JP2014228153A - コンテナ型データセンタモジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】コンテナの屋上部の人手による除雪作業を不要または軽減する。【解決手段】第1循環装置40によるコンテナ22の内部の冷却に伴って生じた熱を第1循環装置40のフロン類媒体から熱交換器60を介して第2循環装置50の液体媒体に伝達し、第2循環装置50では、液体媒体をコンテナ22の屋上部24を含む循環流路54内で循環させる。これにより、雪が降っているときや積もっているときに、コンテナ22の屋上部24に降っている雪を融かしたり(雪が積もるのを抑制したり)、屋上部24に積もっている雪を融かしたり、屋上部24に積もる雪の量を低減したりすることができる。この結果、コンテナ22の屋上部24の人手による除雪作業を不要または軽減することができる。【選択図】図1
Description
本発明は、コンテナ型データセンタモジュールに関し、詳しくは、汎用のコンテナの内部にコンピュータやデータ通信装置等のデータ処理機器を設置してなるコンテナ型データセンタモジュールに関する。
従来、コンテナ型データセンタのモジュール(基本単位)として機能するコンテナ型データセンタモジュールとしては、サーバや通信機器などのハードウェアを搭載した複数のラックを、それぞれのラックの正面から奥行き方向に向かう方向がコンテナの長軸方向に垂直な方向から所定の角度だけ傾斜した態様で、コンテナの内部に設置するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このモジュールでは、このようにラックを配置することにより、コンテナの長軸方向と垂直な方向のサイズを縮小している。
こうしたコンテナ型データセンタモジュールは、汎用のコンテナ(例えば、鉄道やトラック,船舶などによる輸送用に設計されて製作されたコンテナや倉庫用に設計されて製作されたコンテナなど)を用いるため、データセンタを迅速に設置することができると共に設置コストを低減することができる。このため、データセンタの地域分散を容易に図ることができる。こうしたコンテナ型データセンタモジュールは、降雪地域にも設置されるが、コンテナ屋上の除雪については考慮されておらず、人手による除雪作業が必要になる。人手による除雪作業を不要にしたり軽減したりするために除雪を考慮してコンテナを設計することも可能であるが、汎用のコンテナを用いることによる利点(設置の迅速化や設置コストの低減)を失うことになる。
本発明のコンテナ型データセンタモジュールは、汎用のコンテナを用いたデータセンタモジュールにおいて、コンテナの屋上部の除雪作業を不要または軽減することを主目的とする。
本発明のコンテナ型データセンタモジュールは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のコンテナ型データセンタモジュールは、
汎用のコンテナの内部にコンピュータやデータ通信装置等のデータ処理機器を設置してなるコンテナ型データセンタモジュールであって、
前記データ処理機器を冷却すると共に前記データ処理機器の冷却に伴って生じる熱を前記コンテナの屋上部に供給する冷却熱供給手段、
を備えることを要旨とする。
汎用のコンテナの内部にコンピュータやデータ通信装置等のデータ処理機器を設置してなるコンテナ型データセンタモジュールであって、
前記データ処理機器を冷却すると共に前記データ処理機器の冷却に伴って生じる熱を前記コンテナの屋上部に供給する冷却熱供給手段、
を備えることを要旨とする。
この本発明のコンテナ型データセンタモジュールでは、冷却熱供給手段により、データ処理機器を冷却すると共にデータ処理機器の冷却に伴って生じる熱をコンテナの屋上部に供給する。これにより、データ処理機器を冷却することができると共に、コンテナの屋上部に降っている雪を融かしたり(雪が積もるのを抑制したり)、屋上部に積もっている雪を融かしたり、屋上部に積もる雪の量を低減したりすることができる。この結果、コンテナの屋上部の人手による除雪作業を不要または軽減することができる。ここで、「汎用のコンテナ」としては、輸送用に設計されて製作されたコンテナや倉庫用(収納用)に設計されて製作されたコンテナなどが用いられる。
こうした本発明のコンテナ型データセンタモジュールにおいて、前記冷却熱供給手段は、前記コンテナ内の空調により前記データ処理機器を冷却すると共に、前記コンテナ内の空調によって放出する熱を前記コンテナの屋上部に供給する手段である、ものとすることもできる。
このコンテナ内の空調によりデータ処理機器を冷却すると共にコンテナ内の空調によって放出する熱をコンテナの屋上部に供給する態様の本発明のコンテナ型データセンタモジュールにおいて、前記冷却熱供給手段は、前記コンテナ内の空調のために第1熱交換媒体が循環する第1循環流路と、前記コンテナの屋上部に配置された放熱部を循環経路に含んで第2熱交換媒体が循環する第2循環流路と、前記第1熱交換媒体と前記第2熱交換媒体との間で熱交換する熱交換器と、を備える手段である、ものとすることもできる。この構成では、第1熱交換媒体が第1循環流路を循環することによってコンテナ内の空調が行なわれ、その空調のために発生する熱によって高温となった第1熱交換媒体から熱交換器を介して第2熱交換媒体に熱が伝達され、第2熱交換媒体が第2循環流路を循環する(放熱部に供給される)ことによってコンテナの屋上部に降っている雪や積もっている雪が融かされると共に第2熱交換媒体が冷却される。したがって、雪を融かすと共に第2熱交換媒体を冷却することができる。ここで、「第1熱交換媒体」としては、冷凍サイクルに用いられる媒体、例えば、フロン類(特定フロン(クロロフルオロカーボン)や代替フロン(ハイドロクロロフルオロカーボン類やハイドロフルオロカーボン類))やアンモニア,二酸化炭素などが用いられる。また、「第2熱交換媒体」としては、蒸発しにくく凍結しにくい媒体、例えば、クーラントや油などが用いられる。
また、コンテナ内の空調によりデータ処理機器を冷却すると共にコンテナ内の空調によって放出する熱をコンテナの屋上部に供給する態様の本発明のコンテナ型データセンタモジュールにおいて、前記冷却熱供給手段は、前記コンテナ内の空調のために第1熱交換媒体が循環する第1循環流路を備え、前記第1循環流路は、前記コンテナの屋上部に配置された放熱部を循環経路に含むように形成されている、ものとすることもできる。この構成では、コンテナ内の空調のために発生する熱によって高温となった第1熱交換媒体が放熱部に供給されることにより、コンテナの屋上部に降っている雪や積もっている雪が融かされると共に第2熱交換媒体が冷却される。したがって、雪を融かすと共に第2熱交換媒体を冷却することができる。ここで、「第1熱交換媒体」としては、冷凍サイクルに用いられる媒体、例えば、フロン類(特定フロン(クロロフルオロカーボン)や代替フロン(ハイドロクロロフルオロカーボン類やハイドロフルオロカーボン類))やアンモニア,二酸化炭素などが用いられる。
本発明のコンテナ型データセンタモジュールにおいて、前記冷却熱供給手段は、前記コンテナ内で前記データ処理機器を循環経路に含む第1循環流路に液体である第1熱交換媒体を循環させることによって前記データ処理機器を冷却すると共に、前記第1循環流路から放出する熱を前記コンテナの屋上部に供給する手段である、ものとすることもできる。ここで、「第1熱交換媒体」としては、蒸発しにくく凍結しにくい媒体、例えば、クーラントや油などが用いられる。
この第1循環流路に第1熱交換媒体を循環させることによってデータ処理機器を冷却すると共に第1循環流路から放出する熱をコンテナの屋上部に供給する態様の本発明のコンテナ型データセンタモジュールにおいて、前記第1循環流路は、前記コンテナの屋上部に配置された放熱部が循環経路に含まれるように形成されている、ものとすることもできる。この構成では、データ処理機器の冷却に伴って生じる熱によって高温となった第1熱交換媒体が放熱部に供給されることにより、コンテナの屋上部に降っている雪や積もっている雪が融かされると共に第1熱交換媒体が冷却される。したがって、雪を融かすと共に第1熱交換媒体を冷却することができる。この態様の本発明のコンテナ型データセンタモジュールにおいて、前記冷却熱加熱手段は、前記第1循環流路における前記放熱部を挟んだ2つのポイントを連絡する連絡路と、前記2つのポイントに取り付けられた2つの流路切替バルブと、を備える手段である、ものとすることもできる。この構成では、外気温が高いとき(放熱部で第1熱交換媒体が十分に冷却されないとき)には、第1熱交換媒体が放熱部に供給されないようにする(連絡路を流れるようにする)ことにより、第1熱交換媒体が放熱部に無駄に供給される(加熱され得る)のを回避することができる。
また、第1循環流路に第1熱交換媒体を循環させることによってデータ処理機器を冷却すると共に第1循環流路から放出する熱をコンテナの屋上部に供給する態様の本発明のコンテナ型データセンタモジュールにおいて、前記冷却熱供給手段は、前記第1熱交換媒体を冷却または加熱する冷却加熱手段を備える手段である、ものとすることもできる。この構成では、データ処理機器の冷却に伴って生じる熱によって高温となり冷却加熱手段によって更に高温とされた第1熱交換媒体が放熱部に供給されるようにすることにより、融雪能力をより高くすることができる。ここで、「冷却加熱装置」としては、冷凍サイクルと熱交換器とを用いることができる。
本発明のコンテナ型データセンタモジュールにおいて、前記冷却熱供給手段は、前記データ処理機器の冷却に伴って生じる熱を前記コンテナの屋上部に送風する送風手段を備える手段である、ものとすることもできる。この構成では、データ処理機器の冷却に伴って生じる熱をコンテナの屋上部に送風することにより、コンテナの屋上部の雪を融かすことができる。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の第1実施例としてのコンテナ型データセンタモジュール20の構成の概略を示す構成図であり、図2は、第2循環装置50の循環流路54のうちコンテナ22の屋上部24の部分(後述の屋上部経路55)をコンテナ型データセンタモジュール20の上側から見た上面図である。
第1実施例のコンテナ型データセンタモジュール20は、コンテナ型データセンタのモジュール(基本単位)として用いられ、図1に示すように、コンテナ22と、コンテナ22の内部に設置されたコンピュータ(サーバなど)やデータ通信装置等のデータ処理機器30と、コンテナ22の周辺に配置された室外機筐体38と、コンテナ22の内部の空調(冷却)を行なうためにフロン類(特定フロン(クロロフルオロカーボン)や代替フロン(ハイドロクロロフルオロカーボン類やハイドロフルオロカーボン類))やアンモニア,二酸化炭素などの熱交換媒体(以下、フロン類媒体という)がコンテナ22の内部や室外機筐体38の内部を含む循環流路46を循環する第1循環装置40と、凍結しにくく且つ蒸発しにくいクーラントや油などの熱交換媒体(以下、液体媒体という)が室外機筐体38の内部や屋上部,コンテナ22の屋上部24を含む循環流路54を循環する第2循環装置50と、第1循環装置40のフロン類媒体と第2循環装置50の液体媒体との間で熱交換を行なう熱交換器60と、を備える。なお、室外機筐体38は、屋上部に傾斜が設けられるなど、雪が積もりにくい形状に形成されている。
コンテナ22は、汎用のコンテナ、例えば、鉄道やトラック,船舶などによる輸送用に設計されて製作されたコンテナや倉庫用(収納用)に設計されて製作されたコンテナなどが用いられる。
第1循環装置40は、コンプレッサ(圧縮機)41やコンデンサ(凝縮器)42,エキスパンションバルブ(膨張弁)43,エバポレータ(蒸発器)44を含む循環流路46内でフロン類媒体を循環させる(図1の矢印参照)冷凍サイクルとして構成されている。ここで、コンプレッサ41は、低温低圧で気体のフロン類媒体を圧縮して高温高圧の半液体とする。コンデンサ42は、高温高圧で半液体のフロン類媒体を常温高圧の液体とする。このコンデンサ42は、冷凍サイクルの一部として機能すると共に第1循環装置40のフロン類媒体の熱を第2循環装置50の液体媒体に伝達する熱交換器60の一部として機能する。エキスパンションバルブ43は、常温高圧で液体のフロン類媒体を低温低圧の液体とする。エバポレータ44は、低温低圧の液体を低温低圧の気体とする。
この第1循環装置40では、エバポレータ44にファン44aによって空気を通過させることにより、冷風を生じさせて(コンテナ22の内部の温度を低下させて)、データ処理機器30を冷却する。なお、このとき、コンテナ22の内部の空気中の水分は、エバポレータ44の表面で凝縮されて水滴となってコンテナ22の外部に放出されることにより、コンテナ22の内部の除湿が行なわれる。
また、第1循環装置40では、コンプレッサ41やコンデンサ42,エキスパンションバルブ43は、室外機筐体38の内部に設けられ、エバポレータ44(およびファン44a)は、コンテナ22の内部に設けられている。エバポレータ44は、周知の空調装置(エア・コンディショナー)の室内機に相当し、室外機筐体38やコンプレッサ41,コンデンサ42,エキスパンションバルブ43は、周知の空調装置の室外機に相当すると考えられる。
第2循環装置50は、液体媒体を冷却するラジエータ52およびファン52aと、液体媒体が熱交換器60やコンテナ22の屋上部24,ラジエータ52を循環する循環流路54と、循環流路54内で液体媒体を循環させる(図1の矢印参照)圧送ポンプ59と、を備える。以下、循環流路54のうちコンテナ22の屋上部24の部分を屋上部経路55といい、それ以外の部分を室外機側経路56という。屋上部経路55が本発明の放熱部に相当する。屋上部経路55は、図2に示すように、略渦巻き状に形成されている。これは、液体媒体が屋上部経路55を流れるのに従って雪や大気(空気)との熱交換によって液体媒体が冷却されることから、雪や大気との熱交換が進む前の比較的温かい液体媒体が屋上部24の各位置に供給されるようにするためである。なお、屋上部経路55は、こうした形状に限定されるものではなく、如何なる形状としてもよい。
こうして構成された第1実施例のコンテナ型データセンタモジュール20では、冷凍サイクルとして構成された第1循環装置40により(コンテナ22の内部の空調により)、コンテナ22の内部(データ処理機器30など)が冷却される。また、循環流路54における室外機側経路56で熱交換器60を介して第1循環装置40のフロン類媒体と第2循環装置50の液体媒体との間で熱交換が行なわれ(液体媒体が加熱され)、加熱された液体媒体が屋上部経路55に供給されることにより、雪が降っているときや積もっているときには液体媒体と雪や大気(空気)との熱交換によって屋上部24の雪が融かされると共に液体媒体が冷却され、雪が降っておらず積もってもいないときには液体媒体と大気(空気)との熱交換によって液体媒体が冷却される。そして、冷却された液体媒体がラジエータ52を通過するときにファン52aによって更に冷却されて内部経路143に供給される。したがって、雪が降っているときや積もっているときに、コンテナ22の屋上部24に降っている雪を融かしたり(雪が積もるのを抑制したり)、屋上部24に積もっている雪を融かしたり、屋上部24に積もる雪の量を低減したりすることができる。この結果、コンテナ22の屋上部24の人手による除雪作業を不要または軽減することができる。
ここで、コンテナ型データセンタモジュール20の融雪能力について説明する。なお、一例として、コンテナ22の屋上部24の面積が30[m2],第1循環装置40によるコンテナ22の内部(データ処理機器30)の冷却に伴って生じる総発熱量が90[kJ/s]=324000[kJ/h]であるとする。雪(氷)は、比熱が約2.09[kJ/(kg・℃)],融解潜熱が約335[kJ/kg]であるから、雪の密度が60[kg/m3],1時間当たりの積雪量がQs[m/h],外気温が−10℃の場合、1時間当たりの融雪に要するエネルギは(335+(2.09×10))[kJ/kg]×30[m2]×Qs[m/h]×60[kg/m3]=640620[kJ/m]×Qs[m/h]となる。したがって、仮に、第1循環装置40によるコンテナ22の内部(データ処理機器30)の冷却に伴って生じる総発熱量の10%に相当するエネルギが屋上部24の大気や雪に伝達されるとすると、コンテナ22の屋上部24の1時間当たりの降雪量Qs[m/h]が324000[kJ/h]×0.1/640620[kJ/m]=0.05[m/h]以下であれば、屋上部24に雪が積もらないか積もっても十分に融かすことができると考えられる。
また、第1実施例のコンテナ型データセンタモジュール20では、コンテナ22の内部には、周知の空調装置の室内機に相当する部分を設置するだけでよいから、コンテナ22の内部の加工をより容易に行なうことができる。また、コンテナ型データセンタモジュール20では、コンテナ22やデータ処理機器30,第1循環装置40(周知の空調装置に相当する装置)の構成に、熱交換器60や第2循環装置50を加えればよいから、空調装置を備える周知のコンテナ型データセンタモジュールに対する変更を容易に行なうことができる。
以上説明した第1実施例のコンテナ型データセンタモジュール20によれば、第1循環装置40によるコンテナ22の内部の空調(冷却)に伴って生じた熱を第1循環装置40のフロン類媒体から熱交換器60を介して第2循環装置50の液体媒体に伝達し、第2循環装置50では、液体媒体を屋上部経路55を含む循環流路54内で循環させるから、雪が降っているときや積もっているときに、コンテナ22の屋上部24に降っている雪を融かしたり(雪が積もるのを抑制したり)、屋上部24に積もっている雪を融かしたり、屋上部24に積もる雪の量を低減したりすることができる。この結果、コンテナ22の屋上部24の人手による除雪作業を不要または軽減することができる。
第1実施例のコンテナ型データセンタモジュール20では、特に説明していないが、外気温や降雪量,コンテナ22の屋上部24の積雪量などに応じて、屋上部経路55で雪が大気(空気)との熱交換によって液体媒体が冷却されやすいほど、ファン52aの回転数を低くするものとしてもよい。こうすれば、ファン52aの駆動のためのエネルギ消費を抑制することができる。
第1実施例のコンテナ型データセンタモジュール20では、第2循環装置50において、屋上部経路55で雪や大気(空気)との熱交換によって冷却された液体媒体を室外機側経路56のラジエータ52でファン52aによって更に冷却するものとしたが、室外機側経路56で第1循環装置40から熱交換器160を介して伝達される熱エネルギより屋上部経路55で雪や大気(空気)に伝達される熱エネルギが大きいときには、屋上部経路55で液体媒体が十分に冷却されると考えられる即ちファン52aを駆動する必要がないと考えられるから、ファン52aを駆動停止するものとしてもよい。こうすれば、ファン52aの駆動のためのエネルギ消費をより抑制することができる。
第1実施例のコンテナ型データセンタモジュール20では、第2循環装置50において、圧送ポンプ59の駆動により、循環流路54(屋上部経路55や室外機側経路56)内で液体媒体を循環させるものとしたが、外気温が高いとき(屋上部経路55で液体媒体が十分に冷却されないとき)には、圧送ポンプ59を駆動停止するものとしてもよい。こうすれば、圧送ポンプ59の駆動ためのエネルギ消費を抑制することができる。
第1実施例のコンテナ型データセンタモジュール20では、第1循環装置40と第2循環装置50と熱交換器60とのうち、第1循環装置40のエバポレータ44(およびファン44a)がコンテナ22の内部に設けられ、残余はコンテナ22の外部に設けられるものとしたが、第1循環装置40のコンプレッサ41やエキスパンションバルブ43もコンテナ22の内部に設けられるものとしてもよいし、第1循環装置40全体と熱交換器60と第2循環装置50の一部とがコンテナ22の内部に設けられるものとしてもよい。
第1実施例のコンテナ型データセンタモジュール20では、第1循環装置40と第2循環装置50と熱交換器60とを備えるものとしたが、第2循環装置50や熱交換器60を備えず、図3の変形例のコンテナ型データセンタモジュール20Bに示すように、コンプレッサ41,コンデンサ42B,エキスパンションバルブ43,エバポレータ44を含む循環流路46Bのうちコンデンサ42Bを第1実施例の第2循環装置50の循環流路54の屋上部経路55(図2参照)と同様に形成した第1循環装置40Bを備えるものとしてもよい。
第1実施例のコンテナ型データセンタモジュール20では、第1循環装置40と第2循環装置50と熱交換器60とを備えるものとしたが、第2循環装置50や熱交換器60を備えず、図4の変形例のコンテナ型データセンタモジュール20Cに例示するように、室外機筐体38の上部にコンテナ22の屋上部24に向けて開口されたダクト39を設けると共に、コンプレッサ41,コンデンサ42,エキスパンションバルブ43,エバポレータ44を含む循環流路46Cのうちコンデンサ42にファン42aによって空気を通過させることによってフロン類媒体の熱をダクト39を介してコンテナ22の屋上部24に送風する循環装置40Cを備えるものとしてもよい。
図5は、本発明の第2実施例としてのコンテナ型データセンタモジュール120の構成の概略を示す構成図である。第2実施例のコンテナ型データセンタモジュール120は、コンテナ型データセンタのモジュール(基本単位)として用いられ、図5示すように、コンテナ22と、コンテナ22の内部に設置されたデータ処理機器30と、コンテナ22の周辺に配置された室外機筐体38と、液体媒体がコンテナ22の内部(データ処理機器30)や室外機筐体38の内部,コンテナ22の屋上部24を循環する循環装置140と、室外機筐体38の内部に配置されてフロン類媒体が熱交換器160を介しての循環装置140との熱交換を伴って循環する冷凍サイクル170と、を備える。コンテナ22やデータ処理機器30、室外機筐体38については、第1実施例と同様であり、同一の符号を付した。
循環装置140は、液体媒体がコンテナ22の内部(データ処理機器30)や室外機筐体38の内部,コンテナ22の屋上部24,熱交換器160を循環する循環流路142と、循環流路142内で熱交換媒体を循環させる圧送ポンプ149と、を備える。以下、循環流路142のうち、コンテナ22の内部,屋上部24の部分をそれぞれ内部経路143,屋上部経路144といい、内部経路143と屋上部経路144とを熱交換器160を介さずに結ぶ部分,熱交換器160を介して結ぶ部分をそれぞれ非熱交換経路145,熱交換経路146という。即ち、この循環装置140では、液体媒体が内部経路143,非熱交換経路145,屋上部経路144,熱交換経路146,内部経路143の順である第1順序(図5の矢印参照)またはそれとは反対の第2順序で循環する。屋上部経路144は、第1実施例の屋上部経路55と同様に形成されている(図2参照)。この屋上部経路144が本発明の放熱部に相当する。
冷凍サイクル170は、コンプレッサやコンデンサ,エキスパンションバルブ,エバポレータを備え、フロン類媒体が熱交換器160を介して循環装置140の液体媒体との熱交換を行なう。この冷凍サイクル170は、高温高圧のフロン類媒体と循環装置140の循環流路142の熱交換経路146の液体媒体とで熱交換器160を介して熱交換を行なうときには、熱交換経路146の液体媒体を加熱し、低温低圧のフロン類媒体と熱交換経路146の液体媒体とで熱交換器160を介して熱交換を行なうときには、熱交換経路146の液体媒体を冷却する。
こうして構成された第2実施例のコンテナ型データセンタモジュール120では、循環流路142内の液体媒体を第1順序(図5の矢印の方向)で循環させると共に冷凍サイクル170によって熱交換器160を介して熱交換経路146の液体媒体を冷却する場合、冷凍サイクル170との熱交換によって冷却された液体媒体が熱交換経路146を経由して内部経路143に供給されることにより、液体媒体とデータ処理機器30との熱交換によってデータ処理機器30が冷却されると共に液体媒体が加熱される。そして、加熱された液体媒体が非熱交換経路145を経由して屋上部経路144に供給されることにより、雪が降っているときや積もっているときには液体媒体と雪や大気(空気)との熱交換によって屋上部24の雪が融かされると共に液体媒体が冷却され、雪が降っておらず積もってもいないときには液体媒体と大気(空気)との熱交換によって液体媒体が冷却される。そして、冷却された液体媒体が熱交換経路146で熱交換器160を通過するときに冷凍サイクル170との熱交換によって更に冷却されて内部経路143に供給される。したがって、雪が降っているときや積もっているときに、コンテナ22の屋上部24に降っている雪を融かしたり(雪が積もるのを抑制したり)、屋上部24に積もっている雪を融かしたり、屋上部24に積もる雪の量を低減したりすることができる。この結果、コンテナ22の屋上部24の人手による除雪作業を不要または軽減することができる。
また、第2実施例のコンテナ型データセンタモジュール120では、コンテナ22の内部には、内部経路143を設けるだけでよいから、コンテナ22の内部の加工をより容易に行なうことができる。
以上説明した第2実施例のコンテナ型データセンタモジュール120によれば、データ処理機器30やコンテナ22の屋上部24を含む循環流路142内で液体媒体を循環させるから、データ処理機器30との熱交換によって加熱された液体媒体が屋上部経路144を流れ、降雪時や降雪後に、コンテナ22の屋上部24に降っている雪を融かしたり(雪が積もるのを抑制したり)、屋上部24に積もっている雪を融かしたり、屋上部24に積もる雪の量を低減したりすることができる。この結果、コンテナ22の屋上部24の人手による除雪作業を不要または軽減することができる。
第2実施例のコンテナ型データセンタモジュール120では、循環装置140において、循環流路142内の液体媒体を第1順序(図5の矢印の方向)で循環させると共に冷凍サイクル170によって熱交換器160を介して熱交換経路146の液体媒体を冷却するものとしたが、内部経路143でデータ処理機器30などから伝達される熱エネルギより屋上部経路144で雪や大気(空気)に伝達される熱エネルギが大きいときには、屋上部経路144で液体媒体が十分に冷却されると考えられる即ち冷凍サイクル170によって循環流路142の液体媒体を冷却する必要がないと考えられるから、冷凍サイクル170を駆動停止するものとしてもよい。こうすれば、冷凍サイクル170の駆動のためのエネルギ消費を抑制することができる。また、このときにおいて、降雪量や屋上部24の積雪量が多いときには、冷凍サイクル170を駆動停止するのではなく、循環流路142内の液体媒体を第2順序(図5の矢印とは反対方向)で循環させると共に冷凍サイクル170によって熱交換器160を介して熱交換経路146の液体媒体を加熱するものとしてもよい。この場合、屋上部経路144で冷却された液体媒体が非熱交換経路145を経由して内部経路143に供給されることにより、液体媒体とデータ処理機器30との熱交換によってデータ処理機器30が冷却されると共に液体媒体が加熱される。そして、加熱された液体媒体が熱交換経路146で熱交換器160を通過するときに冷凍サイクル170との熱交換によって更に加熱されて屋上部経路144に供給されることにより、液体媒体と雪や大気(空気)との熱交換によって屋上部24の雪がより融かされると共に液体媒体が冷却される。したがって、融雪能力をより高くすることができる。
第2実施例のコンテナ型データセンタモジュール120では、循環装置140や熱交換器160,冷凍サイクル170のうち、循環流路142の内部経路143がコンテナ22の内部に設けられ、残余はコンテナ22の外部に設けられるものとしたが、循環装置140の圧送ポンプ149もコンテナ22の内部に設けられるものとしてもよいし、熱交換器160や冷凍サイクル170もコンテナ22の内部に設けられるものとしてもよい。
第2実施例のコンテナ型データセンタモジュール120では、液体媒体が屋上部経路144を経由する循環流路142内で循環する循環装置140を備えるものとしたが、図6の変形例のコンテナ型データセンタモジュール120Bに例示するように、第2実施例の循環装置140に、循環流路142の非熱交換経路145のポイントP1と熱交換経路146のうち熱交換器160より屋上部経路144側のポイントP2とを連絡する連絡路147を設けると共にポイントP1,P2に流路を切り替える流路切替バルブ150,151を設けた循環装置140Bを備えるものとしてもよい。この構成では、雪が降っているときや積もっているとき,それ以外でも外気温が低いとき(屋上部経路144で液体媒体を十分に冷却されるとき)には、流路切替バルブ150,151によって液体媒体が屋上部経路144を経由して循環するようにすることにより、第2実施例と同様の効果を奏することができる。一方、外気温が高いとき(屋上部経路144で液体媒体を十分に冷却されないとき)には、流路切替バルブ150,151によって液体媒体が屋上部経路144を経由せずに連絡路147を経由して循環するようにすることにより、屋上部経路144に液体媒体が無駄に供給される(屋上部経路144で液体媒体が加熱され得る)のを回避することができる。
第2実施例のコンテナ型データセンタモジュール120では、循環装置140の循環流路142の熱交換経路146で熱交換器160を介して冷凍サイクル170と熱交換を行なう(液体媒体を冷却または加熱する)ものとしたが、熱交換器160や冷凍サイクル170を備えず、図7の変形例のコンテナ型データセンタモジュール120Cに例示するように、循環装置140Cの循環流路142Cの熱交換経路146に、ラジエータ152およびファン152aを設けて、ファン152aの駆動により、液体媒体を冷却するものとしてもよい。この場合、外気温や降雪量,コンテナ22の屋上部24の積雪量などに応じて、屋上部経路144で雪が大気(空気)との熱交換によって液体媒体が冷却されやすいほど、ファン152aの回転数を低くするものとしてもよい。こうすれば、ファン152aの駆動のためのエネルギ消費を抑制することができる。また、内部経路143でデータ処理機器30などから伝達される熱エネルギより屋上部経路144で雪や大気(空気)に伝達される熱エネルギが大きいときには、ファン152aを駆動停止するものとしてもよい。こうすれば、ファン152aの駆動のためのエネルギ消費を抑制することができる。
第2実施例のコンテナ型データセンタモジュール120では、液体媒体が内部経路143,非熱交換経路145,屋上部経路144,熱交換経路146,内部経路143の順である第1順序またはそれとは反対の第2順序で循環する循環流路142を有する循環装置140を備えるものとしたが、熱交換器160や冷凍サイクル170を備えず、図8の変形例のコンテナ型データセンタモジュール120Dに例示するように、室外機筐体38の上部にコンテナ22の屋上部24に向けて開口されたダクト39を設けると共に、液体媒体がコンテナ22の内部と室外機筐体38の内部とを循環する循環流路142Dにラジエータ162およびファン162aを設けてファン162aの駆動によって液体媒体の熱をダクト139を介してコンテナ22の屋上部24に送風する循環装置140Dを備えるものとしてもよい。
第1実施例や第2実施例,これらの変形例のコンテナ型データセンタモジュール20,20B,120,120B,120Cでは、特に説明していないが、循環流路のうちコンテナ22の屋上部24の部分(屋上部経路、図2参照)の隣り合う部分間にフィンを設けるものとしてもよい。こうすれば、屋上部経路の耐久性を向上させることができると共に、雪や大気との熱交換を促進させることができる。
第1実施例や第2実施例,それぞれの変形例のコンテナ型データセンタモジュールでは、液体媒体や空気をコンテナ22の屋上部24に供給するものとしたが、これに加えて、データ処理機器30の搬入,搬出やメンテナンスなどを目的として作業員が入るための図示しない入口(例えば、ドアノブなど)にも供給するものとしてもよい。こうすれば、入口の融雪も行なうことができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。第1実施例および第2実施例では、エンジン22が「コンテナ」に相当し、データ処理機器30が「データ処理機器」に相当する。第1実施例では、第1循環装置40と第2循環装置50と熱交換器60とが「冷却熱供給手段」に相当する。第2実施例では、循環装置140が「冷却熱供給手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、コンテナ型データセンタモジュールの製造産業などに利用可能である。
20,20B,20C,120,120B,120C,120D コンテナ型データセンタモジュール、22 コンテナ、24 屋上部、30 データ処理機器、38 室外機筐体、39 ダクト、40,40B 第1循環装置、41 コンプレッサ、42,42B コンデンサ、42a ファン、43 エキスパンションバルブ、44 エバポレータ、44a ファン、46,46B,46C 循環流路、50 第2循環装置、52 ラジエータ、52a ファン、54 循環流路、55 屋上部経路、56 室外機側経路、59 圧送ポンプ、60 熱交換器、139 ダクト、140,140B,140C,140D 循環装置、142,142C,142D 循環流路、143 内部経路、144 屋上部経路、145 非熱交換経路、146 熱交換経路、147 連絡路、149 圧送ポンプ、150,151 流路切替バルブ、152 ラジエータ、152a ファン、160 熱交換器、162 ラジエータ、162a ファン、170 冷凍サイクル。
Claims (9)
- 汎用のコンテナの内部にコンピュータやデータ通信装置等のデータ処理機器を設置してなるコンテナ型データセンタモジュールであって、
前記データ処理機器を冷却すると共に前記データ処理機器の冷却に伴って生じる熱を前記コンテナの屋上部に供給する冷却熱供給手段、
を備えるコンテナ型データセンタモジュール。 - 請求項1記載のコンテナ型データセンタモジュールであって、
前記冷却熱供給手段は、前記コンテナ内の空調により前記データ処理機器を冷却すると共に、前記コンテナ内の空調によって放出する熱を前記コンテナの屋上部に供給する手段である、
コンテナ型データセンタモジュール。 - 請求項2記載のコンテナ型データセンタモジュールであって、
前記冷却熱供給手段は、前記コンテナ内の空調のために第1熱交換媒体が循環する第1循環流路と、前記コンテナの屋上部に配置された放熱部を循環経路に含んで第2熱交換媒体が循環する第2循環流路と、前記第1熱交換媒体と前記第2熱交換媒体との間で熱交換する熱交換器と、を備える手段である、
コンテナ型データセンタモジュール。 - 請求項2記載のコンテナ型データセンタモジュールであって、
前記冷却熱供給手段は、前記コンテナ内の空調のために第1熱交換媒体が循環する第1循環流路を備え、
前記第1循環流路は、前記コンテナの屋上部に配置された放熱部を循環経路に含むように形成されている、
コンテナ型データセンタモジュール。 - 請求項1記載のコンテナ型データセンタモジュールであって、
前記冷却熱供給手段は、前記コンテナ内で前記データ処理機器を循環経路に含む第1循環流路に液体である第1熱交換媒体を循環させることによって前記データ処理機器を冷却すると共に、前記第1循環流路から放出する熱を前記コンテナの屋上部に供給する手段である、
コンテナ型データセンタモジュール。 - 請求項5記載のコンテナ型データセンタモジュールであって、
前記第1循環流路は、前記コンテナの屋上部に配置された放熱部が循環経路に含まれるように形成されている、
コンテナ型データセンタモジュール。 - 請求項6記載のコンテナ型データセンタモジュールであって、
前記冷却熱加熱手段は、前記第1循環流路における前記放熱部を挟んだ2つのポイントを連絡する連絡路と、前記2つのポイントに取り付けられた2つの流路切替バルブと、を備える手段である、
コンテナ型データセンタモジュール。 - 請求項5ないし7のいずれか1つの請求項に記載のコンテナ型データセンタモジュールであって、
前記冷却熱供給手段は、前記第1熱交換媒体を冷却または加熱する冷却加熱手段を備える手段である、
コンテナ型データセンタモジュール。 - 請求項1,2,5記載のコンテナ型データセンタモジュールであって、
前記冷却熱供給手段は、前記データ処理機器の冷却に伴って生じる熱を前記コンテナの屋上部に送風する送風手段を備える手段である、
コンテナ型データセンタモジュール。
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2013
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