JP2014226533A

JP2014226533A - 背中用垢すり具

Info

Publication number: JP2014226533A
Application number: JP2013123145A
Authority: JP
Inventors: 久美子杉谷; Kumiko Sugitani
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2013-05-24
Filing date: 2013-05-24
Publication date: 2014-12-08

Abstract

【課題】入浴時、手が届きにくい背中のこすり洗いを人が背中を流してくれているときのように心地よく快適に自分で行える背中用垢すり具を提供する。【解決手段】かまぼこ状の台座１の曲面側に、ボディタオル３を取り付け、平面側に係着機構４を有する。また、台座１の曲面部に角部分６を設けたり、ボディタオル３にポケット５を設ける。【選択図】図３

Description

本発明は、壁面に取りつけて背中をこすり洗いする器具に関するものである。

従来、背中を洗うには、ボディタオルやボディブラシが利用されているが、特に背中のくぼみは、充分にはこすりづらい。
そこでスポンジやボディブラシを壁面に固定する垢すり具の発明が出願されている。（特許文献１．２参照）

特開平１１−２９０２３４号公報特開２００４−１２９９７３号公報

背中のこすり洗いは、健康であっても充分には手が届きにくく、五十肩の人や高齢者など動作が不自由になると、なおさら困難である。
背中を流してくれる人がいれば良いが、一人暮らし世帯も多い。

そこで特許文献１を使用すると中央が高くなっているので洗いづらい背中のくぼみにスポンジやブラシがとどきこすり洗いができる。しかしからだを器具にこすりつける使い方は器具に大変圧力がかかるため、スポンジやブラシは耐久性が低い。

また特許文献２は中央が低くなっているので洗いづらい背中のくぼみにとどきにくく、ブラシでは耐久性が低い。
本発明は以上の問題点を解決し、自分ひとりで快適に背中をこすり洗いできる背中用垢すり具を提供することを目的とするものである。

上記の目的を達成するために、本発明の背中用垢すり具は、かまぼこ状の台座（１）の曲面側に、ボディタオル（３）を取り付け、さらに平面側に係着機構（４）を取り付けるものである。

台座（１）の曲面に角部分（６）を設け、背中のくぼみに対処する。

ボディタオル（３）にはポケット（５）を設け、スポンジやタオルを入れて高さを出せることにより、背中のくぼみに対処する。
本発明は、以上の構成よりなる、壁面に固定させる背中用垢すり具である。

本発明は、自らからだを壁側にこすりつけるため、こすりたい箇所を好みの強さでこすり洗いすることができる。

自分の体重によって圧をかけるため、従来にはない快適さでこすり洗いすることができる。

五十肩や高齢などで腕が不自由でも、ひとりで快適にこすり洗いすることができる。

ボディタオルは特許文献１や特許文献２のスポンジやボディブラシに比べて耐久性が高い上に、洗浄しやすく、乾燥も速い。コスト面でも衛生面でも大変に優れている。

また台座（１）に設けた角部分（６）や、ボディタオル（３）に設けたポケット（５）にスポンジやタオルを入れてかさ上げし、高くなった部分で背中のくぼみをこすることができる。

本発明の斜視図Ａ−Ａ断面図本発明の応用のポケット（５）と角部分（６）をつけた斜視図Ｂ−Ｂ断面図

以下、本発明の実施の形態を説明する。
かまぼこ状の台座（１）の曲面側に、ボディタオル（３）を取り付ける。
平面側に備付けた係着機構（４）によって壁面に固定させて使用する。

台座（１）は人が寄りかかってもつぶれない硬さであればよい。
例えば耐水性のあるポリエチレンやポリプロピレンなどが好ましい。

台座（１）とボディタオル（３）の間に、クッション（２）を入れてもよい。
クッション（２）は肌への衝撃を和らげ、ボディタオル（３）をより肌にフィットさせることができる。
例えば軟らかく耐水性のあるスポンジやウレタン、発泡ポリエチレンなどが好ましい。

ボディタオル（３）は、垢すりに適した、目の粗いタオルで、ナイロン・麻・綿などがある。

係着機構（４）は着脱が可能な吸盤が好ましい。

洗いづらい背中のくぼみのために、台座（１）の曲面に角部分（６）を設けてもよい。

洗いづらい背中のくぼみのために、ボディタオル（３）にポケット（５）を設けてもよい。
上下の動きに耐えるため、ポケットの口は横に設けることが好ましい。

本発明は以上の構成よりなる。
本発明を使用する場合は、壁面に好みの高さに固定し、お湯をかけてから、石鹸やボディシャンプーを塗り泡立てる。そこへ背中をあてて寄りかかり、膝を屈伸させると、快適に背中をこすることができる。
寄りかかり具合を加減することで、こする強さを調節する。

またこすりづらい背中のくぼみは、角部分（６）でこすったり、ポケット（５）にスポンジやタオルを入れてかさ上げし、高くなった部分でこすればより背中にフィットする。

使用後はシャワーなどで洗い流せばよい。簡単な構造なため乾燥も速く衛生的である。

ボディタオルはスポンジやボディブラシに比べて耐久性が高いうえに、乾燥も速く衛生的である。

固定場所は浴槽の壁面も考えられる。湯に浸かった状態でこすれば浮力でからだが動かしやすい。

（１）台座（２）クッション（３）ボディタオル
（４）係着機構（吸盤）（５）ポケット（６）角部分

Claims

かまぼこ状の台座（１）の曲面側に、ボディタオル（３）を取り付け、平面側に係着機構（４）を有することを特徴とする背中用垢すり具。
前記台座（１）の曲面部に角部分（６）を設けることを特徴とする請求項１に記載の背中用垢すり具。
前記ボディタオル（３）にポケット（５）を設けることを特徴とする請求項１または請求項２記載の背中用垢すり具。