JP2014228912A - 情報管理システム - Google Patents

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Masato Sumida
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Abstract

【課題】広域無線通信量を削減しつつ、車載情報機器や携帯情報機器が必要とする情報を参照できる情報管理システムを得る。【解決手段】携帯情報機器3は、実体とそのインデックスの対からなる情報を格納した情報格納部2を有する情報管理サーバー1と近距離無線通信及び広域無線通信による通信可能に構成され、情報格納部2に格納された情報と同じ情報についてのインデックスを格納した情報格納部4を有し、情報管理サーバー1から情報の実体をダウンロードするたびにインデックスを更新し、この携帯情報機器3と近距離無線通信または有線通信による通信可能に構成された車載情報機器5は、携帯情報機器3からダウンロードした情報の実体とそのインデックスを格納した情報格納部を有するというシステム構成で、情報管理サーバー1と携帯情報機器3の間の通信には近距離無線通信が優先的に使用される。【選択図】図1

Description

この発明は、携帯情報機器や車載情報機器が必要とする情報を、広域無線通信の通信量を削減しながら参照できる情報管理システムに関するものである。
家庭に設置されているパーソナルコンピュータや企業に設置されているコンピュータ等、情報を保持しているコンピュータの情報を車載情報機器から参照する場合、車載通信モジュールや携帯電話・スマートフォンなどの広域無線通信網にアクセス可能な通信機器と車載情報機器を接続し、広域無線通信網を介して情報へアクセスすることが可能である。
例えば、音楽ファイルや動画ファイルなどの情報を家庭のコンピュータから、広域無線通信網を介して車載情報機器へダウンロードし、音楽や動画を再生して楽しむという使い方ができる。
特許文献1には、家庭内で用いられる情報機器と、車両に搭載されている情報機器との間で、広域無線通信網を介してデータを共有する技術が記載されている。
また、近年は、携帯電話やスマートフォン等の携帯情報機器の発達が著しく、音楽ファイルや動画ファイルを携帯情報機器に格納し、携帯情報機器を持ち運びながら音楽を再生して楽しんだり、さらに車載情報機器と携帯情報機器とを接続して、携帯情報機器の音楽を車載情報機器で再生して楽しむことが可能になっている。
特開平10−23073号公報(第3〜7頁、第2図)
しかし、特許文献1に記載された技術によれば、車載情報機器に広域無線通信インタフェースを備えていなければならず、車載情報機器の価格が上がる欠点や、車両を使用していない時にも広域無線通信網を利用するためのサービスを維持する必要があるなどの欠点を有する。
そこで、携帯電話やスマートフォンを車載情報機器に接続して、携帯電話やスマートフォンの広域無線通信機能を利用して、遠隔地にあるコンピュータにアクセス可能とする技術や、携帯電話やスマートフォンに格納されている情報を車載情報機器で参照可能とする技術が登場し、上記欠点を改善すべく携帯電話やスマートフォンが活用されている。
しかしながら、携帯電話やスマートフォンの広域無線通信機能を使用すると電力が消費され、電池が消耗したり、また通信料金が発生する場合もあり、無駄な広域無線通信の利用を極力避けることが求められる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、広域無線通信量を削減しつつ、車載情報機器や携帯情報機器が必要とする情報を参照できる情報管理システムを得ることを目的にする。
この発明に係わる情報管理システムにおいては、実体とそのインデックスの対からなる情報を複数格納した第一の情報格納部を有する情報管理サーバー、及び近距離無線通信及び広域無線通信によって情報管理サーバーと通信可能に構成され、第一の情報格納部に格納された全ての情報のうち、情報管理サーバーから実体をダウンロードした情報は当該実体及びそのインデックスを格納し、実体をダウンロードしていない情報は情報管理サーバーにおける実体に対するインデックスのみを格納した第二の情報格納部を有する携帯情報機器を備え、情報管理サーバーと携帯情報機器との間の通信に当たっては、近距離無線通信が優先的に使用されるものである。
この発明によれば、実体とそのインデックスの対からなる情報を複数格納した第一の情報格納部を有する情報管理サーバー、及び近距離無線通信及び広域無線通信によって情報管理サーバーと通信可能に構成され、第一の情報格納部に格納された全ての情報のうち、情報管理サーバーから実体をダウンロードした情報は当該実体及びそのインデックスを格納し、実体をダウンロードしていない情報は情報管理サーバーにおける実体に対するインデックスのみを格納した第二の情報格納部を有する携帯情報機器を備え、情報管理サーバーと携帯情報機器との間の通信に当たっては、近距離無線通信が優先的に使用されるので、無駄な広域無線通信を行わずに、通信量および携帯情報機器の電力の削減を図ることが可能となる。
この発明の実施の形態1による情報管理システムを示すシステム構成図である。 この発明の実施の形態1による情報管理システムでの情報のインデックスの格納形式を示す図である。 この発明の実施の形態1による情報管理システムの携帯情報機器での情報参照の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による情報管理システムの車載情報機器での情報参照の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による情報管理システムのインデックス更新の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、本発明の情報管理システムの好適な実施の形態について、図を用いて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による情報管理システムを示すシステム構成図である。
図1において、情報管理サーバー1は、内部に情報を管理するための情報格納部2(第一の情報格納部)を保持し、インデックスと実体の対で表現される情報を格納して管理する。通常のパーソナルコンピュータやワークステーションを用いて構築される。
携帯情報機器3は、携帯電話やスマートフォンなどで、後述する情報格納部4(第二の情報格納部)と通信機能を合わせ持つ。車載情報機器5は、後述する情報格納部6(第三の情報格納部)を持つ。車載情報機器5としては、カーナビゲーションなどが製品化されている。
近距離無線通信7は、情報管理サーバー1と携帯情報機器3との間の通信経路を形成し、図示しない無線LAN機器や有線ネットワークを介して通信する構成としても良い。家庭や企業など、情報管理サーバー1を設置している特定の範囲内で、情報管理サーバー1と携帯情報機器3が近距離無線通信7により通信可能になっている。
広域無線通信8は、情報管理サーバー1と携帯情報機器3との別の通信経路を形成し、図示しないインターネット網やゲートウェイ装置、有線ネットワークを介して通信が可能になっている。
通信9は、車両に設置されている車載情報機器5と携帯情報機器3とが、車両の中で行う通信を示しており、この通信9は、利便性から近距離無線通信が好適であるが、有線接続して通信する有線通信としても良い。
図2は、この発明の実施の形態1による情報管理システムでの情報のインデックスの格納形式を示す図である。
図2(a)は情報格納部2のインデックス、図2(b)は情報格納部4のインデックス、図2(c)は情報格納部6のインデックスを示している。
図2において、情報格納部2、4、6に格納される情報は、インデックスと実体の対で構成される。それぞれのインデックスは、図2のように、ファイル名とファイルパスとで表現され、各ファイルシステム中のファイルパスで示される格納場所ファイルが実体である。
この実体は、通常のファイルシステムで管理されるファイルとして、情報管理サーバー1、携帯情報機器3、車載情報機器5が備えるファイルシステムに格納される。そして、格納されているファイルのインデックスが図2(a)、図2(b)、図2(c)に示すものである。
情報管理サーバー1には、管理対象となる情報のすべてが情報格納部2に格納されており、そのインデックスは、図2(a)のとおり、すべてのファイル名と情報管理サーバー1の備えるファイルシステムでのファイル格納場所を示すファイルパスとで表現される。図2(a)では、ファイル名1をもつファイルが、情報管理サーバー1のファイルシステムでファイルパス1に格納されていることを意味している。また管理している情報がN個存在していることを表している。
携帯情報機器3では、図2(b)に示すように、情報管理サーバー1で管理しているファイルN個のインデックスを保持する。情報の実体であるファイルが携帯情報機器3に格納されている場合には、インデックスのファイルパスには、携帯情報機器の備えるファイルシステムのファイルパスが格納される。
ファイルが携帯情報機器3に格納されていない場合、すなわち情報管理サーバー1にのみ格納されている場合には、インデックスのファイルパスには情報管理サーバー1のファイルシステムのファイルパスが格納される。
図2(b)では、ファイル名1とファイル名3のファイルは、携帯情報機器3に格納されているが、ファイル名2のファイルは、情報管理サーバー1にのみ格納されていることを意味する。なお、ファイルパスには、格納機器を示す識別符号、すなわち情報管理サーバー1あるいは携帯情報機器3を示す識別符号が含まれており、その識別符号により、各ファイルがどの機器に格納されているかを判断することができる。
車載情報機器5では、情報管理サーバー1の管理する情報の一部のみを情報格納部6に格納している。図2(c)に示すように、そのインデックスは、ファイル名と車載情報機器5の備えるファイルシステムのファイル格納場所を示すファイルパスとで表現される。ファイルパスは、車載情報機器5のファイルパスのみであり、ファイルパスには車載情報機器5を示す識別符号が含まれている。図2(c)では、格納している情報がM個存在していることを意味する。一部の情報のみ格納しているため、図2(a)におけるNよりもMは小さくなる。
次に、この発明の実施の形態1による情報管理システムの動作について説明する。
まず、図3のフローチャートにより、携帯情報機器3での情報参照の動作について説明する。
ステップS1で、情報の一覧として、情報格納部4のインデックスからファイル名の一覧を携帯情報機器3の表示部へ表示する。表示部は、通常の携帯電話やスマートフォン等が備えるディスプレイである。ステップS2で、利用者は、参照したい情報をファイル名を選択することで、携帯情報機器3へ指示する。
ステップS3では、指示されたファイル名をもつファイルが同じ携帯情報機器3内に存在するか否かを判定する。携帯情報機器3の情報格納部4のインデックスは、図2(b)のような形式で表現されているので、指示されたファイル名に対応するファイルパスが携帯情報機器3の識別符号を持つパスであれば、携帯情報機器3にファイルが存在し、ファイルパスが情報管理サーバー1の識別符号を持つパスであれば、携帯情報機器3にファイルが存在しないと判定する。
ファイルが携帯情報機器3内に存在する場合は、ステップS4へ進み、ファイルが携帯情報機器3内に存在しない場合、すなわち情報管理サーバー1に存在する場合には、ステップS6へ進む。
ステップS4で、携帯情報機器3は、インデックスのファイルパスで指示されるファイルを携帯情報機器3のファイルシステムから読む込む。ステップS5で、そのファイルの内容を表示する。通常、ファイルは、ファイル内容を表示するアプリケーションと関連付けされているので、内容を表示するためアプリケーションを実行することになる。ファイル内容が音楽や動画であれば、音楽や動画が再生される。
ステップS6では、携帯情報機器3と情報管理サーバー1との間で、通信経路を確立する処理が実行される。このとき、携帯情報機器3と情報管理サーバー1との間が、近距離無線通信7で接続可能な場合には、近距離無線通信7を通信経路として優先して使用する。
近距離無線通信7で接続できない場合には、広域無線通信8を使用して通信経路を確立する。そして、ステップS7で、ファイルパスで指定されるファイルを情報管理サーバー1から携帯情報機器3へダウンロードする。
ステップS8では、携帯情報機器3にダウンロードしたファイルを、携帯情報機器3が備えるファイルシステムを使って携帯情報機器3内へ格納する。
ステップS9では、携帯情報機器3において、ステップS2で選択されたファイル名をもつインデックスのファイルパスを、格納したファイルのファイルパスに変更する。従って、次に同じファイル名をもつ情報が参照されるときには、再度、情報管理サーバー1へ接続して、ファイルをダウンロードする必要はなくなる。
以降、ステップS4へ進み、上記と同様、ファイルを読み込み、ファイル内容を表示する処理を実行する。
以上のように、情報管理サーバー1の管理情報を表現するインデックスを携帯情報機器3で使用することで、管理する情報の一覧を参照して、携帯情報機器3内に存在する情報と情報管理サーバー1にしか存在しない情報とを判別できるので、情報管理サーバー1に対して無駄に広域無線通信することがなくなる。
逆に、インデックスが携帯情報機器3にない場合には、情報の一覧を取得するため、近距離無線通信で接続できない距離では、情報管理サーバー1に広域無線通信で接続する必要があり、無駄な広域無線通信が発生することになる。また、広域無線通信の通信量が増加すると、携帯情報機器3の電力を消費することになる。
次に、車載情報機器5で情報参照する場合の動作を、図4のフローチャートを使って説明する。
まず、ステップS11で、車載情報機器5と携帯情報機器3との間での通信9の接続の有無を判定する。このとき、携帯情報機器3は、車両内に持ち込まれており、通信9は近距離無線通信あるいは有線通信である。通信9の接続が確立されているときには、ステップS16へ進み、確立されていないときは、ステップS12へ進み、車載情報機器5内の情報のみを参照する処理となる。
ステップS12では、車載情報機器5の情報格納部6に格納されている情報のインデックス、すなわち図2(c)を使い、情報の一覧として、インデックスのファイル名一覧を車載情報機器5の表示部へ表示する。表示部はカーナビゲーション等の車載情報機器5が備えるディスプレイである。
ステップS13で、利用者は、参照したい情報をファイル名を選択することで、車載情報機器5へ指示する。ここで表示されたファイル名をもつファイルは、すべて車載情報機器5に格納されているファイルである。
ステップS14では、指定されたファイル名のファイルパスをインデックスから読み出して、そのファイルパスのファイルを読み込む。ステップ15で、ファイル内容を表示する。内容を表示するため、図3の動作と同様、車載情報機器5でアプリケーションを実行する。
ステップS16では、車載情報機器5と接続されている携帯情報機器3の情報格納部4のインデックスのファイル名一覧を車載情報機器5へ読み込み、ファイル名を車載情報機器5の表示部へ表示する。ステップS17で、利用者は、参照したい情報をファイル名を選択することで、車載情報機器5へ指示する。
ステップS18では、指定されたファイル名が車載情報機器5内に存在するか否かを、情報格納部6のインデックス、すなわち図2(c)にファイル名が存在するか否かで判定する。インデックスにファイル名が存在する場合、車載情報機器5内にファイルが存在するので、ステップS14へ進み、上記と同様、ファイルを読み込み、ファイル内容を表示する処理が実行される。
インデックスにファイル名が存在しない場合には、車載情報機器5内にファイルが存在しないので、ステップS19へ進む。
ステップS19では、指示されたファイル名をもつファイルが、携帯情報機器3内に存在するか否かを確認する。情報格納部4から読み込んだインデックスにおいて、図3の動作と同様、指示されたファイル名に対応するファイルパスが、携帯情報機器3の識別符号を持つパスであれば、携帯情報機器3にファイルが存在し、ファイルパスが、情報管理サーバー1の識別符号を持つパスであれば、携帯情報機器3にファイルが存在せず、ファイルパスで指定される情報管理サーバー1上に格納されていると判定する。
ファイルが携帯情報機器3内に存在する場合は、ステップS20へ進み、ファイルが携帯情報機器3内に存在しない場合、すなわち情報管理サーバー1に存在する場合には、ステップS21へ進む。
ステップS20では、インデックスのファイルパスで指示されるファイルを、通信9の通信経路を使って、携帯情報機器3から車載情報機器5へ読む込み、ステップS25で、そのファイルの内容を車載情報機器5の表示部へ表示する。内容を表示するため、上記と同様、車載情報機器5でアプリケーションを実行する。
ステップS21では、携帯情報機器3が、情報管理サーバー1との通信経路を広域無線通信8を使用して確立する。そして、ステップS22で、ファイルパスで指定されるファイルを情報管理サーバー1から携帯情報機器3へダウンロードする。
ステップS23では、携帯情報機器3がダウンロードしたファイルを、携帯情報機器3のファイルシステムを使って携帯情報機器3内へ格納する。ステップS24では、情報格納部4のインデックスにおいて、ステップS17で選択されたファイル名をもつインデックスのファイルパスを、携帯情報機器3に格納したファイルパスに変更する。従って、次に同じファイル名をもつ情報が参照されるときには、再度、情報管理サーバー1へ接続し
てファイルをダウンロードする必要はなくなる。
以降、ステップS20へ進み、上記と同様、ファイルを読み込み、ステップS25で、ファイル内容を表示する処理を実行する。
ステップS26では、携帯情報機器3から車載情報機器5に読み込んだファイルを、車載情報機器5のファイルシステムを使って車載情報機器5内へ格納する。ステップS27では、情報格納部6のインデックスにおいて、ステップS17で選択されたファイル名をもつインデックスのファイルパスを、車載情報機器5に格納したファイルのファイルパスとする。従って、次に同じファイル名をもつ情報が参照されるときには、携帯情報機器3が接続されていなくても、車載情報機器5のみで情報を参照することができる。
以上のように、情報管理サーバー1の管理情報を表現する携帯情報機器3のインデックスと、車載情報機器5のインデックスとを併用することで、管理する情報の一覧を参照して、車載情報機器5および携帯情報機器3内に存在する情報と、情報管理サーバー1にしか存在しない情報とを判別できるので、情報管理サーバー1に対して無駄に広域無線通信することがなくなる。
これにより、広域無線通信の通信量が低減され、携帯情報機器3の電力消費が抑えられ、電池の消耗も抑えられる。
次に、情報管理サーバー1と携帯情報機器3との間でインデックスを更新する動作を図5のフローチャートを使って説明する。この動作は、情報管理サーバーの動作である。
ステップS31では、情報管理サーバー1の管理する情報が、利用者によって変更された場合に、ステップS32へ進み、変更がない場合には、ステップS35へ進む。
ステップ32では、管理情報の変更に応じて、情報格納部2のインデックスを更新する。情報の追加・削除・ファイルパスの変更などに応じて、インデックスを修正する。
すなわち、情報が追加された場合には、インデックスの項目を追加し、情報が削除された場合には、インデックスの項目を削除し、ファイルが移動した場合には、ファイル名に対応するファイルパスを移動先のファイルパスへ修正するなど、情報管理の手段に応じて、インデックスを更新する手段が実行される。
ステップS33では、情報管理サーバー1から携帯情報機器3へ近距離無線通信7で接続が確立できるか否かを判定する。接続が確立できる場合には、ステップS34へ進み、接続が確立できない場合には、ステップS36へ進む。
ステップS34では、情報管理サーバー1の情報格納部2のインデックスに基づき、携帯情報機器3の情報格納部4のインデックスを更新する処理が実行される。
インデックスを更新する処理では、情報管理サーバー1のインデックスのファイル名をもとに、携帯情報機器3のファイル名が情報管理サーバー1のインデックスのファイル名と一致するように、項目が増減される。
次に、携帯情報機器3のインデックスにおいて、ファイルパスが携帯情報機器3のファイルパスになっていない項目について、そのファイルパスを情報管理サーバー1のファイルパスに置き換える。このようにインデックスを更新することで、携帯情報機器3において、携帯情報機器3内に格納されているファイルと、情報管理サーバー1に格納されているファイルとを判別できるように、インデックスを管理することができる。
なお、インデックスを更新する方法については、上記方法に限るわけではなく、携帯情報機器3で 情報管理サーバー1に格納されている情報と、携帯情報機器3内に格納されている情報の識別が可能となるようインデックスを更新できれば良い。
ステップS36では、情報管理サーバー1でのインデックスの更新処理を利用者が中止するなどにより、更新処理が終了されたか否かを判定する。更新処理が終了されない場合には、ステップS31に戻り、インデックスの更新処理を継続して実行する。
ステップS35では、利用者が、情報管理サーバー1において、インデックスを更新する時刻(インデックス同期の設定時刻)を設定している場合に、その時刻であれば、ステップS33へ進み、携帯情報機器3と近距離無線通信7の接続を試み、インデックスを更新する処理を実行する。
インデックスを更新する時刻を設定していない場合や、設定時刻でない場合には、ステップS36へ進む。
このような時刻による更新処理の機会を設けることにより、ステップS33において、携帯情報機器3との近距離無線通信7による通信経路が確立できない場合があっても、定期的に接続を試みる機会が発生するので、インデックスを更新する機会が増えることになる。
以上のように、情報管理サーバー1と携帯情報機器3との間で近距離無線通信7による通信経路が確立できる機会に、携帯情報機器3の情報格納部4に格納されているインデックスを更新することによって、携帯情報機器3のインデックスを最新に維持することができる。
これにより、携帯情報機器3が、情報管理サーバー1の近距離無線通信7の通信範囲外にあるときにも、最新のインデックスを利用できることになり、無駄な広域無線通信の通信量を削減できる。
広域無線通信8は、近距離無線通信7で接続できない場合に、情報管理サーバー1の管理する情報一覧と情報の実体であるファイルを格納しているファイルパスを知るために必要となるが、図5のように、近距離無線通信7で接続が確立できるときにインデックスを更新しておくことで、インデックスを得るために広域無線通信を使用しなくても良くなる。従って、広域無線通信の通信量を削減することができる。
実施の形態1によれば、携帯情報機器と情報管理サーバーとの間の通信に、近距離無線通信を優先して用いることで、携帯情報機器は、情報管理サーバーの保有するファイルを得るために広域無線通信を使用する機会を少なくすることができる。
これにより、広域無線通信の通信量を削減することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 情報管理サーバー、2 情報格納部、3 携帯情報機器、4 情報格納部、
5 車載情報機器、6 情報格納部、7 近距離無線通信、8 広域無線通信、
9 通信。
この発明に係わる情報管理システムにおいては、実体とそのインデックスの対からなる情報を複数格納した第一の情報格納部を有する情報管理サーバー、及び近距離無線通信及び広域無線通信によって情報管理サーバーと通信可能に構成され、第一の情報格納部に格納された全ての情報のうち、情報管理サーバーから実体をダウンロードした情報は当該実体及びそのインデックスを格納し、実体をダウンロードしていない情報は情報管理サーバーにおける実体に対するインデックスのみを格納した第二の情報格納部を有する携帯情報機器を備え、携帯情報機器で情報を参照するに当たって、情報管理サーバーとの間の通信が確立されていない場合にも、第二の情報格納部のインデックスを一覧表示してその一つを利用者に選択させ、この選択された情報の実体が携帯情報機器にある場合には、当該情報の実体を表示し、携帯情報機器にない場合には、情報管理サーバーとの間の通信を確立した上、情報管理サーバーから当該情報の実体をダウンロードして、表示するものである。
この発明によれば、実体とそのインデックスの対からなる情報を複数格納した第一の情報格納部を有する情報管理サーバー、及び近距離無線通信及び広域無線通信によって情報管理サーバーと通信可能に構成され、第一の情報格納部に格納された全ての情報のうち、情報管理サーバーから実体をダウンロードした情報は当該実体及びそのインデックスを格納し、実体をダウンロードしていない情報は情報管理サーバーにおける実体に対するインデックスのみを格納した第二の情報格納部を有する携帯情報機器を備え、携帯情報機器で情報を参照するに当たって、情報管理サーバーとの間の通信が確立されていない場合にも、第二の情報格納部のインデックスを一覧表示してその一つを利用者に選択させ、この選択された情報の実体が携帯情報機器にある場合には、当該情報の実体を表示し、携帯情報機器にない場合には、情報管理サーバーとの間の通信を確立した上、情報管理サーバーから当該情報の実体をダウンロードして、表示するので、無駄な広域無線通信を行わずに、通信量および携帯情報機器の電力の削減を図ることが可能となる。
この発明に係わる情報管理システムにおいては、実体とその格納場所を示すパス情報を含むインデックスの対からなる情報を複数格納した第一の情報格納部を有する情報管理サーバー、及び近距離無線通信及び広域無線通信によって情報管理サーバーと通信可能に構成され、第一の情報格納部に格納された全ての情報のうち、情報管理サーバーから実体をダウンロードした情報は当該実体及びその格納場所を示すパス情報が更新されたインデックスを格納し、実体をダウンロードしていない情報は第一の情報格納部に格納されているインデックスのみを格納した第二の情報格納部を有する携帯情報機器を備え、携帯情報機器で情報を参照するに当たって、情報管理サーバーとの間の通信が確立されていない場合にも、第二の情報格納部のインデックスを一覧表示してその一つを利用者に選択させ、この選択された情報の実体が携帯情報機器にある場合には、当該情報の実体を表示し、携帯情報機器にない場合には、情報管理サーバーとの間の通信を確立した上、情報管理サーバーからインデックスのパス情報で指定される当該情報の実体をダウンロードして、表示するものである。
この発明によれば、実体とその格納場所を示すパス情報を含むインデックスの対からなる情報を複数格納した第一の情報格納部を有する情報管理サーバー、及び近距離無線通信及び広域無線通信によって情報管理サーバーと通信可能に構成され、第一の情報格納部に格納された全ての情報のうち、情報管理サーバーから実体をダウンロードした情報は当該実体及びその格納場所を示すパス情報が更新されたインデックスを格納し、実体をダウンロードしていない情報は第一の情報格納部に格納されているインデックスのみを格納した第二の情報格納部を有する携帯情報機器を備え、携帯情報機器で情報を参照するに当たって、情報管理サーバーとの間の通信が確立されていない場合にも、第二の情報格納部のインデックスを一覧表示してその一つを利用者に選択させ、この選択された情報の実体が携帯情報機器にある場合には、当該情報の実体を表示し、携帯情報機器にない場合には、情報管理サーバーとの間の通信を確立した上、情報管理サーバーからインデックスのパス情報で指定される当該情報の実体をダウンロードして、表示するので、無駄な広域無線通信を行わずに、通信量および携帯情報機器の電力の削減を図ることが可能となる。

Claims (8)

  1. 実体とそのインデックスの対からなる情報を複数格納した第一の情報格納部を有する情報管理サーバー、
    及び近距離無線通信及び広域無線通信によって上記情報管理サーバーと通信可能に構成され、上記第一の情報格納部に格納された全ての情報のうち、上記情報管理サーバーから実体をダウンロードした情報は当該実体及びそのインデックスを格納し、実体をダウンロードしていない情報は上記情報管理サーバーにおける実体に対するインデックスのみを格納した第二の情報格納部を有する携帯情報機器を備え、
    上記情報管理サーバーと上記携帯情報機器との間の通信に当たっては、上記近距離無線通信が優先的に使用されることを特徴とする情報管理システム。
  2. 上記情報管理サーバーは、上記携帯情報機器との間の近距離無線通信により、上記第二の情報格納部のインデックスを更新することを特徴とする請求項1記載の情報管理システム。
  3. 上記第一の情報格納部に格納される情報が利用者によって更新された場合に、上記情報管理サーバーは、上記第一の情報格納部と上記第二の情報格納部のインデックスを更新することを特徴とする請求項2記載の情報管理システム。
  4. 上記情報管理サーバーは、利用者が設定したスケジュールに従い、上記第二の情報格納部のインデックスを更新することを特徴とする請求項2記載の情報管理システム。
  5. 上記携帯情報機器で情報を参照する場合に、上記第二の情報格納部のインデックスを一覧表示してその一つを利用者に選択させ、この選択された情報の実体が上記携帯情報機器にない場合には、上記情報管理サーバーからダウンロードすることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項記載の情報管理システム。
  6. 近距離無線通信または有線通信によって上記携帯情報機器と通信可能に構成され、上記携帯情報機器からダウンロードした上記情報の実体とそのインデックスを格納した第三の情報格納部を有する車載情報機器を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項記載の情報管理システム。
  7. 上記車載情報機器で情報を参照する場合で、上記携帯情報機器との間の通信が確立された場合には、上記第二の情報格納部のインデックスを一覧表示してその一つを利用者に選択させ、この選択された情報の実体が上記車載情報機器にない場合には、上記携帯情報機器からダウンロードすることを特徴とする請求項6記載の情報管理システム。
  8. 上記車載情報機器で情報を参照する場合で、上記携帯情報機器との間の通信が確立されない場合には、上記第三の情報格納部のインデックスを一覧表示してその一つを利用者に選択させることを特徴とする請求項6または請求項7記載の情報管理システム。
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