本体の中に設けられたアンテナであって、
・マイクロ波エネルギ源と結合するために前記本体の外側に伸びているアンテナ接続部
を有するアンテナと、
を有し、
・前記本体はそこから出てくる光に対して半透明な材料からなる、固体のプラズマのルツボであり、
・前記ファラデー箱は、前記プラズマのルツボから出てくる光を少なくとも部分的に透過し、
それらの配列が、前記ボイド空間内部のプラズマからの光が前記プラズマのルツボを通過し、前記ファラデー箱を経由して前記プラズマのルツボから放射されるようなものであることを特徴とするマイクロ波で駆動される光源
を記載し、(許可され)権利化している。
我々の’829特許で使用されているように、「半透明」とは半透明と記載されている物、材料が透明または半透明であることを意味し、この意味は本発明についても本明細書においてまた使用される。
「プラズマのルツボ」とはプラズマを閉じ込める密封体を意味し、ボイド空間の充填材がアンテナからのマイクロ波エネルギによって励起された時はそのボイド空間内を意味する。
我々は、我々の’829特許によって保護される技術を、「LER」技術と記載する。
我々は、一連の前記「LER」技術の改良の特許出願を提出している。
若干の前記LER技術の代替案が存在し、それらのうちの第1のものは、クラムシェルとして知られ、我々の国際特許出願PCT/GB08/003811号の主題である。
この出願において、
・固体誘電材料からなる半透明な導波路であって、
・バルブ型空洞共振器と、
・アンテナ凹部と、
・少なくとも一部が光を伝達するファラデー箱と、
を有する導波路と、
・マイクロ波が励起可能な充填物を有するバルブであって、前記バルブ型空洞共振器内に受け入れられるバルブと、
を備えるランプ
を記載し、(公開によって)権利主張している。
LER特許と、前記クラムシェル出願と、前記LER改良型の各出願とは、以下について共通している。
・電磁波励起材料、通常はマイクロ波励起材料を包含する密閉されたボイド空間を有する、
・固体誘電体である半透明な材料と、
・導波器を区切り、
・そこから光を放つために、少なくとも部分的に半透明で、そして、通常は少なくとも部分的に透明で、
・通常は不透明な蓋部を有し、
・加工品を囲う、
・ファラデー箱と、
・プラズマ励起電磁波、通常はマイクロ波を前記導波器に導入するための設備と、
を備え、
それらの配列が、電磁波、通常はマイクロ波の導入によって、規定された周波数で、プラズマが前記ボイド空間内に確立され、光が前記ファラデー箱を経由して放射されるようなものであることを特徴とするマイクロ波プラズマ光源である。
欧州特許EP2188829号 国際特許出願PCT/GB08/003811号
本明細書において、この用語が必ずしも固体の誘電体、半透明材料製の前記加工品が前記ファラデー箱を満たすことを明示することを目的としないという明白な条件の下で、そのような光源を半透明導波器電磁波プラズマ光源と呼ぶ。略語としての“LUWAG EMPLIS”が拒否されるなら、これまでの段落の光源に言及するために、短縮した略語“LUWPL”を使用する。我々はそれを「ループル」と発音する。
本明細書では、「マイクロ波」を約300MHzから約300GHzまでの3桁の周波数範囲を意味するものと定義する。我々は、マイクロ波の範囲の下限の300MHzは、本発明のLUWPLが稼働するように設計された周波数よりも上であると見込んでいる。すなわち、300MHzより下での稼働が予想される。そうは言うものの、通常稼働がマイクロ波の範囲となる合理的な寸法の知見に基いて構想している。本発明に適した稼働範囲を規定することは不必要であると確信する。
我々の現状の各LUWPLにおいては、前記加工品は、我々のLER技術の半透明なルツボの内部としてのファラデー箱(励起材料、密封されるボイド空間を除外して)の両側の間の一連なりの固体の誘電体材料製であってもよい。或いは、我々のクラムシェルの“半透明の導波器”の電球空洞内の電球の内部としての事実上の連なりであってもよい。或いは、また一方、我々の技術における各改良型に関する、今のところ未公開の各出願に記載の各加工品は、励起材料、密封されるボイド空間とは異なる絶縁空間を備える。
それに応じて、我々のLER技術のこの先行技術における専門用語が、導波器としての電気メッキされたセラミックブロックへの言及を含み、実際に我々のLER技術の半透明なルツボが導波器と呼ばれている一方で、本明細書においては、“導波器”を、
・前記導波器の境界を形成する前記包み込むファラデー箱、
・前記ファラデー箱内の前記固体誘電半透明材料加工品、
・もしあれば、前記ファラデー箱に包み込まれる別の固体誘電材料、
・もしあれば、前記ファラデー箱に包み込まれ、固体誘電材料を有しない空洞、
を一緒に指し示すために使用し、前記固体誘電材料が、前記プラズマと前記ファラデー箱の効果と共に、ファラデー箱内での波の伝播の仕方を決定する、ということに注意すべきである。
前記半透明な材料が石英からなり、および/または、ガラスを含有する限りにおいては、当該材料は固体の典型的な特定の特性と液体の典型的な特定の特性を有し、そのようなものとして過冷却液体と呼ばれる。過冷却液体は、本明細書の目的に対しては、固体と見なされる。
誤解を避けるために、“固体”が該当する前記材料の各物理的特性に関連して使用され、該当する部品が、ボイド空間を有しているのとは対照的に連続体であることを暗示するためには使用しない。
さらに必須の専門用語の説明を行う。歴史的に見て“ファラデー箱”は占有物、有生のもの、或いは、他の物を外部の電場から保護するための導電性遮蔽物であった。科学の進歩に伴って、この用語は広範囲の周波数の電磁場を遮断するための遮蔽物を意味するようになった。ファラデー箱は、可視光および不可視光の形での電磁放射を必ずしも遮断しないだろう。ファラデー箱が外部の電磁放射から内部を隠す限りにおいては、内部に電磁放射を維持することもできる。一方を可能にするその各特性が他方を可能にする。
前記用語“ファラデー箱”が内部を隠す点に由来する一方で、我々の初期のLUWPL特許および出願において、前記用語を遮電壁に言及するために使用してきた。とりわけ、半透明で、前記ファラデー箱によって範囲を定められる導波器内に電磁波を包み込む遮電壁に。この本明細書においてこの使用法を続ける。
本発明の目的は、改良型の半透明導波器電磁波プラズマ光源すなわちLUWPLを提供することである。
本発明によれば、
・固体誘電体、半透明材料製の加工品であって、少なくとも
・電磁波励起プラズマ材料を内包する密閉されたボイド空間
を備える加工品と、
・ファラデー箱であって、
・前記加工品を包み込み、
・光の放射のために、少なくとも部分的に半透明で、
・導波器の範囲を定め、前記導波器が
・導波空間
を有し、前記加工品が前記導波空間を少なくとも部分的に占有する
ファラデー箱と、
・プラズマ励起電磁波を、固体誘電材料によって、少なくとも実質的に囲まれた位置の導波器に導入するための、少なくとも部分的に誘導性の結合手段と、
を備え、
それによって、既定の周波数の電磁波の導入時にプラズマが前記ボイド空間内に確立され、光が前記ファラデー箱を経由して放射され、
・その配列が、
・前記ファラデー箱の両側の間で広がる、前記導波空間の第1の領域であって、
・前記誘導性の結合手段に適応し、
・比較的高い容量平均誘電率を有する
第1の領域が、そして、
・前記ファラデー箱の両側の間で広がる、前記導波空間の第2の領域であって、
・比較的低い容量平均誘電率を有する
第2の領域が、
あるような
半透明導波器電磁波プラズマ光源が提供される。
前記結合手段が“少なくとも部分的に誘導性”であるか否かを、前記結合手段への入力において評価される、前記光源のインピーダンスが誘導成分を有するか否かに従って決定する。
前記結合手段が固体誘電材料に全て取り囲まれることを許さない、ある配列を我々は構想する。例えば、前記結合手段が前記導波空間内の固体誘電材料から伸び、そこの空隙を横切っているかもしれない。しかしながら、通常はそのような空隙が存在することを期待はしないだろう。
前記励起プラズマ材料を内包するボイド空間は、全体として第2の、比較的平均誘電率の低い領域内に配列されてもよい。或いは、それは前記ファラデー箱を通過して伸び、部分的に前記ファラデー箱と前記第2の領域の外側であってもよい。
いくつかの実施例においては、前記第2の領域は誘導性結合手段から前記ボイド空間を越える方向に、前記ボイド空間を越えて伸びる。これは、後述の第1の好適な実施例には当てはまらない。
通常は、前記加工品は前記プラズマ材料ボイド空間とは異なる、少なくとも一つの空洞を有するだろう。その場合、前記空洞は前記ボイド空間の封体と前記加工品内の少なくとも一つの周壁の間で広がってもよい。前記周壁は前記封体と前記周壁の間の前記空洞の広がりよりも薄い。
好適な実施例ではないが、一つの可能性としては、前記加工品が少なくとも一つの、前記ファラデー箱のそれぞれの寸法よりも小さい外形寸法を有し、前記加工品と前記ファラデー箱の間の前記導波空間部の広がりには固体誘電材料が存在しない。
好適な実施例ではないが、別の可能性としては、前記加工品が前記導波空間の、誘導性結合器が配置される端部の反対側の端部から距離をとった前記ファラデー箱内に配置される。
別の可能性としては、前記誘導性結合手段を取り囲む前記固体誘電材料が、前記加工品のものと同じ材料である。
第1の、後述の好適な実施例において、前記誘導性結合手段を取り囲む前記固体誘電材料が、前記加工品の材料の誘電率よりも高誘電率の材料であり、前記高誘電率材料が、前記誘導性結合手段を取り囲む本体内にあり、前記加工品に隣接して配置される。
通常は、前記ファラデー箱はそこからの放射状の光放射のために半透明であろう。また、前記ファラデー箱は好適には、そこから前面への光放射のために半透明であり、これは前記導波空間の第1の、比較的高誘電率の領域から離れている。
また一方、通常は、前記誘導性結合手段は細長いアンテナであるか、或いは、細長いアンテナを備えるだろう。当該誘導性結合手段は比較的高誘電材料製の前記本体内の穴の中を伸びる単純なワイヤであってもよい。通常は、前記穴は、前記アンテナが前記加工品に隣接する、前記本体内の貫通孔であろう。座繰り穴を前記加工品の高面に隣接する前記分かれた本体の前面に設けてもよく、前記アンテナは(輪郭が)T字型で、T字のヘッド部が前記座繰り穴を占有し、前記加工品に隣接する。
本発明の別の態様によれば、
・固体誘電体、半透明材料製の加工品であって、少なくとも
・電磁波励起プラズマ材料を内包する密閉されたボイド空間の封体
を備える加工品と、
・ファラデー箱であって、
・前記加工品を包み込み、
・光の放射のために、少なくとも部分的に半透明で、
・導波器の範囲を定め、前記導波器が
・導波空間
を有し、前記加工品が前記導波空間を少なくとも部分的に占有し、前記導波空間が
・対称軸
を有するファラデー箱と、
・プラズマ励起電磁波を、固体誘電材料によって、少なくとも実質的に囲まれた位置の導波器に導入するための、少なくとも部分的に誘導性の結合手段と、
を備え、
それによって、既定の周波数の電磁波の導入時にプラズマが前記ボイド空間内に確立され、光が前記ファラデー箱を経由して放射される半透明導波器電磁波プラズマ光源であって、
・それらの配列が、前記導波空間が前の半分と後の半分に理論上容量的に等分された状態で、
・前記前の半分が
・前記加工品と前記前の半分内の前記ボイド空間に、少なくとも部分的に占有され、
・前記ファラデー箱の前方の、半透明部分によって(前記後の半分の部分を除いて)包み込まれ、当該部分を経由して前記ボイド空間からの光が放射され得、
・前記後の半分が、そこから伸びる前記誘導性結合器を有し、
・前記前の半分の中身の誘電率の容量平均が前記後の半分のそれよりも少ない、
ような配列である、
半透明導波器電磁波プラズマ光源が提供される。
前の半分と後の半分における誘電率の容量平均の違いは、端から端までの非対称性を有し、および/または、前記ファラデー箱内で非対称的に位置する前記加工品によってもたらされてもよい。
好適には、
・前記加工品は前記導波空間全体を占有し、
・少なくとも一つの空にされた、或いはガスで満たされた空洞を、前記加工品が前記前の半分内に備え、それによって、前記前の半分の誘電率の容量平均を下げ、
・前記空洞は、前記ボイド空間の封体と、前記加工品の少なくとも一つの周壁と、の間で広がり、前記周壁は前記ボイド空間の封体と前記周壁の間の前記空洞の広がりよりも薄い。
場合によっては、
・前記加工品は前記導波空間の前の半分を占有し、
・同一の材料の分離体が前記導波空間の残り部分を占有し、
・少なくとも一つの空にされた、或いはガスで満たされた空洞を、前記加工品が前記前の半分内に備え、それによって、前記前の半分の誘電率の容量平均を下げ、
・前記空洞は、前記ボイド空間の封体と、前記加工品の少なくとも一つの周壁と、の間で広がり、前記周壁は前記ボイド空間の封体と前記周壁の間の前記空洞の広がりよりも薄い。
さらに好適には、
・前記加工品は前記導波空間全体の前部を占有し、
・高誘電率材料製の分離体が、前記導波空間の残り、或いは少なくとも大部分を占有する。
同一の、或いは異なる誘電材料製の分離体が、前記加工品で用いられる場合には、前記誘導性結合手段は、前記加工品に関する限りは、前記後の半分を越えて、前記前の半分の中へ伸びる。
また一方好適には、
・少なくとも一つの空にされた、或いはガスで満たされた空洞を、前記加工品が前記前の半分内に備え、それによって、前記前の半分と前記後の半分の間の誘電率、容量平均の差を拡大し、
・前記空洞は、前記ボイド空間の封体と、前記加工品の少なくとも一つの周壁と、の間で広がり、前記周壁は前記ボイド空間の封体と前記周壁の間の前記空洞の広がりよりも薄い。
前記或いはそれぞれの空洞は、空にされ、および/または、ゲッターを利用される一方で、通常、前記或いはそれぞれの空洞は、大気の20分の1程度の低圧のガス、特に窒素で占有されるであろう。場合によっては、前記或いはそれぞれの空洞は、周囲の大気に開放されてもよい。
前記ボイド空間の封体が前記空洞の横方向に、前記加工品の中心軸を横切って伸びることは可能である。しかしながら通常、前記ボイド空間の封体は、前記加工品の中心の縦軸、すなわち前から後への軸上に伸びるであろう。
前記ボイド空間の封体は、前記加工品の前方の壁と後方の壁の両方に結合されてもよい。しかしながら、好適には、前記ボイド空間の封体は、前記加工品の前方の壁のみに結合される。
好適には、前記ボイド空間の封体は、前記前方の壁を通り抜け、前記ファラデー箱を部分的に通って伸びる。
場合によっては、前記前方の壁はドームであってもよい。しかしながら通常、前記前方の壁は平らで、前記加工品の後方の壁に平行であろう。
通常、前記ボイド空間の封体と前記加工品の残り部分は、同一の半透明な材料製であろう。それでもやはり、前記ボイド空間の封体と、前記加工品の少なくとも一つの外壁とは、異なる半透明な材料製であることもあり得る。例えば、前記外壁はより安価なガラス、例えばホウケイ酸ガラスやアルミケイ酸ガラスであることもあり得る。また、前記外壁は紫外線不透過ガラスであってもよい。
好適な実施例において、前記導波空間の前記加工品によって占有される部分は、前記前の半分に実質的に一致する。
備えられる場合には、前記分離体は前記加工品から間隔を空けられることもあり得る。しかし、好適には、前記分離体は前記加工品の後面に接触し、前記ファラデー箱に対して横向きに設置される。前記加工品は前記分離体を伴う囲いを有し、前記分離体は、前記加工品の後面に隣接し、前記囲い内に横向きに設置されてもよい。
好適には、前記ボイド空間の封体はチューブ状である。
好適には、提供される前記加工品と固体誘電材料製の前記分離体は、中心の縦軸に対する回転体である。
或いは、前記加工品と固体の前記分離体は、別の形状、例えば矩形断面であってもよい。
好都合なことに、前記LUWPLは、
・その電源からの電磁波エネルギ用の入力と、
・前記LUWPLの前記誘導性結合手段への接続出力と、
・を有する電磁波回路
と組み合わせて提供され、
前記電磁波回路は、
・帯域通過フィルタ、および、前記電磁波エネルギ源の出力インピーダンスの前記LUWPLの誘導性入力インピーダンスに対する整合回路として構成される複素インピーダンス回路
である。
好適には、前記電磁波回路は調節可能な櫛形フィルタである。
前記電磁波回路は
・金属性の覆いと、
・それぞれ前記覆い内に接地される、一組の完全導体(PECs)と、
・前記各PECに、一方が入力に他方が出力に接続される一組の接続部と、
・前記覆い内に、それぞれのPECの反対側の遠心端に設置される、それぞれの同調素子と、
を備えてもよい。
さらなる同調素子を、各前記PECの間に虹彩状に設置してもよい。
本発明の第3の態様によれば、
・固体誘電体、半透明材料製の加工品であって、少なくとも
・電磁波励起プラズマ材料を内包する密閉されたボイド空間
を備える加工品と、
・ファラデー箱であって、
・前記加工品を包み込み、
・光の放射のために、少なくとも部分的に半透明で、
・導波器の範囲を定め、前記導波器が
・導波空間
を有し、前記加工品が前記導波空間を少なくとも部分的に占有する
ファラデー箱と、
・プラズマ励起電磁波を、固体誘電材料によって、少なくとも実質的に囲まれた位置の導波器に導入するための、少なくとも部分的に誘導性の結合手段と、
を備え、
それによって、既定の周波数の電磁波の導入時にプラズマが前記ボイド空間内に確立され、光が前記ファラデー箱を経由して放射され、
・前記加工品は石英製で、
・アルミナ体が、前記導波空間の誘電率の容量平均を上昇させるために、前記導波空間内に設置され、前記誘導性結合手段は前記アルミナ体に設置される、
半透明導波器電磁波プラズマ光源が提供される。
好都合なことに、前記加工品と前記アルミナ体は一緒に前記導波空間を満たす。
本発明の第4の態様によれば、
・固体誘電体、半透明材料製の加工品であって、少なくとも
・電磁波励起プラズマ材料を内包する密閉されたボイド空間
を備える加工品と、
・ファラデー箱であって、
・前記加工品を包み込み、
・光の放射のために、少なくとも部分的に半透明で、
・導波器の範囲を定め、前記導波器が
・導波空間
を有し、前記加工品が前記導波空間を少なくとも部分的に占有する
ファラデー箱と、
・プラズマ励起電磁波を、固体誘電材料によって、少なくとも実質的に囲まれた位置の導波器に導入するための、少なくとも部分的に誘導性の結合手段と、
を備え、
それによって、既定の周波数の電磁波の導入時にプラズマが前記ボイド空間内に確立され、光が前記ファラデー箱を経由して放射され、
・前記加工品の誘電率の容量平均がその材料の誘電率よりも低い、
半透明導波器電磁波プラズマ光源が提供される。
本発明の第5の実施例によれば、
・固体誘電体、半透明材料製の加工品であって、少なくとも
・電磁波励起プラズマ材料を内包する密閉されたボイド空間
を備える加工品と、
・ファラデー箱であって、
・前記加工品を包み込み、
・光の放射のために、少なくとも部分的に半透明で、
・導波器の範囲を定め、前記導波器が
・導波空間
を有し、前記加工品が前記導波空間を少なくとも部分的に占有する
ファラデー箱と、
・プラズマ励起電磁波を、固体誘電材料によって、少なくとも実質的に囲まれた位置の導波器に導入するための、少なくとも部分的に誘導性の結合手段と、
・前記加工品に隣接し、中で伸びる前記誘導性結合手段を有する、前記導波空間内の固体誘電材料製の本体と、
を備え、
それによって、既定の周波数の電磁波の導入時にプラズマが前記ボイド空間内に確立され、光が前記ファラデー箱を経由して放射される、
半透明導波器電磁波プラズマ光源が提供される。
好都合なことには、
・前記誘導性結合手段は、前記本体と前記加工品の間の境界接触面まで伸びる。
・前記加工品と前記本体は同一の材料製である。
或いは、
・前記加工品と前記本体は異なる材料製であり、前記本体は誘電率がより高い。
備えられる場合には、前記分離体は、前記加工品の後面に接触し、前記ファラデー箱に対して横向きに設置されてもよい。しかしながら、好適には、前記加工品は前記分離体を伴う囲いを有し、前記分離体は、前記加工品の後面に隣接し、前記囲い内に横向きに設置される。
本発明の第6の実施例によれば、電磁波源と、アンテナと、ファラデー箱と、と共に使用するための発光体であって、
・少なくとも一つの外壁と、後方の壁と、を有する、半透明材料製の封体と、
・前記封体内の空洞と、
・前記空洞の少なくとも一つの壁から、前記空洞内に伸びる、励起材料を包含する電球であって、励起材料を包含するボイド空間を有する電球と、
・前記封体に適合する固体誘電材料製の本体であって、前記空洞の後方の壁とアンテナ穴とを補完する正面を有する本体と、
を備え、
その配列は、前記電球と前記本体を含む前記封体の組み合わせが、前記ファラデー箱に取り囲まれて、電磁的共振システムを形成し、当該電磁的共振システム内で、穴の中のアンテナへの電磁波の利用によって、前記励起材料内のプラズマからの光の放射のために、共振が確立され得るものである、
発光体が提供される。
誤解を避けるために、上記の発明のステートメントは、優先権出願GB1021811.3号において開示されたものである。上で提示した発明の、他のステートメントのいくつかよりも狭いことは認識している。図面の説明に依存する以下の各段落は、前記優先権出願から逐語的に流用されている。それらの主題は、前記の狭い優先権発明のステートメント制限されるものではなく、既述で広く提示しているように、そしてもちろん後述で権利主張するように、本発明に適用できる。
用語で、“封体”は、少なくとも、加工品がボイド空間の封体とは異なる空洞を備える場合は、上記の各段落の“加工品”に言及し、“電球”は上記の各段落の“ボイド空間の封体”に言及する、ということにも注意すべきである。
前記本体が前記封体と同一の半透明材料製であり得、我々の出願WO2009/063205号の各LERとの主要な相違を有し、前記電球がその中で広がる空洞の設備である一方で、好適には、前記固体誘電材料製の本体は、前記封体の半透明材料よりも誘電率が高いであろうし、通常は不透明であろう。
本発明の特定の各実施例が前記LER特許の範囲内に含まれることを予期していることにとりわけ注意すべきである。なぜならば、それらが広い特許だからである。
前記空洞が開放され、前記電球を実質的に取り囲むように、前記封体内へ大気或いは別の周囲のガスを入れてもよい。しかしながら、通常前記空洞は、前記封体内が真空であるか、或いは、明確に注入されたガスを有する状態で、封鎖され密封されるであろう。
前記封体と前記封体内に密封される前記空洞は様々な形状であってもよい。好適には、前記封体は回転体である。前記封体は、前記固体誘電体の平らな正面と境を接する後方の壁を有する球状、半球状、或いは、好適な実施例のような、同様に前記固体誘電体の平らな正面と境を接する後方の壁を有する円筒状があり得る。
通常、前記封体は均一な厚さの壁を有するであろう。それによって、前記封体と前記空洞は同一の形状を有するであろう。
前記電球が球状であり得ることが予想される一方で、前記電球は好適には細長く円形断面を有し、一般的に両端を閉鎖したチューブ状材料で形成される。
前記電球は前記封体の前方の壁から後方の壁に向かって、前記空洞内で広がってもよい。或いは、前記封体の側方の壁から後方の壁に平行に広がってもよい。
前記電球が前記封体の後方の壁から広がり得ることも予想できる。
前記電球が両側或いは両端で前記封体の壁に接続し得ることが予想できる一方で、好適には一つの壁のみに接続される。このような方法で、たとえそれらが同一の材料製であったとしても、前記電球の材料は前記封体の材料から実質上熱的に分離される。
通常、前記電球、或いはその一部が発光体の中心にあり、共振中に最も高い電場を経験する。
シンプルな配列において、前記封体と前記固体の本体は等しい寸法で、後の壁と正面が、一緒に接し、前記ファラデー箱によって、互いに向かい合って保持される。しかしながら、好適には、前記封体は前記本体を補完する切り欠きに適合する縁と共に、或いは、中に前記本体を受け止める囲いと共に後方へ伸びる。
好適には、前記本体内の前記アンテナ用の穴が中心であり、前記本体の正面を通り、当該穴へ前記アンテナが伸び、前記電球は、前記封体の前後の寸法の一部によって前記封体の後の壁から離れている部分を有するように配置される。好適な実施例においては、前記本体の正面は、前記アンテナのボタンヘッドに占有される凹部を有する。
或いは、前記アンテナが、
・前記本体内で偏心し、前記本体の正面でロッドとして処理される、或いはボタンを有する、
或いは、
・都合よく、前記空洞の周囲に対して開いている開口部を経由して、或いは前記後の壁から前記空洞内へ伸びる、それによって前記空洞が封じられ得る閉端管を経由して、前記本体内で偏心し前記封体へ伸びる、
ということもあり得ることが予想され得る。
ここで、本発明の理解のために、本発明の特定の実施形態について添付図面を参照しながら記述する。
本発明のLUWPLの石英加工品、アルミナブロックと空中線の分解組立図である。 図1の前記LUWPLの中心の、垂直断面図である。 LWMPLSの図2と同様の線図である。 プロトタイプ試験用に配列される、前記LUWPLへマイクロ波を伝導するための整合回路を伴う、図1の前記LUWPLの垂直断面図である。 改良型LUWPLの図3と同様の図である。 別の改良型LUWPLの同様の図である。 第3の改良型LUWPLの同様の図である。 第4の改良型LUWPLの同様の図である。 第5の改良型LUWPLの同様の図である。 第6の改良型LUWPLの同様の図である。 先行出願第GB1021811.3号に記載された、ファラデー箱と、マグネトロンと、整合回路と、アンテナと、を伴うランプの発明の発光体の側面線図である。 図10の発光体の大縮尺の線図である。 図11の発光体の封体の部品の大縮尺の側面図である。 誘電材料製の本体と、ボタンヘッドアンテナと、ファラデー箱と、UVスクリーンと、に取り付けられた図12の封体の垂直断面図である。
図面の図1〜3を参照すると、そこに示される前記半透明導波器電磁波プラズマ光源はプロトタイプ構造である。それは試験を受け、稼働が確認されている。
確かに、実機バージョンは、図面に示され後述されるものに類似するであろうことは予期される。それは、石英製、すなわち、結晶質シリカシートとは対照的に溶解された加工品1と、引き抜き管と、を有する。内部閉鎖ボイド空間封体2が外径8mm、内径4mmの引き抜き管で形成される。前記引き抜き管は、内側の端部3と外側の端部4において密封される。我々の国際特許出願WO2006/070190号とWO2010/094938号によって知られている各密封方法が適切である。マイクロ波励起プラズマ材料は、前記封体の内側で密封される。外側の端部4は、エンドプレート5を通り、おおよそ10.5mmまで突き出る。そして、前記封体の全長はおおよそ20.5mmである。
前記エンドプレート5は円形で、中央の穴に前記封体2が封じられる。前記穴それ自体は引用符号を付けていない。前記プレートは2mm厚である。同様のプレート6が、前記封体の内側の端部と前記内側のプレート6の間に小さなおおよそ2mmの間隙を有して、それらの間を10mm離すように配置される。前記両プレートは直径34mmで、水晶引き抜き管7に封じられる。前記管は38mmの外径で、2mm厚である。この配列では、前記二つの管を同心に設置し、前記二つのプレートは前記二つの管の中心軸に直角に伸びる。前記同心軸Aは後述の導波器の中心軸である。
前記外側の管7の外側の端部10は、前記外側のエンドプレート5の外側表面と同一平面となり、前記管の内側の端部は囲い9として、前記内側のプレート6の後側表面から後方に17.5mm伸びる。この構造は、
・前記両プレートの間の、前記封体のボイド空間の周りの、外側の管の内側の環状空洞11で、前記外側の管が密封点12を有し、当該密封点12を通じて、前記空洞が空にされ、大気の10分の1程度の気圧の低圧窒素が補給される、環状空洞11と、
・囲われた凹部13と、
を備える。
前記囲われた凹部には、前記凹部に滑りばめでぴったりはまる寸法のアルミナ製の直円柱筒状ブロック14が収容される。その外径は33.9mmで、17.7mm厚である。前記ブロック14は、前記内側プレート6の背面と隣接する外側表面17に、直径2mmの中心の穴15と、直径6mmで深さ0.5mmの座繰り穴16と、を有する。境界が近接するのを妨げるシーリングスプラッタ(sealing splatter)に備えて、前記外側表面の縁は面取りされる。T字ヘッド或いはボタンヘッド19を有するアンテナ18が前記穴15と座繰り穴16に収納される。
前記石英加工品1は、穴をあけられた六角形のファラデー箱20に収容される。これは前記エンドプレート5において前記加工品にわたり、前記空洞10の延長用の前記外側の管に沿って後方に広がる。前記ファラデー箱は、前記ボイド空間封体の前記外側の端部用の中央開口部21と、前記石英囲い9よりもさらに8mm後方に広がる穴の開いていない囲い22を有し、当該石英囲いは前記アルミナブロック14を収容する。アルミニウムシャーシブロック23が前記加工品と前記アルミナ体を、部分的に前記アルミニウムブロックと重なり合う穴の開いていないファラデー箱囲いで載置する。したがって、前記ファラデー箱はこれらの二つのコンポーネントを纏めて、前記ブロック23に押し付ける。前記ブロックは機械的支持だけでなく、前記ファラデー箱の電磁封鎖をも与える。
上記の寸法は、2.45GHzで共振する前記ファラデー箱に対応する。
前記ファラデー箱内の容積である導波空間は、平面Pによって分けられる二つの領域に名目上分割され、当該平面において、前記アルミナブロック14は前記加工品の前記内側のプレート6に隣接する。第1の内側の領域24は、前記アンテナを包含する。しかし、これは前記領域内の材料の誘電率の容量平均にわずかな影響を与える。領域内とは前記アルミナブロックと前記石英囲いである。
これらは以下のように容量平均に影響する。
アルミナブロック14
Figure 2014506379
石英囲い9
Figure 2014506379
第1の領域24
Figure 2014506379
第2の領域25は囲いを差し引いた加工品を備える。
その部分は以下のように容量平均に影響する。
ボイド空間封体
Figure 2014506379
空洞封体
Figure 2014506379
外側のプレート
Figure 2014506379
内側のプレート
Figure 2014506379
空洞
Figure 2014506379
第2の領域25
Figure 2014506379
上述のように、前記第1の領域の容量平均された誘電率は第2の領域よりも著しく高いことが見て取れる。これは前記アルミナブロックの高い誘電率に起因する。同様にこの結果は、前記第1の領域が前記導波器内に包含される各部品の結合体の共振周波数に主に影響するということである。
二つの領域の対照をなす平均値、8.26と2.23を、導波空間全体の平均、(20403.7×8.26)+(15869.5×2.23)/(20403.7+15869.5)=5.62と役立つように対比する。
前記加工品と前記アルミナブロックの間の境界表面によって分割される前記第1と第2の領域を基準とするのではなく、二つの容量が等しい各半分の間で両領域の比較が行われるとすれば、その比較は基本的に類似する結果となる。隣接平面と平行な、分割平面Vは前記アルミナブロックの1.85mm内側となる。そのずれは、前記軸Aの方向にしたがう。故に、前記第1の、後の半分26の容量平均は8.26のままである。前記第2の、前の半分27は、アルミナと石英囲いの薄片部からの影響を受ける。この影響はその容量平均誘電率から算出できる。
1.85mm薄片部
Figure 2014506379
容量の前の半分
Figure 2014506379
したがって、石英、アルミナ、2mmの壁厚と、2.45GHzの稼働周波数を用いるこの特定の実施例では、比率間の差は、
前方領域/後方領域が2.23:8.26に対して、
前の半分/後の半分が2.32:8.26である。
これは0.270:0.280、すなわち、0.96:1.00の比率である。
したがって、この二つの比率は、同一の発明思想の双方の決定要因となる比較の選択肢であると言える。
このLUWPLは2.45GHzで稼働するLER石英のルツボよりも目に見えて小さい、例えば直径で長さ19.7mm差の49mmである、ことに気付くだろう。
次に図4を検討し、図1〜3のプロトタイプ構造が2.45GHzで稼働するように寸法決めされていることを踏まえて、図4は前記LUWPL構成と、生成されたマイクロ波を前記LUWPLに整合させるための帯域通過フィルタと、を示す。製品ではこの周波数で、マイクロ波はマグネトロンによって生成されるだろう。プロトタイプ試験では、マイクロ波は基準発振器31によって生成され、同軸ケーブル32によって、帯域通過フィルタ34の入力コネクタ33に供給された。これは、マイクロ波の入力用と出力用に配列される二つの完全導電体(PEC)36,37を有する。第3のPEC38は、前記の二つの間に虹彩状に設置される。ネジ39は、各前記PECの各遠心端の反対側に設置される。前記入力用PECは、配線40によって前記同軸ケーブル32の芯線に接続される。前記出力用は別の配線41に接続され、当該配線41は一組のコネクタ42経由で前記アンテナ18まで接続され、当該コネクタ42の中央は接続スリーブ43である。前記フィルタ34と前記LUWPLの中間物、前記アルミニウムシャーシブロック23が設置される。前記アルミニウムシャーシブロック23はセラミック絶縁スリーブを介在して穴44を有し、当該穴44を通過して前記配線41が伸びる。
記述された配列は自発的には始動しないかもしれないことに注意すべきである。プロトタイプの稼働時では、前記プラズマが、テスラコイル装置による励起に始動されるかもしれない。或いは、前記ボイド空間内の希ガスが、例えばクリプトン85等の放射性物質であるかもしれない。さらに、プラズマ放電は前記ボイド空間封体の端部4の近くに配置される電極に、自動車点火タイプの放電を適用することによって始動されるかもしれないことが予測される。
前記加工品と前記アルミナブロックシステムの共振周波数は、前記プラズマが定着したばかりの始動時と、前記プラズマが最大限に確立し、前記プラズマボイド内の伝導体として機能する最大電力時と、の間でわずかに変化する。例えば既述のもの等の、帯域通過フィルタをマイクロ波ジェネレータと前記LUWPLの間で使用することは、これを適応させることである。
次に図5を検討すると、加工品101が全体の直径でアルミナブロック114とファラデー箱120よりも小さい改良型のLUWPLが示されている。前記アルミナブロックの前面には前記加工品の後方を受け止め位置決めするサイズの浅い窪みがある。前記加工品の前は前記ファラデー箱の前方の開口部121内で位置決めされる。前記ファラデー箱は穴あきの円筒部1202の横方向に伸びる金属円盤1201を有し、当該円筒部1202を通過して、光が前記加工品内のボイド空間1011内のプラズマから放射されることができる。この配列は前記加工品の周りで前記ファラデー箱内の環状空隙152を残し、当該環状空隙152は前記加工品領域の低い容量平均誘電率に寄与する。
例えば前記空洞10等の環状空洞が備えられることもあり得る一方で、前記加工品にとって、前記ボイド空間1011の周りの固体の壁1012を伴って形成されることは余地が少ないであろうし、好適である。この変異形は前記加工品のより簡素な成形の長所を有する。しかし、前記プラズマへのマイクロ波エネルギのそれほどの良好な連結を有することは期待できない。また、前記加工品の軸方向に伝搬する光は、前記ファラデー箱を通ってこの方向に放射することはできないであろうし、前記円盤1201によって反射される。また一方、これは、前記光の大部分が前記加工品から放射状に放射され、前記LUWPLの外部の反射器によって視準のために集められる点で、必ずしも不利ではない。
次に図6に示される別の改良型のLUWPLを検討すると、加工品201は、アルミナブロック214とファラデー箱220と直径が等しい。また一方、前記加工品201は固体石英製である。このことは、それぞれの材料の誘電率の間の差である、前記加工品と前記ブロックによって規定される各領域間の容量平均誘電率の著しくはない差を有する。
図7の改良型のLUWPLにおいては、加工品301は事実上第1の実施例の加工品1と同一である。違いは、石英ブロック314である固体誘電ブロックにある。示されているように、前記石英ブロックは前記加工品から分離している。また一方、前記石英ブロックは前記加工品の一部であることもあり得る。この配列は、アンテナ318とボイド空間3011の間により少ないインターフェイスを備えるだろう。これは前記アンテナから前記ボイド空間への連結の向上における利点と思われる。前記加工品と、前記ブロック、或いは、中で前記アンテナが伸びる石英の固体片と、の間の容量平均誘電率の差は小さく、ボイド空間封体302の周りの前記環状空洞310の存在に依存する。
図8に示される別の改良においては、加工品401はアルミナブロック414の周りの囲い409に加えて前方延長囲い4091を有し、前記ファラデー箱420内に封じられる前記導波空間部分461は空であり、ひいては容量平均誘電率の差を増大させる。前記前方囲い4091は前記ファラデー箱を支え、前記ファラデー箱は前方の円盤4201で、前記加工品と前記ブロックをシャーシブロック423に対して保持できるようにする。当該円盤4201は、穴が開いていてもそうでなくともよい。
図9に示されるさらに別の改良においては、加工品501は二つの特徴を除いて、図1および図2の加工品1に基本的に類似している。まず第一に、プラズマボイド空間封体502は、導波空間の縦軸Aに対して横向きにされる。前記封体は、前記封体の空洞510の両側の507に挟まれて密封される。また、フロントプレートはドーム505によって置き換えられている。
次に図10を検討すると、そこに示されているLUWPLは、図1〜図4の加工品とはわずかに異なる加工品を有する。
その加工品をその加工方法に準拠して説明していく。
1.石英製の細管602が、石英製の円盤606に対して中心に封じられる。前記細管は近部ネック6021と遠部ネック6022を有する。
2.太管の長さ方向607は、空洞611と、囲い609内のアルミナブロック614用の凹部613と、を備えるように、前記円盤606で分けられる。
3.中央穴6051を有する石英製のさらなる前方円盤605は、前記太管の縁6071と、前記前方円盤のすぐ外側に前記近部ネックを有する前記細管と、に封じられる。
4.マイクロ波励起材料のペレット651は、空にされている前記内側の管内に入れられ、希ガスを詰め直され、前記遠部ネックを封じられる。
5.前記内側の管は、それから前記近部ネックを封じられる。
通常は加工品を形成するために密封される各部品は、幅広い光に対して透明な石英製であるだろう。また一方、特定の着色光および/または紫外線光等の特定の不可視光の放射を制限したい場合には、そのような光に対して不透明な石英を、前記加工品の外部部品に、或いはもちろん前記加工品全体に使用してもよい。さらに、前記加工品の別の部分は、前記ボイド空間封体は別として、あまり高価ではないガラス材料製であってもよい。
図1〜図4に準拠して上述された実施例は試験用のプロトタイプであり、当該実施例は本発明の動作に関して認識している最良のやり方を示している。
誤解を避けるために、優先権出願である英国特許出願GB1021811.3号の明細を、図11〜図14と、追加の1000番台の引用符号と、に準拠して、ここで逐語的に以下に繰り返す。
最初に図面の図11および図12を参照すると、ランプ1001は、反射器1003の焦点に発光体1002を有する。マグネトロン1004が整合回路1005にマイクロ波を供給し、当該整合回路1005から前記マイクロ波が、前記発光体1002を励起させるために、アンテナ1006に沿って伝播する。
前記発光体それ自体が中央空洞1011を有し、当該中央空洞1011内には、マイクロ波励起材料1014を包含するボイド空間1013を有する電球1012が配列される。一般的には前記電球は透明な石英製である。前記空洞は平らな後方および前方の壁1015,1016と円柱状の側方の壁1017によって取り囲まれる。前記各壁は一緒に密封され、それによって前記中央空洞が密封され、一般的には内部で真空が維持される。示された実施例においては、前記電球は前記前方の壁1016と一体であり、前記後方の壁と前記電球の遠心側或いは後方端部1019に規定される絶縁間隙の方に伸びる。
前記後方、前方および側方の壁が、前記空洞用の封体1020を定義し、同様に透明な石英で形成される。それによって、前記空洞1011の封じられた自然状態を維持するだけでなく、以下により詳細に説明するように、前記電球からの光を放射させる。
前記円筒状の側方の壁は、囲い1021として背面の壁から後方に伸び、前記後方の壁と共に凹部1022を定義する。締まりばめとは対照的に、従来型の工学的摺動によって、前記凹部で受け止められるのは、円柱状の、アルミナの不透明体1023であり、当該アルミナは、石英よりも高い誘電率、一般的には3.75に対して9.6の材料である。これは、中心に前記アンテナ1006が中で伸びるアンテナ穴10231を有する。前記不透明体は、正面1026の補完凹部1025内に収容されるボタンヘッド1024を有し、前記正面は前記封体の後の壁1015に隣接する。この配列は、前記電球とその中の前記励起材料とごく接近している前記ボタンに存在する高電場をセットする。
ファラデー箱1027は前記封体を取り囲み、前記囲い1021を備え、前記発光体が取り付けられる接地アルミニウムボス1028まで後方に伸び、前記ファラデー箱と、前記ファラデー箱を前記ボスに保持する各ネジ1029と、を用いてボス上に保持される。したがって、前記ファラデー箱は接地されている。前記ファラデー箱は、前記空洞1011の領域においては網状、すなわち各開口部を有する網目状であり、前記ボス1028の方へさらに後方では、ごく普通である。
使用時には、マイクロ波は前記アンテナに供給され、前記アンテナのボタンヘッド1024から前記封体内に放射される。前記マイクロ波が前記電球に伝播するだけでなく、それらの各材料の誘電率を考慮すれば、前記不透明体と共に前記封体は、前記ファラデー箱内の共振システムを形成する。その結果として、前記アンテナから伝播する前記マイクロ波が前記発光体の共振電場を増大させる。
前記電球内の前記ボイド空間において、結果的に得られる電場は、共振用の寸法の部品がない場合に比べて大変大きい。前記電場は前記ボイド空間内の前記励起材料においてプラズマを確立し、そこから放射される光は前記前方および側方の壁を通過して放射状に広がる。前記電球を除いては、前記空洞内へと伸びるものはない。それにしたがって、影を落とすことはない。前記アンテナが前記空洞内へと伸びるとしても、前記ファラデー箱からのいくらかの影を別として、影を落とすことはない。一方で、前記ファラデー箱の網目は感じられるほど影を落とすことがないくらい小さい。
ここで、次に図13および図14を検討すると、前記封体は下記のように作成される。
1.前記側方の壁および囲い用の石英管の長さ方向1101は平面、前記後方の壁用の円盤1102で切り揃えられる。これらは、前記管の軸と垂直な前記円盤とともに、ガラス旋盤においてマンドレルに置かれる。前記円盤は所定位置に取り付けられる。
2.穴1103が管の前記封体の所定位置において開けられる。
3.第2の石英円盤1104は前記前方の壁用に切断され、前記長さ方向1101の端部に接するために、前記第1の円盤よりもわずかに大きい。中心穴1105は前記第2の円盤に開けられる。封鎖された小直径の石英管片1106が前記穴1105に挿入され、所定位置に取り付けられる。
4.前記管1106は空にされ、前記励起充填物に満たされ、電球1107を形成するように前記円盤1104の表面に近接して封じられる。
5.前記円盤1104は前記管1101の端部に当てられ、そこに取り付けられる。
6.第2の小直径の石英管片1108は前記穴1103に封じられる。封体1110内に形成される空洞1109は空にされ、前記管片1108は前記穴1103で“先端をつけられる”。
2.45GHzでの稼働では、前記管1101は28.7mmの長さで、38mmの外径と2mmの厚みを有する。各前記円盤は2mmの板製で、前記円板1102は前記管1101に滑りばめで、前記円板1104は直径38mmである。前記円板1102は前記管1101の開放端から9mmに取り付けられる。管を形成する前記電球は、前記円板1104から8mm突き出すように配置され、前記板1102から1mmの取り付けクリアランスを与える。この管は1.5mmの壁厚で直径6mmである。
上に述べたように、
・中央空洞1011
・電球1012
・ボイド空間1013
・後方および前方の壁1015,1016
・円柱状の側方の壁1017
・絶縁間隙1018
・封体1020
・囲い1021
・凹部1022
が形成される。
結果的に得られる各寸法、および、前記囲い1021内の前記凹部1022と、前記発光体を接近して取り囲む前記ファラデー箱1027と、を充分に満たすアルミナ体1023と、を伴って、2.45GHzでの共振がなし得る。
前記アンテナとそのボタンヘッド1024の寸法は、共振システムへの最大エネルギ伝達にとって重要である。前記アンテナは真鍮製で、直径2mmで、直径6mmで厚さ0.5mmのボタンを有する。前記アンテナは前記ボス1028内に、アルミナ製の絶縁スリーブ1030内のところに伸び、前記整合回路1005から接続部1031に挿入される。
前記封体1020と前記囲い1021を取り囲み、前記ファラデー箱1027外面は、ホウケイ酸ガラス覆い1032を広げる。前記ホウケイ酸ガラス覆いは、前記ファラデー箱と、前記石英封体と囲いと、に物理的防護を与える。また、前記ホウケイ酸ガラス覆いはろ過して、プラズマからのいくらかの少量の紫外線放射から防護する。マイクロ波に対しては前記ファラデー箱が防護する。発光の継続のためのマイクロ波電力が制御できる場合は、注目の最後の細目は、前記プラズマの確立を検知するための光ファイバー1034用の、前記アルミナ体1023にあけられた穴1033である。
図11から理解できるように、前記発光体1002は、プラズマによって放射される光の大部分が、前記反射器1003によって集められ、焦点を合わせられ得るという利点を有する。具体的には、前記アンテナは前記不透明体の中にあり、光のどの部分も遮らない。前記電球は前記封体1020内の真空によって取り囲まれ、それによって熱はほとんど奪われ得ず、対流によって放熱しない、ということにも注意すべきである。したがって前記電球は熱を持ち得ない。これは、そうしなければ熱として散逸するかもしれないエネルギを、プラズマの高温と効率的な発光を維持するために利用できる、という点で役に立つ。
本発明は上記実施例に限定されるものではない。例えば、前記ファラデー箱は、半透明な場所を網状で、前記アルミナブロックと前記アルミニウムシャーシブロックの周りを穴無しであるように説明してきた。それは0.12mm厚のシート状の金属から形成される。或いは、金網で形成されるということもあり得る。また一方、前記ファラデー箱は、前記加工品のインジウムスズ酸化物の被覆の形を成して、前記アルミナとアルミニウムの円筒を取り囲むシート状の金属円筒を適切に有してもよい。また一方、前記加工品と前記アルミナブロックがアルミニウムシャーシブロックに設置される場合、光は前記アルミナブロックを通っては放たれない。前記アルミナブロックを石英に置き換える場合、光は前記石英を通過できるが、前記アルミニウムブロックは通過できない。前記ブロックは前記ファラデー箱を電気的に遮蔽する。前記ファラデー箱の穴のない部分は前記アルミニウムブロックの範囲まで後方に伸びてもよい。もちろん前記ファラデー箱が前記石英の後方に伸び、前記アルミニウムブロックの直径が減少してもよい。
別の可能性は、前記加工品と前記アルミナブロックの間にエアギャップが存在し、前記アンテナが前記加工品に接するように前記エアギャップを横切るかもしれないことである。
上記に反して、前記加工品は石英製だと記載され、前記高誘電率体はアルミナ製だと記載されている。前記加工品が多結晶アルミナ等の別の半透明材料製であることもあり得、前記高誘電率体もまた別のセラミック材料製であることもあり得る。
稼働周波数に関しては、上で詳述した寸法の全ては2.45GHzでの稼働用である。本発明のこのLUWPLは、どの具体的な周波数においても、同等のLER、LUWPLよりもより小型であるので、電磁波のより長い波長に起因するより大きいサイズと、本発明がもたらす縮小されたLUWPLとの間のバランスに起因して、本発明の各前記LUWPLは、434MHz(まだマイクロ波の範囲の一般的に受け入れられている定義内である)等の低い各周波数において応用されるであろう。434MHzの周波数に対しては、2.45GHzで稼働するLUWPL製品で使用されているほど、半導体発振器がマグネトロンの代わりに適していると期待されている。そのような発振器は生産するおよび/または稼働するのに経済的であると期待される。
上記の全ての実施例において、とりわけ通常備えられる囲いが原因で、前記加工品は長手中心軸に対して非対称である。それにもかかわらず、前記加工品がそのような対称性を有することもあり得るのは、予測できる。例えば、前記前部封体が平らに仕上がり、囲いを有しないとすれば、実施例図10は実質上対称になるだろう。
また、上記の各加工品は前記導波空間に対して非対称的に位置する。これは、各前記加工品が、前記領域間隣接平面Pを容量中心平面Vに一致して配列していないためだけではなく、前記加工品が前記導波空間の一端に面する一方で、前記分離している固体誘電材料体が他端に面するためでもある。それにもかかわらず、前記分離している固体誘電材料体が同じ材料製の場合は、前記加工品に統合されるかもしれないことは、予測できる。この配列において、前記加工品は前記導波空間に対して非対称的には位置しない。それでもなお、前記加工品は、一端に空洞を有し、その誘電率の容量平均が両端で異なっている他端は実質的にボイド空間を有さず、それ自身が非対称である。
別の可能な変形例は、前記アルミニウムキャリアブロックの、前方に伸びる囲いの設置である。これは、加工品の囲いを備えていても、そうでなくてもよい。前記加工品の囲いを備えていれば、前記ファラデー箱は前記キャリアブロック囲いの外側で後方に伸び、前記加工品の囲いに固定されてもよい。或いは、前記ファラデー箱が前記加工品の被覆である場合は、前記キャリアブロック囲いは、前記ファラデー箱に接触するために、被覆ファラデー箱材料に対して、放射状に中心に向かうことを強いられる。
1:加工品
14:アルミナブロック(本体)
15:穴
16:座繰り穴
18:アンテナ(結合手段)
19:ヘッド(ヘッド部)
20:ファラデー箱
101:加工品
114:アルミナブロック(本体)
120:ファラデー箱
152:環状空隙(空洞)
201:加工品
214:アルミナブロック(本体)
220:ファラデー箱
301:加工品
302:ボイド空間封体(ボイド空間の封体)
310:環状空洞(空洞)
314:石英ブロック(本体)
318:アンテナ(結合手段)
401:加工品
414:アルミナブロック(本体)
420:ファラデー箱
501:加工品
502:プラズマボイド空間封体(ボイド空間の封体)
505:ドーム(前方の壁)
510:空洞
611:空洞
614:アルミナブロック(本体)
1002:発光体
1011:ボイド空間
1012:固体の壁(ボイド空間の封体)
3011:ボイド空間

Claims (54)

  1. ・固体誘電体、半透明材料製の加工品であって、少なくとも
    ・電磁波励起プラズマ材料を内包する密閉されたボイド空間
    を備える加工品と、
    ・ファラデー箱であって、
    ・前記加工品を包み込み、
    ・光の放射のために、少なくとも部分的に半透明で、
    ・導波器の範囲を定め、前記導波器が
    ・導波空間
    を有し、前記加工品が前記導波空間を少なくとも部分的に占有する
    ファラデー箱と、
    ・プラズマ励起電磁波を、固体誘電材料によって、少なくとも実質的に囲まれた位置の導波器に導入するための、少なくとも部分的に誘導性の結合手段と、
    を備え、
    それによって、既定の周波数の電磁波の導入時にプラズマが前記ボイド空間内に確立され、光が前記ファラデー箱を経由して放射され、
    ・配列が、
    ・前記ファラデー箱の両側の間で広がる、前記導波空間の第1の領域であって、
    ・前記誘導性の結合手段に適応し、
    ・比較的高い容量平均誘電率を有する
    第1の領域と、
    ・前記ファラデー箱の両側の間で広がる、前記導波空間の第2の領域であって、
    ・比較的低い容量平均誘電率を有する
    第2の領域が、
    存在するような配列である
    ことを特徴とする、半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  2. 前記励起プラズマ材料を内包するボイド空間は、全体として第2の、比較的平均誘電率の低い領域内に配列されることを特徴とする、請求項1に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  3. 前記励起プラズマ材料を内包するボイド空間は、前記ファラデー箱を通過して伸び、部分的に前記ファラデー箱と前記第2の領域の外側となるように配列されることを特徴とする、請求項1に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  4. 前記第2の領域は、前記誘導性結合手段から前記ボイド空間を過ぎる方向で、前記ボイド空間を越えて広がることを特徴とする、請求項2或いは請求項3に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  5. 前記加工品は、前記プラズマ材料のボイド空間とは異なる、少なくとも一つの空洞を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  6. 前記空洞は、前記ボイド空間の封体と、前記加工品の少なくとも一つの周壁と、の間に広がり、前記周壁は、前記封体から前記周壁までの広がりよりも薄いことを特徴とする、請求項5に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  7. 前記加工品は、少なくとも一つの、前記ファラデー箱のそれぞれの寸法よりも小さい外形寸法を有し、前記加工品と前記ファラデー箱の間の前記導波空間の広がりには固体誘電材料が存在しないことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  8. 前記加工品は前記導波空間の、誘導性結合器が配置される端部の反対側の端部から距離を置いた前記ファラデー箱内に配置されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  9. 前記誘導性結合手段を取り囲む前記固体誘電材料が、前記加工品のものと同じ材料であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  10. 前記誘導性結合手段を取り囲む前記固体誘電材料が、前記加工品の材料の誘電率よりも高誘電率の材料であり、前記高誘電率材料が、前記誘導性結合手段を取り囲む本体内にあり、前記加工品に隣接して配置されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  11. 前記ファラデー箱はそこからの放射状の光放射のために半透明であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  12. 前記ファラデー箱はそこから前面への光放射のために半透明であり、これは前記導波空間の第1の、比較的高誘電率の領域から離れていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  13. 前記誘導性結合手段は細長いアンテナであるか、或いは、細長いアンテナを備えることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  14. 当該誘導性結合手段は比較的高誘電材料製の前記本体内の穴の中を伸びる単純なワイヤであることを特徴とする、請求項13に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  15. 前記穴は、前記アンテナが前記加工品に隣接する、前記本体内の貫通孔であることを特徴とする、請求項14に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  16. 座繰り穴を前記加工品の高面に隣接する前記分かれた本体の前面に設け、前記アンテナは(輪郭が)T字型で、T字のヘッド部が前記座繰り穴を占有し、前記加工品に隣接することを特徴とする、請求項14に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  17. ・固体誘電体、半透明材料製の加工品であって、少なくとも
    ・電磁波励起プラズマ材料を内包する密閉されたボイド空間の封体
    を備える加工品と、
    ・ファラデー箱であって、
    ・前記加工品を包み込み、
    ・光の放射のために、少なくとも部分的に半透明で、
    ・導波器の範囲を定め、前記導波器が
    ・導波空間
    を有し、前記加工品が前記導波空間を少なくとも部分的に占有し、前記導波空間が
    ・対称軸
    を有するファラデー箱と、
    ・プラズマ励起電磁波を、固体誘電材料によって、少なくとも囲まれた位置の導波器に導入するための、少なくとも部分的に誘導性の結合手段と、
    を備え、
    それによって、既定の周波数の電磁波の導入時にプラズマが前記ボイド空間内に確立され、光が前記ファラデー箱を経由して放射される半透明導波器電磁波プラズマ光源であって、
    ・それらの配列が、前記導波空間が前の半分と後の半分に理論上容量的に等分された状態で、
    ・前記前の半分が
    ・前記加工品と前記前の半分内の前記ボイド空間に、少なくとも部分的に占有され、
    ・前記ファラデー箱の前方の、半透明部分によって(前記後の半分の部分を除いて)包み込まれ、当該部分を経由して前記ボイド空間からの光の一部が放射され得、
    ・前記後の半分が、そこから伸びる前記誘導性結合器を有し、
    ・前記前の半分の中身の誘電率の容量平均が前記後の半分のそれよりも少ない、
    ような配列である、
    ことを特徴とする、半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  18. 前記前の半分と前記後の半分における誘電率の容量平均の違いは、端から端までの非対称性を有し、および/または、前記ファラデー箱内で非対称的に位置する前記加工品によってもたらされることを特徴とする、請求項17に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  19. ・前記加工品は前記導波空間全体を占有し、
    ・少なくとも一つの空にされた、或いはガスで満たされた空洞を、前記加工品が前記前の半分内に備え、それによって、前記前の半分の誘電率の容量平均を下げ、
    ・前記空洞は、前記ボイド空間の封体と、前記加工品の少なくとも一つの周壁と、の間で広がり、前記周壁は前記ボイド空間の封体と前記周壁の間の前記空洞の広がりよりも薄い、
    ことを特徴とする、請求項17或いは請求項18に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  20. ・前記加工品は前記導波空間の前の半分を占有し、
    ・同一の材料の分離体が前記導波空間の残り部分を占有し、
    ・少なくとも一つの空にされた、或いはガスで満たされた空洞を、前記加工品が前記前の半分内に備え、それによって、前記前の半分の誘電率の容量平均を下げ、
    ・前記空洞は、前記ボイド空間の封体と、前記加工品の少なくとも一つの周壁と、の間で広がり、前記周壁は前記ボイド空間の封体と前記周壁の間の前記空洞の広がりよりも薄い、
    ことを特徴とする、請求項17或いは請求項18に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  21. ・前記加工品は前記導波空間全体の前部を占有し、
    ・高誘電率材料製の分離体が、前記導波空間の残り、或いは少なくとも大部分を占有する、
    ことを特徴とする、請求項17或いは請求項18に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  22. ・少なくとも一つの空にされた、或いはガスで満たされた空洞を、前記加工品が前記前の半分内に備え、それによって、前記前の半分と前記後の半分の間の誘電率や容量平均の差を拡大し、
    ・前記空洞は、前記ボイド空間の封体と、前記加工品の少なくとも一つの周壁と、の間で広がり、前記周壁は前記ボイド空間の封体と前記周壁の間の前記空洞の広がりよりも薄い、
    ことを特徴とする、請求項21に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  23. 前記或いはそれぞれの空洞は、空にされ、および/または、ゲッターが利用されることを特徴とする、請求項19、請求項20或いは請求項22に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  24. 前記或いはそれぞれの空洞は、大気の20分の1程度の低圧ガスで占有されることを特徴とする、請求項19、請求項20或いは請求項22に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  25. 前記ガスは窒素であることを特徴とする、請求項24に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  26. 前記ボイド空間の封体が前記空洞の横方向に、前記加工品の中心軸を横切って伸びることを特徴とする、請求項19、請求項20、請求項22、請求項23、請求項24或いは請求項25のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  27. 前記ボイド空間の封体は、前記加工品の中心の縦軸、すなわち前から後への軸上に伸びることを特徴とする、請求項19、請求項20、請求項22、請求項23、請求項24或いは請求項25のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  28. 前記ボイド空間の封体は、前記加工品の前方の壁と後方の壁の両方に結合されることを特徴とする、請求項28に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  29. 前記ボイド空間の封体は、前記加工品の前方の壁のみに結合されることを特徴とする、請求項28に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  30. 前記ボイド空間の封体は、前記前方の壁を通り抜け、前記ファラデー箱を部分的に通って伸びることを特徴とする、請求項29或いは請求項30に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  31. 前記前方の壁はドームであることを特徴とする、請求項29、請求項30或いは請求項31に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  32. 前記前方の壁は平らで、前記加工品の後方の壁に平行であることを特徴とする、請求項29、請求項30或いは請求項31に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  33. 前記ボイド空間の封体と前記加工品の残り部分は、同一の半透明な材料製であることを特徴とする、請求項17〜33のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  34. 前記ボイド空間の封体と、前記加工品の少なくとも一つの外壁とは、異なる半透明な材料製であることを特徴とする、請求項18、請求項19、請求項21、或いは、請求項18、請求項19或いは請求項21に従属する請求項22〜33のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  35. 前記外壁は紫外線不透過ガラスであることを特徴とする、請求項33に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  36. 前記導波空間の前記加工品によって占有される部分は、前記前の半分に一致することを特徴とする、請求項17〜5のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  37. ・前記分離体は前記加工品から、空隙によって間隔を空けられ、前記ファラデー箱に対して横向きに設置されることを特徴とする、請求項20、請求項21、或いは、請求項20或いは請求項21に従属する請求項22〜36のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  38. ・前記分離体は前記加工品の後面に接触し、前記ファラデー箱に対して横向きに設置されることを特徴とする、請求項20、請求項21、或いは、請求項20或いは請求項21に従属する請求項22〜36のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  39. ・前記加工品は前記分離体を伴う囲いを有し、前記分離体は、前記加工品の後面に隣接し、前記囲い内に横向きに設置されることを特徴とする、請求項20、請求項21、或いは、請求項20或いは請求項21に従属する請求項22〜36のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  40. 前記ボイド空間の封体はチューブ状であることを特徴とする、請求項1〜39のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  41. 前記加工品と固体誘電材料製の前記分離体が備えられる場合には、中心の縦軸に対する回転体であることを特徴とする、請求項1〜40のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  42. 前記加工品と固体誘電材料製の前記分離体が備えられる場合には、矩形断面であることを特徴とする、請求項1〜42のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  43. ・その電源からの電磁波エネルギ用の入力と、
    ・前記半透明導波器電磁波プラズマ光源装置の前記誘導性結合手段への接続出力と、
    ・を有する電磁波回路
    と組み合わせた半透明導波器電磁波プラズマ光源装置であって、
    前記電磁波回路は、
    ・帯域通過フィルタ、および、前記電磁波エネルギ源の出力インピーダンスの前記半透明導波器電磁波プラズマ光源装置の誘導性入力インピーダンスに対する整合回路として構成される複素インピーダンス回路であることを特徴とする、請求項1〜42のいずれか1項に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  44. 前記電磁波回路は調節可能な櫛形フィルタであることを特徴とする、請求項43に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置と電磁波回路の組み合わせ体。
  45. 前記電磁波回路は
    ・金属性の覆いと、
    ・それぞれ前記覆い内に接地される、一組の完全導体と、
    ・前記各完全導体に、一方が入力に他方が出力に接続される一組の接続部と、
    ・前記覆い内に、それぞれの完全導体の反対側の遠心端に設置される、それぞれの同調素子と、
    を備えることを特徴とする、請求項43或いは請求項44に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置と電磁波回路の組み合わせ体。
  46. さらなる同調素子を、各前記完全導体の間に虹彩状に設置することを特徴とする、請求項45に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置と電磁波回路の組み合わせ体。
  47. ・固体誘電体、半透明材料製の加工品であって、少なくとも
    ・電磁波励起プラズマ材料を内包する密閉されたボイド空間
    を備える加工品と、
    ・ファラデー箱であって、
    ・前記加工品を包み込み、
    ・光の放射のために、少なくとも部分的に半透明で、
    ・導波器の範囲を定め、前記導波器が
    ・導波空間
    を有し、前記加工品が前記導波空間を少なくとも部分的に占有する
    ファラデー箱と、
    ・プラズマ励起電磁波を、固体誘電材料によって、少なくとも実質的に囲まれた位置の導波器に導入するための、少なくとも部分的に誘導性の結合手段と、
    を備え、
    それによって、既定の周波数の電磁波の導入時にプラズマが前記ボイド空間内に確立され、光が前記ファラデー箱を経由して放射され、
    ・前記加工品は石英製で、
    ・アルミナ体が、前記導波空間の誘電率の容量平均を上昇させるために、前記導波空間内に設置され、前記誘導性結合手段は前記アルミナ体に設置される
    ことを特徴とする、半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  48. 前記加工品と前記アルミナ体は一緒に前記導波空間を満たすことを特徴とする、請求項47に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  49. ・固体誘電体、半透明材料製の加工品であって、少なくとも
    ・電磁波励起プラズマ材料を内包する密閉されたボイド空間
    を備える加工品と、
    ・ファラデー箱であって、
    ・前記加工品を包み込み、
    ・光の放射のために、少なくとも部分的に半透明で、
    ・導波器の範囲を定め、前記導波器が
    ・導波空間
    を有し、前記加工品が前記導波空間を少なくとも部分的に占有する
    ファラデー箱と、
    ・プラズマ励起電磁波を、固体誘電材料によって、少なくとも実質的に囲まれた位置の導波器に導入するための、少なくとも部分的に誘導性の結合手段と、
    を備え、
    それによって、既定の周波数の電磁波の導入時にプラズマが前記ボイド空間内に確立され、光が前記ファラデー箱を経由して放射され、
    ・前記加工品の誘電率の容量平均がその材料の誘電率よりも低いことを特徴とする、半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  50. ・固体誘電体、半透明材料製の加工品であって、少なくとも
    ・電磁波励起プラズマ材料を内包する密閉されたボイド空間
    を備える加工品と、
    ・ファラデー箱であって、
    ・前記加工品を包み込み、
    ・光の放射のために、少なくとも部分的に半透明で、
    ・導波器の範囲を定め、前記導波器が
    ・導波空間
    を有し、前記加工品が前記導波空間を少なくとも部分的に占有する
    ファラデー箱と、
    ・プラズマ励起電磁波を、固体誘電材料によって、少なくとも実質的に囲まれた位置の導波器に導入するための、少なくとも部分的に誘導性の結合手段と、
    ・前記加工品に隣接し、中で伸びる前記誘導性結合手段を有する、前記導波空間内の固体誘電材料製の本体と、
    を備え、
    それによって、既定の周波数の電磁波の導入時にプラズマが前記ボイド空間内に確立され、光が前記ファラデー箱を経由して放射される
    ことを特徴とする、半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  51. 前記誘導性結合手段は、前記本体と前記加工品の間の境界接触面まで伸びることを特徴とする、請求項50に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  52. 前記加工品と前記本体は同一の材料製であることを特徴とする、請求項50或いは請求項51に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  53. 前記加工品と前記本体は異なる材料製であり、前記本体は誘電率がより高いことを特徴とする、請求項50或いは請求項51に記載の半透明導波器電磁波プラズマ光源装置。
  54. 電磁波源と、アンテナと、ファラデー箱と、と共に使用するための発光体であって、
    ・少なくとも一つの外壁と、後方の壁と、を有する、半透明材料製の封体と、
    ・前記封体内の空洞と、
    ・前記空洞の少なくとも一つの壁から、前記空洞内に伸びる、励起材料を包含する電球であって、励起材料を包含するボイド空間を有する電球と、
    ・前記封体に適合する固体誘電材料製の本体であって、前記空洞の後方の壁とアンテナ穴とを補完する正面を有する本体と、
    を備え、
    その配列は、前記電球と前記本体を含む前記封体の組み合わせが、前記ファラデー箱に取り囲まれて、電磁的共振システムを形成し、当該電磁的共振システム内で、穴の中のアンテナへの電磁波の利用によって、前記励起材料内のプラズマからの光の放射のために、共振が確立され得るものであることを特徴とする、発光体。
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