JP2014214849A - 排気弁 - Google Patents
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- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/12—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
- F16K31/18—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid actuated by a float
Abstract
【課題】 初期急速排気弁と自動排気弁の両方の機能を備えた簡単な構造の排気弁を提供する。
【解決手段】 本体1と蓋2とからなるケーシングで内部に弁室4を形成し、弁室4の下部に入口5を形成するとともに上部に出口6を形成する。弁室4を出口6に連通する大弁口9を弁室4の上部に形成し、大弁口9を開閉する主フロート12を弁室4内にフロート受け15により上下方向に案内して配置する。主フロート12に上下に貫通した小通路14を形成し、小通路14を開閉する副フロート13を主フロート12の下方の弁室4内にフロート受け15により上下方向に案内して配置する。
【選択図】 図1
【解決手段】 本体1と蓋2とからなるケーシングで内部に弁室4を形成し、弁室4の下部に入口5を形成するとともに上部に出口6を形成する。弁室4を出口6に連通する大弁口9を弁室4の上部に形成し、大弁口9を開閉する主フロート12を弁室4内にフロート受け15により上下方向に案内して配置する。主フロート12に上下に貫通した小通路14を形成し、小通路14を開閉する副フロート13を主フロート12の下方の弁室4内にフロート受け15により上下方向に案内して配置する。
【選択図】 図1
Description
本発明は冷水や温水等の水配管に取り付けて、配管内の空気を排気する排気弁に関し、特に、送水初めの配管内の空気を急速に排気し、その後空気が溜ればその都度排出できるものに関する。排気弁には送水初めの配管内の空気を急速に排気し、排気が終わって水が来ると閉弁しその後は閉弁を維持する、いわゆる初期急速排気弁と、水が来れば閉弁し、空気が溜ればその都度排出する、いわゆる自動排気弁とがある。本考案は初期急速排気弁と自動排気弁の両方の機能を備えたものの改良に関する。
従来の初期急速排気弁と自動排気弁の両方の機能を備えた排気弁は、例えば特許文献1に開示されている。これは、ケーシングで内部に弁室を形成し、弁室の下部に入口を、上部に出口に通じる小弁口と大弁口を形成し、小弁口を開閉する球形フロートを弁室内に自由状態で配置し、一端に大弁口を開閉する弁体を取付けたレバーを弁室に蝶番結合し、レバーの他端を浮上した球形フロートが当接するようにフロートの上方に延ばし、レバーの他端に球形フロートが小弁口を開閉できる開口を形成したものである。この排気弁は、送水初めに於いて、フロートは小弁口を開けており、また弁体は大弁口を開けており、初期空気は小弁口と大弁口から出口に排出される(初期急速排気)。初期空気の排気が完了し、弁室内の水位が上昇するとそれとともにフロートが浮上して小弁口を閉じるとともに、レバーを介して弁体が大弁口を閉じる。その後、弁体は閉弁を維持し、弁室内水位とともにフロートが浮上降下して小弁口8を開閉して水は逃さず空気のみを自動的に排出する(自動排気)。
上記従来の初期急速排気弁と自動排気弁の両方の機能を備えた排気弁は、フロートと弁体をレバーにより連結するものであるので、構造が複雑であり改良の余地を残すものであった。
したがって本発明が解決しようとする課題は、初期急速排気弁と自動排気弁の両方の機能を備えた簡単な構造の排気弁を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の排気弁は、
ケーシングで内部に弁室を形成し、
前記弁室の下部に入口を形成するとともに前記弁室の上部に出口を形成し、
前記弁室を前記出口に連通する大弁口を前記弁室の上部に形成し、
前記大弁口を開閉する主フロートを前記弁室内に上下方向に案内して配置し、
前記主フロートに前記大弁口よりも小径で上下に貫通した小通路を形成し、
前記小通路を開閉する副フロートを前記主フロートの下方の前記弁室内に上下方向に案内して配置した。
ケーシングで内部に弁室を形成し、
前記弁室の下部に入口を形成するとともに前記弁室の上部に出口を形成し、
前記弁室を前記出口に連通する大弁口を前記弁室の上部に形成し、
前記大弁口を開閉する主フロートを前記弁室内に上下方向に案内して配置し、
前記主フロートに前記大弁口よりも小径で上下に貫通した小通路を形成し、
前記小通路を開閉する副フロートを前記主フロートの下方の前記弁室内に上下方向に案内して配置した。
本発明によれば、大弁口を開閉する主フロートに形成した小通路を主フロートの下方に配置した副フロートで開閉することにより、初期急速排気弁と自動排気弁の両方の機能を備えた簡単な構造の排気弁を提供できるという優れた効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。本体1に蓋2をボルト3で締結して内部に弁室4を有するケーシングを形成する。本体1は下部に入口5を有し、蓋2は上部に入口5と同一軸上にある出口6を有する。蓋2に取付部材7をネジ8で固定する。弁室4を出口6に連通する大弁口9を有する弁座10を蓋2と取付部材7の間に挟んで固定する。大弁口9は入口5及び出口6とそれぞれ中心が同一軸上に位置するように配置される。
本体1は弁室3の内壁に内側に突出した複数の例えば4つのリブ11を一体に有し、リブ11の内側に有底のほぼ円筒形状のフロート受け15を配置する。フロート受け15は底部をリブ11の底部に載せ、リブ11に取り付けたスナップリング16で固定する。フロート受け15はその底部に内外を連通する通孔17を有する。リブ11の内側に外形がトラック形状の主フロート12を配置し、主フロート12の下方に球形の副フロート13を配置する。主フロート12は矩形形状や長方形形状や楕円形状することもできる。また、副フロート13は主フロート12と同様にトラック形状や矩形形状や長方形形状や楕円形状にすることもできる。リブ11は主フロート12と副フロート13を上下方向に案内する。主フロート12は、例えばフロート12の長手方向において上下に貫通した小通路14を有する。主フロート12は大弁口9を開閉し、副フロート13は小通路14を開閉する。具体的には、副フロート13の上面が小通路14の下端部14aを開閉する。
上記の排気弁の動作は下記の通りである。送水初めに於いて、主フロート12及び副フロート13は降下して大弁口9を開けており、入口5から弁室4内に流入してくる配管内の初期空気がリブ9の間の空間からフロート受け15の上端を通じて、また、フロート受け15の通孔17、フロート受け15の内周と副フロート13の外周との間、フロート受け15の内周と主フロート12の外周との間を通じて、大弁口9から出口6に排出される。このとき、副フロート13は主フロート12の小通路14の下端部14aを閉じている。
初期空気の排気に続いて水が弁室4内に流入し、フロート受け15の内外の水位が降下状態の主フロート12の概略中段まで上昇した後、更に水位が上昇することにより、副フロート13が主フロート12の小通路14を閉じた状態で副フロート13及び主フロート12が浮上して主フロート12が大弁口9を閉じる。その後、空気が弁室4内に流入し、フロート受け15の内外の水位が浮上状態の副フロート13の概略中段まで低下した後、副フロート13が水位低下に伴って降下して小通路14の下端部14aを開き、水位上昇に伴って浮上して小通路14の下端部14aを閉じることにより、空気を自動的に排出する。このとき、主フロート12は大弁口9に作用する入口5と出口6の圧力差による閉弁力により大弁口9を閉じた状態にする。
本発明は、冷水や温水等の水配管に取り付けて、送水初めの配管内の空気を急速に排気し、その後空気が溜ればその都度排出できる排気弁に利用することができる。
1 本体
2 蓋
4 弁室
5 入口
6 出口
9 大弁口
10 弁座
11 リブ
12 主フロート
13 副フロート
14 小通路
15 フロート受け
17 通孔
2 蓋
4 弁室
5 入口
6 出口
9 大弁口
10 弁座
11 リブ
12 主フロート
13 副フロート
14 小通路
15 フロート受け
17 通孔
Claims (1)
- ケーシングで内部に弁室を形成し、
前記弁室の下部に入口を形成するとともに前記弁室の上部に出口を形成し、
前記弁室を前記出口に連通する大弁口を前記弁室の上部に形成し、
前記大弁口を開閉する主フロートを前記弁室内に上下方向に案内して配置し、
前記主フロートに前記大弁口よりも小径で上下に貫通した小通路を形成し、
前記小通路を開閉する副フロートを前記主フロートの下方の前記弁室内に上下方向に案内して配置した
排気弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013094715A JP2014214849A (ja) | 2013-04-26 | 2013-04-26 | 排気弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013094715A JP2014214849A (ja) | 2013-04-26 | 2013-04-26 | 排気弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014214849A true JP2014214849A (ja) | 2014-11-17 |
Family
ID=51940812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013094715A Pending JP2014214849A (ja) | 2013-04-26 | 2013-04-26 | 排気弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014214849A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106195414A (zh) * | 2016-09-20 | 2016-12-07 | 上海冠龙阀门机械有限公司 | 一种带有缓冲装置的复合式排气阀 |
-
2013
- 2013-04-26 JP JP2013094715A patent/JP2014214849A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106195414A (zh) * | 2016-09-20 | 2016-12-07 | 上海冠龙阀门机械有限公司 | 一种带有缓冲装置的复合式排气阀 |
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