JP2014229998A - ユーザ装置、基地局、無線リソース選択方法、及び無線リソース通知方法 - Google Patents

ユーザ装置、基地局、無線リソース選択方法、及び無線リソース通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】移動通信システムにおける端末間通信技術において、基地局間(セル間)が非同期であっても、ユーザ装置が効率的に発見信号の送受信を行うことを可能ならしめる技術を提供する。
【解決手段】所定の無線リソースから発見リソースを選択し、当該発見リソースを用いて発見信号を送信するユーザ装置において、複数の基地局から、発見信号を送信可能な無線リソースを示す無線リソース情報を受信する手段と、前記複数の基地局から受信した複数の無線リソース情報に基づいて、当該複数の基地局間での発見信号を送信可能な無線リソースの共通領域を検出する手段と、前記共通領域の無線リソースから発見リソースを選択し、当該発見リソースを用いて発見信号を送信する手段とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、端末間通信(D2D通信)に関するものであり、特に、端末間通信において、発見信号を送信もしくは検出する無線リソースを割り当てる技術に関連するものである。
移動体通信では、端末(以下、ユーザ装置UEと呼ぶ)と基地局eNBが通信を行うことによりユーザ装置UE間で通信を行うことが一般的であるが、近年、ユーザ装置UE間で直接に通信を行うことについての種々の技術が検討されている。
ユーザ装置UE間で通信を行う際に、一方のユーザ装置UEは、近隣の他方のユーザ装置UEを発見することが必要である。ユーザ装置UEを発見する手法として、各ユーザ装置UEが、自身のID(識別情報)を含む発見信号(discovery signal)を送信(ブロードキャスト)する手法がある。
図1は、発見信号を送信するためのリソースの一例を示す図である。図1の例では、発見信号の送受信を行うことでユーザ装置UEの発見(被発見)を行う発見期間(discovery period)が周期的に訪れるように定めてあり、各発見期間において所定数個の発見信号送信(及び受信)のためのリソース(時間−周波数リソースであり、発見リソースと呼ぶ)が定められている。各ユーザ装置UEは、発見期間において発見リソースを用いて発見信号の送受信を行う。
例えば、図2のユーザ装置UE1は、図1のUE1で示される発見リソースを用いて発見信号を送信し、図2のユーザ装置UE2は、図1のUE2で示される発見リソースを用いて発見信号を送信する。
図2におけるユーザ装置UE3は、ユーザ装置UE1が送信した発見信号を受信することでユーザ装置UE1を発見し、ユーザ装置UE4は、ユーザ装置UE2が送信した発見信号を受信することでユーザ装置UE2を発見する。なお、端末間通信に関する先行技術文献として特許文献1がある。
特開2012−209893号公報
ユーザ装置UEが発見信号の送受信を行うD2D方式において、従来技術では、図1に示した発見期間のように発見信号の送受信に用いる無線リソースとして、移動通信システムにおいて予め決められた無線リソースを使用する。
ここで、端末間通信を行う複数ユーザ装置UEは、それぞれ異なる基地局eNBにより構成される複数セルに在圏している場合がある。このような場合でも、基地局eNB間の同期が取れており、予め決められた無線リソースが全てのセルで同一の時刻に到来するのであれば、複数ユーザ装置UEは、当該無線リソースにおいて発見信号の送受信を行うことができる。しかし、一般的には、移動通信システムにおける複数基地局eNB間は同期がとれているわけではない。
例えば、図3(a)に示すように、基地局eNB−Aにより構成されるセルAにユーザ装置UE1が在圏し、基地局eNB−Bにより構成されるセルBにユーザ装置UE2が在圏し、ユーザ装置UE1がユーザ装置UE2に発見信号を送信し、ユーザ装置UE2がユーザ装置UE1を発見する動作を行うことを想定する。
ここで、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bにおいて同じ無線リソースが発見期間として決められていたとしても、基地局eNB−Aと基地局eNB−B間では同期がとれていない場合、例えば図3(b)に示すように、セルAでは、期間Cが発見期間になり、セルBでは期間Dが発見期間になる。
セルAのユーザ装置UE1は、期間Cの中のいずれかの発見リソースを用いて発見信号を送信するが、セルBのユーザ装置UE2は期間Dにおいて発見信号を期待する動作を行うので、ユーザ装置UE1から送信された発見信号を検出できない。
このような問題に対処するために、受信動作を行う際には、基地局eNB間での同期のずれを想定して、ユーザ装置UE2は、例えば、図3(b)のEに示す期間で発見信号を検出する動作を行うことが考えられる。
しかし、上記のような動作を行う場合、基地局eNBからの信号を受信する無線リソースが削減されてしまうとともに、ユーザ装置UEは無駄な受信動作を行う時間が増加して、電力消費が増加してしまうという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、移動通信システムにおける端末間通信技術において、基地局間(セル間)が非同期であっても、ユーザ装置が効率的に発見信号の送受信を行うことを可能ならしめる技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の実施の形態によれば、所定の無線リソースから発見リソースを選択し、当該発見リソースを用いて発見信号を送信するユーザ装置であって、
複数の基地局から、発見信号を送信可能な無線リソースを示す無線リソース情報を受信する手段と、
前記複数の基地局から受信した複数の無線リソース情報に基づいて、当該複数の基地局間での発見信号を送信可能な無線リソースの共通領域を検出する手段と、
前記共通領域の無線リソースから発見リソースを選択し、当該発見リソースを用いて発見信号を送信する手段とを備えることを特徴とするユーザ装置が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、所定の無線リソースから発見信号を検出するユーザ装置であって、
複数の基地局から、発見信号を検出すべき無線リソースを示す無線リソース情報を受信する手段と、
前記複数の基地局から受信した複数の無線リソース情報に基づいて、当該複数の基地局間での発見信号を検出すべき無線リソースの共通領域又は論理和領域を検出する手段と、
前記共通領域又は論理和領域の無線リソースから発見信号を検出する手段とを備えることを特徴とするユーザ装置が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、所定の無線リソースから発見リソースを選択し、当該発見リソースを用いて発見信号を送信するユーザ装置と通信する基地局であって、
前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースを決定する手段と、
他の基地局から、当該他の基地局により構成されるセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースを示す情報を受信する手段と、
前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースと、前記他の基地局により構成されるセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースとの共通領域を検出する手段と、
前記共通領域の無線リソースを示す情報を前記ユーザ装置に送信する手段とを備えることを特徴とする基地局が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、所定の無線リソースから発見信号を検出するユーザ装置と通信する基地局であって、
前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースを決定する手段と、
他の基地局から、当該他の基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースを示す情報を受信する手段と、
前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースと、前記他の基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースとの共通領域又は論理和領域を検出する手段と、
前記共通領域又は前記論理和領域の無線リソースを示す情報を前記ユーザ装置に送信する手段とを備えることを特徴とする基地局が提供される。
本発明の実施の形態によれば、移動通信システムにおける端末間通信技術において、基地局間(セル間)が非同期であっても、無駄な発見信号の検出動作を行うことを抑制し、ユーザ装置が効率的に発見信号の送受信を行うことが可能になる。
発見信号を送信するためのリソースの一例を示す図である。 D2D通信を説明するための図である。 課題を説明するための図である。 本発明の実施の形態における通信システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における処理概要を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態における処理概要を説明するための図である。 MBSFN用のサブフレームの領域を発見信号送信可能な無線リソースとして決定する例を示す図である。 共通領域判定処理例を説明するための図である。 共通領域判定処理例を説明するための図である。 時間−周波数リソースを発見信号送信可能無線リソースとして割り当てる例を示す図である。 変形例の概要を示す図である。 変形例における共通領域判定処理例を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態におけるユーザ装置UEの機能構成図である。 本発明の第1の実施の形態における基地局eNBの機能構成図である。 本発明の第2の実施の形態における処理概要を説明するための図である。 MBSFN用のサブフレームの領域を発見信号を検出させる無線リソースとして決定する例を示す図である。 共通領域判定処理例を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態におけるユーザ装置UEの機能構成図である。 本発明の第2の実施の形態における基地局eNBの機能構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
(第1の実施の形態:発見信号送信のための無線リソースをNWからUEに通知)
<基本例>
図4は、本実施の形態における通信システムの構成例を示す図である。図4に示すように、本実施の形態における通信システムは、基地局eNBの配下に複数のユーザ装置UEが存在するセルラー通信システムである。本実施の形態では、当該セルラー通信システムは、LTEに準拠したものを想定しているが、本発明を適用できる通信システムの方式はLTEに限られるわけではない。本発明は通信システムの方式に拠らずに様々な通信システムに適用可能である。
また、図4では、1つの基地局eNB及びそのセルを示しているが、図示しない他の1つ又は複数の基地局eNBも存在し、基地局eNBのセルに在圏するユーザ装置UEは、当該セル内のユーザ装置UEのみならず、近隣セルに存圏するユーザ装置UEとの間でも発見信号の送受信を行うものとする。
なお、本明細書及び特許請求の範囲において、「LTE」は、3GPPのリリース8、又は9に対応する通信方式のみならず、3GPPのリリース10、11、又は12もしくはそれ以降に対応する通信方式も含む意味で使用する。以下、本実施の形態における処理内容を説明する。
本実施の形態では、基地局eNBが、そのセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースの位置を示す情報を制御信号を用いて送信し、制御信号を受信したユーザ装置UEは、制御信号に示される無線リソースの中から発見リソースを選択して発見信号の送信を行うことを基本とする。発見信号を送信可能な無線リソースの位置を示す情報を含む制御信号は、例えば、RRCシグナリングで送ってもよいし、SIB等の報知情報として送信してもよいし、(E)PDCCH等のダイナミックなシグナリングで送信してもよい。また、これら以外のシグナリングで送信してもよい。
なお、本実施の形態では、発見信号を送信可能な無線リソースの位置を指定することとしているが、発見信号を送信不可能な(ユーザ装置UEに送信させない)無線リソースの位置を指定することとしてもよい。送信不可能な無線リソースは、例えば、本実施の形態において、送信可能であると決定された無線リソース以外の無線リソースとしてよい。つまり、後述するビットマップ情報における0の部分を送信不可能な無線リソースと解釈してよい。
発見信号を送信可能な無線リソースの位置を示す情報としては、例えば、所定単位の無線リソースの位置毎に0又は1を割り当てたビットマップ情報を用いることができる。
ビットマップ情報を使用する場合の一例を図5、図6を参照して説明する。図5に示すように、本例では、基地局eNB−A(セルA)に存圏するユーザ装置UE1が、基地局eNB−Aから、発見信号を送信可能な無線リソースの位置を示す制御信号を受信し、基地局eNB−B(セルB)に存圏するユーザ装置UE2が、基地局eNB−Bから、発見信号を送信可能な無線リソースの位置を示す制御信号を受信し、それぞれ制御信号により送信可能であると指示された無線リソースの中から発見リソースを選択して発見信号を送信する。
また、本例では、基地局eNB−Aと、それに隣接する基地局eNB−Bは、例えばX2インタフェースにより接続され、通信可能であり、基地局eNB−Aから基地局eNB−Bへは、基地局eNB−Aにおいて発見信号を送信可能であると決定した無線リソースの位置の情報が送信され、基地局eNB−Bから基地局eNB−Aへは、基地局eNB−Bにおいて発見信号を送信可能であると決定した無線リソースの位置の情報が送信される。そして、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bのそれぞれで、基地局eNB−Aにおいて発見信号を送信可能であると決定した無線リソースの位置と、基地局eNB−Bにおいて発見信号を送信可能であると決定した無線リソースの位置との重なる共通領域(つまり、AND領域)を検出し、当該共通領域の無線リソースの位置を制御信号でユーザ装置UE1、UE2に送信する。
図6には、基地局eNB−A(基地局eNB−B)からユーザ装置UE1(UE2)に送信される制御信号に含まれるビットマップ情報の例が示されている。本例では、発見信号を送信可能なサブフレームに1、送信不可能なサブフレームに0を割り当てたビットマップ情報が基地局eNB−A(基地局eNB−B)からユーザ装置UE1(UE2)に送信される。
図6に示すように、セルAとセルBでは、同期信号の時間位置が異なり、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bとの間は非同期である。ただし、上述したように、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bで発見信号送信可能無線リソース位置の情報交換を行い、そのANDの情報をユーザ装置UEに通知するので、図6に示すように、セルAとセルBとで、同じ時間領域として、発見信号送信可能無線リソースの位置が通知される。
なお、ビットマップにより無線リソースの位置を表現することは一例に過ぎず、他の方法で無線リソースの位置を表現してもよい。
<発見信号送信可能無線リソースの決定方法>
以下、基地局eNBが、発見信号送信可能無線リソースを決定するための方法例を説明する。
(例1)基地局eNBは、D2D通信以外の通常の通信におけるセル運用に支障をきたさない無線リソースの領域を発見信号送信可能な無線リソースとして決定する。
セル運用に支障をきたさない無線リソースの領域として、例えば、同期信号(SS:Synchronization signal)、及び報知チャネル(PBCH:Physical broadcast channel)のいずれもマッピングされない無線リソースの領域を選択する。同期信号(SS)は、ユーザ装置UEが接続先のセルを探索するセルサーチを行うための信号である。また、報知チャネル(PBCH)には、ユーザ装置UEがセルサーチ後に最初に読むべき最低限の基本情報が含まれる。これらの情報は、ユーザ装置UEが基地局eNBに接続して種々の制御信号を受信したり、データ通信を行うために必要な情報であるから、基地局eNBは、少なくともこれらの信号/チャネルを送信するための無線リソース以外の無線リソースを、ユーザ装置UEが発見信号を送信可能な無線リソースとして決定する。
(例2)基地局eNBは、MBSFN用のサブフレームの領域を発見信号送信可能な無線リソースとして決定してもよい。図7に、セルAにおいてMBSFN用のサブフレームの領域を発見信号送信可能な無線リソースとして決定した場合のフレーム構成を示す。図7に示すように、MBSFN用のサブフレームは、0〜9のサブフレームのうち、サブフレーム0、4、5、9以外のサブフレームにより構成される。サブフレーム0、5は、同期信号と報知チャネルの伝送に用いられ、また、サブフレーム0、4、5、9はページングに使用されるため、MBSFN用のサブフレームは、サブフレーム0、4、5、9以外のサブフレームにより構成される。
本例において、D2D機能を持たないユーザ装置UEに対して、SIB等により、MBSFN用のサブフレームを設定(configure)することとしてもよい。この場合、D2D機能を持たないユーザ装置UEは、MBSFN用のサブフレームにおいては、自分宛のデータを受信しないことを認識しているので、発見信号を受信しても無駄な復調・復号動作を行わせないこととすることができる。なお、MBSFN用の各サブフレームでは、リファレンス信号とレイヤ1/レイヤ2制御チャネルがサブフレーム先頭の最大2シンボルだけに配置される構成がとられており、MBSFN用のサブフレームを設定(configure)されても、通常の通信のための品質測定や上りチャネル割り当て等の制御を行うことが可能である。このように、本例において、MBSFN用のサブフレームを発見信号送信可能な無線リソースとして決定するとともに、D2D機能を持たないユーザ装置UEに対して、MBSFN用のサブフレームを設定(configure)することにより、D2D機能を持たないユーザ装置UEは、MBSFN用のサブフレームの期間において送受信される発見信号を意識する必要がなく、後方互換性を実現できる。
(例3)基地局eNBは、ユーザ装置UEにおける発見信号以外の信号からの干渉量が低い無線リソースの領域を発見信号送信可能な無線リソースとして決定してもよい。
発見信号以外の信号からの主な干渉は、例えば他セルの信号による干渉である。本例では、基地局eNBは、X2インタフェースを介して隣接基地局eNBから所定の単位の無線リソース毎(例:リソースブロック毎)の干渉に関する情報を受信し、当該情報に基づいて、干渉が小さい無線リソース(干渉量が所定値より小さい無線リソース)を選択して、発見信号送信可能な無線リソースとして決定する。上記の干渉に関する情報として、例えば、LTEで規定されているRNTP(Relative narrowband Tx Power)、HII(high interference indication)などがある。
RNTPは、隣接セルにおいて割り当てられた下りのリソースブロックにおいて、送信電力が大きいか大きくないかをリソースブロック毎に示した情報であり、これにより、基地局eNBは、隣接セルにおいて大きな電力で送信する可能性のあるリソースブロック、つまり、干渉となるリソースブロックを知ることができる。HIIは、隣接基地局がセル端ユーザに割り当てた上りリンクのリソースブロックの情報であり、これにより、基地局eNBは、干渉となるリソースブロックを知ることができる。
なお、上述したRNTP、HIIは一例にすぎず、干渉に関する情報としては上記以外の情報を用いてもよい。例えば、基地局eNBが、隣接する基地局eNBや、隣接セルのユーザ装置UEから受信する信号から所定単位の無線リソース毎の干渉量を推定し、干渉に関する情報を求めてもよい。
上記のように、干渉量が少ない無線リソースを選択することにより、D2Dにおける端末間検出確率を増大させることが可能である。
以上、基地局eNBが、発見信号送信可能無線リソースを決定するための方法の例として例1〜例3を説明したが、発見信号送信可能無線リソースを決定するための方法は例1〜例3に限られない。
また、例1〜例3のうちの2つ又は3つを組み合わせて用いることとしてもよい。例えば、例2によるMBSFN用のサブフレームの中で、例1の判断で、ユーザ装置UEによる発見信号送信に使用しないと決定したサブフレームを除いたものを発見信号送信可能無線リソースとして決定することができる。また、このようにして決定した無線リソースの中で、干渉量が所定値以下の無線リソースのみを発見信号送信可能無線リソースとして決定してもよい。
<基地局eNB間の調整>
前述したように、基地局eNBは、決定した発見信号送信可能無線リソースを示す情報を隣接基地局eNBに通知するとともに、隣接基地局eNBから発見信号送信可能無線リソースを示す情報を受信する。当該基地局eNBは、これらの無線リソースのうちの重複する部分(共通領域)を、配下のユーザ装置UEに通知する。
基地局eNB−Aと、それに隣接する基地局eNB−Bが存在する場合における基地局eNB−Aに着目した場合の動作例を図8を参照して説明する。
図8では、基地局eNB−Aは、上記例2に基づき、(a)に示すビットマップ情報の1に示すサブフレーム(MBSFNサブフレーム)を発見信号送信可能無線リソースであると決定したものとする。また、基地局eNB−Bは、上記例2に基づき、(b)に示すビットマップ情報の1に示すサブフレーム(MBSFNサブフレーム)を発見信号送信可能無線リソースであると決定したものとする。
基地局eNB−Aは、(b)に示すビットマップ情報を基地局eNB−Bから受信する。そして、基地局eNB−Aは、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bのそれぞれの発見信号送信可能無線リソースのうち、両者に共通する領域(AND領域)を決定し、当該領域に対応する無線リソースの位置を示す情報をユーザ装置UEに制御信号で通知する。
上記の基地局eNB−Bからの情報転送、基地局eNB−Aにおける共通領域判定、及び基地局eNB−Aにおけるユーザ装置UEへの通知を行う時間単位は特定の単位に限定されない。例えば、サブフレーム単位に行ってもよいし、フレーム単位に行ってもよいし、これら以外の予め定めた時間単位で行ってもよい。
サブフレーム単位で行う場合、サブフレーム毎に図8に示すように基地局eNB−Aと基地局eNB−Bにおける0、1を調べ、1、1となるサブフレームを共通領域と判定すればよい。
より大きな時間単位(例:フレーム単位)での制御の例を図9を用いて説明する。なお、この例は一例に過ぎない。この例では、基地局eNB−Aは、基地局eNB−Bからある将来の期間におけるセルBの発見信号送信可能無線リソースのビットマップ情報Cを事前(時刻X)に受信する。受信する情報には、現時点(時刻X)から、当該ビットマップ情報Cに対応するフレームの開始までの時間Δが含まれている。基地局eNB−Aは、このΔにより、受信したビットマップ情報Cに対応するフレームの時間位置を把握でき、当該時間位置における自身のビットマップ情報DとのANDをとることができ、これらの共通領域Eを判定する。
また、図8、図9では、ユーザ装置UEに通知する発見信号送信可能無線リソースとして時間領域の無線リソースを決定する例を示しているが、ユーザ装置UEに通知する発見信号送信可能無線リソースとして時間−周波数リソースを決定してもよい。この場合、例えば基地局eNB−Aは、図10(a)に示す斜線領域を発見信号送信可能無線リソースとして決定し、基地局eNB−Bは、図10(b)に示す斜線領域を発見信号送信可能無線リソースとして決定し、基地局eNB−Aは、基地局eNB−Bから図10(b)に示す斜線領域の無線リソースを示すビットマップ情報を受信し、受信したビットマップ情報と図10(a)に示す斜線領域の無線リソースのビットマップ情報とのANDをとり、図10(c)に示す無線リソースを示すビットマップ情報をユーザ装置UEに通知する。
<変形例>
上述した例では、隣接する基地局eNB間で発見信号送信可能無線リソースを示す情報を交換し、各基地局eNBにおいて隣接する基地局eNBとの間の発見信号送信可能無線リソースの共通領域を決定し、ユーザ装置UEに通知することとしたが、隣接基地局eNB間で発見信号送信可能無線リソースを示す情報を交換しない手法を用いることも可能である。
例えば図11に示すように、ユーザ装置UE1が複数の基地局eNB(図11の例では基地局eNB−AとeNB−B)から、各基地局eNB単独で決定された発見信号送信可能無線リソースを示す情報を受信し、ユーザ装置UE1が、共通領域を検出し、当該共通領域を用いて発見信号の送信を行う。
より具体的な例を、前述した図8を用いて説明する。基地局eNB−Aは、図8(a)に示すビットマップ情報の1に示すサブフレームを発見信号送信可能無線リソースであると決定し、当該無線リソースを示すビットマップ情報を含む制御信号を送信し、基地局eNB−Bは、図8(b)に示すビットマップ情報の1に示すサブフレームを発見信号送信可能無線リソースであると決定し、当該無線リソースを示すビットマップ情報を含む制御信号を送信する。ユーザ装置UE1は、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bのそれぞれから制御信号を受信し、図8(a)、(b)に示す情報が並んだビットマップ情報を取得し、共通領域を発見信号送信可能無線リソースであると決定し、当該共通領域から選択した発見リソースを用いて発見信号の送信を行う。
ここで、制御信号の受信、及び共通領域の検出をサブフレーム単位で行う場合、サブフレーム毎に図8に示すように0、1を調べ、1、1となるサブフレームを共通領域と判定すればよい。
より大きな時間単位(例:フレーム)での制御の例を図12を用いて説明する。この場合、ユーザ装置UEは、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bのそれぞれから、ある将来の期間(例:フレーム)における発見信号送信可能無線リソースのビットマップ情報を事前に受信する。ユーザ装置UE1は、同期信号等の基準となる信号を基地局eNB−A及び基地局eNB−Bのそれぞれから受信することで、基地局eNB−Aから受信したビットマップ情報Dに対応するフレームの開始時刻と、基地局eNB−Bから受信したビットマップ情報Cに対応するフレームの開始時刻を把握する。例えば、図12の例では、基地局eNB−Aから受信したビットマップ情報Dに対応するフレームは時刻Xから開始し、基地局eNB−Bから受信したビットマップ情報Cに対応するフレームは時刻Yから開始するものであることを把握する。そして、ユーザ装置UE1は、同じ時刻に対応するビットマップ情報のビット間でANDをとることにより、共通領域Eを検出する。
<ユーザ装置UEの構成>
図13に、これまでに説明した処理を実行する本実施の形態におけるユーザ装置UEの機能構成図を示す。図13は、ユーザ装置UEにおける本実施の形態に関わる機能を特に示すものである。例えば、ユーザ装置UEは、LTE(LTE−Advancedを含む)に準拠したUEとして動作するために必要な機能を更に備えてもよい。
図13に示すように、ユーザ装置UEは、受信部101、発見信号デコーダ102、制御信号デコーダ103、発見信号送信無線リソース決定部104、発見信号生成部105、送信部106を備える。
受信部101は、発見信号、及び基地局eNBからの制御信号を受信する。発見信号デコーダ102は、受信した発見信号を復調、デコードし、発見信号を送信したユーザ装置UEのIDを抽出する等の処理を行う。
制御信号デコーダ103は、基地局eNBから受信する制御信号を復調、デコードし、ビットマップ情報を取得する処理を行う。発見信号送信無線リソース決定部104は、制御信号デコーダ103から受信したビットマップ情報に基づき、発見信号送信無線リソースを決定する。前述したように、基地局eNBにおいて共通領域を判定する例の場合、発見信号送信無線リソース決定部104は、制御信号デコーダ103から受信したビットマップ情報に示される1の領域を発見信号送信用の無線リソースとして決定する。また、変形例の場合、発見信号送信無線リソース決定部104は、制御信号デコーダ103から、接続している基地局eNBから受信したビットマップ情報と、隣接基地局eNB(1つ又は複数)から受信したビットマップ情報を受け取り、前述したようにしてこれらから共通領域を検出し、発見信号送信用の無線リソースとして決定する。
発見信号生成部105は、発見信号送信無線リソース決定部104により決定された無線リソースから選択した発見リソースでの発見信号生成を行い、送信部106から送信する。送信部106は、発見信号生成部105により生成した発見信号を送信する。
なお、図13に示す機能区分は一例に過ぎない。例えば、ユーザ装置UEを、所定の無線リソースから発見リソースを選択し、当該発見リソースを用いて発見信号を送信するユーザ装置であって、複数の基地局から、発見信号を送信可能な無線リソースを示す無線リソース情報を受信する手段と、前記複数の基地局から受信した複数の無線リソース情報に基づいて、当該複数の基地局間での発見信号を送信可能な無線リソースの共通領域を検出する手段と、前記共通領域の無線リソースから発見リソースを選択し、当該発見リソースを用いて発見信号を送信する手段とを備えるユーザ装置として構成してもよい。
<基地局eNBの構成>
図14に、これまでに説明した処理を実行する本実施の形態における基地局eNBの機能構成図を示す。図14は、基地局eNBにおける本実施の形態に関わる機能を特に示すものである。例えば、基地局eNBは、LTE(LTE−Advancedを含む)に準拠したeNBとして動作するために必要な機能を更に備えてもよい。
図14に示すように、基地局eNBは、受信部201、発見信号送信無線リソース決定部202、制御信号生成部203、送信部204を備える。
前述した例3で説明した動作を行う場合、受信部201は、隣接基地局eNBから無線リソース毎の干渉に関する情報を受信し、発見信号送信無線リソース決定部202に渡す。また、受信部201は、隣接基地局eNB(1つ又は複数)から、当該隣接基地局eNB単独で決定した発見信号送信用の無線リソースを示すビットマップ情報を受信し、当該情報を発見信号送信無線リソース決定部202に渡す。なお、変形例では、隣接基地局eNBから、当該隣接基地局eNB単独で決定した発見信号送信用の無線リソースを示すビットマップ情報を受信する動作を行わなくてもよい。
発見信号送信無線リソース決定部202は、例えば前述した例1〜例3で説明した方法により、発見信号送信用の無線リソースを決定し、当該無線リソースを示すビットマップ情報を生成する。また、当該ビットマップ情報と、受信部201から受け取ったビットマップ情報とから、共通領域を検出し、当該共通領域が示す無線リソースをユーザ装置UEに通知すべき発見信号送信用の無線リソースであると決定する。
変形例の場合、発見信号送信無線リソース決定部202は、例えば前述した例1〜例3で説明した方法により、発見信号送信用の無線リソースを決定し、当該無線リソースを示すビットマップ情報を生成し、これをユーザ装置UEに通知すべき発見信号送信用の無線リソースであると決定する。
制御信号生成部203は、発見信号送信無線リソース決定部202により決定された発見信号送信無線リソースを示すビットマップ情報を含む制御信号を生成し、送信部204により送信する。送信部205は、制御信号の送信を行う。また、送信部205は、隣接する基地局eNBに干渉の情報を送信したり、発見信号送信無線リソース決定部202により単独で決定された発見信号送信用の無線リソースを示す情報を隣接する基地局eNBに送信する処理も行う。
なお、図14に示す機能区分は一例に過ぎない。例えば、基地局eNBを、所定の無線リソースから発見リソースを選択し、当該発見リソースを用いて発見信号を送信するユーザ装置と通信する基地局であって、前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースを決定する手段と、他の基地局から、当該他の基地局により構成されるセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースを示す情報を受信する手段と、前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースと、前記他の基地局により構成されるセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースとの共通領域を検出する手段と、前記共通領域の無線リソースを示す情報を前記ユーザ装置に送信する手段とを備えることを特徴とする基地局として構成してもよい。
第1の実施の形態では、発見信号送信用の無線リソースを基地局eNBからユーザ装置UEに通知する形態について説明した。本実施の形態において、ユーザ装置UEは、発見信号送信用の無線リソースとして基地局eNBから通知された無線リソースを、発見信号を検出する無線リソースとして用いてもよいし、別に決定した無線リソースを発見信号を検出するための無線リソースとして用いてもよい。
(第2の実施の形態:発見信号検出のための無線リソースをNWからUEに通知)
<基本例>
本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した方法と同様の方法で、発見信号をユーザ装置UEに検出(受信)させる無線リソースを基地局eNBからユーザ装置UEに通知する。
本実施の形態における通信システムの構成例は第1の実施の形態と同じであり、図4に示したとおりである。
本実施の形態では、基地局eNBが、発見信号をユーザ装置UEに検出させる無線リソースの位置を示す情報を制御信号を用いて送信し、制御信号を受信したユーザ装置UEは、制御信号に示される無線リソースにおいて発見信号を検出する動作を行うことを基本とする。
なお、本実施の形態では、発見信号をユーザ装置UEに検出させる無線リソースの位置を指定することとしているが、発見信号をユーザ装置UEに検出させない無線リソースの位置を指定することとしてもよい。検出させない無線リソースは、例えば、本実施の形態において、検出させる無線リソースと決定された無線リソース以外の無線リソースとしてよい。つまり、後述するビットマップ情報における0の部分を検出させない無線リソースと解釈してよい。
発見信号を検出させる無線リソースの位置を示す制御信号は、例えば、RRCシグナリングで送ってもよいし、SIB等の報知情報として送信してもよいし、(E)PDCCH等のダイナミックなシグナリングで送信してもよい。また、これら以外のシグナリングで送信してもよい。
発見信号をユーザ装置UEに検出させる無線リソースの位置を示す情報としては、第1の実施の形態と同様に、例えば、所定単位の無線リソースの位置毎に0又は1を割り当てたビットマップ情報を用いることができる。
ビットマップ情報を使用する場合の一例を図5、図15を参照して説明する。図5に示すように、本例では、基地局eNB−A(セルA)に存圏するユーザ装置UE1が、基地局eNB−Aから、発見信号を検出させる無線リソースの位置を示す制御信号を受信し、基地局eNB−B(セルB)に存圏するユーザ装置UE2が、基地局eNB−Bから、発見信号を検出させる無線リソースの位置を示す制御信号を受信し、それぞれ制御信号により指示された無線リソースにおいて発見信号の検出を行う。
また、本例においても、第1の実施の形態と同様に、基地局eNB−Aと、それに隣接する基地局eNB−Bは、例えばX2インタフェースにより接続され、通信可能であり、基地局eNB−Aから基地局eNB−Bへは、基地局eNB−Aにおいて発見信号を検出させる無線リソースとして決定された無線リソースの位置の情報が送信され、基地局eNB−Bから基地局eNB−Aへは、基地局eNB−Bにおいて発見信号を検出させる無線リソースとして決定された無線リソースの位置の情報が送信される。そして、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bのそれぞれで、基地局eNB−Aにおいて発見信号を検出させる無線リソースとして決定された無線リソースの位置と、基地局eNB−Bにおいて発見信号を検出させる無線リソースとして決定された無線リソースの位置との重なる共通領域(つまり、AND)を検出し、当該共通領域の無線リソースの位置を制御信号としてユーザ装置UE1、UE2に送信する。なお、後述するように、本実施の形態では、共通領域に代えて、OR(論理和)領域をユーザ装置UEに発見信号を検出させる無線リソースとして決定してもよい。
図15には、基地局eNB−A(基地局eNB−B)からユーザ装置UE1(UE2)に送信される制御信号に含まれるビットマップ情報の例が示されている。本例では、発見信号を検出させるサブフレームに1、検出させないサブフレームに0を割り当てたビットマップ情報が基地局eNB−A(基地局eNB−B)からユーザ装置UE1(UE2)に送信される。
図15に示すように、セルAとセルBでは、同期信号の時間位置が異なり、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bとの間で非同期である。ただし、上述したように、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bで発見信号を検出させる無線リソース位置の情報交換を行い、そのAND(又はOR)の情報を送信するので、図15に示すように、セルAとセルBとで、同じ時間領域として、発見信号を検出させる無線リソースの位置が通知される。
なお、ビットマップにより無線リソースの位置を表現することは一例に過ぎず、他の方法で無線リソースの位置を表現してもよい。
<発見信号をユーザ装置UEに検出させる無線リソースの決定方法>
本実施の形態において、基地局eNBが、発見信号をユーザ装置UEに検出させる無線リソースを決定するための方法例は、第1の実施の形態における例1〜例3と同じである。つまり、第1の実施の形態において例1〜例3により決定された無線リソースを、発見信号をユーザ装置UEに検出させる無線リソースとすることができる。
図16に、本実施の形態における例2を示す。図16に示すとおり、セルAにおいてMBSFN用のサブフレームの領域が発見信号をユーザ装置UEに検出される無線リソースとして決定される。
基地局eNBが、発見信号をユーザ装置UEに検出させる無線リソースを決定するための方法の例として例1〜例3を挙げたが、発見信号をユーザ装置UEに検出させる無線リソースを決定するための方法は例1〜例3に限られない。
また、例1〜例3のうちの2つ又は3つを組み合わせて用いることとしてもよい。例えば、例2によるMBSFN用のサブフレームの中で、例1の判断で、ユーザ装置UEによる発見信号検出に使用しないと決定したサブフレームを除いたものを発見信号検出用の無線リソースとして決定することができる。また、このようにして決定した無線リソースの中で、干渉量が所定値以下の無線リソースのみを発見信号検出用の無線リソースとして決定してもよい。
<基地局eNB間の調整>
第1の実施の形態と同様に、基地局eNBは、決定した発見信号検出用の無線リソースを示す情報を隣接基地局eNBに通知するとともに、隣接基地局eNBから発見信号検出用の無線リソースを示す情報を受信する。当該基地局eNBは、これらの無線リソースのうちの重複する部分(共通領域)を、配下のユーザ装置UEに通知する。
基地局eNB−Aと、それに隣接する基地局eNB−Bが存在する場合における基地局eNB−Aに着目した場合の動作例を図17を参照して説明する。
図17では、基地局eNB−Aは、上記例2に基づき、(a)に示すビットマップ情報の1に示すサブフレーム(MBSFNサブフレーム)を発見信号検出用の無線リソースであると決定したものとする。また、基地局eNB−Bは、上記例2に基づき、(b)に示すビットマップ情報の1に示すサブフレーム(MBSFNサブフレーム)を発見信号検出用の無線リソースであると決定したものとする。
基地局eNB−Aは、(b)に示すビットマップ情報を基地局eNB−Bから受信する。そして、基地局eNB−Aは、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bのそれぞれの発見信号検出用の無線リソースのうち、両者に共通する領域(AND領域)を決定し、当該領域に対応する無線リソースの位置を示す情報をユーザ装置UEに制御信号で通知する。
発見信号検出用の無線リソースの決定においては、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bのそれぞれの発見信号検出用の無線リソースの間で、OR(論理和)をとり、1となる部分をユーザ装置UEに通知する発見信号検出用の無線リソースと決定してもよい。例えば、基地局eNB−A単独で決定した発見信号検出用の無線リソースが011100であり、同じ時間位置における基地局eNB−Bでの発見信号検出用の無線リソースが001110である場合、ORにより011110が得られる。OR(論理和)をとることで決定された無線リソースにおいて検出を行うことにより、より確実に発見信号の検出を行うことが可能になる。
上記の基地局eNB−Bからの情報転送、基地局eNB−Aにおける共通領域判定(又はOR判定)、及び基地局eNB−Aにおけるユーザ装置UEへの通知を行う時間単位は特定の単位に限定されない。例えば、サブフレーム単位に行ってもよいし、フレーム単位に行ってもよいし、これら以外の予め定めた時間単位で行ってもよい。
サブフレーム単位で行う場合、サブフレーム毎に図17に示すように基地局eNB−Aと基地局eNB−Bにおける0、1を調べ、1、1となるサブフレームを共通領域と判定すればよい。また、ORをとる場合は、いずれかが1となる場合に、その部分を発見信号検出用の無線リソースと判定すればよい。
より大きな時間単位(例:フレーム単位)での制御の例は図9を参照して第1の実施の形態において説明したとおりである。また、第1の実施の形態と同様に、時間領域に限らず、時間−周波数リソースを発見信号検出用の無線リソースとして決定してもよい。
<変形例>
上述した例では、隣接する基地局eNB間で発見信号検出用の無線リソースを示す情報を交換し、各基地局eNBにおいて隣接する基地局eNBとの間の発見信号検出用の無線リソースの共通領域又はOR領域を決定し、ユーザ装置UEに通知することとしたが、第1の実施の形態における変形例と同様に、隣接する基地局eNB間で発見信号送信可能無線リソースを示す情報を交換しない手法を用いることも可能である。
例えば図11に示したように、ユーザ装置UE1が複数の基地局eNB(図11の例では基地局eNB−AとeNB−B)から、各基地局eNBで決定された発見信号検出用の無線リソースを示す情報を受信し、ユーザ装置UE1が、共通領域又はOR領域を検出し、当該共通領域又はOR領域を用いて発見信号の検出を行う。
より具体的な例を、前述した図17を用いて説明する。基地局eNB−Aは、図17(a)に示すビットマップ情報の1に示すサブフレームを発見信号検出用の無線リソースであると決定し、当該無線リソースを示すビットマップ情報を含む制御信号を送信し、基地局eNB−Bは、図17(b)に示すビットマップ情報の1に示すサブフレームを発見信号検出用の無線リソースであると決定し、当該無線リソースを示すビットマップ情報を含む制御信号を送信する。ユーザ装置UE1は、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bのそれぞれから制御信号を受信し、図17(a)、(b)に示す情報が並んだビットマップ情報を取得し、共通領域を発見信号検出用の無線リソースであると決定し、当該共通領域の無線リソースを用いて発見信号の検出を行う。前述のとおり、共通領域でなく、OR領域を用いてもよい。
ここで、制御信号の受信、及び共通領域の検出をサブフレーム単位で行う場合、サブフレーム毎に図17に示すように0、1を調べ、1、1となるサブフレームを共通領域と判定すればよい。もしくは、いずれかが1となるサブフレームをOR領域と判定すればよい。
より大きな時間単位(例:フレーム)での制御の例は、第1の実施の形態において図12を参照して説明した処理と同様である。
<ユーザ装置UEの構成>
図18に、これまでに説明した処理を実行する本実施の形態におけるユーザ装置UEの機能構成図を示す。図18は、ユーザ装置UEにおける本実施の形態に関わる機能を特に示すものである。例えば、ユーザ装置UEは、LTE(LTE−Advancedを含む)に準拠したUEとして動作するために必要な機能を更に備えてもよい。
図18に示すように、ユーザ装置UEは、受信部301、発見信号デコーダ302、制御信号デコーダ303、発見信号検出無線リソース決定部304、発見信号生成部305、送信部306を備える。
受信部301は、発見信号、及び基地局eNBからの制御信号を受信する。発見信号デコーダ302は、発見信号検出無線リソース決定部304により決定された発見信号検出用の無線リソースにおいて受信した発見信号を復調、デコードし、発見信号を送信したユーザ装置UEのIDを抽出する等の処理を行う。
制御信号デコーダ303は、基地局eNBから受信する制御信号を復調、デコードし、ビットマップ情報を取得する処理を行う。発見信号検出無線リソース決定部304は、制御信号デコーダ303から受信したビットマップ情報に基づき、発見信号検出無線リソースを決定する。前述したように、基地局eNBにおいて共通領域又はOR領域を判定する例の場合、発見信号検出無線リソース決定部304は、制御信号デコーダ303から受信したビットマップ情報に示される1の領域を発見信号検出用の無線リソースとして決定する。また、変形例の場合、発見信号検出無線リソース決定部304は、制御信号デコーダ303から、接続している基地局eNBから受信したビットマップ情報と、隣接基地局eNB(1つ又は複数)から受信したビットマップ情報を受け取り、前述したようにしてこれらから共通領域又はOR領域を検出し、発見信号検出用の無線リソースとして決定する。
発見信号生成部305は発見信号生成を行い、送信部306から送信する。送信部306は、発見信号生成部305により生成した発見信号を送信する。
なお、図18に示す機能区分は一例に過ぎない。例えば、ユーザ装置UEを、所定の無線リソースから発見信号を検出するユーザ装置であって、複数の基地局から、発見信号を検出すべき無線リソースを示す無線リソース情報を受信する手段と、前記複数の基地局から受信した複数の無線リソース情報に基づいて、当該複数の基地局間での発見信号を検出すべき無線リソースの共通領域又は論理和領域を検出する手段と、前記共通領域又は論理和領域の無線リソースから発見信号を検出する手段とを備えることを特徴とするユーザ装置として構成してもよい。
<基地局eNBの構成>
図19に、これまでに説明した処理を実行する本実施の形態における基地局eNBの機能構成図を示す。図19は、基地局eNBにおける本実施の形態に関わる機能を特に示すものである。例えば、基地局eNBは、LTE(LTE−Advancedを含む)に準拠したeNBとして動作するために必要な機能を更に備えてもよい。
図19に示すように、基地局eNBは、受信部401、発見信号検出無線リソース決定部402、制御信号生成部403、送信部404を備える。
前述した例3で説明した動作を行う場合、受信部401は、隣接基地局eNBから無線リソース毎の干渉に関する情報を受信し、発見信号検出無線リソース決定部402に渡す。また、受信部401は、隣接基地局eNB(1つ又は複数)から、当該隣接基地局eNB単独で決定した発見信号検出用の無線リソースを示すビットマップ情報を受信し、当該情報を発見信号検出無線リソース決定部402に渡す。なお、変形例では、隣接基地局eNBから、当該隣接基地局eNB単独で決定した発見信号検出用の無線リソースを示すビットマップ情報を受信する動作を行わなくてもよい。
発見信号検出無線リソース決定部402は、例えば前述した例1〜例3で説明した方法により、発見信号検出用の無線リソースを決定し、当該無線リソースを示すビットマップ情報を生成する。また、当該ビットマップ情報と、受信部401から受け取ったビットマップ情報とから、共通領域又はOR領域を検出し、当該共通領域又はOR領域が示す無線リソースをユーザ装置UEに通知すべき発見信号検出用の無線リソースであると決定する。
変形例の場合、発見信号検出無線リソース決定部402は、例えば前述した例1〜例3で説明した方法により、発見信号検出用の無線リソースを決定し、当該無線リソースを示すビットマップ情報を生成し、これをユーザ装置UEに通知すべき発見信号検出用の無線リソースであると決定する。
制御信号生成部403は、発見信号検出無線リソース決定部402により決定された発見信号検出用の無線リソースを示すビットマップ情報を含む制御信号を生成し、送信部404により送信する。送信部405は、制御信号の送信を行う。また、送信部405は、隣接する基地局eNBに干渉の情報を送信したり、発見信号検出無線リソース決定部402により単独で決定された発見信号検出用の無線リソースを示す情報を隣接する基地局eNBに送信する処理も行う。
なお、図19に示す機能区分は一例に過ぎない。例えば、基地局eNBを、所定の無線リソースから発見信号を検出するユーザ装置と通信する基地局であって、前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースを決定する手段と、他の基地局から、当該他の基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースを示す情報を受信する手段と、前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースと、前記他の基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースとの共通領域又は論理和領域を検出する手段と、前記共通領域又は前記論理和領域の無線リソースを示す情報を前記ユーザ装置に送信する手段とを備えることを特徴とする基地局として構成してもよい。
第2の実施の形態では、発見信号検出用の無線リソースを基地局eNBからユーザ装置UEに通知する形態について説明した。本実施の形態において、ユーザ装置UEは、発見信号検出用の無線リソースとして基地局eNBから通知された無線リソースを、発見信号を送信する無線リソースとして用いてもよいし、別に決定した無線リソースを発見信号を送信するための無線リソースとして用いてもよい。
また、基地局eNBとユーザ装置UEのそれぞれが、第1の実施の形態における処理を行う機能と、第2の実施の形態における処理を行う機能の両方を備えることとしてもよい。
以上、本発明の各実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。説明の便宜上、ユーザ装置UE及び基地局eNBは機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような各装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明に従って動作するソフトウェアは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
UE ユーザ装置
eNB 基地局
101 受信部
102 発見信号デコーダ
103 制御信号デコーダ
104 発見信号送信無線リソース決定部
105 発見信号生成部
106 送信部
201 受信部
202 発見信号送信無線リソース決定部
203 制御信号生成部
204 送信部
301 受信部
302 発見信号デコーダ
303 制御信号デコーダ
304 発見信号検出無線リソース決定部
305 発見信号生成部
306 送信部
401 受信部
402 発見信号検出無線リソース決定部
403 制御信号生成部
404 送信部

Claims (10)

  1. 所定の無線リソースから発見リソースを選択し、当該発見リソースを用いて発見信号を送信するユーザ装置であって、
    複数の基地局から、発見信号を送信可能な無線リソースを示す無線リソース情報を受信する手段と、
    前記複数の基地局から受信した複数の無線リソース情報に基づいて、当該複数の基地局間での発見信号を送信可能な無線リソースの共通領域を検出する手段と、
    前記共通領域の無線リソースから発見リソースを選択し、当該発見リソースを用いて発見信号を送信する手段と
    を備えることを特徴とするユーザ装置。
  2. 所定の無線リソースから発見信号を検出するユーザ装置であって、
    複数の基地局から、発見信号を検出すべき無線リソースを示す無線リソース情報を受信する手段と、
    前記複数の基地局から受信した複数の無線リソース情報に基づいて、当該複数の基地局間での発見信号を検出すべき無線リソースの共通領域又は論理和領域を検出する手段と、
    前記共通領域又は論理和領域の無線リソースから発見信号を検出する手段と
    を備えることを特徴とするユーザ装置。
  3. 所定の無線リソースから発見リソースを選択し、当該発見リソースを用いて発見信号を送信するユーザ装置と通信する基地局であって、
    前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースを決定する手段と、
    他の基地局から、当該他の基地局により構成されるセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースを示す情報を受信する手段と、
    前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースと、前記他の基地局により構成されるセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースとの共通領域を検出する手段と、
    前記共通領域の無線リソースを示す情報を前記ユーザ装置に送信する手段と
    を備えることを特徴とする基地局。
  4. 前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースとして、当該セルにおけるMBSFN用のサブフレームを選択する
    ことを特徴とする請求項3に記載の基地局。
  5. 所定の無線リソースから発見信号を検出するユーザ装置と通信する基地局であって、
    前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースを決定する手段と、
    他の基地局から、当該他の基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースを示す情報を受信する手段と、
    前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースと、前記他の基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースとの共通領域又は論理和領域を検出する手段と、
    前記共通領域又は前記論理和領域の無線リソースを示す情報を前記ユーザ装置に送信する手段と
    を備えることを特徴とする基地局。
  6. 前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースとして、当該セルにおけるMBSFN用のサブフレームを選択する
    ことを特徴とする請求項5に記載の基地局。
  7. 所定の無線リソースから発見リソースを選択し、当該発見リソースを用いて発見信号を送信するユーザ装置が実行する無線リソース選択方法であって、
    複数の基地局から、発見信号を送信可能な無線リソースを示す無線リソース情報を受信するステップと、
    前記複数の基地局から受信した複数の無線リソース情報に基づいて、当該複数の基地局間での発見信号を送信可能な無線リソースの共通領域を検出するステップと、
    前記共通領域の無線リソースから発見リソースを選択し、当該発見リソースを用いて発見信号を送信するステップと
    を備えることを特徴とする無線リソース選択方法。
  8. 所定の無線リソースから発見信号を検出するユーザ装置が実行する無線リソース選択方法であって、
    複数の基地局から、発見信号を検出すべき無線リソースを示す無線リソース情報を受信するステップと、
    前記複数の基地局から受信した複数の無線リソース情報に基づいて、当該複数の基地局間での発見信号を検出すべき無線リソースの共通領域又は論理和領域を検出するステップと、
    前記共通領域又は論理和領域の無線リソースから発見信号を検出するステップと
    を備えることを特徴とする無線リソース選択方法。
  9. 所定の無線リソースから発見リソースを選択し、当該発見リソースを用いて発見信号を送信するユーザ装置と通信する基地局が実行する無線リソース通知方法であって、
    前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースを決定するステップと、
    他の基地局から、当該他の基地局において発見信号を送信可能な無線リソースを示す情報を受信するステップと、
    前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースと、前記他の基地局により構成されるセルにおいて発見信号を送信可能な無線リソースとの共通領域を検出するステップと、
    前記共通領域の無線リソースを示す情報を前記ユーザ装置に送信するステップと
    を備えることを特徴とする無線リソース通知方法。
  10. 所定の無線リソースから発見信号を検出するユーザ装置と通信する基地局が実行する無線リソース通知方法であって、
    前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースを決定するステップと、
    他の基地局から、当該他の基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースを示す情報を受信するステップと、
    前記基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースと、前記他の基地局により構成されるセルにおいて発見信号を検出すべき無線リソースとの共通領域又は論理和領域を検出するステップと、
    前記共通領域又は前記論理和領域の無線リソースを示す情報を前記ユーザ装置に送信するステップと
    を備えることを特徴とする無線リソース通知方法。
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