JP2014235837A - 薄型照明具及び収納体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 収納体内を有効に利用できる薄型照明具及び収納体を提供する。
【解決手段】 光源ユニットと導光板と反射材と電源回路を本体ケース内に収容し、光源ユニットを導光板の周端面の外側に配置し、反射材を導光板のうちLEDと対向する端面以外の周端面と背面のいずれか一又は二以上の面に設けた。本体ケースを横長にし、長手方向内側に導光板を配置し、導光板の外側に光源ユニットを配置し、光源ユニットの外側に電源回路を配置し、それらを本体ケース内に一列に配列してもよい。本体ケースの背面側であって導光板又は反射材の背面よりも背面側に配線空間を設けることもできる。
本体ケースの周壁の側面、上面、下面のいずれかに、電源コードを引き出すためのコード挿通口を開口してもよい。電源回路又は/及び光源ユニットに防水処理等を施すとよい。収容体に前記薄型照明具を、その照射面を下にして取り付けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源としてLEDを用いた薄型照明具に関し、特に、収納空間を有する洗面化粧台や吊戸棚等(以下「収納体」という)の底板下面(底面)に取り付けて、収納体の下方を照明するのに適する薄型照明具と、その薄型照明具を備えた収納体に関する。
従来、照明具が設けられた収納体として、ミラーキャビネットの底面に蛍光灯が取り付けられたもの(特許文献1)や、吊戸棚の底面に蛍光灯が取り付けられたもの(特許文献2)、ミラーキャビネットの底面にLEDが取り付けられたもの(特許文献3)が知られている。
特開2007−296041号公報 特開平10−234494号公報 特開2001−78909号公報
前記特許文献1及び2記載の発明は、収納体の底面に蛍光灯を収容するためのスペースを要するため、底面下方のスペースが狭い場合には取付けが難しい。蛍光灯を収容するためのスペースを収納体内に設けるとその分だけ収納体内がデッドスペースになり、収納体の容積が少なくなる。
前記特許文献3記載の発明は、特許文献1及び2の前記問題は生じない(同文献、段落番号[0011]及び図6参照。)が、多数のLEDを面状に取り付けるものであるため、照射面積を広くするためには多数のLEDが必要になり、コスト高になる。
本発明の解決課題は、設置に広い場所を取らず、収納体の底面下方のスペースが狭くても取付け可能であるため、収納体の内部に取り付ける必要もなく、従来デッドスペースとなっていた収納体内を有効に利用することができ、少ないLEDで収納体の底面下方を面照明することのできる薄型照明具と、その薄型照明具を備えた収納体を提供することにある。
本発明の薄型照明具は、収納体に取り付けて、当該収納体の下方を照明可能な照明具において、一又は二以上のLEDがベースに装備された光源ユニットと、LED光の出射方向先方に設けられた導光板と、反射材と、LED用の電源回路が薄型の本体ケース内に収容され、光源ユニットは導光板の周端面の外側に配置され、反射材は導光板のうちLEDと対向する端面以外の周端面と背面のいずれか一又は二以上の面に設けられたものである。反射材は反射シート(フィルム、薄板を含む。)又は反射剤とすることができる。反射シートの場合はそれを導光板の背面や終端面に配置したり、貼り付けたり、コーティングしたりすることができる。本体ケースの厚さは10〜20mm程度が適する。
本発明の薄型照明具は、本体ケースを横長にし、その長手方向内側に導光板が配置され、導光板の外側に光源ユニットが配置され、光源ユニットの外側に電源回路が配置されて、それら導光板、光源ユニット、電源回路が本体ケース内に一列に配列されたものとすることができる。この場合、電源回路を電源ケース内に収容して電源ユニットにし、その電源ユニットを前記のように本体ケースに配置することもできる。これら光源ユニット、導光板、電源ユニットは本体ケース内に収容可能な薄さにして、本体ケース内に収容されたそれらが本体ケースの外に突出しないようにするのがよい。
本発明の薄型照明具は、本体ケースの照射面とその側面を開口しておき、その開口部から電源ユニット、光源ユニット、導光板、光源ユニット、電源ユニットの順に収容して、それらを本体ケース内に一列に配列することもできる。この場合、前記二つの電源ユニットのうちいずれか一方は電源回路を備えない電源ケースのみとし、前記二つの光源ユニットのうちいずれか一方はLEDを備えないベースのみとすることもできる。
本発明の薄型照明具は、本体ケースの背面側であって導光板又は反射材の背面よりも背面側に、電源コード、リード線等を配線できる配線空間を備えたものとすることもできる。
本発明の薄型照明具では、本体ケースの周壁の側面、上面、下面のいずれかに、電源コードを引き出すためのコード挿通口を開口することができる。コード挿通口は連続する側面と上面、側面と下面に連通して開口させて、電源コードを連通するいずれの面からも引き出すことができる(引出し方向を変えられる、引き廻しできる)ようにするのが望ましい。
本発明の薄型照明具は、電源回路又は/及び光源ユニットに防水処理又は/及び防湿処理が施されたものとすることもできる。
本発明の収容体は、吊棚、内部に収容空間を備えた三面鏡といった収納体の底面に、前記薄型照明具がその照射面を下にして取り付けられたものである。
本発明の薄型照明具には、次の効果がある。
(1)光源ユニットのLEDを導光板の側方に配置してあるため、LEDを導光体の背面側に配置する場合に比べて照明具が薄型になり、限られたスペースに取付け可能である。
(2)光源ユニットのLED光が導光板に入射されて、ムラの少ない面照射となるため、少ないLEDで広範囲の照射が可能である。
(3)導光板の背面側に反射材があるため明るさが向上する。反射材を導光板の端面にも設けた場合は、明るさがより一層向上する。
(4)蛍光灯を用いる従来の照明具に比べて薄型であるため、収納体の底面に取付けても突出長が少なく、邪魔にならない。収納体の内部に取付ける必要がないため、従来デッドスペースとなっていた収容体の内部空間を有効活用できる。
(5)本体ケース内に配線空間を設けた場合、電源コードやリード線などのコード類の配線、引き廻しが容易になり、配線が乱雑にならず、本体ケース内にすっきり配線できる。
(6)配線空間を導光板又は反射材の背面に設けてあるので、コード類が導光板又は反射材の前面に出ることがなく、照射の邪魔にならない。
(7)コード挿通口を本体ケースの周壁の側面、上面、下面のいずれかに面に連通させて開口した場合は、電源コードの引き回し自由度が向上し、室内の電源コンセントへの接続が容易になる。
(8)導光板、光源ユニット、電源回路が本体ケース内に一列に配列された場合は、より一層薄型化できる。
(9)電源回路を電源ケース内に収容して電源ユニットにし、その電源ユニットを本体ケース内に配置できるようにすれば、電源回路を含めて薄型化できる。
(10)本体ケースの照射面とその側面を開口しておけば、その開口部から、電源ユニット、光源ユニット、導光板、光源ユニット、電源ユニットの順に一列に収容することができ、本体ケースへの収容配置、メンテナンスが容易になる。
(11)本体ケース内に収容した二つの電源ユニットで、本体ケースの側面開口部を閉塞できるので、本体ケース内に収納された光源ユニット、導光板、反射材等が本体ケースから脱落しない。
(12)電源回路(電源ユニット)や光源ユニットに防水処理又は/及び防湿処理が施されている場合は、洗面所やキッチンなどの水回りで使用しても漏電の心配がない。
本発明の収納体には、次の効果がある。
(1)前記薄型照明具を使用するので、従来デッドスペースとなっていた収容体の内部空間を有効活用できる。
(2)前記薄型照明具を使用するので、前記(1)〜(12)の効果を有する。
(a)は本発明の薄型照明具の使用例を示す斜視図、(b)は(a)の側方断面図、(c)は(b)のa部拡大図。 本発明の薄型照明具の一例を示す分解斜視図。 本発明の薄型照明具の一例を示す断面図。 薄型照明具の電源回路の説明図。 (a)は電源コードの可動域の説明図、(b)はコード保持具の説明図。 (a)は本発明の薄型照明具の正面図、(b)は(a)の背面図。 (a)は図6(a)に示す薄型照明具の平面図、(b)は図6(a)の底面図、(c)は図6(a)の左右側面図。 (a)は図6(a)におけるA−A矢視断面図、(b)は図6(b)における矢視B−B断面図。 図6(a)におけるC−C矢視断面斜視図。
(実施形態)
本発明の薄型照明具1の実施形態の一例を、図面を参照して説明する。本発明の薄型照明具1は各種用途に用いることができるが、ここでは、図1(a)(b)に示すような洗面化粧台の底面に下向きに取り付けて使用する場合を一例として説明する。図1(a)(b)に示す洗面化粧台は、化粧台(洗面台)本体Aの上方にミラーキャビネットBが設けられたものであり、当該ミラーキャビネットBの三面鏡Cの背面側に収納部Dが設けられているものである。通常、前記三面鏡Cは、その下端部Eが図1(c)に示すように、前記収納部Dの底面よりも下方まで突出して、下端部Eの裏面に指を係止でき、その指を手前に引くことにより開くことができるようにしてある。本発明の薄型照明具1は、図1(b)(c)に示すように収納部Dの底面に下向きに取り付けて洗面台を照明できるようにしてある。
[薄型照明具の概要]
本発明の薄型照明具1の一例を図2に示す。この図は分解斜視図である。図2に示す薄型照明具1は、一又は二以上のLED2をベース(LEDケース)3に縦一列に配列した光源ユニット4と、LED2の出射方向先方に配置される導光板5と、導光板5の裏面側に配置される反射材6と、LED2に電源供給する電源回路10を電源ケース7内に装備した電源ユニット8と、本体ケース9を備えている。これら光源ユニット4、導光板5、反射材6、電源ユニット8は、図3に示すように本体ケース9内に収容配置される。図3では本体ケース9の長手方向中央部に導光板5、その両外側に光源ユニット4、その両外側に電源ユニット8が一列に且つ面一に配置(セット)されている。
[光源ユニット]
前記光源ユニット4は、細長の実装基板に複数のLED2が実装されたLEDモジュールが、平面視コ字型のLEDケース3内に縦向きに収容固定されてユニット化されている。
LED2はモジュール化されていないものを多数配列して使用することもできる。LED2には既存のものを用いることも、新規のものを用いることもできる。図示した実施形態では、LEDケース3にアルミ製のCチャンネルを用いてある。LEDケース3はこれ以外の材質、形状のものを用いることもできる。
光源ユニット4には防水(防湿を含む。以下同じ。)加工を施すこともできる。この場合、実装基板及びLED2の表面に防水剤(防湿剤)を塗布するほか、実装基板及びLED2が収容されたLEDケース3内にポッティング材(充填材)を充填することによって、防水処理することもできる。ポッティング材には各種のものを用いることができ、例えば、信越化学株式会社製の「KE−109E−A/B」を用いることができる。このポッティング材は無色透明であるため、LEDモジュール4の表面側に充填してもLED光が減光されることは殆どない。
光源ユニット4は図3に示すように、導光板5の両外側に配置してある。この場合、LED2の出射方向先方を導光板5の側面(短辺面)5a(図2)に対向させて配置してある。
[導光板]
前記導光板5は本体ケース9内に収まる大きさの横長板である。導光板5はその長手方向両端部が光源ユニット4のLEDケース3の対向する二枚の挟持片3a、3b(図3、図9)間に挟持されてLED2(図3)に対向し、LED2からの出射光(以下「LED光」という。)が、導光板5の両側面5aから導光板5内に入射するようにしてある。導光板5は入射したLED光を拡散(反射)させるものであり、既存のもの或いは新規に開発されるものを使用することができる。図2に示す導光板5は裏面全面に凹凸が形成されている。
導光体5の上面5b及び下面5c(いずれも長辺面:図2)には、LED光を反射するための反射シート(テ―プ状のもの)11(図2)を貼付してある。反射シート11には、例えば、東レ株式会社製のルミナー(登録商標。以下同じ。)を用いることができる。導光板5の上下端面には反射シート11に代えて反射剤を塗布(コーティング)することもできる。この反射シート11や反射剤は不要な場合は設けなくてもよい。
導光板5は図3、図6のように本体ケース9内に収容された状態で、正面(平滑面)が本体ケース9の前面開口部12(図2)に露呈するようにしてあり、導光板5内で拡散されたLED光が導光板5の正面から面照射されるようにしてある。
[反射材]
前記反射材6は、導光板5の背面に重ねて本体ケース9の収容空間13内に収容配置される。図2に示す反射材6はアルミ製の横長方形の薄板に東レ株式会社製のルミナー(反射シート)を貼付したものであるが、反射材6は薄板に反射剤をコーティングしたものでもよい。
[本体ケース]
図2に示す本体ケース9は横長であり、背面板14と、その上縁の上板15と、下縁の下板16と、両板間の前面開口部12と、長手方向両側面の側面開口部17を備えた側面視コ字状であり、背面板14と上板15と下板16の内側にそれらで囲まれる収容空間13を設けてある。上板15は側面視下向きコ字形の溝を備え、下板16は側面視上向きコ字形の溝を備えている。
収容空間13内には、図2示す一枚の導光板5と、その裏面に重ねた一枚の反射材6とを収容し、その導光板5の両外側に光源ユニット4を収容し、光源ユニット4の両外側に電源ユニット8を収容することができるスペースにしてある。重ねた導光板5と反射材6の上縁部と、二つの光源ユニット4、電源ユニット8の上縁部は、上板15の下向き溝内に、それらの下縁部は下板16の上向き溝内に差し込むことができ、この差込みにより前記上縁部が上板15に保持され、下縁部が下板16に保持されて、収容空間13内に配置されるようにしてある。前記上縁部と下縁部の夫々は、本体ケース9の側面開口部17から上板15の溝と下板16の溝に出し入れすることができる。図示した実施形態では、本体ケース9はアルミ製としてあるが、他の材質製、例えば樹脂製とすることもできる。
この実施形態では、図3に示すように、本体ケース9の収容空間13内に導光板5、反射材6、光源ユニット4、電源ユニット8を収容配置した場合、反射材6、光源ユニット4、電源ユニット8の裏側と本体ケース9の背面板14との間に配線空間S(図3、図9)が形成されるようにしてある。配線空間Sは配線コード(リード線)18や電源コード19(いずれも図4)を配線できる広さ(スペース)にしてある。
本体ケース9の厚さX(図3)は10〜15mm程度として、図1(a)〜(c)のように、ミラーキャビネットBの収納部Dの底面に取り付けると、図1のように収納部Dの底面よりも下方まで突出している三面鏡Cの下端部Eの裏に隠れるようにするのが望ましい。
[電源ユニット]
前記電源ユニット8は、AC100V電源をLED2の駆動に必要なDC電圧(通常、10〜14V)に変換して、その電圧をLED2に供給するための電源回路10(図3)を備えており、前記電源回路10は電源ケース7内の収容空間部内に収容配置されている。一例として図4に示す電源ユニット8は、プリント基板Pの表面にチョークコイル、抵抗、LED照明駆動用IC、コンデンサ等の電源用部品20が実装された電源回路10を電源ケース7に取り付けてある。前記LED照明駆動用ICには小型の電解コンデンサを使用している。これにより、製品を小型化できるとともに、PSE(電気用品安全法)に適合したものとすることができる。LED照明駆動用ICとしては、例えばサンケン電気株式会社製のLC5200シリーズ(例えば、LC5202S等)を用いることができる。
プリント基板Pには電源コード19(図4)が接続されている。電源コード19は本体ケース9の背面板14及び上板15にセットしてあるコード保持具21(図5(b))内を通して、配線空間S内に引き込まれて、プリント基板P(図4)に接続されている。コード保持具21は樹脂製にして絶縁性を確保してある。
コード保持具21は図5(b)に示すように、本体ケース9の背面板14及び上板15の長手方向コーナー部に取付けることもできる。このコード保持具21は、本体ケース9の上板15の裏面側と側面(端面)側の双方に開口部22を備えて、電源コード19をいずれの開口部22からも引き出し(引き廻し)可能としてある。
コード保持具21に変えてコネクタを使用し、それを本体ケース9の背面板14や上板15に取り付けておき、それに電源コード19を脱着可能とすることができる。
電源用部品20及びプリント基板Pの表面に防水剤を塗布したり、それらを防水剤で被覆したりして、防水処理しておくと、水周りで使用するのに適する。
[電源ケース]
前記電源ユニット8は光源ユニット4に電源供給するものであるが、図2、図3に示すように、本体ケース9の収容空間13内に収容された導光板5及び反射材6並びにそれらの外側に配置される光源ユニット4が収容空間13から抜け落ちない(脱落しない)ようにする脱落防止用のカバーの機能をも備えている。そのため、電源ユニット8の電源ケース7を図2に示すように本体ケース9と同程度の厚さの薄型箱状として、本体ケース9の長手方向両端部の側面開口部17からスライドさせて収容空間13内に差し込むことによって、側面開口部17を閉塞できるようにしてある。
電源ケース7のうち光源ユニット4側の側面(内側面)には二本の支持片25(図4)が突設されている。この支持片25は、図5(a)のように、電源ケース7が本体ケース9の収容空間13内に収容されると、光源ユニット4のLEDケース3の背面側に差し込まれて光源ユニット4をその背面側から支持できるようにしてある。
電源ケース7の支持片25と反対側の側面(外側面)には鍔26が設けられている。この鍔26は、電源ユニット8を本体ケース9の収容空間13内に差し込むと、本体ケース9の長手方向両端面に宛がわれて、収容空間13の側面開口部17を閉塞できるようにしてある。
図3に示すように、電源ケース7には二つの凹空間27が設けられ、その凹空間27内の底板に止め孔28が開口されており、凹空間27内に差し込んだ螺子やビスなどの固定具30を差し込んで止め孔28からケース本体9の背面板14の挿入孔29を挿通するまで差し込んで、その固定具30を図1に示すようにミラーキャビネットBの収納部Dの底板にねじ込むことにより電源ユニット8を収容体Dに取り付けることができるようにしてある。この取付けにより本発明の薄型照明具1が収容体Dに取り付けられる。凹空間27は蓋31(図3)で閉塞して、固定具30を隠すことができるようにしてある。
この実施形態では、電源ケース7を樹脂製としてあるが、電源ケース7は金属製とすることもできる。金属製とする場合は表面に絶縁処理(例えば絶縁材をコーティングする処理)を施こすのが望ましい。
図2に示す実施例では電源ユニット8を光源ユニット4の両側に設けてあるが、本発明では、一方は電源ユニット8ではなく、電源回路10を設けない電源ケース7だけとすることができる。この場合の電源ケース7は本体ケース9の側面開口部17を閉塞するためのカバーとなる。
本発明の薄型照明具1の外観を図6及び図7に示す。側面図は左右が同一に表れる。図6(a)におけるA−A矢視断面は図8(a)のように、図6(b)におけるB−B矢視断面は図8(b)のように、図6(a)のC−C矢視断面は図9のようになる。
本発明の薄型照明具1は、洗面化粧台に取り付けるほか各種用途に用いることができ、例えば、収納空間を備えた吊戸棚(玄関に設けられる下駄箱やキッチンに設けられるキッチン収納等)の下方に取り付けて、足元灯や手元灯として使用することができる。本発明の薄型照明具1は、直接照明としても用いることができるが、間接照明として用いるのにも好適なものである。また、前記実施形態では、薄型照明具1を下向きに取り付ける場合を一例として説明しているが、取付け向きは、用途に応じて適宜変更することができる。
1 薄型照明具
2 LED
3 LEDケース
3a、3b 挟持片
4 光源ユニット
5 導光板
5a (導光板の)側面(短辺面)
5b (導光板の)上面
5c (導光板の)下面
6 反射材
7 電源ケース
8 電源ユニット
9 本体ケース
10 電源回路
11 反射シート
12 前面開口部
13 (本体ケースの)収容空間
14 (本体ケースの)背面板
15 (本体ケースの)上板
16 (本体ケースの)下板
17 (本体ケースの)側面開口部
18 配線コード(リード線)
19 電源コード
20 電源用部品
21 コード保持具
22 (コード保持具の)開口部
25 (電源ケースの)支持片
27 (電源ケースの)凹空間
28 (電源ケースの)止め孔
29 (本体ケースの)挿入孔
30 固定具
31 蓋
A 化粧台本体
B ミラーキャビネット
C 三面鏡
D 収納部
E 下端部
P プリント基板
S 配線空間

Claims (13)

  1. 収納体に取り付けて、当該収納体の下方を照明可能な照明具において、
    一又は二以上のLEDがベースに装備された光源ユニットと、LED光の出射方向先方に設けられた導光板と、反射材と、LED用の電源回路が薄型の本体ケース内に収容され、
    前記光源ユニットは導光板の周端面の外側に配置され、
    前記反射材は導光板のうちLEDと対向する端面以外の周端面と背面のいずれか一又は二以上の面に設けられた、
    ことを特徴とする薄型照明具。
  2. 請求項1記載の薄型照明具において、
    反射材は反射シート(フィルム、薄板を含む。)又は反射剤である、
    ことを特徴とする薄型照明具。
  3. 請求項1又は請求項2記載の薄型照明具において、
    本体ケースが横長であり、
    前記本体ケースの長手方向内側に導光板が配置され、
    前記導光板の外側に光源ユニットが配置され、
    前記光源ユニットの外側に電源回路が配置され、
    前記導光板、光源ユニット、電源回路が本体ケース内に一列に配列された、
    ことを特徴とする薄型照明具。
  4. 請求項3記載の薄型照明具において、
    電源回路を電源ケース内に収容して電源ユニットにし、
    前記電源ユニットを本体ケースに配置した、
    ことを特徴とする薄型照明具。
  5. 請求項4記載の薄型照明具において、
    光源ユニット、導光板、電源ユニットは本体ケース内に収容可能な薄さであり、本体ケース内に収容されたそれらが本体ケースの外に突出しないようにした、
    ことを特徴とする薄型照明具。
  6. 請求項4又は請求項5記載の薄型照明具において、
    本体ケースの照射面とその側面が開口され、
    電源ユニット、光源ユニット、導光板、光源ユニット、電源ユニットが前記開口部から前記順に収容されて本体ケース内に一列に配列された、
    ことを特徴とする薄型照明具。
  7. 請求項6記載の薄型照明具において、
    二つの電源ユニットのうちいずれか一方は電源回路を備えない電源ケースのみである、
    ことを特徴とする薄型照明具。
  8. 請求項6記載の薄型照明具において、
    二つの光源ユニットのうちいずれか一方はLEDを備えないベースのみである、
    ことを特徴とする薄型照明具。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の薄型照明具において、
    本体ケースの背面側であって導光板又は反射材の背面よりも背面側に、電源コード、リード線等を配線できる配線空間が設けられた、
    ことを特徴とする薄型照明具。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の薄型照明具において、
    本体ケースの周壁の側面、上面、下面のいずれかに、電源コードを引き出すためのコード挿通口が開口された、
    ことを特徴とする薄型照明具。
  11. 請求項10記載の薄型照明具において、
    コード挿通口は連続する側面と上面、側面と下面に連通して開口され、電源コードを連通するいずれの面からも引き出すことができる、
    ことを特徴とする薄型照明具。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の薄型照明具において、
    電源回路又は/及び光源ユニットに防水処理又は/及び防湿処理が施された、
    ことを特徴とする薄型照明具。
  13. 吊棚や内部に収容空間を備えた三面鏡といった収納体の底面に、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の薄型照明具がその照射面を下にして取り付けられた、
    ことを特徴とする収納体。
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