JP2014502896A - 頭皮及び毛髪用光学治療機器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、頭皮及び毛髪用光学治療機器に関する。より詳しくは、広い使用空間が不要であり、付帯的な専門医療機器を使用する必要がないで、一般家庭でも使用可能であり、構造をコンパクト化して携帯が可能であり、微細針治療を用いて、小針らが物理的損傷を起こして繊維芽細胞を刺激して、コラーゲンリモデリングを誘導し、分子量が大きい薬物や極性化が困難である薬物が、皮膚に効果的に侵透することができる通路を提供して、皮膚を再生させる効果があり、機器の上部にLEDを装着して,頭皮と毛髪に紫外線及び可視光線を照射し、細胞の新陳代謝を活性化させて、損傷した細胞の治癒及び成長を促進するだけでなく、機器の上部及び側部にイオントフォレシスを装着し、皮膚に電位差を与えて、皮膚の電気的環境を変化することにより、イオン性薬物の皮膚透過率を増加させ、機器内部を介してアンプルを挿入した後、上部に突出して、ボールベアリングタイプのアンプルを皮膚に擦り込む形態で表面吸着を用いて、薬物を放出すると共に、頭皮をマッサージするようにして、頭皮の細胞組織を活性化し、毛髪の発毛促進、脱毛防止など、良好な頭皮と毛髪を維持できるようにする頭皮及び毛髪用光学治療機器に関する。
このために、本発明は、ボディと、前記ボディの一側に着脱可能に設けられるMTSカートリッジと、前記ボディと前記MTSカートリッジとの間に設けられるLEDランプとを含むことを特徴とする頭皮及び毛髪用光学治療機器を提供する。
【代表図】
図1а

Description

本発明は、頭皮及び毛髪用光学治療機器に関する。より詳しくは、広い使用空間が不要であり、付帯的な専門医療機器を使用する必要がないで、一般家庭でも使用可能であり、構造をコンパクト化して携帯が可能であり、微細針治療を用いて、小針らが物理的損傷を起こして繊維芽細胞を刺激して、コラーゲンリモデリングを誘導し、分子量が大きい薬物や極性化が困難である薬物が、皮膚に効果的に侵透することができる通路を提供して、皮膚を再生させる効果があり、機器の上部にLEDを装着して,頭皮と毛髪に紫外線及び可視光線を照射し、細胞の新陳代謝を活性化させて、損傷した細胞の治癒及び成長を促進するだけでなく、機器の上部及び側部にイオントフォレシス(iontophoresis)を装着し、皮膚に電位差を与えて、皮膚の電気的環境を変化することにより、イオン性薬物の皮膚透過率を増加させ、機器内部を介してアンプルを挿入した後、上部に突出して、ボールベアリングタイプのアンプルを皮膚に擦り込む形態で表面吸着を用いて、薬物を放出すると共に、頭皮をマッサージするようにして、頭皮の細胞組織を活性化し、毛髪の発毛促進、脱毛防止など、良好な頭皮と毛髪を維持できるようにする頭皮及び毛髪用光学治療機器に関する。
現代は、イメージの時代と言う。現代人は、社会生活で多くの人々に会って交流しており、合コンで初印象が占める比重は、敢えて強調する必要がない程度である。このような状況で、現代人は、社会活動において本人のイメージを向上し、様々な表現欲求を満たすために、頭皮と毛髪管理に多い時間と費用を割いている。しかし、現代人は、遺伝的条件のような先天的な要因や、ストレス及び疾病のような後天的要因によって、頭皮と毛髪損傷に苦しんでいる実情である。
損傷した頭皮と毛髪の治療に、光を利用しようとする試みが行われている。光を治療目的に利用するための光源としては、レーザがよく使用されている。現在、皮膚科で使用しているレーザの種類は、炭酸ガスレーザ(CO2 Laser)、色素レーザ(Flash lamp-pumped pulsed dye laser)、アルゴン、銅蒸着(Copper vapor)、クリプトン、ダイオードなどがある。
これらのレーザは、主に、母斑の除去や、いぼと魚の目の除去、表皮母斑、そして、メラニンを帯びるソバカス、黒子、シミなどと、オタ母斑(Otta’s Nevus)、ベッケ母斑(Becke’s Nevus) 、入れ墨の除去などに使用されている。治療目的のレーザは、大きく、511、514、532、1064ナノメートルの波長に区分され、血管性皮膚病変の治療に使用される。
しかし、レーザ治療は、光熱分解特性を用いるため、治療ターゲット細胞の周辺細胞に、熱損傷をもたらすという不都合がある。また、レーザは、治療後、色素沈着や潜在性ヘルペス感染を誘発して、肥厚性瘢痕をもたらすことがあり、細菌感染も起こすことができる。また、レーザは、価格が高く、発熱などの問題が発生する。
現在まで、頭皮及び毛髪治療器として提案されていることを見ると、殆ど、レーザダイオード(LD)とランプを利用している。しかし、レーザダイオードは、細胞内の水分による熱エネルギを吸収して、周辺細胞の熱損傷をもたらし、色素沈着や潜在性ヘルペス感染を誘発するなど、一般のレーザ治療が持つ副作用を全て有している。また、体積が大きいため、携帯が不可能であり、頭に固定するか、頭に被せて使用することが大部分であるため、日常生活で携帯して周期的に活用するには困難であることが多い。また、このような頭皮及び毛髪治療器は、外部毛髪の損傷を防止するか、損傷した外部毛髪の治療効果があるだけで、毛根周辺の内部毛髪には、直接してレーザとランプが照射されないため、頭皮及び内側毛髪の損傷を防止するか、損傷した内部毛髪の治療に対しては、効果がないという問題点がある。
本発明は、前記のような問題点を解決するためになされたものであって、特に、広い使用空間が不要であり、一般家庭でも使用可能であり、携帯が可能であり、分子量の大きい薬物や極性化が困難である薬物が、皮膚に効果的に侵透することができる通路を提供して、皮膚を再生させることができ、細胞の新陳代謝を活性化して、損傷した細胞の治癒及び成長を促進するだけでなく、イオン性薬物の皮膚透過率を増加させ、頭皮の細胞組織を活性化し、毛髪の発毛促進、脱毛防止など、良好な頭皮と毛髪を維持することができるようにする頭皮及び毛髪用光学治療機器を提供することにその目的がある。
前記目的を達成するために案出された本発明による頭皮及び毛髪用光学治療機器は、ボディと、前記ボディの一側に着脱可能に設けられるMTSカートリッジと、前記ボディと前記MTSカートリッジとの間に設けられるLEDランプとを含むことを特徴とする。
また、前記ボディは、上部ボディと下部ボディとを備え、前記上部ボディと前記下部ボディとの間には、イオントフォレシスを活性化させるための電位差を提供する一対の電極が設けられる。
また、前記頭皮及び毛髪用光学治療機器は、前記LEDランプが装着されるイオンヘッドを、更に含むことができる。
また、前記ボディの内部には、アンプルを装着するためのアンプルホルダが設けられる。
また、前記イオンヘッドの中央には、アンプルボールベアリングが設けられる。
本発明によると、広い使用空間が不要であり、付帯的な専門医療機器を使用する必要がないので、一般家庭でも使用可能であり、構造をコンパクト化して、携帯が可能であるという効果がある。
また、本発明によると、微細針治療を用いて、小針らが物理的損傷を起こして繊維芽細胞を刺激して、コラーゲンリモデリングを誘導し、分子量が大きい薬物や極性化が困難である薬物が、皮膚に効果的に侵透することができる通路を提供して、皮膚を再生させる効果がある。
また、本発明によると、機器の上部にLEDを装着して,頭皮と毛髪に紫外線及び可視光線を照射し、細胞の新陳代謝を活性化させて、損傷した細胞の治癒及び成長を促進する効果がある。
また、本発明によると、機器の上部及び側部にイオントフォレシスを装着し、皮膚に電位差を与えて、皮膚の電気的環境を変化することにより、イオン性薬物の皮膚透過率を増加させ、機器内部を介してアンプルを挿入した後、上部に突出して、ボールベアリングタイプのアンプルを皮膚に擦り込む形態で表面吸着を用いて、薬物を放出すると共に、頭皮をマッサージするようにして、頭皮の細胞組織を活性化し、毛髪の発毛促進、脱毛防止など、良好な頭皮と毛髪を維持できるようにする効果がある。
1а〜図1cは、本発明の第1実施例による頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図である。 図2а及び図2bは、本発明の第2実施例による頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図である。 図3а〜図3cは、本発明の第3実施例による頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図である。 図4а〜図4cは、本発明の第4実施例による頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図である。 5а〜図5cは、本発明の第5実施例による頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図である。 図6は、LEDとLDの光出力方式及び電流量と光出力の相関関係を示すグラフである。 7は、高機能性アンプル製造過程の概念図である。 8は、高機能性アンプルの経皮吸収促進過程を説明するための概念図である。
本発明による頭皮及び毛髪用光学治療機器は、ボディと、前記ボディの一側に着脱可能に設けられるMTSカートリッジと、前記ボディと前記MTSカートリッジとの間に設けられるLEDランプとを含むことを特徴とする。
以下、本発明の好適な実施例を、添付した図面を参照して詳しく説明する。まず、各図面の構成要素に参照符号を付することにおいて、同一の構成要素に対しては、たとえ、他の図面上に示されていても、できるだけ、同一の符号を付するようにしていることに留意しなければならない。また、本発明を説明することに当たり、関連する公知構成又は機能に関する具体的な説明が、本発明の要旨を濁ごしていると判断される場合は、その詳細な説明は省略する。また、以下において、本発明の好適な実施例を説明するが、本発明の技術的思想は、ここに限定・制限されることではなく、当業者によって変形して様々に実施可能であることは勿論である。
図1а〜図1cは、本発明の第1実施例による頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図である。図1аは、MTSカートリッジが取り付けられた状態の頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図であり、図1bは、MTSカートリッジを取り外した状態の頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図であり、図1cは、ボディカバーの斜視図である。
本発明の第1実施例による頭皮及び毛髪用光学治療機器は、図1а〜図1cを参照すると、上部ボディ10と、ボタンロック12と、パワーボタン14と、アンプルホルダ16と、アンプルカバー18と、バッテリカバー20と、下部ボディ22と、左側電極24と、右側電極26と、イオンヘッド28と、ボディトップ30と、LEDランプ32と、アンプルボールベアリング34と、MTSカートリッジ36と、ボディカバー38とを含む。
上部ボディ10は、握りやすいように、流線形の長尺状に形成される。上部ボディ10には、アンプル(図示せず)の挿入又は交替のためのアンプルホルダ16と、アンプルを挿入した後、アンプルホルダ16を閉鎖するか、アンプルの交替時に、アンプルホルダ16を開放するためのアンプルカバー18と、アンプルカバー18を開閉するためのボタンロック12と、LEDランプ32と、イオントフォレシスを活性化させるための電極24、26に電位差を加えるためのパワーボタン14とが設けられる。
ボタンロック12は、上部ボディ10に設けられ、アンプルカバー18を作動させる。例えば、ボタンロック12を押下すると、アンプルカバー18が開放し、ボタンロック12を押下した状態で、アンプルカバー18を閉じた後、ボタンロック12から離すと、アンプルカバー18が閉じる方式で作動されることができる。
パワーボタン14は、上部ボディ10に設けられ、左側電極24と右側電極26に電圧を印加し、ボディトップ30に内蔵したLEDに電源を印加して、LEDランプ32を点灯する役目を行う。
アンプルホルダ16は、上部ボディ10に設けられ、頭皮に薬物(例えば、イオントフォレシスのためのイオン性薬物)を提供するアンプルが挿入するように、一定の空間を確保している。アンプルホルダ16にアンプルを挿入すると、アンプルのボールベアリング34がボディトップ30の上部に露出されることにより、ボールベアリング34を頭皮又は毛髪に接触して擦り込むと、アンプル内部の薬物が、頭皮と毛髪に提供される。
アンプルカバー18は、アンプルホルダ16を開放又は閉鎖するように、上部ボディ10に設けられる。アンプルカバー18は、ボタンロック12によって、開放と閉鎖が行われる。
バッテリカバー20は、上部ボディ10の一側端部に設けられ、バッテリ挿入と交替の際に、バッテリ挿入口を開放又は閉鎖する役目を行う。
下部ボディ22は、上部ボディ10と対向するように配置され、取っ手の役目を果たすように、流線形の長尺状に形成される。上部ボディ10と下部ボディ22は、互いに対応する形状に形成され、上部ボディ10と下部ボディ22との間には、左側電極24と右側電極26とが装着される。
左側電極24と右側電極26は、上部ボディ10と下部ボディ22との間に装着され、イオントフォレシスを活性化させるための電位差を提供する。イオントフォレシスは、皮膚に電位差を与えて、皮膚の電気的環境を変化することにより、イオン性薬物の皮膚透過を増加させる方法である。具体的に、イオントフォレシスは、直流電流のイオン泳動により、真皮内のメラニン細胞層にイオン化可能なエッセンスを投入して、皮膚に美白の再生効果を得られるようにする。例えば、イオン化物質のうち、ビタミンCエッセンスの場合、色素沈着を抑制し、皮膚細胞を活性化し、皮膚のpHバランシングによる美白効果と共に、にきび瘢痕に対する皮膚再生などの機能を行う。イオントフォレシスは、このようなイオン化物質を、皮膚深く侵透させる。合わせて、毛髪の成長を促進する有効成分である銅、亜鉛などのミネラルと、アミノ酸、パンテオンなどの様々なビタミンを投与することにより、頭皮環境を改善し、脱毛を予防する。
左側電極24と右側電極26は、パワーボタン14により、電源を供給されて電位差を生成し(例えば、左側電極は、(+)極、右側電極は、(−)極)、生成された電位差は、イオン化物質をイオン化して、皮膚深く薬物が伝達されるようにする。これにより、古くて損傷したコラーゲンの層組職を再生させて、皮膚老化を防止することになる。
イオンヘッド28は、頭皮接触と共に、機器側部の接地により、身体の電位差をなくし、イオン性薬物の浸透をスムーズにする。
ボディトップ30は、上部ボディ10と下部ボディ22の他側端部に結合され、上部ボディ10と下部ボディ22とを相互結合させる役目を果たす。また、ボディトップ30には、LEDランプ32と、アンプルボールベアリング34とが備えられる。
LEDランプ32は、ボディトップ30に複数設けられ、頭皮及び毛髪に紫外線及び可視光線を放出することにより、LED光学治療法(LED Photodynamic Therapy)を提供する。略630ナノメートル帯の赤LED光は、細胞の新陳代謝を活性化させて、損傷した細胞の治癒及び成長を促進する特性を示す。また、赤LED光は、一般の医学用レーザよりも長い波長を保有して、細胞組織に対する浸透効果が高く、周辺細胞を損傷することなく、ターゲット細胞の再生活性を誘導する。
図6は、LEDとLDの光出力方式及び電流量と光出力の相関関係を示すグラフであり、表1は、LEDとLDの特性を比較した表である。
アンプルボールベアリング34は、ボディトップ30の中央に突出し、頭皮と毛髪に擦り込む形態の表面吸着を用いて、アンプル内部の薬物を放出する。
MTS(Microneedle Therapy System)カートリッジ36は、ボディトップ30に着脱可能に結合される。MTSは、微細針治療システムであって、小針らが皮膚に物理的損傷を起こして、繊維芽細胞を刺激することにより、コラーゲンリモデリングを誘導し、分子量の大きい薬物や極性化が困難である薬物が、皮膚に効果的に侵透することができる通路を提供して、皮膚再生を助ける方法である。
MTSは、真皮と基底層において、自然的なコラーゲン再生促進プロセスを提供して、表皮に損傷を全く与えることなく、皮膚に小さい傷を無数に作って、これらの傷が自然治癒されながら、様々な成長因子を放出して、新たなコラーゲン生成を誘導することになる。角質層を通過した微細針(microneedle)により、皮膚に新たな有効成分の吸収通路を提供して、美白成分やコラーゲン再生成分を容易に浸透させることにより、治療効果を極大化することができる。このようなプロセスを介して、皮膚に蓄積した有効成分によって、持続的かつ反復的なコラーゲン再生及び細胞再生が行われる。
ボディカバー38は、MTSカートリッジ36に結合されて、携帯及び保管の際、MTSカートリッジ36を保護する。
本発明の第1実施例による頭皮及び毛髪用光学治療機器の作動方法を簡単に説明すると、下記の通りである。
まず、MTSカートリッジ36をボディトップ30に取り付けた後、微細針を頭皮に擦り込んで、頭皮に有効成分の吸収通路を提供する。MTSカートリッジ36が、既に、ボディトップ30に結合されている状態であると、ボディカバー38を外して、MTS施術を行えることは、勿論のことである。
ついで、MTSカートリッジ36をボディトップ30から取り外して、LEDランプ32とアンプルボールベアリング34とが外部に露出するようにする。ボタンロック12を用いて、アンプルカバー18を開放し、アンプルホルダ16内にアンプルを挿入した後、アンプルカバー18を閉じる。パワーボタン14を押下すると、電極24、26に電位差が印加されて、アンプル内部のイオン性薬物がイオン化し、アンプルボールベアリング34を頭皮に擦り込むと、イオントフォレシスでイオン化された薬物が、頭皮に吸収される。
また、LEDランプ32を点灯して、頭皮に光を照射することにより、細胞の新陳代謝を活性化させ、損傷細胞を治癒し、細胞の成長を促進させる。場合によっては、LEDランプ32に電源を与えるボタンを別に備えて、LEDランプによる光照射は、頭皮に薬物を投与する前、又は薬物を投与した後に、LED光学治療法を行うこともできることは、勿論である。
図2а及び図2bは、本発明の第2実施例による頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図である。図2аは、MTSカートリッジが取り付けられた状態の頭皮及び毛髪用光学治療機器の前面斜視図であり、図2bは、MTSカートリッジを取り外した状態の頭皮及び毛髪用光学治療機器の後面斜視図である。本発明の第2実施例は、アンプルホルダとバッテリ投入口が下部ボディに位置することと、全体的な形状、及びMTSカートリッジ136の形状変更の他には、第1実施例と類似しているので、相違点を中心に説明する。
本発明の第2実施例による頭皮及び毛髪用光学治療機器は、図2а及び図2bを参照すると、下部ボディ122に、アンプルホルダとバッテリ投入口とが設けられる。それで、アンプルカバー118とバッテリカバー120も、下部ボディ122に装着される。アンプルカバー118とバッテリカバー120とは、スライド方式で作動される。
上部ボディ110には、握りやすいように、取っ手用凹溝111が備えられる。
図3а〜図3cは、本発明の第3実施例による頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図である。図3аは、MTSカートリッジが取り付けられた状態の頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図であり、図3bは、MTSカートリッジを取り外した状態の頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図であり、図3cは、ボディカバーの斜視図である。本発明の第3実施例は、アンプルカバーが透明窓で形成され、バッテリ投入口が下部ボディの端部に位置することと、全体的な形状変更の他には、第1実施例と類似しているので、相違点を中心に説明する。
本発明の第3実施例による頭皮及び毛髪用光学治療機器は、図3а及び図3cを参照すると、アンプルカバー218が、アクリルのような透明窓で形成されて、アンプルの薬物残量を肉眼で確認できるようにする。また、アンプルカバー218は、スライド方式で形成され、アンプルをアンプルホルダ216に挿入した後、アンプルカバー218をスライドすることにより、アンプルホルダ216を閉鎖することができる。
また、バッテリ投入口が、下部ボディ222の端部に設けられるため、バッテリカバー220も、下部ボディ222の端部に位置することになる。イオンヘッド228は、長方状の代わりに、円形に形成される。それにより、ボディカバー238も、円形を取ることになる。
図4а〜図4cは、本発明の第4実施例による頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図である。図4аは、MTSカートリッジが取り付けられた状態の頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図であり、図4bは、MTSカートリッジを取り外した状態の頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図であり、 図4cは、アンプルカバーの作動方式を説明するための斜視図である。本発明の第4実施例は、アンプルカバーが回転することにより、アンプルホルダの開閉が行われることと、全体的な形状変更の他には、第1実施例と類似しているので、相違点を中心に説明する。
本発明の第4実施例による頭皮及び毛髪用光学治療機器は、図4а及び図4cを参照すると、アンプルホルダ316とアンプルカバー318の相互位置関係により、アンプルホルダ316の開閉が行われる。図4cを参照すると、アンプルカバー318は、アンプルホルダ316を取り囲んで、アンプルホルダ316に対して回転するように形成されている。それで、アンプルを挿入する場合は、図4cの左図面のように、アンプルカバー318を回転させて、アンプルホルダ316が開放するようにし、アンプルを挿入した後には、図4cの右図面のように、アンプルカバー318を回転させて、アンプルホルダ316が閉鎖するようにする。
また、アンプルカバー318は、アクリルのような透明材質で形成され、アンプルの残量を肉眼で確認するようにする。
図5а〜図5cは、本発明の第5実施例による頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図である。 図5аは、MTSカートリッジが取り付けられた状態の頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図であり、図5bは、MTSカートリッジを取り外した状態の頭皮及び毛髪用光学治療機器の斜視図であり、 図5cは、アンプル挿入方式を説明するための斜視図である。本発明の第5実施例は、イオンヘッドを開いてアンプルを挿入することと、バッテリカバーがボディの下端に位置すること、及び全体的な形状変更の以外には、第1実施例と類似しているので、相違点を中心に説明する。
本発明の第5実施例による頭皮及び毛髪用光学治療機器は、図5а及び図5cを参照すると、イオンヘッド428を開いてアンプル(А)を挿入した後、イオンヘッド428を閉じる方式でアンプル(А)の挿入が行われる。第5実施例は、男性用シェーバー方式で形状化しており、バッテリカバー420をボディの下端に位置させて、全体的に小さいサイズであるものの、構成要素の空間配置を十分活用したものである。
イオンヘッド428の開閉は、イオンヘッド428を回転させることにより、行われる。
図7は、高機能性アンプル製造過程の概念図であり、図8は、高機能性アンプルの経皮吸収促進過程を説明するための概念図である。
本発明による頭皮及び毛髪用光学治療機器に挿入される高機能性アンプルは、 図7を参照すると、多孔性キトサン微粒子と機能性物質とを混合して、機能性物質を、多孔性キトサン微粒子に固定する方式で製造される。
図8のように、図7に示している製造方法で製造された高機能性アンプルを、頭皮及び毛髪用光学治療機器に挿入した後、経皮に吸収させる過程を経て、毛嚢部分を活性化させることにより、早い毛髪成長を誘導することになる。
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したことに過ぎず、本発明が属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲内で、様々な修正、変更、及び置換が可能であるだろう。したがって、本発明に開示された実施例及び添付の図面は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであって、このような実施例及び添付の図面によって、本発明の技術思想の範囲が限定されることではない。本発明の保護範囲は、請求範囲によって解釈されるべきであり、それと同等な範囲内にある全ての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれることと解釈されるべきである。
産業上利用可能性
本発明は、頭皮改善及び脱毛予防のための医療用光学治療機器の設計及び製造分野に、広く適用することができる。
10 上部ボディ
16 アンプルホルダ
18 アンプルカバー
20 バッテリカバー
22 下部ボディ
24、26 電極
28 イオンヘッド
30 ボディトップ
32 LEDランプ
34 アンプルボールベアリング
36 MTSカートリッジ
38 ボディカバー。

Claims (5)

  1. ボディと、
    前記ボディの一側に着脱可能に設けられるMTSカートリッジと、
    前記ボディと前記MTSカートリッジとの間に設けられるLEDランプとを含むことを特徴とする頭皮及び毛髪用光学治療機器。
  2. 前記ボディは、上部ボディと下部ボディとを備え、前記上部ボディと前記下部ボディとの間には、イオントフォレシスを活性化させるための電位差を提供する一対の電極が設けられることを特徴とする請求項1に記載の頭皮及び毛髪用光学治療機器。
  3. 更に、前記LEDランプが装着されるイオンヘッドを含むことを特徴とする請求項1に記載の頭皮及び毛髪用光学治療機器。
  4. 前記ボディの内部には、アンプルを装着するためのアンプルホルダが設けられることを特徴とする請求項1に記載の頭皮及び毛髪用光学治療機器。
  5. 前記イオンヘッドの中央には、アンプルボールベアリングが設けられることを特徴とする請求項3に記載の頭皮及び毛髪用光学治療機器。
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