JP2014236437A - 通信装置及び通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スループットを向上させることができる通信装置及び通信制御方法を提供する。【解決手段】本発明にかかる中継装置103は、中継装置103と基地局101との間に確立される第1通信リンクと、中継装置103の送信出力が第1通信リンクにおける送信出力よりも高く設定される第2通信リンクとのうち少なくとも1つを使用して基地局101と前記無線通信を行う通信部121と、無線通信の通信状況に応じて、第1通信リンクと第2通信リンクとのうち通信部121が無線通信に使用する使用リンクを決定する制御部125とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、通信装置及び通信制御方法に関するものである。
通信エリアの拡大を実現するために、基地局の増設だけでなく、基地局と通信端末との間の信号を無線で中継する通信装置である中継装置の利用が普及している(例えば、特許文献1参照)。中継装置の設置には有線回線が必要とされないため、例えば、有線回線が敷設できない地域をエリア化したり、基地局の増設では必要となる有線回線の費用を削減したりできる。
中継装置は、通信端末からの信号を受信し、その信号を基地局に送信するように動作し、一方、基地局からの信号を受信し、その信号を通信端末に送信するように動作する。そして、この中継装置には、通信端末との通信においては基地局として動作し、基地局との通信においては通信端末として動作するものがある。
中継装置が通信端末として動作する場合、中継装置の送信出力は、通信端末の送信出力に対応することが通例となっている。そして、通信端末の送信出力は、干渉の発生等を理由に基地局よりも低く規定されている。そのため、通信端末として動作する中継装置から基地局への送信出力は、基地局として動作する中継装置から通信端末への送信出力に比べ、低くなる。
特開2007−116703号公報
しかし、送信出力が低いと、中継装置から基地局に信号が届きにくくなり、スループットが低下するおそれがある。その結果、中継装置を基地局から離しにくくなり、中継装置による通信エリアの拡大が、通信端末として動作する中継装置の送信出力によって制限されることになる。
従って、上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、スループットを向上させることができる通信装置及び通信制御方法を提供することにある。
上述した諸課題を解決すべく、第1の観点に係る通信装置の発明は、
相手通信装置と無線通信を行う通信装置において、
前記通信装置と前記相手通信装置との間に確立される第1通信リンクと、前記通信装置の送信出力が前記第1通信リンクにおける送信出力よりも高く設定される第2通信リンクとのうち少なくとも1つを使用して前記相手通信装置と前記無線通信を行う通信部と、
前記無線通信の通信状況に応じて、前記第1通信リンクと第2通信リンクとのうち前記通信部が前記無線通信に使用する使用リンクを決定する制御部と
を備えるものである。
また、第2の観点に係る発明は、第1の観点に係る中継装置において、前記制御部は、
前記使用リンクが前記第1通信リンクである場合、前記通信装置から前記相手通信装置への上り通信期間に前記通信部に送信動作させ、前記相手通信装置から前記通信装置への下り通信期間に前記通信部に受信動作させ、
前記使用リンクが前記第2通信リンクである場合、前記上り通信期間に前記通信部に受信動作させ、前記下り通信期間に前記通信部に送信動作させることを特徴とするものである。
また、第3の観点に係る発明は、第1又は第2の観点に係る中継装置において、
前記通信状況は、前記第1及び第2通信リンクをそれぞれ使用して前記相手通信装置に送信された信号の通信品質に関する情報であり、
前記制御部は、前記通信品質の最も良い通信リンクを前記使用リンクとして決定することを特徴とするものである。
また、第4の観点に係る発明は、第2の観点に係る中継装置において、
前記通信状況は、前記通信装置と前記相手通信装置との間で無線通信されるデータ量であり、
前記制御部は、前記データ量に応じて、前記上り通信期間及び前記下り通信期間の双方で前記通信部が受信動作又は送信動作の一方を行うように前記使用リンクを切り換えることを特徴とするものである。
また、第5の観点に係る発明は、第2の観点に係る中継装置において、
前記通信状況は、前記通信装置と前記相手通信装置との間で無線通信されるデータ量であり、
前記制御部は、下りデータ量が上りデータ量より多いほど、前記通信部の送信動作に対する受信動作の割合が多くなるように、前記使用リンクを切り換えることを特徴とするものである。
また、第6の観点に係る発明は、第2の観点に係る中継装置において、
前記通信状況は、前記通信装置と前記相手通信装置との間で無線通信されるデータ量であり、
前記制御部は、上りデータ量が下りデータ量より多いほど、前記通信部の受信動作に対する送信動作の割合が多くなるように、前記使用リンクを切り換えることを特徴とするものである。
また、第7の観点に係る発明は、第1乃至第6のいずれか1つの観点に係る中継装置において、
前記無線通信は、上下対称なTDD(Time Division Duplex)方式の無線通信であることを特徴とするものである。
また、第8の観点に係る発明は、第1乃至第6のいずれか1つの観点に係る中継装置において、
前記無線通信は、上下非対称なTDD方式の無線通信であることを特徴とするものである。
また、第9の観点に係る発明は、第1乃至第8のいずれか1つの観点に係る中継装置において、
前記通信装置は中継装置であることを特徴とするものである。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、第1の観点に係る中継装置を通信制御方法として実現させた第10の観点に係る通信制御方法の発明は、
相手通信装置と無線通信を行う通信装置の通信制御方法であって、当該通信装置が、
前記無線通信の通信状況に応じて、前記通信装置と前記相手通信装置との間に確立される第1通信リンクと、前記通信装置の送信出力が前記第1通信リンクにおける送信出力よりも高く設定される第2通信リンクとのうち、前記無線通信に使用される使用リンクを決定するステップを含むものである。
上記のように構成された本発明に係る通信装置及び通信制御方法によれば、スループットを向上させることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信システムの概略的な構成図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る中継装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係る中継装置の処理を示すフローチャートである。 図4は、本発明の第2実施形態に係る中継装置の処理を示すフローチャートである。 図5は、本発明の第2実施形態に係る中継装置の別の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の通信装置を中継装置に適用した場合の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信システムの概略的な構成図である。通信システム100は、基地局(相手通信装置)101と、中継装置103と、通信端末105とを含んでいる。基地局101は、通信端末105と無線通信を行うものである。通信端末105は、例えば携帯電話端末等の無線通信端末である。中継装置103は、基地局101及び通信端末105のそれぞれと無線通信を行い、基地局101と通信端末105との間の無線通信を中継する。すなわち、中継装置103は、基地局101からの信号を受信し、その信号を通信端末105に送信する。また、その反対の動作として、中継装置103は、通信端末105からの信号を受信し、その信号を基地局101に送信する。以下、中継装置103により中継される基地局101と通信端末105との間の無線通信は、上下対称又は上下非対称なTDD(Time Division Duplex:時分割複信)方式の無線通信であるとする。なお、本発明は相手通信装置が基地局であることに限定されるものではなく、相手通信装置を、他の通信装置や、通信端末とすることもできる。
中継装置103は、基地局101と通信を行うドナーノード(MS(Mobile Station)部)と、通信端末105と通信を行うサービスノード(BS(Base Station)部)とを備えるものである。ドナーノードとサービスノードとは、互いに中継すべき信号を転送する。なお、以下、本実施形態では、基地局101と中継装置103(ドナーノード)との間の通信におけるスループットを向上させるための処理について説明するが、本発明は、この態様に限定されないことに留意すべきである。以下の内容を中継装置103と通信端末105との間の通信に適用することもできる。
図2は、本発明の第1実施形態に係る中継装置の概略構成を示す機能ブロック図である。中継装置103は、通信部121と、記憶部123と、制御部125とを備えている。通信部121と、記憶部123とは、制御部125に接続されている。なお、図2は、中継装置103のうち特にドナーノードの構成について示すものであり、サービスノードの構成については省略してある。サービスノードも、ドナーノードと同様の構成を有することができ、制御部及び記憶部については、サービスノードとドナーノードとにより共用され得る。
通信部121は、アンテナを介して基地局101との無線通信により、データ(信号)を送受信するものである。基地局101との無線通信は、第1通信リンクと第2通信リンクとのうち少なくとも1つが使用されて行われる。第1及び第2通信リンクについては、後述する制御部125の説明において詳述する。
記憶部123は、中継装置103と基地局101との間の通信リンクの通信状況等の各種情報を記憶するものであり、ワークメモリ等としても機能する。通信状況は、例えば、中継装置103と基地局101との間の無線通信における通信品質に関する情報である。通信品質に関する情報は、復調のし易さを表現するものであり、例えば、FER(Frame Error Rate:フレーム誤り率)、EVM(Error Vector Magnitude:エラーベクトル振幅)、CRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検査)エラー数、RSSI(Received Signal Strength Indicator:受信信号強度)、CINR(Carrier to Interference and Noise Ratio:搬送波対干渉雑音比)等の値により規定することが可能である。以下、本実施形態では、通信状況は、通信品質に関する情報(通信品質情報)であるとする。
制御部125は、中継装置103の各機能ブロックをはじめとして、中継装置103の全体を制御及び管理するものである。制御部125は、CPU(中央処理装置)等の任意の好適なプロセッサ上で実行されるソフトウェアとして構成したり、処理ごとに特化した専用のプロセッサ(例えばDSP(デジタルシグナルプロセッサ))によって構成したりすることもできる。また、制御部125は、中継装置103と基地局101との間に2つの通信リンクを確立する。さらに、制御部125は、中継装置103と基地局101との間の通信状況に基づき、中継装置103と基地局101との間に確立される2つの通信リンクのうち、基地局101との通信に使用するリンク(使用リンク)を決定する。具体的な方法については、後述の図3の説明にて詳述する。
中継装置103と基地局101との間に確立される2つの通信リンクでは、中継装置103の送信出力が異なる。一方の通信リンク(第1通信リンク)は、中継装置103が基地局101と通信を確立する際に一般的に使用されるリンクであり、この場合、中継装置103は通信端末として動作する。通信端末として動作する中継装置103の送信出力は、基地局101の送信出力よりも低く設定されている。他方の通信リンク(第2通信リンク)は、中継装置103の送信出力が第1通信リンクよりも高く設定されているものである。本実施形態では、第2通信リンクでの中継装置103の送信出力は、基地局101の送信出力に相当するものとする。つまり、中継装置103は、第2リンクの使用時には、通信端末ではなく基地局として動作することになる。
以下、本実施形態で想定されているTDD方式の無線通信において、2つの通信リンクの使用に応じた中継装置103の動作について説明する。TDD方式では、中継装置103から基地局101へデータを送信する上り通信及び基地局101から中継装置103へデータを送信する下り通信とも同一の周波数の無線リソースが使用され、所定時間で上り通信と下り通信とを切り換えることにより、双方向の通信が実現される。上り通信と下り通信とを切り換えるために、基地局101と中継装置103とは、フレームフォーマットを使用して通信を行う。フレームフォーマットは、基地局101から中継装置103に信号が送信されるための時間間隔(以下、「下り通信期間」という)と、中継装置103から基地局101に信号が送信されるための時間間隔(以下、「上り通信期間」という)とを規定し、これらの通信期間は時間軸上で交互に繰り返される。フレームフォーマットは、複数の基地局における回線網の管理上、基地局毎に異ならせることは困難である。そのため、複数の基地局及び複数の通信端末が存在する場合、基地局同士の送信期間と通信端末同士の送信期間とはそれぞれ、揃うことになる。なお、上下対称なTDD方式とは、上り通信期間と下り通信期間とが等しいことを意味し、例えば、PHS(Personal Handy-phone System)やXGP(eXtended Global Platform)といった規格で採用されているものである。また、上下非対称なTDD方式とは、上り通信期間と下り通信期間とが異なることを意味し、例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)(登録商標)で採用されている。なお、TD−LTE(Time Division-Long Term Evolution)では、上下対称、上下非対称ともに採用することが可能である。
第1通信リンクの使用時(つまり上記使用リンクが第1通信リンク)には、中継装置103は通信端末として動作するため、制御部125は、下り通信期間で通信部121に受信動作させ、上り通信期間で通信部121に送信動作させる。一方、第2通信リンクの使用時には、中継装置103は基地局として動作する。この場合、第1通信リンクと同様に上り通信期間で通信部121に送信動作させると、中継装置103の送信出力が基地局並みであるため、中継装置103の周囲の通信端末からの送信信号は、中継装置103からの信号に埋もれやすくなってしまう。そこで、制御部125は、第2通信リンクの使用時には、上り通信期間では通信部121に受信動作させ、下り通信期間で通信部121に送信動作させる。つまり、上り通信期間であるにもかかわらず、基地局101からの信号は中継装置103へ下り、下り通信期間では、中継装置103からの信号は基地局101へ上ることになる。ここで、中継装置103を基準に考えると、第1通信リンクが使用されるか第2通信リンクが使用されるかにより、送受信期間がそれぞれ異なる。そのため、第1通信リンクと第2通信リンクとの確立のためには、タイムスロットが異なる無線リソースが使用されることになる。ここで、基地局101は、上り通信期間で送信することになるが、この期間では一般的に通信端末が送信しているので、通信端末からの送信信号に干渉しないよう送信出力を通信端末並みに落とすことができる。
続いて、図3を用いて、中継装置103の処理について説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係る中継装置の処理を示すフローチャートである。中継装置103は、基地局101と第1通信リンクを確立して通信しているとする。なお、初期状態として第2通信リンクが確立されていてもよい。
基地局101は、中継装置103から第1通信リンクで送信された信号を受信すると、当該信号の通信品質の値を定期的又は不定期的に算出する。そして、基地局101は、通信品質から中継装置103との安定した通信が困難であると判断すると、第1通信リンクを使用して、第2通信リンクの確立を要求する信号(以下、「リンク確立要求」という)を、中継装置103に送信する。安定した通信が困難であるかの判断は、例えば、通信品質がCINRの場合、算出されたCINRの値を、安定した通信を保証する閾値と比較することにより実現される。
基地局101からリンク確立要求が送信されると、中継装置103の通信部121は、当該リンク確立要求を受信し、制御部125に送る(ステップS101)。
制御部125は、リンク確立要求を受信すると、第2通信リンクの確立を許可する信号(以下、「リンク確立許可」という)を、通信部121を介して基地局101に送信する(ステップS102)。第2通信リンクでは、中継装置103が基地局として動作するため、制御部125は、基地局101に通信端末として動作させるように指示する情報を上記のリンク確立許可に含めておく。通信端末としての動作とは、送信出力を通信端末並みに落とし、フレームフォーマットの上り通信期間で送信動作をし、下り通信期間で受信動作することである。
第2通信リンクが確立されると、制御部125は、2つの通信リンクから、以降の基地局101との通信で使用する通信リンク(使用リンク)として、一方を選択することになる。
そのために、まず、基地局101が第1及び第2通信リンクそれぞれで受信した中継装置103からの信号の通信品質(上りの通信品質)の値を算出する。そして、基地局101は、この値を通信品質情報として、中継装置103に送信する。すると、中継装置103の制御部125は、第1及び第2通信リンクそれぞれの通信品質情報を取得する(ステップS103)。制御部125は、取得した通信品質情報を、通信リンクごとに対応付けて記憶部123に記憶させることができる。なお、制御部125は、上りの通信品質の情報の取得のみならず、基地局101から受信した信号の通信品質の値を算出することにより、下りの通信品質も取得することもできる。
そして、制御部125は、取得した通信品質情報に基づき、第1及び第2通信リンクのうち通信品質の最も良い通信リンクを使用リンクとして決定する(ステップS104)。通信品質情報がCINRやRSSIのように、値が大きいほど通信品質の良さを表すものである場合には、通信品質情報の値が最も大きい通信リンクが決定される。また、通信品質情報がFERやCRCエラー数などであれば、エラーの発生率が最も少ない通信リンクが決定される。
このように、第1実施形態においては、中継装置103の制御部125は、無線通信の通信品質情報に応じて、第1通信リンクと、中継装置103の送信出力が第1通信リンクにおける送信出力よりも高く設定される第2通信リンクとのうち、通信部121が無線通信に使用する使用リンクを決定する。つまり、制御部125は、第1及び第2通信リンクという2つの通信リンクを確立し、これらの通信リンクの通信品質を考慮するため、通信品質が最も良い通信リンクを使用リンクとして選択することが可能になる。通信品質が最も良い通信リンクを使用することにより、中継装置103と基地局101との間で信号が送受信され易くなり得るため、スループットの向上が実現される。また、第2通信リンクは、中継装置103と基地局101との通信で確立される一般的な第1通信リンクよりも高い送信出力に関連するものであるため、第1通信リンクよりも通信品質が高くなりやすい。そのため、同じ送信出力に関する2つの通信リンクを単に確立する場合に比べ、スループットのより良い改善が見込める。さらに、通信品質が最も良い通信リンクを使用することにより、中継装置103を基地局101からより遠くに配置しても、安定した通信が維持され易くなる。これにより、通信システム100の通信エリアを拡大することも可能になる。
また、第1実施形態において、制御部125は、使用リンクが第1通信リンクである場合、上り通信期間に通信部121に送信動作させ、下り通信期間に通信部121に受信動作させ、使用リンクが第2通信リンクである場合、上り通信期間に通信部121に受信動作させ、下り通信期間に通信部121に送信動作させる。つまり、第1通信リンクでは、基地局101による信号送信が想定される下り通信期間と基地局101による信号受信が想定される上り通信期間とを規定するフレームフォーマットが使用されている。ここで、中継装置103は、第2通信リンクの使用時には、送信出力が基地局並みであるため基地局として動作する。この場合、中継装置103は、第1通信リンクに関する上記フレームフォーマットにおける基地局の送受信期間に従って送受信する。これにより、中継装置103が、第1通信リンクよりも送信出力の高い第2通信リンクを使用しても、第1通信リンクに関するフレームフォーマットを変更することなく、基地局101と通信できる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、中継装置103の制御部125が取得する通信状況が、通信品質情報である場合について説明した。第2実施形態では、制御部が取得する通信状況が、中継装置が基地局と送受信すべきデータ量である場合について説明する。
第2実施形態に係る通信システム200は、第1実施形態に係る通信システム100と同様、基地局201と、中継装置203と、通信端末205とを含んでいる。これらの構成要素の説明は、第1実施形態の構成要素と同一であるため、省略する。なお、第2実施形態においても、中継装置203と基地局201とは、TDD方式の通信を行っているとする。
第2実施形態に係る中継装置203が備える機能ブロックは、第1実施形態と同様、通信部221と、記憶部223と、制御部225とである。制御部225以外の機能部221及び223は、対応する図2の機能部121及び123と同じ機能を有するので、説明は省略する。制御部225が行う処理については、以下の図4及び図5の説明にて詳述する。
続いて、図4及び図5を用いて、中継装置203の処理について説明する。図4及び図5は、本発明の第2実施形態にかかる中継装置の処理を示すフローチャートである。中継装置203は、基地局201と第1通信リンクを確立して通信しているとする。なお、初期状態として第2通信リンクが確立されていてもよい。
以下の処理により、第2実施形態では、中継装置203が、第1通信リンクと第2通信リンクとの双方を時間軸上で切り換えて使用することになるが、図4では、基地局201が双方のリンクの切り換えを行うことを決定する場合について説明する。
基地局201は、中継装置203に送信すべきデータ量を定期的又は不定期的に監視する。そして、基地局201は、データ量が多いかを判断する。例えば、基地局201は、予め定められている基準閾値と現在のデータ量とを比較し、データ量が基準閾値以上又は超えている場合に、データ量が多いと判断できる。基準閾値は、基地局201が所定時間内で送信されることが要求されるデータ量や、過去の送信データ量履歴の平均、所定回数の下り通信期間で送信可能な最大データ量などに基づいて適宜設定されるものである。
データ量が多く、下り主体の通信を行うことが望ましい場合、基地局201は、第1通信リンクを使用して、新たに第2通信リンクの確立を要求する信号(以下、「リンク確立要求」という)を、中継装置203に送信する。そして、基地局201は、上り通信期間及び下り通信期間の双方で中継装置203が受信動作を行うように使用リンクを切り換えるよう指示する信号(以下、「切換指示」という)を、中継装置203に送信する。なお、本発明は、切換指示が、リンク確立要求から独立した信号であることに限定されるものではなく、切換指示の内容をリンク確立要求に含ませてもよい。
基地局201からリンク確立要求が送信されると、中継装置203の通信部221は、当該リンク確立要求を受信し、制御部225に送る(ステップS201)。そして、通信部221は、切換指示も受信して、制御部225は、この切換指示を取得する(ステップS202)。
制御部225は、リンク確立要求に従って第2通信リンクが確立された場合には、切換指示に従って、上り通信期間及び下り通信期間において受信動作が連続するように通信部221を制御することになる。切換指示に従った制御とは、具体的には、制御部225が、下り通信期間では、第1通信リンクの使用により、通信部221に受信動作させ、上り通信期間では、第2通信リンクの使用により、通信部221に受信動作させることである。
制御部225は、上り通信期間及び下り通信期間において、使用すべき通信リンクを決定すると、第2通信リンクの確立を許可する信号(以下、「リンク確立許可」という)を、通信部221を介して基地局201に送信する(ステップS203)。ここで、中継装置203は、下り通信期間では通信端末として動作し、上り通信期間では基地局として動作することになる。そのため、制御部225は、基地局201に下り通信期間では基地局として動作し、上り通信期間では通信端末として動作させるように指示する情報を上記のリンク確立許可に含めておく。これにより、基地局201は、上り通信期間及び下り通信期間において、送信動作を連続して行うことができるようになる。
そして、第1通信リンクに加えて第2通信リンクが確立されると、制御部225は、上り通信期間では第2通信リンクが使用リンクになり、且つ下り通信期間では第1通信リンクが使用リンクになるように、使用リンクを切り換える(ステップS204)。
続いて、図5を参照して、中継装置203が双方のリンクの切り換えを行うことを決定する場合について説明する。
まず、基地局201は、図4の場合と同様、基地局201から中継装置203に送信すべきデータ量(以下、「下りデータ量」という)が多いと、リンク確立要求を中継装置203に送信する。このとき、図4の場合と異なり、基地局201は、切換指示は送らず、代わりに下りデータ量の情報を中継装置203に送信する。なお、リンク確立要求が下りデータ量の情報を含んでいてもよい。
すると、中継装置203の通信部221は、リンク確立要求を受信するとともに(ステップS211)、下りデータ量の情報も受信し、制御部225に送信する(ステップS212)。
続いて、中継装置203は、通信端末205が中継装置203に送信すべきデータ量(以下、「上りデータ量」という)の情報を中継装置203に送信するように、通信端末205に要求する。この要求の応答として、通信端末205は、上りデータ量の情報を中継装置203に送信し、中継装置203の制御部225は、上りデータ量の情報を取得する(ステップS213)。なお、通信端末205からの上りデータは、中継装置203により受信された後、中継装置203から基地局201に送信されるデータとなる。そのため、通信端末205から中継装置203への上りデータ量は、中継装置203から基地局201に送信されるべき上りデータ量と等しい。
そして、制御部225は、上りデータ量と下りデータ量とを比較し、通信部221の送信動作に対する受信動作の割合を決定する。例えば、制御部225は、下りデータ量が上りデータ量より多いほど、通信部221の送信動作に対する受信動作の割合が多くなるようにする。また、制御部225は、反対に、上りデータ量が下りデータ量より多いほど、通信部221の送信動作に対する受信動作の割合が少なくなるようにする。より具体的には、下りデータ量が上りデータ量の3倍であった場合、制御部225は、ある下り通信期間では、第1の通信リンクの使用により、通信部221に受信動作させ、次の上り通信期間では、第2の通信リンクの使用により、通信部221に受信動作させる。そして、制御部225は、次の下り通信期間でも、第1の通信リンクの使用により、通信部221に受信動作させ、その次の上り通信期間では、第1の通信リンクの使用により、通信部221に送信動作させる。これにより、上り及び下り通信期間合わせて4つの通信期間のうち、3つの通信期間では基地局201から中継装置203への下り通信が行われ、1つの通信期間では中継装置203から基地局201への上り通信が行われる。従って、データ量に応じた通信期間が確保されることになる。
制御部225は、上り通信期間及び下り通信期間において、使用すべき通信リンクを決定すると、ステップS203と同様に、第2通信リンクの確立を許可する信号(以下、「リンク確立許可」という)を、通信部221を介して基地局201に送信する(ステップS214)。
そして、第1通信リンクに加えて第2通信リンクが確立されると、制御部225は、上りデータ量及び下りデータ量に基づいて決定された通信リンクが使用されるように、使用リンクを切り換える(ステップS215)。
このように第2実施形態(特に図4の処理)においては、中継装置203の制御部225は、通信状況として、基地局201が中継装置203に送信すべきデータ量を取得し、当該データ量に応じて、上り通信期間及び下り通信期間の双方で、中継装置203の通信部221が受信動作を行うように使用リンクを切り換える。つまり、制御部225は、一般的には基地局201へ信号が送信されるための上り通信期間においても、制御部225が、通信部221に受信動作させる。これにより、基地局201は、上り通信期間及び下り通信期間を通して、連続して信号を送信することが可能になる。そのため、基地局201から送信されるデータ量が多い場合においても、専ら基地局201から中継装置203への下り通信を行うことができるので、下り通信におけるスループットの向上が実現される。
また、第2実施形態(特に図5の処理)においては、中継装置203の制御部225は、通信状況として、中継装置203と基地局201との間で送受信される上り及び下りのデータ量を取得し、下りデータ量が上りデータ量より多いほど、通信部221の送信動作に対する受信動作の割合が多くなるように、使用リンクを切り換える。つまり、制御部225は、上り及び下りそれぞれの通信期間が、上り及び下りデータ量に応じて確保されるように、使用リンクを切り換えることができる。これにより、中継装置−基地局間における上り通信と下り通信との双方の期間がデータ量にとって過不足なく設定されるため、上り及び下り通信のスループットを効率的に向上させることが可能である。
本発明を諸図面や実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
例えば、各構成部、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
上述の第1及び第2実施形態の説明において、TDD方式の無線通信の場合について説明したが、本発明は、この態様に限定されるものではなく、FDD(Frequency Division Duplex:周波数分割複信)方式の無線通信の場合にも使用できる。FDD方式においては、第1及び第2通信リンクの確立のために周波数帯の異なる2つの無線リソースが使用される。すなわち、FDD方式においては、一方の周波数帯の通信リンクで上り通信を行いつつ、他方の周波数帯の通信リンクで下り通信を行うことにより、同時に双方向の通信を実現する。なお、2つの通信リンクを同時に確立する必要があるため、基地局と通信するための通信部は、2つ必要となる。
本発明をFDD方式に適用すると、中継装置の処理は、以下のようになる。ここで、第2通信リンクの方がより高い送信出力に関連付けられているとする。中継装置が、例えば、第1通信リンクで基地局への上り通信を行い、第2通信リンクで基地局からの下り通信を行っているとする。このとき、上り通信の品質が悪化すると、中継装置は、第2通信リンクで基地局への上り通信を行い、第1通信リンクで基地局からの下り通信を行うようにする。これにより、上り通信のスループットの向上が見込める。また、基地局からの下り通信のデータ量が多い場合には、中継装置は、第1通信リンク及び第2通信リンクで基地局からの下り通信を行うようにする。これにより、下り通信のスループットの向上が見込める。
また、上述の第2実施形態の説明において、下りデータ量が多いか否かに応じて、基地局が第1及び第2通信リンクの切換えを行うことを決定する場合について説明したが、本発明は、この態様に限定されるものではなく、上りデータ量に応じて中継装置が通信リンクの切換えを行うことを決定する場合にも使用できる。この場合、中継装置の制御部が、上りデータ量を監視し、当該データ量が多いと判断したときに、基地局と第2通信リンクを確立する。そして、中継装置から基地局への上り通信を主体とする必要があるため、制御部は、下り通信期間では第2通信リンクの使用により送信動作を行い、上り通信期間では第1通信リンクの使用により送信動作を行うように、通信部を制御する。この制御により、中継装置の通信部は、上り及び下り通信期間を通して、連続して送信動作を行うことが可能になるため、上り通信におけるスループットの向上が実現される。
100 通信システム
101 基地局(相手通信装置)
103 中継装置(通信装置)
105 通信端末
121 通信部
123 記憶部
125 制御部

Claims (10)

  1. 相手通信装置と無線通信を行う通信装置において、
    前記通信装置と前記相手通信装置との間に確立される第1通信リンクと、前記通信装置の送信出力が前記第1通信リンクにおける送信出力よりも高く設定される第2通信リンクとのうち少なくとも1つを使用して前記相手通信装置と前記無線通信を行う通信部と、
    前記無線通信の通信状況に応じて、前記第1通信リンクと第2通信リンクとのうち前記通信部が前記無線通信に使用する使用リンクを決定する制御部と
    を備える通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置において、前記制御部は、
    前記使用リンクが前記第1通信リンクである場合、前記通信装置から前記相手通信装置への上り通信期間に前記通信部に送信動作させ、前記相手通信装置から前記通信装置への下り通信期間に前記通信部に受信動作させ、
    前記使用リンクが前記第2通信リンクである場合、前記上り通信期間に前記通信部に受信動作させ、前記下り通信期間に前記通信部に送信動作させる
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1又は2に記載の通信装置において、
    前記通信状況は、前記第1及び第2通信リンクをそれぞれ使用して前記相手通信装置に送信された信号の通信品質に関する情報であり、
    前記制御部は、前記通信品質の最も良い通信リンクを前記使用リンクとして決定する
    ことを特徴とする通信装置。
  4. 請求項2に記載の通信装置において、
    前記通信状況は、前記通信装置と前記相手通信装置との間で無線通信されるデータ量であり、
    前記制御部は、前記データ量に応じて、前記上り通信期間及び前記下り通信期間の双方で前記通信部が受信動作又は送信動作の一方を行うように前記使用リンクを切り換える
    ことを特徴とする通信装置。
  5. 請求項2に記載の通信装置において、
    前記通信状況は、前記通信装置と前記相手通信装置との間で無線通信されるデータ量であり、
    前記制御部は、下りデータ量が上りデータ量より多いほど、前記通信部の送信動作に対する受信動作の割合が多くなるように、前記使用リンクを切り換える
    ことを特徴とする通信装置。
  6. 請求項2に記載の通信装置において、
    前記通信状況は、前記通信装置と前記相手通信装置との間で無線通信されるデータ量であり、
    前記制御部は、上りデータ量が下りデータ量より多いほど、前記通信部の受信動作に対する送信動作の割合が多くなるように、前記使用リンクを切り換える
    ことを特徴とする通信装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信装置において、前記無線通信は、上下対称なTDD(Time Division Duplex)方式の無線通信である
    ことを特徴とする通信装置。
  8. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信装置において、前記無線通信は、上下非対称なTDD方式の無線通信である
    ことを特徴とする通信装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の通信装置において、前記通信装置は中継装置であることを特徴とする通信装置。
  10. 相手通信装置と無線通信を行う通信装置の通信制御方法であって、当該通信装置が、
    前記無線通信の通信状況に応じて、前記通信装置と前記相手通信装置との間に確立される第1通信リンクと、前記通信装置の送信出力が前記第1通信リンクにおける送信出力よりも高く設定される第2通信リンクとのうち、前記無線通信に使用される使用リンクを決定するステップ
    を含む通信制御方法。
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