JP2014230071A - アンテナ送受信モジュール及び送受信切換器 - Google Patents

アンテナ送受信モジュール及び送受信切換器 Download PDF

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Abstract


【課題】送受信切換損失を低減して、受信系の高感度化を実現することのできるアンテナ送受信モジュールを提供する。
【解決手段】第1乃至第3のハイブリッド回路と、各々のハイブリッド回路同士を接続する第1乃至第3の伝送線路と、バイアス方向に応じてオン・オフする第1及び第2のスイッチ素子と、送信及び受信の切換指示に応じて、第1及び第2のスイッチ素子に順方向バイアスまたは逆方向バイアスをかけ、送信回路及び受信回路をアンテナへ選択的に切換接続するバイアス切換手段と、第1乃至第3のハイブリッド回路、及び第1乃至第3の伝送線路の超伝導材が超伝導状態となる極低温に冷却する冷却手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、送受信共用のアンテナに対する送受信処理及び送受信切り換えを行うアンテナ送受信モジュールと、このアンテナ送受信モジュールに用いられる送受信切換器に関する。
レーダや通信システム等の送受信共用アンテナ装置にあっては、アンテナ送受信モジュールにおける性能向上策として、システム雑音温度の低減による受信系の高感度化がある。システム雑音温度は、一般にアンテナから低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amplifier)までの伝送損失とLNAにて生じる内部雑音が支配的となる。このため、送受信モジュールにあっては、アンテナからLNAまでの伝送線路や受信フィルタ等の受信回路、さらにはLNAを真空容器等の断熱容器内に収容し、これらを超伝導状態となるまで冷却することで、アンテナからLNAまでの給電損失をゼロに近づけ、LNAの内部雑音を低減し受信系の高感度化を図ることが提案されている。
ところで、従来のアンテナ送受信モジュールでは、送信信号を伝送する伝送線路と受信信号を伝送する伝送線路とを切り換える送受信切換器として、磁性体を使用したサーキュレータがよく用いられる。
しかしながら、送信信号と受信信号の切換えにサーキュレータを使用し、かつ真空容器外の常温部に配置したアンテナ送受信モジュールでは、サーキュレータの損失によって高感度化に制約が生じていた。そこで、損失改善のためにサーキュレータを真空容器内に配置して極低温状態で使用することが考えられるが、この場合、磁性体を用いるサーキュレータの高周波特性は周囲温度に依存することから、使用する極低温条件での性能の最適化が必要であり高額な部品となっていた。このため、サーキュレータに換わる低損失な送受信切換器が望まれていた。
特開2012―222725号公報
以上のように、従来の送受信共用アンテナに用いられるアンテナ送受信モジュールでは、受信系の高感度化に伴い、送受信切換にて生じる損失(以下、送受信切換損失)の低減が要求される。そして、この要求に応える低損失な送受信切換器が望まれている。
そこで、目的は、送受信切換損失を低減して、受信系の高感度化を実現することのできるアンテナ送受信モジュールと、送受信切換損失を低減することのできる送受信切換器を提供することにある。
本実施形態によれば、アンテナ送受信モジュールは、送受信共用のアンテナに接続されるアンテナ接続端子、前記アンテナ接続端子を介して前記アンテナから空間へ放射する送信信号を出力する送信回路、前記アンテナにより受信された受信信号を前記アンテナ接続端子を介して入力する受信回路、送信及び受信の切換指示に応じて前記送信回路及び受信回路を前記アンテナ接続端子に切換接続する送受信切換器及び前記受信回路及び送受信切換器を超伝導状態まで極低温に冷却する冷却手段を具備する。前記送受信切換器は、超伝導材で形成され、それぞれが、第1乃至第4の1/4波長線路を接続し、各1/4波長線路間の接続点を順に第1乃至第4の端子に接続してなる第1乃至第3のハイブリッド回路、超伝導材で形成され、前記第1のハイブリッド回路の第1の端子と前記第2のハイブリッド回路の第1の端子とを接続する第1の伝送線路、超伝導材で形成され、前記第1のハイブリッド回路の第2の端子と前記第3のハイブリッド回路の第1の端子とを接続する第2の伝送線路、超伝導材で形成され、前記第2のハイブリッド回路の第2の端子と前記第3のハイブリッド回路の第2の端子とを接続する第3の伝送線路、前記第2のハイブリッド回路の第3の端子と基準電位点との間に接続され、バイアス方向に応じてオン・オフする第1のスイッチ素子、前記第2のハイブリッド回路の第4の端子と基準電位点との間に接続され、バイアス方向に応じてオン・オフする第2のスイッチ素子、及び前記送信及び受信の切換指示に応じて、前記第1及び第2のスイッチ素子に順方向バイアスまたは逆方向バイアスをかけ、前記送信回路及び受信回路を前記アンテナへ選択的に切換接続するバイアス切換手段を備える。
実施形態に係るアンテナ送受信モジュールの構成を示すブロック図。 図1に示す送受信切換器の構成例を示すブロック図。 図2に示す90度ハイブリッド回路の一例を示す回路図。 実施形態に係るアンテナ送受信モジュールの構成の変形例1を示すブロック図。 実施形態に係るアンテナ送受信モジュールの構成の変形例2を示すブロック図。 実施形態に係るアンテナ送受信モジュールの構成の変形例3を示すブロック図。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係るアンテナ送受信モジュールの構成を示すブロック図である。
図1に示すアンテナ送受信モジュールは、送受信共用のアンテナ(図示せず)に接続されるアンテナ接続端子1、送受信切換器2、送信回路3、受信回路4、冷却装置5、バイアス制御部61及びバイアス電源部62を備える。
送受信切換器2は、送信回路3及び受信回路4をアンテナへそれぞれ切換接続するためのものである。この送受信切換器2は、超伝導材に回路パターンが形成され、平面回路化されている。
送信回路3は、アンテナ接続端子1を介してアンテナから空間へ放射する送信信号を出力する回路であり、送信用移相器31、送信アンプ32及び送信フィルタ33を有する。
送信用移相器31は、送信信号生成器(図示せず)で生成された送信信号を入力し、入力した送信信号に対して所望の位相制御を施す。
送信アンプ32は、送信用移相器31から出力される送信信号を入力し、入力した送信信号を所望の利得で電力増幅する。
送信フィルタ33は、送信アンプ32から出力される送信信号を入力し、入力した送信信号から所望の送信周波数帯域成分を抽出する。この送信フィルタ33は、常伝導材または超伝導材で形成される。
受信回路4は、アンテナ接続端子1を介して入力されるアンテナ受信信号を入力する回路であり、リミッタ41、受信フィルタ42、LNA43及び受信用移相器44を有する。
リミッタ41は、アンテナ受信信号を入力し、入力したアンテナ受信信号の信号レベルを制限し、後段の回路への過入力保護を行う。
受信フィルタ42は、リミッタ41から出力される受信信号を入力し、入力した受信信号から所望の受信周波数帯域成分を抽出する。この受信フィルタ42は、超伝導材で形成される。
LNA43は、受信フィルタ42から出力される受信信号を入力し、入力した受信信号を低雑音で増幅する。
受信用移相器44は、LNA43から出力される受信信号を入力し、入力した受信信号に対して所望の位相制御を施す。
冷却装置5は、真空容器51及び冷却部52を備える。
真空容器51は、内部を真空状態にすることで、収容物の断熱と保温を行う。この真空容器51は、極低温の効率的な維持を目的として超伝導素材を配置した周囲を真空状態として断熱するための容器である。このため、少なくとも超伝導素材を配置した周囲は気密構造とする。
冷却部52は、真空容器51に収容されるものを極低温に冷却する。
冷却装置5は、真空容器51内に送受信切換器2と、送信回路3の送信用移相器31及び送信フィルタ33と、受信回路4とを収容し、冷却部52により極低温に冷却する。
バイアス制御部61は、送信時及び受信時において、後述する第1のダイオード素子24及び第2のダイオード素子25にかけるバイアスの向き(順方向/逆方向)を指示するための制御部である。
バイアス電源部62は、バイアス制御部61からの指示に応じて、第1のダイオード素子24及び第2のダイオード素子25に印加するバイアス状態(順方向/逆方向)を切り換えるための電源部である。
上記アンテナ送受信モジュールの構成において、以下にその処理動作を説明する。
まず、送信時は、送受信切換器2にて送信側が選択される。これにより、送信信号生成器で生成された送信信号は、送信用移相器31で送信ビームの励振分布に応じた位相制御が施され、送信アンプ32で信号増幅された後、送信フィルタ33によって不要波成分が抑圧され、送受信切換器2及びアンテナ接続端子1を介してアンテナへ出力される。
また、受信時は、送受信切換器2にて受信側が選択される。これにより、アンテナ接続端子1を介して入力されたアンテナ受信信号は、送受信切換器2を介して受信系に入力され、リミッタ41によって振幅制限され、受信フィルタ42によって不要波成分が抑圧され、LNA43によって低雑音増幅され、受信用移相器44で受信ビームの指向特性に応じた位相制御が施されて出力される。
上記送受信切換器2の構成について、詳しく説明する。
図2は、図1に示す送受信切換器2の構成例を示すブロック図である。
図2に示す送受信切換器2は、第1乃至第3のハイブリッド回路21〜23、第1及び第2のダイオード素子24,25、第1乃至第3の伝送線路26〜28及び終端器29を備える。
実施形態に示す第1乃至第3のハイブリッド回路21〜23は、超伝導材で形成される。また、第1乃至第3のハイブリッド回路21〜23は、いずれも90度ハイブリッド回路である。
ここで、90度ハイブリッド回路の回路構成について、詳しく説明する。
図3は、図2に示す第1乃至第3の90度ハイブリッド回路21〜23それぞれの一例を示す回路図である。
図3に示す90度ハイブリッド回路は、例えば、中心周波数でλg/4(λg:波長)の長さを有する伝送線路(以下、λg/4線路)71〜74を順に接続して構成される。λg/4線路71とλg/4線路72との間は第1の入出力端子P1に接続され、λg/4線路72とλg/4線路73との間は第2の入出力端子P2に接続され、λg/4線路73とλg/4線路74との間は第3の入出力端子P3に接続され、λg/4線路74とλg/4線路71との間は第4の入出力端子P4に接続される。
この90度ハイブリッド回路は、第1の入出力端子P1に信号を入力する場合、入力した信号を2つに分配し、分配した一方の信号を第2の入出力端子P2に出力し、他方の信号を第3の入出力端子P3に出力する。このとき、第2の入出力端子P2から出力された信号と第3の入出力端子P3から出力された信号との位相差は、90度である。
また、90度ハイブリッド回路は、第2の入出力端子P2に信号を入力する場合、入力した信号を2つに分配し、分配した一方の信号を第1の入出力端子P1に出力し、他方の信号を第4の入出力端子P4に出力する。このとき、第1の入出力端子P1から出力された信号と第4の入出力端子P4から出力された信号との位相差は、90度である。
また、90度ハイブリッド回路は、第3の入出力端子P3に信号を入力する場合、入力した信号を2つに分配し、分配した一方の信号を第4の入出力端子P4に出力し、他方の信号を第1の入出力端子P1に出力する。このとき、第4の入出力端子P4から出力された信号と第1の入出力端子P1から出力された信号との位相差は、90度である。
また、90度ハイブリッド回路は、第4の入出力端子P4に信号を入力する場合、入力した信号を2つに分配し、分配した一方の信号を第3の入出力端子P3に出力し、他方の信号を第2の入出力端子P2に出力する。このとき、第3の入出力端子P3から出力された信号と第2の入出力端子P2から出力された信号との位相差は、90度である。
なお、上記90度ハイブリッド回路は、例えば、ブランチライン形方向性結合器等が挙げられる。
上記第1のハイブリッド回路21は、第1乃至第4の端子P11〜P14を備える。これらの端子P11〜P14は、内部の第1乃至第4の入出力端子P1〜P4に接続される。第1の端子P11は送信信号入力端子に接続され、第4の端子P14は受信信号出力端子に接続される。
上記第2のハイブリッド回路22は、第1乃至第4の端子P21〜P24を備える。これらの端子P21〜P24は、内部の第1乃至第4の入出力端子P1〜P4に接続される。第1の端子P21は第2の伝送線路27を介して第1のハイブリッド回路21の端子P13に接続され、第4の端子P14は第3の伝送線路28を介して第3のハイブリッド回路23の第4の端子P34に接続される。また、第2の端子P22は受信信号出力端子に接続される。
上記第3のハイブリッド回路23は、第1乃至第4の端子P31〜P34を備える。これらの端子P31〜P34は、内部の第1乃至第4の入出力端子P1〜P4に接続される。第1の端子P31は第1の伝送線路26を介して第1のハイブリッド回路21の第1の端子P12に接続され、第2の端子P32はアンテナ接続端子1に接続され、第3の端子P33は終端器29に接続される。
ここで、第2のハイブリッド回路22において、第2の端子P22とグラウンドとの間には、第1のダイオード素子24が第2の端子P22からグラウンドに向けて順方向に接続される。また、第3の端子P23とグラウンドとの間には、第2のダイオード素子25が第3の端子P23からグラウンドに向けて順方向に接続される。
すなわち、上記第2のハイブリッド回路22、第1及び第2のダイオード素子24,25は、位相制御部210を構成する。この位相制御部210は、第1及び第2のダイオード素子24,25にそれぞれ印加する電圧に応じて、第2のハイブリッド回路22に入力される信号の位相を制御して出力する。例えば、位相制御部210は、第1及び第2のダイオード素子24,25に対して順方向バイアスをかけることにより、信号の通過位相を180度に制御することができる。また、位相制御部210は、第1及び第2のダイオード素子24,25に対して逆方向バイアスをかけることにより、信号の通過位相を0度に制御することができる。
上記第1及び第2のダイオード素子24,25にかけるバイアスの切り換えは、バイアス制御部61及びバイアス電源部62により行う。
バイアス制御部61は、送信動作及び受信動作を切り換える基準となるタイミング信号を生成するタイミング信号生成器(図示せず)から出力される送受信タイミング信号を入力する。送信信号を送信回路3からアンテナ接続端子1を介してアンテナへ出力する場合、バイアス制御部61は、入力した送受信タイミング信号の送信タイミングに従い、第1及び第2のダイオード素子24,25に順方向バイアスをかけるよう、バイアス電源部62へ指示を行う。
バイアス電源部62は、バイアス制御部61からの順方向バイアス指示に応じて、第1及び第2のダイオード素子24,25に対して順方向バイアスをかけるようにする。これにより、第1及び第2のダイオード素子24,25は、いずれも電気的に短絡となる。この結果、第2のハイブリッド回路22の出力位相差は、180度となる位相制御回路を構成する。
また、アンテナ接続端子1を介して入力されたアンテナ受信信号を受信回路4へ出力する場合、バイアス制御部61は、入力した送受信タイミング信号の受信タイミングに従い、第1及び第2のダイオード素子24,25に逆方向バイアスをかけるよう、バイアス電源部62へ指示を行う。バイアス電源部62は、バイアス制御部61からの逆方向バイアス指示に応じて、第1及び第2のダイオード素子24,25に対して逆方向バイアスをかけるようにする。これにより、第1及び第2のダイオード素子24,25は、いずれも電気的に開放となる。この結果、第2のハイブリッド回路22の出力位相差は、0度となる位相制御回路を構成する。
第1の伝送線路26は、第1のハイブリッド回路21の第2の端子P12と第3のハイブリッド回路23の第1の端子P31とを接続する。この第1の伝送線路26は、超伝導材で形成される。第2の伝送線路27は、第1のハイブリッド回路21の第3の端子と第2のハイブリッド回路の第1の端子とを接続する。この第2の伝送線路27は、超伝導材で形成される。第3の伝送線路28は、第2のハイブリッド回路の第4の端子P24と第3のハイブリッド回路23の第4の端子P34とを接続する。この第3の伝送線路28は、超伝導材で形成される。
終端器29は、第3のハイブリッド回路23の第3の端子P33に接続され、アイソレーションポートとなる端子P33を終端する。
上記送受信切換器2の構成において、送信信号を送信回路3からアンテナ接続端子1を介してアンテナへ出力する場合、及びアンテナ接続端子1を介して入力されたアンテナ受信信号を受信回路4へ出力する場合の処理動作について、詳しく説明する。
まず、送信信号を送信回路3からアンテナ接続端子1へ出力する場合、バイアス電源部62は、第1及び第2のダイオード素子24,25に対して順方向バイアスをかける。これにより、順方向バイアスをかけた第1及び第2のダイオード素子24,25は、電気的に短絡となる。すなわち、位相制御部210は、入力した信号の通過位相を180度に制御する。
ここで、第1のハイブリッド回路21は、送信回路3から出力された送信信号を端子P11へ入力し、入力した送信信号を2つに分配する。第1のハイブリッド回路21は、分配した一方の送信信号を端子P12から端子P31へ出力し、他方の送信信号を端子P13から端子P21へ出力する。このとき、端子P11から端子P31へ出力した送信信号と端子P13から端子P21へ出力した送信信号との位相差は、90度である。
位相制御部210は、端子P13から出力された送信信号を端子P21へ入力し、入力した送信信号の位相を180度に制御する。位相制御部210は、180度に制御した送信信号を端子P24から端子P34へ出力する。このとき、端子P24から端子P34へ出力した送信信号と端子P31に入力される送信信号との位相差は、270度である。
ここで、端子P31からの入力信号と端子P34からの入力信号をそれぞれ個別に見ると、第3のハイブリッド回路23は、端子P12から出力された送信信号を端子P31へ入力し、入力した送信信号を2つに分配する。第3のハイブリッド回路23は、分配した一方の送信信号を端子P32からアンテナ接続端子1へ出力し、他方の送信信号を端子P33から終端器29へ出力する。このとき、端子P31からアンテナ接続端子1へ出力した送信信号と端子P34から終端器29へ出力した送信信号との位相差は、90度である。
また、第3のハイブリッド回路23は、端子P24から出力された送信信号を端子P34へ入力し、入力した送信信号を2つに分配する。第3のハイブリッド回路23は、分配した一方の送信信号を端子P32からアンテナ接続端子1へ出力し、他方の送信信号を端子P33から終端器29へ出力する。このとき、端子P32からアンテナ接続端子1へ出力した送信信号と端子P33から終端器29へ出力した送信信号との位相差は、90度である。
すなわち、端子P31から入力し、端子P32からアンテナ接続端子1へ出力される送信信号と端子P34から入力し、端子P32からアンテナ接続端子1へ出力される送信信号とは同位相で信号合成されてアンテナ接続端子1へ出力される。また、端子P31から入力し、端子P33から終端器29へ出力される送信信号と端子P34から入力し、端子P33から終端器29へ出力される送信信号とは逆位相であるため、互いに打ち消しあう。
上記により、送受信切換器2は、送信信号を送信回路3からアンテナ接続端子1へ出力する。
また、アンテナ接続端子1を介して入力されたアンテナ受信信号を受信回路4へ出力する場合、バイアス電源部62は、第1及び第2のダイオード素子24,25に対して逆方向バイアスをかける。これにより、逆方向バイアスをかけた第1及び第2のダイオード素子24,25は、電気的に開放となる。すなわち、位相制御部210は、入力した信号の通過位相を0度に制御する。
ここで、第3のハイブリッド回路23は、アンテナからアンテナ接続端子1を介して出力された受信信号を端子P32へ入力し、入力した受信信号を2つに分配する。第3のハイブリッド回路23は、分配した一方の受信信号を端子P31から端子P12へ出力し、他方の受信信号を端子P34から端子P24へ出力する。このとき、端子P31から端子P12へ出力した受信信号と端子P34から端子P24へ出力した受信信号との位相差は、90度である。
位相制御部210は、端子P34から出力された受信信号を端子P24へ入力し、入力した受信信号の位相を0度に制御する。位相制御部210は、この受信信号を端子P21から端子P13へ出力する。このとき、端子P21から端子P13へ入力される受信信号と端子P12に入力される受信信号との位相差は、90度である。
同様に端子P12の入力信号と端子P13の入力信号を個別に見ると、第1のハイブリッド回路21は、端子P31から出力された受信信号をP12へ入力し、入力した受信信号を2つに分配する。第1のハイブリッド回路21は、分配した一方の受信信号を端子P14から受信回路4へ出力し、他方の受信信号を端子P11から送信回路3へ出力する。このとき、端子P14から受信回路4へ出力した受信信号と端子P11から送信回路3へ出力した受信信号との位相差は、90度である。
また、第1のハイブリッド回路21は、端子P21から出力された受信信号を端子P13へ入力し、入力した受信信号を2つに分配する。第1のハイブリッド回路21は、分配した一方の受信信号を端子P14から受信回路4へ出力し、他方の受信信号を端子P11から送信回路3へ出力する。このとき、端子P14から受信回路4へ出力した受信信号と端子P11から送信回路3へ出力した受信信号との位相差は、90度である。
すなわち、端子P12から入力し、端子P14から受信回路4へ出力される受信信号と端子P13から入力し、端子P14から受信回路4へ出力される受信信号とは同位相で信号合成されて受信回路4へ出力される。また、端子P12から入力し、端子P11から送信回路3へ出力される受信信号と端子P13から入力し、端子P11から送信回路3へ出力される受信信号とは逆位相であるため、互いに打ち消しあう。よって、送受信切換器2は、受信信号が送信回路3に出力されることを防ぐことが可能である。
上記により、送受信切換器2は、アンテナ接続端子1を介して入力されたアンテナ受信信号を受信回路4へ出力する。
上記構成によれば、アンテナ送受信モジュールにおいて、送受信切換器2は、3つのハイブリッド回路21〜23、2つのダイオード素子24,25を備え、超伝導材で回路パターンを形成し、冷却装置5によって極低温に冷却する。これにより、アンテナ送受信モジュールは、送受信切換器2による送信回路3と受信回路4との切り換えによる損失をゼロに近づけることが可能となる。また、受信回路4は、真空容器51内に収納し、冷却部52で超伝導状態となるまで極低温に冷却する。これにより、アンテナ送受信モジュールは、受信時の損失を低減することが可能となる。したがって、アンテナ送受信モジュールは、送受信切換損失を低減して、受信系の高感度化を実現することができる。
また、上記送受信切換器2を使用するアンテナ送受信モジュールは、従来のサーキュレータを用いた送受信切換方式と比較して、損失低減とともに、部品点数削減によるコスト低減が可能となる。
また、アンテナ送受信モジュールは、送受信切換器2を超伝導材で回路パターンを形成し、平面回路化することにより、送受信切換器2に接続される送信フィルタ33についても常温側とのインターフェース数を増やすことなく真空容器51内に収納し、冷却部52で超伝導状態となるまで極低温に冷却することが可能となる。これにより、送信フィルタ33を極低温状態として損失を低減し、送受信切換損失低減と合わせて損失を低減することが可能となる。このため、アンテナ送受信モジュールは、送信時の損失を低減することが可能となる。これにより、アンテナ接続端子1への出力レベルは増加し、アンテナから空間へ放射される送信尖頭電力増加によるシステム性能の向上が可能となる。
また、アンテナ送受信モジュールは、送信フィルタ33及び受信フィルタ42を超伝導材を使用した超伝導フィルタとすることで、損失の更なる低減とともに急峻なフィルタ特性を得ることが可能となる。
また、図4に示すように、アンテナ送受信モジュールは、送信フィルタ33及び受信フィルタ42の代わりに、アンテナ接続端子1と送受信切換器2との間に送受信フィルタ8を設けてもよい。これにより、アンテナ送受信モジュールは、送信時及び受信時に使用するフィルタを共用することが可能となり、回路構成の簡素化を図り、低損失かつ高感度なアンテナ送受信モジュールを提供することが可能となる。
また、図5に示すように、アンテナ送受信モジュールは、送信用移相器31及び受信用移相器44の代わりに、スイッチ9及び移相器10を設けてもよい。これにより、アンテナ送受信モジュールは、送信時及び受信時に使用する移相器を共用することが可能となり、回路構成の簡素化を図り、低損失かつ高感度なアンテナ送受信モジュールを提供することが可能となる。また、移相器10は、上記位相制御部210の回路構成を用いて構成し、これを超伝導材で形成し、冷却装置5により極低温で冷却してもよい。これにより、アンテナ送受信モジュールは、さらなる低損失化を可能とする。
また、図6に示すように、アンテナ送受信モジュールは、送信フィルタ33及び受信フィルタ42の代わりに、送受信切換器2のアンテナ側に送受信フィルタ8を設け、送信用移相器31及び受信用移相器44の代わりに、スイッチ9及び移相器10を設けてもよい。これにより、アンテナ送受信モジュールは、さらなる高感度化を図ることが可能となる。
なお、上記アンテナ送受信モジュールでは、真空容器51内のリミッタ41を受信フィルタ42の出力側に配置してもよいし、不要であれば削除してもよい。
また、上記アンテナ送受信モジュールは、移相器を使用しない機械回転式のアレイアンテナ及び、移相器をアンテナごとやサブアレイごとに有するフェーズドアレイアンテナ等、送受信の切り換えを行うアレイアンテナの何れにも適用してもよい。
以上、実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…アンテナ接続端子、2…送受信切換器、21〜23…ハイブリッド回路、24,25…ダイオード素子、26〜28…伝送線路、29…終端器、210…位相制御部、3…送信回路、31…送信用移相器、32…送信アンプ、33…送信フィルタ、4…受信回路、41…リミッタ、42…受信フィルタ、43…低雑音増幅器(LNA)、44…受信用移相器、5…冷却装置、51…真空容器、52…冷却部、61…バイアス制御部、62…バイアス電源部、71〜74…1/4波長回路、8…送受信フィルタ、9…スイッチ、10…移相器。

Claims (5)

  1. 送受信共用のアンテナに接続されるアンテナ接続端子と、
    前記アンテナ接続端子を介して前記アンテナから空間へ放射する送信信号を出力する送信回路と、
    前記アンテナにより受信された受信信号を前記アンテナ接続端子を介して入力する受信回路と、
    送信及び受信の切換指示に応じて前記送信回路及び受信回路を前記アンテナ接続端子に切換接続する送受信切換器と、
    前記受信回路及び送受信切換器を超伝導材が超伝導状態となる極低温に冷却する冷却手段とを具備し、
    前記送受信切換器は、
    超伝導材で形成され、それぞれが、第1乃至第4の1/4波長線路を接続し、各1/4波長線路間の接続点を順に第1乃至第4の端子に接続してなる第1乃至第3のハイブリッド回路と、
    超伝導材で形成され、前記第1のハイブリッド回路の第1の端子と前記第2のハイブリッド回路の第1の端子とを接続する第1の伝送線路と、
    超伝導材で形成され、前記第1のハイブリッド回路の第2の端子と前記第3のハイブリッド回路の第1の端子とを接続する第2の伝送線路と、
    超伝導材で形成され、前記第2のハイブリッド回路の第2の端子と前記第3のハイブリッド回路の第2の端子とを接続する第3の伝送線路と、
    前記第2のハイブリッド回路の第3の端子と基準電位点との間に接続され、バイアス方向に応じてオン・オフする第1のスイッチ素子と、
    前記第2のハイブリッド回路の第4の端子と基準電位点との間に接続され、バイアス方向に応じてオン・オフする第2のスイッチ素子と、
    前記送信及び受信の切換指示に応じて、前記第1及び第2のスイッチ素子に順方向バイアスまたは逆方向バイアスを印加し、前記送信回路及び受信回路を前記アンテナへ選択的に切換接続するバイアス切換手段と
    を備えるアンテナ送受信モジュール。
  2. 前記送信回路は、
    前記信号を入力し、入力した信号に所望の位相制御を施す送信用移相器と、
    前記送信用移相器から出力される信号を入力し、入力した信号を所望の利得で電力増幅する送信アンプとを備え、
    前記受信回路は、
    前記送受信切換器を介して入力される受信信号を入力し、入力した受信信号を低雑音で増幅する低雑音増幅器と、
    前記低雑音増幅器から出力される受信信号を入力し、入力した受信信号に所望の位相制御を施す受信用移相器とを備え、
    超伝導材で形成され、前記送受信切換器を介して前記送信回路から出力される送信信号を入力し、入力した送信信号から所望の送信周波数帯域成分を抽出して前記アンテナ接続端子に出力し、前記アンテナ接続端子から入力された受信信号を入力し、入力した受信信号から所望の受信周波数帯域成分を抽出して前記送受信切換器を介して前記受信回路に出力する送受信フィルタをさらに具備し、
    前記冷却手段は、前記送信用移相器及び送受信フィルタを極低温に冷却する請求項1記載のアンテナ送受信モジュール。
  3. 前記送信回路は、
    前記信号を入力し、入力した信号を所望の利得で電力増幅する送信アンプと、
    超伝導材で形成され、前記送信アンプから出力される信号を入力し、入力した信号から所望の送信周波数帯域成分を抽出する送信フィルタとを備え、
    前記受信回路は、
    超伝導材で形成され、前記アンテナ接続端子から入力される受信信号を入力し、入力した受信信号から所望の受信周波数帯域成分を抽出する受信フィルタと、
    前記受信フィルタから出力される受信信号を入力し、入力した受信信号を低雑音で増幅する低雑音増幅器とを備え、
    前記信号を入力し、入力した送信信号に所望の位相制御を施して前記送信アンプに出力し、前記低雑音増幅器から出力される受信信号を入力し、入力した受信信号に所望の位相制御を施す移相器と、
    前記送信回路及び受信回路を前記移相器へそれぞれ切換接続するスイッチとをさらに具備し、
    前記冷却手段は、前記送信フィルタ及び移相器を極低温に冷却する請求項1記載のアンテナ送受信モジュール。
  4. 前記送信回路は、前記信号を入力し、入力した信号を所望の利得で電力増幅する送信アンプを備え、
    前記受信回路は、前記受信信号を入力し、入力した受信信号を低雑音で増幅する低雑音増幅器を備え、
    前記信号を入力し、入力した送信信号に所望の位相制御を施して前記送信アンプに出力し、前記低雑音増幅器から出力される受信信号を入力し、入力した受信信号に所望の位相制御を施す移相器と、
    前記送信回路及び受信回路を前記移相器へそれぞれ切換接続するスイッチと
    超伝導材で形成され、前記送受信切換器を介して前記送信回路から出力される送信信号を入力し、入力した送信信号から所望の送信周波数帯域成分を抽出して前記アンテナ接続端子に出力し、前記アンテナ接続端子から入力された受信信号を入力し、入力した受信信号から所望の受信周波数帯域成分を抽出して前記送受信切換器を介して前記受信回路に出力する送受信フィルタをさらに具備し、
    前記冷却手段は、前記送受信フィルタ及び移相器を極低温に冷却する請求項1記載のアンテナ送受信モジュール。
  5. 送受信共用のアンテナに接続されるアンテナ接続端子と、前記アンテナ接続端子を介して前記アンテナから空間へ放射する送信信号を出力する送信回路と、前記アンテナにより受信された受信信号を前記アンテナ接続端子を介して入力する受信回路と、前記受信回路を超伝導状態まで極低温に冷却する冷却手段とを具備するアンテナ送受信モジュールに用いられ、送信及び受信の切換指示に応じて前記送信回路及び受信回路を前記アンテナ接続端子に切換接続する送受信切換器において、
    超伝導材で形成され、それぞれが、第1乃至第4の1/4波長線路を接続し、各1/4波長線路間の接続点を順に第1乃至第4の端子に接続してなる第1乃至第3のハイブリッド回路と、
    超伝導材で形成され、前記第1のハイブリッド回路の第1の端子と前記第2のハイブリッド回路の第1の端子とを接続する第1の伝送線路と、
    超伝導材で形成され、前記第1のハイブリッド回路の第2の端子と前記第3のハイブリッド回路の第1の端子とを接続する第2の伝送線路と、
    超伝導材で形成され、前記第2のハイブリッド回路の第2の端子と前記第3のハイブリッド回路の第2の端子とを接続する第3の伝送線路と、
    前記第2のハイブリッド回路の第3の端子と基準電位点との間に接続され、バイアス方向に応じてオン・オフする第1のスイッチ素子と、
    前記第2のハイブリッド回路の第4の端子と基準電位点との間に接続され、バイアス方向に応じてオン・オフする第2のスイッチ素子と、
    前記送信及び受信の切換指示に応じて、前記第1及び第2のスイッチ素子に順方向バイアスまたは逆方向バイアスをかけ、前記送信回路及び受信回路を前記アンテナへ選択的に切換接続するバイアス切換手段とを備え、
    前記冷却手段により超伝導状態まで極低温に冷却される送受信切換器。
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