JP2014230454A - 電力制御装置及び発電システム - Google Patents
電力制御装置及び発電システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014230454A JP2014230454A JP2013110760A JP2013110760A JP2014230454A JP 2014230454 A JP2014230454 A JP 2014230454A JP 2013110760 A JP2013110760 A JP 2013110760A JP 2013110760 A JP2013110760 A JP 2013110760A JP 2014230454 A JP2014230454 A JP 2014230454A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- information
- control device
- control
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/70—Smart grids as climate change mitigation technology in the energy generation sector
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S10/00—Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
- Y04S10/12—Monitoring or controlling equipment for energy generation units, e.g. distributed energy generation [DER] or load-side generation
- Y04S10/123—Monitoring or controlling equipment for energy generation units, e.g. distributed energy generation [DER] or load-side generation the energy generation units being or involving renewable energy sources
Landscapes
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
【課題】電力変換装置の動作を制御すると共に、ネットワークを介して外部装置との間で情報授受を行うことのできる電力制御装置及び発電システムを提供する。
【解決手段】発電装置で発電した電力と第1の直流電力とを相互に変換する第1の電力変換器52と、系統の交流電力と第1の直流電力とを相互に変換する第2の電力変換器53と、前記電力制御装置の動作を統括して制御する制御部50と、前記第1、第2の電力変換器と前記制御部との間で電力変換動作に関する情報を授受するローカル通信手段と、外部の上位制御装置51と前記制御部との間で電力変換動作を管理するための情報を授受する汎用通信手段と、を有し、前記ローカル通信手段は、系統周波数と同期した周期で通信を行って情報を授受し、前記汎用通信手段は、前記ローカル通信手段と独立して通信を行って情報を授受し、前記第1、第2の電力変換器は、前記系統周波数と同期して電力変換動作を実行する電力制御装置である。
【選択図】図2
【解決手段】発電装置で発電した電力と第1の直流電力とを相互に変換する第1の電力変換器52と、系統の交流電力と第1の直流電力とを相互に変換する第2の電力変換器53と、前記電力制御装置の動作を統括して制御する制御部50と、前記第1、第2の電力変換器と前記制御部との間で電力変換動作に関する情報を授受するローカル通信手段と、外部の上位制御装置51と前記制御部との間で電力変換動作を管理するための情報を授受する汎用通信手段と、を有し、前記ローカル通信手段は、系統周波数と同期した周期で通信を行って情報を授受し、前記汎用通信手段は、前記ローカル通信手段と独立して通信を行って情報を授受し、前記第1、第2の電力変換器は、前記系統周波数と同期して電力変換動作を実行する電力制御装置である。
【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、電力制御装置及び発電システムに関する。
太陽光発電、燃料電池、風力発電などのグリーン電力は発電過程においてCO2などの排出物を出さないクリーンエネルギーであり、地球環境保全に寄与できるとともに、需要家の住居などに配置して停電時においても独立した非常用電源として活用することができる。このため、東日本大震災を契機に、安心・安全な電源装置として一般家庭においても広く普及が見込まれている。
ところで、これらの電力を使用する際の利便性を高めるため、発生した電力を蓄電池に保存し、所望のタイミングで柔軟に使用できることが望ましい。そのため、これらの電源を供給する電力制御装置は、創エネ、蓄エネなど、需要家である各家庭のニーズに対応した複数の種類が想定されている。
一方、これら複数のエネルギーを効率的に利用することが求められている。その一つとして、電力買取制度に適応し、有効活用することがあげられる。しかしながら、電力買取制度では、電力売買を制限する様々な制約が法定されている。さらに、電力買取制度は将来的に、電力の自由化、電力会社との送配電分離など多様化する可能性があり、様々な制度が新規に制定され、改正されることが予想される。
従って、発電電力を制御するための装置としては、単に、発電装置を備えるだけでは不十分であり、各種の制約に柔軟に対応し、発電装置の動作を統括して制御することが求められている。
特許文献1には、外部に設けられた上位制御装置からネットワークを介して接続された家電機器を制御する構成のシステムが開示されている。
特許文献1に記載の技術は、家庭内にあるエアコンなどの家電をエコーネット(登録商標)に代表される標準プロトコルを用いて家電アダプタ、ゲートウェイ装置、を経由して携帯電話や外部サーバからコントロールする通信制御システムである。このシステムでは、家電の例として挙げられているエアコンと絶えず同期して情報の送受を行っている。
ところで、上述の電力制御装置では、発生した電力を変換するためのコンバータ、インバータなどの複数の電力変換装置が必要である。そして、これらの電力変換装置を制御するためには、引用文献1に開示された家電などを制御する場合と比較して、高負荷な制御装置が必要となる。従って、外部に設けられた上位制御装置との間で情報授受を行うと共に、高負荷な電力変換装置を制御することのできる技術に対するニーズがある。
本願は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、電力変換装置の動作を制御すると共に、ネットワークを介して外部装置との間で情報授受を行うことのできる電力制御装置及び発電システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の実施の形態によれば、系統の交流電力と発電装置で発電した電力とを変換して宅内に供給する電力制御装置であって、発電装置で発電した電力と第1の直流電力とを相互に変換する第1の電力変換器と、系統の交流電力と第1の直流電力とを相互に変換する第2の電力変換器と、前記電力制御装置の動作を統括して制御する制御部と、前記第1、第2の電力変換器と前記制御部との間で電力変換動作に関する情報を授受するローカル通信手段と、外部の上位制御装置と前記制御部との間で電力変換動作を管理するための情報を授受する汎用通信手段と、を有し、前記ローカル通信手段は、系統周波数と同期した周期で通信を行って情報を授受し、前記汎用通信手段は、前記ローカル通信手段と独立して通信を行って情報を授受し、前記第1、第2の電力変換器は、前記系統周波数と同期して電力変換動作を実行する電力制御装置が提供される。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の電力制御装置を組み込んだ電力制御システムの全体構成を示す図である。
図1は、第1の実施の形態の電力制御装置を組み込んだ電力制御システムの全体構成を示す図である。
需要家1の住居には、発電システム2が設置される。発電システム2には、需要家1における電力の需給、ネットワークを介した情報の授受を統括して制御する電力制御装置3が設けられている。
電力制御装置3には、種々の発電装置が接続可能である。図1では、電力制御装置3には、発電装置として、太陽電池(PV)4、燃料電池(FC)5、風力発電装置(WT)6、他発電装置(ディーゼル発電装置など)7、蓄電装置8、EV/PHV25が接続されている。
また、電力制御装置3は発電された電力を外部に供給することができる。電力制御装置3は、交流分電盤9を経由して交流負荷機器11へ、及び直流分電盤10を経由して直流負荷機器12へ電力(電圧、電流)を供給することが可能である。また、電力制御装置3は、系統13を介して送配電網23及び発電所24と接続している。電力制御装置3は、電気事業者22から電力を購入し、及び電気事業者22に電力を売ることができる。そのため、電力制御装置3には、電気事業者22へ売電した電力量を計測する売電電力計14、購入した電力量を計測する買電電力計15が設けられている。
さらに、電力制御装置3は、電気事業者22、サービス事業者21と公衆通信網20、キャリア通信網19を介して情報を授受することができる。そのため、公衆通信網20を介した情報授受のインターフェースとしてルータ/GW16、無線アクセスポイント17が電力制御装置3に接続されている。また、キャリア通信網19を介した情報授受のインターフェースとして携帯電話/PDA18が電力制御装置3に接続されている。
電力制御装置3は、サービス事業者21から装置の運転方法についてのサービスを受けることができる。例えば、天候情報により太陽電池4による発電電力が見込めない時は、系統13からの深夜電力を事前に蓄電装置8に充電し、充電した電力を昼間に優先的に活用して購入する電力料金を抑制することが指示される。またサービス事業者21から発電システム2のメンテナンスに関する情報の提供を受け、あるいは遠隔で装置の運転を制御されることにより、ユーザによる機器管理の負担を軽減することも可能である。更に電気事業者22から売電電力、買電電力に関する累積値、履歴値などの情報を受信して解析することで電気料金を低減化するなどの電力制御が可能となる。
なお、電力制御装置3は、ルータ/GW16、無線アクセスポイント17と有線、無線とを問わずユーザが利用しやすい通信手段を選択することができる。また停電時、公衆通信網20との通信ができない状況にあっては携帯電話/PDA18の通信機能を活用することができる。
図2は、第1の実施の形態の電力制御装置の詳細の構成と外部機器との接続を示す図である。
電力制御装置3には、制御装置50、電力変換器52、インバータ53が設けられている。制御装置50は、電力変換器52、インバータ53の動作を制御すると共に、上位制御装置51との間で情報を授受する。なお、電気事業者2、サービス事業者21の所有する情報処理装置は、上位制御装置51として包括して表している。
電力変換器52は、コンバータ54、55、・・・、60を備えている。直流電源用コンバータ54は、電力制御装置3の内部の直流電圧と、外部の直流分電盤10に供給する直流電圧とを相互に変換する。太陽電池用コンバータ55、燃料電池用コンバータ56、風力発電装置用コンバータ57、他発電装置用コンバータ58、蓄電装置用コンバータ59、EV/PHV用コンバータ87は、それぞれ太陽電池4、燃料電池5、風力発電装置6、他発電装置7、蓄電装置8、EV/PHV25との間で、直流電圧と直流電圧を相互に変換する。
インバータ53は、電力変換器として交流と直流を相互に電力変換する。例えば、系統13からの交流電力は、インバータ53によって、電力制御装置3の内部の直流電力に変換される。また、電力制御装置3の内部の直流電力は、インバータ53によって、交流電力に変換されて系統13あるいは交流分電盤9に供給される。
なお、インバータ53と系統13との間には、連係スイッチ61が設けられて、制御手段62に従って電力経路を断続するように制御される。ここで、電力変換器52を構成するインバータ53、及びコンバータ54、・・・、60には、電力ラインの電流・電圧(電力)検出手段63、・・・、79が設けられ、検出値は、制御装置50に入力されている。また、インバータ53、及びコンバータ54、・・・、60と制御装置50との間は、通信回線が形成され、制御装置50は、電流・電圧(電力)の検出値に基づき、通信回線を介してインバータ53、及びコンバータ54、・・・、60の動作を制御する。
図3は、第1の実施の形態の電力制御装置内に配置された制御装置の機能構成を示す図である。
制御装置50には、ローカル通信部101、ローカル通信処理部102、制御処理部103、汎用化通信処理部104、汎用通信部106、及びメモリ107が設けられている。
ローカル通信部101は、電力変換器との間での情報授受動作を制御する。制御装置50と電力変換器との間には、通信回線、例えばLAN(Local Area Network)が形成され、イーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))などの通信プロトコルによって情報が授受される。制御装置50とインバータ53、及びコンバータ54、・・・、60との間の通信は、ms(ミリ秒)オーダの周期での情報授受を行うことができるように、高速かつ高負荷な通信が必要である。ローカル通信処理部102は、ローカル通信用に送信データを編集し、あるいは受信したローカル通信データから所望のデータを抽出する。
汎用通信部106は、上位制御装置51との間での情報授受を制御する。上位制御装置51との通信には、一般的に標準化されているエコーネット(ECHONET)やhttpなどの通信プロトコルを使用する。通信する内容に応じて複数種類の通信オブジェクト105が設けられている。制御装置50と上位制御装置51との間の通信では、ローカル通信よりも長周期での情報授受動作を行う。汎用化通信処理部104は、汎用通信用に送信データにプロトコルを付与した通信オブジェクト105を編集し、あるいは受信した汎用通信用データから通信オブジェクト105ごとに所望のデータを抽出する。
メモリ107は、ローカル通信部101、汎用通信部106が処理し、取扱うデータを記憶する。但し、ローカル通信部101、汎用通信部106はメモリ107を介さずに直接データを授受することもできる。制御処理部103は、制御装置50の上述の動作を統括して制御する。
続いて、電力変換器と制御装置50との間のローカル通信について説明する。
電力変換器は、系統周波数に応じた有効電力や無効電力制御、また停電検出などの周波数異常の監視、制御を行っており、ローカル通信で送受する情報は、電源の種類毎、変換器毎にユニークな情報である。
例えば、太陽電池4の場合、発電状態を示す電圧や電流、電力情報や異常状態を示す各種ステータス、有効電力、無効電力の情報が該当する。また、蓄電装置8は同様に充放電を示す電力情報、蓄電池管理を行っているBMU(Battery Management Unit)から出力されるSOC(State Of Charge),SOH(State Of Health)なども該当する。このように送受信する情報の内容は、電源の種類毎に多種多様である。
図4は、第1の実施の形態の電力制御装置におけるローカル通信処理の手順を示す図である。
図4のステップS01において、電力変換器は、変換している電力に関する情報を1/fの通信周期のタイミングでローカル通信部101に送信する。ここで、fは、系統(電源)周波数であり、例えば、50Hzである。ローカル通信処理部102は、送信された情報をメモリ107に保存する。
ステップT01において、制御処理部103は、送信された情報を抽出して電力変換器に対する電力変換動作指令値(例えば、出力電力量、制限電力量など)を生成する。ステップT02において、制御処理部103は、生成した電力変換動作指令値をメモリ107に格納して、送信動作をローカル通信処理部102に指示する。ローカル通信処理部102は、1/fの通信周期のタイミングでローカル通信部101を介して電力変換動作指令値を電力変換器に送信する。
ステップS02において、電力変換器は、受信した電力変換動作指令値に基づいて、電力変換動作を実行する。そして、ステップS03において、電力変換器は、変換している電力に関する新たな情報を1/fの通信周期のタイミングでローカル通信部101に送信する。以降、上述の動作が繰り返して実行される。
以上説明したように、電力変換器と制御装置50とは、1/fの通信周期で送受信動作を繰り返す。インバータ53は、系統周波数の交流電力を調整する際、ゼロクロス制御を採用することができる。ゼロクロス制御とは、交流電源電圧のゼロボルト時に、例えばサイリスタをONさせる点弧方式である。1/fの通信周期で上述の電力変換動作に関する情報を送受信することによって、ゼロクロス制御の実行が容易になるというメリットがある。なお、インバータ53は、コンバータに対してゼロクロス制御における同期信号を出力する。従って、インバータ53とコンバータ54、・・・、60とは同期して動作する。よって、インバータ53を経由する電力と、コンバータ54、・・・、60とのそれぞれの電力の比率により、系統側に入出力する電力の供給元を精度良く推定することが容易となる。このことは、電力事業者との電力売買において、有益である。
このように、交流電圧のゼロクロスを起点として通信動作を制御することで、特別なしくみを必要とせずに複数の電力変換器から同期した情報を収集することができ、また、複数の電力変換器を同期して制御することができる。
図5は、第1の実施の形態の電力制御装置におけるローカル通信処理の他の手順を示す図である。
図5では、電力変換器は電力に関する情報の送信を1/fの周期で実行する。そして、電力変換器は分周した周期(例えば、1/2fの周期)で電力変換動作指令値を受信する。この通信方法によれば、複数の電力変換器を同期して制御するとともに、情報の更新周期を短縮することができる。
なお、上述の定周期での送受信は電力制御に異常が発生していないときの伝送方式であり、装置の故障などの制御に関しては定周期ではなくコマンドレスポンスとして必要な時に送受しても良い。また、電力変換器から送信された情報は所定期間メモリ107に保存され、抽出可能となるように構成しても良い。
続いて、上位制御装置51と制御装置50との間の汎用通信について説明する。
図6は、第1の実施の形態の電力制御装置における汎用通信処理の手順を示す図である。
図6は、第1の実施の形態の電力制御装置における汎用通信処理の手順を示す図である。
上位制御装置51は、制御装置50に対して制御装置を管理するための情報、例えば、発電装置の状態に関する情報、変換している電力に関する情報を要求する。サービス事業者21は、制御装置50からの情報に基づいて、発電システム2の異常有無を診断することができる。電気事業者22は、制御装置50からの情報を需要家1からの売電量を裏付けるデータとして使用することができる。
ステップP01において、上位制御装置51は、所定の事由が発生したときに、制御装置50に対して情報を要求する。汎用化通信処理部104は、通信オブジェクト105に対応して送信された要求を受信し、メモリ107に保存する。
ステップT10において、制御処理部103は、メモリ107から送信された要求を取り出し、その内容に応じてメモリを検索する。メモリ内には、電力変換器からの情報が保存されている。ステップT11において、制御処理部103は、上位制御装置51に送信する情報を編集してメモリ107に保存する。汎用化通信処理部104は、メモリ107から送信情報を取り出してプロトコル変換などを行って通信オブジェクト105を生成する。汎用通信部106は、通信オブジェクト105を上位制御装置51に送信する。
ステップP02において、上位制御装置51は、受信した情報を用いて所定の処理を実行する。
また、上位制御装置51は、制御装置50に対して運転方法に関する情報を提供する。例えば、需要家1にとって経済的な太陽電池4と蓄電装置8との運転スケジュールを提供する。
ステップP03において、上位制御装置51は、所定の事由が発生したときに、制御装置50に対して情報を提供する。汎用化通信処理部104は、通信オブジェクト105に対応して情報を受信し、メモリ107に保存する。
ステップT12において、制御処理部103は、メモリ107から提供された情報を取り出して、その内容に応じた電力変換動作を実行する。
以上、説明したように上位制御装置51と制御装置50との間の情報の送受信は、任意のタイミングで行われる。そして、汎用化通信処理では、電力変換器から情報を逐次取得することなく、メモリ内の複数の情報を利用して上位制御装置側と情報の授受を行うことが可能である。これにより、電力変換器との間の同期した高速な情報送受信と、上位制御装置との間の非同期の情報送受信とを独立して動作させることが可能となる。
次に、ローカル通信において制御遅延が生ずることを防止する方法について説明する。
図7は、第1の実施の形態の電力制御装置のローカル通信における制御遅延を説明するための図である。
制御処理部103は、プロセス1について演算処理を実行し、電力変換器A1に対する送信データD1、電力変換器A2に対する送信データD4を生成してメモリ107に格納する。同様に、制御処理部103は、プロセス2について演算処理を実行し、電力変換器A1に対する送信データD2、電力変換器A2に対する送信データD5を生成してメモリ107に格納する。さらに、制御処理部103は、プロセス3について演算処理を実行し、電力変換器A1に対する送信データD3、電力変換器A2に対する送信データD6を生成してメモリ107に格納する。
ローカル通信処理部102は、メモリ107に格納された送信データを取り出して、メモリに格納されている順序で逐次データを送信する。即ち、電力変換器A1にデータD1を送信し、電力変換器A2にデータD4を送信し、電力変換器A1にデータD2を送信し、電力変換器A2にデータD5を送信し、電力変換器A1にデータD3を送信し、電力変換器A2にデータD6を送信する。
このように複数の電力制御に関する演算処理や保護、動作履歴の情報を格納するなどの複数プロセスが存在する。そのため、複数のプロセスが電力変換器毎に逐次通信を行うと通信フレーム増大により、電力変換制御が遅延する可能性がある。
図8は、第1の実施の形態の電力制御装置のローカル通信における制御遅延を回避する方法を説明するための図である。
制御処理部103は、プロセス1〜3を演算処理して得られた送信データを、メモリ内に通信先となる電力変換器又は発電装置毎にまとめて保存する。ローカル通信処理部102は、通信先毎に複数の送信データを通信フレームに集約する。この処理によって、通信フレーム数を低減することができるため、制御遅延の回避に有効である。
続いて、第1の実施の形態の電力制御装置を組み込んだ発電システム2の全体の動作例について図2を参照しつつ説明する。
インバータ53、又は制御装置50は、系統連係時は制御手段62を用いて連係スイッチ61を閉に制御し、系統に停電や周波数異常など電力品質に異常が発生した場合は連係スイッチ61を開に制御する。これによって、発電システム2の自立運転が継続される。なお、連係スイッチ61の制御はインバータ53から直接制御しても良く、制御装置50から制御しても良い。
また制御装置50は、発電システム内の各装置の動作を制御して、電力の宅内使用量と売電量とを制御することができる。
例えば、昼間、太陽電池4が3KWを発電する時、発電した電力は、コンバータ55、インバータ53、交流分電盤9を経由して交流負荷機器11へ600W供給される。また、コンバータ54から直流分電盤10を経由して直流負荷機器12へ400Wが供給される。
この場合、制御装置50は、余剰電力である2KWを連係スイッチ61を経由して系統へ売電するように制御することもでき、又はコンバータ59を経由して蓄電装置8へ充電するように制御することもできる。
また夜間、蓄電装置8に充電した電力は交流負荷機器11や直流負荷機器12において利用することができる。このとき制御装置50は、蓄電装置8から放電される電力が、系統13へ逆潮しないようにするため、蓄電装置8から放電される電力を負荷機器の消費電力以下に制御制する。
図9は、第1の実施の形態の電力制御装置における逆潮防止制御を説明するための図である。
現在の法令では、売電可能な電力は太陽電池4で発電した電力に限られ、それ以外の種類の発電装置で発電した電力を売電すること(逆潮流)は禁止されている。そして、太陽電池以外からの電力の逆潮流は、時限以内(例えば、0.5秒)とすることが法令で定められている。
制御装置50は、太陽電池4の発電電力量A、太陽電池以外の発電装置で発電した電力量B、及び宅内負荷機器(交流負荷機器11、直流負荷機器12)で使用する電力量Cを求める。それぞれの電力量は、電流・電圧(電力)検出手段63、・・・、79から求めることができる。
次に、制御装置50は、電力量B>電力量Cかどうかを調べる。この条件が成立する場合は、太陽電池以外の発電装置で発電した電力の一部が売電用の電力として逆潮流していることを表している。従って、この条件が成立する場合は、制御装置50は、電力量B≦電力量Cとなるように、太陽電池以外の発電装置の電力を制御する。
上述のように、制御装置50は、1/fの周期で高速に電力変換器に電力変換動作指令を送信することができる。そのため、太陽電池4の電力は電力会社に売電し太陽電池以外の発電装置の電力は宅内負荷の電力を賄うよう宅内負荷の変動に追従して電力を制御する際、太陽電池以外の発電装置の放電電力を法令で定められる時限以内で容易に制御することが可能となる。また、上述の高速な制御を可能とする仕組みにより、将来において法令で定められる時限が短縮されるように変更になった場合であっても柔軟に適応することが可能となる。
図10は、第1の実施の形態の電力制御装置内に配置された制御装置の他の機能構成を示す図である。
制御装置50には、ローカル通信部101、ローカル通信処理部102、制御処理部103、汎用化通信処理部104、汎用通信部106、メモリ107に加え、更にタイマー機能108が設けられている。
タイマー機能108は、時刻情報又はマイコンやCPUの動作周波数から生成されるカウンタ機能を利用して構成することができる。
図11は、第1の実施の形態の電力制御装置におけるタイマー機能を用いた制御例を示す図である。
電力制御装置3では、複数の電力変換器を所定の順序で動作させたいケースがある。また、それぞれの電力変換器の制御動作に時間的なバラツキがあるケースがある。このような場合、制御装置50にタイマー機能108を具備して、それぞれの電力変換器に対する指令に時間的な差を設けることにより、複数の電力変換器を同期して制御することができる。
図12は、第1の実施の形態の電力制御装置におけるタイマー機能を用いた他の制御例を示す図である。
ローカル通信処理部102は、電力変換器から受信したデータの内、動作履歴情報にタイマー機能108からの時刻情報を付加した履歴情報110を生成して、メモリ107に格納する。この履歴情報を参照することにより、異常診断に必要な高サンプリングの情報収集が可能となる。この結果、再現性の低い不具合を発見することが容易になり、修理箇所の特定と、装置の修理時間とを短縮し、早期に正常に復帰することができる。
図13は、第1の実施の形態の電力制御装置内に配置された制御装置の他の機能構成を示す図である。
動作履歴の情報をエビデンスとして活用するには、セキュリティ対策、改ざん防止処置を必要とする場合が想定される。そのため、暗号化処理部112が履歴情報を暗号化する。更に、動作履歴の情報は容易に書き換えられないよう、汎用化通信処理部104のアクセスを制限するアクセス制御を実施する。アクセスを制限する権限は上位制御装置51、電気事業者、管理者が持つ。さらに利用が終わった情報からレコード単位に消去し、その後に履歴処理部109からのアクセス(書き込み動作)を許可する。これにより、動作履歴情報がエビデンスとして活用できる。
図14は、第1の実施の形態の電力制御装置における通信情報の信頼性を確保する方法を説明するための図である。
送信側において、情報Aと情報Aのビットを反転した情報A’との複数の情報を1フレーム内に設けて冗長化する。受信側において複数の情報が一致していれば正常な情報と判断する。これによって情報の信頼性が確保される。
図15は、第1の実施の形態の電力制御装置における通信情報の信頼性を確保する他の方法を説明するための図である。
情報の通信経路を2重化する。そして、情報Aを一方の通信経路で送信し、情報A’を他方の通信経路で送信する。受信側において、それぞれの通信経路で送信された情報が一致していれば正常な情報と判断する。これによって情報の信頼性が確保される。
尚、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
2…発電システム、3…電力制御装置、4…太陽電池、5…燃料電池、6…風力発電装置、7…他発電装置、8…蓄電装置、11…交流負荷機器、12…直流負荷機器、13…系統、21…サービス事業者、22…電気事業者、50…制御装置、51…上位制御装置、52…電力変換器、53…インバータ、101…ローカル通信部、103…制御処理部、106…汎用通信部、107…メモリ、108…タイマー機能、109…履歴処理部、112…暗号化処理部。
Claims (10)
- 系統の交流電力と発電装置で発電した電力とを変換して、宅内、又は系統に供給する電力制御装置であって、
発電装置で発電した電力と第1の直流電力とを相互に変換する第1の電力変換器と、
系統の交流電力と第1の直流電力とを相互に変換する第2の電力変換器と、
前記電力制御装置の動作を統括して制御する制御部と、
前記第1、第2の電力変換器と前記制御部との間で電力変換動作に関する情報を授受するローカル通信手段と、
外部の上位制御装置と前記制御部との間で電力変換動作を管理するための情報を授受する汎用通信手段と、を有し、
前記ローカル通信手段は、系統周波数と同期した周期で通信を行って情報を授受し、
前記汎用通信手段は、前記ローカル通信手段と独立して通信を行って情報を授受し、
前記第1、第2の電力変換器は、前記系統周波数と同期して電力変換動作を実行する。 - 前記制御部から前記第1、第2の電力変換器に送信される情報は、前記周期内において送信先ごとに通信フレームに集約される、請求項1に記載の電力制御装置。
- 前記発電装置は、売買可能な電力を生ずる発電装置と、売買できない電力を生ずる発電装置とを含み、
前記制御部は、発電される売買できない電力が宅内で消費される電力以下となるように、前記ローカル通信手段を介して電力変換動作を制御する情報を送信する、請求項1又は2に記載の電力制御装置。 - 時刻情報又はカウンタを用いたタイマー機能を更に有し、
前記ローカル通信手段は、前記タイマー機能を用いて送信先に応じて相互の送信タイミングに時間差を設けて送信する、請求項3に記載の電力制御装置。 - 時刻情報又はカウンタを用いたタイマー機能を更に有し、
前記制御部は、前記第1、第2電力変換器から受信した情報に、前記タイマ機能に基づく時刻情報を付加して履歴情報としてメモリに記憶する、請求項3に記載の電力制御装置。 - 前記制御部は、前記上位制御装置から送信された要求に基づいて、前記履歴情報を前記汎用通信手段を介して送信する、請求項5に記載の電力制御装置。
- 前記履歴情報を暗号化する暗号化処理部を更に有し、
前記制御部は、前記履歴情報へのアクセス可否を制御する、請求項6に記載の電力制御装置。 - 送信側において、送信する情報を、第1の情報とこの第1の情報を変換した第2の情報との複数の情報に冗長化し、
受信側において、前記第1の情報と前記第2の情報を逆変換した情報とが同じであるときは前記第1の情報は正常な情報として取り扱う、請求項1又は2に記載の電力制御装置。 - 通信経路を第1の通信経路と第2の通信経路とに冗長化して有し、
送信側において、第1の情報を前記第1の通信経路を介して送信し、第1の情報を変換した第2の情報を前記第2の通信経路を介して送信し、
受信側において、前記第1の情報と前記第2の情報を逆変換した情報とが同じであるときは前記第1の情報は正常な情報として取り扱う、請求項1又は2に記載の電力制御装置。 - 請求項1乃至9の内のいずれか1項に記載の電力制御装置と、
前記電力制御装置に電力を供給する発電装置と、を備える、発電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013110760A JP2014230454A (ja) | 2013-05-27 | 2013-05-27 | 電力制御装置及び発電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013110760A JP2014230454A (ja) | 2013-05-27 | 2013-05-27 | 電力制御装置及び発電システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014230454A true JP2014230454A (ja) | 2014-12-08 |
Family
ID=52129814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013110760A Pending JP2014230454A (ja) | 2013-05-27 | 2013-05-27 | 電力制御装置及び発電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014230454A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104682562A (zh) * | 2015-03-10 | 2015-06-03 | 国家电网公司 | 电网清洁能源接入远程实时集中监控系统 |
JP2016208811A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. | エネルギー貯蔵システム |
JP2018074808A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電力変換システム、電源システム、電力管理システム |
JP2019524043A (ja) * | 2016-05-26 | 2019-08-29 | ランディス・ギア イノベーションズ インコーポレイテッドLandis+Gyr Innovations, Inc. | 分散型発電装置を使用するためのユーティリティメータ |
US11025086B2 (en) | 2017-12-25 | 2021-06-01 | Mitsubishi Electric Corporation | Power conversion device |
JP2021100326A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電力制御ユニット、及び分電盤システム |
US11187734B2 (en) | 2019-05-31 | 2021-11-30 | Landis+Gyr Innovations, Inc. | Systems for electrically connecting metering devices and distributed energy resource devices |
US11237194B2 (en) | 2019-10-11 | 2022-02-01 | Landis+Gyr Innovations, Inc. | Meter for use with a distributed energy resource device |
US11415598B2 (en) | 2019-01-10 | 2022-08-16 | Landis+Gyr Innovations, Inc. | Methods and systems for connecting and metering distributed energy resource devices |
-
2013
- 2013-05-27 JP JP2013110760A patent/JP2014230454A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104682562A (zh) * | 2015-03-10 | 2015-06-03 | 国家电网公司 | 电网清洁能源接入远程实时集中监控系统 |
JP2016208811A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. | エネルギー貯蔵システム |
US9859815B2 (en) | 2015-04-27 | 2018-01-02 | Lsis Co., Ltd. | Energy storage system |
US11223210B2 (en) | 2016-05-26 | 2022-01-11 | Landis+Gyr Innovations, Inc. | Utility meter for use with distributed generation device |
JP7046836B2 (ja) | 2016-05-26 | 2022-04-04 | ランディス・ギア イノベーションズ インコーポレイテッド | 分散型発電装置を使用するためのユーティリティメータ |
JP2019524043A (ja) * | 2016-05-26 | 2019-08-29 | ランディス・ギア イノベーションズ インコーポレイテッドLandis+Gyr Innovations, Inc. | 分散型発電装置を使用するためのユーティリティメータ |
JP2018074808A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電力変換システム、電源システム、電力管理システム |
US11025086B2 (en) | 2017-12-25 | 2021-06-01 | Mitsubishi Electric Corporation | Power conversion device |
US11428710B2 (en) | 2019-01-10 | 2022-08-30 | Landis+Gyr Innovations, Inc. | Methods and systems for connecting and metering distributed energy resource devices |
US11415598B2 (en) | 2019-01-10 | 2022-08-16 | Landis+Gyr Innovations, Inc. | Methods and systems for connecting and metering distributed energy resource devices |
US11187734B2 (en) | 2019-05-31 | 2021-11-30 | Landis+Gyr Innovations, Inc. | Systems for electrically connecting metering devices and distributed energy resource devices |
US11774473B2 (en) | 2019-05-31 | 2023-10-03 | Landis+Gyr Technology, Inc. | Systems for electrically connecting metering devices and distributed energy resource devices |
US11237194B2 (en) | 2019-10-11 | 2022-02-01 | Landis+Gyr Innovations, Inc. | Meter for use with a distributed energy resource device |
US11506693B2 (en) | 2019-10-11 | 2022-11-22 | Landis+Gyr Innovations, Inc. | Meter and socket for use with a distributed energy resource device |
US11835556B2 (en) | 2019-10-11 | 2023-12-05 | Landis+Gyr Technology, Inc. | Meter for use with a distributed energy resource device |
US11965918B2 (en) | 2019-10-11 | 2024-04-23 | Landis+Gyr Technology, Inc. | Meter for use with a distributed energy resource device |
JP2021100326A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電力制御ユニット、及び分電盤システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014230454A (ja) | 電力制御装置及び発電システム | |
Dileep | A survey on smart grid technologies and applications | |
Lu et al. | An empirical study of communication infrastructures towards the smart grid: Design, implementation, and evaluation | |
US9385528B2 (en) | Power electronics device, cooperative control method, cooperative control system and computer readable medium | |
US9465378B2 (en) | Power electronics device, communication device, cooperative control method and computer readable medium | |
US20150270712A1 (en) | Controlling apparatus, power converting apparatus and controlling system | |
JP6135376B2 (ja) | 電力供給制御装置、電力供給制御方法及び停電管理装置 | |
JP5680038B2 (ja) | 電力変換装置、協調制御方法、協調制御システムおよびプログラム | |
JP2014064425A (ja) | 電力変換装置及びプログラム | |
Uluski et al. | Microgrid controller design, implementation, and deployment: A journey from conception to implementation at the philadelphia navy yard | |
JP5956517B2 (ja) | エネルギー管理システム | |
Miller et al. | Advanced integration of distributed energy resources | |
JP5461445B2 (ja) | 電力利用システム | |
Lotz et al. | Potentials and technical requirements for the provision of ancillary services in future power systems with distributed energy resources | |
JP5461722B1 (ja) | 太陽光発電装置の健全性を診断する方法及び情報処理装置 | |
US20180173264A1 (en) | NGPR-1 Nano Grid Power Router | |
JP2020502981A (ja) | 複合電気エネルギの管理 | |
JP7203269B2 (ja) | 電源管理方法及び電源管理装置 | |
Akpojedje et al. | A survey of smart grid systems on electric power distribution network and its impact on reliability | |
Iqbal et al. | Impact of charging station operator (CSO) on V2G method for primary frequency control (PFC) in an industrial microgrid | |
Razeghi et al. | Generic microgrid controller specifications | |
Monadi et al. | Integrated control and monitoring of a smart charging station with a proposed data exchange protocol | |
Manur | Communication, computing, and control solutions for smart microgrids | |
Singh et al. | Beyond derms: Demonstration of automated grid services, mode transition, and resilience | |
Patel | SIMULATION ANALYSIS OF SMART GRID OPERATED SOLAR BASED EV CHARGING STATION |