JP2014236239A - ノイズ低減装置、ノイズ低減方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入力された原画像の高輝度部分及びその周辺のみについて、原画像の画素値と、各画素値を所定の方向に所定の移動量だけ移動させた後の画素値と、の相関を表す相関値を移動量毎に算出し、相関値に基づいて、原画像に重畳していると推定されるノイズを表す推定ノイズ画像を生成し、原画像と推定ノイズ画像とに基づいて、原画像のノイズが低減されたたノイズ低減画像を生成する。
【選択図】図2
Description
図1は、本実施形態のノイズ低減装置が処理の対象とする画像(以下、「原画像」という。)の具体例を示す図である。原画像にはノイズが重畳されている。図1に示される画像は、SS−OCTによって計測された画像である。図1の画像の縦方向はSS−OCTの波長掃引により得られる深さ方向の像である。まず、図1の画像を用いて、ノイズ低減装置が処理の対象とするノイズの具体例について説明する。
図2は、本発明の第一実施形態(ノイズ低減装置100)の機能構成を表す概略ブロック図である。ノイズ低減装置100は、画像入力部101、高輝度部画像生成部102、マスク画像生成部103、画像スライド部104、相関計算部105、推定ノイズ画像生成部106、ノイズ減算部107、画像出力部108を備える。
相関計算部105は複数のスライド量dそれぞれについて相関値を算出するため、相関値をスライド量dの関数C(d)として表す。関数C(d)は、定性的に言えば、各スライド量dの位置において原画像がどの程度似通ったパターンを有しているかを表す。例えば、原画像に鮮明なゴーストが表れている場合には、元のパターンの位置とそのゴーストが発生している位置との距離に一致するスライド量dにおいて、関数C(d)は周囲より際立って高い値を持つ。
画像出力部108は、ノイズ減算部107によって生成されたノイズ低減画像を、ノイズ低減装置100の処理の結果を表す画像(以下、「処理結果画像」という。)として出力する。
次に、相関計算部105は、予め定められている全てのスライド量dを用いた処理が終了したか否か判定する(ステップS107)。未処理のスライド量dが存在する場合(ステップS107−YES)、相関計算部105は、画像スライド部104に対して次のスライド量dを用いた処理の実行を依頼する。画像スライド部104は、未処理のスライド量dを設定する(ステップS104)。そして、ステップS104以降の処理が実行される。
上述したように既にノイズが生じてしまっている画像においてノイズを低減できるため、再度画像を生成できないような状況にも有効である。
また、様々な原因のノイズが混在するような場合でも、画像上でのノイズを除去または低減することが可能となる。
相関計算部105は、同じ装置で撮影された複数の原画像に関して算出した相関値の統計値(例えば平均値)を、相関値C(d)として使用してもよい。
本発明の第二実施形態(ノイズ低減装置200)の概略について説明する。
上述した第一実施形態では、式(4)のVの具体的な関数形やパラメータは予め試行錯誤的に決定されている。一方、第二実施形態では、Vの具体的な関数形やパラメータは原画像に応じて決定される。具体的には以下のとおりである。
評価値算出部209は、高輝度部画像の生成から相関値C(d)の算出までを、評価値算出の対象となっている各ノイズ低減画像に対して行うように高輝度部画像生成部202〜相関計算部205を制御する。この制御により、評価値算出部209は正規化相関値Cr(d)を算出する。評価値算出部209は、算出された各Cr(d)について、d方向の値の変化が小さいことを評価するための評価値を算出する。例えば、評価値算出部209は、Cr(d)のd方向の一次微分の絶対値D1(d)を、全てのdに関して式(5)を用いて算出する。
第二手法は、複数のノイズ低減画像それぞれの正規化相関値Cr(d)を得るところまでは第一手法と同じである。その後、評価値算出部209は、Cr(d)のd方向の二次微分の絶対値D2(d)を、全てのdに関して式(6)を用いて算出する。
まず、画像入力部201が、処理対象とする原画像(A)を読み込む(ステップS201)。次に、高輝度部画像生成部202が、原画像において閾値Thr未満の画素の画素値を0にすることによって、高輝度部画像(B)を生成する(ステップS202)。次に、マスク画像生成部203がマスク画像を生成する(ステップS203)。
次に、相関計算部205は、予め定められている全てのスライド量dを用いた処理が終了したか否か判定する(ステップS207)。未処理のスライド量dが存在する場合(ステップS207−YES)、相関計算部205は、画像スライド部204に対して次のスライド量dを用いた処理の実行を依頼する。画像スライド部204は、未処理のスライド量dを設定する(ステップS204)。そして、ステップS204以降の処理が実行される。
次に、評価値算出部209が、ステップS210で生成されたノイズ低減画像について評価値を算出する(ステップS211)。
また、様々な原因のノイズが混在するような場合でも、画像上でのノイズを除去または低減することが可能となる。
また、第二実施形態のノイズ低減装置200では、最適なノイズパラメータに基づいて得られたノイズ低減画像が自動的に選択される。そのため、最適なノイズパラメータが未知の場合であっても、ノイズをより効果的に低減させる事が可能となる。
第一手法及び第二手法いずれの場合も、重畳されるノイズ量が大きくなり処理結果画像自体が0に近づくことで、評価値は小さい値(良い評価値)になる。評価値算出部209は、D1及びD2を結果画像の平均画素値で除算することによって規格化しても良い。このように動作することにより、上述した問題を解消できる。
また、第二実施形態のノイズ低減装置200は、第一実施形態のノイズ低減装置100と同様に変形されてもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
Claims (7)
- 入力された原画像の高輝度部分及びその周辺のみについて、原画像の画素値と、各画素値を所定の方向に所定の移動量だけ移動させた後の画素値と、の相関を表す相関値を前記移動量毎に算出する相関計算部と、
前記相関値に基づいて、前記原画像に重畳していると推定されるノイズを表す推定ノイズ画像を生成する推定ノイズ画像生成部と、
前記原画像と推定ノイズ画像とに基づいて、前記原画像のノイズが低減されたたノイズ低減画像を生成するノイズ減算部と、
を備えるノイズ低減装置。 - 前記相関値は、前記原画像において、前記所定の移動量だけずれた位置にどの程度類似したパターンが存在するかを表す、請求項1に記載のノイズ低減装置。
- 前記推定ノイズ画像生成部は、前記推定ノイズ画像を生成する際に使用するパラメータを変化させることによって複数の推定ノイズ画像を生成し、
前記複数の推定ノイズそれぞれに基づいて生成された前記ノイズ低減画像について、良好にノイズが低減されたか否かを示す評価値を算出する評価値算出部をさらに備える、請求項1又は2に記載のノイズ低減装置。 - 入力された原画像の高輝度部分及びその周辺のみについて、原画像の画素値と、各画素値を所定の方向に所定の移動量だけ移動させた後の画素値と、の相関を表す相関値を前記移動量毎に算出する相関計算ステップと、
前記相関値に基づいて、前記原画像に重畳していると推定されるノイズを表す推定ノイズ画像を生成する推定ノイズ画像生成ステップと、
前記原画像と推定ノイズ画像とに基づいて、前記原画像のノイズが低減されたたノイズ低減画像を生成するノイズ減算ステップと、
を有するノイズ低減方法。 - 前記相関値は、前記原画像において、前記所定の移動量だけずれた位置にどの程度類似したパターンが存在するかを表す、請求項4に記載のノイズ低減方法。
- 前記推定ノイズ画像生成ステップでは、前記推定ノイズ画像を生成する際に使用するパラメータを変化させることによって複数の推定ノイズ画像を生成し、
前記複数の推定ノイズそれぞれに基づいて生成された前記ノイズ低減画像について、良好にノイズが低減されたか否かを示す評価値を算出する評価値算出ステップをさらに有する、請求項4又は5に記載のノイズ低減方法。 - コンピュータを、請求項1から3のいずれか1項に記載のノイズ低減装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
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