JP2014233004A - 中継装置及び通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】中継装置を介する基地局と通信端末との間のスループットを向上させることができる中継装置及び通信制御方法を提供する。
【解決手段】本発明にかかる中継装置103は、第1及び第2通信装置との無線通信に使用される複数のアンテナ129と、中継装置103と無線通信を行う第1通信装置及び第2通信装置の少なくとも一方との無線通信の通信状況を取得し、取得した通信状況に応じて、第1及び第2通信装置との無線通信に使用される複数のアンテナ129のうち、第1通信装置との無線通信に使用される1つ以上のアンテナを含む第1アンテナリソースと、第2通信装置との無線通信に使用される1つ以上のアンテナを含む第2アンテナリソースとを決定する制御部125とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、中継装置及び通信制御方法に関するものである。
通信エリアの拡大を実現するために、基地局の増設だけでなく、基地局と通信端末との間の信号を無線で中継する中継装置の利用が普及している(例えば、特許文献1参照)。中継装置の設置には有線回線が必要とされないため、例えば、有線回線が敷設できない地域をエリア化したり、基地局の増設では必要となる有線回線の費用を削減したりできる。
中継装置は、通信端末からの信号を受信し、その信号を基地局に送信するように動作する。また、その反対の動作として、中継装置は、基地局からの信号を受信し、その信号を通信端末に送信する。つまり、中継装置による中継サービスは、通信端末と中継装置との間及び基地局と中継装置との間の2つの無線通信が確立して、成立することになる。
特開2007−116703号公報
ここで、これらの2つの無線通信における無線性能は、基地局側及び通信端末側の通信環境等の影響を受けるため、一般的に異なる。一方の無線通信の無線性能が低い場合、他方の無線通信の無線性能が高くても、無線性能が低い無線通信が原因で、基地局と通信端末との間のスループットが低下するおそれがある。その結果、中継装置及び基地局間の距離又は中継装置及び通信端末間の距離が離しにくくなり、中継装置による通信エリアの拡大が、無線性能が低い通信リンクによって制限されることになる。
従って、上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、中継装置を介する基地局と通信端末との間のスループットを向上させることができる中継装置及び通信制御方法を提供することにある。
上述した諸課題を解決すべく、第1の観点に係る中継装置の発明は、
第1通信装置及び第2通信装置のそれぞれと無線通信する中継装置において、
前記第1及び第2通信装置との無線通信に使用される複数のアンテナと、
前記第1及び第2通信装置の少なくとも一方との無線通信の通信状況を取得し、取得した前記通信状況に応じて、前記複数のアンテナのうち、前記第1通信装置との無線通信に使用される1つ以上のアンテナを含む第1アンテナリソースと、前記第2通信装置との無線通信に使用される1つ以上のアンテナを含む第2アンテナリソースとを決定する制御部と
を備えるものである。
また、第2の観点に係る発明は、第1の観点に係る中継装置において、
前記制御部は、前記第1アンテナリソースとして決定可能なアンテナの複数の組合せそれぞれにおいて、前記第1通信装置との前記無線通信の通信状況を取得し、当該複数の通信状況に応じて、前記第1アンテナリソースを決定しており、
前記第1アンテナリソースの決定は、前記第2アンテナリソースの決定よりも優先して行われる
ことを特徴とするものである。
また、第3の観点に係る発明は、第1の観点に係る中継装置において、前記制御部は、前記第1及び第2アンテナリソースとして決定可能なアンテナの複数の組合せそれぞれにおいて、前記第1及び第2通信装置との前記無線通信の通信状況を取得し、当該複数の通信状況に応じて、前記第1及び第2アンテナリソースを決定することを特徴とするものである。
また、第4の観点に係る発明は、第1乃至3のいずれか1つの観点に係る中継装置において、前記通信状況は、前記無線通信において受信される信号の通信品質に関する情報であることを特徴とするものである。
また、第5の観点に係る発明は、第1の観点に係る中継装置において、
前記通信状況は、前記中継装置における前記第1通信装置からの一定時間内での第1受信データ量と、前記中継装置における前記第2通信装置への前記一定時間内での第1送信データ量とを含み、
前記制御部は、前記第1受信データ量と前記第1送信データ量との比較に応じて、前記第1及び第2アンテナリソースを決定する
ことを特徴とするものである。
また、第6の観点に係る発明は、第5の観点に係る中継装置において、
前記通信状況は、前記中継装置における前記第2通信装置からの前記一定時間内での第2受信データ量と、前記中継装置における前記第1通信装置への前記一定時間内での第2送信データ量とを更に含み、
前記制御部は、前記第1受信データ量と前記第1送信データ量との比較と、前記第2受信データ量と前記第2送信データ量との比較とに応じて、前記第1及び第2アンテナリソースを決定する
ことを特徴とするものである。
また、第7の観点に係る発明は、第1の観点に係る中継装置において、
前記通信状況は、前記中継装置と、前記第1及び第2通信装置との間で採用される通信技術であり、
前記制御部は、当該通信技術が複数のアンテナを必要とするものかに応じて、前記第1及び第2アンテナリソースを決定する
ことを特徴とするものである。
また、第8の観点に係る発明は、第1乃至7のいずれか1つの観点に係る中継装置において、前記制御部は、前記第1及び第2アンテナリソースを、アンテナの本数及びアンテナの配置に基づいて決定することを特徴とするものである。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、第1の観点に係る中継装置を通信制御方法として実現させた第9の観点に係る通信制御方法の発明は、
第1通信装置及び第2通信装置のそれぞれと無線通信する中継装置の通信制御方法であって、
前記中継装置が、前記第1及び第2通信装置の少なくとも一方との無線通信の通信状況を取得するステップと、
前記中継装置が、取得した前記通信状況に応じて、前記中継装置が備える複数のアンテナのうち、前記第1通信装置との無線通信に使用される1つ以上のアンテナを含む第1アンテナリソースと、前記第2通信装置との無線通信に使用される1つ以上のアンテナを含む第2アンテナリソースとを決定するステップと
を含むものである。
上記のように構成された本発明に係る中継装置及び通信制御方法によれば、中継装置を介する基地局と通信端末との間のスループットを向上させることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信システムの概略的な構成図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る中継装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係る中継装置の処理を示すフローチャートである。 図4は、本発明の第2実施形態に係る中継装置の処理を示すフローチャートである。 図5は、本発明の第2実施形態に係る中継装置の別の処理を示すフローチャートである。 図6は、本発明の第3実施形態に係る通信システムの概略的な構成図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信システムの概略的な構成図である。通信システム100は、基地局(第1通信装置)101と、中継装置103と、通信端末(第2通信装置)105とを含んでいる。基地局101は、通信端末105と無線通信を行うものである。通信端末105は、例えば携帯電話端末等の無線通信端末である。中継装置103は、基地局101及び通信端末105のそれぞれと無線通信し、基地局101と通信端末105との間の無線通信を中継する。すなわち、中継装置103は、基地局101からの信号を受信し、その信号を通信端末105に送信する。また、その反対の動作として、中継装置103は、通信端末105からの信号を受信し、その信号を基地局101に送信する。
図2は、本発明の第1実施形態に係る中継装置の概略構成を示す機能ブロック図である。中継装置103は、通信部121と、記憶部123と、制御部125と、複数のアンテナ129とを備えている。通信部121と、記憶部123とは、制御部125に接続されている。
通信部121は、アンテナ129を介して、基地局101及び通信端末105との無線通信により、データ(信号)を送受信するものである。
記憶部123は、中継装置103と基地局101及び通信端末105との間の通信状況等の各種情報を記憶するものであり、ワークメモリ等としても機能する。通信状況は、例えば、中継装置103と基地局101及び通信端末105との間の無線通信における信号の通信品質に関する情報である。通信品質に関する情報は、復調のし易さを表現するものであり、例えば、FER(Frame Error Rate:フレーム誤り率)、EVM(Error Vector Magnitude:エラーベクトル振幅)、CRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検査)エラー数、RSSI(Received Signal Strength Indicator:受信信号強度)、CINR(Carrier to Interference and Noise Ratio:搬送波対干渉雑音比)等の値により規定することが可能である。以下、本実施形態では、通信状況は、通信品質に関する情報(通信品質情報)であるとする。
制御部125は、中継装置103の各機能ブロックをはじめとして、中継装置103の全体を制御及び管理するものである。制御部125は、CPU(中央処理装置)等の任意の好適なプロセッサ上で実行されるソフトウェアとして構成したり、処理ごとに特化した専用のプロセッサ(例えばDSP(デジタルシグナルプロセッサ))によって構成したりすることもできる。また、制御部125は、中継装置103と基地局101との無線通信に使用されるアンテナリソース(以下「第1アンテナリソース」という)と、中継装置103と通信端末105との無線通信に使用されるアンテナリソース(以下「第2アンテナリソース」という)とを、通信状況に応じて決定する。ここで、アンテナリソースとは、アンテナの他、当該アンテナに接続している図示しないRF部(通信部121の一部)を含む無線通信リソースを意味する。したがって、第1及び第2アンテナリソースは、複数のアンテナ129のうち、1つ以上のアンテナと、当該アンテナに接続しているRF部を含むものである。そのため、アンテナリソースの決定は、複数のアンテナ129と、当該アンテナ129の各々に接続しているRF部を決定することになる。そして、制御部125は、決定した第1アンテナリソースで基地局101との無線通信が、及び、第2アンテナリソースで通信端末105との無線通信が可能な接続状態になるように、図示しないスイッチ部(通信部121の一部)を制御する。これにより、第1及び第2アンテナリソースが基地局101及び通信端末105との通信に使用されることになる。第1及び第2アンテナリソースの具体的な決定方法については、後述の図3の説明にて詳述する。
制御部125は、各アンテナリソースを、アンテナの本数及びアンテナの配置に基づいて決定することができる。基地局101又は通信端末105との通信に使用されるアンテナの本数が増えることにより、一般的に、無線通信の通信品質は向上し、反対に、アンテナの本数が減ることにより、通信品質は低下しうる。また、アンテナの本数が同じであっても、どのアンテナを使用するか、つまりどのような配置のアンテナを使用するかによって、アンテナの指向性やアンテナ間の干渉等により、通信品質は変化しうる。
ここで、アンテナの最大数(以下「アンテナ接続最大数」という)は決まっているため、第1アンテナリソースのアンテナ本数と、第2アンテナリソースのアンテナ本数との総和は、このアンテナ接続最大数以下となる。そのため、第1又は第2アンテナリソースの一方のアンテナ本数が増加するほど、他方のアンテナ本数は減少しうる。
続いて、図3を用いて、中継装置103の処理について説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係る中継装置の処理を示すフローチャートである。まず、第1アンテナリソースを第2アンテナリソースよりも優先的に決定する方法を説明する。続いて、第1及び第2アンテナリソースを同時に決定する方法について説明する。
一般的に、中継装置103と、基地局101は、特定の位置に設置され、移動することが少ない。そのため、中継装置103と基地局101との間の通信品質は、中継装置103と移動中または移動して位置が変化してしまう可能性が高い通信端末105との間の通信品質よりも推定精度が高い。よって、中継装置103と基地局101との間の通信を維持するために必要な最低限の通信品質を確保できる第1アンテナリソースをまず決定するほうが第1、第2アンテナリソースを決定する際の効率が良いと考えられる。したがって、まずは、第1アンテナリソースを第2アンテナリソースよりも優先的に決定する方法を説明する。
まず、中継装置103の制御部125は、複数のアンテナ129のうち、中継装置103と基地局101との間の無線通信に使用されるアンテナの組合せ(つまり、第1アンテナリソース)を選択する(ステップS101)。制御部125は、任意にアンテナの組合せを選択することができ、例えば、図3のフローを開始するごとに無作為に選択したり、このフローを開始するごとに同一のアンテナの組合せを選択したりできる。第1アンテナリソースが選択されると、中継装置103は、第1アンテナリソースを使用して、基地局101に新規接続要求を送信する。そして、中継装置103と基地局101との間の通信リンクが確立される。
続いて、制御部125は、中継装置103と基地局101との無線通信の通信状況として通信品質情報を取得する(ステップS102)。制御部125は、通信品質情報として、上述のFER、EVM等の値だけでなく、選択された第1アンテナリソースで使用可能な最大変調方式の情報を取得することもできる。中継装置103で受信される信号の通信品質(下りの通信品質)は、制御部125により受信信号に基づいて算出される。また、基地局101で受信される信号の通信品質(上りの通信品質)は、基地局101が算出して中継装置103に送信することにより、制御部125で取得される。取得される通信品質は、下りの通信品質及び上りの通信品質の双方、又はいずれか一方とすることができる。制御部125は、取得した通信品質情報を、第1アンテナリソースの情報(本数、配置)と対応付けて、記憶部123に記憶させることができる。
次に、制御部125は、第1アンテナリソースとして決定可能なアンテナの組合せを変更できるかを判断する(ステップS103)。制御部125は、第1アンテナリソースとして決定可能なアンテナの組合せが現在使用中のもの以外に存在する場合、第1アンテナリソースを変更できると判断できる。また、変更回数が予め規定されている場合、制御部125は、当該変更回数に達するまでは、第1アンテナリソースを変更できると判断することもできる。
制御部125は、第1アンテナリソースを変更できる場合(ステップS103のYes)、第1アンテナリソースを構成するアンテナの組合せを規則的又は不規則的に変更する(ステップS104)。そして、制御部125は、変更された第1アンテナリソースにおける通信品質情報を取得し、記憶部123に記憶させる(ステップS102)。
制御部125は、第1アンテナリソースを変更できない場合(ステップS103のNo)、通信品質情報を取得した複数のアンテナリソースの中から、通信品質情報に基づいて第1アンテナリソースを決定する(ステップS105)。制御部125は、例えば、最も良い品質を示す通信品質情報に対応付けられているアンテナリソースを、第1アンテナリソースとして決定することができる。ステップS102〜S104の繰返処理において、アンテナリソースの変更回数が多いほど、通信品質情報を多く集めることができ、ステップS105において、中継装置103と基地局101との間の通信品質をより良くできるアンテナリソースの特定が可能になる。
第1アンテナリソースのアンテナ数が決定されると、このアンテナ本数を上記のアンテナ接続最大数から減算した値が、第2アンテナリソースの最大アンテナ本数となる。よって、制御部125は、アンテナ本数がこの最大アンテナ本数を超えないようにアンテナの本数及び配置を任意に選択して第2アンテナリソースを決定することができる。また、制御部125は、第2アンテナリソースに関しても、図3の処理を行い、中継装置103と通信端末105との間の通信品質情報に基づいて、第2アンテナリソースを決定することもできる。
ここまで、第1アンテナリソースを優先的に決定する方法を説明したが、第1実施形態に係る中継装置103の処理によって、第1及び第2アンテナリソースを同時に決定することも可能である。以下、図3を用いて、第1及び第2アンテナリソースを同時に決定する方法について説明する。なお、上述の第1アンテナリソースの決定方法と同様となる各ステップの詳細は、以下の説明では省略する。
まず、中継装置103の制御部125は、複数のアンテナ129のうち、中継装置103と基地局101との間の無線通信に使用されるアンテナの組合せ(つまり、第1アンテナリソース)と、中継装置103と通信端末105との間の無線通信に使用されるアンテナの組合せ(つまり、第2アンテナリソース)とを選択する(ステップS101)。制御部125は、任意にアンテナの組合せを選択することができる。
続いて、制御部125は、中継装置103と基地局101及び通信端末105との無線通信の通信状況として通信品質情報を取得する(ステップS102)。そして、制御部125は、取得した通信品質情報を、第1及び第2アンテナリソースの情報(本数、配置)と対応付けて、記憶部123に記憶させることができる。
次に、制御部125は、第1及び第2アンテナリソースとして決定可能なアンテナの組合せを変更できるかを判断する(ステップS103)。制御部125は、第1及び第2アンテナリソースを変更できる場合(ステップS103のYes)、第1及び第2アンテナリソースを構成するアンテナの組合せを規則的又は不規則的に変更する(ステップS104)。そして、制御部125は、変更された第1及び第2アンテナリソースにおける通信品質情報を取得し、記憶部123に記憶させる(ステップS102)。
制御部125は、第1及び第2アンテナリソースを変更できない場合(ステップS103のNo)、通信品質情報を取得した複数のアンテナリソースの中から、通信品質情報に基づいて第1及び第2アンテナリソースを決定する(ステップS105)。例えば、制御部125は、基地局101及び中継装置103の間の通信品質と、中継装置103及び通信端末105の間の通信品質とが互いに最も近似するように、第1アンテナリソース及び第2アンテナリソースを決定することができる。
このように、第1実施形態においては、中継装置103の制御部125は、基地局101及び通信端末105の少なくとも一方との無線通信の通信品質情報を取得し、取得した通信品質情報に応じて、基地局101との無線通信に使用される第1アンテナリソースと、通信端末105との無線通信に使用される第2アンテナリソースとを決定する。つまり、制御部125は、中継装置103を介する基地局101及び通信端末105の間の通信品質を考慮するため、通信品質が良くなるようにアンテナリソースを決定することが可能になる。通信品質の向上により、基地局101及び通信端末105の間で信号が送受信され易くなるため、スループットの向上が実現される。
また、第1実施形態においては、基地局101と中継装置103との間の通信品質が、通信端末105と中継装置103との間の通信品質よりも悪い場合、制御部125は、第1アンテナリソースとして決定可能なアンテナの複数の組合せそれぞれにおいて、基地局101との無線通信の通信品質情報を取得し、当該複数の通信品質情報に応じて、第1アンテナリソースを決定することができる。つまり、制御部125は、通信品質の推定精度が高い基地局側の通信品質情報を考慮して、第1アンテナリソースから優先的に決定する。これにより、基地局101及び通信端末105の間において、効率よく、通信品質の向上が図られるため、効率的にスループットを向上させることができる。また、基地局101と中継装置103との間の通信品質が向上するような第1アンテナリソースの決定により、中継装置103を基地局101からより遠くに配置しても、安定した通信が維持され易くなる。これにより、中継装置の中継可能距離を広げることも可能になる。
また、第1実施形態においては、制御部125は、第1及び第2アンテナリソースとして決定可能なアンテナの複数の組合せそれぞれにおいて、基地局101及び通信端末105との無線通信の通信品質情報を取得し、当該複数の通信品質情報に応じて、第1及び第2アンテナリソースを決定することができる。つまり、制御部125は、基地局101と通信端末105との間の中継装置103を介した通信全体の通信品質情報を考慮して、アンテナリソースを決定する。これにより、基地局−中継装置間のスループットと、中継装置−通信端末間のスループットとの双方をバランス良く向上させることができ、その結果、基地局−通信端末間の通信システム100全体のスループットを向上させることが可能である。
(第2実施形態)
第1実施形態では、中継装置103の制御部125が取得する通信状況が、通信品質情報である場合について説明した。第2実施形態では、制御部が取得する通信状況が、中継装置が一定時間内に送受信するデータ量(つまり、データ転送速度)である場合について説明する。すなわち、第2実施形態の制御部は、中継装置が送受信するデータ量に基づいて、アンテナリソースを決定する。データ転送速度は、受信側で正しく復調できるか否かに依存するものであり、受信側での復調が困難になると、送信側は、変調クラスを下げたりすることにより、壊れにくい方法でデータを送信することになる。この場合、データ転送速度は犠牲になることになる。
第2実施形態に係る通信システム200は、第1実施形態に係る通信システム100と同様、基地局201と、中継装置203と、通信端末205とを含んでいる。これらの構成要素の説明は、第1実施形態の構成要素と同一であるため、省略する。
第2実施形態に係る中継装置203が備える機能ブロックは、第1実施形態と同様、通信部221と、記憶部223と、制御部225と、複数のアンテナ229とである。制御部225以外の機能部221、223及び229は、対応する図2の機能部121、123及び129と同じ機能を有するので、説明は省略する。なお、制御部225が行う処理については、後述の図4及び図5の説明にて詳述する。
第2実施形態の中継装置203の処理について、図4及び図5を用いて説明する。図4及び図5は、本発明の第2実施形態に係る中継装置の処理を示すフローチャートである。図4では、下り通信のデータ転送速度に基づいてアンテナリソースを決定する方法を説明する。図5では、下り通信及び上り通信のデータ転送速度に基づいてアンテナリソースを決定する方法を説明する。
一般的に、中継装置203を介する基地局201から通信端末205へのデータ通信(下り通信)のデータ量は、中継装置203を介する通信端末205から基地局201へのデータ通信(上り通信)のデータ量よりも多い傾向にある。そのため、図4において、データ量の多い下り通信でのスループットの向上を図るための処理を示す。
まず、中継装置203は、任意の第1アンテナリソースを使用して基地局201と通信し、任意の第2アンテナリソースを使用して通信端末205と通信しているとする。このとき、中継装置203の制御部225は、中継装置203と基地局201との無線通信の通信状況として、中継装置203が基地局201から一定時間内に受信するデータ量(以下「下り受信データ量」という)を取得する(ステップS201)。そして、制御部225は、中継装置203と通信端末205との無線通信の通信状況として、中継装置203が通信端末205へ一定時間内に送信するデータ量(以下「下り送信データ量」)を取得する(ステップS202)。制御部225は、取得した下り受信データ量及び下り送信データ量を記憶部123に記憶させることができる。
続いて、制御部225は、取得した下り受信データ量と下り送信データ量とを比較する(ステップS203)。下り送信データ量が下り受信データ量よりも多い場合(ステップS203の(1))、下り通信において、基地局−中継装置間のスループットの方が、中継装置−通信端末間よりも悪いことになる。つまり、基地局−中継装置間の下り通信が、基地局−通信端末間の下り通信全体でのスループット向上を阻むボトルネックである。よって、制御部225は、基地局−中継装置間のスループットが向上するように、第1アンテナリソースを調整する(ステップS204)。例えば、制御部225は、第1アンテナリソースのアンテナ本数を増やしたり、アンテナ間の干渉等が減るようにアンテナ本数を変えずに異なるアンテナを選択(つまり、アンテナ配置の変更)したりする。また、制御部225は、下り受信データ量と下り送信データ量との差分が大きいほど、アンテナ本数を多く増やすこともできる。なお、制御部225は、第1アンテナリソースのアンテナ本数を増やした場合、その分、第2アンテナリソースのアンテナ本数を減らすことになる。以上のようにして、ボトルネックを解消する方向に第1アンテナリソースが決定される。
一方、下り受信データ量が下り送信データ量よりも多い場合(ステップS203の(2))、下り通信において、中継装置−通信端末間のスループットのほうが、基地局−中継装置間よりも悪いことになる。中継装置−通信端末間の下り通信が、基地局−通信端末間の下り通信におけるボトルネックである。よって、制御部225は、中継装置−通信端末間のスループットが向上するように、ステップS204と同様に、第2アンテナリソースを調整する(ステップS205)。
ステップS203において、下り受信データ量と下り送信データ量が等しい場合(ステップS203の(3))、基地局201から通信端末205まで一定速度でデータが送信されていることになる。つまり、基地局−中継装置間の無線通信及び中継装置−通信端末間の無線通信のいずれかが、基地局−通信端末間の無線通信全体のスループットに悪影響を及ぼすことはない。よって、制御部225は、第1アンテナリソース及び第2アンテナリソースを調整せずに使用し続ける。なお、下り受信データ量と下り送信データ量が等しいとは、厳密に値が一致することに限定されるものではない。例えば、誤差範囲を予め定め、下り受信データ量と下り送信データ量との差分が当該誤差範囲内であるならば、これらのデータ量は等しいとみなすことができる。
ここまで、優先的に下り通信のデータ量に基づいてアンテナリソースを決定する方法を説明したが、中継装置203は、上り通信及び下り通信において一定時間内に送受信されるデータ量(データ転送速度)に基づいてアンテナリソースを決定することも可能である。以下、図5を用いて、上り通信及び下り通信のデータ転送速度に基づいてアンテナリソースを決定する方法について説明する。
まず、中継装置203の制御部225は、図4のステップS201〜S203と同様の処理を行うことにより、下り通信におけるボトルネックを特定する(ステップS211)。次に、制御部225は、下り通信に関する処理と同様、中継装置203が通信端末205から一定時間内に受信するデータ量(以下「上り受信データ量」という)と、中継装置203が基地局201へ一定時間内に送信するデータ量(以下「上り送信データ量」)を取得し、上り通信におけるボトルネックを特定する(ステップS212)。
続いて、制御部225は、上り通信及び下り通信それぞれのボトルネックのうちいずれが、基地局−通信端末間の無線通信に最も悪影響を及ぼすボトルネック(以下「主要ボトルネック」という)であるかを特定する(ステップS213)。具体的には、制御部225は、例えば、下り受信データ量と下り送信データ量との差分と、上り受信データ量と上り送信データ量との差分とを比較し、より差分の大きい通信の流れ(上り又は下り)を特定する。そして、制御部225は、特定された流れに関するボトルネックが主要ボトルネックであると判断する。また、制御部225は、下り受信データ量と下り送信データ量との比率(≦1)と、上り受信データ量と上り送信データ量との比率(≦1)とを比較し、より比率の小さい通信の流れ(上り又は下り)を特定することもできる。そして、制御部225は、特定された流れに関するボトルネックが主要ボトルネックであると判断する。
そして、制御部225は、ステップS204又はS205の処理と同様にして、主要ボトルネックと判断された装置間(基地局−中継装置間又は中継装置−通信端末間)のスループットが向上するように、アンテナリソースを調整する(ステップS214)。
このように第2実施形態においては、中継装置203の制御部225は、中継装置203における基地局201からの一定時間内での下り受信データ量(第1受信データ量)と、中継装置203における通信端末105への一定時間内での下り送信データ量(第1送信データ量)とを取得し、下り受信データ量と下り送信データ量との比較に応じて、第1及び第2アンテナリソースを決定することができる。つまり、制御部225は、基地局−中継装置間及び中継装置−通信端末間それぞれにおけるデータ転送速度を把握するため、基地局−通信端末間におけるボトルネックを特定できる。よって、制御部225は、ボトルネックを解消する方向に、アンテナリソースを決定することが可能になる。ボトルネックを解消することにより、基地局201から通信端末205へのデータ送信が滞りにくくなるため、スループットの向上が実現される。
また、第2実施形態においては、制御部225は、中継装置203における通信端末205からの一定時間内での上り受信データ量(第2受信データ量)と、中継装置203における基地局201への一定時間内での上り送信データ量(第2送信データ量)とを更に取得し、下り受信データ量と下り送信データ量との比較と、上り受信データ量と上り送信データ量との比較とに応じて、第1及び第2アンテナリソースを決定することができる。つまり、制御部225は、上り通信及び下り通信のデータ量を考慮するため、通信システム200全体における主要ボトルネックを特定できる。よって、制御部225は、当該主要ボトルネックを解消する方向に、アンテナリソースを決定することが可能である。これにより、基地局−通信端末間の上り通信全体又は下り通信全体に最も悪影響を及ぼしている部分から優先的にスループットの向上を図ることができる。
(第3実施形態)
第2実施形態では、中継装置203の制御部225が取得する通信状況が、中継装置203で送受信されるデータ量である場合について説明した。第3実施形態では、制御部が取得する通信状況が、中継装置と、基地局及び通信端末との間で採用される通信技術である場合について説明する。
図6は、本発明の第3実施形態に係る通信システムの概略的な構成図である。通信システム300は、複数の基地局301(301a及び301b)と、中継装置303と、通信端末305とを有する。以下、基地局301a及び301b全てにおいて共通する事項の説明においては、基地局301a及び301bを区別せず、基地局301と表現する。
中継装置303は、複数の基地局301からの信号を受信し、その信号を通信端末305に送信する。例えば、基地局301と中継装置303との間で、CoMP(Coordinated Multi-Point:多地点協調)技術が採用されている場合、中継装置303は、同一の無線リソースで、複数の基地局301から信号を受信することになる。この場合、中継装置303は、基地局301との通信のために、少なくとも2本のアンテナを必要とする。以下、本実施形態では、基地局301と中継装置303との間で、CoMP技術が採用されているとする。なお、中継装置303は、3つ以上の基地局とCoMP技術を利用して通信することもできる。また、本実施形態では、中継装置303と通信端末305との間では、複数アンテナの使用を必須とする通信技術は採用されていないとする。
第3実施形態に係る中継装置303が備える機能ブロックは、第1実施形態と同様、通信部321と、記憶部323と、制御部325と、複数のアンテナ329とである。制御部325以外の機能部321、323及び329は、対応する図2の機能部121、123及び129と同じ機能を有するので、説明は省略する。
中継装置303の制御部325は、通信状況として、中継装置303と、基地局301及び通信端末305との間で採用される通信技術に関する情報を取得する。通信技術に関する情報の取得は、例えば、当該情報を予め記憶する記憶部323からこの情報を読み出したり、通信部321が基地局301から当該情報を受信したりすることにより実現される。通信技術とは、データを送受信するための技術であり、例えば、本実施形態で想定しているCoMP技術であったり、それ以外には、MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術や、SDMA(Space Division Multiple Access)技術等が挙げられる。なお、CoMP技術以外にも、MIMO技術やSDMA技術も複数のアンテナを必要とするものである。中継装置303がMIMO技術やSDMA技術を利用する場合、通信先の基地局は複数存在しなくても良く、基地局を1つとすることができる。
そして、制御部325は、通信技術が複数のアンテナを必要とするものかに応じて、第1及び第2アンテナリソースを決定する。具体的には、制御部325は、複数のアンテナを必要とする通信技術を採用する装置間(本実施形態では、基地局−中継装置間)で使用されるアンテナリソースに優先的に多くのアンテナを割り当てる。よって、本実施形態では、第1アンテナリソースが第2アンテナリソースより多くのアンテナを含むことになる。
また、制御部325は、第1又は第2実施形態の方法を、第3実施形態の方法と同時に実施することもできる。つまり、制御部325は、優先的に第1アンテナリソースに最低2本のアンテナを割り当てつつ、通信品質やデータ転送速度に応じて、割当可能な残りのアンテナを、第1アンテナリソース及び第2アンテナリソースに振り分けることができる。例えば、制御部325は、中継装置303と通信端末305との間の通信における通信品質が悪いほど、割当可能な残りのアンテナのうち多くのアンテナを第2アンテナリソースとして使用することができる。また、制御部325は、基地局301と中継装置303との間のCoMP通信でのデータ転送速度と、中継装置303と通信端末305との間の通信におけるデータ転送速度とが近くなるように、第1アンテナリソース及び第2アンテナリソースを決定できるようにもなる。
このように、第3実施形態においては、中継装置303の制御部325は、基地局301及び通信端末305との間で採用される通信技術に関する情報を取得し、当該通信技術が複数のアンテナを必要とするものかに応じて、第1及び第2アンテナリソースを決定することができる。つまり、第3実施形態では、制御部325は、基地局−中継装置間でのCoMP技術の使用を考慮するため、第1アンテナリソースに優先的に複数のアンテナを割り当てる。これにより、複数のアンテナを必要とする通信技術の利用可能性を高めることができ、このような通信技術の利用により、スループットの更なる向上が実現される。
以上、本発明を諸図面や実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
例えば、各構成部、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
上述の第1実施形態の説明において、第1アンテナリソースを優先的に決定するとして説明したが、本発明はこの態様に限定されるものではなく、第2アンテナリソースを優先的に決定することもできる。この場合、中継装置と通信端末との間の通信のスループットが向上するため、中継装置−通信端末間の通信範囲が拡がり、通信端末が中継装置から遠ざかるように移動しても、安定した通信が維持されやすくなる。
また、上述の第3実施形態の説明において、中継装置が複数の基地局と無線通信を行う場合のCoMP技術について説明したが、本発明は、この態様に限定されるものではなく、複数の中継装置が1つの通信端末と無線通信を行うCoMP技術にも使用できる。この場合、制御部が、通信端末と無線通信を行う第2アンテナリソースに優先的に多くのアンテナを割り当てる。これにより、中継装置は、ビームフォーミングを利用して、通信端末に対してCoMP通信を行うことができるようになる。よって、中継装置−通信端末間の通信範囲を拡大することができる。
100、300 通信システム
101、301a、301b 基地局(第1通信装置)
103、303 中継装置
105、305 通信端末(第2通信装置)
121 通信部
123 記憶部
125 制御部
129 アンテナ

Claims (9)

  1. 第1通信装置及び第2通信装置のそれぞれと無線通信する中継装置において、
    前記第1及び第2通信装置との無線通信に使用される複数のアンテナと、
    前記第1及び第2通信装置の少なくとも一方との無線通信の通信状況を取得し、取得した前記通信状況に応じて、前記複数のアンテナのうち、前記第1通信装置との無線通信に使用される1つ以上のアンテナを含む第1アンテナリソースと、前記第2通信装置との無線通信に使用される1つ以上のアンテナを含む第2アンテナリソースとを決定する制御部と
    を備える中継装置。
  2. 請求項1に記載の中継装置において、
    前記制御部は、前記第1アンテナリソースとして決定可能なアンテナの複数の組合せそれぞれにおいて、前記第1通信装置との前記無線通信の通信状況を取得し、当該複数の通信状況に応じて、前記第1アンテナリソースを決定しており、
    前記第1アンテナリソースの決定は、前記第2アンテナリソースの決定よりも優先して行われる
    ことを特徴とする中継装置。
  3. 請求項1に記載の中継装置において、
    前記制御部は、前記第1及び第2アンテナリソースとして決定可能なアンテナの複数の組合せそれぞれにおいて、前記第1及び第2通信装置との前記無線通信の通信状況を取得し、当該複数の通信状況に応じて、前記第1及び第2アンテナリソースを決定する
    ことを特徴とする中継装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の中継装置において、
    前記通信状況は、前記無線通信において受信される信号の通信品質に関する情報である
    ことを特徴とする中継装置。
  5. 請求項1に記載の中継装置において、
    前記通信状況は、前記中継装置における前記第1通信装置からの一定時間内での第1受信データ量と、前記中継装置における前記第2通信装置への前記一定時間内での第1送信データ量とを含み、
    前記制御部は、前記第1受信データ量と前記第1送信データ量との比較に応じて、前記第1及び第2アンテナリソースを決定する
    ことを特徴とする中継装置。
  6. 請求項5に記載の中継装置において、
    前記通信状況は、前記中継装置における前記第2通信装置からの前記一定時間内での第2受信データ量と、前記中継装置における前記第1通信装置への前記一定時間内での第2送信データ量とを更に含み、
    前記制御部は、前記第1受信データ量と前記第1送信データ量との比較と、前記第2受信データ量と前記第2送信データ量との比較とに応じて、前記第1及び第2アンテナリソースを決定する
    ことを特徴とする中継装置。
  7. 請求項1に記載の中継装置において、
    前記通信状況は、前記中継装置と、前記第1及び第2通信装置との間で採用される通信技術であり、
    前記制御部は、当該通信技術が複数のアンテナを必要とするものかに応じて、前記第1及び第2アンテナリソースを決定する
    ことを特徴とする中継装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の中継装置において、
    前記制御部は、前記第1及び第2アンテナリソースを、アンテナの本数及びアンテナの配置に基づいて決定する
    ことを特徴とする中継装置。
  9. 第1通信装置及び第2通信装置のそれぞれと無線通信する中継装置の通信制御方法であって、
    前記中継装置が、前記第1及び第2通信装置の少なくとも一方との無線通信の通信状況を取得するステップと、
    前記中継装置が、取得した前記通信状況に応じて、前記中継装置が備える複数のアンテナのうち、前記第1通信装置との無線通信に使用される1つ以上のアンテナを含む第1アンテナリソースと、前記第2通信装置との無線通信に使用される1つ以上のアンテナを含む第2アンテナリソースとを決定するステップと
    を含む通信制御方法。
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