JP2014226299A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する可変表示手段にあらかじめ定められた特定表示結果が導出表示されたときに遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御するパチンコ遊技機等の遊技機に関する。 The present invention provides a specific game that is advantageous to a player when a predetermined specific display result is derived and displayed on variable display means for variably displaying a plurality of types of identification information each identifiable and deriving and displaying the display result. The present invention relates to a gaming machine such as a pachinko gaming machine controlled to a state.
遊技機として、遊技媒体である遊技球を発射装置によって遊技領域に発射し、遊技領域に設けられている入賞口などの入賞領域に遊技球が入賞すると、所定個の賞球が遊技者に払い出されるものがある。さらに、識別情報を可変表示(「変動」ともいう。)可能な可変表示装置が設けられ、可変表示装置において識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果となった場合に、所定の遊技価値を遊技者に与えるように構成されたものがある。 As a gaming machine, a game ball, which is a game medium, is launched into a game area by a launching device, and when a game ball wins a prize area such as a prize opening provided in the game area, a predetermined number of prize balls are paid out to the player. There is something to be done. Further, a variable display device capable of variably displaying the identification information (also referred to as “fluctuation”) is provided, and when the display result of the variable display of the identification information in the variable display device becomes a specific display result, a predetermined game value Are configured to give the player.
遊技価値とは、遊技機の遊技領域に設けられた特別可変入賞球装置の状態が打球が入賞しやすい遊技者にとって有利な状態になることや、遊技者にとって有利な状態になるための権利を発生させたりすることや、賞球払出の条件が成立しやすくなる状態になることである。 The game value is the right that the state of the special variable winning ball device provided in the gaming area of the gaming machine is advantageous for a player who is easy to win, and the right for becoming advantageous for a player. Or a condition where a condition for paying out a winning ball is easily established.
パチンコ遊技機では、特定表示結果が導出表示された場合に特定遊技状態(例えば、大当り遊技状態)に制御される。なお、導出表示は、識別情報(図柄)を最終的に停止表示させることである。特定遊技状態では、特別可変入賞装置(大入賞口)が所定回数開放して遊技球が入賞しやすい状態になる。そして、各開放期間において、所定個(例えば10個)の大入賞口への入賞があると大入賞口は閉成する。以下、各々の大入賞口の開放している期間をラウンドということがある。 In the pachinko gaming machine, when a specific display result is derived and displayed, it is controlled to a specific gaming state (for example, a big hit gaming state). Note that the derivation display is to finally stop and display the identification information (symbol). In the specific gaming state, the special variable winning device (large winning opening) is opened a predetermined number of times so that the game ball can easily win. And in each open period, if there is a prize for a predetermined number (for example, 10) of the big prize opening, the big prize opening is closed. Hereinafter, the period during which each special winning opening is open may be referred to as a round.
そのような遊技機において、遊技状態が高確率時短状態である場合に特別演出状態(特別音声態様)に制御するとともに、通常状態であっても特別演出状態と同様の態様の特殊演出(特別音声態様と同様の音声態様)を実行可能に構成されたものがある(特許文献1参照)。特許文献1に記載された遊技機では、通常状態で特殊演出が実行された場合には特殊演出が実行されなかった場合よりも高い割合で高確率時短状態となって特別演出状態に制御される。
In such a gaming machine, when the gaming state is a high-probability short-time state, the special effect state (special sound mode) is controlled and even in the normal state, a special effect (special sound) having the same form as the special effect state There is one that is configured to be capable of executing a voice mode similar to the mode (see Patent Document 1). In the gaming machine described in
特許文献1に記載された遊技機では、特殊演出が実行されると特別演出状態に高い割合で制御されるので、特殊演出が実行されるか否かに注目させることができる。しかし、特殊演出が実行される演出期間の長さについては何ら考慮されておらず、特殊演出の演出期間に遊技者を注目させることはできない。
In the gaming machine described in
そこで、本発明は、特殊演出の演出期間に注目させることができ、遊技に対する興趣を向上させることができる遊技機を提供することを目的とする。 In view of the above, an object of the present invention is to provide a gaming machine that can pay attention to a special effect production period and can improve the interest of the game.
(手段1)本発明による遊技機は、各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば、第1特別図柄、第2特別図柄)の可変表示を行い表示結果を導出表示する可変表示手段(例えば、第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8b)にあらかじめ定められた特定表示結果(例えば、大当り図柄)が導出表示されたときに遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば、大当り遊技状態)に制御する遊技機であって、特定遊技状態の終了後に遊技者にとって有利な特別遊技状態(例えば、高確率/高ベース状態)に対応した特別演出状態(例えば、高確率/高ベース状態に応じた表示色(例えば、赤色)の背景画面を表示する状態)を含む複数の演出状態のうちのいずれかの演出状態に制御する演出状態制御手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS640,S643,S646,S649を実行する部分)と、識別情報の可変表示の表示結果が導出表示される以前に、識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果となるか否かを判定する事前判定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS220,S222を実行する部分、ステップS61を実行する部分)と、事前判定手段の判定結果にもとづいて、特別演出状態に制御されていないとき(例えば、低確率/低ベース状態に制御されているとき)に特別演出状態と同様の態様の特殊演出(例えば、先読み予告演出、背景演出)を実行可能な特殊演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS8005〜S8008,S8013〜S8016を実行する部分)とを備え、演出状態制御手段は、特殊演出実行手段によって特殊演出が実行されて特定遊技状態に制御された場合に、特殊演出が実行されずに特定遊技状態に制御された場合と比較して高い割合で特別演出状態に制御し(例えば、図55および図59に示すように、確変大当りとなる場合には通常大当りとなる場合と比較して高い割合で先読み予告演出や背景演出を実行する)、特殊演出実行手段は、特殊演出を第1期間(例えば、1変動または2変動)実行するときと、当該第1期間よりも長い第2期間(例えば、1変動よりも長い2変動、2変動よりも長い3変動)実行するときとがあり、演出状態制御手段は、特殊演出が第1期間実行されたときと第2期間実行されたときとで、異なる割合で特定遊技状態の終了後に特別演出状態に制御する(例えば、図55に示すように、確変大当りとなる場合には、通常大当りとなる場合と比較して、第1保留記憶数が多くなるに従って(すなわち、先読み予告演出の実行回数が多くなるに従って)、先読み予告演出の実行割合が高い。また、図59に示すように、背景演出の実行割合は、実行回数1回の先読み予告演出の実行割合と同じである。)ことを特徴とする。そのような構成により、特殊演出の演出期間に注目させることができ、遊技に対する興趣を向上させることができる。
(Means 1) The gaming machine according to the present invention can perform variable display of a plurality of types of identification information (for example, the first special symbol and the second special symbol) that can be identified, and display and display the display result. , The first special
(手段2)手段1において、特殊演出実行手段は、事前判定手段による判定対象となった識別情報の可変表示が開始される以前の識別情報の可変表示において特殊演出(例えば、先読み予告演出)を実行し(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS8005〜S8008を実行する部分)、事前判定手段によって特定表示結果となると判定された場合には、事前判定手段によって特定表示結果とならないと判定された場合と比較して特殊演出を長い演出期間実行する(例えば、図55に示すように、確変大当りや通常大当りとなる場合には、はずれとなる場合と比較して、第1保留記憶数が多くなるに従って(すなわち、先読み予告演出の実行回数が多くなるに従って)、先読み予告演出の実行割合が高い)ように構成されていてもよい。そのような構成によれば、特殊演出の演出期間が長くなるに従って期待感を向上させることができ、特殊演出の演出効果を向上させることができる。
(Means 2) In the
(手段3)手段1または手段2において、リーチ演出を実行するリーチ演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS8027の設定に応じてステップS8030,S8034で選択したプロセステーブルに従ってステップS8036,S851を実行する部分)を備え、リーチ演出実行手段は、特別演出状態に制御されているときに特定リーチ演出(例えば、特定リーチ態様のリーチ演出)を実行可能であるとともに、特殊演出が実行されているときに特定リーチ演出と同様のリーチ演出を実行可能である(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS6502〜S6504のいずれかでYのときにステップS6505を実行して特定リーチ態様に設定する)ように構成されていてもよい。そのような構成によれば、特殊演出とリーチ演出とを関連付けることができ、特殊演出の演出効果を向上させることができる。
(Means 3) In the
(手段4)手段1から手段3のうちのいずれかにおいて、遊技領域に設けられた始動領域(例えば、第1始動入賞口13または第2始動入賞口14)を遊技媒体(例えば、遊技球)が通過した後に開始条件が成立(例えば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)したことにもとづいて識別情報の可変表示(例えば、第1特別図柄や第2特別図柄、演出図柄の変動表示)を行う遊技機であって、始動領域を遊技媒体が通過したときに、数値データを抽出する数値データ抽出手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がステップS1215,S1227を実行する部分)と、始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず未だ開始条件が成立していない識別情報の可変表示について、所定の上限数(例えば、4)を限度に、数値データ抽出手段が抽出した数値データを保留記憶(例えば、第1保留記憶や第2保留記憶)として記憶可能な保留記憶手段(例えば、第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファ)と、保留記憶手段に記憶されている保留記憶を保留表示として表示する保留表示手段(例えば、第2の実施の形態における合算保留記憶表示部)とを備え、保留表示の表示態様は、通常態様(第2の実施の形態における「○」:図72(A)参照)と、該通常態様とは異なる態様である特殊態様(第2の実施の形態における「○」の外側に6本の線が描かれている:図73(B)参照)と、該通常態様および該特殊態様とは異なる態様である第1特別態様(第2の実施の形態における「○」内に「×」が含まれる:図72(B1)参照)と第2特別態様(第2の実施の形態における「○」内に「×」が2つ含まれる:図72(B2)参照)とを含み、事前判定手段の判定結果に応じて、異なる割合で該事前判定手段の判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を第1特別態様または第2特別態様で表示する保留予告演出(例えば、先読み演出)を実行可能な保留予告演出実行手段(例えば、第2の実施の形態における演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67106,S67114,S1813等を実行する部分。図67(B)参照)をさらに備え、保留予告演出実行手段は、複数のタイミング(例えば、始動入賞のタイミングや、任意のシフトタイミング、他の任意のタイミングなど)で保留表示を第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示することが可能であり、保留表示の表示態様が変化するか否かを示唆する示唆演出を実行する示唆演出実行手段(例えば、第2の実施の形態における演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS671110,S67115,S1806,S1813等を実行する部分)をさらに備え、示唆演出実行手段は、保留表示が特殊態様で表示されているときには、保留表示が特殊態様で表示されていないときに比べて高い頻度で示唆演出を実行する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS1806等を実行する部分。図71(A),(B)参照)ように構成されていてもよい。そのような構成によれば、複数のタイミングで保留表示を第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示することが可能であるため、保留表示の表示態様を変化させるタイミングに多様性を持たせることができるとともに、保留表示が特殊態様で表示されたときには、高い頻度で示唆演出が実行されるため、期待感を高めることでき、遊技興趣を向上させることができる。
(Means 4) In any one of the
(手段5)手段1から手段4のうちのいずれかにおいて、遊技領域に設けられた始動領域(例えば、第1始動入賞口13または第2始動入賞口14)を遊技媒体(例えば、遊技球)が通過した後に開始条件が成立(例えば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)したことにもとづいて識別情報の可変表示(例えば、第1特別図柄や第2特別図柄、演出図柄の変動表示)を行う遊技機であって、始動領域を遊技媒体が通過したときに、数値データを抽出する数値データ抽出手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がステップS1215,S1227を実行する部分)と、始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず未だ開始条件が成立していない識別情報の可変表示について、所定の上限数(例えば、4)を限度に、数値データ抽出手段が抽出した数値データを保留記憶(例えば、第1保留記憶や第2保留記憶)として記憶可能な保留記憶手段(例えば、第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファ)と、保留記憶手段に記憶されている保留記憶を保留表示として表示する保留表示手段(例えば、第2の実施の形態における合算保留記憶表示部)とを備え、保留表示の表示態様は、通常態様(第2の実施の形態における「○」:図72(A)参照)と、該通常態様とは異なる態様である特殊態様(第2の実施の形態における「○」の外側に6本の線が描かれている:図73(B)参照)と、該通常態様および該特殊態様とは異なる態様である第1特別態様(第2の実施の形態における「○」内に「×」が含まれる:図72(B1)参照)と第2特別態様(第2の実施の形態における「○」内に「×」が2つ含まれる:図72(B2)参照)とを含み、事前判定手段の判定結果に応じて、異なる割合で該事前判定手段の判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を第1特別態様または第2特別態様で表示する保留予告演出(例えば、先読み演出)を実行可能な保留予告演出実行手段(例えば、第2の実施の形態における演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67106,S67114,S1813等を実行する部分。図67(B)参照)をさらに備え、保留予告演出の演出パターンとして複数種類の保留予告演出パターンが設けられ、保留予告演出実行手段は、複数のタイミング(例えば、始動入賞のタイミングや、任意のシフトタイミング、他の任意のタイミングなど)で保留表示を第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示することが可能であり、事前判定手段が特定表示結果となると判定したときには、事前判定手段が特定表示結果とならないと判定したときに比べて高い割合で該事前判定手段の判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を第2特別態様で表示し(例えば、第2の実施の形態における演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67106等を実行する部分。図67(B)参照)、保留表示を特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示する保留予告演出パターン(例えば、第2先読み演出パターン)で保留予告演出を行うときには、保留表示を特殊態様で表示することなく第1特別態様または第2特別態様で表示する保留予告演出パターン(例えば、第1先読み演出パターン)で保留予告演出を行うときに比べて高い割合で保留表示を第2特別態様で表示する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67106,S67107等を実行する部分。図67(B),図68参照)ように構成されていてもよい。そのような構成によれば、複数のタイミングで保留表示を第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示することが可能であるため、保留表示の表示態様を変化させるタイミングに多様性を持たせることができるとともに、保留表示が特殊態様で表示されたときには、特定表示結果となるときに表示される割合が高い第2特別態様で表示される割合が高くなるため、期待感を高めることができ、遊技興趣を向上させることができる。
(Means 5) In any one of the
実施の形態1.
以下、本発明の第1の実施の形態を、図面を参照して説明する。まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。図1はパチンコ遊技機1を正面からみた正面図である。
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, a first embodiment of the invention will be described with reference to the drawings. First, the overall configuration of a
パチンコ遊技機1は、縦長の方形状に形成された外枠(図示せず)と、外枠の内側に開閉可能に取り付けられた遊技枠とで構成される。また、パチンコ遊技機1は、遊技枠に開閉可能に設けられている額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。遊技枠は、外枠に対して開閉自在に設置される前面枠(図示せず)と、機構部品等が取り付けられる機構板(図示せず)と、それらに取り付けられる種々の部品(後述する遊技盤6を除く)とを含む構造体である。
The
ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿(上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4や、打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられている。また、ガラス扉枠2の背面には、遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。なお、遊技盤6は、それを構成する板状体と、その板状体に取り付けられた種々の部品とを含む構造体である。また、遊技盤6の前面には、打ち込まれた遊技球が流下可能な遊技領域7が形成されている。
On the lower surface of the
余剰球受皿(下皿)4を形成する部材における例えば上面における手前側の所定位置(例えば下皿の中央部分)などに、スティック形状(棒形状)に構成され、遊技者が把持して複数方向(前後左右)に傾倒操作が可能なスティックコントローラ122が取り付けられている。
A member forming the surplus ball tray (lower plate) 4 is configured in a stick shape (bar shape) at a predetermined position (for example, the central portion of the lower plate) on the upper surface, for example, on the upper surface, and is gripped by the player in a plurality of directions. A
打球供給皿(上皿)3を形成する部材には、例えば上皿本体の上面における手前側の所定位置(例えばスティックコントローラ122の上方)に、遊技者が押下操作などにより所定の指示操作を可能なプッシュボタン120が設けられている。プッシュボタン120は、遊技者からの押下操作などによる所定の指示操作を、機械的、電気的、または電磁的に検出できるように構成される。プッシュボタン120の設置位置における上皿の本体内部には、プッシュボタン120に対してなされた遊技者の操作行為を検知するプッシュセンサ124(図3を参照)が設けられている。図1に示す構成例では、プッシュボタン120とスティックコントローラ122の取付位置が、上皿および下皿の中央部分において上下の位置関係にあるが、上下の位置関係を保ったまま、プッシュボタン120およびスティックコントローラ122の取付位置を、上皿および下皿において左右のいずれかに寄せた位置としてもよい。また、プッシュボタン120とスティックコントローラ122の取付位置の位置関係が上下ではなく、例えば左右の位置関係であってもよい。
The member that forms the hitting ball supply tray (upper plate) 3 can be operated by a player to perform a predetermined instruction operation, for example, by pressing down on a predetermined position on the upper surface of the upper plate body (for example, above the stick controller 122). A
スティックコントローラ122に設けられたトリガボタン121は、遊技者がスティックコントローラ122の操作桿122Aを操作手で把持した状態において、操作指で押引操作することなどにより指示操作ができるように構成されている。プッシュボタン120は、スティックコントローラ122とは別個に上皿を形成するガラス扉枠2の所定位置に設けられ、遊技者がスティックコントローラ122の操作桿122Aを把持しない状態でも、操作手で押下操作することなどによって指示操作ができるように構成されている。従って、プッシュボタン120に比べて、トリガボタン121に対して、連続的な指示操作となる連打操作がなされることは困難である。
The
また、スティックコントローラ122には、スティックコントローラ122を振動動作させるためのバイブレータ用モータ126が内蔵されている。この実施の形態では、例えば、バイブレータ用モータ126の軸の重心を偏らせたり軸に重りを取り付け、演出制御用マイクロコンピュータ100によりバイブレータ用モータ126を回転制御することによって振動を生じさせ、スティックコントローラ122を振動動作させるように制御される。
Further, the
演出表示装置9の右方には、識別情報としての第1特別図柄を可変表示する第1特別図柄表示器(第1可変表示部)8aが設けられている。この実施の形態では、第1特別図柄表示器8aは、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、第1特別図柄表示器8aは、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。また、演出表示装置9の右方(第1特別図柄表示器8aの右隣)には、識別情報としての第2特別図柄を可変表示する第2特別図柄表示器(第2可変表示部)8bも設けられている。第2特別図柄表示器8bは、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、第2特別図柄表示器8bは、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。
On the right side of the
小型の表示器は、例えば方形状に形成されている。また、この実施の形態では、第1特別図柄の種類と第2特別図柄の種類とは同じ(例えば、ともに0〜9の数字)であるが、種類が異なっていてもよい。また、第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bは、それぞれ、例えば、00〜99の数字(または、2桁の記号)を可変表示するように構成されていてもよい。
The small display is formed in a square shape, for example. In this embodiment, the type of the first special symbol and the type of the second special symbol are the same (for example, both 0 to 9), but the types may be different. Further, the first
以下、第1特別図柄と第2特別図柄とを特別図柄と総称することがあり、第1特別図柄表示器8aと第2特別図柄表示器8bとを特別図柄表示器(可変表示部)と総称することがある。
Hereinafter, the first special symbol and the second special symbol may be collectively referred to as a special symbol, and the first
なお、この実施の形態の遊技機は、2つの特別図柄表示器8a,8bを備えているが、遊技機は、特別図柄表示器を1つのみ備えていてもよい。
Although the gaming machine of this embodiment includes two
第1特別図柄または第2特別図柄の可変表示は、可変表示の実行条件である第1始動条件または第2始動条件が成立(例えば、遊技球が第1始動入賞口13または第2始動入賞口14を通過(入賞を含む)したこと)した後、可変表示の開始条件(例えば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことにもとづいて開始され、可変表示時間(変動時間)が経過すると表示結果(停止図柄)を導出表示する。なお、遊技球が通過するとは、入賞口やゲートなどのあらかじめ入賞領域として定められている領域を遊技球が通過したことであり、入賞口に遊技球が入った(入賞した)ことを含む概念である。また、表示結果を導出表示するとは、図柄(識別情報の例)を最終的に停止表示させることである。
For the variable display of the first special symbol or the second special symbol, the first start condition or the second start condition, which is the variable display execution condition, is satisfied (for example, the game ball has the first
また、遊技領域7の中央付近には、液晶表示装置(LCD)で構成された演出表示装置9が設けられている。演出表示装置9は、飾り図柄の可変表示を行う可変表示装置に相当する。飾り図柄表示領域には、例えば「左」、「中」、「右」の3つの装飾用(演出用)の飾り図柄を可変表示する図柄表示エリアがある。図柄表示エリアには「左」、「中」、「右」の各図柄表示エリアがあるが、図柄表示エリアの位置は、演出表示装置9の表示画面において固定的でなくてもよいし、図柄表示エリアの3つ領域が離れてもよい。演出表示装置9は、演出制御基板に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータによって制御される。演出制御用マイクロコンピュータが、第1特別図柄表示器8aで第1特別図柄の可変表示が実行されているときに、その可変表示に伴って演出表示装置9で演出表示を実行させ、第2特別図柄表示器8bで第2特別図柄の可変表示が実行されているときに、その可変表示に伴って演出表示装置9で演出表示を実行させるので、遊技の進行状況を把握しやすくすることができる。
An
第1特別図柄表示器8aにおける第1特別図柄の可変表示と、演出表示装置9における飾り図柄の可変表示とは同期している。また、第2特別図柄表示器8bにおける第2特別図柄の可変表示と、演出表示装置9における飾り図柄の可変表示とは同期している。同期とは、可変表示の開始時点および終了時点がほぼ同じ(全く同じでもよい。)であって、可変表示の期間がほぼ同じ(全く同じでもよい。)であることをいう。また、第1特別図柄表示器8aにおいて大当り図柄が停止表示されるときと、第2特別図柄表示器8bにおいて大当り図柄が停止表示されるときには、演出表示装置9において大当りを想起させるような飾り図柄の組み合わせが停止表示される。
The variable display of the first special symbol on the first
また、演出表示装置9において、最終停止図柄(例えば左右中図柄のうち中図柄)となる図柄以外の図柄が、所定時間継続して、大当り図柄(例えば左中右の図柄が同じ図柄で揃った図柄の組み合わせ)と一致している状態で停止、揺動、拡大縮小もしくは変形している状態、または、複数の図柄が同一図柄で同期して変動したり、表示図柄の位置が入れ替わっていたりして、最終結果が表示される前で大当り発生の可能性が継続している状態(以下、これらの状態をリーチ状態という。)において行われる演出をリーチ演出という。また、リーチ状態やその様子をリーチ態様という。さらに、リーチ演出を含む可変表示をリーチ可変表示という。そして、演出表示装置9に変動表示される図柄の表示結果が大当り図柄でない場合には「はずれ」となり、変動表示状態は終了する。遊技者は、大当りをいかにして発生させるかを楽しみつつ遊技を行う。
Further, in the
なお、この実施の形態では、演出表示装置9における液晶表示の演出として飾り図柄の変動表示が行われるが、演出表示装置9では、例えば、キャラクタ画像を用いる演出や、大当り判定や変動パターンの決定結果にもとづいて報知画像を表示するような演出も実行される。
In this embodiment, the decorative display is changed as a liquid crystal display effect in the
また、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bおよび演出表示装置9にはずれ図柄が停止表示される場合には、飾り図柄の可変表示が開始されてから、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態にならずに、リーチにならない所定の飾り図柄の組み合わせが停止表示されることがある。このような飾り図柄の可変表示態様を、可変表示結果がはずれ図柄になる場合における「非リーチ」(「通常はずれ」ともいう)の可変表示態様という。
Further, when the shifted symbol is stopped and displayed on the first
第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bおよび演出表示装置9にはずれ図柄が停止表示される場合には、飾り図柄の可変表示が開始されてから、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となった後にリーチ演出が実行され、最終的に大当り図柄とはならない所定の飾り図柄の組み合わせが停止表示されることがある。このような飾り図柄の可変表示結果を、可変表示結果が「はずれ」となる場合における「リーチ」(「リーチはずれ」ともいう)の可変表示態様という。
When the shifted symbol is stopped and displayed on the first
この実施の形態では、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bに大当り図柄が停止表示される場合には、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態になった後にリーチ演出が実行され、最終的に演出表示装置9における「左」、「中」、「右」の各図柄表示エリアに、飾り図柄が揃って停止表示される。
In this embodiment, when the big hit symbol is stopped and displayed on the first
演出表示装置9の下方には、第1始動入賞口13を有する入賞装置が設けられている。第1始動入賞口13に入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、第1始動口スイッチ13aによって検出される。
A winning device having a first
また、第1始動入賞口(第1始動口)13を有する入賞装置の下方には、遊技球が入賞可能な第2始動入賞口14を有する可変入賞球装置15が設けられている。第2始動入賞口(第2始動口)14に入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、第2始動口スイッチ14aによって検出される。可変入賞球装置15は、ソレノイド16によって開状態とされる。可変入賞球装置15が開状態になることによって、遊技球が第2始動入賞口14に入賞可能になり(始動入賞し易くなり)、遊技者にとって有利な状態になる。可変入賞球装置15が開状態になっている状態では、第1始動入賞口13よりも、第2始動入賞口14に遊技球が入賞しやすい。また、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態では、遊技球は第2始動入賞口14に入賞しない。従って、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態では、第2始動入賞口14よりも、第1始動入賞口13に遊技球が入賞しやすい。なお、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態において、入賞はしづらいものの、入賞することは可能である(すなわち、遊技球が入賞しにくい)ように構成されていてもよい。
A variable winning
以下、第1始動入賞口13と第2始動入賞口14とを総称して始動入賞口または始動口ということがある。
Hereinafter, the first
第2特別図柄表示器8bの上方には、第2始動入賞口14に入った有効入賞球数すなわち第2保留記憶数(保留記憶を、始動記憶または始動入賞記憶ともいう。)を表示する4つの表示器からなる第2特別図柄保留記憶表示器18bが設けられている。第2特別図柄保留記憶表示器18bは、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第2特別図柄表示器8bでの可変表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。
Above the second
また、第2特別図柄保留記憶表示器18bのさらに上方には、第1始動入賞口13に入った有効入賞球数すなわち第1保留記憶数を表示する4つの表示器からなる第1特別図柄保留記憶表示器18aが設けられている。第1特別図柄保留記憶表示器18aは、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第1特別図柄表示器8aでの可変表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。
Further, above the second special symbol
また、演出表示装置9の表示画面の下部には、第1保留記憶数を表示する第1保留記憶表示部18cと、第2保留記憶数を表示する第2保留記憶表示部18dとが設けられている。なお、第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計である合計数(合算保留記憶数)を表示する領域(合算保留記憶表示部)が設けられるようにしてもよい。そのように、合計数を表示する合算保留記憶表示部が設けられているようにすれば、可変表示の開始条件が成立していない実行条件の成立数の合計を把握しやすくすることができる。
Also, at the lower part of the display screen of the
また、図1に示すように、可変入賞球装置15の下方には、特別可変入賞球装置20が設けられている。特別可変入賞球装置20は開閉板を備え、第1特別図柄表示器8aに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときと、第2特別図柄表示器8bに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときに生起する特定遊技状態(大当り遊技状態)においてソレノイド21によって開閉板が開放状態に制御されることによって、入賞領域となる大入賞口が開放状態になる。大入賞口に入賞した遊技球はカウントスイッチ23で検出される。
Further, as shown in FIG. 1, a special variable winning
演出表示装置9の左方には、普通図柄を可変表示する普通図柄表示器10が設けられている。この実施の形態では、普通図柄表示器10は、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、普通図柄表示器10は、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。また、小型の表示器は、例えば方形状に形成されている。なお、普通図柄表示器10は、例えば、00〜99の数字(または、2桁の記号)を可変表示するように構成されていてもよい。また、普通図柄表示器10は、7セグメントLEDなどに限らず、例えば、所定の記号表示を点灯表示可能な表示器(例えば、「○」や「×」を交互に点灯表示可能な装飾ランプ)で構成されていてもよい。
On the left side of the
演出表示装置9の表示画面には、普通図柄の表示結果を示唆するような演出や特別図柄の表示結果および変動パターンの種類を示唆するような演出が行われる演出エリア9Fが表示される。
On the display screen of the
遊技球がゲート32を通過しゲートスイッチ32aで検出されると、普通図柄表示器10の表示の可変表示が開始される。そして、普通図柄表示器10における停止図柄が所定の図柄(当り図柄。例えば、図柄「7」)である場合に、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になる。すなわち、可変入賞球装置15の状態は、普通図柄の停止図柄が当り図柄である場合に、遊技者にとって不利な状態から有利状態(第2始動入賞口14に遊技球が入賞可能な状態)に変化する。普通図柄表示器10の近傍には、ゲート32を通過した入賞球数を表示する4つのLEDによる表示部を有する普通図柄保留記憶表示器41が設けられている。ゲート32への遊技球の通過がある毎に、すなわちゲートスイッチ32aによって遊技球が検出される毎に、普通図柄保留記憶表示器41は点灯するLEDを1増やす。そして、普通図柄表示器10の可変表示が開始される毎に、点灯するLEDを1減らす。さらに、通常確率状態に比べて大当りとすることに決定される確率が高い状態である確変状態(通常確率状態と比較して、特別図柄の変動表示結果として大当りと判定される確率が高められた状態)では、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められるとともに、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数が高められる。また、確変状態ではないが図柄の変動時間が短縮されている時短状態(特別図柄の可変表示時間が短縮される遊技状態)でも、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数が高められる。
When the game ball passes through the
遊技盤6の下部には、入賞しなかった打球が取り込まれるアウト口26がある。また、遊技領域7の外側の左右上部および左右下部には、所定の音声出力として効果音や音声を発声する4つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外周には、前面枠に設けられた枠LED28が設けられている。
At the lower part of the
遊技機には、遊技者が打球操作ハンドル5を操作することに応じて駆動モータを駆動し、駆動モータの回転力を利用して遊技球を遊技領域7に発射する打球発射装置(図示せず)が設けられている。打球発射装置から発射された遊技球は、遊技領域7を囲むように円形状に形成された打球レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7を下りてくる。遊技球が第1始動入賞口13に入り第1始動口スイッチ13aで検出されると、第1特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、特別図柄の可変表示が終了し、第1の開始条件が成立したこと)、第1特別図柄表示器8aにおいて第1特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置9において飾り図柄の可変表示が開始される。すなわち、第1特別図柄および飾り図柄の可変表示は、第1始動入賞口13への入賞に対応する。第1特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、第1保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第1保留記憶数を1増やす。
In the gaming machine, a ball striking device (not shown) that drives a driving motor in response to a player operating the batting operation handle 5 and uses the rotational force of the driving motor to launch a gaming ball to the gaming area 7. ) Is provided. A game ball launched from the ball striking device enters the
遊技球が第2始動入賞口14に入り第2始動口スイッチ14aで検出されると、第2特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、特別図柄の可変表示が終了し、第2の開始条件が成立したこと)、第2特別図柄表示器8bにおいて第2特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置9において飾り図柄の可変表示が開始される。すなわち、第2特別図柄および飾り図柄の可変表示は、第2始動入賞口14への入賞に対応する。第2特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、第2保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第2保留記憶数を1増やす。
When the game ball enters the second
この実施の形態では、確変大当りとなった場合には、遊技状態を高確率状態に移行するとともに、遊技球が始動入賞しやすくなる(すなわち、特別図柄表示器8a,8bや演出表示装置9における可変表示の実行条件が成立しやすくなる)ように制御された遊技状態である高ベース状態に移行する。また、遊技状態が時短状態に移行されたときも、高ベース状態に移行する。高ベース状態である場合には、例えば、高ベース状態でない場合と比較して、可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高められたり、可変入賞球装置15が開状態となる時間が延長されたりして、始動入賞しやすくなる。
In this embodiment, when the probability variation is a big hit, the game state is shifted to a high probability state, and the game ball is easily started and won (that is, in the
なお、可変入賞球装置15が開状態となる時間を延長する(開放延長状態ともいう)のでなく、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められる普通図柄確変状態に移行することによって、高ベース状態に移行してもよい。普通図柄表示器10における停止図柄が所定の図柄(当り図柄)となると、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になる。この場合、普通図柄確変状態に移行制御することによって、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められ、可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高まる。従って、普通図柄確変状態に移行すれば、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数が高められ、始動入賞しやすい状態(高ベース状態)となる。すなわち、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数は、普通図柄の停止図柄が当り図柄であったり、特別図柄の停止図柄が確変図柄である場合等に高められ、遊技者にとって不利な状態から有利な状態(始動入賞しやすい状態)に変化する。なお、開放回数が高められることは、閉状態から開状態になることも含む概念である。
Instead of extending the time during which the variable winning
また、普通図柄表示器10における普通図柄の変動時間(可変表示期間)が短縮される普通図柄時短状態に移行することによって、高ベース状態に移行してもよい。普通図柄時短状態では、普通図柄の変動時間が短縮されるので、普通図柄の変動が開始される頻度が高くなり、結果として普通図柄が当りとなる頻度が高くなる。従って、普通図柄が当たりとなる頻度が高くなることによって、可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高くなり、始動入賞しやすい状態(高ベース状態)になる。
Moreover, you may transfer to a high base state by shifting to the normal symbol time short state where the fluctuation time (variable display period) of the normal symbol in the
また、特別図柄や飾り図柄の変動時間(可変表示期間)が短縮される時短状態に移行することによって、特別図柄や飾り図柄の変動時間が短縮されるので、特別図柄や飾り図柄の変動が開始される頻度が高くなり(換言すれば、保留記憶の消化が速くなる。)、無効な始動入賞が生じてしまう事態を低減することができる。従って、有効な始動入賞が発生しやすくなり、結果として、大当り遊技が行われる可能性が高まる。 In addition, the transition time of special symbols and decorative symbols will be shortened by shifting to the short time state when the variation time (variable display period) of special symbols and decorative symbols is shortened. The frequency of being played (in other words, the digestion of the reserved memory becomes faster), and the situation where an invalid start prize is generated can be reduced. Therefore, an effective start winning is likely to occur, and as a result, the possibility of a big hit game being increased.
さらに、上記に示した全ての状態(開放延長状態、普通図柄確変状態、普通図柄時短状態および特別図柄時短状態)に移行させることによって、始動入賞しやすくなる(高ベース状態に移行する)ようにしてもよい。また、上記に示した各状態(開放延長状態、普通図柄確変状態、普通図柄時短状態および特別図柄時短状態)のうちのいずれか複数の状態に移行させることによって、始動入賞しやすくなる(高ベース状態に移行する)ようにしてもよい。また、上記に示した各状態(開放延長状態、普通図柄確変状態、普通図柄時短状態および特別図柄時短状態)のうちのいずれか1つの状態にのみ移行させることによって、始動入賞しやすくなる(高ベース状態に移行する)ようにしてもよい。 Furthermore, by making transitions to all the states shown above (open extended state, normal symbol probability change state, normal symbol short time state, and special symbol short time state), it will be easier to win a start (shift to a high base state). May be. In addition, it becomes easier to win a start (high base) by shifting to any one of the above states (open extended state, normal symbol probability changing state, normal symbol short time state, and special symbol short time state). Transition to a state). In addition, it is easier to win a start by shifting to any one of the above states (open extended state, normal symbol probability changing state, normal symbol short time state, and special symbol short time state). You may make it move to a base state.
図2は、主基板(遊技制御基板)31における回路構成の一例を示すブロック図である。なお、図2は、払出制御基板37および演出制御基板80等も示されている。主基板31には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する遊技制御用マイクロコンピュータ(遊技制御手段に相当)560が搭載されている。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ゲーム制御(遊技進行制御)用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM55、プログラムに従って制御動作を行うCPU56およびI/Oポート部57を含む。この実施の形態では、ROM54およびRAM55は遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されている。すなわち、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、1チップマイクロコンピュータである。1チップマイクロコンピュータには、少なくともCPU56のほかRAM55が内蔵されていればよく、ROM54は外付けであっても内蔵されていてもよい。また、I/Oポート部57は、外付けであってもよい。遊技制御用マイクロコンピュータ560には、さらに、ハードウェア乱数(ハードウェア回路が発生する乱数)を発生する乱数回路503が内蔵されている。
FIG. 2 is a block diagram showing an example of the circuit configuration of the main board (game control board) 31. FIG. 2 also shows a
また、RAM55は、その一部または全部が電源基板において作成されるバックアップ電源によってバックアップされている不揮発性記憶手段としてのバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサが放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。特に、少なくとも、遊技状態すなわち遊技制御手段の制御状態に応じたデータ(特別図柄プロセスフラグなど)と未払出賞球数を示すデータは、バックアップRAMに保存される。遊技制御手段の制御状態に応じたデータとは、停電等が生じた後に復旧した場合に、そのデータにもとづいて、制御状態を停電等の発生前に復旧させるために必要なデータである。また、制御状態に応じたデータと未払出賞球数を示すデータとを遊技の進行状態を示すデータと定義する。なお、この実施の形態では、RAM55の全部が、電源バックアップされているとする。
The
なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560においてCPU56がROM54に格納されているプログラムに従って制御を実行するので、以下、遊技制御用マイクロコンピュータ560(またはCPU56)が実行する(または、処理を行う)ということは、具体的には、CPU56がプログラムに従って制御を実行することである。このことは、主基板31以外の他の基板に搭載されているマイクロコンピュータについても同様である。
In the
乱数回路503は、特別図柄の可変表示の表示結果により大当りとするか否か判定するための判定用の乱数を発生するために用いられるハードウェア回路である。乱数回路503は、初期値(例えば、0)と上限値(例えば、65535)とが設定された数値範囲内で、数値データを、設定された更新規則に従って更新し、ランダムなタイミングで発生する始動入賞時が数値データの読出(抽出)時であることにもとづいて、読出される数値データが乱数値となる乱数発生機能を有する。 The random number circuit 503 is a hardware circuit that is used to generate a random number for determination to determine whether or not to win a jackpot based on a display result of variable symbol special display. The random number circuit 503 updates numerical data in accordance with a set update rule within a numerical range in which an initial value (for example, 0) and an upper limit value (for example, 65535) are set, and starts at a random timing Based on the fact that the winning time is the reading (extraction) of the numerical data, it has a random number generation function in which the numerical data to be read becomes a random value.
乱数回路503は、数値データの更新範囲の選択設定機能(初期値の選択設定機能、および、上限値の選択設定機能)、数値データの更新規則の選択設定機能、および数値データの更新規則の選択切換え機能等の各種の機能を有する。このような機能によって、生成する乱数のランダム性を向上させることができる。 The random number circuit 503 includes a numeric data update range selection setting function (initial value selection setting function and upper limit value selection setting function), numeric data update rule selection setting function, and numeric data update rule selection. It has various functions such as a switching function. With such a function, the randomness of the generated random numbers can be improved.
また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数回路503が更新する数値データの初期値を設定する機能を有している。例えば、ROM54等の所定の記憶領域に記憶された遊技制御用マイクロコンピュータ560のIDナンバ(遊技制御用マイクロコンピュータ560の各製品毎に異なる数値で付与されたIDナンバ)を用いて所定の演算を行なって得られた数値データを、乱数回路503が更新する数値データの初期値として設定する。そのような処理を行うことによって、乱数回路503が発生する乱数のランダム性をより向上させることができる。
Further, the
また、ゲートスイッチ32a、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14a、およびカウントスイッチ23からの検出信号を遊技制御用マイクロコンピュータ560に与える入力ドライバ回路58も主基板31に搭載されている。また、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、および大入賞口を形成する特別可変入賞球装置20を開閉するソレノイド21を遊技制御用マイクロコンピュータ560からの指令に従って駆動する出力回路59も主基板31に搭載されている。
Further, an
また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄を可変表示する第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8b、普通図柄を可変表示する普通図柄表示器10、第1特別図柄保留記憶表示器18a、第2特別図柄保留記憶表示器18b、および普通図柄保留記憶表示器41の表示制御を行う。
In addition, the
なお、大当り遊技状態の発生を示す大当り情報等の情報出力信号をホールコンピュータ等の外部装置に対して出力する情報出力回路(図示せず)も主基板31に搭載されている。
An information output circuit (not shown) that outputs an information output signal such as jackpot information indicating the occurrence of a jackpot gaming state to an external device such as a hall computer is also mounted on the
この実施の形態では、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段(演出制御用マイクロコンピュータで構成される。)が、中継基板77を介して遊技制御用マイクロコンピュータ560から演出内容を指示する演出制御コマンドを受信し、飾り図柄を可変表示する演出表示装置9の表示制御を行う。
In this embodiment, the effect control means (configured by the effect control microcomputer) mounted on the
また、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段が、ランプドライバ基板35を介して、枠側に設けられている枠LED28の表示制御を行うとともに、音声出力基板70を介してスピーカ27からの音出力の制御を行う。
The effect control means mounted on the
図3は、中継基板77、演出制御基板80、ランプドライバ基板35および音声出力基板70の回路構成例を示すブロック図である。なお、図3に示す例では、ランプドライバ基板35および音声出力基板70には、マイクロコンピュータは搭載されていないが、マイクロコンピュータを搭載してもよい。また、ランプドライバ基板35および音声出力基板70を設けずに、演出制御に関して演出制御基板80のみを設けてもよい。
FIG. 3 is a block diagram illustrating a circuit configuration example of the
演出制御基板80は、演出制御用CPU101、および飾り図柄プロセスフラグ等の演出に関する情報を記憶するRAMを含む演出制御用マイクロコンピュータ100を搭載している。なお、RAMは外付けであってもよい。この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるRAMは電源バックアップされていない。演出制御基板80において、演出制御用CPU101は、内蔵または外付けのROM(図示せず)に格納されたプログラムに従って動作し、中継基板77を介して入力される主基板31からの取込信号(演出制御INT信号)に応じて、入力ドライバ102および入力ポート103を介して演出制御コマンドを受信する。また、演出制御用CPU101は、演出制御コマンドにもとづいて、VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)109に演出表示装置9の表示制御を行わせる。
The
この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100と共動して演出表示装置9の表示制御を行うVDP109が演出制御基板80に搭載されている。VDP109は、演出制御用マイクロコンピュータ100とは独立したアドレス空間を有し、そこにVRAMをマッピングする。VRAMは、画像データを展開するためのバッファメモリである。そして、VDP109は、VRAM内の画像データをフレームメモリを介して演出表示装置9に出力する。
In this embodiment, a
演出制御用CPU101は、受信した演出制御コマンドに従ってCGROM(図示せず)から必要なデータを読み出すための指令をVDP109に出力する。CGROMは、演出表示装置9に表示されるキャラクタ画像データや動画像データ、具体的には、人物、文字、図形や記号等(飾り図柄を含む)、および背景画像のデータをあらかじめ格納しておくためのROMである。VDP109は、演出制御用CPU101の指令に応じて、CGROMから画像データを読み出す。そして、VDP109は、読み出した画像データにもとづいて表示制御を実行する。
The
演出制御コマンドおよび演出制御INT信号は、演出制御基板80において、まず、入力ドライバ102に入力する。入力ドライバ102は、中継基板77から入力された信号を演出制御基板80の内部に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80の内部から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路でもある。
The effect control command and the effect control INT signal are first input to the
中継基板77には、主基板31から入力された信号を演出制御基板80に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路74が搭載されている。単方向性回路として、例えばダイオードやトランジスタが使用される。図3には、ダイオードが例示されている。また、単方向性回路は、各信号毎に設けられる。さらに、単方向性回路である出力ポート571を介して主基板31から演出制御コマンドおよび演出制御INT信号が出力されるので、中継基板77から主基板31の内部に向かう信号が規制される。すなわち、中継基板77からの信号は主基板31の内部(遊技制御用マイクロコンピュータ560側)に入り込まない。なお、出力ポート571は、図2に示されたI/Oポート部57の一部である。また、出力ポート571の外側(中継基板77側)に、さらに、単方向性回路である信号ドライバ回路が設けられていてもよい。
As a signal direction regulating means, the signal inputted from the
また、演出制御用CPU101は、トリガボタン121に対する遊技者の操作行為を検出したことを示す情報信号としての操作検出信号を、トリガセンサ125から、入力ポート106を介して入力する。また、演出制御用CPU101は、プッシュボタン120に対する遊技者の操作行為を検出したことを示す情報信号としての操作検出信号を、プッシュセンサ124から、入力ポート106を介して入力する。また、演出制御用CPU101は、スティックコントローラ122の操作桿122Aに対する遊技者の操作行為を検出したことを示す情報信号としての操作検出信号を、傾倒方向センサユニット123から、入力ポート106を介して入力する。また、演出制御用CPU101は、出力ポート105を介してバイブレータ用モータ126に駆動信号を出力することにより、スティックコントローラ122を振動動作させる。
Further, the
さらに、演出制御用CPU101は、出力ポート105を介してランプドライバ基板35に対してLEDを駆動する信号を出力する。また、演出制御用CPU101は、出力ポート104を介して音声出力基板70に対して音番号データを出力する。
Further, the
ランプドライバ基板35において、LEDを駆動する信号は、入力ドライバ351を介してLEDドライバ352に入力される。LEDドライバ352は、LEDを駆動する信号にもとづいて枠LED28などの枠側に設けられている発光体に電流を供給する。
In the
音声出力基板70において、音番号データは、入力ドライバ702を介して音声合成用IC703に入力される。音声合成用IC703は、音番号データに応じた音声や効果音を発生し増幅回路705に出力する。増幅回路705は、音声合成用IC703の出力レベルを、ボリューム706で設定されている音量に応じたレベルに増幅した音声信号をスピーカ27に出力する。音声データROM704には、音番号データに応じた制御データが格納されている。音番号データに応じた制御データは、所定期間(例えば飾り図柄の変動期間)における効果音または音声の出力態様を時系列的に示すデータの集まりである。
In the
次に、遊技機の動作について説明する。図4は、主基板31における遊技制御用マイクロコンピュータ560が実行するメイン処理を示すフローチャートである。遊技機に対して電源が投入され電力供給が開始されると、リセット信号が入力されるリセット端子の入力レベルがハイレベルになり、遊技制御用マイクロコンピュータ560(具体的には、CPU56)は、プログラムの内容が正当か否か確認するための処理であるセキュリティチェック処理を実行した後、ステップS1以降のメイン処理を開始する。メイン処理において、CPU56は、まず、必要な初期設定を行う。
Next, the operation of the gaming machine will be described. FIG. 4 is a flowchart showing a main process executed by the
初期設定処理において、CPU56は、まず、割込禁止に設定する(ステップS1)。次に、割込モードを割込モード2に設定し(ステップS2)、スタックポインタにスタックポインタ指定アドレスを設定する(ステップS3)。そして、内蔵デバイスの初期化(内蔵デバイス(内蔵周辺回路)であるCTC(カウンタ/タイマ)およびPIO(パラレル入出力ポート)の初期化など)を行った後(ステップS4)、RAMをアクセス可能状態に設定する(ステップS5)。なお、割込モード2は、CPU56が内蔵する特定レジスタ(Iレジスタ)の値(1バイト)と内蔵デバイスが出力する割込ベクタ(1バイト:最下位ビット0)とから合成されるアドレスが、割込番地を示すモードである。
In the initial setting process, the
次いで、CPU56は、入力ポートを介して入力されるクリアスイッチ(例えば、電源基板に搭載されている。)の出力信号(クリア信号)の状態を確認する(ステップS6)。その確認においてオンを検出した場合には、CPU56は、通常の初期化処理(ステップS10〜S15)を実行する。
Next, the
クリアスイッチがオンの状態でない場合には、遊技機への電力供給が停止したときにバックアップRAM領域のデータ保護処理(例えばパリティデータの付加等の電力供給停止時処理)が行われたか否か確認する(ステップS7)。そのような保護処理が行われていないことを確認したら、CPU56は初期化処理を実行する。バックアップRAM領域にバックアップデータがあるか否かは、例えば、電力供給停止時処理においてバックアップRAM領域に設定されるバックアップフラグの状態によって確認される。
If the clear switch is not on, check whether data protection processing of the backup RAM area (for example, power supply stop processing such as addition of parity data) was performed when power supply to the gaming machine was stopped (Step S7). When it is confirmed that such protection processing is not performed, the
電力供給停止時処理が行われたことを確認したら、CPU56は、バックアップRAM領域のデータチェックを行う(ステップS8)。この実施の形態では、データチェックとしてパリティチェックを行う。よって、ステップS8では、算出したチェックサムと、電力供給停止時処理で同一の処理によって算出され保存されているチェックサムとを比較する。不測の停電等の電力供給停止が生じた後に復旧した場合には、バックアップRAM領域のデータは保存されているはずであるから、チェック結果(比較結果)は正常(一致)になる。チェック結果が正常でないということは、バックアップRAM領域のデータが、電力供給停止時のデータとは異なっていることを意味する。そのような場合には、内部状態を電力供給停止時の状態に戻すことができないので、電力供給の停止からの復旧時でない電源投入時に実行される初期化処理を実行する。
When it is confirmed that the power supply stop process has been performed, the
チェック結果が正常であれば、CPU56は、遊技制御手段の内部状態と演出制御手段等の電気部品制御手段の制御状態を電力供給停止時の状態に戻すための遊技状態復旧処理(ステップS41〜S43の処理)を行う。具体的には、ROM54に格納されているバックアップ時設定テーブルの先頭アドレスをポインタに設定し(ステップS41)、バックアップ時設定テーブルの内容を順次作業領域(RAM55内の領域)に設定する(ステップS42)。作業領域はバックアップ電源によって電源バックアップされている。バックアップ時設定テーブルには、作業領域のうち初期化してもよい領域についての初期化データが設定されている。ステップS41およびS42の処理によって、作業領域のうち初期化してはならない部分については、保存されていた内容がそのまま残る。初期化してはならない部分とは、例えば、電力供給停止前の遊技状態を示すデータ(特別図柄プロセスフラグ、高確率フラグ、高ベースフラグなど)、出力ポートの出力状態が保存されている領域(出力ポートバッファ)、未払出賞球数を示すデータが設定されている部分などである。
If the check result is normal, the
また、CPU56は、電力供給復旧時の初期化コマンドとしての停電復旧指定コマンドを送信する(ステップS43)。そして、ステップS14に移行する。
Further, the
なお、この実施の形態では、バックアップフラグとチェックデータとの双方を用いてバックアップRAM領域のデータが保存されているか否か確認するが、いずれか一方のみを用いてもよい。すなわち、バックアップフラグとチェックデータとのいずれかを、遊技状態復旧処理を実行するための契機にしてもよい。 In this embodiment, it is confirmed whether or not the data in the backup RAM area is stored using both the backup flag and the check data, but only one of them may be used. That is, either the backup flag or the check data may be used as an opportunity for executing the game state recovery process.
初期化処理では、CPU56は、まず、RAMクリア処理を行う(ステップS10)。なお、RAMクリア処理によって、所定のデータ(例えば、普通図柄当り判定用乱数を生成するためのカウンタのカウント値のデータ)は0に初期化されるが、任意の値またはあらかじめ決められている値に初期化するようにしてもよい。また、RAM55の全領域を初期化せず、所定のデータ(例えば、普通図柄当り判定用乱数を生成するためのカウンタのカウント値のデータ)をそのままにしてもよい。また、ROM54に格納されている初期化時設定テーブルの先頭アドレスをポインタに設定し(ステップS11)、初期化時設定テーブルの内容を順次作業領域に設定する(ステップS12)。
In the initialization process, the
ステップS11およびS12の処理によって、例えば、普通図柄当り判定用乱数カウンタ、特別図柄バッファ、総賞球数格納バッファ、特別図柄プロセスフラグなど制御状態に応じて選択的に処理を行うためのフラグに初期値が設定される。 By the processing in steps S11 and S12, for example, a normal symbol per-determining random number counter, a special symbol buffer, a total prize ball number storage buffer, a special symbol process flag, and other flags for selectively performing processing according to the control state are initialized. Value is set.
また、CPU56は、サブ基板(主基板31以外のマイクロコンピュータが搭載された基板。)を初期化するための初期化指定コマンド(遊技制御用マイクロコンピュータ560が初期化処理を実行したことを示すコマンドでもある。)をサブ基板に送信する(ステップS13)。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、初期化指定コマンドを受信すると、演出表示装置9において、遊技機の制御の初期化がなされたことを報知するための画面表示、すなわち初期化報知を行う。
Further, the
また、CPU56は、乱数回路503を初期設定する乱数回路設定処理を実行する(ステップS14)。CPU56は、例えば、乱数回路設定プログラムに従って処理を実行することによって、乱数回路503にランダムRの値を更新させるための設定を行う。
Further, the
そして、ステップS15において、CPU56は、所定時間(例えば4ms)毎に定期的にタイマ割込がかかるように遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されているCTCのレジスタの設定を行なう。すなわち、初期値として例えば4msに相当する値が所定のレジスタ(時間定数レジスタ)に設定される。この実施の形態では、4ms毎に定期的にタイマ割込がかかるとする。
In step S15, the
初期化処理の実行(ステップS10〜S15)が完了すると、CPU56は、メイン処理で、表示用乱数更新処理(ステップS17)および初期値用乱数更新処理(ステップS18)を繰り返し実行する。表示用乱数更新処理および初期値用乱数更新処理を実行するときには割込禁止状態に設定し(ステップS16)、表示用乱数更新処理および初期値用乱数更新処理の実行が終了すると割込許可状態に設定する(ステップS19)。この実施の形態では、表示用乱数とは、変動パターンの種別を決定するための乱数や変動パターンを決定するための乱数であり、表示用乱数更新処理とは、表示用乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新する処理である。また、初期値用乱数更新処理とは、初期値用乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新する処理である。この実施の形態では、初期値用乱数とは、普通図柄に関して当りとするか否か決定するための乱数を発生するためのカウンタ(普通図柄当り判定用乱数発生カウンタ)のカウント値の初期値を決定するための乱数である。後述する遊技の進行を制御する遊技制御処理(遊技制御用マイクロコンピュータ560が、遊技機に設けられている演出表示装置、可変入賞球装置、球払出装置等の遊技用の装置を、自身で制御する処理、または他のマイクロコンピュータに制御させるために指令信号を送信する処理、遊技装置制御処理ともいう)において、普通図柄当り判定用乱数のカウント値が1周(普通図柄当り判定用乱数の取りうる値の最小値から最大値までの間の数値の個数分歩進したこと)すると、そのカウンタに初期値が設定される。
When the execution of the initialization process (steps S10 to S15) is completed, the
タイマ割込が発生すると、CPU56は、図5に示すステップS20〜S34のタイマ割込処理を実行する。タイマ割込処理において、まず、電源断信号が出力されたか否か(オン状態になったか否か)を検出する電源断検出処理を実行する(ステップS20)。電源断信号は、例えば電源基板に搭載されている電源監視回路が、遊技機に供給される電源の電圧の低下を検出した場合に出力する。そして、電源断検出処理において、CPU56は、電源断信号が出力されたことを検出したら、必要なデータをバックアップRAM領域に保存するための電力供給停止時処理を実行する。次いで、入力ドライバ回路58を介して、ゲートスイッチ32a、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14aおよびカウントスイッチ23の検出信号を入力し、それらの状態判定を行う(スイッチ処理:ステップS21)。
When the timer interrupt occurs, the
次に、CPU56は、第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8b、普通図柄表示器10、第1特別図柄保留記憶表示器18a、第2特別図柄保留記憶表示器18b、普通図柄保留記憶表示器41の表示制御を行う表示制御処理を実行する(ステップS22)。第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8bおよび普通図柄表示器10については、ステップS32,S33で設定される出力バッファの内容に応じて各表示器に対して駆動信号を出力する制御を実行する。
Next, the
また、遊技制御に用いられる普通図柄当り判定用乱数等の各判定用乱数を生成するための各カウンタのカウント値を更新する処理を行う(判定用乱数更新処理:ステップS23)。CPU56は、さらに、初期値用乱数および表示用乱数を生成するためのカウンタのカウント値を更新する処理を行う(初期値用乱数更新処理,表示用乱数更新処理:ステップS24,S25)。
Also, a process of updating the count value of each counter for generating each random number for determination such as a random number for determination per ordinary symbol used for game control is performed (determination random number update process: step S23). The
さらに、CPU56は、特別図柄プロセス処理を行う(ステップS26)。特別図柄プロセス処理では、第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8bおよび大入賞口を所定の順序で制御するための特別図柄プロセスフラグに従って該当する処理を実行する。CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を、遊技状態に応じて更新する。
Further, the
次いで、普通図柄プロセス処理を行う(ステップS27)。普通図柄プロセス処理では、CPU56は、普通図柄表示器10の表示状態を所定の順序で制御するための普通図柄プロセスフラグに従って該当する処理を実行する。CPU56は、普通図柄プロセスフラグの値を、遊技状態に応じて更新する。
Next, normal symbol process processing is performed (step S27). In the normal symbol process, the
また、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ100に演出制御コマンドを送出する処理を行う(演出制御コマンド制御処理:ステップS28)。
Further, the
さらに、CPU56は、例えばホール管理用コンピュータに供給される大当り情報、始動情報、確率変動情報などのデータを出力する情報出力処理を行う(ステップS29)。
Further, the
また、CPU56は、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14aおよびカウントスイッチ23の検出信号にもとづく賞球個数の設定などを行う賞球処理を実行する(ステップS30)。具体的には、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14aおよびカウントスイッチ23のいずれかがオンしたことにもとづく入賞検出に応じて、払出制御基板37に搭載されている払出制御用マイクロコンピュータに賞球個数を示す払出制御コマンド(賞球個数信号)を出力する。払出制御用マイクロコンピュータは、賞球個数を示す払出制御コマンドに応じて球払出装置97を駆動する。
Further, the
この実施の形態では、出力ポートの出力状態に対応したRAM領域(出力ポートバッファ)が設けられているのであるが、CPU56は、出力ポートの出力状態に対応したRAM領域におけるソレノイドのオン/オフに関する内容を出力ポートに出力する(ステップS31:出力処理)。
In this embodiment, a RAM area (output port buffer) corresponding to the output state of the output port is provided. However, the
また、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値に応じて特別図柄の演出表示を行うための特別図柄表示制御データを特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する特別図柄表示制御処理を行う(ステップS32)。
Further, the
さらに、CPU56は、普通図柄プロセスフラグの値に応じて普通図柄の演出表示を行うための普通図柄表示制御データを普通図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する普通図柄表示制御処理を行う(ステップS33)。
Further, the
その後、割込許可状態に設定し(ステップS34)、処理を終了する。 Thereafter, the interrupt permission state is set (step S34), and the process is terminated.
以上の制御によって、この実施の形態では、遊技制御処理は4ms毎に起動されることになる。なお、遊技制御処理は、タイマ割込処理におけるステップS21〜S33(ステップS29を除く。)の処理に相当する。また、この実施の形態では、タイマ割込処理で遊技制御処理が実行されているが、タイマ割込処理では例えば割込が発生したことを示すフラグのセットのみがなされ、遊技制御処理はメイン処理において実行されるようにしてもよい。 With the above control, in this embodiment, the game control process is started every 4 ms. The game control process corresponds to the processes in steps S21 to S33 (excluding step S29) in the timer interrupt process. In this embodiment, the game control process is executed by the timer interrupt process. However, in the timer interrupt process, for example, only a flag indicating that an interrupt has occurred is set, and the game control process is performed by the main process. May be executed.
図6は、あらかじめ用意された飾り図柄の変動パターンを示す説明図である。図6に示すように、この実施の形態では、可変表示結果が「はずれ」であり飾り図柄の可変表示態様が「非リーチ」である場合に対応した変動パターンとして、非リーチPA1−1〜非リーチPA1−4の変動パターンが用意されている。また、可変表示結果が「はずれ」であり飾り図柄の可変表示態様が「リーチ」である場合に対応した変動パターンとして、ノーマルPA2−1〜ノーマルPA2−2、ノーマルPB2−1〜ノーマルPB2−2、スーパーPA3−1〜スーパーPA3−2、スーパーPB3−1〜スーパーPB3−2の変動パターンが用意されている。なお、図6に示すように、リーチする場合に使用され擬似連の演出(1回の可変表示中に1回以上の図柄の仮停止と再変動とが実行される演出)を伴う変動パターンのうち、ノーマルPB2−1を用いる場合には、再変動が1回行われる。また、リーチする場合に使用され擬似連の演出を伴う変動パターンのうち、ノーマルPB2−2を用いる場合には、再変動が2回行われる。さらに、リーチする場合に使用され擬似連の演出を伴う変動パターンのうち、スーパーPA3−1〜スーパーPA3−2を用いる場合には、再変動が3回行われる。なお、再変動とは、飾り図柄の可変表示が開始されてから表示結果が導出表示されるまでに一旦はずれとなる飾り図柄を仮停止させた後に飾り図柄の可変表示を再度実行することである。 FIG. 6 is an explanatory diagram showing a variation pattern of decorative symbols prepared in advance. As shown in FIG. 6, in this embodiment, the non-reach PA 1-1 to the non-reach pattern are used as the variation patterns corresponding to the case where the variable display result is “out of” and the decorative symbol variable display mode is “non-reach”. A variation pattern of reach PA1-4 is prepared. Further, normal PA2-1 to normal PA2-2, normal PB2-1 to normal PB2-2 are variations patterns corresponding to the case where the variable display result is “out” and the decorative symbol variable display mode is “reach”. Fluctuation patterns of Super PA3-1 to Super PA3-2 and Super PB3-1 to Super PB3-2 are prepared. Note that, as shown in FIG. 6, a variation pattern with a pseudo-series effect (an effect in which at least one temporary stop and re-change of a symbol is executed during one variable display) is used when reaching. Of these, when normal PB2-1 is used, re-variation is performed once. Of the variation patterns that are used for reaching and have a pseudo-continuous effect, when normal PB2-2 is used, re-variation is performed twice. Furthermore, when using super PA3-1 to super PA3-2 among the fluctuation patterns used for reaching and accompanied by pseudo-rendition effects, re-variation is performed three times. Note that the re-variation is to temporarily execute the variable display of the decorative symbol after temporarily stopping the decorative symbol that is temporarily off from the start of the variable display of the decorative symbol until the display result is derived and displayed. .
また、図6に示すように、この実施の形態では、特別図柄の可変表示結果が大当り図柄または小当り図柄になる場合に対応した変動パターンとして、ノーマルPA2−3〜ノーマルPA2−4、ノーマルPB2−3〜ノーマルPB2−4、スーパーPA3−3〜スーパーPA3−4、スーパーPB3−3〜スーパーPB3−4、特殊PG1−1〜特殊PG1−3、特殊PG2−1〜特殊PG2−2の変動パターンが用意されている。なお、図6において、特殊PG1−1〜特殊PG1−3、特殊PG2−1〜特殊PG2−2の変動パターンは、突然確変大当りまたは小当りとなる場合に使用される変動パターンである。また、図6に示すように、突然確変大当りまたは小当りでない場合に使用され擬似連の演出を伴う変動パターンのうち、ノーマルPB2−3を用いる場合には、再変動が1回行われる。また、リーチする場合に使用され擬似連の演出を伴う変動パターンのうち、ノーマルPB2−4を用いる場合には、再変動が2回行われる。さらに、リーチする場合に使用され擬似連の演出を伴う変動パターンのうち、スーパーPA3−3〜スーパーPA3−4を用いる場合には、再変動が3回行われる。また、突然確変大当りまたは小当りの場合に使用され擬似連の演出を伴う特殊PG1−3の変動パターンについては、再変動が1回行われる。 Also, as shown in FIG. 6, in this embodiment, normal PA2-3 to normal PA2-4, normal PB2 are used as the variation patterns corresponding to the case where the variable symbol display result of the special symbol is a big hit symbol or a small hit symbol. -3 to Normal PB2-4, Super PA3-3 to SuperPA3-4, Super PB3-3 to Super PB3-4, Special PG1-1 to Special PG1-3, Special PG2-1 to Special PG2-2 Is prepared. In FIG. 6, the fluctuation patterns of special PG1-1 to special PG1-3 and special PG2-1 to special PG2-2 are fluctuation patterns used when sudden probability change big hit or small hit. In addition, as shown in FIG. 6, when the normal PB2-3 is used among the fluctuation patterns that are used when the sudden sudden change is not big hit or small hit and has a pseudo-continuous effect, re-change is performed once. Of the fluctuation patterns used for reaching and accompanied by pseudo-continuous effects, when normal PB2-4 is used, re-variation is performed twice. Furthermore, when using super PA3-3 to super PA3-4 among the fluctuation patterns that are used for reaching and have the effect of pseudo-ream, re-variation is performed three times. In addition, for the variation pattern of the special PG 1-3 that is used in the case of sudden probability big hit or small hit and has a pseudo-continuous effect, re-variation is performed once.
なお、この実施の形態では、図6に示すように、リーチの種類に応じて変動時間が固定的に定められているが(例えば、擬似連ありのスーパーリーチAの場合には変動時間が32.75秒で固定であり、擬似連なしのスーパーリーチAの場合には変動時間が22.75秒で固定である)、例えば、同じ種類のスーパーリーチの場合であっても、合算保留記憶数に応じて、変動時間を異ならせるようにしてもよい。例えば、同じ種類のスーパーリーチを伴う場合であっても、合算保留記憶数が多くなるに従って、変動時間が短くなるようにしてもよい。また、例えば、同じ種類のスーパーリーチの場合であっても、第1特別図柄の変動表示を行う場合には、第1保留記憶数に応じて、変動時間を異ならせるようにしてもよく、第2特別図柄の変動表示を行う場合には、第2保留記憶数に応じて、変動時間を異ならせるようにしてもよい。この場合、第1保留記憶数や第2保留記憶数の値ごとに別々の判定テーブルを用意しておき(例えば、保留記憶数0〜2用の変動パターン種別判定テーブルと保留記憶数3,4用の変動パターン種別判定テーブルとを用意しておき)、第1保留記憶数または第2保留記憶数の値に応じて判定テーブルを選択して、変動時間を異ならせるようにしてもよい。
In this embodiment, as shown in FIG. 6, the variation time is fixedly determined according to the type of reach (for example, in the case of Super Reach A with pseudo-continuations, the variation time is 32). .75 seconds is fixed, and in the case of Super Reach A without pseudo-ream, the fluctuation time is fixed at 22.75 seconds.) For example, even in the case of the same type of Super Reach, the total number of reserved storage Depending on the situation, the variation time may be different. For example, even with the same type of super reach, the variation time may be shortened as the total number of pending storage increases. Also, for example, even in the case of the same type of super reach, when the variable display of the first special symbol is performed, the variable time may be varied according to the first reserved memory number. When the variable display of the two special symbols is performed, the variable time may be varied according to the second reserved memory number. In this case, a separate determination table is prepared for each value of the first reserved memory number and the second reserved memory number (for example, the variation pattern type determination table for the
図7は、各乱数を示す説明図である。各乱数は、以下のように使用される。
(1)ランダム1(MR1):大当りの種類(後述する通常大当り、確変大当り、突然確変大当り)を決定する(大当り種別判定用)
(2)ランダム2(MR2):変動パターンの種類(種別)を決定する(変動パターン種別判定用)
(3)ランダム3(MR3):変動パターン(変動時間)を決定する(変動パターン判定用)
(4)ランダム4(MR4):普通図柄にもとづく当りを発生させるか否か決定する(普通図柄当り判定用)
(5)ランダム5(MR5):ランダム4の初期値を決定する(ランダム4初期値決定用)
FIG. 7 is an explanatory diagram showing each random number. Each random number is used as follows.
(1) Random 1 (MR1): Determines the type of jackpot (normal jackpot, probability variation jackpot, sudden probability variation jackpot described later) (for jackpot type determination)
(2) Random 2 (MR2): The type (type) of the variation pattern is determined (for variation pattern type determination)
(3) Random 3 (MR3): A variation pattern (variation time) is determined (for variation pattern determination)
(4) Random 4 (MR4): Determines whether or not to generate a hit based on a normal symbol (for normal symbol hit determination)
(5) Random 5 (MR5): Determine the initial value of random 4 (for determining the initial value of random 4)
なお、この実施の形態では、変動パターンは、まず、変動パターン種別判定用乱数(ランダム2)を用いて変動パターン種別を決定し、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を用いて、決定した変動パターン種別に含まれるいずれかの変動パターンに決定する。そのように、この実施の形態では、2段階の抽選処理によって変動パターンが決定される。 In this embodiment, the variation pattern is first determined using the variation pattern type determination random number (random 2), and then the variation pattern determined using the variation pattern determination random number (random 3). One of the variation patterns included in the pattern type is determined. Thus, in this embodiment, the variation pattern is determined by a two-stage lottery process.
なお、変動パターン種別とは、複数の変動パターンをその変動態様の特徴に従ってグループ化したものである。例えば、複数の変動パターンをリーチの種類でグループ化して、ノーマルリーチを伴う変動パターンを含む変動パターン種別と、スーパーリーチAを伴う変動パターンを含む変動パターン種別と、スーパーリーチBを伴う変動パターンを含む変動パターン種別とに分けてもよい。また、例えば、複数の変動パターンを擬似連の再変動の回数でグループ化して、擬似連を伴わない変動パターンを含む変動パターン種別と、再変動1回の変動パターンを含む変動パターン種別と、再変動2回の変動パターンを含む変動パターン種別と、再変動3回の変動パターンを含む変動パターン種別とに分けてもよい。また、例えば、複数の変動パターンを擬似連や滑り演出などの有無でグループ化してもよい。 The variation pattern type is a group of a plurality of variation patterns according to the characteristics of the variation mode. For example, a plurality of variation patterns are grouped by reach type, and include a variation pattern type including a variation pattern with normal reach, a variation pattern type including a variation pattern with super reach A, and a variation pattern with super reach B. It may be divided into variable pattern types. Further, for example, a plurality of variation patterns are grouped by the number of re-variations of pseudo-continuations, a variation pattern type including a variation pattern without pseudo-ream, a variation pattern type including a variation pattern of one re-variation, It may be divided into a variation pattern type including a variation pattern of two variations and a variation pattern type including a variation pattern of three variations. Further, for example, a plurality of variation patterns may be grouped according to the presence / absence of pseudo-continuous or slip effects.
なお、この実施の形態では、後述するように、通常大当りや確変大当りである場合には、ノーマルリーチのみを伴う変動パターンを含む変動パターン種別であるノーマルCA3−1と、ノーマルリーチおよび擬似連を伴う変動パターンを含む変動パターン種別であるノーマルCA3−2と、スーパーリーチを伴う変動パターン種別であるスーパーCA3−3とに種別分けされている。また、突然確変大当りである場合には、非リーチの変動パターンを含む変動パターン種別である特殊CA4−1と、リーチを伴う変動パターンを含む変動パターン種別である特殊CA4−2とに種別分けされている。また、小当りである場合には、非リーチの変動パターンを含む変動パターン種別である特殊CA4−1に種別分けされている。また、はずれである場合には、リーチも擬似連や滑り演出も伴わない変動パターンを含む変動パターン種別である非リーチCA2−1と、リーチを伴わないが擬似連や滑り演出を伴う変動パターンを含む変動パターン種別である非リーチCA2−2と、リーチも擬似連や滑り演出も伴わない短縮変動の変動パターンを含む変動パターン種別である非リーチCA2−3と、ノーマルリーチのみを伴う変動パターンを含む変動パターン種別であるノーマルCA2−4と、ノーマルリーチおよび再変動2回の擬似連を伴う変動パターンを含む変動パターン種別であるノーマルCA2−5と、ノーマルリーチおよび再変動1回の擬似連を伴う変動パターンを含む変動パターン種別であるノーマルCA2−6と、スーパーリーチを伴う変動パターン種別であるスーパーCA2−7とに種別分けされている。 In this embodiment, as will be described later, in the case of a normal big hit or a probable big hit, normal CA3-1, which is a fluctuation pattern type including a fluctuation pattern with only normal reach, and fluctuation with normal reach and pseudo-continuity. It is classified into a normal CA 3-2 that is a variation pattern type including a pattern and a super CA 3-3 that is a variation pattern type with super reach. In addition, in the case of sudden probability variation big hit, it is classified into special CA4-1 that is a variation pattern type including a non-reach variation pattern and special CA4-2 that is a variation pattern type including a variation pattern with reach. ing. Further, in the case of small hits, it is classified into special CA4-1 that is a variation pattern type including a non-reach variation pattern. Further, in the case of deviation, a non-reach CA 2-1 that is a variation pattern type including a variation pattern that does not involve reach, pseudo-ream or slip effect, and a variation pattern that does not involve reach but involves a pseudo-ream or slip effect. Includes non-reach CA2-2, which is a variation pattern type including, non-reach CA2-3, which is a variation pattern type including a variation pattern of a shortened variation that does not involve reach, pseudo-ream, or slip production, and a variation pattern that includes only normal reach Normal CA2-4 which is a variation pattern type, normal CA2-5 which is a variation pattern type including a variation pattern with normal reach and two re-variation pseudo-continuations, and a variation pattern with normal reach and one re-variation pseudo-continuation Normal CA2-6, which is a variation pattern type that includes, and a variation pattern type with super reach Are the type divided into a certain super CA2-7.
図5に示された遊技制御処理におけるステップS23では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、(1)の大当り種別判定用乱数、および(4)の普通図柄当り判定用乱数を生成するためのカウンタのカウントアップ(1加算)を行う。すなわち、それらが判定用乱数であり、それら以外の乱数が表示用乱数(ランダム2、ランダム3)または初期値用乱数(ランダム5)である。なお、遊技効果を高めるために、上記の乱数以外の乱数も用いてもよい。また、この実施の形態では、大当り判定用乱数として、遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されたハードウェア(遊技制御用マイクロコンピュータ560の外部のハードウェアでもよい。)が生成する乱数を用いる。なお、大当り判定用乱数として、ハードウェア乱数ではなく、ソフトウェア乱数を用いてもよい。
In step S23 in the game control process shown in FIG. 5, the
図8(A)は、大当り判定テーブルを示す説明図である。大当り判定テーブルとは、ROM54に記憶されているデータの集まりであって、ランダムRと比較される大当り判定値が設定されているテーブルである。大当り判定テーブルには、通常確率状態(確変状態でない遊技状態)において用いられる通常時大当り判定テーブルと、確変状態において用いられる確変時大当り判定テーブルとがある。通常時大当り判定テーブルには、図8(A)の左欄に記載されている各数値が設定され、確変時大当り判定テーブルには、図8(A)の右欄に記載されている各数値が設定されている。図8(A)に記載されている数値が大当り判定値である。
FIG. 8A is an explanatory diagram showing a jackpot determination table. The jackpot determination table is a collection of data stored in the
なお、この実施の形態では、確変状態には、大当り抽選において大当りと決定される確率を高めた高確率状態に移行されるとともに、高ベース状態にも移行された状態であるある場合と、高確率状態にのみ移行され高ベース状態には移行されていない(低ベース状態である)状態である場合との2つのケースがあるが、いずれのケースの場合であっても、確変状態である場合には確変時大当り判定テーブルが用いられ、それ以外の場合に通常時大当り判定テーブルが用いられる。 In this embodiment, the probability variation state is shifted to a high probability state in which the probability of being determined to be a big hit in the big hit lottery is increased, and also to a high base state, There are two cases: a case where only the probability state is transferred and a state where the high base state is not transferred (ie, the low base state). Is a jackpot determination table for probability variation, and a normal jackpot determination table is used in other cases.
図8(B),(C)は、小当り判定テーブルを示す説明図である。小当り判定テーブルとは、ROM54に記憶されているデータの集まりであって、ランダムRと比較される小当り判定値が設定されているテーブルである。小当り判定テーブルには、第1特別図柄の変動表示を行うときに用いられる小当り判定テーブル(第1特別図柄用)と、第2特別図柄の変動表示を行うときに用いられる小当り判定テーブル(第2特別図柄用)とがある。小当り判定テーブル(第1特別図柄用)には、図8(B)に記載されている各数値が設定され、小当り判定テーブル(第2特別図柄用)には、図8(C)に記載されている各数値が設定されている。また、図8(B),(C)に記載されている数値が小当り判定値である。
8B and 8C are explanatory diagrams showing a small hit determination table. The small hit determination table is a collection of data stored in the
なお、第1特別図柄の変動表示を行う場合にのみ小当りと決定するようにし、第2特別図柄の変動表示を行う場合には小当りを設けないようにしてもよい。この場合、図8(C)に示す第2特別図柄用の小当り判定テーブルは設けなくてもよい。この実施の形態では、遊技状態が確変状態に移行されているときには主として第2特別図柄の変動表示が実行される。遊技状態が確変状態に移行されているときにも小当りが発生するようにし、確変となるか否かを煽る演出を行うように構成すると、現在の遊技状態が確変状態であるにも関わらず却って遊技者に煩わしさを感じさせてしまう。そこで、第2特別図柄の変動表示中は小当りが発生しないように構成すれば、遊技状態が確変状態である場合には小当りが発生しにくくし必要以上に確変に対する煽り演出を行わないようにすることができ、遊技者に煩わしさを感じさせる事態を防止することができる。 Note that it may be determined that a small hit is made only when the variable display of the first special symbol is performed, and the small hit may not be provided when the variable display of the second special symbol is performed. In this case, the small hit determination table for the second special symbol shown in FIG. In this embodiment, when the gaming state is shifted to the probability changing state, the variation display of the second special symbol is mainly executed. Even if the game state is shifted to the probability change state, a small hit will be generated, and if it is configured to produce an effect asking whether or not the probability change will occur, even though the current game state is the probability change state, On the contrary, it makes the player feel annoying. Therefore, if it is configured so that the small hit does not occur during the variation display of the second special symbol, if the gaming state is the probability variation state, it is difficult for the small hit to occur and the excessive effect is not given to the probability variation. This can prevent the player from feeling annoyed.
CPU56は、所定の時期に、乱数回路503のカウント値を抽出して抽出値を大当り判定用乱数(ランダムR)の値とするのであるが、大当り判定用乱数値が図8(A)に示すいずれかの大当り判定値に一致すると、特別図柄に関して大当り(後述する通常大当り、確変大当り、突然確変大当り)にすることに決定する。また、大当り判定用乱数値が図8(B),(C)に示すいずれかの小当り判定値に一致すると、特別図柄に関して小当りにすることに決定する。なお、図8(A)に示す「確率」は、大当りになる確率(割合)を示す。また、図8(B),(C)に示す「確率」は、小当りになる確率(割合)を示す。また、大当りにするか否か決定するということは、大当り遊技状態に移行させるか否か決定するということであるが、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bにおける停止図柄を大当り図柄にするか否か決定するということでもある。また、小当りにするか否か決定するということは、小当り遊技状態に移行させるか否か決定するということであるが、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bにおける停止図柄を小当り図柄にするか否か決定するということでもある。
The
なお、この実施の形態では、図8(B),(C)に示すように、小当り判定テーブル(第1特別図柄用)を用いる場合には300分の1の割合で小当りと決定されるのに対して、小当り判定テーブル(第2特別図柄)を用いる場合には3000分の1の割合で小当りと決定される場合を説明する。従って、この実施の形態では、第1始動入賞口13に始動入賞して第1特別図柄の変動表示が実行される場合には、第2始動入賞口14に始動入賞して第2特別図柄の変動表示が実行される場合と比較して、「小当り」と決定される割合が高い。
In this embodiment, as shown in FIGS. 8B and 8C, when the small hit determination table (for the first special symbol) is used, the small hit is determined at a ratio of 1/300. On the other hand, when using the small hit determination table (second special symbol), a case where the small hit is determined at a ratio of 1/3000 will be described. Therefore, in this embodiment, when the start winning prize is given to the first
図8(D),(E)は、ROM54に記憶されている大当り種別判定テーブル131a,131bを示す説明図である。このうち、図8(D)は、遊技球が第1始動入賞口13に入賞したことにもとづく保留記憶を用いて(すなわち、第1特別図柄の変動表示が行われるとき)大当り種別を決定する場合の大当り種別判定テーブル(第1特別図柄用)131aである。また、図8(E)は、遊技球が第2始動入賞口14に入賞したことにもとづく保留記憶を用いて(すなわち、第2特別図柄の変動表示が行われるとき)大当り種別を決定する場合の大当り種別判定テーブル(第2特別図柄用)131bである。
FIGS. 8D and 8E are explanatory diagrams showing the jackpot type determination tables 131a and 131b stored in the
大当り種別判定テーブル131a,131bは、可変表示結果を大当り図柄にする旨の判定がなされたときに、大当り種別判定用の乱数(ランダム1)にもとづいて、大当りの種別を「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」のうちのいずれかに決定するために参照されるテーブルである。なお、この実施の形態では、図8(D),(E)に示すように、大当り種別判定テーブル131aには「突然確変大当り」に対して8個の判定値が割り当てられている(40分の8の割合で突然確変大当りと決定される)のに対して、大当り種別判定テーブル131bには「突然確変大当り」に対して2個の判定値が割り当てられている(40分の2の割合で突然確変大当りと決定される)場合を説明する。従って、この実施の形態では、第1始動入賞口13に始動入賞して第1特別図柄の変動表示が実行される場合には、第2始動入賞口14に始動入賞して第2特別図柄の変動表示が実行される場合と比較して、「突然確変大当り」と決定される割合が高い。なお、第1特別図柄用の大当り種別判定テーブル131aにのみ「突然確変大当り」を振り分けるようにし、第2特別図柄用の大当り種別判定テーブル131bには「突然確変大当り」の振り分けを行わない(すなわち、第1特別図柄の変動表示を行う場合にのみ、「突然確変大当り」と決定される場合がある)ようにしてもよい。
The jackpot type determination tables 131a and 131b determine that the jackpot type is “normal jackpot”, “ This table is referred to in order to determine one of “probability big hit” and “sudden probability big hit”. In this embodiment, as shown in FIGS. 8D and 8E, eight determination values are assigned to the “sudden probability variation big hit” in the big hit type determination table 131a (40 minutes). 8 is determined to be suddenly probable big hit), whereas the jackpot type determination table 131b is assigned two judgment values for “sudden probable big hit” (a ratio of 2/40) Will suddenly be determined to be a promising big hit). Therefore, in this embodiment, when the first special symbol variation display is executed by starting the first
なお、この実施の形態では、図8(D),(E)に示すように、所定量の遊技価値を付与する第1特定遊技状態としての2ラウンドの突然確変大当りと、該遊技価値よりも多い量の遊技価値を付与する第2特定遊技状態としての15ラウンドの「通常大当り」および「確変大当り」とに決定する場合があるとともに、第1特別図柄の変動表示が実行される場合に高い割合で第1特定遊技状態とすることに決定するが、付与される遊技価値は、この実施の形態で示したようなラウンド数に限られない。例えば、第1特定遊技状態と比較して、遊技価値として1ラウンドあたりの大入賞口への遊技球の入賞数(カウント数)の許容量を多くした第2特定遊技状態を決定するようにしてもよい。また、例えば、第1特定遊技状態と比較して、遊技価値として大当り中の1回あたりの大入賞口の開放時間を長くした第2特定遊技状態を決定するようにしてもよい。また、例えば、同じ15ラウンドの大当りであっても、1ラウンドあたり大入賞口を1回開放する第1特定遊技状態と、1ラウンドあたり大入賞口を複数回開放する第2特定遊技状態とを用意し、大入賞口の開放回数が実質的に多くなるようにして第2特定遊技状態の遊技価値を高めるようにしてもよい。この場合、例えば、第1特定遊技状態または第2特定遊技状態いずれの場合であっても、大入賞口を15回開放したときに(この場合、第1特定遊技状態の場合には15ラウンド全てを終了し、第2特定遊技状態の場合には未消化のラウンドが残っていることになる)、大当りがさらに継続するか否かを煽るような態様の演出を実行するようにしてもよい。そして、第1特定遊技状態の場合には15ラウンド全てを終了していることにもとづいて大当り遊技を終了し、第2特定遊技状態の場合には未消化のラウンドが残っていることにもとづいて、大当り遊技が継続する(恰も15回開放の大当りを終了した後にさらにボーナスで大入賞口の開放が追加で始まったような演出)ようにしてもよい。 In this embodiment, as shown in FIGS. 8 (D) and 8 (E), two rounds of sudden probability change big hits as the first specific gaming state to which a predetermined amount of gaming value is given, There are cases where it is determined to be “normal jackpot” and “probable jackpot” of 15 rounds as the second specific gaming state that gives a large amount of game value, and is high when the variable display of the first special symbol is executed Although it is determined that the first specific gaming state is set in proportion, the gaming value to be given is not limited to the number of rounds as shown in this embodiment. For example, as compared with the first specific gaming state, the second specific gaming state in which the allowable amount of the winning number (count number) of game balls to the big winning opening per round is increased as the gaming value is determined. Also good. Further, for example, as compared with the first specific gaming state, the second specific gaming state in which the opening time of the big winning opening per game during the big hit may be determined as the gaming value. In addition, for example, even if the same 15 round big hits, the first specific gaming state that opens the big winning opening once per round and the second specific gaming state that opens the big winning opening multiple times per round It may be prepared to increase the gaming value of the second specific gaming state by substantially increasing the number of times the special winning opening is opened. In this case, for example, in any case of the first specific gaming state or the second specific gaming state, when the big winning opening is opened 15 times (in this case, all 15 rounds in the case of the first specific gaming state) In the case of the second specific gaming state, there is an undigested round remaining), and it is possible to execute an effect in such a manner as to inquire whether or not the jackpot continues further. Then, in the case of the first specific gaming state, the jackpot game is ended based on the completion of all 15 rounds, and in the case of the second specific gaming state, it is based on the fact that the unsettled round remains. The jackpot game may be continued (an effect in which the bonus winning opening is additionally started with a bonus after the bonus game is completed 15 times).
この実施の形態では、図8(D),(E)に示すように、大当り種別として、「通常大当り」、「確変大当り」および「突然確変大当り」がある。なお、この実施の形態では、大当り遊技において実行されるラウンド数が15ラウンドおよび2ラウンドの2種類であるが、大当り遊技において実行されるラウンド数は、この実施の形態で示したものに限られない。例えば、7ラウンドの大当り遊技に制御する大当りや、5ラウンドの大当り遊技に制御する大当りが設けられていてもよい。また、この実施の形態では、大当り種別が「通常大当り」、「確変大当り」および「突然確変大当り」の3種類であるが、3種類にかぎらず、例えば、4種類以上の大当り種別を設けるようにしてもよい。また、逆に、大当り種別が3種類よりも少なくてもよく、例えば、大当り種別として2種類のみ設けられていてもよい。 In this embodiment, as shown in FIGS. 8D and 8E, the types of jackpots include “normal jackpot”, “probability variation jackpot”, and “sudden probability variation jackpot”. In this embodiment, the number of rounds executed in the jackpot game is two types of 15 rounds and 2 rounds. However, the number of rounds executed in the jackpot game is limited to the one shown in this embodiment. Absent. For example, a jackpot that is controlled for a seven-round jackpot game or a jackpot that is controlled for a five-round jackpot game may be provided. Further, in this embodiment, there are three types of jackpot types, “normal jackpot”, “probability big hit” and “sudden probability big hit”, but not limited to three types, for example, four or more types of big hit types are provided. It may be. Conversely, the jackpot type may be less than three types, for example, only two types may be provided as the jackpot type.
「確変大当り」は、15ラウンドの大当り遊技状態に制御し、その大当り遊技状態の終了後に確変状態に移行させる大当りである(この実施の形態では、高確率状態に移行されるとともに時短状態(高ベース状態)にも移行される。後述するステップS169〜S171参照)。そして、確変状態に移行した後、次の大当りが発生するまで確変状態が維持される(後述するステップS132参照)。 The “probable big hit” is a big hit that is controlled to 15 rounds of the big hit gaming state and is shifted to the probable change state after the big hit gaming state is finished (in this embodiment, the high probability state and the short time state (high The base state is also transferred (see steps S169 to S171 described later). After the transition to the probability variation state, the probability variation state is maintained until the next big hit occurs (see step S132 described later).
また、「通常大当り」は、15ラウンドの大当り遊技状態に制御し、その大当り遊技状態の終了後に確変状態(高確率状態)に移行されず、時短状態(高ベース状態)にのみ移行される大当りである(後述するステップS167参照)。そして、時短状態に移行した後、特別図柄および飾り図柄の変動表示の実行を所定回数(例えば、100回)終了するまで時短状態(高ベース状態)が維持される(後述するステップS137〜S140参照)。なお、この実施の形態では、時短状態に移行した後、所定回数の変動表示の実行を終了する前に大当りが発生した場合にも、時短状態(高ベース状態)が終了する(後述するステップS132参照)。 In addition, “normal big hit” is controlled to 15 rounds of big hit gaming state, and after the big hit gaming state is finished, it is not shifted to the probabilistic state (high probability state), but the big hit is transferred only to the short time state (high base state). (See step S167 described later). Then, after shifting to the time reduction state, the time reduction state (high base state) is maintained until the execution of the variable symbol special display and the decorative symbol display is completed a predetermined number of times (for example, 100 times) (see steps S137 to S140 described later). ). In this embodiment, the time reduction state (high base state) is ended even when a big hit occurs after the transition to the time reduction state and before the execution of the predetermined number of fluctuation displays is ended (step S132 described later). reference).
また、「突然確変大当り」は、「確変大当り」や「通常大当り」と比較して大入賞口の開放回数が少ない回数(この実施の形態では0.1秒間の開放を2回)まで許容される大当りである。すなわち、「突然確変大当り」となった場合には、2ラウンドの大当り遊技状態に制御される。また、「確変大当り」や、「通常大当り」では、1ラウンドあたりの大入賞口の開放時間が29秒と長いのに対して、「突然確変大当り」では1ラウンドあたりの大入賞口の開放時間が0.1秒と極めて短く、大当り遊技中に大入賞口に遊技球が入賞することは殆ど期待できない。そして、この実施の形態では、その突然確変大当り遊技状態の終了後に確変状態に移行される(この実施の形態では、高確率状態に移行されるのみで高ベース状態には移行されない。後述するステップS169〜S171参照)。 In addition, “suddenly promising big hit” is allowed up to a small number of times that the big winning opening is opened compared to “probable big hit” or “normal big hit” (in this embodiment, the opening for 0.1 second is twice). It is a big hit. In other words, when “suddenly promising big hit”, the game is controlled to a two round big hit gaming state. In addition, in “probable big hit” and “normal big hit”, the opening time of the big winning opening per round is as long as 29 seconds, whereas in “sudden probable big hit”, the opening time of the big winning opening per round is long. Is as short as 0.1 seconds, and it is almost impossible to expect a game ball to win a big prize during a big hit game. And in this embodiment, after the sudden probability variation big hit gaming state is finished, the transition is made to the probability variation state (in this embodiment, the transition is made only to the high probability state and not the high base state. (See S169 to S171).
なお、この実施の形態では、「小当り」となった場合にも、大入賞口の開放が0.1秒間ずつ2回行われ、「突然確変大当り」による大当り遊技状態と同様の制御が行われる。そして、「小当り」となった場合には、大入賞口の2回の開放が終了した後、遊技状態は変化せず、「小当り」となる前の遊技状態が維持される。そのようにすることによって、「突然確変大当り」であるか「小当り」であるかを認識できないようにし、遊技の興趣を向上させる。なお、例えば、大当り種別が全て確変大当りであるように構成する場合には、小当りを設けなくてもよい。 In this embodiment, even when “small hit” is reached, the big winning opening is opened twice for 0.1 seconds each, and the same control as the big hit gaming state by “suddenly probable big hit” is performed. Is called. In the case of “small hit”, the game state does not change after the opening of the big winning opening twice, and the game state before “small hit” is maintained. By doing so, it becomes impossible to recognize whether it is a “suddenly promising big hit” or “small hit”, and the fun of the game is improved. For example, when the big hit types are all configured to be probable big hits, the small hits need not be provided.
大当り種別判定テーブル131a,131bには、ランダム1の値と比較される数値であって、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」のそれぞれに対応した判定値(大当り種別判定値)が設定されている。CPU56は、ランダム1の値が大当り種別判定値のいずれかに一致した場合に、大当りの種別を、一致した大当り種別判定値に対応する種別に決定する。
The big hit type determination tables 131a and 131b are numerical values to be compared with a random 1 value, and corresponding to the “normal big hit”, “probability variable big hit”, and “suddenly probable big hit” (big hit type determination value) ) Is set. When the value of random 1 matches any of the jackpot type determination values, the
図9(A)〜(C)は、大当り用変動パターン種別判定テーブル132A〜132Cを示す説明図である。大当り用変動パターン種別判定テーブル132A〜132Cは、可変表示結果を大当り図柄にする旨の判定がなされたときに、大当り種別の判定結果に応じて、変動パターン種別を、変動パターン種別判定用の乱数(ランダム2)にもとづいて複数種類のうちのいずれかに決定するために参照されるテーブルである。 9A to 9C are explanatory diagrams showing the big hit variation pattern type determination tables 132A to 132C. The jackpot variation pattern type determination tables 132A to 132C, when it is determined that the variable display result is a jackpot symbol, the variation pattern type is determined according to the determination result of the jackpot type, and a random number for determining the variation pattern type. It is a table that is referred to in order to determine one of a plurality of types based on (Random 2).
各大当り用変動パターン種別判定テーブル132A〜132Cには、変動パターン種別判定用の乱数(ランダム2)の値と比較される数値(判定値)であって、ノーマルCA3−1〜ノーマルCA3−2、スーパーCA3−3、特殊CA4−1、特殊CA4−2の変動パターン種別のいずれかに対応する判定値が設定されている。 Each of the big hit variation pattern type determination tables 132A to 132C includes numerical values (determination values) to be compared with random number (random 2) values for variation pattern type determination, which are normal CA3-1 to normal CA3-2, A determination value corresponding to any one of the variation pattern types of super CA3-3, special CA4-1, and special CA4-2 is set.
例えば、大当り種別が「通常大当り」である場合に用いられる図9(A)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132Aと、大当り種別が「確変大当り」である場合に用いられる図9(B)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132Bとで、ノーマルCA3−1〜ノーマルCA3−2、スーパーCA3−3の変動パターン種別に対する判定値の割り当てが異なっている。 For example, the big hit variation pattern type determination table 132A shown in FIG. 9A used when the big hit type is “normal big hit”, and FIG. 9B used when the big hit type is “probable big hit”. The allocation of determination values for the variation pattern types of normal CA3-1 to normal CA3-2 and super CA3-3 is different from the big hit variation pattern type determination table 132B.
このように、大当り種別に応じて選択される大当り用変動パターン種別判定テーブル132A〜132Cを比較すると、大当り種別に応じて各変動パターン種別に対する判定値の割り当てが異なっている。また、大当り種別に応じて異なる変動パターン種別に対して判定値が割り当てられている。よって、大当り種別を複数種類のうちのいずれにするかの決定結果に応じて、異なる変動パターン種別に決定することができ、同一の変動パターン種別に決定される割合を異ならせることができる。 As described above, when the big hit variation pattern type determination tables 132A to 132C selected according to the big hit type are compared, the assignment of the determination value to each fluctuation pattern type is different according to the big hit type. Also, determination values are assigned to different variation pattern types depending on the jackpot type. Therefore, different variation pattern types can be determined according to the determination result of whether the big hit type is a plurality of types, and the ratio determined for the same variation pattern type can be varied.
なお、図9(A),(B)に示すように、この実施の形態では、「通常大当り」または「確変大当り」である場合には、変動パターン種別判定用の乱数(ランダム2)の値が150〜251であれば、少なくともスーパーリーチ(スーパーリーチA、スーパーリーチB)を伴う変動表示が実行されることがわかる。 In this embodiment, as shown in FIGS. 9A and 9B, in the case of “ordinary big hit” or “probable big hit”, the value of random number (random 2) for determining the variation pattern type Is 150 to 251, it can be seen that variable display with at least super reach (super reach A, super reach B) is executed.
また、スーパーリーチ大当りについて、擬似連を伴う変動パターン種別(スーパーPA3−3、スーパーPA3−4の変動パターンを含む変動パターン種別)と、擬似連を伴わない変動パターン種別(スーパーPB3−3、スーパーPB3−4の変動パターンを含む変動パターン種別)とに分けてもよい。この場合、通常大当り用の大当り用変動パターン種別判定テーブル132Aおよび確変大当り用の大当り用変動パターン種別判定テーブル132Bの両方において、スーパーリーチかつ擬似連を伴う変動パターン種別と、スーパーリーチかつ擬似連を伴わない変動パターン種別とが割り当てられることになる。 In addition, for the super reach big hit, the variation pattern type with pseudo-continuity (variation pattern type including the variation pattern of Super PA3-3 and Super PA3-4) and the variation pattern type without super-continuity (Super PB3-3, Super It may be divided into a variation pattern type including a variation pattern of PB3-4. In this case, in both the big hit variation pattern type determination table 132A for normal big hit and the big hit variation pattern type determination table 132B for probability variation big hit, the variation pattern type with super reach and pseudo-ream, super reach and pseudo ream A variation pattern type that is not accompanied is assigned.
また、大当り種別が「突然確変大当り」である場合に用いられる大当り用変動パターン種別判定テーブル132Cでは、例えば、特殊CA4−1、特殊CA4−2といった大当り種別が「突然確変大当り」以外である場合には判定値が割り当てられない変動パターン種別に対して、判定値が割り当てられている。よって、可変表示結果が「大当り」となり大当り種別が「突然確変大当り」となることに応じて突然確変大当り状態に制御する場合には、通常大当りや確変大当りによる大当り状態に制御する場合とは異なる変動パターン種別に決定することができる。 In the big hit variation pattern type determination table 132C used when the big hit type is “suddenly probable big hit”, for example, when the big hit type such as special CA4-1 or special CA4-2 is other than “suddenly probable big hit”. A determination value is assigned to a variation pattern type to which no determination value is assigned. Therefore, when the variable display result is “big hit” and the big hit type is “suddenly probable big hit”, it is different from the case of controlling to the big hit state by normal big hit or probable big hit. The variation pattern type can be determined.
また、図9(D)は、小当り用変動パターン種別判定テーブル132Dを示す説明図である。小当り用変動パターン種別判定テーブル132Dは、可変表示結果を小当り図柄にする旨の判定がなされたときに、変動パターン種別を、変動パターン種別判定用の乱数(ランダム2)にもとづいて複数種類のうちのいずれかに決定するために参照されるテーブルである。なお、この実施の形態では、図9(D)に示すように、小当りとすることに決定されている場合には、変動パターン種別として特殊CA4−1が決定される場合が示されている。 FIG. 9D is an explanatory diagram showing a small hit variation pattern type determination table 132D. The small hit variation pattern type determination table 132D has a plurality of variation pattern types based on a random number (random 2) for variation pattern type determination when it is determined that the variable display result is a small hit symbol. It is a table that is referred to in order to determine any of the above. In this embodiment, as shown in FIG. 9D, when it is determined to be a small hit, the case where the special CA4-1 is determined as the variation pattern type is shown. .
図10(A)〜(C)は、はずれ用変動パターン種別判定テーブル135A〜135Dを示す説明図である。このうち、図10(A)には、遊技状態が低ベース状態(高確率/低ベース状態または低確率/低ベース状態)であるとともに記憶数(合算保留記憶数)が3未満である場合に用いられるはずれ用変動パターン種別判定テーブル135Aが示されている。また、図10(B)には、遊技状態が低ベース状態(高確率/低ベース状態または低確率/低ベース状態)であるとともに合算保留記憶数が3以上である場合に用いられるはずれ用変動パターン種別判定テーブル135Bが示されている。また、図10(C)には、遊技状態が高ベース状態(高確率/高ベース状態または低確率/高ベース状態)である場合に用いられるはずれ用変動パターン種別判定テーブル135Cが示されている。はずれ用変動パターン種別判定テーブル135A〜135Cは、可変表示結果をはずれ図柄にする旨の判定がなされたときに、変動パターン種別を、変動パターン種別判定用の乱数(ランダム2)にもとづいて複数種類のうちのいずれかに決定するために参照されるテーブルである。 FIGS. 10A to 10C are explanatory diagrams showing the deviation variation pattern type determination tables 135A to 135D. Among these, FIG. 10A shows a case where the gaming state is a low base state (high probability / low base state or low probability / low base state) and the number of memories (total number of pending storage) is less than 3. A variation pattern type determination table 135A for loss to be used is shown. Also, FIG. 10B shows the fluctuation for loss used when the gaming state is a low base state (high probability / low base state or low probability / low base state) and the total number of pending storages is 3 or more. A pattern type determination table 135B is shown. Also, FIG. 10C shows a loss variation pattern type determination table 135C used when the gaming state is a high base state (high probability / high base state or low probability / high base state). . The deviation variation pattern type determination tables 135A to 135C have a plurality of variation pattern types based on a random number (random 2) for variation pattern type determination when it is determined that the variable display result is an off symbol. It is a table that is referred to in order to determine any of the above.
なお、図10に示す例では、遊技状態が高ベース状態である場合と合算保留記憶数が3以上である場合とで別々のはずれ用変動パターン種別判定テーブル135B〜135Dが用いられるが、高ベース状態である場合と合算保留記憶数が3以上である場合とで、共通のはずれ用変動パターン種別判定テーブルを用いるように構成してもよい。また、図10(C)に示す例では、合算保留記憶数に関わらず共通の高ベース用のはずれ用変動パターン種別判定テーブル135Cが用いられるが、高ベース用のはずれ用変動パターン種別判定テーブルとして合算保留記憶数に応じた複数のはずれ用変動パターン判定テーブル(判定値の割合を異ならせたテーブル)を用いるようにしてもよい。 In the example shown in FIG. 10, separate variation pattern type determination tables 135 </ b> B to 135 </ b> D are used for the case where the gaming state is the high base state and the case where the total pending storage number is 3 or more. It may be configured to use a common deviation variation pattern type determination table in the case of the state and in the case where the total pending storage number is 3 or more. In the example shown in FIG. 10C, the common high base deviation variation pattern type determination table 135C is used regardless of the total number of pending storage, but the high base deviation variation pattern type determination table is used. A plurality of deviation variation pattern determination tables (tables with different ratios of determination values) corresponding to the total number of pending storages may be used.
なお、この実施の形態では、遊技状態が低ベース状態である場合には、合算保留記憶数が3未満である場合に用いるはずれ変動パターン種別判定テーブル135Aと、合算保留記憶数が3以上である場合に用いるはずれ変動パターン種別判定テーブル135Bとの2種類のテーブルが用いられるが、はずれ変動パターン種別判定テーブルの分け方は、この実施の形態で示したものにかぎられない。例えば、合算保留記憶数の値ごとに別々のはずれ変動パターン種別判定テーブルをそれぞれ備えてもよい(すなわち、合算保留記憶数0個用、合算保留記憶数1個用、合算保留記憶数2個用、合算保留記憶数3個用、合算保留記憶数4個用・・・のはずれ変動パターン種別判定テーブルをそれぞれ別々に用いるようにしてもよい)。また、例えば、合算保留記憶数の他の複数の値の組合せに対応したはずれ変動パターン種別判定テーブルを用いるようにしてもよい。例えば、合算保留記憶数0〜2用、合算保留記憶数3用、合算保留記憶数4用・・・のはずれ変動パターン種別判定テーブルを用いるようにしてもよい。
In this embodiment, when the gaming state is in the low base state, the deviation variation pattern type determination table 135A used when the total pending storage number is less than 3 and the total pending storage number is 3 or more. Two types of tables, the deviation variation pattern type determination table 135B used in the case, are used, but the method of dividing the variation variation pattern type determination table is not limited to that shown in this embodiment. For example, a separate deviation variation pattern type determination table may be provided for each value of the total pending storage number (that is, for the total
また、この実施の形態では、合算保留記憶数に応じてはずれ変動パターン種別判定テーブルが複数備えられているが、第1保留記憶数や第2保留記憶数に応じてはずれ変動パターン種別判定テーブルを複数備えるようにしてもよい。例えば、第1特別図柄の変動表示を行う場合には、第1保留記憶数の値ごとに別々に用意されたはずれ変動パターン種別判定テーブルを用いるようにしてもよい(すなわち、第1保留記憶数0個用、第1保留記憶数1個用、第1保留記憶数2個用、第1保留記憶数3個用、第1保留記憶数4個用・・・のはずれ変動パターン種別判定テーブルをそれぞれ別々に用いるようにしてもよい)。また、例えば、第1保留記憶数の他の複数の値の組合せに対応したはずれ変動パターン種別判定テーブルを用いるようにしてもよい。例えば、第1保留記憶数0〜2用、第1保留記憶数3用、第1保留記憶数4用・・・のはずれ変動パターン種別判定テーブルを用いるようにしてもよい。この場合であっても、第1保留記憶数や第2保留記憶数が多い場合(例えば3以上)には、変動時間が短い変動パターンを含む変動パターン種別が選択されやすいように構成すればよい。また、このような場合であっても、特定の可変表示パターンとしてのスーパーリーチを伴う変動パターンを含む変動パターン種別に対して共通の判定値を割り当てるように構成すればよい。
Further, in this embodiment, a plurality of deviation variation pattern type determination tables are provided according to the total number of reserved storages. A plurality of them may be provided. For example, when the variable display of the first special symbol is performed, a deviation variation pattern type determination table prepared separately for each value of the first reserved memory number may be used (that is, the first reserved memory number). The deviation variation pattern type determination table for 0, for the first reserved memory number, for the first reserved memory number for 2, for the first reserved memory number for three, for the first reserved memory number for four, etc. Each may be used separately). Further, for example, a deviation variation pattern type determination table corresponding to a combination of a plurality of other values of the first reserved storage number may be used. For example, a deviation variation pattern type determination table for the first reserved
なお、「特定の可変表示パターン」とは、スーパーリーチを伴う変動パターンなど、少なくとも大当りに対する期待度が高く設定され、遊技者に大当りに対する期待感を抱かせることができる変動パターン種別、変動パターンのことである。また、「大当りに対する期待度(信頼度)」は、特定の演出態様による可変表示(例えば、スーパーリーチを伴う変動表示)が実行された場合に大当りが出現する出現率(確率)を意味する。例えば、スーパーリーチを伴う変動表示が実行される場合の大当り期待度は、(大当りと決定されている場合にスーパーリーチが実行される割合)/(大当りと決定されている場合およびはずれと決定されている場合の両方にスーパーリーチが実行される割合)を計算することによって求められる。 Note that the “specific variable display pattern” is a variation pattern with a high reach, such as a variation pattern with super reach, and a variation pattern type and variation pattern that can make the player have a sense of expectation for the big hit. That is. Further, the “expected degree (reliability) for the big hit” means an appearance rate (probability) that a big hit appears when variable display (for example, variable display with super reach) according to a specific performance mode is executed. For example, the expectation degree of jackpot when the variable display with super reach is executed is determined as (the rate at which super reach is executed when the jackpot is determined) / (when the jackpot is determined and out of place) Is calculated by calculating the rate at which super reach is performed on both.
各はずれ用変動パターン種別判定テーブル135A〜135Bには、変動パターン種別判定用の乱数(ランダム2)の値と比較される数値(判定値)であって、非リーチCA2−1〜非リーチCA2−3、ノーマルCA2−4〜ノーマルCA2−6、スーパーCA2−7の変動パターン種別のいずれかに対応する判定値が設定されている。 Each of the deviation variation pattern type determination tables 135A to 135B includes a numerical value (determination value) to be compared with a random number (random 2) value for variation pattern type determination, which is non-reach CA2-1 to non-reach CA2- 3, a determination value corresponding to one of the variation pattern types of normal CA2-4 to normal CA2-6 and super CA2-7 is set.
なお、図10(A),(B)に示すように、この実施の形態では、はずれであるとともに遊技状態が低ベース状態である場合には、変動パターン種別判定用の乱数(ランダム2)の値が230〜251であれば、合算保留記憶数に関わらず、少なくともスーパーリーチ(スーパーリーチA、スーパーリーチB)を伴う変動表示が実行されることがわかる。 As shown in FIGS. 10A and 10B, in this embodiment, when the game state is low and the game state is a low base state, a random number (random 2) for determining the variation pattern type is used. If the value is 230 to 251, it can be seen that variable display with at least super reach (super reach A, super reach B) is executed regardless of the total number of pending storage.
また、図10(A)、(B)に示すように、この実施の形態では、はずれであるとともに遊技状態が低ベース状態である場合には、変動パターン種別判定用の乱数(ランダム2)の値が1〜79であれば、合算保留記憶数に関わらず、少なくともリーチを伴わない(擬似連や滑り演出などの演出も伴わない)通常変動の変動表示が実行されることがわかる。そのようなテーブル構成により、この実施の形態では、判定テーブル(はずれ用変動パターン種別判定テーブル135A,135B)は、リーチ用可変表示パターン(リーチを伴う変動パターン)以外の可変表示パターンのうちの少なくとも一部に対して、保留記憶手段(第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファ)が記憶する権利の数(第1保留記憶数や第2保留記憶数、合算保留記憶数)に関わらず、共通の判定値(図10(A),(B)に示す例では1〜79)が割り当てられるように構成されている。なお、「リーチ用可変表示パターン以外の可変表示パターン」とは、この実施の形態で示したように、例えば、リーチを伴わず、擬似連や滑り演出などの演出も伴わず、可変表示結果が大当りとならない場合に用いられる可変表示パターン(変動パターン)のことである。 Also, as shown in FIGS. 10A and 10B, in this embodiment, when the game state is low and the game state is a low base state, a random number (random 2) for determining the variation pattern type is used. If the value is 1 to 79, it can be seen that the fluctuation display of the normal fluctuation is executed at least without the reach (without the effect such as the pseudo-ream and the slide effect) regardless of the total number of reserved storage. Due to such a table configuration, in this embodiment, the determination table (displacement variation pattern type determination table 135A, 135B) includes at least one of the variable display patterns other than the reach variable display pattern (variation pattern with reach). Regardless of the number of rights (first reserved memory number, second reserved memory number, combined reserved memory number) stored in the reserved memory means (first reserved memory buffer or second reserved memory buffer) for a part, Common determination values (1 to 79 in the examples shown in FIGS. 10A and 10B) are assigned. Note that the “variable display pattern other than the reach variable display pattern” means that, as shown in this embodiment, for example, there is no reach, and there is no effect such as pseudo-ream or sliding effect, and the variable display result is It is a variable display pattern (fluctuation pattern) used when a big hit is not made.
なお、この実施の形態では、図9に示すように、現在の遊技状態に関わらず、共通の大当り用変動パターン種別判定テーブルを用いるが、現在の遊技状態が確変状態であるか通常確率状態であるかに応じて、それぞれ別々に用意された大当り用変動パターン種別判定テーブルを用いるようにしてもよい。また、この実施の形態では、合算保留記憶数が3以上である場合に、図10(B)に示す短縮用のはずれ用変動パターン種別判定テーブルを選択して短縮変動の変動パターンが決定される場合があるが、現在の遊技状態に応じて短縮変動の変動パターンが選択されうる場合の合算保留記憶数(第1保留記憶数や第2保留記憶数でもよい)の閾値を異ならせてもよい。例えば、遊技状態が低ベース状態である場合には、合算保留記憶数が3である場合に(または、例えば、第1保留記憶数や第2保留記憶数が2である場合に)、短縮用のはずれ用変動パターン種別判定テーブルを選択して短縮変動の変動パターンが決定される場合があるようにし、遊技状態が高ベース状態である場合には、合算保留記憶数がより少ない1や2の場合でも(または、例えば、第1保留記憶数や第2保留記憶数がより少ない0や1の場合でも)、短縮用のはずれ用変動パターン種別判定テーブルを選択して短縮変動の変動パターンが決定される場合があるようにしてもよい。 In this embodiment, as shown in FIG. 9, a common jackpot variation pattern type determination table is used regardless of the current gaming state, but the current gaming state is a probability variation state or a normal probability state. Depending on whether or not there is a big hit variation pattern type determination table prepared separately. In this embodiment, when the total number of pending storages is 3 or more, the variation pattern for shortening variation is determined by selecting the variation pattern type determination table for shortening shown in FIG. 10B. In some cases, the threshold value of the total number of reserved memories (which may be the first reserved memory number or the second reserved memory number) when the variation pattern of the shortening variation can be selected according to the current gaming state may be varied. . For example, when the gaming state is a low base state, when the total reserved memory number is 3 (or when the first reserved memory number or the second reserved memory number is 2, for example), for shortening The variation pattern type determination table for misalignment is selected so that the variation pattern of the shortened variation may be determined. When the gaming state is the high base state, the total number of pending storages of 1 and 2 is smaller Even in this case (or, for example, even when the number of the first reserved memory and the number of the second reserved memory is 0 or 1), the variation pattern of the shortened variation is determined by selecting the shortening variation pattern type determination table You may be made to be.
図11(A),(B)は、ROM54に記憶されている当り変動パターン判定テーブル137A〜137Bを示す説明図である。当り変動パターン判定テーブル137A〜137Bは、可変表示結果を「大当り」や「小当り」にする旨の判定がなされたときに、大当り種別や変動パターン種別の決定結果などに応じて、変動パターン判定用の乱数(ランダム3)にもとづいて、変動パターンを複数種類のうちのいずれかに決定するために参照されるテーブルである。各当り変動パターン判定テーブル137A〜137Bは、変動パターン種別の決定結果に応じて、使用テーブルとして選択される。すなわち、変動パターン種別をノーマルCA3−1〜ノーマルCA3−2、スーパーCA3−3のいずれかにする旨の決定結果に応じて当り変動パターン判定テーブル137Aが使用テーブルとして選択され、変動パターン種別を特殊CA4−1、特殊CA4−2のいずれかにする旨の決定結果に応じて当り変動パターン判定テーブル137Bが使用テーブルとして選択される。各当り変動パターン判定テーブル137A〜137Bは、変動パターン種別に応じて、変動パターン判定用の乱数(ランダム3)の値と比較される数値(判定値)であって、飾り図柄の可変表示結果が「大当り」である場合に対応した複数種類の変動パターンのいずれかに対応するデータ(判定値)を含む。
FIGS. 11A and 11B are explanatory views showing hit variation pattern determination tables 137A to 137B stored in the
なお、図11(A)に示す例では、変動パターン種別として、ノーマルリーチのみを伴う変動パターンを含む変動パターン種別であるノーマルCA3−1と、ノーマルリーチおよび擬似連を伴う変動パターンを含む変動パターン種別であるノーマルCA3−2と、スーパーリーチを伴う(スーパーリーチとともに擬似連を伴う場合もある)変動パターンを含む変動パターン種別であるスーパーCA3−3とに種別分けされている場合が示されている。また、図11(B)に示す例では、変動パターン種別として、非リーチの変動パターンを含む変動パターン種別である特殊CA4−1と、リーチを伴う変動パターンを含む変動パターン種別である特殊CA4−2とに種別分けされている場合が示されている。なお、図11(B)において、リーチの有無によって変動パターン種別を分けるのではなく、擬似連や滑り演出などの演出の有無によって変動パターン種別を分けてもよい。この場合、例えば、特殊CA4−1は、擬似連や滑り演出などの演出を伴わない変動パターンである特殊PG1−1と特殊PG2−1を含むようにし、特殊CA4−2は、擬似連や滑り演出などの演出を伴う特殊PG1−2、特殊PG1−3および特殊PG2−2を含むように構成してもよい。 In the example shown in FIG. 11A, the variation pattern type includes a normal CA3-1 that is a variation pattern type that includes a variation pattern that includes only normal reach, and a variation pattern type that includes a variation pattern that includes normal reach and pseudo-continuity. A case is shown in which a normal CA 3-2 is classified into a normal CA 3-2 and a super CA 3-3 that is a variation pattern type including a variation pattern with super reach (which may be accompanied by a pseudo-ream). In the example shown in FIG. 11B, as the variation pattern type, a special CA4-1 that is a variation pattern type including a non-reach variation pattern and a special CA4- that is a variation pattern type including a variation pattern with reach are used. 2 shows a case of classification into two. In FIG. 11B, the variation pattern type may be divided according to the presence / absence of effects such as pseudo-ream and sliding effects, instead of being classified according to the presence / absence of reach. In this case, for example, the special CA 4-1 includes special PG 1-1 and special PG 2-1, which are fluctuation patterns not accompanied by effects such as pseudo-ream and slip effects. You may comprise so that special PG1-2, special PG1-3, and special PG2-2 accompanying effects, such as an effect, may be included.
図12は、ROM54に記憶されているはずれ変動パターン判定テーブル138Aを示す説明図である。はずれ変動パターン判定テーブル138Aは、可変表示結果を「はずれ」にする旨の判定がなされたときに、変動パターン種別の決定結果に応じて、変動パターン判定用の乱数(ランダム3)にもとづいて、変動パターンを複数種類のうちのいずれかに決定するために参照されるテーブルである。はずれ変動パターン判定テーブル138Aは、変動パターン種別の決定結果に応じて、使用テーブルとして選択される。
FIG. 12 is an explanatory diagram showing a deviation variation pattern determination table 138A stored in the
図13および図14は、遊技制御用マイクロコンピュータ560が送信する演出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。図13および図14に示す例において、コマンド80XX(H)は、特別図柄の可変表示に対応して演出表示装置9において可変表示される飾り図柄の変動パターンを指定する演出制御コマンド(変動パターンコマンド)である(それぞれ変動パターンXXに対応)。つまり、図6に示された使用されうる変動パターンのそれぞれに対して一意な番号を付した場合に、その番号で特定される変動パターンのそれぞれに対応する変動パターンコマンドがある。なお、「(H)」は16進数であることを示す。また、変動パターンを指定する演出制御コマンドは、変動開始を指定するためのコマンドでもある。従って、演出制御用マイクロコンピュータ100は、コマンド80XX(H)を受信すると、演出表示装置9において飾り図柄の可変表示を開始するように制御する。
FIG. 13 and FIG. 14 are explanatory diagrams showing an example of the contents of the effect control command transmitted by the
コマンド8C01(H)〜8C05(H)は、大当りとするか否か、小当りとするか否か、および大当り種別を示す演出制御コマンドである。演出制御用マイクロコンピュータ100は、コマンド8C01(H)〜8C05(H)の受信に応じて飾り図柄の表示結果を決定するので、コマンド8C01(H)〜8C05(H)を表示結果指定コマンドという。
Commands 8C01 (H) to 8C05 (H) are effect control commands indicating whether or not to make a big hit, whether or not to make a big hit, and a big hit type. The
コマンド8D01(H)は、第1特別図柄の可変表示(変動)を開始することを示す演出制御コマンド(第1図柄変動指定コマンド)である。コマンド8D02(H)は、第2特別図柄の可変表示(変動)を開始することを示す演出制御コマンド(第2図柄変動指定コマンド)である。第1図柄変動指定コマンドと第2図柄変動指定コマンドとを特別図柄特定コマンド(または図柄変動指定コマンド)と総称することがある。なお、第1特別図柄の可変表示を開始するのか第2特別図柄の可変表示を開始するのかを示す情報を、変動パターンコマンドに含めるようにしてもよい。 Command 8D01 (H) is an effect control command (first symbol variation designation command) indicating that variable display (variation) of the first special symbol is started. Command 8D02 (H) is an effect control command (second symbol variation designation command) indicating that variable display (variation) of the second special symbol is started. The first symbol variation designation command and the second symbol variation designation command may be collectively referred to as a special symbol specifying command (or symbol variation designation command). Note that information indicating whether to start variable display of the first special symbol or variable display of the second special symbol may be included in the variation pattern command.
コマンド8E01(H)は、普通図柄の表示結果が当りになることを示すとともに普通図柄の変動を開始することを示す普通図柄開始指定(当り)コマンドであり、コマンド8E02(H)は、普通図柄の表示結果がはずれになることを示すとともに普通図柄の変動を開始することを示す普通図柄開始指定(はずれ)コマンドである。コマンド8E03(H)は、普通図柄の変動(可変表示)を終了することを示す普通図柄変動終了指定コマンドである。ただし、この実施の形態では、遊技状態(高ベース状態/低ベース状態)に応じて普通図柄の変動時間は一定であるから、普通図柄変動終了指定コマンドを使用しなくてもよい。 The command 8E01 (H) is a normal symbol start designation (hit) command indicating that the display result of the normal symbol is a win and starting the fluctuation of the normal symbol, and the command 8E02 (H) is a normal symbol. This is a normal symbol start designation (deletion) command that indicates that the display result of is out of the range, and that normal symbol variation starts. Command 8E03 (H) is a normal symbol change end designation command indicating that normal symbol change (variable display) is to be ended. However, in this embodiment, since the variation time of the normal symbol is constant according to the gaming state (high base state / low base state), it is not necessary to use the normal symbol variation end designation command.
コマンド8F00(H)は、可変表示(変動)を終了して表示結果(停止図柄)を導出表示することを示す演出制御コマンド(図柄確定指定コマンド)である。演出制御用マイクロコンピュータ100は、図柄確定指定コマンドを受信すると、飾り図柄の可変表示(変動)を終了して表示結果を導出表示する。
Command 8F00 (H) is an effect control command (symbol confirmation designation command) indicating that the variable display (variation) is terminated and the display result (stop symbol) is derived and displayed. When receiving the symbol confirmation designation command, the
コマンド9000(H)は、遊技機に対する電力供給が開始されたときに送信される演出制御コマンド(初期化指定コマンド:電源投入指定コマンド)である。コマンド9200(H)は、遊技機に対する電力供給が再開されたときに送信される演出制御コマンド(停電復旧指定コマンド)である。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、遊技機に対する電力供給が開始されたときに、バックアップRAMにデータが保存されている場合には、停電復旧指定コマンドを送信し、そうでない場合には、初期化指定コマンドを送信する。
Command 9000 (H) is an effect control command (initialization designation command: power-on designation command) transmitted when power supply to the gaming machine is started. Command 9200 (H) is an effect control command (power failure recovery designation command) transmitted when power supply to the gaming machine is resumed. When the power supply to the gaming machine is started, the
コマンド9F00(H)は、客待ちデモンストレーションを指定する演出制御コマンド(客待ちデモ指定コマンド)である。 Command 9F00 (H) is an effect control command (customer waiting demonstration designation command) for designating a customer waiting demonstration.
コマンドA001,A002(H)は、ファンファーレ画面を表示すること、すなわち大当り遊技の開始を指定する演出制御コマンド(大当り開始指定コマンド:ファンファーレ指定コマンド)である。この実施の形態では、大当りの種類に応じて、大当り開始指定コマンドまたは小当り/突然確変大当り開始指定コマンドが用いられる。具体的には、「通常大当り」や「確変大当り」である場合には大当り開始指定コマンド(A001(H))が用いられ、「突然確変大当り」や「小当り」である場合には小当り/突然確変大当り開始指定コマンド(A002(H))が用いられる。なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然大当りである場合に突然確変大当り開始指定用のファンファーレ指定コマンドを送信するものの、小当りである場合にはファンファーレ指定コマンドを送信しないように構成してもよい。
Commands A001 and A002 (H) are effect control commands for displaying the fanfare screen, that is, designating the start of the big hit game (big hit start designation command: fanfare designation command). In this embodiment, a big hit start designation command or a small hit / sudden probability sudden change big hit start designation command is used according to the type of big hit. Specifically, the big hit start designation command (A001 (H)) is used for “normal big hit” or “probable big hit”, and the small hit for “suddenly promiscuous big hit” or “small hit”. / Sudden probability change big hit start designation command (A002 (H)) is used. It should be noted that the
コマンドA1XX(H)は、XXで示す回数目(ラウンド)の大入賞口開放中の表示を示す演出制御コマンド(大入賞口開放中指定コマンド)である。なお、大入賞口開放中指定コマンドはラウンドごとにそのラウンドを指定する値がEXTデータに設定されて送信されるので、ラウンドごとに異なる大入賞口開放中指定コマンドが送信される。例えば、大当り遊技中の第1ラウンドを実行する際には、ラウンド1を指定する大入賞口開放中指定コマンド(A101(H))が送信され、大当り遊技中の第10ラウンドを実行する際には、ラウンド10を指定する大入賞口開放中指定コマンド(A10A(H))が送信される。A2XX(H)は、XXで示す回数目(ラウンド)の大入賞口閉鎖を示す演出制御コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)である。なお、大入賞口開放後指定コマンドはラウンドごとにそのラウンドを指定する値がEXTデータに設定されて送信されるので、ラウンドごとに異なる大入賞口開放後指定コマンドが送信される。例えば、大当り遊技中の第1ラウンドを終了する際には、ラウンド1を指定する大入賞口開放後指定コマンド(A201(H))が送信され、大当り遊技中の第10ラウンドを終了する際には、ラウンド10を指定する大入賞口開放後指定コマンド(A30A(H))が送信される。
The command A1XX (H) is an effect control command (special command during opening of a big winning opening) indicating a display during the opening of the big winning opening for the number of times (round) indicated by XX. Since the value specifying the round is set in the EXT data for each round, and the command for opening a special prize opening is transmitted, a different command for opening a special prize opening is transmitted for each round. For example, when executing the first round during the big hit game, a special winning opening opening designation command (A101 (H)) for specifying
コマンドA301(H)は、大当り終了画面を表示すること、すなわち大当り遊技の終了を指定する演出制御コマンド(大当り終了指定コマンド:エンディング1指定コマンド)である。なお、大当り終了指定コマンド(A301(H))は、「通常大当り」や「確変大当り」による大当り遊技を終了する場合に用いられる。コマンドA302(H)は、小当りの遊技の終了または突然確変大当りの遊技の終了を指定する演出制御コマンド(小当り/突然確変大当り終了指定コマンド:エンディング2指定コマンド)である。なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当りである場合に突然確変大当り終了指定用のエンディング指定コマンドを送信するものの、小当りである場合にはエンディング指定コマンドを送信しないように構成してもよい。
The command A301 (H) is an effect control command for displaying the jackpot end screen, that is, the end of the jackpot game (a jackpot end designation command: an ending 1 designation command). The jackpot end designation command (A301 (H)) is used to end the jackpot game by “normal jackpot” or “probability variation jackpot”. Command A302 (H) is an effect control command (small hit / sudden probability sudden change big hit end designation command: ending 2 designation command) for designating the end of the small hit game or the sudden probability change big hit game. Note that the
コマンドB001(H)は、遊技状態が低確率/低ベース状態であるときの背景表示を指定する演出制御コマンド(低確率/低ベース状態背景指定コマンド)である。コマンドB002(H)は、遊技状態が低確率/高ベース状態であるときの背景表示を指定する演出制御コマンド(低確率/高ベース状態背景指定コマンド)である。コマンドB003(H)は、遊技状態が高確率/低ベース状態であるときの背景表示を指定する演出制御コマンド(高確率/低ベース状態背景指定コマンド)である。コマンドB004(H)は、遊技状態が高確率/高ベース状態であるときの背景表示を指定する演出制御コマンド(高確率/高ベース状態背景指定コマンド)である。 Command B001 (H) is an effect control command (low probability / low base state background designation command) for designating a background display when the gaming state is a low probability / low base state. Command B002 (H) is an effect control command (low probability / high base state background designation command) for designating a background display when the gaming state is a low probability / high base state. Command B003 (H) is an effect control command (high probability / low base state background designation command) for designating a background display when the gaming state is a high probability / low base state. Command B004 (H) is an effect control command (high probability / high base state background designation command) for designating a background display when the gaming state is a high probability / high base state.
コマンドC000(H)は、第1始動入賞があったことを指定する演出制御コマンド(第1始動入賞指定コマンド)である。コマンドC100(H)は、第2始動入賞があったことを指定する演出制御コマンド(第2始動入賞指定コマンド)である。なお、この実施の形態では、以下、第1始動入賞指定コマンドと第2始動入賞指定コマンドとを、始動入賞指定コマンドと総称することがある。 The command C000 (H) is an effect control command (first start winning designation command) that designates that the first start winning has been won. The command C100 (H) is an effect control command (second start winning designation command) for designating that the second starting win has been won. In this embodiment, hereinafter, the first start prize designation command and the second start prize designation command may be collectively referred to as a start prize designation command.
コマンドC200(H)は、第1保留記憶数が1増加したことを指定する演出制御コマンド(第1保留記憶数加算指定コマンド)である。コマンドC300(H)は、第2保留記憶数が1増加したことを指定する演出制御コマンド(第2保留記憶数加算指定コマンド)である。 Command C200 (H) is an effect control command (first reserved memory number addition designation command) that specifies that the first reserved memory number has increased by one. Command C300 (H) is an effect control command (second reserved memory number addition designation command) that specifies that the second reserved memory number has increased by one.
なお、この実施の形態では、第1保留記憶数と第2保留記憶数とについて、それぞれ保留記憶数が増加したことを示す演出制御コマンドが送信されるが、保留記憶数そのものを指定する演出制御コマンドを送信するようにしてもよい。その場合、例えば、第1始動入賞口13と第2始動入賞口14とのいずれに始動入賞したかを指定する演出制御コマンドを送信するとともに、保留記憶数を指定する保留記憶数指定コマンドとして第1保留記憶数と第2保留記憶数とで共通の演出制御コマンドを送信する。
In this embodiment, for the first reserved memory number and the second reserved memory number, an effect control command indicating that the reserved memory number has increased is transmitted, but the effect control for designating the reserved memory number itself. A command may be transmitted. In this case, for example, an effect control command for designating which one of the first
また、保留記憶数が減少したときに、第1保留記憶数または第2保留記憶数が減少したことを示す保留記憶数減算指定コマンド(第1保留記憶数減算指定コマンドまたは第2保留記憶数減算指定コマンド)を送信するようにしてもよい。 Further, when the number of reserved memories decreases, a reserved memory number subtraction designation command (a first reserved memory number subtraction designation command or a second reserved memory number subtraction) indicating that the first reserved memory number or the second reserved memory number has decreased. (Designated command) may be transmitted.
また、この実施の形態では、保留記憶数を指定するコマンドとして、第1保留記憶が増加した場合に第1保留記憶数の増加を指定する第1保留記憶数加算指定コマンドを送信し、第2保留記憶が増加した場合に第2保留記憶数の増加を指定する第2保留記憶数加算指定コマンドを送信するが、合算保留記憶数を指定する合算保留記憶数指定コマンドを送信するようにしてもよい。 In this embodiment, as the command for designating the number of reserved memories, when the first reserved memory increases, a first reserved memory number addition designation command for designating an increase in the first reserved memory number is transmitted, and the second When the reserved memory increases, a second reserved memory number addition designation command for specifying an increase in the second reserved memory number is transmitted, but a combined reserved memory number designation command for designating the total reserved memory number may be transmitted. Good.
コマンドC4XX(H)およびコマンドC6XX(H)は、入賞時判定結果の内容を示す演出制御コマンド(入賞時判定結果指定コマンド)である。コマンドC4XX(H)は、入賞時判定結果のうち、大当りとなるか否かや、小当りとなるか否か、大当りの種別の判定結果を示す演出制御コマンド(図柄指定コマンド)である。また、コマンドC6XX(H)は、入賞時判定結果のうち、変動パターン種別判定用乱数の値がいずれの判定値の範囲となるかの判定結果(変動パターン種別の判定結果)を示す演出制御コマンド(変動カテゴリコマンド)である。 Command C4XX (H) and command C6XX (H) are effect control commands (winning determination result designation command) indicating the contents of the determination result at the time of winning. The command C4XX (H) is an effect control command (symbol design command) indicating whether or not the big win is out of the winning determination results, whether or not the big win is determined, and the determination result of the type of the big win. The command C6XX (H) is an effect control command indicating a determination result (variation pattern type determination result) of which determination value range of the variation pattern type determination random number is included in the winning determination result. (Variation category command).
この実施の形態では、後述する入賞時判定処理(図27参照)において、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、始動入賞時に、大当りとなるか否かや、小当りとなるか否か、大当りの種別、変動パターン種別判定用乱数の値がいずれの判定値の範囲にとなるかを判定する。そして、図柄指定コマンドのEXTデータに、大当りや小当りとなることを指定する値や、大当りの種別を指定する値を設定し、演出制御用マイクロコンピュータ100に対して送信する制御を行う。また、変動カテゴリコマンドのEXTデータに判定結果としての判定値の範囲を指定する値を設定し、演出制御用マイクロコンピュータ100に対して送信する制御を行う。なお、この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、図柄指定コマンドに設定されている値にもとづいて、表示結果が大当りや小当りとなるか否か、大当りの種別を認識できるとともに、変動カテゴリコマンドにもとづいて、変動パターン種別判定用乱数の値が所定の判定値となる場合には変動パターン種別を認識できる。
In this embodiment, in the winning determination process described later (see FIG. 27), the
図15は、図柄指定コマンドの内容の一例を示す説明図である。図15に示すように、この実施の形態では、大当りや小当りとなるか否かと、大当りの種別とに応じて、EXTデータが設定され、図柄指定コマンドが送信される。 FIG. 15 is an explanatory diagram showing an example of the contents of a symbol designation command. As shown in FIG. 15, in this embodiment, EXT data is set and a symbol designating command is transmitted according to whether or not a big hit or a small hit is made and the type of the big hit.
例えば、後述する入賞時判定処理において、「はずれ」となると判定された場合には、CPU56は、EXTデータに「00(H)」を設定した図柄指定コマンド(図柄1指定コマンド)を送信する。また、例えば、「通常大当り」となると判定された場合には、CPU56は、EXTデータに「01(H)」を設定した図柄指定コマンド(図柄2指定コマンド)を送信する。また、例えば、「確変大当り」となると判定された場合には、CPU56は、EXTデータに「02(H)」を設定した図柄指定コマンド(図柄3指定コマンド)を送信する。また、例えば、「突然確変大当り」となると判定された場合には、CPU56は、EXTデータに「03(H)」を設定した図柄指定コマンド(図柄4指定コマンド)を送信する。また、例えば、「小当り」となると判定された場合には、CPU56は、EXTデータに「04(H)」を設定した図柄指定コマンド(図柄5指定コマンド)を送信する。なお、図柄指定コマンドに設定されるEXTデータと、表示結果指定コマンドに設定されるEXTデータとを共通化してもよい。そのように構成すれば、図柄指定コマンドを設定する際と表示結果指定コマンドを設定する際とで、読み出すデータを共通化することができる。
For example, in the winning determination process described later, when it is determined that the game is “displaced”, the
図16および図17は、変動カテゴリコマンドの内容の一例を示す説明図である。図16および図17に示すように、この実施の形態では、いずれの遊技状態であるかと、特別図柄や飾り図柄の表示結果がいずれの表示結果となるかと、始動入賞時に変動パターン種別判定用乱数の値がいずれの判定値の範囲になると判定したとかとに応じて、EXTデータに値が設定され、変動カテゴリコマンドが送信される。 16 and 17 are explanatory diagrams showing an example of the contents of the variable category command. As shown in FIG. 16 and FIG. 17, in this embodiment, which gaming state is displayed, which display result is a special symbol or decorative symbol display result, and a random number for determining a variation pattern type at the time of starting winning A value is set in the EXT data according to whether it is determined that any of the determination values falls within the range, and a variation category command is transmitted.
例えば、始動入賞時に、遊技状態が低ベース状態(高確率/低ベース状態または低確率/低ベース状態)かつはずれとなると判定した場合、後述する入賞時判定処理のステップS232において、CPU56は、まず、変動パターン種別判定用乱数の値が1〜79となるか否かを判定する。変動パターン種別判定用乱数の値が1〜79となる場合には、CPU56は、EXTデータに「00(H)」を設定した変動カテゴリ1コマンドを送信する。なお、この実施の形態では、遊技状態が低ベース状態である場合には、保留記憶数(合算保留記憶数)に関わらず、判定値1〜79の範囲には非リーチCA2−1の変動パターン種別が共通に割り当てられているのであるから、演出制御用マイクロコンピュータ100は、変動カテゴリ1コマンドを受信したことにもとづいて、少なくとも変動パターン種別が非リーチCA2−1となることを認識することができる。次いで、CPU56は、変動パターン種別判定用乱数の値が80〜89となる場合には、EXTデータに「01(H)」を設定した変動カテゴリ2コマンドを送信する。次いで、CPU56は、変動パターン種別判定用乱数の値が90〜99となる場合には、EXTデータに「02(H)」を設定した変動カテゴリ3コマンドを送信する。次いで、CPU56は、変動パターン種別判定用乱数の値が100〜169となる場合には、EXTデータに「03(H)」を設定した変動カテゴリ4コマンドを送信する。次いで、CPU56は、変動パターン種別判定用乱数の値が170〜199となる場合には、EXTデータに「04(H)」を設定した変動カテゴリ5コマンドを送信する。次いで、CPU56は、変動パターン種別判定用乱数の値が200〜214となる場合には、EXTデータに「05(H)」を設定した変動カテゴリ6コマンドを送信する。次いで、CPU56は、変動パターン種別判定用乱数の値が215〜229となる場合には、EXTデータに「06(H)」を設定した変動カテゴリ7コマンドを送信する。次いで、CPU56は、変動パターン種別判定用乱数の値が230〜251となる場合には、EXTデータに「07(H)」を設定した変動カテゴリ8コマンドを送信する。なお、この実施の形態では、遊技状態が低ベース状態である場合には、合算保留記憶数に関わらず、判定値230〜251の範囲にはスーパーCA2−7の変動パターン種別が共通に割り当てられているのであるから、演出制御用マイクロコンピュータ100は、変動カテゴリ8コマンドを受信したことにもとづいて、少なくとも変動パターン種別がスーパーCA2−7となることを認識することができる。
For example, when it is determined that the gaming state is in a low base state (high probability / low base state or low probability / low base state) and is out of place at the time of starting winning, in step S232 of the winning determination process described later, Then, it is determined whether or not the random number for determining the variation pattern type is 1 to 79. When the value of the variation pattern type determination random number is 1 to 79, the
なお、上記のいずれの変動カテゴリに属するかを判定するために用いられる閾値79、89、99、169、199、214および229は、具体的には、図10(A),(B)に示すはずれ用変動パターン種別判定テーブルにおける各変動パターン種別に割り当てられた判定値の範囲の境界となりうる値を抽出して導き出されたものである。このことは、他の変動カテゴリ9〜10,21〜29についても同様であり、図9(A)〜(D)や図10(C)に示す変動パターン種別判定テーブルにおける各変動パターン種別に割り当てられた判定値の範囲の境界となりうる値を抽出してカテゴリ判定のために用いられる閾値が導き出される。
Note that the threshold values 79, 89, 99, 169, 199, 214, and 229 used to determine which of the above-mentioned variation categories belong are specifically shown in FIGS. 10 (A) and 10 (B). This is derived by extracting a value that can be a boundary of a range of determination values assigned to each variation pattern type in the variation pattern type determination table for loss. This is the same for the
また、例えば、始動入賞時に、遊技状態が高ベース状態(高確率/高ベース状態または低確率/高ベース状態)かつはずれとなると判定した場合、後述する入賞時判定処理のステップS232において、CPU56は、まず、変動パターン種別判定用乱数の値が1〜219となるか否かを判定する。変動パターン種別判定用乱数の値が1〜219となる場合(すなわち、非リーチCA2−3の変動パターン種別となる場合)には、CPU56は、EXTデータに「08(H)」を設定した変動カテゴリ9コマンドを送信する。次いで、CPU56は、変動パターン種別判定用乱数の値が220〜251となる場合(すなわち、スーパーCA2−7の変動パターン種別となる場合)には、EXTデータに「09(H)」を設定した変動カテゴリ10コマンドを送信する。
Further, for example, when it is determined that the gaming state is in a high base state (high probability / high base state or low probability / high base state) and is out of place at the time of winning a start, the
また、例えば、始動入賞時に、「通常大当り」となると判定した場合、後述する入賞時判定処理のステップS232において、CPU56は、まず、変動パターン種別判定用乱数の値が1〜74となるか否かを判定する。変動パターン種別判定用乱数の値が1〜74となる場合(すなわち、ノーマルCA3−1の変動パターン種別となる場合)には、CPU56は、EXTデータに「10(H)」を設定した変動カテゴリ21コマンドを送信する。次いで、CPU56は、変動パターン種別判定用乱数の値が75〜149となる場合(すなわち、ノーマルCA3−2の変動パターン種別となる場合)には、EXTデータに「11(H)」を設定した変動カテゴリ22コマンドを送信する。次いで、CPU56は、変動パターン種別判定用乱数の値が150〜251となる場合(すなわち、スーパーCA3−3の変動パターン種別となる場合)には、EXTデータに「12(H)」を設定した変動カテゴリ23コマンドを送信する。
Further, for example, when it is determined that the “usual big hit” is obtained at the time of starting winning, in step S232 of the winning determination process described later, the
また、例えば、始動入賞時に、「確変大当り」となると判定した場合、後述する入賞時判定処理のステップS232において、CPU56は、まず、変動パターン種別判定用乱数の値が1〜38となるか否かを判定する。変動パターン種別判定用乱数の値が1〜38となる場合(すなわち、ノーマルCA3−1の変動パターン種別となる場合)には、CPU56は、EXTデータに「13(H)」を設定した変動カテゴリ24コマンドを送信する。次いで、CPU56は、変動パターン種別判定用乱数の値が39〜79となる場合(すなわち、ノーマルCA3−2の変動パターン種別となる場合)には、EXTデータに「14(H)」を設定した変動カテゴリ25コマンドを送信する。次いで、CPU56は、変動パターン種別判定用乱数の値が80〜251となる場合(すなわち、スーパーCA3−3の変動パターン種別となる場合)には、EXTデータに「15(H)」を設定した変動カテゴリ26コマンドを送信する。
Further, for example, when it is determined that the “probable big hit” is made at the time of starting winning, in step S232 of the winning determination process described later, the
また、例えば、始動入賞時に、突然確変大当りとなると判定した場合、後述する入賞時判定処理のステップS232において、CPU56は、まず、変動パターン種別判定用乱数の値が1〜100となるか否かを判定する。変動パターン種別判定用乱数の値が1〜100となる場合(すなわち、特殊CA4−1の変動パターン種別となる場合)には、CPU56は、EXTデータに「16(H)」を設定した変動カテゴリ27コマンドを送信する。次いで、CPU56は、変動パターン種別判定用乱数の値が101〜251場合(すなわち、特殊CA4−2の変動パターン種別となる場合)には、EXTデータに「17(H)」を設定した変動カテゴリ28コマンドを送信する。
Further, for example, when it is determined that a sudden probability variation big hit is made at the time of starting winning, in step S232 of the winning determination process described later, the
また、例えば、始動入賞時に、小当りとなると判定した場合、CPU56は、EXTデータに「18(H)」を設定した変動カテゴリ29コマンドを送信する。
Further, for example, when it is determined that a small hit is made at the time of starting winning, the
演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータ100(具体的には、演出制御用CPU101)は、主基板31に搭載されている遊技制御用マイクロコンピュータ560から上述した演出制御コマンドを受信すると、図13および図14に示された内容に応じて画像表示装置9の表示状態を変更したり、ランプの表示状態を変更したり、音声出力基板70に対して音番号データを出力したりする。
The effect control microcomputer 100 (specifically, the effect control CPU 101) mounted on the
例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、始動入賞があり第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bにおいて特別図柄の可変表示が開始される度に、飾り図柄の変動パターンを指定する変動パターンコマンドおよび表示結果指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する。
For example, the
この実施の形態では、演出制御コマンドは2バイト構成であり、1バイト目はMODE(コマンドの分類)を表し、2バイト目はEXT(コマンドの種類)を表す。MODEデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「1」に設定され、EXTデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「0」に設定される。なお、そのようなコマンド形態は一例であって他のコマンド形態を用いてもよい。例えば、1バイトや3バイト以上で構成される制御コマンドを用いてもよい In this embodiment, the effect control command has a 2-byte structure, the first byte represents MODE (command classification), and the second byte represents EXT (command type). The first bit (bit 7) of the MODE data is always set to “1”, and the first bit (bit 7) of the EXT data is always set to “0”. Note that such a command form is an example, and other command forms may be used. For example, a control command composed of 1 byte or 3 bytes or more may be used.
なお、演出制御コマンドの送出方式として、演出制御信号CD0〜CD7の8本のパラレル信号線で1バイトずつ主基板31から中継基板77を介して演出制御基板80に演出制御コマンドデータを出力し、演出制御コマンドデータの他に、演出制御コマンドデータの取込を指示するパルス状(矩形波状)の取込信号(演出制御INT信号)を出力する方式を用いる。演出制御コマンドの8ビットの演出制御コマンドデータは、演出制御INT信号に同期して出力される。演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出制御INT信号が立ち上がったことを検知して、割込処理によって1バイトのデータの取り込み処理を開始する。
In addition, as the transmission method of the effect control command, the effect control command data is output from the
次に、CPU56が実行する普通図柄プロセス処理(ステップS28)を説明する。図18は、普通図柄プロセス処理を示すフローチャートである。普通図柄プロセス処理において、CPU56は、ゲートスイッチ32aがオン状態となったこと、すなわち遊技球がゲート32を通過したことを検出すると(ステップS411)、ゲートスイッチ通過処理(ステップS412)を実行する。その後、ステップS400〜S404のいずれかの処理を実行する。
Next, the normal symbol process (step S28) executed by the
ステップS400〜S404の処理は、以下のような処理である。 The processes in steps S400 to S404 are as follows.
普通図柄通常処理(ステップS400):CPU56は、普通図柄の変動を開始することができる状態(例えば、普通図柄表示器10において普通図柄の変動表示が実行されている状態でなく、かつ、可変入賞球装置15の開放状態でない場合)には、ゲート通過記憶数の値を確認する。具体的には、ゲート通過記憶数カウンタのカウント値を確認する。ゲート通過記憶数が0でなければ、当りとするか否か(普通図柄の停止図柄を当り図柄とするか否か)を決定する。そして、普通図柄プロセスフラグの値を普通図柄変動パターン設定処理(ステップS401)を示す値(この例では「1」)に更新する。
Normal symbol normal processing (step S400): The
普通図柄変動パターン設定処理(ステップS401):普通図柄が可変表示され導出表示されるまでの可変表示時間(普通図柄の変動時間)に相当する値を普通図柄プロセスタイマにセットすることによって普通図柄プロセスタイマをスタートさせる。そして、普通図柄プロセスフラグの値を普通図柄変動処理(ステップS402)に応じた値(この例では「2」)に更新する。 Normal symbol variation pattern setting process (step S401): A normal symbol process is set by setting a value corresponding to a variable display time (variation time of a normal symbol) until a regular symbol is variably displayed and displayed. Start the timer. Then, the value of the normal symbol process flag is updated to a value (“2” in this example) corresponding to the normal symbol variation process (step S402).
普通図柄変動処理(ステップS402):CPU56は、普通図柄プロセスタイマがタイムアウトしたか否か確認し、タイムアウトしていたら、普通図柄表示器10における普通図柄の変動を停止する。また、普通図柄プロセスタイマに普通図柄停止図柄表示時間に相当する値をセットすることによって普通図柄プロセスタイマをスタートさせ、普通図柄プロセスフラグの値を普通図柄停止時処理(ステップS403)を示す値(この例では「3」)に更新する。
Normal symbol variation processing (step S402): The
普通図柄停止時処理(ステップS403):CPU56は、普通図柄の停止図柄が当り図柄であるか否か確認する。当り図柄でなければ(はずれ図柄であれば)、普通図柄プロセスフラグの値を普通図柄通常処理(ステップS400)を示す値(この例では「0」)に更新する。普通図柄の停止図柄が当り図柄であれば、普通図柄プロセスタイマに普通電動役物作動時間に相当する値をセットすることによって普通図柄プロセスタイマをスタートさせる。また、可変入賞球装置(普通電動役物)15を開放状態にする。そして、普通図柄プロセスフラグの値を普通電動役物開放中処理(ステップS404)を示す値(この例では「4」)に更新する。
Normal symbol stop process (step S403): The
普通電動役物開放中処理(ステップS404):CPU56は、普通図柄プロセスタイマがタイムアウトすると、可変入賞球装置15を閉鎖状態にして、普通図柄プロセスフラグの値を普通図柄通常処理(ステップS400)を示す値(この例では「0」)に更新する。
Normal electric accessory opening process (step S404): When the normal symbol process timer times out, the
図19は、普通図柄の当りに関する判定値が設定された普通図柄当り決定テーブルの一例を示す説明図である。この実施の形態では、普通図柄当り判定用乱数がとりうる範囲は1〜250であるが、普通図柄当り決定テーブルには、普通図柄当り判定用乱数値と比較され判定値が設定されている。 FIG. 19 is an explanatory diagram showing an example of a normal symbol hit determination table in which a determination value related to a normal symbol hit is set. In this embodiment, the range of random numbers for determination per ordinary symbol is 1 to 250. However, in the determination table for normal symbol, a determination value is set by comparing with the random number for determination per normal symbol.
図19(A)には、低ベース状態で使用されるテーブルが示されている。図19(A)に示すように、低ベース状態では、2/250の確率で当りと判定される。当りと判定された場合には、可変入賞球装置(普通電動役物)15が1回開放(開放時間は5.8秒)する。なお、低ベース状態では、普通図柄の変動時間(可変表示時間)は、10秒である。ただし、普通図柄の変動時間として複数種類の変動時間を用意し、CPU56は、使用する変動時間をそれらのうちから選択するようにしてもよい。また、可変入賞球装置15の開放回数および開放時間(例えば、5.8秒よりも短い時間)のいずれかまたは双方を複数種類用意し、CPU56は、開放回数および開放時間のいずれかまたは双方を選択するようにしてもよい。
FIG. 19A shows a table used in the low base state. As shown in FIG. 19A, in the low base state, it is determined that there is a probability of 2/250. If it is determined that the winning is achieved, the variable winning ball device (ordinary electric accessory) 15 is opened once (the opening time is 5.8 seconds). In the low base state, the normal symbol variation time (variable display time) is 10 seconds. However, a plurality of types of variation time may be prepared as the variation time of the normal symbol, and the
また、可変入賞球装置15の開放時間が例えば0.2秒の短期間開放当りをさらに設けてもよい。その場合、0.2秒開放した後に長期間(例えば、5.8秒)開放するような当りを設け、短期間開放したときの遊技者の期待感(長期間開放に対する)を高めるようにしてもよい。また、短期間開放のみが行われる当りと、短期間開放した後に長期間する当りの双方が設けられている場合に、所定演出(○)または所定演出(×)を報知するタイミングを、短期間開放した後にしてもよい。そのようにした場合には、短期間開放が行われた時点では所定演出の実行によって長期間開放が行われるか否かを把握することはできず、遊技者の期待感(長期間開放に対する)をより高めることができる。
Moreover, you may further provide per short period opening | release time of the variable winning
図19(B)には、高ベース状態(時短状態)で使用されるテーブルが示されている。図19(B)に示すように、高ベース状態では、249/250の確率で当りと判定される。当りと判定された場合には、可変入賞球装置(普通電動役物)15が3回開放(各々の開放時間は1.8秒)する。なお、高ベース状態では、普通図柄の変動時間(可変表示時間)は、1.5秒である。図19に示すように、遊技状態が低ベース状態のときは低い確率で当りになり、高ベース状態のときは極めて高い確率(この例では、略100%であるが、100%でもよい。)で当りになる。 FIG. 19B shows a table used in the high base state (short time state). As shown in FIG. 19B, in the high base state, it is determined that there is a probability of 249/250. If it is determined that the winning is achieved, the variable winning ball apparatus (ordinary electric accessory) 15 is opened three times (each opening time is 1.8 seconds). In the high base state, the normal symbol variation time (variable display time) is 1.5 seconds. As shown in FIG. 19, when the gaming state is in the low base state, it is a hit with a low probability, and when it is in the high base state, the probability is very high (in this example, it is approximately 100%, but it may be 100%). It ’s a hit.
なお、この実施の形態では、図19に示すように、高ベース状態である場合には、低ベース状態である場合と比較して、普通図柄の変動表示結果が当りとなる確率を高める(普図高確率)ことによって、高ベース状態である場合には可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高くなるようにして始動入賞しやすくするが、このような態様にかぎられない。例えば、高ベース状態であるときと低ベース状態であるときとで普通図柄の変動表示結果が当りとなる確率は同じであるものの、高ベース状態である場合には、低ベース状態である場合と比較して、可変入賞球装置15が開状態となる時間(図19に示す普通電動役物開放時間)を長くすることによって、高ベース状態である場合には始動入賞しやすくなるように構成してもよい。
In this embodiment, as shown in FIG. 19, in the high base state, the probability that the fluctuation display result of the normal symbol is a hit is higher than in the low base state. Thus, in the high base state, the variable winning
図20は、ゲートスイッチ通過処理を示すフローチャートである。ゲートスイッチ通過処理において、CPU56は、ゲート通過記憶カウンタのカウント値(ゲート通過記憶数)が最大値(この例では「4」)に達しているか否か確認する(ステップS415)。最大値に達していなければ、CPU56は、ゲート通過記憶カウンタのカウント値を+1し(ステップS416)、ソフトウェア乱数である普通図柄当り判定用乱数(ランダム4)の値を抽出して、ゲート通過記憶数の値に対応した保存領域(RAM55に設けられた普図保留記憶バッファ)に格納する(ステップS417)。また、CPU56は、普通図柄保留記憶表示器41の点灯個数を1増やす(ステップS418)。
FIG. 20 is a flowchart showing the gate switch passage processing. In the gate switch passage processing, the
CPU56は、ステップS400の普通図柄通常処理において、普通図柄の変動を開始することができる状態であり、かつ、ゲート通過記憶数が0でなければ、保存領域(普図保留記憶バッファ)に格納されている普通図柄当り判定用乱数の値と図19に示された普通図柄当り決定テーブルとを用いて、当りとするか否か(普通図柄の停止図柄を当り図柄とするか否か)を決定する。すなわち、普通図柄当り判定用乱数の値が普通図柄当り決定テーブルに設定されている判定値(当りに対応する判定値)のいずれかの一致する場合に、当りと判定する。当りと判定した場合には、普通図柄当りフラグをセットする。なお、CPU56は、遊技状態が低ベース状態であれば(高ベースフラグがセットされていなければ)、図19(A)に示されたテーブルを使用し、高ベース状態であれば(高ベースフラグがセットされていれば)、図19(B)に示されたテーブルを使用する。なお、この実施の形態では、普通図柄の変動表示結果が当りであることを、普図当りとも表現する。
In the normal symbol normal process in step S400, the
図21は、普通図柄プロセス処理における普通図柄変動パターン設定処理(ステップS401)を示すフローチャートである。普通図柄変動パターン設定処理において、CPU56は、現在の遊技状態が高ベース状態であるか否か確認する(ステップS431)。具体的には、高ベースフラグがセットされているか否か確認する。高ベース状態である場合には、普通図柄プロセスタイマに1.5秒に相当する値を設定する(ステップS432)。低ベース状態である場合には、普通図柄プロセスタイマに10秒に相当する値を設定する(ステップS433)。
FIG. 21 is a flowchart showing the normal symbol variation pattern setting process (step S401) in the normal symbol process. In the normal symbol variation pattern setting process, the
また、普通図柄通常処理で当りに決定されている場合(普通図柄当りフラグがセットされている場合)には(ステップS434)、普通図柄の表示結果を当りにすることに決定されているとともに普通図柄の変動を開始することを示す普通図柄開始指定(当り)コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS435)。普通図柄通常処理ではずれに決定されている場合には、普通図柄の表示結果をはずれにすることに決定されているとともに普通図柄の変動を開始することを示す普通図柄開始指定(はずれ)コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS436)。
Further, when the normal symbol normal process is determined to win (when the normal symbol per flag is set) (step S434), it is determined that the display result of the normal symbol is used and the normal symbol is displayed. Control is performed to transmit a normal symbol start designation (hit) command indicating the start of symbol variation to the production control microcomputer 100 (step S435). If the normal symbol normal processing is determined to be off, a normal symbol start designation (off) command indicating that the normal symbol display result has been determined to be off and normal symbol variation is to be started is issued. Control to transmit to the
次いで、CPU56は、ゲート通過記憶カウンタのカウント値を−1し(ステップS437)、減算後のゲート通過記憶カウンタの値(すなわち、普図保留記憶数)をEXTデータにセットして、普図保留記憶数指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS438)。
Next, the
そして、普通図柄プロセスフラグの値を普通図柄変動処理(ステップS402)に対応した値(具体的には「2」)に更新する(ステップS439)。 Then, the value of the normal symbol process flag is updated to a value (specifically “2”) corresponding to the normal symbol variation process (step S402) (step S439).
なお、演出制御用マイクロコンピュータ100に演出制御コマンドを送信する場合には、CPU56は、演出制御コマンドに応じたコマンド送信テーブル(あらかじめROMにコマンド毎に設定されている)のアドレスをポインタにセットする。そして、演出制御コマンドに応じたコマンド送信テーブルのアドレスをポインタにセットして、演出制御コマンド制御処理(ステップS28)において演出制御コマンドを送信する。
When transmitting an effect control command to the
なお、この実施の形態では、普通図柄変動パターン設定処理において、普通図柄変動開始指定コマンドや普図保留記憶数指定コマンドを送信するが、ステップS400の普通図柄通常処理において普通図柄の表示結果を当りとするか否かの決定を行った後に普通図柄変動開始指定コマンドを送信したり、ゲート通過記憶カウンタのカウント値を−1して普図保留記憶数指定コマンドを送信したりするようにしてもよい。 In this embodiment, in the normal symbol variation pattern setting process, the normal symbol variation start designation command and the common symbol reserved memory number designation command are transmitted. In the normal symbol normal processing in step S400, the normal symbol display result is hit. After determining whether or not to perform, a normal symbol variation start designation command may be transmitted, or a count value of the gate passing memory counter is decremented by 1, and a common figure reserved memory number designation command may be transmitted. Good.
図22は、普通図柄変動処理(ステップS402)を示すフローチャートである。普通図柄変動処理において、CPU56は、普通図柄プロセスタイマの値が0になったかどうか、すなわち、普通図柄プロセスタイマがタイムアウトしたかどうかを確認する(ステップS441)。普通図柄プロセスタイマがタイムアウトしていなければ(ステップS441のN)、CPU56は、普通図柄プロセスタイマの値を−1する(ステップS445)。
FIG. 22 is a flowchart showing the normal symbol variation process (step S402). In the normal symbol variation process, the
普通図柄プロセスタイマがタイムアウトしたとき、すなわち、普通図柄の変動時間が経過したときは(ステップS441のY)、CPU56は、普通図柄変動終了指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS442)とともに、普通図柄プロセスタイマに普通図柄停止図柄表示時間をセットする(ステップS443)。そして、CPU56は、普通図柄プロセスフラグの値を普通図柄停止処理(ステップS403)を示す値(具体的には「3」)に更新する(ステップS444)。
When the normal symbol process timer times out, that is, when the normal symbol variation time has elapsed (Y in step S441), the
図23は、普通図柄停止時処理(ステップS403)を示すフローチャートである。普通図柄停止時処理において、CPU56は、普通図柄プロセスタイマの値が0になったかどうか、すなわち、普通図柄プロセスタイマがタイムアウトしたか否か確認する(ステップS451)。普通図柄プロセスタイマがタイムアウトしていなければ、普通図柄プロセスタイマの値を−1する(ステップS452)。
FIG. 23 is a flowchart showing the normal symbol stop process (step S403). In the normal symbol stop process, the
普通図柄プロセスタイマがタイムアウトしたとき、すなわち、普通図柄停止図柄表示時間が経過したときは、CPU56は、普通図柄当りフラグがセットされているか否か確認する(ステップS453)。
When the normal symbol process timer times out, that is, when the normal symbol stop symbol display time has elapsed, the
普通図柄当りフラグがセットされているときは、CPU56は、普通図柄プロセスタイマに普通電動役物作動時間(5.8秒または1.8秒)に相当する値をセットする(ステップS454)。また、CPU56は、可変入賞球装置(普通電動役物)15を開放状態にする(ステップS455)。
When the normal symbol per flag is set, the
そして、CPU56は、普通図柄プロセスフラグの値を普通電動役物開放中処理(ステップS404)を示す値(具体的には「4」)に更新する(ステップS459)。
Then, the
ステップS453において、普通図柄当りフラグがセットされていないと判定したときは、CPU56は、普通図柄プロセスフラグの値を普通図柄通常処理(ステップS400)を示す値(具体的には「0」)に更新する(ステップS460)。
If it is determined in step S453 that the normal symbol per flag is not set, the
CPU56は、普通電動役物開放中処理において、普通図柄プロセスタイマの値を1ずつ減算し、普通図柄プロセスタイマの値が0になると、可変入賞球装置(普通電動役物)15を閉鎖状態にする。そして、普通電動役物作動時間が5.8秒であった場合(1回の開放が行われる場合すなわち低ベース状態の場合)には、普通図柄プロセスフラグの値を普通図柄通常処理(ステップS400)を示す値(具体的には「0」)に更新する。普通電動役物作動時間が1.8秒であった場合(3回の開放が行われる場合すなわち高ベース状態の場合)には、3回の開放が完了しているときには、普通図柄プロセスフラグの値を普通図柄通常処理(ステップS400)を示す値に更新する。3回の開放が完了していないときには、CPU56は、普通図柄プロセスタイマに普通電動役物作動時間(1.8秒)に相当する値をセットし、再び、可変入賞球装置15を開放状態にする。なお、CPU56は、可変入賞球装置15を直ちに開放状態にするのではなく、所定のインターバル時間が経過したときに開放状態にする。
The
なお、この実施の形態では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、可変入賞球装置15の開放状態に関する演出制御コマンドを送信しないが、可変入賞球装置15の開放状態が終了するときに、閉鎖を示す演出制御コマンドを送信するようにしてもよい。遊技制御用マイクロコンピュータ560が、開放時間が経過していなくても所定個の入賞があると可変入賞球装置15を閉鎖するように制御する場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は未だ可変入賞球装置15が開放していると認識しているが、実際には可変入賞球装置15が閉鎖されている状況が生ずる。閉鎖を示す演出制御コマンドを送信するように構成されている場合には、そのような演出制御用マイクロコンピュータ100の誤認識を防止することができる。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、可変入賞球装置15が開放中であることを報知するように構成されている場合に、閉鎖を示す演出制御コマンドにもとづいて報知を終了させることができる。
In this embodiment, the
図24は、主基板31に搭載される遊技制御用マイクロコンピュータ560(具体的には、CPU56)が実行する特別図柄プロセス処理(ステップS26)のプログラムの一例を示すフローチャートである。上述したように、特別図柄プロセス処理では第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bおよび大入賞口を制御するための処理が実行される。特別図柄プロセス処理において、CPU56は、始動口スイッチ通過処理を実行する(ステップS312)。そして、ステップS300〜S310のうちのいずれかの処理を行う。
FIG. 24 is a flowchart showing an example of a special symbol process (step S26) program executed by the game control microcomputer 560 (specifically, the CPU 56) mounted on the
ステップS300〜S310の処理は、以下のような処理である。 The processes in steps S300 to S310 are as follows.
特別図柄通常処理(ステップS300):特別図柄プロセスフラグの値が0であるときに実行される。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄の可変表示が開始できる状態になると、保留記憶バッファに記憶される数値データの記憶数(合算保留記憶数)を確認する。保留記憶バッファに記憶される数値データの記憶数は合算保留記憶数カウンタのカウント値により確認できる。また、合算保留記憶数カウンタのカウント値が0でなければ、第1特別図柄または第2特別図柄の可変表示の表示結果を大当りとするか否かを決定する。大当りとする場合には大当りフラグをセットする。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS301に応じた値(この例では1)に更新する。なお、大当りフラグは、大当り遊技が終了するときにリセットされる。
Special symbol normal processing (step S300): Executed when the value of the special symbol process flag is zero. When the
変動パターン設定処理(ステップS301):特別図柄プロセスフラグの値が1であるときに実行される。また、変動パターンを決定し、その変動パターンにおける変動時間(可変表示時間:可変表示を開始してから表示結果を導出表示(停止表示)するまでの時間)を特別図柄の可変表示の変動時間とすることに決定する。また、決定した変動パターンに応じた変動パターンコマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行い、特別図柄の変動時間を計測する変動時間タイマをスタートさせる。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS302に対応した値(この例では2)に更新する。
Fluctuation pattern setting process (step S301): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 1. Also, the variation pattern is determined, and the variation time in the variation pattern (variable display time: the time from the start of variable display until the display result is derived and displayed (stop display)) is defined as the variation display variation time of the special symbol. Decide to do. Further, control is performed to transmit a variation pattern command corresponding to the determined variation pattern to the
表示結果指定コマンド送信処理(ステップS302):特別図柄プロセスフラグの値が2であるときに実行される。演出制御用マイクロコンピュータ100に、表示結果指定コマンドを送信する制御を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS303に対応した値(この例では3)に更新する。
Display result designation command transmission process (step S302): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 2. Control for transmitting a display result designation command to the
特別図柄変動中処理(ステップS303):特別図柄プロセスフラグの値が3であるときに実行される。変動パターン設定処理で選択された変動パターンの変動時間が経過(ステップS301でセットされる変動時間タイマがタイムアウトすなわち変動時間タイマの値が0になる)すると、演出制御用マイクロコンピュータ100に、図柄確定指定コマンドを送信する制御を行い、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS304に対応した値(この例では4)に更新する。なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、遊技制御用マイクロコンピュータ560が送信する図柄確定指定コマンドを受信すると演出表示装置9において飾り図柄が停止されるように制御する。
Special symbol changing process (step S303): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 3. When the variation time of the variation pattern selected in the variation pattern setting process elapses (the variation time timer set in step S301 times out, that is, the variation time timer value becomes 0), the
特別図柄停止処理(ステップS304):特別図柄プロセスフラグの値が4であるときに実行される。大当りフラグがセットされている場合に、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS305に対応した値(この例では5)に更新する。また、小当りフラグがセットされている場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS308に対応した値(この例では8)に更新する。大当りフラグおよび小当りフラグのいずれもセットされていない場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS300に対応した値(この例では0)に更新する。なお、この実施の形態では、特別図柄プロセスフラグの値が4となったことにもとづいて、後述するように、特別図柄表示制御処理において特別図柄の停止図柄を停止表示するための特別図柄表示制御データが特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定され、ステップS22の表示制御処理において出力バッファの設定内容に応じて実際に特別図柄の停止図柄が停止表示される。 Special symbol stop process (step S304): executed when the value of the special symbol process flag is 4. When the big hit flag is set, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value (5 in this example) corresponding to step S305. If the small hit flag is set, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value (8 in this example) corresponding to step S308. If neither the big hit flag nor the small hit flag is set, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value corresponding to step S300 (in this example, 0). In this embodiment, as will be described later, a special symbol display control for stopping and displaying a special symbol stop symbol in the special symbol display control process based on the fact that the value of the special symbol process flag is 4. The data is set in the output buffer for setting the special symbol display control data, and the special symbol stop symbol is actually stopped and displayed according to the setting contents of the output buffer in the display control processing in step S22.
大入賞口開放前処理(ステップS305):特別図柄プロセスフラグの値が5であるときに実行される。大入賞口開放前処理では、大入賞口を開放する制御を行う。具体的には、カウンタ(例えば、大入賞口に入った遊技球数をカウントするカウンタ)などを初期化するとともに、ソレノイド21を駆動して大入賞口を開放状態にする。また、大入賞口開放中指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行うとともに、タイマによって大入賞口開放中処理の実行時間を設定し、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS306に対応した値(この例では6)に更新する。なお、大入賞口開放前処理は各ラウンド毎に実行されるが、第1ラウンドを開始する場合には、大入賞口開放前処理は大当り遊技を開始する処理でもある。また、大入賞口開放中指定コマンドはラウンドごとにそのラウンドを指定する値がEXTデータに設定されて送信されるので、ラウンドごとに異なる大入賞口開放中指定コマンドが送信される。例えば、大当り遊技中の第1ラウンドを実行する際には、ラウンド1を指定する大入賞口開放中指定コマンド(A101(H))が送信され、大当り遊技中の第10ラウンドを実行する際には、ラウンド10を指定する大入賞口開放中指定コマンド(A10A(H))が送信される。
Preliminary winning opening opening process (step S305): This is executed when the value of the special symbol process flag is 5. In the pre-opening process for the big prize opening, control for opening the big prize opening is performed. Specifically, a counter (for example, a counter that counts the number of game balls that have entered the big prize opening) is initialized and the
大入賞口開放中処理(ステップS306):特別図柄プロセスフラグの値が6であるときに実行される。大入賞口開放中処理では、大入賞口の閉成条件の成立を確認する処理等を行う。大入賞口の閉成条件が成立し、かつ、まだ残りラウンドがある場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS305に対応した値(この例では5)に更新する。また、大当り中開放後指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行うとともに、全てのラウンドを終えた場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS307に対応した値(この例では7)に更新する。
Large winning opening opening process (step S306): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 6. In the special prize opening opening process, a process for confirming the establishment of the closing condition of the special prize opening is performed. If the closing condition for the special prize opening is satisfied and there are still remaining rounds, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value (5 in this example) corresponding to step S305. In addition, control is performed to transmit the designation command after the big hit release to the
大当り終了処理(ステップS307):特別図柄プロセスフラグの値が7であるときに実行される。大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を演出制御用マイクロコンピュータ100に行わせるための制御を行う。また、遊技状態を示すフラグ(例えば、高確率フラグや高ベースフラグ)をセットする処理を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS300に対応した値(この例では0)に更新する。
Big hit end process (step S307): executed when the value of the special symbol process flag is 7. Control is performed to cause the
小当り開放前処理(ステップS308):特別図柄プロセスフラグの値が8であるときに実行される。小当り開放前処理では、大入賞口を開放する制御を行う。具体的には、カウンタ(例えば、大入賞口に入った遊技球数をカウントするカウンタ)などを初期化するとともに、ソレノイド21を駆動して大入賞口を開放状態にする。また、タイマによって大入賞口開放中処理の実行時間を設定し、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS309に対応した値(この例では9)に更新する。なお、小当り開放前処理は小当り遊技中の大入賞口の開放毎に実行されるが、小当り遊技中の最初の開放を開始する場合には、小当り開放前処理は小当り遊技を開始する処理でもある。
Small hit release pre-processing (step S308): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 8. In the pre-opening process for small hits, control is performed to open the big prize opening. Specifically, a counter (for example, a counter that counts the number of game balls that have entered the big prize opening) is initialized and the
小当り開放中処理(ステップS309):特別図柄プロセスフラグの値が9であるときに実行される。大入賞口の閉成条件の成立を確認する処理等を行う。大入賞口の閉成条件が成立し、かつ、まだ大入賞口の開放回数が残っている場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS308に対応した値(この例では8)に更新する。また、全ての開放を終えた場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS310に対応した値(この例では10)に更新する。 Small hit release processing (step S309): executed when the value of the special symbol process flag is 9. Processing to confirm the establishment of the closing condition of the big prize opening is performed. When the closing condition of the big prize opening is satisfied and the number of opening of the big prize opening still remains, the internal state (special symbol process flag) is set to a value (8 in this example) corresponding to step S308. Update. In addition, when all the releases are completed, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value (10 in this example) corresponding to step S310.
小当り終了処理(ステップS310):特別図柄プロセスフラグの値が10であるときに実行される。小当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を演出制御用マイクロコンピュータ100に行わせるための制御を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS300に対応した値(この例では0)に更新する。
Small hit end process (step S310): executed when the value of the special symbol process flag is 10. Control is performed to cause the
図25は、ステップS312の始動口スイッチ通過処理を示すフローチャートである。始動口スイッチ通過処理において、CPU56は、まず、第1始動口スイッチ13aがオン状態であるか否かを確認する(ステップS1211)。第1始動口スイッチ13aがオン状態でなければ、ステップS1223に移行する。第1始動口スイッチ13aがオン状態であれば、CPU56は、第1保留記憶数が上限値に達しているか否か(具体的には、第1保留記憶数をカウントするための第1保留記憶数カウンタの値が4でるか否か)を確認する(ステップS1212)。第1保留記憶数が上限値に達していれば、ステップS1223に移行する。
FIG. 25 is a flowchart showing the start port switch passing process in step S312. In the start port switch passing process, the
第1保留記憶数が上限値に達していなければ、CPU56は、第1保留記憶数カウンタの値を1増やす(ステップS1213)とともに、合算保留記憶数をカウントするための合算保留記憶数カウンタの値を1増やす(ステップS1214)。
If the first reserved memory number has not reached the upper limit value, the
次いで、CPU56は、乱数回路503やソフトウェア乱数を生成するためのカウンタから値を抽出し、それらを、第1保留記憶バッファ(図26参照)における保存領域に格納する処理を実行する(ステップS1215)。なお、ステップS1215の処理では、ハードウェア乱数であるランダムR(大当り判定用乱数)や、ソフトウェア乱数である大当り種別判定用乱数(ランダム1)、変動パターン種別判定用乱数(ランダム2)および変動パターン判定用乱数(ランダム3)が抽出され、保存領域に格納される。なお、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を始動口スイッチ通過処理(始動入賞時)において抽出して保存領域にあらかじめ格納しておくのではなく、第1特別図柄の変動開始時に抽出するようにしてもよい。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、後述する変動パターン設定処理において、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を生成するための変動パターン判定用乱数カウンタから値を直接抽出するようにしてもよい。
Next, the
図26は、保留記憶バッファの構成例を示す説明図である。図26に示すように、第1保留記憶バッファには、第1保留記憶数の上限値(この例では4)に対応した保存領域が確保されている。また、第2保留記憶バッファには、第2保留記憶数の上限値(この例では4)に対応した保存領域が確保されている。なお、第1保留記憶バッファおよび第2保留記憶バッファは、RAM55に形成されている。RAMに形成されているとは、RAM内の領域であることを意味する。
FIG. 26 is an explanatory diagram of a configuration example of the hold storage buffer. As shown in FIG. 26, a storage area corresponding to the upper limit value (4 in this example) of the first reserved storage number is secured in the first reserved storage buffer. In addition, a storage area corresponding to the upper limit value of the second reserved storage number (4 in this example) is secured in the second reserved storage buffer. The first reserved storage buffer and the second reserved storage buffer are formed in the
次いで、CPU56は、遊技状態が高ベース状態であることを示す高ベースフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1216)。セットされていれば、そのままステップS1219に移行する。高ベースフラグがセットされていなければ、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値が5以上であるか否かを確認する(ステップS1217)。特別図柄プロセスフラグの値が5以上であれば(すなわち、大当り遊技状態または小当り遊技状態であれば)、CPU56は、そのままステップS1219に移行する。
Next, the
特別図柄プロセスフラグの値が5未満であれば、CPU56は、検出した始動入賞にもとづく変動がその後実行されたときの変動表示結果や変動パターン種別を始動入賞時にあらかじめ判定する入賞時判定処理を実行する(ステップS1218)。
If the value of the special symbol process flag is less than 5, the
次いで、CPU56は、第1始動入賞指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS1219)。また、CPU56は、入賞時判定処理の判定結果にもとづいて図柄指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS1220)とともに、変動カテゴリコマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS1221)。そして、CPU56は、第1保留記憶数加算指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS1222)。
Next, the
なお、具体的には、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ100に演出制御コマンドを送信する際に、演出制御コマンドに応じたコマンド送信テーブル(あらかじめROMにコマンド毎に設定されている)のアドレスをポインタにセットする。そして、演出制御コマンドに応じたコマンド送信テーブルのアドレスをポインタにセットして、演出制御コマンド制御処理(ステップS28)において演出制御コマンドを送信する。
Specifically, when the
また、ステップS1220,S1221の処理を実行することによって、この実施の形態では、CPU56は、第1始動入賞口13に始動入賞してステップS1218の入賞時演出処理を実行するごとに、図柄指定コマンドおよび変動カテゴリコマンドの両方を演出制御用マイクロコンピュータ100に対して送信する。
Further, by executing the processing of steps S1220 and S1221, in this embodiment, the
また、この実施の形態では、ステップS1219〜S1222の処理が実行されることによって、第1始動入賞口13への始動入賞が発生したときに、第1始動入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド、および第1保留記憶数加算指定コマンドの4つのコマンドのセットが1タイマ割込処理において一括して送信される。
Further, in this embodiment, when the start winning to the first
ただし、ステップS1216またはステップS1217でYと判定したことによりステップS1218の入賞時演出処理を実行しなかった場合には、CPU56は、第1始動入賞指定コマンドおよび第1保留記憶数加算指定コマンドのみを送信する制御を行い、入賞時判定結果指定コマンド(図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド)を送信する制御は行わない。なお、ステップS1218の入賞時演出処理を実行しなかった場合に、入賞判定結果を特定不能であることを示す値(例えば、「FF(H)」)をEXTデータとして設定した入賞時判定結果指定コマンド(図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド)を送信するようにしてもよい。
However, when the winning effect processing in step S1218 is not executed because it is determined as Y in step S1216 or step S1217, the
また、この実施の形態では、ステップS1216の処理が実行されることによって、第1始動入賞口13への始動入賞があった場合には、遊技状態が低ベース状態である場合にのみステップS1218の入賞時演出処理が実行される。また、この実施の形態では、ステップS1217の処理が実行されることによって、第1始動入賞口13への始動入賞があった場合には、大当り遊技状態や小当り遊技状態でない場合にのみステップS1218の入賞時演出処理が実行される。なお、大当り遊技状態である場合にのみステップS1218に移行しないようにし、小当り遊技状態である場合にはステップS1218に移行して入賞時演出処理が実行されるようにしてもよい。
Further, in this embodiment, when the process of step S1216 is executed, and there is a start winning at the first
また、この実施の形態において、大当り遊技状態(特定遊技状態)とは、大当りを開始することが報知されてから、所定数のラウンド(例えば、15ラウンド)にわたって大入賞口が開放する制御が行われ、最終ラウンドの大入賞口の開放を終了して大当りを終了することが報知されるまでの状態である。具体的には、特別図柄プロセス処理における大入賞口開放前処理(ステップS305参照)から大当り終了処理(ステップS307参照)までの処理が実行されている状態である。 In this embodiment, the jackpot gaming state (specific gaming state) is a control in which the jackpot is opened for a predetermined number of rounds (for example, 15 rounds) after it is notified that the jackpot is started. It is a state until it is informed that the opening of the big winning opening in the final round is finished and the jackpot is finished. Specifically, it is a state in which the processes from the big winning opening opening pre-process (see step S305) to the big hit end process (see step S307) in the special symbol process are executed.
次いで、CPU56は、第2始動口スイッチ14aがオン状態であるか否かを確認する(ステップS1223)。第2始動口スイッチ14aがオン状態でなければ、処理を終了する。第2始動口スイッチ14aがオン状態であれば、CPU56は、第2保留記憶数が上限値に達しているか否か(具体的には、第2保留記憶数をカウントするための第2保留記憶数カウンタの値が4でるか否か)を確認する(ステップS1224)。第2保留記憶数が上限値に達していれば、処理を終了する。
Next, the
第2保留記憶数が上限値に達していなければ、CPU56は、第2保留記憶数カウンタの値を1増やす(ステップS1225)とともに、合算保留記憶数をカウントするための合算保留記憶数カウンタの値を1増やす(ステップS1226)。
If the second reserved memory number has not reached the upper limit value, the
次いで、CPU56は、乱数回路503やソフトウェア乱数を生成するためのカウンタから値を抽出し、それらを、第2保留記憶バッファ(図26参照)における保存領域に格納する処理を実行する(ステップS1227)。なお、ステップS1227の処理では、ハードウェア乱数であるランダムR(大当り判定用乱数)や、ソフトウェア乱数である大当り種別判定用乱数(ランダム1)、変動パターン種別判定用乱数(ランダム2)および変動パターン判定用乱数(ランダム3)が抽出され、保存領域に格納される。なお、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を始動口スイッチ通過処理(始動入賞時)において抽出して保存領域にあらかじめ格納しておくのではなく、第2特別図柄の変動開始時に抽出するようにしてもよい。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、後述する変動パターン設定処理において、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を生成するための変動パターン判定用乱数カウンタから値を直接抽出するようにしてもよい。
Next, the
次いで、CPU56は、入賞時判定処理を実行する(ステップS1228)。そして、CPU56は、第2始動入賞指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS1229)。また、CPU56は、入賞時判定処理の判定結果にもとづいて図柄指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS1230)とともに、変動カテゴリコマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS1231)。また、CPU56は、第2保留記憶数加算指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS1232)。
Next, the
図27は、ステップS1218,S1228の入賞時判定処理を示すフローチャートである。入賞時判定処理では、CPU56は、まず、ステップS1215,S1227で抽出した大当り判定用乱数(ランダムR)と図8(A)の左欄に示す通常時の大当り判定値とを比較し、それらが一致するか否かを確認する(ステップS220)。この実施の形態では、特別図柄および飾り図柄の変動を開始するタイミングで、後述する特別図柄通常処理において大当りや小当りとするか否か、大当り種別を決定したり、変動パターン設定処理において変動パターンを決定したりするのであるが、それとは別に、遊技球が第1始動入賞口13や第2始動入賞口14に始動入賞したタイミングで、その始動入賞にもとづく変動表示が開始される前に、入賞時判定処理を実行することによって、あらかじめ大当りや小当りとなるか否かや、大当りの種別、変動パターン種別判定用乱数の値がいずれの判定値の範囲にとなるかを確認する。そのようにすることによって、飾り図柄の変動表示が実行されるより前にあらかじめ変動表示結果や変動パターン種別を予測し、後述するように、入賞時の判定結果にもとづいて、演出制御用マイクロコンピュータ100によって飾り図柄の変動表示中に大当りやスーパーリーチとなることを予告する先読み予告演出を実行する。
FIG. 27 is a flowchart showing the winning determination process in steps S1218 and S1228. In the winning determination process, the
大当り判定用乱数(ランダムR)が通常時の大当り判定値と一致しなければ(ステップS220のN)、CPU56は、遊技状態が高確率状態(確変状態。高確率/高ベース状態と高確率/低ベース状態とを含む。)であることを示す高確率フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS221)。高確率フラグがセットされていれば、CPU56は、ステップS1215,S1227で抽出した大当り判定用乱数(ランダムR)と図8(A)の右欄に示す確変時の大当り判定値とを比較し、それらが一致するか否かを確認する(ステップS222)。
If the jackpot determination random number (random R) does not match the normal jackpot determination value (N in step S220), the
なお、この実施の形態は、第2特別図柄の変動表示を優先して実行するように構成されているが、入賞時判定処理において、大当り判定用乱数(ランダムR)の値を、低確率状態における大当り判定値と比較する処理のみを実行するようにし、高確率状態における大当り判定値とは比較しないようにしてもよい(具体的には、ステップS220の処理のみを実行し、ステップS221,S222の処理を実行しないようにしてもよい)。そのように構成すれば、第2特別図柄の変動表示を優先して実行するように構成する場合に、入賞時判定における大当りの判定結果と実際の変動開始時における大当りの決定結果とが整合しない状況が生ずることを防止することができる。 Although this embodiment is configured to preferentially execute the variation display of the second special symbol, in the winning determination process, the value of the big hit determination random number (random R) is set to the low probability state. Only the process of comparing with the jackpot determination value at the time may be executed and not compared with the jackpot determination value in the high probability state (specifically, only the process of step S220 is executed, and steps S221 and S222 are performed). It is also possible not to execute the process. With such a configuration, when the display is performed with priority given to the variation display of the second special symbol, the determination result of the jackpot in the determination at the time of winning does not match the determination result of the jackpot at the actual start of variation. The situation can be prevented from occurring.
大当り判定用乱数(ランダムR)が確変時の大当り判定値とも一致しなければ(ステップS222のN)、CPU56は、ステップS1215,S1227で抽出した大当り判定用乱数(ランダムR)と図8(B),(C)に示す小当り判定値とを比較し、それらが一致するか否かを確認する(ステップS223)。この場合、CPU56は、第1始動入賞口13への始動入賞があった場合(ステップS1218の入賞時判定処理を実行する場合)には、図8(B)に示す小当り判定テーブル(第1特別図柄用)に設定されている小当り判定値と一致するか否かを判定する。また、第2始動入賞口14への始動入賞があった場合(ステップS1228の入賞時判定処理を実行する場合)には、図8(C)に示す小当り判定テーブル(第2特別図柄用)に設定されている小当り判定値と一致するか否かを判定する。
If the jackpot determination random number (random R) does not match the jackpot determination value at the time of probability change (N in step S222), the
大当り判定用乱数(ランダムR)が小当り判定値とも一致しなければ(ステップS223のN)、CPU56は、「はずれ」となることを示すEXTデータ「00(H)」を図柄指定コマンドに設定する処理を行う(ステップS224)。
If the big hit determination random number (random R) does not match the small hit determination value (N in step S223), the
次いで、CPU56は、現在の遊技状態を判定する処理を行う(ステップS225)。この実施の形態では、CPU56は、ステップS225において、遊技状態が高確率状態であるか否かおよび高ベース状態であるか否か(具体的には、高確率フラグおよび高ベースフラグがセットされているか否か)を判定する。なお、始動入賞時にステップS225で高確率状態であるか否かおよび高ベース状態であるか否かを確認してから、実際にその始動入賞にもとづく変動表示が開始されるまでの間には、複数の変動表示が実行される可能性がある。そのため、始動入賞時にステップS225で高確率状態であるか否かおよび高ベース状態であるか否かを確認してから、実際にその始動入賞にもとづく変動表示が開始されるまでの間に遊技状態が変化している(例えば、変動開始前に確変大当りや突然確変大当りが発生した場合には通常確率状態から確変状態に変化している。)場合がある。そのため、始動入賞時にステップS225で判定する遊技状態と変動開始時に判定する遊技状態(後述するステップS61参照)とは、必ずしも一致するとは限らない。なお、そのような不一致を防止するため、現在記憶している保留記憶内の遊技状態の変更を伴うものを特定して、変更後の遊技状態にもとづいて始動入賞時の判定を行うようにしてもよい。
Next, the
そして、CPU56は、ステップS225の判定結果に応じて、はずれ用の各閾値を設定する(ステップS226)。この実施の形態では、あらかじめ閾値判定を行う閾値判定プログラムが組み込まれており、閾値より大きいか否かを判定することにより、変動パターン種別判定用乱数の値がいずれの判定値の範囲にとなるかが判定され、図16および図17に示す変動カテゴリコマンドに設定するEXTデータの値が決定される。
Then, the
例えば、CPU56は、遊技状態が高ベース状態であると判定した場合には閾値219を設定する。この場合、CPU56は、後述するステップS232において、変動パターン種別判定用乱数の値が閾値219以下であるか否かを判定し、閾値219以下である場合(すなわち、1〜219である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「08(H)」を設定すると判定する(図16参照)。また、閾値219以下でない場合(すなわち、220〜251である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「09(H)」を設定すると判定する(図16参照)。
For example, the
また、例えば、CPU56は、遊技状態が低ベース状態であると判定した場合には、合算保留記憶数に関わらず、閾値79、89、99、169、199、214および229を設定する。この場合、CPU56は、後述するステップS232において、変動パターン種別判定用乱数の値が閾値79以下であるか否かを判定し、閾値79以下である場合(すなわち、1〜79である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「00(H)」を設定すると判定する(図16参照)。また、閾値89以下である場合(すなわち、80〜89である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「01(H)」を設定すると判定する(図16参照)。また、閾値99以下である場合(すなわち、90〜99である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「02(H)」を設定すると判定する(図16参照)。また、閾値169以下である場合(すなわち、100〜169である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「03(H)」を設定すると判定する(図16参照)。また、閾値199以下である場合(すなわち、170〜199である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「04(H)」を設定すると判定する(図16参照)。また、閾値214以下である場合(すなわち、200〜214である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「05(H)」を設定すると判定する(図16参照)。また、閾値229以下である場合(すなわち、215〜229である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「06(H)」を設定すると判定する(図16参照)。また、閾値229以下でない場合(すなわち、230〜251である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「07(H)」を設定すると判定する(図16参照)。
For example, when the
なお、上記に示す閾値判定の例では、閾値の値が小さい方から順に79、89、99、169、199、214および229と判定していくので、後の順番の閾値で判定されたものが前の順番の閾値以下の範囲内となることはない。すなわち、閾値79以下であるか否かを判定した後に、閾値89以下であるか否かを判定するときには、前の順番の閾値以下の1〜79の範囲内となることはなく、80〜89の範囲であるか否かを判定することになる。また、この実施の形態では、閾値の値が小さい方から順に79、89、99、169、199、214および229と判定していく場合を示したが、逆に大きい方から順に229、214、199、169、99、89および79と判定していってもよい。このことは、以下に示す他の閾値を用いた判定を行う場合も同様である。 In the threshold determination example described above, 79, 89, 99, 169, 199, 214, and 229 are determined in order from the smallest threshold value. It will never fall within the range below the previous order threshold. That is, after determining whether or not the threshold value is 79 or less, when determining whether or not the threshold value is 89 or less, it does not fall within the range of 1 to 79 that is equal to or less than the threshold value in the previous order. It is determined whether it is in the range. In this embodiment, the case where the threshold values are determined to be 79, 89, 99, 169, 199, 214, and 229 in order from the smallest value is shown. Conversely, 229, 214, You may determine with 199, 169, 99, 89, and 79. The same applies to the case where determination using other threshold values shown below is performed.
なお、ステップS225の遊技状態の判定を行うことなく、常に低ベース状態における閾値を設定するようにしてもよい。そのように構成しても、少なくとも「非リーチはずれ」となる変動パターン種別と「スーパーリーチはずれ」となる変動パターン種別とに関しては判定値の範囲が共通化されているのであるから、「非リーチはずれ」や「スーパーリーチはずれ」となるか否かについては判定することができる。 Note that the threshold value in the low base state may always be set without determining the gaming state in step S225. Even in such a configuration, the range of determination values is shared by at least the variation pattern type that is “non-reach” and the variation pattern type that is “super-reach”. It can be determined whether or not it is “out of” or “out of super reach”.
大当り判定用乱数(ランダムR)が小当り判定値と一致した場合には(ステップS223のY)、CPU56は、「小当り」となることを示すEXTデータ「05(H)」を図柄指定コマンドに設定する処理を行う(ステップS227)。
When the big hit determination random number (random R) matches the small hit determination value (Y of step S223), the
次いで、CPU56は、小当り用の閾値を設定する(ステップS228)。なお、この実施の形態では、CPU56は、閾値251を設定するものとし、後述するステップS232において、変動パターン種別判定用乱数の値が閾値251以下である(1〜251である)と判定して、変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「18(H)」を設定すると判定する(図17参照)。なお、小当りである場合には、閾値判定を行うことなく、EXTデータ「18(H)」を設定すると判定するようにしてもよい。
Next, the
ステップS220またはステップS222で大当り判定用乱数(ランダムR)が大当り判定値と一致した場合には、CPU56は、ステップS1215,S1227で抽出した大当り種別判定用乱数(ランダム1)にもとづいて大当りの種別を判定する(ステップS229)。この場合、CPU56は、第1始動入賞口13への始動入賞があった場合(ステップS1218の入賞時判定処理を実行する場合)には、図8(D)に示す大当り種別判定テーブル(第1特別図柄用)131aを用いて大当り種別が「通常大当り」、「確変大当り」または「突然確変大当り」のいずれとなるかを判定する。また、第2始動入賞口14への始動入賞があった場合(ステップS1228の入賞時判定処理を実行する場合)には、図8(E)に示す大当り種別判定テーブル(第2特別図柄用)131bを用いて大当り種別が「通常大当り」、「確変大当り」または「突然確変大当り」のいずれとなるかを判定する。
When the jackpot determination random number (random R) matches the jackpot determination value in step S220 or step S222, the
次いで、CPU56は、大当り種別の判定結果に応じたEXTデータを図柄指定コマンドに設定する処理を行う(ステップS230)。この場合、「通常大当り」となると判定した場合には、CPU56は、「通常大当り」となることを示すEXTデータ「01(H)」を図柄指定コマンドに設定する処理を行う。また、「確変大当り」となると判定した場合には、CPU56は、「確変大当り」となることを示すEXTデータ「02(H)」を図柄指定コマンドに設定する処理を行う。また、「突然確変大当り」となると判定した場合には、CPU56は、「突然確変大当り」となることを示すEXTデータ「03(H)」を図柄指定コマンドに設定する処理を行う。
Next, the
そして、CPU56は、ステップS229で判定した大当り種別に応じて、大当り用の各閾値を設定する(ステップS231)。 And CPU56 sets each threshold value for jackpots according to the jackpot classification determined by step S229 (step S231).
例えば、CPU56は、「通常大当り」と判定した場合には、閾値74および149を設定する。この場合、CPU56は、後述するステップS232において、変動パターン種別判定用乱数の値が閾値74以下であるか否かを判定し、閾値74以下である場合(すなわち、1〜74である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「10(H)」を設定すると判定する(図17参照)。また、閾値149以下である場合(すなわち、75〜149である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「11(H)」を設定すると判定する(図17参照)。また、閾値149以下でない場合(すなわち、150〜251である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「12(H)」を設定すると判定する(図17参照)。
For example, the
また、例えば、CPU56は、「確変大当り」と判定した場合には、閾値38および79を設定する。この場合、CPU56は、後述するステップS232において、変動パターン種別判定用乱数の値が閾値38以下であるか否かを判定し、閾値38以下である場合(すなわち、1〜38である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「13(H)」を設定すると判定する(図17参照)。また、閾値79以下である場合(すなわち、39〜79である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「14(H)」を設定すると判定する(図17参照)。また、閾値79以下でない場合(すなわち、80〜251である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「15(H)」を設定すると判定する(図17参照)。
Further, for example, when the
また、例えば、CPU56は、「突然確変大当り」と判定した場合には、閾値100を設定する。この場合、CPU56は、後述するステップS232において、変動パターン種別判定用乱数の値が閾値100以下であるか否かを判定し、閾値100以下である場合(すなわち、1〜100である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「16(H)」を設定すると判定する(図17参照)。また、閾値100以下でない場合(すなわち、101〜251である場合)には変動カテゴリコマンドのEXTデータとして「17(H)」を設定すると判定する(図17参照)。
Further, for example, if the
次いで、CPU56は、ステップS226,S228,S231で設定した閾値と、ステップS1215,S1227で抽出した変動パターン種別判定用乱数(ランダム2)とを用いて、変動パターン種別判定用乱数の値がいずれの判定値の範囲となるかを判定する(ステップS232)。
Next, the
なお、ステップS226,S228,S231において、あらかじめ定められた閾値を設定するのではなく、変動パターン種別判定テーブル(図9、図10参照)を設定するようにし、ステップS232において、設定した変動パターン種別判定テーブルを用いて、変動パターン種別判定用乱数の値の範囲やいずれの変動パターン種別となるかを判定するようにしてもよい。 In steps S226, S228, and S231, instead of setting a predetermined threshold value, a variation pattern type determination table (see FIGS. 9 and 10) is set. In step S232, the set variation pattern type is set. A determination table may be used to determine the range of the variation pattern type determination random number and which variation pattern type.
そして、CPU56は、判定結果に応じたEXTデータを変動カテゴリコマンドに設定する処理を行う(ステップS233)。具体的には、CPU56は、ステップS232でいずれの変動パターン種別になると判定したかに応じて、図16および図17に示すような「00(H)」〜「0B(H)」、「10(H)」〜「18(H)」のいずれかの値を変動カテゴリコマンドのEXTデータに設定する処理を行う。
Then, the
なお、この実施の形態では、入賞時判定において大当りや小当りとなると判定した場合であっても一律に変動パターン種別判定用乱数の値がいずれの範囲となるかを判定する場合を示したが、大当りや小当りとなると判定した場合には、変動パターン種別判定用乱数の値の範囲の判定を行わないようにしてもよい。そして、大当りまたは小当りとなると入賞時判定したことを示す図柄指定コマンドを送信するとともに、大当りまたは小当りの変動パターン種別となることを包括的に示す変動カテゴリコマンドを送信するようにしてもよい。そして、例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、具体的にいずれの変動パターン種別となるかまでは示されていないものの、包括的にいずれかの大当りの変動パターン種別となることが示された変動カテゴリコマンドを受信したことにもとづいて、後述する先読み予告演出を実行するようにしてもよい。
In this embodiment, although the case where it is determined that the big win or the small win is determined in the determination at the time of winning, the range in which the value of the random number for determining the variation pattern type is uniformly determined is shown. When it is determined that the game is a big hit or a small hit, the range of the random number for determining the variation pattern type may not be determined. Then, when a big win or a small win is received, a symbol designating command indicating that the determination at the time of winning is made may be transmitted, and a variation category command comprehensively indicating that the variation pattern type of a big hit or a small hit may be transmitted. . For example, although the
図28および図29は、特別図柄プロセス処理における特別図柄通常処理(ステップS300)を示すフローチャートである。特別図柄通常処理において、CPU56は、合算保留記憶数の値を確認する(ステップS51)。具体的には、合算保留記憶数カウンタのカウント値を確認する。
28 and 29 are flowcharts showing the special symbol normal process (step S300) in the special symbol process. In the special symbol normal process, the
合算保留記憶数が0である場合には、客待ちデモ指定コマンド送信済フラグがセットされているか否か確認する(ステップS51A)。客待ちデモ指定コマンド送信済フラグがセットされている場合には、処理を終了する。客待ちデモ指定コマンド送信済フラグがセットされていない場合には、合算保留記憶数が0になった時点から所定時間(例えば、30秒)が経過したことを条件に、客待ちデモ指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS51B)。そして、客待ちデモ指定コマンド送信済フラグをセットして(ステップS51C)、処理を終了する。なお、客待ちデモ指定コマンド送信済フラグは、次回の特別図柄の変動表示が開始されるときにリセットされる。なお、この実施の形態では、特別図柄の変動(可変表示)が行われない期間が30秒を越えると、客待ちデモンストレーション演出が開始されることになる。
If the total pending storage number is 0, it is confirmed whether or not the customer waiting demo designation command transmission completion flag is set (step S51A). If the customer waiting demo designation command transmitted flag is set, the process is terminated. If the customer waiting demonstration designation command transmitted flag is not set, the customer waiting demonstration designation command is executed on the condition that a predetermined time (for example, 30 seconds) has elapsed from the time when the total pending storage count becomes zero. Control to transmit to the
合算保留記憶数が0でなければ、CPU56は、セットされていれば、客待ちデモ指定コマンド送信済フラグをリセットする(ステップS51D)。次いで、CPU56は、第2保留記憶数が0であるか否かを確認する(ステップS52)。具体的には、第2保留記憶数カウンタの値が0であるか否かを確認する。第2保留記憶数が0でなければ、CPU56は、特別図柄ポインタ(第1特別図柄について特別図柄プロセス処理を行っているのか第2特別図柄について特別図柄プロセス処理を行っているのかを示すフラグ)に「第2」を示すデータを設定する(ステップS53)。第2保留記憶数が0であれば、CPU66は、特別図柄ポインタに「第1」を示すデータを設定する(ステップS54)。
If the total pending storage number is not 0, the
ステップS52〜S54の処理が実行されることによって、第1特別図柄の変動表示に対して、第2特別図柄の変動表示が優先して実行される。つまり、第2特別図柄の変動表示を開始させるための第2の開始条件が第1特別図柄の変動表示を開始させるための第1の開始条件に優先して成立するように制御される。 By executing the processing of steps S52 to S54, the variation display of the second special symbol is executed with priority over the variation display of the first special symbol. That is, control is performed so that the second start condition for starting the variable display of the second special symbol is established in preference to the first start condition for starting the variable display of the first special symbol.
次いで、CPU56は、RAM55において、特別図柄ポインタが示す方の保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納する(ステップS55)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、第1保留記憶バッファにおける第1保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納する。また、CPU56は、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合には、第2保留記憶バッファにおける第2保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納する。
Next, the
そして、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、各保存領域の内容をシフトする(ステップS56)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、第1保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、第1保留記憶バッファにおける各保存領域の内容をシフトする。また、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合に、第2保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、第2保留記憶バッファにおける各保存領域の内容をシフトする。
Then, the
すなわち、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合に、RAM55の第1保留記憶バッファにおいて第1保留記憶数=n(n=2,3,4)に対応する保存領域に格納されている各乱数値を、第1保留記憶数=n−1に対応する保存領域に格納する。また、特別図柄ポインタが「第2」を示す場合に、RAM55の第2保留記憶バッファにおいて第2保留記憶数=n(n=2,3,4)に対応する保存領域に格納されている各乱数値を、第2保留記憶数=n−1に対応する保存領域に格納する。
That is, when the special symbol pointer indicates “first”, the
よって、各第1保留記憶数(または、各第2保留記憶数)に対応するそれぞれの保存領域に格納されている各乱数値が抽出された順番は、常に、第1保留記憶数(または、第2保留記憶数)=1,2,3,4の順番と一致するようになっている。 Therefore, the order in which each random value stored in each storage area corresponding to each first reserved memory number (or each second reserved memory number) is extracted is always the first reserved memory number (or (Second reserved storage number) = 1, 2, 3, 4 in order.
そして、CPU56は、合算保留記憶数の値を1減らす。すなわち、合算保留記憶数カウンタのカウント値を1減算する(ステップS57)。
Then, the
次いで、CPU56は、現在の遊技状態に応じて背景指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS58)。この場合、CPU56は、高確率状態であることを示す高確率フラグがセットされているとともに、高ベース状態であることを示す高ベースフラグがセットされている場合には、高確率/高ベース状態背景指定コマンドを送信する制御を行う。また、CPU56は、高確率フラグのみがセットされ、高ベースフラグがセットされていない場合には、高確率/低ベース状態背景指定コマンドを送信する制御を行う。また、CPU56は、高ベースフラグのみがセットされ、高確率フラグがセットされていない場合には、低確率/高ベース状態背景指定コマンドを送信する制御を行う。また、CPU56は、高確率フラグも高ベースフラグもセットされていなければ、低確率/低ベース状態背景指定コマンドを送信する制御を行う。
Next, the
次いで、CPU56は、乱数バッファ領域からランダムR(大当り判定用乱数)を読み出し、大当り判定モジュールを実行する。なお、この場合、CPU56は、始動口スイッチ通過処理のステップS1215やステップS1227で抽出し第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファにあらかじめ格納した大当り判定用乱数を読み出し、大当り判定を行う。大当り判定モジュールは、あらかじめ決められている大当り判定値や小当り判定値(図8参照)と大当り判定用乱数とを比較し、それらが一致したら大当りや小当りとすることに決定する処理を実行するプログラムである。すなわち、大当り判定や小当り判定の処理を実行するプログラムである。
Next, the
大当り判定の処理では、遊技状態が確変状態(高確率/高ベース状態、高確率/低ベース状態)の場合には、遊技状態が非確変状態(通常確率状態)の場合よりも、大当りとなる確率が高くなるように構成されている。具体的には、あらかじめ大当り判定値の数が多く設定されている確変時大当り判定テーブル(ROM54における図8(A)の右側の数値が設定されているテーブル)と、大当り判定値の数が確変時大当り判定テーブルよりも少なく設定されている通常時大当り判定テーブル(ROM54における図8(A)の左側の数値が設定されているテーブル)とが設けられている。そして、CPU56は、遊技状態が確変状態であるか否かを確認し、遊技状態が確変状態であるときは、確変時大当り判定テーブルを使用して大当りの判定の処理を行い、遊技状態が通常確率状態であるときは、通常時大当り判定テーブルを使用して大当りの判定の処理を行う。すなわち、CPU56は、大当り判定用乱数(ランダムR)の値が図8(A)に示すいずれかの大当り判定値に一致すると、特別図柄に関して大当りとすることに決定する。大当りとすることに決定した場合には(ステップS61)、ステップS71に移行する。なお、大当りとするか否か決定するということは、大当り遊技状態に移行させるか否か決定するということであるが、特別図柄表示器における停止図柄を大当り図柄とするか否か決定するということでもある。
In the big hit determination process, when the gaming state is a probable change state (high probability / high base state, high probability / low base state), the big hit is greater than when the gaming state is a non-probability change state (normal probability state). The probability is high. Specifically, a jackpot determination table (a table in which the numerical values on the right side of FIG. 8A in the
なお、現在の遊技状態が確変状態であるか否かの確認は、高確率フラグがセットされているか否かにより行われる。高確率フラグは、遊技状態を確変状態に移行するときにセットされ、確変状態を終了するときにリセットされる。具体的には、「確変大当り」または「突然確変大当り」とすることに決定され、大当り遊技を終了する処理においてセットされる。 Note that whether or not the current gaming state is a probable change state is determined by whether or not the high probability flag is set. The high probability flag is set when the gaming state shifts to the probability change state, and is reset when the probability change state ends. Specifically, it is determined to be “probability big hit” or “sudden probability big hit”, and is set in the process of ending the big hit game.
大当り判定用乱数(ランダムR)の値がいずれの大当り判定値にも一致しなければ(ステップS61のN)、CPU56は、小当り判定テーブル(図8(B),(C)参照)を使用して小当りの判定の処理を行う。すなわち、CPU56は、大当り判定用乱数(ランダムR)の値が図8(B),(C)に示すいずれかの小当り判定値に一致すると、特別図柄に関して小当りとすることに決定する。この場合、CPU56は、特別図柄ポインタが示すデータを確認し、特別図柄ポインタが示すデータが「第1」である場合には、図8(B)に示す小当り判定テーブル(第1特別図柄用)を用いて小当りとするか否かを決定する。また、特別図柄ポインタが示すデータが「第2」である場合には、図8(C)に示す小当り判定テーブル(第2特別図柄用)を用いて小当りとするか否かを決定する。そして、小当りとすることに決定した場合には(ステップS62)、CPU56は、小当りであることを示す小当りフラグをセットし(ステップS63)、ステップS75に移行する。
If the value of the big hit determination random number (random R) does not match any of the big hit determination values (N in step S61), the
なお、ランダムRの値が大当り判定値および小当り判定値のいずれにも一致しない場合には(ステップS62のN)、すなわち、はずれである場合には、ステップS75に移行する。 If the value of the random R does not match either the big hit determination value or the small hit determination value (N in step S62), that is, if it is out of place, the process proceeds to step S75.
ステップS71では、CPU56は、大当りであることを示す大当りフラグをセットする。そして、大当り種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、特別図柄ポインタが示す方の大当り種別判定テーブルを選択する(ステップS72)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、図8(D)に示す第1特別図柄用の大当り種別判定用テーブル131aを選択する。また、CPU56は、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合には、図8(E)に示す第2特別図柄用の大当り種別判定用テーブル131bを選択する。
In step S71, the
次いで、CPU56は、選択した大当り種別判定テーブルを用いて、乱数バッファ領域に格納された大当り種別判定用の乱数(ランダム1)の値と一致する値に対応した種別(「通常大当り」、「確変大当り」または「突然確変大当り」)を大当りの種別に決定する(ステップS73)。なお、この場合、CPU56は、始動口スイッチ通過処理のステップS1215やステップS1227で抽出し第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファにあらかじめ格納した大当り種別判定用乱数を読み出し、大当り種別の決定を行う。また、この場合に、図8(D),(E)に示すように、第1特別図柄の変動表示が実行される場合には、第2特別図柄の変動表示が実行される場合と比較して、突然確変大当りが選択される割合が高い。
Next, the
また、CPU56は、決定した大当りの種別を示すデータをRAM55における大当り種別バッファに設定する(ステップS74)。例えば、大当り種別が「通常大当り」の場合には大当り種別を示すデータとして「01」が設定され、大当り種別が「確変大当り」の場合には大当り種別を示すデータとして「02」が設定され、大当り種別が「突然確変大当り」の場合には大当り種別を示すデータとして「03」が設定される。
Further, the
次いで、CPU56は、特別図柄の停止図柄を決定する(ステップS75)。具体的には、大当りフラグおよび小当りフラグのいずれもセットされていない場合には、はずれ図柄となる「−」を特別図柄の停止図柄に決定する。大当りフラグがセットされている場合には、大当り種別の決定結果に応じて、大当り図柄となる「1」、「3」、「7」のいずれかを特別図柄の停止図柄に決定する。すなわち、大当り種別を「突然確変大当り」に決定した場合には「1」を特別図柄の停止図柄に決定し、「通常大当り」に決定した場合には「3」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当り」に決定した場合には「7」を特別図柄の停止図柄に決定する。また、小当りフラグがセットされている場合には、小当り図柄となる「5」を特別図柄の停止図柄に決定する。
Next, the
なお、この実施の形態では、まず大当り種別を決定し、決定した大当り種別に対応する特別図柄の停止図柄を決定する場合を示したが、大当り種別および特別図柄の停止図柄の決定方法は、この実施の形態で示したものに限られない。例えば、あらかじめ特別図柄の停止図柄と大当り種別とを対応付けたテーブルを用意しておき、大当り種別決定用乱数にもとづいてまず特別図柄の停止図柄を決定すると、その決定結果にもとづいて対応する大当り種別も決定されるように構成してもよい。 In this embodiment, the case where the jackpot type is first determined and the stop symbol of the special symbol corresponding to the determined jackpot type is shown, but the method for determining the jackpot type and the stop symbol of the special symbol is as follows. It is not restricted to what was shown in embodiment. For example, a table in which a special symbol stop symbol and a jackpot type are associated in advance is prepared, and a special symbol stop symbol is first determined based on a random number for determining the big hit type. You may comprise so that a classification may also be determined.
そして、特別図柄プロセスフラグの値を変動パターン設定処理(ステップS301)に対応した値に更新する(ステップS76)。 Then, the value of the special symbol process flag is updated to a value corresponding to the variation pattern setting process (step S301) (step S76).
図30は、特別図柄プロセス処理における変動パターン設定処理(ステップS301)を示すフローチャートである。変動パターン設定処理において、CPU56は、大当りフラグがセットされているか否か確認する(ステップS91)。大当りフラグがセットされている場合には、CPU56は、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、大当り用変動パターン種別判定テーブル132A〜132C(図9(A)〜(C)参照)のいずれかを選択する(ステップS92)。そして、ステップS102に移行する。
FIG. 30 is a flowchart showing the variation pattern setting process (step S301) in the special symbol process. In the variation pattern setting process, the
大当りフラグがセットされていない場合には、CPU56は、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS93)。小当りフラグがセットされている場合には、CPU56は、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、小当り用変動パターン種別判定テーブル132D(図9(D)参照)を選択する(ステップS94)。そして、ステップS102に移行する。
When the big hit flag is not set, the
小当りフラグもセットされていない場合には、CPU56は、高ベース状態であることを示す高ベースフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS95)。なお、高ベースフラグは、遊技状態を時短状態(高ベース状態)に移行するときにセットされ、時短状態(高ベース状態)を終了するときにリセットされる。具体的には、「通常大当り」または「確変大当り」とすることに決定され、大当り遊技を終了する処理においてセットされる。
If the small hit flag is not set, the
高ベースフラグがセットされていない場合には(ステップS95)、すなわち、遊技状態が低ベース状態(高確率/低ベース状態または低確率/低ベース状態)であれば、CPU56は、合算保留記憶数が3以上であるか否か確認する(ステップS97)。合算保留記憶数が3未満である場合には(ステップS97)、CPU56は、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、はずれ用変動パターン種別判定テーブル135A(図10(A)参照)を選択する(ステップS98)。そして、ステップS102に移行する。
If the high base flag is not set (step S95), that is, if the gaming state is a low base state (high probability / low base state or low probability / low base state), the
合算保留記憶数が3以上である場合には、CPU56は、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、はずれ用変動パターン種別判定テーブル135B(図10(B)参照)を選択する(ステップS99)。そして、ステップS102に移行する。
When the total pending storage number is 3 or more, the
高ベースフラグがセットされている場合には、すなわち、遊技状態が高確率/高ベース状態または低確率/高ベース状態であれば、CPU56は、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、はずれ用変動パターン種別判定テーブル135C(図10(C)参照)を選択する(ステップS101)。そして、ステップS102に移行する。
If the high base flag is set, that is, if the gaming state is a high probability / high base state or a low probability / high base state, the
この実施の形態では、ステップS95〜S101の処理が実行されることによって、遊技状態が低ベース状態であって合算保留記憶数が3以上である場合には、図10(B)に示すはずれ用変動パターン種別判定テーブル135Bが選択される。また、遊技状態が高ベース状態である場合には、図10(C)に示すはずれ用変動パターン種別判定テーブル135Cが選択される。この場合、後述するステップS102の処理で変動パターン種別として非リーチCA2−3が決定される場合があり、非リーチCA2−3の変動パターン種別が決定された場合には、ステップS105の処理で変動パターンとして短縮変動の非リーチPA1−2が決定される(図12参照)。従って、この実施の形態では、遊技状態が高ベース状態である場合または合算保留記憶数が3以上である場合には、短縮変動の変動表示が行われる場合がある。なお、この実施の形態では、高確率/高ベース状態で用いる短縮変動用の変動パターン種別判定テーブル(図10(C)参照)と、保留記憶数にもとづく短縮変動用の変動パターン種別判定テーブル(図10(B)参照)とが異なるテーブルである場合を示したが、短縮変動用の変動パターン種別判定テーブルとして共通のテーブルを用いるようにしてもよい。 In this embodiment, when the processing of steps S95 to S101 is executed, and the gaming state is in the low base state and the total number of pending storages is 3 or more, the offending shown in FIG. The variation pattern type determination table 135B is selected. When the gaming state is the high base state, the deviation variation pattern type determination table 135C shown in FIG. 10C is selected. In this case, non-reach CA2-3 may be determined as the variation pattern type in the process of step S102, which will be described later. If the variation pattern type of non-reach CA2-3 is determined, the process changes in step S105. Short reach variation non-reach PA1-2 is determined as a pattern (see FIG. 12). Therefore, in this embodiment, when the gaming state is the high base state or when the total number of pending storages is 3 or more, a variation display of the shortening variation may be performed. In this embodiment, the variation pattern type determination table for shortening variation (see FIG. 10C) used in the high probability / high base state and the variation pattern type determination table for shortening variation based on the number of reserved storage ( Although the table is different from that shown in FIG. 10B, a common table may be used as the variation pattern type determination table for shortening variation.
なお、この実施の形態では、遊技状態が高ベース状態である場合であっても、合算保留記憶数がほぼ0である場合(例えば、0であるか、0または1である場合)には、短縮変動の変動表示を行わないようにしてもよい。この場合、例えば、CPU56は、ステップS95でYと判定したときに、合算保留記憶数がほぼ0であるか否かを確認し、合算保留記憶数がほぼ0であれば、はずれ用変動パターン種別判定テーブル135A(図10(A)参照)を選択するようにしてもよい。
In this embodiment, even when the gaming state is a high base state, when the total number of pending storage is almost 0 (for example, 0, 0 or 1), The change display of the shortening change may not be performed. In this case, for example, when the
次いで、CPU56は、乱数バッファ領域(第1保留記憶バッファまたは第2保留記憶バッファ)からランダム2(変動パターン種別判定用乱数)を読み出し、ステップS92、S94、S98、S99またはS101の処理で選択したテーブルを参照することによって、変動パターン種別を複数種類のうちのいずれかに決定する(ステップS102)。
Next, the
次いで、CPU56は、ステップS102の変動パターン種別の決定結果にもとづいて、変動パターンを複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、当り変動パターン判定テーブル137A、137B(図11参照)、はずれ変動パターン判定テーブル138A(図12参照)のうちのいずれかを選択する(ステップS103)。また、乱数バッファ領域(第1保留記憶バッファまたは第2保留記憶バッファ)からランダム3(変動パターン判定用乱数)を読み出し、ステップS103の処理で選択した変動パターン判定テーブルを参照することによって、変動パターンを複数種類のうちのいずれかに決定する(ステップS105)。なお、始動入賞のタイミングでランダム3(変動パターン判定用乱数)を抽出しないように構成する場合には、CPU56は、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を生成するための変動パターン判定用乱数カウンタから値を直接抽出し、抽出した乱数値にもとづいて変動パターンを決定するようにしてもよい。
Next, the
次いで、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の図柄変動指定コマンドを、演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS106)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、第1図柄変動指定コマンドを送信する制御を行う。また、CPU56は、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合には、第2図柄変動指定コマンドを送信する制御を行う。また、CPU56は、決定した変動パターンに対応する演出制御コマンド(変動パターンコマンド)を、演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS107)。
Next, the
次に、CPU56は、RAM55に形成されている変動時間タイマに、選択された変動パターンに対応した変動時間に応じた値を設定する(ステップS108)。そして、特別図柄プロセスフラグの値を表示結果指定コマンド送信処理(ステップS302)に対応した値に更新する(ステップS109)。
Next, the
なお、はずれと決定されている場合において、直ちに変動パターン種別を決定するのではなく、まず、リーチ判定用乱数を用いた抽選処理によってリーチとするか否かを決定するようにしてもよい。そして、リーチとするか否かの判定結果にもとづいて、ステップS95〜S102の処理を実行し、変動パターン種別を決定するようにしてもよい。この場合、あらかじめ非リーチ用の変動パターン種別判定テーブル(図10に示す非リーチCA2−1〜非リーチCA2−3の変動パターン種別を含むもの)と、リーチ用の変動パターン種別判定テーブル(図10に示すノーマルCA2−4〜ノーマルCA2−6、スーパーCA2−7の変動パターン種別を含むもの)とを用意しておき、リーチ判定結果にもとづいて、いずれかの変動パターン種別判定テーブルを選択して、変動パターン種別を決定するようにしてもよい。 In the case where it is determined that it is out of place, instead of immediately determining the variation pattern type, it may be determined whether or not the reach is determined by a lottery process using a random number for reach determination. Then, based on the determination result as to whether or not to reach, the processing of steps S95 to S102 may be executed to determine the variation pattern type. In this case, the variation pattern type determination table for non-reach (including the variation pattern types of non-reach CA2-1 to non-reach CA2-3 shown in FIG. 10) and the variation pattern type determination table for reach (FIG. 10). Normal CA2-4 to normal CA2-6, including a variation pattern type of super CA2-7) are prepared, and one of the variation pattern type determination tables is selected based on the reach determination result. The variation pattern type may be determined.
また、リーチ判定用乱数を用いた抽選処理によってリーチとするか否かを決定する場合にも、合算保留記憶数(第1保留記憶数や第2保留記憶数でもよい)に応じて、リーチの選択割合が異なるリーチ判定テーブルを選択して、保留記憶数が多くなるに従ってリーチ確率が低くなるようにリーチとするか否かを決定するようにしてもよい。この場合、CPU56は、例えば、入賞時判定処理における「スーパーリーチはずれ」や「非リーチはずれ」となるか否かの判定において、リーチ判定テーブルの共通の範囲に割り当てられた判定値に合致するか否かを判定することによって、リーチとなるか否かをあらかじめ判定するようにしてもよい。なお、予告演出の実行割合が低下してしまうことを考慮すると、この実施の形態で示したように、リーチ判定用乱数を用いた抽選処理を行うことなく、変動パターン種別によって「スーパーリーチはずれ」や「非リーチはずれ」となるか否かを事前判定して先読み予告演出を行うように構成することが好ましい。
In addition, when determining whether or not to reach by a lottery process using a reach determination random number, depending on the total reserved memory number (which may be the first reserved memory number or the second reserved memory number), Reach determination tables having different selection ratios may be selected, and it may be determined whether or not to reach so that the reach probability decreases as the number of reserved memories increases. In this case, for example, the
図31は、表示結果指定コマンド送信処理(ステップS302)を示すフローチャートである。表示結果指定コマンド送信処理において、CPU56は、決定されている大当りの種類、小当り、はずれに応じて、表示結果1指定〜表示結果5指定のいずれかの演出制御コマンド(図13参照)を送信する制御を行う。具体的には、CPU56は、まず、大当りフラグがセットされているか否か確認する(ステップS110)。セットされていない場合には、ステップS118に移行する。大当りフラグがセットされている場合、大当りの種別が「通常大当り」であるときには、表示結果2指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS111,S112)。なお、「通常大当り」であるか否かは、具体的には、特別図柄通常処理のステップS74で大当り種別バッファに設定されたデータが「01」であるか否かを確認することによって判定できる。また、CPU56は、大当りの種別が「確変大当り」であるときには、表示結果3指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS113,S114)。なお、「確変大当り」であるか否かは、具体的には、特別図柄通常処理のステップS74で大当り種別バッファに設定されたデータが「02」であるか否かを確認することによって判定できる。そして、「通常大当り」および「確変大当り」のいずれでもないときには(すなわち、「突然確変大当り」であるときには)、CPU56は、表示結果4指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS115)。
FIG. 31 is a flowchart showing the display result designation command transmission process (step S302). In the display result designation command transmission process, the
CPU56は、大当りフラグがセットされていないときには、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS116)。小当りフラグがセットされていれば、CPU56は、表示結果5指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS117)。小当りフラグもセットされていないときは(ステップS116のN)、すなわち、はずれである場合には、CPU56は、表示結果1指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS118)。
When the big hit flag is not set, the
そして、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄変動中処理(ステップS303)に対応した値に更新する(ステップS119)。
Then, the
図32は、特別図柄プロセス処理における特別図柄変動中処理(ステップS303)を示すフローチャートである。特別図柄変動中処理において、CPU56は、変動時間タイマを1減算し(ステップS1125)、変動時間タイマがタイムアウトしたら(ステップS1126)、演出制御用マイクロコンピュータ100に図柄確定指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS1127)。そして、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄停止処理(ステップS304)に対応した値に更新する(ステップS1128)。変動時間タイマがタイムアウトしていない場合には、処理を終了する。
FIG. 32 is a flowchart showing the special symbol changing process (step S303) in the special symbol process. In the special symbol variation processing, the
図33は、特別図柄プロセス処理における特別図柄停止処理(ステップS304)を示すフローチャートである。特別図柄停止処理において、CPU56は、大当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS131)。大当りフラグがセットされている場合には、CPU56は、セットされていれば、確変状態(高確率状態)であることを示す高確率フラグや、時短状態(高ベース状態)であることを示す高ベースフラグ、時短状態(高ベース状態)における特別図柄の変動可能回数を示す高ベース回数カウンタをリセットする(ステップS132)。また、CPU56は、大当りの種別が通常大当りまたは確変大当りである場合には大当り開始指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信し、大当りの種別が突確大当りである場合には小当り/突然確変大当り開始指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する(ステップS133)。なお、大当りの種別は、RAM55に記憶されている大当り種別を示すデータ(大当り種別バッファに記憶されているデータ)によって判定される。
FIG. 33 is a flowchart showing the special symbol stop process (step S304) in the special symbol process. In the special symbol stop process, the
また、大当り表示時間タイマに大当り表示時間(大当りが発生したことを、例えば、演出表示装置9において報知する時間)に相当する値を設定する(ステップS134)。また、大入賞口開放回数カウンタに開放回数(例えば、15)をセットする(ステップS135)。そして、特別図柄プロセスフラグの値を大入賞口開放前処理(ステップS305)に対応した値に更新する(ステップS136)。
In addition, a value corresponding to the big hit display time (for example, the time when the
また、ステップS131で大当りフラグがセットされていないことを確認した場合には、CPU56は、時短状態(高ベース状態)における特別図柄の変動可能回数を示す高ベース回数カウンタの値が0となっているか否かを確認する(ステップS137)。高ベース回数カウンタの値が0であれば、ステップS145に移行する。高ベース回数カウンタの値が0でない場合(すなわち、通常大当りにもとづく大当り遊技を終了した後に低確率/高ベース状態に制御されている場合)には、CPU56は、高ベース回数カウンタの値を−1する(ステップS138)。そして、CPU56は、減算後の高ベース回数カウンタの値が0になった場合には(ステップS139)、高ベースフラグをリセットする(ステップS140)。そして、ステップS145に移行する。
When it is confirmed in step S131 that the big hit flag is not set, the
ステップS145では、CPU56は、小当りフラグがセットされているか否かを確認する。小当りフラグがセットされていない場合には、ステップS150に移行する。小当りフラグがセットされている場合には、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ100に小当り/突然確変大当り開始指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS146)。また、大入賞口制御タイマに小当り表示時間(小当りが発生したことを、例えば、演出表示装置9において報知する時間)に相当する値を設定する(ステップS147)。また、開放回数カウンタに開放回数(具体的には、2回)をセットする(ステップS148)。そして、特別図柄プロセスフラグの値を小当り開始前処理(ステップS308)に対応した値に更新する(ステップS149)。
In step S145, the
ステップS150では、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄通常処理(ステップS300)に対応した値に更新する。
In step S150, the
図34は、特別図柄プロセス処理における大当り終了処理(ステップS307)を示すフローチャートである。大当り終了処理において、CPU56は、大当り終了表示タイマが設定されているか否か確認し(ステップS160)、大当り終了表示タイマが設定されている場合には、ステップS164に移行する。大当り終了表示タイマが設定されていない場合には、大当りフラグをリセットし(ステップS161)、大当り終了指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS162)。ステップS162では、CPU56は、大当りの種別が通常大当りまたは確変大当りであった場合には大当り終了指定コマンド(コマンドA301(H))を送信し、大当りの種別が突然確変大当りであった場合には小当り/突然確変大当り終了指定コマンド(コマンドA302(H))を送信する。そして、大当り終了表示タイマに、画像表示装置9において大当り終了表示が行われている時間(大当り終了表示時間)に対応する表示時間に相当する値を設定し(ステップS163)、処理を終了する。
FIG. 34 is a flowchart showing the jackpot end process (step S307) in the special symbol process. In the jackpot end process, the
ステップS164では、大当り終了表示タイマの値を1減算する。そして、CPU56は、大当り終了表示タイマの値が0になっているか否か、すなわち大当り終了表示時間が経過したか否か確認する(ステップS165)。経過していなければ処理を終了する。
In step S164, 1 is subtracted from the value of the jackpot end display timer. Then, the
大当り終了表示時間を経過している場合には、CPU56は、大当りの種別が通常大当りであった場合には(ステップS166)、高ベースフラグをセットして時短状態(高ベース状態)に移行させる(ステップS167)。すなわち、通常大当りにもとづく大当り遊技終了後には遊技状態が低確率/高ベース状態に制御される。また、CPU56は、高ベース回数カウンタに所定回数(本例では、100回)をセットする(ステップS168)。なお、大当りの種別は、RAM55に記憶されている大当り種別を示すデータ(大当り種別バッファに記憶されているデータ)によって判定される。
When the big hit end display time has elapsed, the
通常大当りでなければ、CPU56は、高確率フラグをセットして確変状態(高確率状態)に移行させる(ステップS169)。次いで、大当りの種別が確変大当りであれば(ステップS170)、CPU56は、高ベースフラグをセットして時短状態(高ベース状態)に移行させる(ステップS171)。すなわち、確変大当りにもとづく大当り遊技終了後には遊技状態が高確率/高ベース状態に制御される。一方、確変大当りでなければ(すなわち、大当りの種別が突然確変大当りであれば)、ステップS171を実行することなく、ステップS172に移行する。すなわち、突然確変大当りにもとづく大当り遊技終了後には遊技状態が高確率/低ベース状態に制御される。なお、大当りの種別は、RAM55に記憶されている大当り種別を示すデータ(大当り種別バッファに記憶されているデータ)によって判定される。
If it is not a normal big hit, the
なお、この実施の形態では、ステップS167,S171の処理でセットされた高ベースフラグは、可変入賞球装置15の開放回数を増加させたりするか否かを判定するためにも用いられる。また、高ベースフラグは、特別図柄の変動時間を短縮するか否かを判定するために用いられる。
In this embodiment, the high base flag set in the processing of steps S167 and S171 is also used to determine whether or not to increase the number of times the variable winning
その後、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄通常処理(ステップS300)に対応した値に更新する(ステップS172)。
Thereafter, the
次に、演出制御手段の動作を説明する。図35は、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段としての演出制御用マイクロコンピュータ100(具体的には、演出制御用CPU101)が実行するメイン処理を示すフローチャートである。メイン処理において、演出制御用CPU101は、電源が投入されると、メイン処理の実行を開始する。メイン処理では、まず、RAM領域のクリアや各種初期値の設定、また演出制御の起動間隔(例えば、2ms)を決めるためのタイマの初期設定等を行うための初期化処理を行う(ステップS701)。
Next, the operation of the effect control means will be described. FIG. 35 is a flowchart showing main processing executed by the effect control microcomputer 100 (specifically, the effect control CPU 101) as effect control means mounted on the
その後、演出制御用CPU101は、所定の乱数を生成するためのカウンタのカウンタ値を更新する乱数更新処理を実行する(ステップS702)。そして、タイマ割込フラグの監視(ステップS703)を行う。タイマ割込フラグがセットされていない場合には、ステップS702に移行する。なお、タイマ割込が発生すると、演出制御用CPU101は、タイマ割込処理においてタイマ割込フラグをセットする。タイマ割込フラグがセットされていたら、演出制御用CPU101は、そのフラグをクリアし(ステップS704)、ステップS705〜S708の演出制御処理を実行する。
Thereafter, the
演出制御処理において、演出制御用CPU101は、まず、受信した演出制御コマンドを解析し、受信した演出制御コマンドに応じたフラグをセットする処理等を行う(コマンド解析処理:ステップS705)。
In the effect control process, the
なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560から送信された演出制御コマンドは、演出制御INT信号にもとづく割込処理で受信され、2バイト構成の演出制御コマンドを6個格納可能なリングバッファ形式のコマンド受信バッファ(RAMに形成されている。)に保存されている。そして、受信したコマンドをどの領域に格納するのかを示すコマンド受信個数カウンタが用いられる。コマンド受信個数カウンタは、0〜11の値をとる。コマンド解析処理では、演出制御用CPU101が、コマンド受信バッファに保存されている演出制御コマンドがどのコマンド(図13〜図17参照)であるのか解析する。
The effect control command transmitted from the
次いで、演出制御用CPU101は、演出制御プロセス処理を行う(ステップS706)。演出制御プロセス処理では、制御状態に応じた各プロセスのうち、現在の制御状態(演出制御プロセスフラグ)に対応した処理を選択して演出表示装置9の表示制御を実行する。
Next, the
次いで、演出制御用CPU101は、普通図柄の変動時間を計測するための普通図柄変動時間タイマの値が0となっているか否かを確認する(ステップS707)。普通図柄変動時間タイマの値が0でなければ、演出制御用CPU101は、普通図柄変動時間タイマの値を1減算する(ステップS708)。
Next, the
なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560から送信された演出制御コマンドは、演出制御INT信号にもとづく割込処理で受信され、RAMに形成されているバッファ領域に保存されている。コマンド解析処理では、バッファ領域に保存されている演出制御コマンドがどのコマンド(図13および図14参照)であるのか解析する。なお、演出制御INT信号にもとづく割込処理は、2msごとに実行されるタイマ割込処理に優先して実行される。
The effect control command transmitted from the
図36〜図39は、コマンド解析処理(ステップS704)の具体例を示すフローチャートである。主基板31から受信された演出制御コマンドは受信コマンドバッファに格納されるが、コマンド解析処理では、演出制御用CPU101は、コマンド受信バッファに格納されているコマンドの内容を確認する。
36 to 39 are flowcharts showing specific examples of the command analysis processing (step S704). The effect control command received from the
コマンド解析処理において、演出制御用CPU101は、まず、コマンド受信バッファに受信コマンドが格納されているか否か確認する(ステップS611)。格納されているか否かは、コマンド受信個数カウンタの値と読出ポインタとを比較することによって判定される。両者が一致している場合が、受信コマンドが格納されていない場合である。コマンド受信バッファに受信コマンドが格納されている場合には、演出制御用CPU101は、コマンド受信バッファから受信コマンドを読み出す(ステップS612)。なお、読み出したら読出ポインタ(コマンド受信バッファにおけるどの領域からコマンドを読み出すべきかを示すポインタ)の値を+2しておく(ステップS613)。+2するのは2バイト(1コマンド)ずつ読み出すからである。
In the command analysis process, the
受信した演出制御コマンドが変動パターンコマンドである場合には(ステップS614)、演出制御用CPU101は、受信した変動パターンコマンドを、RAMに形成されている変動パターンコマンド格納領域に格納する(ステップS615)。そして、変動パターンコマンド受信フラグをセットする(ステップS616A)。
When the received effect control command is a variation pattern command (step S614), the
また、演出制御用CPU101は、演出表示装置9における客待ちデモンストレーション画面(客待ちデモ画面)の表示を停止する(ステップS616B)。なお、この時点で、客待ちデモ画面が表示されていないこともあるが、その場合には、ステップS616Bの処理を実行しない。
Further, the
受信した演出制御コマンドが表示結果指定コマンドである場合には(ステップS617)、演出制御用CPU101は、受信した表示結果指定コマンド(表示結果1指定コマンド〜表示結果6指定コマンド)を、RAMに形成されている表示結果指定コマンド格納領域に格納する(ステップS618)。
When the received effect control command is a display result specifying command (step S617), the
受信した演出制御コマンドが図柄確定指定コマンドである場合には(ステップS619)、演出制御用CPU101は、確定コマンド受信フラグをセットする(ステップS620)。
When the received effect control command is a symbol confirmation designation command (step S619), the
受信した演出制御コマンドが第1図柄変動指定コマンドである場合には(ステップS625)、第1図柄変動指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS626)。また、第2図柄変動指定コマンド受信フラグをリセットしておく。受信した演出制御コマンドが第2図柄変動指定コマンドである場合には(ステップS627)、第2図柄変動指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS628)。また、第1図柄変動指定コマンド受信フラグをリセットしておく。 If the received effect control command is the first symbol variation designation command (step S625), the first symbol variation designation command reception flag is set (step S626). Also, the second symbol variation designation command reception flag is reset. If the received effect control command is the second symbol variation designation command (step S627), the second symbol variation designation command reception flag is set (step S628). Further, the first symbol variation designation command reception flag is reset.
受信した演出制御コマンドが大入賞口開放中指定コマンドである場合には(ステップS631)、演出制御用CPU101は、大入賞口開放中フラグをセットする(ステップS632)。また、演出制御用CPU101は、受信した大入賞口開放中指定コマンドを、RAMに形成されている大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納する(ステップS633)。なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大入賞口開放中指定コマンド格納領域に格納された大入賞口開放中指定コマンドを確認することによって、大当り遊技中の何ラウンド目であるかを認識することができる。
When the received effect control command is a special winning opening open designation command (step S631), the
受信した演出制御コマンドが大入賞口開放後指定コマンドである場合には(ステップS635)、演出制御用CPU101は、大入賞口開放後フラグをセットする(ステップS636)。また、演出制御用CPU101は、受信した大入賞口開放後指定コマンドを、RAMに形成されている大入賞口開放後指定コマンド格納領域に格納する(ステップS637)。
When the received effect control command is a designation command after opening the big prize opening (step S635), the
受信した演出制御コマンドが低確率/低ベース状態背景指定コマンドである場合には(ステップS638)、演出制御用CPU101は、セットされていれば高ベース状態フラグをリセットする(ステップS639)。また、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を低確率/低ベース状態に応じた背景画面(例えば、青色の表示色の背景画面)に変更する(ステップS640)。
If the received effect control command is a low probability / low base state background designation command (step S638), the
受信した演出制御コマンドが低確率/高ベース状態背景指定コマンドである場合には(ステップS641)、演出制御用CPU101は、セットされていれば確変状態フラグをリセットするとともに、高ベース状態フラグをセットする(ステップS642)。また、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を低確率/高ベース状態に応じた背景画面(例えば、緑色の表示色の背景画面)に変更する(ステップS643)。
If the received effect control command is a low probability / high base state background designation command (step S641), the
受信した演出制御コマンドが高確率/低ベース状態背景指定コマンドである場合には(ステップS644)、演出制御用CPU101は、セットされていれば高ベース状態フラグをリセットするとともに、確変状態フラグをセットする(ステップS645)。また、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を高確率/低ベース状態に応じた背景画面(例えば、黄色の表示色の背景画面)に変更する(ステップS646)。
If the received effect control command is a high probability / low base state background designation command (step S644), the
受信した演出制御コマンドが高確率/高ベース状態背景指定コマンドである場合には(ステップS647)、演出制御用CPU101は、確変状態フラグおよび高ベース状態フラグをセットする(ステップS648)。また、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を高確率/高ベース状態に応じた背景画面(例えば、赤色の表示色の背景画面)に変更する(ステップS649)。
When the received effect control command is a high probability / high base state background designation command (step S647), the
なお、ステップS644で高確率/低ベース状態背景指定コマンドを受信した場合とは、突然確変大当りが発生して高確率/低ベース状態に制御された場合である。この場合、ステップS646で表示される高確率/低ベース状態に応じた背景画面は、いわゆる確変潜伏用の背景画面であってもよい。例えば、低確率/低ベース状態で小当りが発生した場合にも、同様の確変潜伏用の背景画面に変更することによって、突然確変大当りが発生して高確率状態に制御されているのか否かを認識不能となるように構成してもよい。 The case where the high probability / low base state background designation command is received in step S644 is a case where a sudden probability variation big hit occurs and the high probability / low base state is controlled. In this case, the background screen corresponding to the high probability / low base state displayed in step S646 may be a so-called probability variation latent background screen. For example, even if a small hit occurs in the low probability / low base state, whether or not the sudden change suddenly occurs and is controlled to a high probability state by changing to the same background screen for probability variation latent May be configured to be unrecognizable.
受信した演出制御コマンドが第1始動入賞指定コマンドである場合には(ステップS651)、演出制御用CPU101は、受信した第1始動入賞指定コマンドを、RAMに形成されている第1始動入賞時コマンド格納領域の空いている最初の格納領域に格納する(ステップS652)。受信した演出制御コマンドが第2始動入賞指定コマンドである場合には(ステップS651)、RAMに形成されている第2始動入賞時コマンド格納領域の空いている最初の格納領域に格納する(ステップS652)。
When the received effect control command is the first start prize designation command (step S651), the
図40は、始動入賞時コマンド格納領域(第1始動入賞時コマンド格納領域、第2始動入賞時コマンド格納領域)の具体例を示す説明図である。図40に示すように、それぞれの始動入賞時コマンド格納領域には、それぞれの保留記憶数の最大値(この例では4)に対応した領域(格納領域1〜4)が確保されている。
FIG. 40 is an explanatory diagram showing a specific example of a start winning command storage area (a first starting winning command storage area, a second starting winning command storage area). As shown in FIG. 40, areas (
図25に示された始動口スイッチ通過処理におけるステップS1219〜S1221,S1229〜S1231の処理で、第1始動入賞口13または第2始動入賞口14への始動入賞があったときに、1タイマ割込処理において、始動入賞指定コマンド(第1始動入賞指定コマンドまたは第2始動入賞指定コマンド)、図柄指定コマンドおよび変動カテゴリコマンドのコマンドが実質的に一括して送信されるが、図40に示すように、始動入賞時コマンド格納領域の各格納領域1〜4には、始動入賞指定コマンド、図柄指定コマンドおよび変動カテゴリコマンドが対応付けて格納されるように記憶領域が確保されている。
When there is a start winning at the first
なお、図40には、それぞれの始動入賞時コマンド格納領域に4つの始動入賞指定コマンド、図柄指定コマンドおよび変動カテゴリコマンドが格納されている状態が例示されている。 FIG. 40 illustrates a state in which four start winning designation commands, symbol designation commands, and variation category commands are stored in the respective start winning command storage areas.
受信した演出制御コマンドがいずれかの図柄指定コマンドである場合には(ステップS653)、演出制御用CPU101は、受信した図柄指定コマンドを、始動入賞時コマンド格納領域の空いている最初の格納領域に格納する(ステップS654)。
If the received effect control command is any symbol designation command (step S653), the
受信した演出制御コマンドがいずれかの変動カテゴリコマンドである場合には(ステップS655)、演出制御用CPU101は、受信した変動カテゴリコマンドを、始動入賞時コマンド格納領域の空いている最初の格納領域に格納する(ステップS656)。
When the received effect control command is any variation category command (step S655), the
なお、演出制御用CPU101は、ステップS654,S656の処理で、直前に受信した始動入賞指定コマンドが第1始動入賞指定コマンドである場合には、図柄指定コマンドおよび変動カテゴリコマンドを第1始動入賞時コマンド格納領域に格納し、直前に受信した始動入賞指定コマンドが第2始動入賞指定コマンドである場合には、図柄指定コマンドおよび変動カテゴリコマンドを第2始動入賞時コマンド格納領域に格納する。
When the start winning designation command received immediately before is the first starting winning designation command in the processing of steps S654 and S656, the
受信した演出制御コマンドが第1保留記憶数加算指定コマンドまたは第2保留記憶数加算指定コマンドである場合には(ステップS657)、演出制御用CPU101は、第1保留記憶数カウンタの値または第2保留記憶数カウンタの値を+1する(ステップS658)。また、演出制御用CPU101は、第1保留記憶表示部18cにおける第1保留記憶数の表示(第1保留記憶数加算指定コマンドを受信した場合)、または第2保留記憶表示部18dにおける第2保留記憶数の表示(第2保留記憶数加算指定コマンドを受信した場合)を更新する(ステップS659)。具体的には、表示数を1増やす。なお、第1保留記憶数カウンタおよび第2保留記憶数カウンタは、RAMに形成されている。
When the received effect control command is the first reserved memory number addition designation command or the second reserved memory number addition designation command (step S657), the
受信した演出制御コマンドが客待ちデモ指定コマンドである場合には(ステップS668)、演出制御用CPU101は、演出表示装置9にあらかじめ決められている客待ちデモ画面の表示を開始する(ステップS669)。
When the received effect control command is a customer waiting demonstration designation command (step S668), the
受信した演出制御コマンドが普通図柄変動開始指定コマンドである場合には(ステップS671)、演出制御用CPU101は、受信した普通図柄変動開始指定コマンドを、RAMに設けられた普通図柄変動開始指定コマンド格納領域に格納する(ステップS672)。また、演出制御用CPU101は、普通図柄変動開始指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS673)とともに、普通図柄の変動表示中であることを示す普通図柄変動中フラグをセットする(ステップS674)。
When the received effect control command is a normal symbol variation start specifying command (step S671), the
ステップS673で、演出制御用CPU101は、普通図柄変動開始指定(当り)コマンドを受信した場合には普通図柄変動開始指定(当り)コマンド受信フラグをセットし、普通図柄変動開始指定(はずれ)コマンドを受信した場合には普通図柄変動開始指定(はずれ)コマンド受信フラグをセットする。
In step S673, when receiving the normal symbol variation start designation (hit) command, the
また、演出制御用CPU101は、普通図柄の変動時間を計測するための普通図柄変動時間タイマに10秒に相当する値をセットする(ステップS675)。
Further, the
なお、この実施の形態では、遊技状態が低ベース状態であるときには普通図柄の変動時間が10秒とされ、遊技状態が高ベース状態であるときには普通図柄の変動時間が1.5秒とされるのであるが、ステップS675では、遊技状態に関わらず、一律に普通図柄変動時間タイマに10秒に相当する値をセットする。一律に10秒に相当する値をセットするようにしても、この実施の形態では、後述する所定演出を高ベース状態であるときには行わないように制御するので、所定演出の実行に関して支障が生ずることはない。高ベース状態であった場合には、1.5秒後に普通図柄の変動表示が終了したときに普通図柄変動終了指定コマンドを受信したことにより、普通図柄変動時間タイマの値がリセットされることになる(ステップS677参照)。なお、ステップS675において、高ベース状態であるか否かを確認し(具体的には、高ベース状態フラグがセットされているか否かを確認し)、高ベース状態でない場合のみ普通図柄変動時間タイマに10秒に相当する値をセットし、高ベース状態である場合には普通図柄変動時間タイマに1.5秒に相当する値をセットするようにしてもよい。 In this embodiment, when the gaming state is the low base state, the variation time of the normal symbol is 10 seconds, and when the gaming state is the high base state, the variation time of the normal symbol is 1.5 seconds. However, in step S675, a value corresponding to 10 seconds is uniformly set in the normal symbol variation time timer regardless of the gaming state. Even if a value corresponding to 10 seconds is uniformly set, in this embodiment, control is performed so that the predetermined effect described later is not performed when the high base state is set, so that troubles occur with respect to execution of the predetermined effect. There is no. In the high base state, the normal symbol change time timer value is reset by receiving the normal symbol change end designation command when the normal symbol change display ends after 1.5 seconds. (See step S677). In step S675, it is confirmed whether or not the high base state is set (specifically, it is checked whether or not the high base state flag is set). May be set to a value corresponding to 10 seconds, and in the high base state, a value corresponding to 1.5 seconds may be set to the normal symbol variation time timer.
受信した演出制御コマンドが普通図柄変動終了指定コマンドである場合には(ステップS676)、演出制御用CPU101は、普通図柄変動中フラグをリセットするとともに、普通図柄変動時間タイマをリセットする(ステップS677)。
When the received effect control command is a normal symbol change end designation command (step S676), the
受信した演出制御コマンドがその他のコマンドである場合には、演出制御用CPU101は、受信した演出制御コマンドに応じたフラグをセットする(ステップS690)。そして、ステップS611に移行する。
If the received effect control command is another command, the
図41は、演出制御用マイクロコンピュータ100が用いる乱数を示す説明図である。図41に示すように、この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、第1〜第3最終停止図柄決定用の乱数SR1−1〜SR1−3、所定演出決定用乱数SR3、背景演出決定用乱数SR4、および先読み予告演出決定用乱数SR6を用いる。なお、演出効果を高めるために、これら以外の乱数を用いてもよい。
FIG. 41 is an explanatory diagram showing random numbers used by the
第1〜第3最終停止図柄決定用の乱数SR1−1〜SR1−3は、飾り図柄の可変表示結果である停止図柄として、演出表示装置9の表示領域における「左」、「中」、「右」の各図柄表示エリアに停止表示される飾り図柄(最終停止図柄)を決定するために用いられる乱数である。なお、最終停止図柄は、飾り図柄の可変表示が終了する時点で「左」、「中」、「右」の図柄表示エリアそれぞれにおいて最終的に停止表示される3つの飾り図柄のことである。なお、飾り図柄の大当り図柄の組合せは、第1〜第3最終停止図柄決定用の乱数SR1−1〜SR1−3のうちのいずれか1個の乱数によって決定される。
The random numbers SR1-1 to SR1-3 for determining the first to third final stop symbols are “left”, “middle”, “in” in the display area of the
所定演出決定用乱数SR3は、所定演出を実行するか否か決定するための乱数である。 The predetermined effect determining random number SR3 is a random number for determining whether or not to execute the predetermined effect.
背景演出決定用乱数SR4は、背景演出を実行するか否かを決定するための乱数である。 The background effect determination random number SR4 is a random number for determining whether or not to execute the background effect.
先読み予告演出決定用乱数SR6は、先読み予告演出を実行するか否か決定するための乱数である。 The pre-reading notice effect determining random number SR6 is a random number for determining whether or not to execute the pre-reading notice effect.
図42は、図35に示されたメイン処理における演出制御プロセス処理(ステップS705)を示すフローチャートである。演出制御プロセス処理では、演出制御用CPU101は、まず、第1所定演出処理(ステップS810A)、第2所定演出処理(ステップS810B)、および先読み予告演出決定処理(ステップS810C)を実行する。
FIG. 42 is a flowchart showing the effect control process (step S705) in the main process shown in FIG. In the effect control process, the
次いで、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値に応じてステップS800〜S807のうちのいずれかの処理を行う。各処理において、以下のような処理を実行する。なお、演出制御プロセス処理では、演出表示装置9の表示状態が制御され、飾り図柄の可変表示が実現されるが、第1特別図柄の変動に同期した飾り図柄の可変表示に関する制御も、第2特別図柄の変動に同期した飾り図柄の可変表示に関する制御も、一つの演出制御プロセス処理において実行される。なお、第1特別図柄の変動に同期した飾り図柄の可変表示と、第2特別図柄の変動に同期した飾り図柄の可変表示とを、別の演出制御プロセス処理により実行するように構成してもよい。また、この場合、いずれの演出制御プロセス処理により飾り図柄の変動表示が実行されているかによって、いずれの特別図柄の変動表示が実行されているかを判断するようにしてもよい。
Next, the
変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800):遊技制御用マイクロコンピュータ560から変動パターンコマンドを受信しているか否か確認する。具体的には、コマンド解析処理でセットされる変動パターンコマンド受信フラグがセットされているか否か確認する。変動パターンコマンドを受信していれば、演出制御プロセスフラグの値を飾り図柄変動開始処理(ステップS801)に対応した値に変更する。
Fluctuation pattern command reception waiting process (step S800): It is confirmed whether or not a variation pattern command has been received from the
飾り図柄変動開始処理(ステップS801):飾り図柄の変動が開始されるように制御する。そして、演出制御プロセスフラグの値を飾り図柄変動中処理(ステップS802)に対応した値に更新する。 Decoration symbol variation start processing (step S801): Control is performed so that the variation of the ornament symbol is started. Then, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the decorative symbol changing process (step S802).
飾り図柄変動中処理(ステップS802):変動パターンを構成する各変動状態(変動速度)の切替タイミング等を制御するとともに、変動時間の終了を監視する。そして、変動時間が終了したら、演出制御プロセスフラグの値を飾り図柄変動停止処理(ステップS803)に対応した値に更新する。 Decoration symbol variation processing (step S802): Controls the switching timing of each variation state (variation speed) constituting the variation pattern and monitors the end of the variation time. When the variation time ends, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the decorative symbol variation stop process (step S803).
飾り図柄変動停止処理(ステップS803):飾り図柄の変動を停止し表示結果(停止図柄)を導出表示する制御を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を大当り表示処理(ステップS804)または変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に対応した値に更新する。 Decoration symbol variation stop processing (step S803): Control is performed to stop the variation of the ornament symbol and derive and display the display result (stop symbol). Then, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the jackpot display process (step S804) or the variation pattern command reception waiting process (step S800).
大当り表示処理(ステップS804):変動時間の終了後、演出表示装置9に大当りの発生を報知するための画面を表示する制御を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値をラウンド中処理(ステップS805)に対応した値に更新する。
Big hit display processing (step S804): After the end of the variation time, control is performed to display a screen for notifying the
ラウンド中処理(ステップS805):ラウンド中の表示制御を行う。そして、ラウンド終了条件が成立したら、最終ラウンドが終了していなければ、演出制御プロセスフラグの値をラウンド後処理(ステップS806)に対応した値に更新する。最終ラウンドが終了していれば、演出制御プロセスフラグの値を大当り終了処理(ステップS807)に対応した値に更新する。 In-round processing (step S805): Display control during round is performed. If the round end condition is satisfied, if the final round has not ended, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the post-round processing (step S806). If the final round has ended, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the jackpot end process (step S807).
ラウンド後処理(ステップS806):ラウンド間の表示制御を行う。そして、ラウンド開始条件が成立したら、演出制御プロセスフラグの値をラウンド中処理(ステップS805)に対応した値に更新する。 Post-round processing (step S806): Display control between rounds is performed. When the round start condition is satisfied, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the in-round process (step S805).
大当り終了演出処理(ステップS807):演出表示装置9において、大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に対応した値に更新する。
Big hit end effect processing (step S807): In the
図43は、所定演出の実行区間の一例を示す説明図である。「所定演出」は、特別図柄や飾り図柄の変動表示においてリーチ演出が実行されるか否か、または可変入賞球装置15が遊技球が進入(通過)しやすい状態(例えば、開放状態)に制御されるか否かを報知する演出である。また、この実施の形態では、所定演出において、所定の種類の当り(例えば、小当り)になることが報知される場合もある。この実施の形態では、所定演出において、演出表示装置9の表示画面においてルーレットを回転させるような態様の演出が実行される。なお、所定演出において、必ずしも、100%リーチ演出が実行されることを報知したり、100%可変入賞球装置15が遊技球が進入しやすい状態に制御されることを報知する必要はなく、リーチ演出が実行される可能性を示唆する報知をしたり、可変入賞球装置15が遊技球が進入しやすい状態に制御される可能性を示唆する報知をしたりするものであってもよい。また、所定演出は、演出制御用マイクロコンピュータ100によって実行される。
FIG. 43 is an explanatory diagram illustrating an example of an execution section of a predetermined effect. The “predetermined effect” is controlled to determine whether or not the reach effect is executed in the variation display of the special symbol or the decorative symbol, or the variable winning
図43に示す例では、所定演出は、予兆演出、開始演出、報知用演出、結果報知演出の順に実行される。なお、予兆演出が実行される期間を第1期間といい、開始演出、報知用演出および結果報知演出が実行される期間を第2期間という。 In the example shown in FIG. 43, the predetermined effect is executed in the order of the sign effect, the start effect, the notification effect, and the result notification effect. The period in which the sign effect is executed is referred to as a first period, and the period in which the start effect, the notification effect, and the result notification effect are executed is referred to as a second period.
また、第1期間の演出(予兆演出)の実行が省略されることがある。また、結果報知演出の期間は短縮されることがある。 Also, the execution of the first period effect (predictive effect) may be omitted. In addition, the period of the result notification effect may be shortened.
予兆演出は、遊技者に所定演出が開始されることを想起させるような演出である。開始演出は、所定演出が開始されたことを遊技者に認識させるための演出である。報知用演出は、可変入賞球装置15が遊技球が進入しやすい状態に制御されることを遊技者に期待させるような演出である。結果報知演出は、遊技者が可変入賞球装置15が遊技球が進入しやすい状態に制御されるか否かを想起可能な演出である。
The sign effect is an effect that reminds the player that the predetermined effect is started. The start effect is an effect for causing the player to recognize that the predetermined effect has started. The notification effect is an effect that causes the player to expect the variable winning
なお、第1期間の予兆演出が実行された後に第2期間の開始演出以降の演出(本例では、ルーレットの演出)に発展しない場合も設けられていることが望ましい。そのようにすれば、予兆演出が実行されることによって、ルーレットなどの演出が行われるかもしれないという期待感だけでなく、必ずしもルーレットなどの演出に発展しないかもしれないとの不安感も与えることができ、予兆演出の演出効果を高めることができる。 In addition, it is desirable to provide a case where after the indication effect of the first period is executed, it does not develop into an effect after the start effect of the second period (in this example, a roulette effect). By doing so, not only the expectation that roulette and other effects may be performed, but also the anxiety that it may not necessarily develop into roulette and other effects are performed. It is possible to enhance the effect of the indication effect.
また、この実施の形態では、後述するように、普通図柄の変動表示の開始を契機として所定演出の有無や種類が決定されて所定演出が実行される場合と、特別図柄や飾り図柄の変動表示の開始を契機として所定演出の有無や種類が決定されて所定演出が実行される場合とがある。以下、この実施の形態では、普通図柄の変動表示の開始を契機として決定処理が行われて実行される所定演出を「第1所定演出」といい、特別図柄や飾り図柄の変動表示の開始を契機として決定処理が行われて実行される所定演出を「第2所定演出」といって区別する場合がある。 In this embodiment, as will be described later, when the presence or type of the predetermined effect is determined and triggered by the start of the variable symbol display, the special symbol or the decorative symbol is displayed in a variable manner. In some cases, the presence or type of a predetermined effect is determined and the predetermined effect is executed in response to the start of. Hereinafter, in this embodiment, the predetermined effect that is executed by the determination process triggered by the start of the normal symbol variation display is referred to as a “first predetermined effect”, and the start of the special symbol or decorative symbol variation display is started. There is a case where a predetermined effect that is executed when the determination process is performed as an opportunity is referred to as a “second predetermined effect”.
図44〜図46は、所定演出の一例を示す説明図である。なお、図44には、可変入賞球装置15が遊技球が進入しやすい状態に制御されることを報知するための演出が例示されている。また、図45には、所定の種類の当り(この例では、小当り)になることを報知するための演出が例示されている。また、図46には、リーチ演出(ノーマルリーチ演出やスーパーリーチ演出)が実行されることを報知するための演出が例示されている。
44 to 46 are explanatory diagrams illustrating an example of the predetermined effect. FIG. 44 illustrates an effect for notifying that the variable winning
図44(A)〜図46(A)に示すように、演出表示装置9において左中右の飾り図柄の変動(可変表示)が停止している状態から、飾り図柄の変動が開始される(図44(B)〜図46(B)参照)。そのときに、演出表示装置9の表示画面に表示されているキャラクタ画像9aが動くような表示制御が実行される。そのような表示制御による演出が予兆演出に相当する。
As shown in FIGS. 44 (A) to 46 (A), the variation of the decorative symbol is started from the state where the variation (variable display) of the left middle right decorative symbol is stopped in the effect display device 9 ( (See FIGS. 44B to 46B). At that time, display control is performed such that the
次いで、所定演出が開始されるかのような演出のための画像である報知画像(例えば、「ルーレットチャンス」を表示する画像)9bを表示する制御が実行される(図44(C)〜図46(C)参照)。そのような表示制御による演出が開始演出に相当する。そして、報知用演出が開始される。 Next, control for displaying a notification image (for example, an image displaying “roulette chance”) 9b, which is an image for an effect as if a predetermined effect is started, is executed (FIG. 44C to FIG. 44). 46 (C)). The effect by such display control corresponds to the start effect. Then, the notification effect is started.
この実施の形態では、報知用演出は、演出エリア9Fにおいて図柄が変動するような演出(ルーレットが回転するような態様の演出)である(図44(D)〜図46(D)参照)。
In this embodiment, the notification effect is an effect in which the symbol fluctuates in the
その後、可変入賞球装置15が遊技球が進入しやすい状態に制御されることを報知する場合であれば、演出エリア9Fにおいて、可変入賞球装置15が遊技球が進入しやすい状態に制御されることを示唆する画像9cが停止表示される(図44(E)参照)。次いで、可変入賞球装置15が遊技球が進入しやすい状態に制御されることを報知するような報知用画像9dが表示される(図44(F)参照)。その後、演出表示装置9に、可変入賞球装置15が遊技球が進入しやすい状態(開放状態)に制御されることを明示する画像9eが表示される(図44(F)参照)。なお、図44(E),(F)に示すような表示制御がなされる期間が結果報知演出の期間に相当する。
Thereafter, if the variable winning
また、所定の種類の当り(この例では、小当り)になることを報知する場合であれば、演出エリア9Fにおいて、所定の種類の当り(この例では、小当り)になることを示唆する画像9fが停止表示される(図45(E)参照)。次いで、所定の種類の当りの発生を報知するような報知用画像9gが表示される(図45(F)参照)。その後、演出表示装置9に、大入賞口が遊技球が進入しやすい状態(開放状態)に制御されることを明示する画像9hが表示される(図45(F)参照)。
Further, if it is a notification that a predetermined type of hit (in this example, a small hit) is to be notified, it is suggested that a predetermined type of hit (in this example, a small hit) is made in the
また、リーチ演出(ノーマルリーチ演出やスーパーリーチ演出)が実行されることを報知する場合であれば、演出エリア9Fにおいて、リーチになることを示唆する画像(大当りの期待度が高いことを報知するための画像)9iが停止表示される(図46(E)参照)。なお、図46に示す例では、リーチになることを示唆する画像9iとして「激熱」の文字列を含む画像が示されているが、この実施の形態では、リーチになることを示唆する画像として、「激熱」の文字列を含む画像と「チャンス」の文字列を含む画像との2つがある。そして、この実施の形態では、スーパーリーチとなる場合には、ノーマルリーチとなる場合と比較して、「チャンス」の文字列を含む画像よりも「激熱」の文字列を含む画像が停止表示される割合が高い。そして、飾り図柄の表示状態がリーチ状態になる(図46(F)参照)。その後、演出表示装置9に、スーパーリーチの発生を明示する画像9jが表示される(図46(F)参照)。
Further, in the case of notifying that a reach effect (normal reach effect or super reach effect) is to be executed, in the
なお、所定演出の演出態様は、この実施の形態で示したものにかぎらず、例えば、リーチ演出が実行されることや可変入賞球装置15が遊技球が進入(通過)しやすい状態に制御されることを報知する前に、リーチ演出が実行されず可変入賞球装置15も遊技球が進入(通過)しやすい状態に制御されないこと(はずれの報知結果)を報知する所定演出(すなわち、「偽」の所定演出)が実行される場合があるようにしてもよい。
In addition, the effect mode of the predetermined effect is not limited to that shown in this embodiment, and for example, the reach effect is executed, and the variable winning
図47は、所定演出の他の例として、リーチ演出が実行されることを報知する前に、はずれの報知結果を報知する所定演出が実行される場合の具体例を示す説明図である。図47に示す他の例では、一旦、演出エリア9Fにおいて、リーチ演出が実行されず可変入賞球装置15も遊技球が進入(通過)しやすい状態に制御されないこと(はずれの報知結果)を示唆する画像9kが停止表示される(図47(E)参照)。次いで、再び報知用演出は演出エリア9Fにおいて図柄の変動が開始され、再び報知用演出が開始されたような演出が実行される(図47(F)参照)。その後、演出エリア9Fにおいて、リーチになることを示唆する画像(大当りの期待度が高いことを報知するための画像)9iが停止表示される(図47(G)参照)。
FIG. 47 is an explanatory diagram showing a specific example in the case where a predetermined effect for notifying the result of the outage is executed before notifying that the reach effect is executed as another example of the predetermined effect. In the other example shown in FIG. 47, once the reach effect is not executed in the
図48〜図50は、第1所定演出処理(ステップS810A)を示すフローチャートである。第1所定演出処理では、普通図柄の変動表示が開始されたことを契機として所定の条件が成立すると所定演出が開始される。 48 to 50 are flowcharts showing the first predetermined effect process (step S810A). In the first predetermined effect process, the predetermined effect is started when a predetermined condition is met, triggered by the start of the normal symbol variation display.
第1所定演出処理において、演出制御用CPU101は、第1所定演出を実行中であることを示す第1所定演出実行中フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS731)。第1所定演出実行中フラグがセットされていなければ、演出制御用CPU101は、第2所定演出を実行中であることを示す第2所定演出実行中フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS732)。第2所定演出実行中フラグがセットされている場合には、処理を終了する。第2所定演出実行中フラグがセットされていない場合には、ステップS741に移行する。
In the first predetermined effect process, the
ステップS731で第1所定演出実行中フラグがセットされていた場合には(すなわち、第1所定演出の実行中である場合には)、演出制御用CPU101は、第1所定演出の演出期間を計測するための第1所定演出タイマの値を−1する(ステップS734)。そして、第1所定演出タイマの値が0になったときには(ステップS735)、第1所定演出を終了する(ステップS736)。また、演出制御用CPU101は、第1所定演出実行中フラグをリセットする(ステップS737)。
When the first predetermined effect execution flag is set in step S731 (that is, when the first predetermined effect is being executed), the
ステップS741では、演出制御用CPU101は、次変動ありフラグ(次に開始される特別図柄および飾り図柄の変動中に第1所定演出を実行することに決定されていることを示すフラグ)がセットされているか否か確認する。次変動ありフラグがセットされている場合には、ステップS761に移行する。
In step S741, the
次変動ありフラグがセットされていない場合には、演出制御用CPU101は、未変動期間計測タイマ(特別図柄および飾り図柄の変動(可変表示)が開始されない期間を計測するためのタイマ)が動作中(0でない)であるか否か確認する(ステップS742)。未変動期間計測タイマが動作中でない場合には、ステップS751に移行する。なお、特別図柄の変動と飾り図柄の変動とは同期しているので、以下、特別図柄の変動を例にして説明を行う。
When the next variation flag is not set, the
未変動期間計測タイマが動作中である場合には、演出制御用CPU101は、特別図柄の変動が開始されたか否か確認する(ステップS743)。特別図柄の変動が開始されたか否かは、例えば、演出制御プロセスフラグの値が飾り図柄変動開始処理または飾り図柄変動中処理に対応する値であるか否かによって判定される。特別図柄の変動が開始された場合にはステップS771に移行する。
When the non-change period measurement timer is operating, the
特別図柄の変動が開始されていない場合には、演出制御用CPU101は、未変動期間計測タイマの値を−1する(ステップS744)。そして、未変動期間計測タイマの値が0になったときにはステップS771に移行する(ステップS745)。未変動期間計測タイマの値が0でない場合には、処理を終了する。
When the change of the special symbol is not started, the
ステップS751では、演出制御用CPU101は、普通図柄変動開始指定コマンド(普通図柄変動開始指定(当り)コマンドまたは普通図柄変動開始指定(はずれ)コマンド)を受信したことを示す普通図柄変動開始指定コマンド受信フラグ(普通図柄変動開始指定(当り)コマンド受信フラグまたは普通図柄変動開始指定(はずれ)コマンド受信フラグ)がセットされているか否か確認する。セットされていない場合には、処理を終了する。
In step S751, the
普通図柄変動開始指定コマンド受信フラグがセットされている場合には、演出制御用CPU101は、高ベース状態であるか否か(高ベース状態フラグがセットされているか否か)確認する(ステップS752)。高ベース状態である場合には、処理を終了する。
When the normal symbol variation start designation command reception flag is set, the
高ベース状態でない場合には、演出制御用CPU101は、大当り遊技状態(小当り遊技状態も含む)であるか否か確認する(ステップS753)。大当り遊技状態であるか否かは、例えば演出制御プロセスフラグの値で確認される。その場合、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値が4以上であるときに大当り遊技状態であるとする。大当り遊技状態である場合には、処理を終了する。
If it is not in the high base state, the
大当り遊技状態でない場合には、演出制御用CPU101は、始動入賞時格納領域(図40参照)に、小当りに対応する図柄指定コマンド(図柄6指定コマンド:図15参照)が記憶されているか否か確認する(ステップS754)。小当りに対応する図柄指定コマンドが記憶されている場合には、処理を終了する。
When it is not the big hit game state, the
小当りに対応する図柄指定コマンドが記憶されていない場合には、演出制御用CPU101は、特別図柄の変動中であるか否か確認する(ステップS755)。特別図柄の変動中であるか否かは、例えば、演出制御プロセスフラグの値が飾り図柄変動中処理または飾り図柄変動停止処理に対応する値であるか否かによって判定される。特別図柄の変動中でない場合には、演出制御用CPU101は、特別図柄の変動が終了してから1分以上経過しているか否か確認する(ステップS757)。
If the symbol designation command corresponding to the small hit is not stored, the
なお、例えば、特別図柄の変動が終了してからの時間を計測するためのタイマを用意し、そのタイマの計測値を確認することによって、ステップS757の判定処理が実現される。特別図柄の変動が終了してから1分以上経過している場合には処理を終了する。特別図柄の変動が終了してからの時間が1分未満である場合には、ステップS759に移行する。 For example, the determination process of step S757 is realized by preparing a timer for measuring the time after the change of the special symbol is completed and checking the measurement value of the timer. If one minute or more has passed since the change of the special symbol is finished, the process is finished. When the time since the change of the special symbol is less than 1 minute, the process proceeds to step S759.
また、特別図柄の変動が終了してから1分以上経過している場合に処理を終了することは、遊技者が特別図柄の変動が終了してから暫くの間遊技を継続することを考慮するためである。すなわち、この実施の形態では、低ベース状態における普通図柄の変動時間は10秒であり(図19参照)、ゲート通過記憶数(普通図柄保留数)の上限値は4であるから、[4×10秒]よりもやや多い時間が経過するまでは、ステップS759の処理を実行した方がよいと考えられるからである。 Also, ending the processing when one minute or more has passed since the change of the special symbol has taken into consideration that the player will continue playing for a while after the change of the special symbol has ended. Because. In other words, in this embodiment, the fluctuation time of the normal symbol in the low base state is 10 seconds (see FIG. 19), and the upper limit value of the number of gate passing memories (ordinary symbol holding number) is 4, so [4 × This is because it is considered better to execute the process of step S759 until a time slightly longer than [10 seconds] elapses.
また、この実施の形態では、ステップS752でNのときにステップS759が実行されて第1所定演出が実行される場合があるので、第1所定演出は、低ベース状態において可変入賞球装置15が開放状態となったときに、可変入賞球装置15が開放状態であることを報知する報知手段を実現している。そして、ステップS755,S757が実行されることによって、最後の特別図柄の変動表示が終了してから1分以上経過していれば、可変入賞球装置15が開放状態であることの報知が制限される。この実施の形態では、最後の特別図柄の変動表示が終了してから1分以上経過していれば、最後の特別図柄の変動表示を終了した後の客待ちデモンストレーション表示も終了しているものとする。従って、この実施の形態では、ステップS755,S757が実行されることによって、客待ちデモンストレーション表示を終了した後に報知手段による報知を制限する報知制限手段を実現している。
Further, in this embodiment, since step S759 may be executed when the answer is N in step S752, and the first predetermined effect may be executed, the variable winning
特別図柄の変動中である場合には、演出制御用CPU101は、変動開始から所定時間(この例では、11.5)経過しているか否か確認する(ステップS758)。所定時間が経過している場合には、処理を終了する。
When the special symbol is changing, the
なお、この実施の形態では、スーパーリーチ演出が実行されることになる変動パターンによって飾り図柄の変動(可変表示)が実行されときには、変動開始から11.5秒後にスーパーリーチ演出が開始される。 In this embodiment, when the decoration pattern change (variable display) is executed by the change pattern in which the super reach effect is executed, the super reach effect is started after 11.5 seconds from the start of the change.
所定時間が経過していない場合には、演出制御用CPU101は、第1所定演出の有無および種類の決定を行う(ステップS759)。そして、ステップS764に移行する。なお、変動開始からの経過時間は、例えば、変動時間タイマ(図58および図63参照)の値によって判定される。
If the predetermined time has not elapsed, the
ステップS759では、演出制御用CPU101は、例えば、図51に示す第1所定演出決定テーブルを用いて、第1所定演出の有無および種類(いずれの報知結果とするか)を決定する。
In step S759, the
図51に示す第1所定演出決定テーブルには、普通図柄の表示結果をはずれ図柄にする場合(普通図柄変動開始指定(はずれ)コマンド受信フラグがセットされている場合に相当)と普通図柄の表示結果を当り図柄にする場合(普通図柄変動開始指定(当り)コマンド受信フラグがセットされている場合に相当)との各々に応じて、所定演出を実行しないことに対応する判定値と、所定演出(×)を実行することに対応する判定値と、所定演出(○)を実行することに対応する判定値と、所定演出(×)の後に所定演出(○)を実行することに対応する判定値とが設定されている。なお、所定演出(×)とは、リーチ演出が実行されず可変入賞球装置15も遊技球が進入(通過)しやすい状態に制御されないこと(はずれの報知結果)を報知する所定演出であり、所定演出(○)とは、可変入賞球装置15が遊技球が進入(通過)しやすい状態に制御されることを報知する所定演出である。なお、第1所定演出決定テーブルには、少なくとも所定演出を実行することに対応する判定値が設定されていればよい。また、図51には、判定値そのものではなく、判定値数が示されている。
In the first predetermined effect determination table shown in FIG. 51, when the display result of the normal symbol is changed to the off symbol (corresponding to the case where the normal symbol change start designation (off) command reception flag is set) and the display of the normal symbol In accordance with each of cases where the result is a winning symbol (equivalent to the case where the normal symbol variation start designation (hit) command reception flag is set), a determination value corresponding to not executing the predetermined effect, and the predetermined effect The determination value corresponding to executing (×), the determination value corresponding to executing the predetermined effect (◯), and the determination corresponding to executing the predetermined effect (○) after the predetermined effect (×) Value is set. The predetermined effect (×) is a predetermined effect for notifying that the reach effect is not executed and the variable winning
なお、図51に示す「報知内容」(所定演出)の態様に代えて、または図51に示す「報知内容」の態様に加えて、他の態様を用いてもよい。例えば、一般に確変確定報知のために使用されるパトランプ(緊急用の赤色灯)状の画像や、特別図柄の表示結果を予告報知するためのステップアップ予告演出において使用されるキャラクタ画像や、大当り報知のための画像等を、他の態様として用いてもよい。それらを使用する場合には、確変確定報知、ステップアップ予告演出、大当り報知等と所定演出とを連動させた演出が実現される。 51 may be used in place of the “notification content” (predetermined effect) mode shown in FIG. 51 or in addition to the “notification content” mode shown in FIG. For example, a patrol (emergency red light) -like image that is generally used for notifying the probability change, a character image used in a step-up notice effect for notifying the display result of a special symbol, or a jackpot notice An image or the like may be used as another aspect. In the case of using them, an effect in which a certain effect is linked with a certain effect is realized, such as a probability change confirmation notification, a step-up notification effect, a jackpot notification, and the like.
また、図51に示す例では、普図当りとなる場合であっても、10%の低い割合で所定演出を実行しない場合があるように構成しているが、普図当りとなる場合には、100%の割合で所定演出を実行するように構成してもよい。 In addition, in the example shown in FIG. 51, even if it is the case of the normal figure, it is configured so that the predetermined effect may not be executed at a low rate of 10%. The predetermined effect may be executed at a rate of 100%.
演出制御用CPU101は、ステップS759の処理において、所定演出決定用乱数(図41参照)を抽出し、所定演出決定用乱数が所定演出を実行することに対応する判定値のいずれかと一致した場合に、所定演出を実行することに決定する。なお、演出制御用CPU101は、普通図柄変動開始指定(はずれ)コマンド受信フラグがセットされている場合には、第1所定演出決定テーブルにおける「普通図柄はずれ」に関する判定値を使用し、普通図柄変動開始指定(当り)コマンド受信フラグがセットされている場合には、第1所定演出決定テーブルにおける「普通図柄当り」に関する判定値を使用する。なお、普通図柄変動開始指定コマンド格納領域(ステップS672参照)に格納されている普通図柄変動開始指定コマンドを確認することにより普図当りであるか否かを判定し、普図当りであれば「普通図柄当り」に関する判定値を使用し、普図当りでなければ「普通図柄はずれ」に関する判定値を使用するようにしてもよい。
The
また、演出制御用CPU101は、ステップS759の処理を実行するときに、普通図柄変動開始指定コマンド受信フラグをリセットする。なお、演出制御用CPU101は、ステップS733で「Y」と判定した場合にも、普通図柄変動開始指定コマンド受信フラグがセットされていた場合には、普通図柄変動開始指定コマンド受信フラグをリセットする。また、演出制御用CPU101は、ステップS752,S753,S754,S757,S758で「Y」と判定したことによりステップS759の処理に移行しなかった場合にも、セットされている普通図柄変動開始指定コマンド受信フラグをリセットする。
Further, the
ステップS761では、演出制御用CPU101は、特別図柄の変動が開始されたか否か確認する。特別図柄の変動が開始されたか否かは、例えば、演出制御プロセスフラグの値によって判定される。特別図柄の変動が開始されていない場合には、演出短縮用タイマ(所定演出の演出期間の短縮の程度を決定するためのタイマ)の値を+1する(ステップS762)。特別図柄の変動が開始された場合には、ステップS771に移行する。
In step S <b> 761, the
ステップS764では、演出制御用CPU101は、第1所定演出を実行することに決定されているか否か確認する。なお、ステップS759の処理で第1所定演出を実行することに決定される。第1所定演出を実行することに決定されていない場合には、処理を終了する。
In step S764, the
第1所定演出を実行することに決定されている場合には、演出制御用CPU101は、特別図柄の変動中であるか否か確認する(ステップS765)。特別図柄の変動中であるか否かは、例えば、演出制御プロセスフラグの値が飾り図柄変動中処理または飾り図柄変動停止処理に対応する値であるか否かによって判定される。特別図柄の変動中でなければ、ステップS770に移行する。特別図柄の変動中である場合には、演出制御用CPU101は、変動パターンがリーチにもならないはずれであるか否か確認する(ステップS766)。変動パターンがリーチ演出を含む場合には、ステップS771に移行する。
When it is determined to execute the first predetermined effect, the
変動パターンがリーチにもならないはずれである場合には、演出制御用CPU101は、特別図柄の変動の残り時間(例えば、図58および図63に示す変動時間タイマの値で特定される。)が普通図柄の変動時間(例えば、10秒:可変入賞球装置が遊技球が進入しやすい状態に制御されるまでの期間に相当)よりも短いか否か確認する(ステップS767)。短くない場合には、ステップS771に移行する。なお、演出制御用CPU101は、特別図柄の変動の残り時間が、普通図柄の変動時間より短い所定時間(例えば、3秒)よりも短いか否か確認するようにしてもよい。
When the variation pattern is a deviation that does not reach, the
特別図柄の変動の残り時間が短い場合には、演出制御用CPU101は、保留記憶がある(少なくとも第1保留記憶数カウンタの値と第2保留記憶数カウンタの値とのいずれかが0でない)か否か確認する(ステップS768)。保留記憶がない場合には、ステップS771に移行する。
When the remaining time of the change of the special symbol is short, the
保留記憶がある場合には、演出制御用CPU101は、次変動ありフラグをセットする(ステップS769)。
If there is an on-hold storage, the
ステップS770では、演出制御用CPU101は、未変動期間計測タイマに所定の時間(この例では、3秒)に相当する値を設定する。
In step S770, the
ステップS771では、演出制御用CPU101は、次変動ありフラグがセットされているか否か確認する。次変動ありフラグがセットされている場合には、演出短縮用タイマの値(ステップS741,S761,S762参照)に応じた所定演出パターンを選択する(ステップS772)。具体的には、所定演出のパターンを、図43に示された所定演出の期間から演出短縮用タイマの値を減算した期間を演出期間とするパターンに決定する。短縮される期間は、図43に示された結果報知演出の期間である。
In step S771, the
次変動ありフラグがセットされていない場合には、演出制御用CPU101は、未変動期間計測用タイマの値(ステップS742,S743,S744参照)が0になっているか否か確認する(ステップS773)。未変動期間計測用タイマの値が0になっていない場合には、演出制御用CPU101は、未変動期間計測用タイマの値に応じた所定演出パターンを選択する(ステップS774)。具体的には、所定演出のパターンを、図43に示された所定演出の期間から未変動期間計測用タイマの値を減算した期間を演出期間とするパターンに決定する。なお、短縮される期間は、図43に示された結果報知演出の期間である。
If the next fluctuation flag is not set, the
未変動期間計測用タイマの値が0である(未変動期間計測用タイマがタイムアウトしている)場合には、演出制御用CPU101は、特別図柄の変動中であるか否か確認する(ステップS775)。特別図柄の変動中である場合には、演出制御用CPU101は、第2期間(図43参照)から開始される所定演出パターンを選択する(ステップS776)。特別図柄の変動中でない場合には、演出制御用CPU101は、第1期間(図43参照)から開始される所定演出パターンを選択する(ステップS777)。
If the value of the non-change period measurement timer is 0 (the non-change period measurement timer has timed out), the
次いで、演出制御用CPU101は、第1所定演出タイマに、決定された所定演出のパターンに応じた時間に対応する値をセットする(ステップS778)。そして、演出制御用CPU101は、第1所定演出を開始する(ステップS779)とともに、第1所定演出実行中フラグをセットする(ステップS780)。
Next, the
なお、第1所定演出実行中フラグをセットする場合、第1所定演出の報知結果も特定可能な情報もセットする。この場合、例えば、報知結果が「×」であることを示すフラグや、報知結果が「○」であることを示すフラグ、所定演出(×)の後に所定演出(○)を実行することを示すフラグをセットするようにしてもよい。また、例えば、第1所定演出実行中フラグが複数ビット(例えば、1バイト)で構成される場合には、第1所定演出実行中フラグの所定ビットにいずれの報知結果であるかを指定する値を設定することによって、いずれの報知結果であるかを特定可能であるようにしてもよい。 Note that when the first predetermined effect execution flag is set, information that can specify the notification result of the first predetermined effect is also set. In this case, for example, a flag indicating that the notification result is “X”, a flag indicating that the notification result is “◯”, and execution of the predetermined effect (◯) after the predetermined effect (×). A flag may be set. For example, when the first predetermined effect execution flag is composed of a plurality of bits (for example, 1 byte), a value that specifies which notification result is a predetermined bit of the first predetermined effect execution flag It may be possible to specify which notification result is set by setting.
なお、この実施の形態では、具体的は、第1所定演出は、後述するプロセステーブルに設定されているデータに従って演出制御を実行することによって実現される。その場合には、演出制御用CPU101は、ステップS779の処理で、決定された所定演出のパターンに応じたプロセステーブルを選択し、選択したプロセステーブルに設定されているデータを用いて演出表示装置9の表示制御等を開始する。なお、各プロセステーブルは、あらかじめROMに格納されている。
In this embodiment, specifically, the first predetermined effect is realized by executing effect control according to data set in a process table described later. In that case, the
図52は、第2所定演出処理(ステップS810B)を示すフローチャートである。第2所定演出先読み処理では、演出制御用CPU101は、まず、新たな変動カテゴリコマンドを受信したか否かを確認する(ステップS5201)。新たな変動カテゴリコマンドを受信した場合には、演出制御用CPU101は、第1所定演出実行中フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS5202)。第1所定演出実行中フラグがセットされていなければ、演出制御用CPU101は、第2所定演出実行中フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS5203)。第2所定演出実行中フラグがセットされていなければ、演出制御用CPU101は、第2所定演出の実行が決定されていることを示す第2所定演出決定フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS5204)。
FIG. 52 is a flowchart showing the second predetermined effect process (step S810B). In the second predetermined effect prefetching process, the
第2所定演出決定フラグもセットされていなければ、演出制御用CPU101は、次変動ありフラグがセットされているか否か確認する(ステップS5205)。次変動ありフラグがセットされていなければ、演出制御用CPU101は、未変動期間計測タイマが動作中(0でない)であるか否か確認する(ステップS5206)。
If the second predetermined effect determination flag is not set, the
未変動期間計測タイマが動作中でない場合には、演出制御用CPU101は、遊技状態データが高ベース状態であるか否か確認する(ステップS5207)。高ベース状態である場合には、処理を終了する。
When the non-change period measurement timer is not operating, the
高ベース状態でない場合には、演出制御用CPU101は、大当り遊技状態(小当り遊技状態も含む)であるか否か確認する(ステップS5208)。大当り遊技状態であるか否かは、例えば演出制御プロセスフラグの値で確認される。その場合、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値が4以上であるときに大当り遊技状態であるとする。大当り遊技状態である場合には、処理を終了する。
If it is not in the high base state, the
大当り遊技状態でなければ、演出制御用CPU101は、新たに受信した変動カテゴリコマンドで示される変動パターン種別がスーパーリーチはずれまたはスーパーリーチ大当りの判定結果を示しているか否か確認する(ステップS5209)。具体的には、変動カテゴリ8コマンド、変動カテゴリ10コマンド、変動カテゴリ12コマンド、変動カテゴリ23コマンドまたは変動カテゴリ26コマンド(図16および図17参照)を受信したか否かを確認する。
If it is not a big hit gaming state, the
次いで、演出制御用CPU101は、第2所定演出の有無および種類を決定するための第2所定演出決定テーブルとして、入賞時判定結果(スーパーリーチはずれ、またはスーパーリーチ大当り)および合算保留記憶数(第1保留記憶数と第2保留記憶数との和)に応じた所定演出決定テーブルを選択する(ステップS5210)。
Next, the
また、演出制御用CPU101は、ステップS5210の処理で選択した第2所定演出決定テーブルを用いて、第2所定演出の有無および種類の決定を行う(ステップS5211)。
Further, the
図53は、第2所定演出決定テーブルを示す説明図である。図53に示すように、この実施の形態では、第2所定演出決定テーブルにおいて、入賞時判定結果および合算保留記憶数に対応付けて、所定演出を実行しないことに対応する判定値と、所定演出(×)を実行することに対応する判定値と、所定演出(チャンス)を実行することに対応する判定値と、所定演出(激熱)を実行することに対応する判定値とが設定されている。 FIG. 53 is an explanatory diagram of a second predetermined effect determination table. As shown in FIG. 53, in this embodiment, in the second predetermined effect determination table, a determination value corresponding to not executing the predetermined effect in association with the determination result at the time of winning and the total number of pending storages, and the predetermined effect A determination value corresponding to executing (×), a determination value corresponding to executing a predetermined effect (chance), and a determination value corresponding to executing a predetermined effect (extreme heat) are set. Yes.
また、図53に示すように、この実施の形態では、スーパーリーチ大当りとなる場合には、スーパーリーチはずれとなる場合と比較して、リーチ演出に対する期待度が最も高い所定演出(激熱)が高い割合で決定されるとともに、合算保留記憶数が多くなるに従って所定演出(激熱)の実行割合が高まる。 Also, as shown in FIG. 53, in this embodiment, when the super reach hit is large, a predetermined effect (glow heat) with the highest expectation for reach effect is obtained compared to the case where super reach is lost. While being determined at a high rate, the execution rate of the predetermined effect (severe heat) increases as the total number of reserved storage increases.
また、演出制御用CPU101は、第2所定演出を実行することに決定した場合には、第2所定演出決定フラグをセットする(ステップS5213,S5214)。
Further, when it is determined that the second predetermined effect is to be executed, the
なお、第2所定演出決定フラグをセットする場合、第2所定演出の報知結果も特定可能な情報もRAMに記憶する。一例として、報知結果が「×」であることを示すフラグや、報知結果が「チャンス」であることを示すフラグ、報知結果が「激熱」であることを示すフラグをセットする。また、例えば、第2所定演出決定フラグが複数ビット(例えば、1バイト)で構成される場合には、第2所定演出決定フラグの所定ビットにいずれの報知結果であるかを指定する値を設定することによって、いずれの報知結果であるかを特定可能であるようにしてもよい。 When the second predetermined effect determination flag is set, information that can specify the notification result of the second predetermined effect is also stored in the RAM. As an example, a flag indicating that the notification result is “x”, a flag indicating that the notification result is “chance”, and a flag indicating that the notification result is “hot” are set. Also, for example, when the second predetermined effect determination flag is composed of a plurality of bits (for example, 1 byte), a value that specifies which notification result is set in the predetermined bit of the second predetermined effect determination flag. By doing so, it may be possible to specify which notification result is given.
次いで、演出制御用CPU101は、合算保留記憶数を第1変動回数カウンタにセットする(ステップS5215)。なお、第1変動回数カウンタは、第2所定演出を含む変動表示が開始されるまでに実行される変動表示の回数をカウントするためのカウンタである。なお、この実施の形態では、特別図柄や飾り図柄の変動表示中に第2所定演出の実行の決定が行われてステップS5215で第1変動回数カウンタがセットされた場合には、まず、その実行中の変動表示の終了時に第1変動回数カウンタの値が1減算され(ステップS8312参照)、結果として、第2所定演出を含む変動表示の1つ前の変動表示までで第1変動回数カウンタの値が0になる。なお、ステップS5215において、特別図柄や飾り図柄の変動表示中でない場合には、演出制御用CPU101は、現在の合算保留記憶数から1減算した値を第1変動回数カウンタにセットするようにすることが望ましい。そのように構成すれば、必ず第2所定演出を含む変動表示の1つ前の変動表示までで第1変動回数カウンタの値が0になるようにすることができる。
Next, the
図54は、先読み予告演出決定処理(ステップS810C)を示すフローチャートである。先読み予告演出決定処理において、演出制御用CPU101は、新たな始動入賞時のコマンド(図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド、始動入賞指定コマンド)を受信したか否かを確認する(ステップS6001)。なお、新たな始動入賞時のコマンドを受信したか否かは、具体的には、第1始動入賞時コマンド格納領域または第2始動入賞時コマンド格納領域(図40参照)に新たなコマンドが格納されたか否かを確認することにより判定できる。新たな始動入賞時のコマンドを受信していなければ、そのまま処理を終了する。
FIG. 54 is a flowchart showing pre-reading notice effect determination processing (step S810C). In the pre-reading notice effect determination process, the
新たな始動入賞時のコマンドを受信していれば、演出制御用CPU101は、先読み予告演出の実行を決定したことを示す先読み予告決定フラグ、または先読み予告演出を実行中であることを示す先読み予告実行中フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS6002)。先読み予告決定フラグまたは先読み予告実行中フラグがセットされていれば、そのまま処理を終了する。ステップS6002の処理が実行されることによって、この実施の形態では、既に先読み予告演出の決定済みである場合や先読み予告演出の実行中である場合には、重複して先読み予告演出の決定処理を行わないようにしている。なお、入賞時判定結果がはずれとなる保留記憶に対して先読み予告演出を決定済みまたは実行中である場合(すなわち、いわゆるガセの先読み予告演出の決定済みまたは実行中である場合)には、新たに発生した保留記憶が大当りとなるものである場合には、ステップS6003以降の処理に移行して先読み予告演出の決定を行い、決定済みまたは実行中の先読み予告演出を差し替えるようにしてもよい。
If a new start winning command has been received, the
先読み予告決定フラグおよび先読み予告実行中フラグのいずれもセットされていなければ、演出制御用CPU101は、確変状態フラグまたは高ベースフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS6003)。確変状態フラグまたは高ベースフラグがセットされていれば、そのまま処理を終了する。ステップS6003の処理が実行されることによって、この実施の形態では、遊技状態が低確率/低ベース状態である場合にのみステップS6004以降の処理に移行して先読み予告演出を実行可能としている。
If neither the prefetching notice determination flag or the prefetching notice execution flag is set, the
確変状態フラグおよび高ベース状態フラグのいずれもセットされていなければ(すなわち、低確率/低ベース状態であれば)、演出制御用CPU56は、新たに受信した始動入賞指定コマンドが第1始動入賞指定コマンドであるか否かを確認する(ステップS6004)。なお、新たに受信した始動入賞指定コマンドが第1始動入賞指定コマンドであるか否かは、具体的には、第1始動入賞時コマンド格納領域に新たに第1始動入賞指定コマンドが格納されたか否かを確認することにより判定できる。第1始動入賞指定コマンドでなければ(すなわち、第2始動入賞指定コマンドであれば)、そのまま処理を終了する。ステップS6004の処理が実行されることによって、この実施の形態では、第1保留記憶のみを予告対象として先読み予告演出を実行可能としている。なお、第1保留記憶に加えて第2保留記憶も予告対象として先読み予告演出を実行可能に構成してもよい。
If neither the probability variation state flag nor the high base state flag is set (that is, if the low probability / low base state), the
新たに受信した始動入賞指定コマンドが第1始動入賞指定コマンドであれば、入賞時判定結果および現在の第1保留記憶数に応じて、先読み予告演出の有無を決定するための先読み予告演出決定テーブルを選択する(ステップS6005)。そして、演出制御用CPU101は、選択した先読み予告演出決定テーブルと先読み予告演出決定用乱数SR6とにもとづいて抽選処理を行い、先読み予告演出を実行するか否か決定する(ステップS6006)。具体的には、先読み予告演出決定用乱数SR6を抽出し、乱数値に一致する判定値(先読み予告演出決定テーブルに設定されている判定値)に応じて、先読み予告演出を実行するか否か決定する。
If the newly received start winning designation command is the first start winning designation command, a prefetch notice effect determination table for determining the presence or absence of the prefetch notice effect according to the determination result at the time of winning and the current first reserved storage number. Is selected (step S6005). Then, the
図55は、先読み予告演出決定テーブルを示す説明図である。先読み予告演出決定テーブルには、先読み予告演出を実行しないことに対応する判定値と、先読み予告演出を実行することに対応する判定値とが設定されている。なお、先読み予告演出を実行しないことに対応する判定値と先読み予告演出を実行することに対応する判定値とのいずれかを先読み予告演出決定テーブルに設定するようにしてもよい。 FIG. 55 is an explanatory diagram of a prefetch notice effect determination table. In the prefetch notice effect determination table, a determination value corresponding to not executing the prefetch notice effect and a determination value corresponding to executing the prefetch notice effect are set. Note that either the determination value corresponding to not executing the prefetching notice effect or the determination value corresponding to executing the prefetching notice effect may be set in the prefetching notice effect determination table.
ステップS6005では、演出制御用CPU101は、まず、新たに受信した図柄指定コマンドにもとづいて入賞時判定結果が「はずれ」、「通常大当り」または「確変大当り」のいずれかであるかを特定する。具体的には、第1始動入賞時コマンド格納領域に新たに格納された図柄指定コマンドが図柄1指定コマンドであれば入賞時判定結果が「はずれ」であると特定し、図柄2指定コマンドであれば入賞時判定結果が「通常大当り」であると特定し、図柄3指定コマンドであれば入賞時判定結果が「確変大当り」であると特定する。なお、この実施の形態では、入賞時判定結果が「突然確変大当り」や「小当り」であった場合には、そのまま先読み予告演出を実行しないことに決定して処理を終了するものとする。なお、入賞時判定結果が「突然確変大当り」や「小当り」であっても先読み予告演出を実行可能に構成してもよい。
In step S6005, the
次いで、演出制御用CPU101は、現在の第1保留記憶数を特定する。具体的には、演出制御用CPU101は、第1保留記憶数カウンタ(ステップS658参照)の値を確認することにより、現在の第1保留記憶数を特定する。そして、演出制御用CPU101は、図55に示す先読み予告演出決定テーブルから、特定した入賞時判定結果および第1保留記憶数に対応したテーブルを選択し、先読み予告演出決定用乱数SR6とにもとづいて抽選処理を行い、先読み予告演出を実行するか否か決定する。
Next, the
図55に示すように、この実施の形態では、入賞時判定結果が「通常大当り」や「確変大当り」である場合には、入賞時判定結果が「はずれ」である場合と比較して、先読み予告演出の実行割合が高くなっている。そのため、この実施の形態では、先読み予告演出が実行されることによって、大当りに対する期待感を高めることができる。また、この実施の形態では、さらに、入賞時判定結果が「確変大当り」である場合には、入賞時判定結果が「通常大当り」である場合と比較して、先読み予告演出の実行割合が高くなっている。そのため、この実施の形態では、先読み予告演出が実行されることによって、さらに、確変大当りに対する期待感を高めることができる。 As shown in FIG. 55, in this embodiment, when the winning determination result is “ordinary big hit” or “probability big hit”, the pre-reading is compared with the case where the winning determination result is “out of place”. The execution ratio of the notice effect is high. Therefore, in this embodiment, the anticipation for the big hit can be enhanced by executing the pre-reading notice effect. Further, in this embodiment, when the winning determination result is “probability big hit”, the pre-reading notice effect execution rate is higher than when the winning determination result is “normal big hit”. It has become. For this reason, in this embodiment, by performing the pre-reading notice effect, it is possible to further increase the expectation for the probable big hit.
また、図55に示すように、この実施の形態では、入賞時判定結果が「通常大当り」や「確変大当り」である場合には第1保留記憶数の数が多くなるに従って先読み予告演出の実行割合が高く、入賞時判定結果が「はずれ」である場合には第1保留記憶数の数が多くなるに従って先読み予告演出の実行割合が少ない。この実施の形態では、先読み予告演出を実行する場合には、予告対象の保留記憶の始動入賞が発生した後、1つ目に開始される変動表示から先読み予告演出の実行が開始され、予告対象の保留記憶に対する変動表示の1つ前の変動表示まで先読み予告演出が継続される。よって、第1保留記憶数が2であった場合には予告対象の変動表示の前の1変動において先読み予告演出が実行され、第1保留記憶数が3であった場合には予告対象の変動表示の前の2変動にわたって先読み予告演出が実行され、第1保留記憶数が4であった場合には予告対象の変動表示の前の3変動にわたって先読み予告演出が実行される(第1保留記憶数が1であった場合には、予告対象の保留記憶に対する変動表示の前に1変動もないので先読み予告演出は実行されない)。従って、この実施の形態では、先読み予告演出の実行回数が多くなるに従って大当りに対する期待感が高くなるとともに、先読み予告演出の実行回数が多くなるに従って「確変大当り」に対する期待感が高くなる。 Further, as shown in FIG. 55, in this embodiment, when the winning determination result is “ordinary big hit” or “probability big hit”, the pre-reading notice effect is executed as the number of the first reserved storage numbers increases. If the ratio is high and the determination result at the time of winning is “out of”, the execution ratio of the pre-reading notice effect decreases as the number of the first reserved storage numbers increases. In this embodiment, when the pre-reading notice effect is executed, the pre-reading notice effect starts to be executed from the first variable display after the start winning of the reserved storage for the notice object occurs. The pre-reading notice effect is continued until the change display one time before the change display for the reserved storage. Therefore, when the first reserved memory number is 2, the pre-reading notice effect is executed in one change before the change display of the notice object, and when the first reserved memory number is 3, the change in the notice object is performed. The pre-reading notice effect is executed over two variations before display, and if the first reserved memory number is 4, the pre-reading notice effect is executed over three changes before the change display of the notice target (first reserved memory). When the number is 1, since there is no change before the change display for the reserved memory to be notified, the pre-reading notice effect is not executed). Therefore, in this embodiment, the expectation for the big hit increases as the number of executions of the prefetch notice effect increases, and the expectation for the “probable big hit” increases as the number of executions of the prefetch notice effect increases.
なお、「先読み予告演出」とは、予告対象となる変動表示が開始されるよりも前に実行される予告演出のことである。この実施の形態では、予告対象となる変動表示に対する始動入賞が発生した後に開始される変動表示から演出を開始し、予告対象となる変動表示の1つ前の変動表示までの1回または複数回の変動表示において先読み予告演出を実行するのであるが、このような態様にかぎらず、予告対象となる変動表示の前のいずれか1回の変動表示においてのみ先読み予告演出を実行するものであってもよい。また、この実施の形態では、予告対象となる変動表示の直前の変動表示までで予告演出を終了するのであるが、その予告対象となる変動表示にもわたって先読み予告演出を行ってもよい。また、複数回の変動表示にわたって必ずしも連続して実行する必要はなく、例えば、1回おきまたは2回おきに間欠的に複数回の可変表示において先読み予告演出を実行してもよい。 It should be noted that the “prefetching notice effect” is a notice effect that is executed before the variable display to be noticed is started. In this embodiment, the production starts from the variation display that is started after the start winning for the variation display to be notified is generated, and one or more times until the variation display immediately before the variation display to be notified. The pre-reading notice effect is executed in the variable display, but the pre-reading notice effect is executed only in any one of the variable displays before the variable display to be noticed. Also good. Further, in this embodiment, the notice effect is ended until the change display immediately before the change display to be notified, but the pre-read notification effect may be performed over the change display to be the notification target. In addition, it is not always necessary to continuously perform the display over a plurality of times of change display. For example, the pre-reading notice effect may be executed in a variable display of a plurality of times intermittently every other time or every second time.
また、この実施の形態では、一律に予告対象となる変動表示に対する始動入賞が発生した後に開始される1つ目の変動表示から先読み予告演出を開始する場合を示しているが、例えば、始動入賞が発生した後に開始される2つ目の変動表示や3つ目の変動表示から先読み予告演出を開始するなど、先読み予告演出の開始タイミングを調整するように構成してもよい。この場合、例えば、「確変大当り」、「通常大当り」または「はずれ」のいずれであるかに応じて、先読み予告演出の開始タイミングを調整して、先読み予告演出の実行期間を調整するように構成してもよい。具体的には、例えば、4つの目の保留記憶を予告対象として先読み予告演出を実行する場合に、その4つ目の保留記憶の入賞時判定結果に応じて先読み予告演出の実行タイミングを決定するようにしてもよい。そして、例えば、大当り(「確変大当り」や「通常大当り」)となるものである場合には、先読み予告演出の実行タイミングとして早いタイミングを決定することによって、先読み予告演出の実行期間が長くなるほど大当りに対する期待が高くなるようにしてもよい。 Further, in this embodiment, a case is shown in which the pre-reading notice effect is started from the first variable display that is started after the start prize is generated for the variable display subject to the notice in advance. It may be configured to adjust the start timing of the prefetching notice effect, such as starting the prefetching notice effect from the second variation display or the third variation display that is started after the occurrence of the occurrence. In this case, for example, it is configured to adjust the execution period of the pre-reading notice effect by adjusting the start timing of the pre-reading notice effect according to whether it is “probable big hit”, “normal big hit”, or “out of line”. May be. Specifically, for example, when a pre-reading notice effect is executed with the fourth reserved memory as a notice object, the execution timing of the pre-reading notice effect is determined according to the winning determination result of the fourth reserved memory. You may do it. For example, in the case of a big hit (“probable big hit” or “ordinary big hit”), by determining an early timing as the execution timing of the prefetching notice effect, the longer the prefetching notice effect execution period, the larger the big hit You may make it high expectation for.
演出制御用CPU101は、先読み予告演出を実行しないことに決定した場合には(ステップS6007)、処理を終了する。
When the
先読み予告演出を実行することに決定した場合には、演出制御用CPU101は、先読み予告決定フラグをセットする(ステップS6008)。
When it is determined to execute the prefetching notice effect, the
また、演出制御用CPU101は、現在の第1保留記憶数を第2変動回数カウンタにセットする(ステップS6009)。
Further, the
なお、第2変動回数カウンタは、先読み予告演出の判定対象となった変動表示が開始されるまでに実行される変動表示の回数をカウントするためのカウンタである。この実施の形態では、飾り図柄の変動表示中に先読み予告演出の実行の決定が行われてステップS6009の処理で第2変動回数カウンタがセットされた場合には、まず、その実行中の変動表示の終了時に第2変動回数カウンタの値が1減算され(ステップS8322参照)、結果として、入賞時判定の対象となった変動表示の1つ前の変動表示までで第2変動回数カウンタの値が0となり先読み予告演出の判定を行わない期間が終了する。 The second variation number counter is a counter for counting the number of variation displays that are executed before the variation display that is the determination target of the prefetch notice effect is started. In this embodiment, when the execution of the pre-reading notice effect is determined during the variation display of the decorative symbol and the second variation number counter is set in the process of step S6009, the variation display during the execution is first performed. At the end of, the value of the second variation counter is decremented by 1 (see step S8322). The period in which the pre-reading notice effect is not determined is 0, and the period ends.
なお、ステップS6009の処理において、飾り図柄の変動表示中でない場合には、演出制御用CPU101は、現在の第1保留記憶数から1減算した値を第2変動回数カウンタにセットするようにすることが望ましい。そのように構成すれば、必ず入賞時判定の対象となった変動表示の1つ前の変動表示までで先読み予告演出の判定を行わない期間が終了するようにすることができる。
In the process of step S6009, when the decorative symbol variation display is not in progress, the
図56は、図35に示された演出制御プロセス処理における変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)を示すフローチャートである。変動パターンコマンド受信待ち処理において、演出制御用CPU101は、変動パターンコマンド受信フラグがセットされているか否か確認する(ステップS811)。変動パターンコマンド受信フラグがセットされていれば、変動パターンコマンド受信フラグをリセットする(ステップS812)。そして、演出制御プロセスフラグの値を飾り図柄変動開始処理(ステップS801)に対応した値に更新する(ステップS813)。
FIG. 56 is a flowchart showing a variation pattern command reception waiting process (step S800) in the effect control process shown in FIG. In the variation pattern command reception waiting process, the
図57および図58は、図42に示された演出制御プロセス処理における飾り図柄変動開始処理(ステップS801)を示すフローチャートである。飾り図柄変動開始処理において、演出制御用CPU101は、第1保留記憶数カウンタの値または第2保留記憶数カウンタの値を−1する(ステップS8000)。また、演出制御用CPU101は、第1保留記憶表示部18cにおける第1保留記憶数の表示、または第2保留記憶表示部18dにおける第2保留記憶数の表示を更新する(ステップS8001)。具体的には、表示数を1減らす。なお、演出制御用CPU101は、第1図柄変動指定コマンド受信フラグがセットされている場合には、第1保留記憶数カウンタの値を−1し、第1保留記憶表示部18cにおける第1保留記憶数の表示を1減らす。また、第2図柄変動指定コマンド受信フラグがセットされている場合には、第2保留記憶数カウンタの値を−1し、第2保留記憶表示部18dにおける第2保留記憶数の表示を1減らす。
57 and 58 are flowcharts showing the decorative symbol variation start process (step S801) in the effect control process shown in FIG. In the decorative symbol variation start process, the
次いで、演出制御用CPU101は、先読み予告実行中フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS8005)。先読み予告実行中フラグがセットされていれば(すなわち、先読み予告演出の実行中であれば)、ステップS8022に移行する。先読み予告実行中フラグがセットされていなければ(すなわち、先読み予告演出の実行中でなければ)、演出制御用CPU101は、先読み予告決定フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS8006)。先読み予告決定フラグがセットされていれば(すなわち、先読み予告演出の決定済みであれば)、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を高確率/高ベース状態に応じた背景画面と同様の背景画面(例えば、赤色の表示色の背景画面)に変更し(ステップS8007)、先読み予告演出の実行を開始する。そして、演出制御用CPU101は、先読み予告決定フラグをリセットするとともに、先読み予告実行中フラグをリセットする(ステップS8008)。
Next, the
なお、この実施の形態では、先読み予告演出として高確率/高ベース状態と同様の背景画面に変更する態様の演出を実行する場合を示しているが、先読み予告演出の演出態様は、この実施の形態で示したものにかぎられない。例えば、高確率/高ベース状態において実行される演出と同様の演出を実行したり、高確率/高ベース状態において表示されるキャラクタやアイテムと同様のキャラクタやアイテムを表示することにより、先読み予告演出を実行してもよい。 In this embodiment, a case is shown in which the effect of changing to the background screen similar to the high probability / high base state is executed as the prefetching notice effect. It is not limited to what is shown in the form. For example, by performing an effect similar to the effect executed in the high probability / high base state, or displaying the same character or item as the character or item displayed in the high probability / high base state, May be executed.
先読み予告決定フラグもセットされていなければ(すなわち、先読み予告演出の決定もされていなければ)、演出制御用CPU101は、確変状態フラグまたは高ベース状態フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS8009)。確変状態フラグまたは高ベース状態フラグがセットされていれば、ステップS8022に移行する。
If the prefetching notice determination flag is not set (that is, if the prefetching notice effect is not decided), the
確変状態フラグおよび高ベース状態フラグのいずれもセットされていなければ(すなわち、低確率/低ベース状態であれば)、演出制御用CPU101は、今回開始される変動が第1特別図柄の変動表示であるか否かを確認する(ステップS8010)。なお、第1特別図柄の変動表示であるか否かは、具体的には、第1図柄変動指定コマンドを受信したか否かを確認することによって判定できる。第1特別図柄の変動表示を開始する場合でなければ(すなわち、第2図柄変動指定コマンドを受信し第2特別図柄の変動表示を開始する場合であれば)、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を高確率/高ベース状態に応じた背景画面と同様の背景画面(例えば、赤色の表示色の背景画面)に変更し(ステップS8011)、背景画面を変更する態様の背景演出の実行を開始する。そして、演出制御用CPU101は、背景演出を実行中であることを示す背景演出実行中フラグをセットする(ステップS8012)。
If neither the probable change state flag nor the high base state flag is set (that is, if the low probability / low base state), the
第1特別図柄の変動表示を開始する場合であれば、演出制御用CPU101は、背景演出の有無を決定するための背景演出決定テーブルを用いて乱数にもとづく抽選処理を行い、背景演出を実行するか否かを決定する(ステップS8013)。
In the case of starting the variable display of the first special symbol, the
図59は、背景演出決定テーブルを示す説明図である。背景演出決定テーブルには、背景演出を実行しないことに対応する判定値と、背景演出を実行することに対応する判定値とが設定されている。なお、背景演出を実行しないことに対応する判定値と背景演出を実行することに対応する判定値とのいずれかを背景演出決定テーブルに設定するようにしてもよい。 FIG. 59 is an explanatory diagram of a background effect determination table. In the background effect determination table, a determination value corresponding to not executing the background effect and a determination value corresponding to executing the background effect are set. Note that either the determination value corresponding to not executing the background effect or the determination value corresponding to executing the background effect may be set in the background effect determination table.
ステップS8013では、演出制御用CPU101は、まず、今回開始する変動表示の表示結果が「はずれ」、「通常大当り」または「確変大当り」のいずれかであるかを特定する。具体的には、表示結果指定コマンド格納領域に格納されている表示結果指定コマンドが表示結果1指定コマンドであれば表示結果が「はずれ」であると特定し、表示結果2指定コマンドであれば表示結果が「通常大当り」であると特定し、表示結果3指定コマンドであれば表示結果が「確変大当り」であると特定する。なお、この実施の形態では、表示結果が「突然確変大当り」や「小当り」であった場合には、そのまま背景演出を実行しないことに決定するものとする。なお、表示結果が「突然確変大当り」や「小当り」であっても背景演出を実行可能に構成してもよい。そして、演出制御用CPU101は、図59に示す背景演出決定テーブルから、特定した表示結果に対応したテーブルを選択し、乱数にもとづく抽選処理を行い、背景演出を実行するか否か決定する。
In step S <b> 8013, the
図59に示すように、この実施の形態では、背景演出決定テーブルの判定値の割り振りは、図55に示した先読み予告演出決定テーブルのうちの第1保留記憶数が2の場合(すなわち、先読み予告演出が1変動だけ実行される場合)の判定値の割り振りと同じである。従って、この実施の形態では、先読み予告演出と背景演出とは同様の演出態様(高確率/高ベース状態と同様の背景画面に変更する演出)が実行されるのであるが、複数変動にわたって先読み予告演出が実行された場合のほうが、1変動のみの背景演出が実行された場合よりも、大当りに対する期待感が高く、さらに確変大当りに対する期待感も高くなる。 As shown in FIG. 59, in this embodiment, the determination values in the background effect determination table are allocated when the first reserved storage number in the prefetch notice effect determination table shown in FIG. 55 is 2 (that is, prefetching). This is the same as the determination value allocation in the case where the notice effect is executed for only one variation. Therefore, in this embodiment, the pre-reading notice effect and the background effect are executed in the same manner (the effect of changing to the background screen similar to the high probability / high base state), but the pre-reading notice over a plurality of variations. When the effect is executed, the expectation for the big hit is higher than that when the background effect of only one change is executed, and the expectation for the probable big hit is also higher.
背景演出を実行することに決定した場合には(ステップS8014)、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を高確率/高ベース状態に応じた背景画面と同様の背景画面(例えば、赤色の表示色の背景画面)に変更し(ステップS8015)、背景演出の実行を開始する。そして、演出制御用CPU101は、背景演出を実行中であることを示す背景演出実行中フラグをセットする(ステップS8016)。
When it is determined to execute the background effect (step S8014), the
この実施の形態では、遊技状態が高確率/高ベース状態に制御された場合には、高確率/高ベース状態に応じた背景画面(例えば、赤色の表示色の背景画面)に変更される。従って、この実施の形態では、高確率/高ベース状態に制御され、高確率/高ベース状態に応じた背景画面に変更されている状態は、特別演出状態に制御されている状態に相当する。また、この実施の形態では、遊技状態が低確率/低ベース状態に制御されている場合であっても、先読み予告演出や背景演出が実行されて高確率/高ベース状態と同様の背景画面(例えば、赤色の表示色の背景画面)に変更される場合があり、先読み予告演出や背景演出が実行されている状態は、特殊演出が実行されている状態に相当する。 In this embodiment, when the gaming state is controlled to the high probability / high base state, the background screen is changed to a background screen (for example, a red display color background screen) corresponding to the high probability / high base state. Therefore, in this embodiment, the state that is controlled to the high probability / high base state and is changed to the background screen according to the high probability / high base state corresponds to the state that is controlled to the special effect state. Further, in this embodiment, even when the gaming state is controlled to the low probability / low base state, the pre-reading notice effect and the background effect are executed and the same background screen as the high probability / high base state ( For example, the background screen of red display color may be changed, and the state in which the pre-reading notice effect and the background effect are executed corresponds to the state in which the special effect is being executed.
また、この実施の形態では、特殊演出を第1期間実行するとき(1変動のみの先読み予告演出を実行するときや、背景演出を実行するとき)と、第1期間よりも長い第2期間実行するとき(複数変動にわたって先読み予告演出を実行するとき)とがあり、特殊演出を第2期間実行するときの方が特殊演出を第1期間実行するときよりも、大当りに対する期待度(信頼度)や、確変大当りとなることに対する期待度(信頼度)が高い(すなわち、特殊演出の演出期間が長くなるほど、大当りに対する期待度(信頼度)や、確変大当りとなることに対する期待度(信頼度)が高い)。 In this embodiment, when the special effect is executed for the first period (when the pre-reading notice effect with only one change is executed or when the background effect is executed), the second period is longer than the first period. (When performing a pre-reading notice effect over a plurality of variations), the expectation degree (reliability) for the big hit is greater when the special effect is performed in the second period than when the special effect is performed in the first period. In addition, the expectation level (reliability) for becoming a probable big hit is high (that is, the expectation level for the big hit (reliability) and the expectation level for being a promising big hit (reliability) as the special performance stage becomes longer. Is high).
また、この実施の形態では、ステップS8009〜S8012の処理が実行されることによって、遊技状態が低確率/低ベース状態であるときに第2特別図柄の変動表示が行われるときに特殊演出を実行可能である。低確率/低ベース状態であるときに第2特別図柄の変動表示が実行されるということは、可変入賞球装置15の5.8秒間の長期開放(図19参照)が行われているときに第2始動入賞口14への始動入賞が発生して第2特別図柄の変動表示が実行されるということであるから、ステップS8009〜S8012の処理により、可変入賞球装置15が5.8秒間の長期開放状態となっているときに第2始動入賞口14に始動入賞したことにもとづいて実行される変動表示において特殊演出を実行可能に構成されていることになる。
Further, in this embodiment, by executing the processing of steps S8009 to S8012, a special effect is executed when the variation display of the second special symbol is performed when the gaming state is the low probability / low base state. Is possible. The fact that the variable display of the second special symbol is executed in the low probability / low base state means that the variable winning
なお、この実施の形態では、通常大当りにもとづく大当り遊技の終了後に低確率/高ベース状態に制御された場合には、100回の変動表示を終了すると、低確率/高ベース状態から低確率/低ベース状態に移行する。そうすると、低確率/高ベース状態の終了直前に可変入賞球装置15の開放が行われた場合(この場合、高ベース状態であるので1.8秒間の開放が3回行われる。図19参照)、その3回の1.8秒間の開放において第2始動入賞口14に始動入賞した場合には、その始動入賞にもとづく第2特別図柄の変動表示が低確率/高ベース状態の終了直後の低確率/低ベース状態において実行される場合がありうる。そのため、低確率/高ベース状態を終了した直後である場合には、例えば、所定回数の変動表示を終了するまで(例えば、4変動終了するまで)、低確率/低ベース状態で第2特別図柄の変動表示が実行される場合であっても特殊演出を実行しないように構成することが望ましい。
In this embodiment, when the low probability / high base state is controlled after the big hit game based on the normal big hit, the low probability / high base state is changed from the low probability / high base state to 100% when the variable display is finished. Transition to a low base state. Then, when the variable winning
また、この実施の形態では、低ベース状態である場合に可変入賞球装置15が開放状態に制御される場合には、その開放状態が一律に5.8秒間である場合を示しているが、低ベース状態である場合の可変入賞球装置15の開放時間が複数種類(例えば、5.8秒間と0.1秒間)あるものであってもよい。この場合、例えば、5.8秒間の開放中に第2始動入賞口14への入賞が発生した場合であるか0.1秒間の開放中に第2始動入賞口14への入賞が発生した場合であるかを特定可能なコマンドを送信するようにし、5.8秒間の長期間の開放中に第2始動入賞口14への入賞が発生して第2特別図柄の変動表示が実行される場合にのみ、背景演出を実行するように構成してもよい。
In this embodiment, when the variable winning
なお、この実施の形態では、ステップS8007,S8011,S8015において、演出表示装置9に表示する背景画面を高確率/高ベース状態に応じた背景画面と全く同じ背景画面(例えば、赤色の表示色の背景画面)に変更することにより特殊演出を実行する場合を示しているが、全く同じ演出を実行する場合にかぎらず、高確率/高ベース状態中の演出と一部が共通する演出を特殊演出として実行するようにしてもよい。この場合、例えば、高確率/高ベース状態に制御されているときと同じ演出音をスピーカ27から出力する演出のみを実行したり、高確率/高ベース状態に制御されているときと同じ発光パターンでLED/ランプを点灯または点滅させる演出のみを実行したりしてもよい。
In this embodiment, in steps S8007, S8011, and S8015, the background screen displayed on the
次に、演出制御用CPU101は、変動パターンコマンド格納領域から変動パターンコマンドを読み出す(ステップS8022)。また、演出制御用CPU101は、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているデータ(すなわち、受信した表示結果指定コマンド)を読み出す(ステップS8023)。そして、演出制御用CPU101は、読み出した変動パターンコマンド、および表示結果指定コマンドに応じて飾り図柄の表示結果(停止図柄)を決定する(ステップS8024)。そして、決定した停止図柄をRAMに記憶する(ステップS8025)。
Next, the
なお、変動パターンコマンドで擬似連が指定されている場合には、演出制御用CPU101は、ステップS8024において、擬似連中の仮停止図柄としてチャンス目図柄(例えば、「223」や「445」のように、リーチとならないものの大当り図柄と1つ図柄がずれている図柄の組み合わせ)も決定する。また、ステップS8024の処理で、演出制御用CPU101は、受信した変動パターンコマンドにもとづいて大当りであるか否かを判定し、変動パターンコマンドのみにもとづいて飾り図柄の停止図柄を決定するようにしてもよい。
If the pseudo-ream is specified by the variation pattern command, the
図60は、演出表示装置9における飾り図柄の停止図柄の一例を示す説明図である。図60に示す例では、受信した表示結果指定コマンドが「通常大当り」を示している場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果2指定コマンドである場合)、演出制御用CPU101は、停止図柄として3図柄が同じ偶数図柄(非確変図柄)で揃った飾り図柄の組合せを決定する。また、受信した表示結果指定コマンドが「確変大当り」を示している場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果3指定コマンドである場合)、演出制御用CPU101は、停止図柄として3図柄が同じ奇数図柄(確変図柄)で揃った飾り図柄の組合せを決定する。
FIG. 60 is an explanatory diagram showing an example of a stop symbol for a decorative symbol in the
具体的には、演出制御用CPU101は、「通常大当り」または「確変大当り」にすることに決定されている場合には、SR1−1を抽出し、SR1−1を用いて左中右の停止図柄(左中右の図柄が揃った飾り図柄の組合せ)を決定する。
Specifically, when it is determined to make “normal big hit” or “probable big hit”, the
また、受信した表示結果指定コマンドが「突然確変大当り」や「小当り」を示している場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果5指定コマンドまたは表示結果6指定コマンドである場合)、演出制御用CPU101は、停止図柄として「135」などの飾り図柄の組合せ(チャンス目)を決定する。そして、「はずれ」の場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果1指定コマンドである場合)、上記以外の飾り図柄の組み合わせを決定する。ただし、リーチ演出を伴う場合には、左右の2図柄が揃った飾り図柄の組み合わせを決定する。また、演出表示装置9に導出表示される3図柄の組合せが飾り図柄の「停止図柄」である。
Further, when the received display result designation command indicates “suddenly probable big hit” or “small hit” (when the received display result designation command is a
具体的には、演出制御用CPU101は、例えば、はずれ図柄にすることに決定されている場合であって、かつ、リーチすることに決定されていない場合には、SR1−1〜SR1−3を抽出し、SR1−1を用いて左図柄を決定し、SR1−2を用いて中図柄を決定し、SR1−3を用いて右図柄を決定する。なお、決定された左右図柄が一致した場合には、右図柄を1図柄ずらす。リーチすることに決定されている場合には、SR1−1〜SR1−2を抽出し、SR1−1を用いて左右図柄を決定し、SR1−2を用いて中図柄を決定する。なお、決定された左中右図柄がチャンス目であった場合には、例えば、左図柄を1図柄ずらす。
Specifically, for example, when the
なお、飾り図柄についても、大当りを想起させるような停止図柄(左中右が全て同じ図柄で揃った図柄の組み合わせ)を大当り図柄という。また、はずれを想起させるような停止図柄をはずれ図柄という。 In addition, as for the decorative symbols, a stop symbol reminiscent of a big hit (a combination of symbols in which the left, middle and right are all the same symbols) is called a big hit symbol. In addition, a stop symbol that recalls a loss is called a loss symbol.
また、演出制御用CPU101は、始動入賞時コマンド格納領域の1つ目の格納領域(格納領域1)に格納されている始動入賞時のコマンド(始動入賞指定コマンド、図柄指定コマンドおよび変動カテゴリコマンドを削除し、始動入賞時コマンド格納領域の内容をシフトする(ステップS8026)。
In addition, the
次いで、演出制御用CPU101は、変動パターンでリーチが指定されている場合にリーチ演出を設定するリーチ演出設定処理を実行する(ステップS8027)。
Next, the
次いで、演出制御用CPU101は、第2所定演出実行中フラグがセットされている場合には、第1期間(図43参照)から開始される所定演出パターンを選択し(ステップS8028,S8029)、所定演出および変動パターンに応じたプロセステーブルを選択する(ステップS8030)。また、演出制御用CPU101は、第2所定演出タイマに、所定演出の演出期間に対応する値をセットする(ステップS8031)。第2所定演出実行中フラグがセットされていない場合には、変動パターンに応じたプロセステーブルを選択する(ステップS8034)。
Next, when the second predetermined effect execution flag is set, the
そして、選択したプロセステーブルのプロセスデータ1におけるプロセスタイマをスタートさせる(ステップS8035)。
Then, the process timer in the
図61は、プロセステーブルの構成例を示す説明図である。プロセステーブルとは、演出制御用CPU101が演出装置の制御を実行する際に参照するプロセスデータが設定されたテーブルである。すなわち、演出制御用CPU101は、プロセステーブルに設定されているプロセスデータに従って演出表示装置9等の演出装置(演出用部品)の制御を行う。プロセステーブルは、プロセスタイマ設定値と表示制御実行データ、ランプ制御実行データおよび音番号データの組み合わせが複数集まったデータで構成されている。表示制御実行データには、飾り図柄の可変表示の可変表示時間(変動時間)中の変動態様を構成する各変動の態様を示すデータ等が記載されている。具体的には、演出表示装置9の表示画面の変更に関わるデータが記載されている。また、プロセスタイマ設定値には、その変動の態様での変動時間が設定されている。演出制御用CPU101は、プロセステーブルを参照し、プロセスタイマ設定値に設定されている時間だけ表示制御実行データに設定されている変動の態様で飾り図柄を表示させる制御を行う。
FIG. 61 is an explanatory diagram of a configuration example of a process table. The process table is a table in which process data referred to when the
図61に示すプロセステーブルは、演出制御基板80におけるROMに格納されている。
The process table shown in FIG. 61 is stored in the ROM of the
なお、リーチ演出を伴う変動パターンについて演出制御を実行する場合に用いられるプロセステーブルには、変動開始から所定時間が経過したときに左図柄を停止表示させ、さらに所定時間が経過すると右図柄を停止表示させることを示すプロセスデータが設定されている。なお、停止表示させる図柄をプロセステーブルに設定するのではなく、決定された停止図柄、擬似連や滑り演出における仮停止図柄に応じて、図柄を表示するための画像を合成して生成するようにしてもよい。 In addition, in the process table used when effect control is executed for a variation pattern with reach effect, the left symbol is stopped when a predetermined time has elapsed from the start of the variation, and the right symbol is stopped when a predetermined time further elapses. Process data indicating that it is to be displayed is set. In addition, instead of setting the symbols to be stopped and displayed in the process table, an image for displaying the symbols is synthesized and generated according to the determined stop symbol, the temporary stop symbol in the pseudo-ream and the sliding effect. May be.
また、演出制御用CPU101は、プロセスデータ1の内容(表示制御実行データ1、ランプ制御実行データ1、音番号データ1)に従って演出装置(演出用部品としての演出表示装置9、演出用部品としての各種ランプおよび演出用部品としてのスピーカ27)の制御を実行する(ステップS8036)。例えば、演出表示装置9において変動パターンに応じた画像を表示させるために、VDP109に指令を出力する。また、各種ランプを点灯/消灯制御を行わせるために、ランプドライバ基板35に対して制御信号(ランプ制御実行データ)を出力する。また、スピーカ27からの音声出力を行わせるために、音声出力基板70に対して制御信号(音番号データ)を出力する。
In addition, the
なお、この実施の形態では、演出制御用CPU101は、変動パターンコマンドに1対1に対応する変動パターンによる飾り図柄の可変表示が行われるように制御するが、演出制御用CPU101は、変動パターンコマンドに対応する複数種類の変動パターンから、使用する変動パターンを選択するようにしてもよい。
In this embodiment, the
次いで、演出制御用CPU101は、変動時間タイマに、変動パターンコマンドで特定される変動時間に相当する値を設定する(ステップS8037)。
Next, the
そして、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値を飾り図柄変動中処理(ステップS802)に対応した値にする(ステップS8038)。
Then, the
図62は、リーチ演出設定処理(ステップS8027)を示すフローチャートである。リーチ演出設定処理において、演出制御用CPU101は、ステップS8022で読み出した変動パターンコマンドで指定される変動パターンがリーチを伴うものであるか否かを確認する(ステップS6501)。リーチを伴うものであれば、演出制御用CPU101は、確変状態フラグおよび高ベース状態フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS6502)。確変フラグおよび高ベース状態フラグがセットされていれば(すなわち、高確率/高ベース状態であれば)、ステップS6505に移行する。高確率状態フラグまたは高ベース状態フラグがセットされていなければ(すなわち、高確率/高ベース状態でなければ)、演出制御用CPU101は、先読み予告実行中フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS6503)。先読み予告実行中フラグがセットされていれば(すなわち、先読み予告演出の実行中であれば)、ステップS6505に移行する。先読み予告実行中フラグもセットされていなければ、演出制御用CPU101は、背景演出実行中フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS6504)。背景演出実行中フラグがセットされていれば(すなわち、背景演出の実行中であれば)、ステップS6505に移行する。
FIG. 62 is a flowchart showing reach effect setting processing (step S8027). In the reach effect setting process, the
そして、ステップS6505では、演出制御用CPU101は、飾り図柄の変動表示中に実行するリーチ演出の態様を通常のリーチ態様とは異なる特定リーチ態様に設定する(ステップS6505)。具体的には、演出制御用CPU101は、特定リーチ態様に設定したことを示すフラグや情報をセットする。
In step S6505, the
その後、特定リーチ態様に設定されなかった場合には、飾り図柄変動開始処理のステップS8030,S8034において、通常のリーチ態様に応じたプロセステーブルが選択され、飾り図柄の変動表示中に通常のリーチ態様でリーチ演出が実行される。また、特定リーチ態様に設定された場合には、飾り図柄変動開始処理のステップS8030,S8034において、特定リーチ態様に応じたプロセステーブルが選択され、飾り図柄の変動表示中に特定リーチ態様でリーチ演出が実行される。例えば、通常のリーチ態様とは異なるキャラクタを登場させたり、通常のリーチ態様とは異なるリーチ図柄でリーチ演出が実行される。 Thereafter, when the specific reach mode is not set, a process table corresponding to the normal reach mode is selected in steps S8030 and S8034 of the decorative symbol variation start process, and the normal reach mode is displayed during the decorative symbol variation display. Reach production is executed. If the specific reach mode is set, the process table corresponding to the specific reach mode is selected in steps S8030 and S8034 of the decorative symbol variation start process, and the reach effect is performed in the specific reach mode during the decorative symbol variation display. Is executed. For example, a character different from the normal reach mode appears, or a reach effect is executed with a reach pattern different from the normal reach mode.
ステップS6501〜S6505の処理が実行されることによって、この実施の形態では、特別演出状態に制御されているとき(高確率/高ベース状態に応じた背景画面に変更されているとき)に特定リーチ態様のリーチ演出を実行可能であるとともに、特殊演出(先読み予告演出や背景演出)が実行されているときにも特定リーチ態様と同様の態様でリーチ演出を実行可能に構成されている。 In this embodiment, the processing of steps S6501 to S6505 is executed, and in this embodiment, the specific reach is achieved when the special performance state is controlled (when the background screen is changed according to the high probability / high base state). The reach effect of the aspect can be executed, and the reach effect can be executed in the same manner as the specific reach aspect even when the special effect (the pre-reading notice effect and the background effect) is being executed.
なお、この実施の形態では、高確率/高ベース状態に制御されているときと先読み予告演出を実行するときと背景演出を実行するときとで全く同様の態様で特定リーチ態様のリーチ演出を実行する場合を示しているが、全く同様の態様のリーチ演出を実行する場合にかぎらず、一部の態様が共通するリーチ演出を実行するようにしてもよい。例えば、高確率/高ベース状態に制御されているときと先読み予告演出を実行するときと背景演出を実行するときとで、スピーカ27から出力する演出音とLED・ランプの発光パターンと液晶表示画面上の表示とのうちの一部の演出のみが共通するようなものであってもよい。
In this embodiment, the reach effect of the specific reach mode is executed in exactly the same manner when the high probability / high base state is controlled, when the pre-reading notice effect is executed, and when the background effect is executed. However, the present invention is not limited to the case where the reach effect of the completely same mode is executed, but the reach effect of which some modes are common may be executed. For example, when the high probability / high base state is controlled, when the pre-reading notice effect is executed, and when the background effect is executed, the effect sound output from the
図63は、演出制御プロセス処理における飾り図柄変動中処理(ステップS802)を示すフローチャートである。飾り図柄変動中処理において、演出制御用CPU101は、第2所定演出実行中フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS840)。第2所定演出実行中フラグがセットされている場合には、演出制御用CPU101は、第2所定演出タイマの値を−1する(ステップS841)。そして、第2所定演出タイマの値が0になったときには(ステップS842)、第2所定演出を終了する(ステップS843)。また、演出制御用CPU101は、第2所定演出実行中フラグをリセットする(ステップS844)。
FIG. 63 is a flowchart showing a decorative symbol variation process (step S802) in the effect control process. In the decorative symbol changing process, the
次いで、演出制御用CPU101は、プロセスタイマおよび変動時間タイマの値を−1する(ステップS845,S846)。
Next, the
また、演出制御用CPU101は、プロセスタイマがタイムアウトしたか否か確認する(ステップS848)。プロセスタイマがタイムアウトしていたら、プロセスデータの切替を行う(ステップS849)。すなわち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定することによってプロセスタイマをあらためてスタートさせる(ステップS850)。また、その次に設定されている内容(表示制御実行データ、ランプ制御実行データ、音番号データ)に従って演出装置(演出用部品としての演出表示装置9、演出用部品としての各種ランプおよび演出用部品としてのスピーカ27)の制御を実行する(ステップS851)。
In addition, the
また、演出制御用CPU101は、変動時間タイマがタイムアウトしているか否か確認する(ステップS865)。変動時間タイマがタイムアウトしているときには、演出制御プロセスフラグの値を飾り図柄変動停止処理(ステップS803)に応じた値に更新する(ステップS867)。変動時間タイマがタイムアウトしていなくても、図柄確定指定コマンドを受信したことを示す確定コマンド受信フラグがセットされていたら(ステップS866)、演出制御用CPU101は、ステップS867の処理を実行する。
Further, the
図64および図65は、演出制御プロセス処理における飾り図柄変動停止処理(ステップS803)を示すフローチャートである。飾り図柄変動停止処理において、演出制御用CPU101は、演出制御用CPU101は、確定コマンド受信フラグがセットされていたら確定コマンド受信フラグをリセットする(ステップS8300)。また、飾り図柄表示結果格納領域に格納されているデータ(停止図柄を示すデータ)に従って演出表示装置9において停止図柄を導出表示する制御を行う(ステップS8301)。
FIG. 64 and FIG. 65 are flowcharts showing the decorative symbol variation stopping process (step S803) in the effect control process. In the decorative symbol variation stop process, the
次いで、演出制御用CPU101は、大当りにすることに決定されているか否か確認する(ステップS8303)。大当りにすることに決定されているか否かは、例えば、表示結果指定コマンド格納領域に格納されている表示結果指定コマンドによって確認される。なお、この実施の形態では、決定されている停止図柄によって、大当りにすることに決定されているか否か確認することもできる。大当りとすることに決定されていない場合には、ステップS8311に移行する。
Next, the
大当りにすることに決定されている場合には、演出制御用CPU101は、大当りの開始を報知する演出(ファンファーレ演出)に応じたプロセステーブルを選択する(ステップS8304)。
If it is decided to win, the
そして、演出制御用CPU101は、選択したプロセステーブルのプロセスデータ1におけるプロセスタイマをスタートさせる(ステップS8305)。また、プロセスデータ1の内容(表示制御実行データ1、ランプ制御実行データ1、音番号データ1)に従って演出装置(演出用部品としての演出表示装置9、演出用部品としての各種ランプおよび演出用部品としてのスピーカ27)の制御を実行する(ステップS8306)。
Then, the
その後、演出制御プロセスフラグの値を大当り表示処理(ステップS804)に応じた値に更新する(ステップS8307)。 Thereafter, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the jackpot display process (step S804) (step S8307).
ステップS8311では、演出制御用CPU101は、第1変動回数カウンタの値が0であるか否かを確認する(ステップS8311)。第1変動回数カウンタの値が0である場合には、ステップS8321に移行する。第1変動回数カウンタの値が0でない場合には、演出制御用CPU101は、第1変動回数カウンタの値を1減算する(ステップS8312)。また、演出制御用CPU101は、減算後の第1変動回数カウンタの値が0であるか否か確認する(ステップS8313)。第1変動回数カウンタの値が0でない場合には、ステップS8321に移行する。第1変動回数カウンタの値が0になっている場合には、演出制御用CPU101は、第2所定演出実行中フラグをセットする(ステップS8314)。
In step S8311, the
なお、第2所定演出実行中フラグをセットする場合、第2所定演出の報知結果を特定可能な情報もセットする。例えば、報知結果を特定可能な情報は、報知結果が「×」であることを示すフラグ、報知結果が「チャンス」であることを示すフラグ、報知結果が「激熱」であることを示すフラグである。また、例えば、第2所定演出実行中フラグが複数ビット(例えば、1バイト)で構成される場合には、第2所定演出実行中フラグの所定ビットにいずれの報知結果であるかを指定する値を設定することによって、いずれの報知結果であるかを特定可能であるようにしてもよい。 When setting the second predetermined effect execution flag, information that can specify the notification result of the second predetermined effect is also set. For example, the information that can specify the notification result includes a flag indicating that the notification result is “x”, a flag indicating that the notification result is “chance”, and a flag indicating that the notification result is “hot” It is. In addition, for example, when the second predetermined effect execution flag is composed of a plurality of bits (for example, 1 byte), a value that specifies which notification result is a predetermined bit of the second predetermined effect execution flag It may be possible to specify which notification result is set by setting.
そして、演出制御用CPU101は、第2所定演出決定フラグをリセットし(ステップS8315)、ステップS8321に移行する。
Then, the
ステップS8321では、演出制御用CPU101は、第2変動回数カウンタの値が0であるか否かを確認する(ステップS8321)。第2変動回数カウンタの値が0である場合には、ステップS8326に移行する。第2変動回数カウンタの値が0でない場合には、演出制御用CPU101は、第2変動回数カウンタの値を1減算する(ステップS8322)。また、演出制御用CPU101は、第2変動回数カウンタの値が0であるか否か確認する(ステップS8323)。第2変動回数カウンタの値が0でない場合には、ステップS8326に移行する。第2変動回数カウンタの値が0になっている場合には、演出制御用CPU101は、先読み予告実行中フラグをリセットする(ステップS8324)。また、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を低確率/低ベース状態に応じた背景画面と同様の背景画面(例えば、青色の表示色の背景画面)に変更し(ステップS8325)、先読み予告演出の実行を終了する。
In step S8321, the
ステップS8326では、演出制御用CPU101は、背景演出実行中フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS8326)。背景演出実行中フラグがセットされていれば、演出制御用CPU101は、背景演出実行中フラグをリセットする(ステップS8327)。また、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を低確率/低ベース状態に応じた背景画面と同様の背景画面(例えば、青色の表示色の背景画面)に変更し(ステップS8328)、背景演出の実行を終了する。
In step S8326, the
なお、この実施の形態では、ステップS8326〜S8328の処理を実行することによって、変動終了時に毎回必ず背景演出を終了する場合を示しているが、次回の変動表示でも再び背景演出が実行される場合には、変動終了時に背景演出を一旦終了することなく、継続して次回の変動表示でも背景演出を実行するようにしてもよい。 In this embodiment, the process of steps S8326 to S8328 is executed to always end the background effect every time the change ends. However, the background effect is executed again even in the next change display. In other words, the background effect may be continuously executed in the next variable display without ending the background effect once at the end of the change.
そして、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に応じた値に更新する(ステップS8329)。
Then, the
その後、演出制御用CPU101は、図42に示すように、大当り表示処理、ラウンド中処理、ラウンド後処理、大当り終了演出処理を順次実行する。
Thereafter, as shown in FIG. 42, the
以上に説明したように、この実施の形態によれば、特定遊技状態(本例では、大当り遊技状態)の終了後に遊技者にとって有利な特別遊技状態(本例では、高確率/高ベース状態)に対応した特別演出状態(本例では、高確率/高ベース状態に応じた表示色(例えば、赤色)の背景画面に変更した状態)を含む複数の演出状態のうちのいずれかの演出状態に制御する一方で、特別演出状態に制御されていないとき(本例では、低確率/低ベース状態に制御されているとき)に特別演出状態と同様の態様の特殊演出(本例では、先読み予告演出や背景演出)を実行可能である。また、特殊演出が実行されて特定遊技状態に制御された場合に、特殊演出が実行されずに特定遊技状態に制御された場合と比較して高い割合で特別演出状態に制御する(本例では、図55や図59に示すように、「確変大当り」の場合には「通常大当り」の場合と比較して先読み予告演出の実行割合が高い。言い換えれば、特殊演出が実行されて大当りとなった場合には、特殊演出が実行されずに大当りとなった場合よりも、大当り遊技終了後に高確率/高ベース状態に制御される割合が高い。)。そして、特殊演出を第1期間実行するとき(本例では、1変動のみの先読み予告演出を実行するときや、背景演出を実行するとき)と、第1期間よりも長い第2期間実行するとき(本例では、複数変動にわたって先読み予告演出を実行するとき)とがあり、特殊演出が第1期間実行されたときと第2期間実行されたときとで、特定表示結果が導出表示される割合が異なるとともに、異なる割合で特定遊技状態の終了後に特別演出状態に制御する。具体的には、図55および図59に示すように、多くの変動にわたって特殊演出が実行されるほど、大当りに対する期待度(信頼度)や、確変大当りとなること(確変状態に制御されること)に対する期待度(信頼度)が高い。そのため、特殊演出の演出期間(本例では、実行回数)に注目させることができ、遊技に対する興趣を向上させることができる。 As described above, according to this embodiment, the special gaming state (high probability / high base state in this example) advantageous to the player after the end of the specific gaming state (in this example, the big hit gaming state) In one of a plurality of effect states including a special effect state (in this example, a state in which the background color is changed to a display color (for example, red) corresponding to a high probability / high base state). On the other hand, when it is not controlled to the special effect state (in this example, it is controlled to the low probability / low base state), the special effect in the same mode as the special effect state (in this example, the pre-reading notice) Production and background production). Also, when the special effect is executed and controlled to the specific game state, the special effect state is controlled at a higher rate than in the case where the special effect is not executed and controlled to the specific game state (in this example, 55 and 59, the execution rate of the pre-reading notice effect is higher in the case of “probability big hit” than in the case of “normal big hit.” In other words, the special effect is executed and the big hit is achieved. In such a case, the ratio of control to the high probability / high base state after the big hit game is higher than in the case where the special hit is not executed and the big hit is made.) Then, when the special effect is executed for the first period (in this example, when the pre-reading notice effect with only one change is executed or when the background effect is executed), and when the second effect is executed for a period longer than the first period. (In this example, when the pre-reading notice effect is executed over a plurality of variations), the ratio that the specific display result is derived and displayed when the special effect is executed for the first period and when the special effect is executed for the second period And the special effect state is controlled after the specific game state is ended at a different rate. Specifically, as shown in FIG. 55 and FIG. 59, as the special effects are executed over a large number of fluctuations, the expectation degree (reliability) for the big hit and the probable big hit (being controlled to the probable change state). ) Has high expectations (reliability). Therefore, it is possible to focus attention on the effect period of special effects (in this example, the number of executions), and it is possible to improve the interest of the game.
また、この実施の形態では、上記のような構成により、高確率/高ベース状態中と同様の背景画面が表示されて特殊演出としての先読み予告演出が実行されたときに大当りとなった場合には、確変大当りとなって大当り遊技終了後に高確率/高ベース状態に移行しやすい。そのため、先読み予告演出が実行された場合には高確率/高ベース状態に移行することを直感的に期待することができ、遊技に対する興趣を向上させることができる。 Further, in this embodiment, when the background screen similar to that in the high probability / high base state is displayed and the pre-reading notice effect as a special effect is executed by the above-described configuration, Is likely to shift to a high probability / high base state after the jackpot game is over. Therefore, when the pre-reading notice effect is executed, it can be intuitively expected to shift to the high probability / high base state, and the interest in the game can be improved.
なお、この実施の形態では、特殊演出としての先読み予告演出を複数変動にわたって連続して実行する場合を示したが、必ずしも先読み予告演出を連続演出として実行する必要はなく、先読み予告演出を複数変動において間欠的に実行するようにしてもよい。そのように構成した場合であっても、その間欠的に実行される先読み予告演出のトータルの実行期間の長さに応じて、大当りの発生割合や大当り遊技終了後の高確率/高ベース状態への移行割合を異ならせるようにすればよい。 In this embodiment, the case where the pre-reading notice effect as the special effect is continuously executed over a plurality of variations is shown, but it is not always necessary to execute the pre-reading notice effect as the continuous effect, and the pre-reading notice effect is varied according to a plurality of variations. May be executed intermittently. Even in such a configuration, depending on the length of the total execution period of the pre-reading notice effect that is executed intermittently, the probability of jackpot occurrence and the high probability / high base state after the jackpot game ends What is necessary is just to make it different in the migration rate of.
また、この実施の形態では、特殊演出の実行回数が多くなるに従って、確変大当りの特殊演出の実行割合が最も高く、次に通常大当りの特殊演出の実行割合が高く、はずれの特殊演出実行割合が最も低い場合を示しているが、このような態様にかぎられない。例えば、確変大当りと通常大当りとを区別することなく、大当りとなるときには全体的に、はずれとなる場合と比較して、多くの実行回数にわたって特殊演出が実行されるようにしてもよい。そのように構成しても、特殊演出の実行回数が多くなるに従って大当りに対する期待度(信頼度)が高くなるとともに、大当りに対する期待度が高まれば相対的に確変大当りとなって確変状態に制御される期待も高まるのであるから、特殊演出の実行回数が多くなるに従って確変状態に制御されることに対する期待度も高めることができる。 Further, in this embodiment, as the number of executions of special effects increases, the execution ratio of special effects for probability variation jackpots is the highest, and then the execution ratio of special effects for normal jackpots is the highest, and the special effect execution ratio of outliers is Although the lowest case is shown, it is not limited to such an embodiment. For example, the special effect may be executed many times as many times as compared with the case where the big hit is made without distinguishing between the probable big hit and the normal big hit. Even in such a configuration, as the number of executions of special effects increases, the degree of expectation (reliability) for the big hit increases, and if the degree of expectation for the big hit increases, the probability is controlled to be a probabilistic big hit. Therefore, as the number of executions of special effects increases, the degree of expectation for being controlled in a probable state can be increased.
また、この実施の形態では、特殊演出として、高確率/高ベース状態中と全く同様の演出(本例では、高確率/高ベース状態と全く同様の表示色(例えば、赤色)の背景画面に変更)を実行する場合を示しているが、必ずしも高確率/高ベース状態中と全く同様の演出でなくてもよい。例えば、高確率/高ベース状態中の演出と一部が同じで他の一部が異なっていたり、細部で見ると同じ部分はないが全体を通してみると高確率/高ベース状態中の演出と似た態様となっているものなど、遊技者が同様の演出態様であると認識できるものであればよい。 Also, in this embodiment, as a special effect, the background screen of the same display color (for example, red) as that in the high probability / high base state (in this example, the same color as in the high probability / high base state) (Change) is shown, but it is not necessarily the same effect as in the high probability / high base state. For example, some of the performance is the same as the performance in the high probability / high base state, and some of the others are different, or the details are not the same, but the overall performance is similar to the performance in the high probability / high base state It is sufficient that the player can recognize that it is in the same effect mode, such as those in the above mode.
また、この実施の形態では、特殊演出が演出表示装置9上の演出(液晶表示画面上の演出)として実行される場合を示したが、このような態様にかぎらず、例えば、枠LED28などのLED・ランプを点灯または点滅させる演出、スピーカ27から所定の演出音を出力する演出、または液晶表示画面上の演出や、LED・ランプを用いた演出、スピーカ27を用いた演出のいずれか複数もしくは全てを複合させた演出など、様々な特殊演出の態様が考えられる。
Further, in this embodiment, the case where the special effect is executed as the effect on the effect display device 9 (the effect on the liquid crystal display screen) is shown. However, the present invention is not limited to this mode. An effect of lighting or blinking the LED / lamp, an effect of outputting a predetermined effect sound from the
また、この実施の形態によれば、特殊演出として先読み予告演出を実行可能であり、「通常大当り」や「確変大当り」の入賞時判定結果にもとづいて特殊演出を実行する場合には、「はずれ」の入賞時判定結果にもとづいて特殊演出を実行する場合と比較して、特殊演出を長い演出期間実行する。具体的には、図55に示すように、「通常大当り」や「確変大当り」の場合には、多くの変動にわたって先読み予告演出を実行する。そのため、特殊演出の演出期間が長くなるに従って期待感を向上させることができ、特殊演出の演出効果を向上させることができる。 In addition, according to this embodiment, a pre-reading notice effect can be executed as a special effect. When a special effect is executed based on a winning judgment result of “ordinary big hit” or “probable big hit”, Compared to the case where the special effect is executed based on the determination result at the time of winning, the special effect is executed for a longer effect period. Specifically, as shown in FIG. 55, in the case of “normal big hit” or “probable big hit”, the pre-reading notice effect is executed over many fluctuations. Therefore, the expectation can be improved as the effect period of the special effect becomes longer, and the effect of the special effect can be improved.
なお、この実施の形態では、複数の実行回数にわたって実行される特殊演出として先読み予告演出を実行する場合を示したが、先読み予告演出にかぎらず、例えば、特殊演出として擬似連演出を実行するように構成してもよい。この場合、例えば、擬似連中の多くの再変動にわたって特殊演出が実行されるに従って、大当りに対する期待度(信頼度)や、確変大当りとなることに対する期待度(信頼度)が高くなるようにすればよい。 In this embodiment, a case is shown in which a pre-reading notice effect is executed as a special effect executed over a plurality of execution times. However, for example, a pseudo-continuous effect is executed as a special effect. You may comprise. In this case, for example, as the special effects are executed over many re-variations in the pseudo-series, the expectation degree (reliability) for the big hit and the expectation degree (reliability) for becoming a probable big hit increase. Good.
また、この実施の形態によれば、特別演出状態(高確率/高ベース状態に制御され、高確率/高ベース状態に応じた表示色(本例では、赤色)の背景画面に変更している状態)に制御されているときに特定リーチ演出(本例では、特定リーチ態様のリーチ演出)を実行可能であるとともに、特殊演出(先読み予告演出や背景演出)が実行されているときに特定リーチ演出と同様のリーチ演出を実行可能である。そのため、特殊演出とリーチ演出とを関連付けることができ、特殊演出の演出効果を向上させることができる。 Further, according to this embodiment, the special rendering state (controlled to a high probability / high base state and changed to a background screen of a display color (in this example, red) corresponding to the high probability / high base state) The specific reach effect (in this example, the reach effect of the specific reach mode) can be executed while the special effect (the pre-reading notice effect and the background effect) is being executed. The reach production similar to the production can be executed. Therefore, the special effect and the reach effect can be associated, and the effect of the special effect can be improved.
なお、この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100側でリーチ態様を決定する場合を示しているが、遊技制御用マイクロコンピュータ560側で決定するようにしてもよい。この場合、例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560側で特定リーチ態様とするか否かを決定して、リーチ態様の決定結果も特定可能な変動パターンコマンドを送信するようにしてもよい。
In this embodiment, the reach mode is determined on the side of the
また、この実施の形態によれば、可変入賞手段(本例では、可変入賞球装置15)が有利状態(本例では、5.8秒間の長期開放状態)となって始動領域(本例では、第2始動入賞口14)を遊技球が通過したことにもとづいて実行される変動表示において特殊演出を実行可能である。具体的には、低確率/低ベース状態に制御されているときに第2特別図柄の変動表示が実行される場合に背景演出を実行する。そのため、特殊演出の実行契機に注目させることができ、遊技に対する興趣を向上させることができる。 In addition, according to this embodiment, the variable winning means (in this example, the variable winning ball device 15) is in an advantageous state (in this example, a long-term open state of 5.8 seconds), and the starting region (in this example). The special effect can be executed in the variable display executed based on the passing of the game ball through the second start winning opening 14). Specifically, the background effect is executed when the variable display of the second special symbol is executed when the low probability / low base state is controlled. Therefore, attention can be paid to the execution opportunity of special effects, and the interest in games can be improved.
なお、この実施の形態では、低確率/低ベース状態に制御されているときに、第1特別図柄の変動表示が実行される場合であっても特殊演出(先読み予告演出や背景演出)が実行される場合があるように構成しているが(ステップS8005〜S8008,S8013〜S8016参照)、第2特別図柄の変動表示が実行される場合にのみ特殊演出(背景演出)を実行可能に構成してもよい。 In this embodiment, when the low probability / low base state is controlled, a special effect (pre-reading notice effect or background effect) is executed even when the variable display of the first special symbol is executed. (See steps S8005 to S8008 and S8013 to S8016), but the special effect (background effect) can be executed only when the variable display of the second special symbol is executed. May be.
また、この実施の形態では、低確率/低ベース状態に制御されているときにのみ特殊演出(先読み予告演出や背景演出)を実行可能に構成する場合を示しているが、高ベース状態であっても特殊演出を実行可能に構成してもよい。この場合、例えば、高ベース状態に制御されている場合であっても、この実施の形態と同様の処理に従って特殊演出として先読み予告演出をや背景演出を決定して実行するようにしてもよい。 Further, in this embodiment, a case is shown in which a special effect (a pre-reading notice effect and a background effect) can be executed only when the low probability / low base state is controlled. However, the special effect may be configured to be executable. In this case, for example, even when the high base state is controlled, the pre-reading notice effect or the background effect may be determined and executed as a special effect according to the same processing as in this embodiment.
また、この実施の形態では、低確率/低ベース状態で可変入賞球装置15が開放される場合に5.8秒の長期開放が行われる場合を示しているが、5.8秒などの長期開放に加えて、例えば、0.1秒などの短期開放が行われる場合もあるように構成してもよい。そして、そのように構成した場合に、可変入賞球装置15が短期開放状態であるときに第2始動入賞口14に遊技球が入賞したことにもとづいて実行される変動表示においてのみ特殊演出を実行するように構成してもよい。
In this embodiment, a case where a long-term release of 5.8 seconds is performed when the variable winning
また、この実施の形態では、低確率/低ベース状態に制御されているときに第2特別図柄の変動表示が実行される場合(可変入賞球装置15の5.8秒間の長期開放中に始動入賞した場合)に必ず特殊演出(背景演出)を実行する場合を示したが、必ずしも100%の割合で特殊演出を実行する場合にかぎらず、例えば、乱数にもとづく抽選を行って、可変入賞球装置15の5.8秒間の長期開放中に始動入賞した場合の一部について特殊演出(背景演出)を実行するように構成してもよい。
Further, in this embodiment, when the variable display of the second special symbol is executed when the low probability / low base state is controlled (starting during the long-term opening of the variable winning
また、この実施の形態では、第2特別図柄の変動表示が実行される場合には、第1特別図柄の変動表示が実行される場合と比較して、高確率/低ベース状態に制御される突然確変大当りよりも、高確率/高ベース状態に制御される確変大当りの割合が高くなっている(図8(D),(E)参照)。従って、この実施の形態では、第2特別図柄の変動表示が実行されるときに特殊演出が実行されて大当りとなった場合には、特殊演出が実行されずに大当りとなった場合と比較して、大当り遊技終了後に高ベース状態に制御される割合が高い。 Further, in this embodiment, when the variation display of the second special symbol is executed, the high probability / low base state is controlled as compared with the case where the variation display of the first special symbol is executed. The ratio of probability variation big hits controlled to a high probability / high base state is higher than sudden probability big hits (see FIGS. 8D and 8E). Therefore, in this embodiment, when the special effect is executed and the big hit is made when the variation display of the second special symbol is executed, compared with the case where the special effect is not executed and the big win is obtained. Therefore, the ratio of being controlled to the high base state after the big hit game is finished is high.
なお、第1特別図柄の変動表示を実行する場合と第2特別図柄の変動表示を実行する場合とで大当り種別の割り振りを同じとしてもよい。そして、この場合、例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、高ベース状態に移行される種別の大当りとなったときに(例えば、確変大当りとなったときに)、高ベース状態に移行されない種別の大当りとなったとき(例えば、突然確変大当りとなったとき)よりも、高い割合で特殊演出(背景演出)を実行するように構成してもよい。
Note that the allocation of the jackpot type may be the same when the variable display of the first special symbol is executed and when the variable display of the second special symbol is executed. In this case, for example, the
また、この実施の形態によれば、通常状態(本例では、低ベース状態)において可変入賞手段(本例では、可変入賞球装置15)が有利状態(本例では、5.8秒間の長期開放状態)となったときに、可変入賞手段が有利状態であることを報知する(本例では、第1所定演出を実行可能である)。そして、客待ちデモンストレーション表示を終了した後に第1所定演出による報知を制限する(ステップS755,S757参照)。そのため、遊技が行われていないにもかかわらず有利状態に制御されていることの報知が行われてしまうことを防止することができる。 Further, according to this embodiment, the variable winning means (in this example, the variable winning ball device 15) is in the advantageous state (in this example, a long period of 5.8 seconds) in the normal state (in this example, the low base state). When the open state is reached, the fact that the variable winning means is in an advantageous state is notified (in this example, the first predetermined effect can be executed). Then, after the customer waiting demonstration display ends, the notification by the first predetermined effect is limited (see steps S755 and S757). Therefore, it is possible to prevent notification that the game is controlled to be in an advantageous state even though no game is being performed.
実施の形態2.
第1の実施の形態では、演出表示装置9における背景画面を変更する態様の先読み予告演出を実行する場合を示したが、第1の実施の形態で示した構成に組み合わせて、保留表示の表示態様を通常とは異ならせる態様の先読み演出を実行可能に構成してもよい。以下、保留表示の表示態様を通常とは異ならせる態様の先読み演出を実行可能に構成した第2の実施の形態について説明する。
In the first embodiment, the case of executing the pre-reading notice effect in the aspect of changing the background screen in the
なお、この実施の形態において、第1の実施の形態と同様の構成および処理をなす部分についてはその詳細な説明を省略し、主として第1の実施の形態と異なる部分について説明する。 Note that in this embodiment, detailed description of the parts having the same configuration and processing as those of the first embodiment will be omitted, and parts different from those of the first embodiment will be mainly described.
この実施の形態では、演出制御用CPU101は、例えば、演出制御プロセス処理において、図42に示した処理に加えて、保留表示の表示態様を通常とは異ならせる態様の先読み演出を決定するための先読み演出決定処理を実行する。また、この実施の形態では、第1の実施の形態で示した第1保留記憶表示部18cおよび第2保留記憶表示部18dに代えて、合算保留記憶数を表示する合算保留記憶表示部を備えるものとする。また、第1の実施の形態では、第2特別図柄の変動表示を第1特別図柄の変動表示に対して優先して実行する場合を示したが、この実施の形態では、第1始動入賞口13および第2始動入賞口14への始動入賞順に第1特別図柄の変動表示および第2特別図柄の変動表示を実行するものとする。
In this embodiment, for example, in the effect control process, the
図66は、第2の実施の形態における先読み演出決定処理を示すフローチャートである。先読み演出決定処理において、演出制御用CPU101は、先読み演出の実行が制限されていることを示す先読み演出制限フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS67101)。なお、先読み演出制限フラグは、後述するステップS67111においてセットされる。先読み演出制限フラグがセットされていれば、演出制御用CPU101は、合算保留記憶表示部において、最新の保留記憶に対応する新たな保留表示を通常態様で表示する(ステップS67116)。例えば、合算保留記憶表示部の1つ目〜5つ目の保留表示が表示されていた場合には、演出制御用CPU101は、6つ目の保留表示を通常態様で表示するように制御する。
FIG. 66 is a flowchart showing prefetch effect determination processing in the second embodiment. In the prefetch effect determining process, the
先読み演出制限フラグがセットされていなければ、演出制御用CPU101は、入賞時判定結果記憶バッファ(図40に示した始動入賞時コマンド格納領域に相当)が記憶する過去の入賞時判定結果(今回受信した入賞時判定結果指定コマンド(図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンドに相当)に示される入賞時判定結果を除く)を全て抽出する(ステップS67102)。
If the pre-reading effect restriction flag is not set, the
次いで、演出制御用CPU101は、抽出した入賞時判定結果が全て「非リーチ」を示す判定結果であるか否かを確認する(ステップS67103)。この実施の形態では、演出制御用CPU101は、ステップS67103において、抽出した入賞時判定結果が、全て変動パターンが「短縮非リーチはずれ」または「非リーチはずれ」になることを示す値であるか否かを判定する(すなわち、リーチを伴わないはずれ変動となるか否かを確認する)。
Next, the
ステップS67103において抽出した入賞時判定結果が全て「非リーチ」を示す判定結果である場合には、演出制御用CPU101は、ステップS67104に移行する。一方、抽出した入賞時判定結果が全て「非リーチ」を示す判定結果でない場合には、演出制御用CPU101は、合算保留記憶表示部において、最新の保留記憶に対応する新たな保留表示を通常態様で表示する(ステップS67116)。すなわち、この実施の形態では、リーチ演出を伴う変動表示が行われる保留記憶がある場合には、新たに受信した入賞時判定結果指定コマンドにもとづいて先読み演出を実行しないように構成されている。なお、図66に示す例に限らず、リーチ演出を伴う変動表示が行われる保留記憶がある場合であっても、新たに受信した入賞時判定結果指定コマンドにもとづいて先読み演出を実行するようにしてもよい。
If all the winning determination results extracted in step S67103 are determination results indicating “non-reach”, the
ステップS67104では、演出制御用CPU101は、入賞時判定結果記憶バッファが記憶する最新の入賞時判定結果(今回受信した入賞時判定結果指定コマンドに示される入賞時判定結果)を抽出し、抽出した入賞時判定結果にもとづいて、先読み演出を実行するか否かを決定する(ステップS67104)。
In step S67104, the
この実施の形態では、演出制御用CPU101は、図67(A)に示す先読み演出実行決定テーブルを用いて、先読み演出を実行するか否かを決定する。
In this embodiment, the
図67(A)は、第2の実施の形態における先読み演出実行決定テーブルを示す説明図である。先読み演出実行決定テーブルには、入賞時判定結果ごとに決定事項(「先読み演出を実行する」または「先読み演出を実行しない」)に対応する判定値が割り当てられているが、図67(A)に示す例では、説明を簡略化するために、割り当てられた判定値の割合が示されている。演出制御用CPU101は、例えば、先読み演出を実行するか否かを決定するための乱数を抽出し、抽出した乱数に一致する判定値が割り当てられている決定事項(「先読み演出を実行する」または「先読み演出を実行しない」)に決定する。従って、図67(A)に示す例では、各入賞時判定結果における「先読み演出を実行する」と「先読み演出を実行しない」とに対応する数値は、決定事項として「先読み演出を実行する」または「先読み演出を実行しない」が選択される割合(%)を示している。
FIG. 67A is an explanatory diagram illustrating a prefetch effect execution determination table according to the second embodiment. In the pre-reading effect execution determination table, a determination value corresponding to a determination item (“execute a pre-reading effect” or “not execute a pre-reading effect”) is assigned to each determination result at the time of winning, but FIG. 67 (A). In the example shown, the ratio of the assigned determination value is shown to simplify the explanation. The
なお、この実施の形態では、図67(A)に示す先読み演出実行決定テーブルの他に、図67(B)に示す最終表示態様決定テーブル、図68に示す先読み演出パターン決定テーブル、図69に示す先読み演出変化タイミング決定テーブルおよび図70に示す示唆演出態様決定テーブルについても、実際には判定値が割り当てられているが、説明を簡略化するために割り当てられた判定値の割合が示されている。また、それらのテーブルが用いられる後述するステップS67106、S67107、S67108、S67110、S67115においても、ステップS67104と同様に、演出制御用CPU101は、例えば、最終表示態様、先読み演出パターン、変化タイミング(シフト回数)または示唆演出の演出態様を決定するための乱数を抽出し、抽出した乱数に一致する判定値が割り当てられている事項に決定する。
In this embodiment, in addition to the pre-reading effect execution determination table shown in FIG. 67 (A), the final display mode determination table shown in FIG. 67 (B), the pre-reading effect pattern determination table shown in FIG. The prefetch effect change timing determination table shown and the suggested effect mode determination table shown in FIG. 70 are also actually assigned determination values, but the ratio of the determination values assigned is shown to simplify the description. Yes. Also in steps S67106, S67107, S67108, S67110, and S67115, which will be described later, in which those tables are used, as in step S67104, the
ステップS67104では、演出制御用CPU101は、抽出した最新の入賞時判定結果にもとづいて、図67(A)に示す先読み演出実行決定テーブルにおいて入賞時判定結果ごとに定められた割合で、先読み演出を実行するか否かを決定する。例えば、入賞時判定結果で「短縮非リーチはずれ」であることが示されているときには、演出制御用CPU101は、100%の割合で先読み演出を実行しないと決定する。また、例えば、入賞時判定結果で「擬似連3スーパー当り」であることが示されているときには、演出制御用CPU101は、99%の割合で先読み演出を実行すると決定する。
In step S67104, the
図67(A)に示す先読み演出実行決定テーブルにおいて特徴的なことは、表示結果が「はずれ」である場合に比べて、表示結果が「通常大当り」または「確変大当り」である場合の方が、先読み演出が実行される割合が高くなるように判定値が設定されていることである。また、図67(A)に示す先読み演出実行決定テーブルにおいて特徴的なことは、同じ表示結果であっても、期待度が高いリーチ演出が行われる方が(例えばノーマルリーチよりもスーパーリーチが行われる方が)、先読み演出が実行される割合が高くなるように判定値が設定されていることである。このような特徴を備えていることによって、先読み演出が実行されたときには、先読み演出が実行されないときに比べて、予告対象の変動表示において大当りが発生する割合を高くすることや、大当りとなる期待度が高いリーチ演出が行われる割合を高くすることができる。従って、先読み演出が実行されることに対して遊技者に期待感を持たせることができる。 In the prefetch effect execution determination table shown in FIG. 67A, the characteristic is that the display result is “normal big hit” or “probability big hit” compared to the case where the display result is “out of place”. The determination value is set so that the rate at which the pre-reading effect is executed increases. In addition, what is characteristic in the prefetch effect execution determination table shown in FIG. 67A is that a reach effect with a high degree of expectation is performed even if the display result is the same (for example, super reach is performed rather than normal reach). The determination value is set so that the rate at which the pre-reading effect is executed increases. By having such a feature, when the pre-reading effect is executed, it is expected that the ratio of occurrence of the big hit in the variable display of the notice target is increased and the big hit is expected compared with the case where the pre-reading effect is not executed. It is possible to increase the rate at which a high reach production is performed. Accordingly, it is possible to give the player a sense of expectation that the pre-reading effect is executed.
なお、図67(A)に示す例では、入賞時判定結果で「非リーチはずれ」である場合にも1%の割合で先読み演出を実行すると決定されるが、「非リーチ」(「短縮非リーチはずれ」または「非リーチはずれ」)の場合には、先読み演出を実行すると決定されないようにしてもよい。また、図67(A)に示す例では、入賞時判定結果で示される変動パターンごとに先読み演出を実行するか否かを決定するための判定値(割合)が設定されているが、例えば、表示結果ごと(例えば、「はずれ」、「通常大当り」もしくは「確変大当り」または「突然確変大当り」もしくは「小当り」)に先読み演出を実行するか否かを決定するための判定値(割合)が設定されていてもよい。 In the example shown in FIG. 67A, it is determined that the pre-reading effect is executed at a rate of 1% even when the determination result at the time of winning is “non-reach out”, but “non-reach” (“short non-reach” In the case of “reach out” or “non-reach out”), it may not be determined to execute the pre-reading effect. In the example shown in FIG. 67 (A), a determination value (ratio) for determining whether or not to perform the pre-reading effect is set for each variation pattern indicated by the determination result at the time of winning. For example, Judgment value (ratio) for determining whether to perform the pre-reading effect for each display result (for example, “out of”, “normal big hit” or “probable big hit”, “suddenly probable big hit” or “small hit”) May be set.
次いで、演出制御用CPU101は、先読み演出を実行すると決定した場合には(ステップS67105のY)、ステップS67105aに移行する。一方、先読み演出を実行しないと決定した場合には(ステップS67105のN)、演出制御用CPU101は、合算保留記憶表示部において、最新の保留記憶に対応する新たな保留表示を通常態様で表示する(ステップS67116)。
Next, when the
ステップS67105aでは、演出制御用CPU101は、先読み演出の対象となる保留表示を特定するための演出用合算保留記憶数カウンタに、合算保留記憶数をセットする(ステップS67105a)。演出用合算保留記憶数カウンタの値は、飾り図柄変動開始処理のステップS1802aにおいて1減算され、ステップS1811において、先読み演出の対象となる保留表示を特定するために用いられる。例えば、演出用合算保留記憶数カウンタの値が4である場合には、合算保留記憶表示部の4つ目の保留表示の表示態様を変化させる先読み演出が実行される。なお、この実施の形態では、合算保留記憶数は、第1保留記憶数カウンタの値と第2保留記憶数カウンタの値とを合算することで求められる。
In step S67105a, the
次いで、演出制御用CPU101は、先読み演出において、予告対象となる変動表示(保留情報)に対応する保留表示を、最終的にどの表示態様で表示するかを決定する(ステップS67106)。この実施の形態では、保留表示の表示態様として、通常態様の他に、特殊態様、第1特別態様および第2特別態様が設けられている。ただし、後述するように、特殊態様で表示された保留表示は、その保留表示に対応する保留情報にもとづく変動表示が開始されるまでに、特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化して表示される。従って、ステップS67106では、最終的な表示態様は第1特別態様または第2特別態様のいずれかに決定される。以下、第1特別態様と第2特別態様とを特別態様と総称することがある。
Next, the
図67(B)は、第2の実施の形態における最終表示態様決定テーブルを示す説明図である。ステップS67106において、演出制御用CPU101は、図67(B)に示す最終表示態様決定テーブルを用いて、最終的にどの表示態様で表示するか(以下、最終表示態様ともいう)を決定する。具体的には、抽出した最新の入賞時判定結果にもとづいて、最終表示態様決定テーブルにおいて入賞時判定結果(変動表示の表示結果)ごとに定められた割合で、最終表示態様を決定する。例えば、入賞時判定結果で変動表示の表示結果が「はずれ」であることが示されている場合には、演出制御用CPU101は、80%の割合で最終表示態様を第1特別態様に決定する。また、例えば、入賞時判定結果で変動表示の表示結果が「通常大当り」または「確変大当り」であることが示されている場合には、演出制御用CPU101は、80%の割合で最終表示態様を第2特別態様に決定する。
FIG. 67B is an explanatory diagram illustrating a final display mode determination table according to the second embodiment. In step S67106, the
図67(B)に示す最終表示態様決定テーブルにおいて特徴的なことは、表示結果が「はずれ」である場合に比べて、表示結果が「通常大当り」または「確変大当り」である場合の方が、第2特別態様に決定される割合が高くなるように判定値が設定されていることである。このような特徴を備えていることによって、保留表示が第2特別態様で表示されたときには、第1特別態様で表示されたときに比べて、予告対象の変動表示において大当りが発生する割合を高くすることができる。従って、第1特別態様よりも第2特別態様で表示された方が大当りとなる期待度を高くすることができ、先読み演出が実行されたときに、保留表示がどの表示態様で表示されるかについて着目させることができる。 A characteristic of the final display mode determination table shown in FIG. 67B is that the display result is “normal big hit” or “probability big hit” compared to the case where the display result is “out of place”. The determination value is set so that the ratio determined in the second special mode is high. By having such a feature, when the hold display is displayed in the second special mode, the ratio of occurrence of the big hit in the variable display of the notice target is higher than when the hold display is displayed in the first special mode. can do. Therefore, it is possible to increase the degree of expectation that a big hit is displayed in the second special mode rather than the first special mode, and in which display mode the hold display is displayed when the pre-reading effect is executed. Can be focused on.
なお、図67(B)に示す例では、入賞時判定結果で示される表示結果ごと(「はずれ」、「通常大当り」もしくは「確変大当り」または「突然確変大当り」もしくは「小当り」)に最終表示態様を決定するための判定値(割合)が設定されているが、例えば、図67(A)の先読み演出実行決定テーブルと同様に、入賞時判定結果で示される変動パターンごとに最終表示態様を決定するための判定値(割合)が設定されていてもよい。そのようにすることで、保留表示が第2特別態様で表示されたときに、予告対象の変動表示において大当りが発生する割合を高くすることの他に、期待度が高いリーチ演出が行われる割合も高くすることができる。 In the example shown in FIG. 67 (B), the final display results (“out”, “normal big hit” or “probable big hit”, “suddenly probable big hit” or “small win”) are displayed for each display result shown in the winning determination result. Although the determination value (ratio) for determining the display mode is set, for example, in the same manner as the pre-reading effect execution determination table in FIG. A determination value (ratio) for determining the value may be set. By doing so, when the hold display is displayed in the second special mode, in addition to increasing the ratio of occurrence of jackpots in the variable display of the notice target, the ratio of the high-reach reach effect Can also be high.
また、この実施の形態では、最終表示態様として第1特別態様と第2特別態様との2種類の表示態様が設けられているが、これに限らず、3種類以上の表示態様を設け、それぞれ期待度が異なる(表示結果に応じて選択される割合が異なる)ようにしてもよい。 In this embodiment, two types of display modes, the first special mode and the second special mode, are provided as the final display mode, but not limited to this, three or more types of display modes are provided, The degree of expectation may be different (the ratio selected according to the display result is different).
次いで、演出制御用CPU101は、先読み演出の演出パターン(以下、先読み演出パターンともいう)を決定する(ステップS67107)。
Next, the
この実施の形態では、先読み演出パターンとして、第1先読み演出パターンと第2先読み演出パターンとが設けられている。第1先読み演出パターンでは、予告対象の変動表示(保留情報)に対応する保留表示が、一旦特殊態様で表示されることなく、第1特別態様または第2特別態様で表示される。なお、第1先読み演出パターンは、始動入賞のタイミングで予告対象の変動表示(保留情報)に対応する保留表示が第1特別態様または第2特別態様で表示されるものと、予告対象の変動表示(保留情報)が開始されるまでの任意のシフトタイミングで予告対象の変動表示(保留情報)に対応する保留表示が通常態様から第1特別態様または第2特別態様に変化して表示されるものとを含む。一方、第2先読み演出パターンでは、予告対象の変動表示に対応する保留表示が、始動入賞のタイミングで特殊態様で表示され、その予告対象の変動表示が開始されるまでの任意のシフトタイミングで、特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化して表示される。 In this embodiment, a first prefetch effect pattern and a second prefetch effect pattern are provided as prefetch effect patterns. In the first look-ahead effect pattern, the hold display corresponding to the change display (hold information) to be notified is displayed in the first special mode or the second special mode without being displayed once in the special mode. Note that the first look-ahead effect pattern includes a display in which the hold display corresponding to the change display (hold information) for the advance notice is displayed in the first special mode or the second special form at the timing of the start winning prize, and the change display of the advance notice target. The hold display corresponding to the fluctuating display (hold information) to be notified is changed from the normal mode to the first special mode or the second special mode at any shift timing until the (hold information) starts. Including. On the other hand, in the second look-ahead effect pattern, the hold display corresponding to the variation display of the advance notice target is displayed in a special manner at the timing of the start winning prize, and at any shift timing until the advance display of the advance notice subject is changed, The display is changed from the special mode to the first special mode or the second special mode.
なお、第2先読み演出パターンにおいて、始動入賞のタイミングで直ちに特殊態様で表示するのではなく、始動入賞のタイミングでは通常態様の保留表示を表示しておき、その後、保留表示のシフトのタイミングや所定期間が経過したタイミングで通常態様から特殊態様に変化させるようにしてもよい。そして、その後、さらに保留表示がシフトしたタイミングや所定期間が経過したタイミングで特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化させるようにしてもよい。 In the second look-ahead effect pattern, instead of immediately displaying the special mode at the timing of the start winning prize, the normal mode hold display is displayed at the timing of the start winning prize, and then the timing of shifting the hold display or a predetermined value is displayed. You may make it change from a normal mode to a special mode at the timing when the period passed. Then, the special mode may be changed to the first special mode or the second special mode at the timing when the hold display is further shifted or when the predetermined period has passed.
図68は、第2の実施の形態における先読み演出パターン決定テーブルを示す説明図である。ステップS67107において、演出制御用CPU101は、先読み演出パターン決定テーブルと合算保留記憶数とにもとづいて、先読み演出パターンを決定する。具体的には、演出制御用CPU101は、抽出した最新の入賞時判定結果によって示される変動表示の表示結果が当り(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)である場合、図68(A)に示す当り時先読み演出パターン決定テーブルを用いる。そして、演出制御用CPU101は、図68(A)に示す当り時先読み演出パターン決定テーブルにおいて合算保留記憶数ごとに定められた割合で、先読み演出パターンを第1先読み演出パターンと第2先読み演出パターンとのいずれかに決定する。
FIG. 68 is an explanatory diagram showing a prefetch effect pattern determination table in the second embodiment. In step S67107, the
また、演出制御用CPU101は、抽出した最新の入賞時判定結果によって示される変動表示の表示結果が「はずれ」である場合、図68(B)に示す当り時先読み演出パターン決定テーブルを用いる。そして、演出制御用CPU101は、図68(B)に示すはずれ時先読み演出パターン決定テーブルにおいて合算保留記憶数ごとに定められた割合で、先読み演出パターンを第1先読み演出パターンと第2先読み演出パターンとのいずれかに決定する。
Further, the
例えば、入賞時判定結果によって示される変動表示の表示結果が当り(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)であり、合算保留記憶数が2である場合には、演出制御用CPU101は、先読み演出パターンを、35%の割合で第1先読み演出パターンに、65%の割合で第2先読み演出パターンに決定する。また、例えば、入賞時判定結果によって示される変動表示の表示結果が「はずれ」であり、合算保留記憶数が2である場合には、演出制御用CPU101は、先読み演出パターンを、65%の割合で第1先読み演出パターンに、35%の割合で第2先読み演出パターンに決定する。
For example, the display result of the variable display indicated by the determination result at the time of winning is a hit (for example, “normal jackpot”, “probable big hit”, “suddenly probable big hit” or “small hit”), and the total number of pending storage is 2. In some cases, the
図68に示す先読み演出パターン決定テーブルにおいて特徴的なことは、変動表示の表示結果が「はずれ」である場合に比べて、変動表示の表示結果が当り(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)である場合の方が、第2先読み演出パターンに決定される割合が高くなるように判定値が設定されていることである。このような特徴を備えていることによって、第2先読み演出パターンで先読み演出が行われたとき(すなわち始動入賞時に保留表示が特殊態様で表示され、その後、特別態様に変化して表示されるとき)には、第1先読み演出パターンで先読み演出が行われたとき(すなわち保留表示が一旦特殊態様で表示されることなく特別態様で表示されたとき)に比べて、予告対象の変動表示において当りが発生する割合を高くすることができる。また、変動表示の表示結果が「通常大当り」または「確変大当り」の場合には、最終表示態様が第2特別態様に決定される割合が高いため、第2先読み演出パターンで先読み演出が行われたとき(すなわち始動入賞時に保留表示が特殊態様で表示され、その後、特別態様に変化して表示されるとき)には、特殊態様で表示された保留表示が、第1特別態様よりも大当りとなる期待度が高い第2特別態様に変化する割合が高くなる。従って、先読み演出がどの先読み演出パターンで実行されるかについて着目させることができる。また、第2先読み演出パターンで先読み演出が行われたとき(すなわち始動入賞時に保留表示が特殊態様で表示されたとき)には、特殊態様で表示された保留表示が第1特別態様よりも期待度が高い第2特別態様に変化しやすいため、期待感を高めることができ、遊技興趣を向上させることができる。また、この実施の形態では、特殊態様で表示された保留表示は、その保留表示(保留情報)に対応する変動表示が開始されるまでに、第1特別態様または第2特別態様に変化して表示されるため、保留表示が特殊態様で表示されてから特別態様に変化するまで、期待感を持続させることができる。 The prefetch effect pattern determination table shown in FIG. 68 is characterized in that the display result of the variable display is hit (for example, “normal big hit”, “probability big hit” compared to the case where the display result of the variable display is “out of”. ”,“ Suddenly probable big hit ”or“ Small hit ”), the determination value is set so that the ratio determined in the second look-ahead effect pattern is higher. By having such a feature, when a pre-reading effect is performed with the second pre-reading effect pattern (that is, when the hold display is displayed in a special mode at the time of start winning, and then changed to a special mode and displayed) ) In the variable display of the notice target compared to when the prefetch effect is performed in the first prefetch effect pattern (that is, when the hold display is displayed in the special mode without being displayed once in the special mode). The rate of occurrence of can be increased. In addition, when the display result of the variable display is “normal big hit” or “probable big hit”, since the final display mode is determined to be the second special mode, the pre-read effect is performed in the second pre-read effect pattern. (That is, when the hold display is displayed in a special mode at the time of winning the start, and then changed to a special mode and displayed), the hold display displayed in the special mode is a big hit than the first special mode. The rate of change to the second special mode having a high expectation level becomes high. Therefore, attention can be paid to which prefetch effect pattern is used for the prefetch effect. Further, when the pre-reading effect is performed in the second pre-reading effect pattern (that is, when the hold display is displayed in the special mode at the time of starting winning), the hold display displayed in the special mode is expected more than the first special mode. Since it is easy to change to the 2nd special mode with a high degree, a sense of expectation can be raised and game entertainment can be improved. Further, in this embodiment, the hold display displayed in the special mode changes to the first special mode or the second special mode until the variable display corresponding to the hold display (holding information) is started. Since it is displayed, the expectation can be maintained from when the hold display is displayed in a special mode until it changes to a special mode.
また、図68に示す先読み演出パターン決定テーブルにおいて特徴的なことは、合算保留記憶数が1の場合には、第2先読み演出パターンに決定されないように判定値が設定されていることである。この実施の形態では、第2先読み演出パターンにおいて、始動入賞時に特殊態様で表示された保留表示を、特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化して表示させるタイミングは、予告対象の変動表示が開始されるまでの任意のシフトタイミングである。しかし、合算保留記憶数が1の場合(すなわち予告対象の変動表示に対応する保留表示のみが表示される場合)には、保留表示のシフトが1回行われると、予告対象の変動表示に対応する保留表示は消去されてしまう。そのため、合算保留記憶数が1の場合には、シフトタイミングで予告対象の変動表示に対応する保留表示の表示態様を変化させることができない。従って、合算保留記憶数が1の場合には、第2先読み演出パターンに決定されないように判定値が設定されている。 In addition, what is characteristic in the prefetch effect pattern determination table shown in FIG. 68 is that, when the total pending storage number is 1, a determination value is set so as not to be determined as the second prefetch effect pattern. In this embodiment, in the second look-ahead effect pattern, the timing for displaying the hold display displayed in the special mode at the time of starting winning a prize is changed from the special mode to the first special mode or the second special mode. This is an arbitrary shift timing until the variable display is started. However, if the total number of pending storage is 1 (that is, only the pending display corresponding to the variable display of the notice target is displayed), if the hold display is shifted once, the variable display of the notice target is supported. The hold display to be erased. For this reason, when the total number of pending storage is 1, the display mode of the pending display corresponding to the noticed change display cannot be changed at the shift timing. Therefore, when the total pending storage number is 1, the determination value is set so that the second prefetch effect pattern is not determined.
なお、合算保留記憶数が1である場合であっても、第2先読み演出パターンを決定可能に構成してもよい。この場合、例えば、始動入賞のタイミングで特殊態様で保留表示を表示しておき、保留表示がシフトされるよりも前のタイミングで(例えば、特殊態様の保留表示の表示後2秒後などの極短い期間や、残り変動時間に応じた時間が経過したタイミングで)特殊態様から第1特別態様や第2特別態様に変化させるようにしてもよい。また、例えば、保留表示のシフト後も現在実行中の変動に応じた保留表示を表示可能に構成している場合(いわゆるアクティブ保留表示領域に保留表示を表示可能に構成している場合)には、そのアクティブ保留表示領域において特殊態様から第1特別態様や第2特別態様に変化させるようにしてもよい。 In addition, even if it is a case where the total pending storage number is 1, the second prefetch effect pattern may be determined. In this case, for example, the hold display is displayed in a special manner at the timing of the start winning prize, and at a timing before the hold display is shifted (for example, 2 seconds after the display of the hold display in the special form) You may make it change from a special mode to a 1st special mode and a 2nd special mode (at the time when the time according to the short period or remaining fluctuation time passed). In addition, for example, when the hold display according to the fluctuation currently being executed can be displayed even after the hold display is shifted (when the hold display can be displayed in the so-called active hold display area). In the active hold display area, the special mode may be changed to the first special mode or the second special mode.
なお、この実施の形態では、説明を簡略化するために、第1先読み演出パターンにおいて、保留表示が通常態様から第1特別態様または第2特別態様に変化して表示されるタイミングと、第2先読み演出パターンにおいて、保留表示が特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化して表示されるタイミングとを、予告対象の変動表示が開始されるまでの任意のシフトタイミングとしているが、これに限らず、他のタイミングであってもよい。例えば、予告対象の変動表示が開始されるまでに実行される変動表示中(1つの変動表示または複数の変動表示にまたがった期間)の任意のタイミングで表示態様を変化させるようにしてもよい。この場合には、例えば、合算保留記憶数が1の場合にも、第2先読み演出パターンに決定可能とし、始動入賞時に保留表示を特殊態様で表示し、その保留表示(保留情報)に対応する変動表示が開始されるまでに特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化して表示させるようにしてもよい。 In this embodiment, in order to simplify the description, in the first look-ahead effect pattern, the timing at which the hold display is changed from the normal mode to the first special mode or the second special mode, and the second In the pre-reading production pattern, the timing at which the hold display is changed from the special mode to the first special mode or the second special mode is set as an arbitrary shift timing until the change display of the notice target is started. However, the timing is not limited to this, and may be other timing. For example, the display mode may be changed at an arbitrary timing during the variation display (a period spanning one variation display or a plurality of variation displays) that is executed until the variation display of the notice target is started. In this case, for example, even when the total reserved memory number is 1, the second prefetch effect pattern can be determined, and the hold display is displayed in a special manner at the time of starting winning, and the hold display (hold information) corresponds to the hold display. The display may be changed from the special mode to the first special mode or the second special mode before the variable display is started.
なお、図68に示す例では、入賞時判定結果で示される表示結果が当りの場合(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)と「はずれ」の場合とに対応する先読み演出パターン決定テーブルがそれぞれ設けられているが、例えば、表示結果が当りであっても、「通常大当り」または「確変大当り」の場合と、「突然確変大当り」または「小当り」の場合とで、異なる割合でいずれかの先読み演出パターンに決定する先読み演出パターン決定テーブルを設けるようにしてもよい。また、例えば、図67(A)の先読み演出実行決定テーブルと同様に、入賞時判定結果で示される変動パターンごとに、異なる割合でいずれかの先読み演出パターンに決定する先読み演出パターン決定テーブルを設けるようにしてもよい。そのようにすることで、先読み演出が第1先読み演出パターンで実行されたときに、予告対象の変動表示において大当りが発生する割合を高くすることの他に、期待度が高いリーチ演出が行われる割合も高くすることができる。 In the example shown in FIG. 68, when the display result indicated by the winning determination result is a win (for example, “ordinary big hit”, “probable big hit”, “suddenly probable big hit” or “small win”) For example, even if the display result is a hit, the case of “normal big hit” or “probable big hit” and “suddenly probable big hit” or “ A prefetch effect pattern determination table for determining any one of the prefetch effect patterns at a different rate in the case of “small hit” may be provided. Further, for example, as with the pre-reading effect execution determination table in FIG. 67 (A), a pre-reading effect pattern determination table for determining any pre-reading effect pattern at a different ratio is provided for each variation pattern indicated by the winning determination result. You may do it. By doing so, when the pre-reading effect is executed with the first pre-reading effect pattern, a high-expectation reach effect is performed in addition to increasing the ratio of occurrence of big hits in the variable display of the notice target. The ratio can also be increased.
先読み演出パターンを決定すると、演出制御用CPU101は、予告対象の変動表示(保留情報)に対応する保留表示の表示態様を変化させる変化タイミング(本例では、保留表示のシフト回数)を決定し、決定した変化タイミング(シフト回数)を、変化タイミング(シフト回数)を特定するためのシフト回数カウンタにセットする(ステップS67108)。この実施の形態では、予告対象の変動表示(保留情報)に対応する保留表示の表示態様が変化するタイミングは、任意の保留表示のシフトタイミングである。従って、変化タイミング(シフト回数)を決定することによって、予告対象の変動表示に対応する保留表示に対して何回目のシフトが行われるタイミングで表示態様を変化させるかが決定される。例えば、変化タイミング(シフト回数)を2と決定すると、予告対象の変動表示に対応する保留表示に対して2回目のシフトが行われるタイミングで、その保留表示の表示態様を変化させる。
When the pre-read effect pattern is determined, the
図69は、第2の実施の形態における変化タイミング決定テーブルを示す説明図である。ステップS67108において、演出制御用CPU101は、変化タイミング決定テーブルと合算保留記憶数とにもとづいて、予告対象の変動表示に対応する保留表示の変化タイミング(シフト回数)を決定する。具体的には、演出制御用CPU101は、抽出した最新の入賞時判定結果によって示される変動表示の表示結果が当り(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)であり、ステップS67107で決定した先読み演出パターンが第1先読み演出パターンである場合に、図69(A)に示す当り時第1先読み演出変化タイミング決定テーブルを用いる。そして、演出制御用CPU101は、図69(A)に示す当り時第1先読み演出変化タイミング決定テーブルにおいて合算保留記憶数ごとに定められた割合で、予告対象の変動表示に対応する保留表示の変化タイミング(シフト回数)を0(入賞時)〜7のいずれかに決定する。
FIG. 69 is an explanatory diagram of a change timing determination table according to the second embodiment. In step S67108, the
なお、図69に示す例において、変化タイミング(シフト回数)が0であるということは、始動入賞のタイミングで保留表示が第1特別態様または第2特別態様で表示されることである。始動入賞のタイミングで第1特別態様または第2特別態様で保留表示を表示させる場合には、例えば、新たな保留表示を最初から第1特別態様または第2特別態様で表示することによって実現してもよいし、新たな保留表示を一旦通常態様で表示し、直後に第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示することによって実現してもよい。 In the example shown in FIG. 69, the fact that the change timing (number of shifts) is 0 means that the hold display is displayed in the first special mode or the second special mode at the start winning timing. When displaying the hold display in the first special mode or the second special mode at the timing of the start winning prize, for example, it is realized by displaying the new hold display from the beginning in the first special mode or the second special mode. Alternatively, it may be realized by displaying the new hold display once in the normal mode and immediately changing to the first special mode or the second special mode.
また、演出制御用CPU101は、抽出した最新の入賞時判定結果によって示される変動表示の表示結果が「はずれ」であり、ステップS67107で決定した先読み演出パターンが第1先読み演出パターンである場合に、図69(B)に示すはずれ時第1先読み演出変化タイミング決定テーブルを用いる。そして、演出制御用CPU101は、図69(B)に示すはずれ時第1先読み演出変化タイミング決定テーブルにおいて合算保留記憶数ごとに定められた割合で、予告対象の変動表示に対応する保留表示の変化タイミング(シフト回数)を0(入賞時)〜7のいずれかに決定する。
In addition, when the display result of the variable display indicated by the extracted latest winning determination result is “out of” and the prefetch effect pattern determined in step S67107 is the first prefetch effect pattern, the
また、演出制御用CPU101は、抽出した最新の入賞時判定結果によって示される変動表示の表示結果が当り(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)であり、ステップS67107で決定した先読み演出パターンが第2先読み演出パターンである場合に、図69(C)に示す当り時第2先読み演出変化タイミング決定テーブルを用いる。そして、演出制御用CPU101は、図69(C)に示す当り時第2先読み演出変化タイミング決定テーブルにおいて合算保留記憶数ごとに定められた割合で、予告対象の変動表示に対応する保留表示の変化タイミング(シフト回数)を0(入賞時)〜7のいずれかに決定する。
Further, the
また、演出制御用CPU101は、抽出した最新の入賞時判定結果によって示される変動表示の表示結果が「はずれ」であり、ステップS67107で決定した先読み演出パターンが第2先読み演出パターンである場合に、図69(D)に示すはずれ時第2先読み演出変化タイミング決定テーブルを用いる。そして、演出制御用CPU101は、図69(D)に示すはずれ時第2先読み演出変化タイミング決定テーブルにおいて合算保留記憶数ごとに定められた割合で、予告対象の変動表示に対応する保留表示の変化タイミング(シフト回数)を0(入賞時)〜7のいずれかに決定する。
In addition, when the display result of the variable display indicated by the extracted latest winning determination result is “out of” and the prefetch effect pattern determined in step S67107 is the second prefetch effect pattern, the
例えば、当り時第1先読み演出変化タイミング決定テーブルを用いるときに、合算保留記憶数が3である場合には、演出制御用CPU101は、50%の割合で変化タイミング(シフト回数)を0(入賞時)と決定し、30%の割合で変化タイミング(シフト回数)を1と決定し、20%の割合で変化タイミング(シフト回数)を2と決定する。また、はずれ時第1先読み演出変化タイミング決定テーブルを用いるときに、合算保留記憶数が3である場合には、演出制御用CPU101は、20%の割合で変化タイミング(シフト回数)を0(入賞時)と決定し、30%の割合で変化タイミング(シフト回数)を1と決定し、50%の割合で変化タイミング(シフト回数)を2と決定する。
For example, when using the first pre-reading effect change timing determination table for winning, if the total number of pending storage is 3, the
また、例えば、当り時第2先読み演出変化タイミング決定テーブルを用いるときに、合算保留記憶数が3である場合には、演出制御用CPU101は、30%の割合で変化タイミング(シフト回数)を1と決定し、70%の割合で変化タイミング(シフト回数)を2と決定する。また、はずれ時第2先読み演出変化タイミング決定テーブルを用いるときに、合算保留記憶数が3である場合には、演出制御用CPU101は、70%の割合で変化タイミング(シフト回数)を1と決定し、30%の割合で変化タイミング(シフト回数)を2と決定する。
Further, for example, when using the second pre-reading effect change timing determination table at the time of hitting, if the total number of pending storage is 3, the
図69に示す先読み演出変化タイミング決定テーブルにおいて特徴的なことは、第1先読み演出パターンの場合には、変動表示の表示結果が「はずれ」である場合に比べて、変動表示の表示結果が当り(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)である場合の方が、シフト回数が少ない変化タイミングに決定する割合が高くなるように判定値が設定されていることである。このような特徴を備えていることによって、第1先読み演出パターンで先読み演出が行われるとき(すなわち保留表示が一旦特殊態様で表示されることなく特別態様で表示されるとき)には、保留表示がより少ないシフト回数で通常態様から特別態様に変化した方が、予告対象の変動表示において当りが発生する割合を高くすることができ、さらに始動入賞時(シフト回数0)に特別態様で表示された方が、より当りが発生する割合を高くすることができる。従って、保留表示が変化するタイミングに関心を持たせることができ、遊技興趣を高めることができる。 The prefetch effect change timing determination table shown in FIG. 69 is characterized in that the display result of the variable display is more favorable in the case of the first prefetch effect pattern than in the case where the display result of the variable display is “out”. (For example, “normal big hit”, “probable big hit”, “sudden probability big hit” or “small hit”) It has been done. By having such a feature, when a prefetch effect is performed in the first prefetch effect pattern (that is, when the hold display is displayed in a special mode without being displayed once in a special mode), the hold display is performed. If the number of shifts is changed from the normal mode to the special mode with a smaller number of shifts, the percentage of occurrence of hits in the variable display of the notice target can be increased, and is displayed in a special mode at the time of start winning (shift number 0) Therefore, the rate of occurrence of hits can be increased. Therefore, interest can be given to the timing at which the hold display changes, and the gaming interest can be enhanced.
図69に示す先読み演出変化タイミング決定テーブルにおいて特徴的なことは、第2先読み演出パターンの場合には、変動表示の表示結果が「はずれ」である場合に比べて、変動表示の表示結果が当り(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)である場合の方が、シフト回数が多い変化タイミングに決定する割合が高くなるように判定値が設定されていることである。このような特徴を備えていることによって、第2先読み演出パターンで先読み演出が行われるとき(すなわち始動入賞時に保留表示が特殊態様で表示され、その後、特別態様に変化されるとき)には、特殊態様の保留表示がより多くのシフト回数で(つまり多くのシフトが行われた後に)特別態様に変化した方が、予告対象の変動表示において当りが発生する割合を高くすることができる。すなわち、保留表示が特殊態様で表示されてから特別態様に変化するまでの期間が長くなるほど(つまり変化のタイミングが遅くなるほど)、予告対象の変動表示において当りが発生する割合を高くすることができる。従って、保留表示を複数のタイミングで変化させることができるとともに、特殊態様で表示された保留表示が変化するタイミングに注目させることができ、遊技興趣を高めることができる。 The characteristic of the prefetch effect change timing determination table shown in FIG. 69 is that, in the case of the second prefetch effect effect pattern, the display result of the variable display is more favorable than the case where the display result of the variable display is “out”. (For example, “normal big hit”, “probable big hit”, “suddenly probable big hit” or “small hit”) The judgment value is set so that the ratio determined at the change timing with a large number of shifts is higher. It has been done. By having such a feature, when a pre-reading effect is performed in the second pre-reading effect pattern (that is, when the hold display is displayed in a special mode at the time of winning a start and then changed to a special mode), When the special mode hold display is changed to the special mode with a larger number of shifts (that is, after many shifts are performed), the ratio of occurrence of hit in the variable display of the notice target can be increased. In other words, the longer the period from when the hold display is displayed in the special mode to when it changes to the special mode (that is, the slower the timing of the change), the higher the rate of occurrence of the hit in the variable display of the notice target. . Therefore, the hold display can be changed at a plurality of timings, and attention can be paid to the timing at which the hold display displayed in a special mode changes, thereby enhancing the gaming fun.
なお、この実施の形態では、説明を簡略化するために、保留表示の表示態様を変化させるタイミングを、予告対象の変動表示が開始されるまでの任意のシフトタイミングとしているが、予告対象の変動表示が開始されるまでの任意のタイミングで表示態様を変化可能とする場合には、例えば、変化させるタイミング(特定のシフトタイミングや特定の変動表示中など)を特定可能な複数種類の変化タイミングパターンを設け、入賞時判定結果に応じていずれかを選択するようにしてもよい。 In this embodiment, in order to simplify the explanation, the timing of changing the display mode of the hold display is set as an arbitrary shift timing until the display of the change of the notice target is started. In the case where the display mode can be changed at an arbitrary timing until the display is started, for example, a plurality of types of change timing patterns that can specify the timing to change (such as during specific shift timing or during specific fluctuation display). May be provided, and either one may be selected according to the determination result at the time of winning.
また、図69に示す例では、第1先読み演出パターンの場合にはシフト回数が少ない方(つまり変化のタイミングが早いほど)が有利になり、第2先読み演出パターンの場合にはシフト回数が多い方(つまり変化のタイミングが遅いほど)が有利になるように設定されているが、遊技者にわかりやすくするため、例えば、第1先読み演出パターンの場合にもシフト回数が多い方(つまり変化のタイミングが遅いほど)が有利になるように設定してもよい。また、例えば、第2先読み演出パターンの場合にもシフト回数が少ない方(つまり変化のタイミングが早いほど)が有利になるように設定してもよい。 In the example shown in FIG. 69, in the case of the first look-ahead effect pattern, it is advantageous that the number of shifts is small (that is, the change timing is earlier), and in the case of the second look-ahead effect pattern, the number of shifts is large. However, in order to make it easier for the player to understand, for example, in the case of the first look-ahead effect pattern, the number of shifts is greater (that is, the change is changed). It may be set such that the later the timing is, the more advantageous. Further, for example, in the case of the second look-ahead effect pattern, it may be set such that the smaller the number of shifts (that is, the earlier the change timing), the more advantageous.
また、図69に示す例では、入賞時判定結果で示される表示結果が当りの場合(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)と「はずれ」の場合とに対応する先読み演出パターン決定テーブルがそれぞれ設けられているが、例えば、表示結果が当りであっても、「通常大当り」または「確変大当り」の場合と、「突然確変大当り」または「小当り」の場合とで、異なる割合でいずれかの変化タイミング(シフト回数)に決定する変化タイミング決定テーブルを設けるようにしてもよい。また、例えば、図67(A)の先読み演出実行決定テーブルと同様に、入賞時判定結果で示される変動パターンごとに、異なる割合でいずれかのいずれかの変化タイミング(シフト回数)に決定する変化タイミング決定テーブルを設けるようにしてもよい。そのようにすることで、予告対象の変動表示に対応する保留表示の変化タイミングに応じて、予告対象の変動表示において大当りが発生する割合を異ならせるとともに、期待度が高いリーチ演出が行われる割合も異ならせることができる。 Further, in the example shown in FIG. 69, the display result indicated by the winning determination result is a win (for example, “ordinary big hit”, “probable big hit”, “suddenly probable big hit” or “small hit”). For example, even if the display result is a hit, the case of “normal big hit” or “probable big hit” and “suddenly probable big hit” or “ A change timing determination table for determining any change timing (number of shifts) at a different rate in the case of “small hit” may be provided. In addition, for example, as in the pre-reading effect execution determination table in FIG. 67 (A), a change determined at any change timing (number of shifts) at a different rate for each variation pattern indicated by the winning determination result. A timing determination table may be provided. By doing so, according to the change timing of the hold display corresponding to the change display of the notice target, the ratio of occurrence of the big hit in the change display of the notice target is different and the ratio that the reach effect with high expectation is performed Can also be different.
なお、この実施の形態では、第2先読み演出パターンでは、始動入賞のタイミングで新たな保留表示が特殊態様で表示されるが、始動入賞のタイミングでは保留表示を通常態様で表示し、その後の任意のタイミングで通常態様から特殊態様に変化させ、さらに後の任意のタイミングで特殊態様から特別態様に変化させるようにしてもよい。 In this embodiment, in the second look-ahead effect pattern, a new hold display is displayed in a special mode at the timing of the start winning prize. The normal mode may be changed to the special mode at the timing, and the special mode may be changed to the special mode at any later timing.
変化タイミング(シフト回数)を決定すると、演出制御用CPU101は、ステップS67107において決定した先読み演出パターンが、第2先読み演出パターンである場合には(ステップS67109のY)、保留表示の変化タイミングで行う示唆演出の演出態様を決定する(ステップS67110)。この実施の形態では、保留表示の表示態様が変化することを示唆する示唆演出がシフトタイミングで実行可能である。また、示唆演出は、第1演出態様または第2演出態様で実行される。ステップS67110では、保留表示の変化タイミングで実行される示唆演出の演出態様が、第1演出態様または第2演出態様のいずれかに決定される。
When the change timing (the number of shifts) is determined, the
この実施の形態では、示唆演出の演出態様に応じて、異なる割合で保留表示が第1特別態様または第2特別態様に変化する。具体的には、示唆演出が第1演出態様で実行される場合には、保留表示が第1特別態様に変化する割合が高く、示唆演出が第2演出態様で実行される場合には、保留表示が第2特別態様に変化する割合が高い。従って、示唆演出が実行されることによって、保留表示の表示態様が変化することが示唆され、示唆演出がいずれの演出態様で実行されるかに応じて、いずれの特別態様に変化しやすいかが示唆される。なお、詳細については後述するが、保留表示はシフトタイミングで変化するのであるが、示唆演出は、保留表示が変化するシフトタイミング以外のシフトタイミングでも実行される。そのため、これらを区別するために、保留表示が変化するシフトタイミングで実行される示唆演出を示唆演出(成功パターン)ともいい、保留表示が変化するシフトタイミング以外のシフトタイミング(すなわち、保留表示が変化するシフトタイミングよりも前のシフトタイミング)で実行される示唆演出を示唆演出(通過パターン)ともいう。この実施の形態では、示唆演出(成功パターン)と示唆演出(通過パターン)とのいずれについても、第1演出態様または第2演出態様で実行される。そのため、示唆演出の演出態様に応じて、保留表示の表示態様が変化する割合が異なるようにしてもよい。例えば、示唆演出が第1演出態様(例えば、この実施の形態の第1演出態様および第2演出態様とは異なる第1演出態様Aとしてもよい)で実行される場合には、保留表示が変化する割合が低く、示唆演出が第2演出態様(例えば、この実施の形態の第1演出態様、第2演出態様および第1演出態様Aとは異なる第1演出態様Bとしてもよい)で実行される場合には、保留表示が変化する割合が高くなるようにしてもよい。すなわち、示唆演出が第1演出態様(第1演出態様A)で実行される場合には、示唆演出(成功パターン)である割合が高く、示唆演出が第2演出態様(第1演出態様B)で実行される場合には、示唆演出(通過パターン)である割合が高くなるようにしてもよい。 In this embodiment, the hold display changes to the first special mode or the second special mode at a different rate according to the effect mode of the suggestion effect. Specifically, when the suggestion effect is executed in the first effect mode, the ratio of the hold display changing to the first special mode is high, and when the suggestion effect is executed in the second effect mode, the hold effect is held. The rate at which the display changes to the second special mode is high. Therefore, it is suggested that the display mode of the hold display changes by executing the suggestion effect, and depending on which effect mode the suggestion effect is executed, which special mode is likely to change? It is suggested. Although details will be described later, the hold display changes at the shift timing, but the suggestion effect is also executed at a shift timing other than the shift timing at which the hold display changes. Therefore, in order to distinguish between these, the suggestion effect executed at the shift timing at which the hold display changes is also referred to as the suggestion effect (success pattern), and the shift timing other than the shift timing at which the hold display changes (that is, the hold display changes). The suggestion effect executed at the shift timing before the shift timing) is also referred to as the suggestion effect (passage pattern). In this embodiment, both the suggestion effect (success pattern) and the suggestion effect (passage pattern) are executed in the first effect mode or the second effect mode. Therefore, the ratio at which the display mode of the hold display changes may vary depending on the presentation mode of the suggestion effect. For example, when the suggestion effect is executed in the first effect mode (for example, the first effect mode A different from the first effect mode and the second effect mode of this embodiment), the hold display changes. The suggestion effect is executed in the second effect mode (for example, the first effect mode B may be different from the first effect mode, the second effect mode, and the first effect mode A of this embodiment). In such a case, the rate at which the hold display changes may be increased. That is, when the suggestion effect is executed in the first effect mode (first effect mode A), the ratio of the suggestion effect (success pattern) is high, and the suggestion effect is the second effect mode (first effect mode B). In the case where it is executed, the ratio of the suggestion effect (passing pattern) may be increased.
図70は、第2の実施の形態における示唆演出態様決定テーブルを示す説明図である。ステップS67110において、演出制御用CPU101は、図70に示す示唆演出態様決定テーブルを用いて、保留表示の変化タイミングで行う示唆演出の演出態様を決定する。具体的には、抽出した最新の入賞時判定結果にもとづいて、最終表示態様決定テーブルにおいて入賞時判定結果(変動表示の表示結果)ごとに定められた割合で、演出態様を第1演出態様または第2演出態様のいずれかに決定する。例えば、入賞時判定結果で変動表示の表示結果が「はずれ」であることが示されている場合には、演出制御用CPU101は、80%の割合で演出態様を第1演出態様に決定し、20%の割合で演出態様を第2演出態様に決定する。また、例えば、入賞時判定結果で変動表示の表示結果が「通常大当り」または「確変大当り」であることが示されている場合には、演出制御用CPU101は、20%の割合で演出態様を第1演出態様に決定し、80%の割合で演出態様を第2演出態様に決定する。また、例えば、入賞時判定結果で変動表示の表示結果が「突然確変大当り」または「小当り」であることが示されている場合には、演出制御用CPU101は、50%の割合で演出態様を第1演出態様に決定し、50%の割合で演出態様を第2演出態様に決定する。
FIG. 70 is an explanatory diagram illustrating a suggestion effect mode determination table according to the second embodiment. In step S67110, the
図70に示す示唆演出態様決定テーブルにおいて特徴的なことは、表示結果が「はずれ」である場合に比べて、表示結果が「通常大当り」または「確変大当り」である場合の方が、第2演出態様に決定される割合が高くなるように設定されていることである。このような特徴を備えていることによって、示唆演出が第2演出態様で実行されたときには、第1演出態様で表示されたときに比べて、予告対象の変動表示において大当りが発生する割合を高くすることができる。また、変動表示の表示結果が「通常大当り」または「確変大当り」の場合には、保留表示の最終表示態様が第2特別態様になる割合が高いため、示唆演出が第2演出態様で実行されたときには、保留表示の表示態様が第1特別態様よりも期待度が高い第2特別態様に変化する割合が高くなる。従って、示唆演出に多様性を持たせることができるとともに、いずれの演出態様の示唆演出が実行されるかに着目させることができ、遊技興趣を向上させることができる。 In the suggestion effect mode determination table shown in FIG. 70, the second characteristic is that the display result is “ordinary big hit” or “probability big hit” compared to the case where the display result is “out of place”. That is, it is set so that the ratio determined in the production mode is high. By having such a feature, when the suggestion effect is executed in the second effect mode, the ratio of occurrence of the big hit in the variable display of the notice target is higher than when the suggestion effect is displayed in the first effect mode. can do. In addition, when the display result of the variable display is “normal big hit” or “probable big hit”, since the final display mode of the hold display is high in the second special mode, the suggestive stage is executed in the second stage. In such a case, the rate at which the display mode of the hold display changes to the second special mode having a higher expectation than the first special mode is increased. Therefore, it is possible to give diversity to the suggestion effect, and it is possible to focus on which effect mode the suggestion effect is executed, and to improve the game entertainment.
なお、図70に示す例では、入賞時判定結果で示される表示結果ごと(「はずれ」、「通常大当り」もしくは「確変大当り」または「突然確変大当り」もしくは「小当り」)に示唆演出の演出態様を決定するための割合が定められているが、例えば、図67(A)の先読み演出実行決定テーブルと同様に、入賞時判定結果で示される変動パターンごとに示唆演出の演出態様を決定するための判定値(割合)を設定するようにしてもよい。そのようにすることで、示唆演出が第2演出態様で実行されたときに、予告対象の変動表示において大当りが発生する割合を高くすることの他に、期待度が高いリーチ演出が行われる割合も高くすることができる。 In the example shown in FIG. 70, the suggested effect is produced for each display result (“out of”, “normal big hit” or “probable big hit”, “suddenly probable big hit” or “small win”) shown in the winning determination result. Although the ratio for determining the mode is determined, for example, as in the pre-reading effect execution determination table in FIG. 67 (A), the effect mode of the suggested effect is determined for each variation pattern indicated by the determination result at the time of winning. A determination value (ratio) may be set. By doing so, when the suggestion effect is executed in the second effect mode, in addition to increasing the rate at which the big hit is generated in the variable display of the notification target, the rate at which the reach effect with high expectation is performed Can also be high.
また、図70に示す例では、入賞時判定結果が当り(「通常大当り」や「確変大当り」、「突然確変大当り」、「小当り」)であるか否かに応じて示唆演出の演出態様を決定する場合が示されているが、このような態様にかぎられない。例えば、保留表示の表示態様を変化させることに決定されているか否かに応じて示唆演出の演出態様を決定するように構成してもよい。 Further, in the example shown in FIG. 70, the direction of the suggestion effect is determined depending on whether the determination result at the time of winning is a win ("normal big hit", "probability big hit", "suddenly probable big hit", "small win"). However, the present invention is not limited to such a mode. For example, you may comprise so that the production | presentation aspect of a suggestion effect may be determined according to whether it is determined to change the display aspect of a hold display.
なお、この実施の形態では、保留表示の表示態様が変化するシフトタイミングで、示唆演出が必ず実行されるように構成されているが、示唆演出が実行されないことがあってもよい。この場合には、示唆演出によって示唆されることなく、保留表示の表示態様を突然変化させることができるため、意外感を高めることができる。 In this embodiment, the suggestion effect is always executed at the shift timing at which the display mode of the hold display changes. However, the suggestion effect may not be executed. In this case, since the display mode of the hold display can be suddenly changed without being suggested by the suggestion effect, an unexpected feeling can be enhanced.
また、この実施の形態では、示唆演出の演出態様として第1演出態様と第2演出態様との2種類の演出態様が設けられているが、これに限らず、3種類以上の演出態様を設け、それぞれ期待度が異なる(表示結果に応じて選択される割合が異なる)ようにしてもよい。 Further, in this embodiment, two types of effect modes, the first effect mode and the second effect mode, are provided as the effect modes of the suggestion effect, but not limited to this, three or more effect modes are provided. The degree of expectation may be different (the ratio selected according to the display result is different).
示唆演出の演出態様を決定すると、演出制御用CPU101は、先読み演出の実行が制限されていることを示す先読み演出制限フラグをセットする(ステップS67111)。
When the effect mode of the suggestion effect is determined, the
先読み演出制限フラグがセットされると、ステップS67101の処理によって、先読み演出を重ねて実行しないように制御される。すなわち、この実施の形態では、いずれかの保留表示が特殊態様で表示されている場合には、新たに先読み演出を実行しないように制御される。そのため、複数の保留表示が特殊態様で表示されることが制限される。従って、複数の保留表示が特殊態様で表示されることで、どの保留表示に注目すればよいか遊技者を混乱させてしまうことを防止することができる。 When the prefetch effect restriction flag is set, control is performed so that the prefetch effect is not repeatedly executed by the process of step S67101. That is, in this embodiment, when any one of the hold displays is displayed in a special manner, control is performed so as not to newly perform a prefetch effect. Therefore, it is restricted that a plurality of hold displays are displayed in a special manner. Therefore, by displaying a plurality of hold displays in a special manner, it is possible to prevent the player from being confused about which hold display should be noted.
なお、この実施の形態では、いずれかの保留表示が特殊態様で表示されている場合には、先読み演出を重ねて実行しないように制御されるが、これに限らず、先読み演出を重ねて実行することを一定の割合で許容してもよいし、完全に許容してもよい。すなわち、ステップS67111の処理を一定の割合または完全に省略することで、複数の保留表示が特殊態様で表示されることを一定の割合または完全に許容するようにしてもよい。また、例えば、いずれかの保留表示が、特殊態様に限らず、第1特別態様または第2特別態様で表示されている場合にも、先読み演出を重ねて実行しないように制御してもよい。例えば、ステップS67114の処理を実行するときや、ステップS67115の処理を実行するとき、または飾り図柄変動開始処理で保留表示を通常態様から特別態様に変化させるタイミングであると判断したとき(例えば、ステップS1803など)に先読み演出制限フラグをセットすることによって実現できる。また、この場合には、特別態様で表示された保留表示が消去されたときに先読み演出制限フラグをリセットするようにしてもよい(すなわち、保留表示が特別態様で表示されている間は先読み演出の実行が制限される)。このようにすることで、いずれかの保留表示が通常態様以外の表示態様で表示されているときには、新たな先読み演出によって他の保留表示が通常態様以外の表示態様で表示されることが制限されるため、どの保留表示に注目すればよいか遊技者が分かりやすくなる。 In this embodiment, when any one of the hold displays is displayed in a special mode, control is performed so that the pre-reading effect is not executed repeatedly. However, the present invention is not limited to this, and the pre-reading effect is executed repeatedly. This may be allowed at a fixed rate or completely. In other words, the processing in step S67111 may be omitted at a certain rate or completely, thereby allowing a plurality of held displays to be displayed in a special manner at a certain rate or completely. In addition, for example, even when any one of the hold displays is displayed in the first special mode or the second special mode without being limited to the special mode, the pre-reading effect may be controlled not to be repeatedly executed. For example, when the process of step S67114 is executed, when the process of step S67115 is executed, or when it is determined that it is time to change the hold display from the normal mode to the special mode in the decorative symbol variation start process (for example, step This can be realized by setting a prefetch effect restriction flag in S1803). In this case, the pre-reading effect restriction flag may be reset when the hold display displayed in the special mode is erased (that is, the pre-read effect is displayed while the hold display is displayed in the special mode). Execution is restricted). By doing in this way, when any hold display is displayed in a display mode other than the normal mode, it is restricted that other hold display is displayed in a display mode other than the normal mode due to a new prefetch effect. Therefore, it becomes easy for the player to know which hold display should be noted.
また、例えば、いずれかの保留表示が特殊態様や第1特別態様または第2特別態様で表示されている場合には、新たな先読み演出が実行されやすくなるようにしてもよい。すなわち先読み演出が重ねて実行されやすくなるようにしてもよい。また、例えば、特定の遊技状態(例えば、確変状態や時短状態)の場合には、先読み演出が重ねて実行されやすくなるようにしてもよい。例えば、先読み演出を重ねて実行することを一定の割合で許容する構成において、特定の遊技状態である場合には、許容する割合を高くすることによって実現できる。 Further, for example, when any one of the hold displays is displayed in the special mode, the first special mode, or the second special mode, a new prefetch effect may be easily executed. In other words, the pre-reading effects may be easily executed repeatedly. Further, for example, in the case of a specific gaming state (for example, a probable change state or a short time state), the pre-reading effect may be easily executed repeatedly. For example, in a configuration that allows a pre-read effect to be executed repeatedly at a certain rate, it can be realized by increasing the allowed rate in a specific gaming state.
次いで、演出制御用CPU101は、合算保留記憶表示部において、新たな保留表示を特殊態様で表示させるように制御する(ステップS67112)。なお、ステップS67112では、演出制御用CPU101は、新たな保留表示を特殊態様で表示させるように制御するとともに、ステップS67106で決定した最終表示態様を示す情報と、ステップS67110で決定した示唆演出の演出態様を示す情報とを、RAMに形成された保存領域に格納する。これらの情報を記憶させておくことで、飾り図柄変動開始処理において、いずれの最終表示態様と示唆演出の演出態様とに決定されているかを特定することができる。
Next, the
また、ステップS67107において決定した先読み演出パターンが、第2先読み演出パターンでない場合には(ステップS67109のN)、すなわち第1先読み演出パターンに決定した場合には、演出制御用CPU101は、ステップS67108で決定した変化タイミングが始動入賞時であるか否かを確認する(ステップS67113)。具体的には、シフト回数カウンタの値が0であるか否かを確認する。そして、変化タイミングが始動入賞時であれば(ステップS67113のY)、演出制御用CPU101は、合算保留記憶表示部において、新たな保留表示をステップS67107で決定した最終表示態様で表示させるように制御する(ステップS67114)。
If the prefetch effect pattern determined in step S67107 is not the second prefetch effect pattern (N in step S67109), that is, if it is determined to be the first prefetch effect pattern, the
また、ステップS67113において変化タイミングが入賞時でなければ(ステップS67113のN)、演出制御用CPU101は、上述のステップS67110と同様に、保留表示の変化タイミングで行う示唆演出の演出態様を決定する(ステップS67115)。次いで、演出制御用CPU101は、合算保留記憶表示部において、新たな保留表示を通常態様で表示させるように制御する(ステップS67116)。なお、ステップS67116においても(例えば、ステップS67115から移行した場合のみ)、ステップS67112と同様に、演出制御用CPU101は、新たな保留表示を表示させるように制御するとともに、ステップS67106で決定した最終表示態様を示す情報と、ステップS67115で決定した示唆演出の演出態様を示す情報とを、RAMに形成された保存領域に格納する。これらの情報を記憶させておくことで、後述する飾り図柄変動開始処理において、いずれの最終表示態様と示唆演出の演出態様とに決定されているかを特定することができる。
If the change timing is not at the time of winning in step S67113 (N in step S67113), the
以上のように、この実施の形態では、入賞時判定結果指定コマンドを受信すると、先読み演出決定処理において、新たな保留表示を通常態様、特殊態様、第1特別態様または第2特別態様のいずれかで表示する処理が行われる。 As described above, in this embodiment, when a winning determination result designation command is received, in the pre-reading effect determination process, a new hold display is any one of the normal mode, the special mode, the first special mode, or the second special mode. The display process is performed.
図71は、第2の実施の形態における飾り図柄変動開始処理(ステップS801)を示すフローチャートである。なお、この実施の形態では、飾り図柄変動開始処理において、演出制御用CPU101は、図71に示す処理に加えて、図57および図58に示したステップS8000〜S8016,S8027〜S8031に相当する処理も実行する。
FIG. 71 is a flowchart showing a decorative symbol variation start process (step S801) in the second embodiment. In this embodiment, in the decorative symbol variation start process, the
この実施の形態では、飾り図柄変動開始処理において、演出制御用CPU101は、まず、入賞時判定結果記憶バッファが記憶する1つ目の入賞時判定結果(最も古い判定結果)を削除し、入賞時判定結果記憶バッファの内容をシフトするとともに、合算保留記憶表示部における1つ目の保留表示を消去し、残りの保留表示を1つずつシフトして、合算保留記憶表示部における合算保留記憶数表示を更新する(ステップS1800)。例えば、合算保留記憶表示部の1つ目〜5つ目の保留表示が表示されていた場合に、シフトタイミングで1つ目の保留表示が消去されるとともに、2つ目に表示されていた保留表示が1つ目の表示領域にシフトされ、3つ目に表示されていた保留表示が2つ目の表示領域にシフトされ、4つ目に表示されていた保留表示が3つ目の表示領域にシフトされ、5つ目に表示されていた保留表示が4つ目の表示領域にシフトされる。なお、第1特別図柄と第2特別図柄とのいずれか一方の変動表示を優先して実行するように構成されている場合には、演出制御用CPU101は、第1特別図柄の変動表示に同期して飾り図柄の変動表示を実行するとき(具体的には、第1図柄変動指定コマンド受信フラグがセットされている場合)には、第1入賞時判定結果記憶バッファ(図40に示した第1始動入賞時コマンド格納領域に相当)が記憶する1つ目の入賞時判定結果を削除し、第1入賞時判定結果記憶バッファの内容をシフトする。また、第2特別図柄の変動表示に同期して飾り図柄の変動表示を実行するとき(具体的には、第2図柄変動指定コマンド受信フラグがセットされている場合)には、第2入賞時判定結果記憶バッファ(図40に示した第2始動入賞時コマンド格納領域に相当)が記憶する1つ目の入賞時判定結果を削除し、第2入賞時判定結果記憶バッファの内容をシフトする。
In this embodiment, in the decorative symbol variation start process, the
次いで、演出制御用CPU101は、変化タイミング(シフト回数)を特定するためのシフト回数カウンタの値が0より大きいか否かを確認する(ステップS1801)。シフト回数カウンタの値が0より大きいということは、合算保留記憶表示部に表示されている保留表示のうちのいずれかについて、表示態様を変化させる先読み演出を実行することが決定されていることを示している。従って、ステップS1801では、先読み演出を実行すること(保留表示の表示態様を変化させること)が決定されているか否かが確認されている。
Next, the
シフト回数カウンタの値が0より大きくない場合(ステップS1801のN)、すなわち、シフト回数カウンタの値が0であって、先読み演出を実行すること(保留表示の表示態様を変化させること)が決定されていない場合には、演出制御用CPU101は、処理をステップS1804に移行する。
If the value of the shift counter is not greater than 0 (N in step S1801), that is, it is determined that the value of the shift counter is 0 and the prefetch effect is executed (the display mode of the hold display is changed). If not, the
一方、シフト回数カウンタの値が0より大きい場合(ステップS1801のY)、すなわち、先読み演出を実行すること(保留表示の表示態様を変化させること)が決定されている場合には、演出制御用CPU101は、演出用合算保留記憶数カウンタの値を1減算する(ステップS1802a)。また、演出制御用CPU101は、シフト回数カウンタの値を1減算する(ステップS1802b)。次いで、演出制御用CPU101は、シフト回数カウンタの値が0であるか否かを確認する(ステップS1803)。ステップS1802bでシフト回数カウンタの値を1減算した結果、シフト回数カウンタの値が0になったということは、合算保留記憶表示部に表示されている保留表示のうちのいずれかの表示態様を変化させる先読み演出を実行するタイミングであることを示している。従って、ステップS1803では、保留表示の表示態様を変化させる先読み演出の変化タイミングであるか否かが確認されている。
On the other hand, if the value of the shift counter is greater than 0 (Y in step S1801), that is, if it is determined to execute the prefetch effect (change the display mode of the hold display), it is for effect control. The
ステップS1803において、シフト回数カウンタの値が0ではない場合、すなわち、保留表示の表示態様を変化させる先読み演出の変化タイミングではない場合には、演出制御用CPU101は、処理をステップS1804に移行する。一方、シフト回数カウンタの値が0である場合、すなわち、保留表示の表示態様を変化させる先読み演出の変化タイミングである場合には、演出制御用CPU101は、処理をステップS1808に移行する。
In step S1803, if the value of the shift counter is not 0, that is, if it is not the change timing of the prefetch effect that changes the display mode of the hold display, the
ステップS1804では、演出制御用CPU101は、変動パターンコマンド格納領域から変動パターンコマンドを読み出す(ステップS1804)。
In step S1804, the
次いで、演出制御用CPU101は、ステップS1804で読み出した変動パターンコマンド、および表示結果指定コマンド格納領域に格納されているデータ(すなわち、受信した表示結果指定コマンド)に応じて、飾り図柄の表示結果(停止図柄)を決定する(ステップS1805)。すなわち、演出制御用CPU101によってステップS1805の処理が実行されることによって、可変表示パターン決定手段が決定した可変表示パターン(変動パターン)に応じて、識別情報の可変表示の表示結果(飾り図柄の停止図柄)を決定する表示結果決定手段が実現される。なお、演出制御用CPU101は、決定した飾り図柄の停止図柄を示すデータを飾り図柄表示結果格納領域に格納する。
Next, the
次いで、演出制御用CPU101は、保留表示の表示態様が変化することを示唆する示唆演出の演出態様を決定する(ステップS1806)。ここで、ステップS1806の処理は、先読み演出によって保留表示の表示態様が変化するタイミングで実行されるものではない。従って、ステップS1806では、保留表示の表示態様が変化することを示唆するものの、結果的には表示態様が変化しないときに実行される示唆演出の演出態様を決定する。なお、保留表示の表示態様が変化するときに実行される示唆演出(成功パターン)と区別するために、表示態様が変化しないときに実行される示唆演出を示唆演出(通過パターン)ともいう。
Next, the
ステップS1806では、演出制御用CPU101は、先読み演出制限フラグがセットされていないとき、すなわち合算保留表示部18cにおいていずれの保留表示も特殊態様で表示されていないときには、図71(A)に示す示唆演出(通過パターン)決定テーブルの割合で、示唆演出(通過パターン)を実行しない、または第1演出態様もしくは第2演出態様で実行すると決定する。また、演出制御用CPU101は、先読み演出制限フラグがセットされているとき、すなわち合算保留表示部18cにおいていずれかの保留表示が特殊態様で表示されているときには、図71(B)に示す示唆演出(通過パターン)決定テーブルの割合で、示唆演出(通過パターン)を実行しない、または第1演出態様もしくは第2演出態様で実行すると決定する。なお、示唆演出(通過パターン)決定テーブルには、決定事項(「演出なし」、「第1演出態様」または「第2演出態様」)に対応する判定値が割り当てられているが、図71(A)、(B)に示すに示す例では、説明を簡略化するために、割り当てられた判定値の割合が示されている。演出制御用CPU101は、例えば、示唆演出(通過パターン)の演出態様を決定するための乱数を抽出し、抽出した乱数に一致する判定値が割り当てられている決定事項(「演出なし」、「第1演出態様」または「第2演出態様」)に決定する。
In step S1806, when the prefetch effect restriction flag is not set, that is, when any hold display is not displayed in a special manner on the combined
例えば、先読み演出制限フラグがセットされていないとき、すなわち合算保留表示部18cにおいていずれの保留表示も特殊態様で表示されていないときには、60%の割合で示唆演出(通過パターン)を実行しないと決定され、30%の割合で示唆演出を第1演出態様で実行すると決定され、10%の割合で示唆演出を第2演出態様で実行すると決定される。また、先読み演出制限フラグがセットされているとき、すなわち合算保留表示部18cにおいていずれかの保留表示が特殊態様で表示されているときには、0%の割合で示唆演出(通過パターン)を実行しないと決定され、60%の割合で示唆演出を第1演出態様で実行すると決定され、40%の割合で示唆演出を第2演出態様で実行すると決定される。
For example, when the pre-reading effect restriction flag is not set, that is, when any hold display is not displayed in a special manner in the combined
図71(A)、(B)に示すように、この実施の形態では、先読み演出制限フラグがセットされている場合、すなわち合算保留表示部18cにおいていずれかの保留表示が特殊態様で表示されている場合には、そうでない場合に比べて高い割合で示唆演出が実行される。従って、保留表示が特殊態様で表示されているときの期待感を高めることができ、遊技興趣を高めることができる。なお、この実施の形態では、保留表示の表示態様が変化するタイミングでも示唆演出が実行されるため、保留表示が特殊態様で表示されているときには、常に示唆演出が実行されるように構成されているが、保留表示が特殊態様で表示されているときであっても、示唆演出が実行されないことがあってもよい。ただし、この場合にも、保留表示が特殊態様で表示されていないときに比べて高い割合で示唆演出が実行されることが望ましい。
As shown in FIGS. 71A and 71B, in this embodiment, when the pre-reading effect restriction flag is set, that is, one of the hold displays is displayed in a special manner in the combined
また、先読み演出制限フラグがセットされている場合、すなわち合算保留表示部18cにおいていずれかの保留表示が特殊態様で表示されている場合には、その保留表示の最終表示態様が第1表示態様または第2表示態様のいずれであるかに応じて、異なる割合で示唆演出の演出態様を第1演出態様または第2演出態様に決定するようにしてもよい。例えば、最終表示態様が第1表示態様よりも期待度が高い第2表示態様に決定されている場合には、示唆演出の演出態様が第1演出態様よりも期待度が高い第2演出態様に決定される割合を高くするようにしてもよい。また、この実施の形態では、後述するように、保留表示の表示態様が変化することを示唆する示唆演出として、演出表示装置9において、表示領域の右側から矢が飛んでくる表示制御が行われ、保留表示の表示態様が変化する場合(示唆演出(成功パターン)の場合)には、飛んできた矢が予告対象となる保留情報に対応する保留表示に突き刺さる表示制御が行われる。また、保留表示の表示態様が変化しない場合(示唆演出(通過パターン)の場合)には、飛んできた矢がそのまま表示領域を通過する表示制御が行われる。従って、ステップS1806では、後述するステップS1811のように、演出用合算保留記憶数カウンタを用いて予告対象となる保留情報に対応する保留表示を特定する必要はない。なお、例えば、保留表示の表示態様を変化させるタイミングであるときと、そのタイミングではないときとの両方で、保留表示の表示態様が変化することを示唆する示唆演出として、演出表示装置9において、表示領域の右側から矢が飛んできた矢が予告対象となる保留情報に対応する保留表示に突き刺さる表示制御を行い、保留表示の表示態様を変化させるタイミングであるときには、矢が突き刺さった保留表示の表示態様が変化させ(示唆演出(成功パターン)に相当)、保留表示の表示態様を変化させるタイミングではないときには、矢が突き刺さった保留表示の表示態様が変化させない(本例の示唆演出(通過パターン)に相当)ようにしてもよい。この場合には、演出制御用CPU101は、ステップS1806において、後述するステップS1811のように、演出用合算保留記憶数カウンタを用いて予告対象となる保留情報に対応する保留表示を特定し、ステップS1807において特定した保留表示に対する示唆演出を実行するためのプロセステーブルを選択するようにしてもよいし、表示されている保留表示の中から矢が突き刺さる保留表示をランダムに決定し、決定した保留表示に対する示唆演出を実行するためのプロセステーブルを選択するようにしてもよい。
Further, when the pre-reading effect restriction flag is set, that is, when any hold display is displayed in a special mode in the total
次いで、演出制御用CPU101は、決定した示唆演出(通過パターン)の演出態様と変動パターンとに応じたプロセステーブルを選択する(ステップS1807)。そして、選択したプロセステーブルのプロセスデータ1におけるプロセスタイマをスタートさせる(ステップS1812)。
Next, the
また、演出制御用CPU101は、プロセスデータ1の内容(表示制御実行データ1、ランプ制御実行データ1、音番号データ1)に従って演出装置(演出用部品としての演出表示装置9、演出用部品としての各種ランプおよび演出用部品としてのスピーカ27)の制御を実行する(ステップS1813)。例えば、演出表示装置9において変動パターンに応じた画像を表示させるために、VDP109に指令を出力する。また、各種ランプを点灯/消灯制御を行わせるために、ランプドライバ基板35に対して制御信号(ランプ制御実行データ)を出力する。また、スピーカ27からの音声出力を行わせるために、音声出力基板70に対して制御信号(音番号データ)を出力する。
In addition, the
次いで、演出制御用CPU101は、変動時間タイマに、変動パターンコマンドで特定される変動時間に相当する値を設定し(ステップS1814)、演出制御プロセスフラグの値を飾り図柄変動中処理(ステップS802)に対応した値にする(ステップS1815)。
Next, the
ステップS1803でシフト回数カウンタの値が0であると判断した場合、すなわち、保留表示の表示態様を変化させる先読み演出の変化タイミングである場合には、演出制御用CPU101は、先読み演出制限フラグがセットされていれば、それをリセットする(ステップS1808)。このような処理が実行されることによって、この実施の形態では、保留表示が特殊態様で表示されている期間は新たに先読み演出を実行することを制限することができ、複数の保留表示が特殊態様で表示されることを制限することができる。
When it is determined in step S1803 that the value of the shift counter is 0, that is, when it is the change timing of the prefetch effect that changes the display mode of the hold display, the
次いで、演出制御用CPU101は、変動パターンコマンド格納領域から変動パターンコマンドを読み出す(ステップS1809)。次いで、演出制御用CPU101は、ステップS1809で読み出した変動パターンコマンド、および表示結果指定コマンド格納領域に格納されているデータ(すなわち、受信した表示結果指定コマンド)に応じて、飾り図柄の表示結果(停止図柄)を決定する(ステップS1810)。
Next, the
次いで、演出制御用CPU101は、示唆演出の演出態様と、演出用合算保留記憶数カウンタによって特定される保留表示の最終表示態様と、変動パターンとに応じた表示態様変化時用のプロセステーブルを選択する(ステップS1811)。そして、ステップS1812に移行する。
Next, the
表示態様変化時用のプロセステーブルとは、飾り図柄の変動表示とともに、飾り図柄の変動開始時に、示唆演出(成功パターン)を実行し、特定の保留表示の表示態様を変化させる先読み演出を実行する制御を行うためのプロセスデータが設定されたテーブルである。この実施の形態では、実行する示唆演出(成功パターン)や先読み演出の態様に応じて複数種類の表示態様変化時用のプロセステーブルが設けられている。また、この実施の形態では、先読み演出決定処理において決定され(ステップS67110またはS67115)、記憶されている示唆演出(成功パターン)の演出態様(本例では、第1演出態様または第2演出態様)と、演出用合算保留記憶数カウンタによって特定される演出対象の保留表示(例えば、演出用合算保留記憶数カウンタの値が2のときには、合算保留記憶表示部における2つ目の保留表示)と、先読み演出決定処理において決定され(ステップS67106)、記憶されている最終表示態様(本例では、第1表示態様または第2表示態様)とにもとづいて、どのような態様で示唆演出(成功パターン)を実行し、どの保留表示をどのような表示態様に変化させる先読み演出を実行するかを特定することができる。従って、演出制御用CPU101は、示唆演出(成功パターン)の演出態様と、演出用合算保留記憶数カウンタによって特定される保留表示の最終表示態様と、変動パターンとに応じて、複数種類の表示態様変化時用のプロセステーブルのいずれかを選択し、選択した表示態様変化時用のプロセステーブルのプロセスデータ1の内容に従って演出装置の制御を実行することによって、先読み演出決定処理で決定された演出態様で示唆演出(成功パターン)を実行し、予告対象の変動表示に対応する保留表示を決定された表示態様に変化させる先読み演出を実行することができる。
The process table for changing the display mode is to execute a suggestion effect (success pattern) at the start of the change of the decorative pattern and a pre-reading effect to change the display mode of the specific hold display, along with the display of the decorative pattern change. It is a table in which process data for performing control is set. In this embodiment, a plurality of types of process tables for changing display modes are provided according to the suggestion effect (success pattern) to be executed and the aspect of the prefetch effect. Moreover, in this embodiment, the presentation mode of the suggestion presentation (success pattern) determined in the pre-reading presentation determination process (step S67110 or S67115) (in this example, the first production mode or the second production mode). And a pending display of the production target specified by the production total pending storage number counter (for example, when the value of the production total pending storage number counter is 2, the second pending display in the total pending storage display unit), Based on the final display mode (in this example, the first display mode or the second display mode) that is determined in the pre-reading effect determination process (step S67106) and stored in any way, the suggested effect (success pattern) Can be specified, and the pre-reading effect that changes which hold display to what display mode can be specified. Accordingly, the
次に、先読み演出の具体例について説明する。図72は、第2の実施の形態における第1先読み演出パターンにもとづく先読み演出の具体例を示す説明図である。図72(A)に示されるように、演出表示装置9において、飾り図柄の変動表示中であって、合算保留記憶表示部に2つの保留表示が通常態様(本例では「○」)で表示されているときに始動入賞が行われると、先読み演出の態様(先読み演出パターン、最終表示態様、変化タイミング)および示唆演出の態様が決定され、決定結果に応じて新たな保留表示が表示される。図72に示す例では、先読み演出パターンを第1先読み演出パターンと決定し、最終表示態様を第1特別態様または第2特別態様と決定し、変化タイミングを始動入賞時(シフト回数0)またはシフト回数1と決定する。また、示唆演出(成功パターン)の演出態様を、第1演出態様または第2演出態様と決定する。
Next, a specific example of the prefetch effect will be described. FIG. 72 is an explanatory diagram showing a specific example of the prefetching effect based on the first prefetching effect pattern in the second embodiment. As shown in FIG. 72 (A), in the
この実施の形態では、第1先読み演出パターンにもとづく先読み演出では、予告対象となる変動表示(保留情報)に対応する保留表示が、一旦特殊態様で表示されることなく、最終表示態様の第1特別態様または第2特別態様で表示される。また、保留表示が第1特別態様または第2特別態様で表示されるタイミングは、始動入賞のタイミングまたは任意のシフトタイミングである。そこで、変化タイミングが始動入賞時(シフト回数0)に決定され、最終表示態様が第1特別態様に決定された場合には、図72(B1)に示すように、始動入賞のタイミングで、合算保留記憶表示部に3つ目の保留表示が第1特別態様(本例では「○」内に「×」が含まれる)で表示される。また、変化タイミングが始動入賞時(シフト回数0)に決定され、最終表示態様が第2特別態様に決定された場合には、図72(B2)に示すように、始動入賞のタイミングで、合算保留記憶表示部に3つ目の保留表示が第2特別態様(本例では「○」内に「×」が2つ含まれる)で表示される。 In this embodiment, in the prefetching effect based on the first prefetching effect pattern, the hold display corresponding to the variable display (holding information) to be notified is not displayed once in the special form, but the first display of the final display form. It is displayed in a special mode or a second special mode. Moreover, the timing at which the hold display is displayed in the first special mode or the second special mode is a start winning timing or an arbitrary shift timing. Therefore, when the change timing is determined at the time of the start winning (the number of shifts is 0) and the final display mode is determined to be the first special mode, as shown in FIG. The third hold display is displayed in the hold storage display section in the first special mode (in this example, “x” is included in “◯”). Further, when the change timing is determined at the time of start winning (the number of shifts is 0) and the final display mode is determined to be the second special mode, as shown in FIG. The third hold display is displayed in the hold storage display section in the second special mode (in this example, two “x” are included in “◯”).
また、最終表示態様が第1特別態様または第2特別態様であっても、変化タイミングが始動入賞のタイミング(シフト回数0)ではなく、任意のシフトタイミング(ここでは、シフト回数1)に決定された場合には、図72(B3)に示すように、始動入賞のタイミングでは、合算保留記憶表示部に3つ目の保留表示が通常態様(本例では「○」)で表示される。そして、飾り図柄の変動表示が停止し(図72(C))、1つ目の保留表示に対応する保留情報にもとづく変動表示が開始されると、1つ目の保留表示が消去され、2つ目と3つ目の保留表示がそれぞれシフトされる。 Even if the final display mode is the first special mode or the second special mode, the change timing is determined not at the start winning timing (number of shifts 0) but at an arbitrary shift timing (here, the number of shifts 1). In this case, as shown in FIG. 72 (B3), at the timing of the start winning prize, the third hold display is displayed in the normal hold mode (“◯” in this example) on the total hold storage display unit. Then, when the decorative symbol display is stopped (FIG. 72 (C)) and the variable display based on the hold information corresponding to the first hold display is started, the first hold display is erased. The first and third hold displays are shifted respectively.
このとき、変化タイミングがシフト回数1に決定され、示唆演出(成功パターン)の演出態様が第1演出態様に決定されている場合には、保留表示の表示態様が変化することを示唆する示唆演出として、演出表示装置9において、表示領域の右側から黒い矢が飛んでくる表示制御がおこなわれる(図72(D1))。
At this time, when the change timing is determined as the number of
そして、最終表示態様が第1特別態様に決定されている場合には、図72(E1)に示すように、シフトのタイミングで、合算保留記憶表示部の2つ目の保留表示(図72(B3)で新たに表示された保留表示に相当)に黒い矢が刺さる演出(第1演出態様の示唆演出(成功パターン))が行われるとともに、黒い矢が刺さった保留表示が第1特別態様(本例では「○」内に「×」が含まれる)に変化して表示される。また、最終表示態様が第2特別態様に決定されている場合には、図72(E2)に示すように、シフトのタイミングで、合算保留記憶表示部の2つ目の保留表示(図72(B3)で新たに表示された保留表示に相当)に黒い矢が刺さる演出(第1演出態様の示唆演出(成功パターン))が行われるとともに、黒い矢が刺さった保留表示が第2特別態様(本例では「○」内に「×」が2つ含まれる)に変化して表示される。 When the final display mode is determined as the first special mode, as shown in FIG. 72 (E1), the second hold display (see FIG. B3) A black arrow is inserted into the newly displayed hold display) (a suggestion effect (success pattern) of the first effect mode) and a hold display with a black arrow is displayed in the first special mode ( In this example, “X” is included in “◯”). When the final display mode is determined as the second special mode, as shown in FIG. 72 (E2), the second hold display (see FIG. In B3), an effect in which a black arrow is stabbed in the newly displayed hold display) (a suggestion effect (success pattern) in the first effect mode) is performed, and a hold display in which the black arrow is struck is a second special mode ( In this example, two “x” s are included in “◯”).
また、変化タイミングがシフト回数1に決定され、示唆演出(成功パターン)の演出態様が第2演出態様に決定されている場合には、保留表示の表示態様が変化することを示唆する示唆演出として、演出表示装置9において、表示領域の右側から白い矢が飛んでくる表示制御がおこなわれる(図72(D2))。
In addition, when the change timing is determined as the number of
そして、最終表示態様が第1特別態様に決定されている場合には、図72(E3)に示すように、シフトのタイミングで、合算保留記憶表示部の2つ目の保留表示(図72(B3)で新たに表示された保留表示に相当)に白い矢が刺さる演出(第2演出態様の示唆演出(成功パターン))が行われるとともに、白い矢が刺さった保留表示が第1特別態様(本例では「○」内に「×」が含まれる)に変化して表示される。また、最終表示態様が第2特別態様に決定されている場合には、図72(E4)に示すように、シフトのタイミングで、合算保留記憶表示部の2つ目の保留表示(図72(B3)で新たに表示された保留表示に相当)に白い矢が刺さる演出(第2演出態様の示唆演出(成功パターン))が行われるとともに、白い矢が刺さった保留表示が第2特別態様(本例では「○」内に「×」が2つ含まれる)に変化して表示される。 When the final display mode is determined as the first special mode, as shown in FIG. 72 (E3), the second hold display (see FIG. In B3), an effect in which a white arrow is stabbed in the newly displayed hold display) (a suggestion effect (success pattern) in the second effect mode) is performed, and a hold display in which a white arrow is struck is the first special mode ( In this example, “X” is included in “◯”). When the final display mode is determined as the second special mode, as shown in FIG. 72 (E4), the second hold display (see FIG. B3) A white arrow is stabbed in the newly displayed hold display) (a suggestion effect (success pattern) of the second effect mode) and a hold display with a white arrow is displayed in the second special mode ( In this example, two “x” s are included in “◯”).
既に説明しているように、この実施の形態では、示唆演出(成功パターン)の演出態様が第2演出態様であるときには、第1演出態様であるときに比べて、保留表示の表示態様が第1特別態様よりも大当りとなる期待度が高い第2特別態様になる割合が高くなるように構成されている。従って、示唆演出(成功パターン)の演出態様が第1演出態様であるとき、すなわち黒い矢が飛んできて保留表示に刺さったときには、保留表示が期待度の低い第1特別態様に変化する割合が高い。つまり図72(D1)から図72(E1)に移行する割合が高い。一方、示唆演出(成功パターン)の演出態様が第2演出態様であるとき、すなわち白い矢が飛んできて保留表示に刺さったときには、保留表示が期待度の高い第2特別態様に変化する割合が高い。つまり図72(D2)から図72(E4)に移行する割合が高い。このように構成されることによって、矢が飛んできて保留表示に刺さる示唆演出(成功パターン)であっても、第2演出態様で行われて欲しいと感じさせるとともに、示唆演出が第1演出態様で行われたとき、すなわち黒い矢が飛んできたときには、保留表示に刺さらずに通過して欲しい(示唆演出(通過パターン)であってほしい)と感じさせることができる。 As described above, in this embodiment, when the presentation mode of the suggestion presentation (success pattern) is the second presentation mode, the display mode of the hold display is the first compared to the first presentation mode. It is configured such that the ratio of the second special mode having a higher degree of expectation of being a big hit than the one special mode is high. Accordingly, when the presentation mode of the suggestion stage (success pattern) is the first stage, that is, when the black arrow is blown and stuck in the hold display, the ratio of the hold display changing to the first special mode with low expectation is obtained. high. That is, the ratio of transition from FIG. 72 (D1) to FIG. 72 (E1) is high. On the other hand, when the suggestion effect (success pattern) is in the second effect mode, that is, when a white arrow is blown and stuck in the hold display, the ratio at which the hold display changes to the second special mode with high expectation is obtained. high. That is, the rate of transition from FIG. 72 (D2) to FIG. 72 (E4) is high. By being configured in this way, even if the suggestion effect (success pattern) that the arrow is flying and stuck in the hold display is made to feel that it is desired to be performed in the second effect mode, the suggestion effect is the first effect mode. When this is done, that is, when a black arrow flies, it is possible to feel that it is desired to pass without being stuck in the hold display (I want it to be a suggestion effect (passing pattern)).
図73、図74は、第2の実施の形態における第2先読み演出パターンにもとづく先読み演出の具体例を示す説明図である。図73(A)に示されるように、演出表示装置9において、飾り図柄の変動表示中であって、合算保留記憶表示部に2つの保留表示が通常態様(本例では「○」)で表示されているときに始動入賞が行われると、先読み演出(先読み演出パターン、最終表示態様、変化タイミング)および示唆演出の態様が決定され、決定結果に応じて新たな保留表示が表示される。図73、図74に示す例では、先読み演出パターンを第2先読み演出パターンと決定し、最終表示態様を第1特別態様または第2特別態様と決定し、変化タイミングをシフト回数1またはシフト回数2と決定する。また、示唆演出の演出態様を、第1演出態様または第2演出態様と決定する。
FIGS. 73 and 74 are explanatory diagrams showing specific examples of prefetching effects based on the second prefetching effect pattern in the second embodiment. As shown in FIG. 73 (A), in the
この実施の形態では、第2先読み演出パターンにもとづく先読み演出では、予告対象となる変動表示(保留情報)に対応する保留表示が、始動入賞のタイミングで特殊態様で表示され、任意のシフトタイミングで、最終表示態様の第1特別態様または第2特別態様に変化して表示される。そのため、先読み演出パターンが第2先読み演出パターンと決定されると、図73(B)に示すように、始動入賞のタイミングで、合算保留記憶表示部に3つ目の保留表示が特殊態様(本例では「○」の外側に6本の線が描かれている)で表示される。 In this embodiment, in the pre-reading effect based on the second pre-reading effect pattern, the hold display corresponding to the variable display (holding information) to be notified is displayed in a special manner at the start winning timing, and at any shift timing The final display mode is changed to the first special mode or the second special mode. Therefore, when the prefetch effect pattern is determined to be the second prefetch effect pattern, as shown in FIG. 73 (B), the third hold display is displayed on the total hold storage display unit at the timing of the start winning prize as a special mode (this In the example, six lines are drawn outside “◯”).
そして、飾り図柄の変動表示が停止し(図73(C))、1つ目の保留表示に対応する保留情報にもとづく変動表示が開始されると、1つ目の保留表示が消去され、2つ目と3つ目の保留表示がそれぞれシフトされる。このとき、示唆演出の演出態様が第2演出態様に決定されていると、保留表示が変化することを示唆する示唆演出として、演出表示装置9において、表示領域の右側から白い矢が飛んでくる(第2演出態様)表示制御がおこなわれる(図73(D))。
Then, when the decorative symbol display is stopped (FIG. 73 (C)), and the variable display based on the hold information corresponding to the first hold display is started, the first hold display is erased. The first and third hold displays are shifted respectively. At this time, if the effect mode of the suggestion effect is determined to be the second effect mode, a white arrow will fly from the right side of the display area in the
ここで、変化タイミングがシフト回数1に決定され、最終表示態様が第1特別態様に決定されている場合には、図73(E1)に示すように、シフトのタイミングで、合算保留記憶表示部の2つ目の保留表示(図73(B3)で新たに表示された特殊態様の保留表示に相当)に白い矢が刺さる演出(第2演出態様の示唆演出(成功パターン))が行われるとともに、白い矢が刺さった保留表示が特殊態様から第1特別態様(本例では「○」内に「×」が含まれる)に変化して表示される。また、変化タイミングがシフト回数1に決定され、最終表示態様が第2特別態様に決定されている場合には、図73(E2)に示すように、シフトのタイミングで、合算保留記憶表示部の2つ目の保留表示(図73(B3)で新たに表示された特殊態様の保留表示に相当)に白い矢が刺さる演出(第2演出態様の示唆演出(成功パターン))が行われるとともに、白い矢が刺さった保留表示が特殊態様から第2特別態様(本例では「○」内に「×」が2つ含まれる)に変化して表示される。
Here, when the change timing is determined as the number of
また、変化タイミングがシフト回数2に決定されているときには、図73(E3)に示すように、シフトのタイミングで、白い矢がいずれの保留表示にも刺さらず通過する示唆演出(第2演出態様の示唆演出(通過パターン))が行われる。なお、図73(E3)に示す示唆演出は、飾り図柄変動開始処理において示唆演出(通過パターン)を第2演出態様で実行すると決定されたときに行われる。このように、この実施の形態では、示唆演出として、演出表示装置9において、表示領域の右側から黒い矢(第1演出態様)または白い矢(第2演出態様)が飛んでくる表示制御を行うことで、保留表示の表示態様が変化することを示唆し、矢が保留表示に刺さると(示唆演出(成功パターン)が行われると)表示態様が変化し、矢がいずれの保留表示にも刺さらず通過すると(示唆演出(通過パターン)が行われると)表示態様が変化しない。
Further, when the change timing is determined to be the number of
その後、飾り図柄の変動表示が停止し(図74(F))、1つ目の保留表示に対応する保留情報にもとづく変動表示が開始されると、1つ目の保留表示が消去され、2つ目の保留表示がシフトされる。このとき、保留表示が変化することを示唆する示唆演出として、演出表示装置9において、表示領域の右側から黒い矢が飛んでくる(第1演出態様)表示制御がおこなわれる(図74(G))。
Thereafter, the fluctuating display of the decorative symbols is stopped (FIG. 74 (F)), and when the fluctuating display based on the hold information corresponding to the first hold display is started, the first hold display is erased. The first hold display is shifted. At this time, as the suggestive effect suggesting that the hold display changes, the
そして、変化タイミングがシフト回数2に決定され、最終表示態様が第1特別態様に決定されている場合には、図74(H1)に示すように、シフトのタイミングで、合算保留記憶表示部の1つ目の保留表示(図73(B3)で新たに表示された特殊態様の保留表示に相当)に黒い矢が刺さる演出(第1演出態様の示唆演出(成功パターン))が行われるとともに、黒い矢が刺さった保留表示が特殊態様から第1特別態様(本例では「○」内に「×」が含まれる)に変化して表示される。また、変化タイミングがシフト回数2に決定され、最終表示態様が第2特別態様に決定されている場合には、図74(H2)に示すように、シフトのタイミングで、合算保留記憶表示部の1つ目の保留表示(図73(B3)で新たに表示された特殊態様の保留表示に相当)に黒い矢が刺さる演出(第2演出態様の示唆演出(成功パターン))が行われるとともに、黒い矢が刺さった保留表示が特殊態様から第2特別態様(本例では「○」内に「×」が2つ含まれる)に変化して表示される。
When the change timing is determined to be the number of
図72に示すように、この実施の形態では、第1先読み演出パターンにもとづく先読み演出では、予告対象となる変動表示(保留情報)に対応する保留表示が、一旦特殊態様で表示されることなく、最終表示態様の第1特別態様または第2特別態様で表示される。このとき、最終表示態様に表示されるタイミングは、始動入賞のタイミングの他に、任意のシフトタイミングを含む。また、図73および図74に示すように、第2先読み演出パターンにもとづく先読み演出では、予告対象となる変動表示(保留情報)に対応する保留表示が、始動入賞のタイミングで特殊態様で表示され、任意のシフトタイミングで最終表示態様の第1特別態様または第2特別態様で表示される。このように、この実施の形態では、複数のタイミングで保留表示を第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示することが可能であるため、保留表示の表示態様を変化させるタイミングに多様性を持たせることができるとともに、保留表示が特殊態様で表示されたときには、保留表示に対応する保留記憶にもとづく可変表示が開始されるまでに、保留表示を特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示するため、遊技興趣を向上させることができる。 As shown in FIG. 72, in this embodiment, in the prefetching effect based on the first prefetching effect pattern, the hold display corresponding to the change display (holding information) to be notified is not displayed once in a special mode. The final display mode is displayed in the first special mode or the second special mode. At this time, the timing displayed in the final display mode includes an arbitrary shift timing in addition to the start winning timing. As shown in FIGS. 73 and 74, in the prefetching effect based on the second prefetching effect pattern, the hold display corresponding to the change display (holding information) to be notified is displayed in a special manner at the timing of the start winning prize. The final display mode is displayed in the first special mode or the second special mode at an arbitrary shift timing. As described above, in this embodiment, since the hold display can be changed to the first special mode or the second special mode and displayed at a plurality of timings, there are various timings for changing the display mode of the hold display. When the hold display is displayed in the special mode, the hold display is changed from the special mode to the first special mode or the first special mode until the variable display based on the hold storage corresponding to the hold display is started. Since the display is changed into two special modes, it is possible to improve game entertainment.
なお、図72〜図74に示す例では、示唆演出として表示領域の右側から黒い矢が飛んでくるような態様の演出を実行する場合を示したが、示唆演出の演出態様は、このような態様にかぎられない。例えば、示唆演出として、遊技機に設けられた可動部材(役物)を用いた演出を実行するようにしてもよい。この場合、例えば、ピストルの形状を模した可動部材の可動にあわせて銃弾が発射されるような画像を表示することにより示唆演出を実行するようにしてもよい。 In the example shown in FIGS. 72 to 74, a case is shown in which an effect of a mode in which a black arrow flies from the right side of the display area is executed as the suggestion effect. It is not limited to the embodiment. For example, you may make it perform the production | presentation which used the movable member (community) provided in the gaming machine as a suggestion production. In this case, for example, the suggestion effect may be executed by displaying an image in which a bullet is fired in accordance with the movement of the movable member simulating the shape of the pistol.
以上に説明したように、この実施の形態によれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、入賞時演出処理等を実行することによって実現される、始動入賞時に変動表示の表示結果および変動パターンを判定する判定手段を備えている。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、先読み演出決定処理や飾り図柄変動開始処理等を実行することによって実現される、判定手段による判定結果にもとづいて保留記憶に対応する保留表示(合算保留記憶表示部における保留記憶)を第1特別態様または第2特別態様で表示させる先読み演出を実行する演出実行手段を備えている。そして、演出実行手段は、複数のタイミング(始動入賞のタイミングやシフトタイミングなど)で保留表示を第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示することが可能であり、保留表示が特殊態様で表示されたときは、保留表示に対応する保留記憶にもとづく可変表示が開始されるまでに、その保留表示を特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示するように制御するように構成されている。そのように構成されていることによって、複数のタイミングで保留表示を第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示することが可能であるため、保留表示の表示態様を変化させるタイミングに多様性を持たせることができるとともに、保留表示が特殊態様で表示されたときには、保留表示を特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示するため、遊技興趣を向上させることができる。
As described above, according to this embodiment, the
また、この実施の形態によれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、先読み演出決定処理や飾り図柄変動開始処理等を実行することによって実現される、保留表示の表示態様が変化するか否かを示唆する示唆演出(示唆演出(成功パターン)および示唆演出(通過パターン))を実行する示唆演出実行手段を備えている。そして、示唆演出実行手段は、保留表示が特殊態様で表示されているときには、保留表示が特殊態様で表示されていないときに比べて高い頻度で示唆演出を実行するように構成されている。そのように構成されていることによって、保留表示が特殊態様で表示されたときには、高い頻度で示唆演出が実行されるため、期待感を高めることでき、遊技興趣を向上させることができる。
Further, according to this embodiment, the
また、この実施の形態によれば、演出実行手段は、判定手段によって表示結果が大当りとなると判定されたときには、大当りとならないと判定したときに比べて高い割合で判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を第2特別態様で表示する。また、演出実行手段は、保留表示を特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示する第2先読み演出パターンで先読み演出を行うときには、保留表示を特殊態様で表示することなく第1特別態様または第2特別態様で表示する第1先読み演出パターンで先読み演出を行うときに比べて高い割合で保留表示を第2特別態様で表示するように構成されている。そのように構成されていることによって、保留表示が特殊態様で表示されたときには、大当りとなる期待度が高い第2特別態様で表示される割合が高くなるため、期待感を高めることができ、遊技興趣を向上させることができる。 In addition, according to this embodiment, when the determination means determines that the display result is a big hit, the effect execution means stores the reserved memory that is the determination target at a higher rate than when it is determined that the big hit does not occur. The corresponding hold display is displayed in the second special mode. Further, the effect execution means does not display the hold display in the special mode when performing the pre-read effect in the second prefetch effect pattern that is displayed by changing the hold display from the special mode to the first special mode or the second special mode. The hold display is configured to be displayed in the second special mode at a higher rate than when the prefetch effect is performed in the first prefetch effect pattern displayed in the first special mode or the second special mode. By being configured in this way, when the hold display is displayed in a special mode, the ratio displayed in the second special mode with a high degree of expectation to be a big hit is increased, so that the expectation can be enhanced, Amusement interest can be improved.
実施の形態3.
また、第1の実施の形態で示した構成に加えて、さらに、低ベース状態において、高ベース状態において可変入賞球装置15が開放状態に制御されているときに記憶された保留記憶が記憶されている状態で、可変入賞球装置15が開放状態に制御されているときに第2始動入賞口14に始動入賞した場合に、記憶されている高ベース状態において可変入賞球装置15が開放状態に制御されているときに記憶された保留記憶にもとづく変動表示が行われているときに特殊演出を実行可能に構成してもよい。以下、そのように構成した場合の第3の実施の形態について説明する。
Further, in addition to the configuration shown in the first embodiment, in addition to the configuration shown in the first embodiment, the pending storage stored when the variable winning
なお、この実施の形態において、第1の実施の形態と同様の構成および処理をなす部分についてはその詳細な説明を省略し、主として第1の実施の形態と異なる部分について説明する。 Note that in this embodiment, detailed description of the parts having the same configuration and processing as those of the first embodiment will be omitted, and parts different from those of the first embodiment will be mainly described.
図75は、第3の実施の形態における始動口スイッチ通過処理を示すフローチャートである。図75に示すように、この実施の形態では、始動口スイッチ通過処理において、CPU56は、第1の実施の形態で示した処理に加えて、ステップS1232で第2保留記憶数加算指定コマンドを送信すると、遊技状態が高ベース状態であるときには高ベース時第2始動入賞指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行い、低ベース状態であるときには低ベース時第2始動入賞指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS1233)。
FIG. 75 is a flowchart showing a start port switch passage process in the third embodiment. As shown in FIG. 75, in this embodiment, in the start port switch passing process, in addition to the process shown in the first embodiment, the
なお、高ベース時第2始動入賞指定コマンドは、遊技状態が高ベース状態であるときに第2始動入賞が生じたことを示す演出制御コマンドである。また、低ベース時第2始動入賞指定コマンドは、遊技状態が低ベース状態であるときに第2始動入賞が生じたことを示す演出制御コマンドである。 Note that the second start winning designation command at the time of high base is an effect control command indicating that a second start winning has occurred when the gaming state is in the high base state. The low start second start winning designation command is an effect control command indicating that the second start winning is generated when the gaming state is the low base state.
図76は、第3の実施の形態におけるコマンド解析処理(ステップS704)の具体例を示すフローチャートである。この実施の形態では、コマンド解析処理において、演出制御用CPU101は、第1の実施の形態で示した処理に加えて、ステップS661〜S665の処理を実行する。
FIG. 76 is a flowchart illustrating a specific example of command analysis processing (step S704) in the third embodiment. In this embodiment, in the command analysis process, the
この実施の形態では、受信した演出制御コマンドが高ベース時第2始動入賞指定コマンドである場合には(ステップS661)、演出制御用CPU101は、第2始動入賞時コマンド格納領域において、演出実行情報として「0」(特殊演出を実行しないことを示す。)を設定する(ステップS662)。
In this embodiment, when the received effect control command is a high base second start winning designation command (step S661), the
図77は、第3の実施の形態における始動入賞時コマンド格納領域(第1始動入賞時コマンド格納領域、第2始動入賞時コマンド格納領域)の具体例を示す説明図である。この実施の形態では、低ベース状態において当り遊技状態(普通図柄の停止図柄が当り図柄であった場合に移行する。)中に記憶された保留記憶にもとづく識別情報の可変表示が行われているときに特殊演出が実行される。図77に示すように、この実施の形態では、始動入賞時コマンド格納領域に演出実行情報の格納領域が設けられており、特殊演出を実行すべきか否かを示す情報(特殊演出を実行する条件が成立していることを示す情報)が、「演出実行情報」として、始動入賞時コマンド格納領域に格納される。 FIG. 77 is an explanatory diagram illustrating a specific example of a start winning command storage area (a first starting winning command storage area, a second start winning command storage area) according to the third embodiment. In this embodiment, in the low base state, the variable display of the identification information based on the hold memory stored in the winning game state (the transition is made when the stop symbol of the normal symbol is the winning symbol) is performed. Sometimes special effects are performed. As shown in FIG. 77, in this embodiment, a storage area for effect execution information is provided in the start winning command storage area, and information indicating whether or not the special effect should be executed (conditions for executing the special effect) Is stored in the start winning command storage area as “production execution information”.
受信した演出制御コマンドが低ベース時第2始動入賞指定コマンドである場合には(ステップS663)、演出制御用CPU101は、第2始動入賞時コマンド格納領域において、演出実行情報として「1」(特殊演出を実行することを示す。)を設定する(ステップS664)。また、演出制御用CPU101は、第2始動入賞時コマンド格納領域において「0」が設定されている演出実行情報がある場合には、それらを「1」に変更する(ステップS655)。
When the received effect control command is a low base second start winning designation command (step S663), the
この実施の形態では、基本的には、高ベース状態において当り遊技中に記憶された保留記憶にもとづく識別情報の可変表示が行われているときに特殊演出は実行されないが、ステップS655の処理が実行されることによって、高ベース状態において当り遊技状態に制御されているときに記憶された保留記憶が記憶されているときに、当り遊技状態において第2始動入賞が生じた場合に、記憶されている保留記憶(高ベース状態において当り遊技状態に制御されているときに記憶された保留記憶)にもとづく識別情報の可変表示が行われるときに特殊演出が実行されるようになる。 In this embodiment, basically, the special effect is not executed when the variable display of the identification information based on the hold memory stored during the hit game in the high base state is performed, but the process of step S655 is performed. By being executed, it is stored when a second start prize is generated in the winning game state when the holding memory stored when being controlled in the winning game state in the high base state is stored. The special effect is executed when the variable display of the identification information is performed based on the holding storage (holding storage stored when the hit gaming state is controlled in the high base state).
なお、演出制御用CPU101は、ステップS662,S664の処理で、第2始動入賞時コマンド格納領域における、最後に変動カテゴリコマンドが格納された格納領域(つまり、最新の受信コマンドが格納された領域)において、演出実行情報を設定する。
It should be noted that the
図78は、第3の実施の形態における飾り図柄変動開始処理(ステップS801)を示すフローチャートである。この実施の形態では、飾り図柄変動開始処理において、演出制御用CPU101は、第1の実施の形態で示した処理に加えて、ステップS8002〜S8004の処理を実行する。
FIG. 78 is a flowchart showing decorative symbol variation start processing (step S801) according to the third embodiment. In this embodiment, in the decorative symbol variation start process, the
この実施の形態では、飾り図柄変動開始処理において、演出制御用CPU101は、第2図柄変動指定コマンド受信フラグがセットされている場合(第2特別図柄の変動が開始される場合)には(ステップS8002)、第2始動入賞時コマンド格納領域における、開始される変動に対応する格納領域(格納領域1)において演出実行情報として「1」が設定されているか否か確認する(ステップS8003)。「1」が設定されている場合には、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を高確率/高ベース状態に応じた背景画面と同様の背景画面(例えば、赤色の表示色の背景画面)に変更し(ステップS8004)、特殊演出(本例では、背景演出)の実行を開始する。
In this embodiment, in the decorative symbol variation start process, the effect control CPU 101 (step variation of the second special symbol is started) when the second symbol variation designation command reception flag is set (step 2). S8002), it is confirmed whether or not “1” is set as effect execution information in the storage area (storage area 1) corresponding to the change to be started in the second start winning command storage area (step S8003). When “1” is set, the
以上に説明したように、この実施の形態によれば、特別遊技状態(本例では、高ベース状態)において有利状態(本例では、当り遊技状態(可変入賞球装置15の開放状態))に制御されているときに記憶された保留記憶にもとづく変動表示が行われているときに特殊演出を実行しない。また、通常状態(本例では、低ベース状態)において、特別遊技状態において有利状態に制御されているときに記憶された保留記憶が記憶されている状態で、有利状態に制御されているときに始動領域(本例では、第2始動入賞口14)を遊技球が通過した場合に、記憶されている特別遊技状態において有利状態に制御されているときに記憶された保留記憶にもとづく変動表示が行われているときに特殊演出(本例では、背景演出)を実行する。そのため、特殊演出の実行頻度が十分でなく遊技に対する興趣が低下してしまうことを防止することができる。 As described above, according to this embodiment, in the special gaming state (in this example, the high base state), in the advantageous state (in this example, the winning gaming state (the open state of the variable winning ball device 15)). The special effect is not executed when the variable display based on the hold storage stored when being controlled is performed. Further, in the normal state (in this example, the low base state), when the reserved memory stored when the special gaming state is controlled to the advantageous state is stored and is controlled to the advantageous state When the game ball passes through the start area (in this example, the second start winning opening 14), a variable display based on the stored hold stored when the advantageous state is controlled in the stored special game state is displayed. When it is being performed, a special effect (in this example, a background effect) is executed. Therefore, it is possible to prevent the special performance from being executed frequently and the interest in the game from deteriorating.
また、上記の各実施の形態では、演出装置を制御する回路が搭載された基板として、演出制御基板80、音声出力基板70およびランプドライバ基板35が設けられているが、演出装置を制御する回路を1つの基板に搭載してもよい。さらに、演出表示装置9等を制御する回路が搭載された第1の演出制御基板(表示制御基板)と、その他の演出装置(ランプ、LED、スピーカ27など)を制御する回路が搭載された第2の演出制御基板との2つの基板を設けるようにしてもよい。
In each of the above-described embodiments, the
また、上記の各実施の形態では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、演出制御用マイクロコンピュータ100に対して直接コマンドを送信していたが、遊技制御用マイクロコンピュータ560が他の基板(例えば、図3に示す音声出力基板70やランプドライバ基板35など、または音声出力基板70に搭載されている回路による機能とランプドライバ基板35に搭載されている回路による機能とを備えた音/ランプ基板)に演出制御コマンドを送信し、他の基板を経由して演出制御基板80における演出制御用マイクロコンピュータ100に送信されるようにしてもよい。その場合、他の基板においてコマンドが単に通過するようにしてもよいし、音声出力基板70、ランプドライバ基板35、音/ランプ基板にマイクロコンピュータ等の制御手段を搭載し、制御手段がコマンドを受信したことに応じて音声制御やランプ制御に関わる制御を実行し、さらに、受信したコマンドを、そのまま、または例えば簡略化したコマンドに変更して、演出表示装置9を制御する演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するようにしてもよい。その場合でも、演出制御用マイクロコンピュータ100は、上記の実施の形態における遊技制御用マイクロコンピュータ560から直接受信した演出制御コマンドに応じて表示制御を行うのと同様に、音声出力基板70、ランプドライバ基板35または音/ランプ基板から受信したコマンドに応じて表示制御を行うことができる。
In each of the above embodiments, the
また、上記の各実施の形態では、変動時間およびリーチ演出の種類や擬似連(1回の可変表示中に1回以上の図柄の仮停止と再変動とが実行される演出)の有無等の変動態様を示す変動パターンを演出制御用マイクロコンピュータ100に通知するために、変動を開始するときに1つの変動パターンコマンドを送信する例が示されたが、2つ以上のコマンドで変動パターンを演出制御用マイクロコンピュータ100に通知するようにしてもよい。具体的には、2つのコマンドで通知する場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、1つ目のコマンドとして擬似連の有無、滑り演出の有無等、リーチになる前(リーチにならない場合にはいわゆる第2停止の前)の変動時間や変動態様を示すコマンドを送信し、2つ目のコマンドとしてリーチの種類や再抽選演出の有無等、リーチになったとき以降(リーチにならない場合にはいわゆる第2停止以後)の変動時間や変動態様を示すコマンドを送信するようにしてもよい。その場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、2つのコマンドの組合せから導かれる変動時間にもとづいて変動表示(可変表示)における演出制御を行うようにすればよい。なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、2つのコマンドのそれぞれで変動時間を通知し、それぞれのタイミングで実行される具体的な変動態様については演出制御用マイクロコンピュータ100で選択するようにしてもよい。2つのコマンドを送信する場合、同一のタイマ割込内で2つのコマンドを送信するようにしてもよく、1つ目のコマンドを送信した後、所定期間が経過してから(例えば、次のタイマ割込において)2つ目のコマンドを送信するようにしてもよい。なお、それぞれのコマンドで示される変動態様はそのような例に限定されず、送信する順序についても適宜変更可能である。このように2つ以上のコマンドで変動パターンを通知するようにすることによって、変動パターンコマンドとして記憶しておかなければならないデータ量を削減することができる。
In each of the above-described embodiments, the variation time, the type of reach production, the presence or absence of pseudo-continuous (the production in which one or more temporary stoppages and re-variations are performed during one variable display), etc. In order to notify the
また、本明細書において、「割合が異なる」には、A:B=70%:30%やA:B=30%:70%のような関係で割合が異なるものだけにかぎらず、A:B=100%:0%のような関係で割合が異なるもの(すなわち、一方が100%の割り振りで他方が0%の割り振りとなるようなもの)も含まれる。 Further, in this specification, “the ratio is different” is not limited to A: B = 70%: 30% or A: B = 30%: 70%, but the ratio is different from A: B = 70%: 30%. B = 100%: One with a different ratio due to a relationship such as 0% (that is, one with 100% allocation and the other with 0% allocation) is also included.
また、上記の各実施の形態では、遊技機としてパチンコ機を例にしたが、本発明を、メダルが投入されて所定の賭け数が設定され、遊技者による操作レバーの操作に応じて複数種類の図柄を回転させ、遊技者によるストップボタンの操作に応じて図柄を停止させたときに停止図柄の組合せが特定の図柄の組み合わせになると、所定数のメダルが遊技者に払い出されるスロット機に適用することも可能である。 In each of the above embodiments, a pachinko machine is taken as an example of a gaming machine. When the symbol is rotated according to the stop button operation by the player and the combination of the stop symbol becomes a specific symbol combination, it is applied to a slot machine in which a predetermined number of medals are paid out to the player It is also possible to do.
また、上記の各実施の形態では、遊技機として遊技媒体を使用するものを例にしたが 本発明による遊技機は、所定数の景品としての遊技媒体を払い出す遊技機に限定されず、遊技球等の遊技媒体を封入し景品の付与条件が成立した場合に得点を付与する封入式の遊技機に適用することもできる。 Further, in each of the above embodiments, the game machine uses a game medium as an example. However, the game machine according to the present invention is not limited to a game machine that pays out a predetermined number of game media. The present invention can also be applied to an enclosing game machine that encloses a game medium such as a ball and gives a score when a prize granting condition is satisfied.
本発明は、パチンコ遊技機やスロット機などの遊技機に適用可能である。 The present invention is applicable to gaming machines such as pachinko gaming machines and slot machines.
1 パチンコ遊技機
8a 第1特別図柄表示器
8b 第2特別図柄表示器
9 演出表示装置
13 第1始動入賞口
14 第2始動入賞口
15 可変入賞球装置
20 特別可変入賞球装置
31 遊技制御基板(主基板)
56 CPU
80 演出制御基板
100 演出制御用マイクロコンピュータ
101 演出制御用CPU
109 VDP
560 遊技制御用マイクロコンピュータ
DESCRIPTION OF
56 CPU
80
109 VDP
560 Microcomputer for game control
Claims (1)
前記特定遊技状態の終了後に遊技者にとって有利な特別遊技状態に対応した特別演出状態を含む複数の演出状態のうちのいずれかの演出状態に制御する演出状態制御手段と、
識別情報の可変表示の表示結果が導出表示される以前に、識別情報の可変表示の表示結果が前記特定表示結果となるか否かを判定する事前判定手段と、
前記事前判定手段の判定結果にもとづいて、前記特別演出状態に制御されていないときに前記特別演出状態と同様の態様の特殊演出を実行可能な特殊演出実行手段とを備え、
前記演出状態制御手段は、前記特殊演出実行手段によって前記特殊演出が実行されて前記特定遊技状態に制御された場合に、前記特殊演出が実行されずに前記特定遊技状態に制御された場合と比較して高い割合で前記特別演出状態に制御し、
前記特殊演出実行手段は、前記特殊演出を第1期間実行するときと、当該第1期間よりも長い第2期間実行するときとがあり、
前記演出状態制御手段は、前記特殊演出が前記第1期間実行されたときと前記第2期間実行されたときとで、異なる割合で前記特定遊技状態の終了後に前記特別演出状態に制御する
ことを特徴とする遊技機。 When a predetermined specific display result is derived and displayed on variable display means for variably displaying a plurality of types of identification information, each of which can be identified, and deriving and displaying the display result, a specific gaming state advantageous to the player is controlled. A gaming machine,
Effect state control means for controlling to any one of a plurality of effect states including a special effect state corresponding to a special game state advantageous to the player after the end of the specific game state;
Prior determination means for determining whether the display result of the variable display of the identification information is the specific display result before the display result of the variable display of the identification information is derived and displayed;
Special effect execution means capable of executing a special effect in the same manner as the special effect state when not controlled to the special effect state based on the determination result of the prior determination means,
When the special effect is executed by the special effect executing means and controlled to the specific game state, the effect state control means is compared with the case where the special effect is not executed and controlled to the specific game state. And control to the special performance state at a high rate,
The special effect executing means may execute the special effect for a first period and execute a second period longer than the first period,
The effect state control means controls the special effect state after the end of the specific gaming state at a different rate when the special effect is executed during the first period and when the second effect is executed during the second period. A featured gaming machine.
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