JP2014216958A - 通信装置、通信方法およびプログラム - Google Patents

通信装置、通信方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014216958A
JP2014216958A JP2013094646A JP2013094646A JP2014216958A JP 2014216958 A JP2014216958 A JP 2014216958A JP 2013094646 A JP2013094646 A JP 2013094646A JP 2013094646 A JP2013094646 A JP 2013094646A JP 2014216958 A JP2014216958 A JP 2014216958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
wireless
unit
channel
mfp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013094646A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014216958A5 (ja
JP6302169B2 (ja
Inventor
井上 修治
Shuji Inoue
修治 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013094646A priority Critical patent/JP6302169B2/ja
Publication of JP2014216958A publication Critical patent/JP2014216958A/ja
Publication of JP2014216958A5 publication Critical patent/JP2014216958A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6302169B2 publication Critical patent/JP6302169B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • H04W76/02

Abstract

【課題】複数の無線通信方法で並行して、共通のチャネルによる無線接続を確立すること。
【解決手段】外部装置から指定された無線チャネルを介して無線接続を行い第1の無線通信方法で外部装置と通信し、第1の無線通信方法で使用されている無線チャネルを介して、第1の無線通信方法と異なる第2の無線通信方法で外部装置と通信する。
【選択図】図10

Description

本発明は、無線チャネルを介して無線通信を行う通信装置、通信方法およびプログラムに関する。
無線通信システムでは、自装置と相手側装置とで無線通信する際、第3の装置であるアクセスポイントを介して相手側の装置と無線接続を行う方式(例えば、インフラストラクチャモード)が知られている。さらに、自装置又は相手側装置がアクセスポイントとして動作することで、第3の装置であるアクセスポイントを介さずに相手側の装置と直接に無線接続を行うピアツーピア(P2P)モードによる無線接続方式が知られている。
そのようなP2P無線接続方式を実現する規格として、例えば、Wi−Fi Direct(登録商標)が知られている。Wi−Fi Directに対応した機器は、自身がアクセスポイント(GroupOwner)として動作することができ、それにより、相手側装置と直接に無線接続が可能となる。その際に、相手側装置と自装置とのいずれがアクセスポイントとして動作するかは、GroupOwnerNegotiationというシーケンスにより決定される(特許文献1)。
一般的に、自装置がクライアントとして動作する場合には、自装置からの機器探索リクエストコマンドに応じて機器探索応答コマンドを送信するアクセスポイントが使用チャネルの決定を主導する。また、自装置がGroupOwnerとして動作する場合には、GroupOwnerNegotiationで得られたクライアントのチャネル情報と、自身の使用できるチャネルとを照らし合わせて使用するチャネルを決定する。
特開2011−249960号公報
上記のような2つのモードによる無線通信は、1つの装置において同時に(並行して)実行可能である。例えば、自装置がクライアントとしてアクセスポイントと無線接続を行う一方、他の装置との間で、自装置がGroupOwnerとしてクライアントとP2P無線接続を行う場合である。その場合には、無線インタフェースとして2つの別々のチャネルを介して無線接続することが考えられる。しかしながら、1つの無線ICチップに同時に複数のチャネルを割り当てて通信させることは構成や処理が複雑となってしまう。従って、2つのモードで共通のチャネルを使用することが望ましい。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。上記の点に鑑み、本発明は、複数の無線通信方法で並行して無線通信を、共通のチャネルを介して通信可能な通信装置、通信方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る通信装置は、外部装置から指定された無線チャネルを介して無線接続を行い第1の無線通信方法で当該外部装置と通信する第1の通信手段と、前記第1の通信手段による無線接続で使用されている無線チャネルを介して無線接続を行い、前記第1の無線通信方法と異なる第2の無線通信方法で外部装置と通信する第2の通信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によると、複数の無線通信方法で並行して、共通のチャネルによる無線接続を確立することができる。
システムの構成を示す図である。 携帯型通信端末装置の外観を示す図である。 MFPの外観を示す図である。 操作表示部の平面図である。 携帯型通信端末装置の構成を示すブロック図である。 MFPの構成を示すブロック図である。 MFPとアクセスポイントの間のチャネル決定シーケンスを示す図である。 システム共通のチャネルで無線接続されることを説明するための図である。 チャネル決定シーケンスを説明するための図である。 チャネル決定方法の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を例示的に詳しく説明する。尚、以下の実施例は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、携帯型通信端末装置と印刷装置(MFP)を含む無線通信システムの構成を示す図である。携帯型通信端末装置200は、無線LAN(WLAN)通信部や近接無線通信部を有する装置である。尚、近接無線通信とは、NFCに代表される、通信範囲が、比較的小さい所定範囲(例えば、1メートル〜数センチ以下)となる無線通信を意味する。携帯型通信端末装置200は、PDA(Personal Digital Assistant)等の個人情報端末、携帯電話、デジタルカメラ等でも良く、印刷装置200と無線通信(WLAN)が可能である。印刷装置(MFP)300は、携帯型通信端末装置200と無線通信可能であれば良く、その他、読取機能(スキャナ)やFAX機能、電話機能を有していても良い。本実施形態では、読取機能と印刷機能を有するMulti Function Printer(MFP)を例にしている。携帯型通信端末装置200とMFP300は共にNFCによる近接無線通信部を有し、携帯型通信端末装置200に電力供給が無い状態でも、携帯型通信端末装置200をMFP300にNFC通信可能な所定距離に近づけることで、近接無線通信も可能である。また、MFP300は、WLAN通信部によって、ネットワーク(TCP/IPに従った通信が可能なネットワーク)上の端末と無線通信可能である。携帯型通信端末装置200とMFP300のいずれか、あるいは両方は、近接無線通信部を有さずWLAN通信部のみによって無線通信を行うものとしても良い。
図2は、携帯型通信端末装置200の外観を示す図である。本実施形態では、スマートフォンを例にしている。スマートフォンとは、携帯電話の機能の他に、カメラや、ウェブブラウザ、電子メール機能等を搭載した多機能型の携帯電話のことである。近接無線通信部であるNFCユニット201は、NFCを用いて通信を行うユニットであり、NFCユニット201を相手先のNFCユニットに所定距離(例えば、10cm程度)以内に近づけることでNFCによる通信を行うことができる。
WLANユニット202はWLANで通信を行うためのユニットである。WLANユニット202は、例えばIEEE802.11シリーズに準拠したWLANシステムにおけるデータ(パケット)通信が可能であるものとする。また、WLANユニット202を用いた無線通信では、Wi−Fi Direct(WFD)をベースにした通信、ソフトウェアAPモード、アドホックモード、Infrastractureモードによる通信などが可能である。表示部203は、例えば、LCD方式の表示機構を備えたディスプレイである。操作部204は、タッチパネル方式の操作機構を備えており、ユーザによる操作を検知する。代表的な操作方法には、表示部203がボタンアイコンやソフトウェアキーボードの表示を行い、ユーザがそれらの箇所に触れることによってなされた操作イベントを検知するものがある。電源キー205は電源のオン及びオフをする際に用いるハードキーである。
図3は、MFP300の外観を示す図である。図3(a)において、原稿台301は、スキャナ(読取部)で読み取らせる原稿を載せるガラス状の透明な台である。原稿蓋302は、スキャナで読取を行う際に原稿を押さえたり、読取の際に原稿を照射する光源からの光が外部に漏れないようにしたりするための蓋である。印刷用紙挿入口303は様々なサイズの用紙をセット可能な挿入口である。印刷用紙挿入口303にセットされた用紙は一枚ずつ印刷部に搬送され、印刷部で印刷を行って印刷用紙排出口304から排出される。
図3(b)において、原稿蓋302の上部には操作表示部305及びNFCユニット306が配置されている。操作表示部305については、図4を用いて詳細に説明する。NFCユニット306は近接無線通信を行うためのユニットであり、携帯型通信端末装置200をMFP300に近接させる場所である。NFCユニット306から所定距離(約10cm)以内がNFC通信の有効距離である。WLANアンテナ307は、WLANで通信するためのアンテナが埋め込まれている。
図4は、操作表示部305の平面図である。表示部406は、画像や操作メニュー等のユーザインタフェースを表示する表示画面であり、例えば、ドットマトリクスLCDが例に挙げられる。十字キー401は表示部406上のカーソル移動等の操作に用いる。セットキー402は設定入力のためのキーである。機能キー403は機能設定等の操作に用いる。スタートキー404は印刷の開始等の機能の実行指示を行う。
図5は、携帯型通信端末装置200の構成を示すブロック図である。携帯型通信端末装置200は、装置自身のメインの制御を行うメインボード701と、WLAN通信を行うWLANユニット717と、NFC通信を行うNFCユニット718と、Bluetooth(登録商標)通信を行うBT(BlueTooth(登録商標))ユニット721とを有する。
メインボード701において、CPU702は、システム制御部であり、携帯型通信端末装置200の全体を制御する。以降に示す携帯型通信端末装置200の処理はCPU702の制御によって実行される。ROM703は、CPU702が実行する制御プログラムや組込オペレーティングシステム(OS)プログラム等を記憶する。本実施形態では、ROM703に記憶されている各制御プログラムは、ROM703に記憶されている組込OSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウェア制御を行う。
RAM704は、SRAM(Static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等のデータを記憶し、また、ユーザが登録した設定値や携帯型通信端末装置200の管理データ等のデータを記憶し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。
画像メモリ705は、DRAM(Dynamic RAM)等のメモリで構成され、通信部を介して受信した画像データや、データ蓄積部712から読み出した画像データをCPU702で処理するために一時的に記憶する。ここで、通信部とは、WLANユニット717と、NFCユニット718及びBTユニット721を含む通信機能の総称である。
不揮発性メモリ722は、フラッシュメモリ(flash memory)等のメモリで構成され、電源がオフされてもデータを記憶し続ける。尚、これらのようなメモリ構成はこれに限定されるものではない。例えば、画像メモリ705とRAM704を共有させてもよいし、データ蓄積部712にデータのバックアップ等を行ってもよい。また、本実施形態では、画像メモリ705にDRAMを用いているが、ハードディスクや不揮発性メモリ等の他の記憶媒体を使用する場合もあるのでこの限りではない。
データ変換部706は、種々の形式のデータの解析や、色変換、画像変換等のデータ変換を行う。電話部707は、電話回線の制御を行い、スピーカ部713を介して入出力される音声データを処理することで電話による通信を実現している。操作部708は、操作部204(図2)の信号を制御する。GPS(Global Positioning System)709は、携帯型通信端末装置200の現在の緯度や経度等の位置情報を取得する。表示部710は、表示部203(図2)の表示内容を電子的に制御しており、各種入力操作や、MFP300の動作状況、ステータス状況の表示等を行うことができる。
カメラ部711は、レンズを介して入力された画像を電子的に記録して符号化する機能を有している。カメラ部711で撮影された画像はデータ蓄積部712に保存される。スピーカ部713は電話機能のための音声を入力または出力する機能や、その他、アラーム通知等の機能を実現する。電源部714は、携帯可能な電池であり、装置内への電力供給制御を行う。電源状態には、電池に残量が無い電池切れ状態、電源キー205を押下していない電源オフ状態、通常起動している起動状態、起動しているが省電力になっている省電力状態がある。
携帯型通信端末装置200には無線通信するための通信部が3つ搭載されており、WLAN、NFC、BlueTooth(登録商標)で無線通信することができる。これにより、携帯型通信端末装置200は、MFP等の他デバイスとのデータ通信を行う。この通信部では、データをパケットに変換し、他デバイスにパケット送信を行う。逆に、外部の他デバイスからのパケットを、元のデータに復元してCPU702に対して送信する。WLANユニット717、NFCユニット718及びBTユニット721はそれぞれバスケーブル715、716及び720を介してメインボード701に接続されている。WLANユニット717、NFCユニット718及びBTユニット721はそれぞれの規格に準拠した通信を実現するためのユニットである。
メインボード701内の各種構成要素(ROM703〜電源部714、WLANユニット717、NFCユニット718、BTユニット721及び不揮発性メモリ722)は、CPU702が管理するシステムバス719を介して、相互に接続されている。
図6は、MFP300の構成を示すブロック図である。MFP300は、装置自身のメインの制御を行うメインボード801と、WLAN通信を行うWLANユニット817と、NFC通信を行うNFCユニット818と、Bluetooth(登録商標)通信を行うBTユニット819とを有する。
メインボード801において、CPU802は、システム制御部であり、MFP300の全体を制御する。以降に示すMFP300の処理はCPU801の制御によって実行される。ROM803は、CPU802が実行する制御プログラムや組込オペレーティングシステム(OS)プログラム等を記憶する。本実施形態では、ROM803に記憶されている各制御プログラムは、ROM803に記憶されている組込OSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウェア制御を行う。RAM804は、SRAM(Static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等のデータを記憶し、また、ユーザが登録した設定値やMFP300の管理データ等のデータを記憶し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。
不揮発性メモリ805は、フラッシュメモリ(flash memory)等のメモリで構成され、電源がオフされてもデータを記憶し続ける。画像メモリ806は、DRAM(Dynamic RAM)等のメモリで構成され、通信部を介して受信した画像データや、符号復号化処理部812で処理した画像データや、メモリカードコントローラ516を介して取得した画像データを蓄積する。また、携帯型通信端末装置200のメモリ構成と同様に、このようなメモリ構成はこれに限定されるものではない。データ変換部807は、種々の形式のデータの解析や、画像データからプリントデータへの変換等を行う。尚、ここでの通信部とは、WLANユニット817と、NFCユニット818及びBTユニット819を含む通信機能の総称である。
読取制御部808は、読取部810(例えば、CISイメージセンサ(密着型イメージセンサ))を制御して、原稿上の画像を光学的に読み取る。次に、これを電気的な画像データに変換した画像信号を出力する。このとき2値化処理や中間調処理等の各種画像処理を施してから出力しても良い。
操作部809及び表示部811は、図4での操作表示部305に対応する。符号復号化処理部812は、MFP300で扱う画像データ(JPEG、PNG等)に対して符号復号化処理や、拡大縮小処理を行う。給紙部814は印刷のための用紙を保持する。記録制御部816からの制御で給紙部814から用紙の給紙を行うことができる。特に、給紙部814は、複数種類の用紙を一つの装置に保持するために、複数の給紙部を用意することができる。そして、記録制御部816により、どの給紙部から給紙を行うかの制御を行うことができる。
記録制御部816は、印刷される画像データに対し、スムージング処理や記録濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施してから記録部815に出力する。記録部815は、例えば、インクタンクから供給されるインクを記録ヘッドから吐出させて画像をプリントするインクジェットプリンタを採用可能である。また、記録制御部816は記録部815の情報を定期的に読み出してRAM804の情報を更新する役割も果たす。具体的には、インクタンクの残量や記録ヘッドの状態等のステータス情報を更新することである。
MFP300にも、携帯型通信端末装置200と同様に無線通信するための通信部が3つ搭載されており、機能は同等のため、説明は省略する。ただし、MFP300のWLANユニット817は、複数の無線通信モードで並行して無線通信可能であるが、このとき使用する無線チャネルは同一のものを使用する。ここで、WLANユニット817、NFCユニット818及びBTユニット819はそれぞれバスケーブル820、821及び822を介してメインボード801に接続されている。メインボード801内の各種構成要素(CPU802〜BTユニット819)は、CPU802が管理するシステムバス823を介して、相互に接続されている。
[ピアツーピア無線接続方式]
携帯型通信端末装置200とMFP300は、Wi−Fi Direct(WFD)に従ったピアツーピア(P2P)無線接続を確立することができる。WFDは、Wi−FiAllianceによって策定された規格であり、「Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P)Technical Specification Version1.1」に記述されている。WFD対応機器である携帯型通信端末装置200及びMFP300は、アクセスポイントとして動作するためのソフトウェアアクセスポイント(ソフトAP)機能を有している。そのため、携帯型通信端末装置200及びMFP300は、WFDにより、他のアクセスポイントを介さずに相互に直接、無線接続が可能となる。複数のWFD対応機器のうちいずれがソフトAPとして動作するかは、GroupOwnerNegotiationというシーケンスに従って決定される。以下、WFD対応機器であり且つアクセスポイントの役割を果たす装置を特に、GroupOwnerという。
P2P無線接続に限らずアクセスポイントとクライアントから構成される無線通信システムにおいて、アクセスポイントとなる装置は、まず、ビーコン(Beacon)信号を発信する。そして、クライアントは、ビーコン信号を受信すると、アクセスポイントにSSID(Sevice Set ID)などの情報を含むプローブ要求コマンド(Probe Requestフレーム)を送信する。特にP2P無線接続の場合には、プローブ要求コマンドに、P2P無線接続に関する情報(P2Pエレメント)が含まれている。アクセスポイントが、受信したプローブ要求コマンドを参照してプローブ応答コマンド(Probe Responseフレーム)を送信すると、相互に相手側の装置を発見することができる(機器探索(Discovery))。なお、通常のインフラストラクチャーモードの場合、プローブ要求コマンドに含まれるクライアントのSSIDとアクセスポイントのSSIDが異なる場合には、アクセスポイントは、プローブ要求コマンドに対して応答コマンドを送信しない。以降、装置間での認証(Authentication)、接続要求(Association)を行い、無線通信経路を確立した後、無線通信経路を使って装置の種類を示す機器情報やIPアドレスの確認等のシーケンスが実行され、その後に、印刷等の各種アプリケーションの実行が可能となる。
ここで、本実施形態における装置のWLANにおける無線通信モードを3種類定義する。1つは、P2P無線接続と異なり他のアクセスポイントとなる装置を介して、相手側の装置と無線接続するモード(インフラストラクチャーモードという)である。インフラストラクチャーモードにおいては、自装置は、クライアントとして動作する。1つは、WFD対応機器として且つGroupOwnerとして動作するモード(WFDモード)である。1つは、拡張されたWFD対応機器として且つGroupOwnerとして動作するモード(WFD拡張モード)である。拡張されたWFDとは、WFDにサービスレベルでの拡張機能が付加されたモードである。例えば、拡張されたWFDに準拠するプローブ要求コマンドには、その独自の仕様を定義するためのインフォメーションエレメントが属性情報として付随されている。一般的に、そのインフォメーションエレメントは、WFDに準拠したプローブ要求コマンドに引数の形式で付加されている。WFDモードは非拡張型のWFD機器として動作するモードである。MFP300をいずれのモードで動作させるかは、ユーザが操作部809等から指定するものでもよいし、固定的にいずれかのモードで動作するものであってもよい。
[各モードにおけるチャネル決定シーケンス]
無線接続は、特定の周波数帯域(無線チャネル)を使用して行われる。使用するチャネルの決定にあたっては、クライアントからアクセスポイントに対して、クライアントが使用可能なチャネルによる無線接続の可否を順に確認していき、アクセスポイントから応答があったチャネルを特定し、以降の使用チャネルとして決定する。つまり、アクセスポイントは、自身が使用可能なチャネルでクライアントからの要求コマンドが送信された場合にのみ、クライアントに対して応答コマンドを送信する。つまり、クライアントはアクセスポイントから応答のあったチャネル、即ちアクセスポイントに指定された無線チャネルを介して無線接続を行うことになる。
図7は、インフラストラクチャーモードで動作しているMFP300とアクセスポイント700との間のチャネル決定シーケンスを説明するための図である。フェーズ701において、クライアントとして動作するMFP300は、機器探索リクエストコマンドの送信に際して、自身が使用可能なチャネルによる無線接続の可否を順に確認していく。ここで、機器探索リクエストコマンドとは、上述のプローブ要求コマンドに対応する。
インフラストラクチャ-モードにおいて、無線接続するためのチャネルの決定権は、アクセスポイント側にある。アクセスポイント700は、自身が使用可能なチャネル以外のチャネルで送信された機器探索リクエストコマンドに対しては応答コマンドを送信しない。例えば、アクセスポイント700が使用可能なチャネルが第n(nは任意の正の整数)チャネルとすると、第1チャネルを使用して送信された機器探索リクエストコマンドに対しては応答コマンドを送信しない。MFP300は、第1チャネルを使用して機器探索リクエストコマンドの送信後、タイムアウト等によりアクセスポイント700からの応答がないと判定した場合には、第2チャネルを使用して機器探索リクエストコマンドを送信する。MFP300は、以上のような試行を、チャネル番号を繰り上げながら繰り返し、第nチャネルを使用して機器探索リクエストコマンドを送信すると、アクセスポイント700は、当該チャネルが未使用状態であるので機器探索応答コマンドを送信する。ここで、機器探索応答コマンドとは、上述のプローブ応答コマンドに対応する。以降のフェーズ702においては、第nチャネルが使用される。フェーズ702では、機器探索で発見された装置との間での認証、接続要求を行い、無線通信経路を確立した後、無線通信経路を使って例えば、IPアドレスの確認が行われ、その後に、印刷やファックス等のアプリケーションレベルでの接続が行われる。なお、以上の例では第1チャネルから1ずつ繰り上げながら使用可能なチャネルを探索しているが、試行順序はこれに限らない。
図8は、WFDモードである携帯型通信端末装置200と、インフラストラクチャーモード及びWFDモードであるMFP300と、アクセスポイント700との間のチャネル決定シーケンスを説明するための図である。図8においては、MFP300は、アクセスポイント700に対しては、インフラストラクチャーモードとして動作し、同時に、携帯型通信端末装置200に対しては、WFDモードとして動作している。図8に示すよう並行して複数の通信モードで無線通信を行う場合には、MFP300のWLANユニット817の処理を簡単にするため、フェーズ801と802とでは同じチャネルを使用する。
図8は、WFD対応機器のクライアントとして動作する携帯型通信端末装置200と、インフラストラクチャーモード及びGroupOwnerとして動作するMFP300と、アクセスポイント700との間のチャネル決定シーケンスを説明するための図である。図8においては、MFP300は、アクセスポイント700に対しては、インフラストラクチャーモードとして動作し、同時に、携帯型通信端末装置200に対しては、GroupOwnerとして動作している。MFP300は、携帯型通信端末装置200との間で、GroupOwnerNegosiationというシーケンスにより、自身をGroupOwnnerとして決定することができる。
図8のように、MFP300で2つのモードが同時に動作している場合には、まず、フェーズ801において、MFP300がアクセスポイント700に対して、図7で説明したようなシーケンスに従ってチャネルを決定して無線接続を確立する。ここでは、アクセスポイント700が使用可能な第nチャネルで無線接続が行われたとする。
そして、フェーズ802において、MFP300は携帯型通信端末装置200とのGroupOwnerNegotiationを行い、アクセスポイント700との通信に使用している第nチャネルで接続を行う。
先に述べたとおりインフラストラクチャーモードにおいて、チャネルの決定権はアクセスポイント700側にある。上記のように、フェーズ801の後にフェーズ802が行われるのは、アクセスポイント700に対してクライアントとして動作するMFP300は、チャネルの決定権がないからである。従って、アクセスポイント700が主導で、MFP300とアクセスポイント700との間のチャネルを決定し、その後、MFP300が主導で、携帯型通信端末装置200とMFP300との間のチャネルを決定する。フェーズ802において、GroupOwnerNegotiationが行われた後は、プッシュボタンやPINコード等の情報やIPアドレスの確認が実行され、その後、印刷やファックス等のアプリケーションレベルでの接続が行われる。
[チャネル決定シーケンス]
図9は、本実施形態におけるチャネル決定シーケンスを説明するための図である。図9においては、MFP300は、アクセスポイント700に対しては、インフラストラクチャーモードとして動作し、さらに並行して、携帯型通信端末装置200に対しては、GroupOwnerとして動作させることを示している。MFP300は、携帯型通信端末装置200との間で、GroupOwnerNegosiationというシーケンスにより、自身をGroupOwnnerとして決定することができる。
まず、フェーズ901において、MFP300は、アクセスポイント700に対して、図7で説明したようなシーケンスに従ってチャネルを決定して無線接続を確立する。ここでは、アクセスポイント700が使用可能な第a(aは任意の正の整数)チャネルで無線接続が確立されたとする。MFP300は、フェーズ901において使用した第aチャネルをRAM804等の記憶領域に記憶し、携帯型通信端末装置200からの機器探索リクエストコマンドの送信を待機する。
フェーズ902において、携帯型通信端末装置200は、機器探索リクエストコマンドの送信に際して、携帯型通信端末装置200が使用可能なチャネルを順に試みていく。MFP300は、フェーズ901で使用されたチャネル以外のチャネルで送信された機器探索リクエストコマンドに対しては応答コマンドを送信しない。ここで、フェーズ901で使用されたチャネルが第aチャネルとすると、RAM804に記憶された第aチャネル以外のチャネル等を使用して送信された機器探索リクエストコマンドに対しては応答コマンドを送信しない。携帯型通信端末装置200は、第1チャネルを使用して機器探索リクエストコマンドを送信後、タイムアウト等によりMFP300からの応答がないと判定した場合には、第2チャネルを使用して機器探索リクエストコマンドを送信する。携帯型通信端末装置200は、以上のような試行を繰り返し、第aチャネルを使用して機器探索リクエストコマンドを送信すると、MFP300は、第aチャネルで機器探索応答コマンドを送信する。
携帯型通信端末装置200は、MFP300から機器探索応答コマンドを受信すると、P2P無線接続の機器探索を終了する。以降のフェーズ903では、例えば、SSID等の識別IDやパスワード等の設定やIPアドレスの確認が実行され、その後、印刷やファックス等のアプリケーションレベルでの接続が実行される。
図10は、本実施形態におけるチャネル決定方法の手順を示すフローチャートである。図10に示す各処理は、例えば、MFP300のCPU802がROM803に記憶された制御プログラムをRAM804に展開して実行することにより実現される。図10のフローチャートは、図9に示す無線通信システムにおいて実行される。
まず、S1001において、MFP300は、アクセスポイント700に対しては、インフラストラクチャーモードとして動作し、さらに並行して、携帯型通信端末装置200に対しては、GroupOwnerとして動作することを試みる。S1002において、MFP300は、アクセスポイント700に対する機器探索の処理を開始する。
S1003において、MFP300は、機器探索リクエストコマンドの送信に際して、MFP300が使用可能なチャネルを順に試みていく。アクセスポイント700は、アクセスポイント700が使用可能なチャネル以外のチャネルで送信された機器探索リクエストコマンドに対しては応答コマンドを送信しない。ここで、アクセスポイント700が使用可能なチャネルが第aチャネルとすると、アクセスポイント700は、第aチャネルで送信された機器探索リクエストコマンドに対してのみ、第aチャネルで機器探索応答コマンドを送信する。
S1004において、MFP300は、アクセスポイント700から機器探索リクエストコマンドを受信すると、機器探索を終了し、S1005において、第aチャネルの情報をRAM804等の記憶領域に格納する。
S1006において、MFP300は、携帯型通信端末装置200に対するGroupOwnerとして機器探索の処理を開始し、携帯型通信端末装置200からの機器探索リクエストコマンドの受信を待機する。S1007において、携帯型通信端末装置200から機器探索リクエストコマンドを受信すると、MFP300は、その受信した機器探索リクエストコマンドの使用チャネル情報を取得し、S1005で記憶したチャネル情報と同じであるか否かを判定する。ここで、同じでないと判定された場合には、S1007からの処理を繰り返す。一方、同じであると判定された場合には、S1009に進む。S1009において、MFP300は、第aチャネルで機器探索応答コマンドを携帯型通信端末装置200に送信し、図10の処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、自装置がインフラストラクチャーモードと同時にGroupOwnerとしても動作する場合に、複数の無線インタフェースで使用するチャネルを共通とすることができる。即ち、複数の無線通信モードで並行して無線通信を行う際、1つのモードにおいてMFP300がクライアントとなり、他の1つのモードにおいてアクセスポイントとなる場合に、適切に共通のチャネルを介して無線通信を行わせることができる。また、複数の無線通信モードで並行して無線通信を行う際、それぞれのモードで異なるチャネルを設定する必要がなく、処理負荷を軽減できる。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又はコンピュータ読取可能な各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムを実行するコンピュータは、1つであってもよいし、複数のコンピュータが協働してプログラムを実行するものであってもよい。さらに、プログラムの一部を実行する回路等のハードウェアを設け、そのハードウェアと、ソフトウェアを実行するコンピュータが協働して、本実施形態で説明した処理を実行する場合であってもよい。

Claims (7)

  1. 外部装置から指定された無線チャネルを介して無線接続を行い第1の無線通信方法で当該外部装置と通信する第1の通信手段と、
    前記第1の通信手段による無線接続で使用されている無線チャネルを介して無線接続を行い、前記第1の無線通信方法と異なる第2の無線通信方法で外部装置と通信する第2の通信手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記第1の通信手段による通信で使用されている前記無線チャネルを記憶する記憶手段を備え、
    前記第2の通信手段は、前記記憶手段に記憶されている前記無線チャネルを使用して、前記第2の無線通信方法で外部装置と通信する、ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記記憶手段は、前記第1の無線通信方法で通信する外部装置により決定された前記無線チャネルを記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記第2の無線通信方法は、ピアツーピア無線接続方式であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記第1の通信手段は、前記通信装置がアクセスポイントである外部装置に対するクライアントとして無線通信を行い、前記第2の通信手段は、前記通信装置がアクセスポイントとして外部装置と無線通信を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 通信装置において実行される通信方法であって、
    外部装置から指定された無線チャネルを介して無線接続を行い第1の無線通信方法で外部装置と通信する第1の通信工程と、
    前記第1の通信工程での無線接続で使用されている無線チャネルを介して無線接続を行い、前記第1の無線通信方法と異なる第2の無線通信方法で外部装置と通信する第2の通信工程と、
    を有することを特徴とする通信方法。
  7. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
JP2013094646A 2013-04-26 2013-04-26 通信装置、通信方法およびプログラム Active JP6302169B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013094646A JP6302169B2 (ja) 2013-04-26 2013-04-26 通信装置、通信方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013094646A JP6302169B2 (ja) 2013-04-26 2013-04-26 通信装置、通信方法およびプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014216958A true JP2014216958A (ja) 2014-11-17
JP2014216958A5 JP2014216958A5 (ja) 2016-06-16
JP6302169B2 JP6302169B2 (ja) 2018-03-28

Family

ID=51942263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013094646A Active JP6302169B2 (ja) 2013-04-26 2013-04-26 通信装置、通信方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6302169B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019009059A1 (ja) * 2017-07-05 2019-01-10 アルプス電気株式会社 通信装置及び通信方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005303821A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Canon Inc 無線端末装置
JP2007104432A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯通信装置
JP2010258619A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Sony Corp 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム
JP2011250158A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線基地局探索方法および無線基地局探索装置
JP2012019487A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Canon Inc 通信装置及び制御方法
JP2012142681A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Canon Inc 無線アクセスポイント探索装置、その制御方法、および制御プログラム
JP2013038724A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Ricoh Co Ltd 無線通信装置、無線通信プログラム及び無線通信方法
JP2013183378A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005303821A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Canon Inc 無線端末装置
JP2007104432A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯通信装置
JP2010258619A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Sony Corp 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム
JP2011250158A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線基地局探索方法および無線基地局探索装置
JP2012019487A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Canon Inc 通信装置及び制御方法
JP2012142681A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Canon Inc 無線アクセスポイント探索装置、その制御方法、および制御プログラム
JP2013038724A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Ricoh Co Ltd 無線通信装置、無線通信プログラム及び無線通信方法
JP2013183378A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019009059A1 (ja) * 2017-07-05 2019-01-10 アルプス電気株式会社 通信装置及び通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6302169B2 (ja) 2018-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11792632B2 (en) Communicating apparatus, communication method, and storage medium storing program
US9692934B2 (en) Communicating apparatus, communication method, and storage medium storing program
US9787574B2 (en) Communication apparatus, control method therefor, and computer-readable storage medium
JP6454075B2 (ja) 通信装置、通信制御方法、及びプログラム
US20220304086A1 (en) Communication apparatus, control method, and storage medium
EP3247168B1 (en) Communication apparatus, control method for the same, and program
CN107404770B (zh) 通信装置、控制方法以及计算机可读存储介质
JP2017208775A (ja) 通信装置及びその制御方法、プログラム
JP6212280B2 (ja) 通信装置、通信方法およびプログラム
CN107454678B (zh) 通信设备、控制方法及计算机可读存储介质
JP6700971B2 (ja) 通信装置、制御方法、及びプログラム
JP6302169B2 (ja) 通信装置、通信方法およびプログラム
JP6484357B2 (ja) 通信装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160425

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170424

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171219

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20171227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180302

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6302169

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151