JP2014219413A - 粒子の発火特性試験のためのシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス中の粒子の発火特性を試験するためのシステム及び方法を提供すること。【解決手段】システムは、試験される粒子を保持する寸法の試験チャンバと、試験チャンバへガスを送達するように構成されたガス供給部と、粒子を加熱するように構成された加熱装置と、粒子及び/又はガスに関連したデータを収集するように構成されたデータ取得装置とを含む。方法は、試験チャンバ内にてガスの流れに対して空間に固定された粒子の周囲のガスの流れを生成することと、粒子を加熱すること及び/又はガスを加熱することと、粒子及び/又はガスに関連するデータを収集することとを含む。【選択図】なし

Description

本開示は粒子の発火特性試験のためのシステム及び方法に関する。
様々な環境において、一定量のガスの燃焼に関連する危険がある。たとえば、高温粒子がガス領域中に進入する及び/又はガス領域を通過することよって誘発される場合に、そのような危険がある。たとえば、地下の採鉱施設で稼働する機械設備からの1つ又は複数の衝撃スパークが、存在するガスを発火させることがある。穀物のサイロ内では、塵埃の燃焼が高温粒子によって引き起こされることがある。これらの又はその他のシナリオを、管理された試験環境の元でシミュレーションすることは今までのところ不可能であった。以前から概して停滞しているガス領域中の静止した粒子についてのみ研究されてきた。
粒子の発火特性試験のためのシステム及び方法が本明細書に開示される。本開示による方法は、試験チャンバ内のガスの流れに対して空間に固定された粒子の周囲にガスの流れを生成することと、ある温度まで粒子を加熱すること及び/又はガスを加熱することと、粒子及び/又はガスの流れに関連するデータを収集することとを含む。本開示になるシステムは、試験される粒子を保持する寸法の試験チャンバと、試験チャンバにガスを送達するように構成されたガス供給部と、粒子を加熱するように構成された加熱装置と、粒子及び/又はガスに関連するデータを収集するように構成されたデータ取得装置とを含む。
粒子の発火特性試験のためのシステムを示す概略図である。 粒子の発火特性試験のための方法の概要を示すフローチャートである。 粒子の発火特性試験のためのシステムの、説明のための非排他的実施例の断面投影図である。
粒子の発火特性試験のためのシステム及び方法がここに開示され、このシステム及び方法を、所定の多様なシナリオのシミュレーションと、粒子がガス中に入るか、又はガスに晒されて、粒子及び/又はガスに燃焼の危険がありうる多様な環境に関連するモデルのデータベースの作成、保守、及び活用とに使うことができる。言い換えれば、ここで使われているように、粒子の発火特性は、粒子そのものの燃焼に、及び/又は粒子がその内部に存在するガスの燃焼に関連し、以下のような変数の関数としてよい。すなわち、粒子の材料構成、粒子寸法、粒子形状、粒子の表面特性、粒子の温度、ガスに対する粒子の速度、ガスの成分、ガス圧力、ガス温度、粒子に対するガスの速度、粒子の周囲のガスの流れ特性などである。
本開示になるシステム及び/又は方法によってシミュレーションできる航空宇宙産業のシナリオの、説明のための非排他的実施例は、空中における機体への落雷に関する。機体に落雷し、落雷に関連する電流が機体の構造に渡って拡散すると、機体構造から材料の小さな粒子が脱落し得る危険が存在する。本開示になるシステム及び方法を、脱落した粒子の特性に基づく多様なガスの発火しきい値の理解を助けるために、またこの発火しきい値の研究とモデリングを行うために使用することができる。
本開示になるシステム及び方法によってシミュレーションできる他のシナリオと環境は、燃焼の危険がガス領域中に進入する及び/又はガス領域を通過する粒子に関連するあらゆる関連環境を含む。たとえば、多様な航空宇宙産業のシナリオに加えて、工業環境、農業環境、燃料雰囲気が存在する多様な環境、可燃性ガスの存在する多様な環境、ガス中を高温粒子が移動する多様な環境などに関連するシナリオをシミュレーションすることが求められてもよい。
図1は、粒子の発火特性試験のためのシステム10の例の概要を示し、図2は、粒子の発火特性試験のための方法100の例のフローチャートの概要を示す。図1〜図2において、いくつかの要素は破線で表されていて、これらの要素は随意でよいこと、又はシステム10及び/又は方法100のオプション形態に対応してよいことを概略表示している。しかしながら、全てのシステム10及び方法100が実線で示された要素を含むことを求められるものではない。図1〜図2におけるシステム10及び方法100の概略表示は限定的なものではなく、異なるシステム10、システム10の異なる構成部品、異なる方法100、方法100の異なるステップも本開示の範囲内であり、範囲に含まれるものとしては、ここでの議論から理解されるように、表示されたものより多数の、又はより少数の要素を持つシステム10や、同様に、表示されたものより多数の、又はより少数のステップを持つ方法100がある。同じくここでの議論から理解されるように、方法100は、図2に概略表示されたステップを、表示された順序通りに実施することを求められるものではない。さらに本開示によれば、システム10及び方法100の全ての例において、システム10は方法100の実行又は使用を求められるものではなく、方法100はシステム10の使用を求められるものではない。
最初に図1を参照すると、システム10は、試験される粒子14を保持する寸法の試験チャンバ12と、試験チャンバにガス18を送達するように構成されたガス供給部16と、粒子を加熱するように構成された加熱装置20と、粒子及び/又はガスに関連するデータを収集するように構成されたデータ取得装置22とを少なくとも含んでもよい。さらに図1に概略かつ随意で示されるように、いくつかの実施形態において、システム10は、試験チャンバを含む閉ループ流路26を画定するダクト24と、ダクトを通して試験チャンバ内に保持された粒子の周囲にガスを流すように構成されたファン28と、少なくとも試験チャンバ内の真空を引くように構成された真空システム30と、試験チャンバ内で粒子を保持するように構成された粒子ホルダ32と、及び/又はコンピュータシステム34と、のうちの1つ又は複数をさらに含んでよい。
システム10は、発火特性の特定が求められる粒子のあらゆる適切なタイプと形態に対して使うように構成されても、及び/又は使われてもよい。たとえば粒子14は、小さな粒子とされるものであってもよく、ここで議論される多様なシナリオ及び/又は環境に関連するものであってもよい。説明のための非排他的実施例として、粒子14は、金属、非金属、ポリマー、穀物、有機物、炭素繊維、炭素繊維強化プラスチック、締め具の一部、燃料運搬部材の一部、油圧部材の一部、電気部材の一部などを含んでよい。たとえば、地下の採鉱環境に放出された金属溶接材料の小さな一部に関連するデータの取得が求められることがある。説明のための異なる非排他的実施例としては、農業用穀物サイロ内に存在する穀物の塵埃に関連するデータの取得が求められることがある。システム10によって試験することができる粒子寸法の、説明のための非排他的実施例には、最大粒子径として(しかしこれらに限定されるものではないが)、1〜10000、1〜1000、1〜100、1〜10、10〜10000、10〜1000、10〜100、100〜10000、100〜1000、又は1000〜10000ミクロンの範囲を持つもの、及び/又は10000、1000、100又は10ミクロン未満のものを含んでもよい。
同様にシステム10は、多様な粒子14に関連して発火特性の特定が求められるガス18のあらゆる適切なタイプと構成に対して使うように構成されても、及び/又は使われてもよい。たとえば、ガス18は可燃性ガスを含んでもよい。追加として又は代わりとして、ガス18は非可燃性ガスを含んでもよい。複数のガスの混合ガスを使うことが求められることもある。ガスの多様な圧力が試験されることもある。説明のための非排他的実施例として、試験チャンバに送達されるガスの圧力範囲は、0〜2、0〜1、0〜0.5、0.5〜1、又は0.2〜0.5barであってもよい。いくつかの例では圧力は1bar以下であってもよく、別の例では圧力は1bar以上であってもよく、これはシミュレーションされて試験される特定のシナリオ及び/又は環境によるものである。たとえば、航空宇宙への応用では、空中にある機体に関連する、又は宇宙空間にある宇宙船に関連する環境をシミュレーションすることが求められることがある。代わりに、概して大気より高い圧力に関連する環境をシミュレーションすることが求められることがある。したがって、ガス供給部16は、試験チャンバ12へ、及び/又はダクト24へ、ここで開示されるような多様な範囲の(その範囲に限定されるものではないが)、あらゆる適切な圧力のガス18を送達するように構成されてよい。
多様なガスの温度を試験することができる。説明のための非排他的実施例として、試験チャンバに送達されるガスの温度は、シミュレーションされ試験される特定のシナリオ及び/又は環境に応じて、−60〜200℃の範囲とすることができる。したがって、いくつかのシステム10は、試験チャンバ12内のガス18を望ましい温度に調節する、又は制御するように構成されたガス温度制御システム36を含んでもよい。図1において、ガス温度制御システムは、試験チャンバ12内に概略的に随意でガス供給部16とオーバーラップの関係で示されていて、ガス温度の調節は試験チャンバそのものの内部で行ってもよく、又は試験チャンバへのガスの送達前にガス供給部などで行ってもよいことを概略的に表示している。追加として又は代わりとして、ガス温度を、随意でのダクト24内の他の場所で能動的に調整し、試験チャンバ内のガスを所望の温度にしてもよい。しかしながら、ガス温度の能動的な調整は全てのシステム10において要求されるものではなく、ここで議論するように、試験対象の所望のシナリオ及び/又は環境をシミュレーションするために、粒子14の能動的な加熱を行ってもよい。
ガス18を、粒子14に対してあらゆる望ましい速度で試験チャンバ12に送達することができる。たとえば、ファン28とダクト24を含むシステム10において、ファンは、ダクトを通して試験チャンバ内の粒子の周囲に、粒子に対して0〜1000、0〜500、0〜100、0〜10、10〜1000、10〜500、10〜100、100〜1000、100〜500、又は500〜1000メートル/秒(m/秒)の速度範囲のガスを流すように構成されてもよい。これらの範囲外の異なる速度も使うことができ、これら範囲外の速度も本開示の範囲に含まれる。追加として又は代わりとして、たとえば、シミュレーションされて試験されるシナリオ及び/又は環境に応じて、このような速度を多様な時間範囲で維持することができる。たとえば、粒子の周囲のガスの流れを、1〜60秒維持することができ、又は、1秒未満又は60秒を超えて維持することができる。
システム10の試験チャンバ12は、どのような適切な構成であってもよい。たとえば、試験チャンバは試験される粒子14を保持する寸法としてよい。追加として又は代わりとして、試験チャンバを、システム10が作動している間は、粒子の周囲において、及び/又は試験チャンバを通して、ガス18の実質的な層流を維持するように構成することができる。したがって、試験チャンバは、試験される粒子を保持するために十分大きく、試験チャンバを通して概してガスの層流を容易にし、データ取得装置22の使用を容易にするような、いかなる適切な寸法を持ってもよい。試験チャンバは、1立方インチ(in3)、又は15立方センチメートル(cm3)位に小さい、又は2000in3、又は33000cm3位に大きい内部領域52を画定することができる。これらの範囲外の寸法の試験チャンバも、より小さい寸法とより大きい寸法を含めて、本開示の範囲に含まれる。
試験チャンバ12は、概して平滑な壁40を含むことができ、試験チャンバを通して、少なくとも試験される粒子の近傍では、ガスの所望の速度においてガスの流れに乱れを与える構造を無くすことができる。追加として又は代わりとして、試験チャンバを、使用者が試験される粒子を観測できるように構成することができる。したがって、試験チャンバは窓38を含んでもよい。いくつかの実施形態では、窓が存在するなら、窓は試験チャンバの内面42と同一平面とすることができて、窓が試験チャンバを通して流されるガスに乱流を与えないようにしてもよい。窓は使用者による粒子の観測を可能にする寸法としてよい。追加として又は代わりとして、窓はデータ取得装置22が窓を通してデータを収集できる寸法としてよい。追加として又は代わりとして、窓は、試験チャンバ内の粒子を加熱するために、試験チャンバの外側にある加熱装置20の使用を可能とする寸法としてもよい。いくつかの実施形態では、試験チャンバは複数の窓を含み、1つは使用者による観測のために含み、1つは加熱装置を粒子に向けるために含んでもよい。その他の構成も本開示の範囲に含まれる。
システム10のいくつかの実施形態では、試験チャンバ12はダクト24のような他の部材と同様に、試験チャンバ内でのガス及び/又は粒子の燃焼に関連するような衝撃圧力に耐え、システムの構成部品に対する損傷がないように、又は少なくとも重要な損傷がないように構成することができる。説明のための非排他的実施例として、試験チャンバは15barまでの圧力に耐えるように構成することができる。追加として又は代わりとして、試験チャンバ内で粒子によって発火した場合、ガスの燃焼にも耐えられるようにシステムを構成することができる。追加として又は代わりとして、試験チャンバの壁40は、15barまでの圧力に耐え、及び/又は試験チャンバ内で粒子による発火があってガスが燃焼しても耐えられる寸法とすることができる。
上述したように、いくつかのシステム10は試験チャンバ内にて粒子14を保持するように構成され、これによって粒子と粒子の周囲のガス18の流れに関連する発火特性の試験を行うための粒子ホルダ32を含む。いくつかの実施形態では、粒子ホルダは粒子の周囲のガスの流れに対して固定された位置において粒子を保持するように構成されている。粒子ホルダが試験チャンバ内で粒子の上流側のガスの層流に悪影響を及ぼさないように、粒子ホルダは粒子を粒子ホルダより上流側に置くように構成してもよい。ここで使われるように、上流及び下流は、試験チャンバを通過するガスの流れに関連する方向を指す。したがって、試験チャンバ内の構造から上流の位置は、この構造に対してガスの入口44に向かっていて、試験チャンバ内の構造から下流の位置は、この構造に対してガスの出口46に向かっている。
適切な粒子ホルダ32の説明のための非排他的実施例は、粒子の周囲のガス18の流れに整列したロッド48を含む。いくつかのこのような実施形態では、ロッドはワイヤとされてもよい。追加として又は代わりとして、ロッドは粒子ホルダによって保持される粒子14の最大径より小さい直径又は別の径を持ってもよい。したがって、粒子ホルダは、試験チャンバを通過するガスの層流を、少なくとも粒子の上流側において容易にすることができる。言い換えれば、粒子ホルダを、試験チャンバを通して、そして試験される粒子の周囲において、所望のガスの流れに強い影響を及ぼさないように構成することができる。
上述したように、システム10は試験チャンバ12内に保持される粒子14を加熱するように構成された加熱装置20を含む。加熱装置は、シミュレーションされて試験されるシナリオ及び/又は環境に対応するような所望の温度まで、選択的に、粒子を加熱するように構成された適切な形状を取ることができる。所望の温度の説明のための非排他的実施例は、25〜4000℃の範囲である。図1において、加熱装置は試験チャンバとオーバーラップの関係として概略表示されていて、加熱装置は試験チャンバと一体であってもよく、試験チャンバ内にあってもよく、試験チャンバと別れて離れていてもよく、及び/又は試験チャンバの外側にあってもよいことを概略表示している。説明のための非排他的実施例として、加熱装置は、試験チャンバ内に保持された粒子を、レーザを用いて又は赤外(IR)光を用いて加熱するように構成されてもよい。したがって、加熱装置はレーザ及び/又はIR加熱器とされてもよい。いくつかのこのような実施形態では(必要とされるわけではないものの)、加熱装置を試験チャンバの外側に置いてもよく、試験チャンバ内に保持される粒子に随意での窓38を通してエネルギを指向させてもよい。
追加として又は代わりとして、いくつかの実施形態では、粒子ホルダによって保持されている粒子が、粒子ホルダを通した伝導により加熱されるように、粒子ホルダ32は加熱装置20を含むことができる、及び/又は加熱装置と協働するように構成されうる。説明のための非排他的実施例として、粒子ホルダは、抵抗加熱器及び/又は誘導加熱器を含んでもよく、又はこれらと接続されてもよい。その他の加熱装置の例も本開示の範囲内であり、上述したように、選択的に、粒子を所望の温度まで加熱するように構成されていれば、システム10にどのような適切な加熱装置を使ってもよい。
システム10のデータ取得装置22は、試験される粒子14とガス18に関連し、取得が求められるデータに応じたあらゆる適切な装置を含んでもよい。データ取得装置は、光データを一定時間に渡って、又は間隔を置いて捉えるように構成された装置を含んでもよい。たとえば、可視光データの静止画及び/又は動画を捉えるカメラを使ってもよい。追加として又は代わりとして、データ取得装置は、試験される粒子及び/又はガスに関連する温度のデータを収集するように構成されてもよい。追加として又は代わりとして、データ取得装置は、試験チャンバ内のガスに関連した圧力のデータを収集するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、データ取得装置は、粒子の周囲のガスの圧力プロファイルを計測するように構成されてもよい。追加として又は代わりとして、データ取得装置は、試験チャンバ内のガスに関連する速度データを収集するように構成されてもよく、いくつかの実施形態では粒子の周囲のガスの速度プロファイルを収集するように構成されてもよい。追加として又は代わりとして、データ取得装置は、ガスの流れの中の粒子の発火に関連する、及び/又は粒子の周囲を流れるガスの発火に関連する経過時間などの時間を計測するように構成されてもよい。追加として又は代わりとして、データ取得装置は、試験チャンバ内の粒子の周囲を流れるガスの流量密度勾配を検出できる装置のようなシュリーレン画像装置を含んでもよい。
図1において、データ取得装置22は、試験チャンバ12とオーバーラップの関係で概略表示されていて、データ取得装置は試験チャンバと一体としてもよく、試験チャンバ内にあってもよく、試験チャンバと別れて離れていてもよく、及び/又は試験チャンバの外側にあってもよいことを概略表示している。さらに、データ取得装置は随意での窓38とオーバーラップの関係に概略表示され、いくつかのデータ取得装置は、粒子と流れるガスに関連するデータを、随意での窓を通して収集するように構成されて配置されてもよいことを概略表示している。
図1に概略的に随意で示されているように、システム10はコンピュータシステム34を含んでもよい。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムはデータ取得装置22と接続されても、及び/又は通信してもよい。追加として又は代わりとして、いくつかの実施形態では、コンピュータシステムがデータ取得装置を操作するように構成されてもよい。コンピュータシステムは、存在すれば、システム10によって試験された粒子の発火特性に関連し、少なくとも部分的にはデータ取得装置によって取得されたデータに基づいたデータベースの維持に使われてもよい。随意でのコンピュータシステムは、このようなデータベースとともに構成された非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むものとしてよい。
データベースは、使用される場合は、異なる寸法を有する、異なる温度を有する、異なる材料構成を有するなどの異なる粒子に関連するデータを含んでもよい。追加として又は代わりとして、データベースは、システム10によって粒子の試験に使用された異なるガス又は混合ガス、ガスの流れの異なる流速、ガスの流れの異なる温度、及びガスの流れの異なる圧力に関連するデータを含んでもよい。したがって、このようなデータベースは、多様なシナリオと環境に対応するような多様な粒子とガスに関連する多様なモデルを画定するもの、及び/又は画定するために使われるものとみなしてよい。時間の経過とともに、このようなモデルは、所与の環境に関連して、所与の粒子と所与のガスに関連した発火特性を予測するために十分強力となり得る。その結果、特定の粒子とガスの流れに関連しての発火特性を特定するために、又は予測するために、特定の粒子と特定のガスの流れを物理的に試験するのに本開示のシステム10を実際に使用する必要がなくなる可能性がある。
上述したように、システム10は、試験チャンバ12とファン28を含む閉ループ流路26を画定するダクト24を含んでもよく、ファン28は、試験チャンバ内のダクトを通して粒子14の周囲にガス18を流すように構成されている。このようなシステム10は、閉ループ風洞50とされ、又は閉ループ風洞50を含むとされ、閉ループ風洞50は、少なくともダクトと、試験チャンバと、ファンとを含み、粒子とガスに関連する発火特性の試験の目的のため、試験チャンバを通して閉ループ流路26を巡るガスの流れを再循環させるように構成されている。ここで使用されるものとして、ファンはガス18に閉ループ流路を巡る流れを与えるためのいかなる適切な構造と機構を含む。タービンは適切なファンの説明のための非排他的実施例であるが、ファンの異なるタイプと構成をシステム10に使用してもよい。
いくつかの実施形態では、風洞50は、閉ループ流路26を巡るガス18の層流を容易にするように構成された多様な構造を含んでもよい。説明のための非排他的実施例として、風洞は、閉ループ流路のベンドや角部周辺におけるガスの層流を容易にするように構成されたルーバなどの構造54を含んでもよい。追加として又は代わりとして、風洞は、閉ループ流路を巡るガスの層流を容易にする網目寸法を持つ1つ又は複数のスクリーン56を含んでもよい。追加として又は代わりとして、随意でのスクリーン56は、少なくともシステム10によって試験される条件内でのガス18の爆発を防止することが、又は少なくとも爆発を制限することができる。
いくつかのシステム10は、試験チャンバ12及び/又は閉ループ流路26内に真空を引くように構成された真空システム30を組み入れることができ、存在するあらゆる空気(存在していれば)を取り除く。したがって、ガス供給部16が続いて試験チャンバ及び/又は閉ループ流路内にガス18を導入することができ、ガス供給部によって、試験されシミュレーションされるシナリオ及び/又は環境に基づいて所望のガスの圧力を達成する。
図2のフローチャートを参照すると、方法100が概略表示されている。上述したように、方法100は、システム10の使用を求められるものではなく、システム10は、方法100の実行、又は実施を求められるものではない。しかしながら、システム10が方法100を使えること、及び/又はそうでなくても方法100に関連し得ること、及び方法100がシステム10とともに、又は少なくとも部分的にシステム10とともに実行され得ることは本開示の範囲に含まれる。
図2に概略表示するように、粒子の発火特性を試験する方法100は、102として表示するように、試験チャンバ内のガスの流れに対して空間に固定された粒子の周囲にガスの流れを生成することと、104として表示するように、粒子及び/又はガスを所望の温度に加熱することと、106として表示するように、粒子及び/又はガスの流れに関連するデータを収集することとを含みうる。
いくつかの方法100においては、生成102は真空を引いて所定の又は所望のガスの圧力を達成するために、所定量のガスを導入することと、ガスに流れを与えることとを含んでもよい。追加として又は代わりとして、生成は粒子の周囲のガスの実質的な層流を維持することを含んでもよい。追加として又は代わりとして、試験チャンバを含む閉ループ風洞によって、生成を容易にすることができる。追加として又は代わりとして、生成は試験チャンバを通してガスを再循環させることを含んでもよい。
いくつかの方法100においては、加熱104は、レーザによる粒子の加熱を含んでもよい。追加として又は代わりとして、加熱は赤外光による粒子の加熱を含んでもよい。追加として又は代わりとして、加熱は粒子ホルダからの伝導加熱を含んでもよい。追加として又は代わりとして、加熱は抵抗加熱及び/又は誘導加熱を含んでもよい。追加として又は代わりとして、加熱は粒子を25〜4000℃の範囲の温度に加熱することを含んでもよい。
いくつかの方法においては、収集106は粒子の視覚的観測及び/又は視覚的記録を含んでもよい。追加として又は代わりとして、収集は粒子の温度の計測及び/又はガスの温度の計測を含んでもよい。追加として又は代わりとして、収集は粒子の周囲のガスの流れの速度の計測を含んでもよく、いくつかの方法においては、粒子の周囲のガスの流れの速度プロファイルの計測を含んでもよい。追加として又は代わりとして、収集はガスの流れの圧力の計測を含んでもよく、いくつかの方法においては、粒子の周囲のガスの流れの圧力プロファイルの計測を含んでもよい。追加として又は代わりとして、収集は、ガスの流れの中の粒子の発火及び/又は粒子の周囲のガスの発火に関連する経過時間を含むなどの時間データの収集を含んでもよい。追加として又は代わりとして、収集は、粒子の周囲のガスの流れに関連するシュリーレン像の収集を含んでもよい。
図2に概略的に随意で示されているように、いくつかの方法100は、108として表示されるデータベースへのデータの格納を含んでもよい。このような方法のいくつかにおいて、生成と、加熱と、収集と、格納とは110に概略表示するように、たとえば異なる粒子に対して繰り返すことができる。たとえば、異なる粒子は異なる寸法を持ってもよく、及び/又は異なる材料構成を持ってもよい。追加として又は代わりとして、繰り返し110は、異なるガス又は混合ガスに対して行われてもよい。追加として又は代わりとして、繰り返しは、粒子の周囲のガスの流れの異なる速度に対して行われてもよい。追加として又は代わりとして、繰り返しは、粒子の周囲のガスの流れの異なる圧力に対して行われてもよい。追加として又は代わりとして、繰り返しは、粒子の周囲のガスの流れの異なる温度に対して行われてもよい。
いくつかの方法100は、112として随意で示されるように、環境設計のためのデータベースへのアクセスをも含んでよい。114に示すように、本開示による方法は、少なくとも一部がアクセス112に基づいた環境設計をも含んでもよい。言い換えれば、粒子とガスに関連する発火特性のデータベースは、ガス領域中に放出された粒子の危険が存在する多様な環境を設計して開発するために、技術者によってアクセスされてもよい。たとえば、機体の燃料システム設計に際して、航空宇宙技術者がデータベースにアクセスしてもよい。追加として又は代わりとして、穀物サイロの設計に当たり、農業技術者がデータベースにアクセスしてもよい。その他の例もまた本開示の範囲に含まれる。
図3を参照すると、システム10に使用され得る、及び/又は方法100を容易にするための、閉ループ風洞50の説明のための非排他的実施例の全体が、参照番号200により示されている。必要に応じて図1の概略表示からの参照番号が風洞200の対応する部材の指定に使われているが、図3の例は非排他的であり、風洞200の示された実施形態を使用するに当たって、システム10、風洞50、及び/又は方法100を制限するものではない。
図3において、風洞200は自身の多様な内部構造を明らかにするために断面で示されている。ここに見られるように、風洞200は、2つの窓38を持つ試験チャンバ12を含む閉ループ流路26を画定するダクト24を含む。ファン28が、閉ループ流路を巡って試験チャンバを通してガスを再循環させるために備えられている。試験チャンバの下流には、ダクトを貫通する層流を容易にするため、またダクト内でのガスの爆発を防止又は少なくとも制限するために一連のスクリーン56が設けられている。風洞は、閉ループ流路内の角部の周囲のガスの層流を容易にするように構成されたルーバ形状の構造54をも含む。
本開示による発明の主題の、説明のための非排他的実施例を以下に列挙する段落にて説明する。
A. 粒子の発火特性を試験する方法であって、
試験チャンバ内のガスの流れに対して空間に固定された粒子の周囲のガスの流れを生成することと、
ある温度まで粒子を加熱すること及び/又はガスを加熱することと、
粒子及び/又はガスの流れに関連するデータを収集することと
を含む方法。
A1. ガスと、粒子と、温度とがシミュレーションされる所定のシナリオに対応する、段落Aに記載の方法。
A1.1. シミュレーションされる所定のシナリオは、航空宇宙のシナリオ、工業のシナリオ、採鉱のシナリオ、農業のシナリオ、燃料雰囲気に関連するシナリオ、可燃性ガスに関連するシナリオ、高温粒子に関連するシナリオ、及び/又はガスを通して移動する高温粒子に関連するシナリオのうちの1つ又は複数を含む、段落A1に記載の方法。
A2. ガスは可燃性ガスを含み、随意でガスは可燃性ガスからなり、随意でガスは基本的に可燃性ガスからなる、段落AないしA1.1のいずれかに記載の方法。
A3. ガスは非可燃性ガスを含み、随意でガスは非可燃性ガスからなり、随意でガスは基本的に非可燃性ガスからなる、段落AないしA2のいずれかに記載の方法。
A4. ガスは混合ガスを含む、段落AないしA3のいずれかに記載の方法。
A5. ガスの流れの速度範囲が粒子に対して0〜1000、0〜500、0〜100、0〜10、10〜1000、10〜500、10〜100、100〜1000、100〜500、又は500〜1000m/秒の範囲にある、段落AないしA4のいずれかに記載の方法。
A6. ガスの流れの圧力が、0〜2、0〜1、0〜0.5、0.5〜1又は0.2〜0.5barの範囲にある、1bar以下である、及び/又は1bar以上である、段落AないしA5のいずれかに記載した方法。
A7. ガスを加熱することは、200℃の温度までガスを加熱することを含む、AないしA6のいずれかに記載の方法。
A8. ガスの流れを生成することは、試験チャンバ内の真空を引くことと、試験チャンバ内に所定量のガスを導入して所定のガス圧力を達成することと、ガスに流れを与えることとを含む段落AないしA7のいずれかに記載の方法。
A9. ガスの流れを生成することは、試験チャンバ内のガスの実質的な層流を維持することを含む、段落AないしA8のいずれかに記載の方法。
A10. ガスの流れを生成することは、試験チャンバを含む閉ループ風洞によって容易にされる、段落AないしA9のいずれかに記載の方法。
A11. ガスの流れを生成することは、試験チャンバを通してガスの再循環させることを含む、段落AないしA10のいずれかに記載の方法。
A12. 粒子が1〜10000、1〜1000、1〜100、1〜10、10〜10000、10〜1000、10〜100、100〜10000、100〜1000、又は1000〜10000ミクロンの範囲及び/又は10000、1000、100、又は10ミクロン未満の最大直径を持つ、段落AないしA11のいずれかに記載の方法。
A13. 粒子は、金属、非金属、ポリマー、穀物、有機物、炭素繊維、炭素繊維強化プラスチック、締め具の一部、燃料運搬部材の一部、油圧部材の一部、又は電気部材の一部、を含む、からなる、及び/又は、から基本的になる、段落AないしA12のいずれかに記載の方法。
A14. 粒子を加熱することは、粒子をレーザで加熱することを含む、段落AないしA13のいずれかに記載の方法。
A15. 粒子を加熱することは、粒子を赤外光で加熱することを含む、段落AないしA14のいずれかに記載の方法。
A16. 粒子を加熱することは、粒子ホルダからの熱を伝導させることを含む、段落AないしA15のいずれかに記載の方法。
A17. 粒子を加熱することは、粒子を25〜4000℃の温度範囲に加熱することを含む、段落AないしA16のいずれかに記載の方法。
A18. データを収集することは、粒子を視覚的に観測すること及び/又は記録することを含む、段落AないしA17のいずれかに記載の方法。
A19. データを収集することは、粒子の温度を計測すること及び/又はガスの温度を計測することを含む、段落AないしA18のいずれかに記載の方法。
A20. データを収集することは、粒子の周囲のガスの流れの速度を計測することと、随意で粒子の周囲のガスの流れの速度プロファイルを計測することを含む、段落AないしA19のいずれかに記載の方法。
A21. データを収集することは、ガスの流れの圧力を計測することと、随意で粒子の周囲のガスの流れの圧力プロファイルを計測することを含む、段落AないしA20のいずれかに記載の方法。
A22. データを収集することは、時間データを収集することを含み、随意で時間データはガスの流れの中の粒子の発火及び/又は粒子の周囲のガスの発火に関連する経過時間を含む、段落AないしA21のいずれかに記載の方法。
A23. データを収集することは、粒子の周囲のガスの流れに関連するシュリーレン像の収集を含む、段落AないしA22のいずれかに記載の方法。
A24. データをデータベースに格納することをさらに含む、段落AないしA23のいずれかに記載の方法。
A24.1. 異なる粒子のための生成と、加熱と、収集と、格納とを繰り返すことをさらに含み、随意で異なる粒子は異なる寸法を持ち、随意で異なる粒子は異なる材料、から構成される、からなる、及び/又は、から基本的になる、段落A24に記載の方法。
A24.2. 異なるガス又は混合ガスのための生成と、加熱と、収集と、格納とを繰り返すことをさらに含む、段落A24又はA24.1に記載の方法。
A24.3. 粒子の周囲のガスの流れの異なる速度について生成と、加熱と、収集と、格納とを繰り返すことをさらに含む、段落A24ないしA24.2のいずれかに記載の方法。
A24.4. 粒子の周囲のガスの流れの異なる圧力について生成と、加熱と、収集と、格納とを繰り返すことをさらに含む、段落A24ないしA24.3のいずれかに記載の方法。
A24.5. 異なる温度のガス及び/又は粒子について生成と、加熱と、収集と、格納とを繰り返すことをさらに含む、段落A24ないしA24.4のいずれかに記載の方法。
A24.6. 環境設計のためのデータベースにアクセスすることをさらに含み、随意で環境は、航空宇宙環境、工業環境、採鉱環境、農業環境、燃料雰囲気に関連する環境、可燃性ガスに関連する環境、及び/又は高温粒子に関連する環境のうちの1つ又は複数を含む、段落A24ないしA24.5のいずれかに記載の方法。
A24.6.1. 段落A24.6の方法を実行することと、
少なくとも部分的にアクセスすることに基づいて環境を設計することと
を含む方法。
A25. ガスをあるガス温度まで冷却することと、粒子をある粒子温度まで加熱することとをさらに含む段落AないしA24.6.1のいずれかに記載の方法。
A26. 段落BないしB28に記載のいずれかのシステムを使用する、段落AないしA25のいずれかに記載の方法。
B. 粒子の発火特性を試験する試験システムであって、
試験される粒子を保持する寸法の試験チャンバと、
試験チャンバにガスを送達するように構成されたガス供給部と、
粒子を加熱するように構成された加熱装置と、
粒子及び/又はガスに関連するデータを収集するように構成されたデータ取得装置と、
を含む試験システム。
B1. 試験チャンバを含む閉ループ流路を画定するダクトと、
ダクトを通して試験チャンバ内の粒子の周囲にガスを流すように構成されたファンと、
をさらに含む、段落Bに記載の試験システム。
B1.1. ファンは、ダクトを通して試験チャンバ内の粒子の周囲に、粒子に対する速度範囲0〜1000、0〜500、0〜100、0〜10、10〜1000、10〜500、10〜100、100〜1000、100〜500、又は500〜1000m/秒のガスを流すように構成されている、段落B1に記載の試験システム。
B2. ガスと粒子は、シミュレーションされる所定のシナリオに対応する、段落BないしB1.1のいずれかに記載の試験システム。
B2.1. シミュレーションされる所定のシナリオは、航空宇宙のシナリオ、工業のシナリオ、採鉱のシナリオ、農業のシナリオ、燃料雰囲気に関連するシナリオ、可燃性ガスに関連するシナリオ、高温粒子に関連するシナリオ、及び/又はガスを通して移動する高温粒子に関連するシナリオのうちの1つ又は複数を含む、段落B2に記載の試験システム。
B3. ガスは可燃性ガスを含み、随意でガスは可燃性ガスからなり、随意でガスは基本的に可燃性ガスからなる、段落BないしB2.1のいずれかに記載の試験システム。
B4. ガスは非可燃性ガスを含み、随意でガスは非可燃性ガスからなり、随意でガスは基本的に非可燃性ガスからなる、段落BないしB2.1のいずれかに記載の試験システム。
B5. ガスは混合ガスを含む、段落BないしB4のいずれかに記載の試験システム。
B6. ガス供給部が、試験チャンバに0〜2、0〜1、0〜0.5、0.5〜1、又は0.2〜0.5barの範囲の圧力の、1bar以下の圧力の、及び/又は1bar以上の圧力のガスを送達するように構成されている、段落BないしB5のいずれかに記載の試験システム。
B7. 試験チャンバ内にガスをさらに含み、ガスの圧力は0〜2、0〜1、0〜0.5、0.5〜1又は0.2〜0.5barの範囲にある、1bar以下である、及び/又は1bar以上である、段落BないしB6のいずれかに記載の試験システム。
B8. 試験チャンバにガスをさらに含み、ガスの温度は−60〜200℃の範囲にある、段落BないしB7のいずれかに記載の試験システム。
B9. 試験チャンバ内のガスの温度を制御するように構成されたガス温度制御システムをさらに含む、段落BないしB8のいずれかに記載の試験システム。
B10. 試験チャンバ及び/又は閉ループ流路内に真空を引くように構成された真空システムをさらに含む、段落BないしB9のいずれかに記載の試験システム。
B11. 試験チャンバが、粒子の周囲において及び/又は試験チャンバを通してガスの実質的な層流を維持するように構成された、段落BないしB10のいずれかに記載の試験システム。
B12. 試験される粒子をさらに含み、粒子は試験チャンバ内に保持され、粒子は、1〜10000、1〜1000、1〜100、1〜10、10〜10000、10〜1000、10〜100、100〜10000、100〜1000、又は1000〜10000ミクロンの範囲の、及び/又は10000、1000、100、又は10ミクロン未満の最大直径を持つ、段落BないしB11のいずれかに記載の試験システム。
B12.1. 粒子は、金属、非金属、ポリマー、穀物、有機物、炭素繊維、炭素繊維強化プラスチック、締め具の一部、燃料運搬部材の一部、油圧部材の一部、又は電気部材の一部、を含む、からなる、及び/又は、から基本的になる、段落B12に記載の試験システム。
B13. 加熱装置は粒子をレーザによって加熱するように構成されている、段落BないしB12.1のいずれかに記載の試験システム。
B14. 加熱装置は粒子を赤外光によって加熱するように構成されている、段落BないしB13のいずれかに記載の試験システム。
B15. 粒子の周囲のガスの流れに対して試験チャンバ内の固定した位置で粒子を保持するように構成された粒子ホルダをさらに含む、段落BないしB14のいずれかに記載の試験システム。
B15.1. 加熱装置は、粒子ホルダからの伝導によって、随意で抵抗加熱及び/又は誘導加熱によって、粒子を加熱するように構成された、段落B15に記載の試験システム。
B15.2. 粒子ホルダは、粒子ホルダに対して上流に粒子を置くように構成された、段落B15又はB15.1に記載の試験システム。
B15.3. 粒子ホルダは、粒子の周囲及び/又は粒子の上流でガスの層流を容易にするように構成された、段落B15ないしB15.2のいずれかに記載の試験システム。
B15.4. 粒子ホルダは、粒子の周囲においてガスの流れ方向に整列したロッドを含む、段落B15ないしB15.3のいずれかに記載の試験システム。
B16. 試験チャンバは、試験される粒子の視覚的観測を容易にするために配置された窓を含む、段落BないしB15.4のいずれかに記載の試験システム。
B16.1. 窓は試験チャンバ内のガスの層流を容易にするように構成された、段落B16に記載の試験システム。
B16.2. 窓は試験チャンバの内面と同一平面である、段落B16又はB16.1に記載の試験システム。
B16.3. 加熱装置は試験チャンバの外側に配置され、窓を通して粒子を加熱するように構成された、段落B16ないしB16.2のいずれかに記載の試験システム。
B17. データ取得装置は、光データを経時的に補足するように構成された装置を含む、段落BないしB16.3のいずれかに記載の試験システム。
B18. データ取得装置は、粒子の温度を計測するように構成された、段落BないしB17のいずれかに記載の試験システム。
B19. データ取得装置は、試験チャンバ内のガスの温度を計測するように構成された、段落BないしB18のいずれかに記載の試験システム。
B20. データ取得装置は、試験チャンバ内のガスの圧力を、随意で粒子の周囲のガスの圧力プロファイルを、計測するように構成された、段落BないしB19のいずれかに記載の試験システム。
B21. データ取得装置は、試験チャンバ内のガスの速度を、随意で粒子の周囲のガスの速度プロファイルを、計測するように構成された、段落BないしB20のいずれかに記載の試験システム。
B22. データ取得装置は、時間データを収集するように構成され、随意で時間データがガス中の粒子の発火に、及び/又は粒子の周囲のガスの発火に関連する経過時間を含む、段落BないしB21のいずれかに記載の試験システム。
B23. データ取得装置はシュリーレン画像装置を含む、段落BないしB22のいずれかに記載の試験システム。
B24. 試験システムによって試験され、少なくとも部分的にデータ取得装置から取得されたデータに基づく粒子の発火特性に関連するデータの維持のためのデータベースとともに構成され、非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むコンピュータシステムをさらに含む、段落BないしB23のいずれかに記載の試験システム。
B24.1 データベースは、異なる寸法を持つ、異なる温度を持つ、及び/又は異なる材料、を含む、からなる、及び/又は、から基本的になる異なる粒子に関連するデータを含む、段落B24に記載の試験システム。
B24.2. データベースは、試験システムによって粒子の試験に使用される異なるガス又は混合ガスに関連するデータを含む、段落B24又はB24.1に記載の試験システム。
B24.3. データベースは、試験システムによって粒子の試験に使用されるガスの流れの異なる速度に関連するデータを含む、段落B24ないしB24.2のいずれかに記載の試験システム。
B24.4. データベースは、試験システムによって粒子の試験に使用されるガスの流れの異なる温度に関連するデータを含む、段落B24ないしB24.3のいずれかに記載の試験システム。
B24.5. データベースは、試験システムによって粒子の試験に使用されるガスの流れの異なる圧力に関連するデータを含む、段落B24ないしB24.4のいずれかに記載の試験システム。
B25. システムは、試験チャンバ内の15barまでの圧力に耐えられるように、随意でシステムへの損傷がないように、構成されている、段落BないしB24.5のいずれかに記載の試験システム。
B26. システムは、試験チャンバ内で粒子による発火があってガスが燃焼しても耐えられるように、随意でシステムへの損傷がないように、構成されている、段落BないしB25のいずれかに記載の試験システム。
B27. 試験チャンバは、15barまでの圧力に耐えられるような、及び/又は粒子による発火があって試験チャンバ内でガスが燃焼しても耐えられるような、随意でシステムの損傷がないような寸法の壁で画定されている、段落BないしB26のいずれかに記載の試験システム。
B28. 段落AないしA26のいずれかの方法を、少なくとも部分的に容易にするように構成された、段落BないしB27のいずれかに記載の試験システム。
B29. 段落BないしB28に記載のいずれかの試験システムの使用。
ここで使われているように、装置の1つ又は複数の部品や特徴の働き、動き、構成、又は他の作業を変更するに当たっての用語「選択的な」及び「選択的に」は、特定の働き、動き、構成、又は他の作業が、装置の態様又は1つ又は複数の部品の、使用者による操作の直接又は間接の結果であることを意味する。
ここで使われているように、用語「適合された」及び「構成された」は、要素、部品、又はその他の対象が設計されることを、及び/又は所与の機能の実行が意図されることを意味する。したがって、用語「適合された」及び「構成された」の使用は、所与の要素、部品、又はその他の対象が、所与の機能を単に実行「できる」ことを意味すると解釈されるべきではなく、要素、部品、及び/又はその他の対象が、機能を実行する目的のために、具体的に選択され、創造され、実施され、使用され、プログラムされ、及び/又は設計されることである。特定の機能を実行するように適合されたと言われる要素、部品、及び/又は列挙される対象は、追加として又は代わりとして、特定の機能を実行するように構成されたとみなされ、逆も同様であることも本開示の範囲に含まれる。同様に、特定の機能を実行するように構成されたと言われる対象は、追加として又は代わりとして、特定の機能を実行するために働くとみなされる。
ここで開示された装置と方法のステップの多様な開示要素は、本開示による全ての装置と方法に必要とされるものではなく、また本開示は、ここで開示された多様な要素とステップの、全ての新規の及び非自明の組合せ及び部分的組合せを含む。さらにここで開示された多様な要素とステップの1つ又は複数は、開示された装置又は方法の全てから分離されて離れた独立の発明主題を定義することができる。したがって、このような発明対象は、ここで明確に開示した特定の装置と方法に関連することは必要とされず、そしてこのような発明対象は、ここでは明確に開示していない装置及び/又は方法において有効性を見出すことがある。
10 システム
12 試験チャンバ
14 粒子
16 ガス供給部
18 ガス
20 加熱装置
22 データ取得装置
24 ダクト
26 閉ループ流路
28 ファン
30 真空システム
32 粒子ホルダ
34 コンピュータシステム
36 ガス温度制御システム
38 窓
40 壁
44 ガスの入口
46 ガスの出口
50 閉ループ風洞
54 構造
56 スクリーン
100 方法
102 生成
104 加熱
106 収集
108 格納
112 アクセス
114 設計
200 風洞

Claims (15)

  1. 粒子の発火特性を試験する方法(100)であって、
    ガス(18)の流れを、試験チャンバ(12)内にて前記ガスの前記流れに対して空間に固定された粒子(14)の周囲に生成すること(102)と、
    前記粒子をある温度まで加熱すること(104)と、
    前記粒子と前記ガスの前記流れに関連したデータを収集すること(106)と
    を含む方法。
  2. 前記ガス(18)、前記粒子(14)、及び前記温度は、シミュレーションされる所定のシナリオに対応し、前記シミュレーションされる所定のシナリオは、ガスを通して移動する高温粒子に関連するシナリオを含む、請求項1に記載の方法(100)。
  3. 前記ガス(18)が可燃性ガスを含む、請求項1又は2に記載の方法(100)。
  4. 前記ガス(18)が基本的に非可燃性ガスからなる、請求項1又は2に記載の方法(100)。
  5. 前記ガス(18)の前記流れが、前記粒子に対して0〜500m/秒の範囲の速度を有する、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の方法(100)。
  6. 前記ガス(18)の前記流れは1barより低い圧力である、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の方法(100)。
  7. 前記ガス(18)の前記流れを生成すること(102)は、前記試験チャンバ(12)内部に真空を引くことと、前記ガスの所定の圧力を達成するために、所定量の前記ガスを前記試験チャンバ内に導入することと、前記ガスに前記流れを与えることとを含む、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の方法(100)。
  8. 前記ガス(18)の前記流れを生成すること(102)は、前記試験チャンバ(12)を含む閉ループ風洞(50、200)によって容易にされる、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の方法(100)。
  9. 前記ガス(18)の前記流れを生成すること(102)は、前記試験チャンバ(12)を通して前記ガスを再循環させることを含む、請求項1ないし8のいずれかに一項に記載の方法(100)。
  10. 前記粒子(14)は10〜1000ミクロンの範囲の最大直径を持つ、請求項1ないし9のいずれか一項に記載の方法(100)。
  11. 前記粒子(14)は金属を含む、請求項1ないし10のいずれか一項に記載の方法(100)。
  12. 前記粒子(14)を前記加熱すること(104)は、前記粒子をレーザで加熱すること、前記粒子を赤外光で加熱すること、及び粒子ホルダ(32)から熱を伝導することのうちの少なくとも1つを含む、請求項1ないし11のいずれか一項に記載の方法(100)。
  13. 前記粒子(14)を前記加熱すること(104)は、前記粒子を25〜4000℃の範囲の温度まで加熱することを含む、請求項1ないし12のいずれか一項に記載の方法(100)。
  14. 前記データを収集すること(106)は、前記粒子(14)を視覚的に観測すること、前記粒子を視覚的に記録すること、前記粒子の前記温度を計測すること、前記粒子の周囲の前記ガス(18)の前記流れの速度を計測すること、ガスの前記流れの圧力を計測すること、時間データを収集すること、及び前記粒子の周囲の前記ガスの前記流れに関連するシュリーレン像を収集することのうちの1つ又は複数を含む、請求項1ないし13のいずれか一項に記載の方法(100)。
  15. 粒子の発火特性を試験する試験システム(10)であって、
    試験される粒子(14)を保持する寸法の試験チャンバ(12)と、
    前記試験チャンバにガス(18)を送達するように構成されたガス供給部(16)と、
    前記粒子を加熱するように構成された加熱装置(20)と、
    前記粒子及び/又は前記ガスに関連するデータを収集するように構成されたデータ取得装置(22)と
    を備える試験システム(10)。
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